JP2002110692A - 絶縁ゲート型パワーicの製造方法、絶縁ゲート型パワーicの検査方法及び絶縁ゲート型パワーicの検査用のプローブ - Google Patents

絶縁ゲート型パワーicの製造方法、絶縁ゲート型パワーicの検査方法及び絶縁ゲート型パワーicの検査用のプローブ

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JP2002110692A
JP2002110692A JP2000303523A JP2000303523A JP2002110692A JP 2002110692 A JP2002110692 A JP 2002110692A JP 2000303523 A JP2000303523 A JP 2000303523A JP 2000303523 A JP2000303523 A JP 2000303523A JP 2002110692 A JP2002110692 A JP 2002110692A
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conductor
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Fuminari Suzuki
文成 鈴木
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チップサイズを大形化した場合の良品率の低
下を防ぎ、チップ移載機でチップ特性を検査するとき
に、従来のチップ移載機を使用可能にする。 【解決手段】 本発明の絶縁ゲート型パワーICの検査
用のプローブ41は、ゲート接続用ピン45とエミッタ
(ソース)接続用ピン46とコレクタ(ドレイン)接続
用ピン47を有するプローブ本体42を備えると共に、
ゲート用導体49とエミッタ(ソース)用導体50とコ
レクタ(ドレイン)用導体51を有する中継基板43を
備え、そして、中継基板43において、不良品のセルブ
ロック12のゲートパッド16に接触されるゲート接続
用ピン45をゲート用導体49に接続しないでエミッタ
(ソース)用導体50に接続できるように構成したもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体基板の表面
に電流制御用のゲート電極を備えた絶縁ゲート型パワー
ICの製造方法、絶縁ゲート型パワーICの検査方法及
び絶縁ゲート型パワーICの検査用のプローブに関す
る。
【0002】
【従来の技術】高耐圧、大電流用のパワーICである例
えばIGBT(絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ)
において、チップサイズを大形化すると、チップの外周
部に設ける耐圧構造(例えばガードリング構造)が占め
る面積の割合を小さくすることができる。また、部品点
数を削減できることから、組立構造を簡略化できると共
に、コストを低減できるという効果を得ることができ
る。
【0003】一方、IGBTを製造する半導体ウエハプ
ロセスにおいては、例えばパーティクル等に起因して欠
陥が発生することにより、ゲート・エミッタ間が短絡す
るという不良が発生することがある。そして、このよう
な不良は、チップサイズが大きくなるほど、発生し易く
なり、良品率(歩留まり)が低下するという問題点があ
った。
【0004】このような問題点を解消する技術として、
特開平8−191145号公報に記載されたIGBTの
製造方法がある。この方法では、IGBTを複数のセル
ブロック(ゲートブロック)に分け、各ゲートブロック
から各ブロック共通のゲートボンディングパッドへの配
線取出しを二層配線構造とすることを提案している。上
記方法の場合、半導体ウエハプロセスの途中、すなわ
ち、各ブロック個別に設定された一層目ゲート配線の形
成後、複数個のセルブロックについて、それぞれゲート
・エミッタ間が短絡しているか否か、即ち、良否の判定
を行い、その後、層間絶縁膜を形成し、良否の判定結果
に従い、層間絶縁膜に設けた各ブロック毎のヴィアホー
ルをディスペンサ等によりポリイミド液を滴下し、良品
のセルブロックの一層目ゲート配線だけを二層目ゲート
配線に接続し、不良品のセルブロックの一層目ゲート配
線を二層目ゲート配線から切り離してソース電極に短絡
するような2層配線を形成するように構成している。
【0005】この方法によれば、複数のセルブロックの
中に不良ブロックがある場合でも、良品のセルブロック
だけでIGBTを構成することができ、IGBTが正常
に動作するようになることから、良品率が低下すること
を防止できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報の方法では、半導体ウエハプロセスの途中で、複数個
のセルブロックについて良否の判定を行い、その後、良
品のセルブロックだけを選択してゲートボンディングパ
ッドに接続する多層配線構造を形成する半導体ウエハプ
ロセスを実行しなければならないので、工程が非常に複
雑になるという欠点があった。また、半導体ウエハプロ
セスの途中で、電気特性を計測してセルブロックの良否
の判定を行うことは、実際にはかなり困難である(上記
公報にも、その具体的方法は全く開示されていない)と
共に、製造設備が汚染するため、上記公報の方法を実際
に使用することは、ほとんど不可能であると考えられ
る。
【0007】これに対して、本出願人は、上記公報の方
法の欠点を解消する構成を発明し、先に出願(特願平1
1−288250号)している。この出願の構成では、
複数のセルブロック毎に互いに独立するゲート電極をそ
れぞれ設け、これらゲート電極にそれぞれ接続される複
数のゲートパッドを設ける構成とした。この構成によれ
ば、複数のゲートパッドを利用することにより、周知の
検査装置を使用して、複数のセルブロックの良否の判定
を容易に行うことができる。そして、この構成の場合、
良品のセルブロックのゲートパッドだけを、外部のゲー
ト端子に例えばワイヤボンディングにより接続してい
る。このため、複数のセルブロックの中に不良品がある
場合でも、良品のセルブロックだけで半導体装置(絶縁
ゲート型パワーIC)を構成することができ、半導体装
置が正常に動作するようになることから、良品率(歩留
まり)が低下することを防止できる。
【0008】そして、上記構成の場合、半導体ウエハプ
ロセスのプロセス数は従来構成と同じで済む。従って、
半導体装置のチップサイズを大形化した場合でも、良品
率が低下することを防止でき、しかも、半導体ウエハプ
ロセスが複雑になることを防止できる。
【0009】さて、上記出願の構成においては、ウエハ
