JP2002101189A - 携帯電話機 - Google Patents

携帯電話機

Info

Publication number
JP2002101189A
JP2002101189A JP2000286609A JP2000286609A JP2002101189A JP 2002101189 A JP2002101189 A JP 2002101189A JP 2000286609 A JP2000286609 A JP 2000286609A JP 2000286609 A JP2000286609 A JP 2000286609A JP 2002101189 A JP2002101189 A JP 2002101189A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
call
incoming calls
incoming
mode
setting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000286609A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002101189A5 (ja
Inventor
Tokuji Yoneyama
篤司 米山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Kokusai Electric Inc
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Kokusai Electric Inc filed Critical Hitachi Kokusai Electric Inc
Priority to JP2000286609A priority Critical patent/JP2002101189A/ja
Publication of JP2002101189A publication Critical patent/JP2002101189A/ja
Publication of JP2002101189A5 publication Critical patent/JP2002101189A5/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 紛失した携帯電話機を他電話機から発呼禁止
モードとし、かつ登録されたプライベート情報を表示し
ないようにする。 【解決手段】 設定時間内に同一電話機から設定時間内
に設定回数の着信があったとき(ステップ113でYe
s)、メモリダイヤル等の情報表示機能を停止し(ステ
ップ118)、発呼禁止とする(ステップ120又は1
21)。着信回数のカウントは、着信方式が「連続」に
設定されているときは1つでも途中で他機からの着信が
あると、カウント数を1にリセットし、「通常」に設定
されているときはカウント中の他機からの着信は無視す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機に係わ
り、とくに置き忘れ時の対策を備えた携帯電話機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機をどこかに置き忘れると、金
品等の置き忘れと同様に容易には探し出せず、また拾っ
た人も所有者がわからず返すのが難しい。場合によって
は拾った人がそのまま携帯電話機を使用することもあ
り、多大な料金を支払うことにもなる。これはとくに携
帯電話機が盗難に会ったときに起こり易い。このような
問題への対策をもつ携帯電話機として予め設定した暗証
番号を入力したのちでなければ発呼できないようにした
ものがある。しかしこれでは発呼の度に暗証番号入力を
必要とし、操作がわずらわしい。
【0003】また、特開平9−312687号に「防犯
機能付き携帯電話機」が開示されている。この携帯電話
機を紛失したときは、その所有者が他の電話機から紛失
した携帯電話機へ発呼する。この発呼を着信した紛失携
帯電話機では、誰かに拾われてもその人がオフフックし
て応答すれば通常の接続が行われて通話状態になるが、
応答がなければ発呼の停止とともに着信動作も停止され
る。このような着信回数をカウントする回路を備えてお
き、そのカウント数が所定値を越えると携帯電話機を回
線に接続し、接続したことを確認音により発呼側の所有
者に伝える。所有者はこの確認音を受けると次に予め設
定された暗証番号を入力して携帯電話機へ送信する。携
帯電話機側ではこれを受信して、設定された暗証番号と
の一致を確認すると当該携帯電話機の動作モードを切替
え、再びモード切替えを行ったことを確認音により、発
呼側に伝える。これを確認した所有者は自分の使ってい
る電話機をオンフックして操作を終える。ここで、この
