JP2002145475A - シート供給装置とこの装置を備えた画像読み取り装置および画像形成装置 - Google Patents

シート供給装置とこの装置を備えた画像読み取り装置および画像形成装置

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JP2002145475A
JP2002145475A JP2000342558A JP2000342558A JP2002145475A JP 2002145475 A JP2002145475 A JP 2002145475A JP 2000342558 A JP2000342558 A JP 2000342558A JP 2000342558 A JP2000342558 A JP 2000342558A JP 2002145475 A JP2002145475 A JP 2002145475A
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sheet feeding
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JP2000342558A
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Yuichi Makino
裕一 牧野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートに付着した塵埃を除去すること。 【解決手段】 シート供給装置は、シートを受けてシー
トの通過案内をするシート受け部にシートを供給する一
対のシート供給回転体と、一対のシート供給回転体の
内、少なくとも一方のシート供給回転体4a,5a,5
bに接触してシート供給回転体に付着した塵埃を除去す
る塵埃除去手段18a,18bと、を備え、一対のシー
ト供給回転体の内、いずれか一方のシート供給回転体が
複数備えられて、その内少なくとも2つのシート供給回
転体は、回転軸方向長さA1,A2,A3を回転軸方向
間隔B1,B2より長くして複数配列されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートを供給する
シート供給装置と、このシート供給装置を備えてシート
供給装置から供給されたシートの画像を読み取る画像読
み取り装置と、シート供給装置あるいは画像読み取り装
置を備えてシートに画像を形成する複写機、プリンタ、
ファクシミリ、およびこれらの複合機器等の画像形成装
置とに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、画像形成装置に設けられ
たシート供給装置には、シートを画像読み取り装置に自
動的に供給するため、画像読み取り装置に開閉自在に設
けられているものがある。
【0003】そして、画像読み取り装置は、このシート
供給装置によって供給されたシートの画像、すなわち原
稿の画像を露光してその画像を読み取るようになってい
る。
【0004】画像読み取り装置による原稿の画像の読み
取り方法には、固定読みと、流し読みとがある。固定読
みは、画像読み取り装置のプラテンガラス上にシート供
給装置によって供給された原稿を一旦停止させて、その
後、露光装置を移動させ、露光動作を行いながら原稿の
画像を読み取る方法である。流し読みは、露光読み取り
位置に露光装置を停止させるとともに、原稿をプラテン
ガラス上で所定の速度で移動させて露光動作を行いなが
ら原稿の画像を読み取る方法である。
【0005】この流し読みは原稿停止時間を短縮できる
ので、原稿交換速度を速くすることができるという利点
があり多くの画像読み取り装置に採用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、シート供給装
置は、流し読みを行うとき、原稿を連続搬送するとき、
次のようなことが発生していた。
【0007】シート供給装置が原稿を供給するとき、原
稿の画像形成面が原稿の供給案内をするガイドに擦れ
て、原稿の画像がトナー像によって形成されているとき
にはトナー粉や、シート紛などが発生して原稿に付着す
ることがある。また、原稿に消しゴムのカスや髪の毛な
どのごみが付着していることがある。これらの塵埃は原
稿と一緒にシート供給装置内に搬送されることになる。
【0008】そして、塵埃は、流し読みを行う画像読み
取り装置の読み取り部に搬送され、プラテンガラスの露
光読み取り位置に滞留あるいは付着することがある。こ
