JP2002097366A - 化粧品組成物 - Google Patents

化粧品組成物

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JP2002097366A
JP2002097366A JP2001234202A JP2001234202A JP2002097366A JP 2002097366 A JP2002097366 A JP 2002097366A JP 2001234202 A JP2001234202 A JP 2001234202A JP 2001234202 A JP2001234202 A JP 2001234202A JP 2002097366 A JP2002097366 A JP 2002097366A
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カンジ モハメッド
Carl Orr
オアー カール
Valerie Robert
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 着色した化粧品組成物のもちと移行抵抗性を
供すること。 【解決手段】 少なくとも1つのポリメチルシルセスキ
オキサン皮膜形成剤および少なくとも1つのポリメチル
シルセスキオキサン皮膜形成剤とは異なる少なくとも1
つの皮膜形成剤からなる組成物を供すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は2000年6月19
日に提出された米国仮出願第60/212,640号に
基づく出願である。
【0002】本発明は少なくとも1つのポリメチルシル
セスキオキサン皮膜形成剤および少なくとも1つのポリ
メチルシルセスキオキサン皮膜形成剤とは異なる少なく
とも1つの皮膜形成剤からなる組成物に関する。本組成
物は化粧品、皮膚用および(または)医薬製品に対し
て、移行抵抗性(transfer resistance)、長時間の持
ち(long wear)および耐水性から選ばれる少なくとも
1つの性質を付与するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題および課題を解決するた
めの手段】着色した化粧品組成物(例えば、ファンデー
ション、マスカラ、リップ組成物、アイライナー)、そ
の他の化粧品組成物および日焼け防止組成物を含む多く
の組成物は長時間の持ちおよび移行抵抗性を供するよう
試みている。適用後に皮膜を形成する組成物はそのよう
な性質を示す。一般に、皮膜形成組成物は揮発性溶剤を
含み、これは皮膚やその他のケラチン物質と接触して蒸
発し、そしてワックスおよび(または)レジン、顔料、
フィラー、および活性剤を含む層を残す。適当な皮膜が
形成されるには、皮膜が連続的にかつ完全に形成できる
速度で液体またはキャリアー(溶剤)が蒸発する必要が
ある。
【0004】各種タイプのポリマーはこのような皮膜形
成を行うのに試用されてきた。あるポリマーはシリコー
ン樹脂である。シリコーン樹脂の分類は当業界では「M
DTQ」として知られ、シリコーン樹脂はポリマーを構
成するいろいろなモノマーシロキサン単位により記載さ
れる。
【0005】「MDTQ」の文字はそれぞれの単位を示
す。Mの文字は単一機能単位(CH 33SiO1/2を示
す。この単位は単一機能性であると考えられ、単位がポ
リマーの1つであるとき、ケイ素原子だけが1つの酸素
を占有しているからである。「M」単位はつぎの構造
【式1】 により表すことができる。
【0006】M単位のメチル基の少なくとも1つを他の
基と置換して、例えば、つぎの構造式
【式2】 により表される式〔R(CH32〕SiO1/2の単位を
供することができる。
【0007】Rはメチル基以外の基から選択される。メ
チル基以外のこのような基の非限定的例としては、メチ
ル基以外のアルキル基、アルケン基、アルキン基、ヒド
ロキシ基、チオール基、エステル基、酸基、エーテル基
があり、メチル基以外の基により置換することもでき
る。
【0008】記号Dはジ機能単位(CH32SiO2/2
を示し、ケイ素原子に結合している2つの酸素原子はポ
リマーの残基に結合するのに使われる。ジメチコンオイ
ルの主たる構造ブロックである「D」単位は
【式3】 として表すことができる。
【0009】記号Tはトリ機能単位(CH3)SiO3/2
を示し、
【式4】 として表すことができる。
【0010】同様に、記号Qはテトラ機能単位SiO
4/2を示し、ケイ素原子に結合している4つのすべての
酸素原子はポリマーの残基に結合する。
【0011】すなわち、多くの各種シリコーンポリマー
を製造することができる。さらに、潜在的な各ポリマー
の性質はモノマーのタイプ、置換のタイプ、重合体鎖の
大きさ、架橋の程度、および側鎖の大きさにより変わ
る。例えば、バックボーンが炭素主体の側鎖をもったケ
イ素鎖またはケイ素鎖をもった炭素主体のものであるか
により、各種性質が見られる。
【0012】化粧品組成物に有用なシリコーンポリマー
の非限定的例としては、シラン、シロキサン、シルオキ
シシリケートおよびシルセスキオキサンがある。シロキ
サンの非限定的例としてはポリジメチルシロキサン(P
DMS)がある。ポリジメチルシロキサンは一般に(C
32SiO2/2(即ち、D単位)の長鎖からなり、ポ
リマーの大きさやポリマーにある置換基の数および性質
により各種粘度をもつ。シルオキシシリケートの非限定
的例としては、トリメチルシルオキシシリケートがあ
り、式〔(CH33−Si−O〕x−(SiO4/2)y (即ち、MQ単位)により表すことができ、xとyは例え
ば、50から80である。一方、シルセスキオキサンは
式(CH3SiO3/2)x 〔即ち、T単位〕により表すことができる。xは例え
ば、数千までの値である。
【0013】ポリメチルシルセスキオキサンはメチル基
を置換する置換基をもたないシルセスキオキサンであ
る。あるポリメチルシルセスキオキサンは以前ヘアケア
組成物に使われていた。米国特許第5,246,694
号明細書参照。これには界面活性剤、揮発性シリコーン
に高粘性の水性エマルジョンおよびグアーガムの誘導体
であるカチオンポリマーからなるシャンプー組成物を開
示する。ここに開示される高粘性のシリコーンはポリメ
チルシルセスキオキサン(例えば、Resin MK, SiliconH
arz MK杜と呼ばれる)を含むシリコーン樹脂(ワッカー
社から市販されている)およびResin MQ(GEやダウ・
コーニング社から市販されている)のようなシルオキシ
シリケートから選択することができる。
【0014】Resin MKおよびResin MQシリコーン樹脂は
揮発性キャリアーが揮散した後に皮膜を形成する。MQ
皮膜は一般に硬く、室温でもろいが、MK皮膜は一般に
連続性で柔軟であり、即ち、もろくない。用途により、
可塑剤を添加して一層柔軟にすることができ、即ち、一
層心地よい皮膜となる。
【0015】同様に、米国特許第5,439,673号
明細書にはヘアケア組成物にシリコーン樹脂の利用を開
示する。ここに開示する樹脂はResin MKおよびResin MQ
である。さらに、EP 第560,879B1号明細書
にはヘアコンディショニング組成物に類似の樹脂(MQ,M
T,MTQおよびMDTQ樹脂)の使用を開示する。
【0016】化粧品組成物に皮膜形成剤としてある種の
シリコーンポリマーあるいはその誘導体を使うことが開
示されている(例えば、米国特許第5,965,112
号、5,800,816号、5,911,974号およ
び5,959,009号明細書参照)。しかし、皮膚や
その他のケラチン物質に残る組成物はもろくあるいは非
柔軟な皮膜であるので、これらの組成物は心地よくな
い。これらの組成物はケラチン物質等への付着性が劣る
ので、皮膚やケラチン物質から剥げ落ちやすい。さら
に、適用前に、これらの組成物は粘着性であるので、使
い難いしかつ伸展性に劣る。
【0017】したがって、皮膚あるいは衣服のような別
の物質に移行するのを制限する長時間持つ化粧品組成
物、即ち、移行抵抗性組成物の改善のニーズがあるが、
例えば、持ちの心地よさや耐水性、および適用中や後に
粘着でなくすなわち、「ウンザリ」しない良好な化粧品
的性質を持つ。
【0018】本発明は上記の欠点の少なくとも1つを克
服し、かつ長時間のもちから選ばれる少なくとも1つの
性質、移行抵抗性や耐水性をもつ皮膜を形成可能な組成
物に関する。本組成物は柔軟性、持ちのよさ、良好な乾
燥時間、良好な保持性、粘着性がないこと、および経時
的な移行性が低いことから選ばれる少なくとも1つの付
加的性質を供することができる。
【0019】別の側面では、本発明は少なくとも1つの
ポリメチルシルセスキオキサン皮膜形成剤および少なく
とも1つのポリメチルシルセスキオキサン皮膜形成剤と
は異なる少なくとも1つの皮膜形成剤からなる組成物に
関し、少なくとも1つのポリメチルシルセスキオキサン
皮膜形成剤は長時間の持ちや移行抵抗性から選ばれる少
なくとも1つの性質を供するのに有効な量で加える。1
つの態様では、少なくとも1つのポリメチルシルセスキ
オキサン皮膜形成剤は長時間の持ちおよび移行抵抗性の
双方を供するのに有効な量で本組成物中に含まれる。
【0020】別の態様では、本発明は少なくとも1つの
ポリメチルシルセスキオキサン皮膜形成剤および少なく
とも1つのポリメチルシルセスキオキサン皮膜形成剤と
は異なる少なくとも1つの皮膜形成剤からなるエマルジ
ョンに関し、このエマルジョンはW/O型エマルジョン、
あるいはO/W型エマルジョンであり、さらに少なくとも
1つのポリメチルシルセスキオキサン皮膜形成剤は長時
間の持ちおよび移行抵抗性から選ばれる少なくとも1つ
の性質を供するのに有効な量で含まれる。1つの態様で
は、少なくとも1つのポリメチルシルセスキオキサン皮
膜形成剤は長時間の持ちおよび移行抵抗性を供するのに
有効な量で本組成物中に含まれる。
【0021】さらに、本発明は化粧ファンデーション組
成物、マスカラ組成物、日焼け防止組成物、アイライナ
ー組成物、およびリップ用メーキャップ組成物に関し、
各組成物少なくとも1つのポリメチルシルセスキオキサ
ン皮膜形成剤および少なくとも1つのポリメチルシルセ
スキオキサン皮膜形成剤とは異なる少なくとも1つの皮
膜形成剤からなり、少なくとも1つのポリメチルシルセ
スキオキサン皮膜形成剤は長時間の持ちおよび移行抵抗
