JP2002096968A - 折畳みウエブ積層体製造装置 - Google Patents

折畳みウエブ積層体製造装置

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JP2002096968A
JP2002096968A JP2000284523A JP2000284523A JP2002096968A JP 2002096968 A JP2002096968 A JP 2002096968A JP 2000284523 A JP2000284523 A JP 2000284523A JP 2000284523 A JP2000284523 A JP 2000284523A JP 2002096968 A JP2002096968 A JP 2002096968A
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  • Machines For Manufacturing Corrugated Board In Mechanical Paper-Making Processes (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 折畳みウエブの折り線部を折りロールの外周
面に保持させるのに空気吸引式のものを採用した折畳み
ウエブ積層体製造装置において、従来では、ウエブ切断
装置とウエブ折畳み装置間にトランスファーロールが必
要であった。 【解決手段】 一方の刃物ロール23の刃物24と他方
の刃物ロール23の凹溝25とが順次出合う状態で両刃
物ロール23,23を近接配置し、且つ一方の刃物ロー
ル23の刃物が一方の折りロール41の凹溝44に順次
出合う状態で該両ロール23,41を近接配置し、さら
に一方の折りロール41の凸条43が他方の折りロール
41の凹溝44に順次出合う状態で両折りロール41,
41を近接配置していることにより、刃物ロール23と
折りロール41との間のトランスファーロールを省略で
きるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、ティッシュペー
パーのようなウエブ片を連続してジグザグ状に折畳んで
積層させた折畳みウエブ積層体を製造するための折畳み
ウエブ積層体製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】箱入りティッシュペーパーに使用される
折畳みウエブ積層体は、一般に2系統のウエブ片を交互
にジグザグ状に折畳み、且つその各側のウエブ片で相手
側の2枚のウエブ片を1/2長さづつ包み込んだ状態で
積層して製造される。
【0003】ところで、この種の折畳みウエブ積層体製
造装置として、従来から図6〜図8に示すようなものが
知られている(例えば特開平7−291527号公
報)。この公知の折畳みウエブ積層体製造装置は、図6
〜図8に示すように、2つの原反ロールR,Rからそれ
ぞれウエブ繰出装置1,1によって連続ウエブW,Wを
繰出させ、その各連続ウエブW,Wの先端側をそれぞれ
ウエブ切断装置2,2で順次所定長さのウエブ片S,S
(図8)づつ切断し、該各側のウエブ片S,Sをそれぞ
れトランスファーロール3,3を介してウエブ折畳み装
置4側へ移送し、該ウエブ折畳み装置4の各折りロール
41,41間の折り部40において各側のウエブ片S,
Sを相互に1/2長さづつ重合させた状態で順次交互に
ジグザグ状に折畳んで折畳みウエブ積層体X(図7)を
製造し得るようになっている。尚、ウエブ折畳み装置4
の折り部40で折畳まれた折畳みウエブは、順次昇降テ
ーブル11上に積層され、その昇降テーブル11上に一
定量の折畳みウエブが積層されると、その定量折畳みウ
エブ積層体をウエブ積層体分離装置13により後続の折
畳みウエブから分離して、該定量ウエブ積層体を昇降テ
ーブル11ごと下動させ(図6に鎖線図示する符号1
1′の状態)、該昇降テーブル11′上の定量ウエブ積
層体Yを排出装置(プッシャーシリンダ)15により搬
送コンベア16側へ排出させる(図6の符号Y′)。そ
の後、空の昇降テーブル11′が上動して、上方位置に
おいて仮受装置14で仮受けされている折畳みウエブ積
層体を上動した昇降テーブル11で受け取って次の積層
作業が行われる。従って、この公知の折畳みウエブ積層
体製造装置では、昇降テーブル11上に連続して積層さ
れる折畳みウエブ積層体X(図7)を順次定量づつ自動
取り出しできるようになっている。
【0004】ところで、図6〜図8に示す公知の折畳み
ウエブ積層体製造装置において、各ウエブ切断装置2,
2は、外周面にブレードナイフ22を設けたナイフロー
