JP2002096789A - 低床式二輪車 - Google Patents

低床式二輪車

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JP2002096789A JP2000289486A JP2000289486A JP2002096789A JP 2002096789 A JP2002096789 A JP 2002096789A JP 2000289486 A JP2000289486 A JP 2000289486A JP 2000289486 A JP2000289486 A JP 2000289486A JP 2002096789 A JP2002096789 A JP 2002096789A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車輪径の選択の自由度を増すと共に車両のマ
スバランスを良好にすることのできる低床式二輪車を提
供する。 【解決手段】 シート37を支持するシート支持フレー
ムとしてのシートパイプ86,86の前に燃料タンク2
7を沿わせ、シートパイプ86,86の後下にパワーユ
ニット28を取付け、シートパイプ86,86の後上に
電装ボックス21を取付ける如くに、燃料タンク27と
パワーユニット28と電装ボックス21とをシートパイ
プ86,86廻りに集約した。 【効果】 後輪の輪径は自由に選択することができると
ともに、車体におけるマスバランスを自由に且つ良好に
設定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は低床式二輪車の機器
配置技術に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、特開平2000−142529
号公報「自動二輪車」 の図10には、前輪2(符号は
公報記載のものを流用。以下同じ)と後輪3との間に、
水平延在部16aを配置し、この水平延在部16aに渡
したフートボード4(不図示)に乗員5の足を載せるこ
とのできる自動二輪車1が示されており、水平延在部1
6aが極く地面に近いことから、低床式二輪車と呼ばれ
る車両である。そして、後輪3の円の中に、モータ63
並びに制御装置65を含む動力ユニット24を集約させ
たものでもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の様に後輪3内に
動力ユニット24等を集約して配置するには、後輪3は
ある程度大径にせざるを得ない。これでは、車輪径の選
択に制限ができ、小径車輪の採用が困難になる等、課題
が残る。また、上述の様に後輪3内に動力ユニット24
等を集約して配置すると、後輪側にマス(質量)が偏
り、車両のマスバランスに悪影響を及ぼす虞れがある。
そこで、本発明の目的は、車輪径の選択の自由度を増す
と共に車両のマスバランスを良好にすることのできる低
床式二輪車を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、ハンドルとシートとの間に低いステップ
フロアを配置した低床式二輪車において、シートを左右
一対のシート支持フレームで支え、これらの一対のシー
ト支持フレームの間に内燃機関のシリンダが臨む如く
に、シート支持フレームのピボット軸でパワーユニット
を揺動可能に取付け、このパワーユニットの前部に配置
したシリンダに前上から被さる如くにシート支持フレー
ムの前に燃料タンクを沿わせ、シート支持フレームの背
面上部に電装ボックスを取付けたことを特徴とする。
【0005】シートを支持するシート支持フレームの前
に燃料タンクを沿わせ、シート支持フレームの後下にパ
ワーユニットを取付け、シート支持フレームの後上に電
装ボックスを取付ける如くに、燃料タンクとパワーユニ
ットと電装ボックスとをシート支持フレーム廻りに集約
した。
【0006】従来の技術では後輪の円内にパワーユニッ
トなどの主要機器を集中配置していたが、本発明では後
輪とは異なるシート支持フレームにパワーユニットなど
の主要機器を集中配置した。この結果、後輪の輪径は自
由に選択することができるとともに、車体におけるマス
バランスを自由に且つ良好に設定することができる。
【0007】請求項2は、低床式二輪車の車体フレーム
を、ヘッドパイプから延びるメインフレームと、このメ
インフレームに接続してシート支持フレームのみで構成
し、且つメインフレームを、ヘッドパイプから後斜め下
へ延びる傾斜部と、この傾斜部の下端から水平に延びる
水平部とで構成したことを特徴とする。
【0008】傾斜部と水平部とからメインフレームを構
成し、このメインフレームにヘッドパイプ及びシート支
持フレームを加えることで車体フレームを構成するた
め、車体フレームがシンプルとなり、マスの集約化が一
層顕著となる。
【0009】請求項3は、ステップフロアでメインフレ
