JP2002098075A - 密閉型圧縮機 - Google Patents

密閉型圧縮機

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JP2002098075A JP2000288355A JP2000288355A JP2002098075A JP 2002098075 A JP2002098075 A JP 2002098075A JP 2000288355 A JP2000288355 A JP 2000288355A JP 2000288355 A JP2000288355 A JP 2000288355A JP 2002098075 A JP2002098075 A JP 2002098075A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧縮機構をボルト固定する際に起こりうる、
ボルトの締結によるシリンダの歪みを小さくし、高効率
かつ低騒音の密閉型圧縮機を提供ものである。 【解決手段】 主端板や補助端板をシリンダに設けられ
たネジ部に複数のボルトによって締結する際、これらの
ボルトの中で、ローラ7とシリンダ内径8aとの隙間が
最小となる位置付近を締結するボルトの15aの締結力
を他の箇所のボルト15bの締結力より小さくして組み
立てる。したがって、圧縮機の効率に大きく影響する最
小隙間に対してその付近のボルトの締結による歪みを減
少することができるため最小隙間を更に小さく設定して
もローラとシリンダ内径が干渉することがないため高効
率で信頼性の高い圧縮機を提供することができるもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、密閉型圧縮機の圧
縮効率向上に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のロータリ型の圧縮機では、図7〜
8に示すように、密閉容器101の内部に圧縮機構10
2を駆動する電動機113が固定され、この電動機に圧
縮機構102を駆動するクランク軸103が結合されて
いる。圧縮機構102は、クランク軸103によって駆
動されるローラ104と、ローラ104を収納する円筒
状気筒であるシリンダ105と、ローラ104に当接し
てシリンダ105内を仕切る仕切り板106、およびシ
リンダ105の両端面を保持する端板により構成されて
いる。端板は主端板107及び補助端板108からな
り、クランク軸103を保持し、かつ軸受けとしての機
能も兼ね、圧縮機構をはさみ込むように配設されてい
る。シリンダ105には圧縮するガスをシリンダ105
内に導く吸入孔109及び圧縮室で圧縮されたガスを密
閉容器101内に導出する吐出孔110が具備される。
ここで、クランク軸103の中心(以下クランク軸中心
と称す)103aはシリンダ内径105aの中心(以下
シリンダ中心と称す)105bとは一致せず、仕切り板
106の軸線106aに対して高圧の圧縮室側、すなわ
ち、図8において仕切り板の軸線106aよりも右側の
シリンダ中心105b付近に位置してシリンダ中心10
5bに対して変位されている。また、クランク軸中心1
03aとシリンダ中心105bの中心を結んだ延長線上
に位置するA点でローラ104とシリンダ内径105a
との隙間が他の部分の隙間に対して最小となるよう組み
立てられている(以下、このA点で表されるローラとシ
リンダ内径の隙間が最小になる位置を「最小隙間位置」
と称す)。この最小隙間は小さいほど圧縮効率が向上す
ることが以前より知られている(特公昭55−1427
8号公報)。
【0003】一方、主端板107や補助端板108はシ
リンダ105に設けられたネジ部111にボルト112
を用いて締結されている。
【0004】しかしながら、ボルト112で締結するこ
とにより、シリンダ内径105aにおいて挟み込みの圧
迫によるシリンダ105の中心方向への締結歪み105
cが発生する。この歪み105cは局部的に数ミクロン
メータから数十ミクロンメータ程度シリンダ内径105
aを縮小する方向に発生するため、最小隙間はこの歪み
以上に小さく設計することはできない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記に述べた従来の圧
縮機では、圧縮行程中のガスが、間隙を通して吸入行程
に洩れ込むため圧縮効率の低下の一因となっていた。
【0006】また一方で、圧縮効率向上のために最小隙
間を小さく設計すると、上述のようにボルト112の締
結によるシリンダ内径105aの局部歪みに対してロー
ラ104が干渉してしまい、騒音や運転不良が発生する
要因となるという課題があった。
【0007】本願発明は、上記の課題に鑑み、ボルト締
結による最小隙間付近のシリンダ内径の局部歪みの影響
を小さくすることで、最小隙間をより小さく設計し、高
効率な密閉型圧縮機を提供することができるようにする
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本願発明は、最小隙間位置付近の少なくともひとつ
