JP2002106667A - トロイダル型無段変速機 - Google Patents

トロイダル型無段変速機

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JP2002106667A
JP2002106667A JP2000304420A JP2000304420A JP2002106667A JP 2002106667 A JP2002106667 A JP 2002106667A JP 2000304420 A JP2000304420 A JP 2000304420A JP 2000304420 A JP2000304420 A JP 2000304420A JP 2002106667 A JP2002106667 A JP 2002106667A
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Japan
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trunnion
variable transmission
continuously variable
shaft
disk
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Kazuo Oyama
和男 大山
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/04Features relating to lubrication or cooling or heating
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H15/00Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by friction between rotary members
    • F16H15/02Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by friction between rotary members without members having orbital motion
    • F16H15/04Gearings providing a continuous range of gear ratios
    • F16H15/06Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member A of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of a member B
    • F16H15/32Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member A of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of a member B in which the member B has a curved friction surface formed as a surface of a body of revolution generated by a curve which is neither a circular arc centered on its axis of revolution nor a straight line
    • F16H15/36Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member A of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of a member B in which the member B has a curved friction surface formed as a surface of a body of revolution generated by a curve which is neither a circular arc centered on its axis of revolution nor a straight line with concave friction surface, e.g. a hollow toroid surface
    • F16H15/38Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member A of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of a member B in which the member B has a curved friction surface formed as a surface of a body of revolution generated by a curve which is neither a circular arc centered on its axis of revolution nor a straight line with concave friction surface, e.g. a hollow toroid surface with two members B having hollow toroid surfaces opposite to each other, the member or members A being adjustably mounted between the surfaces

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造でトロイダル型無段変速機のトラ
ニオンの剛性を高める。 【解決手段】 トロイダル型無段変速機のトラニオン7
3は、トラニオン軸65上に相互に離間して配置された
一対のジャーナル部73a,73bと、トラニオン軸6
5から偏心するように配置されて両端が一対のジャーナ
ル部73a,73bの対向端部に一体に接続されたU字
状の偏心部73cと、偏心部73cに設けられて該偏心
部73cおよび一対のジャーナル部73a,73bの対
向端部に囲まれた空間にパワーローラ66を支持するピ
ボットシャフト87とを備える。トラニオン73の一対
のジャーナル部73a,73bの対向端部を補強部材9
6で連結し、トラニオン73の偏心部73cおよび補強
部材96でパワーローラ66を挟むことにより、入力デ
ィスクおよび出力ディスクからパワーローラ66を介し
て作用する荷重Fによるトラニオン73の変形を防止す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転軸に入力ディ
スクを相対回転不能に支持するとともに出力ディスクを
相対回転可能に支持し、トラニオンに回転可能に支持し
たパワーローラを入力ディスクおよび出力ディスクに当
接させてたトロイダル型無段変速機に関する。
【0002】
【従来の技術】かかるトロイダル型無段変速機では、パ
ワーローラが入力ディスクおよび出力ディスクに対して
スリップするのを防止すべく、トルクカム機構や油圧シ
リンダで入力ディスクおよび出力ディスクを相対向する
方向に付勢してパワーローラに押し付ける荷重を発生さ
せている。それに対して、図9に示すようにパワーロー
ラ01を支持するトラニオン02は、単気筒エンジンの
クランクシャフトに類似した形状、つまりトラニオン軸
L上に配置される一対のジャーナル部03,04と、両
ジャーナル部03,04を接続するU字状の偏心部05
とを備えた形状であり、しかも前記偏心部05にはパワ
ーローラ01を支持する軸孔05aが形成されているた
め、入力ディスクおよび出力ディスクから受ける荷重F
によって鎖線で示す状態に変形し、一方のジャーナル部
04の端部に設けられたピストン06がトラニオン軸L
に対して傾斜する場合がある。このようにしてトラニオ
ン02のピストン06が傾斜すると、シリンダとの間に
こじりが発生してトラニオン02をトラニオン軸L方向
にスムーズに駆動することができなくなる問題がある。
【0003】そこで特開平10−331938号公報に
記載されたものは、トラニオンのピストンと偏心部とに
挟まれた一方のジャーナル部の剛性を低下させ、その部
分を変形させてピストンの傾きを防止するようになって
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平10−331938号公報に記載されたものの如く
トラニオンのジャーナル部の剛性を低下させることはト
ラニオンの強度を確保するうえで好ましいことではな
く、しかもトラニオンの撓みはトロイダル型無段変速機
の変速応答性が低下する原因となり可能性がある。
【0005】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、簡単な構造でトロイダル型無段変速機のトラニオン
の剛性を高めることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載された発明によれば、回転軸に入力
ディスクを相対回転不能に支持するとともに出力ディス
クを相対回転可能に支持し、トラニオンに回転可能に支
持したパワーローラを入力ディスクおよび出力ディスク
に当接させてなり、トラニオンは、トラニオン軸上に相
互に離間して配置された一対のジャーナル部と、トラニ
オン軸から偏心するように配置されて両端が一対のジャ
ーナル部の対向端部に一体に接続されたU字状の偏心部
と、偏心部に設けられて該偏心部および一対のジャーナ
ル部の対向端部に囲まれた空間にパワーローラを支持す
