JP2002149208A - プロセス情報指示システム - Google Patents
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-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B19/00—Programme-control systems
- G05B19/02—Programme-control systems electric
- G05B19/418—Total factory control, i.e. centrally controlling a plurality of machines, e.g. direct or distributed numerical control [DNC], flexible manufacturing systems [FMS], integrated manufacturing systems [IMS] or computer integrated manufacturing [CIM]
- G05B19/41865—Total factory control, i.e. centrally controlling a plurality of machines, e.g. direct or distributed numerical control [DNC], flexible manufacturing systems [FMS], integrated manufacturing systems [IMS] or computer integrated manufacturing [CIM] characterised by job scheduling, process planning, material flow
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B2219/00—Program-control systems
- G05B2219/30—Nc systems
- G05B2219/32—Operator till task planning
- G05B2219/32281—Single machine scheduling, one machine, several jobs
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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- Y02P90/02—Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 プロセス制御を行うときの設定条件の変更や
設備増設などにも、簡単に対処できるプロセス情報指示
システムを提供する。 【解決手段】 プロセス指示装置２０に指示情報を含む
指示情報リスト２１を設け、プロセス制御装置３０に所
定のプロセス動作を規定した制御モードテーブル３１
と、プロセス指示装置２０から指示情報を読み出す指示
情報読出手段３３と、読み出された指示情報に基づいて
制御モードテーブル３１の中から所定の制御モードを取
得して所定のプロセス制御を行うプロセス制御手段３４
とを設けて、プロセス指示装置２０では指示情報のみを
提示するようにして、プロセス制御装置３０がこの指示
情報を読み出して所定の制御モードによるプロセス制御
を行うようにした。
設備増設などにも、簡単に対処できるプロセス情報指示
システムを提供する。 【解決手段】 プロセス指示装置２０に指示情報を含む
指示情報リスト２１を設け、プロセス制御装置３０に所
定のプロセス動作を規定した制御モードテーブル３１
と、プロセス指示装置２０から指示情報を読み出す指示
情報読出手段３３と、読み出された指示情報に基づいて
制御モードテーブル３１の中から所定の制御モードを取
得して所定のプロセス制御を行うプロセス制御手段３４
とを設けて、プロセス指示装置２０では指示情報のみを
提示するようにして、プロセス制御装置３０がこの指示
情報を読み出して所定の制御モードによるプロセス制御
を行うようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、プロセス制御の指
示を行う情報指示システムに関するもので、主として製
造工場における多品種生産ラインにおける各種プロセス
の制御に適用されるものである。
示を行う情報指示システムに関するもので、主として製
造工場における多品種生産ラインにおける各種プロセス
の制御に適用されるものである。
【０００２】
【従来の技術】ここでは、多品種生産ラインのプロセス
例として、化粧品容器や食品容器などの梱包出荷ライン
における印刷プロセスを例にとって説明する。化粧品容
器や食品容器などの梱包出荷ラインでは、包装された所
定数の製品を元箱（小箱）に箱詰した後、さらに所定数
の元箱を一つの輸送箱（大箱）に箱詰して出荷される。
この製品が箱詰されている元箱や輸送箱には、それぞれ
梱包ＩＤやロット番号、或いは製造元名称など所定の印
刷が施される。このように、印刷プロセスは製品の包装
や箱詰のプロセスに引き続いて実行されるため、複数の
印刷装置が包装装置や箱詰装置の近くにそれぞれ分散設
置される。各印刷装置は、印刷すべき印刷柄の文字や絵
柄イメージ、印刷位置、サイズ、色などを定めた所定の
印刷モードに基づいてそれぞれ個別に印刷を行ってい
る。
例として、化粧品容器や食品容器などの梱包出荷ライン
における印刷プロセスを例にとって説明する。化粧品容
器や食品容器などの梱包出荷ラインでは、包装された所
定数の製品を元箱（小箱）に箱詰した後、さらに所定数
の元箱を一つの輸送箱（大箱）に箱詰して出荷される。
この製品が箱詰されている元箱や輸送箱には、それぞれ
梱包ＩＤやロット番号、或いは製造元名称など所定の印
刷が施される。このように、印刷プロセスは製品の包装
や箱詰のプロセスに引き続いて実行されるため、複数の
印刷装置が包装装置や箱詰装置の近くにそれぞれ分散設
置される。各印刷装置は、印刷すべき印刷柄の文字や絵
柄イメージ、印刷位置、サイズ、色などを定めた所定の
印刷モードに基づいてそれぞれ個別に印刷を行ってい
