JP2002095215A - 車両用交流発電機 - Google Patents

車両用交流発電機

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JP2002095215A
JP2002095215A JP2000279455A JP2000279455A JP2002095215A JP 2002095215 A JP2002095215 A JP 2002095215A JP 2000279455 A JP2000279455 A JP 2000279455A JP 2000279455 A JP2000279455 A JP 2000279455A JP 2002095215 A JP2002095215 A JP 2002095215A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レギュレータ装着ヒートシンク結合組立て体
を効率よく冷却する。 【解決手段】 車両用交流発電機において、プラス側ヒ
ートシンク18Pとマイナス側ヒートシンク18Mとの
間に断熱性の優れた絶縁シート65を挟持させ、レギュ
レータ20がマイナス側ヒートシンク18Mに取り付け
られてなるレギュレータ装着ヒートシンク結合組立て体
61と、リヤブラケット35側からの放射熱及び伝導熱
を阻止するリヤブラケット35に固定されたコネクタ絶
縁基板63と、コネクタ絶縁基板63に形成されるカラ
ー部62と、レギュレータ20が取り付けられたマイナ
ス側ヒートシンク18M及びプラス側ヒートシンク18
Pに冷却空気を導入する夫々の空気導入孔74が複数個
設けられたリヤカバー64とを備えて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用交流発電
機、特にステータコイルの発生電圧を整流するプラス側
ダイオード及びマイナス側ダイオードがそれぞれ複数個
取付けられたプラス側ヒートシンクとマイナス側ヒート
シンクとの両者の小型化をはかりながら効率よく冷却す
ると共に、冷却風を取り入れるリヤカバーの良好な冷却
空気導入構造及びリヤブラケットへのリヤカバーの取り
付け構造を良くした車両用交流発電機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】トラック、バス、乗用車など自動車に搭
載されている車両用交流発電機は、その直流電圧を出力
するために図11に示された如き電気回路が一般的に用
いられている。
【0003】同図において、オルタネータ11は自動車
に搭載されるブラシレスオルタネータであり、3相の発
電コイル12A,12B,12Cのステータコイル12
を備えたステータ13と、4個のプラス側ダイオード1
4P,15P,16P,17Pの各カソードが並列に電
気的接続されて取付けられているプラス側ヒートシンク
18Pと4個のマイナス側ダイオード14M,15M,
16M,17Mのアノードが並列に電気的接続されると
共に接地されて取付けられているマイナス側ヒートシン
ク18Mと、界磁コイル19と、レギュレータ20とを
備えている。
【0004】プラス側ダイオード14Pないし17P
は、プラス側ヒートシンク18Pを介してオルタネータ
11の出力端子21に接続されており、当該出力端子2
1には界磁コイル19及びレギュレータ20も接続され
ている。そして当該出力端子21はヒューズ22を介し
てバッテリ23のプラス側端子に接続されている。
【0005】またプラス側ダイオード14Pとマイナス
側ダイオード14Mとの接続点には発電コイル12Aが
接続され、プラス側ダイオード15Pとマイナス側ダイ
オード15Mとの接続点には発電コイル12Bが接続さ
れ、プラス側ダイオード16Pとマイナス側ダイオード
16Mとの接続点には発電コイル12Cが接続され、プ
ラス側ダイオード17Pとマイナス側ダイオード17M
との接続点には3相の発電コイル12A,12B,12
Cの中性点が接続されている。
【0006】レギュレータ20は、コンデンサ24,2
5,26が付設されたICレギュレータであり、このレ
ギュレータ20に連なる4本のリード線27,28,2
9,30の端部にはカプラ31が設けられている。そし
てリード線27ないし30のうちリード線27は、チャ
ージランプ32及びキースイッチ33を介してバッテリ
23のプラス側端子に接続され、またバッテリ23のマ