性から選んだ少なくとも1つの性質を供するのに有効な
量で含まれる。ある態様では、少なくとも1つのポリメ
チルシルセスキオキサン皮膜形成剤は長時間の持ちおよ
び移行抵抗性の双方を供するのに有効な量で本組成物中
に含まれる。
【0022】本明細書で使われる用語は以下のように定
義する。「少なくとも1つ」とは、1つ以上を意味する
から、個々の成分および混合物/組合せを含む。「皮膜
形成剤」とは、少なくとも1つの溶剤〔例えば、水や有
機溶剤〕に溶解した後、少なくとも1つの溶剤が揮散し
たときに適用される基体に皮膜を残すポリマーを意味す
る。
【0023】「移行抵抗性」とは、例えば、飲食したと
きに、別の材料〔例えば、ガラス、衣服あるいは皮膚〕
と接触して容易に除去されない組成物により表される性
質を言う。移行抵抗性は当業界で公知の方法により評価
することができる。例えば、「キス」試験を使用でき
る。「キス」試験は組成物をヒトの唇に適用し、続いて
例えばシートや紙の物質に一定時間通常は2分間「口付
け」するものである。同様に、ある組成物の移行抵抗性
は着用したものから任意の他の基体に移行した製品の量
により評価することができ、例えば、適用してから一定
時間が過ぎた後、個人のネックからカラーに移行する量
をみる。基体(カラーや紙など)に移行する組成物の量
は他の組成物と比較して評価することができる。
【0024】「長時間の持ち」とは、コンシスタンシ
ー、テクスチャーおよび色が、2時間さらには8時間の
ように長時間後に、肉眼で見たときに適用時と同じに残
る組成物を意味する。「耐水性」とは、水をはじく能力
をいう。「顔料」とは、白色無機粒子、着色無機粒子、
白色有機粒子、および着色有機粒子である。「フィラ
ー」とは、層状の無機粒子、非層状の無機粒子、層状の
有機粒子、非層状の有機粒子、ラメラーであり、粒子は
無色でも白色でもよい。「螺鈿」とは、シェルをもった
軟体動物により産生されるようなイリデセント粒子、お
よび合成イリデセント粒子を意味する。「ポリマー」と
は、コポリマー(ターポリマーを含む)およびホモポリ
マーをいう。「ジブロックコポリマー」とは、A−B型
コポリマーであり、該コポリマーは例えば、配列中ソフ
ト断片(B)に結合するハード断片(A)を含む。「ト
リブロックコポリマー」とは、A−B−A型コポリマー
であり、該コポリマーは例えば、互いに順番にハード断
片に結合している1つのソフト断片に結合する1つのハ
ード断片を含む。「マルチブロックコポリマー」、「ラ
ジアルコポリマー」および「スターコポリマー」とは、
ハードとソフト断片の組合せからなるコポリマーである
が、ハードとソフトの特性を有するものである。
【0025】上記の一般的記述および続く詳細な説明は
例示的および説明的のものであり、本発明を限定するも
のではない。本発明の態様を詳述する。
【0026】本発明の組成物は少なくとも1つのポリメ
チルシルセスキオキサン皮膜形成剤、即ち、T単位のメ
チル基を置換する置換基をもたない皮膜形成性シルセス
キオキサンを含む。本発明の少なくとも1つのポリメチ
ルシルセスキオキサン皮膜形成剤は必ず皮膜を形成する
ものである。すべてのポリメチルシルセスキオキサン皮
膜形成性ではないから、本発明の範囲内にすべてのポリ
メチルシルセスキオキサンは包含されない。例えば、高
度に重合化したポリメチルシルセスキオキサン(T樹
脂)例えば、東芝のTospearl(登録商標)および信越化
学のKMP590は非常に不溶性であるから、本発明にいう皮
膜形成剤ではない。当該ポリメチルシルセスキオキサン
の分子量は測定するのが難しく、一般には少なくとも1
000T単位を含む。
【0027】本発明の態様によれば、少なくとも1つの
ポリメチルシルセスキオキサン皮膜形成剤のT単位の数
は500以下である。別の態様では、少なくとも1つの
ポリメチルシルセスキオキサン皮膜形成剤のT単位の数
は50から500である。さらに別の態様では、少なく
とも1つのポリメチルシルセスキオキサン皮膜形成剤の
融点は40℃から80℃である。さらに、本発明にかか
る少なくとも1つのポリメチルシルセスキオキサン皮膜
形成剤は揮発性シリコーンおよび有機溶媒から選ばれる
溶剤に溶解する。少なくとも1つのポリメチルシルセス
キオキサン皮膜形成剤の重量平均分子量は一般には50
0から50,000、例えば500から20,000で
あり、さらには10,000である。
【0028】少なくとも1つのポリメチルシルセスキオ
キサン皮膜形成剤の非限定的例はワッカー化学から入手
できるBelsil PMS MK(Resin MKともいう)である。こ
のポリメチルシルセスキオキサン皮膜形成剤はCH3
iO3/2(T単位)の重合化繰り返し単位を含むポリマ
ーであり、(CH32SiO2/2(D単位)の単位を1
重量%まであるいはモルまで含む。このポリマーの重量
平均分子量は10,000と算定される。このポリマー
は以下に図示するように、「ケージ」および「ラダー」
の形状をしている。「ケージ」単位の重量平均分子量は
536g/モルと計算された。大多数のポリマーは「ラ
ダー」形状を示し、ポリマーの末端はエオキシ基(CH
3CH2O)でキャップされている。エトキシ基は一般に
4.5重量%の量で存在し、モル%は一般に7%(シリ
コーン単位)である。エトキシ基は水と反応するから、
少量および変量のSiOHがポリマー中に存在してもよ
い。
【式5】
【式6】
【0029】本発明で使用するのに適する少なくとも1
つのポリメチルシルセスキオキサン皮膜形成剤のその他
の非限定的例は信越化学から入手可能なKR-220Lであ
る。このポリメチルシルセスキオキサン皮膜形成剤はシ
リコーンT−単位(即ち、CH 3SiO3/2)からなり、
Si−OH(またはシラノール)末端単位を有する。KR
-220LにはD単位はない。
【0030】本発明の実施上有用な少なくとも1つのポ
リメチルシルセスキオキサン皮膜形成剤の他の非限定的
例はKR-242A(メチルT単位(98%)とジメチルD単位
(2%)からなりおよびSiOH末端単位を有する)お
よびKR-251(メチルT単位(88%)とジメチルD単位
(12%)からなりかつSiOH末端単位を有する)で
あり、この両方とも信越化学から入手可能である。
【0031】用途により、本発明組成物中の少なくとも
1つのポリメチルシルセスキオキサン皮膜形成剤の濃度
はかなり変わる。当業者は目的の用途により、少なくと
も1つのポリメチルシルセスキオキサン皮膜形成剤の量
を普通に決定できよう。
【0032】例えば、化粧ファンデーションでは、少な
くとも1つのポリメチルシルセスキオキサン皮膜形成剤
は組成物の全重量に対して一般に0.1%から30重量
%、例えば、1%から15重量%の量で組成物中に含ま
れる。アイライナー組成物では、少なくとも1つのポリ
メチルシルセスキオキサン皮膜形成剤は組成物の全重量
に対して5%から70重量%、例えば、20%から70
重量%の量で含まれる。口紅のようなリップ組成物で
は、少なくとも1つのポリメチルシルセスキオキサン皮
膜形成剤は組成物の全重量に対して、1%から70重量
%、例えば、10%から70重量%の量で含まれる。マ
スカラ組成物では、少なくとも1つのポリメチルシルセ
スキオキサン皮膜形成剤は組成物の全重量に対して、1
%から25重量%の量で一般には含まれる。1つの態様
では、少なくとも1つのポリメチルシルセスキオキサン
皮膜形成剤は、少なくとも1つのポリメチルシルセスキ
オキサン皮膜形成剤とは異なる少なくとも1つの皮膜形
成剤より多い量で組成物中に含まれる。当業者は、本発
明にかかる少なくとも1つのポリメチルシルセスキオキ
サン皮膜形成剤とは異なる少なくとも1つのポリメチル
シルセスキオキサン皮膜形成剤は市販されており、かつ
希釈された形で供給者から入手できることは認識できよ
う。したがって、少なくとも1つのポリメチルシルセス
キオキサン皮膜形成剤の量は活性剤の重量%による。
【0033】本発明の組成物は各種の化粧品、皮膚用お
よび(または)医薬製品に使用可能であるが、製品中
(化粧品、皮膚用または医薬用)における少なくとも1
つのポリメチルシルセスキオキサン皮膜形成剤の有効量
は、長時間の持ちおよび移行抵抗性から選ばれる少なく
とも1つの性質を目的に応じて得るのに必要な量であ
る。少なくとも1つのポリメチルシルセスキオキサン皮
膜形成剤、少なくとも1つのポリメチルシルセスキオキ
サン皮膜形成剤とは異なる少なくとも1つの皮膜形成
剤、および用途により安定な製品を得るのに必要な任意
の他の成分(もしあれば)の量を当業者であれば普通に
決定することができる。
【0034】本発明によれば、少なくとも1つのポリメ
チルシルセスキオキサン皮膜形成剤とは異なる少なくと
も1つの皮膜形成剤は、例えば、CTFAインターナショナ
ル・コスメチック・イングリジエント・ディクショナ
リ、第8版(2000)の1744−1747頁にある
リストから選ぶことができる。1つの態様において、少
なくとも1つのポリメチルシルセスキオキサン皮膜形成
剤とは異なる少なくとも1つの皮膜形成剤はジブロック
コポリマー皮膜形成剤、トリブロックコポリマー皮膜形
成剤、マルチブロックコポリマー皮膜形成剤、ラジアル
コポリマー皮膜形成剤、およびスターブロックコポリマ
ー皮膜形成剤から選ばれ、少なくとも1つのポリメチル
シルセスキオキサン皮膜形成剤とは異なる少なくとも1
つの皮膜形成剤は少なくとも2つの熱力学的に不混和性
の断片からなる。本明細書に記載されるように、前記の
コポリマーはハードとソフトの断片の独特の配列からな
る。ハードな断片の非制限的例はスチレンであるが、ソ
フト断片の非制限的例はエチレン、プロピレン、ブチレ
ンおよびそれらの組合せである。
【0035】本発明にて有用な少なくとも1つのポリメ
チルシルセスキオキサン皮膜形成剤とは異なる少なくと
も1つの皮膜形成剤の非限定的例はビニルピロリドン/
酢酸ビニル、例えば、BASFから入手可能なLuvskol(登
録商標)VAコポリマーおよびISPから入手可能なPVP/VA
シリーズのコポリマー、Foraperle(登録商標)皮膜形
成剤(例えば、エルフ・アトケム社から入手可能なFora
perle303D)のようなアクリル系フッ素化エマルジョン
皮膜形成剤、しかし、Foraperleはある化粧品処方には
不適である、ブチル化PVPのようなGANEX(登録商標)コ
ポリマー、PVP/ヘキサデセンコポリマー、PVP/エイコ