ームの水平部をほぼ覆い、メインフレームの傾斜部並び
にシート支持フレームは露出させたことを特徴とする。
傾斜部並びにシート支持フレームをカバーで覆わずに、
露出させたので、車体フレームの大部分が露出してお
り、外観性が高まると共に、カバー費用を低減すること
ができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係る低床式二輪車の側面図
であり、図中Frは前を示す。以下同様。低床式二輪車
としての自動二輪車10は、メインフレーム11の前端
のヘッドパイプ15にフロントフォーク16を取付け、
このフロントフォーク16に前輪17を回転自在に取付
け、トップブリッジ19にハンドル22を取付け、メイ
ンフレーム11の傾斜部23下部にステップ手段85を
取付け、メインフレーム11の水平部24にステップフ
ロア25を載せるとともに、水平部24からシート支持
フレームとしての左右一対のシートパイプ86,86
(奥のパイプ86は陰で見えず。)を後斜め上へ延ばし
た後に起立させ、このシートパイプ86,86の前に燃
料タンク27を沿わせ、シートパイプ86,86の後面
にパワーユニット28をピボット軸29を介して上下ス
イング可能に取付け、このパワーユニット28に駆動輪
としての後輪31を取付け、シートパイプ86,86の
上部の起立部の後部に電装ボックス21を取付け、この
電装ボックス21にテールライト34並びにリヤウイン
カー35を取付け、且つリヤサスペンション32の上部
をピン32aで電装ボックス21に取付け、更にシート
パイプ86,86の上端にクロスパイプ87を渡し、こ
のクロスパイプ87にシート保持プレート36をスイン
グ可能に取付け、このシート保持プレート36にシート
37を取付けてなる。
【0011】これにより、シート37の下近傍にマス
(質量)を集中化させることができ、後輪31の上方に
フレームを備えないこととあいまって、シンプルでマス
が集中したフレーム構成を達成することができる。
【0012】図中、38はリヤフェンダ、41はヘッド
ランプ、42はフロントウインカー、43はスピードメ
ータ、44は調節ねじ、45はエアクリーナ、47はク
ッション材、54はシリンダヘッド55から延出するエ
キゾーストパイプ59Eに連なるマフラーである。この
クッション材47はテールライト34上面に設けること
により、シート37を弾性的に支承させることができ
る。このクッション材47はシート37側に設けてもよ
い。更に、48はステップフロア25の前部に形成した
足載せ湾曲部である。
【0013】そして、この図で特徴的なことは、カバー
類が、ステップフロア25のみであり、この結果、側面
視でメインフレーム11の傾斜部23、水平部24、シ
ートパイプ86を見ることができ、例えばメインフレー
ム11の傾斜部23、水平部24にクロムメッキを施せ
ば車体フレームの意匠性を引出す効果を発揮する。特
に、シートパイプ86より後方にフレームを備えていな
いので、後輪31の上方がすっきりとした意匠性を創出
できる上、シンプルなフレーム構成で軽量、コンパクト
化が達成できる。
【0014】図2は図1の2矢視図であり、ステップ手
段85はメインフレーム11の傾斜部23の前側に、左
右に略水平に突出させた金属製棒状体88,88を溶接
して形成し、ステップフロア25を、メインパイプの水
平部の上方に配置するカバー部材89と、このカバー部
材89の両側に連結したステップフロアボード91,9
1と、から構成したことを特徴とする。望ましくは、前
記ステップフロアボード91,91の剛性を、カバー部
材89の剛性より高める。又は、ステップフロアボード
91,91を硬質材料、カバー部材89をやや軟質な材
料で構成することで、ステップフロア25の軽量化が図
れる。
【0015】この様に足を直接載せるステップフロアボ
ード91,91を高剛性若しくは高硬度にすることによ
り、運転者の荷重に耐える剛性を確保しながら、軽量化
できるところは軽量にすることができ、さらに変形や傷
つきをも防止することができる。これにより、ステップ
フロア25を、ステップ手段85の下方前方までの延ば
し、先端を足載せ湾曲部48,48にし、足載せ部のス
ペースを十分に確保し、乗車姿勢の自由度を高めてい
る。これは、ステップフロアボード91の剛性が高いこ
とにより容易に達成できる。
【0016】図3は本発明に係る低床式二輪車の要部拡
大図であり、図左が前となる。図面表裏方向に離間させ
た一対のシートパイプ86,86間にシリンダ56が臨
む如くに、シートパイプ86,86の後方のピボット軸
29でパワーユニット28を揺動可能に取付け、このパ
ワーユニット28の前部に配置したシリンダ56に前上
から被さる如くにシートパイプ86,86の前に燃料タ
ンク27を沿わせ、シートパイプ86,86の背面上部
に電装ボックス21を取付けたことを示す。
【0017】電装ボックス21には主にバッテリ、点火