にデバイスを作成した段階でWAT(ウエハアクセプタ
ンステスト)を実行するときに、ウエハ上の多数のチッ
プの各セルブロックの良否を判定している。そして、ウ
エハを切断した後、チップ移載機によってチップをその
特性に応じて仕分けする。このとき、チップ移載機は、
チップの特性(例えば大電流検査やスイッチング特性
等)を検査しながらチップを仕分けするように構成され
ている。
【0010】ここで、チップ移載機によってチップの特
性検査を行う場合、図8に示すようなプローブ101を
使用する。このプローブ101は、ほぼ矩形板状の絶縁
体からなるプローブ本体102と、このプローブ本体1
02に取り付けられた中継基板103と、この中継基板
103に接続された接続ケーブル104とから構成され
ている。上記プローブ本体102には、複数のゲート接
続用ピン105と複数のエミッタ接続用ピン106と複
数のコレクタ接続用ピン107が上方及び下方に向けて
突出するように設けられている。
【0011】そして、プローブ本体102の上面には、
該プローブ本体102に立設された取付支持部108、
108を介して中継基板103が取り付けられている。
中継基板103の下面には、ゲート用導体パターン、エ
ミッタ用導体パターン、コレクタ用導体パターン(いず
れも図示しない)が設けられており、ゲート用導体パタ
ーンと複数のゲート接続用ピン105の上端部とをワイ
ヤ109を介して接続し、エミッタ用導体パターンと複
数のエミッタ接続用ピン106の上端部とをワイヤ(図
示しない)を介して接続し、コレクタ用導体パターンと
複数のコレクタ接続用ピン107の上端部とをワイヤ1
09を介して接続している。
【0012】更に、接続ケーブル104は、ゲート用接
続線110と、エミッタ用接続線111と、コレクタ用
接続線112とから構成されている。ゲート用接続線1
10の一端部は、中継基板103のゲート用導体パター
ンに接続されたランド113aに半田付けされている。
エミッタ用接続線111の一端部は、中継基板103の
エミッタ用導体パターンに接続されたランド113bに
半田付けされている。コレクタ用接続線112の一端部
は、中継基板103のコレクタ用導体パターンに接続さ
れたランド113cに半田付けされている。尚、上記3
本の接続線110〜112の他端部は、コネクタ(図示
しない)に接続されている。
【0013】上記構成のプローブ101によってIGB
Tのチップ114を検査する場合、図示しないステージ
の上にチップ114を載置して固定しておく。また、プ
ローブ本体102を、ロボットのXYZ軸方向に移動可
能なアームに取り付けておく。この状態で、チップ11
4の上方からプローブ本体102を下降させて、プロー
ブ本体102の複数のゲート接続用ピン105をチップ
114に設けられた複数のゲートパッド115に接続さ
せ、プローブ本体102の複数のエミッタ接続用ピン1
06をチップ114に設けられた複数のエミッタパッド
116に接続させる。
【0014】また、プローブ本体102の複数のコレク
タ接続用ピン107を、ステージ上に設けられた図示し
ないコレクタ電極(この電極はチップ114の下面のコ
レクタに接続されている)に接続させる。そして、プロ
ーブ101をチップ114に上述したように接続させた
状態で、チップ114の特性を測定している。
【0015】上記検査方法の場合、プローブ101の複
数のゲート接続用ピン105は、全てゲート用接続線1
10に接続されているので、チップ114の全てのゲー
トパッド115に、ゲート駆動電圧が印加されてしま
う。ここで、チップ114の中には、複数のセルブロッ
クの中に不良品のセルブロックが存在するものがある。
この不良品のセルブロックのゲートパッド115にゲー
ト駆動電圧を印加すると、チップ114の特性を正確に
測定できないことがあり、そのような場合には、そのチ
ップ114を不良品であると判断してしまうおそれがあ
る。
【0016】これに対して、従来のチップ移載機に、W
ATで使用する検査装置の機能(電気的構成)を追加す
れば、不良品のセルブロックのゲートパッド115にゲ
ート駆動電圧を印加しないで、該ゲートパッド115を
エミッタ電位に固定するように設定することができるか
ら、チップ114の特性を正確に測定できる。しかし、
WATで使用する検査装置はかなり高価な装置であるの
で、チップ移載機にWATで使用する検査装置の機能を
追加すると、チップ移載機の製造コストがかなり高くな
ってしまう。従って、上記出願の構成の場合、このよう
な点が改善すべき課題であった。
【0017】そこで、本発明の目的は、チップサイズを
大形化した場合でも、良品率が低下することを防止でき
ると共に、半導体ウエハプロセスが複雑になることを防
止でき、しかも、チップ移載機でチップの特性を検査す
るときに、従来のチップ移載機をそのまま使用すること
ができる絶縁ゲート型パワーICの製造方法、絶縁ゲー
ト型パワーICの検査方法及び絶縁ゲート型パワーIC
の検査用のプローブを提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、半導体基板の表面に複数のセルブロックを設け、こ
れらセルブロックに互いに独立するゲート電極をそれぞ
れ設け、そして、半導体基板に各ゲート電極にそれぞれ
接続された複数のゲートパッドを設けるように構成した
ので、チップサイズを大形化した場合でも、良品率が低
下することを防止できると共に、半導体ウエハプロセス
が複雑になることを防止できる。
【0019】そして、複数のセルブロックのうちの不良
品のセルブロックの配置位置が同じものが集まるように
前記絶縁ゲート型パワーICのチップを仮仕分けすると
共に、仮仕分けしたチップ群毎にチップ特性を検査する
ようにした。更に、検査用のプローブは、複数のゲート
接続用ピンと複数のエミッタ(ソース)接続用ピンと複
数のコレクタ(ドレイン)接続用ピンを有するプローブ
本体を備えると共に、このプローブ本体に取り付けられ
前記複数のゲート接続用ピンを接続するためのゲート用
導体と前記複数のエミッタ(ソース)接続用ピンを接続
するためのエミッタ(ソース)用導体と前記複数のコレ
クタ(ドレイン)接続用ピンを接続するためのコレクタ
(ドレイン)用導体を有する中継基板を備えるように構
成した。更に、前記中継基板において、不良品のセルブ
ロックのゲートパッドに接触されるゲート接続用ピンを
前記ゲート用導体に接続しないで前記エミッタ(ソー
ス)用導体に接続できるように構成した。この構成によ
れば、従来のチップ移載機を使用しながら、不良品のセ
ルブロックのゲートパッドにゲート駆動電圧を印加しな
いように設定することができ、チップの特性を正確に測
定できる。
【0020】請求項2または3の発明によれば、請求項
