JP2002160703A - 包装装置 - Google Patents

包装装置

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JP2002160703A
JP2002160703A JP2000357368A JP2000357368A JP2002160703A JP 2002160703 A JP2002160703 A JP 2002160703A JP 2000357368 A JP2000357368 A JP 2000357368A JP 2000357368 A JP2000357368 A JP 2000357368A JP 2002160703 A JP2002160703 A JP 2002160703A
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tray
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lifter
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Toshio Oguri
利夫 小栗
Norio Kawanishi
紀男 川西
Minoru Oshita
実 大下
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 折り込み式およびトップシール式の包装装置
の欠点を可及的に解決し得る包装装置を提供する。 【解決手段】 物品Mが載置されたトレーTを所定の搬
入経路X1に沿って搬入手段20によりリフタ6上に搬
入し、包装済の商品Mを搬出経路X2から排出する包装
装置に関する。ストレッチフィルムFに当接したトレー
Tの開口部周囲Tfを溶着すると同時に溶断して密封す
るシール手段3,7,8と、シール手段3,7,8によ
る包装動作とトレーTの底面にフィルムFを折り込む包
装動作とを切り替えて包装させる制御手段とを備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ストレッチフィル
ムを用いた包装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ストレッチフィルムによる包
装方法としては、折り込み式の包装とトップシール式の
包装とが採用されている。折り込み式の包装装置はリフ
タ上のトレーを上方に押し上げて、包装ステーションの
張設したストレッチフィルムに当接させ、当該ストレッ
チフィルムをトレーの底面に折り込むことで、食品等の
内容物をトレーごと包装する。一方、トップシール式の
包装装置は、上部が開口したトレー内に食品等の物品を
収容した状態で、トレーの開口をストレッチフィルムで
覆い、トレーの開口周囲部分にストレッチフィルムを溶
着することで物品の包装を行う(たとえば、特開平9−
226711号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、折り込み式で
は、フィルムをトレー底面に折り込む分だけフィルムの
使用量が多くなるなどの問題がある。一方、トップシー
ル式では、トレーの開口周囲に食品や煮汁が付着すると
シールが不完全になるなどの欠点がある。
【0004】したがって、本発明の目的は、前記折り込
み式およびトップシール式の包装装置の欠点を可及的に
解決し得る包装装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、物品が載置されたトレーを所定の搬入経
路に沿って搬入手段によりリフタ上に搬入し、該リフタ
が上昇することでリフタ上のトレーを包装ステーション
に張設されたストレッチフィルムに当接させ、前記トレ
ーの底面側にフィルムを折り込んでトレーを包装し、包
装済の商品を搬出経路から排出する包装装置であって、
前記ストレッチフィルムに当接したトレーの開口部周囲
を溶着すると同時に溶断して密封するシール手段と、前
記シール手段による包装動作とトレーの底面にフィルム
を折り込む包装動作とを切り替えて包装させる制御手段
とを備えている。
【0006】本発明において、シール手段による包装を
行うか、折り込みによる包装を行うかは、オペレータが
選択することにしてもよいが、商品やトレーの種類、盛
り付け状態に応じて、制御手段が選択することにしても
よい。
【0007】なお、前記シール手段としては、たとえ
ば、傾斜した発熱ローラを採用することができるが、枠
体などの他の手段(特願平11−154616号、特願
2000−124003、特願2000−124004
参照)で構成してもよい。
【0008】前記シール手段は、前記包装ステーション
