JP2002185112A - 配線基板の実装構造および半導体装置 - Google Patents

配線基板の実装構造および半導体装置

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  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
  • Wire Bonding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の配線基板の実装構造では、配線基板と
外部電気回路基板との接続部において高周波の電気信号
の反射・放射損失が大きいため、良好な高周波の電気信
号の伝送ができず、また確実な導通を確保できない。 【解決手段】 接続パッド4は絶縁基板の中央方向に向
けて突出した半田引出部7が形成され、かつ導通パッド
5は対向する接続パッド4の半田引出部7と反対方向に
突出した半田引出部8が形成されている配線基板の実装
構造である。配線基板1の外部電気回路基板6への実装
時に、半田引出部7および8への半田3の流れ出しによ
るメニスカステールが形成され、その結果、配線基板1
と外部電気回路基板6の接続部の形状が傾斜構造となる
ことから、高周波の電気信号の反射・放射損失を低減で
きると同時に配線基板1と外部電気回路基板6との導通
を確実に確保でき、高い接続信頼性を得ることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロ波または
ミリ波等の高周波の電気信号を処理する半導体素子を搭
載する配線基板の実装構造および半導体装置に関し、特
に外部電気回路基板との接続部における高周波の電気信
号の伝送特性を改善した配線基板の実装構造および半導
体装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、マイクロ波やミリ波の電気信号を
処理する半導体素子を配線基板に搭載して成る半導体装
置は、外部電気回路基板との電気的接続をリード線で行
なうタイプが主流であったが、伝送信号のさらなる高周
波化に対し接続部での信号伝送ロスを少なくするため
に、外部電気回路基板との接続部の長さをより短くする
ことが必要になり、そのためリード線に代えて配線基板
の下面に接続パッドを設け、これを半田を用いて外部電
気回路基板と接続する表面実装型のチップスケールパッ
ケージ(CSP)やボールグリッドアレイタイプの採用
が進められている。
【0003】これら表面実装型の半導体装置に用いられ
る配線基板は、例えば酸化アルミニウム質焼結体やガラ
スセラミックス焼結体等から成る絶縁基板とタングステ
ンや銅等の金属材料から成る配線導体から構成され、そ
の配線基板の上面に高周波半導体素子をワイヤーボンデ
ィング実装法やフリップチップ実装法等を用いて搭載
し、配線基板と高周波半導体素子を電気的に接続させる
ことにより半導体装置と成る。この配線基板は内部に配
線導体を有し、その配線導体は、配線基板上面に形成さ
れた電極パッドから配線基板の下面に形成された接続パ
ッドまで配設される。そして、この半導体装置は配線基
板の接続パッドが低融点ろう材を用いて外部電気回路基
板と物理的および電気的に接合され、外部電気回路基板
に実装される。
【0004】一般に、伝送信号は高周波化するにつれ直
進性が強くなり、CSPやボールグリッドアレイタイプ
等の半導体装置に用いられる配線基板と外部電気回路基
板との接続部のような信号伝送経路がほぼ直角に屈曲し
ている部分では、伝送信号の一部が配線導体の壁面で反
射や放射を起こし、その結果、電気信号特性の劣化が発
生するが、その対策としては、その接続部を傾斜させる
ことによって配線導体の壁面での反射や放射を抑制でき
ることが知られている。
【0005】このような接続部を傾斜させる方法として
特公平6−16521号公報には、図5に断面図で示すよう
に、半導体素子11の電極12と配線基板14の電極パッド13
の位置をずらして形成することにより電気信号伝送経路
の垂直方向の屈曲部が鈍角を成すことを特徴とする半導
体装置が提案されている。なお、15は電極12と電極パッ
