JP2002145003A - エアバッグ装置 - Google Patents

エアバッグ装置

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JP2002145003A
JP2002145003A JP2000348609A JP2000348609A JP2002145003A JP 2002145003 A JP2002145003 A JP 2002145003A JP 2000348609 A JP2000348609 A JP 2000348609A JP 2000348609 A JP2000348609 A JP 2000348609A JP 2002145003 A JP2002145003 A JP 2002145003A
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Hiroyuki Kobayashi
裕之 小林
Yoshio Mizuno
喜夫 水野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】車両衝突時における二次衝突に対応できて、部
品点数及び組付工数を低減することが可能なエアバッグ
装置を提供すること。 【解決手段】エアバッグ13と、エアバッグ13に膨張
用ガスを供給するインフレーター21と、を備えて、所
要時にエアバッグ13が展開膨張して、シート1に着座
した乗員を保護するエアバッグ装置11。エアバッグ1
3が、シートの背もたれ部若しくは座部における車外側
の側面付近に折り畳まれて収納され、展開膨張時に乗員
の車外側を覆うように展開膨張するサイド用バッグ部1
4と、サイド用バッグ部14と連通部16を介して連通
され、展開膨張時に、乗員の車外側を除いた乗員の周囲
で展開膨張して乗員を拘束可能な補助バッグ部15と、
を備えて構成され、サイド用バッグ部14と補助バッグ
部15とが、一つのインフレーター21によって展開膨
張するように構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所要時に展開膨張
して、シートに着座した乗員を保護するエアバッグ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】従来、所要時に展開膨張し
て、シートに着座した乗員を保護するエアバッグ装置と
しては、特開平9−207700号公報、特開平10−
71915号公報及び特開平10−217818号公報
等に記載されるものがあった。
【0003】上記公報の一番目は、乗員の車外側側面を
保護するものであって、シートの背もたれ部における車
外側の側面付近に折り畳まれて収納されるサイドエアバ
ッグを備え、車両側突時にサイドエアバッグが展開膨張
して、乗員の車外側側面を保護していた。
【0004】上記公報の二番目は、乗員の頭部を拘束す
るものであって、シートにおける背もたれ部にエアバッ
グ装置が内蔵されており、車両の後方からの追突衝突時
に、エアバッグを、ヘッドレストの前面に沿って突出さ
せることにより、乗員の頭部・首部を保護して、乗員の
首部がむち打ちとなるのを防止するものであった。
【0005】上記公報の三番目は、車両用シートの座部
にエアバッグ装置を配置させて、車両前突時に、シート
の座部前部を上方に持ち上げるようにエアバッグを膨張
させて、着座した乗員の膝の裏面を持ち上げることによ
り、乗員の下半身が前方へ移動する現象(通常、サブマ
リン現象と呼ばれる前すべりする現象)を、防止してい
た。
【0006】そして、車両が衝突する際、二次衝突が生
じる場合があることから、上記構成のエアバッグ装置
を、適宜組み合わせて、車両用シートに配置させること
が考えられる。
【0007】しかし、これらのエアバッグ装置を、車両
用シートに配置させるとすると、各々のエアバッグに膨
張用ガスを供給するインフレーターが必要となって、部
品点数及び組付工数等が増大してしまう。
【0008】本発明は、上記にかんがみて、車両衝突時
における二次衝突に対応できて、部品点数及び組付工数
を低減することが可能なエアバッグ装置を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るエアバッグ