操作により切替えられる動作モードは通常の通話を行う
通話モードと、発呼を不可とする受信専用の防犯モード
であり、上記操作が行われる度にモードが入れ替わる。
このようにしてユーザは携帯電話機の紛失、盗難などに
気付いたときに、近くの電話機から上述した操作を行っ
てその携帯電話機を防犯モードとすることができ、不正
使用による通話料金の登算を防ぐことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した特開平9−3
12687号の技術では、動作モード切替えを行うごと
に暗証番号の入力を必要とする。このためにはユーザは
暗証番号を記憶しているかそれを記録したメモ等をもっ
ていないと操作できない。ところが、紛失/盗難等に気
付いたときは、なるべく早くモード切替操作をして不正
使用を防止するのが好ましいが、その気付いたときに暗
証番号を記憶していなくてメモも所持していないと、メ
モのおいてある自宅や会社へ行ってからでないと操作で
きない。また、モード切替のためには複数回の発呼によ
り当該携帯電話機を回線接続するので、接続後の操作時
間は通話料金がかかり、これは防犯モードを解除すると
きにも同じであって、端末のみの操作ではできない問題
もある。さらに拾った人に持主の連絡先等を知らせる機
能は考慮されていなかった。
【0005】本発明の目的は、置き忘れモードへの移行
操作が容易でかつそのために何回も回線接続を行わなく
てもその操作が可能な携帯電話機を提供することにあ
り、また置き忘れモード移行時にプライベート情報が漏
れないようにしたことにあり、また、置き忘れモード下
で相手発呼者にその旨を知らせることにした携帯電話機
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、着信時間及び
着信回数を設定する第1の手段と、この設定された着信
時間の間のオフフックをしない着信回数を監視し、着信
回数が上記設定着信回数の値になったか否かを監視する
監視手段と、設定着信回数になったときに発呼禁止モー
ドとし、この発呼禁止モード下で発呼禁止操作を行う発
呼禁止手段と、を備える携帯電話機を開示する。
【0007】更に本発明は、着信時間及び着信回数を設
定する第1の手段と、発呼禁止モード下での発呼禁止機
能を設定する第2の手段と、上記設定された着信時間の
間のオフフックをしない着信回数を監視し、着信回数が
上記設定着信回数の値になったか否かを監視する監視手
段と、設定着信回数になったときに発呼禁止モードと
し、上記設定された発呼禁止機能に従って発呼停止操作
を行う発呼禁止手段と、を備える携帯電話機を開示す
る。
【0008】更に本発明は、着信時間及び着信回数を設
定する第1の手段と、発呼禁止モード下での発呼禁止機
能を設定する第2の手段と、置き忘れメッセージを設定
する第3の手段と、上記設定された着信時間の間のオフ
フックをしない着信回数を監視し、着信回数が上記設定
着信回数の値になったか否かを監視する監視手段と、設
定着信回数になったときに上記第3の手段で設定した置
き忘れメッセージを表示画面に表示させる手段と、設定
着信回数になったときに発呼禁止モードとし、上記設定
された発呼禁止機能に従って発呼停止操作を行う発呼禁
止手段と、を備える携帯電話機を開示する。
【0009】更に本発明は、着信時間及び着信回数を設
定する第1の手段と、発呼禁止モード下での発呼禁止機
能を設定する第2の手段と、上記設定された着信時間の
間のオフフックをしない着信回数を監視し、着信回数が
上記設定着信回数の値になったか否かを監視する監視手
段と、設定着信回数になったときに着信音を最大音量又
は置き忘れ用に設定した音量で鳴音させる鳴音制御手段
と、設定着信回数になったときに発呼禁止モードとし、
上記設定された発呼禁止機能に従って発呼停止操作を行
う発呼禁止手段と、を備える携帯電話機を開示する。
【0010】更に本発明は、着信時間及び着信回数を設
定する第1の手段と、発呼禁止モード下での発呼禁止機
能を設定する第2の手段と、上記設定された着信時間の
間の、同一電話番号又は非通知設定の発信者の電話番号
であってオフフックのしない着信回数を監視し、着信回
数が上記設定着信回数の値になったか否かを監視する監
視手段と、設定着信回数になったときに発呼禁止モード
とし、上記設定された発呼禁止機能に従って発呼停止操
作を行う発呼禁止手段と、を備える携帯電話機を開示す
る。
【0011】更に本発明は、着信時間及び着信回数を設
定する第1の手段と、発呼禁止モード下での発呼禁止機
能を設定する第2の手段と、上記設定された着信時間の
間のオフフックをしない着信回数を監視し、着信回数が
上記設定着信回数の値になったか否かを監視する監視手
段と、設定着信回数になったときに発呼禁止モードと
し、上記設定された発呼禁止機能に従って発呼停止操作
を行う発呼禁止手段と、上記オフフックをしない着信回