ド13とを接続する低融点ろう材としての半田である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この特
公平6−16521号公報に提案された半導体装置において
は、対向する電極12と電極パッド13それぞれの位置をず
らすことによって、両者の重なり部分が小さくなってし
まうため、半田15を介して対向する半導体素子11を配線
基板14へ実装する際のわずかな実装ズレにより導通不良
が発生するという問題点があった。また同様に、配線基
板14を外部電気回路基板へ実装する場合においても同様
な問題点が発生するというものであった。
【0007】本発明は上記従来技術における問題点を解
決すべく完成されたものであり、その目的は、配線基板
を半田を介して外部電気回路基板上へ実装する際、配線
基板と外部電気回路基板との接続部において高周波の電
気信号を良好な伝送特性で伝送できる配線基板の実装構
造を提供することにある。
【0008】また本発明の目的は、配線基板を半田を介
して外部電気回路基板上へ実装した際、実装ズレに影響
されず、確実に配線基板と外部電気回路基板との導通を
確保でき、高い接続信頼性を得られると同時に、高周波
の電気信号を良好な伝送特性で配線基板と外部電気回路
基板間において伝送できる半導体装置を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の配線基板の実装
構造は、絶縁基板の上面に半導体素子が搭載され、下面
に前記半導体素子が電気的に接続されるとともに外部電
気回路基板との間で電気信号を入出力するための接続パ
ッドを有する配線基板を、前記接続パッドと前記外部電
気回路基板上面の導通パッドとを対向させて半田を介し
て接合することにより前記外部電気回路基板上に実装す
る配線基板の実装構造であって、前記接続パッドは前記
絶縁基板の中央方向に向けて突出した半田引出部が形成
され、かつ前記導通パッドは対向する前記接続パッドの
前記半田引出部と反対方向に突出した半田引出部が形成
されていることを特徴とするものである。
【0010】また、本発明の配線基板の実装構造は、上
記構成において、前記接続パッドの半田引出部および前
記導通パッドの半田引出部が、長さが0.1mm以上0.8m
m以下であり、各パッドとの接続部の幅が0.04mm以上
0.2mm以下であることを特徴とするものである。
【0011】また、本発明の半導体装置は、絶縁基板の
上面に半導体素子が搭載され、下面に前記半導体素子が
電気的に接続されるとともに外部電気回路基板との間で
電気信号を入出力するための接続パッドを有する配線基
板を、前記接続パッドと前記外部電気回路基板上面の導
通パッドとを対向させて半田を介して接合してなる半導
体装置であって、前記接続パッドは前記絶縁基板の中央
方向に向けて突出した半田引出部が形成され、かつ前記
導通パッドは対向する前記接続パッドの前記半田引出部
と反対方向に突出した半田引出部が形成されていること
を特徴とするものである。
【0012】また、本発明の半導体装置は、上記構成に
おいて、前記接続パッドの半田引出部および前記導通パ
ッドの半田引出部が、長さが0.1mm以上0.8mm以下で
あり、各パッドとの接続部の幅が0.04mm以上0.2mm
以下であることを特徴とするものである。
【0013】本発明の配線基板の実装構造によれば、配
線基板を構成する絶縁基板の下面に形成された接続パッ
ドは絶縁基板の中央方向に向けて突出した半田引出部が
形成され、かつ外部電気回路基板上の導通パッドは対向
する接続パッドの半田引出部と反対方向に突出した半田
引出部が形成されていることから、半田を介して配線基
板を外部電気回路基板へ実装する際、半田が接続パッド
および導通パッドそれぞれの半田引出部の表面に沿って
流れ出して引き出され、その結果、互いに逆方向の前記
半田によるメニスカステールが形成されることによって
配線基板と外部電気回路基板の接続部の形状が傾斜構造
となることから、その接続部における高周波の電気信号
の反射・放射損失を低減することができ、高周波の電気
信号を良好な伝送特性で伝送できると同時に、接続パッ
ドおよび導通パッドを対向させてこれらの重なり部分の
面積を十分に確保することができるため、半田による配
線基板と外部電気回路基板との接続強度が増加し、その