センコポリマー、およびトリコンタニル、I.S.P.から入
手可能なCopolymer845のようなポリビニルピロリドン/
ジエチルアミノエチルメタクリレートコポリマーおよび
PVP/ジメチルアミノエチルメタクリレートコポリマ
ー、Resin ACO-5014(イミド化IB/MAコポリマー)、そ
の他のPVPをベースとするポリマーおよびコポリマー、
シリコーンゴム、Dow Corning2-9040のようなシクロメ
チコンコポリマーおよびジメチコンクロスポリマーおよ
び米国特許第5,654,362号明細書に記載のも
の、GEシリコーンから入手可能なSR1000, 554230および
SS4267のようなトリメチルシルオキシシリケート、WO98
/42298に記載されるようなアルキルシクロアルキルア
クリレートコポリマー、Mexomere(登録商標)皮膜形成
剤その他のアリルステアレート/酢酸ビニルコポリマ
ー、バーネット社から入手可能な1,1’−メチレン−
ビス−(4−イソシアネートシクロヘキサン)をもつポ
リ(オキシ−1,2−エタンジイル)、α−ヒドロ−ω
−ヒドロキシ−ポリマーとも呼ばれるPPG-12/SMDIコポ
リマーのようなポリオルプレポリマー、およびBFグッド
リッチから入手可能なAvalure(登録商標)AC Polymers
(アクリレートコポリマー)およびAvalure UR Polymer
s(ポリウレタン分散液)がある。
【0036】1つの態様において、少なくとも1つのポ
リメチルシルセスキオキサン皮膜形成剤とは異なる少な
くとも1つの皮膜形成剤はKraton(登録商標)ラバーコ
ポリマー(シェル化学から入手可能)および類似のゲル
化剤から選ばれる。Kratonラバー構造は当業界で周知で
あり、かつ類似の構造をもつゲル化剤のような任意のブ
ロックコポリマー皮膜形成剤は本発明の範囲内に入る。
別の態様において、少なくとも1つのポリメチルシルセ
スキオキサン皮膜形成剤とは異なる少なくとも1つの皮
膜形成剤Kratonラバーコポリマーから選ばれ、かつ組成
物の全重量に対して10%から20重量%の量でゲルに
含まれる。
【0037】Kratonラバーの各分子は(i)スチレン単
位、および(ii)ラバーモノマーおよび(または)コモノ
マー単位のブロック断片からなる。すなわち、Kratonラ
バーコポリマーは熱可塑性エラストマーであり、このポ
リマー鎖はトリブロック構造、ジブロック構造、ラジア
ルブロック構造、スターブロック構造およびそれらの混
合物から選ばれる構造をもつ。Kratonラバーの各構造は
別々のポリスチレンとラバードメインを形成する。
【0038】Kratonトリブロックラバーコポリマーはラ
バー断片の各末端にポリスチレン断片からなり、一方、
Kratonジブロックラバーコポリマーはラバー断片に付着
するポリスチレン断片からなる。最も普通のKratonトリ
ブロックコポリマーは線状A−B−Aブロック型スチレ
ン−ブタジエン−スチレンコポリマー、線状A−B−A
ブロックスチレン−イソプレン−スチレンコポリマー、
およびA−B−Aブロックスチレン−エチレンブチレン
−スチレンコポリマーである。Kratonジブロックコポリ
マーの非限定的例はABブロック型コポリマーであり、例
えば、スチレン−エチレンプロピレンコポリマー、スチ
レン−エチレンブチレンコポリマー、スチレン−ブタジ
エンコポリマー、およびスチレン−イソプレンコポリマ
ーがある。別の態様において、Kratonラジアルまたはス
ター構造は、例えば、ラバー断片の各末端に付着するポ
リスチレン断片を有するラバーで作られた4ポイントま
たは他の多ポイントスターでもよい。
【0039】他の態様において、少なくとも1つのポリ
メチルシルセスキオキサン皮膜形成剤とは異なる少なく
とも1つの皮膜形成剤は少なくとも1つのスチレン/ブ
チレン/エチレン/スチレンコポリマー(トリブロッ
ク)および少なくとも1つのエチレン/プロピレン/ス
チレンコポリマー(ラジアルまたはスターブロック)か
らなるブロックコポリマー皮膜形成剤から選ばれる。同
様に、メーカーにより「水素化」ブロックコポリマーと
呼ばれる対応するブロックコポリマー(例えば、水素化
スチレン/ブチレン/エチレン/スチレンコポリマー
(トリブロック)および水素化エチレン/プロピレン/
スチレンコポリマー(ラジアルまたはスターブロック)
は本発明の範囲内に入る。適当なブロックコポリマー皮
膜形成剤の非限定的例はヒューストンのペンレコ社から
入手可能なVersagel M5960およびVersagel M5970,およ
びGel Baseのようなブルックス・インダストリーズ社か
ら入手可能なブロックコポリマーがある。
【0040】本発明によれば、少なくとも1つのポリメ
チルシルセスキオキサン皮膜形成剤とは異なる少なくと
も1つの皮膜形成剤は、少なくとも1つの溶剤に溶かし
て調合することができる。1つの態様において、少なく
とも1つの溶剤は炭化水素から選ぶ。本発明の実施上有
用な炭化水素の非限定的例は無機油、無機溶剤、ミネラ
ルスピリット、石油、ワックス、合成炭化水素、動物
油、植物油である。例えば、少なくとも1つのポリメチ
ルシルセスキオキサン皮膜形成剤とは異なる少なくとも
1つの皮膜形成剤は、イソドデカンおよび(または)軽
パラフィン系溶剤に溶かして調合することができる。別
の態様において、少なくとも1つの溶剤は非炭化水素系
溶剤から選ぶ。非炭化水素系溶剤の非限定的例としては
酢酸アミル、酢酸ブチル、酢酸イソブチル、酢酸エチ
ル、酢酸プロピル、および酢酸イソプロピルがある。
【0041】少なくとも1つのポリメチルシルセスキオ
キサン皮膜形成剤とは異なる少なくとも1つの皮膜形成
剤を調合する溶剤と可溶化条件は、所望の性質を有する
組成物を作るために当業者により選択される。当業者は
所定の用途により選ばれる少なくとも1つのポリメチル
シルセスキオキサン皮膜形成剤とは異なる少なくとも1
つの皮膜形成剤に基づいて、可溶化パラメーターを決定
しかつ溶剤を選択することができる。特定の皮膜形成剤
の加工に有用な可溶化パラメーターと溶剤に関するさら
に詳しい情報は各種メーカー、例えば、シェル・ケミカ
ル社から入手できる。ポリマーの可溶化パラメーターの
概念の更なる記述はEncyclopedia of Polymer Science
and Technology, Vol.3, ニューヨーク(1965)お
よびEncyclopedia of Chemical Technology, 補充版、
ニューヨーク(1971)に記載される。
【0042】1つの態様において、本発明にかかる少な
くとも1つのポリメチルシルセスキオキサン皮膜形成剤
とは異なる少なくとも1つの皮膜形成剤は水可溶性であ
り、室温で処理でき、皮膚に対し優れた付着性を示し、
かつ粘り気がないものである。別の態様において、少な
くとも1つのポリメチルシルセスキオキサン皮膜形成剤
とは異なる少なくとも1つの皮膜形成剤は高濃度で化粧
品処方の外相に存在する。他の態様において、少なくと
も1つのポリメチルシルセスキオキサン皮膜形成剤とは
異なる少なくとも1つの皮膜形成剤は、同じ相内に含ま
れる他の成分と混和性である。
【0043】本発明によれば、少なくとも1つのポリメ
チルシルセスキオキサン皮膜形成剤とは異なる少なくと
も1つの皮膜形成剤の量は当業者により容易に決定する
ことができ、かつ目的の用途によりかなり変更すること
ができる。例えば、化粧品組成物では、少なくとも1つ
のポリメチルシルセスキオキサン皮膜形成剤とは異なる
少なくとも1つの皮膜形成剤は組成物の全重量に対して
一般に1%から55重量%、例えば1%から25重量%
の量で化粧品組成物に含むことができる。本発明の少な
くとも1つのポリメチルシルセスキオキサン皮膜形成剤
とは異なる少なくとも1つの皮膜形成剤は市販されてお
り、かつ希釈溶液の形で供給者から入手できることを当
業者は認識できよう。したがって、本明細書に開示され
る少なくとも1つのポリメチルシルセスキオキサン皮膜
形成剤とは異なる少なくとも1つの皮膜形成剤の量は活
性剤の重量%に反映する。
【0044】1つの態様において、本組成物はW/O型
あるいはO/W型のエマルジョンである。少なくとも1
つのポリメチルシルセスキオキサンおよび本発明の少な
くとも1つのポリメチルシルセスキオキサン皮膜形成剤
とは異なる少なくとも1つの皮膜形成剤はエマルジョン
の水性相あるいは油相にあってもよく、ある態様では、
少なくとも1つのポリメチルシルセスキオキサンおよび
少なくとも1つのポリメチルシルセスキオキサン皮膜形
成剤とは異なる少なくとも1つの皮膜形成剤が油相にあ
るとき、最大の効率が立証される。
【0045】本発明の組成物はさらに少なくとも1つの
ポリメチルシルセスキオキサン皮膜形成剤および本発明
の少なくとも1つのポリメチルシルセスキオキサン皮膜
形成剤とは異なる少なくとも1つの皮膜形成剤の双方と
は異なる少なくとも1つの付加的成分を含みうる。少な
くとも1つの付加的成分の非限定的例はゲル化剤、オイ
ル、ワックス、保存料、懸濁剤、増粘剤、溶剤、界面活
性剤、エモリエントおよび本組成物に加えるとき、皮膚
の表面に保持されかつ皮膚に強く付着しないその他の成
分である。
【0046】少なくとも1つの付加成分の特性は、例え
ば、あるエステルや有機日焼け止めに見られるように、
油状の感触の付与能および(または)増大された伸展性
を含む。ある態様において、本発明組成物がさらに少な
くとも1つの付加成分を含み、例えば、製品の伸展性や
柔軟性を促進する場合、少なくとも1つの付加成分は、
組成物がその移行抵抗性や長時間の持ち特性を維持する
のに十分な量で組成物に含まれる。
【0047】少なくとも1つの付加成分として本発明に
て使用するのに適する懸濁剤や増粘剤の非限定的例はワ
ックス、シリカゲル、キサンタンガムのようなガム類、
セルロース誘導体、オルガノクレーを含む粘土類、フュ
ームドシリカのようなシリカ類、脂肪酸石鹸、および各
種炭化水素ゲルがある。例えば、ジブロック、トリブロ
ック、マルチブロックおよび(または)ラジアルまたは
スターブロックコポリマーを含む炭化水素ゲルは当業界
ではゲル化剤、懸濁剤および(または)分散剤として使
われる。例えば、米国特許第5,756,082号、W
O98/42298およびEP0497144B1明細
書参照。この種のコポリマーは、各種固体や液体の懸濁
剤として使用される場合、有利な性質を有することは当