のような場合、流し読みを行う画像読み取り装置は露光
装置が固定されているため、塵埃を原稿の搬送方向に本
来の画像にはないスジとして誤認読み取りすることにな
る。
【0009】また、このような画像読み取り装置を装置
本体に備えた画像形成装置は、画像読み取り装置の誤認
読み取りに基づいて、シートに、原稿の搬送方向に本来
の画像にはないスジを形成することがあった。
【0010】本発明は、シートに付着した塵埃を除去し
てシートを供給するシート供給装置と、このシート供給
装置を備えてシートに形成された画像を正確に読み取る
画像読み取り装置と、この画像読み取り装置を装置本体
に備えてシートに余計なスジを形成しないようにした画
像形成装置とを提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のシート供給装置は、シートを受けて前記シ
ートの通過案内をするシート受け部に前記シートを供給
する一対のシート供給回転体と、前記一対のシート供給
回転体の内、少なくとも一方のシート供給回転体に接触
して前記シート供給回転体に付着した塵埃を除去する塵
埃除去手段と、を備え、前記一対のシート供給回転体の
内、いずれか一方のシート供給回転体が複数備えられ
て、その内少なくとも2つのシート供給回転体は、回転
軸方向長さを回転軸方向間隔より長くして複数配列され
ている。
【0012】本発明のシート供給装置の前記いずれか一
方のシート供給回転体は従動回転体である。
【0013】本発明のシート供給装置の前記いずれか一
方のシート供給回転体は、前記シートの搬送方向に対し
て交差する方向のシート幅の範囲内に配設されている。
【0014】本発明のシート供給装置の前記塵埃除去手
段は、前記いずれか一方のシート供給回転体に接触して
いる。
【0015】本発明のシート供給装置の前記塵埃除去手
段は、前記シート供給回転体毎に配設されて、前記シー
ト供給回転体の回転軸方向の両側にはみ出ている。
【0016】本発明のシート供給装置の前記塵埃除去手
段は、スクレーパである。
【0017】上記目的を達成するため、本発明の画像読
み取り装置は、シートを受けて前記シートの通過を案内
するシート受け部に前記シートを搬送する上記いずれか
1つのシート供給装置と、前記シート供給装置によっ
て、前記シート受け部に搬送されたシートに形成されて
いる画像を読み取る画像読み取り手段と、を備えてい
る。
【0018】上記目的を達成するため、本発明の画像形
成装置は、シートを受けて前記シートの通過案内をする
シート受け部に前記シートを搬送する上記いずれか1つ
のシート供給装置と、前記シート供給装置によって、前
記シート受け部に搬送された前記シートに形成されてい
る画像を読み取る画像読み取り手段と、画像読み取り手
段によって読み取られた画像をシートに形成する画像形
成手段と、を備えている。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。
【0020】本実施形態のシート供給装置と、このシー
ト供給装置を備えた画像読み取り装置は、例えば、複写
機、プリンタ、ファクシミリ、およびこれらの複合機器
等の画像形成装置の装置本体に装備されている。
【0021】本実施形態のシート供給装置は、被供給装
置である画像読み取り装置に自動的に原稿(シート)を
引き込み供給することができるようになっている。な
お、シート供給装置は、原稿の引き込みを、手差しによ
って行うようにしてもよい。
【0022】図1にシート供給装置と画像読み取り装置
の概略図を示す。シート供給装置101は、画像読み取
り装置(画像読み取り手段)102の上方にヒンジ部1
04,104によって開閉可能に設置されて、画像読み
取り装置102の読み取り位置eに原稿を供給するよう
になっている。画像読み取り装置102は、流し読み用
のプラテンガラス(シート受け部)8と、固定読み用の
プラテンガラス15と、ジャンプ台10と、露光装置1
03等を有している。画像読み取り装置102は、露光
装置103によりシート供給装置101から供給された
原稿の露光動作を行って、原稿を読み取るようになって
いる。
【0023】次に、本実施形態のシート供給装置101
の断面図である図2に基づいて、シート供給装置101
による、片面にのみ画像が形成された原稿の搬送動作を
説明する。
【0024】ユーザーは、原稿の束を、原稿積載部Aの
積載トレイ1上に積載する。原稿給紙部Bは、積載トレ
イ1上に積載された原稿の束をピックアップローラ2に
よって原稿供給ローラ3aと摩擦分離パッド3bに引き
込み、原稿供給ローラ3aと摩擦分離パッド3bによっ