数の監視中又は発呼禁止モード中にあって、着信があっ
た場合、その発呼者側の電話機に監視中の旨又は発呼禁
止モード中である旨の応答信号を、発信する手段と、を
備える携帯電話機を開示する。
【0012】更に本発明は、上記第2の設定手段は、発
信制限か入力キーのキーロックかの、いずれかの発呼禁
止機能を選択設定可能とする携帯電話機を開示する。
【0013】更に本発明は、置き忘れモードに入るか否
かの判定手段と、置き忘れモードに入った状態のもとで
自己発呼禁止モードに入るか否かを判定する判定手段
と、置き忘れモード起動中に他者からの着信があった場
合、その他者である発呼者側の電話機に置き忘れモード
起動中の報知をさせるべき応答信号を、発信する手段
と、を備える携帯電話機を開示する。
【0014】更に本発明は、置き忘れモードに入るか否
かの判定手段と、置き忘れモードに入った状態のもとで
自己発呼禁止モードに入るか否かを判定する判定手段
と、自己発呼禁止モードに入った状態で他者からの着信
があった場合、その他者である発呼者側の電話機に発呼
禁止モードに入った旨の報知をさせるべき応答信号を、
発信する手段と、を備える携帯電話機を開示する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。図2は、本発明になる携帯電話機の
概略構成を示すブロック図で、無線信号の送受を行う無
線部1と、通話に伴う信号処理及び表示や鳴音等の制御
を行う制御部2と、利用者が文字データを入力する操作
部3と、制御部2における処理プログラムや電話帳デー
タを記憶する記憶部4と、入力された文字データを表示
する表示部5と、音声を電気信号に変換するマイク6
と、電気信号を音声に変換するスピーカ7とから構成さ
れている。
【0016】制御部2は、モード切替処理機能21と、
置き忘れモード設定機能22、及び着信カウンタ23を
もち、記憶部4は置き忘れモード時に表示するメッセー
ジ登録エリア41と設定データエリア42をもってい
る。ここで着信カウンタ23は、本携帯電話機の電源オ
ン時にクリアされるものとする。
【0017】置き忘れモード設定機能22は、他の機能
と同様な操作部3からの操作により起動され、置き忘れ
モードとなったときに表示部に表示する置き忘れメッセ
ージの入力や置き忘れモードとするための着信方式の設
定や着信回数及び着信時間の設定、及び置き忘れモード
となったときに発呼を禁止する方法を設定するのに利用
される。図3はこの設定機能22の実行時の画面例を示
しており、置き忘れモード設定機能22を起動するとま
ず図3(a)のような画面で置き忘れメッセージの入力
を行う。ここで置き忘れメッセージとしては例えば、1
行全角6文字で3行分が利用可能とすると(この表示量
も設定可能としてもよい)、1〜2行目に「下記まで連
絡下さい」、3行目に連絡先(自宅等)の電話番号を入
力し、これをその登録部41へ登録しておく。このよう
な入力は電話帳等の入力と同様な機能で容易に実現でき
る。なお前記のメッセージ例で、「下記までご連絡下さ
い」は固定として予め処理系に用意しておき、電話番号
のみをユーザが入力するようにしてもよい。
【0018】置き忘れメッセージの入力が終わると、次
に図3(b)の画面が表示され、置き忘れモードへ移行
するときの着信のカウント方法を着信方式として設定す
る。ここで「通常」の方を選べば、同一の電話番号(番
号通知のとき)又は同一機種(公衆、アナログ電話等)
からの着信を、間に他電話や他機種からの着信があって
も無視してカウントし、「連続」を選ぶと、間に他番号
や他機種からの着信があるとカウントを1からやり直す
着信方式となる。
【0019】次に着信時間等の設定を行う。これは、後
にモード切替処理21の説明でくわしく述べるが、ある
設定時間(着信時間という)内に先に述べた着信方式で
何回(着信回数という)の着信があるとモード切替を実
行するかの設定である。図3(c)はその設定画面例で
着信時間を5分、着信回数を5回に設定している。さら
にこれが終わると図3(d)のような画面で、発呼禁止
(ロック状態)の方法として「発信制限」又は「キーロ
ック」のいずれかを選ぶ。以上の各設定結果は設定デー
タエリア42に保存される。勿論これらはメモリダイヤ
ル等と同様に設定変更が可能である。
【0020】以上のような置き忘れモード設定機能22
による設定が行われた携帯電話機を紛失したときには、
その所持者であるユーザは設定された着信時間内に設定
された着信回数の発呼を他の電話機から当該携帯電話機
に対して行う。図1は、このとき実行される携帯電話機
の置き忘れモード切替機能21の処理を示すフローチャ
ートである。この処理は周期的に起動される受信処理の
一部であって、着信があると(ステップ101でYe
s)、着信音を出力し、着信履歴を書き込む(ステップ