のボルト締結力を他の箇所のボルト締結力より小さくす
るものである。
【0009】また本願の他の発明は、最小隙間位置付近
を締結するボルトは、最小隙間位置を挟んで隣接するよ
うにほぼ等間隔な位置に設けることでシリンダ内径の局
部歪みの発生する位置を最小隙間位置からずらすように
するものである。
【0010】また本願の他の発明は、最小隙間位置付近
のボルトのねじの呼び径を他の箇所のボルトのねじの呼
び径より小さくするものである。
【0011】また本願の他の発明は最小隙間位置付近の
ボルトのみ、ねじの位置を他のボルトに対するねじ位置
よりもシリンダ内径から遠い位置に配置したものであ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】本願発明は、最小隙間位置付近の
少なくともひとつのボルト締結力を他の箇所のボルト締
結力より小さくするものである。これにより、最初隙間
寸法をより小さくしても、シリンダ内径とローラの干渉
を防止することができ、圧縮行程中のガスがローラとシ
リンダ内径との隙間を通して吸入行程に漏れ込む量を削
減し、圧縮機運転時の圧縮効率の向上を図ることができ
る。
【0013】また、最小隙間位置を隣接するボルト取り
付け位置からほぼ等間隔な位置に設けることでシリンダ
内径の局部歪みの発生する位置を最小隙間位置からずら
すようにするものである。これにより、ボルト締結によ
るシリンダの内径側の局部ひずみは最小隙間部分よりも
より隙間の大きい部分で発生することになり、従って、
最小隙間寸法をより小さくしてもシリンダ内径とローラ
の干渉を防止することができ、圧縮行程のガスが隙間を
通して吸入行程に漏れ込む量を削減することができる。
【0014】また、最小隙間付近のボルトのねじの呼び
径を他の箇所のボルトのねじの呼び径より小さくするも
のである。これにより、最初隙間寸法を小さくしてもシ
リンダ内径とローラの干渉を防止することができ、圧縮
行程のガスが隙間を通して吸入行程に漏れ込む量を削減
することができる。
【0015】また本願の他の発明は最小隙間位置付近の
ボルトのみ、ねじの位置を他のボルトに対するねじ位置
よりもシリンダ内径から遠い位置に配置したものであ
る。これにより、同じ呼び径のねじを用いて、同じトル
クで締め付けるとしても、最小隙間位置付近のボルトは
シリンダ内径からより遠い位置に配置されているため、
締め付けによるシリンダの歪みはより多方向に分散さ
れ、最小隙間位置での締結による歪みをより小さくする
ことができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0017】(実施例1)図1〜4に示すように、ロー
タリ型の密閉型圧縮機では、密閉容器1の内部に圧縮機
構2を駆動する電動機3の固定子4が固定され、この電
動機3の回転子5に圧縮機構2を駆動するクランク軸6
が結合されている。
【0018】圧縮機構2は、クランク軸6によって駆動
されるローラ7と、円筒状気筒であるシリンダ8とロー
ラ7に当接してシリンダ8内を仕切る仕切り板9および
シリンダ8の両端面を保持する端板にて構成されてい
る。ここで端板はクランク軸6を保持する軸受けも兼ね
る主端板10と補助端板11とにより上下から挟み込む
ように配設されている。また、シリンダ8には圧縮する
ガスをシリンダ8内に導く吸入孔12と内部で圧縮され
たガスを密閉容器1内に導出する吐出孔13が具備され
いる。
【0019】ここで、クランク軸中心6aはシリンダ中
心8bとは一致せず、仕切り板9の軸線に対して高圧の
圧縮室側に変位されている。つまり、クランク軸中心6
aとシリンダ中心8bの中心を結んだ延長線上に位置す
るAの部位において、ローラ7とシリンダ内径8aの隙
間Sが他の部分の隙間Sに対して最小となるよう組み立
てられている(以下最小隙間はSminと称す)。最小
隙間位置Aはクランク軸の回転方向に対して180°〜
270°の範囲の中に設けられている(ここで、クラン
ク軸の偏心部が仕切り板の軸線方向に一致する位置、す
なわちクランク軸の偏心が最大である位置が仕切り板1
06に接している状態の位置を0°とする)。一方、主
端板10や補助端板11はシリンダ8に設けられたネジ
部14に複数(本実施例では5本)のボルト15を用い
て締結されている。そこでこれらのうち最小隙間位置A
付近を締結するねじ部14aの締結力を他の箇所のねじ
部14bの締結力より小さくして組み立てられている。
【0020】ボルト15aの締結力はシリンダの材質、
厚み寸法などに応じて決められ、主端板10と補助端板
11とによりシリンダ8が十分に締め付け固定される締
結力であること、締結によりローラ7がシリンダ内径8
aと干渉しない締結力であることは勿論、締結によるシ
リンダ内径8aの歪みを最小にするか、または隙間が圧
縮効率の低下に影響を与えない程度の予め設計されたS
minになるように決定されるとよい。
【0021】上記の構成によって、圧縮機の効率に大き