て、原稿束の最上位の原稿から1枚ずつ分離して、第1
レジストローラ4a,4b、4a,4cへ搬送する。第
1レジストローラ4a,4b、4a,4cは、原稿の先
端が到着したときには停止している。しかし、原稿供給
ローラ3aによる原稿の搬送は継続されている。このた
め、原稿はループ状に形成されて、斜行を補正される。
原稿の斜行補正が行われた後、第1レジストローラ4
a,4b、4a,4cは、始動して原稿を原稿搬送部C
へ送り込む。
【0025】原稿搬送部Cは、原稿給紙部Bから供給さ
れた原稿をリードローラ6、第2レジストローラ5a,
5b、リードころI7、リードころII12によって、プ
ラテンガラス8と白色板9との間を所定の速度で通過さ
せて原稿排紙部Dへ送り込む。このとき読み取り位置e
の下に露光装置103が待機しており、露光装置103
は、プラテンガラス8上を通過する原稿を露光する。す
なわち、流し読みがされる。
【0026】原稿排紙部Dは、読み取り位置eで露光動
作が行われているとき、排反ローラ13a,13bを離
間させている。しかし、読み取り位置eを原稿の後端が
通過し原稿の読み取りが終了したとき、排反ローラ13
bを上方へ移動させて、原稿を排反ローラ13a,13
bで挟持し、排紙積載部Eの排紙トレイ14上へ裏面排
出する。
【0027】次に、シート供給装置101による、両面
に画像が形成された原稿の搬送動作を説明する。
【0028】まず、原稿積載部Aに積載された原稿は、
原稿給紙部Bにより1枚ずつ分離されて原稿搬送部Cに
供給される。原稿搬送部Cは、片面にのみ画像が形成さ
れた原稿と同様に、原稿をプラテンガラス8と白色板9
との間を所定速度で通過させて原稿排紙部Dへ搬送す
る。このとき、読み取り位置eの下に露光装置103が
待機しており、原稿の1面目の露光動作が行われる。
【0029】原稿排紙部Dは、排反センサS1によって
原稿の後端が通過したことを検知した後、排反ローラ1
3a、13bを逆転させて、原稿排出方向とは逆方向に
位置する原稿搬送部Cの第2レジストローラ5a,5b
とリードローラ6との間へ原稿をスイッチバック搬送さ
せる。原稿の先端が第2レジストローラ5a,5bとリ
ードローラ6との間に到着したとき第2レジストローラ
5a,5bは停止している。しかし、排反ローラ13
a、13bは原稿を送り続けている。このため、原稿は
ループ状に形成されて、両面時の斜行の補正が行われ
る。斜行の補正が行われた原稿は、第2レジストローラ
5a,5bとリードローラ6の始動により、原稿搬送部
Cへ搬送される。
【0030】原稿搬送部Cでは、1面目と同様にして2
面目の露光動作を行った後、原稿を原稿排紙部Dへ搬送
する。原稿排紙部Dでは、本実施形態のシート供給装置
101の構成上、2面目を読み込んだ後の原稿はフェー
スアップの状態になって排出され、原稿の順序が狂う。
このため、原稿を再度反転させる必要がある。このため
原稿排紙部Dでは、排反センサS1を原稿の後端が通過
した後、排反ローラ13a、13bが逆転し、再び原稿
を原稿搬送部Cの方向へ搬送する。このとき、原稿搬送
部Cでは裏面排出を行うため、原稿面の反転動作のみ行
い第2レジストローラ5a,5bによる斜行補正は行わ
ない。
【0031】原稿搬送部Cを通過した原稿は、三度原稿
排紙部Dへ搬送され、排反ローラ13a、13bに挟持
搬送されて排紙積載部Eの排紙トレイ14上に裏面排出
される。
【0032】次に、本実施形態のシート供給装置におけ
る搬送ローラ対を図3に示す。図4にシート搬送装置に
組み込まれるフレーム11に組み込まれた搬送ローラ対
の平面図を示す。図5は、図3に示す搬送ローラ対の1
例である第1レジストローラ4a,4b、4a,4cを
右側から見た図であり、スクレーパを省略した図であ
る。
【0033】本実施形態で搬送ローラ対に相当するロー
ラは、第1レジストローラ4a、4b、4a,4cと、
第2レジストローラ5a,5bおよびその対向側のリー
ドローラ6になる。これら2つのローラ対の従動ころに
相当する第1レジストローラ4a、第2レジストローラ
5a,5bには、スクレーパ(塵埃除去手段)18a,
18bの先端がローラの回転方向に対しカウンター方向
に当接している。
【0034】なお、第1レジストローラ4a,4b、4
a,4cと、第2レジストローラ5a,5bおよびリー
ドローラ6は、シート供給回転体対を構成している。ま
た、第1レジストローラ4aと第2レジストローラ5a
は、従動回転体である。
【0035】スクレーパ18a,18bは、個々の第1
レジストローラ4a、第2レジストローラ5a,5bに
