JP2002110822A - 不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法

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JP2002110822A JP2000297450A JP2000297450A JP2002110822A JP 2002110822 A JP2002110822 A JP 2002110822A JP 2000297450 A JP2000297450 A JP 2000297450A JP 2000297450 A JP2000297450 A JP 2000297450A JP 2002110822 A JP2002110822 A JP 2002110822A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンタクトホールの形状変化を防止すること
により、コンタクト不良を抑制し、高信頼性の不揮発性
半導体記憶装置及びその製造方法を提供すること。 【解決手段】 半導体基板10上に、メモリセルトラン
ジスタ、選択トランジスタ、及び周辺トランジスタを形
成した後、全面にBPSG膜23、39を形成する。そ
の後、BPSG膜23、39内に、選択トランジスタの
不純物拡散層19及びセレクトゲートシャント部の多結
晶シリコン膜15に達するコンタクトホール27、29
を形成する。そして、このコンタクトホール27、29
内を多結晶シリコン膜により埋め込むことで、熱処理の
際に生じるBPSG膜23、39のリフローによるコン
タクトホール形状の異常の発生を防止することを特徴と
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、不揮発性半導体
記憶装置及びその製造方法に関するもので、特に積層ゲ
ート構造のMOSトランジスタをメモリセルトランジス
タとして用いるものに係る。
【0002】
【従来の技術】近年の半導体装置の製造技術の向上に従
って、半導体記憶装置の微細化が進んでいるが、半導体
記憶装置の超高密度化と共に、その信頼性を維持する技
術も重要となっている。
【0003】従来の不揮発性半導体記憶装置及びその製
造方法について、NAND型フラッシュEEPROM
(Electrically Erasable and Programmable Read Only
Memory)を例に挙げて説明する。
【0004】図36は、NAND型フラッシュEEPR
OMの平面図、図37(a)乃至(e)はNAND型フ
ラッシュEEPROMの断面図であり、(a)図は図3
6におけるA−A’線に沿った断面図、(b)図はB−
B’線に沿った断面図、(c)図は図36には示してい
ないが、例えばカラムセレクタ等の周辺トランジスタの
B−B’線方向に沿った断面図、(d)図はC−C’線
に沿った断面図、(e)図は図36には示していない
が、メモリセルアレイ領域端部において制御ゲート線C
G1〜8がロウデコーダに接続される領域のB−B’線
方向に沿った断面図である。
【0005】図示するように、シリコン基板100に
は、帯状に複数の素子分離領域STI(Shallow Trench
Isolation)が形成されている。この素子分離領域ST
Iは、シリコン酸化膜110、120によって埋め込ま
れたトレンチにより構成されている。そして、隣接する
上記素子分離領域STI間は半導体素子を形成する活性
領域AA(Active Area)となっている。この活性領域
AA上には、ゲート絶縁膜130を介して、多結晶シリ
コン膜140、150が設けられている。この多結晶シ
リコン膜140、150は、メモリセルトランジスタの
浮遊ゲートFG及び選択トランジスタのセレクトゲート
SGD0、SGD1、SGS1、SGS2となる。更
に、素子領域AA及び素子分離領域STI上には、素子
分離領域STIに交差する方向に沿って、多結晶シリコ
ン膜170とタングステンシリサイド膜180が、浮遊
ゲート・制御ゲート間絶縁膜160を介して、多結晶シ
リコン膜140、150を覆うように延設されている。
この多結晶シリコン膜170及びタングステンシリサイ
ド膜180は、メモリセルトランジスタの制御ゲートC
G1〜8となる。そして、上記構成のゲート電極間の半
導体基板100中に不純物拡散層190が選択的に形成
されることで、メモリセルアレイ領域の選択トランジス
タ、メモリセルトランジスタ、及び周辺領域のトランジ
スタが形成されている。
【0006】更に、タングステンシリサイド膜160上
にはシリコン酸化膜200、210が設けられ、上記浮
遊ゲートFG、セレクトゲートSGD0、SGD1、S
GS1、SGS2、制御ゲートCG1〜8、及びシリコ
ン酸化膜200、210を被覆するように、シリコン窒
化膜220が全面に形成されている。また、隣接するゲ
ート電極間を埋め込むようにして、層間絶縁膜230が
形成され、この層間絶縁膜230及びシリコン窒化膜2
20上には、シリコン酸化膜240が形成されている。
上記シリコン酸化膜240内には、ビット線BL、セレ
クトゲートシャント配線M0−1、制御ゲートシャント
配線M0−2、及び周辺トランジスタと接続する金属配
線M0−3が、チタン膜250及びタングステン膜26
0から形成されている。
【0007】ビット線BLは、隣接するセレクトゲート
SGD0、SGD1間の不純物拡散層190に到達する
コンタクトホール270内に埋め込み形成された多結晶
シリコン膜によるコンタクトプラグ280によって不純
物拡散層190に接続されている(図37(b)参
照)。このビット線BLによって、隣接するセレクトゲ
ートSGD0、SGD1間の不純物拡散層190は図示
せぬカラムセレクタに接続されている。
【0008】また、選択トランジスタのセレクトゲート
SGD0、SGD1、及びSGS1、SGS2には、そ
れぞれ浮遊ゲート・制御ゲート間絶縁膜160、多結晶
シリコン膜170、タングステンシリサイド膜180、
及びシリコン酸化膜200、210が除去された領域が
存在する(図37(d)参照)。この領域がセレクトゲ
ートシャント部となり、複数個の選択トランジスタおき
に規則的に設けられている。そして、このセレクトゲー
トシャント部に設けられたコンタクトホール290を介
して、セレクトゲートSGD0、SGD1はセレクトゲ
ートシャント配線M0−1に接続され、このセレクトゲ
ートシャント配線M0−1によって、ドレイン側のセレ
クトゲートSGD0、SGD1はロウデコーダに接続さ
れる。一方、ソース側のセレクトゲートSGS1、SG
S2も、図示せぬシャント配線によってロウデコーダに
接続されている。
【0009】一方、メモリセルトランジスタの制御ゲー
トCG1〜8には、メモリセルアレイ領域の端部におい
て、制御ゲートの一部を構成する多結晶シリコン膜17
0に接続するコンタクトホール310が各制御ゲートC
G1〜8毎に設けられており、この領域が制御ゲートシ
ャント部となる(図37(e)参照)。そして、この制
御ゲートシャント部において制御ゲートCG1〜8のそ
れぞれは各々の制御ゲートシャント配線M0−2に接続
され、この制御ゲートシャント配線M0−2によってロ
ウデコーダに接続されている。
【0010】また、周辺トランジスタの金属配線層M0
−3も、周辺トランジスタの不純物拡散層190に、コ
ンタクトホール320を介して接続されている(図37
(c)参照)。
【0011】上記構成のNAND型フラッシュEEPR
OMの製造方法について、図38乃至図50を用いて説
明する。図38乃至図50はNAND型フラッシュEE
PROMの製造工程の断面図を順次示している。なお、
図38(a)乃至図50(a)はそれぞれ図37(a)
に対応し、図38(b)乃至図50(b)はそれぞれ図
37(b)に対応し、図38(c)乃至図50(c)は
それぞれ図37(c)に対応し、図44(d)及び図4
6(d)乃至図50(d)はそれぞれ図37(d)に対
応し、図49(e)、図50(e)はそれぞれ図37
(e)に対応する図である。
【0012】まず図38(a)乃至(c)に示すよう
に、シリコン基板100上に、ゲート絶縁膜130とな
るシリコン酸化膜を熱酸化法等により形成し、このゲー
ト絶縁膜130上に多結晶シリコン膜140を減圧CV
D(Chemical Vapor Deposition)法等によりに形成す
る。引き続き、多結晶シリコン膜140上にシリコン窒
化膜330及びシリコン酸化膜340を形成し、温度8
50℃で水素燃焼酸化処理を30分間行う。
【0013】次に、光蝕刻技術とRIE(Reactive Ion
Etching)法等の異方性エッチングにより、シリコン酸
化膜340、シリコン窒化膜330、多結晶シリコン膜
140、シリコン酸化膜130及びシリコン基板100
を順次エッチングして、図39(a)乃至(c)に示す
ように、素子分離領域STIを形成するためのトレンチ
360を形成する。次に、温度1000℃の酸化性雰囲
気中で熱処理を行うことで、トレンチ360の表面に露
出しているシリコン基板100の表面にシリコン酸化膜
110を形成する。
【0014】そして、図40(a)乃至(c)に示すよ
うに、全面にシリコン酸化膜120をHDP(High Den
sity Plasma)法等によりに形成することで、トレンチ
360を埋め込む。
【0015】次にシリコン窒化膜330をストッパーに
用いたCMP(Chemical Mechanical Polishing)法に
より、上記シリコン酸化膜120、340を研磨して平