装置は、エアバッグと、エアバッグに膨張用ガスを供給
するインフレーターと、を備えて、所要時にエアバッグ
が展開膨張して、シートに着座した乗員を保護するエア
バッグ装置であって、エアバッグが、シートの背もたれ
部若しくは座部における車外側の側面付近に折り畳まれ
て収納され、展開膨張時に前記乗員の車外側を覆うよう
に展開膨張するサイド用バッグ部と、サイド用バッグ部
と連通部を介して連通され、展開膨張時に、乗員の車外
側を除いた乗員の周囲で展開膨張して乗員を拘束可能な
補助バッグ部と、を備えて構成され、サイド用バッグ部
と補助バッグ部とが、一つのインフレーターによって展
開膨張するように構成されていることを特徴とする。
【0010】また、補助バッグ部が、座部における前部
付近に配置されて、所要時に、座部の前部側を上昇させ
るように膨張するシート用バッグ部としている構成とす
ることが好ましい。
【0011】さらに、補助バッグ部が、背もたれ部にお
ける上端付近に配置されて、所要時に、シートにおける
ヘッドレスト前方側を覆うように膨張するヘッドレスト
用バッグ部としている構成としてもよい。
【0012】
【発明の作用・効果】本発明に係るエアバッグ装置で
は、所要時に、インフレーターから膨張用ガスが吐出さ
れると、エアバッグにおけるサイド用バッグ部と補助バ
ッグ部との両方が膨張する。その結果、従来では、それ
ぞれ独立したエアバッグと、各エアバッグに膨張用ガス
を供給するインフレーターとが必要とされていたが、本
発明では、一つのエアバッグと一つのインフレーターと
を配置させて、エアバッグ及びインフレーターを共用す
る構成としたため、従来に比して部品点数及び組付工数
を削減することができる。
【0013】また、サイド用バッグ部と補助バッグ部と
は、連通部により連通される構成であるため、膨張した
サイド用バッグ部と補助バッグ部との間での、膨張用ガ
スの移動が可能である。即ち、サイド用バッグ部と補助
バッグ部とが、それぞれ膨張した際に、例えば、乗員の
身体がサイド用バッグ部を圧迫するように移動すると、
サイド用バッグ部に流入した膨張用ガスがサイド用バッ
グ部から押し出されて、連通部を通って補助バッグ部に
流入する。この膨張用ガスにより、補助バッグ部がさら
に膨張して、補助バッグ部による乗員の拘束力を高める
ことができる。逆に、乗員の身体が補助バッグ部を圧迫
するように移動すると、膨張用ガスが補助バッグ部から
サイド用バッグ部に移動して、サイド用バッグ部をさら
に膨張させることとなって、サイド用バッグ部による乗
員の拘束力を高めることとなる。その結果、サイド用バ
ッグ部及び補助バッグ部が適切なクッション性を確保す
ることとなって、乗員を効果的に保護することが可能と
なる。
【0014】そして、補助バッグ部として、シート用バ
ッグ部を配置すれば、所要時に、シートバッグ部が座部
の前部側を上昇させるように膨張するため、車両が側面
衝突した際に、膨張したサイド用バッグ部で着座した乗
員の車外側側面を保護すると同時に、二次衝突として正
面衝突が起こっても、膨張したシート用バッグ部によ
り、着座した乗員の膝の裏面を持ち上げて、乗員の下半
身の前方への移動を防止することができる。
【0015】また、補助バッグ部として、ヘッドレスト
用バッグ部を配置すれば、所要時に、ヘッドレスト用バ
ッグ部がシートにおけるヘッドレスト前方側を覆うよう
に膨張するため、車両が側面衝突した際に、膨張したサ
イド用バッグ部で着座した乗員の車外側側面を保護する
と同時に、二次衝突が起こっても、膨張したヘッドレス
ト用バッグ部により、乗員の頭部・首部の急激な後退を
防いで、むち打ち現象が生じるのを防止することができ
る。
【0016】従って、本発明のエアバッグ装置では、車
両衝突時における二次衝突にも対応できて、部品点数及
び組付工数を低減することが可能である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0018】本発明の一実施形態であるエアバッグ装置
11を配置させた車両用シート(以下「シート」と略
す)1を、図1に示す。なお、実施形態では、シート1
としてフロントシートを例に採り説明する。
【0019】シート1は、背もたれ部2と座部3とを備
える構成であり、座部3は、図3〜5に示すように、シ
ートクッション5とシートクッション5の下方に配置さ
