JP2002145405A - 倉庫設備 - Google Patents

倉庫設備

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JP2002145405A
JP2002145405A JP2000339762A JP2000339762A JP2002145405A JP 2002145405 A JP2002145405 A JP 2002145405A JP 2000339762 A JP2000339762 A JP 2000339762A JP 2000339762 A JP2000339762 A JP 2000339762A JP 2002145405 A JP2002145405 A JP 2002145405A
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JP
Japan
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compartment
opening
closing
closing section
storage
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JP2000339762A
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English (en)
Inventor
Shiro Kuwahata
司郎 桑畑
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Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 収納部に保管されている物品に異物が混入す
るのを確実に防止することができる倉庫設備を提供す
る。 【解決手段】 第1〜第3区画室5〜7と作業区画9と
が形成され、第1区画室5内に、収納部15と、収納部
15に対して物品を出し入れするスタッカクレーン14
とが設けられ、第1区画室5と第2区画室6とは第1開
閉部18を介して連通し、第2区画室6と第3区画室7
とは第2開閉部19を介して連通し、第2区画室6に、
第1開閉部18から第2開閉部19へ通じる搬送経路に
沿って物品を搬送する第2搬送装置23が設けられ、第
3区画室7に、第3開閉部25と、第2開閉部19から
第3開閉部25へ通じる搬送経路に沿って物品を搬送す
る第3搬送手段42とが設けられ、第3開閉部25を通
して、第3区画室7内の物品を作業区画9へ搬出可能と
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多数の物品を保管
し、物品に対して外部からの異物の混入を極力防止する
ことができる倉庫設備に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の倉庫設備としては、例え
ば図11に示すように、収納区画室101の隣りに、外
部へ通じる作業区画102が形成されたものがある。上
記収納区画室101内には自動倉庫103が設置されて
いる。上記自動倉庫103は、多数の収納部104を有
する複数の棚105と、一対の棚105間に形成された
通路106内にそれぞれ設置されたスタッカクレーン1
07とで構成されている。尚、上記収納部104には、
物品108がパレット109に載置された状態で収納さ
れる。また、上記各スタッカクレーン107は、上記通
路106内を走行して、収納部104と棚105の一端
部に設置された一方のコンベヤ110との間で物品10
8をパレット109と共に出し入れするものである。
【0003】上記収納区画室101の一側壁117に
は、作業区画102に通じる開口部111が複数形成さ
れており、上記一側壁117と各一方のコンベヤ110
との間には直線状の搬送経路112が形成されている。
収納区画室101内には、搬送経路112に沿って往復
走行する走行台車113が設けられている。上記作業区
画102には、各開口部111に対応する複数の他方の
コンベヤ114が設置されている。尚、上記走行台車1
13は、一方のコンベヤ110に対してパレット109
を受け渡し可能に構成されているとともに、他方のコン
ベヤ114に対してパレット109を受け渡し可能に構
成されている。上記各開口部111には開閉自在なシャ
ッター115が設けられている。
【0004】これによると、例えば、棚105の物品1
08をパレット109と共に出庫する場合、物品108
はパレット109と共に、スタッカクレーン107によ
って収納部104から一方のコンベヤ110上へ搬出さ
れ、一方のコンベヤ110で搬送されて走行台車113
上に移載され、走行台車113によって所定の開口部1
11の手前まで搬送される。
【0005】そして、上記所定の開口部111のシャッ
ター115が開き、物品108はパレット109と共
に、走行台車113から所定の他方のコンベヤ114上
へ移載され、所定の他方のコンベヤ114によって終端
部まで搬送される。この際、物品108がパレット10
9と共に所定の開口部111を通過して作業区画102
へ搬出されると、上記所定の開口部111のシャッター
115が閉じる。
【0006】その後、物品108はパレット109と共
に、作業区画102の作業者によって他方のコンベヤ1
14からトラック116に積み込まれて出荷される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来形式では、開口部111のシャッター115が開いて
いる際に、昆虫や埃等の異物が作業区画102から開口
部111を通って収納区画室101内へ侵入する恐れが
あり、棚105の収納部104に保管されている物品1
08に上記のような異物が混入する可能性があるといっ
た問題が生じた。
【0008】本発明は、収納部に保管されている物品に
異物が混入するのを確実に防止することができる倉庫設
備を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本第1発明における倉庫設備は、第1区画室と第2区
画室と第3区画室と作業区画とが形成され、上記第1区
画室内に、物品を収納する複数の収納部と、収納部に対
して物品を出し入れする出し入れ装置とが設けられ、上
記第3区画室は、物品を保管する保管機能を有し、上記
第1区画室と第2区画室とは第1開閉部を介して連通
し、上記第2区画室と第3区画室とは第2開閉部を介し
て連通し、上記第2区画室に、第1開閉部から第2区画
室内を経て第2開閉部へ通じる搬送経路に沿って物品を
搬送する搬送手段が設けられ、上記第3区画室に、第3
開閉部と、第2開閉部から第3開閉部へ通じる搬送経路
に沿って物品を搬送する搬送手段とが設けられ、上記出
し入れ装置と第2区画室の搬送手段との間および第2区
