JP2002094064A - 薄膜トランジスタ、薄膜トランジスタの製造方法、液晶表示装置およびエレクトロルミネッセンス表示装置 - Google Patents

薄膜トランジスタ、薄膜トランジスタの製造方法、液晶表示装置およびエレクトロルミネッセンス表示装置

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JP2002094064A
JP2002094064A JP2000274620A JP2000274620A JP2002094064A JP 2002094064 A JP2002094064 A JP 2002094064A JP 2000274620 A JP2000274620 A JP 2000274620A JP 2000274620 A JP2000274620 A JP 2000274620A JP 2002094064 A JP2002094064 A JP 2002094064A
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    • H01L27/1214Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers the substrate being other than a semiconductor body, e.g. an insulating body comprising a plurality of TFTs formed on a non-semiconducting substrate, e.g. driving circuits for AMLCDs
    • H01L27/1259Multistep manufacturing methods
    • H01L27/1288Multistep manufacturing methods employing particular masking sequences or specially adapted masks, e.g. half-tone mask

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トップゲート型の薄膜トランジスタにおい
て、特性に優れた薄膜トランジスタを提供すると共に、
その製造工程の簡略化を図り、生産性を大幅に向上させ
る。 【解決手段】 絶縁体上に半導体層とゲート絶縁層とゲ
ート電極層からなる積層膜を形成し、この上に形成した
第1のレジストパターンをマスクとして積層膜をエッチ
ングした後、第1のレジストパターンを第2のレジスト
パターンに加工し、第2のレジストパターンをマスクと
して少なくともゲート電極層をエッチングする。この
後、ソース/ドレイン領域となる低抵抗半導体膜、層間
絶縁膜を順次形成し、ソース/ドレイン領域へのコンタ
クトホールを開孔して、ソース/ドレイン電極を形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置および
その製造方法に関し、特に薄膜トランジスタおよびそれ
を用いた表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置等に応用される薄膜トラン
ジスタ(TFT)には、逆スタガー型に代表されるボト
ムゲート型のTFTやコプラナー型に代表されるトップ
ゲート型のTFTが用いられている。液晶ディスプレイ
などには、従来より、製造工程が比較的簡略化しやすい
逆スタガー型のTFTが主に用いられているが、近年の
液晶ディスプレイの大型化・高精細化にともない、TF
Tの微細化およびその寄生容量の低減が求められてお
り、これを実現するためには、簡単に自己整合的なソー
ス/ドレイン領域を形成することができるトップゲート
型のTFT構造が有利である。
【0003】また、製造工程中に発生する静電気によっ
てゲート電極に接続される走査線および、ソース電極に
接続される信号線が短絡もしくは断線してしまう静電気
破壊現象は、製品の歩留りを低下させる要因の大きな要
因の一つであるが、この静電気破壊を防止する対策とし
て、製造工程の途中で意図的に走査線と信号線を電気的
に接続することがしばしば行われる。ボトムゲート構造
の場合、この静電気対策を行うためには、ゲート電極を
露出する工程を新たに付加する必要があるが、コプレナ
ー型のトップゲートTFTの場合には、もともとコンタ
クトホールを開口する工程があるため、新たな工程の付
加は必要なく、静電気対策が容易であるという特徴もあ
る。
【0004】このトップゲート型TFT構造は、低温ポ
リシリコンを活性層としたTFTを中心に実用化されて