ル21と、外周面にアンビルナイフ24を設けたアンビ
ルロール23とで構成されている。アンビルナイフ24
は、アンビルロール23の外周4箇所に設けられてい
る。尚、各アンビルナイフ24の刃先は、アンビルロー
ル23の外周面より僅かに(例えば2〜3mm程度)突出
している。
【0005】トランスファーロール3の外周面には、ア
ンビルロール23の各アンビルナイフ24,24・・に
出合う4つの位置にそれぞれ凹溝31,31・・が形成
されている。
【0006】他方、この公知例のものでは、ウエブ折畳
み装置4として、各側のウエブ片S,Sを折畳むのに、
一方の折りロール41の外周面に設けた凸条43(4箇
所)を他方の折りロール41の外周面に設けた凹溝44
(4箇所)内に嵌入させることにより、一方のウエブ片
Sの中間部に他方の2つのウエブ片S,Sの各突き合わ
せ端部を包み込んだ状態で該ウエブ片の1/2長さ位置
にウエブ折り線部を形成するようにしている。又、この
ウエブ折畳み装置4では、ウエブ折り線部を折りロール
41の外周面に保持させるのに空気吸引による吸着式の
もの(バキューム式移送手段46)を採用している。各
折りロール41,41の凸条43,43・・は、それぞ
れトランスファーロール3,3の凹溝31,31・・に
順次出合うようにようになっている。
【0007】尚、折りロール41の外周面にウエブ片の
折り線部を保持する手段として、従来からバイス式のも
のが知られている(例えば特公平5−81510号公
報)。このバイス式の保持手段では、ロールの軸線方向
に間隔をもって配置した複数のバイスでウエブ折り線部
を掴持するようになっているので、ウエブ折り線部にバ
イスによる掴持痕跡が残り(段差ができる)、製品の見
映えが悪くなるという問題がある。他方、ウエブ折畳み
装置4として、図7及び図8に示すように、各折りロー
ル41,41に凸条43と凹溝44を形成し、且つ該凹
溝44部分にバキューム式移送手段46,46(吸気
孔)を設けたものでは、ウエブ折り線部にバイス掴持痕
跡は残らないという利点がある。
【0008】ところで、図6〜図8に示す公知の折畳み
ウエブ積層体製造装置では、図8に示すようにウエブ切
断装置2で切断されたウエブ片Sが折りロール41の外
周面に移送されたときに、該ウエブ片Sの端部Saが折
りロール41の凸条43部分に位置するようになる。こ
のことは、もしアンビルロール23と折りロール41と
を直接近接配置すると、アンビルロール23のアンビル
ナイフ24(刃先)と折りロール41の凸条43とが突
き当たるようになる。従って、この公知のものでは、ア
ンビルロール23と折りロール41との間に凹溝31付
きのトランスファーロール3を介在させて、アンビルロ
ール23の各アンビルナイフ24,24・・(刃先)が
トランスファーロール3の各凹溝31,31・・内に嵌
入し得るようにするとともに、折りロール41の各凸条
43,43・・もトランスファーロール3の各凹溝3
1,31・・内に嵌入し得るようにしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、図6〜図
8に示す公知の折畳みウエブ積層体製造装置では、各折
りロール41,41の外周面にウエブ片Sの折り線部を
保持するのにバキューム式の保持手段(バキューム式移
送手段46)を採用している関係で、一方の折りロール
41の凸条43を他方の折りロール41の凹溝44内に
嵌入させて、ウエブ片中間部に折り線部を形成するよう
に構成する必要がある。そして、この公知例のもので
は、アンビルロール23のアンビルナイフ24と折りロ
ール41の凸条43とを突き合わすことができないの
で、該アンビルロール23と折りロール41との間にそ
れぞれ凹溝31付きのトランスファーロール3(合計2
本)を介在させる必要がある。
【0010】従って、この公知の折畳みウエブ積層体製
造装置では、2本のトランスファーロール3,3が必要
になって、その分、コストが高くなるとともに、構造が
複雑になるいう問題がある。又、トランスファーロール
3が介在されていると、ウエブ切断装置2で切り離され
たウエブ片Sがウエブ折畳み装置4の折り部40まで移
動する距離が長くなり、且つ各側のウエブ片S,Sが各
ロール間に受け渡される回数が多くなって、該各側のウ
エブ片S,Sの位置合わせが微妙に狂うことがあるとい
う問題もあった。
【0011】尚、ウエブ折畳み装置4部分に、上記した
バイス式のウエブ折り線部保持手段を採用すれば、アン
ビルロール23と折りロール41間のトランスファーロ
ール3を省略することが可能であるが、この場合には、
ウエブ折り線部にバイス掴持痕跡が残るので商品価値が