画室の搬送手段と第3区画室の搬送手段との間で物品を
受け渡し可能とし、上記第3開閉部を介して、第3区画
室内の物品を作業区画へ搬送可能とし、上記第1から第
3開閉部の開閉を制御する制御手段が設けられているも
のである。
【0010】これによると、例えば、第1区画室内の収
納部に収納された物品を出庫する場合、出し入れ装置に
よって物品が収納部から取り出され、第1開閉部が開い
て、第1区画室と第2区画室とが連通する。そして、上
記物品は、出し入れ装置から上記第1開閉部を通って第
2区画室の搬送手段に渡され、その後、第2開閉部に向
かって搬送される。これにより、物品は、第1区画室か
ら第2区画室へ移送され、その後、上記第1開閉部が閉
じ、第2開閉部が開き、上記物品が第2区画室の搬送手
段から第2開閉部を通って第3区画室の搬送手段に渡さ
れる。
【0011】これにより、物品は第2区画室を通過して
第3区画室へ移送され、その後、第2開閉部が閉じ、さ
らに、物品は、第3区画室の搬送手段によって搬送さ
れ、開いた第3開閉部を通って作業区画へ搬出される。
【0012】上記第3開閉部が開いた時、万一、昆虫や
埃等の異物が作業区画から第3開閉部を通って第3区画
室内へ侵入した場合、上記異物は、第2区画室を通過し
ない限り、第1区画室内に侵入することができない。こ
の際、第2開閉部が開いている場合、第1開閉部が閉じ
ており、第1開閉部が開いている場合、第2開閉部が閉
じているため、上記異物が第2区画室を通過して第1区
画室内に侵入することは困難となる。したがって、第1
区画室の収納部に収納されている物品に上記異物が混入
するのを極力防止することができる。
【0013】また、本第2発明における倉庫設備は、第
3区画室内に設けられた搬送手段は、保管されている物
品を第3開閉部側へ搬送する保管用搬送手段と、第2開
閉部から上記保管用搬送手段へ通じる搬送経路に沿って
物品を搬送する移送用搬送手段とで構成され、上記移送
用搬送手段と保管用搬送手段との間で物品を受け渡し可
能としたものである。
【0014】これによると、第2開閉部が開いて、物品
が、第2区画室の搬送手段から第2開閉部を通って第3
区画室の移送用搬送手段に渡され、この移送用搬送手段
によって搬送された後、移送用搬送手段から保管用搬送
手段に渡され、この保管用搬送手段によって第3開閉部
側へ搬送される。そして、第3開閉部が開き、物品が保
管用搬送手段から上記第3開閉部を通って作業区画へ搬
出される。
【0015】また、本第3発明における倉庫設備は、第
3区画室の移送用搬送手段は保管用搬送手段の一端側に
配置され、上記保管用搬送手段の他端側にも移送用搬送
手段が形成され、上記他端側の移送用搬送手段と作業区
画との間で物品を受け渡し可能としたものである。
【0016】これによると、第2開閉部が開いて、物品
が、第2区画室の搬送手段から第2開閉部を通って第3
区画室の移送用搬送手段に渡され、この移送用搬送手段
によって搬送された後、移送用搬送手段から保管用搬送
手段の一端側に渡され、この保管用搬送手段によって一
端側から他端側へ搬送される。
【0017】その後、上記物品は、保管用搬送手段から
他端側の移送用搬送手段に渡され、他端側の移送用搬送
手段によって搬送された後、他端側の移送用搬送手段か
ら開いた第3開閉部を通って作業区画へ搬出される。
【0018】また、本第4発明における倉庫設備は、第
3区画室と作業区画との間に、第4区画室が形成され、
上記第3区画室と第4区画室とは第3開閉部を介して連
通し、上記第4区画室と作業区画とは第4開閉部を介し
て連通し、上記第4区画室に、物品を第3開閉部から第
4開閉部へ搬送する搬送手段が設けられているものであ
る。
【0019】これによると、物品は、第3区画室の搬送
手段によって搬送された後、開いた第3開閉部を通って
第4区画室の搬送手段に渡され、第4開閉部へ向かって
搬送される。その後、第3開閉部が閉じ、第4開閉部が
開いて、上記物品は第4区画室から第4開閉部を通って
作業区画へ搬出される。
【0020】また、本第5発明における倉庫設備は、制
御手段は、第1開閉部と第2開閉部とのいずれか一方が
開状態の場合、他方が開放禁止となるように制御するも
のである。
【0021】これによると、第1開閉部と第2開閉部と
が同時に開くことはないため、異物が第3区画室から第
2区画室を通って第1区画室へ侵入しようとしても、第
1開閉部と第2開閉部とのいずれかの開閉部が閉じてお
り、これによって第1区画室へ侵入することが困難にな
る。
【0022】また、本第6発明における倉庫設備は、第
1から第4開閉部にそれぞれ開閉自在な第1から第4開
閉体が設けられ、これら第1から第4開閉体のうちの特
定の開閉体に空気噴射式遮蔽手段を併設したものであ
る。
【0023】これによると、第1から第4開閉体をそれ
ぞれ開閉することにより、第1から第4開閉部がそれぞ
れ開閉する。また、空気噴射式遮蔽手段から空気を吹き
出すことにより、気流の層が形成され、この気流の層に
よって異物の侵入が防止される。
【0024】また、本第7発明における倉庫設備は、第
1と第2の両開閉部が閉まっている場合、第3開閉部と
第4開閉部のいずれかを開くことが可能となり、第3と
第4の両開閉部が閉まっている場合、第1開閉部と第2
開閉部のいずれかを開くことが可能となるように、制御
手段によって制御されるものである。
【0025】これによると、第3開閉部と第4開閉部の
いずれかを開いた際、第1と第2の両開閉部が閉まって
いるため、万一、異物が上記第4開閉部と第3開閉部を
通過して第4区画室から第3区画室まで侵入しても、そ
こから先の第2区画室へ侵入することはできない。
【0026】また、第1開閉部と第2開閉部のいずれか
を開いた際、第3と第4の両開閉部が閉まっているた
め、異物が作業区画から第4区画室へ侵入することはで
きない。
【0027】また、本第8発明における倉庫設備は、第
3区画室の一端側の移送用搬送手段と他端側の移送用搬
送手段とはそれぞれ、搬送経路に沿って往復走行する走
行体によって構成されているものである。
【0028】これによると、物品は、第2区画室の搬送
手段から第2開閉部を通って第3区画室の一端側の走行
体に渡され、この走行体の走行によって搬送された後、
上記一端側の走行体から保管用搬送手段の一端側に渡さ
れ、この保管用搬送手段によって一端側から他端側へ搬
送される。
【0029】その後、上記物品は、保管用搬送手段から
他端側の走行体に渡され、この走行体の走行によって搬
送された後、他端側の走行体から開いた第3開閉部を通
って作業区画へ搬出される。
【0030】また、本第9発明における倉庫設備は、第
4区画室内に、複数の物品が配置される区画空間が形成
されているものである。これによると、第4区画室内に
複数の物品が配置され、第3開閉部が閉じた状態で、第
4開閉部が開くことにより、上記複数の物品が第4開閉
