JP2002169440A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002169440A
JP2002169440A JP2000368027A JP2000368027A JP2002169440A JP 2002169440 A JP2002169440 A JP 2002169440A JP 2000368027 A JP2000368027 A JP 2000368027A JP 2000368027 A JP2000368027 A JP 2000368027A JP 2002169440 A JP2002169440 A JP 2002169440A
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Japan
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waste toner
toner container
cover
pipe
positioning
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JP2000368027A
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Makoto Sato
佐藤  誠
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 廃トナー容器の装着が簡単でかつ全てのパイ
プがその回収口に適正に挿入されるようにする。 【解決手段】 カバー61に廃トナー容器40を仮位置
決めして載置する載置部を設け、カバーの閉動作に伴っ
て廃トナー容器を位置決めする位置決め手段を設ける。
位置決め手段の押圧手段80は、最初のパイプ32がト
ナー回収口42に挿入される前に、廃トナー容器を押圧
して位置決めする。装置本体と廃トナー容器との間に
は、凹部とこの凹部をカバーの閉動作に伴い導きつつ当
該凹部と係合する凸部を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真技術を用
いて画像を形成するプリンター、ファクシミリ、複写機
等の画像形成装置に関する。特に、そのクリーニング手
段で発生した廃トナーを回収する廃トナー容器の装着技
術ないし位置決め技術に関するものである。
【従来の技術】一般に、電子写真技術を用いた画像形成
装置は、外周面に感光層を有する感光体と、この感光体
の外周面を一様に帯電させる帯電手段と、この帯電手段
により一様に帯電させられた外周面を選択的に露光して
静電潜像を形成する露光手段と、この露光手段により形
成された静電潜像に現像剤であるトナーを付与して可視
像(トナー像)とする現像手段と、この現像手段により
現像されたトナー像を転写対象である用紙等の記録材に
転写させる転写手段と、転写後に感光体の表面に残留し
ているトナーを除去するクリーニング手段とを有してい
る。また、転写手段としては、感光体上に形成されたト
ナー像が転写(一次転写)され、このトナー像をさらに
転写対象である用紙等の記録材に転写(二次転写)する
中間転写体を用いたものが知られており、その中間転写
体に対してもクリーニング手段が設けられている。そし
て、このような画像形成装置において、クリーニング手
段により除去されたトナー(廃トナー)の回収容量の増
大化を図るためには、クリーニング手段とは別の廃トナ
ー容器を用いて、クリーニング手段により除去されたト
ナーを回収するようにすることが望ましい。また、廃ト
ナー容器は、これが廃トナーで一杯になったときに交換
することができるように、あるいは上記クリーニング手
段等の交換を可能とするために、装置本体に対して着脱
可能に構成することが望ましい。
【0002】そこで、このような要望に応えるものとし
て、従来、図13に示すような画像形成装置が知られて
いる(特開昭60−134273号公報)。同図におい
て、1は画像形成装置本体、2はクリーニング手段(廃
トナーの発生源)である。クリーニング手段2には、廃
トナーを搬送するねじりバネ3cが内蔵されたパイプ3
が設けられている。パイプ3の先端部には、トナーの排
出口3aと、この排出口3aを開閉する筒状のシャッタ
4とが設けられている。シャッタ4には2つの鍔部4
a、4bが設けられており、鍔部4bと本体1との間に
はバネ5が設けられている。このバネ5によって、シャ
ッタ4は排出口3aを閉じる方向(矢印a方向)へ常時
付勢されているが、パイプ3の先端に設けられた突起3
bと当接することで、シャッタ4の抜けが防止されてい
る。一方、画像形成装置にはヒンジ1aで前面カバー6
が開閉可能に取り付けられており、このカバー6の内面
に、取付金具7で廃トナー容器8が着脱可能に取り付け
られている。図(e)に示すように、取付金具7は、ネ
ジ7aでカバー6の内面に固定されており、廃トナー容
器8の下部を挟むバネ部7bと、廃トナー容器8の両側
面を支持する支持部7c、7cとを有している。廃トナ
ー容器8には、廃トナーの回収口8aが設けられてお
り、この回収口8aには、図(b)に示すようにゴム製
のシール部材9が設けられている。シール部材9には、
カバー6の回動軌跡における半径方向(この場合縦方
向)に伸びる切れ目9a1とこれに直交する横方向の切
れ目9a2とからなる十字型の切れ目9aが設けられて
いる。
【0003】このような画像形成装置によれば、図
(a)に示すようにカバー6を開いた状態で廃トナー容
器8を着脱でき、図(c)に示すようにカバー6を閉め
ると、パイプ3の先端部が図(d)に示すようにシール
部材9を押し開くようにして容器8の回収口8aに挿入
され、クリーニング手段2からの廃トナーが容器8内に
回収されることとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の画像形
成装置には次のような課題がある。 <課題1>廃トナー容器8の装着は取付金具7に対して
行われるが、その装着作業が面倒である。すなわち、取
付金具7は、廃トナー容器8の下部を挟むバネ部7b
と、廃トナー容器8の両側面を支持する支持部7c、7
cとを有しているので、廃トナー容器8を装着するに
は、廃トナー容器8を支持部7c、7cの間に入れなが
らかつ廃トナー容器8の下部をバネ部7bに押し込まな
ければならず、面倒である。
【0005】<課題2>前述したように、装置によって
は、例えば感光体用のクリーニング手段と中間転写体用
のクリーニング手段との少なくとも2つのクリーニング
手段を有しているものがあり、このようなものにおいて
は、廃トナーの搬送パイプも2本以上となる。このよう
な場合において、各パイプからの廃トナーを回収する廃
トナー容器をパイプ毎に設けると廃トナー容器の個数が
多くなって装置全体の構造およびメンテナンス(着脱作
業)が繁雑となるので、廃トナー容器については1つと
することが望ましい。また、廃トナー容器を1つとした
場合に、そのトナー回収口を1つとしてその回収口に複
数本のパイプを挿入することとすると、パイプ間のシー
ル構造が複雑となるので、回収口についてはパイプの本
数と同数設けることが望ましい。すなわち、廃トナーの
搬送パイプが2本以上ある場合には、1つの廃トナー容
