JP2002159343A - ブラシ型シール装置 - Google Patents

ブラシ型シール装置

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JP2002159343A
JP2002159343A JP2000359129A JP2000359129A JP2002159343A JP 2002159343 A JP2002159343 A JP 2002159343A JP 2000359129 A JP2000359129 A JP 2000359129A JP 2000359129 A JP2000359129 A JP 2000359129A JP 2002159343 A JP2002159343 A JP 2002159343A
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Japan
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brush
sealing device
elastic member
type sealing
side plate
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JP2000359129A
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Inventor
Toru Kono
徹 河野
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Eagle Engineering Aerospace Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/16Sealings between relatively-moving surfaces
    • F16J15/32Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings
    • F16J15/3284Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings characterised by their structure; Selection of materials
    • F16J15/3288Filamentary structures, e.g. brush seals

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sealing Devices (AREA)
  • Brushes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブラシに差圧が作用するのを阻止するととも
に、ブラシの細線間に流体が侵入するのを阻止すること
により、ブラシの動きを円滑にする。 【解決手段】 複数の細線3を束ねて構成したブラシ2
を、バックプレート5とサイドプレート6との間で挟持
し、ブラシ2の外径端部を両プレート5、6の外周部に
溶接等によって接合する。サイドプレート6とブラシ2
との間の内径端部に弾性部材9を装着し、両者間をシー
ルするとともに、ブラシ2をバックプレート5の方向に
押圧する。ブラシ2とサイドプレート6との間に流体が
回り込むことはないので、ブラシ2に差圧が作用するこ
とはなく、また、ブラシ2は、細線3同士が互いに密着
した状態となるので、細線3間に流体が侵入することは
なく、ブラシ2は他方の部材10の動きに追従して円滑
に撓んだり、撓んだ状態から元の状態に円滑に復帰する
ことができ、先端部の摩耗が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、互いに相対運動
(回転運動、往復運動等)する二部材間をシールするシ
ール装置に関し、特に、二部材間をブラシによってシー
ルするブラシ型シール装置に関するものである。
【0002】
【従来技術およびその問題点】互いに相対運動(回転運
動、往復運動等)する二部材間をシールするシール装置
には種々のタイプのものがあり、例えば、図9に示すよ
うなブラシ型シール装置が一般に知られている。
【0003】すなわち、このブラシ型シール装置11
は、金属材、合成樹脂材、セラミックス材、又は複合材