部を通って作業区画へ搬出される。
【0031】また、本第10発明における倉庫設備は、
第2区画室を2つ形成し、一方の第2区画室を出庫専用
とし、他方の第2区画室を入庫専用としたものである。
【0032】これによると、出庫時、第1区画室の収納
部の物品を一方の第2区画室から搬出する。また、入庫
時、物品を他方の第2区画室から第1区画室の収納部へ
入庫する。
【0033】
【発明の実施の形態】以下に本発明の第1の実施の形態
を図1〜図9に基づいて説明する。図1に示すように、
1は、例えば飲料水用のビン等の物品2を保管し、必要
に応じて入出庫する倉庫設備である。この倉庫設備1の
1階は出庫専用階3(図1参照)に設定され、2階は入
庫専用階4(図8参照)に設定されている。
【0034】図1に示すように、上記出庫専用階3に
は、出庫専用の第1〜第4区画室5〜8と、外部に通じ
る作業区画9とが設けられている。上記第1区画室5内
には自動倉庫11が設置されている。この自動倉庫11
は、並設された複数の棚12と、一対の棚12間に形成
された通路13内にそれぞれ設置されたスタッカクレー
ン14と、各棚12の一端部に設置された出庫用コンベ
ヤ17とで構成されている。上記各棚12には複数の収
納部15が形成され、物品2はパレット16と共に収納
部15に収納される。尚、図3の(b)に示すように、
上記物品2は、パレット16に、プレートを介して上下
複数段に積み上げられており、フィルム(シート)でシ
ュリンク包装されている。
【0035】上記スタッカクレーン14は、通路13を
前後走行する走行機体と、走行機体に設けられた昇降自
在な荷台と、荷台に設けられてパレット16を出し入れ
するフォークとで構成されている。また、上記スタッカ
クレーン14は、収納部15と出庫用コンベヤ17の一
端との間で、物品2をパレット16と共に出し入れする
出し入れ装置の一例である。
【0036】上記第2区画室6は、第1区画室5に隣接
しており、第3区画室7の内部に形成されている。第1
区画室5と第2区画室6とは第1開閉部18を介して連
通している。また、第2区画室6と第3区画室7とは第
2開閉部19を介して連通している。尚、図2,図3に
示すように、上記第1開閉部18は、第1区画室5と第
2区画室6とに開口する第1開口部34と、この第1開
口部34を開閉する第1シャッタ35(開閉体の一例)
とで構成されている。また、図2,図4に示すように、
第2開閉部19は、第2区画室6と第3区画室7とに開
口する第2開口部36と、この第2開口部36を開閉す
る第2シャッタ37(開閉体の一例)とで構成されてい
る。
【0037】図1に示すように、上記第1区画室5内に
は、上記各出庫用コンベヤ17の他端側から上記第1開
閉部18へ通じる直線状の第1搬送経路20と、この第
1搬送経路20に沿って往復走行して物品2をパレット
16と共に支持搬送する1台の第1走行台車21とが設
けられている。尚、上記各出庫用コンベヤ17の他端と
第1走行台車21との間で物品2をパレット16と共に
受け渡し可能に構成している。
【0038】また、図2に示すように、上記第2区画室
6には、第1開閉部18から第2区画室6内を通って第
2開閉部19へ通じかつ平面視L状に屈曲した第2搬送
経路22と、この第2搬送経路22に沿って物品2をパ
レット16と共に搬送する第2搬送装置23(搬送手段
の一例)とが設けられている。上記第2搬送装置23
は、例えば複数に分割されたローラコンベヤ等で構成さ
れ、一部が90°回転することによって物品2をパレッ
ト16と共に直角方向へ搬送するものである。尚、上記
第1開閉部18を通して、第1走行台車21と第2搬送
装置23との間で物品2をパレット16と共に受け渡し
可能に構成している。
【0039】図1に示すように、上記第3区画室7に
は、複数の第3開閉部25と、上記第2開閉部19から
各第3開閉部25へ通じる搬送経路に沿って物品2をパ
レット16と共に搬送する第3搬送手段42と、物品2
をパレット16と共にグループ別けして順序整列した状
態で仮置き(一時保管)する保管機能としての保管部2
4とが設けられている。
【0040】上記第3搬送手段42は、保管部24に保
管されている物品2をパレット16と共に第3開閉部2
5の側へ搬送する複数の保管用搬送装置26(保管用搬
送手段の一例)と、上記第2開閉部19から各保管用搬
送装置26の一端側へ通じる一方の搬送経路27に沿っ
て往復走行して物品2をパレット16と共に支持搬送す
る1台の第2走行台車28(一端側の移送用搬送手段,
走行体の一例)と、各保管用搬送装置26の他端側と各
第3開閉部25との間に形成された他方の搬送経路29
に沿って往復走行して物品2をパレット16と共に支持
搬送する1台の第3走行台車30(他端側の移送用搬送
手段,走行体の一例)とが設けられている。
【0041】尚、図5に示すように、上記第3開閉部2
5は、第3区画室7と第4区画室8とに開口する第3開
口部38と、この第3開口部38を開閉する第3シャッ
タ39(開閉体の一例)とで構成されている。また、図
2に示すように、上記第2開閉部19を通して、第2搬
送装置23と第2走行台車28との間で物品2をパレッ
ト16と共に受け渡し可能に構成し、さらに、図1に示
すように、第2走行台車28と各保管用搬送装置26の
一端との間で物品2をパレット16と共に受け渡し可能
に構成している。
【0042】上記第4区画室8は、上記第3区画室7と
作業区画9との間に複数形成されている。上記第3区画
室7と各第4区画室8とは第3開閉部25を介して連通
し、各第4区画室8と作業区画9とは第4開閉部31を
介して連通している。上記各第4区画室8内には、物品
2をパレット16と共に第3開閉部25から第4開閉部
31へ搬送する第4搬送装置32(搬送手段の一例)
と、物品2を保持したパレット16を2枚(複数枚)配
置可能な区画空間53とが設けられている。尚、図5,
図6に示すように、上記第4開閉部31は、第4区画室
8と作業区画9とに開口する第4開口部40と、この第
4開口部40を開閉する第4シャッタ41(開閉体の一
例)とで構成されている。また、上記第3開閉部25を
通して、第3走行台車30と第4搬送装置32との間で
物品2をパレット16と共に受け渡し可能に構成してい
る。
【0043】また、図1に示すように、第1区画室5と
第3区画室7との間には、第5区画室43が設けられて
おり、第5区画室43と第3区画室7とは第5開閉部4
4を介して連通し、第5区画室43と第1区画室5とは
第6開閉部45を介して連通している。図7に示すよう
に、第5区画室43には、第5開閉部44から第5区画
室43内を通って第6開閉部45へ通じかつ平面視L状
に屈曲した第5搬送経路46と、この第5搬送経路46
に沿って物品2をパレット16と共に搬送する第5搬送
装置47とが設けられている。
【0044】尚、上記第5開閉部44は、第3区画室7