低くなる。
【0012】本願発明は、上記した従来の折畳みウエブ
積層体製造装置の問題点に鑑み、ウエブ折畳み装置部分
にウエブ折り線部を保持するためのバキューム式保持手
段を採用したもの(各折りロールに凸条と凹溝が形成さ
れたもの)であっても、ウエブ切断装置とウエブ折畳み
装置間のトランスファーロールを省略し得るようにした
折畳みウエブ積層体製造装置を提供することを目的とし
ている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本願発明は、上記課題を
解決するための手段として次の構成を有している。
【0014】本願発明は、それぞれ連続して繰出され且
つそれぞれ通気性のある2系統の連続ウエブをそれぞれ
ウエブ切断装置で順次所定長さのウエブ片づつ切断した
後、その各側のウエブ片をウエブ折畳み装置側に移送
し、該ウエブ折畳み装置の折り部において各側のウエブ
片を相互に1/2の長さづつ重合させた状態で順次交互
にジグザグ状に折畳んで折畳みウエブ積層体を製造する
ようにした折畳みウエブ積層体製造装置を対象にしてい
る。尚、本願では、処理すべきウエブとして、ティッシ
ュペーパーのような通気性を有する薄葉紙状のものが採
用される。
【0015】各ウエブ切断装置には、それぞれ外周面に
刃物を設けた刃物ロールを備えている。各刃物ロールの
外周面には、該刃物ロールの刃物に接触する別の刃物
(固定刃あるいは回転刃ロール)が近接配置される。
尚、刃物ロールの刃物の刃先は、刃物ロール外周面より
若干高さ(例えば2〜3mm)だけ突出している。又、各
刃物ロールに設けられる刃物の設置数は、それぞれ1箇
所づつでもよいが、ティッシュペーパーの場合には切断
されるウエブ片の長さ200mm程度と比較的短いので、
1本の刃物ロールに対して刃物設置箇所を3〜4箇所程
度にするとよい。
【0016】各刃物ロールの外周面には、ウエブ切断装
置で切断されたウエブ片の移送方向1/2の位置が対応
する位置に刃物ロールの軸線方向に向けてそれぞれ凹溝
を設けている。
【0017】ウエブ折畳み装置には一対の折りロールを
備えている。この各折りロールの外周面には、ウエブ切
断装置で切断されたウエブ片の移送方向の全長と同間隔
をもって折りロールの軸線方向に向けてそれぞれ凸条を
設けている。又、該各折りロールの外周面における各凸
条間の1/2の位置には、折りロールの軸線方向に向け
てそれぞれ凹溝を設けている。尚、各折りロールの外周
面における隣接する凸条と凹溝間の間隔は、刃物ロール
における刃物(刃先)位置とそれに隣接する凹溝間の間
隔と同じである。
【0018】そして、両刃物ロールは、その一方の刃物
ロールの刃物と他方の刃物ロールの凹溝とが順次出合う
状態で近接配置している。又、一方の刃物ロールと一方
の折りロールとは、該一方の刃物ロールの刃物が該一方
の折りロールの凹溝に順次出合う状態で近接配置してい
る。さらに、両折りロールは、その一方の折りロールの
凸条が他方の折りロールの凹溝に順次出合う状態で近接
配置している。
【0019】又、各刃物ロール及び各折りロールには、
切断された各ウエブ片を該各ロールの外周面に沿ってウ
エブ折畳み装置の折り部まで移送するためのバキューム
式移送手段を備えている。このバキューム式移送手段
は、各ロールの外周面に多数の吸気孔を形成し、該各吸
気孔をロール内部から吸引することにより、ロール外周
面にウエブ片を2枚重ね状態で吸着させ得るようになっ
ている。即ち、ウエブ片は通気性を有しているので、吸
気孔からの吸引作用によりロール外周面に接合する内側
ウエブ片を通してその外側ウエブ片も吸引でき、該ウエ
ブ片を2枚重ね状態で吸着させ得るようになっている。
尚、この吸気孔は、折りロール外周面における少なくと
も凹溝の近傍に設ける必要がある。そして、各折りロー
ルのバキューム式移送手段は、各側のウエブ片を相互に
1/2長さづつ重合させた状態で2つ折りする際のウエ
ブ折り線部を保持する機能も有している。
【0020】本願発明の折畳みウエブ積層体製造装置で
は、各ウエブ切断装置で切断された各側のウエブ片が、
両刃物ロールの近接部分においてウエブ片の移送方向1
/2長さづつ重合した状態で接合される。続いて、その
各側のウエブ片は、刃物ロール及び折りロールに設けた
各バキューム式移送手段により、重合した状態のままで
一方の刃物ロール外周面から一方の折りロール外周面に
受け渡されてウエブ折畳み装置の折り部(両折りロール
の近接部分)まで移送される。そして、該折り部におい
て、一方の折りロールの凸条と他方の折りロールの凹溝
とが出合い、その凹溝側のバキューム式移送手段により
該ウエブ片の1/2長さ位置が吸引されることにより、