の上方に配置するのが好ましい。これにより、トレーの
位置が概ね同じとなるので、トレー搬送の機構を2種類
の包装方法について兼用することができる。
【0009】こうした観点から、前記2種類の包装動作
のいずれで包装する場合にも、前記包装前のトレーの搬
入経路が同一となるように設定したり、あるいは、前記
2種類の包装動作のいずれで包装した場合にも、前記包
装済のトレーの搬出経路が同一となるように設定するの
が好ましい。
【0010】また、同様な観点から、前記2種類の包装
動作のいずれで包装した場合にも、前記トレーを押し出
す排出プッシャーによって前記トレーが包装ステーショ
ンから排出されるようにするのが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
にしたがって説明する。以下に説明する包装装置は、図
1の物品MをトレーTごと包装する包装装置の機能に加
え、包装前に計量する計量機能と、包装後にラベルを貼
付する貼付機能とを備えている。
【0012】概略構造:図1に示すように、本包装装置
は、物品Mの載ったトレーTを正面側2aから搬入して
正面側2aに排出する前方排出型の包装装置であって、
正面2aには、コンベヤなどの供給装置(搬入手段)2
0が設けてある。
【0013】本包装装置は、トレーTの底面側にストレ
ッチフィルム(以下、「フィルム」という)を折り込ん
でトレーTを包装(折込包装)する折込包装動作と、後
述するように、フィルムに当接したトレーTの開口部周
囲を溶着すると同時に溶断して密封(シール包装)する
シール包装動作とを切り替えてトレーの包装を行うもの
である。
【0014】折込包装:まず、折込包装に関する概略構
造および動作について説明する。図2において、供給装
置20は、前記トレーTを搬入経路X1に沿ってリフタ
6上の搬入位置Piに搬入する。リフタ6の各ポスト6
0は、包装ステーションSの直下に配置されていると共
に、昇降手段(エレベータ機構)68により昇降自在と
されている。このリフタ6は、供給装置20からトレー
Tが搬入されると、上昇してトレーTを包装ステーショ
ンSの折込位置Siまで持ち上げる。
【0015】一方、包装動作に先立ち、前記包装ステー
ションSには、張設状態のフィルムFが一対の搬送ベル
トB,Bによって供給されている。このフィルムFは、
トレーTが押し上げられると、当該トレーTの上面に密
着する。この状態で、フィルム折込み機構203は、図
3の一対の左右折込板204,204と、後折込板20
5と、丸棒状の前折込部材206と、排出プッシャー2
07(図2)によって、フィルムFの前後左右の各側縁
部を、トレーTの底面側に折り込んでトレーTを包装す
ると共に、図2の熱溶着コンベヤ211上に包装済のト
レー(商品)Tを搬出経路X2に沿って搬送する。熱溶
着コンベヤ211は、底面に折り込まれたフィルムF同
士を互いに溶着し、その後、包装済のトレーTが排出台
209上に排出される。
【0016】一方、排出径路X2の上方には、商品の内
容に応じたラベルLを発行する図1のラベルプリンタ
(ラベル発行部)12とラベル貼付機13が配設されて
いる。ラベル貼付機13は、包装済のトレー(商品)T
が排出台209上に排出されるまでの間に、ラベルプリ
ンタ12から発行されたラベルをトレーTのフィルム上
に貼付する。
【0017】シール包装:つぎに、前記シール包装に関
する概略構造および動作について説明する。図2に示す
ように、物品Mの載ったトレーTは、前記折込包装時と
同一の搬入経路X1に沿って供給装置20によりリフタ
6上の搬入位置Piに搬入される。リフタ6は、供給装
置20からトレーTが供給されると、上昇してトレーT
を包装ステーションSの溶着位置Siまで持ち上げる。
この実施形態では前記溶着位置Siは、前記折込位置S
iと同一位置に設定されているが、たとえば、溶着位置
Siを折込位置Siよりも高く設定してもよいし、ある
いは、低く設定してもよい。
【0018】一方、包装動作に先立ち、前記包装ステー
ションSには、張設状態のフィルムFがフィルム供給機
構5の搬送ベルトBによって供給されている。このフィ
ルムFは二点鎖線で示すように、トレーTが押し上げら
れるとトレーTの上面に当接する。この状態で、発熱ロ
ーラ3が下降し、図5のトレーTの開口部周囲Tfに沿
って回転することで、フィルムFを該トレーTの開口部
に溶着して密封すると同時に、フィルムFの余剰部分を
溶断する。
【0019】その後、図2に示す包装済のトレー(商
品)Tは前記排出プッシャー207により、前記折込包
装時と同一の搬出経路X2に沿って排出台209上に排
出される。図1に示す前記ラベル貼付機13は、トレー
Tが排出台209上に排出されるまでの間に、前記ラベ