と第5区画室43とに開口する第5開口部48と、この
第5開口部48を開閉する第5シャッタ49とで構成さ
れている。また、第6開閉部45は、第5区画室43と
第1区画室5とに開口する第6開口部50と、この第6
開口部50を開閉する第6シャッタ51とで構成されて
いる。
【0045】上記図3,図4,図6に示すように、各シ
ャッタ35,37,39,41,49,51はそれぞ
れ、柔軟なシート状に構成されており、巻取装置54に
よって巻上げおよび送り出されることにより上下方向に
開閉する。また、図2,図4,図7に示すように、上記
第2開閉部19と第5開閉部44とにはそれぞれ、エア
カーテン装置55,56(空気噴射式遮蔽手段の一例)
が第2および第5シャッタ37,49と併設されてい
る。上記一方のエアカーテン装置55は、上方から下方
へ空気を吹き出して気流の層を形成し、この気流の層で
第2区画室6と第3区画室7との空気の相互侵入を防止
するものである。同様に、上記他方のエアカーテン装置
56は第3区画室7と第5区画室43との空気の相互侵
入を防止するものである。
【0046】また、図9に示すように、上記各シャッタ
35,37,39,41,49,51の開閉と上記エア
カーテン装置55,56の作動および停止を制御する制
御手段57が設けられている。すなわち、上記制御手段
57は、第1開閉部18の第1シャッタ35と第2開閉
部19の第2シャッタ37とが同時に開かない(すなわ
ち第1シャッタ35と第2シャッタ37とのいずれか一
方が開状態の場合、他方が開放禁止となる)ように上記
巻取装置54を制御し、また、第3開閉部25の第3シ
ャッタ39と第4開閉部31の第4シャッタ41とが同
時に開かないように上記巻取装置54を制御し、さら
に、第5開閉部44の第5シャッタ49と第6開閉部4
5の第6シャッタ51とが同時に開かないように上記巻
取装置54を制御し、また、第2シャッタ37が開いて
いる間だけ上記エアカーテン装置55を作動させ、さら
に、第5シャッタ49が開いている間だけ上記エアカー
テン装置56を作動させる。
【0047】また、図1に示すように、上記作業区画9
は、第4開閉部31から搬出された物品2をパレット1
6と共に積載して運搬するトラック58が出入り可能に
構成されている。
【0048】上記第1および第3区画室5,7内には、
昆虫類を引き寄せて駆除する殺虫灯61a〜61c(引
寄せ手段の一例)が設けられている。これら殺虫灯61
a〜61cはそれぞれ、捕虫ランプ(光源の一例)で昆
虫類の好む紫色の光を発生させ、上記捕虫ランプに集ま
った昆虫類を電極間に発生した高電圧によって殺虫する
駆除機能を有する。このうち、上記殺虫灯61a,61
bは、第3区画室7の側壁62,63に設けられ、第2
開閉部19とは反対側の最も離れた箇所に配置されてい
る。
【0049】また、上記殺虫灯61cは、第1区画室5
の側壁64に設けられ、第1開閉部18の近傍に配置さ
れている。尚、上記殺虫灯61cの取付箇所は、第1開
閉部18の第1シャッタ35と第2開閉部19の第2シ
ャッタ37とが開いた場合、捕虫ランプの光が第1区画
室5から第2区画室6を通って第3区画室7へ漏れない
ように設定されている。尚、上記殺虫灯61a,61b
は第3開閉部25の第3開口部38の上端部に対応した
高さに設定されている。また、上記殺虫灯61cは第1
開閉部18の第1開口部34の上端部に対応した高さに
設定されている。
【0050】上記作業区画9内の天井部には、昆虫類の
嫌うオレンジ色の光を発生させて昆虫類を退散させる嫌
虫灯66(退散手段の一例)が複数設けられている。さ
らに、第1区画室5内の天井部には、昆虫類の嫌うオレ
ンジ色の光を発生させて昆虫類を退散させるナトリウム
灯67(退散手段の一例)が複数設けられている。
【0051】また、図5,図6に示すように、各第4区
画室8の第4開閉部31の第4開口部40の下端には、
鼠等の小動物が作業区画9から第4区画室8へ侵入する
のを防止する侵入防止手段68が設けられている。この
侵入防止手段68としては、鼠返しのように、作業区画
9側へ向けて水平方向へ突出した板状部材が設けられて
いる。
【0052】図8に示すように、上記第1区画室5は1
階の出庫専用階3から2階の入庫専用階4にわたって設
けられており、入庫専用階4には、入庫専用の第2〜第
4区画室70〜72が設けられている。上記第1区画室
5と第2区画室70とは第1開閉部73を介して連通
し、第2区画室70と第3区画室71とは第2開閉部7
4を介して連通し、第3区画室71と第4区画室72と
は第3開閉部75を介して連通し、第4区画室72と作
業区画9とは第4開閉部76を介して連通している。
【0053】上記第2および第3区画室70,71内に
は、第3区画室71から第2区画室70へ物品2をパレ
ット16と共に搬送する第6搬送装置77が設けられて
おり、また、第3および第4区画室71,72内には、
第4区画室72から第3区画室71へ物品2をパレット
16と共に搬送する第7搬送装置78が設けられてい
る。尚、上記第6搬送装置77と第7搬送装置78との
間で物品2をパレット16と共に受け渡し可能に構成さ
れている。
【0054】また、上記第1〜第4開閉部73〜76
は、出庫専用階3のものと同様に、開口部とシャッタ8
9〜92とで構成されている。また、第1区画室5内に
おいて、入庫専用階4に相当する高さには、複数の入庫
用コンベヤ79と、直線状の第8搬送経路80に沿って
往復走行して物品2をパレット16と共に支持搬送する
1台の第8走行台車81とが設けられている。
【0055】図1に示すように、上記第1区画室5の側
壁84〜86にはそれぞれ、外部から空気を強制的に吸
入して第1区画室5内の気圧を第3区画室7内の気圧よ
りも高くする吸気ファン87(吸気手段の一例)が設け
られている。また、上記第1区画室5の天井部には、第
1区画室5内の空気を外部へ強制的に排出する排気ファ
ン88が設けられている。
【0056】以下、上記構成における作用を説明する。
図1に示すように、自動倉庫11の棚12に収納されて
いる物品2をパレット16と共に出庫専用階3から出庫
する場合、先ず、物品2はパレット16と共に、スタッ
カクレーン14によって収納部15から取り出され、ス
タッカクレーン14から出庫用コンベヤ17の一端部に
渡され、出庫用コンベヤ17の他端部まで搬送された
後、出庫用コンベヤ17から第1走行台車21へ渡され
る。上記第1走行台車21は、第1搬送経路20に沿っ
て走行し、物品2をパレット16と共に第1開閉部18
の手前まで搬送する。
【0057】この際、図2,図3に示すように、上記第
1開閉部18の第1シャッタ35が開いて、第1区画室
5と第2区画室6とが連通する。そして、上記物品2は
パレット16と共に、第1走行台車21から第2搬送装
置23に渡されるとともに、第1開閉部18の第1開口
部34を通過し、第2搬送装置23によって第2開閉部