坦化し、素子分離領域STIを完成する。そして、HF
溶液によりシリコン酸化膜120の表面をエッチング
し、次に温度150℃のリン酸処理を40分間行うこと
で、図41(a)乃至(c)のように、シリコン窒化膜
330を選択的に除去する。
【0016】その後、図42(a)乃至(c)のよう
に、減圧CVD法により多結晶シリコン膜150を形成
し、この多結晶シリコン膜150が素子分離領域STI
上で各々分離、且つビット線BL方向に延設されるよう
にパターニングする。
【0017】次に、図43(a)乃至(c)に示すよう
に、減圧CVD法により全面に浮遊ゲート・制御ゲート
間絶縁膜160を形成する。引き続き、浮遊ゲート・制
御ゲート間絶縁膜160上に多結晶シリコン膜170、
タングステンシリサイド膜180を、それぞれ減圧CV
D法、PVD(Physical Vapor Deposition)法により
形成する。更に、タングステンシリサイド膜180上に
シリコン酸化膜200を減圧CVD法によりに形成す
る。
【0018】次に、図44(a)乃至(d)に示すよう
に、光蝕刻技術とRIE法により、シリコン酸化膜20
0、タングステンシリサイド膜180、多結晶シリコン
膜170、及び浮遊ゲート・制御ゲート間絶縁膜16
0、多結晶シリコン膜150、140を素子分離領域S
TIに対して直交する方向に沿ってパターニングする。
なお、セレクトゲートシャント部では、シリコン酸化膜
200、タングステンシリサイド膜180、多結晶シリ
コン膜170及び浮遊ゲート・制御ゲート間絶縁膜16
0のエッチングも行うことで多結晶シリコン膜150を
露出させる。
【0019】次に、温度800℃の窒素雰囲気中で12
0秒間の加熱を行い、更に温度1000℃の酸化性雰囲
気中で加熱処理を行うことで、セレクトゲートシャント
部以外のシリコン酸化膜200上にシリコン酸化膜21
0を形成する。その後、イオン注入法によりソース、ド
レインとなる領域に不純物を導入することで、不純物拡
散層190を選択的に形成し、導入した不純物の活性化
のために、温度1050℃の熱処理を30秒間行う。引
き続き、全面にシリコン窒化膜220を減圧CVD法に
より形成する。
【0020】上記工程により、多結晶シリコン膜14
0、150からなる浮遊ゲートFGと、多結晶シリコン
膜170、タングステンシリサイド180からなる制御
ゲートCG1〜8との2層ゲート構造を有するメモリセ
ルトランジスタと、同じく2層構造を有し、セレクトゲ
ートシャント部において多結晶シリコン膜150が露出
された選択トランジスタ、及び周辺トランジスタが完成
する。
【0021】次に、図45(a)乃至(c)に示すよう
に、層間絶縁膜として、段差被覆性の高いBPSG膜2
30を、常圧CVD法により全面に形成した後、BPS
G膜230のリフローを行い平坦化する。
【0022】次に、再度BPSG膜390を積み増し、
リフローさせる。そして、図46(a)乃至(d)に示
すように、メモリセルトランジスタのゲート電極上のシ
リコン窒化膜220をストッパーに用いたCMP法によ
りBPSG膜230、390の研磨を行う。
【0023】次に、図47(a)乃至(d)に示すよう
に、プラズマCVD法により、全面にシリコン酸化膜2
40を形成する。
【0024】そして、光蝕刻技術とRIE法にて、隣接
する選択トランジスタのセレクトゲートSGD0、SG
D1間の不純物拡散層190に到達するコンタクトホー
ル270を形成する。
【0025】次に、図48(a)乃至(e)のように、
減圧CVD法により全面に多結晶シリコン膜280を形
成することによりコンタクトホール270を埋め込む。
そして、CDE(Chemical Dry Etching)法により多結
晶シリコン膜280をエッチングして、この多結晶シリ
コン膜280のコンタクトホール270内における高さ
調整を行い、コンタクトプラグを形成する。
【0026】次に、図49(a)乃至(e)に示すよう
に、光蝕刻技術とRIE法にて、周辺回路のトランジス
タの不純物拡散層190、セレクトゲートシャント部の
多結晶シリコン膜150、及び制御ゲートシャント部の
多結晶シリコン膜170に達するコンタクトホール32
0、290、310をそれぞれ形成する(それぞれ図4
9(c)、(d)、(e)参照)。
【0027】その後、図50(a)乃至(c)に示すよ
うに、光蝕刻技術とRIE法により、シリコン酸化膜2
40内に、隣接する選択トランジスタのセレクトゲート
SGD0、SGD1間の不純物拡散層190と接続する
ビット線BL、セレクトゲートのシャント配線M0−
1、制御ゲートのシャント配線M0−2、及び周辺回路
のトランジスタの不純物拡散層190と接続する配線M
0−3のパターンを形成する。そして、コンタクトホー
ル320の底部の半導体基板100中に、イオン注入法
により不純物を導入し、RTA(Rapid Thermal Anneal
ing)法により温度950℃の窒素雰囲気中で加熱する
ことにより、導入した不純物を活性化する。その後、P
VD法により全面にチタン膜250及びタングステン膜
260を順次形成し、コンタクトホール290、32
0、310を埋め込む。
【0028】その後は、チタン膜250及びタングステ
ン膜360を、配線を形成しない領域のシリコン酸化膜
240が露出するまでCMP法により研磨、平坦化して
図37(a)乃至(e)の構造を完成する。
【0029】上記従来の不揮発性半導体記憶装置の構成
及び製造方法により発生する問題点について図51を用
いて説明する。図51は、NAND型フラッシュEEP
ROMのメモリセルアレイ領域におけるセレクトゲート
シャント部のビット線BL方向に沿った断面図である。
【0030】前述したように、ビット線BLや各シャン
ト配線との間のコンタクトの形成方法は、まず、隣接す
る選択トランジスタのセレクトゲートSGD0、SGD
1間の不純物拡散層190とビット線BLとの間を接続
するためのコンタクトホール270を形成し、このコン
タクトホール270内を多結晶シリコンによるコンタク
トプラグ280により埋め込む。その後、セレクトゲー
トシャント部のコンタクトホール290、制御ゲートシ
ャント部のコンタクトホール310、及び周辺トランジ
スタの不純物拡散層190に接続するコンタクトホール
320を形成する。そして、周辺トランジスタの不純物
拡散層190にコンタクトするコンタクトホール320
の底部に不純物をイオン注入して熱処理を施し、その後
で、上記各コンタクトホール290、310、320
を、チタン膜250とタングステン膜260により埋め
込む順序となっている。
【0031】上記のような製造工程であると、各コンタ
クトホール290、310、320をチタン膜250と
タングステン膜260で埋め込む前に、コンタクトホー
ル320の底部にイオン注入した不純物の熱処理工程が
存在する。そのため、この熱処理によりシリコン酸化膜
240が収縮を起こし、それにつられてBPSG膜23
0がリフローし、それによりコンタクトホール290、
310、320の形状に異常が発生する場合がある(図
51参照)。
【0032】このように、コンタクトホール形状に異常
が発生すると、コンタクトホール内をチタン膜250及
びタングステン膜260により十分に埋め込むことが困
難となったり、コンタクトホール内を埋め込むことが出
来ても、その形状異常により非常に高抵抗な領域にな
る、といったコンタクト不良の問題が発生する。
【0033】そして、この問題は特にセレクトゲートシ
ャント部等の、ゲート絶縁膜130上の多結晶シリコン
膜140、150にコンタクトするコンタクトホールで
顕著に現れている。
【0034】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の不揮発性半
導体記憶装置及びその製造方法によれば、コンタクトホ
ールの形成後に熱処理を行った際に起きるBPSG膜上
のシリコン酸化膜の収縮によりBPSG膜がリフロー
し、コンタクトホールの形状が変形する場合がある。そ
のため、このコンタクト部において断線など、コンタク
トの導通不良が発生するという問題があった。
【0035】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、その目的は、コンタクトホールの形状変化の防止
することにより、コンタクト不良を抑制し、高信頼性の
不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法を提供するこ
とにある。
【0036】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明に係る不揮発性半導体記憶装置は、半導体
基板上に形成された第1絶縁膜と、前記第1絶縁膜上に
形成された第1導電膜と、前記第1導電膜上に形成され
た第2絶縁膜と、前記第2絶縁膜上に形成された第2導
電膜との積層構造を有し、前記第1、第2導電膜がそれ
ぞれ浮遊ゲート、制御ゲートとして機能するメモリセル
トランジスタと、前記第1絶縁膜、前記第1導電膜、前
記第2絶縁膜、及び前記第2導電膜の積層構造を有し、
前記第1導電膜がゲート電極として機能する周辺トラン
ジスタと、前記メモリセルトランジスタ及び周辺トラン
ジスタを被覆するようにして設けられた層間絶縁膜と、
前記層間絶縁膜を貫通して前記周辺トランジスタの前記
第1導電膜に達する第1コンタクトホールと、前記第1
コンタクトホール内に埋め込み形成され、導電性を有し
且つ前記層間絶縁膜より溶融温度が高い、補強用の第1