該吸引側ウエブ片で相手側の両ウエブ片を1/2長さづ
つ包み込むようにして折畳むようになる。尚、各側の折
りロールの凹溝部分で2つ折り状態に折られた各ウエブ
片は、それぞれ剥離装置で交互に折りロール外周面から
剥離されて、順次ジグザグ折り状態で積層される。
【0021】このように、本願発明の折畳みウエブ積層
体製造装置では、各ウエブ切断装置の各刃物ロールを相
互に近接配置させ、且つその一方の刃物ロールと一方の
折りロールとを近接配置させて、両刃物ロール間におい
て各側のウエブ片を相互に1/2長さづつ重合させた状
態で、その重合ウエブ片を一方の刃物ロール外周面から
直接折りロールの外周面に受け渡し得るようにしてい
る。従って、本願では、従来のようにウエブ切断装置と
ウエブ折畳み装置との間に設けていたトランスファーロ
ールが不要になる。尚、本願では、刃物ロールと折りロ
ールとを近接配置したものであっても、刃物ロールの刃
物(刃先)と折りロールの凹溝とが出合うので、その両
ロール間のトランスファーロールを省略しても、刃物ロ
ールと折りロールの各凸部(刃先と凸条)同士が衝突す
ることがない。
【0022】
【発明の効果】本願発明の折畳みウエブ積層体製造装置
は、上記したように、一方の刃物ロールの刃物と他方の
刃物ロールの凹溝とが順次出合う状態で該両刃物ロール
を近接配置し、且つ一方の刃物ロールの刃物が一方の折
りロールの凹溝に順次出合う状態で該両ロールを近接配
置し、さらに一方の折りロールの凸条が他方の折りロー
ルの凹溝に順次出合う状態で該両折りロールを近接配置
している。
【0023】従って、本願発明では、従来のようにウエ
ブ切断装置の刃物ロールとウエブ折畳み装置の折りロー
ルとの間に設けられていたトランスファーロールを省略
することができ、その省略できるロールのコストが不要
になるとともに、トランスファーロールを使用しない
分、構造が簡単になるという効果がある。又、このよう
に、トランスファーロールを省略できることにより、ウ
エブ切断装置で切り離されたウエブ片がウエブ折畳み装
置の折り部まで移動する距離が短くなり、且つ各側のウ
エブ片が各ロール間に受け渡される回数が少なくなっ
て、該各側のウエブ片の位置合わせが狂いにくくなると
いう効果もある。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図5を参照して本願
の実施形態を説明すると、この実施形態の折畳みウエブ
積層体製造装置は、例えば箱入りティッシュペーパー用
として使用される折畳みウエブ積層体を製造するための
ものである。尚、ウエブとしては、通気性のある薄葉紙
が採用されている。
【0025】この実施形態の折畳みウエブ積層体製造装
置は、図1に概略図示するように、2つの原反ロール
R,Rからそれぞれ連続ウエブW,Wを繰出させる各ウ
エブ繰出装置1,1と、各連続ウエブW,Wをそれぞれ
所定長さのウエブ片S,S(図4、図5)づつ切断する
2つのウエブ切断装置2,2と、該各側のウエブ片S,
Sを相互に1/2の長さづつ重合させた状態で順次交互
にジグザグ状に折畳むウエブ折畳み装置4と、該ウエブ
折畳み装置4で折畳まれる各側の折畳みウエブを積層状
態で載置する昇降テーブル11と、該昇降テーブル11
を昇降させる昇降駆動装置12と、昇降テーブル11上
に一定量の折畳みウエブが積層されたときにその定量折
畳みウエブ積層体を後続の折畳みウエブから分離させる
ウエブ積層体分離装置13と、定量ウエブ積層体を昇降
テーブル11ごと下動させた状態(図1に鎖線図示する
符号11′の状態)で該昇降テーブル11′上の定量ウ
エブ積層体Yを排出させる排出装置(プッシャーシリン
ダ)15と、該排出装置15によって排出された定量ウ
エブ積層体Yを符号Y′で示すように後送する搬送コン
ベア16とを備えている。尚、各ウエブ繰出装置1,
1、各種ウエブ送りロール、各ウエブ切断装置2,2、
ウエブ折畳み装置4等は、単一の駆動源(モータ)10
で駆動されるようになっている。
【0026】尚、本願の実施形態の折畳みウエブ積層体
製造装置において、ウエブ繰出装置1、昇降テーブル1
1、昇降駆動装置12、ウエブ積層体分離装置13、仮
受装置14、排出装置15、搬送コンベア16等は、図
6に示す公知例のものと同じであり且つ本願の要部では
ないので、それらの装置(1、11〜16)の詳細な説
明は省略する。
【0027】各ウエブ切断装置2,2は、外周面にブレ
ードナイフ22,22を設けたナイフロール21と、同
じく外周面にアンビルナイフ(特許請求範囲中の刃物に
該当する)24,24・・を設けたアンビルロール(特
許請求範囲中の刃物ロールに該当する)23とを有して