結果、高い接続信頼性を得ることができる。
【0014】また、接続パッドの半田引出部および導通
パッドの半田引出部を、長さが0.1mm以上0.8mm以下
であり、各パッドとの接続部の幅が0.04mm以上0.2m
m以下としたときには、配線基板と外部電気回路基板の
接続部の形状を傾斜構造と成すことができる十分なメニ
スカステールを形成できるとともに、その接続部におけ
る高周波の電気信号の反射・放射損失を低減することが
でき、高周波の電気信号を良好な伝送特性で伝送でき
る。
【0015】本発明の半導体装置によれば、配線基板を
構成する絶縁基板の上面に半導体素子が搭載され、下面
に前記半導体素子が電気的に接続されるとともに外部電
気回路基板との間で電気信号を入出力するための接続パ
ッドを有する配線基板を、接続パッドと外部電気回路基
板上面の導通パッドとを対向させて半田を介して接合し
てなる半導体装置であって、接続パッドは、絶縁基板の
中央方向に向けて突出した半田引出部が形成され、かつ
導通パッドは対向する接続パッドの半田引出部と反対方
向に突出した半田引出部が形成されていることから、半
田を介して配線基板を外部電気回路基板へ実装する際、
半田が接続パッドおよび導通パッドそれぞれの半田引出
部の表面に沿って流れ出して引き出され、その結果、互
いに逆方向の半田によるメニスカステールが形成される
ことによって配線基板と外部電気回路基板の接続部の形
状が傾斜構造となることから、高周波の電気信号の反射
・放射損失を低減できる接続部を有すると同時に、接続
パッドおよび導通パッドを対向させてこれらの重なり部
分の面積を十分に確保することができるため、半田によ
る配線基板と外部電気回路基板との接続強度が増加し、
その結果、高い接続信頼性を有する半導体装置を得るこ
とができる。
【0016】また、本発明の半導体装置によれば、接続
パッドの半田引出部および導通パッドの半田引出部を、
長さが0.1mm以上0.8mm以下であり、各パッドとの接
続部の幅が0.04mm以上0.2mm以下としたときには、
配線基板と外部電気回路基板の接続部の形状を傾斜構造
と成すことができる十分なメニスカステールを形成でき
ると同時に、実装ズレに影響されず確実に配線基板と外
部電気回路基板との接続部で高周波の電気信号に対する
良好な導通を確保できることから接続信頼性の高い半導
体装置を得ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0018】図1は、本発明の配線基板の実装構造およ
びこの実装構造を有する本発明の半導体装置の実施の形
態の一例を示す断面図である。図1において、1は配線
基板、2は半導体素子、3は半田、4は接続パッド、5
は導通パッド、6は外部電気回路基板を示す。
【0019】配線基板1を構成する絶縁基板1aは、酸
化アルミニウム質焼結体・窒化アルミニウム質焼結体・
ムライト質焼結体・炭化珪素質焼結体・ガラスセラミッ
クス焼結体等の電気絶縁材料から成る略四角形状の板体
であり、その内部に配線導体1bを有しており、またそ
の上面中央部には、半導体素子2を搭載するための半導
体素子搭載部1cを有している。
【0020】この半導体素子搭載部1c上にエポキシ樹
脂や銀エポキシ樹脂等を用いて半導体素子2を搭載し、
この半導体素子2上の電極と配線基板1上の電極パッド
1dとを金・銅・アルミニウム等の金属細線9で電気的
に接続した後、銅やアルミニウム等からなる金属または
酸化アルミニウム質焼結体等からなるセラミック製の蓋
体をエポキシ等の樹脂や金属ロウ材等による封着、また
は溶接によって封止することによって半導体装置と成
る。
【0021】そして、絶縁基板1aの下面に形成された
配線導体1bの導出部である接続パッド4と外部電気回
路基板6上の導通パッド5とを半田3で接続することに
より、半導体素子2と外部電気回路基板6とが金属細線
9、電極パッド1d、配線導体1bおよび接続パッド4
を介して電気的に接続される。
【0022】この配線基板1は、例えば絶縁基板1aが
酸化アルミニウム質焼結体から成る場合は、酸化アルミ
ニウム・酸化珪素・酸化マグネシウム・酸化カルシウム
等の原料粉末に適当な有機バインダ・溶剤・可塑剤・分
散材等を添加混合して泥漿状となすとともに、これを従