器にパイプと同数の回収口を設けるようにすることが望
ましいということになる。ところが、廃トナーの搬送パ
イプが2本以上あり、1つの廃トナー容器にパイプと同
数の回収口を設けた場合において、例えば、図13に示
したように、廃トナー容器をカバーに対して装着する構
成とすると、カバーの閉動作に伴ってパイプが廃トナー
容器の回収口に挿入される際に、その挿入タイミングが
各パイプおよび回収口によって異なるという事態が生じ
ることがある。例えば、2本のパイプがカバーの回動半
径方向(図13(a)において上下方向)において位置
を異にして配置されている場合には、回動中心側(図1
3(a)において下方)のパイプ(図示せず)の方がよ
り早く回収口に対して挿入を開始することとなる。そし
て、例えば図13に示したように、パイプ3に、付勢手
段5で常時閉方向に付勢されているがパイプ3の挿入動
作に伴って開かれるシャッタ4が設けられていると、最
初のパイプが回収口へ挿入を開始した際に、廃トナー容
器に対して上記付勢手段による力が作用し、この力によ
って廃トナー容器の位置がずれ、後のパイプと回収口と
の位置がずれて後のパイプがその回収口に適正に挿入さ
れなくなったり、カバーが閉じなくなったり、はなはだ
しくはパイプないし廃トナー容器あるいはカバー等に破
損を生じてしまうという問題が生じる。このような問題
は、カバーに対して廃トナー容器を強固に位置決め固定
することで解決することはできるが、そうすると、廃ト
ナー容器のカバーへの装着作業が面倒になってしまう。
【0006】この発明の第1の目的は、上記の課題1を
解決し、廃トナー容器の装着が簡単な画像形成装置を提
供することにある。第2の目的は、上記の課題2を解決
し、パイプが2本以上あるとともに、廃トナー容器に
は、カバーの閉動作に伴い、2本以上のパイプのうちの
少なくとも2本がタイミングを異にして挿入される2以
上のトナー回収口があり、2本以上のパイプのうち少な
くとも、最初にトナー回収口に挿入されるパイプに、付
勢手段で常時閉方向に付勢されているがパイプの挿入動
作に伴って開かれるシャッタが設けられている場合にお
いても、廃トナー容器の装着が簡単で、かつ全てのパイ
プがその回収口に適正に挿入される画像形成装置を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために請求項1記載の画像形成装置は、装置本体内で
発生した廃トナーを搬送するパイプと、装置の開閉可能
なカバーに取り付けられ、カバーが閉じられたときに前
記パイプのトナー排出口が挿通されるトナー回収口を有
する廃トナー容器とを備えた画像形成装置において、前
記カバーには、前記廃トナー容器をカバー内面に仮位置
決めして載置する載置部が設けられているとともに、装
置本体および廃トナー容器には、前記カバーの閉動作に
伴って装置本体ないしカバーに対して廃トナー容器を位
置決めする位置決め手段が設けられていることを特徴と
する。上記第2の目的を達成するために請求項2記載の
画像形成装置は、請求項1記載の画像形成装置におい
て、前記パイプが2本以上あるとともに、前記廃トナー
容器には、前記カバーの閉動作に伴い、前記2本以上の
パイプのうちの少なくとも2本がタイミングを異にして
挿入される2以上のトナー回収口があり、前記2本以上
のパイプのうち少なくとも、最初にトナー回収口に挿入
されるパイプには、付勢手段で常時閉方向に付勢されて
いるがパイプの挿入動作に伴って開かれるシャッタが設
けられており、前記位置決め手段は上記最初のパイプが
トナー回収口に挿入される前に、廃トナー容器を位置決
めする位置決め手段であることを特徴とする。請求項3
記載の画像形成装置は、請求項2記載の画像形成装置に
おいて、前記位置決め手段は、廃トナー容器をカバーに
向けて押圧することで廃トナー容器を位置決めする押圧
手段を有しており、この押圧手段による押圧が、上記最
初のパイプがトナー回収口に挿入される前に廃トナー容
器に対して作用することを特徴とする。請求項4記載の
画像形成装置は、請求項2記載の画像形成装置におい
て、前記位置決め手段は、装置本体と廃トナー容器との
間に設けられた、凸部または凹部とこの凸部または凹部
を前記カバーの閉動作に伴い導きつつ当該凸部または凹
部と係合する凹部または凸部とからなる位置決め部と、
廃トナー容器をカバーに向けて押圧することで廃トナー
容器を位置決めする押圧手段とを有しており、この押圧
手段による押圧が、上記最初のパイプがトナー回収口に
挿入される前に廃トナー容器に対して作用するととも
に、この押圧手段による押圧がなされる前に前記位置決
め部をなす凸部と凹部との係合が少なくとも開始される
ことを特徴とする。請求項5記載の画像形成装置は、請
求項3または4記載の画像形成装置において、前記押圧
手段は、前記カバーの回動中心近くに設けられているこ
とを特徴とする。請求項6記載の画像形成装置は、請求
項2,3,4,または5記載の画像形成装置において、
前記廃トナー容器のトナー回収口には、前記パイプが挿
入される際にパイプの先端部に押されて当該回収口を開
き、パイプが抜かれると当該回収口を閉じる開閉蓋が、
付勢部材で常時閉方向へ付勢された状態で設けられてい
ることを特徴とする。
【0008】
【作用効果】請求項1記載の画像形成装置は、装置本体
内で発生した廃トナーを搬送するパイプと、装置の開閉
可能なカバーに取り付けられ、カバーが閉じられたとき
に前記パイプのトナー排出口が挿通されるトナー回収口
を有する廃トナー容器とを備え、前記カバーには、前記
廃トナー容器をカバー内面に仮位置決めして載置する載
置部が設けられているとともに、装置本体および廃トナ
ー容器には、前記カバーの閉動作に伴って装置本体ない
しカバーに対して廃トナー容器を位置決めする位置決め
手段が設けられているので、この画像形成装置によれ
ば、上記カバー内面の載置部に廃トナー容器を載置し、
カバーを閉じることによって、その閉動作に伴い位置決
め手段によって装置本体ないしカバーに対して廃トナー
容器が位置決めされることとなる。すなわち、この画像
形成装置によれば、カバー内面の載置部に廃トナー容器
を載置し、カバーを閉じるだけで廃トナー容器が位置決
めされることとなるので、廃トナー容器の装着作業が極
めて簡単になる。請求項2記載の画像形成装置によれ
ば、請求項1記載の画像形成装置において、前記パイプ
が2本以上あるとともに、前記廃トナー容器には、前記
カバーの閉動作に伴い、前記2本以上のパイプのうちの
少なくとも2本がタイミングを異にして挿入される2以
上のトナー回収口があり、前記2本以上のパイプのうち
少なくとも、最初にトナー回収口に挿入されるパイプに
は、付勢手段で常時閉方向に付勢されているがパイプの
挿入動作に伴って開かれるシャッタが設けられており、
前記位置決め手段は上記最初のパイプがトナー回収口に
挿入される前に、廃トナー容器を位置決めする位置決め
手段であるので、最初のパイプが回収口への挿入を開始
し、廃トナー容器に対して上記付勢手段による力が作用
した際には、すでに、上記位置決め手段によって廃トナ
ー容器は位置決めされた状態となっている。したがっ
て、上記付勢手段による力によって廃トナー容器の位置
がずれるということがなくなり、全てのパイプがその回
収口に適正に挿入されることとなる。結果として、カバ