等の剛性の高い素材からなる細線13を複数本束ねて構
成したブラシ12と、ブラシ12を保持するバックプレ
ート15とサイドプレート16とからなる保持部材14
とを具えている。
【0004】そして、保持部材14を互いに相対運動
(例えば回転運動)する二部材の一方の部材(固定体
(図示せず))に固定し、この状態でブラシ12の先端
部を他方の部材20(回転体)に接触させ、又はブラシ
12の先端部と他方の部材20との間に僅かな隙間を形
成することにより、互いに相対運動する二部材間をシー
ルすることができるものである(図9〜図11参照)。
【0005】そして、他方の部材20が振れ回ったり、
回転による他方の部材20の変形や温度差などによる他
方の部材20と一方の部材(固定体)との間の相対的な
寸法差による隙間の変化があったときには、他方の部材
20の動きに追従してブラシ12全体が径方向に撓んで
逃げることによりブラシ12の先端部が摩耗するのを防
止でき、流体の漏れが増加するのを防止できるものであ
る。
【0006】しかしながら、上記のような構成のブラシ
型シール装置11にあっては、ブラシ12は、上流側と
下流側との差圧によってバックプレート15側に強く押
し付けられているため、他方の部材20が振れ回った
り、回転による他方の部材20の変形や温度差などによ
る他方の部材20と一方の部材(固定体)との間の相対
的な寸法差による隙間の変化があったときに、ブラシ1
2とバックプレート15との間の摩擦抵抗及びブラシ1
2の細線13間の摩擦抵抗によりブラシ12が径方向へ
撓んで逃げようとすることが妨げられ、ブラシ12の先
端部が摩耗してしまう(図12、図13参照)。また、
他方の部材20の膨らみや偏芯が小さくなったときに、
ブラシ12は、ブラシ12とバックプレート15との間
の摩擦抵抗及びブラシ12の細線13間の摩擦抵抗によ
りバックプレート15側に撓んだ状態で保持されてしま
うため、撓んだ状態から元の状態に復帰することが妨げ
られ、ブラシ12の先端部と他方の部材20との間の隙
間が増加し、漏れが増加してしまう(図14、図15参
照)。さらに、流体圧が作用するブラシ12の部分はフ
リーの状態となっているため、その部分の細線13間に
流体が侵入してしまい、漏れ流路となる(図10参
照)。
【0007】この発明は前記のような従来のもののもつ
問題点を解決したものであって、他方の部材が振れ回っ
たり、回転による他方の部材の変形や温度差などによる
他方の部材と一方の部材(固定体)との間の相対的な寸
法差による隙間の変化があったときに、他方の部材の動
きに追従してブラシが径方向に円滑に撓んで逃げること
ができて、ブラシの先端部が摩耗するのを防止できると
ともに、他方の部材の膨らみや偏芯が小さくなったとき
に、ブラシが撓んだ状態から元の状態に円滑に復帰する
ことができて、ブラシの先端部と他方の部材との間の隙
間が増加し、漏れが増加するのを防止でき、さらに、ブ
ラシの細線間に流体が侵入するのを防止できて、侵入し
た流体の圧力によってブラシが他方の部材に押し付けら
れて、ブラシの先端部が摩耗するのを防止できる、ブラ
シ型シール装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0008】
【問題点を解決するための手段】上記の問題点を解決す
るためにこの発明は、複数本の細線からなるブラシと、
該ブラシを保持する保持部材とを具え、前記保持部材を
互いに相対運動する二部材の一方の部材に固定し、前記
ブラシの先端部を他方の部材に接触させ、又は前記ブラ
シの先端部と他方の部材との間に微小隙間を形成し、こ
れにより、互いに相対運動する二部材間をシールするブ
ラシ型シール装置において、前記保持部材と前記ブラシ
との間に弾性変形可能な弾性部材を設け、該弾性部材の
弾性力により前記ブラシを前記保持部材の方向に押圧す
るとともに、前記ブラシと前記保持部材との間をシール
して両者間に流体が侵入するのを阻止する手段を採用し
たものである。
【0009】
【作用】この発明は前記のような手段を採用したことに
より、ブラシは、弾性部材の弾性力によって保持部材の
方向に押圧されて細線同士が互いに密着することにな
る。したがって、細線間に流体が侵入するようなことは
なく、侵入した流体の圧力によってブラシの動きが妨げ
られるようなことはなく、ブラシは他方の部材の動きに