来周知のドクターブレード法を採用してシート状となす
ことにより、複数枚のセラミックグリーンシートを得、
しかる後、このセラミックグリーンシートに適当な打ち
抜き加工を施すとともに、タングステン・モリブデン・
マンガン・銅・銀・ニッケル・パラジウム・金等の金属
材料粉末に適当な有機バインダ・溶剤を混合してなる導
電ペーストを前記グリーンシートに予めスクリーン印刷
法等により所定パターンに印刷塗布することによって接
続パッド4および配線導体1b・電極パッド1dを形成
後、このグリーンシートを必要に応じて上下に積層し、
これを約1600℃の温度で焼成することによって製作され
る。
【0023】半田3は、配線基板1を構成する絶縁基板
1a下面の接続パッド4と外部電気回路基板6の導通パ
ッド5とを電気的・物理的に接続する働きを持つ。その
材料としては、鉛錫共晶半田や鉛高含有の鉛錫半田また
は鉛フリー半田を用いることができる。
【0024】外部電気回路基板6は、半田3を介して配
線基板1と物理的に接続されるだけでなく、高周波の電
気信号を配線基板に半田3を介して伝送する役割を持
つ。そのため、外部電気回路基板6は、半田3を介して
配線基板1と物理的・電気的接続を行なうための導通パ
ッド5と配線導体6aを有する。
【0025】外部電気回路基板6は、例えばガラス−エ
ポキシ樹脂・ガラス−フッ素樹脂・フッ素樹脂単体等か
らなる複数の絶縁層を積層して成る絶縁基体の各絶縁層
間および表面に銅箔から成る配線導体6aが被着されて
構成されている。このような絶縁基体を構成する絶縁層
は、樹脂単体による板状、またはガラス繊維を縦横に編
んで形成されたガラスクロスにエポキシ樹脂またはフッ
素樹脂を含浸させて板状にしたものであり、その上面に
銅箔が予め被着されており、その銅箔を所定のパターン
にエッチングすることにより配線導体6aが形成され
る。そしてこれらの各絶縁層を間に未硬化のエポキシ樹
脂またはフッ素樹脂から成る接着剤を挟んで重ね合わせ
るとともに、加熱装置を備えたプレス装置により加熱し
ながらプレスし接着剤を硬化させることにより積層一体
化される。
【0026】次に、この基板にルータービット等の機械
的研削により貫通孔を形成した後、メッキ法によりこの
貫通孔に銅等の金属メッキを行なう。その後、表層をエ
ポキシ樹脂やフッ素樹脂等の絶縁材料でコーティングす
ることにより外部電気回路基板6を形成する。
【0027】図2は本発明の半導体装置を構成する配線
基板1の実施の形態の一例における下面の接続パッド4
とこの配線基板1が実装される外部電気回路基板6の導
通パッド5を示す図である。
【0028】接続パッド4は、タングステン・モリブデ
ン・マンガン・銅・銀・ニッケル・パラジウム・金等の
金属材料粉末に適当な有機バインダ・溶剤を混合してな
る導電ペーストを、前記グリーンシートに予めスクリー
ン印刷法等により所定パターンに印刷塗布し、これを焼
成することによって形成される。
【0029】接続パッド4は、配線基板1を外部電気回
路基板6に半田3を用いることによって物理的に接続す
るだけでなく、高周波の電気信号を伝送し配線基板1と
外部電気回路基板6とを電気的に接続させる役割を持
つ。また、その表面にニッケルや金等の良導電性で耐蝕
性および半田3との濡れ性が良好な金属をメッキ法によ
り0.01〜20μmの厚みに被着させておくと、接続パッド
4の酸化腐食を有効に防止することができるとともに半
田3による配線基板1と外部電気回路基板6との接続を
強固となすことができる。
【0030】接続パッド4の内、電気信号を入出力する
接続パッド4には、高周波の電気信号を良好な伝送特性
で伝送させるために半田引出部7が形成される。通常、
絶縁基板1a内の配線導体1bは、配線基板1を外部電
気回路基板6へ実装する際の配線基板1と外部電気回路
基板6との接続部間での電気的短絡を防止するために隣
接する接続パッド4間の距離を大きくし、かつ高周波の
電気信号の伝送特性を劣化させないために、半導体素子
2を搭載する半導体素子搭載部1cを中心に外側へ向け
絶縁基板1a内で展開される。よって、半田引出部7も
配線導体1bの展開にあわせ、かつ高周波の電気信号の
伝送特性を劣化させないようにするために、半導体素子
2が搭載される絶縁基板1a上の半導体素子搭載部1c