対向して配設されている。スクレーパ18a,18bの
幅W1,W2は、第1レジストローラ4a、第2レジス
トローラ5a,5bの長さA1、A2、A3、A4より
も広く設定されている。このため、スクレーパ18a,
18bの幅方向の両端は、第1レジストローラ4a、第
2レジストローラ5a,5bの軸方向の両側にはみ出
て、第1レジストローラ4a、第2レジストローラ5
a,5bの表面に付着した塵埃を確実に掻き落とすよう
になっている。
【0036】なお、スクレーパ18a,18bは、個々
の第1レジストローラ4a、第2レジストローラ5a,
5bに対向して複数配設して、確実に塵埃を除去するよ
うになっているが、複数のローラに同時に接触する幅に
してもよい。また、スクレーパの代わりにスクレーパの
幅と同じ幅のブラシを設けてもよい。したがって、ロー
ラに付着した塵埃を除去する部材は、スクレーパに限定
されるものではない。
【0037】第1レジストローラ4a、第2レジストロ
ーラ5a,5bは、それぞれ共通の回転軸19,20複
数配設されている。第1レジストローラ4aは3個、第
2レジストローラ5a,5bは都合5個配設されてい
る。図4において、中央部3個の第1レジストローラ4
aと、第2レジストローラ5aとの回転軸方向長さA
1、A2、A3は、相隣り合うローラの間隔B1、B2
よりも広く設定されている。
【0038】また、第1レジストローラ4aより原稿に
幅広く接触するように配列された複数の第2レジストロ
ーラ5a,5bの内、両側の第2レジストローラ5b,
5bの長さA4は、原稿の搬送中に原稿の端部が第2レ
ジストローラ5bの長さ方向の中間部に接触するのを防
止するため、原稿の端部を逃げる長さに設定されてい
る。すなわち、本実施形態のシート供給装置101は、
原稿搬送基準が原稿の幅方向の中央基準であるため、第
2レジストローラ5a,5bの内、両外側のローラ5
b,5bの端部付近に原稿の端部が引っかかるおそれが
ある。このため、両外側のローラ5bの長さは原稿の端
部に引っ掛からない長さに設定してある。
【0039】また、3個の第1レジストローラ4aも、
原稿の幅の範囲内に配設されて、原稿の端部に引っ掛か
らないようになっている。
【0040】これにより従動ころに相当する第1レジス
トローラ4aと、第2レジストローラ5a,5bの幅は
搬送性を損なうことなく、原稿の大部分をクリーニング
することが可能になる幅に設定されている。
【0041】これに対して、ローラ対の駆動ローラに相
当する第1レジストローラ4b,4c、リードローラ6
は、長さを長くすると搬送力が増加し、搬送性に影響す
ることが懸念されるため、原稿を搬送するのに最低限必
要な搬送力を確保できる長さに設定してある。
【0042】以上のようにして、原稿読み取り装置10
2によって原稿が読み取られると、図6に示す画像形成
装置であるプリンタ130の本体131内では、読み取
った情報に基づいてシートに画像が形成される。
【0043】次に、プリンタ130の本体131内の構
成と動作を説明する。
【0044】上段カセット132内のシートPは、不図
示の分離爪と給送ローラ133の作用によって1枚ずつ
分離給送されてレジストローラ対106に導かれるよう
になっている。下段カセット134内のシートPも、不
図示の分離爪と給送ローラ135の作用によって1枚ず
つ分離給送されてレジストローラ対106に導かれるよ
うになっている。手差しガイド136からも、1枚ずつ
シートPがローラ105を介してレジストローラ対10
6に導かれるようになっている。シート積載装置(デッ
キタイプ)108は、モータ等により昇降する中板10
8aを備えている。中板上のシートは、給送ローラ10
9と不図示の分離爪の作用により1枚ずつ分離給送され
て搬送ローラ110に導かれるようになっている。
【0045】上記いずれかのカセット132,134、
手差しガイド136から感光ドラム112に供給された
シートには、感光ドラム112上のトナー像が転写帯電
器115に転写される。トナー像は、感光ドラム112
上に現像器114によってあらかじめ形成されている。
そしてシートは、分離帯電器116によって、感光ドラ
ム112から分離される。
【0046】感光ドラム112、現像器114、転写帯
電器115、分離帯電器116は、画像形成部(画像形
成手段)130を構成している。
【0047】トナー像が転写されたシートは、搬送ベル
ト117によって定着装置118に搬送される。定着装
置118は、シートを加熱加圧してトナー像をシートに
定着する。その後、シートは、搬送ローラ119によっ