いる。以下、従来のトップゲート型TFTの製造方法を
図3を用いて説明する。
【0005】図3は従来のトップゲート型TFTの工程
概略図である。まず、ガラス等の基板1上に、バッファ
ー層2として、常圧CVD法等により酸化シリコン膜を
100〜500nmの膜厚で形成する。
【0006】次いで、半導体膜3を、プラズマCVD法
等により10〜100nmの膜厚で形成する(図3
(a))。なお必要に応じて、半導体膜3を、450〜
600℃の熱処理や、エキシマレーザーの照射等を行っ
てもよい。
【0007】次いで、第1のフォトリソグラフィ工程お
よびエッチング工程により半導体膜3をパターニング
し、この上に常圧CVD法等により、ゲート絶縁膜4
を、50〜300nmの膜厚で形成(図3(b))す
る。
【0008】次いで、Ti,Mo,W,Al,Ta等か
らなる金属膜を50〜300nmの膜厚で形成し、第2
のフォトリソグラフィ工程によりパターニングされたフ
ォトレジストをマスクとして金属膜をエッチングするこ
とにより、ゲート電極5を形成する。
【0009】次いで、ゲート電極5をマスクとして、不
純物を含むイオンを注入し、LDD領域となる第1の低
抵抗半導体膜7を形成する(図3(c))。この第1の
低抵抗半導体膜7の形成は、例えばn型層の形成では、
水素希釈5% PH3をイオン源ガスとしたイオンドー
ピングで行う。イオンドーピングを適用する場合の条件
は、加速電圧:5〜100kV,総イオン注入量:10
13〜1015cm-2とする。これらの条件は、マスクの厚
さや、形成するドーピング層の厚さ等の構成により、適
宜最適な条件やガス濃度を選択する。
【0010】次いで、ゲート電極5を覆うように第3の
フォトリソグラフィ工程によりレジスト6のパターンを
形成し、これをイオンドーピング用のマスクとして、不
純物を含むイオンを注入し、ソース/ドレイン領域とな
る第2の低抵抗半導体膜8を形成する(図3(d))。
この第2の低抵抗半導体膜8の形成は、例えばn型層の
形成では、水素希釈5%PH3をイオン源ガスとしたイ
オンドーピングで行う。イオンドーピングを適用する場
合の条件は、加速電圧:5〜100kV、総イオン注入
量:1014〜1016cm-2とする。これらの条件は、マ
スクの厚さや、形成するドーピング層の厚さ等の構成に
より、適宜最適な条件やガス濃度を選択する。
【0011】次いで、層間絶縁膜10となる酸化シリコ
ン膜を、常圧CVD法、プラズマCVD法、スパッタ法
等により、100〜500nmの膜厚で形成し、ソース
/ドレイン領域への電極コンタクトを取るために酸化シ
リコン膜を、第4のフォトリソグラフィおよびエッチン
グにより開孔する(図3(e))。
【0012】そして、Ti、Mo、W、Al、Ta等か
らなる金属膜を形成した後、第5のフォトリソグラフィ
およびエッチングによりソース/ドレイン電極12を形
成し、薄膜トランジスタを完成させる(図3(f))。
【0013】液晶表示装置に応用する場合にはさらに、
プラズマCVD法等によってパシベーッション膜11を
形成した後、第6のフォトリソグラフィおよびエッチン
グによりドレイン電極へのコンタクトホールを開孔する
(図3(g))。
【0014】最後に、ITOなどの透明導電膜を形成
し、これを第7のフォトリソグラフィおよびエッチング
により画素電極を形成して、表示装置に用いる薄膜トラ
ンジスタが完成する(図3(h))。
【0015】このようにして形成されたトップゲート型
のTFTは、LDD領域またはソース/ドレイン領域が
ゲート電極に対して自己整合的に形成されるため、ソー
ス/ドレイン領域とゲート電極のオーバーラップによっ
て発生する寄生容量を低減することができる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上に
説明した従来のトップゲート型の薄膜トランジスタの製
造方法においては、TFTを形成するために5回、表示
装置に応用するためには7回のフォトリソグラフィ工程
が必要であり、逆スタガー型TFTの製造工程に比べ、
工程数が多くなるため、生産性が悪く、製造コストが増
大するといった問題がある。この問題は、表示装置に応
用する場合に特に問題となる。また、従来の薄膜トラン
ジスタでは、半導体膜をパターニングした後、ゲート絶
縁膜およびゲート電極を形成するため、半導体膜によっ
て生じる段差をゲート絶縁膜によって被覆する必要があ
り、ゲート絶縁膜の膜厚を厚くする必要があった。
【0017】薄膜トランジスタの製造工程を簡略化する
方法としては、フォトリソグラフィ工程において遮光部
と半透光部を設けたマスクを用いて、表面に凹凸のある
レジストパターンを形成することにより、一回のフォト