る。
【０００３】ところで、このような分散設置形式の印刷
装置に対して印刷プロセスの制御を行う場合、各印刷装
置の動作を制御する制御装置に印刷モードを規定した制
御データをそれぞれ設定すると、設定ミスが発生する恐
れがある。そのため、従来は、各制御装置を統括するサ
ーバ装置を設置して、サーバ装置から各制御装置に対す
る制御データを一括して設定するシステムを構築してい
た。
装置に対して印刷プロセスの制御を行う場合、各印刷装
置の動作を制御する制御装置に印刷モードを規定した制
御データをそれぞれ設定すると、設定ミスが発生する恐
れがある。そのため、従来は、各制御装置を統括するサ
ーバ装置を設置して、サーバ装置から各制御装置に対す
る制御データを一括して設定するシステムを構築してい
た。
【０００４】しかし、化粧品容器や食品容器などの多品
種生産品は、比較的短期間のうちに新しい品種が追加さ
れることが多い。また、増産などの出荷量調整のため
に、印刷装置と制御装置が増設されることも多い。印刷
プロセスの設定条件の変更や設備増設が生じると、その
変更に伴ってサーバ装置内の各種設定を修正する必要が
ある。この修正は、例えば、印刷モードを制御するため
の指示プログラムの書き換えや、品種を特定する番号、
品種に対応した印刷モードの再設定などを行うことにな
り、煩雑で工数的にもコスト的にも大きな負担になって
いるという問題がある。
種生産品は、比較的短期間のうちに新しい品種が追加さ
れることが多い。また、増産などの出荷量調整のため
に、印刷装置と制御装置が増設されることも多い。印刷
プロセスの設定条件の変更や設備増設が生じると、その
変更に伴ってサーバ装置内の各種設定を修正する必要が
ある。この修正は、例えば、印刷モードを制御するため
の指示プログラムの書き換えや、品種を特定する番号、
品種に対応した印刷モードの再設定などを行うことにな
り、煩雑で工数的にもコスト的にも大きな負担になって
いるという問題がある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記の問題
を解決するために創案されたもので、多品種生産ライン
における印刷プロセスのように、プロセス制御を行うと
きの設定条件の変更や設備増設に簡単に対処することが
できる拡張性に優れたプロセス情報指示システムの提供
を目的としている。
を解決するために創案されたもので、多品種生産ライン
における印刷プロセスのように、プロセス制御を行うと
きの設定条件の変更や設備増設に簡単に対処することが
できる拡張性に優れたプロセス情報指示システムの提供
を目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の目的を
達成するために提供されるものであり、その請求項１に
係る発明は、あるプロセスを実行するプロセス実行装置
に対して所定のプロセス制御を行うプロセス制御装置
と、このプロセス制御装置に対して通信手段を用いて前
記プロセス制御の指示を行うプロセス指示装置とからな
るプロセス情報指示システムであって、前記プロセス指
示装置が、前記プロセス制御に係る指示情報を含む指示
情報リストを有し、前記プロセス制御装置が、前記プロ
セス実行装置の動作を規定した制御モードを含む制御モ
ードテーブルと、前記指示情報リストから前記指示情報
を読み出す指示情報読出手段と、読み出された前記指示
情報に基づいて前記制御モードテーブルの中から所定の
制御モードを取得して前記プロセス実行装置に対して所
定のプロセス制御を行うプロセス制御手段とを有するプ
ロセス情報指示システムである。
達成するために提供されるものであり、その請求項１に
係る発明は、あるプロセスを実行するプロセス実行装置
に対して所定のプロセス制御を行うプロセス制御装置
と、このプロセス制御装置に対して通信手段を用いて前
記プロセス制御の指示を行うプロセス指示装置とからな
るプロセス情報指示システムであって、前記プロセス指
示装置が、前記プロセス制御に係る指示情報を含む指示
情報リストを有し、前記プロセス制御装置が、前記プロ
セス実行装置の動作を規定した制御モードを含む制御モ
ードテーブルと、前記指示情報リストから前記指示情報
を読み出す指示情報読出手段と、読み出された前記指示
情報に基づいて前記制御モードテーブルの中から所定の
制御モードを取得して前記プロセス実行装置に対して所
定のプロセス制御を行うプロセス制御手段とを有するプ
ロセス情報指示システムである。
【０００７】このプロセス情報指示システムは、プロセ
ス指示装置が提示する指示情報をプロセス制御装置が読
み出して、この指示情報に基づいて所定のプロセス制御
が行われるシステムである。即ち、プロセス指示装置
は、一定作業を行うべき対象を特定できる情報を含む情
報、例えば、品種、派生、ロット番号等の指示情報のみ
を有し、プロセス実行装置が行うべき動作の情報は有さ
ない。プロセス制御装置は、前記指示情報ごとのプロセ
ス実行装置の動作を規定した制御モードが含まれる制御
モードテーブルを有している。プロセス制御装置は、プ
ロセス指示装置に対して所定のタイミングでこの指示情
報の問い合わせを行い、提示された指示情報に対応する
制御モードを制御モードテーブルから読み出し、この制
御モードに従ってプロセス実行装置の制御を行う。
ス指示装置が提示する指示情報をプロセス制御装置が読
み出して、この指示情報に基づいて所定のプロセス制御
が行われるシステムである。即ち、プロセス指示装置
は、一定作業を行うべき対象を特定できる情報を含む情
報、例えば、品種、派生、ロット番号等の指示情報のみ
を有し、プロセス実行装置が行うべき動作の情報は有さ
ない。プロセス制御装置は、前記指示情報ごとのプロセ
ス実行装置の動作を規定した制御モードが含まれる制御
モードテーブルを有している。プロセス制御装置は、プ
ロセス指示装置に対して所定のタイミングでこの指示情
報の問い合わせを行い、提示された指示情報に対応する
制御モードを制御モードテーブルから読み出し、この制
御モードに従ってプロセス実行装置の制御を行う。
【０００８】本発明では、以上のようにプロセス制御が
行われることから、プロセス制御を行うときの設定条件
の変更やプロセス実行装置の増設などの際には、プロセ