れてシートクッション5を支持する支持プレート(シー
トフレーム)9と、から構成されている。支持プレート
9の下方には、図5に示すように、シート1の前後方向
の位置を調整可能なシートトラック10が配設されてい
る。シートクッション5は、ポリウレタン等から形成さ
れるクッション本体6と、クッション本体6の表面を覆
うように配置される表皮7と、から構成される。
【0020】エアバッグ装置11は、図1・2に示すよ
うに、シート1の座部3におけるクッション本体5と支
持プレート9との間に配置されて、エアバッグ13と、
エアバッグ13に膨張用ガスを供給するインフレーター
21と、を備える構成である。エアバッグ13は、可撓
性を有したポリエステルやポリアミド等の織布から形成
されるものであり、図1・2に示すように、サイド用バ
ッグ部14と、シート用バッグ部(補助バッグ部)15
と、サイド用バッグ部14とシート用バッグ部15とを
連通する連通部16と、を備えている。サイド用バッグ
部14は、シート1の座部3における車外側の側面近傍
に折り畳まれて収納され、展開膨張時に乗員Pの車外側
を覆うように展開膨張する構成である。シート用バッグ
部15は、座部3における前部付近に配置されて、所要
時に、座部3の前部側を上昇させるように膨張する構成
である。インフレーター21は、連通部16内に配置さ
れる構成である。
【0021】サイド用バッグ部14は、図3に示すよう
に、支持プレート9にサイド用バッグ部14を取付固定
するための取付部材25(25L)を内蔵しており、取
付部材25Lの上方において、図3に示すように、上端
14a付近を下方に入れ込むようにして、カクタス折り
されて収納されている。また、サイド用バッグ部14
は、図1に示すように、長手方向が車両の前後方向と略
平行となるように折り畳まれている。そして、インフレ
ーター21からの膨張用ガスGを流入させて、図3に示
すように、座部3における表皮7の縫合部分7aを破断
して突出するように、シート1上方側に向かって膨張す
る構成とされている。また、折り畳まれたサイド用バッ
グ部14の外周は、折り崩れを防止するために、破断可
能な熱収縮フィルム等からなるフィルム19に覆われて
いる。サイド用バッグ部14は、図1・2に示すよう
に、展開膨張時の形状として、シート1の座部3の側面
と略平行に配置される略平板状とされている。また、サ
イド用バッグ部14の下端付近には、取付部材25Lに
おける後述するボルト27を挿通可能な取付孔14aが
形成されている。
【0022】取付部材25L(25)は、車両の前後方
向に配置され、断面略半円状の長尺状の押え部26と、
押え部26から半径方向の下方に突出して配置される2
本のボルト27・27と、を備える構成である。サイド
用バッグ部14は、各ボルト27をサイド用バッグ部1
4に形成される取付孔14aに挿通させて、スプリング
ナット29を経て、支持プレート9の取付孔9aを挿通
させ、支持プレート9の下面側でナット30止めするこ
とにより、支持プレート9に取付固定されることとな
る。
【0023】シート用バッグ部15は、図4・5に示す
ように、サイド用バッグ部14と同様に、取付部材25
(25F)を内蔵しており、取付部材25Fの上方にお
いて、蛇腹折りされて収納されている。また、シート用
バッグ部15は、図1に示すように、長手方向が車両の
左右方向と略平行となるように折り畳まれている。そし
て、インフレーター21からの膨張用ガスGを流入させ
て、クッション本体6を押圧するようにして、シート1
上方側へ大きく突出するように膨張する構成とされてい
る。また、折り畳まれたシート用バッグ部15の外周
は、サイド用バッグ部14と同様に、フィルム19に覆
われている。シート用バッグ部15は、図1・2に示す
ように、展開膨張時の形状として、シート1の座部3の
前方側端部付近において、シート1の左右方向と略平行
となるように配置される略長方形板状とされている。ま
た、シート用バッグ部15の下端付近には、車両の左右
方向に配置された取付部材25Fにおける各ボルト27
を挿通可能な取付孔15aが形成されている。シート用
バッグ部15は、サイド用バッグ部14と同様に、取付
部材25Fの各ボルト27を、シート用バッグ部15に
形成される取付孔15aに挿通させて、スプリングナッ