コンタクトプラグと具備している。
【0037】また、前記第1シリコン酸化膜は、前記半
導体基板上に設けられ、前記多層ゲート構造の側壁部を
埋め込み、且つ前記第2導電膜の上面に達する膜厚を有
していても良いし、また、前記第1、第2コンタクトプ
ラグの材料には、不純物を添加された多結晶シリコンを
用いることが出来る。
【0038】更に、この発明に係る不揮発性半導体記憶
装置の製造方法は、半導体基板上に第1絶縁膜を形成す
る工程と、前記第1絶縁膜上に第1導電膜を形成する工
程と、前記第1導電膜上に第2絶縁膜を形成する工程
と、前記第2絶縁膜上に第2導電膜を形成する工程と、
前記第1、第2導電膜及び前記第2絶縁膜をパターニン
グして、前記第1絶縁膜、前記第1導電膜、前記第2絶
縁膜、及び前記第2導電膜を有し、前記第1、第2導電
膜がそれぞれ浮遊ゲート及び制御ゲートとして機能する
メモリセルトランジスタの積層構造と、前記第1絶縁
膜、前記第1導電膜、前記第2絶縁膜、及び前記第2導
電膜を有し、前記第1導電膜がゲート電極として機能す
る周辺トランジスタの積層構造を形成する工程と、前記
メモリセルトランジスタ及び前記周辺トランジスタの前
記積層構造の上面及び側壁と、前記半導体基板上に第3
絶縁膜を形成する工程と、前記第3絶縁膜上に、前記メ
モリセルトランジスタ及び前記周辺トランジスタの前記
積層構造を埋め込むように第4絶縁膜を形成する工程
と、前記第4絶縁膜をリフローして平坦化する工程と、
前記第4絶縁膜上に第5絶縁膜を形成する工程と、前記
周辺トランジスタの前記第1導電膜に達する第1コンタ
クトホールを形成する工程と、前記第1コンタクトホー
ル内を、導電性を有し且つ前記第4絶縁膜より溶融温度
が高い補強部材により埋め込み、第1コンタクトプラグ
を形成する工程とを具備し、その後の熱処理工程におけ
る、前記第4絶縁膜のリフローによる前記第1コンタク
トホール形状の変形を防止する。
【0039】また、前記第4絶縁膜を平坦化する工程の
後、該第4絶縁膜を、前記積層構造の上面の前記第3絶
縁膜に達するまで除去する工程を更に備え、前記第5絶
縁膜を、前記第3絶縁膜及び前記第4絶縁膜上に形成し
てもよい。
【0040】上記のような構成及び製造方法を有する不
揮発性半導体記憶装置によれば、第1、第2絶縁膜及び
第1、第2導電膜とを有する積層構造を備え、第1、第
2導電膜のそれぞれが浮遊ゲート、制御ゲートとなるメ
モリセルトランジスタと、第1導電膜がゲート電極とな
る周辺トランジスタとを有する不揮発性半導体記憶装置
において、半導体基板及び第1導電膜に達するコンタク
トホールを、コンタクトプラグで埋め込んでいる。通常
上記メモリセルトランジスタ及び周辺トランジスタを保
護するために周囲に設けられる層間絶縁膜には、BPS
G膜などの段差被覆性に優れた材料が用いられる。この
BPSG膜は段差被覆性に優れる一方で、堆積後におい
ても、熱処理によりリフローしやすいという特長があ
る。すなわち、BPSG膜中へのコンタクトホールの形
成工程の後に熱処理工程が存在すると、その熱処理によ
りBPSG膜がリフローし、コンタクト形状に異常が発
生する場合がある。このコンタクト形状の異常は、コン
タクト不良の原因となる。しかし、本発明ではコンタク
トホール形成後、該コンタクトホールをコンタクトプラ
グによって埋め込むことで、BPSG膜のリフローがコ
ンタクトホールの形状に与える影響を少なくしている。
すなわち、コンタクトホールの形状異常の発生を抑制す
ることで、コンタクト不良を防止でき、ひいては不揮発
性半導体記憶装置の信頼性を向上できる。
【0041】また、層間絶縁膜をBPSG膜とシリコン
酸化膜とにより構成し、BPSG膜をメモリセルトラン
ジスタ及び周辺トランジスタの第2導電膜上から除去し
て、側壁部にのみ存在するように設けることで、BPS
G膜の体積を小さく抑え、上記熱処理によるBPSG膜
のリフローを生じにくくする事が出来る。また、BPS
G膜を第2導電膜上に存在しないようにすることは、す
なわち層間絶縁膜の膜厚を小さくすることにもなる。そ
の結果、層間絶縁膜内に形成されるコンタクトホールの
アスペクト比が小さくなり、それぞれのコンタクトホー
ル内の埋め込み性を向上でき、不揮発性半導体記憶装置
としての信頼性の更なる向上に寄与するという効果も得
られる。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
を参照して説明する。この説明に際し、全図にわたり、
共通する部分には共通する参照符号を付す。
【0043】この発明の一実施形態に係る不揮発性半導
体記憶装置及びその製造方法について、NAND型フラ
ッシュEEPROMを例に挙げて説明する。
【0044】図1は本実施形態が適用されるNAND型
フラッシュEEPROMのメモリセルアレイとその周辺
回路の一部を示す回路構成図である。図示するように、
NAND型フラッシュEEPROMのメモリセルアレイ
1は、2つの選択トランジスタ2−1、2−2の間に直
列に接続された例えば8個のメモリセルトランジスタ3
−1〜3−8で構成されたNANDセル4を複数備えて
いる。各NANDセル4内のメモリセルトランジスタ3
−1〜3−8の制御ゲートは、行毎に制御ゲート線CG
1〜CG8に接続され、メモリセルトランジスタ3−1
〜3−8のドレイン側及びソース側に設けられた選択ト
ランジスタ2−1、2−2のセレクトゲートは行毎に、
それぞれセレクトゲート線SGD1、SGS1に接続さ
れており、このセレクトゲート線SGD1、SGS1、
制御ゲート線CG1〜CG8はロウデコーダ5に接続さ
れている。ロウデコーダ5は制御ゲート線CG1〜CG
8のいずれか1つ、そしてセレクトゲート線SGD1、
SGS1を選択的に駆動する。また、一方の選択トラン
ジスタ2−1のドレインにはビット線BLi(i=1、
2、…)が接続されており、これらのビット線BLiは
カラムセレクタ6に接続されている。カラムセレクタ6
は、電流通路の一端がビット線BL1、BL2、…にそ
れぞれ接続されている複数のトランジスタ7−1、7−
2、…を有する。これらのトランジスタのゲートはそれ
ぞれ、異なるカラム選択線CSL1〜CSL4に接続さ
れ、このカラム選択線CSL1〜CSL4はカラムデコ
ーダ8に接続されている。このカラムデコーダ8はカラ
ム選択線CSL1〜CSL4を選択的に駆動する。この
カラム選択線CSL1〜CSL4に接続されたトランジ
スタ7−1〜7−4が選択的に駆動されることにより、
ビット線BL1〜BL4のいずれか1つが読み出し/書
き込みノード9に接続される。この読み出し/書き込み
ノード9は、図示しない読み出し回路、及び書き込み回
路へそれぞれ接続されている。
【0045】また、NANDセル4内の他方の選択トラ
ンジスタ2−2のソースは共通のローカルソース線SL
に接続されており、図示しないグローバルソース線を介
してソースデコーダへ接続されている。
【0046】図2は、NAND型フラッシュEEPRO
Mの平面図、図3(a)乃至(e)はNAND型フラッ
シュEEPROMの断面図であり、(a)図は図2にお
けるD−D’線に沿った断面図、(b)図はE−E’線
に沿った断面図、(c)図は図2には示していないが、
例えばカラムセレクタ等の周辺トランジスタのE−E’
線方向に沿った断面図、(d)図はF−F’線に沿った
断面図、(e)図は図2には示していないが、メモリセ
ルアレイ領域端部において制御ゲート線CG1〜8がロ
ウデコーダ5に接続される領域のE−E’線方向に沿っ
た断面図である。
【0047】図示するように、シリコン基板10には、
帯状に複数の素子分離領域STIが形成されている。こ
の素子分離領域STIは、シリコン酸化膜11、12に
よって埋め込まれたトレンチにより構成されている。そ
して、隣接する上記素子分離領域STI間は半導体素子
を形成する活性領域AAとなっている。この活性領域A
A上には、ゲート絶縁膜13(第1絶縁膜)を介して、
多結晶シリコン膜14、15(第1導電膜)が設けられ
ている。この多結晶シリコン膜14、15は、メモリセ
ルトランジスタの浮遊ゲートFG及び選択トランジスタ
のセレクトゲートSGD0、SGD1、SGS1、SG
S2となる。また、ゲート絶縁膜13は、例えばシリコ
ン酸化膜やオキシナイトライド膜等である。更に、素子
領域AA及び素子分離領域STI上には、素子分離領域
STIに交差する方向に沿って、多結晶シリコン膜17
とタングステンシリサイド膜18(第2導電膜)が、浮
遊ゲート・制御ゲート間絶縁膜16(第2絶縁膜)を介
して、多結晶シリコン膜14、15を覆うように延設さ
れている。この多結晶シリコン膜17及びタングステン
シリサイド膜18は、メモリセルトランジスタの制御ゲ
ートCG1〜8となる。また、浮遊ゲート・制御ゲート
間絶縁膜16は、例えばシリコン酸化膜、シリコン窒化
膜、及びシリコン酸化膜の3層構造のONO膜や、シリ
コン酸化膜の単層膜、シリコン酸化膜とシリコン窒化膜
との2層構造のON膜、NO膜であっても良い。そして
上記構成のゲート電極間の半導体基板10中に、不純物
拡散層19が選択的に形成されることで、メモリセルア
レイ領域の選択トランジスタ、メモリセルトランジス
タ、及び周辺領域のトランジスタが形成されている。
【0048】更に、タングステンシリサイド膜16上に
はシリコン酸化膜20、21が設けられ、上記浮遊ゲー
トFG、セレクトゲートSGD0、SGD1、SGS
1、SGS2、制御ゲートCG1〜8、及びシリコン酸
化膜20、21を被覆するように、シリコン窒化膜22