イナス側端子はマイナス側ダイオード14M,15M,
16M,17Mの各アノードが並列に電気的接続された
マイナス側ヒートシンク18Mと接続されている。
【0007】このようなオルタネータ11の従来の機械
的構造を次に説明すると、図12、図13図示の如く、
ステータ13は、複数枚の環状鉄心板を積層した鉄心に
ステータコイル12が巻装されてなるものであり、当該
ステータ13はリヤブラケット35とフロントブラケッ
ト36間に挟まれる。そしてリヤブラケット35及びフ
ロントブラケット36は複数本の通しボルト37で相互
に締着され、ステータ13をリヤブラケット35とフロ
ントブラケット36間に挟持している。
【0008】リヤブラケット35,フロントブラケット
36の中心部には円筒状のボス部38,39が同軸に設
けられ、リヤブラケット35のボス部38には、回転軸
40の一部が軸受41により回転自在に支承されてい
る。回転軸40の他端はフロントブラケット36のボス
部39を貫通して外方に突出され、ボス部39および回
転軸40間には軸受42が介装されている。
【0009】ステータ13の内方で回転軸40には、ラ
ンデル型ロータと呼ばれる、いわゆる爪極型のロータ4
3がステータ13と同軸にして固設され、当該ロータ4
3内に挿入される円筒状の界磁鉄心44が、リヤブラケ
ット35の内面側に複数のボルト45によって固着され
る。そして界磁鉄心44には界磁コイル19が巻装され
ている。
【0010】当該ロータ43に関してリヤブラケット3
5とは反対側、すなわちフロントブラケット36の外方
側の回転軸40には、吸い込み型の冷却ファン46が固
定されている。また冷却ファン46よりも更に外方側の
回転軸40には、プーリ47が固定されており、当該プ
ーリ47には図示しないエンジンからの動力を伝達する
Vベルトが巻掛けられる。
【0011】オルタネータ11のリヤブラケット35に
は、そのリヤブラケット35の外側との間に収納室50
を形成するようにして樹脂性のリヤカバー51が取付け
られ、整流用のダイオードを複数個それぞれ備えたプラ
ス側ヒートシンク18P及びマイナス側ヒートシンク1
8Mが、リヤカバー51で覆われるようにして収納室5
0内でリヤブラケット35の外面側に取付けられてい
る。
【0012】樹脂性のリヤカバー51のリヤブラケット
35への取り付けは、当該リヤカバー51の側面部に設
けられた複数個の係合爪81をリヤブラケット35に設
けられた係合部と係合させると共に、リヤブラケット3
5の表面部を幅広のワッシャ83を用いてボルト84で
リヤブラケット35のボス部82に取り付け固定するよ
うになっている。
【0013】プラス側ヒートシンク18P及びマイナス
側ヒートシンク18Mは、回転軸40の一端を支承して
リヤブラケット35に設けられているボス部38の一部
を囲繞する円弧状のものであり、軽量化を図るためにア
ルミニウム合金により形成されている。そしてプラス側
ヒートシンク18Pのマイナス側ヒートシンク18Mに
対向する面には、プラス側ダイオード15P(実際には
プラス側ダイオード14P,16P,17Pを含め4
個)がその一端を半田付けするようにして周方向に間隙
をあけて取付けられ、またマイナス側ヒートシンク18
Mのプラス側ヒートシンク18Pに対向する面には、マ
イナス側ダイオード15M(実際にはマイナス側ダイオ
ード14M,16M,17Mを含め4個)がその一端を
半田付けするようにして周方向に間隙をあけて取付けら
れている。すなわち図11で説明した様に、プラス側ダ
イオード14Pないし17Pはプラス側ヒートシンク1
8Pに電気的に並列に接続された状態で取付けられ、マ
イナス側ダイオード14Mないし17Mはマイナス側ヒ
ートシンク18Mに電気的に並列に接続された状態で取
り付けられている。しかも並列接続関係にあるプラス側
ダイオード14Pないし17P、マイナス側ダイオード
14Mないし17Mは、相互に対応する位置でプラス側
ヒートシンク18Pとマイナス側ヒートシンク18Mと
の両ヒートシンクに取り付けられている。
【0014】リヤカバー51には、複数の空気導入孔8
9が穿設され当該空気導入孔89の縁部にそれぞれ連な
って内方側に延びる複数の導風板90が設けられた冷却
空気導入部と冷却空気導入用の単なる孔91の空気導入
部とを備えている。
【0015】なお85はマイナス側ヒートシンク18
M、プラス側ヒートシンク18Pなどからのリード線を