ーが閉じなくなったり、パイプないし廃トナー容器ある
いはカバー等が破損するということもなくなる。すなわ
ち、請求項2記載の画像形成装置によれば、パイプが2
本以上あるとともに、廃トナー容器には、カバーの閉動
作に伴い、2本以上のパイプのうちの少なくとも2本が
タイミングを異にして挿入される2以上のトナー回収口
があり、2本以上のパイプのうち少なくとも、最初にト
ナー回収口に挿入されるパイプに、付勢手段で常時閉方
向に付勢されているがパイプの挿入動作に伴って開かれ
るシャッタが設けられている場合においても、廃トナー
容器の装着作業が極めて簡単であり、かつ全てのパイプ
がその回収口に適正に挿入されることとなる。請求項3
記載の画像形成装置によれば、請求項2記載の画像形成
装置において、前記位置決め手段は、廃トナー容器をカ
バーに向けて押圧することで廃トナー容器を位置決めす
る押圧手段を有しており、この押圧手段による押圧が、
上記最初のパイプがトナー回収口に挿入される前に廃ト
ナー容器に対して作用する構成となっているので、カバ
ーの閉動作に伴う、上記最初のパイプのトナー回収口へ
の挿入前の廃トナー容器の位置決めが円滑になされるこ
ととなる。請求項4記載の画像形成装置によれば、請求
項2記載の画像形成装置において、前記位置決め手段
は、装置本体と廃トナー容器との間に設けられた、凸部
または凹部とこの凸部または凹部を前記カバーの閉動作
に伴い導きつつ当該凸部または凹部と係合する凹部また
は凸部とからなる位置決め部と、廃トナー容器をカバー
に向けて押圧することで廃トナー容器を位置決めする押
圧手段とを有しており、この押圧手段による押圧が、上
記最初のパイプがトナー回収口に挿入される前に廃トナ
ー容器に対して作用するとともに、この押圧手段による
押圧がなされる前に前記位置決め部をなす凸部と凹部と
の係合が少なくとも開始される構成となっているので、
カバーの閉動作に伴う、上記最初のパイプのトナー回収
口への挿入前の廃トナー容器の位置決めが円滑になされ
ることとなる。しかも、押圧手段による押圧がなされる
前に位置決め部をなす凸部と凹部との係合が少なくとも
開始されるので、押圧手段による押圧力が多少不均一に
作用しても廃トナー容器がずれるということがなくな
り、確実に全てのパイプがその回収口に適正に挿入され
ることとなる。請求項5記載の画像形成装置によれば、
請求項3または4記載の画像形成装置において、前記押
圧手段は、前記カバーの回動中心近くに設けられている
ので、押圧手段が設けられているにもかかわらず、カバ
ーの閉動作に大きな力を要するということがなくなり、
カバーを容易に閉じることができるようになる。したが
ってまた、カバーを閉状態に保持する手段(例えばマグ
ネット)の保持力も小さくすることができ、結果として
カバーを容易に開くことができるようになる。請求項6
記載の画像形成装置によれば、請求項2,3,4,また
は5記載の画像形成装置において、前記廃トナー容器の
トナー回収口には、前記パイプが挿入される際にパイプ
の先端部に押されて当該回収口を開き、パイプが抜かれ
ると当該回収口を閉じる開閉蓋が、付勢部材で常時閉方
向へ付勢された状態で設けられているので、廃トナー容
器の着脱作業時における廃トナー容器内からのトナー漏
れを防止することができる。すなわち、図13に示した
従来の画像形成装置では、廃トナー容器8の回収口8a
に設けられているシール部材9に切れ目9aが設けられ
ているので、図13(a)に示すようにカバー6を開い
て廃トナー容器8を着脱する際、上記切れ目9aからト
ナーが漏れ、作業者や周辺を汚すおそれがあったが、こ
の請求項6記載の画像形成装置によれば、そのようなお
それがなくなる。ところで、このような開閉蓋を設ける
と、最初のパイプが回収口へ挿入を開始した際に廃トナ
ー容器に対して作用する力として、パイプのシャッタを
付勢する上記付勢力に加えて開閉蓋を付勢する付勢力も
加わることとなるが、この発明によれば、上記請求項
2,3,4,または5記載の構成となっているので、開
閉蓋が設けられているにもかかわらず、全てのパイプが
その回収口に適正に挿入されることとなる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明に係る画像形
成装置の一実施の形態における感光体と中間転写体とを
示す概略正面図、図2は廃トナー容器を示す斜視図、図
3(a)は図2の部分拡大図、図3(b)は図(a)に
おけるb−b断面図(端面図)である。
【0010】図1に示すように、この画像形成装置は、
図示矢印方向に回転駆動される、外周面に感光層を有す
る感光体10と、この感光体10の外周面を一様に帯電
させる帯電手段(帯電ローラ)11と、この帯電手段1
1により一様に帯電させられた外周面を選択的に露光L
1して静電潜像を形成する露光手段12と、この露光手
段12により形成された静電潜像に現像剤であるトナー
を付与して可視像(トナー像)とする4色の現像手段
(現像ローラ)13(Y、C、M、K)と、この現像手
段13により現像されたトナー像が転写(一次転写)さ
れ、このトナー像をさらに転写対象である用紙等の記録
材に転写(二次転写)する中間転写体(中間転写ベル
ト)14と、一次転写後に感光体10の表面に残留して
いるトナーを除去する第1クリーニング手段20と、二
次転写後に中間転写ベルト14上に残留しているトナー
を除去する第2クリーニング手段30とを有している。
また、上記第1,第2クリーニング手段からの廃トナー
を回収する廃トナー容器40(図2参照)を有してい
る。
【0011】第1クリーニング手段20は、感光体10
の表面から残留トナーを掻き落とすクリーニングブレー
ド21と、このブレード21で掻き落とされたトナーを
廃トナーボトル40(図2参照)へ向けて搬送するスク
リュー内蔵の搬送パイプ22とを有している。第2クリ
ーニング手段30は、中間転写ベルト14の表面から残
留トナーを掻き落とすクリーニングブレード31と、こ
のブレード31で掻き落とされたトナーを廃トナーボト
ル40(図2参照)へ向けて搬送するスクリュー内蔵の
搬送パイプ32とを有している。
【0012】図2に示すように、廃トナー容器40は、
容器本体50と、この容器本体50の上部で最上部(頭
部)53に形成された、上記第1クリーニング手段20
の搬送パイプ22との連結部(廃トナーの回収口でもあ
る)41と、同じく容器本体50の上部(頭部)54に
形成された、上記第2クリーニング手段30の搬送パイ
プ32との連結部(廃トナーの回収口でもある)42と
を有している。これら回収口41,42は、前記パイプ
22,32の位置に対応させて、水平方向および鉛直方
向において位置を異にして設けられている。
【0013】廃トナー容器40は、図4(a)(b)に
示すように画像形成装置本体60に対して軸62回りに
開閉可能に設けられているカバー(例えば前面カバー)
61の内面に着脱可能に取り付けられていて、カバー6
1の開閉によりカバー61とともに図4(a)(b)の
矢印a、b方向へ上記軸62を中心として回動するよう
になっている。そして、図4(b)に示すようにカバー
61が矢印b方向へ閉じられたとき、上記連結部(回収
口)41、42に搬送パイプ22、32の先端部が挿入
され、上記クリーニング手段20,30からの廃トナー
が搬送パイプ22、32およびそのトナー排出口22