るピボットシャフトとを備え、トラニオンをトラニオン
軸方向に移動させて該トラニオン軸回りに回転させるこ
とにより、パワーローラが入力ディスクおよび出力ディ
スクに当接する位置を変化させて変速を行うトロイダル
型無段変速機において、トラニオンの一対のジャーナル
部の対向端部を補強部材で連結し、トラニオンの偏心部
および補強部材でパワーローラを挟むように構成したこ
とを特徴とするトロイダル型無段変速機が提案される。
【0007】上記構成によれば、トラニオンの偏心部の
両端に連なる一対のジャーナル部の対向端部を補強部材
で連結して剛性を高めたので、入力ディスクおよび出力
ディスクからパワーローラを介してトラニオンの偏心部
に荷重が作用しても、その荷重によるトラニオンの変形
を最小限に抑えることができる。これにより、トラニオ
ンの支持部や駆動部にこじりが発生するのを防止し、変
速のためのトラニオンのトラニオン軸方向の移動および
トラニオン軸回りの回動をスムーズに行わせることがで
きる。
【0008】また請求項2に記載された発明によれば、
請求項1の構成に加えて、入力ディスクおよび出力ディ
スクとパワーローラとの当接部を潤滑する潤滑油を供給
する油路を補強部材に形成したことを特徴とするトロイ
ダル型無段変速機が提案される。
【0009】上記構成によれば、補強部材に形成した油
路を介して供給される潤滑油で入力ディスクおよび出力
ディスクとパワーローラとの当接部を潤滑するので、入
力ディスク、出力ディスクおよびパワーローラの耐久性
を高めることができる。
【0010】尚、実施例の入力軸13は本発明の回転軸
に対応する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0012】図1〜図8は本発明の一実施例を示すもの
で、図1は無段変速装置のスケルトン図、図2は図3〜
図5のレイアウトを示すマップ、図3は図2のA部拡大
図、図4は図2のB部拡大図、図5は図2のC部拡大
図、図6は図3の6−6線断面図、図7は図6の要部拡
大図、図8は図7の8方向矢視図である。
【0013】図1および図3〜図5に示すように、自動
車用の無段変速装置はトロイダル型無段変速機Tと、シ
ングルピニオン式の遊星歯車機構Pと、湿式多板クラッ
チよりなる前進発進クラッチC1(以下、第1クラッチ
C1という)と、湿式多板クラッチよりなる後進発進ク
ラッチ兼トルクスプリットクラッチC2(以下、第2ク
ラッチC2という)とを備える。エンジンEのクランク
シャフト11はダンパー12を介してトロイダル型無段
変速機Tの入力軸13に接続される。トロイダル型無段
変速機Tの入力軸13に対して第1軸14、第2軸15
および第3軸16が平行に配置されており、第1クラッ
チC1は第3軸16の左端に設けられ、第2クラッチC
2は第2軸15の右端に設けられる。トロイダル型無段
変速機Tの入力軸13に固設したドライブスプロケット
17と第2軸15の右端に相対回転自在に支持したドリ
ブンスプロケット18とが無端チェーン19で接続され
ており、従って第2軸15上のドリブンスプロケット1
8と、このドリブンスプロケット18と一体の第2クラ
ッチC2のクラッチアウター20とは、エンジンEの運
転中に常時回転する。
【0014】ボールベアリング21およびローラベアリ
ング22でケーシングに支持された第1軸14にはダブ
ルヘリカルギヤ23および第1ヘリカルギヤ24が固設
されており、ダブルヘリカルギヤ23は、同じくダブル
ヘリカルギヤで構成されたトロイダル型無段変速機Tの
アウトプットギヤ25に噛合し、第1ヘリカルギヤ24
は第3軸16に相対回転自在に嵌合するスリーブ26に
固設した第2ヘリカルギヤ27に噛合する。ボールベア
リング28およびローラベアリング29でケーシング支
持された第2軸15に相対回転自在に嵌合するスリーブ
30に第3ヘリカルギヤ31が固設されており、この第
3ヘリカルギヤ31は第3軸16のスリーブ26の外周
に相対回転自在に嵌合するスリーブ32に固設した第4
ヘリカルギヤ33に噛合する。また第2軸15に第5ヘ
リカルギヤ34が相対回転自在に支持されており、この
第5ヘリカルギヤ34は第3軸16に固設した第6ヘリ
カルギヤ35に第7ヘリカルギヤ36を介して噛合す
る。第7ヘリカルギヤ36はリバースアイドルギヤであ
って、図4には図示が省略されている。スリーブ30
(つまり第3ヘリカルギヤ31)および第5ヘリカルギ
ヤ34は、シフターSによって第2軸15に選択的に結
合可能である。第2軸15には第2クラッチC2のクラ
ッチインナー38が固設されており、従って第2クラッ
チC2を締結するとドリブンスプロケット18が第2軸
15に結合される。
【0015】第3軸16に設けられた遊星歯車機構P
は、スリーブ26に固設したサンギヤ39と、リングギ
ヤ40と、スリーブ32に固設したキャリヤ41に複数
のピニオンシャフト42…を介して回転自在に支持され
て前記サンギヤ39およびリングギヤ40に噛合する複