収納した接続用のカプラ(図11のカプラ31に該当)
であり、カプラベース86を介してカプラ85がリヤブ
ラケット35の上部に固定されている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】近年の自動車にあって
は、冬季には暖房、夏季には冷房のほか、各種のライト
やモータが数多く用いられており、それ故にオルタネー
タ11の負荷負担は重く、ステータコイル12や界磁コ
イル19は高温となりやすい。リヤブラケット35はこ
れらの高温度を熱源として伝導熱や輻射熱で高温化さ
れ、リヤブラケット35に直接取り付けられているマイ
ナス側ヒートシンク18Mやレギュレータ20は、その
伝導熱や輻射熱の影響を避けるには困難である。
【0017】その上、リヤカバー51に設けられた孔9
1からの冷却空気は、図14の矢印Aの如く流れ、プラ
ス側ヒートシンク18Pに向かって流れる冷却空気に比
べ、マイナス側ヒートシンク18Mに流れる冷却空気
が、プラス側ヒートシンク18Pによって阻止されるた
め少なく、冷却の際冷却温度のアンバランスを生じるの
はやむを得なかった。
【0018】また、図15に示された空気導入孔89か
らの冷却空気で冷却されるレギュレータ20について
も、ヒートシンク52を介して直接リヤブラケット35
に取り付けられる構造であるため、図15の矢印Bの如
く流れる冷却空気で冷却されるが、リヤブラケット35
からの伝導熱の影響が懸念される。
【0019】特に冷却ファン46による冷却は、高速回
転域を重要視されていたが、低・中速域での冷却性向上
は市場において搭載機器の増加により課題となってい
る。
【0020】また、従来のリヤカバー51に設けられた
空気導入孔89に設けられた導風板90の更なる性能向
上も望まれていた。
【0021】そして、リヤカバー51の側面部に設けら
れた複数個の係合爪81と、リヤカバー51の平面表面
部を幅広のワッシャ83と共にリヤブラケット35のボ
ス部82に固定するボルト84とで、固定する従来のリ
ヤカバー51の固定構造の更なる改良も望まれている。
【0022】本発明は、上記の点に鑑みなされたもので
あり、プラス側ヒートシンクとマイナス側ヒートシンク
との間に断熱性の優れた絶縁性部材を挟持させ、マイナ
ス側ヒートシンクにレギュレータを取り付けたレギュレ
ータ装着ヒートシンク結合組立て体を、リヤブラケット
側からの放射熱と伝導熱とを遮断するコネクタ絶縁基板
に設けられたカラー部で間隙を形成し、リヤカバーに第
1の空気導入部及び第2の空気導入部を設けて、レギュ
レータが取り付けられたレギュレータ装着ヒートシンク
結合組立て体を冷却する構造となし、レギュレータ装着
ヒートシンク結合組立て体その他の部品が効率よく冷却
される車両用交流発電機を提供することを目的としてい
る。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記の目的を解決するた
めに、本発明の車両用交流発電機はリヤブラケットとフ
ロントブラケットとの間に挟持されるステータの内方に
回転自在に軸支されたロータを備えると共に、ステータ
に巻装されたステータコイル(発電コイル)の発生電圧
を整流する複数個のプラス側ダイオード及び複数個のマ
イナス側ダイオードがそれぞれ取付けられたプラス側ヒ
ートシンクとマイナス側ヒートシンクとの両者及びその
整流出力を一定電圧に制御するレギュレータを有し、冷
却用の空気導入部が設けられたリヤカバーでリヤブラケ
ットのリヤ部が覆われる構造の車両用交流発電機におい
て、上記プラス側ヒートシンクとマイナス側ヒートシン
クとの間に断熱性の優れた絶縁性部材を挟持させ、上記
レギュレータがマイナス側ヒートシンクに取り付けられ
てなるレギュレータ装着ヒートシンク結合組立て体と、
コネクタ端子が設けられると共に、凸状のカラー部を有
してリヤブラケット側からの放射熱及びリヤブラケット
からの伝導熱を阻止するリヤブラケットに固定されたコ
ネクタ絶縁基板と、上記レギュレータ及びマイナス側ヒ
ートシンクに冷却空気を導入する第1の空気導入部と、
プラス側ヒートシンク及びリヤブラケットに冷却空気を
導入する第2の空気導入部が設けられたリヤカバーとを
備え、上記カラー部によって上記レギュレータ装着ヒー
トシンク結合組立て体とコネクタ絶縁基板の間に間隙を
設けて、第1の空気導入部及び第2の空気導入部からそ
れぞれ導入された冷却空気で、各部品が効率よく冷却さ