1の発明と同様な作用効果を得ることができる。
【0021】請求項4の発明においては、前記中継基板
に前記複数のゲート接続用ピンがそれぞれ接続された複
数の基板ゲートピンを設け、前記中継基板に前記複数の
基板ゲートピンとそれぞれ対応するように前記ゲート用
導体に接続された複数のゲート中継用ピンを設け、前記
中継基板に前記複数の基板ゲートピンとそれぞれ対応す
るように前記エミッタ(ソース)用導体に接続された複
数のゲート短絡用ピンを設け、そして、良品のセルブロ
ックのゲートパッドに接触されたゲート接続用ピンに接
続された基板ゲートピンと、この基板ゲートピンに対応
するゲート中継用ピンとを接続するものであって着脱可
能な第1の接続部材を備えると共に、不良品のセルブロ
ックのゲートパッドに接触されたゲート接続用ピンに接
続された基板ゲートピンと、この基板ゲートピンに対応
するゲート短絡用ピンとを接続するものであって着脱可
能な第2の接続部材を備えた。この構成によれば、中継
基板において、不良品のセルブロックのゲートパッドに
接触されるゲート接続用ピンを前記ゲート用導体に接続
しないでエミッタ(ソース)用導体に接続する構成を、
簡単な構成にて容易に実現できる。
【0022】請求項5の発明によれば、前記中継基板
に、セルブロックのゲートパッドに接触されたゲート接
続用ピンを、前記ゲート用導体に接続する第1の接続態
様と、前記ゲート用導体に接続しないで前記エミッタ
(ソース)用導体に接続する第2の接続態様とを切り替
える切替スイッチを設けたので、請求項4の発明とほぼ
同様な効果を得ることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明をIGBT(絶縁ゲ
ート型バイポーラトランジスタ)に適用した一実施例に
ついて、図1ないし図7を参照しながら説明する。ま
ず、図5は本実施例のIGBTのチップ1の縦断面構造
を概略的に示す縦断面模式図である。この図5に示すよ
うに、本実施例のIGBTはトレンチゲート型IGBT
である。このIGBTのチップ1は、半導体基板である
例えばp+基板(p+シリコン基板)2を備えており、
このp+基板2の上に、n+バッファ層3とn−ドリフ
ト層4が順にエピタキシャル成長法を用いて形成されて
いる。
【0024】そして、n−ドリフト層4の上面には、p
ベース層5が形成されている。このpベース層5には、
多数のトレンチ6が上記pベース層5を貫通してn−ド
リフト層4に達するように形成されている。トレンチ6
の内部には、ゲート絶縁膜7を介してゲート電極8が形
成されている。ゲート絶縁膜7は例えば酸化シリコン膜
或いはONO膜で形成されており、ゲート電極8は例え
ば多結晶シリコンで形成されている。
【0025】更に、pベース層5の表面におけるトレン
チ6の上部に接する部分には、高濃度のn+エミッタ層
9が選択的に形成されている。そして、pベース層5の
上面には、エミッタ電極10がpベース層5とn+エミ
ッタ層9に接するように形成されている。また、p+基
板2の裏面(下面)には、コレクタ電極11が形成され
ている。
【0026】ここで、上記した構成のIGBTのチップ
1、即ち、半導体基板2の表面は、複数(即ち、2個以
上)のIGBT領域であるセルブロック12(12a、
12b、12c、………)に分割されるように構成され
ている(図4も参照)。即ち、IGBTのチップ1の表
面には、複数のセルブロック12(12a、12b、1
2c、………)が設けられている。尚、セルブロック1
2の個数については、IGBTのチップ1のサイズによ
って好ましい数値が変化するが、本実施例の場合、図3
に示すように、例えば6個設けるように構成したが、こ
れに限られるものではなく、10〜20個程度設けるこ
とも好ましい。
【0027】そして、各セルブロック12(12a、1
2b、12c、………)に設けられているゲート電極8
は、セルブロック毎に互いに独立する(即ち、電気的に
分離される)ように構成されている。ここで、隣接する
2つのセルブロック12、12の境界部分の縦断面模式
図を、図6に示す。この図6に示すように、2つのセル
ブロック12、12の境界部分には、分離用の酸化膜
(Si0膜)31が形成されており、この酸化膜31
の上に、電気的に分離されたゲート電極8a、8bが形
成されている。ゲート電極8a、8b、8の上には、層
間絶縁膜(Si0 膜)32が形成されている。そし
て、左側のゲート電極8aは左側のセルブロック12内
の全てのゲート電極8に接続され、右側のゲート電極8
bは右側のセルブロック12内の全てのゲート電極8に
接続されている。
【0028】尚、1個のセルブロック12に設けられて
いるMOSFETセルの個数(即ち、ゲート電極8また
はトレンチ6)の個数は、セルピッチ及びセルエリアの
サイズ(セルブロックのサイズ)により変化するが、数
百〜数千個程度である。これは、通常、セルピッチが数
μm程度であり、セルエリアのサイズが数mm角程度で
あるためである。そして、1個のセルブロック12内の
ゲート電極8は、図5に示すように、配線層13により
全て互いに接続されている。また、1個のセルブロック
12内のエミッタ電極10も、図5に示すように、配線
層14により全て互いに接続されている。
【0029】さて、図4は、上記IGBTのチップ1の
平面構造を概略的に示す平面模式図である。この図4に
示すように、IGBTのチップ1は、ほぼ矩形平板状に
構成されており、その表面における複数のセルブロック
12(12a、12b、12c、………)に対応する部
位には、セルブロック12とほぼ同じ形状の複数のエミ
ッタパッド15(15a、15b、15c、………)が
設けられている。また、IGBTのチップ1の表面にお
ける一辺部(図4中、上辺部)には、ほぼ正方形状の複
数個のゲートパッド16(16a、16b、16c、…
……)が一列に並ぶように設けられている。
【0030】上記各エミッタパッド15(15a、15
b、15c、………)は、図5において2点鎖線で示す
ように、各セルブロック12内の多数のエミッタ電極1
0に接続するように形成されており、前記配線層14と
しての機能も有するものである。そして、各エミッタパ
ッド15は、チップ1の外部と電気的な導通をとるため
のものであり、本実施例の場合、チップ1の外部に設け
られたエミッタ端子(図示しない)にワイヤボンディン
グにより接続されている。尚、IGBTのチップ1を例
えば配線基板に取り付ける場合は、上記エミッタ端子は
基板に設けられたエミッタ端子用の電極で構成され、I
GBTのチップ1を例えばリードフレームに取り付ける
場合は、上記エミッタ端子はリードフレームに設けられ
たエミッタ端子用のリード部で構成される。