ルプリンタ12から発行されたラベルLをトレーTの上
面に貼付する。
【0020】つぎに、本装置の各部の詳細な構造の一例
について説明する。 保持手段:図6に示す前記リフタ6は、トレーTの両側
面の前後左右を挟持することにより該トレーTの姿勢を
保持する保持手段61を備えている。前記シール包装時
には、供給装置20によって搬入位置Piに搬入された
溶着前のトレーTが、保持手段61によって搬入位置P
iの中央(溶着位置Siの中央)にセンタリング(位置
決め)されると共に姿勢を保持される。前記保持手段6
1は図示しない電磁弁の作動により、図6に示すように
トレーTを保持する方向に動作し、前記電磁弁の作動停
止により、連設されたバネの力によりトレーTの保持を
解除する方向に動作する。保持手段61は、トレーTを
保持した状態でポスト60と共に上昇し、前記溶着位置
Si(図2)においてシール包装が行われる。なお、保
持手段61が解除された場合は、保持手段61の先端が
トレーTを載置するポスト60の上面より下に位置す
る。一方、前記折込包装時には、前記保持手段61によ
る保持が行われず、係脱部材62,62が解除されて、
トレーTの載置されたポスト60のみが上昇し、前記折
込位置Si(図2)において折込包装が行われる。な
お、前記係脱部材62,62の係合、解除は、後述する
CPUのモード設定により、図示しない電磁弁が作動す
ることによりなされ、該解除は係脱部材62に連設され
たバネにより解除方向に動くことによりなされる。
【0021】フィルム供給機構:図4に示す前記フィル
ム供給機構5は、フィルムロールFrをセットする巻出
部51と、フィルムFを所定の長さに切断するカッタ5
2と、フィルムFを前記発熱ローラ3の下方の包装ステ
ーションSに搬送する搬送部50と、シール包装時にお
いてフィルムFの溶着された部分以外の余剰部分が排出
される排出箱53とを有している。前記搬送部50は前
記ベルトBを有しており、該ベルトBはフィルムFの両
端部を挟持しながら該フィルムFを搬送する。ベルトB
はフィルムFの繰り出し方向Yに直交する方向に一対設
けられている。
【0022】シール手段:図2の前記発熱ローラ3は、
内部にヒータ(図示せず)を有する円筒状の部材からな
り、ローラ移動機構7およびローラ旋回機構8と共にシ
ール手段を構成している。該シール手段は前記包装ステ
ーションSの上方に配置されている。前記ローラ移動機
構7は、発熱ローラ3を上下方向に移動させるためのリ
ンク機構72と、発熱ローラ3を回転自在に軸支するロ
ーラ支持部71とを有している。前記ローラ旋回機構8
は、発熱ローラ3を包装時に旋回させる機構であり、ロ
ーラ支持部71は該ローラ旋回機構8の回転軸81に対
して放射状に設けられている。なお、発熱ローラ3はト
レーTの上面に対して傾斜した状態でローラ支持部71
に支持されている。
【0023】前記発熱ローラ3はシール包装動作時にお
いて下降した後、図5(a)に示すように、回転軸81
を中心に所定角度(約100°)回転する。すなわち、
発熱ローラ3は図5(b)に示すトレーTの開口部周囲
Tfに沿って回転し、該開口部周囲TfにフィルムFを
溶着すると同時に溶断して、トレーTの開口部を密封す
る。したがって、発熱ローラ3がトレーTの開口部周囲
Tfに沿ってスムーズに回転できるように、図5(a)
に示す前記回転軸81の回転中心Oと、前記搬入位置P
iにおけるトレーTの平面的な中心位置Toは、ほぼ等
しくなるように設定されている。
【0024】制御構成:図7において、前記計量コンベ
ヤ100に載置されたトレーTの重量は、計量コンベヤ
100と共に重量検出器101で計量されるのである
が、当該トレーTの計量値が安定した後、重量検出器1
01で検出され計量手段106を介してマイコン30に
出力される。
【0025】図7に示すように、マイコン30には、図
示しないインターフェイスを介して、前記計量手段10
6の他にタッチスクリーン10、ストロークキー部1
1、ラベルプリンタ12、ラベル貼付機13および計量
包装値付制御器14などが接続されている。
【0026】前記ラベルプリンタ(ラベル発行手段)1
2およびラベル貼付機13は、前記計量手段106によ
って計量されたトレーTの計量値に基づいた商品の情報
を印字して貼付する。
【0027】前記マイコン30および計量包装値付制御
器14は、前記各機器を互いに連動させる制御手段を構
成しており、CPU31およびメモリ32を備えてい
る。前記メモリ32は、商品情報記憶部32aおよびト
レー情報記憶部32bを備えている。商品情報記憶部3
2aには、商品コードに関連して、商品名、単価、売
価、割引価格、添加物、原産地などと共に、トレーNo.