れるようにした構造を特徴としている。
【0024】そして上記リヤカバーは、樹脂性カバーで
形成されると共に、当該樹脂性カバーの側面部に係合爪
と、フック部とが形成され、かつリヤブラケットにはこ
れらの係合爪及びフック部に相当する位置に係合部がそ
れぞれ形成されて、リヤカバーの側面部に形成されたこ
れらの係合爪とフック部とでリヤカバーがリヤブラケッ
トに固定される構造を備えると共に、さらに上記コネク
タ絶縁基板からのリード線が収納されたカプラをリヤブ
ラケットに固定するカプラホルダでリヤカバーの平面表
面部を押圧する形態で固定する構造としている。
【0025】また、リヤカバーは上記レギュレータ及び
マイナス側ヒートシンクに冷却空気を導入する第1の空
気導入部とプラス側ヒートシンク及びリヤブラケットに
冷却空気を導入する第2の空気導入部が設けられてい
る。
【0026】リヤカバーに設けられた冷却空気を導入す
る冷却空気導入部の一部に導風板を設けてリヤカバー平
面表面部の垂線に対する角度が30°〜40°に形成す
る。
【0027】コネクタ絶縁基板によってリヤブラケット
側からの放射熱及びその伝導熱が阻止され、またリヤカ
バーに設けられた第1の空気導入部及び第2の空気導入
部からの冷却空気によって、レギュレータ装着ヒートシ
ンク結合組立て体等が効率よく冷却される。
【0028】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る車両用交流発
電機の一実施例断面図を示しており、図12と同じもの
は同じ符号が付されている。
【0029】図1において、図12との相違は、界磁鉄
心44がフロントブラケット36側に取り付けられた構
造となっている点、ロータ43の側面に新たに内扇ファ
ン87が設けられた点の他、本発明の特徴をなしている
次の点、すなわち、レギュレータ装着ヒートシンク結合
組立て体61がコネクタ絶縁基板63を介してリヤブラ
ケット35へ取り付けられた点、リヤカバー64の形状
及びその取り付け構造、カプラ85の固定方法とその位
置などである。
【0030】上記指摘の相違点のうち、界磁鉄心44が
フロントブラケット36側に取り付けられた構造となっ
ている点については、励磁(界磁)がフロント側にある
からこそ、リヤ側のスペースをうまく使って本願冷却性
能が向上する要因ともなっているが、本発明と直接関連
性がなく、またその他上記に挙げた以外の小さい相違点
についても、本発明と直接関連性がないのでその指摘や
その説明を省略する。
【0031】上記レギュレータ装着ヒートシンク結合組
立て体61がコネクタ絶縁基板63を介してリヤブラケ
ット35へ取り付けられている点について、図3ないし
図5を用いてさらに詳しく説明すると、ステータコイル
12に発生した電圧を整流する前述の複数個のプラス側
ダイオードD及び複数個のマイナス側ダイオードDがそ
れぞれ取付けられたプラス側ヒートシンク18Pとマイ
ナス側ヒートシンク18Mとの間は、断熱性が優れると
共に絶縁性も優れた絶縁シート(例えばノーメックスシ
ート(商品名))65が挟持された状態で形成され、そ
のマイナス側ヒートシンク18Mにレギュレータ20が
図3図示の如く取り付けられてレギュレータ装着ヒート
シンク結合組立て体61を構成している。当該レギュレ
ータ装着ヒートシンク結合組立て体61は、リヤブラケ
ット35とのプラス側ヒートシンク18Pの電気的絶縁
性と共に全体の通風性と熱遮断性とを考慮し、カラー部
62(図1,図5参照)が一体に形成され樹脂製等のコ
ネクタ絶縁基板63を介してリヤブラケット35に固定
されている。
【0032】このレギュレータ20が取り付けられたマ
イナス側ヒートシンク18Mに磁性材を用いることによ
り、当該レギュレータ20のケースと相まって、磁気シ
ールド効果をも期待することができる。
【0033】上記コネクタ絶縁基板63には、外付け用
の電子部品が取り付けられると共に、後の図3ないし図
5で説明するようにコネクタ端子66やリード線保護端
子67が設けられており、これらのコネクタ端子66や
リード線保護端子67はレギュレータ20や界磁コイル
19等との接続に使用され、またそのリード線の保護に
用いられている。68は保護スタッドであり、リヤカバ
ー64に対する保護物である。
【0034】説明するまでもなく、当該コネクタ絶縁基
板63はステータコイル12の発熱などリヤブラケット
35側からの放射熱及びリヤブラケット35からの伝導