【0031】また、上記各ゲートパッド16(16a、
16b、16c、………)は、前記配線層13を介して
各セルブロック12内の多数のゲート電極8に接続され
ている。この場合、上記配線層13は、横向きに引き出
され、エミッタパッド15の図4において上下方向の辺
部(即ち、2個のエミッタパッド15の間の部位)に沿
うように配置され、各ゲートパッド16に接続されてい
る。
【0032】各ゲートパッド16は、IBGTのチップ
1の外部と電気的な導通をとるためのものであり、本実
施例の場合、チップ1の外部に設けられたゲート端子1
7(図7参照)に例えばワイヤボンディングにより接続
されている。ここで、ゲート端子17に接続するゲート
パッド16は、良品のセルブロック12のゲート電極8
に接続されているゲートパッドである。これにより、良
品のセルブロック12のゲート電極8(ゲートパッド1
6)とゲート端子17との間は、ボンディングワイヤ1
8によって接続される構成となる。
【0033】この構成の場合、外部からゲート制御用の
信号がゲート端子17に与えられると、その信号は良品
のセルブロック12のゲート電極8に与えられ、良品の
セルブロック12内の素子が動作するようになる。
【0034】これに対して、不良品のセルブロック12
のゲート電極8に接続されているゲートパッド16(1
6b)は、図7に示すように、チップの外部のグランド
端子19に例えばワイヤボンディングにより接続されて
いる。これにより、不良品のゲートパッド16(16
b)とグランド端子19との間は、ボンディングワイヤ
18によって接続される構成となる。
【0035】この結果、不良品のセルブロック12のゲ
ート電極8(ゲートパッド16b)は、グランド電位
(GND電位)に固定される構成となる。これにより、
不良品のセルブロック12のゲート電極8には、ゲート
制御用の信号が与えられることがないから、不良品のセ
ルブロック12内の素子が動作することはない。
【0036】尚、IGBTのチップ1を配線基板に取り
付ける場合は、上記ゲート端子17及び上記グランド端
子19は、配線基板に設けられた電極で構成される。ま
た、IGBTのチップ1をリードフレームに取り付ける
場合は、上記ゲート端子17及び上記グランド端子19
は、リードフレームに設けられたリード部で構成され
る。
【0037】次に、上記した構成のIGBTのチップ1
を製造し、検査し、仕分けする工程について、図1、図
2、図3も参照して説明する。
【0038】まず、図2に示すように、ウエハ35に対
して周知の半導体ウエハプロセスを実行することによ
り、デバイスを形成する工程を行う。この工程の実行に
より、ウエハ35の上に図4〜図6に示すような構成の
IGBTチップ1が多数形成される。
【0039】そして、上記デバイス形成工程を行った後
は、ウエハ35上の各チップ1を検査する工程を実行す
る。この場合、まず、周知のテストエレメントグループ
ウエハアクセプタンステスト(TEGWAT)を実行す
る。続いて、周知のウエハアクセプタンステスト(WA
T)を実行する。そして、このWATの実行時に、各チ
ップ1について、複数個のセルブロック12の各良否の
判定を行うように構成されている。上記各セルブロック
12の良否の判定は、ゲート・エミッタ間の耐圧を測定
する図示しない周知構成の検査装置(WAT用の検査装
置)を使用して行う。
【0040】具体的には、IGBTチップ1にエミッタ
パッド15とゲートパッド16が形成されているので、
上記検査装置に接続されたチップ検査用のプローブの検
査用針(即ち、ゲート接続用ピンとエミッタ接続用ピン
とコレクタ接続用ピン)をチップ1のゲートパッド16
とエミッタパッド15とコレクタ用電極(コレクタ電極
11に接続された電極)に接続し、まず、1番目のセル
ブロック12aについてそのゲートパッド16とエミッ
タパッド15との間、即ち、ゲート電極8とエミッタ電
極10との間の耐圧を測定する。
【0041】このとき、例えば20V以上の耐圧があれ
ば、そのセルブロック12aは良品であると判定し、そ
うでなければ(20V未満の耐圧であれば)、そのセル
ブロック12aは不良品であると判定するように構成さ
れている。続いて、2番目以降のセルブロック12bに
ついても、同様にして、ゲートパッド16とエミッタパ
ッド15との間、即ち、ゲート電極8とエミッタ電極1
0との間の耐圧を順に測定していくように構成されてい
る。
【0042】そして、全てのセルブロック12につい
て、ゲート電極8とエミッタ電極10間の耐圧を測定し
て、良否の判定を完了したら、その良否の判定データを
記憶し、次のチップ1について、同様にして、各セルブ
ロック12の良否の判定を行い、その良否の判定データ
を記憶する。以下、ウエハ35上の全てのチップ1につ
いて、同様にして、各セルブロック12の良否の判定を
行い、その良否の判定データを記憶する。この場合、記
憶した各チップ1の判定データが、各チップ1を仮仕分
けするためのチップ情報となる。このチップ情報は、チ
ップ移載機(図示しない)へ与えられるように構成され
ている。
【0043】そして、上記WATを実行した後は、ウエ
ハ35をカット(切断)するダイシング工程を実行す
る。続いて、上記切断されたチップ1を仮仕分けする工
程、即ち、チップ1の複数のセルブロック12のうちの
不良品のセルブロック12の配置位置が同じものが集ま
るように、チップ1を仮仕分けする仮仕分け工程を実行
する。
【0044】この場合、チップ1には、6個のセルブロ
ック12があるから、図3に示すように、左から1番目
のセルブロック12が不良であるチップ1のグループ
と、左から2番目のセルブロック12が不良であるチッ
プ1のグループと、………、左から6番目(右から1番
目)のセルブロック12が不良であるチップ1のグルー
プと、全てのセルブロック12が良品であるチップ1の
グループとに仮仕分けされる。尚、不良のセルブロック
12が1個存在する場合について説明したが、不良のセ
ルブロック12が2個以上存在する場合についても、同
様にして各グループに仮仕分けするように構成すること
が好ましい。
【0045】そして、本実施例では、周知構成のチップ
移載機(図示しない)を使用して上記仮仕分けを実行し
ている。具体的には、前記WAT工程時に獲得されたウ
エハ情報を、仮仕分け情報として上記チップ移載機に与
えてこれを動作させるように構成されている。これによ
り、ウエハカットされたチップ1が、ピックアップされ
て、不良品のセルブロック12の配置位置が同じものが
集まるように仕分けされて、複数のトレイ37(37
a、37b、37c、………)に選別されて収納される
ようになっている(図2及び図3参照)。
【0046】さて、上記仮仕分け工程を実行した後は、