、印字を行う際のラベルフォーマットなどからなる商
品情報が互いに関連付けられて記憶されている。トレー
情報記憶部32bには、トレーNo. 、トレーの幅、長
さ、高さ、形状および材質などからなるトレーに関する
情報が互いに関連付けられて記憶されている。
【0028】CPU31は、後述するように、前記折込
包装を行う折込包装モード、および前記シール包装を行
うシール包装モードを備えている。該各モードは、タッ
チスクリーン10上に設けられた包装モード切替ボタン
を押すことで切り替えが可能になっている。なお、商品
やトレーの種類に応じて、CPU31が前記2つのモー
ドのうちの1つを自動的に選択して包装するようにして
もよいし、商品情報記憶部32aに商品コードに関連し
て記憶させてもよい。
【0029】本包装装置の動作:オペレータが所定の操
作を行い本包装装置をスタートさせると、CPU31が
前記商品情報記憶部32aから当該商品の前記商品コー
ドを呼び出すと共に、該商品コードに対応する商品情報
を読み出し、さらに、トレー情報記憶部32bから、当
該商品のトレーNo. に対応するトレー情報を読み出す。
【0030】前記シール包装を行う場合には、オペレー
タが所定の操作を行い前記CPU31をシール包装モー
ドに設定する。その後、オペレータが供給装置20上に
トレーTを載置すると、前記計量手段106によって当
該トレーTが計量された後、図2に示す搬入経路X1に
沿ってポスト60上の前記搬入位置Piまで移送され
る。該移送後、前記保持手段61によってトレーTの側
面が保持される。該トレーTの保持手段61は、前記ト
レーの長さおよび幅に応じて、トレーの中心が回転軸8
1の回転中心Oとほぼ等しくなるようにトレーTを左右
前後から挟んで保持する。
【0031】一方、図4に示す前記フィルム供給機構5
のベルトBが、フィルムFの両端部を挟持しつつ、巻出
部51からフィルムFを引き出すと共に、カッタ52が
当該トレーTに応じた所定の長さに該フィルムFを切断
して発熱ローラ3の直下の位置に供給する。
【0032】前記保持手段(図6(a))61による保
持後、図2に示すポスト60が前記搬入位置Piから上
昇してトレーTとフィルムFとを当接させると共に、前
記溶着位置Siまで該トレーTを上昇させる。前記トレ
ーTが溶着位置Siまで上昇した状態において、ローラ
移動機構7が発熱ローラ3を下降させ、発熱ローラ3が
該トレーTの開口部周囲Tf(図5(b))に当接する
と共に、ローラ旋回機構8が該発熱ローラ3を回転さ
せ、該発熱ローラ3がフィルムFを開口部周囲Tfに溶
着させて密封すると同時にフィルムFの余剰部分を溶断
する。
【0033】前記溶断後、保持手段61を作動させる電
磁弁を停止させてトレーTの保持を解除し、その後、排
出プッシャー207により、包装済のトレー(商品)T
が搬出経路X2に沿って排出台209上に排出される。
該排出中に、前記CPU31が、図1に示すラベルプリ
ンタ12にトレーTの前記計量値や価格を含む商品情報
を印字してラベルLを発行させると共に、ラベル貼付機
13に該ラベルLの貼付を行わせる。これにより、ラベ
ルLが包装済のトレーTに貼付される。一方、トレーT
の包装に用いられなかったフィルムFの余剰部分がベル
トBによって排出箱53に排出される。なお、本シール
包装モードにおいては、図2の前記左右折込板204,
204および後折込板205は停止していると共に、前
記熱溶着コンベヤ211は加熱されていない。
【0034】前記折込包装を行う場合には、オペレータ
が所定の操作を行い前記CPU31を折込包装モードに
切り替えて設定し、前述の折込包装を行う。
【0035】このように、シール手段による包装動作
と、トレーTの底面にフィルムFを折り込む包装動作と
を切り替えて包装することができるので、様々なトレー
Tや物品Mの形状・状態等に応じて最適な包装方法を選
択して行うことができる。
【0036】なお、前記折込包装では、物品は必ずしも
トレーTに載っている必要はなく、物品自体をフィルム
Fによって折込包装してもよい。また、トレーTの保持
手段としては、図6(b)に示すように、各ポスト60
aに、該ポスト60aの上方のエアAを吸引する吸引口
60bを設けて、該エアAの吸引によってトレーTを搬
入位置Piに保持するようにしてもよい。さらに、前記
溶着位置Siと折込位置Siとは同一位置としたが、該
位置は、互いに上下左右に若干ずれていてもよい。
【0037】以上のとおり、図面を参照しながら好適な
実施形態を説明したが、当業者であれば、本明細書を見
て、自明な範囲で種々の変更および修正を容易に想定す
るであろう。たとえば、本発明は、計量や印字、ラベル
貼付を行わない包装装置についても適用できる。また、
包装機の下流に金属検出器、計量機ないし振り分け機な