追従して円滑に撓んだり、撓んだ状態から円滑に元の状
態に復帰することになる。また、ブラシと保持部材との
間は弾性部材によってシールされて、両者間に流体が侵
入することが阻止されることになる。したがって、上流
側と下流側との差圧がブラシに作用するようなことはな
く、差圧によってブラシが保持部材側に押し付けられて
ブラシの動きが妨げられるようなことはなく、ブラシは
他方の部材の動きに追従して円滑に撓んだり、撓んだ状
態から円滑に元の状態に復帰することになる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に示すこの発明の実施
の形態について説明する。図1及び図2には、この発明
によるブラシ型シール装置の一実施の形態が示されてい
て、このブラシ型シール装置1は、ブラシ2と、ブラシ
2を保持する保持部材4と、ブラシ2と保持部材4との
間に装着される弾性部材9とを具えている。
【0011】ブラシ2は、金属材、合成樹脂材、セラミ
ックス材、又は複合材等の剛性の高い素材からなる細線
3を複数本束ねて構成したものである。ブラシ2は、シ
ール対象箇所に応じた形状に形成されるものであって、
環状、半環状、板状等に形成されるようになっている。
この実施の形態においては、相対的に回転運動する二部
材間をシール対象箇所としているので、環状に形成され
るようになっている。
【0012】保持部材4は、ブラシ2の形状に応じた形
状に形成されるものであって、環状、半環状、板状等に
形成されるようになっている。この実施の形態において
は、相対的に回転運動する二部材間をシール対象箇所と
しているので、ブラシ2と同様に環状に形成されるよう
になっている。
【0013】保持部材4は、環状のバックプレート5
と、バックプレート5の一方の側面に溶接、ボルト等の
連結手段によって一体に取り付けられる環状のサイドプ
レート6とから構成されている。この場合、両プレート
5、6は、ほぼ同じ大きさに形成されるようになってい
る。
【0014】サイドプレート6のバックプレート5との
対向面には所定の深さの段部7が全周に渡って環状に設
けられるとともに、この段部7の内周縁部には断面方形
状の弾性部材用溝8が全周に渡って所定の深さで環状に
設けられ、この弾性部材用溝8内に後述する弾性部材9
が装着されるようになっている。
【0015】バックプレート5とサイドプレート6との
間にはブラシ2が保持されるようになっている。この場
合、ブラシ2は、一方の側面をバックプレート5の一方
の側面に当接させた状態で、外径寄りの部分をバックプ
レート5とサイドプレート6との間で挟持されるように
なっている。また、ブラシ2の外径端部は両プレート
5、6の外周部に溶接等によって一体に接合されるよう
になっている。さらに、ブラシ2の内径端部はバックプ
レート5及びサイドプレート6の内周面よりも内径方向
に所定の長さ突出するようになっている。
【0016】弾性部材9は、断面が略円形状で環状をな
すものであって、弾性変形可能な素材、例えばゴム、合
成樹脂、金属等から形成されるようになっている。そし
て、この弾性部材9の弾性力によりブラシ2の先端部は
バックプレート5の方向に押圧されて細線3同士が互い
に密着するとともに、ブラシ2とサイドプレート6との
間の内径端部がシールされるようになっている。この場
合、ブラシ2が接触するバックプレート5の面及びサイ
ドプレート6の面の表面粗さ、弾性部材9の硬度、弾性
部材9の押し付け荷重などを、ブラシ2の動きを妨げな
い値に設定する。
【0017】そして、上記のように構成したこの実施の
形態によるブラシ型シール装置1の保持部材4を互いに
相対運動(例えば回転運動)する二部材の一方の部材
(固定体(図示せず))に固定し、ブラシの細線の先端
部を他方の部材10(回転体)に接触させ、又はブラシ
2の細線3の先端部と他方の部材10との間に僅かな隙
間を形成することにより、互いに相対運動する二部材間
をシールすることができるものである。
【0018】そして、他方の部材10が振れ回ったり、
回転による他方の部材10の変形や温度差などによる他
方の部材10と一方の部材(固定体)との間の相対的な
寸法差による隙間の変化があったときには、ブラシ2は
他方の部材10に押圧されることにより径方向に撓んで
逃げようとする。
【0019】この場合、ブラシ2とサイドプレート6と
の間には弾性部材9が装着され、この弾性部材9により