ト29を経て、支持プレート9の取付孔9bを挿通さ
せ、支持プレート9の下面側でナット30止めすること
により、支持プレート9に取付固定されている。
【0024】連通部16は、図1・2に示すように、サ
イド用バッグ部14の前方側における下端付近とシート
用バッグ部15の車外側における下端付近とを連結する
略円柱状であり、内部にインフレーター21を内蔵して
いる。インフレーター21は、略円柱状であり、サイド
用バッグ部14の折り畳まれた長手方向となる車両前後
方向と略平行に配置されている。インフレーター21
は、半径方向下方に突出する2本のボルト22・22を
備えており、図示しないが、各ボルト22をスプリング
ナットを経て支持プレート9の所定箇所に形成される取
付孔に挿通させ、ナット止めすることにより支持プレー
ト9に固定される構成である。また、インフレーター2
1には、ガス発生用の信号を入力される図示しないリー
ド線が結線されている。このリード線は、エアバッグ作
動回路に導通する図示しないコネクタに接続されるもの
である。そして、連通部16には、インフレーター21
の各ボルト22を挿通させるための図示しない取付孔
と、リード線を挿通させるための図示しない挿通孔と、
が形成されている。
【0025】次に、本実施形態のエアバッグ装置11を
配置させたシート1の製造について説明をする。まず、
インフレーター21を各ボルト22を突出させた状態で
エアバッグ13の連通部16内に配置させ、図示しない
スプリングナットを各ボルト22に挿通させる。各取付
部材25L・25Fを、各ボルト27を突出させた状態
で、エアバッグ13におけるサイド用バッグ部14内及
びシート用バッグ部15内に配置させ、スプリングナッ
ト29を各ボルト27に挿通させる。なお、インフレー
ター21及び各取付部材25L・25Fは、エアバッグ
13に所定の孔を開けておき、その開口から、インフレ
ーター21及び各取付部材25L・25Fを配置させ、
その後、孔を縫合等して塞ぐことにより、エアバッグ1
3内に配置させる。次いで、サイド用バッグ部14を折
り畳んでフィルム19により外周を覆う。シート用バッ
グ部15も折り畳んでフィルム19により外周を覆っ
て、エアバッグ装置11を組み立てる。このとき、イン
フレーター21の図示しないリード線は、リード線挿通
用の図示しない挿通孔を挿通させてエアバッグ13から
出しておく。次いで各ボルト27を支持プレート9にお
ける各取付孔9a・9bに挿通させ、それぞれ、支持プ
レート9の裏面側でナット30止めし、インフレーター
21も各ボルト22をナット止めすることにより支持プ
レート9に固定させて、エアバッグ装置11を支持プレ
ート9に組み付ける。そして、支持プレート9の上にク
ッション本体6を載置し、クッション本体6を表皮7で
被覆させて座部3を形成する。このように形成した座部
3に、背もたれ部2を取り付けて、シート1を製造す
る。そして、完成したシートを車両に装着して、インフ
レーター21の図示しないリード線の端末を、図示しな
い制御回路に結線させれば、エアバッグ装置11を配置
させたシート1を車両に搭載することができる。
【0026】本実施形態のシート1では、リード線を介
して、インフレーター21に所定の電気信号が入力され
れば、インフレーター21の図示しないガス吐出口から
膨張用ガスGが吐出されて、連通部16に流入し、連通
部16から、サイド用バッグ部14内と、シート用バッ
グ部15内とに流入する。そして、サイド用バッグ部1
4が、図3に示すように、シート1の座部3における表
皮7の縫合部分7aを破断して突出するように、シート
1上方側に向かって膨張し、略同時に、シート用バッグ
部15が、図5に示すように、クッション本体6を押圧
するようにして、シート1上方側へ大きく突出するよう
に膨張する。
【0027】そのため、実施形態のエアバッグ装置11
では、車両が側面衝突した際に、膨張したサイド用バッ
グ部14で着座した乗員Pの車外側側面を保護すると同
時に、二次衝突として正面衝突が起こっても、膨張した
シート用バッグ部15により、着座した乗員Pの膝の裏
面を持ち上げて、乗員Pの下半身Lの前方への移動を防
止することができる。
【0028】また、実施形態のエアバッグ13では、サ
イド用バッグ部14とシート用バッグ部15とが、連通
部16により連通される構成であるため、膨張したサイ