に向けて突出するよう形成される。よって、半田引出部
7は、絶縁基板1a内の配線導体1bの展開にあわせ、
かつ高周波の電気信号の伝送特性を劣化させなければ、
絶縁基板1aの外周に対し直角でもあってもよく、絶縁
基板1a上の半導体素子搭載部1cを中心とする放射状
に形成してもかまわない。
【0031】また、半田引出部7は、高周波の電気信号
を良好な特性で伝送するために電気信号を入出力する全
ての接続パッド4に形成することが望ましい。
【0032】半田引出部7の大きさとしては、接続パッ
ド4と半田引出部7との接続部の幅が0.04mm未満の場
合には、接続パッド4からの半田3を半田引出部7へ引
出すことが難しくなる。また0.2mmを超える場合に
は、半田引出部7への半田3の流れ出し量が多くなり、
接続パッド4に接合される半田端子の中心の位置ズレが
大きくなることによって外部電気回路6の導通パッド5
に対して半田端子がズレて正確な接続ができなくなり、
その結果、配線基板1と外部電気回路基板6との導通不
良が発生する問題点が生じやすくなる。加えて、半田引
出部7を大きくすることは、接続パッド4の面積が大き
くなり配線基板1のグランド層との間に高い浮遊容量が
発生し、インピーダンスが急激に変化することによっ
て、高周波の電気信号の伝送特性の劣化が発生する恐れ
がある。そのため接続パッド4と半田引出部7との接続
部の幅は0.04mm以上0.2mm以下であることが好まし
い。
【0033】また、半田引出部7の長さは、0.1mm未
満の場合には、半田引出部7での半田メニスカステール
形成が十分でなく、配線基板1を外部電気回路基板6に
搭載する際の実装ズレにより接続部の形状が十分な傾斜
構造とならず、その結果、その接続部における高周波の
電気信号の反射・放射損失を低減できなくなる。また半
田引出部7の長さが0.8mmを超えると、半田引出部7
の先端まで半田3を引出すことが困難になるばかりでな
く、高密度に配設された隣接の接続パッド4と電気的短
絡しやすくなる。そのため、半田引出部7の長さは0.1
mm以上0.8mm以下であることが好ましい。
【0034】導通パッド5は、配線基板1を外部電気回
路基板6に半田3を用いることによって物理的に接続す
るだけでなく、高周波の電気信号を伝送し配線基板1と
外部電気回路基板6とを電気的に接続させる役割を持
つ。また、導通パッド5の材質として、半田3が濡れ易
く、また導通抵抗値の低い材料が必要であり、一般には
銅が用いられる。また、半田3との濡れ性を改善するた
めに導通パッド5表面に半田3との濡れ性が良好な厚み
0.01〜20μmの金属をメッキ法により被着させてもよ
い。
【0035】導通パッド5には、対向する接続パッド4
に形成された半田引出部7と反対方向に突出した半田引
出部8が形成される。
【0036】この半田引出部8の突出方向は、対向する
半田引出部7と反対の方向とすることが重要である。電
気信号は、高周波が進むにつれ直進性が強くなり信号伝
送経路が90度、あるいは90度より小さい角度で屈曲して
いる部分では伝送信号の一部が反射や放射を起こし、そ
の結果、信号特性の劣化が発生する。そのために、半田
引出部8は半田引出部7に対して90度を超える角度を有
することが必要であり、伝送信号の反射や放射を抑え、
信号特性の劣化を最小に低減させるために望ましくは18
0度異なる方向であることが望ましい。
【0037】半田引出部8は、高周波の電気信号を良好
な特性で伝送するために電気信号を入出力する全ての導
通パッド5に形成することが望ましい。
【0038】この半田引出部8の大きさについても、導
通パッド5と半田引出部8との接続部の幅が0.04mm未
満の場合には、導通パッド5からの半田3を半田引出部
8へ引出すことが難しくなる。また0.2mmを超える場
合には、半田引出部8への半田3の流れ出し量が大きく
なり、その結果、配線基板1の実装高さが低くなること
による接続信頼性の低下を招く問題が発生しやすくな
る。したがって、半田引出部8の長さは、接続パッド4
に形成された半田引出部7と同様の理由により、0.1m
m以上0.8mm以下であることが好ましい。
【0039】なお、半田引出部7および半田引出部8の
長さおよび幅は、全てが同じ寸法でなくともかまわな