熱を阻止する役目を担っている。また後に説明する様
に、コネクタ絶縁基板63に設けられた凸状のカラー部
62の厚みによりプラス側ヒートシンク18Pとマイナ
ス側ヒートシンク18Mとの両者が、コネクタ絶縁基板
63との間隙により冷却風が通り易くなりその冷却が促
進される。
【0035】図2は図1の左側面図を示しており、リヤ
カバー64は、リヤブラケット35に取り付けられたレ
ギュレータ装着ヒートシンク結合組立て体61を覆う形
のカバー突出部69が設けられた形状を有している。そ
して、当該リヤカバー64は、合成樹脂部材で形成され
ると共に、当該リヤカバー64の側面部に例えば複数個
の係合爪70(図6〜図8参照)と、1個のフック部7
1(図6〜図8参照)とが形成され、かつリヤブラケッ
ト35にはこれらの係合爪70及びフック部71に係合
する係合部72,73(図6〜図8参照)が形成されて
いて、リヤカバー64の側面部に形成されたこれらの係
合爪70とフック部71とでリヤカバー64がリヤブラ
ケット35に固定される。
【0036】リヤカバー64がリヤブラケット35に取
り付けられたとき、レギュレータ装着ヒートシンク結合
組立て体61に設けられている保護スタッド68の先端
面がリヤカバー64の内面に当接し、リヤカバー64の
平面性を保つと共に外部からの殴打等による凹み発生を
防ぎ、外的美観が保持されるようになっている。
【0037】上記コネクタ絶縁基板63などからのリー
ド線を収納したカプラ85は、カプラベース86を介し
リヤカバー64の平面表面部を所定の面積で押圧しなが
らねじ止めされ、リヤカバー64をリヤブラケット35
に固定している。
【0038】図2に示されたリヤカバー64には、複数
個の空気導入孔74が適宜に形成されており、これらの
空気導入孔74から導入された♯1冷却空気X1、♯2
冷却空気X2は、例えば図6,図7の各矢印付き太線で
示されている様に流れる。
【0039】すなわち、図6で示された♯1冷却空気X
1でマイナス側ヒートシンク18Mとレギュレータ20
とが主に冷却され、図7で示された♯2冷却空気X2で
プラス側ヒートシンク18Pとリヤブラケット35とが
主に冷却される。
【0040】要するに放熱を要する部品はリヤカバー6
4面に集中的に配置させておき、空気導入孔74から導
入された♯1冷却空気X1、♯2冷却空気X2で効果的
に冷却する構造となっている。オルタネータ11内を図
6図示の如く流れる♯1冷却空気X1、及び図7図示の
如く流れる♯2冷却空気X2が、冷却ファン46と協調
してロータ43の側面に新たに設けられた内扇ファン8
7によって冷却空気の流入が促進され増強されると共
に、この冷却効果は一層顕著なものとなる。
【0041】図8はリヤカバーに設けられた空気導入孔
の他の実施例説明図を示している。
【0042】同図において、リヤカバー76は、図2に
示された複数個の空気導入孔74に替え、複数個の空気
導入孔77が設けられている。当該リヤカバー76に設
けられた複数個の各空気導入孔77は、導風板78が一
体に形成され、この導風板78はリヤカバー76の平面
表面部の垂線に対する角度が、図示の如く30°〜40
°に形成されている。
【0043】このようにリヤカバー76の平面表面部の
垂線に対する導風板78の角度を30°〜40°に形成
することにより、オルタネータ11内に導入される冷却
空気、すなわちリヤカバー76に設けられた空気導入孔
77から取り入れられる外部空気は効率的にプラス側ヒ
ートシンク18Pもしくはマイナス側ヒートシンク18
M、巻線等を冷却する。
【0044】図9,図10は導風板の角度を変えたとき
の実験に基づく温度上昇特性図を示しており、図9は高
速風のときのもの、図10は低・中速風のときのもので
あり、図9,図10におけるP1〜P7は、それぞれ同
じ符号の部位を計測したものである。
【0045】図9から分かるように、高速風のとき、導
風板78の角度が45°以上で温度上昇値が最低値を示
しているので従来は45°の角度が用いられていた。こ
れに対し、低・中速風のときには、導風板82の角度が
30°近傍で温度上昇値が最低値を示している。
【0046】この実験結果から、図8に示された様な構
造の空気導入孔77を設けたリヤカバー76を用いると
きは、リヤカバー76の導風板78の角度を30°〜4
0°に形成しておけば、温度上昇のきびしい低・中速域
でのオルタネータ11内の各温度上昇値を最も抑えら