(第3絶縁膜)が全面に形成されている。また、隣接す
るゲート電極間を埋め込むようにして、層間絶縁膜23
(第4絶縁膜)が形成され、この層間絶縁膜23及びシ
リコン窒化膜22上には、シリコン酸化膜24(第5絶
縁膜)が形成されている。上記シリコン酸化膜24内に
は、ビット線BL、セレクトゲートシャント配線M0−
1、制御ゲートシャント配線M0−2、及び周辺トラン
ジスタと接続する金属配線M0−3が、それぞれチタン
膜25及びタングステン膜26により形成されている。
【0049】ビット線BLは、隣接するセレクトゲート
SGD0、SGD1間の不純物拡散層19に到達するコ
ンタクトホール27(第2コンタクトホール)内に埋め
込み形成された多結晶シリコン膜によるコンタクトプラ
グ28(第2コンタクトプラグ)によって接続されてい
る(図3(b)参照)。このビット線BLによって、隣
接するセレクトゲート間の不純物拡散層19はカラムセ
レクタ6に接続されている。
【0050】また、選択トランジスタのドレイン側のセ
レクトゲートSGD0、SGD1、には、それぞれの多
結晶シリコン膜14、15が共通に接続され、且つ浮遊
ゲート・制御ゲート間絶縁膜16、多結晶シリコン膜1
7、タングステンシリサイド膜18、及びシリコン酸化
膜20、21が除去された領域が存在する(図3(d)
参照)。この領域がドレイン側のセレクトゲートシャン
ト部となり、複数個の選択トランジスタおきに規則的に
設けられている。そして、このセレクトゲートシャント
部に設けられたコンタクトホール29(第1コンタクト
ホール)内に埋め込み形成された多結晶シリコン膜によ
るコンタクトプラグ28(第1コンタクトプラグ)によ
って、セレクトゲートSGD0、SGD1はセレクトゲ
ートシャント配線M0−1に接続され、このセレクトゲ
ートシャント配線M0−1によって、ドレイン側のセレ
クトゲートSGD0、SGD1はロウデコーダ5に接続
される。
【0051】一方、ソース側のセレクトゲートSGS
1、SGS2も、浮遊ゲート・制御ゲート間絶縁膜1
6、多結晶シリコン膜17、タングステンシリサイド膜
18、及びシリコン酸化膜20、21が除去されたセレ
クトゲートシャント部を有している。しかし、ソース側
では、隣接するセレクトゲートSGS1、SGS2を構
成する多結晶シリコン膜14、15は共通接続されてお
らず、それぞれの多結晶シリコン膜15は独立したセレ
クトゲートシャント配線(図示せず)によって接続さ
れ、ロウデコーダ5に接続される。なお、上記セレクト
ゲートシャント部の形成されるNANDセル4はダミー
のメモリセルとなり、実際のデータの記憶用には使われ
ない。
【0052】一方、メモリセルトランジスタの制御ゲー
トCG1〜8には、メモリセルアレイ領域の端部におい
て、制御ゲートCG1〜8の一部を構成する多結晶シリ
コン膜17に接続するコンタクトホール31が、各制御
ゲートCG1〜8毎に設けられており、この領域が制御
ゲートシャント部となる(図3(e)参照)。そして、
このシャント部において制御ゲートCG1〜8のそれぞ
れは各々の制御ゲートシャント配線M0−2に接続さ
れ、この制御ゲートシャント配線M0−2によってロウ
デコーダ5に接続されている。
【0053】また、周辺トランジスタの金属配線層M0
−3も、周辺トランジスタの不純物拡散層19に、コン
タクトホール32を介して接続されている(図3(c)
参照)。
【0054】上記構成のNAND型フラッシュEEPR
OMの製造方法について、図4乃至図34を用いて説明
する。図4乃至図34はNAND型フラッシュEEPR
OMの製造工程の断面図を順次示している。なお、図4
(a)乃至図34(a)はそれぞれ図3(a)に対応
し、図4(b)乃至図34(b)はそれぞれ図3(b)
に対応し、図4(c)乃至図34(c)はそれぞれ図3
(c)に対応し、図22(d)、図23(d)及び図2
8(d)乃至図34(d)はそれぞれ図3(d)に対応
し、図32(e)乃至図34(e)はそれぞれ図3
(e)に対応する図である。
【0055】まず図4(a)乃至(c)に示すように、
シリコン基板10上に、ゲート絶縁膜13となるシリコ
ン酸化膜を熱酸化法等により8nmの膜厚に形成し、こ
のゲート絶縁膜13上に多結晶シリコン膜14を減圧C
VD法等により60nmの膜厚に形成する。なお、この
ゲート絶縁膜13はシリコン酸化膜のままでもよいが、
NHガス等による窒化と酸化を行うことでオキシナイ
トライド膜としても良い。
【0056】引き続き図5(a)乃至(c)に示すよう
に、多結晶シリコン膜14上にシリコン窒化膜33及び
シリコン酸化膜34を、減圧CVD法等によりそれぞれ
70nm、230nmの膜厚に形成する。そして、温度
850℃で水素燃焼酸化処理を30分間行う。
【0057】次に、全面にフォトレジスト35−1を塗
布し、光蝕刻技術により図6(a)乃至(c)のように
パターニングする。
【0058】次に、上記フォトレジスト35−1をマス
クに用いてRIE法等の異方性エッチングを行い、シリ
コン酸化膜34及びシリコン窒化膜33を加工する。そ
して、O−プラズマと、硫酸、過酸化水素水の混合液
にて処理を行い、フォトレジスト35−1を剥離する。
引き続き、上記シリコン酸化膜34及びシリコン窒化膜
33をマスクに用いたRIE法等により、多結晶シリコ
ン膜14、シリコン酸化膜13及びシリコン基板10を
順次エッチングして、図7(a)乃至(c)に示すよう
に、素子分離領域STIを形成するためのトレンチ36
を形成する。次に、温度1000℃の酸化性雰囲気中で
熱処理を行うことで、トレンチ36の表面に露出してい
るシリコン基板10の表面に、膜厚6nmのシリコン酸
化膜11を形成する。このシリコン酸化膜11は、トレ
ンチ36の角部の形状を緩やかにすることで、この角部
へのストレス等の集中を防止するためのものである。
【0059】そして、図8(a)乃至(c)に示すよう
に、全面にシリコン酸化膜12をHDP法等により43
0nmの膜厚に形成することで、トレンチ36を埋め込
む。
【0060】次に図9(a)乃至(c)のように、シリ
コン窒化膜33をストッパーに用いたCMP法により、
上記シリコン酸化膜12、34を研磨して平坦化し、素
子分離領域STIを完成する。
【0061】そして、HF溶液により、図10(a)乃
至(c)に示すようにシリコン酸化膜12を表面から2
0nm程度エッチングし、次に、図11(a)乃至
(c)のように、温度150℃のリン酸処理を40分間
行うことで、シリコン窒化膜33を選択的に除去する。
【0062】その後、図12(a)乃至(c)のよう
に、減圧CVD法により多結晶シリコン膜15及びシリ
コン酸化膜37をそれぞれ100nm、230nmの膜
厚に順次形成する。
【0063】次に図13(a)乃至(c)に示すよう
に、全面にフォトレジスト35−2を塗布し、光蝕刻技
術にて図示するようにパターニングする。そして、この
フォトレジスト35−2をマスクに用いたRIE法等に
よりシリコン酸化膜37を加工する。
【0064】その後、O−プラズマと、硫酸、過酸化
水素水の混合液にて処理を行い、レジスト35−2を剥
離した後、図14(a)乃至(c)に示すように、全面
に減圧CVD法等によりシリコン酸化膜38を70nm
の膜厚に形成する。
【0065】そして、全面エッチバック法により、図1
5(a)乃至(c)に示すようにシリコン酸化膜38が
シリコン酸化膜37の側壁にのみ残存するようにエッチ
ングする。
【0066】そして、上記シリコン酸化膜37、38を
マスクに用いたRIE法により、まず多結晶シリコン膜
15のエッチングを行い、シリコン酸化膜12の一部を
露出させる。次に、この多結晶シリコン膜15との選択
比の高い条件にて再度RIEによるエッチングを行い、
露出しているシリコン酸化膜12の一部を除去して図1
6(a)乃至(c)に示す構造を得る。
【0067】その後、図17(a)乃至(c)のよう
に、シリコン酸化膜37、38のマスク材を、O−プ
ラズマと、硫酸、過酸化水素水の混合液にて除去する。
【0068】次に、図18(a)乃至(c)に示すよう
に、減圧CVD法により全面に浮遊ゲート・制御ゲート
間絶縁膜16を17nmの膜厚に形成する。この浮遊ゲ
ート・制御ゲート間絶縁膜16は、例えばシリコン酸化
膜(SiO:5nm)、シリコン窒化膜(SiN:7
nm)、及びシリコン酸化膜(SiO:5nm)の3
層構造のONO膜である。なお、この浮遊ゲート・制御
ゲート間絶縁膜16は、単にシリコン酸化膜を用いても
良いし、シリコン酸化膜とシリコン窒化膜との2層構造
のON膜、NO膜であっても良い。
【0069】なお、周辺領域のトランジスタの形成予定
領域の図示せぬ一部領域においては、浮遊ゲート・制御
ゲート間絶縁膜16を除去してもかまわない。
【0070】引き続き、図19(a)乃至(c)に示す
ように、浮遊ゲート・制御ゲート間絶縁膜16上に多結
晶シリコン膜17、タングステンシリサイド膜18を、
それぞれ減圧CVD法、PVD法により80nm、50
nmの膜厚に形成する。
【0071】更に図20(a)乃至(c)に示すよう
に、タングステンシリサイド膜18上にシリコン酸化膜
20を減圧CVD法により230nmの膜厚に形成す
る。
【0072】次に、図21(a)乃至(c)に示すよう
に、全面にフォトレジスト35−3を塗布し、光蝕刻技
術にてメモリセルトランジスタ、選択トランジスタ、及
び周辺トランジスタのゲート電極のパターンにパターニ
ングする。そして、パターニングされたフォトレジスト
35−3をマスクに用いたRIE法により、シリコン酸