リソグラフィ工程で複数のパターンを形成する方法、い
わゆるグレイトーン露光を用いた方法が、特開平11−
307780号公報に示されている。しかしながらこれ
に記載されている方法は、チャネル掘り込み型のボトム
ゲートTFTへの適用は可能であるが、トップゲート型
のTFTへの適用は不可能である。
【0018】また、ゲート電極、ゲート絶縁膜およびa
−Si膜の積層体を一括でエッチングすることにより工
程数を削減する方法が、特開平6−250211号公報
に示されているが、これをトップゲート型、特にコプレ
ナー型のTFTに適用した場合には、ゲート電極、ゲー
ト絶縁膜および半導体膜の積層体を一括エッチングした
後、半導体膜のソース/ドレイン領域となる部分のみゲ
ート電極を除去する必要があり、工程は削減されない。
またボトムゲート型のTFTを製造する場合において
も、静電気対策としてゲート電極とソース電極を接続す
るには、一部のゲート電極上の絶縁膜および半導体膜を
除去し、ゲート電極を露出する工程が必要となるため、
工程数が増加するといった課題もある。
【0019】本発明は、以上のような従来技術の課題を
解決し、特性に優れ、製造工程数を大幅に低減した薄膜
トランジスタ、これを用いた表示装置およびこの製造方
法を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る薄膜トランジスタは、ゲート電極の下
層がゲート絶縁膜と半導体膜の積層膜であるため、前記
ゲート絶縁膜の膜厚を薄くすることが可能となり、TF
TのON電流が増大する。
【0021】また、他の本発明に係る薄膜トランジスタ
は、ソース電極およびドレイン電極が、一部が金属膜と
積層構造となる透光性導電膜からなるため、透過型およ
び半透過型の液晶表示装置が少ない工程数で実現可能と
なる。
【0022】また、他の本発明に係る薄膜トランジスタ
においては、前記ソース電極およびドレイン電極と半導
体膜が金属シリサイド層を介して接続されるため、コン
タクト抵抗が低下し、ON電流が増大する。
【0023】また、本発明に係る薄膜トランジスタの製
造方法は、半導体層とゲート絶縁層とゲート電極層から
なる積層膜を第1のレジストパターンをマスクとしてエ
ッチングした後、第1のレジストパターンを第2のレジ
ストパターンに加工し、第2のレジストパターンをマス
クとしてエッチングを行うため、TFTの製造工程数が
削減される。
【0024】また、他の本発明に係る薄膜トランジスタ
の製造方法は、前記半導体層とゲート絶縁層とゲート電
極層からなる積層膜の側面が側壁保護膜で保護されてお
り、さらに/もしくはゲート電極層の側面がゲート電極
の酸化絶縁膜で覆われているいるため、各電極間のリー
ク電流や短絡を低減することが可能となる。
【0025】また、他の本発明に係る薄膜トランジスタ
の製造方法は、透光性導電膜と金属膜からなる積層膜を
第1のレジストパターンをマスクとしてエッチングした
後、第1のレジストパターンを第2のレジストパターン
に加工し、第2のレジストパターンをマスクとしてエッ
チングを行うため、透過型もしくは半透過型のTFTの
製造工程数が削減される。
【0026】また、本発明に係る液晶表示装置は、本発
明に係る薄膜トランジスタによって駆動されるため、表
示性能に優れた液晶表示装置の生産性を大幅に向上させ
ることができる。
【0027】また、本発明に係るエレクトロルミネッセ
ンス表示装置は、本発明に係る薄膜トランジスタによっ
て駆動されるため、表示性能に優れたエレクトロルミネ
ッセンス表示装置の生産性を大幅に向上させることがで
きる。
【0028】以下、本発明の作用について説明する。
【0029】本発明における薄膜トランジスタの構成に
よれば、従来に比べ構造が簡略化され、またそのON電
流が向上する。これより、本発明における薄膜トランジ
スタの製造方法によれば、従来に比べ製造工程数が削減
されるため、生産性を向上し、製造コストを低減するこ
とができる。
【0030】また、本発明における液晶表示装置によれ
ば、その画素を駆動するTFTの製造工程が簡略化さ
れ、また画素駆動能力が向上するため、高画質な液晶表
示装置の生産性が向上する。
【0031】また、本発明におけるエレクトロルミネッ
センス表示装置によれば、その画素を駆動するTFTの
製造工程が簡略化され、また画素駆動能力が向上するた
め、高画質なエレクトロルミネッセンス表示装置の生産
性が向上する。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、実施例を用いて本発明をさ
らに具体的に説明する。
【0033】本発明における薄膜トランジスタの製造方
法では、一部のフォトリソグラフィ工程において遮光部