ユニット、レギュレータ、スタータリレーなどが収納さ
れるため、この例によれば、配線が短くてすみ、又防水
構造が1ケ所ですむというメリットがある。また、この
電装ボックス21の上面にはテールライト34、リヤウ
インカー35,35が一体的に取付けられている。21
aはイグニッションスイッチ部、27aは給油口キャッ
プ、58Eはパワーユニット28に備えたベルコン変速
機構である。シートパイプ86,86上端のクロスパイ
プ87から臨むのは操作レバー74であり、この操作レ
バー74を含むラチェット機構を次に説明する。
【0018】すなわち、シート37を支持するシート支
持フレームとしてのシートパイプ86,86の前に燃料
タンク27を沿わせ、シートパイプ86,86の後下に
パワーユニット28を取付け、シートパイプ86,86
の後上に電装ボックス21を取付ける如くに、燃料タン
ク27とパワーユニット28と電装ボックス21とをシ
ートパイプ86,86廻りに集約した。
【0019】従来の技術では後輪の円内にパワーユニッ
トなどの主要機器を集中配置していたが、本発明では後
輪とは異なるシート支持フレームにパワーユニットなど
の主要機器を集中配置した。この結果、後輪の輪径は自
由に選択することができるとともに、車体におけるマス
バランスを自由に且つ良好に設定することができる。
【0020】図4は本発明で採用したラチェット機構の
分解斜視図であり、このラチェット機構60Bは、原理
的には複数の歯(第1歯61,第2歯62,第3歯6
3)を備えたラチェット部64に、ロック爪66を備え
たロック部67を組合わせたもので、具体的にはラチェ
ット部64,64を円筒部68に形成し、この円筒部6
8からシート保持プレート36を延ばし、大径のクロス
パイプ87に開けた上部開口93を通じて挿入し、クロ
スパイプ87に内蔵した左右一対の円板92,92間に
円筒部68を介在させ、ピボットボルト71で連結する
ことにより、このピボットボルト71を回転中心にして
ラチェット部64並びにシート保持プレート36を回転
させることができるようにする。
【0021】一方、ロック爪66,66を備えるロック
部67から操作レバー74をシート下方後方へ延ばし、
大径のクロスパイプ87に開けた下部開口94を通じて
挿入し、左右一対の円板92,92にサブボルト75で
連結することにより、このサブボルト75を中心にして
ロック部67をスイングさせることができる。95,9
5はスプリング、96はリッド、97,97は化粧キャ
ップ、99,99は案内溝であり、前記リッド96を円
板92,92に取付けた後も開口し、操作レバー74の
移動を可能にする。この例では、操作レバー74をシー
ト下方後方に設けたので、シートパイプ86,86の前
に沿わせた燃料タンク(図3参照)を十分に大型にする
ことができる。
【0022】図5は本発明で採用したラチェット機構の
組立図兼作用図であり、リッド96で下部開口94を閉
じた状態を示し、リッド96がロック部67を覆うため
外観性が良好になる。そして、ロック爪66が第1歯6
1に噛合し、スプリング95の弾発作用でこの状態を維
持する。ラチェットであるから、実線で示す水平位置
(着座位置)から中間傾斜位置、さらに最大傾斜位置ま
で、シート保持プレート36側を押し上げるだけで切替
えることができる。そして、戻ることはない。戻すに
は、スプリング95に抗して操作レバー74を想像線の
位置まで押し下げて、第1〜第3歯61〜63からロッ
ク爪66を外せばよい。この例では操作レバー74は、
車体幅方向に長く形成したので、操作性が良好である。
【0023】次に、シート保持プレート36とシート3
7を組合わせた構造を説明する。図6はシート保持プレ
ートとシートとの分解図であり、シート保持プレート3
6の上にシート37とを臨ませ、シート保持プレート3
6の下に溝状金具81を臨ませ、この溝状金具81をボ
ルト82,82でシート37の底面に固定する。そし
て、溝状金具81に下から上向きに調節ねじ44を取付
ける。
【0024】図7は本発明に係るシートのスライド説明
図であり、調節ねじ44を緩めることにより、シート3
7を想像線で示す通りに、前後(図面では左右)に任意
に移動させることができる。83はストッパであり、溝
状金具81がシート保持プレート36から抜けることを
防止する作用をなす。
【0025】以上の構成からなる低床式二輪車の作用を
次に述べる。図8は立乗り姿勢で乗車しているときの作
用図であり、シート37を最大傾斜位置に調節し、自分
の体格や好みに合せてシート37を(実線から想像線の
間の任意の位置に)スライドさせ、調節ねじ44を締め
る。そして、運転者Mは腰を軽くシート37に当てる如
くに寄り掛り、この状態で自動二輪車10を走行させ
る。この時のシート角度は、45゜〜60゜の間に設定
されることが好ましい。
【0026】図9は中腰姿勢で乗車しているときの作用