れ、最も効果的な冷却を期待することができる。このと
きリヤカバー76の導風板78に沿って導入された冷却
空気が、レギュレータ装着ヒートシンク結合組立て体6
1など冷却目標とする部位に集中的に導きやすくなり、
図2に示された単なる空気導入孔74に比べ、その冷却
効果を更に期待することができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明によれば、断
熱性の優れた絶縁性部材をプラス側ヒートシンクとマイ
ナス側ヒートシンクとの間に挟持させ、レギュレータを
リヤカバー側のヒートシンクに取り付けて組み立てたレ
ギュレータ装着ヒートシンク結合組立て体とし、カラー
部を有するコネクタ絶縁基板でレギュレータ装着ヒート
シンク結合組立て体を冷却風が通り易くしつつ、ブラケ
ット側からの放射熱及びリヤブラケットからの伝導熱を
阻止する構造としたので、リヤカバーから導入された冷
却空気が、各部品を効率よく冷却するようになる。
【0048】リヤカバーを合成樹脂性カバーで形成する
と共に当該樹脂性カバーの側面部に係合爪と、フック部
とを形成し、リヤカバーの側面部に形成されたこれらの
係合爪とフック部とでリヤカバーをリヤブラケットに固
定する構造とし、そして上記コネクタ絶縁基板からのリ
ード線が収納されたカプラをリヤブラケットに固定する
カプラホルダでリヤカバーの平面表面部を所定の面積で
押えてねじ止めする構造としたで、安価に、かつその取
り付けも簡単になり、その上所定の面積を有するカプラ
ホルダにより、リヤカバーの変形や振動の防止が可能と
なる。
【0049】また、リヤカバーの空気導入部に、リヤカ
バー平面表面部の垂線に対する角度が30°〜40°の
範囲の導入板が設けられる構造では、温度上昇のきびし
い低・中速回転域において冷却効率が向上し、小型軽量
化に寄与することができる。
【0050】またレギュレータ装着ヒートシンク結合組
立て体を小さくすることができるので、風通しがさらに
良くなって相乗効果が発揮され、この相乗効果により部
品の冷却が更に促進される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用交流発電機の一実施例断面
図である。
【図2】図1の左側面図である。
【図3】リヤカバーを外した図1の左側面図である。
【図4】ヒートシンク結合組立て体の平面図である。
【図5】図4の正面図である。
【図6】空気導入孔から取り入れられた冷却空気の主要
な流れ説明図である。
【図7】他の空気導入孔から取り入れられた冷却空気の
主要な流れ説明図である。
【図8】リヤカバーに設けられた空気導入孔の他の実施
例説明図である。
【図9】導風板角度を変えたときの実験に基づく温度上
昇特性図である。
【図10】導風板角度を変えたときの実験に基づく温度
上昇特性図である。
【図11】自動車に搭載されている車両用交流発電機の
一般的な電気回路図である。
【図12】従来の車両用交流発電機の断面図である。
【図13】図12の左側面図である。
【図14】従来のリヤカバーの下部から取り入れられた
冷却空気の主要な流れ説明図である。
【図15】従来のリヤカバーの上部から取り入れられた
冷却空気の主要な流れ説明図である。
【符号の説明】
11 オルタネータ 12 ステータコイル 12A,12B,12C 発電コイル 13 ステータ 14P,15P,16P,17P プラス側ダイオード 14M,15M,16M,17M マイナス側ダイオー
ド 18P プラス側ヒートシンク 18M マイナス側ヒートシンク 19 界磁コイル 20 レギュレータ 31 カプラ 35 リヤブラケット 36 フロントブラケット 43 ロータ 44 界磁鉄心 46 冷却ファン 50 収納室 51 リヤカバー 52 ヒートシンク 61 レギュレータ装着ヒートシンク結合組立て体 62 カラー部 63 コネクタ絶縁基板 64 リヤカバー 65 絶縁シート 70 係合爪 71 フック部 72,73 係合部 74 空気導入孔 76 リヤカバー 77 空気導入孔 78 導風板 81 係合爪 85 カプラ 86 カプラベース 87 内扇ファン 89 空気導入孔 90 導風板 91 孔
フロントページの続き Fターム(参考) 5H609 BB05 BB13 BB18 PP02 PP06 PP07 PP08 PP09 PP16 QQ02 QQ12 QQ13 RR03 RR16 RR24 RR27 RR33 RR38 RR39 RR42 RR43 RR69 RR73 RR74