と半透光部を設けたマスクを用いて、レジスト膜を露光
することにより、レジスト膜の現像後、表面に凹凸のあ
るレジストパターンを形成する、いわゆるグレイトーン
露光技術を用いている。この露光技術については、特開
平11−307780号公報に示されている。
【0034】この実施例としては、第1の膜と第2の膜
が積層された積層膜上に上記のグレイトーン露光技術を
用いて表面に凹凸のあり、部分的に厚さの異なる第1の
レジストパターンを形成する。そして、この第1のレジ
ストパターンをマスクとして第1の膜と第2の膜をエッ
チングする。
【0035】次に、第1のレジストパターンにおける凹
部、すなわち膜厚の薄い部分をエッチングもしくはアッ
シングによって除去し、第2のレジストパターンに加工
する。そして、第2のレジストパターンをマスクとし
て、前記積層膜のうち上層の第1の膜のみをエッチング
する。
【0036】この後、第2のレジストパターンを除去す
ることによって、1回のフォトリソグラフィ工程で、複
数のパターンを形成することができるため、各パターン
毎にフォトリソグラフィ工程を行う従来の方法に比べ、
工程数を削減することが可能となる。
【0037】パターン形成のためのエッチング方法とし
ては、上記のようにパターン毎にエッチングを分ける方
法と、第1のレジストパターンをマスクとした積層膜の
エッチング時に、第1レジストパターンの凹部および前
記積層膜のうち上層の第1の膜も同時にエッチングを行
い、一回のエッチングで複数のパターンを形成する方法
もある。
【0038】(実施の形態1)本実施の形態は、第1実
施例の薄膜トランジスタの製造方法に関する。
【0039】図1は本発明に係る薄膜トランジスタの第
1実施例の工程概略図である。
【0040】まず、ガラス等の基板1上に、バッファー
層2として200nmの膜厚の酸化シリコン膜、半導体
膜3として膜厚50nmの多結晶シリコン膜、ゲート絶
縁膜4として膜厚50nmの酸化シリコン膜、ゲート電
極5として膜厚200nmのアルミニウム膜を順次形成
する。
【0041】なお、本実施の形態では、半導体膜3とし
て多結晶シリコン膜、バッファー層2およびゲート絶縁
膜4として酸化シリコン膜、ゲート電極5としてアルミ
ニウム膜を用いたが、これに限定されるものではない。
また、それらの膜厚も材料や他の工程との整合性等に応
じ設定すればよい。
【0042】次いで、前記グレイトーン露光技術を用い
たフォトリソグラフィ工程により、表面に凹凸のあり、
部分的に厚さの異なる第1のレジストパターンを形成す
る(図1(a))。
【0043】そして、前記第1のレジストパターンをマ
スクとしてゲート電極5、ゲート絶縁膜4および半導体
膜3をエッチングする(図1(b))。
【0044】次に、前記第1のレジストパターンにおけ
る凹部をエッチングによって除去し、第2のレジストパ
ターンに加工する。そして、前記第2のレジストパター
ンをマスクとして、ゲート電極5をエッチングする。
【0045】なお、本実施の形態では、前記第2のレジ
ストパターンをマスクとして、ゲート電極5のみをエッ
チングしたが、ゲート電極5およびゲート絶縁膜4をエ
ッチングしてもよい。
【0046】この後、半導体膜3中にn型不純物をドー
ピングして、LDD領域となる第1の低抵抗半導体膜を
形成する(図1(c))。
【0047】次に、半導体膜3、ゲート絶縁膜4および
ゲート電極5の各側面に側壁保護膜9を形成する。側壁
保護膜9の形成方法としては、例えは、膜厚2μmの窒
化シリコン膜を基板全面に形成した後、異方性エッチン
グによってエッチバックすることによって形成できる。
【0048】そして、この側壁保護膜9をマスクとして
n型不純物をドーピングすることにより、フォトリソグ
ラフィ工程を行うこと無くソース/ドレイン領域となる
第2の低抵抗半導体膜を形成することができる(図1
(d))。
【0049】また、側壁保護膜9はゲート電極5とソー
ス/ドレイン領域との間のリーク電流や短絡を防止する
のに有効であるため好ましい。
【0050】また、側壁保護膜9を形成する前に、ゲー
ト電極を陽極酸化し、少なくとも側面を含む表面を絶縁
化することは、ゲート電極5とソース/ドレイン領域と
の間のリーク電流や短絡を防止する上で、さらに望まし
い。この場合の、ゲート電極の材料としては、Si、A
l、Ta、Tiまたはこれらの合金の単層もしくは積層
体があげられる。
【0051】以降の工程は従来と同じく、層間絶縁膜1
0として酸化シリコン膜を300nmの膜厚で形成し、
ソース/ドレイン領域への電極コンタクトを取るために
酸化シリコン膜を、第2のフォトリソグラフィおよびエ
ッチングにより開孔した後、Ti、Al等からなる金属
膜を形成し、第3のフォトリソグラフィおよびエッチン