て、ダイバータ120に送り込まれて、排出ローラ12
1に導かれ、最後に、ソータ122内に搬送される。
【0048】ソータ122は、ノンソートトレイ122
a、ソートビントレイ122b、ノンソートトレイ排出
ローラ122c、ソートビントレイ排出ローラ122d
を有し、ノンソートトレイ122aとソートビントレイ
122bが昇降してシートを1段ずつ区分けする。な
お、ソータの代わりに排出トレイを装着してもよい。
【0049】シートの両面に画像を複写したり、あるい
は、多重複写したりする場合、定着後のシートは、ダイ
バータ120によって分岐されて、搬送ローラ201に
より搬送される。両面複写の場合、シートは、ベルト2
02,204、パス206、排出ローラ205をへて、
中間トレイ200に裏返しにされて排出される。多重複
写の場合、シートは、ダイバータ203により矢印10
7に沿って案内され、中間トレイ200に排出される。
シートは、中間トレイ200に排出された後、半月ロー
ラ209、210によって分離ローラ対211に搬送さ
れ、さらに、搬送ローラ213、214、215によっ
て、レジストローラ対106へ搬送される。そして、シ
ートは、再度、感光ドラム112によって画像が形成さ
れて、ソータ122に排出される。
【0050】以上のように、シート供給装置101の搬
送ローラ対の従動ころに相当する第1、第2レジストロ
ーラ4a,5aの長さA1,A2,A3を長くすること
によって、原稿に対する第1、第2レジストローラ4
a,5aの接触面積を従来よりも広くし、原稿に付着し
ている塵埃を、第1レジストローラ4a、第2レジスト
ローラ5aに付着させて除去(クリーニング)すること
ができる。
【0051】なお、従来の従動ころに相当する第1、第
2レジストローラ4a,5aの長さは、ローラ間の間隔
よりも短く、原稿に対する接触面積が小さくて、その
分、第1、第2レジストローラ4a,5aに付着する塵
埃の量が少なかった。このため従来のシート供給装置
は、原稿に塵埃を付着させたまま画像読み取り装置に供
給することが多かった。しかし、本実施形態のシート供
給装置101は、上述したように、原稿に塵埃を付着さ
せたまま画像読み取り装置に供給することが従来よりも
少なくなるという利点を有している。
【0052】さらに、スクレーパ18aで、常に従動こ
ろ4a,5aの表面を清浄に保つことで、従動ころ4
a,5aによる、原稿に付着した塵埃のクリーニング効
果を持続させることができる。
【0053】また、従動ころ4a,5aの幅を原稿の幅
方向の端部にかからない最大幅に設定し、駆動ローラ4
b,4c,6の幅を原稿搬送に必要な搬送力を得られる
幅に設定することで、搬送性を安定させることができ
る。
【0054】なお、以上の画像読みと取り装置102
は、塵埃がほとんど付着していない原稿を供給する本実
施形態のシート供給装置101を備えることによって、
原稿を流し読みしたとき、塵埃をスジとして誤認識して
読み取らないようになっているが、原稿を固定読みした
ときには、塵埃を点として読み取るようなことがない。
【0055】したがって、本実施形態のシート供給装置
101は、簡易な構成で搬送性を損なうことなく、原稿
に付着した塵埃を除去することができる。
【0056】また、このシート供給装置101を備えた
画像読み取り装置102は、シート供給装置101から
供給される原稿に塵埃がほとんど付着していないので、
塵埃を黒いスジとして、あるいは、点としてご認識して
読み取るようなことがなく、原稿の画像を正確かつ確実
に読み取ることができる。
【0057】さらに、上記の画像読み取り装置102を
装置本体131にそなえたプリンタ130は、塵埃によ
るスジや点をシートに形成することがなく、品質のよい
画像をシートに形成することができる。
【0058】
【発明の効果】本発明は、簡易な構成で搬送性を損なう
ことなく、シートに付着した塵埃を除去することのでき
るシート供給装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のシート供給装置と画像読み
取り装置との正面外観図である。
【図2】図1のシート供給装置と画像読み取り装置との
正面断面図である。
【図3】図2のシート供給装置の第1レジストローラと
第2レジストローラとリードローラの正面図である。
【図4】図4のシート供給装置の第1レジストローラと
第2レジストローラとリードローラの平面図である。
【図5】第1レジストローラを原稿搬送方向から見た図
である。
【図6】シート搬送装置と画像読み取り装置とを装置本