102)。ここて゛携帯電話機には一般に着信履歴をと
る機能が設けられていて、着信日や時刻、発呼種別(番
号通知か、番号非通知か、公衆電話からか、番号通知不
能な電話機からかの区別)、番号通知のときの発信電話
番号等が着信動作ごとに記録され、最新の20件分程度
がつねに記録に残るようになっている。ここでオフフッ
クがあると通常の受信動作へ移行するが(ステップ10
3でYes)、紛失して誰も所持していない状態であれ
ばオフフックされない。そこで着信音の鳴音に対して、
オフフックがないと(ステップ103でNo)、着信カ
ウンタの値jが0かをみる(ステップ104)。この値
は置き忘れモードになった直後、あるいは電源がONさ
れた直後には0であり、その後着信が1回でもあればj
≧1となっている。そしてj=0のときは着信カウンタ
の値jを1とし(ステップ105)、処理を終わる。
【0021】更に、着信してもオフフックのない状態で
は、置き忘れ機能が起動中か否かを決定するフラグ(置
き忘れモードフラグ)がONの場合(ステップ12
2)、応答メッセージ送信起動動作へと入る(ステップ
123)。応答メッセージとして例えば“置き忘れモー
ド起動中”の如きメッセージデータをメモリから自動的
に読み出し、これを自動的に相手発呼者側へと送信す
る。これによって、相手発呼者、例えば置き忘れ対象と
なった電話機の所有者は、置き忘れ中であることを知
る。
【0022】着信カウンタの値jが0でないときは(ス
テップ104でNo)、システム時計から現時刻tbを
取得し(ステップ106)、さらに着信履歴を参照して
j回前の着信時刻taを取得する(ステップ107)。
そしてtbーtaの値が置き忘れモード設定機能22に
よりエリア42に設定された着信時間Tよりも小さいか
をしらべ(ステップ108)、小さくなければステップ
105で着信カウンタの値jを1にして処理を終了する
が、tbーtaが着信時間Tよりも小さいときは(ステ
ップ108でYes)、着信履歴を参照して今回着信の
発呼種別が前回着信時と同じかを調べる(ステップ10
9)。ここで前回着信と同じ発呼種別であれば(ステッ
プ109でYes)、その発呼種別が番号通知かを調べ
る(ステップ110)。これが番号通知のときは再び着
信履歴を参照して今回と前回の発呼側電話番号が同じか
をチェックする(ステップ111)。着信が番号通知で
ないか(ステップ110でNo)、番号通知であって前
回と同じ電話番号からのもののときは(ステップ111
でYes)、着信カウンタの値jを+1し(ステップ1
12)、更新後の値jが置き忘れモード設定機能22に
より設定された着信回数jmaxに達したかを調べ(ス
テップ113)、着信カウンタの値jが着信回数jma
x以下のときは処理を終わる。
【0023】発呼種別が前回と異なっているとき(ステ
ップ109でNo)、あるいは番号通知で電話番号が同
じでないときは(ステップ111でNo)、エリア42
に設定された着信方式を調べ(ステップ114)、“連
続”が設定されているときはカウンタ値jを1にリセッ
トし(ステップ105)、再カウントを始める。また着
信方式が“通常”に設定されているときは、今回の着信
は無視し、カウント値jを変更せずに次の着信を待つ。
【0024】着信カウンタの値jが着信回数jmaxに
なったときは(ステップ113でYes)、同一の発呼
種別の電話機から、またとくに番号通知のときは同一電
話番号の電話機から着信時間T以内に着信回数jmax
に等しい回数の着信があったことを示す。これは携帯電
話機を紛失していないが家へ置き忘れたときなどに、た
またま着信時間T以内に着信回数jmax回の着信があ
ると間違って置き忘れモードへ移行するのをなるべく防
ぐために、発呼種別及び番号通知のときの電話番号チェ
ックを行ったことを意味する。そしてこのときは所持者
からの指示があったものとして置き忘れモードへ移行す
る。即ちまず着信カウンタの値jを0にリセットしてお
き(ステップ115)、着信音を最大レベルで例えば2
0秒間鳴音させる(ステップ116)。これにより、置
き忘れられた携帯電話機があることを周囲に人がいると
知らせることができる。次に、置き忘れモード設定機能
22で設定しておいた置き忘れメッセージを図4のよう
に表示部5へ表示し(ステップ117)、次に置き忘れ
モード移行に伴う各種機能の停止処理を行う(ステップ
118)。これは前述したように、プライベート情報が
表示されないように、あるいはそのような情報を消去し
てそれが他人に知られないようにするためである。この
ために、この処理では、メモリダイヤル表示、ツータッ
チダイヤル発信、及び自局電話番号表示の各々を禁止す
る。具体的には、置き忘れモードに入ったときに、モー
ドフラグを“禁止”を表す値としておき、上記各機能呼
び出し時にモードフラグを参照してこれが、“禁止”の
ときはその機能をスキップするようにしておけばよい。