業界で公知である。WO/38981号明細書参照。1
つの態様では、少なくとも1つの増粘剤は組成物の全重
量に対して一般に0.1%から10重量%の量で本組成
物には含まれる。
【0048】少なくとも1つの付加成分として本発明の
組成物に使用できるエモリエントの非限定的例にはグリ
セリン、プロピレングリコール、シクロメチコーンおよ
びジメチコーンがある。適当なエモリエントの他の非限
定的例にはインターナショナル・コスメチック・ディク
ショナリ・アンド・ハンドブック、第2巻、例えば、第
1656−1661頁に記載のものを含む。1つの態様
において、少なくとも1つのエモリエントは組成物の全
重量に対して0.5%から8重量%の量で本発明組成物
に含まれる。
【0049】少なくとも1つの付加成分の非限定的の例
として、脂肪物質、ワックスおよび本願の分野にて伝統
的に使われる調合助剤がある。脂肪物質の非限定的例と
して、エステル化および非エステル化液体形のシリコー
ンおよびエステル固体形のシリコーン(例えば、ベヘネ
ートジメチコーン)、非シリコーン脂肪物質(例えば、
植物油、無機油、動物油、合成油、植物ペースト、無機
ペースト、動物ペースト、合成ペースト、植物ワック
ス、無機ワックス、動物ワックスおよび合成ワックス)
がある。適当な調合助剤の非限定的例は有機乳化剤およ
びオルガノシリコーン乳化剤、例えば、W/O系および
O/W系で使用するものがある。有機乳化剤の非限定的
例は当業界で公知のエトキシル化界面活性剤、例えば、
ポリソルベート−20、ラウレス−およびラウレス−4
である。オルガノシリコーン乳化剤の非限定的例はセチ
ルジメチコーンコポリオール−ポリグリセリル−4−イ
ソステアレート−ヘキシラウレート(ABIL 登録商標、W
E09)、ゴールドシュミット化学社から入手可能、セチ
ルジメチコーンコポリオール(ABIL登録商標、EM90),
(ABIL登録商標、EM97)、ラウリルメチコーンコポリオ
ール(5200)、シクロメチコーン(および)ジメチ
コーンコポリオール(DC5225C)、GEシリコーン社から
入手可能、およびシクロペンタシロキサン&ジメチコー
ンコポリオール(GE SF 1528)がある。
【0050】もしあれば、調合助剤は組成物の全重量に
対して一般に1%から15重量%の量で本組成物中に含
まれる。さらに、これらの調合助剤は当業者により選択
することができ、例えば、コンシステンシーあるいはテ
クスチャーのような目的の性質を有する組成物を得るこ
とができる。例えば、本発明の組成物は上記のワックス
の少なくとも1つを含み、組成物がスチック状の場合、
良好な機械的強度を得ることができる。
【0051】本組成物に使用するのに適する少なくとも
1つの付加成分の別の非限定的例は球面化合物であり、
例えば、ポリウレタン(BPD500のような)、ナイロン1
2、シリカ、アクリレート、アクリレートのエステル、
メタクリレート(例えば、ポリメチルメタクリレー
ト)、メタクリレートのエステル、およびその他のミク
ロスフェアである。本組成物に含まれるとき、これらの
球面化合物は、組成物を適用し、皮膚に擦り込んだとき
スムーズな感触を呈することができる。
【0052】さらに、少なくとも1つの付加成分は化粧
品処方に適用される組成物(化粧ファンデーション、ア
イライナー、リップ組成物、マスカラ、アイシャドー、
コンシーラー、ローションを含む)の分野の通常の添加
剤および本発明の上記任意の適用(例えば、ヘクトライ
ト、アクリル系ポリマーあるいはポリウレタン型の関連
ポリマーなどの合成ポリマー、展着剤、分散剤、抗起泡
剤、湿潤剤、UV−スクリーニング剤、抗酸化剤、香料、
精油、必須脂肪酸、顔料、螺鈿、フィラー、化粧活性
剤、皮膚用活性剤、医薬活性剤、ビタミン、生物物質お
よびこれらの誘導体から選択可能である。
【0053】本発明の実施上使用できる顔料の非限定的
例は二酸化チタン、D&C赤色7号カルシウムレーキ、
D&C赤色21号アルミニウムレーキ、酸化鉄、FD&
C黄色5号アルミニウムレーキ、FD&C青色1号アル
ミニウムレーキ、および化粧品業界で公知のその他の顔
料(処理顔料を含む)がある。
【0054】少なくとも1つの付加成分はフィラーや螺
鈿から選択可能である。これらの成分は本組成物のテク
スチャーやつや消し効果を修正することができる。本発
明の実施上で使用可能な真珠箔の非限定的例はマイカ、
酸化鉄、二酸化チタン、および化粧品業界で公知のその
他の真珠箔がある。
【0055】言うまでもなく、当業者は本発明の組成物
の良好な性質に悪影響を及ぼさないかあるいは実質的に
及ぼさないように、少なくとも1つの適当な添加剤を注
意して選択するであろう。
【0056】本発明によれば、本組成物低温度で揮発性
溶剤を多量に含む処方および(または)製品を加工する
ことができる。1つの態様において、少なくとも1つの
本組成物を含む処方は55℃以下の温度で処理すること
ができる。
【0057】さらに、本発明の組成物は広範囲の適用に
おいて長時間の持ちおよび移行抵抗性から少なくとも1
つ適当に供することができる。これらの適用は例えば、
着色化粧品(ファンデーション、コンシーラー、マスカ
ラ、アイライナー、口紅、アイシャドーを含む)、毛髪
組成物(ヘアスプレー、ゲルおよびムースを含む)、日
焼け止め組成物、スキンケアおよび(または)トリート
メント組成物(ローション、例えば、加湿ローション、
活性成分添加ローション、および香料付きローション)
がある。本発明の製品は化粧品、皮膚用および(また
は)適用する基体に強く付着するフレキシブルな皮膜の
生成に関する医薬用途に有用である。
【0058】上記したように、本発明の組成物は耐水性
にも有効である。例えば、本組成物適用する基体、例え
ば、皮膚の乾燥を抑制でき、吸蔵皮膜を形成したりかつ
経表皮水分ロスを減じることによる。
【0059】ある態様において、本組成物は基体と周囲
との間にバリアーを供し、そこで活性成分および(また
は)機能成分をトラップする。このバリアーは活性成分
および(または)機能成分(例えば、日焼け止め成分の
SPFおよびUV光線保護)の活性を増幅することがで
きる。
【0060】本発明はまた化粧ファンデーション組成物
に関する。1つの態様において、ファンデーション組成
物は(i)少なくとも1つのポリメチルシルセスキオキサ
ン皮膜形成剤、(ii)少なくとも1つのポリメチルシルセ
スキオキサン皮膜形成剤とは異なる少なくとも1つの皮
膜形成剤、(iii)少なくとも1つの増粘剤を組成物の全
重量に対して0.1から10重量%の量で、および(iv)
少なくとも1つのエモリエントを組成物の全重量に対し
て0.5%から8重量%の量で含む。
【0061】本発明はマスカラ組成物にも関する。少な
くとも1つのポリメチルシルセスキオキサン皮膜形成剤
および少なくとも1つのポリメチルシルセスキオキサン
皮膜形成剤とは異なる少なくとも1つの皮膜形成剤から
なるマスカラ組成物は1つの態様において、長時間の持
ちおよび移行抵抗性から選ばれる少なくとも1つの性質
を供しうる。さらに、本マスカラ組成物は耐水性を供す
ることができる。
【0062】ある態様において、本マスカラ組成物はレ
ジンMK(少なくとも1つのポリメチルシルセスキオキサ
ン皮膜形成剤)およびバーサゲルM5960(少なくとも1
つのポリメチルシルセスキオキサン皮膜形成剤とは異な
る少なくとも1つの皮膜形成剤)を含む。別の態様で
は、本マスカラ組成物は少なくとも1つのアリルステア
レート/酢酸ビニルコポリマー皮膜形成剤からなる。少
なくとも1つのアリルステアレート/酢酸ビニルコポリ
マー皮膜形成剤の非限定的例はMexomere登録商標、皮膜
形成剤であり、このコポリマー皮膜形成剤は例えば、組
成物の全重量に対して0.5%から10重量%の量で含
むことができる。
【0063】本発明の別の主題は例えば、(i)少なくと
も1つのポリメチルシルセスキオキサン皮膜形成剤、(i
i)少なくとも1つのポリメチルシルセスキオキサン皮膜
形成剤とは異なる少なくとも1つの皮膜形成剤、および
(iii)少なくとも1つのUV吸収剤からなる日焼けロー
ションおよび日焼け止めローションの組成物である。こ
れらの組成物は長時間の持ち、移行抵抗性および耐水性
から選ばれる少なくとも1つの性質を供することができ
る。
【0064】本発明の別の主題はアイライナー組成物で
ある。本アイライナー組成物は長時間の持ち、および移
行抵抗性から選ばれる少なくとも1つの性質を供するこ
とができる。さらに、本アイライナー組成物は耐水性を
供することができる。1つの態様では、本アイライナー
組成物はレジンMK(少なくとも1つのポリメチルシルセ
スキオキサン皮膜形成剤)および少なくとも1つのポリ
メチルシルセスキオキサン皮膜形成剤とは異なる少なく
とも1つの皮膜形成剤、例えば、バーサゲルM5970を含
む。別の態様では、本アイライナー組成物はさらにMexo
mere登録商標、皮膜形成剤のような少なくとも1つのア
リルステアレート/酢酸ビニルコポリマー皮膜形成剤か
らなる。少なくとも1つのアリルステアレート/酢酸ビ
ニルコポリマー皮膜形成剤は組成物の全重量に対して一
般に0.5%から3.5重量%の量で含みうる。
【0065】本発明によれば、本アイライナー組成物は
さらに炭化水素ゲル、ベントン型ゲル、ワックス(蜜
蝋、カルナバワックスおよびそれらの誘導体など)、保
存料、プロピレンカーボネート、イソドデカン、シリ
カ、シリカシリレート、石油留出物、ポリエチレン、お
よび顔料(酸化鉄、ウルトラマリンおよび酸化黒など)
から選ばれる少なくとも1つの構成要素を含んでもよ
い。ベントン型ゲルの非限定的例はGel SS71, Gel EA27
86, Quaternium-18 ベントナイト、38CE Gel ISD Vおよ
びGel ISDである。例えば、もし含まれれば、ベントン
型ゲルは組成物の全重量に対して一般に0.5%から5
0重量%の量で組成物中に含みうる。
【0066】本発明はまたレジンMKのような少なくとも
1つのポリメチルシルセスキオキサン皮膜形成剤、およ
びバーサゲルM5970のような少なくとも1つの皮膜形成
剤を、移行抵抗性皮膜を得るのに十分な量で含まれる、
例えばヒトのリップ用のメーキャップ組成物に関する。
この皮膜は長時間の持ちおよび移行抵抗性から選ばれる
少なくとも1つの性質を有しうる。
【0067】本発明の任意の主題のパッケージングおよ
び適用装置は一般的な知識に基づいて当業者により選択