数のピニオン43…とから構成される。第1クラッチC
1は遊星歯車機構Pのリングギヤ40および第3軸16
と一体のクラッチアウター44と、サンギヤ39および
スリーブ26と一体のクラッチインナー45とを備えて
いる。従って、第1クラッチC1を締結すると遊星歯車
機構Pがロック状態になり、リングギヤ40に連なる第
3軸16と、サンギヤ39に連なるスリーブ26と、キ
ャリヤ41に連なるスリーブ32とが一体化される。第
3軸16の右端に固設したファイナルドライブギヤ46
がディファレンシャルギヤ47に設けたファイナルドリ
ブンギヤ48に噛合する。第3軸16はスリーブ32の
外周に設けたボールベアリング49と、該第3軸16の
外周に設けたボールベアリング50とによってケーシン
グに支持される。
【0016】次に、トロイダル型無段変速機Tの構造を
説明する。
【0017】エンジンEのクランクシャフト11にダン
パー12を介して接続されたトロイダル型無段変速機T
の入力軸13には、実質的に同一構造の第1無段変速機
構61aおよび第2無段変速機構61bが支持される。
第1無段変速機構61aは、入力軸13に固定された概
略コーン状の入力ディスク62と、入力軸13に相対回
転自在に支持された概略コーン状の出力ディスク63
と、ローラ軸64回りに回転自在に支持されるとともに
トラニオン軸65,65回りに傾転自在に支持されて前
記入力ディスク62および出力ディスク63に当接可能
な一対のパワーローラ66,66とを備える。トロイダ
ル曲面からなる入力ディスク62および出力ディスク6
3の対向面間にはパワーローラ66,66を収納するキ
ャビティが形成されており、パワーローラ66,66が
トラニオン軸65,65回りに傾転すると、入力ディス
ク62および出力ディスク63に対するパワーローラ6
6,66の接触点が変化する。
【0018】第2無段変速機構61bは、アウトプット
ギヤ25を挟んで前記第1無段変速機構61aと実質的
に面対称に配置される。
【0019】而して、パワーローラ66,66が矢印a
方向に傾転すると、入力ディスク62との接触点が入力
軸13に対して半径方向外側に移動するとともに、出力
ディスク63との接触点が入力軸13に対して半径方向
内側に移動するため、入力ディスク62の回転が増速し
て出力ディスク63に伝達され、トロイダル型無段変速
機Tのレシオが連続的にOD側に変化する。一方、パワ
ーローラ66,66が矢印b方向に傾転すると、入力デ
ィスク62との接触点が入力軸13に対して半径方向内
側に移動するとともに、出力ディスク63との接触点が
入力軸13に対して半径方向外側に移動するため、入力
ディスク62の回転が減速して出力ディスク63に伝達
され、トロイダル型無段変速機Tのレシオが連続的にL
OW側に変化する。
【0020】次に、図3および図6〜図8を参照しなが
らトロイダル型無段変速機Tの構造を更に説明する。
【0021】第1無段変速機構61aの入力ディスク6
2は、一対のローラベアリング67,68でケーシング
に支持された入力軸13に一体と形成される。入力軸1
3はローラベアリング67,68で支持されているた
め、ケーシングに対して軸方向に拘束されていない。第
1、第2無段変速機構61a,61bの出力ディスク6
3,63はピン37を介して一体に結合されており、そ
れらの出力ディスク63,63は入力軸13にニードル
ベアリング69,69を介して相対回転可能かつ軸方向
摺動可能に支持される。一対の出力ディスク63,63
の外周に形成されたアウトプットギヤ25は歯溝の形状
が山型のダブルヘリカルギヤから構成されており、この
アウトプットギヤ25は第1軸14上のダブルヘリカル
ギヤ23に噛合する。左端がケーシングにボールベアリ
ング21で支持された第1軸13は軸方向に移動不能に
拘束されているため、第1軸13と一体のダブルヘリカ
ルギヤ23に噛合するアウトプットギヤ25は入力軸1
3の軸方向に位置決めされる。
【0022】第2無段変速機構61bの入力ディスク6
2は、入力軸13にローラスプライン70を介して相対
回転不能かつ軸方向摺動可能に支持される。入力軸13
の左端にシリンダ71が同軸に設けられており、このシ
リンダ71の内部に摺動自在に嵌合する第2無段変速機
構61bの入力ディスク62との間に油室72が形成さ
れる。従って、油室72に油圧を供給すると、第2無段
変速機構61bの入力ディスク62と、第1、第2無段
変速機構61a,61bの出力ディスク63,63と
が、第1無段変速機構61aの入力ディスク62に向け
て押圧され、入力ディスク62,62および出力ディス
ク63,63とパワーローラ66…との間のスリップを
抑制する荷重を発生させることができる。
【0023】一対のパワーローラ66,66を支持する
左右のトラニオン73,73が入力軸13を挟むように
配置される。各々のトラニオン73は単気筒エンジンの
クランクシャフトに類似した形状を有するもので、トラ