グによりソース/ドレイン電極12を形成する。
【0052】なお、ソース/ドレイン領域へのコンタク
トホールを開孔する際に、ゲート電極5上の一部の層間
絶縁膜10も開孔すると、その後のソース/ドレイン電
極12形成時に、ゲート電極5とソース/ドレイン電極
12が電気的に接続され、製造工程中に発生する静電気
によって短絡もしくは断線が発生することを防止できる
ため望ましい。
【0053】なお、ゲート電極5とソース/ドレイン電
極12の接続部は、最終的には、いずれかの工程におい
て切り離すことにする。
【0054】さらに、窒化シリコン膜からなるパシベー
ッション膜11を形成した後、第4のフォトリソグラフ
ィおよびエッチングによりドレイン電極へのコンタクト
ホールを開孔する。
【0055】最後に、ITOなどの透明導電膜を形成
し、これを第5のフォトリソグラフィおよびエッチング
により画素電極13を形成して、薄膜トランジスタが完
成する。
【0056】本実施の形態においては、ゲート電極とし
てアルミニウム膜を用いたが、アルミニウム、タンタ
ル、モリブデン、クロム、チタン等の金属またはそれら
の合金でもよいし、不純物を多量に含むシリコン膜等で
もよい。また、不純物を多量に含むシリコン膜を用いた
場合には、熱酸化、プラズマ酸化等の方法により表面に
酸化絶縁物を形成することが可能である。
【0057】なお、半導体膜3として、アモルファスシ
リコン膜を用いることは、LDD領域を形成する必要が
ないため、不純物をドーピングする工程が1回削減され
るため望ましい。
【0058】また、半導体膜3として、微結晶もしくは
多結晶シリコン膜を用いることは、アモルファスシリコ
ン膜に比べTFTのON電流が増大するため望ましい。
ただし、微結晶もしくは多結晶シリコン膜とは、シリコ
ン膜のうち、アモルファスシリコン膜と単結晶シリコン
膜を除いたものを指す。
【0059】なお、不純物としてn型の不純物(具体的
にはリン)を用いたが、ボロン等のp型の不純物を用い
てもよい。
【0060】なお、第1実施例の薄膜トランジスタは、
ゲート電極5の下層にはゲート絶縁膜4および半導体膜
3が積層されていることにより、ゲート絶縁膜4が半導
体3の膜厚段差を覆う必要がないため、ゲート絶縁膜を
薄くすることが可能となり、TFTのON電流を増大す
ることができる。
【0061】(実施の形態2)本実施の形態は、第2実
施例の薄膜トランジスタの製造方法に関する。
【0062】図2は本発明に係る薄膜トランジスタの第
2実施例の工程概略図である。
【0063】コンタクトホールを開孔するところまで
は、従来と同じく、まず、ガラス等の基板1上に、バッ
ファー層2として、酸化シリコン膜を200nmの膜厚
で形成する。
【0064】次いで、半導体膜3を、プラズマCVD法
等により50nmの膜厚で形成する。なお必要に応じ
て、半導体膜3を、450〜600℃の熱処理や、エキ
シマレーザーの照射等を行ってもよい。
【0065】次いで、第1のフォトリソグラフィ工程お
よびエッチング工程により半導体膜3をパターニング
し、この上にゲート絶縁膜4として酸化シリコン膜を1
00nmの膜厚で形成する。
【0066】次いで、Ti,Mo,W,Al,Ta等か
らなる金属膜を300nmの膜厚で形成し、第2のフォ
トリソグラフィ工程によりパターニングされたフォトレ
ジストをマスクとして金属膜をエッチングすることによ
り、ゲート電極5を形成する。
【0067】次いで、ゲート電極5をマスクとして、n
型の不純物を含むイオンを注入し、LDD領域となる第
1の低抵抗半導体膜7を形成する。次いで、ゲート電極
5を覆うように第3のフォトリソグラフィ工程によりレ
ジストパターンを形成し、これをイオンドーピング用の
マスクとして、n型の不純物を含むイオンを注入し、ソ
ース/ドレイン領域となる第2の低抵抗半導体膜8を形
成する。
【0068】そして、層間絶縁膜10として酸化シリコ
ン膜を400nmの膜厚で形成し、ソース/ドレイン領
域への電極コンタクトを取るために酸化シリコン膜を、
第4のフォトリソグラフィおよびエッチングにより開孔
する。
【0069】なお、ソース/ドレイン領域へのコンタク
トホールを開孔する際に、ゲート電極5上の一部の層間
絶縁膜10も開孔すると、その後のソース/ドレイン電
極12形成時に、ゲート電極5とソース/ドレイン電極
12が電気的に接続され、製造工程中に発生する静電気
によって短絡もしくは断線が発生することを防止できる
ため望ましい。
【0070】なお、ゲート電極5とソース/ドレイン電
極12の接続部は、最終的には、いずれかの工程におい
て切り離すことにする。
【0071】本実施の形態においては、次に、ITO等