化膜20をパターニングする。
【0073】そして、フォトレジスト35−3をO
プラズマと、硫酸、過酸化水素水の混合液にて除去した
後、上記シリコン酸化膜20をマスクに用いて、タング
ステンシリサイド膜18、多結晶シリコン膜17、及び
浮遊ゲート・制御ゲート間絶縁膜16をRIE法によ
り、素子分離領域STIに対して直交する方向に沿って
エッチングする。なお、セレクトゲートのシャント部で
も、タングステンシリサイド膜18、多結晶シリコン膜
17、及び浮遊ゲート・制御ゲート間絶縁膜16を除去
しておくことで多結晶シリコン膜15を露出させる。
【0074】次に、セレクトゲートのシャント部をフォ
トレジストで被覆した後、再度上記シリコン酸化膜20
をマスクに用いたRIE法により、多結晶シリコン膜1
5、16のエッチングを行い、図22(a)乃至(d)
のような構造を完成する。すなわち、多結晶シリコン膜
14、15からなる浮遊ゲートFGと、多結晶シリコン
膜17、タングステンシリサイド18からなる制御ゲー
トCG1〜8との2層構造によるメモリセルトランジス
タのゲート電極と、同じく2層構造を有し、SGシャン
ト部において多結晶シリコン膜15が露出された選択ト
ランジスタの電極、及び周辺トランジスタのゲート電極
が構成される。
【0075】次に、温度800℃の窒素雰囲気中で12
0秒間の加熱を行い、更に温度1000℃の酸化性雰囲
気中で加熱処理を行うことで、セレクトゲートシャント
部以外のシリコン酸化膜20上にシリコン酸化膜21を
10nmの膜厚に形成する。その後、イオン注入法によ
りソース、ドレインとなる領域に不純物を導入すること
で、不純物拡散層19を選択的に形成し、導入した不純
物の活性化のために、温度1050℃の熱処理を30秒
間行う。引き続き、全面にシリコン窒化膜22を減圧C
VD法により40nmの膜厚に形成することで、図23
(a)乃至(d)に示す構造を形成する。なお、シリコ
ン酸化膜20、21に代えて、この材料にはシリコン窒
化膜を用いてもかまわない。
【0076】上記工程によりNAND型フラッシュEE
PROMのメモリセルアレイ領域及び周辺領域のMOS
トランジスタが完成する。
【0077】次に、図24(a)乃至(c)に示すよう
に、全面に層間絶縁膜として、段差被覆性の高いBPS
G膜23を、常圧CVD法により300nmの膜厚に形
成する。その後、温度800℃、30分間の窒素雰囲気
中での加熱処理を行うことで、BPSG膜23をリフロ
ーさせて、図25(a)乃至(c)のように平坦化す
る。しかし、BPSG膜を堆積させる下地に段差が存在
し、この段差が大きい場合、段差被覆性の高いBPSG
膜をもってしても、十分にこの段差を埋め込むことが出
来ない場合がある。
【0078】そこで、図26(a)乃至(c)に示すよ
うに、再度BPSG膜39を300nmの膜厚に積み増
し、図27(a)乃至(c)のように、BPSG膜39
をリフローさせて、BPSG膜23の段差を埋め込む。
【0079】次に、図28(a)乃至(d)に示すよう
に、メモリセルトランジスタのゲート電極上のシリコン
窒化膜22をストッパーに用いたCMP法によりBPS
G膜23、39の研磨を行う。そして、温度800℃、
15分の窒素雰囲気中での加熱処理を行うことで、BP
SG膜23、39の表面を平坦化し、引き続き、温度9
50℃、10秒の窒素雰囲気中での加熱処理により、B
PSG膜23、39を高密度化させる。
【0080】次に、図29(a)乃至(c)に示すよう
に、プラズマCVD法により、全面にシリコン酸化膜2
4を350nmの膜厚に形成する。このシリコン酸化膜
24は、例えばTEOS(tetraethylorthosilicate ;
Si(OC2H5)4)を用いて形成したシリコン酸化膜である。
BPSG膜23上にシリコン酸化膜24を設けているの
は、BPSG膜23上に直接金属配線層を形成しようと
した場合、コンタクトホール形成時にBPSG膜23上
にレジストを塗布しなければならず、この際にBPSG
膜23とレジストとが反応して反応層が形成されるため
である。また、BPSG膜は軟質のため、CMPによる
平坦化を行うと表面に凹凸が生じ、金属配線層を形成す
るための下地の膜として適していないためである。
【0081】そして、上記シリコン酸化膜24上にフォ
トレジストを塗布し、光蝕刻技術にて、隣接する選択ト
ランジスタのセレクトゲートSGD0、SGD1との間
の不純物拡散層19及び、セレクトゲートシャント部に
おける多結晶シリコン膜15(セレクトゲートSGD
0、SGD1)とコンタクトを取るコンタクトホールの
形成パターンにパターニングする。このパターニングさ
れたフォトレジストをマスクに用いたRIE法により、
まず、シリコン酸化膜24、BPSG膜23、39のエ
ッチングを行い、シリコン窒化膜22に達するコンタク
トホールを形成する。そして、フォトレジストをO
プラズマと、硫酸、過酸化水素水の混合液にて剥離した
後、シリコン酸化膜24をマスクに用いたRIE法によ
りシリコン窒化膜22及びゲート絶縁膜13のエッチン
グを行い、図29(a)乃至(d)に示すような、シリ
コン基板10に達するコンタクトホール27、及び多結
晶シリコン膜15に達するコンタクトホール29を形成
する(図29(b)、(d)参照)。そして、RIEを
行った際にコンタクトホール27、29の側壁に堆積し
た反応生成物を、O−プラズマと、硫酸、過酸化水素
水の混合液により除去する。なお、ここではコンタクト
ホール27、29を同時に形成する例について説明した
が、勿論別個の工程により各々のコンタクトホールを形
成してもかまわない。
【0082】次に、図30(a)乃至(d)のように、
減圧CVD法により全面に多結晶シリコン膜28を30
0nmの膜厚に形成し、コンタクトホール27、29を
埋め込む。
【0083】その後、図31(a)乃至(d)に示すよ
うに、CDE法により多結晶シリコン膜28をエッチン
グして、この多結晶シリコン膜28のコンタクトホール
27内における高さ調整を行い、コンタクトプラグを形
成する。
【0084】次に、シリコン酸化膜24上にフォトレジ
ストを塗布し、光蝕刻技術にて、周辺回路のトランジス
タの不純物拡散層19とコンタクトを取るコンタクトホ
ールの形成パターン、及びメモリセルアレイ領域の制御
ゲートシャント部において、制御ゲートCG1〜8とコ
ンタクトを取るコンタクトホールの形成パターンにパタ
ーニングする。このパターニングされたフォトレジスト
をマスクに用いたRIE法により、シリコン酸化膜2
4、BPSG膜23、シリコン窒化膜22及びゲート絶
縁膜13のエッチングを行い、周辺トランジスタの不純
物拡散層19に到達するコンタクトホール32を形成す
る。更に、制御ゲートシャント部において、シリコン酸
化膜24、シリコン窒化膜22、シリコン酸化膜20、
21、及びタングステンシリサイド膜18をエッチング
して、多結晶シリコン膜17に到達するコンタクトホー
ル31を形成する(図32(c)、(e)参照)。その
後、O−プラズマと、硫酸、過酸化水素水の混合液に
よりレジストを除去して、図32(a)乃至(e)の構
造を得る。
【0085】その後、シリコン酸化膜24上にフォトレ
ジストを塗布し、光蝕刻技術とRIE法により、シリコ
ン酸化膜24内に、隣接する選択トランジスタのセレク
トゲート間の不純物拡散層19と接続するビット線B
L、セレクトゲートのシャント配線M0−1、制御ゲー
トのシャント配線M0−2、及び周辺回路のトランジス
タの不純物拡散層と接続する配線M0−3のパターンを
形成する。そしてフォトレジストを剥離し、エッチング
により堆積した反応生成物を除去することにより図33
(a)乃至(e)の構造を得る。
【0086】更に、コンタクトホール32の底部の半導
体基板10中に、イオン注入法により不純物を導入し、
RTA法により温度950℃の窒素雰囲気中で加熱する
ことにより、導入した不純物を活性化する。
【0087】そして、図34(a)乃至(e)に示すよ
うに、PVD法により全面にチタン膜25及びタングス
テン膜26を、それぞれ300nm、400nmの膜厚
に順次形成する。
【0088】その後は、チタン膜25及びタングステン
膜36を、配線を形成しない領域のシリコン酸化膜24
が露出するまでCMP法により研磨、平坦化する。そし
て、温度400℃の、水素を含む窒素雰囲気中で30分
間の熱処理を行い、図3(a)乃至(e)の構造を完成
する。
【0089】上記のような構成及び製造方法によれば、
セレクトゲートシャント部において、多結晶シリコン膜
15に達するコンタクトホール29内に、多結晶シリコ
ン膜28による埋め込みプラグを形成している。そし
て、この埋め込みプラグの形成後に、周辺トランジスタ
の不純物拡散層19にコンタクトするコンタクトホール
32を形成している。
【0090】このコンタクトホール32の底部には、接
触抵抗の低減を図るために不純物を導入する工程が必要
であり、更にその不純物を活性化させるために高温の熱
処理工程が必要となる。この高温の熱処理によりシリコ
ン酸化膜24は収縮を起こし、それにつられてBPSG
膜23はリフローを起こす。
【0091】しかし、本実施形態では、上記不純物の活
性化のために行う熱処理工程の前に、セレクトゲートシ
ャント部におけるコンタクトホール29内を多結晶シリ
コン膜28により埋め込んでいる。そのため、上記熱処
理工程でBPSG膜23のリフローは、コンタクトホー
ル29の形状に対して殆ど影響を与えない。すなわち、
コンタクトホール29の形状に異常が発生することを抑