い。例えば応力が集中する外周コーナー部の接続パッド
および導通パッドに形成される半田引出部7および半田
引出部8は、高い接続信頼性を得るためにできるだけ長
さは長く、かつ幅は広くすることが望ましい。
【0040】
【実施例】以下に本発明の具体例を示す。
【0041】配線基板1の絶縁基板1aとして、外寸法
が13mm×13mm、厚みが0.4mmであり、材質がガラ
スセラミックス(誘電率ε=5)のものを準備した。
【0042】これら絶縁基板1aを用いた配線基板1
は、印刷法により形成した配線導体1b、電極パッド1
d、接続パッド4および半田引出部7を有するグリーン
シートを積層し焼成を行なうことによって得た。
【0043】接続パッド4は、これらの配線基板1の下
面に、直径が0.4mmの接続パッド4が0.8mmピッチで
図3aに示すような配列で165個形成した。そして、半
田引出部7の高周波の電気信号の伝送特性に与える影響
を調べるため、高周波の電気信号を伝送する接続パッド
4のみ半田引出部7を形成し、接続パッド4群の最外周
の各辺の中央部に1箇所ずつ、合計4箇所配置した。
【0044】また、外部電気回路基板6として、ガラス
クロスにフッ素樹脂を含浸させて形成した絶縁層の上面
に銅の配線導体6aを形成し、それらの絶縁層を積層し
たのちプレスし積層一体化したものを形成した。外部電
気回路基板6上面には直径が0.4mmの導通パッド5を
0.8mmピッチで図3bに示すように165個形成した。そ
して、半田引出部8の高周波の電気信号の伝送特性に与
える影響を調べるため、高周波の電気信号を伝送する導
通パッド5のみ半田引出部8を形成し、導通パッド5群
の最外周の各辺の中央部に1箇所ずつ、合計4箇所配置
した。
【0045】なお、半田引出部7および半田引出部8
は、高周波の電気信号の伝送特性に対する影響を調査す
るためそれぞれ長さが0から0.8mm、幅が0mmから
0.4mmの間で種々設定した。
【0046】配線基板1の配線導体1bは、配線基板1
上面の電極パッド1dと下面の接続パッド4とを電気的
に接続している。この例では、配線基板1上面での配線
導体1bの幅は0.18mm、長さは3.0mmとした。また
配線基板1上面の配線導体1bから0.1mmの間隔をお
いて同一面接地導体を配線基板1上面のほぼ全面に形成
した。
【0047】また、外部電気回路基板6の配線導体6a
は、フッ素系樹脂基板上に銅配線を形成しており、銅配
線の幅は0.26mm、長さは4.70mmとし、銅配線から0.
1mmの間隔をおいて同一面接地導体を形成した。
【0048】配線導体1bおよび6a、電極パッド1d
ならびに配線基板1下面の接続パッド4および半田引出
部7には、その表面に無電解Niメッキおよび無電解A
uメッキ処理を施した。それぞれのメッキ厚みは、2μ
mおよび0.1μmである。
【0049】配線基板1は、錫37重量%鉛63重量%であ
る半田ペーストを用いて外部電気回路基板6と接続を行
ない試料を得た。
【0050】そして、高周波の電気信号の伝送特性を評
価するため配線基板1上面の配線導体1bの先端部分お
よび外部電気回路基板6の銅配線の先端部分を、接続媒
体としてウエハープローブを用いてネットワークアナラ
イザーに接続し、各試料について高周波の電気信号に対
する反射損失S11および透過損失S21の測定を行なっ
た。
【0051】伝送が良好かどうかの判定は、高周波の電
気信号伝送のために必要とされる係数値である電圧反射
係数Γ=0.18および電圧透過係数T=0.90を下記式に導
入し得られた値、すなわち反射損失S11が−15dB以下
および透過損失S21が−1.0dB以上である電気信号の
周波数値が高いほど良好とした。なお、反射損失S11=
−20log│Γ│、透過損失S21=−20log│T│で
ある。
【0052】表1に測定結果を示す。
【0053】
【表1】
【0054】表1から明らかなように、高周波の電気信
号の伝送特性を劣化させず、より高い周波数の電気信号
を伝送させるためには、半田引出部7および半田引出部
8の長さを0.1mm以上0.8mm以下にする必要があるこ
と、また半田引出部の幅を0.04mm以上0.2mm以下に
する必要があることわかった。
【0055】すなわち、サンプルNo.1からサンプルNo.