しかつ製造することができ、かつパッケージされる組成
物の性質により適用することができる。実際、使用する
装置のタイプは特に粘度のような組成物のコンシステン
シーにリンクすることができ、揮発性化合物の存在など
により組成物に存在する組成分の性質に依存する。
【0068】特に指示がなければ、本発明で使う成分
量、反応条件等を表すすべての数字は「約」により修正
されるものである。したがって、反対の指摘がないかぎ
り、明細書や特許請求の範囲に記載の数値はおおよその
ものであり、本発明により得られる目的の性質により変
わりうるものである。少なくとも、特許請求の範囲の均
等論の適用を制限しようとするものではなく、各数値は
有意の数字ならびに通常の簡略したアプローチを見て解
釈すべきである。
【0069】本発明の広い範囲を記載する数値の範囲は
近似値であるが、特定の例に記載の数値は可能な限り正
確に報告されている。しかし、任意の数値は各試験結果
に見られる標準偏差に起因するある程度のエラーは必ず
固有的に含まれるものである。つぎの例は本発明を説明
するものであり、結果として範囲を限定するものではな
い。
【0070】例1 少なくとも1つのポリメチルシルセスキオキサンとこの
ポリメチルシルセスキオキサンとは異なる少なくとも1
つの皮膜形成剤からなる本発明のマスカラ組成物を調製
した。本マスカラの持ちと移行特性は、ポリメチルシル
セスキオキサンの代わりにトリメチルシルオキシシリケ
ートからなる対照マスカラ組成物と比較した。すべての
成分は重量%であげてある。
【表1】 本マスカラAは長時間の持ちと非移行性ならびに優れた
感触を示した。さらに、本マスカラAによりマツゲに沈
着した皮膜は対照のマスカラBの場合より脆さが少なか
った。
【0071】例2 少なくとも1つのポリメチルシルセスキオキサンとこの
ポリメチルシルセスキオキサンとは異なる少なくとも1
つの皮膜形成剤からなるリップ用の本発明メーキャップ
組成物を調製した。本組成物の付着性はポリメチルシル
セスキオキサンの代わりにトリメチルシルオキシシリケ
ートを含む対照リップ組成物と比較した。すべての成分
は重量%による。
【表2】 本組成物Aは優れた付着性を示した。
【0072】例3 少なくとも1つのポリメチルシルセスキオキサン皮膜形
成剤(レジンMK)およびポリメチルシルセスキオキサン
皮膜形成剤とは異なる少なくとも1つの皮膜形成剤から
なるファンデーション組成物を調製した。本組成物の付
着性はポリメチルシルセスキオキサンの代わりにトリメ
チルシルオキシシリケートを含む対照ファンデーション
組成物と比較した。すべての成分は重量%による。 本組成物は適用に際し一層スリップ性を示した。即ち、
適用が容易でかつ一層の被覆を供した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 53/00 C08L 53/00 (72)発明者 バレリー ロベール フランス国 シュビーユ ラリュー、リュ ポール オシャール 188 Fターム(参考) 4C083 AA021 AB441 AC112 AC241 AC842 AD011 AD021 AD022 AD091 AD092 AD151 AD152 AD611 BB01 BB11 BB14 BB21 BB41 BB46 BB47 BB48 BB60 CC12 CC13 CC14 CC19 DD21 DD22 DD31 EE01 EE07 EE12 EE17 4J002 AB053 AE033 AE053 BP012 BP032 CP031 CP033 DJ016 EC046 EC056 FD010 FD070 FD200 FD310 FD330 HA07

Claims (118)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a) 式(CH3SiO3/2)x(式中、x
    は繰り返し単位の数である)の繰り返し単位を含む少な
    くとも1つのポリメチルシルセスキオキサン皮膜形成
    剤、および(b) 前記ポリメチルシルセスキオキサン皮膜
    形成剤とは異なる少なくとも1つの皮膜形成剤からなる
    組成物であって、この少なくとも1つのポリメチルシル
    セスキオキサン皮膜形成剤は該組成物に対して長時間の
    持ちおよび移行抵抗性から選んだ少なくとも1つの性質
    を供するに有効な量で含まれる、上記組成物。
  2. 【請求項2】 少なくとも1つのポリメチルシルセスキ
    オキサン皮膜形成剤は組成物に対して長時間の持ちおよ
    び移行抵抗性を供するのに有効な量で存在する、請求項
    1記載の組成物。
  3. 【請求項3】 組成物は耐水性である、請求項1記載の
    組成物。
  4. 【請求項4】 少なくとも1つのポリメチルシルセスキ
    オキサン皮膜形成剤は耐水性を供するのに有効な量で存
    在する、請求項3記載の組成物。
  5. 【請求項5】 xは500以下である、請求項1記載の
    組成物。
  6. 【請求項6】 xは50から500である、請求項1記
    載の組成物。
  7. 【請求項7】 少なくとも1つのポリメチルシルセスキ
    オキサン皮膜形成剤は40℃から80℃の融点を有す
    る、請求項1記載の組成物。
  8. 【請求項8】 少なくとも1つのポリメチルシルセスキ
    オキサン皮膜形成剤はさらに式(CH32SiO2/2
    単位を1%まで含む、請求項1記載の組成物。
  9. 【請求項9】 少なくとも1つのポリメチルシルセスキ
    オキサン皮膜形成剤は組成物の全重量に対して0.1%
    から70重量%の量で組成物に含まれる、請求項1記載
    の組成物。
  10. 【請求項10】 少なくとも1つのポリメチルシルセス
    キオキサン皮膜形成剤は500から20,000の重量
    平均分子量を有する、請求項1記載の組成物。
  11. 【請求項11】 少なくとも1つのポリメチルシルセス
    キオキサン皮膜形成剤は10,000の重量平均分子量
    を有する、請求項10記載の組成物。
  12. 【請求項12】 少なくとも1つのポリメチルシルセス
    キオキサン皮膜形成剤とは異なる少なくとも1つの皮膜
    形成剤はジ−ブロックコポリマー皮膜形成剤、トリ−ブ
    ロックコポリマー皮膜形成剤、マルチ−ブロックコポリ
    マー皮膜形成剤、ラジアルブロックコポリマー皮膜形成
    剤およびスターブロックコポリマー皮膜形成剤から選ば
    れる、請求項1記載の組成物。
  13. 【請求項13】 少なくとも1つのポリメチルシルセス
    キオキサン皮膜形成剤とは異なる少なくとも1つの皮膜
    形成剤はスチレン−ブタジエン−スチレンブロックコポ
    リマー、スチレン−イソプレン−スチレンブロックコポ
    リマー、スチレン−エチレンブチレン−スチレンブロッ
    クコポリマー、スチレン−エチレンプロピレンブロック
    コポリマー、スチレン−エチレンブチレンブロックコポ
    リマー、スチレン−ブタジエンブロックコポリマー、ス
    チレン−イソプレンブロックコポリマー、スチレン−ブ
    チレン−エチレン−スチレンブロックコポリマー、およ
    びエチレン−プロピレン−スチレンブロックコポリマー
    から選択する、請求項1記載の組成物。
  14. 【請求項14】 該少なくとも1つのポリメチルシルセ
    スキオキサン皮膜形成剤とは異なる少なくとも1つの皮
    膜形成剤は組成物の全重量に対して1%から25重量%
    の量で存在する、請求項1記載の組成物。
  15. 【請求項15】 少なくとも1つのポリメチルシルセス
    キオキサン皮膜形成剤は少なくとも1つのポリメチルシ
    ルセスキオキサン皮膜形成剤とは異なる少なくとも1つ
    の皮膜形成剤の量より多く組成物中に含まれる、請求項
    1記載の組成物。
  16. 【請求項16】 ゲル化剤、オイル、ワックス、保存
    料、懸濁剤、増粘剤、溶剤、界面活性剤、エモリエン
    ト、脂肪物質、配合助剤、球面物質、ヘクトライト、合
    成ポリマー、展着剤、分散剤、消泡剤、湿潤剤、UVス
    クリーニング剤、抗酸化剤、香料、精油、必須脂肪酸、
    顔料、螺鈿、フィラー、化粧活性剤、皮膚用活性剤、医
    薬活性剤、加湿剤、ビタミン、生物物質、およびこれら
    の誘導物質から選択される少なくとも1つの付加成分を
    含み、これらの付加成分は少なくとも1つのポリメチル
    シルセスキオキサン皮膜形成剤およびこの少なくとも1
    つのポリメチルシルセスキオキサン皮膜形成剤とは異な
    る少なくとも1つの皮膜形成剤の両方と異なる、請求項
    1記載の組成物。
  17. 【請求項17】 (a) 式(CH3SiO3/2)x(xは繰
    り返し単位の数である)の繰り返し単位を有する少なく
    とも1つのポリメチルシルセスキオキサン皮膜形成剤、
    (b) 該少なくとも1つのポリメチルシルセスキオキサン
    皮膜形成剤とは異なる少なくとも1つの皮膜形成剤を含
    むエマルジョンであって、このエマルジョンはW/O型
    エマルジョンおよびO/W型エマルジョンから選択し、
    かつ少なくとも1つのポリメチルシルセスキオキサン皮
    膜形成剤は長時間の持ちおよび移行抵抗性から選ぶ少な
    くとも1つの性質を供するのに有効な量で含まれる、上
    記エマルジョン。
  18. 【請求項18】 少なくとも1つのポリメチルシルセス
    キオキサン皮膜形成剤は長時間の持ちおよび移行抵抗性
    を供するのに有効な量で存在する、請求項17記載のエ
    マルジョン。
  19. 【請求項19】 エマルジョンは水性相と油性相からな
    り、さらに少なくとも1つのポリメチルシルセスキオキ
    サン皮膜形成剤および少なくとも1つのポリメチルシル
    セスキオキサン皮膜形成剤とは異なる少なくとも1つの
    皮膜形成剤はエマルジョンの油性相に存在する、請求項
    17記載のエマルジョン。
  20. 【請求項20】 xは500以下である、請求項17記
    載のエマルジョン。
  21. 【請求項21】 xは50から500である、請求項1
    7記載のエマルジョン。
  22. 【請求項22】 少なくとも1つのポリメチルシルセス