図2に示すように、仮仕分けされたチップ1群毎にチッ
プ特性(例えば大電流検査やスイッチング特性等)を測
定して検査する検査工程を実行する。このチップ1の特
性検査は、周知構成のチップ移載機(の検査機能)によ
って実行されるように構成されている。そして、上記チ
ップ移載機は、測定したチップ1の特性(例えば大電流
検査やスイッチング特性等)に応じて該特性がほぼ揃う
ようにチップ1を仕分けするように構成されている。こ
の結果、チップ1は、複数のトレイ38(38a、38
b、38c、………)に選別されて収納されるようにな
っている(図2参照)。
【0047】ここで、チップ移載機によってチップの特
性検査を行う場合、図1に示すようなチップ検査用のプ
ローブ41を使用する。このプローブ41は、ほぼ矩形
板状の絶縁体からなるプローブ本体42と、このプロー
ブ本体42に取り付けられた中継基板43と、この中継
基板43に接続された接続ケーブル44とから構成され
ている。
【0048】上記プローブ本体42には、複数である例
えば6本のゲート接続用ピン45と、複数である例えば
6本のエミッタ接続用ピン46と、複数である例えば4
本のコレクタ接続用ピン47が上方及び下方に向けて突
出するように設けられている。このプローブ本体42の
構成は、従来構成(図8参照)のプローブ本体102と
ほぼ同じである。尚、エミッタ接続用ピン46の本数
は、ピンの電流容量とエミッタに通電したい電流の大き
さとを考慮して適宜決めれば良い。
【0049】そして、プローブ本体42の上面には、該
プローブ本体42に立設された例えば2個の取付支持部
48、48を介して中継基板43がねじ止めにより取り
付けられている。この中継基板43の図1中の上面に
は、ゲート接続用ピン45を接続するためのゲート用導
体49と、エミッタ接続用ピン46を接続するためのエ
ミッタ用導体50と、コレクタ接続用ピン47を接続す
るためのコレクタ用導体51が設けられている。
【0050】上記エミッタ用導体50には、上記6本の
エミッタ接続用ピン46の上端部が例えばワイヤ及びス
ルーホール等(いずれも図示しない)を介して接続され
ている。そして、コレクタ用導体51には、上記6本の
コレクタ接続用ピン47の上端部が例えばワイヤ53及
びスルーホール等(図示しない)を介して接続されてい
る。
【0051】また、中継基板43の上面には、複数であ
る例えば6本の基板ゲートピン52が前記6本のゲート
接続用ピン45にそれぞれ対応するように配置されて立
設されている。これら6本の基板ゲートピン52には、
前記6本のゲート接続用ピン45の上端部が例えばワイ
ヤ53及びスルーホール等(図示しない)を介して接続
されている。
【0052】更に、中継基板43の上面におけるゲート
用導体49上には、複数である例えば6本のゲート中継
用ピン54が上記6本の基板ゲートピン52にそれぞれ
対応するように立設されている。これら6本のゲート中
継用ピン54は上記ゲート用導体49に接続されてい
る。
【0053】そして、中継基板43の上面におけるエミ
ッタ用導体50上には、複数である例えば6本のゲート
短絡用ピン55が上記6本の基板ゲートピン52にそれ
ぞれ対応するように立設されている。これら6本のゲー
ト短絡用ピン55は上記エミッタ用導体50に接続され
ている。
【0054】上記構成の場合、6本の基板ゲートピン5
2と、これら6本の基板ゲートピン52にそれぞれ対応
するゲート中継用ピン54は、それぞれ第1の接続部材
(ジャンパ線)56によって接続されるように構成され
ている。この第1の接続部材56には、基板ゲートピン
52とゲート中継用ピン54を嵌合させる嵌合孔56
a、56bが形成されており、これら嵌合孔56a、5
6bに基板ゲートピン52とゲート中継用ピン54を着
脱可能に嵌合させることが可能な構成となっている。そ
して、第1の接続部材56の嵌合孔56a、56bに基
板ゲートピン52とゲート中継用ピン54を嵌合させた
ときに、基板ゲートピン52とゲート中継用ピン54を
接続する導体(図示しない)が第1の接続部材56内に
埋設されている。
【0055】また、6本の基板ゲートピン52と、これ
ら6本の基板ゲートピン52にそれぞれ対応するゲート
短絡用ピン55は、それぞれ第2の接続部材(ジャンパ
線)57によって接続されるように構成されている。こ
の第2の接続部材57には、基板ゲートピン52とゲー
ト中継用ピン54とゲート短絡用ピン55を嵌合させる
嵌合孔57a、57b、57cが形成されており、これ
ら嵌合孔57a、57b、57cに基板ゲートピン52
とゲート中継用ピン54とゲート短絡用ピン55を着脱
可能に嵌合させることが可能な構成となっている。そし
て、第2の接続部材56の嵌合孔57a、57b、57
cに基板ゲートピン52とゲート中継用ピン54とゲー
ト短絡用ピン55を嵌合させたときに、基板ゲートピン
52とゲート短絡用ピン55を接続する導体(図示しな
い)が第2の接続部材57内に埋設されている。
【0056】このような構成のプローブ41によってチ
ップ1を検査する場合、検査対象のチップ1のセルブロ
ック12が良品であるときには、その良品のセルブロッ
ク12のゲートパッド16に接触されたゲート接続用ピ
ン45に接続された基板ゲートピン52と、この基板ゲ
ートピン52に対応するゲート中継用ピン54とを、第
1の接続部材56によって接続する。一方、検査対象の
チップ1のセルブロック12が不良品であるときには、
その不良品のセルブロック12のゲートパッド16に接
触されたゲート接続用ピン45に接続された基板ゲート
ピン52と、この基板ゲートピン52に対応するゲート
短絡用ピン55とを、第2の接続部材57によって接続
するように構成されている。
【0057】また、プローブ41の接続ケーブル44
は、ゲート用接続線58と、エミッタ用接続線59と、
コレクタ用接続線60とから構成されている。ゲート用
接続線58の一端部は、中継基板43のゲート用導体4
9に接続されたランド61に半田付けされている。エミ
ッタ用接続線59の一端部は、中継基板43のエミッタ
用導体50に接続されたランド62に半田付けされてい
る。コレクタ用接続線60の一端部は、中継基板43の
コレクタ用導体51に接続されたランド63に半田付け
されている。尚、上記3本の接続線58〜60の他端部
は、チップ移載機(のチップ検査部のコネクタ)に接続
するコネクタ(図示しない)に接続されている。
【0058】さて、上記構成のプローブ41によってI
GBTのチップ1を検査する場合、図示しないステージ
の上に検査対象のチップ1を載置して固定しておく。ま
た、プローブ41のプローブ本体42を、ロボットのX
YZ軸方向に移動可能なアームに取り付けておく。この