19に向かって搬送される。これにより、物品2はパレ
ット16と共に第1区画室5から第2区画室6へ移送さ
れ、その後、第1開閉部18の第1シャッタ35が閉じ
るとともに、第2開閉部19の第2シャッタ37が開
き、物品2はパレット16と共に、第2開閉部19の第
2開口部36を通過して第2搬送装置23から第2走行
台車28に渡される。
【0058】これにより、物品2はパレット16と共に
第2区画室6を通過して第3区画室7へ移送され、その
後、第2開閉部19の第2シャッタ37が閉じる。そし
て、図1に示すように、上記第2走行台車28は、一方
の搬送経路27に沿って走行し、物品2をパレット16
と共に所定の保管用搬送装置26の上流側まで搬送す
る。
【0059】その後、物品2はパレット16と共に、第
2走行台車28から所定の保管用搬送装置26の上流端
(一端側)へ渡される。このようにして、物品2はパレ
ット16と共に、第1区画室5から第2区画室6を経て
第3区画室7へ移送され、保管用搬送装置26上で仮置
き(一時保管)される。尚、保管用搬送装置26上に仮
置きされた先行の物品2とパレット16は、後続の物品
2とパレット16が保管用搬送装置26の上流側に到着
する度に、順次、保管用搬送装置26によって下流側へ
搬送されていく。
【0060】その後、物品2はパレット16と共に、保
管用搬送装置26の下流端(他端側)から第3走行台車
30に渡される。上記第3走行台車30は、他方の搬送
経路29に沿って走行し、物品2をパレット16と共に
所定の第3開閉部25の手前まで搬送する。その後、図
5に示すように、所定の第3開閉部25の第3シャッタ
39が開き、物品2はパレット16と共に、第3走行台
車30から第3開閉部25の第3開口部38を通って、
第4搬送装置32に渡される。
【0061】これにより、物品2はパレット16と共
に、第3区画室7から第4区画室8へ移送され、その
後、第3開閉部25の第3シャッタ39が閉じる。上記
のようにして、物品2をパレット16と共に出庫する
際、前以って、出庫すべき物品2をパレット16と共に
第3区画室7に仮置きするとともに、出庫すべき物品2
を2枚のパレット16と共に第4区画室8にも仮置きし
た状態にする。
【0062】その後、図1に示すように、作業区画9に
トラック58が到着すると、所定の第4開閉部31の第
4シャッタ41が開き、所定の第4区画室8内の第4搬
送装置32の下流端にある物品2がパレット16と共
に、フォークリフト93によって持ち上げられ、所定の
第4開閉部31から作業区画9内に取り出され、トラッ
ク58の荷台に積載される。その後、上記所定の第4区
画室8内の第4搬送装置32が作動して、第4搬送装置
32の上流端の物品2がパレット16と共に下流端へ搬
送され、フォークリフト93によってトラック58の荷
台に積載される。
【0063】このようにして、所定の第4区画室8内が
空になると、第4開閉部31の第4シャッタ41が閉
じ、所定の第4区画室8に対応する所定の第3開閉部2
5の第3シャッタ39が開き、上記保管用搬送装置26
上の物品2がパレット16と共に、第3走行台車30に
渡されて搬送され、その後、第3走行台車30から上記
所定の第3開閉部25の第3開口部38を通って、上記
所定の第4区画室8内の第4搬送装置32上に渡され
る。その後、同様にして、所定の第4区画室8内の物品
2はパレット16と共に、フォークリフト91によって
作業区画9内に取り出され、トラック58の荷台に積載
される。
【0064】このような出庫手順を繰り返して、物品2
がパレット16と共にトラック58の荷台に満載される
と、トラック58が発進して物品2をパレット16と共
に出荷する。
【0065】上記のように、物品2をパレット16と共
に出庫する場合、出庫専用階3の第3開閉部25の第3
シャッタ39と第4開閉部31の第4シャッタ41との
いずれか一方が開いている時は、他方が閉じており、上
記第3シャッタ39と第4シャッタ41とが同時に開く
ことはないため、昆虫類や埃等の異物が作業区画9から
第4区画室8を通って第3区画室7内へ侵入することは
困難となる。
【0066】さらに、万一、上記のような異物が第3区
画室7内へ侵入した場合でも、上記異物は、第2区画室
6を通過しない限り、第1区画室5内に侵入することが
できない。この際、第1開閉部18の第1シャッタ35
と第2開閉部19の第2シャッタ37とのいずれか一方
が開いている時は、他方が閉じており、上記第1シャッ
タ35と第2シャッタ37とが同時に開くことはないた
め、昆虫類や埃等の異物が第3区画室7内から第2区画
室6内を通って第1区画室5内へ侵入することはより一
層困難となる。これにより、出庫時に、第1区画室5内
の棚12の収納部15に収納されている物品2に異物が
混入するといった不具合を防止することができる。
【0067】また、図4に示すように、第2開閉部19
の第2シャッタ37が開いている間は、エアカーテン装
置55が作動して、第2開口部36にエアカーテン装置
55による気流の層が形成され、これにより、第2区画
室6と第3区画室7との空気の相互侵入が防止され、し
たがって、異物(空気中に浮遊している埃や空気中を飛
んでいる昆虫類等)が第3区画室7内から第2区画室6
内へ侵入することをより一層確実に防止することができ
る。
【0068】また、図1に示すように、作業区画9に設
けられた嫌虫灯66によって、昆虫類が作業区画9に寄
り付き難くなり、万一、昆虫類が第4区画室8から第3
区画室7に侵入した場合でも、上記昆虫類は、第3区画
室7内の殺虫灯61a,61bの光に引き寄せられ、高
電圧によって電撃殺虫される。さらに、万一、昆虫類が
第2区画室6を通って第1区画室5内まで侵入した場合
でも、昆虫類は、第1区画室5内のナトリウム灯67の
光によって棚12から退散するとともに、殺虫灯61c
の光に引き寄せられ高電圧によって電撃殺虫される。
【0069】また、吸気ファン87と排気ファン88が
駆動することにより、外部の空気が上記吸気ファン87
によって第1区画室5内に強制的に吸入されるととも
に、第1区画室5内の空気が排気ファン88によって第
1区画室5の外方へ強制的に排気される。この際、上記
吸気ファン87の駆動により、第1区画室5内の気圧が
第3区画室7内の気圧よりも高く保たれるため、第1開
閉部18の第1シャッタ35や第2開閉部19の第2シ
ャッタ37が開いた場合、第1区画室5内の空気が第2
区画室6を通って第3区画室7内へ流れ出し、第3区画
室7内の空気が第2区画室6を通って第1区画室5内へ
逆流して流れ込むことはない。これにより、昆虫類や埃
が第3区画室7内から第2区画室6を通って第1区画室
5内へ空気と共に流れ込むといった不具合を防止するこ
とができる。
【0070】また、誤って棚12から第3区画室7の保
管用搬送装置26上まで搬出された物品2をパレット1