の透光性導電膜15とTi、Mo、W、Al、Ta、C
r、Agまたはこれらの合金および積層膜からなる金属
膜14を順次形成し、この上にグレイトーン露光技術を
用いた第5のフォトリソグラフィ工程によって表面に凹
凸のあり、部分的に厚さの異なる第1のレジストパター
ンを形成する(図2(a))。
【0072】そして、前記第1のレジストパターンをマ
スクとして金属膜14および透光性導電膜15をエッチ
ングする(図2(b))。
【0073】次に、前記第1のレジストパターンにおけ
る凹部をエッチングによって除去し、第2のレジストパ
ターンに加工する。そして、前記第2のレジストパター
ンをマスクとして、金属膜14をエッチングする。
【0074】そして、第2のレジストパターンを除去す
れば、透過型もしくは半透過型の薄膜トランジスタが完
成する。
【0075】なお、本実施の形態において、半導体膜の
ソース/ドレイン領域へのコンタクトホールを開孔した
後、ソース/ドレイン電極となる透光性導電膜15を形
成する前に、前記ソース/ドレイン領域が露出した部分
に金属シリサイド膜を形成することは、ソース/ドレイ
ン電極のコンタクト不良の低減や、TFTのON電流の
増大に効果があるため望ましい。前記金属シリサイド膜
の形成方法としては、前記コンタクトホールを開孔した
後、Ti、Mo、W、Ta、Ni、Cr等の金属膜を形
成し、熱処理後、シリサイド化した部分以外の金属膜を
エッチングすることにより形成することができる。
【0076】なお、半導体膜3として、アモルファスシ
リコン膜を用いることは、LDD領域を形成する必要が
ないため、少なくとも不純物をドーピングする工程が1
回削減されるため望ましい。
【0077】また、半導体膜3として、微結晶もしくは
多結晶シリコン膜を用いることは、アモルファスシリコ
ン膜に比べTFTのON電流が増大するため望ましい。
【0078】なお、不純物としてn型の不純物(具体的
にはリン)を用いたが、ボロン等のp型の不純物を用い
てもよい。
【0079】なお、第2実施例の薄膜トランジスタは、
ソース電極およびドレイン電極が少なくとも透光性導電
膜からなり、その一部が金属膜との積層構造となってい
るため、透過型もしくは半透過型の薄膜トランジスタの
製造工程が削減できる。
【0080】なお、ソース電極およびドレイン電極を含
む配線上において、透光性導電膜と金属膜の積層構造と
することは、配線抵抗を低減できるため望ましい。
【0081】なお、薄膜トランジスタを透過型にするた
めには、画素電極となる部分の透光性導電膜上の金属膜
を除去すればよく、半透過型にするためには、画素電極
となる部分の透光性導電膜上の一部に金属膜を残せばよ
い。
【0082】また、本実施の形態では、薄膜トランジス
タの製造工程における前半部分にあたる層間絶縁膜を形
成する工程までを従来の方法で行ったが、これを実施の
形態1に記載の方法で、行うことは、さらに製造工程を
削減することが可能となり望ましい。
【0083】(実施の形態3)本実施の形態は、本発明
の液晶表示装置に関する。
【0084】図4は本発明の第3実施例である液晶表示
装置の概略図である。図5は本発明の第3実施例である
液晶表示装置の等価回路である。実施の形態1または実
施の形態2に記載された方法を用いて、画素電極を具備
する薄膜トランジスタを各画素のスイッチングトランジ
スタとして基板上にマトリクス状に形成し、配向膜を塗
布し、ラビングによる配向処理を行った。図4には実施
の形態1に記載の方法によって薄膜トランジスタを形成
した実施例を示している。そして、対向電極18とカラ
ーフィルタ17を形成した対向基板16にも同様に配向
膜を塗布し、ラビングによる配向処理を行った。両基板
を貼り合せ、その間に液晶19を注入し、両基板前後に
偏光板20を配置する。そして、各スイッチングトラン
ジスタ25を駆動するための駆動回路22を接続するこ
とにより液晶表示装置が完成する。
【0085】なお、実施の形態2に記載の方法で製造さ
れた、信号線24および信号線24に接続された薄膜ト
ランジスタのソース電極が少なくとも一部に金属膜を積
層した透光性導電膜からなり、画素電極および画素電極
に接続された薄膜トランジスタのドレイン電極が少なく
とも透光性導電膜からなる薄膜トランジスタを画素のス
イッチングトランジスタ25として用いることは、透過
型および半透過型の液晶表示装置の製造工程を削減でき
るため望ましい。
【0086】(実施の形態4)本実施の形態は、本発明
のエレクトロルミネッセンス表示装置に関する。
【0087】図6は本発明の第4実施例であるエレクト
ロルミネッセンス表示装置の概略図である。図7は本発
明の第4実施例であるエレクトロルミネッセンス表示装