ド用バッグ部14とシート用バッグ部15との間での、
膨張用ガスGの移動が可能である。即ち、サイド用バッ
グ部14とシート用バッグ部15とが、それぞれ膨張し
た際に、例えば、乗員Pの身体がサイド用バッグ部14
を圧迫するように移動すると、サイド用バッグ部14に
流入した膨張用ガスGがサイド用バッグ部14から押し
出されて、連通部16を通ってシート用バッグ部15に
流入する。この膨張用ガスGにより、シート用バッグ部
15がさらに膨張して、シート用バッグ部15による乗
員Pの拘束力を高めることができる。逆に、乗員Pの身
体がシート用バッグ部15を圧迫するように移動する
と、膨張用ガスGがシート用バッグ部15からサイド用
バッグ部14に移動して、サイド用バッグ部14をさら
に膨張させることとなって、サイド用バッグ部14によ
る乗員Pの拘束力を高めることとなる。その結果、サイ
ド用バッグ部14及びシート用バッグ部15が適切なク
ッション性を確保することとなって、乗員Pを効果的に
保護することが可能となる。
【0029】なお、本実施形態では、シート用バッグ部
15は上方側に突出するように配置されているが、シー
ト用バッグ部15の突出方向はこれに限られるものでは
なく、後方側に突出するように配置させる構成としても
よい。また、シート用バッグ部15は、折り畳まずに、
支持プレート9上に、後方側に先端がくるように平らに
展開して配置させる構成としてもよい。
【0030】次に、本発明の他の実施形態であるエアバ
ッグ装置31について説明をする。エアバッグ装置31
は、図6に示すように、シート1の背もたれ部2に配置
されるものである。背もたれ部2は、図8〜10に示す
ように、クッション本体6内部にシートフレーム8が配
置される構成である。エアバッグ装置31は、背もたれ
部2におけるシートフレーム8前方側に配置されてお
り、エアバッグ33と、エアバッグ33に膨張用ガスを
供給するインフレーター21と、を備える構成である。
エアバッグ33は、前述の実施形態と同様、可撓性を有
したポリエステルやポリアミド等の織布から形成される
ものであり、サイド用バッグ部34と、ヘッドレスト用
バッグ部35(補助バッグ部)と、サイド用バッグ部3
4とヘッドレスト用バッグ部35とを連通する連通部3
6と、を備えている。サイド用バッグ部34は、シート
1の背もたれ部2における車外側の側面2a近傍に折り
畳まれて収納され、展開膨張時に乗員Pの車外側を覆う
ように前方に向かって展開膨張する構成である。ヘッド
レスト用バッグ部35は、背もたれ部2における上端付
近に配置されて、所要時に、シート1におけるヘッドレ
スト4前方側を覆うように膨張する構成である。また、
本実施形態では、インフレーター21は、サイド用バッ
グ部34内に配置されている。
【0031】サイド用バッグ部34は、図8に示すよう
に、インフレーター21を内蔵しており、インフレータ
ー21の前方において、前述の実施形態におけるサイド
用バッグ部14と同様にカクタス折りされて収納されて
いる。また、サイド用バッグ部34は、図6に示すよう
に、長手方向が車両の上下方向においてシートフレーム
8と略平行となるように折り畳まれている。そして、イ
ンフレーター21からの膨張用ガスGを流入させて、背
もたれ部2側部付近における表皮7の縫合部分7aを破
断して背もたれ部2の車外側の側面2aに取り付けられ
るカバー24を開かせるように、シート1前方側に向か
って膨張する構成とされている。また、折り畳まれたサ
イド用バッグ部34の外周は、前述の実施形態と同様、
フィルム19に覆われている。サイド用バッグ部34
は、図6・7に示すように、展開膨張時の形状として、
シート1の背もたれ部2の車外側側面2aと略平行に配
置される略平板状とされている。また、サイド用バッグ
部34の後端付近には、インフレーター21における各
ボルト22を挿通可能な取付孔34aと、インフレータ
ー21の図示しないリード線を挿通させるための図示し
ない挿通孔と、が形成されている。サイド用バッグ部3
4は、インフレーター21に形成される各ボルト22を
取付孔34aに挿通させ、スプリングナット29を経
て、カバー24の取付孔24aと、シートフレーム8の
取付孔8aと、を挿通させて、シートフレーム8の後面
側でナット30止めすることにより、シートフレーム8