この停止処理が終わると、やはり置き忘れモード設定機
能22で設定した発呼禁止の方法を調べ(ステップ11
9)、それに従って発信制限またはキーロックをONと
し(ステップ120または121)、置き忘れモードフ
ラグをONにし(ステップ124)、処理を終わる。ま
た置き忘れモードフラグのクリア処理は、機能解除処理
が行われた際に行うものとする。
【0025】但しこの発信制限もしくはキーロックの状
態であっても、図4のような置き忘れメッセージ表示中
に何らかのキー(例えば発呼キー)が押下された場合、
置き忘れメッセージに表示された連絡先電話番号に発呼
することができるようにしておく。これにより携帯電話
機を紛失した場合等、拾得者が経済的負担をすることな
く、携帯電話の持ち主に簡易な手法で連絡することがで
きる。なお、置き忘れメッセージ中に電話番号を表示さ
せなくてもよく、この場合は携帯電話の持ち主の個人情
報の漏洩を防止することができる。また、発呼禁止モー
ド(ステップ118、119)に入った後で、ステップ
123を動作させるようにしておくことも可能である。
この場合、ステップ123のステップ103による起動
処理を残しておいてもよく、又はなくしてもよい。更
に、ステップ123の起動は、ステップ103や118
(119)の他に、ステップ108〜117の中の、い
ずれのステップからも起動できるようにしてもよい。
【0026】以上のようにして、紛失した携帯電話機を
発呼禁止の状態にしておくと、予め登録しておいた連絡
先電話番号以外には発呼できなくなり、それ以外は受信
だけが可能な状態となる。このようにして、図1の処理
によれば、とくに暗証番号を用いなくても近くの電話機
からの発呼により紛失した携帯電話機を発呼禁止状態、
即ち置き忘れモードとすることができ、そのための通話
料金も不要である。また、発呼禁止とするための操作中
に他機からの着信が想定されるようなときでも、着信方
式の設定により置き忘れモードへの移行が容易になる。
さらに携帯電話機に登録されたプライベート情報も保護
することができる。なお、置き忘れモードの解除は、機
能キーを解除モードに割り当てておき、その解除モード
で暗証番号入力によって行えるようにする。置き忘れモ
ードの解除は、紛失時の乱用防止のための発呼禁止への
移行と比べれば緊急性はなく、暗証番号を忘れてもメモ
等を参照するまで使用を待つだけのことで、解除のため
の暗証番号の利用は、他人に勝手に置き忘れモードを解
除されないために必要である。
【0027】図1の処理は、周期的に起動される受信処
理の一部と前述したが、着信があってオフフックされな
い時に置き忘れモードに入るものとし、この置き忘れモ
ード下でステップ106〜123を働かせ、それを全着
信に対して行うと共に、置き忘れモード解除条件を設定
しておき、この置き忘れ解除条件を満足した時に、置き
忘れモードを解除するやり方をとってもよい。置き忘れ
解除条件には、ステップ108のNo、ステップ10
9、110、111、114を通じて得たステップ11
4のNo、ステップ113のNo、ステップ120、1
21のON設定後、等がある。但し、機能的には、こう
した処理法を採用しても、図1の機能と同じである。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、特に暗証番号を用いな
くても紛失した携帯電話機を通話料金なしで発呼禁止の
置き忘れモードとすることができ、不当な料金を加算さ
れるのを防止できる。また置き忘れモードとするための
操作も容易となり、登録されたプライベート情報が他人
に洩れるのを防ぐことができる効果がある。更に本発明
によれば、置き忘れモードが起動したか否かの確認がで
きると共に、第3者が電話をかけてきた場合に本人に現
在紛失して使用できない事をしらせることができ、他人
に迷惑をかけずに済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の特徴とするモード切替処理のフローチ
ャートである。
【図2】本発明の携帯電話機の概略構成を示すブロック
図である。
【図3】置き忘れモード設定機能22の説明図である。
【図4】置き忘れメッセージの表示例である。
【符号の説明】
2 制御部 4 記憶部 5 表示部 21 モード切替処理機能 22 置き忘れモード設定機能 23 着信カウンタ 41 表示メッセージ登録部 42 設定データエリア

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着信時間及び着信回数を設定する第1の
    手段と、この設定された着信時間の間のオフフックをし
    ない着信回数を監視し、着信回数が上記設定着信回数の
    値になったか否かを監視する監視手段と、設定着信回数
    になったときに発呼禁止モードとし、この発呼禁止モー