どを有する包装システムについても適用できる。また、
シール包装と折込包装とで、搬入径路や搬出径路が異な
っていてもよい。したがって、そのような変更および修
正は、請求の範囲から定まる本発明の範囲内のものと解
釈される。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
折込包装とシール包装を選択して、トレーの包装を行う
ことができるから、トレーや商品の形状・状態に応じた
適切な包装を行うことができる。
【0039】また、シール手段を折込包装の包装ステー
ションの上方に配置することにより、従来の折込包装の
機構にシール手段を追加するだけで、複数種の包装を行
うことが可能となる。
【0040】また、いずれの包装の場合にも、搬入径路
や搬出径路が同一となるように設定したり、あるいは、
排出プッシャーで排出するようにすれば、装置の構造が
コンパクトになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる包装装置を示す概
略斜視図である。
【図2】包装機構を示す概略側面図である。
【図3】フィルムの折込動作を示す斜視図である。
【図4】包装機構を示す概略正面図である。
【図5】シール包装の方法を示す概略平面図および概略
側面図である。
【図6】(a)はリフタを示す概略正面図であり、
(b)は変形例を示すポストの概略正面図である。
【図7】包装装置の機器構成を示す概略構成図である。
【符号の説明】
3:発熱ローラ(シール手段) 6:リフタ 7:ローラ移動機構(シール手段) 8:ローラ旋回機構(シール手段) 14:計量包装値付制御器(制御手段) 20:供給装置(搬入手段) 30:マイコン(制御手段) 207:排出プッシャー F:ストレッチフィルム M:物品 S:包装ステーション Tf:開口部周囲 X1:搬入経路 X2:搬出経路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大下 実 滋賀県栗太郡栗東町下鈎959番地の1 株 式会社イシダ滋賀事業所内 Fターム(参考) 3E051 AA08 AB05 BA12 CA08 DA10 EA06 EB10 FB02 HA02 HA08 HC03 HE01 JA02 KA03 KA07 KA08 KA09 KB01 LA04 LA08 LA09 LB05 3E094 AA04 CA10 DA02 FA13 GA03 GA11 HA08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品が載置されたトレーを所定の搬入経
    路に沿って搬入手段によりリフタ上に搬入し、該リフタ
    が上昇することでリフタ上のトレーを包装ステーション
    に張設されたストレッチフィルムに当接させ、前記トレ
    ーの底面側にフィルムを折り込んでトレーを包装し、包
    装済の商品を搬出経路から排出する包装装置であって、 前記ストレッチフィルムに当接したトレーの開口部周囲
    を溶着すると同時に溶断して密封するシール手段と、 前記シール手段による包装動作とトレーの底面にフィル
    ムを折り込む包装動作とを切り替えて包装させる制御手
    段とを備えたことを特徴とする包装装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の包装装置であって、 前記シール手段が前記包装ステーションの上方に配置さ
    れていることを特徴とする包装装置。
  3. 【請求項3】 請求項1もしくは2に記載の包装装置で
    あって、 前記2種類の包装動作のいずれで包装する場合にも、前
    記包装前のトレーの搬入経路が同一となるようにした包
    装装置。
  4. 【請求項4】 請求項1,2もしくは3に記載の包装装
    置であって、 前記2種類の包装動作のいずれで包装した場合にも、前
    記包装済のトレーの搬出経路が同一となるようにした包
    装装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の包
    装装置であって、 前記2種類の包装動作のいずれで包装した場合にも、前
    記トレーを押し出す排出プッシャーによって前記トレー
    が包装ステーションから排出されるようにした包装装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011162240A (ja) * 2010-02-12 2011-08-25 Ishida Co Ltd 包装装置

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