    キオキサン皮膜形成剤は40℃から80℃の融点を有す
    る、請求項17記載のエマルジョン。
  23. 【請求項23】 少なくとも1つのポリメチルシルセス
    キオキサン皮膜形成剤はさらに式(CH32SiO2/2
    の単位を1%まで含む、請求項17記載のエマルジョ
    ン。
  24. 【請求項24】 少なくとも1つのポリメチルシルセス
    キオキサン皮膜形成剤は組成物の全重量に対して0.1
    %から70重量%の量で組成物中に含まれる、請求項1
    7記載のエマルジョン。
  25. 【請求項25】 少なくとも1つのポリメチルシルセス
    キオキサン皮膜形成剤は500から20,000の重量
    平均分子量を有する、請求項17記載のエマルジョン。
  26. 【請求項26】 少なくとも1つのポリメチルシルセス
    キオキサン皮膜形成剤は10,000の重量平均分子量
    を有する、請求項17記載のエマルジョン。
  27. 【請求項27】 少なくとも1つのポリメチルシルセス
    キオキサン皮膜形成剤とは異なる少なくとも1つの皮膜
    形成剤はジブロックコポリマー皮膜形成剤、トリブロッ
    クコポリマー皮膜形成剤、マルチブロックコポリマー皮
    膜形成剤、ラジアルブロックコポリマー皮膜形成剤およ
    びスターブロックコポリマー皮膜形成剤から選択され
    る、請求項17記載のエマルジョン。
  28. 【請求項28】 少なくとも1つのポリメチルシルセス
    キオキサンとは異なる少なくとも1つの皮膜形成剤はス
    チレン−ブタジエン−スチレンブロックコポリマー、ス
    チレン−イソプレン−スチレンブロックコポリマー、ス
    チレン−エチレンブチレン−スチレンブロックコポリマ
    ー、スチレン−エチレンプロピレンブロックコポリマ
    ー、スチレン−エチレンブチレンブロックコポリマー、
    スチレン−ブタジエンブロックコポリマー、スチレン−
    イソプレンブロックコポリマー、スチレン−ブチレン−
    エチレン−スチレンブロックコポリマー、およびエチレ
    ン−プロピレン−スチレンブロックコポリマーから選択
    される、請求項17記載のエマルジョン。
  29. 【請求項29】 少なくとも1つのポリメチルシルセス
    キオキサン皮膜形成剤とは異なる少なくとも1つの皮膜
    形成剤は組成物全重量に対して、1%から25重量%の
    量で含まれる、請求項17記載のエマルジョン。
  30. 【請求項30】 少なくとも1つのポリメチルシルセス
    キオキサン皮膜形成剤は、少なくとも1つのポリメチル
    シルセスキオキサン皮膜形成剤とは異なる少なくとも1
    つの皮膜形成剤の量より多い量でエマルジョン中に存在
    する、請求項17記載のエマルジョン。
  31. 【請求項31】 ゲル化剤、オイル、ワックス、保存
    料、懸濁剤、増粘剤、溶剤、界面活性剤、エモリエン
    ト、脂肪物質、調合助剤、球面化合物、ヘクトライト、
    合成ポリマー、展着剤、分散剤、消泡剤、湿潤剤、UV
    スクリーニング剤、抗酸化剤、香料、精油、必須脂肪
    酸、顔料、螺鈿、フィラー、化粧活性剤、皮膚用活性
    剤、医薬用活性剤、加湿剤、ビタミン、生物材料、およ
    びこれらの誘導体から選ばれる少なくとも1つの付加成
    分を含み、少なくとも1つのこの付加成分は少なくとも
    1つのポリメチルシルセスキオキサン皮膜形成剤および
    少なくとも1つのポリメチルシルセスキオキサン皮膜形
    成剤とは異なる少なくとも1つの皮膜形成剤の双方とは
    異なる、請求項17記載のエマルジョン。
  32. 【請求項32】 (a) 式(CH3SiO3/2)x(xは繰
    り返し単位の数である)の繰り返し単位を含む少なくと
    も1つのポリメチルシルセスキオキサン皮膜形成剤、お
    よび(b) 少なくとも1つのポリメチルシルセスキオキサ
    ン皮膜形成剤とは異なる少なくとも1つの皮膜形成剤か
    らなる組成物であって、該組成物はファンデーション化
    粧組成物であり、また少なくとも1つのポリメチルシル
    セスキオキサン皮膜形成剤は長時間の持ちおよび移行抵
    抗性から選ばれる少なくとも1つの性質を供するのに有
    効な量で含まれる、上記組成物。
  33. 【請求項33】 少なくとも1つのポリメチルシルセス
    キオキサン皮膜形成剤は長時間の持ちおよび移行抵抗性
    を供するのに有効な量で含まれる、請求項32記載の組
    成物。
  34. 【請求項34】 増粘剤とエモリエントから選ばれる少
    なくとも1つの成分を含む、請求項32記載の組成物。
  35. 【請求項35】 該組成物はさらに少なくとも1つの増
    粘剤および少なくとも1つのエモリエントを含む、請求
    項34記載の組成物。
  36. 【請求項36】 該組成物は組成物の全重量に対して、
    0.1から10重量%の量の少なくとも1つの増粘剤を
    含む、請求項34記載の組成物。
  37. 【請求項37】 該組成物は組成物全重量に対して、
    0.5%から8重量%の量の少なくとも1つのエモリエ
    ントを含む、請求項34記載の組成物。
  38. 【請求項38】 xは500以下である、請求項32記
    載の組成物。
  39. 【請求項39】 xは50から500の範囲である、請
    求項32記載の組成物。
  40. 【請求項40】 少なくとも1つのポリメチルシルセス
    キオキサン皮膜形成剤は40℃から80℃の融点を有す
    る、請求項32記載の組成物。
  41. 【請求項41】 少なくとも1つのポリメチルシルセス
    キオキサン皮膜形成剤は式(CH32SiO2/2の単位
    を1%まで含む、請求項32記載の組成物。
  42. 【請求項42】 少なくとも1つのポリメチルシルセス
    キオキサン皮膜形成剤は500から20,000の重量
    平均分子量を有する、請求項32記載の組成物。
  43. 【請求項43】 少なくとも1つのポリメチルシルセス
    キオキサン皮膜形成剤は10,000の重量平均分子量
    を有する、請求項42記載の組成物。
  44. 【請求項44】 少なくとも1つのポリメチルシルセス
    キオキサン皮膜形成剤は組成物の全重量に対して、0.
    1%から30重量%の量で含まれる、請求項32記載の
    組成物。
  45. 【請求項45】 少なくとも1つのポリメチルシルセス
    キオキサン皮膜形成剤は組成物の全重量に対して、1%
    から15重量%の量で含まれる、請求項44記載の組成
    物。
  46. 【請求項46】 少なくとも1つのポリメチルシルセス
    キオキサン皮膜形成剤は、少なくとも1つのポリメチル
    シルセスキオキサン皮膜形成剤とは異なる少なくとも1
    つの皮膜形成剤の量より多く該組成物中に含まれる、請
    求項32記載の組成物。
  47. 【請求項47】 少なくとも1つのポリメチルシルセス
    キオキサン皮膜形成剤とは異なる少なくとも1つの皮膜
    形成剤はジブロックコポリマー皮膜形成剤、トリブロッ
    クコポリマー皮膜形成剤、マルチブロックコポリマー皮
    膜形成剤、ラジアルブロックコポリマー皮膜形成剤、お
    よびスターブロックコポリマー皮膜形成剤から選択され
    る、請求項32記載の組成物。
  48. 【請求項48】 少なくとも1つのポリメチルシルセス
    キオキサン皮膜形成剤とは異なる少なくとも1つの皮膜
    形成剤はスチレン−ブタジエンブロックコポリマー、ス
    チレン−イソプレン−スチレンブロックコポリマー、ス
    チレン−エチレンブチレン−スチレンブロックコポリマ
    ー、スチレン−エチレンプロピレンブロックコポリマ
    ー、スチレン−エチレンブチレンブロックコポリマー、
    スチレン−ブタジエンブロックコポリマー、スチレン−
    イソプレンブロックコポリマー、スチレン−ブチレン−
    エチレン−スチレンブロックコポリマー、およびエチレ
    ン−プロピレン−スチレンブロックコポリマーから選択
    される、請求項32記載の組成物。
  49. 【請求項49】 少なくとも1つのポリメチルシルセス
    キオキサン皮膜形成剤とは異なる少なくとも1つのポリ
    メチルシルセスキオキサン皮膜形成剤は組成物の全重量
    に対して、1%から25重量%の量で含まれる、請求項
    32記載の組成物。
  50. 【請求項50】 ゲル化剤、オイル、ワックス、保存
    料、懸濁剤、増粘剤、溶剤、界面活性剤、エモリエン
    ト、脂肪物質、調合助剤、球面化合物、ヘクトライト、
    合成ポリマー、展着剤、分散剤、消泡剤、湿潤剤、UV
    −スクリーニング剤、抗酸化剤、香料、精油、必須脂肪
    酸、顔料、螺鈿、フィラー、化粧活性剤、皮膚用活性
    剤、医薬活性剤、加湿剤、ビタミン、生物材料、および
    これらの誘導体から選ばれる少なくとも1つの付加成分
    をさらに含み、少なくとも1つの付加成分は少なくとも
    1つのポリメチルシルセスキオキサン皮膜形成剤および
    少なくとも1つのポリメチルシルセスキオキサン皮膜形
    成剤とは異なる少なくとも1つの皮膜形成剤の両方とは
    異なる、請求項32記載の組成物。
  51. 【請求項51】 (a) 式(CH3SiO3/2)x(xは繰
    り返し単位の数である)の繰り返し単位を有する少なく
    とも1つのポリメチルシルセスキオキサン皮膜形成剤、
    および(b) 少なくとも1つのポリメチルシルセスキオキ
    サン皮膜形成剤とは異なる少なくとも1つの皮膜形成剤
    からなる組成物であって、該組成物はマスカラ組成物で
    あり、さらに少なくとも1つのポリメチルシルセスキオ
    キサン皮膜形成剤は長時間の持ちおよび移行抵抗性から
    選ばれる少なくとも1つの性質を供するに有効な量で含
    まれる、上記組成物。
  52. 【請求項52】 少なくとも1つのポリメチルシルセス
    キオキサン皮膜形成剤は長時間の持ちおよび移行抵抗性
    を供するのに有効な量で含まれる、請求項51記載の組