    ド下で発呼禁止操作を行う発呼禁止手段と、を備える携
    帯電話機。
  2. 【請求項2】 着信時間及び着信回数を設定する第1の
    手段と、発呼禁止モード下での発呼禁止機能を設定する
    第2の手段と、上記設定された着信時間の間のオフフッ
    クをしない着信回数を監視し、着信回数が上記設定着信
    回数の値になったか否かを監視する監視手段と、設定着
    信回数になったときに発呼禁止モードとし、上記設定さ
    れた発呼禁止機能に従って発呼停止操作を行う発呼禁止
    手段と、を備える携帯電話機。
  3. 【請求項3】 着信時間及び着信回数を設定する第1の
    手段と、発呼禁止モード下での発呼禁止機能を設定する
    第2の手段と、置き忘れメッセージを設定する第3の手
    段と、上記設定された着信時間の間のオフフックをしな
    い着信回数を監視し、着信回数が上記設定着信回数の値
    になったか否かを監視する監視手段と、設定着信回数に
    なったときに上記第3の手段で設定した置き忘れメッセ
    ージを表示画面に表示させる手段と、設定着信回数にな
    ったときに発呼禁止モードとし、上記設定された発呼禁
    止機能に従って発呼停止操作を行う発呼禁止手段と、を
    備える携帯電話機。
  4. 【請求項4】 着信時間及び着信回数を設定する第1の
    手段と、発呼禁止モード下での発呼禁止機能を設定する
    第2の手段と、上記設定された着信時間の間のオフフッ
    クをしない着信回数を監視し、着信回数が上記設定着信
    回数の値になったか否かを監視する監視手段と、設定着
    信回数になったときに着信音を最大音量又は置き忘れ用
    に設定した音量で鳴音させる鳴音制御手段と、設定着信
    回数になったときに発呼禁止モードとし、上記設定され
    た発呼禁止機能に従って発呼停止操作を行う発呼禁止手
    段と、を備える携帯電話機。
  5. 【請求項5】 着信時間及び着信回数を設定する第1の
    手段と、発呼禁止モード下での発呼禁止機能を設定する
    第2の手段と、上記設定された着信時間の間の、同一電
    話番号又は非通知設定の発信者の電話番号であってオフ
    フックのしない着信回数を監視し、着信回数が上記設定
    着信回数の値になったか否かを監視する監視手段と、設
    定着信回数になったときに発呼禁止モードとし、上記設
    定された発呼禁止機能に従って発呼停止操作を行う発呼
    禁止手段と、を備える携帯電話機。
  6. 【請求項6】 着信時間及び着信回数を設定する第1の
    手段と、発呼禁止モード下での発呼禁止機能を設定する
    第2の手段と、上記設定された着信時間の間のオフフッ
    クをしない着信回数を監視し、着信回数が上記設定着信
    回数の値になったか否かを監視する監視手段と、設定着
    信回数になったときに発呼禁止モードとし、上記設定さ
    れた発呼禁止機能に従って発呼停止操作を行う発呼禁止
    手段と、上記オフフックをしない着信回数の監視中又は
    発呼禁止モード中にあって、着信があった場合、その発
    呼者側の電話機に監視中の旨又は発呼禁止モード中であ
    る旨の応答信号を、発信する手段と、を備える携帯電話
    機。
  7. 【請求項7】 上記第2の設定手段は、発信制限か入力
    キーのキーロックかの、いずれかの発呼禁止機能を選択
    設定可能とする請求項2〜6のいずれかに記載の携帯電
    話機。
  8. 【請求項8】 置き忘れモードに入るか否かの判定手段
    と、置き忘れモードに入った状態のもとで自己発呼禁止
    モードに入るか否かを判定する判定手段と、置き忘れモ
    ード起動中に他者からの着信があった場合、その他者で
    ある発呼者側の電話機に置き忘れモード起動中の報知を
    させるべき応答信号を、発信する手段と、を備える携帯
    電話機。
  9. 【請求項9】 置き忘れモードに入るか否かの判定手段
    と、置き忘れモードに入った状態のもとで自己発呼禁止
    モードに入るか否かを判定する判定手段と、自己発呼禁
    止モードに入った状態で他者からの着信があった場合、
    その他者である発呼者側の電話機に発呼禁止モードに入
    った旨の報知をさせるべき応答信号を、発信する手段
    と、を備える携帯電話機。