ニオン軸65上に配置されて相互に離間した一対のジャ
ーナル部73a,73bと、両ジャーナル部73a,7
3bの対向端部間を一体に結合するU字状の偏心部73
cとを備える。油圧制御ブロック74に設けられた一対
のアクチュエータ75,75は、トラニオン73,73
の下側のジャーナル部73b,73bに結合されたピス
トンロッド76,76と、油圧制御ブロック74に形成
されたシリンダ77,77と、このシリンダ77,77
に摺動自在に嵌合してピストンロッド77,77に固定
されたピストン78,78と、ピストン78,78の上
側に区画された上部油室79,79と、ピストン78,
78の下側に区画された下部油室80,80とから構成
される。
【0024】各々のトラニオン73のジャーナル部73
a,73bおよびピストンロッド76はトラニオン軸6
5と同軸上に配置されており、従ってトラニオン73お
よびピストンロッド76はジャーナル部73a,73b
を支軸としてトラニオン軸65回りに傾転可能である。
また一方の油圧アクチュエータ75の下部油室80に油
圧が供給されると、他方の油圧アクチュエータ75の上
部油室79に油圧が供給される。従って、左右のピスト
ンロッド76,76は相互に逆方向に駆動され、左右の
トラニオン73,73は、その一方がトラニオン軸65
に沿って上動すると、その他方がトラニオン軸65に沿
って下動する。その結果、パワーローラ66,66がト
ラニオン73,73と共にトラニオン軸65,65回り
に回転し、入力ディスク62および出力ディスク63と
の当接部の位置が移動してトロイダル型無段変速機Tの
レシオが連続的に変化する。
【0025】トロイダル型無段変速機Tの合計4本のト
ラニオン73…の上下動を確実に同期させるべく、それ
らの上端間および下端間がそれぞれアッパーヨーク81
およびロアヨーク82で接続される。即ち、アッパーヨ
ーク81の左右両端部がトラニオン73…の上端部に球
面継ぎ手84…を介して揺動自在かつ回動自在に枢支さ
れ、またロアヨーク82の左右両端部がトラニオン73
…の下端部に球面継ぎ手86…を介して揺動自在かつ回
動自在に枢支される。
【0026】トラニオン73,73にパワーローラ6
6,66を支持するピボットシャフト87,87は、ト
ラニオン73,73の偏心部73c,73cに形成した
盲孔状の軸孔73d,73dにニードルベアリング8
8,88を介して回転自在に支持されたトラニオン支持
部89,89と、パワーローラ66,66をニードルベ
アリング90,90を介して回転自在に支持するパワー
ローラ支持部91,91とを備えており、一方のピボッ
トシャフト87はパワーローラ支持部91に対してトラ
ニオン支持部89が下方に偏心しており、他方のピボッ
トシャフト87はパワーローラ支持部91に対してトラ
ニオン支持部89が上方に偏心している。
【0027】ピボットシャフト87,87のトラニオン
支持部91,91には円板状のスラスト支持部材93,
93が固定されており、スラスト支持部材93,93と
パワーローラ66,66との間にボールベアリング9
2,92が配置され、スラスト支持部材93,93とト
ラニオン73,73の偏心部73c,73cとの間にス
ラストベアリング95,95が配置される。これによ
り、入力ディスク62および出力ディスク63からパワ
ーローラ66,66が受ける荷重をトラニオン73,7
3の偏心部73c,73cに伝達しながら、ピボットシ
ャフト87,87に対するパワーローラ66,66のス
ムーズな回転と、トラニオン73,73の偏心部73
c,73cに対するスラスト支持部材93,93のスム
ーズな回転とを可能にしている。
【0028】各々のトラニオン73の上下のジャーナル
部73a,73bの対向端部間が補強部材96によって
連結される。即ち、補強部材96は上下の段部96a,
96bを備えており、それらの段部96a,96bをト
ラニオン73のジャーナル部73a,73bの対向端部
間に装着した後、両端の固定部96c,96dを貫通す
るボルト97,97でジャーナル部73a,73bに締
結される。トラニオン73に補強部材96を取り付けた
状態で、パワーローラ66,66のピボットシャフト8
7方向の両側面が、トラニオン73の偏心部73cと補
強部材96とによって挟まれる。補強部材96はピボッ
トシャフト87のパワーローラ支持部91の軸端に対向
するため、クリップ等の特別の抜け止め部材を設けるこ
となく、トラニオン73の偏心部73cの軸孔73dか
らのピボットシャフト87の脱落と、ピボットシャフト
87からのパワーローラ66の脱落とを防止することが
できる。
【0029】各々のピストンロッド76およびトラニオ
ン73には油路P1〜P8が形成されており、油路P5
および油路P6はピボットシャフト87を支持するニー
ドルベアリング88の内部を通して連通する。油路P3
の一端はロアヨーク82を支持する球面継ぎ手86の内
周のベアリング部に開口し、油路P5の一端は前記球面