ス指示装置では指示情報の提示方法に変更を必要とせ
ず、プロセス制御装置において制御モードの設定をすれ
ば足りる。つまり、プロセス制御に関する情報を品種等
を示す指示情報と制御モードを示す制御モードテーブル
とに分け、これらを別々の装置に持たせることで、シス
テムの拡張に対して簡単に対処することも可能としてい
る。なお、前記プロセス制御において、制御モードテー
ブルは逐次参照するのではなく、指示情報が前回問い合
わせ時に得られた内容と異なる場合にのみ、次の制御モ
ードへの移行が指示されたものと判断し、プロセス制御
装置が制御モードテーブルの参照及び次の制御モードへ
の切り替えを行ってもよい。
行われることから、プロセス制御を行うときの設定条件
の変更やプロセス実行装置の増設などの際には、プロセ
ス指示装置では指示情報の提示方法に変更を必要とせ
ず、プロセス制御装置において制御モードの設定をすれ
ば足りる。つまり、プロセス制御に関する情報を品種等
を示す指示情報と制御モードを示す制御モードテーブル
とに分け、これらを別々の装置に持たせることで、シス
テムの拡張に対して簡単に対処することも可能としてい
る。なお、前記プロセス制御において、制御モードテー
ブルは逐次参照するのではなく、指示情報が前回問い合
わせ時に得られた内容と異なる場合にのみ、次の制御モ
ードへの移行が指示されたものと判断し、プロセス制御
装置が制御モードテーブルの参照及び次の制御モードへ
の切り替えを行ってもよい。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明のプロセス情報指示
システムについて説明する。本実施形態では、前記した
化粧品容器や食品容器などの梱包出荷ラインにおける印
刷プロセスを例にとって説明する。図１はこの梱包出荷
ラインにおける印刷プロセスの全体説明図である。図１
において、符号４０ａ，４０ｂ，４０ｃは、インクジェ
ットプリンタなどの印刷装置である。符号３０ａ，３０
ｂ，３０ｃは、印刷装置４０ａ，４０ｂ，４０ｃに対し
て所定の印刷制御を行うプロセス制御装置である。符号
２０は、このプロセス制御装置３０ａ，３０ｂ，３０ｃ
にプロセス制御に係る指示情報を提示するプロセス指示
装置である。
システムについて説明する。本実施形態では、前記した
化粧品容器や食品容器などの梱包出荷ラインにおける印
刷プロセスを例にとって説明する。図１はこの梱包出荷
ラインにおける印刷プロセスの全体説明図である。図１
において、符号４０ａ，４０ｂ，４０ｃは、インクジェ
ットプリンタなどの印刷装置である。符号３０ａ，３０
ｂ，３０ｃは、印刷装置４０ａ，４０ｂ，４０ｃに対し
て所定の印刷制御を行うプロセス制御装置である。符号
２０は、このプロセス制御装置３０ａ，３０ｂ，３０ｃ
にプロセス制御に係る指示情報を提示するプロセス指示
装置である。
【００１０】この梱包出荷ラインでは、まず、ラッピン
グフィルムで包装された容器１に対して、印刷装置４０
ａによって所定の印刷が施される。印刷が施された容器
２が１０個単位で元箱３に箱詰され、この元箱３に対し
て、印刷装置４０ｂによって所定の印刷が施される。印
刷された元箱４はさらに１０個単位で輸送箱５に箱詰さ
れる。この輸送箱５は蓋をして閉じられた後、印刷装置
４０ｃによって所定の印刷が施される。印刷が施された
輸送箱６は出荷用に整列して積み上げられる。
グフィルムで包装された容器１に対して、印刷装置４０
ａによって所定の印刷が施される。印刷が施された容器
２が１０個単位で元箱３に箱詰され、この元箱３に対し
て、印刷装置４０ｂによって所定の印刷が施される。印
刷された元箱４はさらに１０個単位で輸送箱５に箱詰さ
れる。この輸送箱５は蓋をして閉じられた後、印刷装置
４０ｃによって所定の印刷が施される。印刷が施された
輸送箱６は出荷用に整列して積み上げられる。
【００１１】次に、図２を参照して本プロセス情報指示
システムのシステム構成について説明する。図２のシス
テム構成図において、プロセス指示装置２０とプロセス
制御装置３０ａ，３０ｂ，３０ｃとの間は通信回線６０
で接続されている。この通信回線６０は有線回線、無線
回線或いはこれらの併用でもよい。情報登録装置５０は
プロセス指示装置２０における指示情報の登録と、プロ
セス制御装置３０における制御モードの登録とを一箇所
に集約して行う装置である。プロセス実行装置である印
刷装置４０ａ，４０ｂ，４０ｃは、プロセス制御装置３
０ａ，３０ｂ，３０ｃによってそれぞれ動作が制御され
る。
システムのシステム構成について説明する。図２のシス
テム構成図において、プロセス指示装置２０とプロセス
制御装置３０ａ，３０ｂ，３０ｃとの間は通信回線６０
で接続されている。この通信回線６０は有線回線、無線
回線或いはこれらの併用でもよい。情報登録装置５０は
プロセス指示装置２０における指示情報の登録と、プロ
セス制御装置３０における制御モードの登録とを一箇所
に集約して行う装置である。プロセス実行装置である印
刷装置４０ａ，４０ｂ，４０ｃは、プロセス制御装置３
０ａ，３０ｂ，３０ｃによってそれぞれ動作が制御され
る。
【００１２】［プロセス指示装置］次に、図３を参照し
てプロセス指示装置２０について説明する。図３の機能
ブロック図において、プロセス指示装置２０は、プロセ
ス制御装置３０に対する指示情報を蓄積した指示情報リ
スト２１と、この指示情報の登録を行う指示情報登録手
段２２とから構成される。また、印刷装置４０の稼動状
態を監視する稼動状態監視手段２３を有する構成として
もよい。
てプロセス指示装置２０について説明する。図３の機能
ブロック図において、プロセス指示装置２０は、プロセ
ス制御装置３０に対する指示情報を蓄積した指示情報リ
スト２１と、この指示情報の登録を行う指示情報登録手
段２２とから構成される。また、印刷装置４０の稼動状
態を監視する稼動状態監視手段２３を有する構成として
もよい。
【００１３】指示情報リスト２１は、プロセス制御装置
３０が所定の制御モードを取得するために必要な指示情
報のリストである。図４に指示情報リスト２１の一例を
示す。図４の例では、品種番号、ロット番号、数量、仕
向け先などの指示情報が登録されている。品種番号は、
印刷プロセスで取り扱う品種を識別することができる番
号である。ロット番号は、製品の生産年月日や生産場所