置の等価回路である。実施の形態1または実施の形態2
に記載された方法を用いて、薄膜トランジスタを各画素
のスイッチングトランジスタおよび電流駆動用TFTと
してマトリクス状に形成する。図6には実施の形態1に
記載の方法によって薄膜トランジスタを形成した実施例
を示している。薄膜トランジスタ形成後、例えば導電性
高分子28として例えばポリエチレンジオキシチオフェ
ン(PEDT)と実際に発光するポリジアルキルフルオ
レン誘導体29を形成し、最後にCa陰極30を蒸着し
てエレクトロルミネッセンス表示装置が完成する。その
動作は以下の通りである。まず、スイッチングトランジ
スタ25がONするように走査線23にパルス信号を与
えた時に信号線24に表示信号を印加すると、駆動用ト
ランジスタ32がON状態となって電流供給線33から
電流が流れ、エレクトロルミネッセンスセル31が発光
する。
【0088】本実施の形態では、エレクトロルミネッセ
ンス材料として、ポリジアルキルフルオレン誘導体を用
いたが、他の有機材料、例えば他のポリフルオレン系材
料やポリフェニルビニレン系の材料、または無機材料で
もよい。また、エレクトロルミネッセンス材料の形成方
法としては、塗布、蒸着、インクジェットなどの方法を
用いれば良い。
【0089】
【発明の効果】本発明における薄膜トランジスタの構成
によれば、従来に比べ構造が簡略化され、またそのON
電流が向上する。これより、本発明における薄膜トラン
ジスタの製造方法によれば、従来に比べ製造工程数が削
減されるため、生産性を向上し、製造コストを低減する
ことができ、実用上の効果は大きい。
【0090】また、本発明における液晶表示装置によれ
ば、その画素を駆動するTFTの製造工程が簡略化さ
れ、また画素駆動能力が向上するため、高画質な液晶表
示装置の生産性が向上し、実用上の効果は大きい。
【0091】また、本発明におけるエレクトロルミネッ
センス表示装置によれば、その画素を駆動するTFTの
製造工程が簡略化され、また画素駆動能力が向上するた
め、高画質なエレクトロルミネッセンス表示装置の生産
性が向上し、実用上の効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る薄膜トランジスタの第1実施例の
工程概略図
【図2】本発明に係る薄膜トランジスタの第2実施例の
工程概略図
【図3】従来のトップゲート型TFTの工程概略図
【図4】本発明の第3実施例である液晶表示装置の概略
【図5】本発明の第3実施例である液晶表示装置の等価
回路図
【図6】本発明の第4実施例であるエレクトロルミネッ
センス表示装置の概略図
【図7】本発明の第4実施例であるエレクトロルミネッ
センス表示装置の等価回路図
【符号の説明】
1 基板 2 バッファー層 3 半導体膜 4 ゲート絶縁膜 5 ゲート電極 6 レジスト 7 第1の低抵抗半導体膜 8 第2の低抵抗半導体膜 9 側壁保護膜 10 層間絶縁膜 11 パシベーション膜 12 ソース/ドレイン電極 13 画素電極 14 金属膜 15 透光性導電膜 16 対向基板 17 カラーフィルタ 18 対向電極 19 液晶 20 偏光板 21 バックライト 22 駆動回路 23 走査線 24 信号線 25 スイッチングトランジスタ 26 液晶セル 27 蓄積容量 28 導電性高分子 29 ポリフルオレン誘導体 30 Ca陰極 31 エレクトロルミネッセンスセル 32 駆動用トランジスタ 33 電流供給線
フロントページの続き (72)発明者 西谷 幹彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2H092 GA59 JA25 JA29 JA38 JA42 JA44 JA46 JB13 JB23 JB32 JB33 JB38 JB51 JB57 JB63 JB69 KA04 KA07 KB14 MA05 MA07 MA14 MA15 MA16 MA18 MA19 MA20 MA27 MA28 MA35 MA37 MA41 NA25 NA27 NA29 PA02 PA04 PA07 QA07 5C094 AA05 AA13 AA24 AA42 AA43 AA44 AA53 BA03 BA27 BA43 CA19 CA24 DA13 DA15 DB01 DB04 EA04 EA05 EA07 EA10 EB02 ED03 FA01 FA02 FB01 FB02 FB12 FB14 FB15 GB10 5F110 AA16 CC02 DD02 DD13 EE03 EE04 EE06 EE08 EE14 EE32 EE33 FF02 GG02 GG13 GG14 GG15 GG25 HJ01 HL02 HL03 HL04 HL05 HL06 HL07 HL11 HM15 NN03 NN04 NN23 NN24 NN72 PP01 PP03 PP10 QQ01 QQ02 QQ11