a、32aを通じて廃トナー容器40内に回収されるよ
うになっている。トナー回収口41,42は、図2に示
すようにカバー61の回動軌跡における半径方向(この
実施の形態では鉛直方向)に長い長穴状に形成されてお
り、図5に示すように、その下方41a、42aがそれ
ぞれパイプ22の後方(図5において左方)へ向かって
突き出すように傾斜している。
【0014】図2,図5に示すように、回収口41,4
2の内方には、それぞれ開閉蓋46が設けられている。
図5に示すように、開閉蓋46は、容器40内部に設け
られた支持部47に軸47aで回動可能に支持されてい
る。軸47aに装着されたねじりバネ48の一端48a
が開閉蓋46の背部に当接し、他端48bが容器40内
のバネ掛け部40aに係合していることによって、開閉
蓋46は図(a)に示すように回収口41(42)を閉
じる方向へ常時付勢されていて、パイプ22(32)が
挿入されない状態では回収口41(42)を閉じている
が、図(b)に示すように、回収口41(42)にパイ
プ22(32)が挿入されると、パイプの先端22cに
押されて図示のように回動し、回収口41(42)が開
かれるようになっている。
【0015】図5(a)に示すように、パイプ22(3
2)の挿入時にパイプ22(32)が当接を開始する、
開閉蓋46における当接開始位置46aと、図5(b)
に示すように、パイプ22(32)の挿入完了時の開閉
蓋46における当接完了位置46bとは同一面上にな
く、かつ、図5(a)に示すように開閉蓋46が閉じた
状態において当接開始位置46aがパイプ22(32)
側寄りに偏倚している。この実施の形態では、当接完了
位置46bをなす面から、当接開始位置46aをなす部
位が突起状に形成されており(図2参照)、これによっ
て、当接開始位置46aがパイプ22(32)側寄りに
偏倚している。
【0016】開閉蓋46におけるトナー回収口側(図5
において左側)の面には、開閉蓋46が図5(a)に示
すように閉じた際に、トナー回収口の縁部41c(図
(b)参照)との間に介装されるシール体46cが上記
当接開始位置46aを除いて設けられている。すなわ
ち、当接開始位置46aにはシール体46cは設けられ
ていない。シール体46cは、例えば、発泡ウレタンシ
ートで構成する。
【0017】図7に示すように、廃トナー容器40のト
ナー回収口41,42における、前記開閉蓋46よりも
パイプ側(図(a)において左側)には、パイプ22
(32)との間の隙間C(図(a)(c)参照)を塞ぐ
シール部材70が設けられている。シール部材70は、
ゴムシートまたは発泡ウレタンシートによって構成され
る。図7(b)に示すように、トナー回収口41,42
および上記頭部53,54の前面53b、54bは、そ
れぞれ長穴状に形成されているので、図(d)に示すよ
うにシール部材70もその形状が全体として長円状に形
成されている。シール部材70は、適宜の接着剤で、上
記頭部53,54の前面53b、54bに貼り付けられ
ている。図(b)および(d)に示すように、シール部
材70には、パイプ22(32)の中心Oを通り、カバ
ーの回動軌跡における半径方向(この実施の形態では鉛
直方向)にのみ伸びる切れ目71が設けられているとと
もに、回収口41(42)に挿通されたパイプ22(3
2)に対応する位置に、パイプ22(32)の外径D2
よりも小さな径D1の開口72が形成されている。
【0018】上記連結部(回収口)41、42と搬送パ
イプ22、32との連結構造および廃トナー容器40の
装着、位置決め構造について、以下詳しく説明する。な
お、連結部(回収口)41、42と搬送パイプ22、3
2との連結構造については基本的に同一構造であるの
で、連結部41および搬送パイプ22を代表させて説明
する。
【0019】図6(a)に示すように、搬送パイプ22
の先端には上記排出口22aと、これを開閉する筒状の
シャッタ23とが設けられている。シャッタ23(3
3)には鍔部23a(33a)(図1参照)と、バネ受
け部23b(33b)とが設けられており、バネ受け部
23bとパイプ本体のバネ受け部22b(32b)との
間に付勢手段であるバネ24が設けられている。このバ
ネ24によって、シャッタ23は排出口22aを閉じる
方向(矢印X1方向)へ常時付勢されているが、図示し
ないストッパと当接することで、シャッタ23のパイプ
22からの抜けが防止されている。
【0020】一方、図8および図9に示すように、画像
形成装置のカバー61には、廃トナー容器40をカバー
内面に仮位置決めして載置する載置部67が設けられて
いる。また、後述するように、装置本体60および廃ト
ナー容器40には、カバー61の閉動作に伴って廃トナ
ー容器40を装置本体60ないしカバー61に対して位
置決めする位置決め手段が設けられている。なお、廃ト
ナー容器40の本体50はブロー成形によって作成され
るが、カバー61は、それよりも強度および精度に優れ
た材料および成型(例えば射出成形)によって構成され
ている。
【0021】載置部67は、廃トナー容器40の外形状
に略適合した隔壁67aを、カバー61の内面に一体的
に形成することで構成されている。図8および図9に示
すように、この隔壁67aにおける、廃トナー容器40
の下部両端円筒部40b、40b(図2参照)に対応す
る部位には、図8(b)および図9に示すように廃トナ
ー容器40が載置された際に、上記円筒部40b、40
bと軽く係合する谷部67b、67bが形成されてい
る。
【0022】位置決め手段は、以下に説明するように、
位置決め部68と、押圧手段80とを有している。図
2、図4,および図10に示すように、位置決め部68
は、廃トナー容器40に設けられた凹部44と、画像形
成装置本体60側に設けられた凸部64(図10参照)
とからなっている。凸部64は、カバー61の閉動作に
伴い、図4および図10に示すように、凹部44を導き
つつ凹部44と係合する。なお、凹部と凸部は逆にして
もかまわない。
【0023】図9および図11に示すように、押圧手段
80は、カバー61の回動中心62近くにおいて、画像
形成装置本体60側に設けられた角筒状の基部81と、
この基部81に対して出没可能(矢印X1,X2方向に
スライド可能)に設けられた押圧部82とを有してい
る。基部81と押圧部82との間には圧縮バネ83が設
けられており、この圧縮バネ83によって押圧部82は
常時突出方向(図9の矢印X1方向)へ付勢されている
が、その爪部82aのストッパ作用によって基部81か
らの抜けが防止されている。このような押圧手段80は
図11に示すように、廃トナー容器40における上記円
筒部40b、40bに対応した位置に2つ設けられてい
る。押圧手段80は、図12(a)(b)に示すように
カバー61が閉じられる過程でその押圧部82が廃トナ
ー容器40の上記円筒部40b、40bと当接して廃ト
ナー容器40をカバー61に向けて押圧し、これによっ
て廃トナー容器40を位置決めする。
【0024】図12からも明らかなように、この実施の
形態では2本のパイプ22,32がカバー61の回動半
径方向(図12において上下方向)において位置を異に
して配置されているので、回動中心62側(図12にお
いて下方)のパイプ32の方が他のパイプ22よりも早
く回収口42に対して挿入を開始することとなるが、押