5において判るように、半田引出部7および半田引出部
8を形成されていない場合46GHzの電気信号を伝送
することができたが、半田引出部7および半田引出部8
の長さを0.1mm以上にすることによって46GHzを超
える周波数の電気信号を伝送することができ、特に半田
引出部7および半田引出部8の長さが0.8mmの場合に
おいて62GHzの周波数の電気信号を伝送することがで
きた。
【0056】しかしながら、サンプルNo.6に示すよう
に半田引出部7および半田引出部8の長さが1.0mmを
超えた場合、半田引出部7および半田引出部8への半田
の流れ出しが十分でなかったため、62GHzを超える周
波数の電気信号を伝送させることは困難であったが、そ
れ以下の周波数の電気信号については良好な伝送が可能
であった。
【0057】また、サンプルNo.4およびサンプルNo.7
からサンプルNo.9において判るように半田引出部7お
よび半田引出部8の幅を0.04mm以上0.2mm以下にす
ることによって、半田引出部7および半田引出部8を設
けていない場合に伝送が可能だった周波数値である46G
Hzを超える周波数の電気信号を伝送することができ
た。
【0058】しかしながら、サンプルNo.10およびサン
プルNo.11に示すように半田引出部7および半田引出部
8の幅が0.2mmを超えた場合、46GHzを超える周波
数の電気信号を伝送させることは困難であったが、それ
以下の周波数の電気信号については良好な伝送が可能で
あった。これは、接続パッド4および導通パッド5の面
積が大きくなり、配線基板1および外部電気回路基板6
のグランド層との間に高い浮遊容量が発生し、インピー
ダンスが急激に変化したことにより、電気信号の伝送特
性が劣化したためである。
【0059】なお、本発明は上記の実施の形態の例に限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
であれば種々の変更は可能である。例えば、上記の実施
の形態の例において、半田引出部7および8の形状は、
図2に示すように略四角形状であったが、図4に示すよ
うな三角形状、楕円状等であってもかまわない。この場
合も、接続パッド4および導通パッド5との接続部の幅
は0.04mm以上0.2mm以下としておくことが好まし
い。
【0060】また、上記の実施の形態の例において配線
基板1への半導体素子2への実装法はワイヤーボンディ
ング法であったが、フリップチップ実装法でもかまわな
い。
【0061】
【発明の効果】以上のように本発明の配線基板の実装構
造によれば、配線基板を構成する絶縁基板の下面に形成
された接続パッドは絶縁基板の中央方向に向けて突出し
た半田引出部が形成され、かつ外部電気回路基板上の導
通パッドは対向する前期接続パッドの半田引出部と反対
方向に突出した半田引出部が形成されていることから、
半田を介して配線基板を外部電気回路基板へ実装する
際、半田が接続パッドおよび導通パッドそれぞれの半田
引出部の表面に沿って流れ出して引き出され、その結
果、互いに逆方向の半田によるメニスカステールが形成
されることによって配線基板と外部電気回路基板の接続
部の形状が傾斜構造となることから、その接続部におけ
る高周波の電気信号の反射・放射損失を低減することが
でき、高周波の電気信号を良好な伝送特性で伝送できる
と同時に、接続パッドおよび導通パッドを対向させてこ
れらの重なり部分の面積を十分に確保することができる
ため、半田による配線基板と外部電気回路基板との接続
強度が増加し、その結果、高い接続信頼性を得ることが
出来る。
【0062】また、接続パッドの半田引出部および導通
パッドの半田引出部を、長さが0.1mm以上0.8mm以下
であり、各パッドとの接続部の幅が0.04mm以上0.2m
m以下としたときには、配線基板と外部電気回路基板の
接続部の形状を傾斜構造と成すことができる十分なメニ
スカステールを形成でき、その結果、その接続部におけ
る高周波の電気信号の反射・放射損失を低減することが
でき、高周波の電気信号を良好な伝送特性で伝送でき
る。
【0063】本発明の半導体装置によれば、配線基板を
構成する絶縁基板の上面に半導体素子が搭載され、下面
に前記半導体素子が電気的に接続されるとともに外部電
気回路基板との間で電気信号を入出力するための接続パ
ッドを有する配線基板を、接続パッドと外部電気回路基
板上面の導通パッドとを対向させて半田を介して接合し
てなる半導体装置であって、接続パッドは絶縁基板の中
央方向に向けて突出した半田引出部が形成され、かつ導
通パッドは対向する接続パッドの半田引出部と反対方向
に突出した半田引出部が形成されていることから、半田
を介して配線基板を外部電気回路基板へ実装する際、半
田が接続パッドおよび導通パッドそれぞれの半田引出部