図であり、シート37を中間傾斜位置に調節し、自分の
体格や好みに合せてシート37をスライドさせ、調節ね
じ44を締める。そして、運転者Mはシート37に軽く
腰を掛け、この状態で自動二輪車10を走行させる。こ
の時のシート角度は、15゜〜30゜が好ましく、体格
の小さい人などに好適である。
【0027】図10は着座姿勢で乗車しているときの作
用図であり、シート37を着座位置に調節し、自分の体
格や好みに合せてシート37を前後(図左右)にスライ
ドさせ、調節ねじ44を締める。そして、運転者Mはシ
ート37に深く腰を掛け、この状態で自動二輪車10を
走行させる。ここで重要なことは、運転者Mは何時でも
ステップ手段85に足を載せることで、膝を伸ばすこと
ができる構造になっていることである。さらには、つま
先をステップ手段85の下に差し入れ、つま先を湾曲足
載せ部48に載せることもできる。従って、ステップフ
ロア25の広さを維持しつつ、ステップ手段85を付設
することができたことになる。
【0028】尚、シート支持フレームは、パイプの他、
プレート、鋳物品の何れでもよく、格別に形状を定める
ものではない。
【0029】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1では、ハンドルとシートとの間に低いス
テップフロアを配置した低床式二輪車において、シート
を支持するシート支持フレームの前に燃料タンクを沿わ
せ、シート支持フレームの後下にパワーユニットを取付
け、シート支持フレームの後上に電装ボックスを取付け
る如くに、燃料タンクとパワーユニットと電装ボックス
とをシート支持フレーム廻りに集約した。この結果、後
輪の輪径は自由に選択することができるとともに、車体
におけるマスバランスを自由に且つ良好に設定すること
ができる。
【0030】請求項2は、傾斜部と水平部とからメイン
フレームを構成し、このメインフレームにヘッドパイプ
及びシート支持フレームを加えることで車体フレームを
構成するため、車体フレームがシンプルとなり、マスの
集約化が一層顕著となる。
【0031】請求項3は、ステップフロアでメインフレ
ームの水平部をほぼ覆い、メインフレームの傾斜部並び
にシート支持フレームは露出させたことを特徴とする。
すなわち、傾斜部並びにシート支持フレームをカバーで
覆わずに、露出させたので、車体フレームの大部分が露
出しており、外観性が高まると共に、カバー費用を低減
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る低床式二輪車の側面図
【図2】図1の2矢視図
【図3】本発明に係る低床式二輪車の要部拡大図
【図4】本発明で採用したラチェット機構の分解斜視図
【図5】本発明で採用したラチェット機構の組立図兼作
用図
【図6】シート保持プレートとシートとの分解図
【図7】本発明に係るシートのスライド説明図
【図8】立乗り姿勢で乗車しているときの作用図
【図9】中腰姿勢で乗車しているときの作用図
【図10】着座姿勢で乗車しているときの作用図
【符号の説明】
10…低床式二輪車(自動二輪車)、11…メインフレ
ーム、21…電装ボックス、22…ハンドル、23…傾
斜部、24…水平部、25…ステップフロア、27…燃
料タンク、28…パワーユニット、29…ピボット軸、
37…シート、86…シート支持フレーム(シートパイ
プ)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドルとシートとの間に低いステップ
    フロアを配置した低床式二輪車において、前記シートを
    左右一対のシート支持フレームで支え、これらの一対の
    シート支持フレームの間に内燃機関のシリンダが臨む如
    くに、シート支持フレームのピボット軸でパワーユニッ
    トを揺動可能に取付け、このパワーユニットの前部に配
    置した前記シリンダに前上から被さる如くにシート支持
    フレームの前に燃料タンクを沿わせ、シート支持フレー
    ムの背面上部に電装ボックスを取付けたことを特徴とす
    る低床式二輪車。
  2. 【請求項2】 前記低床式二輪車の車体フレームを、ヘ
    ッドパイプから延びるメインフレームと、このメインフ
    レームに接続して前記シート支持フレームのみで構成
    し、且つ前記メインフレームを、前記ヘッドパイプから
    後斜め下へ延びる傾斜部と、この傾斜部の下端から水平
    に延びる水平部とで構成したことを特徴とする請求項1
    記載の低床式二輪車。
  3. 【請求項3】 前記ステップフロアでメインフレームの
    水平部をほぼ覆い、メインフレームの傾斜部並びにシー
    ト支持フレームは露出させたことを特徴とする請求項2
    記載の低床式二輪車。
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