或いは部品構成などが識別できる番号である。数量は、
ロット単位での印刷すべき所要数量である。仕向け先
は、製品の送付先や注文者などである。この指示情報リ
スト２１は、プロセス指示装置２０の記憶装置（図示せ
ず）内部の所定アドレスに読み出し可能に格納されてい
る。。
３０が所定の制御モードを取得するために必要な指示情
報のリストである。図４に指示情報リスト２１の一例を
示す。図４の例では、品種番号、ロット番号、数量、仕
向け先などの指示情報が登録されている。品種番号は、
印刷プロセスで取り扱う品種を識別することができる番
号である。ロット番号は、製品の生産年月日や生産場所
或いは部品構成などが識別できる番号である。数量は、
ロット単位での印刷すべき所要数量である。仕向け先
は、製品の送付先や注文者などである。この指示情報リ
スト２１は、プロセス指示装置２０の記憶装置（図示せ
ず）内部の所定アドレスに読み出し可能に格納されてい
る。。
【００１４】指示情報登録手段２２は、指示情報を指示
情報リスト２１に登録する手段である。品種番号、ロッ
ト番号、数量、仕向け先などの指示情報は、随時この指
示情報登録手段２２から登録される。新たに取り扱う品
種が追加されたときは、その品種番号が追加登録され
る。指示情報の登録はプロセス指示装置２０の入力装置
（図示せず）から行われる。セキュリティを考慮して、
予め定められたオペレータのみに対してこの操作が許可
されるようにしてもよい。この場合、操作を行うときに
オペレータにＩＤとパスワードの入力を求めるなど、オ
ペレータの利用者認証が行われる。また、この操作を図
２に示したように情報登録装置５０を設けて、プロセス
制御装置３０における制御モードの登録と併せて行われ
るようにすることもできる。これについては後記する。
情報リスト２１に登録する手段である。品種番号、ロッ
ト番号、数量、仕向け先などの指示情報は、随時この指
示情報登録手段２２から登録される。新たに取り扱う品
種が追加されたときは、その品種番号が追加登録され
る。指示情報の登録はプロセス指示装置２０の入力装置
（図示せず）から行われる。セキュリティを考慮して、
予め定められたオペレータのみに対してこの操作が許可
されるようにしてもよい。この場合、操作を行うときに
オペレータにＩＤとパスワードの入力を求めるなど、オ
ペレータの利用者認証が行われる。また、この操作を図
２に示したように情報登録装置５０を設けて、プロセス
制御装置３０における制御モードの登録と併せて行われ
るようにすることもできる。これについては後記する。
【００１５】稼動状態監視手段２３は、印刷装置４０の
稼動状態を監視する手段である。図３のシステム構成で
は、プロセス制御装置３０を介して印刷装置４０の稼動
状態情報を入手する構成としている。通常、プロセス制
御装置３０は印刷装置４０の稼動状態を常時把握してい
る。プロセス指示装置２０は印刷装置４０から稼動状態
情報を直接入手するよりも、プロセス制御装置３０から
この稼動状態情報の通知を受ける構成とした方が効率的
である。
稼動状態を監視する手段である。図３のシステム構成で
は、プロセス制御装置３０を介して印刷装置４０の稼動
状態情報を入手する構成としている。通常、プロセス制
御装置３０は印刷装置４０の稼動状態を常時把握してい
る。プロセス指示装置２０は印刷装置４０から稼動状態
情報を直接入手するよりも、プロセス制御装置３０から
この稼動状態情報の通知を受ける構成とした方が効率的
である。
【００１６】［プロセス制御装置］次に、同じく図３の
機能ブロック図を参照してプロセス制御装置３０につい
て説明する。図３においてプロセス制御装置３０は、制
御モードを含む制御モードテーブル３１と、この制御モ
ードの登録を行う制御モード登録手段３２と、プロセス
指示装置２０から指示情報を読み出す指示情報読出手段
３３と、読み出された指示情報に基づいて制御モードテ
ーブル３１の中から所定の制御モードを取得して印刷装
置４０に対するプロセス制御を行うプロセス制御手段３
４とから構成される。また、印刷装置４０の稼動状態を
把握してプロセス指示装置２０にこの稼動状態を通知す
る稼動状態通知手段３５を有する構成としてもよい。
機能ブロック図を参照してプロセス制御装置３０につい
て説明する。図３においてプロセス制御装置３０は、制
御モードを含む制御モードテーブル３１と、この制御モ
ードの登録を行う制御モード登録手段３２と、プロセス
指示装置２０から指示情報を読み出す指示情報読出手段
３３と、読み出された指示情報に基づいて制御モードテ
ーブル３１の中から所定の制御モードを取得して印刷装
置４０に対するプロセス制御を行うプロセス制御手段３
４とから構成される。また、印刷装置４０の稼動状態を
把握してプロセス指示装置２０にこの稼動状態を通知す
る稼動状態通知手段３５を有する構成としてもよい。
【００１７】制御モードテーブル３１は、印刷装置４０
に対する印刷制御を実行するための制御モードを登録し
たテーブルである。図６に制御モードテーブルの一例を
示す。制御モードテーブルには、品種番号ごとに印刷柄
の文字や絵柄のイメージ、印刷位置、サイズ、色などの
印刷データを特定する制御モードが登録されている。こ
の制御モードは、指示情報によって提示される品種番号
と一意に対応するように予め設定されている。例えば、
品種番号「Ａ」に対しては制御モード「ａ」が、品種番
号「Ｂ」に対しては制御モード「ｂ」が対応する。ここ
で、図示はしないが、各プロセス制御装置３０では、同
じ品種番号「Ａ」であってもそれぞれに異なった制御モ
ードテーブル３１が登録される。例えば、あるプロセス
制御装置３０では梱包ＩＤ番号を、別のプロセス制御装
置３０ではロット番号をそれぞれ印刷するように登録さ
れる。制御モードテーブル３１は、プロセス制御装置３
０の記憶装置（図示せず）内部の所定アドレスに格納さ
れ、プロセス制御手段３４から読み出しが可能となって
いる。
に対する印刷制御を実行するための制御モードを登録し
たテーブルである。図６に制御モードテーブルの一例を
示す。制御モードテーブルには、品種番号ごとに印刷柄
の文字や絵柄のイメージ、印刷位置、サイズ、色などの
印刷データを特定する制御モードが登録されている。こ
の制御モードは、指示情報によって提示される品種番号