制することで、コンタクト不良を防止でき、ひいては不
揮発性半導体記憶装置の信頼性を向上できる。
【0092】また、本実施形態では、シリコン基板10
上に設けた各トランジスタを被覆するように、層間絶縁
膜としてのBPSG膜23、39を形成した後、このB
PSG膜23、39を制御ゲートCG1〜8上のシリコ
ン窒化膜22が露出するまで研磨、除去している。この
ように、各トランジスタのゲート電極上からBPSG膜
を除去して、BPSG膜の体積を可能な限り小さくする
ことによって、上記熱処理によるBPSG膜のリフロー
を生じにくくすることが出来る。
【0093】更に、上記のようにBPSG膜を各トラン
ジスタのゲート電極上から除去することは、すなわち層
間絶縁膜の膜厚を小さくすることになる。その結果、各
コンタクトホール27、29、31、32のアスペクト
比が小さくなり、それぞれのコンタクトホール内の埋め
込み性を向上でき、不揮発性半導体記憶装置としての信
頼性の向上に寄与する。
【0094】また、BPSG膜23、39を研磨する工
程は、制御ゲートCG1〜8上のシリコン窒化膜22が
露出した時点で終了させずに、シリコン窒化膜22の一
部若しくは全てを除去してもかまわない。
【0095】なお、上記実施形態では、ビット線BLと
セレクトゲートシャント配線M0−1の2つの金属配線
層を、同じ層間絶縁膜(シリコン酸化膜24)内に形成
する例を挙げて説明したが、勿論、それぞれの金属配線
層が同じ層間絶縁膜内に設けられる必要は無い。図35
(a)、(b)は、本実施形態の変形例について示しお
り、(a)図は図3(b)に対応し、(b)図は図3
(d)に対応するNAND型フラッシュEEPROMの
断面図である。
【0096】図示するように、上記実施形態と同様に、
シリコン酸化膜24内に設けられたビット線BL上に、
更にBPSG膜、シリコン酸化膜による層間絶縁膜4
0、41を形成する。そして、層間絶縁膜41内に、チ
タン膜42、タングステン膜43によるセレクトゲート
シャント配線M0−1を形成し、このセレクトゲートシ
ャント配線M0−1とセレクトゲートの多結晶シリコン
膜15とを多結晶シリコン膜28により接続している。
【0097】このように、金属配線層のレベルが高くな
ることでコンタクトホールのアスペクト比が大きくなる
ような場合において、本発明の効果は特に顕著に現れる
と言うことが出来る。
【0098】更に、上記実施形態では多結晶シリコン膜
15に接続するコンタクトホールとしてドレイン側のセ
レクトゲートシャント部を例に挙げて説明したが、勿
論、この領域におけるコンタクトホールに限られるもの
ではない。例えば、ソース側のセレクトゲートシャント
部に適用できるのは当然であり、必要であれば周辺トラ
ンジスタにも適用できる。すなわち、本発明は多結晶シ
リコン膜15のレベルに達するコンタクトホールの全て
に適用できる。
【0099】また、上記実施形態では、ビット線BL及
びセレクトゲートシャント配線M0−1に接続するコン
タクトホール内のみ多結晶シリコン膜28によって埋め
込んでいる。これは、メモリセルアレイ領域内であれば
同一導電型の不純物を導入した多結晶シリコン膜を用い
ることが可能だからである。具体的には、メモリセルア
レイ領域内の各不純物拡散層19はn型の導電型を有
し、セレクトゲートを構成する多結晶シリコン膜14、
15もn型の不純物が導入されている。そのため、ビッ
ト線BL及びセレクトゲートシャント配線M0−1に接
続するコンタクトホールを埋め込む材料には、P(Phos
phorus)やAs(Arsenic)等のn型不純物を導入され
た多結晶シリコン膜を共通に用いることが出来る。しか
し、周辺トランジスタはn型、p型が混在しており、そ
の導電性に対応してコンタクトプラグの材料を変える必
要がある。これはプロセス上の制約にはなる。そのた
め、本実施形態ではビット線BL及びセレクトゲートシ
ャント配線M0−1に接続するコンタクトホールについ
てのみ説明している。しかし、BPSG膜23のリフロ
ーは、程度の差はあってもBPSG膜23内に設けられ
る全てのコンタクトホールの形状に影響を与えるもので
あるから、全てのコンタクトホールを多結晶シリコン膜
等によるコンタクトプラグで埋め込むことが望ましい。
勿論、コンタクトホール内を埋め込む材料は多結晶シリ
コン膜に限らず、低抵抗が実現でき、BPSG膜のリフ
ローに対するコンタクトホール内の強度を十分に得られ
るものであれば限定されるものではない。
【0100】更に、上記実施形態ではNAND型フラッ
シュEEPROMを例に挙げて説明したが、勿論NAN
D型に限らずNOR型フラッシュEEPROMにも適用
できるのは言うまでもなく、フラッシュEEPROMに
限らず2層ゲート構造を有するEPROMなどの半導体
記憶装置に広汎に応用できる。
【0101】なお、本願発明は上記実施形態に限定され
るものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範
囲で種々に変形することが可能である。更に、上記実施
形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される
複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の
発明が抽出されうる。例えば、実施形態に示される全構
成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が
解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発
明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合に
は、この構成要件が削除された構成が発明として抽出さ
れうる。
【0102】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、コンタクトホールの形状変化を防止することによ
り、コンタクト不良を抑制し、高信頼性の不揮発性半導
体記憶装置及びその製造方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係るNAND型フラッ
シュEEPROMの回路図。
【図2】この発明の一実施形態に係るNAND型フラッ
シュEEPROMの平面図。
【図3】図2の一部断面図であり、(a)図はD−D’
線、(b)図はE−E’線、(c)図は周辺領域のE−
E’線方向、(d)図はF−F’線、(e)図はメモリ
セルアレイ領域端部のE−E’線方向に沿った断面図。
【図4】この発明の一実施形態に係るNAND型フラッ
シュEEPROMの第1の製造工程の断面図を示してお
り、図2において、(a)図はD−D’線、(b)図は
E−E’線、(c)図は周辺領域のE−E’線方向に沿
った断面図。
【図5】この発明の一実施形態に係るNAND型フラッ
シュEEPROMの第2の製造工程の断面図を示してお
り、図2において、(a)図はD−D’線、(b)図は
E−E’線、(c)図は周辺領域のE−E’線方向に沿
った断面図。
【図6】この発明の一実施形態に係るNAND型フラッ
シュEEPROMの第3の製造工程の断面図を示してお
り、図2において、(a)図はD−D’線、(b)図は
E−E’線、(c)図は周辺領域のE−E’線方向に沿
った断面図。
【図7】この発明の一実施形態に係るNAND型フラッ
シュEEPROMの第4の製造工程の断面図を示してお
り、図2において、(a)図はD−D’線、(b)図は
E−E’線、(c)図は周辺領域のE−E’線方向に沿
った断面図。
【図8】この発明の一実施形態に係るNAND型フラッ
シュEEPROMの第5の製造工程の断面図を示してお
り、図2において、(a)図はD−D’線、(b)図は
E−E’線、(c)図は周辺領域のE−E’線方向に沿
った断面図。
【図9】この発明の一実施形態に係るNAND型フラッ
シュEEPROMの第6の製造工程の断面図を示してお
り、図2において、(a)図はD−D’線、(b)図は
E−E’線、(c)図は周辺領域のE−E’線方向に沿
った断面図。
【図10】この発明の一実施形態に係るNAND型フラ
ッシュEEPROMの第7の製造工程の断面図を示して
おり、図2において、(a)図はD−D’線、(b)図
はE−E’線、(c)図は周辺領域のE−E’線方向に
沿った断面図。
【図11】この発明の一実施形態に係るNAND型フラ
ッシュEEPROMの第8の製造工程の断面図を示して
おり、図2において、(a)図はD−D’線、(b)図
はE−E’線、(c)図は周辺領域のE−E’線方向に
沿った断面図。
【図12】この発明の一実施形態に係るNAND型フラ
ッシュEEPROMの第9の製造工程の断面図を示して
おり、図2において、(a)図はD−D’線、(b)図
はE−E’線、(c)図は周辺領域のE−E’線方向に
沿った断面図。
【図13】この発明の一実施形態に係るNAND型フラ
ッシュEEPROMの第10の製造工程の断面図を示し
ており、図2において、(a)図はD−D’線、(b)
図はE−E’線、(c)図は周辺領域のE−E’線方向
に沿った断面図。
【図14】この発明の一実施形態に係るNAND型フラ
ッシュEEPROMの第11の製造工程の断面図を示し
ており、図2において、(a)図はD−D’線、(b)
図はE−E’線、(c)図は周辺領域のE−E’線方向
に沿った断面図。
【図15】この発明の一実施形態に係るNAND型フラ
ッシュEEPROMの第12の製造工程の断面図を示し