ブラシ2とサイドプレート6との間はシールされている
ので、両者間に流体が回り込んでブラシ2に上流側と下
流側との差圧が作用するようなことはなく、差圧によっ
てブラシ2がバックプレート5側に強く押し付けられて
ブラシ2の動きが妨げられるようなことはない。したが
って、ブラシ2は他方の部材10の動きに追従して円滑
に径方向に撓んで逃げることができ、ブラシ2の先端部
が摩耗するようなことはなくなる。
【0020】また、他方の部材10の膨らみや偏芯が小
さくなったときには、ブラシ2に上流側と下流側との差
圧が作用するようなことはないので、差圧によってブラ
シ2が撓んだ状態でバックプレート5側に保持され、ブ
ラシ2の動きが妨げられるようなことはなくなる。した
がって、ブラシ2は撓んだ状態から元の状態に円滑に復
帰することができるので、ブラシ2の先端部と他方の部
材10との間の隙間が増加し、漏れが増加するようなこ
とはなくなる。
【0021】さらに、ブラシ2は、弾性部材9の弾性力
によりバックプレート5の方向に押圧されて細線3同士
が互いに密着した状態となっているので、細線3間に流
体が侵入するようなことはなく、細線3間に侵入した流
体の圧力によってブラシ2が他方の部材10に強く押し
付けられてブラシ2の動きが妨げられるようなことはな
くなる。したがって、ブラシ2は他方の部材10の動き
に追従して円滑に撓んだり、撓んだ状態から元の状態に
復帰することができるので、ブラシ2の先端部が摩耗す
るようなことはなくなる。
【0022】図3〜図8には、この発明によるブラシ型
シール装置の他の実施の形態が示されていて、図3に示
すものは、弾性部材9を断面方形状としたもの、図4に
示すものは、弾性部材9を断面環状としたもの、図5に
示すものは、弾性部材9を断面U形状としたもの、図6
に示すものは弾性部材9を断面E形状としたもの、図7
に示すものは弾性部材9を断面略L形状とするととも
に、弾性部材用溝8を断面I形状に形成し、その弾性部
材用溝8内に弾性部材9の一端部を嵌合させ、弾性部材
9の他端部をブラシ2に当接させて、ブラシ2をバック
プレート5の方向に押圧したもの、図8に示すものは、
弾性部材9を断面略L形状とするとともに、弾性部材用
溝8をサイドプレート6の内周面に所定の深さで全周に
渡って環状に形成し、その弾性部材用溝8内に弾性部材
9の一端部を嵌合させ、弾性部材9の他端部をブラシ2
に当接させて、ブラシ2をバックプレート5の方向に押
圧したものである。
【0023】そして、これらのブラシ型シール装置1に
あっても、前記のものと同様に、ブラシ2とサイドプレ
ート6との間には弾性部材9が装着されて、この弾性部
材9によりブラシ2とサイドプレート6との間がシール
されるので、両者間に流体が回り込んでブラシ2に上流
側と下流側との差圧が作用するようなことはなく、差圧
によってブラシ2がバックプレート5側に強く押し付け
られてブラシ2の動きが妨げられるようなことはなくな
る。したがって、ブラシ2は他方の部材10の動きに追
従して円滑に径方向に撓んで逃げることができるので、
ブラシ2の先端部が摩耗するようなことはなくなる。
【0024】また、他方の部材10の膨らみや偏芯が小
さくなったときには、ブラシ2に上流側と下流側との差
圧が作用するようなことはないので、差圧によってブラ
シ2が撓んだ状態でバックプレート5側に保持されてブ
ラシ2の動きが妨げられるようなことはなくなる。した
がって、ブラシ2は撓んだ状態から元の状態に円滑に復
帰することができるので、ブラシ2の先端部と他方の部
材10との間の隙間が増加し、漏れが増加するようなこ
とはなくなる。
【0025】さらに、ブラシ2は、弾性部材9の弾性力
によりバックプレート5の方向に押圧されて細線3同士
が互いに密着した状態となっているので、細線3間に流
体が侵入するようなことはなく、細線3間に侵入した流
体の圧力によってブラシ2が他方の部材10に強く押し
付けられてブラシ2の動きが妨げられるようなことはな
くなる。したがって、ブラシ2は他方の部材10の動き
に追従して円滑に撓んだり、撓んだ状態から元の状態に
復帰することができるので、ブラシ2の先端部が摩耗す
るようなことはなくなる。
【0026】なお、前記各実施の形態においては、弾性
部材9の断面形状を円形状、方形状、環状、U形状、E
形状、L形状に形成したが、これに限定することなく、
他の断面形状としてもよいものであり、要は、ブラシ2