と一意に対応するように予め設定されている。例えば、
品種番号「Ａ」に対しては制御モード「ａ」が、品種番
号「Ｂ」に対しては制御モード「ｂ」が対応する。ここ
で、図示はしないが、各プロセス制御装置３０では、同
じ品種番号「Ａ」であってもそれぞれに異なった制御モ
ードテーブル３１が登録される。例えば、あるプロセス
制御装置３０では梱包ＩＤ番号を、別のプロセス制御装
置３０ではロット番号をそれぞれ印刷するように登録さ
れる。制御モードテーブル３１は、プロセス制御装置３
０の記憶装置（図示せず）内部の所定アドレスに格納さ
れ、プロセス制御手段３４から読み出しが可能となって
いる。
【００１８】制御モード登録手段３２は、所定の制御モ
ードを制御モードテーブル３１に登録する手段である。
制御モード登録手段３２により、印刷装置４０において
印刷される印刷柄の文字や絵柄イメージ、印刷位置、サ
イズ、色などの印刷用の制御モードが事前に登録され
る。取り扱う品種が新たに追加されたときは、その品種
に対応した制御モードが追加登録される。ここで、制御
モード登録手段３２と、前記したプロセス指示装置２０
における指示情報登録手段２２とを一つに集約した構成
とすることもできる。例えば、図２に示したように、情
報登録装置５０を設け、登録の手段を集約すればよい。
このような構成にすれば、プロセス指示装置２０におい
て登録する指示情報とプロセス制御装置３０において登
録する制御モードとを正しく一意に対応づけて登録する
ことができる。また、各装置それぞれに個別登録を行う
よりも効率的に登録を行うことができる。
ードを制御モードテーブル３１に登録する手段である。
制御モード登録手段３２により、印刷装置４０において
印刷される印刷柄の文字や絵柄イメージ、印刷位置、サ
イズ、色などの印刷用の制御モードが事前に登録され
る。取り扱う品種が新たに追加されたときは、その品種
に対応した制御モードが追加登録される。ここで、制御
モード登録手段３２と、前記したプロセス指示装置２０
における指示情報登録手段２２とを一つに集約した構成
とすることもできる。例えば、図２に示したように、情
報登録装置５０を設け、登録の手段を集約すればよい。
このような構成にすれば、プロセス指示装置２０におい
て登録する指示情報とプロセス制御装置３０において登
録する制御モードとを正しく一意に対応づけて登録する
ことができる。また、各装置それぞれに個別登録を行う
よりも効率的に登録を行うことができる。
【００１９】指示情報読出手段３３は、プロセス指示装
置２０に指示情報の問い合わせを行い、指示情報リスト
２１に含まれている指示情報を読み出す手段である。指
示情報の問い合わせは、例えば予め定められた所定のタ
イミングで自動的に行われる。この問い合わせタイミン
グは、取り扱う製品の出荷量、稼動時間などの要素を加
味して設定されるもので、任意に可変することができ
る。例えば、一定時間間隔ごとに問い合わせるように設
定してもよいし、所定数量の印刷が終了するごとに問い
合わせたりしてもよい。また、メンテナンスや不時のト
ラブルに備えて、手動によって問い合わせ信号を送出す
るようにしておく。
置２０に指示情報の問い合わせを行い、指示情報リスト
２１に含まれている指示情報を読み出す手段である。指
示情報の問い合わせは、例えば予め定められた所定のタ
イミングで自動的に行われる。この問い合わせタイミン
グは、取り扱う製品の出荷量、稼動時間などの要素を加
味して設定されるもので、任意に可変することができ
る。例えば、一定時間間隔ごとに問い合わせるように設
定してもよいし、所定数量の印刷が終了するごとに問い
合わせたりしてもよい。また、メンテナンスや不時のト
ラブルに備えて、手動によって問い合わせ信号を送出す
るようにしておく。
【００２０】プロセス制御手段３４は、指示情報に基づ
いて制御モードテーブル３１の中から所定の制御モード
を取得して、印刷装置４０に対して取得した制御モード
による印刷制御を実行する手段である。指示情報に含ま
れる品種番号に対応した印刷データを作成して、所定の
印刷を行うように印刷装置４０を制御する。
いて制御モードテーブル３１の中から所定の制御モード
を取得して、印刷装置４０に対して取得した制御モード
による印刷制御を実行する手段である。指示情報に含ま
れる品種番号に対応した印刷データを作成して、所定の
印刷を行うように印刷装置４０を制御する。
【００２１】稼動状態通知手段３５は、常時把握してい
る印刷装置４０の稼動状態を所定のタイミングでプロセ
ス指示装置２０に通知する手段である。この稼動状態の
通知は、例えば、指示情報読出手段３３が送出する指示
情報の問い合わせ信号に稼動状態情報を含めるようにし
てもよい。この場合でも、システム全体の稼動監視を整
合した状態に維持するために、印刷装置４０の稼動状態
に変化が生じたときは、その時点でプロセス指示装置２
０にその稼動状態を通知することが望ましい。
る印刷装置４０の稼動状態を所定のタイミングでプロセ
ス指示装置２０に通知する手段である。この稼動状態の
通知は、例えば、指示情報読出手段３３が送出する指示
情報の問い合わせ信号に稼動状態情報を含めるようにし
てもよい。この場合でも、システム全体の稼動監視を整
合した状態に維持するために、印刷装置４０の稼動状態
に変化が生じたときは、その時点でプロセス指示装置２
０にその稼動状態を通知することが望ましい。
【００２２】［ハードウェア構成］次に、プロセス指示
装置２０とプロセス制御装置３０のハードウェア構成に
ついて説明する。プロセス指示装置２０とプロセス制御
装置３０は共にパソコン等の情報処理装置で構成するこ
とができる。情報処理装置の構成は、装置全体を統括的
に制御する制御処理部に記憶装置が接続されている。制
御処理部には、入出力制御部を介してキーボード、マウ
ス、スキャナ等からなる入力装置、入出力データのモニ
タに用いる表示装置、各種情報を出力する出力装置及び
通信部がそれぞれ接続されている。
装置２０とプロセス制御装置３０のハードウェア構成に
ついて説明する。プロセス指示装置２０とプロセス制御
装置３０は共にパソコン等の情報処理装置で構成するこ
とができる。情報処理装置の構成は、装置全体を統括的
に制御する制御処理部に記憶装置が接続されている。制