く影響する最小隙間Sminに対してその付近のボルト
15の締結による歪みを減少することが出来るため最小
隙間Sminを更に小さく設定してもローラ7とシリン
ダ内径8aが干渉することがないため高効率で信頼性の
高い圧縮機を提供することができる。
【0022】(実施例2)図1、図5に示すように、主
端板10や補助端板11はシリンダ8に設けられたネジ
部14に5本のボルト15によって締結されており、ロ
ーラ7とシリンダ内径8aとで構成される最小隙間Sm
in位置を隣接するボルト取り付け位置からほぼ等間隔
な位置に設けている。
【0023】上記の構成によって、ボルト15の締結位
置が最小隙間Smin位置に対して離れることでボルト
15の締結による歪みが最小隙間Sminに影響をおよ
ぼすことがないため最小隙間Sminを更に小さく設定
してもローラ7とシリンダ内径8aが干渉することが無
くなり高効率で信頼性の高い圧縮機を提供することがで
きる。
【0024】(実施例3)図6は主端板10や補助端板
11はシリンダ8に設けられたネジ部14に数本のボル
ト15によって締結されており、このボルト15の中で
ローラ7と隙間が最小となる位置付近を締結するボルト
のねじの呼び径は他の箇所のボルトのねじの呼び径より
小さくして組み立てられている。例えば、最小隙間位置
付近の15eのボルト及びねじのみM4の呼び径のもの
を用いて100kg・cmのトルクで締め付け、その他
の4本のボルト15fを通常のM6の呼び径のものを用
いて150kg・cmのトルクで締め付ける。
【0025】上記の構成によって、圧縮機の効率に大き
く影響する最小隙間Sminに対してその付近のシリン
ダ内径8aとネジ部14の最小肉厚が大きくなることで
ボルト15の締結による歪みを減少することが出来るた
め最小隙間Sminを更に小さく設定してもローラ7と
シリンダ内径8aが干渉することが無くなり高効率で信
頼性の高い圧縮機を提供することができる。
【0026】なお、シリンダ内径8aからねじ部までの
距離を確保するために、最小隙間位置付近のねじのみ、
他の位置のねじよりもシリンダ内径から遠い位置に配設
するようにすれば、ねじの呼び径を小さくすることによ
る締結力の低下を招くことなく、しかも最小隙間位置で
の締結による歪みをより小さくすることができる。
【0027】また、ローラとシリンダ内径の隙間が最小
となる位置を、仕切り板の軸線に対して高圧の圧縮室
側、すなわち、仕切り板9の中心線9aよりも吐出口を
有する側に設けることが圧縮効率向上の点で好ましい。
さらには、実施例1に示した範囲に設定するのが更に好
ましい。
【0028】
【発明の効果】上記実施例から明らかなように、本願発
明は、密閉容器内に電動機と、この電動機によって駆動
されるクランク軸と、クランク軸にて駆動されるローラ
と、このローラを収納するシリンダと、このシリンダと
ローラに当接しシリンダ内を仕切る仕切板と、シリンダ
の両端面を数本のボルトにて締結され閉塞するとともに
クランク軸を保持する軸受けを兼ねる主端板と補助端板
とを有し、これら締結ボルトのうちローラとシリンダ内
径の隙間が最小となる位置付近を締結するボルトの締結
力を他の箇所のボルトの締結力より小さくしたもので、
この構成によれば圧縮機の効率に大きく影響する最小隙
間Sminに対してその付近のボルト15の締結による
歪みを減少することができるため最小隙間Sminを更
に小さく設定してもローラ7とシリンダ内径8aが干渉
することがないため高効率で信頼性の高い圧縮機を提供
することができるものである。
【0029】また、本願発明は、締結ボルトのうちロー
ラとシリンダ内径の隙間が最小となる位置を隣接するボ
ルト取り付け位置からほぼ等間隔な位置に設けたもの
で、この構成によればボルト15の締結位置が最小隙間
Smin位置に対して離れるためボルト15の締結によ
る歪みが最小隙間Sminに影響をおよぼすことがない
ため最小隙間Sminを更に小さく設定してもローラ7
とシリンダ内径8aが干渉することが無くなり高効率で
信頼性の高い圧縮機を提供することができるものであ
る。
【0030】また、本願発明は、締結ボルトのうちロー
ラとシリンダ内径の隙間が最小となる位置付近を締結す
るボルトのねじの呼び径を他の箇所のボルトのねじの呼
び径より小さくしたもので、この構成によれば圧縮機の
効率に大きく影響する最小隙間Sminに対してその付
近のボルト15の締結による歪みを減少することができ
るため最小隙間Sminを更に小さく設定してもローラ
7とシリンダ内径8aが干渉することがないため高効率
で信頼性の高い圧縮機を提供することができるものであ
る。
【0031】また、本願発明は、は最小隙間位置付近の
ボルトのみ、ねじの位置を他のボルトに対するねじ位置
よりもシリンダ内径から遠い位置に配置したものであ
る。これにより、同じ呼び径のねじを用いて、同じトル
クで締め付けるとしても、最小隙間位置付近のボルトは
シリンダ内径からより遠い位置に配置されているため、
締め付けによるシリンダの歪みはより多方向に分散さ