いる。図示例のものでは、各ナイフロール21,21の
ブレードナイフ22は、それぞれ角度180°間隔をも
って2箇所に設けられており、他方各アンビルロール2
3,23のアンビルナイフ24は、それぞれ角度90°
間隔をもって4箇所に設けれらている。そして、この各
ウエブ切断装置2,2は、ナイフロール21の回転速度
をアンビルロール23の回転速度の2倍に設定してお
り、アンビルロール23が1回転するとナイフロール2
1が2回転し、その間にブレードナイフ22とアンビル
ナイフ24とが4回出合う(4回切断される)ようにな
っている。尚、アンビルロール23の各アンビルナイフ
24,24間の周方向間隔は切断すべきウエブ片Sの長
さ(例えば200mm)に設定されており、各側の連続ウ
エブW,Wをそれぞれ約200mm長さのウエブ片S,S
づつ切断するようになっている。尚、各アンビルロール
23の直径は約255mm(周長約800mm)である。
又、各側のウエブ切断装置2,2は、図2に示すように
切断タイミングを相互に角度45°だけずらせている。
【0028】この各アンビルロール23,23の各外周
面には、各アンビルナイフ24,24間の1/2の位置
にそれぞれロール軸線方向に向けて凹溝25,25・・
(図示例のものでは角度90°間隔で合計4箇所)を設
けている。そして、各ウエブ切断装置2,2における各
側のアンビルロール23,23は、図2〜図4に示すよ
うに、その一方のアンビルロール23のアンビルナイフ
24と他方のアンビルロール23の凹溝25とが順次出
合う状態で近接配置している。従って、各アンビルロー
ル23,23の近接部では、各ウエブ切断装置2,2で
切断されたウエブ片S,Sが相互に1/2長さづつ位置
ずれした状態で順次重合するようになっている。尚、ア
ンビルナイフ24の刃先は、アンビルロール23の外周
面より僅かに(例えば2〜3mm程度)突出しているが、
一方のアンビルロール23のアンビルナイフ(刃先)2
4が他方のアンビルロール23の凹溝25に出合うよう
にすると、該刃先を凹溝25内に嵌入させることがで
き、両アンビルロール23,23間の隙間をごく僅かに
できる。又、一方のアンビルロール23のアンビルナイ
フ(刃先)24が他方のアンビルロール23の凹溝25
に出合うと、重合ウエブ片S,Sにおける凹溝25側の
ウエブ片S(ウエブ片長さの1/2の位置)がアンビル
ナイフ24の刃先によって凹溝25側に押し込まれ、該
ウエブ片Sの1/2長さの位置に折り線用の押し筋が付
与される。
【0029】各アンビルロール23,23には、切断し
たウエブ片Sをアンビルロール外周面に沿わせた状態で
移送するためのバキューム式移送手段26がそれぞれ設
けられている。このバキューム式移送手段26は、各ア
ンビルロール23,23の外周面に多数の吸気孔27,
27・・を形成し、該各吸気孔27,27・・をロール
内部から吸引することにより、ロール外周面にウエブ片
Sを吸着させ得るようになっている。尚、吸気孔27
は、アンビルロール外周面における各アンビルナイフ2
4,24・・の前後各近傍及び各凹溝25,25・・の
前後各近傍にそれぞれ形成されている。又、各側のバキ
ューム式移送手段26,26の吸気範囲は、左側アンビ
ルロール23側においては符号28で示すようにナイフ
ロール21との近接位置から回転方向に約角度90°の
範囲に形成されており、右側アンビルロール23側にお
いては符号29で示すようにナイフロール21との近接
位置から回転方向に約角度180°の範囲に形成されて
いる。そして、図4に示すように、左側のウエブ切断装
置2で切断されたウエブ片Sは、左側アンビルロール2
3の外周面に対して、ナイフロール21が近接する位置
(切断位置)から相手側アンビルロール23が近接する
位置(重合位置)までの範囲で吸着され、他方右側のウ
エブ切断装置2で切断されたウエブ片Sは、右側アンビ
ルロール23の外周面に対して、ナイフロール21が近
接する位置(切断位置)から相手側アンビルロール23
が近接する位置(重合位置)を経て後述の折りロール4
1が近接する位置(受け渡し位置)までの範囲で吸着さ
れるようになっている。又、左側アンビルロール23の
外周面を移送されるウエブ片Sは、右側アンビルロール
23と近接する位置において該右側アンビルロール23
側のウエブ片Sの外側に重合され、そこで左側アンビル
ロール23側の吸引作用(吸気範囲28)が終わるが、
ウエブ片Sは通気性を有しているので、その外側に重合
するウエブ片Sは右側アンビルロール23側の吸引作用
(吸気範囲29)により内側ウエブ片Sを通して右側ア
ンビルロール23の外周面に吸着される。即ち、両アン