圧手段80による押圧は、図12(a)から明らかなよ
うに、上記最初のパイプ32がトナー回収口42に挿入
される前に廃トナー容器40に対して作用することとな
る。また、図12(a)および図4(a)(c)から明
らかなように、押圧手段80による押圧がなされる前
に、前記位置決め部68をなす凸部64と凹部44との
係合が少なくとも開始されるようになっている。すなわ
ち、上記最初のパイプ32がトナー回収口42に挿入さ
れる前に、位置決め手段によって廃トナー容器40が位
置決めされることとなる。
【0025】図6(a)〜(d)および図8に示すよう
に、画像形成装置のカバー61には、これに装着される
廃トナー容器40の前記頭部53(54)の両側にレバ
ー65,65が設けられている。図6(a)〜(d)に
示すように、レバー65は、長部65aと短部65bと
からなる平面視略Lであり、カバー61の内面に設けら
れた支持部61aに軸61bで回動可能に支持されてい
る。軸61bに装着されたねじりバネ66の一端66a
がレバー65のバネ掛け部65cに係合し、他端66b
がカバー61側のバネ掛け部61cに係合していること
によって、レバー65は図(b)において常時矢印Y1
方向へ付勢されているが、その回動はカバー61側に設
けられたストッパ61dに当接することによって規制さ
れている。したがって、レバー65は、これに外力が作
用しない状態(カバー61に対して廃トナー容器40が
適正に装着されていない状態)では、図6(b)および
図8(a)に示す状態となっている。そして、図(a)
に示すように、画像形成装置本体60側には、カバー6
1が、これに廃トナー容器40が装着されない状態(す
なわちレバー65が図(a)(b)に示す状態)で矢印
b方向へ閉じられてきた際に、レバー65の先端65d
に当接する当接部60aが設けられている。したがっ
て、廃トナー容器40が適正に装着されない状態でカバ
ー61が完全に閉じられてしまうという事態が防止され
る。
【0026】他方、図6(c)(d)および図8(b)
に示すように、カバー61に対して廃トナー容器40が
適正に装着されると、廃トナー容器40の上記頭部53
(54)の背面53a(54a)がレバー65の短部6
5bを押圧することによってレバー65がねじりバネ6
6の付勢力に抗して図6(b)において矢印Y2方向へ
回動し、図6(c)(d)および図8(b)に示すよう
な状態となる。したがって、このような状態(図6
(a)の仮想線65参照)で、カバー61が図6(a)
に矢印bで示すように閉じられてくると、レバー65の
先端65dが画像形成装置本体60側の当接部60aに
は当接せずに、パイプ22(32)のシャッタ23(3
3)の鍔部23a(33a)と当接する状態となり、こ
れによってシャッタ23(33)がバネ24の付勢力に
抗して矢印X2方向へ開いて廃トナーが廃トナー容器4
0内に回収され得る状態となる(図5(b)参照)。搬
送パイプ22、32からの廃トナーは、自然落下によっ
て廃トナー容器40内に貯留される。なお、以上のよう
なレバー65は必ずしも設けなくてもよく、廃トナー容
器40の回収口の縁部にシャッタ23(33)の鍔部2
3a(33a)が当接してシャッタ23(33)が開か
れるようにしてもよい。
【0027】以上のような廃トナー容器40の装着操作
および位置決めについて概説すると、次のようである。
先ず、図8(b)および図9に示すように、カバー61
を開いた状態で、廃トナー容器40をカバー61内の載
置部67上に載置する。次いで、カバー61を閉じる。
カバー61が閉じられる過程で、先ず図4(a)(c)
に示すように、位置決め部68をなす凸部64と凹部4
4との係合が開始され、次いで図12(a)に示すよう
に押圧手段80による廃トナー容器40に対する押圧が
開始される。その後さらにカバー61が閉じられる過程
で、先ずパイプ32が開閉蓋46を押し開きつつトナー
回収口42に挿入されることとなるが、パイプ32が開
閉蓋46に当接する時点(上記レバー65が設けられて
いない場合には廃トナー容器40の回収口の縁部42b
(図5(a)参照)にシャッタ33の鍔部33aが当接
する時点)では、位置決め部68をなす凸部64と凹部
44との係合が図4(a)(c)に示す状態よりもさら
に深まっており、これによって廃トナー容器40の回動
軸62の軸線方向に関する位置決めが略完全になされる
とともに、押圧手段80による廃トナー容器40に対す
る押圧が図12(a)に示した状態よりもさらに強まっ
ており、廃トナー容器40は略確実に位置決めされた状
態となる。その後さらにカバー61が閉じられる過程
で、次のパイプ22が開閉蓋46を押し開きつつトナー
回収口41に挿入されることとなるが、パイプ22が開
閉蓋46に当接する時点(上記レバー65が設けられて
いない場合には廃トナー容器40の回収口の縁部にシャ
ッタ23の鍔部23aが当接する時点)では、位置決め
部68をなす凸部64と凹部44との係合がさらに深ま
っているとともに、押圧手段80による廃トナー容器4
0に対する押圧がさらに強まっており、廃トナー容器4
0の位置決めはより確実な状態となっている。その後さ
らにカバー61が閉じられることによって、図4
(b)、図10(a)の仮想線に示すように、位置決め
部68をなす凸部64と凹部44とが完全に係合すると
ともに、図12(b)に示すように押圧手段80による
廃トナー容器40に対する押圧がさらに強まった状態で
完了して廃トナー容器40が完全に位置決めされた状態
とり、また、両パイプ22,32の挿入も完了する。な
お、この実施の形態ではカバー61の上部と画像形成装
置本体60との間に磁石(図8(a)の符号61m参
照)が設けられており、これによって、カバー61の閉
状態が保持される。
【0028】図2および図3に示すように、容器本体5
0の、画像形成装置本体側(図2において手前側)の側
壁51には、その外方(図2において手前側(図3
(b)において下方))に向かって内空の凸状でかつ縦
方向に伸び、回収された廃トナーによって内方が徐々に
満たされる、光透過性を有する薄肉部52が一体的に形
成されている。この実施の形態では、容器本体50は、
透明(または半透明)の合成樹脂をブロー成形すること
によって作成され、したがって、上記薄肉部52はこの
ブロー成形によって容器本体50と同時に形成される。
【0029】一方、画像形成装置本体の適所63(図3
(b)参照)には、前記カバー61が矢印b方向へ閉じ
られたときに、廃トナー容器40の上記薄肉部52を両
側から挟む位置に透過型の光センサ17が設けられてい
る。光センサ17は、投光部17aと受光部17bとを
有し、その光路(薄肉部52を横切る光路)にトナーが
ないとき、すなわち薄肉部52がトナーで満たされてい
ないときには、投光部17aからの光が薄肉部52を透
過して受光部17bで受光され、薄肉部52がトナーで
満たされると、投光部17aからの光が薄肉部52内の
トナーで遮光されて、受光部17bによる受光がなされ
なくなる。これによって、薄肉部52における検出位置
がトナーで満たされたこと、すなわち、この実施の形態
では廃トナー容器40の交換時期が検出されることとな
る。この実施の形態では、図2に示すように、廃トナー
容器40に2つの搬送パイプとの連結部(回収口)4