    成物。
  53. 【請求項53】 xは500以下である、請求項51記
    載の組成物。
  54. 【請求項54】 xは50から500である、請求項5
    1記載の組成物。
  55. 【請求項55】 少なくとも1つのポリメチルシルセス
    キオキサン皮膜形成剤は40℃から80℃の融点を有す
    る、請求項51記載の組成物。
  56. 【請求項56】 少なくとも1つのポリメチルシルセス
    キオキサン皮膜形成剤はさらに式(CH32SiO2/2
    の単位を1%まで含む、請求項51記載の組成物。
  57. 【請求項57】 少なくとも1つのポリメチルシルセス
    キオキサン皮膜形成剤は500から20,000の重量
    平均分子量を有する、請求項51記載の組成物。
  58. 【請求項58】 少なくとも1つのポリメチルシルセス
    キオキサン皮膜形成剤は10,000の重量平均分子量
    を有する、請求項57記載の組成物。
  59. 【請求項59】 少なくとも1つのポリメチルシルセス
    キオキサン皮膜形成剤は組成物の全重量に対して、1%
    から25重量%の量で含まれる、請求項51記載の組成
    物。
  60. 【請求項60】 少なくとも1つのポリメチルシルセス
    キオキサン皮膜形成剤は組成物の全重量に対して、5%
    から20重量%の量で含まれる、請求項59記載の組成
    物。
  61. 【請求項61】 少なくとも1つのポリメチルシルセス
    キオキサン皮膜形成剤は、少なくとも1つのポリメチル
    シルセスキオキサン皮膜形成剤とは異なる少なくとも1
    つの皮膜形成剤の量より多く該組成物中に含まれる、請
    求項51記載の組成物。
  62. 【請求項62】 少なくとも1つのポリメチルシルセス
    キオキサン皮膜形成剤とは異なる少なくとも1つの皮膜
    形成剤はジブロックコポリマー皮膜形成剤、トリブロッ
    クコポリマー皮膜形成剤、マルチブロックコポリマー皮
    膜形成剤、ラジアルブロックコポリマー皮膜形成剤、お
    よびスターブロックコポリマー皮膜形成剤から選ぶ、請
    求項51記載の組成物。
  63. 【請求項63】 少なくとも1つのポリメチルシルセス
    キオキサン皮膜形成剤はスチレン−ブタジエン−スチレ
    ンブロックコポリマー、スチレン−イソプレン−スチレ
    ンブロックコポリマー、スチレン−エチレンブチレン−
    スチレンブロックコポリマー、スチレン−エチレンプロ
    ピレンブロックコポリマー、スチレン−エチレンブチレ
    ンブロックコポリマー、スチレン−ブタジエンブロック
    コポリマー、スチレン−イソプレンブロックコポリマ
    ー、スチレン−ブタジエン−エチレン−スチレンブロッ
    クコポリマー、エチレン−プロピレン−スチレンブロッ
    クコポリマーから選ばれる、請求項51記載の組成物。
  64. 【請求項64】 少なくとも1つのポリメチルシルセス
    キオキサン皮膜形成剤とは異なる少なくとも1つの皮膜
    形成剤は組成物の全重量に対して1%から25重量%の
    量で含まれる、請求項51記載の組成物。
  65. 【請求項65】 ゲル化剤、オイル、ワックス、保存
    料、懸濁剤、増粘剤、溶剤、界面活性剤、エモリエン
    ト、脂肪物質、調合助剤、球面化合物、ヘクトライト、
    合成ポリマー、展着剤、分散剤、消泡剤、湿潤剤、UV
    スクリーニング剤、抗酸化剤、香料、精油、必須脂肪
    酸、顔料、螺鈿、フィラー、化粧活性剤、皮膚用活性
    剤、医薬活性剤、加湿剤、ビタミン、生物物質、および
    それらの誘導体から選ばれた少なくとも1つの付加成分
    を含み、この付加成分は少なくとも1つのポリメチルシ
    ルセスキオキサン皮膜形成剤および少なくとも1つのポ
    リメチルシルセスキオキサン皮膜形成剤とは異なる少な
    くとも1つの皮膜形成剤の双方とは異なる、請求項51
    記載の組成物。
  66. 【請求項66】 組成物は少なくとも1つのポリメチル
    シルセスキオキサン皮膜形成剤とは異なる少なくとも2
    つの皮膜形成剤を含む、請求項51記載の組成物。
  67. 【請求項67】 少なくとも2つの皮膜形成剤の少なく
    とも1つはステアリン酸アリル/酢酸ビニルコポリマー
    皮膜形成剤から選択される、請求項66記載の組成物。
  68. 【請求項68】 ステアリン酸アリル/酢酸ビニルコポ
    リマー皮膜形成剤は組成物の全重量に対して、0.5%
    から10重量%の量で含まれる、請求項67記載の組成
    物。
  69. 【請求項69】 組成物は耐水性である、請求項68記
    載の組成物。
  70. 【請求項70】 少なくとも1つのポリメチルシルセス
    キオキサン皮膜形成剤は耐水性を供するのに有効な量で
    含まれる、請求項69記載の組成物。
  71. 【請求項71】 (a) 式(CH3SiO3/2)x(xは繰
    り返し単位の数である)の繰り返し単位を有する少なく
    とも1つのポリメチルシルセスキオキサン皮膜形成剤、
    (b) 少なくとも1つのポリメチルシルセスキオキサン皮
    膜形成剤とは異なる少なくとも1つの皮膜形成剤、およ
    び(c) 少なくとも1つのUV吸収剤からなる組成物であ
    って、少なくとも1つのポリメチルシルセスキオキサン
    皮膜形成剤は長時間の持ち、移行抵抗性および耐水性か
    ら選ばれる少なくとも1つの性質を供するのに有効な量
    で含まれる、上記組成物。
  72. 【請求項72】 少なくとも1つのポリメチルシルセス
    キオキサン皮膜形成剤は長時間の持ち、移行抵抗性、お
    よび耐水性を供するのに有効な量で含まれる、請求項7
    1記載の組成物。
  73. 【請求項73】 xは500以下である、請求項71記
    載の組成物。
  74. 【請求項74】 xは50から500である、請求項7
    1記載の組成物。
  75. 【請求項75】 少なくとも1つのポリメチルシルセス
    キオキサン皮膜形成剤は40℃から80℃の融点を有す
    る、請求項71記載の組成物。
  76. 【請求項76】 少なくとも1つのポリメチルシルセス
    キオキサン皮膜形成剤はさらに式(CH32SiO2/2
    の単位を1%まで含む、請求項71記載の組成物。
  77. 【請求項77】 少なくとも1つのポリメチルシルセス
    キオキサン皮膜形成剤は500から20,000の重量
    平均分子量を有する、請求項71記載の組成物。
  78. 【請求項78】 少なくとも1つのポリメチルシルセス
    キオキサン皮膜形成剤は10,000の重量平均分子量
    を有する、請求項77記載の組成物。
  79. 【請求項79】 少なくとも1つのポリメチルシルセス
    キオキサン皮膜形成剤は組成物の全重量に対して、1%
    から25重量%の量で含まれる、請求項71記載の組成
    物。
  80. 【請求項80】 少なくとも1つのポリメチルシルセス
    キオキサン皮膜形成剤は組成物の全重量に対して、5%
    から20重量%の量で含まれる、請求項79記載の組成
    物。
  81. 【請求項81】 少なくとも1つのポリメチルシルセス
    キオキサン皮膜形成剤は、少なくとも1つのポリメチル
    シルセスキオキサン皮膜形成剤とは異なる少なくとも1
    つの皮膜形成剤の量より多く該組成物中に含まれる、請
    求項71記載の組成物。
  82. 【請求項82】 少なくとも1つのポリメチルシルセス
    キオキサン皮膜形成剤とは異なる少なくとも1つの皮膜
    形成剤はジブロックコポリマー皮膜形成剤、トリブロッ
    クコポリマー皮膜形成剤、マルチブロックコポリマー皮
    膜形成剤、ラジアルブロックコポリマー皮膜形成剤、お
    よびスターブロックコポリマー皮膜形成剤から選択され
    る、請求項71記載の組成物。
  83. 【請求項83】 少なくとも1つのポリメチルシルセス
    キオキサン皮膜形成剤とは異なる少なくとも1つの皮膜
    形成剤はスチレン−ブタジエン−スチレンブロックコポ
    リマー、スチレン−イソプレン−スチレンブロックコポ
    リマー、スチレン−エチレンブチレン−スチレンブロッ
    クコポリマー、スチレン−エチレンプロピレンブロック
    コポリマー、スチレン−エチレンブチレンブロックコポ
    リマー、スチレン−ブタジエンブロックコポリマー、ス
    チレン−イソプレンブロックコポリマー、スチレン−ブ
    チレン−エチレン−スチレンブロックコポリマー、およ
    びエチレン−プロピレン−スチレンブロックコポリマー
    から選択される、請求項71記載の組成物。
  84. 【請求項84】 少なくとも1つのポリメチルシルセス
    キオキサン皮膜形成剤とは異なる少なくとも1つの皮膜
    形成剤は組成物の全重量に対して、1%から25重量%
    の量で含まれる、請求項71記載の組成物。
  85. 【請求項85】 ゲル化剤、オイル、ワックス、保存
    料、懸濁剤、増粘剤、溶剤、界面活性剤、エモリエン
    ト、脂肪物質、調合助剤、球面化合物、ヘクトライト、
    合成ポリマー、展着剤、分散剤、消泡剤、湿潤剤、UV
    スクリーニング剤、抗酸化剤、香料、精油、必須脂肪
    酸、顔料、螺鈿、フィラー、化粧活性剤、皮膚用活性
    剤、医薬活性剤、ビタミン、生物物質、およびそれらの
    誘導体から選ばれる少なくとも1つの付加成分を含み、
    少なくとも1つの付加成分は、少なくとも1つのポリメ
    チルシルセスキオキサン皮膜形成剤および少なくとも1
    つのポリメチルシルセスキオキサン皮膜形成剤とは異な
    る少なくとも1つの皮膜形成剤の双方とは異なる、請求
    項71記載の組成物。
  86. 【請求項86】 (a) 式(CH3SiO3/2)x(xは繰
    り返し単位の数である)の繰り返し単位を有する少なく
    とも1つのポリメチルシルセスキオキサン皮膜形成剤、
    および(b) 少なくとも1つのポリメチルシルセスキオキ
    サン皮膜形成剤とは異なる少なくとも1つの皮膜形成剤