ており、図2において、(a)図はD−D’線、(b)
図はE−E’線、(c)図は周辺領域のE−E’線方向
に沿った断面図。
【図16】この発明の一実施形態に係るNAND型フラ
ッシュEEPROMの第13の製造工程の断面図を示し
ており、図2において、(a)図はD−D’線、(b)
図はE−E’線、(c)図は周辺領域のE−E’線方向
に沿った断面図。
【図17】この発明の一実施形態に係るNAND型フラ
ッシュEEPROMの第14の製造工程の断面図を示し
ており、図2において、(a)図はD−D’線、(b)
図はE−E’線、(c)図は周辺領域のE−E’線方向
に沿った断面図。
【図18】この発明の一実施形態に係るNAND型フラ
ッシュEEPROMの第15の製造工程の断面図を示し
ており、図2において、(a)図はD−D’線、(b)
図はE−E’線、(c)図は周辺領域のE−E’線方向
に沿った断面図。
【図19】この発明の一実施形態に係るNAND型フラ
ッシュEEPROMの第16の製造工程の断面図を示し
ており、図2において、(a)図はD−D’線、(b)
図はE−E’線、(c)図は周辺領域のE−E’線方向
に沿った断面図。
【図20】この発明の一実施形態に係るNAND型フラ
ッシュEEPROMの第17の製造工程の断面図を示し
ており、図2において、(a)図はD−D’線、(b)
図はE−E’線、(c)図は周辺領域のE−E’線方向
に沿った断面図。
【図21】この発明の一実施形態に係るNAND型フラ
ッシュEEPROMの第18の製造工程の断面図を示し
ており、図2において、(a)図はD−D’線、(b)
図はE−E’線、(c)図は周辺領域のE−E’線方向
に沿った断面図。
【図22】この発明の一実施形態に係るNAND型フラ
ッシュEEPROMの第19の製造工程の断面図を示し
ており、図2において、(a)図はD−D’線、(b)
図はE−E’線、(c)図は周辺領域のE−E’線方
向、(d)図はF−F’線に沿った断面図。
【図23】この発明の一実施形態に係るNAND型フラ
ッシュEEPROMの第20の製造工程の断面図を示し
ており、図2において、(a)図はD−D’線、(b)
図はE−E’線、(c)図は周辺領域のE−E’線方
向、(d)図はF−F’線に沿った断面図。
【図24】この発明の一実施形態に係るNAND型フラ
ッシュEEPROMの第21の製造工程の断面図を示し
ており、図2において、(a)図はD−D’線、(b)
図はE−E’線、(c)図は周辺領域のE−E’線方向
に沿った断面図。
【図25】この発明の一実施形態に係るNAND型フラ
ッシュEEPROMの第22の製造工程の断面図を示し
ており、図2において、(a)図はD−D’線、(b)
図はE−E’線、(c)図は周辺領域のE−E’線方向
に沿った断面図。
【図26】この発明の一実施形態に係るNAND型フラ
ッシュEEPROMの第23の製造工程の断面図を示し
ており、図2において、(a)図はD−D’線、(b)
図はE−E’線、(c)図は周辺領域のE−E’線方向
に沿った断面図。
【図27】この発明の一実施形態に係るNAND型フラ
ッシュEEPROMの第24の製造工程の断面図を示し
ており、図2において、(a)図はD−D’線、(b)
図はE−E’線、(c)図は周辺領域のE−E’線方向
に沿った断面図。
【図28】この発明の一実施形態に係るNAND型フラ
ッシュEEPROMの第25の製造工程の断面図を示し
ており、図2において、(a)図はD−D’線、(b)
図はE−E’線、(c)図は周辺領域のE−E’線方向
に沿った断面図。
【図29】この発明の一実施形態に係るNAND型フラ
ッシュEEPROMの第26の製造工程の断面図を示し
ており、図2において、(a)図はD−D’線、(b)
図はE−E’線、(c)図は周辺領域のE−E’線方
向、(d)図はF−F’線に沿った断面図。
【図30】この発明の一実施形態に係るNAND型フラ
ッシュEEPROMの第27の製造工程の断面図を示し
ており、図2において、(a)図はD−D’線、(b)
図はE−E’線、(c)図は周辺領域のE−E’線方
向、(d)図はF−F’線に沿った断面図。
【図31】この発明の一実施形態に係るNAND型フラ
ッシュEEPROMの第28の製造工程の断面図を示し
ており、図2において、(a)図はD−D’線、(b)
図はE−E’線、(c)図は周辺領域のE−E’線方
向、(d)図はF−F’線に沿った断面図。
【図32】この発明の一実施形態に係るNAND型フラ
ッシュEEPROMの第29の製造工程の断面図を示し
ており、図2において、(a)図はD−D’線、(b)
図はE−E’線、(c)図は周辺領域のE−E’線方
向、(d)図はF−F’線、(e)図はメモリセルアレ
イ領域端部におけるE−E’線方向に沿った断面図。
【図33】この発明の一実施形態に係るNAND型フラ
ッシュEEPROMの第30の製造工程の断面図を示し
ており、図2において、(a)図はD−D’線、(b)
図はE−E’線、(c)図は周辺領域のE−E’線方
向、(d)図はF−F’線、(e)図はメモリセルアレ
イ領域端部におけるE−E’線方向に沿った断面図。
【図34】この発明の一実施形態に係るNAND型フラ
ッシュEEPROMの第31の製造工程の断面図を示し
ており、図2において、(a)図はD−D’線、(b)
図はE−E’線、(c)図は周辺領域のE−E’線方
向、(d)図はF−F’線、(e)図はメモリセルアレ
イ領域端部におけるE−E’線方向に沿った断面図。
【図35】この発明の一実施形態の変形例に係るNAN
D型フラッシュEEPROMの断面図を示しており、図
2において、(a)図はD−D’線、(b)図はF−
F’線に沿った断面図。
【図36】従来のNAND型フラッシュEEPROMの
平面図。
【図37】図36の一部断面図であり、(a)図はA−
A’線、(b)図はB−B’線、(c)図は周辺領域の
B−B’線方向、(d)図はC−C’線、(e)図はメ
モリセルアレイ領域端部のB−B’線方向に沿った断面
図。
【図38】従来のNAND型フラッシュEEPROMの
第1の製造工程の断面図を示しており、図36におい
て、(a)図はA−A’線、(b)図はB−B’線、
(c)図は周辺領域のB−B’線方向に沿った断面図。
【図39】従来のNAND型フラッシュEEPROMの
第2の製造工程の断面図を示しており、図36におい
て、(a)図はA−A’線、(b)図はB−B’線、
(c)図は周辺領域のB−B’線方向に沿った断面図。
【図40】従来のNAND型フラッシュEEPROMの
第3の製造工程の断面図を示しており、図36におい
て、(a)図はA−A’線、(b)図はB−B’線、
(c)図は周辺領域のB−B’線方向に沿った断面図。
【図41】従来のNAND型フラッシュEEPROMの
第4の製造工程の断面図を示しており、図36におい
て、(a)図はA−A’線、(b)図はB−B’線、
(c)図は周辺領域のB−B’線方向に沿った断面図。
【図42】従来のNAND型フラッシュEEPROMの
第5の製造工程の断面図を示しており、図36におい
て、(a)図はA−A’線、(b)図はB−B’線、
(c)図は周辺領域のB−B’線方向に沿った断面図。
【図43】従来のNAND型フラッシュEEPROMの
第6の製造工程の断面図を示しており、図36におい
て、(a)図はA−A’線、(b)図はB−B’線、
(c)図は周辺領域のB−B’線方向に沿った断面図。
【図44】従来のNAND型フラッシュEEPROMの
第7の製造工程の断面図を示しており、図36におい
て、(a)図はA−A’線、(b)図はB−B’線、
(c)図は周辺領域のB−B’線方向、(d)図はC−
C’線に沿った断面図。
【図45】従来のNAND型フラッシュEEPROMの
第8の製造工程の断面図を示しており、図36におい
て、(a)図はA−A’線、(b)図はB−B’線、
(c)図は周辺領域のB−B’線方向に沿った断面図。
【図46】従来のNAND型フラッシュEEPROMの
第9の製造工程の断面図を示しており、図36におい
て、(a)図はA−A’線、(b)図はB−B’線、
(c)図は周辺領域のB−B’線方向、(d)図はC−
C’線に沿った断面図。
【図47】従来のNAND型フラッシュEEPROMの
第10の製造工程の断面図を示しており、図36におい
て、(a)図はA−A’線、(b)図はB−B’線、
(c)図は周辺領域のB−B’線方向、(d)図はC−
C’線に沿った断面図。
【図48】従来のNAND型フラッシュEEPROMの
第11の製造工程の断面図を示しており、図36におい
て、(a)図はA−A’線、(b)図はB−B’線、
(c)図は周辺領域のB−B’線方向、(d)図はC−
C’線に沿った断面図。
【図49】従来のNAND型フラッシュEEPROMの
第12の製造工程の断面図を示しており、図36におい
て、(a)図はA−A’線、(b)図はB−B’線、
(c)図は周辺領域のB−B’線方向、(d)図はC−
C’線、(e)図はメモリセルアレイ領域端部における
B−B’線方向に沿った断面図。
【図50】従来のNAND型フラッシュEEPROMの
第13の製造工程の断面図を示しており、図36におい
て、(a)図はA−A’線、(b)図はB−B’線、
(c)図は周辺領域のB−B’線方向、(d)図はC−
C’線、(e)図はメモリセルアレイ領域端部における
B−B’線方向に沿った断面図。
【図51】従来の問題点を説明するためのもので、NA
ND型フラッシュEEPROMの断面図を示しており、
図36においてF−F’線に沿った断面図。
【符号の説明】