に固定されるものである。また、インフレーター21
は、複数のガス吐出口21aを備えて、シート1前方側
へ膨張用ガスを吐出可能に、長手方向が車両の上下方向
においてシートフレーム8と略平行となるように配置さ
れている。
【0032】ヘッドレスト用バッグ部35は、図9に示
すように、前述の実施形態と同様に、取付部材25(2
5U)を内蔵しており、取付部材25Uの上方におい
て、サイド用バッグ部34と同様に、カクタス折りされ
て収納されている。また、ヘッドレスト用バッグ部35
は、図6に示すように、長手方向が車両の左右方向と略
平行となるように折り畳まれている。そして、インフレ
ーター21からの膨張用ガスGを流入させて、図9に示
すように、背もたれ部2上端付近における表皮7の縫合
部分7aを破断して突出し、ヘッドレスト4の前部側を
覆うように膨張する構成とされている。また、折り畳ま
れたヘッドレスト用バッグ部35の外周は、サイド用バ
ッグ部34と同様に、フィルム19に覆われている。ヘ
ッドレスト用バッグ部35は、図6・7に示すように、
展開膨張時の形状として、シート1の背もたれ部2の上
端付近において、シート1の左右方向と略平行となるよ
うに配置される略長方形板状とされている。また、ヘッ
ドレスト用バッグ部35の下端付近には、車両の左右方
向に配置された取付部材25Uにおける各ボルト27を
挿通可能な取付孔35aが形成されている。ヘッドレス
ト用バッグ部35は、前述の実施形態と同様に、取付部
材25Uの各ボルト27を、ヘッドレスト用バッグ部3
5に形成される取付孔35aに挿通させて、スプリング
ナット29を経て、シートフレーム8の取付孔8bを挿
通させ、支持プレート9の下面側でナット30止めする
ことにより、シートフレーム8に取付固定されている。
【0033】連通部36は、図6・7に示すように、サ
イド用バッグ部34の後方側における上端付近とヘッド
レスト用バッグ部35の車外側における下端付近とを連
結する略円柱状である。
【0034】本実施形態のエアバッグ装置31を配置さ
せたシート1の製造は、前述の実施形態と同様にして、
エアバッグ装置31をシートフレーム8に組み付けて、
シートフレーム8の周囲にクッション本体6を配置さ
せ、クッション本体6を表皮7で被覆させて背もたれ部
2を形成し、座部3に取り付ければよい。そして、完成
したシート1を車両に装着して、インフレーター21の
図示しないリード線の端末を、図示しない制御回路に結
線させれば、エアバッグ装置31を配置させたシート1
を車両に搭載することができる。
【0035】実施形態のシート1では、リード線を介し
て、インフレーター21に所定の電気信号が入力されれ
ば、インフレーター21のガス吐出口21aから、シー
ト1前方側に向かって膨張用ガスGが吐出されて、サイ
ド用バッグ部34内に流入しサイド用バッグ部34が、
図8に示すように、背もたれ部2側部付近における表皮
7の縫合部分7aを破断して背もたれ部2の車外側の側
面2aに取り付けられるカバー24を開かせるように、
シート1前方側に向かって膨張する。また、サイド用バ
ッグ部34内に流入した膨張用ガスGは、連通部36を
経て、ヘッドレスト用バッグ部35内に流入し、図9・
10に示すように、ヘッドレスト用バッグ部35が、背
もたれ部2上端付近における表皮7の縫合部分7aを破
断して突出し、ヘッドレスト4の前方側を覆うように膨
張する。
【0036】そのため、実施形態のエアバッグ装置31
では、車両が側面衝突した際に、膨張したサイド用バッ
グ部34で着座した乗員Pの車外側側面を保護すると同
時に、二次衝突が起こっても、膨張したヘッドレスト用
バッグ部35により、乗員Pの頭部H・首部Nの急激な
後退を防いで、むち打ち現象が生じるのを防止すること
ができる。
【0037】従って、本発明のエアバッグ装置11・3
1では、車両衝突時における二次衝突にも対応できて、
部品点数及び組付工数を低減することが可能である。
【0038】また、実施形態のエアバッグ33も、前述
の実施形態と同様、サイド用バッグ部34とヘッドレス
ト用バッグ部35とが、連通部36により連通される構
成であるため、膨張したサイド用バッグ部34とヘッド
レスト用バッグ部35との間での、膨張用ガスGの移動
が可能である。そのため、前述の実施形態と同様に、サ