    からなる組成物であって、少なくとも1つのポリメチル
    シルセスキオキサン皮膜形成剤は長時間の持ちおよび移
    行抵抗性から選ばれる少なくとも1つの性質を供するの
    に有効な量で含まれる、上記組成物。
  87. 【請求項87】 xは500以下である、請求項86記
    載の組成物。
  88. 【請求項88】 xは50から500である、請求項8
    6記載の組成物。
  89. 【請求項89】 少なくとも1つのポリメチルシルセス
    キオキサン皮膜形成剤は40℃から80℃の融点を有す
    る、請求項86記載の組成物。
  90. 【請求項90】 少なくとも1つのポリメチルシルセス
    キオキサン皮膜形成剤はさらに式(CH32SiO2/2
    の単位を1%まで含む、請求項86記載の組成物。
  91. 【請求項91】 少なくとも1つのポリメチルシルセス
    キオキサン皮膜形成剤は500から20,000の重量
    平均分子量を有する、請求項86記載の組成物。
  92. 【請求項92】 少なくとも1つのポリメチルシルセス
    キオキサン皮膜形成剤は10,000の重量平均分子量
    を有する、請求項91記載の組成物。
  93. 【請求項93】 少なくとも1つのポリメチルシルセス
    キオキサン皮膜形成剤は組成物全重量に対して、5%か
    ら70重量%の量で含まれる、請求項86記載の組成
    物。
  94. 【請求項94】 少なくとも1つのポリメチルシルセス
    キオキサン皮膜形成剤は組成物の全重量に対して、20
    %から70重量%の量で含まれる、請求項93記載の組
    成物。
  95. 【請求項95】 少なくとも1つのポリメチルシルセス
    キオキサン皮膜形成剤は少なくとも1つのポリメチルシ
    ルセスキオキサン皮膜形成剤とは異なる少なくとも1つ
    の皮膜形成剤の量より多く該組成物中に含まれる、請求
    項86記載の組成物。
  96. 【請求項96】 少なくとも1つのポリメチルシルセス
    キオキサン皮膜形成剤とは異なる少なくとも1つの皮膜
    形成剤はジブロックコポリマー皮膜形成剤、トリブロッ
    クコポリマー皮膜形成剤、マルチブロックコポリマー皮
    膜形成剤、ラジアルブロックコポリマー皮膜形成剤、お
    よびスターブロックコポリマー皮膜形成剤から選択され
    る、請求項86記載の組成物。
  97. 【請求項97】 少なくとも1つのポリメチルシルセス
    キオキサン皮膜形成剤とは異なる少なくとも1つの皮膜
    形成剤はスチレン−ブタジエン−スチレンブロックコポ
    リマー、スチレン−イソプレン−スチレンブロックコポ
    リマー、スチレン−エチレンブチレン−スチレンブロッ
    クコポリマー、スチレン−エチレンプロピレンブロック
    コポリマー、スチレン−エチレンブチレンブロックコポ
    リマー、スチレン−ブタジエンブロックコポリマー、ス
    チレン−イソプレンブロックコポリマー、スチレン−ブ
    チレン−エチレン−スチレンブロックコポリマー、エチ
    レン−プロピレン−スチレンブロックコポリマーから選
    ばれる、請求項86記載の組成物。
  98. 【請求項98】 少なくとも1つのポリメチルシルセス
    キオキサン皮膜形成剤とは異なる少なくとも1つの皮膜
    形成剤は組成物の全重量に対して、1%から25重量%
    の量で含まれる、請求項86記載の組成物。
  99. 【請求項99】 ゲル化剤、オイル、ワックス、保存
    料、懸濁剤、増粘剤、溶剤、界面活性剤、エモリエン
    ト、脂肪物質、調合助剤、球面化合物、ヘクトライト、
    合成ポリマー、展着剤、分散剤、消泡剤、湿潤剤、UV
    スクリーニング剤、抗酸化剤、香料、精油、必須脂肪
    酸、顔料、螺鈿、フィラー、化粧活性剤、皮膚用活性
    剤、医薬活性剤、加湿剤、ビタミン、生物物質、および
    それらの誘導体から選ばれる少なくとも1つの付加成分
    を含み、この少なくとも1つの付加成分は、少なくとも
    1つのポリメチルシルセスキオキサン皮膜形成剤および
    少なくとも1つのポリメチルシルセスキオキサン皮膜形
    成剤とは異なる少なくとも1つの皮膜形成剤双方とは異
    なる、請求項86記載の組成物。
  100. 【請求項100】 炭化水素ゲル、ベントン型ゲル、ワ
    ックス、保存料、プロピレンカーボネート、イソドデカ
    ン、シリカ、シリカシリレート、石油蒸留物、ポリエチ
    レンおよび顔料から選ばれる少なくとも1つの付加成分
    を含む、請求項99記載の組成物。
  101. 【請求項101】 組成物は少なくとも1つのポリメチ
    ルシルセスキオキサン皮膜形成剤とは異なる少なくとも
    2つの皮膜形成剤を含む、請求項86記載の組成物。
  102. 【請求項102】 少なくとも1つのポリメチルシルセ
    スキオキサン皮膜形成剤とは異なる少なくとも2つの皮
    膜形成剤の少なくとも1つをステアリン酸アリル/酢酸
    ビニルコポリマー皮膜形成剤から選択する、請求項10
    1記載の組成物。
  103. 【請求項103】 ステアリン酸アリル/酢酸ビニルコ
    ポリマー皮膜形成剤は組成物の全重量に対して0.5%
    から3.5重量%の量で含まれる、請求項102記載の
    組成物。
  104. 【請求項104】 (a) 式(CH3SiO3/2)x(xは
    繰り返し単位の数である)の繰り返し単位を含む少なく
    とも1つのポリメチルシルセスキオキサン皮膜形成剤、
    および(b) 少なくとも1つのポリメチルシルセスキオキ
    サン皮膜形成剤とは異なる少なくとも1つの皮膜形成剤
    からなる組成物であって、さらに、少なくとも1つのポ
    リメチルシルセスキオキサン皮膜形成剤は長時間の持ち
    および移行抵抗性から選ばれる少なくとも1つの性質を
    供するに有効な量で含まれる、上記組成物。
  105. 【請求項105】 少なくとも1つのポリメチルシルセ
    スキオキサン皮膜形成剤は組成物に対して長時間の持ち
    および移行抵抗性を供するのに有効な量で含まれる、請
    求項104記載の組成物。
  106. 【請求項106】 xは500以下である、請求項10
    4記載の組成物。
  107. 【請求項107】 xは50から500である、請求項
    104記載の組成物。
  108. 【請求項108】 少なくとも1つのポリメチルシルセ
    スキオキサン皮膜形成剤は40℃から80℃の融点を有
    する、請求項104記載の組成物。
  109. 【請求項109】 少なくとも1つのポリメチルシルセ
    スキオキサン皮膜形成剤は式(CH32SiO2/2の単
    位を1%まで含む、請求項104記載の組成物。
  110. 【請求項110】 少なくとも1つのポリメチルシルセ
    スキオキサン皮膜形成剤は組成物の全重量に対して、1
    %から70重量%の量で該組成物中に含まれる、請求項
    104記載の組成物。
  111. 【請求項111】 少なくとも1つのポリメチルシルセ
    スキオキサン皮膜形成剤は組成物の全重量に対して10
    %から70重量%の量で組成物中に含まれる、請求項1
    10記載の組成物。
  112. 【請求項112】 少なくとも1つのポリメチルシルセ
    スキオキサン皮膜形成剤は500から20,000の重
    量平均分子量を有する、請求項104記載の組成物。
  113. 【請求項113】 少なくとも1つのポリメチルシルセ
    スキオキサン皮膜形成剤は10,000の重量平均分子
    量を有する、請求項112記載の組成物。
  114. 【請求項114】 少なくとも1つのポリメチルシルセ
    スキオキサン皮膜形成剤とは異なる少なくとも1つの皮
    膜形成剤はジブロックコポリマー皮膜形成剤、トリブロ
    ックコポリマー皮膜形成剤、マルチブロックコポリマー
    皮膜形成剤、ラジアルブロックコポリマー皮膜形成剤、
    およびスターブロックコポリマー皮膜形成剤から選択さ
    れる、請求項104記載の組成物。
  115. 【請求項115】 少なくとも1つのポリメチルシルセ
    スキオキサン皮膜形成剤とは異なる少なくとも1つの皮
    膜形成剤はスチレン−ブタジエン−スチレンブロックコ
    ポリマー、スチレン−イソプレン−スチレンブロックコ
    ポリマー、スチレン−エチレンブチレン−スチレンブロ
    ックコポリマー、スチレン−エチレンプロピレンブロッ
    クコポリマー、スチレン−エチレンブチレンブロックコ
    ポリマー、スチレン−ブタジエンブロックコポリマー、
    スチレン−イソプレンブロックコポリマー、スチレン−
    ブチレン−エチレン−スチレンブロックコポリマー、お
    よびエチレン−プロピレン−スチレンブロックコポリマ
    ーから選択される、請求項104記載の組成物。
  116. 【請求項116】 少なくとも1つのポリメチルシルセ
    スキオキサン皮膜形成剤とは異なる少なくとも1つの皮
    膜形成剤は組成物の全重量に対して1%から25重量%
    の量で含まれる、請求項104記載の組成物。
  117. 【請求項117】 少なくとも1つのポリメチルシルセ
    スキオキサン皮膜形成剤は、少なくとも1つのポリメチ
    ルシルセスキオキサン皮膜形成剤とは異なる少なくとも
    1つの皮膜形成剤の量より多く含まれる、請求項104
    記載の組成物。
  118. 【請求項118】 ゲル化剤、オイル、ワックス、保存
    料、懸濁剤、溶剤、界面活性剤、エモリエント、脂肪物
    質、調合助剤、球面化合物、ヘクトライト、合成ポリマ
    ー、展着剤、分散剤、消泡剤、湿潤剤、UVスクリーニ
    ング剤、抗酸化剤、香料、精油、必須脂肪酸、顔料、螺
    鈿、フィラー、化粧活性剤、皮膚用活性剤、医薬用活性
    剤、加湿剤、ビタミン、生物物質、およびこれらの誘導
    体から選択される少なくとも1つの付加成分を含む、請
    求項104記載の組成物。
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