をバックプレート5の方向に押圧し、ブラシ2とサイド
プレート6との間をシールできる断面形状であれば良い
ものである。また、前記各実施の形態においては、弾性
部材9を環状としたが、円弧状のものを組合せて環状と
しても良いものである。
【0027】
【発明の効果】この発明は前記のように構成して、保持
部材とブラシとの間に弾性変形可能な弾性部材を設け、
この弾性部材の弾性力によりブラシを保持部材の方向に
押圧するとともに、ブラシと保持部材との間をシールし
てブラシと保持部材との間に流体が侵入するのを阻止し
たことにより、上流側と下流側との差圧がブラシに作用
することがなくなり、差圧によってブラシが保持部材側
に強く押し付けられてブラシの動きが妨げられるような
ことがなくなる。したがって、ブラシは他方の部材の動
きに追従して円滑に撓んだり、撓んだ状態から元の状態
に円滑に復帰することができるので、ブラシの先端部が
摩耗するようなことはなく、ブラシの先端部と他方の部
材との間の隙間が増加し、漏れが増加するようなことも
なくなる。さらに、ブラシは、弾性部材により押圧され
ることにより細線同士が互いに密着した状態となるの
で、細線間に流体が侵入し、漏れ流路となることがなく
なる。したがって、ブラシは他方の部材の動きに追従し
て円滑に撓んだり、撓んだ状態から元の状態に円滑に復
帰することができるので、ブラシの先端部が摩耗するこ
とがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるブラシ型シール装置の一実施の
形態を示した概略断面図である。
【図2】図1に示すもののブラシの細線の状態を示した
説明図である。
【図3】この発明によるブラシ型シール装置の他の実施
の形態を示した概略断面図である。
【図4】この発明によるブラシ型シール装置の他の実施
の形態を示した概略断面図である。
【図5】この発明によるブラシ型シール装置の他の実施
の形態を示した概略断面図である。
【図6】この発明によるブラシ型シール装置の他の実施
の形態を示した概略断面図である。
【図7】この発明によるブラシ型シール装置の他の実施
の形態を示した概略断面図である。
【図8】この発明によるブラシ型シール装置の他の実施
の形態を示した概略断面図である。
【図9】従来のブラシ型シール装置の一例を示した概略
断面図である。
【図10】図9に示すもののブラシの細線の状態を示し
た説明図である。
【図11】図9に示すブラシ型シール装置であって、他
方の部材が正常に回転しているときのブラシと他方の部
材との関係を示した部分側面図である。
【図12】図9に示すブラシ型シール装置であって、他
方の部材が振れ回ったり、回転による他方の部材の変形
や温度差などによる他方の部材と一方の部材(固定体)
との間の相対的な寸法差による隙間の変化があったとき
のブラシと他方の部材との関係を示した概略断面図であ
る。
【図13】図12に示すものの部分側面図である。
【図14】図9に示すブラシ型シール装置であって、他
方の部材の膨らみや偏芯が小さくなったときのブラシと
他方の部材との関係を示した概略断面図である。
【図15】図14の部分側面図である。
【符号の説明】
1、11……ブラシ型シール装置 2、12……ブラシ 3、13……細線 4、14……保持部材 5、15……バックプレート 6、16……サイドプレート 7……段部 8……弾性部材用溝 9……弾性部材 10、20……他方の部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本の細線からなるブラシと、該ブラ
    シを保持する保持部材とを具え、前記保持部材を互いに
    相対運動する二部材の一方の部材に固定し、前記ブラシ
    の先端部を他方の部材に接触させ、又は前記ブラシの先
    端部と他方の部材との間に微小隙間を形成し、これによ
    り、互いに相対運動する二部材間をシールするブラシ型
    シール装置において、前記保持部材と前記ブラシとの間
    に弾性変形可能な弾性部材を設け、該弾性部材の弾性力
    により前記ブラシを前記保持部材の方向に押圧するとと
    もに、前記ブラシと前記保持部材との間をシールして両
    者間に流体が侵入するのを阻止することを特徴とするブ
    ラシ型シール装置。
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