継ぎ手86の外周の摺動面に開口し、油路P6の一端は
アッパーヨーク81を支持する球面継ぎ手84の外周の
摺動面に開口し、油路P7の一端は前記球面継ぎ手84
の内周のベアリング部に開口する。また油路P5および
油路P6から分岐した油路P9〜P14によってスラス
トベアリング95,ボールベアリング92およびニード
ルベアリング90が潤滑される。
【0030】またトラニオン76のジャーナル部76
a,76bに形成された油路P4,P8は補強部材96
に形成された一対の油路P15,P16に連通してお
り、これら一対の油路P15,P16はパワーローラ6
6の表面に向かって開口する。従って、油路P15,P
16から供給される潤滑油によりパワーローラ66を充
分に潤滑することが可能となり、しかも油路P15,P
16はパワーローラ66の表面に近接した位置に開口す
るため、潤滑油が飛散するのを防止して潤滑効果を高め
ることができる。
【0031】入力ディスク62および出力ディスク63
を潤滑すべく、可撓性を有する潤滑油パイプ98の先端
の閉塞部がアッパーヨーク81に固定され、基端の開口
部がロアヨーク82を貫通して油圧制御ブロック74内
の油路99に接続される。潤滑油パイプ98の中間部に
入力軸13との干渉を回避するための湾曲部98aが形
成されており、この湾曲部98aの上下両側に入力ディ
スク62および出力ディスク63に向けて潤滑油を噴出
する合計4個の潤滑油噴出口98b…が形成される。従
って、潤滑油パイプ98の基端側から供給された潤滑油
は潤滑油噴出口98b…から噴出し、入力ディスク62
および出力ディスク63の表面を効果的に潤滑すること
ができる。
【0032】次に、上記構成を備えたトロイダル型無段
変速機Tの変速作用を説明する。
【0033】先ず、前進走行時の変速作用について説明
する。
【0034】前進走行時には、シフターSは前進側(図
1の矢印F方向)に切り替えられており、先ずトロイダ
ル型無段変速機TをLOWレシオの状態にして車両を発
進させ、そこからODレシオに達するまで車両を加速す
る。この走行モードをダイレクトモードという。ダイレ
クトモードでは、第2クラッチC2を非締結状態に保持
したまま、第1クラッチC1だけを締結する。即ち、図
1および図4において、第1クラッチC1を締結する
と、リングギヤ40およびサンギヤ39が一体化されて
遊星歯車機構Pがロック状態になるため、エンジンEの
トルクはトロイダル型無段変速機Tおよび第1クラッチ
C1を経て駆動輪W,Wに伝達されることになる。具体
的には、エンジンEのトルクは、クランクシャフト11
→ダンパー12→トロイダル型無段変速機Tの入力軸1
3→トロイダル型無段変速機Tのアウトプットギヤ25
→ダブルヘリカルギヤ23→第1ヘリカルギヤ24→第
2ヘリカルギヤ27→スリーブ26→第1クラッチC1
→第3軸16→ファイナルドライブギヤ46→ファイナ
ルドリブンギヤ48→ディファレンシャルギヤ47→駆
動輪W,Wの経路で伝達され、車両を前進走行させる。
【0035】その間、遊星歯車機構Pのキャリヤ41の
回転はスリーブ32→第4ヘリカルギヤ33→第3ヘリ
カルギヤ31→スリーブ30→シフターS→第2軸15
→第2クラッチC2のクラッチインナー38に伝達され
るが、第2クラッチC2は非締結状態にあるため、入力
軸13にドライブスプロケット17、無端チェーン19
およびドリブンスプロケット18を介して接続された第
2クラッチC2のクラッチアウター20との間で干渉が
生じることはない。
【0036】而して、第1クラッチC1の完全締結後
は、トロイダル型無段変速機TのレシオをLOWからO
Dへと変化させながら車両を加速する。その間のレシオ
幅は、トロイダル型無段変速機TのLOWレシオ(2.
415)およびODレシオ(0.415)の比である
5.8となる。
【0037】トロイダル型無段変速機TがODレシオに
達すると、それまで締結状態にあった第1クラッチC1
を締結解除するとともに、それまで非締結状態にあった
第2クラッチC2を締結し、更にトロイダル型無段変速
機TのレシオをODからLOWに変化させる。これによ
り、無段変速装置全体のレシオを、トロイダル型無段変
速機T単独の最高レシオであるODレシオよりも更に高
レシオ側に変化させ、ダイレクトモードのレシオ幅5.
8を8.7まで拡大することができる。この走行モード
をトルクスプリットモードという。
【0038】このトルクスプリットモードでは、エンジ
ンEのトルクは、クランクシャフト11→ダンパー12
→トロイダル型無段変速機Tの入力軸13→ドライブス
プロケット17→無端チェーン19→ドリブンスプロケ
ット18→第2クラッチC2のクラッチアウター20→
第2クラッチC2のクラッチインナー38→第2軸15
→シフターS→スリーブ30→第3ヘリカルギヤ31→
第4ヘリカルギヤ33→スリーブ32の経路を経て遊星
歯車機構Pのキャリヤ41に伝達される。遊星歯車機構