ビルロール23,23の近接位置以降は、2系統の各ウ
エブ片S,Sが重合した状態で右側アンビルロール23
の外周面に沿って移送されるようになっている。
【0030】ウエブ折畳み装置4は、左右一対の折りロ
ール41,41を有している。各折りロール41,41
は、アンビルロール23と同じ直径(約255mm)のも
のが使用されている。尚、このウエブ折畳み装置4で
は、両折りロール41,41間が折り部40となる。
【0031】各折りロール41,41には、図3に示す
ように、ロール軸線方向に所定間隔(例えば70〜80
mm間隔)をもって多数の環状溝42,42・・が形成さ
れている。この各環状溝42,42・・には、折畳みウ
エブ剥離用のパッカーフィンガー45(図2、図5)の
先端部を出没させるのに利用される。
【0032】又、各折りロール41,41の外周面に
は、角度90°間隔をもって4箇所に凸条43,43・
・と、該各凸条43,43間の1/2の位置(合計4箇
所)に凹溝44,44・・とがそれぞれロール軸線方向
に向けて形成されている。尚、各折りロール41,41
の外周面における隣接する凸条43と凹溝44間の間隔
は、アンビルロール23の刃物(刃先)24の位置とそ
れに隣接する凹溝45間の間隔と同じである。
【0033】そして、各折りロール41,41は、その
左側折りロール41を右側アンビルロール23の直下
(左側アンビルロール23の近接位置に対して角度90
°の位置)に近接配置するとともに、右側折りロール4
1を左側折りロール41の真横(右側アンビルロール2
3の近接位置に対して角度90°の位置)に近接配置し
ている。又、図2及び図3に示すように、左側折りロー
ル41と右側アンビルロール23とは、左側折りロール
41の凸条43(又は凹溝44)と右側アンビルロール
23の凹溝25(又はアンビルナイフ24の刃先)とが
相互に出合うように位置決めしており、他方、両折りロ
ール41,41は、左側折りロール41の凸条43(又
は凹溝44)と右側折りロール41の凹溝44(又は凸
条43)とが相互に出合うように位置決めしている。
【0034】各折りロール41,41には、ウエブ片
S,Sを重合状態でロール外周面に沿って移送させるた
めのバキューム式移送手段46がそれぞれ設けられてい
る。このバキューム式移送手段46は、各折りロール4
1,41の外周面に多数の吸気孔47,47・・を形成
し、該各吸気孔47,47・・をロール内部から吸引す
ることにより、ロール外周面にウエブ片S,Sを重合状
態のままて吸着させ得るようになっている。尚、吸気孔
47は、折りロール外周面における各凸条43,43・
・の前後各近傍及び各凹溝44,44・・の前後各近傍
にそれぞれ形成されている。又、各側のバキューム式移
送手段46,46の吸気範囲は、左側折りロール41側
においては符号48で示すように右側アンビルロール2
3との近接位置から回転方向に角度140°〜150°
の範囲に形成されており、右側折りロール41側におい
ては符号49で示すように左側折りロール41との近接
位置から回転方向に角度50°〜60°の範囲に形成さ
れている。
【0035】折りロール41に形成した各吸気孔47,
47・・において、凹溝44部分に形成した吸気孔47
の方が凸条43部分に形成した吸気孔47より吸引力が
かなり大きくなるように設定されている。即ち、この実
施形態では、図5に示すように、符号47Aの通気穴か
ら分岐している吸気孔47は凹溝44部分のみを吸引す
る一方、符号47Bの通気穴から分岐している吸気孔4
7を凸条43部分の吸引と凹溝44部分の吸引とに利用
することにより、該凹溝44部分の吸引力を凸条43部
分の吸引力よりかなり大きくしている。従って、両折り
ロール41,41の近接部分においては、重合ウエブ片
S,Sが両折りロール41,41側からそれぞれ吸引さ
れるが、一方の折りロール41の凹溝44と他方の折り
ロール41の凸条43とが出合ったときには、両折りロ
ール41,41間の重合ウエブ片S,Sが凹溝44側の
折りロール外周面に引き取られるようになる。
【0036】又、各折りロール41,41のバキューム
式移送手段46,46は、凹溝44部分において、各側
のウエブ片S,Sを相互に1/2長さづつ重合させた状
態で2つ折りする際のウエブ折り線部を保持する機能も
有している。そして、各折りロール41,41における
凹溝44部分に吸引・保持された重合ウエブ片S,S
は、図5に示すように各折りロール41,41の吸気範
囲48,49の終端部まで移送された後(このとき重合
ウエブ片S,Sは「く」形に折曲している)、該凹溝4
4部分の吸気孔47の吸引作用がなくなるとともに、パ
ッカーフィンガー45の先端部で重合ウエブ片S,Sの