6と共に上記棚12へ戻す場合、第5開閉部44の第5
シャッタ49が開き、上記誤って搬出された物品2がパ
レット16と共に、保管用搬送装置26から第3走行台
車30に渡され、さらに、第3走行台車30から第5開
閉部44を通って第5搬送装置47に渡され、第5搬送
装置47によって搬送される。
【0071】この際、上記第5開閉部44の第5シャッ
タ49が閉じ、第6開閉部45の第6シャッタ51が開
き、上記物品2はパレット16と共に、第6開閉部45
を通過して第5搬送装置47から第1走行台車21へ渡
される。その後、第6開閉部45の第6シャッタ51が
閉じ、出庫用コンベヤ17が逆駆動して、上記物品2が
パレット16と共に、第1走行台車21から出庫用コン
ベヤ17へ渡され、さらに、出庫用コンベヤ17からス
タッカクレーン14によって棚12の収納部15へ戻さ
れる。
【0072】また、物品2をパレット16と共に棚12
の収納部15へ入庫する場合、トラック58等によって
作業区画9まで運搬されてきた物品2を、パレット16
と共に、昇降装置(図示せず)で入庫専用階4(2階)
まで上昇させる。そして、入庫専用階4において、物品
2をパレット16と共にフォークリフト等で支持する。
その後、図8に示すように、第4開閉部76のシャッタ
92が開き、物品2をパレット16と共に第4区画室7
2内へ搬入する。この際、物品2はパレット16と共に
第7搬送装置78の一端部上に支持される。その後、第
4開閉部76のシャッタ92が閉じ、第3開閉部75の
シャッタ91が開き、第4区画室72と第3区画室71
とが第3開閉部75を介して連通する。そして、物品2
はパレット16と共に第7搬送装置78によって第4区
画室72から第3区画室71へ搬送され、その後、第3
開閉部75のシャッタ91が閉じる。そして、上記物品
2はパレット16と共に、第7搬送装置78の他端部か
ら第6搬送装置77の一端部へ渡され、第6搬送装置7
7によって搬送される。
【0073】この際、第2開閉部74のシャッタ90が
開いて、物品2はパレット16と共に、第3区画室71
から第2区画室70内へ搬送される。その後、第2開閉
部74のシャッタ90が閉じ、第1開閉部73のシャッ
タ89が開き、物品2はパレット16と共に、第2区画
室70の第6搬送装置77から第1開閉部73を通っ
て、第1区画室5の第8走行台車81に渡される。その
後、第1開閉部73のシャッタ89が閉じ、第8走行台
車81が第8搬送経路80に沿って走行し物品2をパレ
ット16と共に所定の入庫用コンベヤ79の手前まで搬
送する。そして、物品2はパレット16と共に、第8走
行台車81から所定の入庫用コンベヤ79へ渡され、さ
らに、所定の入庫用コンベヤ79で搬送された後、入庫
用コンベヤ79からスタッカクレーン14に移載され、
スタッカクレーン14によって所定の棚12の収納部1
5に収納される。
【0074】上記のように、物品2をパレット16と共
に入庫する場合においても、入庫専用階4の第3開閉部
75のシャッタ91と第4開閉部76のシャッタ92と
のいずれか一方が開いている時は、他方が閉じており、
上記第3開閉部75のシャッタ91と第4開閉部76の
シャッタ92とが同時に開くことはないため、昆虫類や
埃等の異物が作業区画9から入庫専用階4の第4区画室
72を通って第3区画室71内へ侵入することは困難と
なる。
【0075】さらに、万一、上記のような異物が入庫専
用階4の第3区画室71内へ侵入した場合でも、上記異
物は、入庫専用階4の第2区画室70を通過しない限
り、第1区画室5内に侵入することができない。この
際、第1開閉部73のシャッタ89と第2開閉部74の
シャッタ90とのいずれか一方が開いている時は、他方
が閉じており、上記第1開閉部73のシャッタ89と第
2開閉部74のシャッタ90とが同時に開くことはない
ため、昆虫類や埃等の異物が入庫専用階4の第3区画室
71内から第2区画室70内を通って第1区画室5内へ
侵入することはより一層困難となる。これにより、入庫
時に、第1区画室5内の棚12の収納部15に収納され
ている物品2に異物が混入するといった不具合を防止す
ることができる。
【0076】尚、上記第1の実施の形態では、図1に示
すように、第1区画室5内に、直線状の第1搬送経路2
0に沿って往復走行自在な第1走行台車21を設け、第
3区画室7内に、直線状の一方の搬送経路27に沿って
往復走行自在な第2走行台車28と、直線状の他方の搬
送経路29に沿って往復走行自在な第3走行台車30と
を設けているが、別の方式として、上記第1搬送経路2
0の一端から一方の搬送経路27の一端に連続するとと
もに一方の搬送経路27の他端から他方の搬送経路29
の他端に連続しかつ他方の搬送経路29の一端から上記
第1搬送経路20の他端へ連続する環状のループ搬送経
路を形成し、このループ搬送経路に沿って多数の走行台
車を循環走行させる構成もある。このようなループ搬送
経路方式の場合、物品2の搬送能力は優れているが、第
1搬送経路20の一端から一方の搬送経路27の一端に
連続する部分(第1区画室5と第3区画室7との境)に
シャッタを設け、さらに、他方の搬送経路29の一端か
ら上記第1搬送経路20の他端へ連続する部分(第1区
画室5と第3区画室7との境)にもシャッタを設ける構
造になるため、多数の走行台車が通過する度に上記各シ
ャッタを開閉しなければならず、したがって各シャッタ
を頻繁に開閉する必要があり、異物が第3区画室7から
これらシャッタを通って第1区画室5へ容易に侵入して
しまう恐れがある。したがって、上記のようなループ搬
送経路方式は不向きであり、図1に示すものが異物侵入
防止という面から最適な構造であると言える。
【0077】上記第1の実施の形態では、1階を出庫専
用階3とし、2階を入庫専用階4としているが、逆であ
ってもよく、また、1階を入出庫兼用階としてもよい。
さらには、1階または2階以外の階を出庫専用階3や入
庫専用階4あるいは入出庫兼用階としてもよい。
【0078】上記第1の実施の形態では、物品2として
ビンを挙げているが、ビンに限定されるものではない。
また、上記物品2はパレット16に支持された状態で入
出庫されるが、パレット16の代わりにコンテナ等の物
品保持体を用いてもよい。
【0079】上記第1の実施の形態では、第1区画室5
に異物が侵入するのを防止しているが、第1区画室5内
が保温または保冷されている場合、第1区画室5内の暖
気または冷気が作業区画9へ流出するのを防止すること
も可能であり、さらに、保温されている第1区画室5内
に作業区画9の冷気(外気)が侵入したり、あるいは、
保冷されている第1区画室5内に作業区画9の暖気(外
気)が侵入することも防止できる。
【0080】上記第1の実施の形態では、各シャッタは
上下方向に開閉するが、左右方向に開閉してもよい。上
記第1の実施の形態では、第4区画室8内に2枚のパレ
ット16を配置可能にしているが、1枚または3枚以上