とき、検査対象のチップ1に不良品のセルブロック12
が存在するときには、その不良品のセルブロック12の
ゲートパッド16に接触されたゲート接続用ピン45に
接続された基板ゲートピン52と、この基板ゲートピン
52に対応するゲート短絡用ピン55とを、第2の接続
部材57によって接続しておく。
【0059】更に、そのチップ1の良品のセルブロック
12のゲートパッド16に接触されたゲート接続用ピン
45に接続された基板ゲートピン52と、この基板ゲー
トピン52に対応するゲート中継用ピン54とを、第1
の接続部材56によって接続しておく。尚、第1の接続
部材56や第2の接続部材57等の接続作業は、前記W
AT工程時に獲得されたウエハ情報(各セルブロック1
2の良否の判定データ等)に基づいて例えば作業者の手
作業により実行される。
【0060】そして、この状態で、チップ1の上方から
プローブ本体42を下降させて、プローブ本体42の複
数のゲート接続用ピン45をチップ1に設けられた複数
のゲートパッド16に接触(接続)させ、プローブ本体
42の複数のエミッタ接続用ピン46をチップ1に設け
られた複数のエミッタパッド15に接触(接続)させ
る。
【0061】更に、プローブ本体42の複数のコレクタ
接続用ピン47を、ステージ上に設けられたコレクタ電
極(この電極はチップ1の下面のコレクタ電極11に接
続されている)に接続させる。そして、プローブ41を
チップ1に上述したように接続させた状態で、接続ケー
ブル44の各接続線58、59、60を介して検査用の
電圧及び電流を通電し、チップ1の特性(大電流やスイ
ッチング特性等)を測定する。
【0062】続いて、チップ移載機は、上記測定によっ
て得られたチップ特性に基づいてチップ1を仕分けする
ように構成されている(図2参照)。この結果、仕分け
されたチップ1は、チップ特性がほぼ揃っていると共
に、不良品のセルブロック12の配置位置が同じものが
集まっている。
【0063】このような構成の本実施例においては、1
個のIGBTのチップ1(半導体基板)の表面に複数の
セルブロック12を設け、これらセルブロック12に互
いに独立する複数のゲート電極8をそれぞれ設け、そし
て、IGBTのチップ1に各ゲート電極8にそれぞれ接
続されたボンディング用の複数のゲートパッド16を設
けた。これによって、複数のゲートパッド16を利用す
ることにより、周知の検査装置を使用して、複数のセル
ブロック12の各良否の判定を容易に行うことができ
る。
【0064】そして、上記構成の場合、良品のセルブロ
ック12のゲートパッド16だけを、外部のゲート端子
17に例えばワイヤボンディングにより接続することが
可能となる。このため、複数個のセルブロック12の中
に不良品がある場合でも、良品のセルブロック12だけ
でIGBT(絶縁ゲート型パワーIC)を構成すること
ができ、IGBTが正常に動作するようになる。これに
より、IGBTのチップサイズを大形化した場合でも、
良品率が低下することを防止できる。
【0065】しかも、上記実施例の場合、多層配線構成
とする必要がないため、半導体ウエハプロセスの工程数
は、通常のIGBTの構成と同じで済む。というのは、
ゲートパッド16をセルブロック12毎に設けること
は、フォトマスクのパターン設計の変更で実現すること
ができるためである。従って、IGBTのチップサイズ
を大形化した場合でも、良品率が低下することを防止で
き(即ち、歩留りを高くすることができ)、しかも、特
開平8−191145号公報に提案された構成とは異な
り、半導体ウエハプロセスが複雑になることを防止でき
る。
【0066】また、上記実施例においては、チップ1の
複数のセルブロック12のうちの不良品のセルブロック
12の配置位置が同じものが集まるようにチップ1を仮
仕分けすると共に、この仮仕分けしたチップ1群毎にチ
ップ特性を検査するように構成した。加えて、チップ検
査用のプローブとして、複数のゲート接続用ピン45と
複数のエミッタ接続用ピン46と複数のコレクタ接続用
ピン47を有するプローブ本体42を備えると共に、こ
のプローブ本体42に取り付けられた中継基板43を備
え、そして、中継基板43に、複数のゲート接続用ピン
45を接続するためのゲート用導体49と、複数のエミ
ッタ接続用ピン46を接続するためのエミッタ用導体5
0と、複数のコレクタ接続用ピン47を接続するための
コレクタ用導体51を設け、更に、中継基板43におい
て、不良品のセルブロック12のゲートパッド16に接
触されるゲート接続用ピン45をゲート用導体49に接
続しないでエミッタ用導体50に接続できるように構成
されたプローブ41を使用した。
【0067】この構成によれば、不良品のセルブロック
12が存在するチップ1を検査する場合、プローブ41
の中継基板43において、良品のセルブロック12のゲ
ートパッド16に接触されるゲート接続用ピン45をゲ
ート用導体49に接続すると共に、不良品のセルブロッ
ク12のゲートパッド16に接触されるゲート接続用ピ
ン45をゲート用導体49に接続しないでエミッタ用導
体50に接続する。このように接続したプローブ41を
用いてチップ1を検査すれば、従来構成(周知)のチッ
プ移載機を使用しながら、不良品のセルブロック12の
ゲートパッド16にゲート駆動電圧を印加しないように
することができ、チップ1の特性を正確に測定すること
ができる。
【0068】また、上記実施例において、不良品のセル
ブロック12の配置位置が異なるチップ1を検査する場
合は、プローブ41の中継基板43において、上記配置
位置が異なる不良品のセルブロック12のゲートパッド
16に接触されるゲート接続用ピン45をゲート用導体
49に接続しないでエミッタ用導体50に接続するよう
に切り換えれば良い。
【0069】更に、上記実施例では、中継基板43にお
いて、不良品のセルブロック12のゲートパッド16に
接触されるゲート接続用ピン45をゲート用導体49に
接続しないでエミッタ用導体50に接続するための具体
的構成を、次の通りの構成で実現した。
【0070】即ち、中継基板43に、複数のゲート接続
用ピン45がそれぞれ接続された複数の基板ゲートピン
52を設けると共に、複数の基板ゲートピン52とそれ
ぞれ対応するようにゲート用導体49に接続された複数
のゲート中継用ピン54を設け、更に、複数の基板ゲー
トピン52とそれぞれ対応するようにエミッタ用導体5
0に接続された複数のゲート短絡用ピン55を設けた。
【0071】そして、チップ1を検査するときに、中継
基板43において、良品のセルブロック12のゲートパ
ッド16に接触されたゲート接続用ピン45に接続され
た基板ゲートピン52と、この基板ゲートピン52に対
応するゲート中継用ピン54とを、第1の接続部材56