イド用バッグ部34及びヘッドレスト用バッグ部35が
適切なクッション性を確保することとなって、乗員Pを
効果的に保護することが可能となる。
【0039】なお、実施形態では、インフレーター21
のガス吐出口が、図7・8に示すように、シート1前方
側に向かって膨張用ガスGを吐出可能な位置に形成され
ているため、インフレーター21から吐出される膨張用
ガスGは、まず、サイド用バッグ部34内に流入して、
サイド用バッグ部34が膨張する。その後、膨張用ガス
Gが、連通部36を経て、ヘッドレスト用バッグ部35
内に流入し、ヘッドレスト用バッグ部35が膨張するた
め、ヘッドレスト用バッグ部35は、サイド用バッグ部
34の膨張後に膨張し始める。そのため、サイド用バッ
グ部34の展開膨張完了時間とヘッドレスト用バッグ部
35の展開膨張完了時間とに、若干の時間差を設けるこ
とができる。この時間差を大きくする場合には、図10
に二点鎖線で示すように、インフレーター31の下端に
ガス吐出口21aを設けてもよい。しかし、この点を考
慮しなければ、インフレーター21のガス吐出口を、シ
ートの上下方向における両端部21b・21b付近に形
成したり、インフレーター21を連通部36内に配置さ
せて、サイド用バッグ部34とヘッドレスト用バッグ部
35とを略同時に膨張させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるエアバッグ装置をシ
ートに取り付けた状態を示す斜視図である。
【図2】図1のエアバッグ装置に使用されるエアバッグ
の膨張完了時の斜視図である。
【図3】図1のエアバッグ装置をシートに取り付けた状
態のサイド用バッグ部付近の断面図である。
【図4】図1のエアバッグ装置をシートに取り付けた状
態のシート用バッグ部付近の断面図である。
【図5】図1のエアバッグ装置におけるシート用バッグ
部の膨張状態を示す概略断面図である
【図6】本発明の他の実施形態であるエアバッグ装置を
シートに取り付けた状態を示す斜視図である。
【図7】図6のエアバッグ装置に使用されるエアバッグ
の膨張完了時の斜視図である。
【図8】図6のエアバッグ装置をシートに取り付けた状
態のサイド用バッグ部付近の断面図である。
【図9】図6のエアバッグ装置をシートに取り付けた状
態のヘッドレスト用バッグ部付近の断面図である。
【図10】図6のエアバッグ装置の使用状態を示す側面
図である。
【符号の説明】
1 シート 11・31 エアバッグ装置 13・33 エアバッグ 14・34 サイド用バッグ部 15 シート用バッグ部 16・36 連通部 21 インフレーター 25 取付部材 35 ヘッドレスト用バッグ部 P 乗員

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアバッグと、該エアバッグに膨張用ガ
    スを供給するインフレーターと、を備えて、所要時にエ
    アバッグが展開膨張して、シートに着座した乗員を保護
    するエアバッグ装置であって、 前記エアバッグが、 シートの背もたれ部若しくは座部における車外側の側面
    付近に折り畳まれて収納され、展開膨張時に前記乗員の
    車外側を覆うように展開膨張するサイド用バッグ部と、 該サイド用バッグ部と連通部を介して連通され、展開膨
    張時に、乗員の車外側を除いた乗員の周囲で展開膨張し
    て乗員を拘束可能な補助バッグ部と、 を備えて構成され、 前記サイド用バッグ部と前記補助バッグ部とが、一つの
    前記インフレーターによって展開膨張するように構成さ
    れていることを特徴とするエアバッグ装置。
  2. 【請求項2】 前記補助バッグ部が、前記座部における
    前部付近に配置されて、所要時に、前記座部の前部側を
    上昇させるように膨張するシート用バッグ部としている
    ことを特徴とする請求項1記載のエアバッグ装置。
  3. 【請求項3】 前記補助バッグ部が、前記背もたれ部に
    おける上端付近に配置されて、所要時に、前記シートに
    おけるヘッドレスト前方側を覆うように膨張するヘッド
    レスト用バッグ部としていることを特徴とする請求項1
    記載のエアバッグ装置。
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