配置可能としてもよい。
【0081】上記第1の実施の形態では、制御手段57
によって、第1開閉部18の第1シャッタ35と第2開
閉部19の第2シャッタ37とが同時に開かないように
制御され、かつ、第3開閉部25の第3シャッタ39と
第4開閉部31の第4シャッタ41とが同時に開かない
ように制御されているが、このような制御に加えて、さ
らに、上記第1シャッタ35と第2シャッタ37とが両
者とも閉まっている場合にのみ、第3シャッタ39と第
4シャッタ41とのいずれかが開放可能となり、第3シ
ャッタ39と第4シャッタ41とが両者とも閉まってい
る場合にのみ、第1シャッタ35と第2シャッタ37と
のいずれかが開放可能となるように制御してもよい。
【0082】これによると、第1開閉部18の第1シャ
ッタ35と第2開閉部19の第2シャッタ37とが共に
閉まった状態で、上記第3開閉部25の第3シャッタ3
9と第4開閉部31の第4シャッタ41のいずれかが開
くため、万一、異物が上記第4開閉部31と第3開閉部
25を通過して第4区画室8から第3区画室7まで侵入
しても、そこから先の第2区画室6へ侵入することはで
きない。
【0083】また、第3開閉部25の第3シャッタ39
と第4開閉部31の第4シャッタ41とが共に閉まった
状態で、第1開閉部18の第1シャッタ35と第2開閉
部19の第2シャッタ37のいずれかが開くため、異物
が作業区画9から第4区画室8へ侵入することはできな
い。
【0084】上記第1の実施の形態では、第3区画室7
内に、一方の搬送経路27に沿って往復走行自在な第2
走行台車28と他方の搬送経路29に沿って往復走行自
在な第3走行台車30とを設けているが、本発明の第2
の実施の形態として、図10に示すように、他方の搬送
経路29と第3走行台車30とを設けない倉庫設備95
であってもよい。この場合、各第4区画室8は一方の搬
送経路27に沿った側に形成されており、第2走行台車
28と保管用搬送装置26との間で物品2をパレット1
6と共に受け渡し可能に構成しているとともに、第2走
行台車28と第4搬送装置32との間でも物品2をパレ
ット16と共に受け渡し可能に構成している。
【0085】これによると、出庫の際、予め、第2搬送
装置23から上記第2走行台車28に渡された物品2は
パレット16と共に、第2走行台車28によって搬送さ
れた後、第2走行台車28から所定の保管用搬送装置2
6に渡され、保管用搬送装置26上で仮置き(一時保
管)される。
【0086】そして、作業区画9にトラック58が到着
すると、保管用搬送装置26上で仮置きされていた物品
2はパレット16と共に、第2走行台車28に渡され、
第2走行台車28の走行によって所定の第4区画室8の
手前まで搬送され、その後、第2走行台車28から所定
の第4区画室8の第4搬送装置32に渡される。
【0087】その後、物品2はパレット16と共に、フ
ォークリフト等によって所定の第4搬送装置32から作
業区画9へ搬出され、トラック58の荷台に積載され
る。上記各実施の形態では、第3区画室7と作業区画9
との間に第4区画室8を設けているが、上記第4区画室
8は無くてもよい。
【0088】上記各実施の形態では、第2および第5開
閉部19,44にそれぞれエアカーテン装置55,56
を設けているが、上記エアカーテン装置55,56は無
くてもよい。
【0089】上記各実施の形態において、第1〜第3走
行台車21,28,30はそれぞれ床面を走行するタイ
プであってもよく、また、1本のレールに支持案内され
て走行するモノレールタイプ、あるいは複数本のレール
に支持案内されて走行するタイプであってもよい。
【0090】上記各実施の形態において、作業区画9と
は外部空間を示し、室内外を問わない。
【0091】
【発明の効果】以上のように本第1発明によると、第3
開閉部が開いた時、万一、昆虫や埃等の異物が作業区画
から第3開閉部を通って第3区画室内へ侵入した場合、
上記異物は、第2区画室を通過しない限り、第1区画室
内に侵入することができない。この際、第2開閉部が開
いている場合、第1開閉部が閉じており、第1開閉部が
開いている場合、第2開閉部が閉じているため、上記異
物が第2区画室を通過して第1区画室内に侵入すること
は困難となり、したがって、第1区画室の収納部に収納
されている物品に上記異物が混入するのを極力防止する
ことができる。
【0092】本第2発明によると、第2開閉部が開い
て、物品が、第2区画室の搬送手段から第2開閉部を通
って第3区画室の移送用搬送手段に渡され、この移送用
搬送手段によって搬送された後、移送用搬送手段から保
管用搬送手段に渡され、この保管用搬送手段によって第
3開閉部側へ搬送される。そして、第3開閉部が開き、
物品が保管用搬送手段から上記第3開閉部を通って作業
区画へ搬出される。
【0093】本第3発明によると、第2開閉部が開い
て、物品が、第2区画室の搬送手段から第2開閉部を通
って第3区画室の移送用搬送手段に渡され、この移送用
搬送手段によって搬送された後、移送用搬送手段から保
管用搬送手段の一端側に渡され、この保管用搬送手段に
よって一端側から他端側へ搬送される。その後、上記物
品は、保管用搬送手段から他端側の移送用搬送手段に渡
され、他端側の移送用搬送手段によって搬送された後、
他端側の移送用搬送手段から開いた第3開閉部を通って
作業区画へ搬出される。
【0094】本第4発明によると、物品は、第3区画室
の搬送手段によって搬送された後、開いた第3開閉部を
通って第4区画室の搬送手段に渡され、第4開閉部へ向
かって搬送される。その後、第3開閉部が閉じ、第4開
閉部が開いて、上記物品は第4区画室から第4開閉部を
通って作業区画へ搬出される。
【0095】本第5発明によると、第1開閉部と第2開
閉部とが同時に開くことはないため、異物が第3区画室
から第2区画室を通って第1区画室へ侵入しようとして
も、第1開閉部と第2開閉部とのいずれかの開閉部が閉
じており、これによって第1区画室へ侵入することが困
難になる。
【0096】本第6発明によると、第1から第4開閉体
をそれぞれ開閉することにより、第1から第4開閉部が
それぞれ開閉する。また、空気噴射式遮蔽手段から空気
を吹き出すことにより、気流の層が形成され、この気流
の層によって異物の侵入が防止される。
【0097】本第7発明によると、第3開閉部と第4開
閉部のいずれかを開いた際、第1と第2の両開閉部が閉
まっているため、万一、異物が上記第4開閉部と第3開
閉部を通過して第4区画室から第3区画室まで侵入して
も、そこから先の第2区画室へ侵入することはできな
い。
【0098】また、第1開閉部と第2開閉部のいずれか
を開いた際、第3と第4の両開閉部が閉まっているた
め、異物が作業区画から第4区画室へ侵入することはで
きない。
【0099】本第8発明によると、物品は、第2区画室
の搬送手段から第2開閉部を通って第3区画室の一端側