1、42が高さを異にして設けられているので、光セン
サ17は、低い方の連結部42よりも下方に設けられて
おり、低い方の連結部42からトナーが漏れ出す前に廃
トナー容器40が交換されるようになっている。
【0030】なお、図2において、43は廃トナー容器
40を交換する際に掴まれる掴み部、45は例えばメー
カー等により回収された廃トナー容器40から廃トナー
を捨てる際に開けられるキャップである。
【0031】以上のような画像形成装置によれば、次の
ような作用効果が得られる。 (a)装置本体60内で発生した廃トナーを搬送するパ
イプ22(32)と、装置の開閉可能なカバー61に取
り付けられ、カバー61が閉じられたときにパイプ22
(32)のトナー排出口22a(32a)が挿通される
トナー回収口41(42)を有する廃トナー容器40と
を備え、カバー61には、廃トナー容器40をカバー6
1内面に仮位置決めして載置する載置部67が設けられ
ているとともに、装置本体60および廃トナー容器40
には、カバー61の閉動作に伴って装置本体60ないし
カバー61に対して廃トナー容器40を位置決めする位
置決め手段(68,80、40b,67b、以下同じ)
が設けられているので、この画像形成装置によれば、カ
バー61内面の載置部67に廃トナー容器40を載置
し、カバー61を閉じることによって、その閉動作に伴
い位置決め手段によって装置本体60ないしカバー61
に対して廃トナー容器40が位置決めされることとな
る。すなわち、この画像形成装置によれば、カバー61
内面の載置部67に廃トナー容器40を載置し、カバー
61を閉じるだけで廃トナー容器40が位置決めされる
こととなるので、廃トナー容器40の装着作業が極めて
簡単になる。なお、廃トナー容器40を取り出す際に
は、カバー61を開いて取り出すだけでよいので、その
作業も極めて簡単である。 (b)パイプが2本以上(この実施の形態では2本)あ
るとともに、廃トナー容器40には、カバー41の閉動
作に伴い、2本のパイプ22,32がタイミングを異に
して挿入される2つのトナー回収口41,42があり、
2本のパイプ22,32には、付勢手段24で常時閉方
向に付勢されているがパイプの挿入動作に伴って開かれ
るシャッタ23,33が設けられており、位置決め手段
は最初のパイプ32がトナー回収口42に挿入される前
に、廃トナー容器40を位置決めする位置決め手段であ
るので、最初のパイプ32が回収口42への挿入を開始
し、廃トナー容器40に対して上記付勢手段24による
力が作用した際(上記レバー65が設けられていない場
合)には、すでに、上記位置決め手段によって廃トナー
容器40は位置決めされた状態となっている。したがっ
て、上記付勢手段24による力によって廃トナー容器4
0の位置がずれるということがなくなり、全てのパイプ
22,32がその回収口41,42に適正に挿入される
こととなる。結果として、カバー61が閉じなくなった
り、パイプ22,32ないし廃トナー容器40あるいは
カバー61等が破損するということもなくなる。すなわ
ち、この画像形成装置によれば、パイプが2本以上ある
とともに、廃トナー容器40には、カバーの閉動作に伴
い、2本以上のパイプのうちの少なくとも2本がタイミ
ングを異にして挿入される2以上のトナー回収口があ
り、2本以上のパイプのうち少なくとも、最初にトナー
回収口に挿入されるパイプ32に、付勢手段24で常時
閉方向に付勢されているがパイプ32の挿入動作に伴っ
て開かれるシャッタ33が設けられている場合において
も、廃トナー容器40の装着作業が極めて簡単であり、
かつ全てのパイプがその回収口に適正に挿入されること
となる。 (c)位置決め手段は、廃トナー容器40をカバー61
に向けて押圧することで廃トナー容器40を位置決めす
る押圧手段80を有しており、この押圧手段80による
押圧が、上記最初のパイプ32がトナー回収口42に挿
入される前に廃トナー容器40に対して作用する構成と
なっているので、カバー61の閉動作に伴う、上記最初
のパイプ32のトナー回収口42への挿入前の廃トナー
容器40の位置決めが円滑になされることとなる。 (d)位置決め手段は、装置本体60と廃トナー容器4
0との間に設けられた、凹部44(または凸部)とこの
凹部44(または凸部)をカバー61の閉動作に伴い導
きつつ当該凹部44(または凸部)と係合する凸部64
(または凹部)とからなる位置決め部68と、廃トナー
容器40をカバー61に向けて押圧することで廃トナー
容器40を位置決めする押圧手段80とを有しており、
この押圧手段80による押圧が、上記最初のパイプ32
がトナー回収口42に挿入される前に廃トナー容器40
に対して作用するとともに、この押圧手段80による押
圧がなされる前に前記位置決め部68をなす凸部64と
凹部44との係合が少なくとも開始される構成となって
いるので、カバー61の閉動作に伴う、上記最初のパイ
プ32のトナー回収口42への挿入前の廃トナー容器4
0の位置決めが円滑になされることとなる。しかも、押
圧手段80による押圧がなされる前に位置決め部68を
なす凸部64と凹部44との係合が少なくとも開始され
るので、押圧手段80による押圧力が多少不均一に作用
しても廃トナー容器40がずれるということがなくな
り、確実に全てのパイプがその回収口に適正に挿入され
ることとなる。 (e)押圧手段80は、カバー61の回動中心62近く
に設けられているので、押圧手段80が設けられている
にもかかわらず、カバー61の閉動作に大きな力を要す
るということがなくなり、カバー61を容易に閉じるこ
とができるようになる。したがってまた、カバー61を
閉状態に保持する手段(例えばマグネット61m)の保
持力も小さくすることができ、結果としてカバー61を
容易に開くことができるようになる。 (f)廃トナー容器40のトナー回収口41,42に
は、パイプが挿入される際にパイプの先端部に押されて
当該回収口を開き、パイプが抜かれると当該回収口を閉
じる開閉蓋46が、付勢部材48で常時閉方向へ付勢さ
れた状態で設けられているので、廃トナー容器40の着
脱作業時における廃トナー容器40内からのトナー漏れ
を防止することができる。すなわち、図13に示した従
来の画像形成装置では、廃トナー容器8の回収口8aに
設けられているシール部材9に切れ目9aが設けられて
いるので、図13(a)に示すようにカバー6を開いて
廃トナー容器8を着脱する際、上記切れ目9aからトナ
ーが漏れ、作業者や周辺を汚すおそれがあったが、この
実施の形態の画像形成装置によれば、そのようなおそれ
がなくなる。ところで、このような開閉蓋46を設ける
と、最初のパイプ32が回収口42へ挿入を開始した際
に廃トナー容器42に対して作用する力として、開閉蓋
46を付勢する付勢力が加わることとなるが、この実施
の形態の画像形成装置によれば、上記の構成となってい
るので、開閉蓋46が設けられているにもかかわらず、
全てのパイプがその回収口に適正に挿入されることとな
る。
【0032】(g)カバー61には、このカバー61に
廃トナー容器40が装着されてカバー61が閉じられる
際にシャッタ23、33に当接してシャッタ23,33
を開き、廃トナー容器40が装着されずにカバー61が
閉じられる際に装置本体61の規制部60aに当接して
カバー61の閉動作を阻止する作動部材(レバー)65