御処理部には、入出力制御部を介してキーボード、マウ
ス、スキャナ等からなる入力装置、入出力データのモニ
タに用いる表示装置、各種情報を出力する出力装置及び
通信部がそれぞれ接続されている。
【００２３】制御処理部は、ＣＰＵ及び内部メモリによ
って構成され、ＯＳ（Ｏｐｅｒａｔｉｎｇ Ｓｙｓｔｅ
ｍ）のほか、各種の登録と制御を行うためのプログラム
が展開される。例えば、プロセス指示装置２０では、指
示情報の登録を行うプログラム、印刷装置４０の稼動状
態を指示情報に含めるプログラム等である。また、プロ
セス制御装置３０では、制御モードの登録を行うプログ
ラム、プロセス指示装置２０に対して指示情報を問い合
わせるプログラム、読み出された指示情報に基づいて所
定の制御モードを取得して印刷制御を実行するプログラ
ム、印刷装置４０の稼動状態をプロセス指示装置２０に
通知するプログラム等である。
って構成され、ＯＳ（Ｏｐｅｒａｔｉｎｇ Ｓｙｓｔｅ
ｍ）のほか、各種の登録と制御を行うためのプログラム
が展開される。例えば、プロセス指示装置２０では、指
示情報の登録を行うプログラム、印刷装置４０の稼動状
態を指示情報に含めるプログラム等である。また、プロ
セス制御装置３０では、制御モードの登録を行うプログ
ラム、プロセス指示装置２０に対して指示情報を問い合
わせるプログラム、読み出された指示情報に基づいて所
定の制御モードを取得して印刷制御を実行するプログラ
ム、印刷装置４０の稼動状態をプロセス指示装置２０に
通知するプログラム等である。
【００２４】プロセス指示装置２０の指示情報リスト２
１、指示情報登録手段２２、稼動状態監視手段２３と、
プロセス制御装置３０の制御モードテーブル３１、制御
モード登録手段３２、指示情報読出手段３３、プロセス
制御手段３４、稼動状態通知手段３５は、それぞれ前記
したハードウェアとこれらのプログラムによってその機
能を実現している。
１、指示情報登録手段２２、稼動状態監視手段２３と、
プロセス制御装置３０の制御モードテーブル３１、制御
モード登録手段３２、指示情報読出手段３３、プロセス
制御手段３４、稼動状態通知手段３５は、それぞれ前記
したハードウェアとこれらのプログラムによってその機
能を実現している。
【００２５】また、記憶装置はハードディスクや光磁気
ディスク等によって構成され、その内部に指示情報リス
ト２１、制御モードテーブル３１がそれぞれ作成されて
いる。
ディスク等によって構成され、その内部に指示情報リス
ト２１、制御モードテーブル３１がそれぞれ作成されて
いる。
【００２６】なお、プロセス制御装置３０は、印刷装置
４０に対する印刷制御を実行するプログラムを備えてい
るが、このプログラムは通常、シーケンス制御プログラ
ムと呼ばれるものである。すなわち、プロセス制御装置
３０は情報処理機能とシーケンス制御機能とを有する装
置で構成される。
４０に対する印刷制御を実行するプログラムを備えてい
るが、このプログラムは通常、シーケンス制御プログラ
ムと呼ばれるものである。すなわち、プロセス制御装置
３０は情報処理機能とシーケンス制御機能とを有する装
置で構成される。
【００２７】［動作］次に、図７を参照して本プロセス
情報指示システムの動作について説明する。図７のフロ
ーチャートにおいて、プロセス制御装置３０は現在取得
している制御モードで印刷装置４０に対して所定の印刷
制御を行っている（ステップＳ１０１）。この印刷制御
は所定数量の印刷が終了するまで続行され（ステップＳ
１０２）、所定数量の印刷が終了したとき、プロセス指
示装置２０に対して印刷の終了通知を送出する（ステッ
プＳ１０３）。
情報指示システムの動作について説明する。図７のフロ
ーチャートにおいて、プロセス制御装置３０は現在取得
している制御モードで印刷装置４０に対して所定の印刷
制御を行っている（ステップＳ１０１）。この印刷制御
は所定数量の印刷が終了するまで続行され（ステップＳ
１０２）、所定数量の印刷が終了したとき、プロセス指
示装置２０に対して印刷の終了通知を送出する（ステッ
プＳ１０３）。
【００２８】所定数量の印刷が終了すると、プロセス制
御装置３０はプロセス指示装置２０に対して指示情報の
問い合わせを行う（ステップＳ１０４）。この問い合わ
せは、前記所定数量の印刷制御の終了前においても、一
定時間ごとに繰り返し行うようにしてもよい。プロセス
指示装置２０は指示情報の問い合わせを受けると、指示
情報リスト２１から指示情報を読み出して、プロセス制
御装置３０に対する応答信号を用いてこの指示情報を提
示する（ステップＳ１０５）。このとき、指示情報に変
更状況を示す特定のフラグを設けて、このフラグが「Ｏ
Ｎ」のときにのみ指示情報を応答信号に含めるようにし
てもよい。
御装置３０はプロセス指示装置２０に対して指示情報の
問い合わせを行う（ステップＳ１０４）。この問い合わ
せは、前記所定数量の印刷制御の終了前においても、一
定時間ごとに繰り返し行うようにしてもよい。プロセス
指示装置２０は指示情報の問い合わせを受けると、指示
情報リスト２１から指示情報を読み出して、プロセス制
御装置３０に対する応答信号を用いてこの指示情報を提
示する（ステップＳ１０５）。このとき、指示情報に変
更状況を示す特定のフラグを設けて、このフラグが「Ｏ
Ｎ」のときにのみ指示情報を応答信号に含めるようにし
てもよい。
【００２９】ここで、指示情報の一提示例を図５に示
す。図５では指示情報として品種番号、ロット番号、数
量、稼動状態を含む例を示している。ここで、ロット番
号を提示するのは、確実でしかも効率のよいロット生産
を行うためである。通常、多品種製品を連続生産する場
合にロット生産方式を用いるが、化粧品容器や食品容器
などの比較的低価格の製品では、低コストの梱包出荷ラ
インを実現するために、効率よくロットの切り替えを行
うことが重要とされる。このため、梱包出荷ラインを一
旦空にしてから次のロットをラインに投入するようにす
れば、複雑なライン管理が不要になる上、印刷や梱包の
間違いを防止することができるという利点がある。
す。図５では指示情報として品種番号、ロット番号、数
量、稼動状態を含む例を示している。ここで、ロット番
号を提示するのは、確実でしかも効率のよいロット生産
を行うためである。通常、多品種製品を連続生産する場