Pのキャリヤ41のトルクの大部分はリングギヤ40→
第1クラッチC1のクラッチアウター44→第3軸16
→ファイナルドライブギヤ46→ファイナルドリブンギ
ヤ48→ディファレンシャルギヤ47→駆動輪W,Wの
経路で伝達され、車両を前進走行させる。また遊星歯車
機構Pのキャリヤ41のトルクの一部分は、遊星歯車機
構Pのサンギヤ39→スリーブ26→第2ヘリカルギヤ
27→第1ヘリカルギヤ24→ダブルヘリカルギヤ23
→アウトプットギヤ25を経てトロイダル型無段変速機
Tの入力軸13に逆伝達され、そこから第2クラッチC
2を通る前記経路を経て駆動輪W,Wに伝達される。
【0039】このトルクスプリットモードでトロイダル
型無段変速機TをODレシオ側からLOWレシオ側に変
速していくと、無段変速装置全体のレシオは更に高レシ
オ側に変化する。その理由は、トロイダル型無段変速機
TがLOWレシオになってアウトプットギヤ25の回転
数が減少すると、そのアウトプットギヤ25に接続され
た遊星歯車機構Pのサンギヤ39の回転数が低くなるた
め、それに応じて駆動輪W,Wに接続された遊星歯車機
構Pのリングギヤ40の回転数が高くなるためである。
【0040】次に、後進走行時の変速作用について説明
する。
【0041】後進走行時には、トロイダル型無段変速機
TをLOWレシオの状態にして車両を発進させる。この
とき、第1クラッチC1は非締結状態に保持したまま、
第2クラッチC2だけを締結する。即ち、図1および図
4において、第2クラッチC2を締結すると、エンジン
Eのトルクは、クランクシャフト11→ダンパー12→
トロイダル型無段変速機Tの入力軸13→ドライブスプ
ロケット17→無端チェーン19→ドリブンスプロケッ
ト18→第2クラッチC2→第2軸15→シフターS→
第5ヘリカルギヤ34→第7ヘリカルギヤ36→第6ヘ
リカルギヤ35→第3軸16→ファイナルドライブギヤ
46→ファイナルドリブンギヤ48→ディファレンシャ
ルギヤ47→駆動輪W,Wの経路で伝達され、車両を後
進走行させる。その間、トロイダル型無段変速機Tのア
ウトプットギヤ25の回転は遊星歯車機構Pのサンギヤ
39に入力され、キャリヤ41から出力されて第2軸1
5のスリーブ30に伝達されるが、シフターSが後進側
に切り替わっているために第2軸15の回転と干渉する
ことはない。
【0042】ところで、トロイダル型無段変速機Tの運
転中にシリンダ71内の油室72に高圧の作動油が供給
されると、入力軸13に対して摺動可能な左側の入力デ
ィスク62が右方向に付勢される。前記左側の入力ディ
スク62の付勢力は、左側のパワーローラ66,66
と、入力軸13に対して軸方向に摺動可能な中央の出力
ディスク63,63と、右側のパワーローラ66,66
とを介して、入力軸13と一体に形成された右側の入力
ディスク62に伝達される。その結果、右側の第1無段
変速機構61aのパワーローラ66,66は右側の入力
ディスク62および出力ディスク63間に強く挟まれ、
また左側の第2無段変速機構61bのパワーローラ6
6,66は左側の入力ディスク62および出力ディスク
63間に強く挟まれ、スリップを起こすことなくトルク
を伝達する。
【0043】このとき、入力軸13はケーシングにロー
ラベアリング67,68で軸方向に移動可能に支持され
ており、しかも左側の入力ディスク62および中央の出
力ディスク63,63は何れも入力軸13に対して軸方
向に摺動可能であるため、右側の第1無段変速機構61
aのパワーローラ66,66および左側の第2無段変速
機構61bのパワーローラ66,66は等しい荷重で挟
圧され、第1無段変速機構61aおよび第2無段変速機
構61bの変速特性が均一になるだけでなく、シリンダ
71の荷重が入力軸13からケーシングにスラスト力と
して伝達されるのを防止することができる。
【0044】また中央の出力ディスク63,63に一体
に形成されたダブルヘリカルギヤよりなるアウトプット
ギヤ25が第1軸14のダブルヘリカルギヤ23に噛合
しており、かつ第1軸14はボールベアリング21でケ
ーシングに軸方向に位置決めされているので、入力軸1
3は出力ディスク63,63、アウトプットギヤ25、
ダブルヘリカルギヤ23、第1軸14およびボールベア
リング21を介して間接的にケーシングに軸方向に位置
決めされて妄動が防止される。
【0045】更に、入力軸13が軸方向に拘束されてい
ないので、シリンダ71からの荷重が作用してもアウト
プットギヤ25およびダブルヘリカルギヤ23の噛合部
がずれることがなく、前記噛合部に不均一なスラスト力
が発生することが防止される。従って、前記スラスト力
で第1無段変速機構61aおよび第2無段変速機構61
bのパワーローラ66,66の荷重に差が発生すること
が防止され、両無段変速機構61a,61bの変速特性
が均一に保持される。
【0046】前述したように、第1、第2無段変速機構
61a,61bのパワーローラ66…が入力ディスク6