1…メモリセルアレイ 2、2−1、2−2…選択トランジスタ 3、3−1〜3−8…メモリセルトランジスタ 4…NANDセル 5…ロウデコーダ 6…カラムセレクタ 7…トランジスタ 8…カラムデコーダ 9…読み出し/書き込みノード 10、100…シリコン基板 11、12、20、21、24、34、37、38、1
10、120、200、210、240、340…シリ
コン酸化膜 13、130…ゲート絶縁膜 14、15、17、28、140、150、170、2
80…多結晶シリコン膜 16、160…浮遊ゲート・制御ゲート間絶縁膜 18、180…タングステンシリサイド膜 19、190…不純物拡散層 22、33、220、330…シリコン窒化膜 23、39、230、390…BPSG膜 25、250…チタン膜 26、260…タングステン膜 27、29、31、32、270、290、310、3
20…コンタクトホール 35−1〜3…フォトレジスト 36、360…トレンチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原 徹 三重県四日市市伊倉3−6−27 グリーン コーポ伊倉101 Fターム(参考) 5F001 AA02 AA43 AA63 AB08 AD12 AD19 AD41 AD53 AD60 AG02 AG07 AG10 AG28 AG40 5F033 HH04 HH18 HH19 HH28 JJ04 KK04 MM05 MM07 PP09 PP14 QQ08 QQ09 QQ10 QQ13 QQ16 QQ21 QQ28 QQ37 QQ48 QQ73 QQ74 QQ75 RR04 RR06 RR15 SS04 SS12 SS13 SS15 VV16 XX02 5F083 EP13 EP23 EP32 EP54 EP55 EP56 EP76 ER22 GA02 JA04 JA05 JA35 JA39 JA53 JA56 MA01 MA06 MA16 MA19 NA01 PR05 PR07 PR12 PR29 PR38 PR39 PR40 PR43 PR44 PR45 PR53 PR54 PR55 5F101 BA02 BA29 BA36 BB05 BD02 BD10 BD22 BD34 BD35 BH03 BH13 BH14 BH19 BH21

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に形成された第1絶縁膜
    と、前記第1絶縁膜上に形成された第1導電膜と、前記
    第1導電膜上に形成された第2絶縁膜と、前記第2絶縁
    膜上に形成された第2導電膜との積層構造を有し、前記
    第1、第2導電膜がそれぞれ浮遊ゲート、制御ゲートと
    して機能するメモリセルトランジスタと、 前記第1絶縁膜、前記第1導電膜、前記第2絶縁膜、及
    び前記第2導電膜の積層構造を有し、前記第1導電膜が
    ゲート電極として機能する周辺トランジスタと、 前記メモリセルトランジスタ及び周辺トランジスタを被
    覆するようにして設けられた層間絶縁膜と、 前記層間絶縁膜を貫通して前記周辺トランジスタの前記
    第1導電膜に達する第1コンタクトホールと、 前記第1コンタクトホール内に埋め込み形成され、導電
    性を有し且つ前記層間絶縁膜より溶融温度が高い、補強
    用の第1コンタクトプラグとを具備することを特徴とす
    る不揮発性半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記第1コンタクトプラグは、不純物を
    添加された多結晶シリコンであることを特徴とする請求
    項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記層間絶縁膜は、ボロン及びリンを含
    む第1シリコン酸化膜と、第2シリコン酸化膜との多層
    構造であり、 前記第2シリコン酸化膜中に設けられ、前記第1コンタ
    クトプラグと接続される第1金属配線層を更に有するこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の不揮発性半導体
    記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記層間絶縁膜を貫通して前記半導体基
    板に達する第2コンタクトホールと、 前記第2コンタクトホール内に埋め込み形成され、導電
    性を有し且つ前記層間絶縁膜より溶融温度が高い、補強
    用の第2コンタクトプラグと、 前記第2シリコン酸化膜中に設けられ、前記第2コンタ
    クトプラグと接続される第2金属配線層とを更に有する
    ことを特徴とする請求項3記載の不揮発性半導体記憶装
    置。
  5. 【請求項5】 前記第2コンタクトプラグは、不純物を
    添加された多結晶シリコンであることを特徴とする請求
    項4記載の不揮発性半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記第1シリコン酸化膜は、前記半導体
    基板上に設けられ、前記メモリセルトランジスタ及び周
    辺トランジスタの前記積層構造の側壁部を埋め込み、且
    つ前記第2導電膜の上面に達する膜厚を有することを特
    徴とする請求項3乃至5いずれか1項記載の不揮発性半
    導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 半導体基板上に第1絶縁膜を形成する工
    程と、 前記第1絶縁膜上に第1導電膜を形成する工程と、 前記第1導電膜上に第2絶縁膜を形成する工程と、 前記第2絶縁膜上に第2導電膜を形成する工程と、 前記第1、第2導電膜及び前記第2絶縁膜をパターニン
    グして、前記第1絶縁膜、前記第1導電膜、前記第2絶
    縁膜、及び前記第2導電膜を有し、前記第1、第2導電
    膜がそれぞれ浮遊ゲート及び制御ゲートとして機能する
    メモリセルトランジスタの積層構造と、前記第1絶縁
    膜、前記第1導電膜、前記第2絶縁膜、及び前記第2導
    電膜を有し、前記第1導電膜がゲート電極として機能す
    る周辺トランジスタの積層構造を形成する工程と、 前記メモリセルトランジスタ及び前記周辺トランジスタ
    の前記積層構造の上面及び側壁と、前記半導体基板上に
    第3絶縁膜を形成する工程と、 前記第3絶縁膜上に、前記メモリセルトランジスタ及び
    前記周辺トランジスタの前記積層構造を埋め込むように
    第4絶縁膜を形成する工程と、 前記第4絶縁膜をリフローして平坦化する工程と、 前記第4絶縁膜上に第5絶縁膜を形成する工程と、 前記周辺トランジスタの前記第1導電膜に達する第1コ
    ンタクトホールを形成する工程と、 前記第1コンタクトホール内を、導電性を有し且つ前記
    第4絶縁膜より溶融温度が高い補強部材により埋め込
    み、第1コンタクトプラグを形成する工程とを具備し、 その後の熱処理工程における、前記第4絶縁膜のリフロ
    ーによる前記第1コンタクトホール形状の変形を防止す
    ることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置の製造方
    法。
  8. 【請求項8】 前記第1コンタクトプラグを形成する工
    程の後、前記第5絶縁膜内に、前記第1コンタクトプラ
    グと接続する第1金属配線層を形成する工程を更に備え
    ることを特徴とする請求項7記載の不揮発性半導体記憶
    装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記第1コンタクトホールを形成する工
    程は、同時に前記半導体基板に達する第2コンタクトホ
    ールを形成する工程を含み、 前記第1コンタクトプラグを形成する工程は、前記第
    1、第2コンタクトホール内を前記補強部材により埋め
    込むことにより、前記第1コンタクトプラグと同時に前
    記第2コンタクトホールを埋め込む第2コンタクトプラ
    グを形成する工程を含み、 前記第1金属配線層を形成する工程は、前記第5絶縁膜
    内に、前記第2コンタクトプラグと接続する第2金属配
    線層を同時に形成する工程を含むことを特徴とする請求
    項8記載の不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記第4絶縁膜を平坦化する工程の
    後、該第4絶縁膜を、前記積層構造の上面の前記第3絶
    縁膜に達するまで除去する工程を更に備え、 前記第5絶縁膜は、前記第3絶縁膜及び前記第4絶縁膜
    上に形成されることを特徴とする請求項7乃至9いずれ
    か1項記載の不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記第4絶縁膜は、ボロン及びリンの
    添加された第1シリコン酸化膜であり、 前記第5絶縁膜は第2シリコン酸化膜であることを特徴
    とする請求項7乃至10いずれか1項記載の半導体記憶
    装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記補強部材は、不純物を添加された
    多結晶シリコンであることを特徴とする請求項7乃至1
    1いずれか1項記載の不揮発性半導体記憶装置の製造方
    法。
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