れ、最小隙間位置での締結による歪みをより小さくする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す圧縮機の縦断面図
【図2】主端板側からみた圧縮機構部の締結状態の概要
を示す平面図
【図3】本発明の第一の実施例の圧縮機構部の構成概要
を示す横断面図
【図4】第3図のローラの回転位置違いの状態を示す横
断面図
【図5】本発明の第二の実施例の圧縮機構部の構成概要
を示す横断面図
【図6】本発明の第三の実施例の圧縮機構部の構成概要
を示す横断面図
【図7】従来の圧縮機の縦断面図
【図8】第7図の圧縮機構部の構成概要を示す平面図
【符号の説明】
1 密閉容器 3 電動機 6 クランク軸 7 ローラ 8 シリンダ 9 仕切板 10 主端板 11 補助端板 15 ボルト

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉容器内に電動機と、この電動機によ
    って駆動されるクランク軸と、クランク軸にて駆動され
    るローラと、このローラを収納するシリンダと、このシ
    リンダとローラに当接しシリンダ内を仕切る仕切板と、
    前記シリンダの両端面を複数のボルトにて締結されると
    ともに前記クランク軸を保持する軸受けを兼ねる主端板
    と補助端板とを有し、これら前記ボルトのうち前記ロー
    ラと前記シリンダ内径の隙間が最小となる位置付近を締
    結する少なくともひとつのボルトの締結力を他の箇所の
    ボルトの締結力より小さくして構成された密閉型圧縮
    機。
  2. 【請求項2】 密閉容器内に電動機と、この電動機によ
    って駆動されるクランク軸と、クランク軸にて駆動され
    るローラと、このローラを収納するシリンダと、このシ
    リンダとローラに当接しシリンダ内を仕切る仕切板と、
    前記シリンダの両端面を複数のボルトにて締結されると
    ともに前記クランク軸を保持する軸受けを兼ねる主端板
    と補助端板とを有し、これら前記ボルトのうち前記ロー
    ラと前記シリンダ内径の隙間が最小となる位置付近を締
    結する少なくともひとつのボルトの締結力を他の箇所の
    ボルトの締結力より小さくすることを特徴とする密閉型
    圧縮機の組立方法。
  3. 【請求項3】 密閉容器内に電動機と、この電動機によ
    って駆動されるクランク軸と、クランク軸にて駆動され
    るローラと、このローラを収納するシリンダと、このシ
    リンダとローラに当接しシリンダ内を仕切る仕切板と、
    前記シリンダの両端面を複数のボルトにて締結されると
    ともに前記クランク軸を保持する軸受けを兼ねる主端板
    と補助端板とを有し、これら前記ボルトのうち前記ロー
    ラと前記シリンダ内径の隙間が最小となる位置に隣接す
    るボルト取り付け位置から略等間隔な位置に設けた密閉
    型圧縮機。
  4. 【請求項4】 密閉容器内に電動機と、この電動機によ
    って駆動されるクランク軸と、クランク軸にて駆動され
    るローラと、このローラを収納するシリンダと、このシ
    リンダとローラに当接しシリンダ内を仕切る仕切板と、
    前記シリンダの両端面を複数のボルトにて締結されると
    ともに前記クランク軸を保持する軸受けを兼ねる主端板
    と補助端板とを有し、これら前記ボルトのうち前記ロー
    ラと前記シリンダ内径の隙間が最小となる位置付近を締
    結する少なくともひとつのボルトのねじ呼び径を他の箇
    所のボルトのねじ呼び径より小さくした密閉型圧縮機。
  5. 【請求項5】 最小隙間位置付近のボルトに対応するネ
    ジ位置のみ、他のボルトに対するねじ位置よりもシリン
    ダ内径から遠い位置に配置したことを特徴とする請求項
    1、3、4のいずれか一項に記載の密閉型圧縮機。
  6. 【請求項6】 ローラとシリンダ内径の隙間が最小とな
    る位置が、仕切り板の軸線に対して高圧の圧縮室側に設
    けられていることを特徴とする請求項1、3、4、5の
    いずれか一項に記載の密閉型圧縮機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008101557A (ja) * 2006-10-20 2008-05-01 Hitachi Appliances Inc ロータリ圧縮機
JP2009281305A (ja) * 2008-05-23 2009-12-03 Daikin Ind Ltd 圧縮機
WO2013179677A1 (ja) * 2012-06-01 2013-12-05 パナソニック株式会社 ロータリ圧縮機
CZ306531B6 (cs) * 2011-10-27 2017-03-01 Mitsubishi Electric Corporation Rotační kompresor

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