の表面に沿って流れ出して引き出され、その結果、互い
に逆方向の半田によるメニスカステールが形成されるこ
とによって配線基板と外部電気回路基板の接続部の形状
が傾斜構造となることから、高周波の電気信号の反射・
放射損失を低減できる接続部を有すると同時に、接続パ
ッドおよび導通パッドを対向させてこれらの重なり部分
の面積を十分に確保することができるため、半田による
配線基板と外部電気回路基板との接続強度が増加し、そ
の結果、高い接続信頼性を有する半導体装置を得ること
ができる。
【0064】また、本発明の半導体装置によれば、接続
パッドの半田引出部および導通パッドの半田引出部は、
長さが0.1mm以上0.8mm以下であり、各パッドとの接
続部の幅が0.04mm以上0.2mm以下であるときには、
配線基板と外部電気回路基板の接続部の形状を傾斜構造
と成すことができる十分なメニスカステールを形成でき
ると同時に、実装ズレに影響されず確実に配線基板と外
部電気回路基板との接続部で高周波の電気信号に対する
良好な導通を確保できることから接続信頼性の高い半導
体装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の配線基板の実装構造の実施の形態の一
例を示す断面図である。
【図2】(a)〜(c)は、それぞれ本発明の半導体装
置を構成する配線基板の接続パッドおよび外部電気回路
基板の導通パッドの一例を示し、(a)は配線基板の下
面の平面図、(b)は外部電気回路基板の上面の平面
図、(c)は接続パッドおよび導通パッドの平面図であ
る。
【図3】(a)および(b)は、それぞれ本発明の実施
例での配線基板と外部電気回路基板を示す平面図であ
る。
【図4】(a)〜(c)は、それぞれ本発明の半導体装
置を構成する配線基板の接続パッドおよび外部電気回路
基板の導通パッドの他の例を示す平面図である。
【図5】従来の配線基板の実装構造の例を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1・・・配線基板 1a・・絶縁基板 1b・・配線基板の配線導体 1c・・半導体素子搭載部 1d・・電極パッド 2・・・半導体素子 3・・・半田 4・・・接続パッド 5・・・導通パッド 6・・・外部電気回路基板 6a・・外部電気回路基板の配線導体 7・・接続パッドの半田引出部 8・・導通パッドの半田引出部 9・・金属細線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁基板の上面に半導体素子が搭載さ
    れ、下面に前記半導体素子が電気的に接続されるととも
    に外部電気回路基板との間で電気信号を入出力するため
    の接続パッドを有する配線基板を、前記接続パッドと前
    記外部電気回路基板上面の導通パッドとを対向させて半
    田を介して接合することにより前記外部電気回路基板上
    に実装する配線基板の実装構造であって、前記接続パッ
    ドは前記絶縁基板の中央方向に向けて突出した半田引出
    部が形成され、かつ前記導通パッドは対向する前記接続
    パッドの前記半田引出部と反対方向に突出した半田引出
    部が形成されていることを特徴とする配線基板の実装構
    造。
  2. 【請求項2】 前記接続パッドの半田引出部および前記
    導通パッドの半田引出部は、長さが0.1mm以上0.8mm
    以下であり、各パッドとの接続部の幅が0.04mm以上0.
    2mm以下であることを特徴とする請求項1記載の配線基
    板の実装構造。
  3. 【請求項3】 絶縁基板の上面に半導体素子が搭載さ
    れ、下面に前記半導体素子が電気的に接続されるととも
    に外部電気回路基板との間で電気信号を入出力するため
    の接続パッドを有する配線基板を、前記接続パッドと前
    記外部電気回路基板上面の導通パッドとを対向させて半
    田を介して接合して成る半導体装置であって、前記接続
    パッドは前記絶縁基板の中央方向に向けて突出した半田
    引出部が形成され、かつ前記導通パッドは対向する前記
    接続パッドの前記半田引出部と反対方向に突出した半田
    引出部が形成されていることを特徴とする半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記接続パッドの半田引出部および前記
    導通パッドの半田引出部は、長さが0.1mm以上0.8mm
    以下であり、各パッドとの接続部の幅が0.04mm以上0.
    2mm以下であることを特徴とする請求項3記載の半導
    体装置。
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