2,62および出力ディスク63,63によって挟圧さ
れると、パワーローラ66に図7に矢印Fで示す荷重が
作用してトラニオン73を変形させようとする。しかし
ながら、トラニオン73の最も剛性が低い偏心部73c
を架橋するように補強部材76が固定されているため、
トラニオン73の変形を最小限に抑えることが可能とな
り、トラニオン73の下側のジャーナル部73bにピス
トンロッド76を介して設けられピストン78のこじり
を防止してトラニオン73のスムーズな作動を保証する
ことができる。
【0047】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
【0048】例えば、実施例ではダブルキャビティ・ト
ロイダル型無段変速機Tを例示したが、本発明はシング
ルキャビティ・トロイダル型無段変速機に対しても適用
することができる。また補強部材96,96をトラニオ
ン73,73のジャーナル部73a,73bの対向端部
間に圧入すれば、無負荷時にトラニオン73,73を負
荷時と逆方向に変形させることができる。これにより、
負荷時におけるトラニオン73,73の変形を一層効果
的に抑制することができる。
【0049】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載された発明
によれば、トラニオンの偏心部の両端に連なる一対のジ
ャーナル部の対向端部を補強部材で連結して剛性を高め
たので、入力ディスクおよび出力ディスクからパワーロ
ーラを介してトラニオンの偏心部に荷重が作用しても、
その荷重によるトラニオンの変形を最小限に抑えること
ができる。これにより、トラニオンの支持部や駆動部に
こじりが発生するのを防止し、変速のためのトラニオン
のトラニオン軸方向の移動およびトラニオン軸回りの回
動をスムーズに行わせることができる。
【0050】また請求項2に記載された発明によれば、
補強部材に形成した油路を介して供給される潤滑油で入
力ディスクおよび出力ディスクとパワーローラとの当接
部を潤滑するので、入力ディスク、出力ディスクおよび
パワーローラの耐久性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】無段変速装置のスケルトン図
【図2】図3〜図5のレイアウトを示すマップ
【図3】図2のA部拡大図
【図4】図2のB部拡大図
【図5】図2のC部拡大図
【図6】図3の6−6線断面図
【図7】図6の要部拡大図
【図8】図7の8方向矢視図
【図9】従来のトラニオンの変形を説明する図
【符号の説明】
13 入力軸(回転軸) 62 入力ディスク 63 出力ディスク 66 パワーローラ 73 トラニオン 73a ジャーナル部 73b ジャーナル部 73c 偏心部 87 ピボットシャフト 96 補強部材 P15 油路 P16 油路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸(13)に入力ディスク(62)
    を相対回転不能に支持するとともに出力ディスク(6
    3)を相対回転可能に支持し、トラニオン(73)に回
    転可能に支持したパワーローラ(66)を入力ディスク
    (62)および出力ディスク(63)に当接させてな
    り、 トラニオン(73)は、トラニオン軸(65)上に相互
    に離間して配置された一対のジャーナル部(73a,7
    3b)と、トラニオン軸(65)から偏心するように配
    置されて両端が一対のジャーナル部(73a,73b)
    の対向端部に一体に接続されたU字状の偏心部(73
    c)と、偏心部(73c)に設けられて該偏心部(73
    c)および一対のジャーナル部(73a,73b)の対
    向端部に囲まれた空間にパワーローラ(66)を支持す
    るピボットシャフト(87)とを備え、 トラニオン(73)をトラニオン軸(65)方向に移動
    させて該トラニオン軸(65)回りに回転させることに
    より、パワーローラ(66)が入力ディスク(62)お
    よび出力ディスク(63)に当接する位置を変化させて
    変速を行うトロイダル型無段変速機において、 トラニオン(73)の一対のジャーナル部(73a,7
    3b)の対向端部を補強部材(96)で連結し、トラニ
    オン(73)の偏心部(73c)および補強部材(9
    6)でパワーローラ(66)を挟むように構成したこと
    を特徴とするトロイダル型無段変速機。
  2. 【請求項2】 入力ディスク(62)および出力ディス
    ク(63)とパワーローラ(66)との当接部を潤滑す
    る潤滑油を供給する油路(P15,P16)を補強部材
    (96)に形成したことを特徴とする、請求項1に記載
    のトロイダル型無段変速機。
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