体に備えた画像形成装置であるプリンタの概略正面断面
図である。
【符号の説明】
A 原稿積載部 B 原稿給紙部 C 原稿搬送部 D 原稿排紙部 E 排紙積載部 S1 排反センサ e 画像読み取り装置の読み取り位置 W1,W2 スクレーパ18a,18bの幅 A1、A2、A3、A4 第1レジストローラ4a、
第2レジストローラ5a,5bの長さ B1,B2 第1レジストローラ4a同士の間隔、第
2レジストローラ5a同士の間隔 4a 第1レジストローラ(シート供給回転体、駆動
回転体) 4b,4c 第1レジストローラ(シート供給回転
体) 5a 第2レジストローラ(シート供給回転体、駆
動回転体) 5b 第2レジストローラ(シート供給回転体) 6 リードローラ(シート供給回転体) 8 流し読み用のプラテンガラス(シート受け部) 15 固定読み用のプラテンガラス 18a,18b スクレーパ(塵埃除去手段) 101 シート供給装置 102 画像読み取り装置(画像読み取り手段) 123 画像形成部(画像形成手段) 130 プリンタ(画像形成装置) 131 プリンタの装置本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F049 AA03 DA12 LA02 LA05 LA07 LB02 3F101 AB01 AB09 5B047 AA01 BA01 BA02 BA07 BC18 BC30 CA09 5C062 AA02 AB02 AB17 AB30 AB32 AB35 AC02 AC04 AC11 AD02 AD06 AE02 BA06 5C072 AA01 BA13 LA18 NA01 NA10 WA02 XA01 XA04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを受けて前記シートの通過案内を
    するシート受け部に前記シートを供給する一対のシート
    供給回転体と、 前記一対のシート供給回転体の内、少なくとも一方のシ
    ート供給回転体に接触して前記シート供給回転体に付着
    した塵埃を除去する塵埃除去手段と、を備え、前記一対
    のシート供給回転体の内、いずれか一方のシート供給回
    転体が複数備えられて、その内少なくとも2つのシート
    供給回転体は、回転軸方向長さを回転軸方向間隔より長
    くして複数配列されていることを特徴とするシート供給
    装置。
  2. 【請求項2】 前記いずれか一方のシート供給回転体は
    従動回転体であることを特徴とする請求項1に記載のシ
    ート供給装置。
  3. 【請求項3】 前記いずれか一方のシート供給回転体
    は、前記シートの搬送方向に対して交差する方向のシー
    ト幅の範囲内に配設されていることを特徴とする請求項
    1または2に記載のシート供給装置。
  4. 【請求項4】 前記塵埃除去手段は、前記いずれか一方
    のシート供給回転体に接触していることを特徴とする請
    求項1ないし3の内、いずれか1項に記載のシート供給
    装置。
  5. 【請求項5】 前記塵埃除去手段は、前記シート供給回
    転体毎に配設されて、前記シート供給回転体の回転軸方
    向の両側にはみ出ていることを特徴とする請求項1また
    は4に記載のシート供給装置。
  6. 【請求項6】 前記塵埃除去手段は、スクレーパである
    ことを特徴とする請求項1または5に記載のシート供給
    装置。
  7. 【請求項7】 シートを受けて前記シートの通過を案内
    するシート受け部に前記シートを搬送する請求項1ない
    し6の内、いずれか1項に記載のシート供給装置と、 前記シート供給装置によって、前記シート受け部に搬送
    されたシートに形成されている画像を読み取る画像読み
    取り手段と、 を備えたことを特徴とする画像読み取り装置。
  8. 【請求項8】 シートを受けて前記シートの通過案内を
    するシート受け部に前記シートを搬送する請求項1ない
    し6の内、いずれか1項に記載のシート供給装置と、 前記シート供給装置によって、前記シート受け部に搬送
    された前記シートに形成されている画像を読み取る画像
    読み取り手段と、 画像読み取り手段によって読み取られた画像をシートに
    形成する画像形成手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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