合にロット生産方式を用いるが、化粧品容器や食品容器
などの比較的低価格の製品では、低コストの梱包出荷ラ
インを実現するために、効率よくロットの切り替えを行
うことが重要とされる。このため、梱包出荷ラインを一
旦空にしてから次のロットをラインに投入するようにす
れば、複雑なライン管理が不要になる上、印刷や梱包の
間違いを防止することができるという利点がある。
【００３０】また、指示情報に数量を含めることによっ
て、所定数量の印刷を自動的に行うことができる。さら
に、指示情報に仕向け先を含めるようにすれば、仕向け
先ごとに所定数量のロット生産を行うこともできる。こ
こで、指示情報については、オペレータが所定の生産計
画に応じて、指示情報リスト２１に品種番号、ロット番
号、数量を登録するが、例えば、プロセス制御装置３０
に対して個別に数量を入力するなどしてもよい。
て、所定数量の印刷を自動的に行うことができる。さら
に、指示情報に仕向け先を含めるようにすれば、仕向け
先ごとに所定数量のロット生産を行うこともできる。こ
こで、指示情報については、オペレータが所定の生産計
画に応じて、指示情報リスト２１に品種番号、ロット番
号、数量を登録するが、例えば、プロセス制御装置３０
に対して個別に数量を入力するなどしてもよい。
【００３１】また、図５では指示情報に稼動状態を含め
ているが、これは、ライン全体における各プロセス制御
装置３０の制御モードの切替動作をシステム全体で同期
させるためである。制御モードの切替動作をこのように
統制することで、複雑な個別制御を行う必要がなくな
り、ロット単位での印刷を確実にしかも簡単に開始させ
ることができる。ここで、指示情報で提示される稼動状
態は、「生産中」「停止中」「切替中」のいずれかであ
る。「生産中」は、全ての印刷装置４０が印刷を実行中
であることを示す。「切替中」は、複数の印刷装置４０
の一部が所定の印刷を終了して、次の制御モードへの切
替準備中であることを示す。「停止中」は、全ての印刷
装置４０が所定の制御モードでの印刷を終了して、次の
制御モードへの切替準備が完了した状態を示している。
ているが、これは、ライン全体における各プロセス制御
装置３０の制御モードの切替動作をシステム全体で同期
させるためである。制御モードの切替動作をこのように
統制することで、複雑な個別制御を行う必要がなくな
り、ロット単位での印刷を確実にしかも簡単に開始させ
ることができる。ここで、指示情報で提示される稼動状
態は、「生産中」「停止中」「切替中」のいずれかであ
る。「生産中」は、全ての印刷装置４０が印刷を実行中
であることを示す。「切替中」は、複数の印刷装置４０
の一部が所定の印刷を終了して、次の制御モードへの切
替準備中であることを示す。「停止中」は、全ての印刷
装置４０が所定の制御モードでの印刷を終了して、次の
制御モードへの切替準備が完了した状態を示している。
【００３２】再び図７において、各プロセス制御装置３
０では、指示情報で提示される稼動状態が「停止中」で
ない場合は、ライン全体として切替準備が完了していな
いと判断して、たとえあるプロセス制御装置３０が所定
数量の印刷を終了したとしても、この稼動状態が「停止
中」を示すまでは次の制御モードへの切り替えを待機す
る（ステップＳ１０６）。その後、何回かの問い合わせ
で稼動状態に「停止中」が提示されると、制御モードテ
ーブル３１の中から品種番号に対応した所定の制御モー
ドを取得して（ステップＳ１０７）、所定の印刷データ
による制御を開始してロット切替が行われる（ステップ
Ｓ１０８）。
０では、指示情報で提示される稼動状態が「停止中」で
ない場合は、ライン全体として切替準備が完了していな
いと判断して、たとえあるプロセス制御装置３０が所定
数量の印刷を終了したとしても、この稼動状態が「停止
中」を示すまでは次の制御モードへの切り替えを待機す
る（ステップＳ１０６）。その後、何回かの問い合わせ
で稼動状態に「停止中」が提示されると、制御モードテ
ーブル３１の中から品種番号に対応した所定の制御モー
ドを取得して（ステップＳ１０７）、所定の印刷データ
による制御を開始してロット切替が行われる（ステップ
Ｓ１０８）。
【００３３】以上、本プロセス情報指示システムについ
て一実施形態例を説明したが、本発明は、前記した実施
形態に限定されることなく、広く変形して実施可能であ
る。例えば、プロセス指示装置２０は、プロセス制御装
置３０の機能を併わせ持つ構成であってもよい。また、
プロセス制御装置３０は印刷装置４０のようなプロセス
実行装置の機能を併わせ持つ構成であってもよい。この
ように、それぞれの装置は機能単位で分離或いは統合し
た構成で実施してもよい。
て一実施形態例を説明したが、本発明は、前記した実施
形態に限定されることなく、広く変形して実施可能であ
る。例えば、プロセス指示装置２０は、プロセス制御装
置３０の機能を併わせ持つ構成であってもよい。また、
プロセス制御装置３０は印刷装置４０のようなプロセス
実行装置の機能を併わせ持つ構成であってもよい。この
ように、それぞれの装置は機能単位で分離或いは統合し
た構成で実施してもよい。
【００３４】また、本実施形態では、化粧品容器や食品
容器などの梱包出荷ラインにおける印刷プロセスに係る
情報指示システムについて説明したが、本システムはこ
の分野に限定されることなく広範囲に適用することが可
能である。とりわけ、情報記録メディアのような多品種
生産が行われるラインにおいて、取り扱う品種の追加や
設備増設が発生するようなプロセスへの適用が効果的で
ある。
容器などの梱包出荷ラインにおける印刷プロセスに係る
情報指示システムについて説明したが、本システムはこ
の分野に限定されることなく広範囲に適用することが可
能である。とりわけ、情報記録メディアのような多品種
生産が行われるラインにおいて、取り扱う品種の追加や
設備増設が発生するようなプロセスへの適用が効果的で
ある。
【００３５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プロセス指示装置が指示情報のみを有しており、プロセ
ス制御の動作を規定する制御モードはプロセス制御装置
が有するため、プロセス制御の設定条件や設備増設の際
にも、指示情報の提示方法を変更することなく、簡単に