が設けられているので、カバー61に廃トナー容器40
が装着されて閉じられると、その過程でカバー61に設
けられている作動部材65がパイプのシャッタ23,3
3に当接してシャッタが開かれることとなる。すなわ
ち、シャッタ23,33の付勢手段(バネ)24による
付勢力は、廃トナー容器40には作用せず、上記作動部
材65を介してカバー61に作用することとなる。した
がって、シャッタ23,33の開き状態が安定し、廃ト
ナーの排出不良が生じ難くなる。また、廃トナー容器4
0の保持力を必ずしも大きくしなくてもシャッタ22,
32の安定した開き状態が得られるので、結果として廃
トナー容器40の装着作業の一層の容易化も図ることが
可能となる。さらに、廃トナー容器40が装着されずに
カバー61が閉じられようとした際には、上記作動部材
65が装置本体60の規制部(当接部)60aに当接す
ることによってカバー61の閉動作が阻止されるので、
廃トナー容器40が装着されない状態でカバー61が閉
じられてしまうことによる排出不良も防止されることと
なる。したがって、この実施の形態の画像形成装置によ
れば、廃トナーの排出不良を防止することができると同
時に、廃トナー容器40の装着も簡単になり、しかも廃
トナー容器40が装着されない状態でカバー61が閉じ
られることが防止されるという効果が得られる。 (h)作動部材は、カバー61に廃トナー容器40が装
着された場合にシャッタ23,33に当接する位置に回
動し、廃トナー容器40が装着されない場合に規制部6
0aに当接する位置に回動するレバー65で構成されて
いるので、簡単な構造で上記の効果を得ることができ
る。
【0033】(i)パイプ22(32)の挿入時にパイ
プが当接を開始する、開閉蓋における当接開始位置46
aと、パイプ22(32)の挿入完了時の、開閉蓋46
における当接完了位置46bとが同一面上になくかつ当
接開始位置46aがパイプ側寄りに偏倚している構成と
なっているので、パイプ22(32)をトナー回収口4
1(42)に挿入した際の開閉蓋46の開き角度θ1
(図5(b)参照)は、上記構成としない場合の開き角
度θ2(図5(b)および図10参照)に比べて小さく
なり、したがって、バネ力による開閉蓋46のパイプ2
2(32)に対する押圧力も小さくなる。このため、廃
トナー容器40の装着性(この実施の形態ではカバー6
1を閉じる際の円滑性)が損なわれるということがなく
なる。また、パイプ挿入時および装着後においても、パ
イプ22(32)からの反力が小さくなるため、廃トナ
ー容器40を所定位置に保持することが容易になるとと
もに、廃トナー容器40およびパイプ22(32)に大
きなストレスが生じてしまうということもなくなる。結
果として、より一層確実に全てのパイプをその回収口に
挿入することができるとともに、相対的に、バネ48の
バネ力を大きくして、開閉蓋46がトナー回収口41
(42)を閉じる力を大きくし、回収口41(42)か
らのトナー漏れを確実に防止することも可能となる。す
なわち、この実施の形態の画像形成装置によれば、廃ト
ナー容器40の装着性を損なわず、また装着後において
も廃トナー容器40およびパイプ22(32)に大きな
ストレスを生じさせることなく、廃トナー容器40の着
脱作業時に廃トナー容器40内からのトナー漏れを防止
することができることとなる。 (j)開閉蓋46におけるトナー回収口側の面には、開
閉蓋46が閉じた際にトナー回収口の縁部41cとの間
に介装されるシール体46cが設けられているので、廃
トナー容器40の着脱作業時における廃トナー容器40
内からのトナー漏れが確実に防止される。そして、この
シール体46cは、パイプの挿入時にパイプが当接を開
始する開閉蓋における当接部位46aを除いて設けられ
ているので、開閉蓋46の開動作が円滑になされること
となる。なお、突起状の当接開始位置46aは、シール
体46cを貼り付ける際の位置決めボス部として機能し
得るため、組立性が向上する。 (k)トナー回収口41(42)は、その下方41a
(42a)がパイプ22(32)の後方(図5において
左方)へ向かって突き出すように傾斜しているので、パ
イプ22(32)がトナー回収口に挿入されてトナーが
回収される際に、トナー回収口41(42)からのトナ
ーの飛散が生じ難くなる。 (l)トナー回収口41(42)の、開閉蓋46よりも
パイプ側には、回収口に挿入されたパイプとの間の隙間
Cを塞ぐシール部材70が設けられているので、パイプ
22(32)がトナー回収口41(42)に挿入されて
トナーが回収される際に、トナー回収口からのトナーの
飛散がより一層生じ難くなる。
【0034】(m)トナー回収口41(42)に、パイ
プ22(32)との間の隙間Cを塞ぐシール部材70が
設けられており、トナー回収口41(42)が、カバー
61の回動軌跡における半径方向に長い長穴状に形成さ
れているので、トナー回収口41(42)全体を大きく
しなくても廃トナー容器40の回動時における回収口4
1(42)の縁部41b(42b)(図5(a)参照)
とパイプ22(32)との当接を回避することができ、
パイプ22(32)を廃トナー容器40のより一層奥部
まで進入させることが可能となる。すなわち、図7
(c)に示すように、回収口(長穴)の短軸方向長さL
2をパイプの外径D2に可及的に近づけてパイプ22
(32)と回収口41(42)との隙間C1を小さくす
ることができると同時に、パイプ22(32)を廃トナ
ー容器40のより一層奥部まで進入させることができ、
結果として、廃トナー容器40からのトナーの飛散をよ
り良好に防止することができることとなる(少なくとも
トナーの飛散を著しく低減させることができる)。 (n)シール部材70には、パイプ22(32)の中心
Oを通りカバー61の回動軌跡における半径方向にのみ
伸びる切れ目71が設けられているので、パイプ22
(32)の回収口41(42)に対する抜き差し動作が
円滑になされるとともに、回収口(長穴)41(42)
の短軸方向側からのトナーの飛散を確実に防止すること
ができる。 (o)シール部材70には、トナー回収口41(42)
に挿通されたパイプ22(32)に対応する位置に、パ
イプの外径D2よりも小さな径D1の開口72が形成さ
れているので、パイプ外周面とシール部材70との密着
性が向上し、トナー回収口41(42)からのトナーの
飛散がより一層生じ難くなる。 (p)廃トナー容器40には、その側壁51において外
方に向かって内空の凸状でかつ縦方向に伸び、回収され
た廃トナーによって内方が徐々に満たされる、光透過性
を有する薄肉部52が一体的に形成されているととも
に、画像形成装置本体には、薄肉部52を両側から挟む
位置に透過型の光センサ17が設けられているので、廃
トナー容器40に回収された廃トナーの量が次第に増大
すると、これに伴って、廃トナー容器40の上記薄肉部
52の内方も廃トナーによって徐々に満たされて行き、
この廃トナーが上記光センサ17の透過光を遮断するこ
とによって、廃トナー容器40が廃トナーで一杯になる
前にその交換時期が検出されることとなる。すなわち、
簡単な構造で、廃トナー容器40の交換時期を検出する
ことが可能となる。
【0035】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものでは
なく、本発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可能
である。
【0036】
【発明の効果】請求項1記載の画像形成装置によれば、
カバー内面の載置部に廃トナー容器を載置し、カバーを
閉じるだけで廃トナー容器が位置決めされることとなる
ので、廃トナー容器の装着作業が極めて簡単になる。ま
た、請求項2〜6記載のいずれの画像形成装置によって
も、全てのパイプがその回収口に適正に挿入されること
となり、結果として、カバーが閉じなくなったり、パイ
プないし廃トナー容器あるいはカバー等が破損するとい
うこともなくなる。さらに、請求項3記載の画像形成装
置によれば、カバーの閉動作に伴う、最初のパイプのト
ナー回収口への挿入前の廃トナー容器の位置決めが円滑
になされることとなる。請求項4記載の画像形成装置に
よれば、カバーの閉動作に伴う、最初のパイプのトナー
回収口への挿入前の廃トナー容器の位置決めが円滑にな
されることとなり、しかも、確実に全てのパイプがその
回収口に適正に挿入されることとなる。請求項5記載の
画像形成装置によれば、カバーの閉動作に大きな力を要
するということがなくなり、カバーを容易に閉じること
ができるようになる。したがってまた、カバーを閉状態
に保持する手段(例えばマグネット)の保持力も小さく
することができ、結果としてカバーを容易に開くことが
できるようになる。請求項6記載の画像形成装置によれ
ば、廃トナー容器の着脱作業時における廃トナー容器内
からのトナー漏れを防止することができ、開閉蓋が設け
られているにもかかわらず、全てのパイプがその回収口
に適正に挿入されることとなる。
【0037】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の一実施の形態にお
ける感光体と中間転写体とを示す概略正面図。
【図2】廃トナー容器を示す斜視図。
【図3】(a)は図2の部分拡大図、(b)は図(a)
におけるb−b断面図(端面図)。
【図4】(a)(b)はカバーの開閉状態を示す概略
図。
【図5】(a)(b)は開閉蓋の開閉状態を示す図。
【図6】廃トナー容器と搬送パイプとの連結構造を示す
図で、(a)は廃トナー容器が装着されていない場合の
カバーと本体との関係を示す部分側面図、(b)は廃ト
ナー容器が装着されていない場合のカバーの状態を示す
部分側面図、(c)は廃トナー容器が装着された場合の
カバーの部分平面図(図(a)を正面とした場合の平面
図)、(d)は同じく部分側面図。
【図7】(a)は廃トナー容器40のトナー回収口にパ
イプが挿入された状態を示す部分側面図、(b)(c)
(d)はそれぞれ図(a)を正面とした場合の部分省略
左側面図。
【図8】(a)(b)はそれぞれカバー61の内面を示
す図。
【図9】カバー61が開かれた状態の側面図。
【図10】位置決め部68の拡大図で、(a)は図2に
おけるXa−Xa端面図、(b)は凸部64の横断面
図。
【図11】廃トナー容器40と押圧手段80との位置関
係を示す図(本体側から見た図)。
【図12】(a)(b)は作用説明図。
【図13】(a)〜(e)は従来技術の説明図。
【符号の説明】
22,32 パイプ 22a、32a トナー排出口 23,33 シャッタ 24 バネ(付勢手段) 40 廃トナー容器 40b 円筒部(位置決め部段) 41,42 トナー回収口 41b、42b トナー回収口の縁部 44 凹部(位置決め部) 46 開閉蓋 48 バネ(付勢部材) 60 装置本体 61 カバー 64 凸部(位置決め部) 67 載置部 67b 谷部(位置決め手段) 68 位置決め部(位置決め手段) 80 押圧手段(位置決め手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体内で発生した廃トナーを搬送す
    るパイプと、装置の開閉可能なカバーに取り付けられ、
    カバーが閉じられたときに前記パイプのトナー排出口が
    挿通されるトナー回収口を有する廃トナー容器とを備え
    た画像形成装置において、 前記カバーには、前記廃トナー容器をカバー内面に仮位
    置決めして載置する載置部が設けられているとともに、
    装置本体および廃トナー容器には、前記カバーの閉動作
    に伴って装置本体ないしカバーに対して廃トナー容器を
    位置決めする位置決め手段が設けられていることを特徴
    とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記パイプが2本以上あるとともに、前
    記廃トナー容器には、前記カバーの閉動作に伴い、前記
    2本以上のパイプのうちの少なくとも2本がタイミング
    を異にして挿入される2以上のトナー回収口があり、 前記2本以上のパイプのうち少なくとも、最初にトナー
    回収口に挿入されるパイプには、付勢手段で常時閉方向
    に付勢されているがパイプの挿入動作に伴って開かれる
    シャッタが設けられており、 前記位置決め手段は上記最初のパイプがトナー回収口に
    挿入される前に、廃トナー容器を位置決めする位置決め
    手段であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 前記位置決め手段は、廃トナー容器をカ
    バーに向けて押圧することで廃トナー容器を位置決めす
    る押圧手段を有しており、この押圧手段による押圧が、
    上記最初のパイプがトナー回収口に挿入される前に廃ト
    ナー容器に対して作用することを特徴とする請求項2記
    載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記位置決め手段は、装置本体と廃トナ
    ー容器との間に設けられた、凸部または凹部とこの凸部
    または凹部を前記カバーの閉動作に伴い導きつつ当該凸
    部または凹部と係合する凹部または凸部とからなる位置
    決め部と、廃トナー容器をカバーに向けて押圧すること
    で廃トナー容器を位置決めする押圧手段とを有してお
    り、この押圧手段による押圧が、上記最初のパイプがト
    ナー回収口に挿入される前に廃トナー容器に対して作用
    するとともに、この押圧手段による押圧がなされる前に
    前記位置決め部をなす凸部と凹部との係合が少なくとも
    開始されることを特徴とする請求項2記載の画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 前記押圧手段は、前記カバーの回動中心
    近くに設けられていることを特徴とする請求項3または
    4記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記廃トナー容器のトナー回収口には、
    前記パイプが挿入される際にパイプの先端部に押されて
    当該回収口を開き、パイプが抜かれると当該回収口を閉
    じる開閉蓋が、付勢部材で常時閉方向へ付勢された状態
    で設けられていることを特徴とする請求項2,3,4,
    または5記載の画像形成装置。
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