折曲部を折りロール外周面から剥離させて、その下方の
昇降テーブル11上に積層するようになる。
【0037】この実施形態の折畳みウエブ積層体製造装
置では、次のようにして折畳みウエブ積層体が製造され
る。即ち、各原反ロールR,Rからの各連続ウエブW,
Wを通紙した後、運転を開始すると、図1の駆動源(モ
ータ)10により、各ウエブ繰出装置1,1、各送りロ
ール、各ウエブ切断装置2,2、ウエブ折畳み装置4等
が同期駆動されるとともに、その他の各種装置もそれぞ
れ所定の作動を開始する。
【0038】すると、各ウエブ繰出装置1,1により各
原反ロールR,Rからそれぞれ連続ウエブW,Wが繰出
され、その各連続ウエブW,Wの先端側がそれぞれウエ
ブ切断装置2,2(ナイフロール21のブレードナイフ
22とアンビルロール23のアンビルナイフ24)で順
次所定長さのウエブ片S,Sづつ切断される。そして、
切断された各側のウエブ片S,Sは、それぞれバキュー
ム式移送手段26,26によって両アンビルロール2
3,23の近接部分まで移送され、そこで相互に1/2
長さづつ位置ずれさせた状態で各側のウエブ片S,Sが
重合される。尚、このとき、一方のアンビルロール23
のアンビルナイフ24(刃先がロール外周面より突出し
ている)と他方のアンビルロール23の凹溝25とが順
次出合うので、両アンビルロール23,23を近接配置
したものでもアンビルナイフ24の刃先が相手側アンビ
ルロール23に衝突することはない。
【0039】そして、両アンビルロール23,23間で
重合された重合ウエブ片S,Sは、右側アンビルロール
23の外周面に引き取られ、続いて左側折りロール41
の外周面に受け渡されて、両折りロール41,41間の
折り部40まで移送される。このとき、アンビルロール
23側のアンビルナイフ24の刃先(又は凹溝25)と
左側折りロール41の凹溝44(又は凸条43)とが出
合うので、両ロール23,41にそれぞれ凸部(アンビ
ルナイフ24と凸条43)を有するものであって且つ該
両ロール23,41を連続(近接配置)させたもので
も、該各ロール23,41の凸部(24,43)が相手
側のロールに衝突することがない。
【0040】ウエブ折畳み装置4の折り部40まで移送
された重合ウエブ片S,Sは、各折りロール41,41
の凹溝44部分において、各吸気孔47により当該凹溝
44側の折りロール41に接触する側(内側)のウエブ
片Sの1/2長さ位置を吸着・保持するが、このとき、
その外側に重合する両ウエブ片S,Sの各突き合わせ端
部Sa,Saを該内側ウエブ片Sで包み込んだ状態でウ
エブ折り線予定部を保持する。そして、重合ウエブ片
S,Sを保持した凹溝44部分がパッカーフィンガー4
5の先端部位置まで移動したときに、重合ウエブ片S,
Sが「く」形に折曲されて該凹溝44部分で保持してい
るウエブ片Sに折り線を形成し、続いて該ウエブ折り線
部をパッカーフィンガー45の先端部で折りロール外周
面から剥離させて、折畳みウエブを昇降テーブル11上
に積層させる。尚、このような重合ウエブ片S,Sの折
畳み動作は、各側の折りロール41,41において順次
交互に行われ、折畳みウエブが連続して昇降テーブル1
1上に積層される。
【0041】そして、昇降テーブル11上に一定量の折
畳みウエブが積層されると、その定量折畳みウエブ積層
体をウエブ積層体分離装置13で後続の折畳みウエブか
ら分離し、該定量ウエブ積層体を昇降テーブル11ごと
下動させ、該昇降テーブル11′上の定量ウエブ積層体
Yを排出装置15により搬送コンベア16側へ排出させ
る(図1の符号Y′)。その後、空の昇降テーブル11
が上動して、上方位置において仮受装置14で仮受けさ
れている折畳みウエブ積層体を昇降テーブル11で受け
取って次の積層作業が行われる。従って、この折畳みウ
エブ積層体製造装置では、ウエブ折畳み装置4の折り部
40において連続して折畳み動作を行わせるとともに、
昇降テーブル11上に積層される折畳みウエブ積層体X
(図2)を順次定量づつ自動取り出しできる。
【0042】又、本願実施形態の折畳みウエブ積層体製
造装置では、各ウエブ切断装置2,2の各アンビルロー
ル23,23を相互に近接配置させ、且つその一方のア
ンビルロール23と両折りロール41,41の一方とを
近接配置させて、両アンビルロール23,23間におい
て各側のウエブ片S,Sを相互に1/2長さづつ重合さ
せた状態で、その重合ウエブ片を一方のアンビルロール
23外周面から直接折りロール41の外周面に受け渡し
得るようにしている。従って、ウエブ切断装置2(アン
ビルロール23)とウエブ折畳み装置4(折りロール4
1)との間にトランスファーロールが不要となる。又、