対処することが可能となる。
プロセス指示装置が指示情報のみを有しており、プロセ
ス制御の動作を規定する制御モードはプロセス制御装置
が有するため、プロセス制御の設定条件や設備増設の際
にも、指示情報の提示方法を変更することなく、簡単に
対処することが可能となる。
【図１】化粧品容器や食品容器などの梱包出荷ラインに
おける印刷プロセスの全体説明図である。
おける印刷プロセスの全体説明図である。
【図２】本プロセス情報指示システムのシステム構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図３】本プロセス情報指示システムの機能構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図４】指示情報リストの一例である。
【図５】指示情報の一提示例である。
【図６】制御モードテーブルの一例である。
【図７】本プロセス情報指示システムの動作を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
２０ プロセス指示装置 ２１ 指示情報リスト ２２ 指示情報登録手段 ２３ 稼動状態監視手段 ３０ プロセス制御装置 ３１ 制御モードテーブル ３２ 制御モード登録手段 ３３ 指示情報読出手段 ３４ プロセス制御手段 ３５ 稼動状態通知手段 ４０ 印刷装置（プロセス実行装置） ５０ 情報登録装置 ６０ 通信回線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 3C100 AA56 AA68 BB01 BB33 CC02 CC11 EE17 3E056 AA06 BA10 CA05 DA05 FA01 GA04 5H215 AA09 CC07 CX05 KK04
Claims (1)
- 【請求項１】 あるプロセスを実行するプロセス実行装
置に対して所定のプロセス制御を行うプロセス制御装置
と、このプロセス制御装置に対して通信手段を用いて前
記プロセス制御の指示を行うプロセス指示装置とからな
るプロセス情報指示システムであって、 前記プロセス指示装置が、前記プロセス制御に係る指示
情報を含む指示情報リストを有し、 前記プロセス制御装置が、前記プロセス実行装置の動作
を規定した制御モードを含む制御モードテーブルと、前
記指示情報リストから前記指示情報を読み出す指示情報
読出手段と、読み出された前記指示情報に基づいて前記
制御モードテーブルの中から所定の制御モードを取得し
て前記プロセス実行装置に対して所定のプロセス制御を
行うプロセス制御手段とを有することを特徴とするプロ
セス情報指示システム。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000341312A JP2002149208A (ja) | 2000-11-09 | 2000-11-09 | プロセス情報指示システム |
| US09/986,694 US6837162B2 (en) | 2000-11-09 | 2001-11-09 | System and method for designation process information |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000341312A JP2002149208A (ja) | 2000-11-09 | 2000-11-09 | プロセス情報指示システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002149208A true JP2002149208A (ja) | 2002-05-24 |
Family
ID=18816071
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000341312A Pending JP2002149208A (ja) | 2000-11-09 | 2000-11-09 | プロセス情報指示システム |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6837162B2 (ja) |
| JP (1) | JP2002149208A (ja) |
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| DE102009017567A1 (de) * | 2008-04-18 | 2009-10-22 | Multivac Sepp Haggenmüller Gmbh & Co. Kg | Verpackungsmaschine mit wenigstens einer Anmeldungsvorrichtung und Datenträger |
| CN103434686A (zh) * | 2013-06-28 | 2013-12-11 | 赛龙通信技术（深圳）有限公司 | 一种手机包装控制***及其实现方法 |
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-
2000
- 2000-11-09 JP JP2000341312A patent/JP2002149208A/ja active Pending
-
2001
- 2001-11-09 US US09/986,694 patent/US6837162B2/en not_active Expired - Fee Related
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| US10569918B2 (en) | 2014-01-23 | 2020-02-25 | Sig Technology Ag | Method for controlling a packaging machine and a packaging machine |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6837162B2 (en) | 2005-01-04 |
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