の走行体に渡され、この走行体の走行によって搬送され
た後、上記一端側の走行体から保管用搬送手段の一端側
に渡され、この保管用搬送手段によって一端側から他端
側へ搬送される。
【0100】その後、上記物品は、保管用搬送手段から
他端側の走行体に渡され、この走行体の走行によって搬
送された後、他端側の走行体から開いた第3開閉部を通
って作業区画へ搬出される。
【0101】本第9発明によると、第4区画室内に複数
の物品が配置され、第3開閉部が閉じた状態で、第4開
閉部が開くことにより、上記複数の物品が第4開閉部を
通って作業区画へ搬出される。
【0102】本第10発明によると、出庫時、第1区画
室の収納部の物品を一方の第2区画室から搬出する。ま
た、入庫時、物品を他方の第2区画室から第1区画室の
収納部へ入庫する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における倉庫設備の
出庫専用階の平面図である。
【図2】同、倉庫設備の第2区画室の拡大平面図であ
る。
【図3】同、倉庫設備の第1開閉部の側面図であり、
(a)は第1開閉部を物品とパレットとが通過した図で
あり、(b)はパレット上に積まれた物品の詳細図であ
る。
【図4】同、倉庫設備の第2開閉部の側面図である。
【図5】同、倉庫設備の第4区画室の拡大平面図であ
る。
【図6】同、倉庫設備の第3開閉部と第4開閉部の側面
図である。
【図7】同、倉庫設備の第5区画室の拡大平面図であ
る。
【図8】同、倉庫設備の入庫専用階の平面図である。
【図9】同、倉庫設備の制御系のブロック図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態における倉庫設備
の平面図である。
【図11】従来の倉庫設備の平面図である。
【符号の説明】 1 倉庫設備 2 物品 5 第1区画室 6 第2区画室 7 第3区画室 8 第4区画室 9 作業区画 14 スタッカクレーン(出し入れ装置) 15 収納部 18 第1開閉部 19 第2開閉部 23 第2搬送装置(搬送手段) 25 第3開閉部 26 保管用搬送装置(保管用搬送手段) 28 第2走行台車(移送用搬送手段) 30 第3走行台車(移送用搬送手段) 31 第4開閉部 32 第4搬送装置(搬送手段) 35 第1シャッタ(開閉体) 37 第2シャッタ(開閉体) 39 第3シャッタ(開閉体) 41 第4シャッタ(開閉体) 42 第3搬送手段 53 区画空間 55 エアカーテン装置(空気噴射式遮蔽手段) 57 制御手段 70 第2区画室 95 倉庫設備

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1区画室と第2区画室と第3区画室と
    作業区画とが形成され、上記第1区画室内に、物品を収
    納する複数の収納部と、収納部に対して物品を出し入れ
    する出し入れ装置とが設けられ、上記第3区画室は、物
    品を保管する保管機能を有し、上記第1区画室と第2区
    画室とは第1開閉部を介して連通し、上記第2区画室と
    第3区画室とは第2開閉部を介して連通し、上記第2区
    画室に、第1開閉部から第2区画室内を経て第2開閉部
    へ通じる搬送経路に沿って物品を搬送する搬送手段が設
    けられ、上記第3区画室に、第3開閉部と、第2開閉部
    から第3開閉部へ通じる搬送経路に沿って物品を搬送す
    る搬送手段とが設けられ、上記出し入れ装置と第2区画
    室の搬送手段との間および第2区画室の搬送手段と第3
    区画室の搬送手段との間で物品を受け渡し可能とし、上
    記第3開閉部を介して、第3区画室内の物品を作業区画
    へ搬送可能とし、上記第1から第3開閉部の開閉を制御
    する制御手段が設けられていることを特徴とする倉庫設
    備。
  2. 【請求項2】 第3区画室内に設けられた搬送手段は、
    保管されている物品を第3開閉部側へ搬送する保管用搬
    送手段と、第2開閉部から上記保管用搬送手段へ通じる
    搬送経路に沿って物品を搬送する移送用搬送手段とで構
    成され、上記移送用搬送手段と保管用搬送手段との間で
    物品を受け渡し可能としたことを特徴とする請求項1記
    載の倉庫設備。
  3. 【請求項3】 第3区画室の移送用搬送手段は保管用搬
    送手段の一端側に配置され、上記保管用搬送手段の他端
    側にも移送用搬送手段が形成され、上記他端側の移送用
    搬送手段と作業区画との間で物品を受け渡し可能とした
    ことを特徴とする請求項2記載の倉庫設備。
  4. 【請求項4】 第3区画室と作業区画との間に、第4区
    画室が形成され、上記第3区画室と第4区画室とは第3
    開閉部を介して連通し、上記第4区画室と作業区画とは
    第4開閉部を介して連通し、上記第4区画室に、物品を
    第3開閉部から第4開閉部へ搬送する搬送手段が設けら
    れていることを特徴とする請求項1から請求項3のいず
    れかに記載の倉庫設備。
  5. 【請求項5】 制御手段は、第1開閉部と第2開閉部と
    のいずれか一方が開状態の場合、他方が開放禁止となる
    ように制御することを特徴とする請求項1から請求項4
    のいずれかに記載の倉庫設備。
  6. 【請求項6】 第1から第4開閉部にそれぞれ開閉自在
    な第1から第4開閉体が設けられ、これら第1から第4
    開閉体のうちの特定の開閉体に空気噴射式遮蔽手段を併
    設したことを特徴とする請求項4または請求項5に記載
    の倉庫設備。
  7. 【請求項7】 第1と第2の両開閉部が閉まっている場
    合、第3開閉部と第4開閉部のいずれかを開くことが可
    能となり、第3と第4の両開閉部が閉まっている場合、
    第1開閉部と第2開閉部のいずれかを開くことが可能と
    なるように、制御手段によって制御されることを特徴と
    する請求項4から請求項6のいずれかに記載の倉庫設
    備。
  8. 【請求項8】 第3区画室の一端側の移送用搬送手段と
    他端側の移送用搬送手段とはそれぞれ、搬送経路に沿っ
    て往復走行する走行体によって構成されていることを特
    徴とする請求項3から請求項7のいずれかに記載の倉庫
    設備。
  9. 【請求項9】 第4区画室内に、複数の物品が配置され
    る区画空間が形成されていることを特徴とする請求項4
    から請求項8のいずれかに記載の倉庫設備。
  10. 【請求項10】 第2区画室を2つ形成し、一方の第2区
    画室を出庫専用とし、他方の第2区画室を入庫専用とし
    たことを特徴とする請求項1から請求項9のいずれかに
    記載の倉庫設備。
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