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リヤブラケットとフロントブラケットと
    の間に挟持されるステータの内方に回転自在に軸支され
    たロータを備えると共に、ステータに巻装されたステー
    タコイル(発電コイル)の発生電圧を整流する複数個の
    プラス側ダイオード及び複数個のマイナス側ダイオード
    がそれぞれ取付けられたプラス側ヒートシンクとマイナ
    ス側ヒートシンクとの両者及びその整流出力を一定電圧
    に制御するレギュレータを有し、冷却用の空気導入部が
    設けられたリヤカバーでリヤブラケットのリヤ部が覆わ
    れる構造の車両用交流発電機において、 上記プラス側ヒートシンクとマイナス側ヒートシンクと
    の間に断熱性の優れた絶縁性部材を挟持させ、上記レギ
    ュレータが上記マイナス側ヒートシンクに取り付けられ
    てなるレギュレータ装着ヒートシンク結合組立て体と、 コネクタ端子が設けられると共に、凸状のカラー部を有
    してリヤブラケット側からの放射熱及びリヤブラケット
    からの伝導熱を阻止するリヤブラケットに固定されたコ
    ネクタ絶縁基板と、 上記レギュレータ及び上記マイナス側ヒートシンクに冷
    却空気を導入する第1の空気導入部と、上記プラス側ヒ
    ートシンク及びリヤブラケットに冷却空気を導入する第
    2の空気導入部が設けられたリヤカバーとを備え、上記
    カラー部によって上記レギュレータ装着ヒートシンク結
    合組立て体と上記コネクタ絶縁基板の間に間隙を設け
    て、第1の空気導入部及び第2の空気導入部からそれぞ
    れ導入された冷却空気で、各部品が効率よく冷却される
    ようにした構造を特徴とする車両用交流発電機。
  2. 【請求項2】 上記リヤカバーは、樹脂性カバーで形成
    されると共に、当該樹脂性カバーの側面部に係合爪と、
    フック部とが形成され、かつリヤブラケットにはこれら
    の係合爪及びフック部に相当する位置に係合部がそれぞ
    れ形成されて、リヤカバーの側面部に形成されたこれら
    の係合爪とフック部とでリヤカバーがリヤブラケットに
    固定される構造を備えると共に、さらに上記コネクタ絶
    縁基板からのリード線が収納されたカプラをリヤブラケ
    ットに固定するカプラホルダでリヤカバーの平面表面部
    を押圧する形態で固定する構造を備えたことを特徴とす
    る請求項1記載の車両用交流発電機。
  3. 【請求項3】 リヤブラケットとフロントブラケットと
    の間に挟持されるステータの内方に回転自在に軸支され
    たロータを備えると共に、ステータに巻装されたステー
    タコイル(発電コイル)の発生電圧を整流する複数個の
    プラス側ダイオード及び複数個のマイナス側ダイオード
    がそれぞれ取付けられたプラス側ヒートシンクとマイナ
    ス側ヒートシンクとの両者及びその整流出力を一定電圧
    に制御するレギュレータを有し、冷却用の空気導入部が
    設けられたリヤカバーでリヤブラケットのリヤ部が覆わ
    れる構造の車両用交流発電機において、 上記プラス側ヒートシンクとマイナス側ヒートシンクと
    の間に断熱性の優れた絶縁性部材を挟持させ、上記レギ
    ュレータが上記マイナス側ヒートシンクに取り付けられ
    てなるレギュレータ装着ヒートシンク結合組立て体と、 コネクタ端子が設けられると共に、凸状のカラー部を有
    してリヤブラケット側からの放射熱及びリヤブラケット
    からの伝導熱を阻止するリヤブラケットに固定されたコ
    ネクタ絶縁基板と、 上記レギュレータ及び上記マイナス側ヒートシンクに冷
    却空気を導入する第1の空気導入部と上記プラス側ヒー
    トシンク及びリヤブラケットに冷却空気を導入する第2
    の空気導入部が設けられたリヤカバーとを備え、 少なくとも上記空気導入部の一部に導風板を設けて、該
    導風板は上記リヤカバー平面表面部の垂線に対する角度
    が30°〜40°で形成されてなることを特徴とする車
    両用交流発電機。
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