を装着することによって接続した。これと共に、不良品
のセルブロック12のゲートパッド16に接触されたゲ
ート接続用ピン45に接続された基板ゲートピン52
と、この基板ゲートピン52に対応するゲート短絡用ピ
ン55とを、第2の接続部材57を装着することによっ
て接続した。
【0072】この構成によれば、プローブ41の中継基
板43において、不良品のセルブロック12のゲートパ
ッド16に接触されるゲート接続用ピン45をゲート用
導体49に接続しないでエミッタ用導体50に接続する
構成を、簡単な構成にて容易に実現することができる。
また、第1の接続部材56または第2の接続部材57を
装着するだけであるから、上記した接続作業も簡単であ
る。更に、不良品のセルブロック12の配置位置が異な
るチップ1を検査する場合は、プローブ41の中継基板
43において、上記配置位置が異なる不良品のセルブロ
ック12のゲートパッド16に接触されるゲート接続用
ピン45に接続された基板ゲートピン52と、この基板
ゲートピン52に対応するゲート短絡用ピン55とを、
第2の接続部材57を装着することによって接続するよ
うに切り換えれば良い。この切換作業は、第1の接続部
材56及び第2の接続部材57を取り付けたり、取り外
したりするだけであるから、容易な作業である。
【0073】尚、上記実施例においては、中継基板43
において、不良品のセルブロック12のゲートパッド1
6に接触されるゲート接続用ピン45をゲート用導体4
9に接続しないでエミッタ用導体50に接続するに当た
って、中継基板43に基板ゲートピン52、ゲート中継
用ピン54、ゲート短絡用ピン55を設け、第1の接続
部材56及び第2の接続部材57の取り付け位置を適宜
設定することにより実現したが、これに限られるもので
はない。例えば、中継基板43に、セルブロック12の
ゲートパッド16に接触されたゲート接続用ピン45
を、ゲート用導体49に接続する第1の接続態様と、ゲ
ート用導体に49接続しないでエミッタ用導体50に接
続する第2の接続態様とを切り替える切替スイッチ(デ
ィップスイッチや半導体スイッチ等)を設けるように構
成しても良い。尚、この構成の場合、ディップスイッチ
の切換は手作業で実行すれば良く、半導体スイッチの切
換はチップ移載機により制御するように構成すれば良
い。
【0074】また、上記実施例においては、IGBTの
チップ1に、複数のセルブロック12の各エミッタ電極
10にそれぞれ接続された複数のエミッタパッド15を
設けるように構成したが、これに代えて、ゲート電極8
のみセルブロック別に独立とし、全セルブロック共通、
あるいは、複数のセルブロック毎に共通のエミッタパッ
ドを設けるように構成しても良い。また、Pベース層5
は、各セルブロック共通のシングルベースとしても良い
し、各セルブロック毎あるいは複数のセルブロック毎に
設定された島状ベースとしても良い。尚、島状ベースと
した場合、ゲートオフ時に隣合う島状ベースからn−ド
リフト層4側へ延びる空乏層が互いに連結するようにベ
ース間距離を設定すれば、耐圧に優れた構成となる。
【0075】また、上記実施例では、ゲートパッド16
と外部のゲート端子との接続、並びに、ゲートパッド1
6と外部のグランド端子との接続を、ワイヤボンディン
グにより行う構成としたが、これに限られるものではな
く、例えば半田接合や直接接合(圧着)等により行うよ
うに構成しても良い。
【0076】更に、上記実施例では、複数個のゲートパ
ッド16をIGBT1のチップの一辺部に並べて配置す
るように構成したが、これに限られるものではなく、複
数個のゲートパッド16の配置位置は、ゲートパッド1
6を外部のゲート端子に接続する接続形態に対応するよ
うに設計すれば良い。また、上記実施例では、nチャネ
ルタイプのIGBTに適用した例を示したが、勿論、p
チャネルタイプのものに適用しても良く、不良品のセル
ブロックのゲート電極8の電位もグランド電位に限ら
ず、各セルのチャネルが反転しない電位に固定できれば
良い。
【0077】更にまた、上記実施例においては、本発明
をIGBTに適用したが、これに限られるものではな
く、半導体基板の表面に電流制御用のゲート電極を備え
た絶縁ゲート型パワーIC、例えばMOSFETやMO
S型の電界効果素子に適用しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すプローブ及びIGBT
チップの斜視図
【図2】IGBTチップの製造工程、検査工程、仕分け
工程等を説明する図
【図3】不良品のセルブロックの配置位置を示すIGB
Tチップの平面図
【図4】IGBTチップの部分平面模式図
【図5】IGBTチップの縦断面模式図
【図6】IGBTチップのセルブロックの境界部分の縦
断面模式図
【図7】ゲートパッドとゲート端子またはグランド端子
とをワイヤボンディングにより接続した状態を示す図4
相当図
【図8】従来構成を示す図1相当図
【符号の説明】
1はチップ、2はp+基板(半導体基板)、6はトレン
チ、7はゲート絶縁膜、8はゲート電極、10はエミッ
タ電極、11はコレクタ電極、12はセルブロック、1
3は配線層、14は配線層、15はエミッタパッド、1
6はゲートパッド、17はゲート端子、18はボンディ
ングワイヤ、19はグランド端子、31は酸化膜、32
は層間絶縁膜、35はウエハ、37はトレイ、41はプ
ローブ、42はプローブ本体、43は中継基板、44は
接続ケーブル、45はゲート接続用ピン、46はエミッ
タ接続用ピン、47はコレクタ接続用ピン、48は取付
支持部、49はゲート用導体、50はエミッタ用導体、
51はコレクタ用導体、52は基板ゲートピン、53は
ワイヤ、54はゲート中継用ピン、55はゲート短絡用
ピン、56は第1の接続部材、57は第2の接続部材、
58はゲート用接続線、59はエミッタ用接続線、60
はコレクタ用接続線を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 29/78 653 H01L 29/78 655G 655 658L

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の表面に設けられた複数のセ
    ルブロックと、これらセルブロックにそれぞれ設けられ
    互いに独立する複数のゲート電極と、前記半導体基板に
    設けられ前記各ゲート電極にそれぞれ接続された複数の
    ゲートパッドとを備え、複数のセルブロックのうちの良
    品のセルブロックのゲートパッドを外部のゲート端子に
    接続すると共に、不良品のセルブロックのゲートパッド
    を外部のグランド端子または前記半導体基板に設けられ