JP2000286609A 2000-09-21 2000-09-21 携帯電話機 Withdrawn JP2002101189A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000286609A JP2002101189A (ja) 2000-09-21 2000-09-21 携帯電話機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000286609A JP2002101189A (ja) 2000-09-21 2000-09-21 携帯電話機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002101189A true JP2002101189A (ja) 2002-04-05
JP2002101189A5 JP2002101189A5 (ja) 2007-11-08

Family

ID=18770504

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000286609A Withdrawn JP2002101189A (ja) 2000-09-21 2000-09-21 携帯電話機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002101189A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005202644A (ja) * 2004-01-15 2005-07-28 Nec Corp 携帯情報端末
JP2007288628A (ja) * 2006-04-19 2007-11-01 Sanyo Electric Co Ltd 携帯通信端末

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005202644A (ja) * 2004-01-15 2005-07-28 Nec Corp 携帯情報端末
JP2007288628A (ja) * 2006-04-19 2007-11-01 Sanyo Electric Co Ltd 携帯通信端末
JP4573797B2 (ja) * 2006-04-19 2010-11-04 京セラ株式会社 携帯通信端末

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3621612B2 (ja) 携帯電話機
US5745559A (en) Restricted access telephones for logical telephone networks
KR100617841B1 (ko) 이동통신 단말기 및 그의 자동 잠금 방법
US6266541B1 (en) Portable radio signal transceiver and method of preventing disallowed use thereof
JP2000270376A (ja) 携帯電話保守サービスシステム及び保守サービス方法
JP2002218048A (ja) 移動電話装置
JPH11298600A (ja) 携帯電話装置
US7746994B1 (en) Method for managing information in a telephone and telephone for managing information
JPH11331366A (ja) 携帯電話機
JP3261394B2 (ja) 無線携帯端末装置
JP4454099B2 (ja) 携帯電話機
JP2002101189A (ja) 携帯電話機
JP2001103149A (ja) 携帯電話機およびその制御方法
JP4452754B2 (ja) 携帯電話機及び携帯電話機の制御方法
JPH06188829A (ja) 電話機システム
JP4150302B2 (ja) 携帯電話機
JPH09312687A (ja) 防犯機能付き携帯電話機
JP4159069B2 (ja) 無線電話装置
JP3606397B2 (ja) 携帯電話機
JPH11313376A (ja) 携帯電話機
KR100598354B1 (ko) 이동통신단말기의 수신번호 보호방법
KR100606774B1 (ko) 이동 통신 단말기의 발신 제한 설정 방법
JP2000059503A (ja) 着信拒否方法、並びに着信拒否機能付き電話機
JP2000125026A (ja) 携帯通信端末のデータ設定方法
JP2010110000A (ja) 携帯電話機及び携帯電話機の制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070919

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070919

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081203

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20090122