このように、アンビルロール23と折りロール41とを
近接配置したもの(トランスファーロールを省略したも
の)であっても、アンビルロール23の刃物(刃先)と
折りロール41の凹溝44とが出合うので、アンビルロ
ール23と折りロール41の各凸部(アンビルナイフ2
4と凸条43)同士が衝突することがない。尚、ウエブ
折畳み装置4部分において、ウエブ折り線部を保持する
手段としてバキューム式移送手段46を採用し、凹溝4
4部分でウエブ折り線部を吸着して保持するようにした
ものでは、該ウエブ折り線部の見映えが悪くならない。
即ち、従来技術の項で説明したように、バイス式掴持手
段を使用したものでは、折畳みウエブの折り線部にバイ
ス掴持痕跡が残って、見映えが悪くなる(商品価値が低
下する)が、本願のウエブ折り線部保持手段では、バイ
ス式掴持手段のような欠点を改善できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願実施形態の折畳みウエブ積層体製造装置の
概略図である。
【図2】図1の一部拡大図である。
【図3】図2の各ロールの斜視図である。
【図4】図2の一部拡大図である。
【図5】図2の別の一部拡大図である。
【図6】公知の折畳みウエブ積層体製造装置の概略図で
ある。
【図7】図6の一部拡大図である。
【図8】図7の模式図である。
【符号の説明】
1はウエブ繰出装置、2はウエブ切断装置、4はウエブ
折畳み装置、23は刃物ロール(アンビルロール)、2
4は刃物(アンビルナイフ)、25は刃物ロールの凹
溝、26は刃物ロールのバキューム式移送手段、27は
刃物ロールの吸気孔、40は折り部、41は折りロー
ル、43は折りロールの凸条、44は折りロールの凹
溝、46は折りロールのバキューム式移送手段、Wは連
続ウエブ、Sはウエブ片、Xは折畳みウエブ積層体であ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ連続して繰出され且つそれぞれ
    通気性のある2系統の連続ウエブ(W,W)をそれぞれ
    ウエブ切断装置(2,2)で順次所定長さのウエブ片
    (S,S)づつ切断した後、その各側のウエブ片(S,
    S)をウエブ折畳み装置(4)側に移送し、該ウエブ折
    畳み装置(4)の折り部(40)において各側のウエブ
    片(S,S)を相互に1/2の長さづつ重合させた状態
    で順次交互にジグザグ状に折畳んで折畳みウエブ積層体
    (X)を製造するようにした折畳みウエブ積層体製造装
    置であって、 前記各ウエブ切断装置(2,2)にはそれぞれ外周面に
    刃物(24)を設けた刃物ロール(23)を備え、 該各刃物ロール(23,23)の各外周面には、ウエブ
    切断装置(2)で切断されたウエブ片(S)の移送方向
    1/2の位置が対応する位置に刃物ロール(23)の軸
    線方向に向けてそれぞれ凹溝(25)を設け、 前記ウエブ折畳み装置(4)には一対の折りロール(4
    1,41)を備え、 該各折りロール(41,41)の各外周面には、前記ウ
    エブ片(S)の移送方向の全長と同間隔をもって折りロ
    ール(41)の軸線方向に向けてそれぞれ凸条(43,
    43)を設ける一方、該各折りロール(41,41)の
    各外周面における各凸条(43,43)間の1/2の位
    置に折りロール(41)の軸線方向に向けてそれぞれ凹
    溝(44,44)を設けるとともに、 前記両刃物ロール(23,23)は、その一方の刃物ロ
    ール(23)の刃物(24)と他方の刃物ロール(2
    3)の凹溝(25)とが順次出合う状態で近接配置し、 且つ前記一方の刃物ロール(23)と前記一方の折りロ
    ール(41)とを、該一方の刃物ロール(23)の刃物
    (24)が該一方の折りロール(41)の凹溝(44)
    に順次出合う状態で近接配置し、 さらに前記両折りロール(41,41)を、その一方の
    折りロール(41)の凸条(43)が他方の折りロール
    (41)の凹溝(44)に順次出合う状態で近接配置す
    るとともに、 前記各刃物ロール(23,23)及び前記各折りロール
    (41,41)に、切断された各ウエブ片(S,S)を
    該各ロール(23,41)の外周面に沿ってウエブ折畳
    み装置(4)の折り部(40)まで移送するためのバキ
    ューム式移送手段(26,46)を備えた、 ことを特徴とする折畳みウエブ積層体製造装置。
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