    たエミッタ(ソース)パッドに接続して成る絶縁ゲート
    型パワーICを製造する方法において、 前記複数のセルブロックのうちの不良品のセルブロック
    の配置位置が同じものが集まるように前記絶縁ゲート型
    パワーICのチップを仮仕分けする仮仕分け工程と、 仮仕分けされたチップ群毎にチップ特性を検査する検査
    工程とを備え、 前記検査工程で使用する検査用のプローブは、複数のゲ
    ート接続用ピンと複数のエミッタ(ソース)接続用ピン
    と複数のコレクタ(ドレイン)接続用ピンを有するプロ
    ーブ本体と、このプローブ本体に取り付けられ前記複数
    のゲート接続用ピンを接続するためのゲート用導体と前
    記複数のエミッタ(ソース)接続用ピンを接続するため
    のエミッタ(ソース)用導体と前記複数のコレクタ(ド
    レイン)接続用ピンを接続するためのコレクタ(ドレイ
    ン)用導体を有する中継基板とを備えるように構成する
    と共に、前記中継基板において、不良品のセルブロック
    のゲートパッドに接触されるゲート接続用ピンを前記ゲ
    ート用導体に接続しないで前記エミッタ(ソース)用導
    体に接続できるように構成したことを特徴とする絶縁ゲ
    ート型パワーICの製造方法。
  2. 【請求項2】 半導体基板の表面に設けられた複数のセ
    ルブロックと、これらセルブロックにそれぞれ設けられ
    互いに独立する複数のゲート電極と、前記半導体基板に
    設けられ前記各ゲート電極にそれぞれ接続された複数の
    ゲートパッドとを備え、複数のセルブロックのうちの良
    品のセルブロックのゲートパッドを外部のゲート端子に
    接続すると共に、不良品のセルブロックのゲートパッド
    を外部のグランド端子または前記半導体基板に設けられ
    たエミッタ(ソース)パッドに接続して成る絶縁ゲート
    型パワーICを検査する方法において、 前記複数のセルブロックのうちの不良品のセルブロック
    の配置位置が同じものが集まるように前記絶縁ゲート型
    パワーICのチップを仮仕分けする仮仕分け工程と、 仮仕分けされたチップ群毎にチップ特性を検査する検査
    工程とを備え、 前記検査工程で使用する検査用のプローブは、複数のゲ
    ート接続用ピンと複数のエミッタ(ソース)接続用ピン
    と複数のコレクタ(ドレイン)接続用ピンを有するプロ
    ーブ本体と、このプローブ本体に取り付けられ前記複数
    のゲート接続用ピンを接続するためのゲート用導体と前
    記複数のエミッタ(ソース)接続用ピンを接続するため
    のエミッタ(ソース)用導体と前記複数のコレクタ(ド
    レイン)接続用ピンを接続するためのコレクタ(ドレイ
    ン)用導体を有する中継基板とを備えるように構成する
    と共に、前記中継基板において、不良品のセルブロック
    のゲートパッドに接触されるゲート接続用ピンを前記ゲ
    ート用導体に接続しないで前記エミッタ(ソース)用導
    体に接続できるように構成したことを特徴とする絶縁ゲ
    ート型パワーICの検査方法。
  3. 【請求項3】 半導体基板の表面に設けられた複数のセ
    ルブロックと、これらセルブロックにそれぞれ設けられ
    互いに独立する複数のゲート電極と、前記半導体基板に
    設けられ前記各ゲート電極にそれぞれ接続された複数の
    ゲートパッドとを備え、複数のセルブロックのうちの良
    品のセルブロックのゲートパッドを外部のゲート端子に
    接続すると共に、不良品のセルブロックのゲートパッド
    を外部のグランド端子または前記半導体基板に設けられ
    たエミッタ(ソース)パッドに接続して成る絶縁ゲート
    型パワーICの検査用のプローブは、 複数のゲート接続用ピンと複数のエミッタ(ソース)接
    続用ピンと複数のコレクタ(ドレイン)接続用ピンを有
    するプローブ本体と、 このプローブ本体に取り付けられ、前記複数のゲート接
    続用ピンを接続するためのゲート用導体と前記複数のエ
    ミッタ(ソース)接続用ピンを接続するためのエミッタ
    (ソース)用導体と前記複数のコレクタ(ドレイン)接
    続用ピンを接続するためのコレクタ(ドレイン)用導体
    を有する中継基板とを備えるように構成し、 前記中継基板において、不良品のセルブロックのゲート
    パッドに接触されるゲート接続用ピンを前記ゲート用導
    体に接続しないで前記エミッタ(ソース)用導体に接続
    できるように構成したことを特徴とする絶縁ゲート型パ
    ワーICの検査用のプローブ。
  4. 【請求項4】 前記中継基板に設けられ、前記複数のゲ
    ート接続用ピンがそれぞれ接続された複数の基板ゲート
    ピンと、 前記中継基板に前記複数の基板ゲートピンとそれぞれ対
    応するように設けられ、前記ゲート用導体に接続された
    複数のゲート中継用ピンと、 前記中継基板に前記複数の基板ゲートピンとそれぞれ対
    応するように設けられ、前記エミッタ(ソース)用導体
    に接続された複数のゲート短絡用ピンと、 良品のセルブロックのゲートパッドに接触されたゲート
    接続用ピンに接続された基板ゲートピンと、この基板ゲ
    ートピンに対応するゲート中継用ピンとを接続するもの
    であって着脱可能な第1の接続部材と、 不良品のセルブロックのゲートパッドに接触されたゲー
    ト接続用ピンに接続された基板ゲートピンと、この基板
    ゲートピンに対応するゲート短絡用ピンとを接続するも
    のであって着脱可能な第2の接続部材とを備えたことを
    特徴とする請求項3記載の絶縁ゲート型パワーICの検
    査用のプローブ。
  5. 【請求項5】 前記中継基板に、セルブロックのゲート
    パッドに接触されたゲート接続用ピンを、前記ゲート用
    導体に接続する第1の接続態様と、前記ゲート用導体に
    接続しないで前記エミッタ(ソース)用導体に接続する
    第2の接続態様とを切り替える切替スイッチを設けたこ
    とを特徴とする請求項3記載の絶縁ゲート型パワーIC
    の検査用のプローブ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008071916A (ja) * 2006-09-14 2008-03-27 Fuji Electric Device Technology Co Ltd 半導体装置の試験方法

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