Claims (37)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁体上に形成された、半導体膜とゲート
    絶縁膜とゲート電極と前記半導体膜に接続されたソース
    電極およびドレイン電極を具備するトップゲート型の薄
    膜トランジスタにおいて、前記ゲート電極の下層には少
    なくとも前記半導体膜および前記ゲート絶縁膜が積層さ
    れていることを特徴とする薄膜トランジスタ。
  2. 【請求項2】絶縁体上に形成された、半導体膜とゲート
    絶縁膜とゲート電極と前記半導体膜に接続されたソース
    電極およびドレイン電極を具備するトップゲート型の薄
    膜トランジスタにおいて、前記ゲート電極の下層には少
    なくとも前記半導体膜および前記ゲート絶縁膜が積層さ
    れており、少なくとも前記ゲート電極、ゲート絶縁膜お
    よび半導体膜の側面に絶縁体からなる側壁保護膜を具備
    することを特徴とする薄膜トランジスタ。
  3. 【請求項3】前記ゲート電極の少なくとも側面に、前記
    ゲート電極の酸化絶縁物が形成されていることを特徴と
    する請求項1または請求項2に記載の薄膜トランジス
    タ。
  4. 【請求項4】前記ゲート電極が、Si、Al、Ta、T
    iまたはこれらの合金の単層もしくは積層体からなるこ
    とを特徴とした請求項3に記載の薄膜トランジスタ。
  5. 【請求項5】前記ゲート絶縁膜の下層には少なくとも前
    記半導体膜が積層されていることを特徴とする請求項1
    または請求項2に記載の薄膜トランジスタ。
  6. 【請求項6】少なくともゲート電極、ゲート絶縁膜、少
    なくともチャネル領域とソース/ドレイン領域を具備す
    る半導体膜、層間絶縁膜および、前記ソース/ドレイン
    領域に接続されたソース電極およびドレイン電極を具備
    する薄膜トランジスタの製造方法において、絶縁基板上
    に、少なくとも半導体膜と絶縁膜とゲート電極からなる
    積層膜を形成する工程と、前記積層膜上に第1のレジス
    トパターンを形成する工程と、前記第1のレジストパタ
    ーンをマスクとして前記積層膜をエッチングする工程
    と、前記第1のレジストパターンを加工して第2のレジス
    トパターンを形成する工程と、前記第2のレジストパタ
    ーンをマスクとして少なくとも前記ゲート電極をエッチ
    ングする工程と、を具備することを特徴とする薄膜トラ
    ンジスタの製造方法。
  7. 【請求項7】少なくともゲート電極、ゲート絶縁膜、少
    なくともチャネル領域とソース/ドレイン領域を具備す
    る半導体膜、層間絶縁膜および、前記ソース/ドレイン
    領域に接続されたソース電極およびドレイン電極を具備
    する薄膜トランジスタの製造方法において、絶縁基板上
    に少なくとも半導体膜と絶縁膜とゲート電極からなる積
    層膜を形成する工程と、前記積層膜上にレジストパター
    ンを形成する工程と、前記レジストパターンをマスクと
    して少なくとも前記積層膜をエッチングする工程と、前
    記積層膜の少なくとも側面に対して選択的に絶縁性の側
    壁保護膜を形成する工程と、を具備することを特徴とす
    る薄膜トランジスタの製造方法。
  8. 【請求項8】前記側壁保護膜を少なくともマスクの一部
    として、前記半導体層への不純物注入を行うことを特徴
    とする請求項7に記載の薄膜トランジスタの製造方法。
  9. 【請求項9】前記ゲート電極の少なくとも側面を酸化
    し、絶縁物を形成する工程とを具備することを特徴とす
    る請求項6から8のいずれかに記載の薄膜トランジスタ
    の製造方法。
  10. 【請求項10】前記ゲート電極が、Si、Al、Ta、
    Tiまたはこれらの合金の単層もしくは積層体からなる
    ことを特徴とした請求項9に記載の薄膜トランジスタの
    製造方法。
  11. 【請求項11】薄膜トランジスタによって少なくとも画
    素が駆動される液晶表示装置において、少なくとも走査
    線および走査線に接続された前記薄膜トランジスタのゲ
    ート電極の下層には少なくとも半導体膜およびゲート絶
    縁膜が積層されていることを特徴とする液晶表示装置。
  12. 【請求項12】薄膜トランジスタによって少なくとも画
    素が駆動される液晶表示装置において、少なくとも走査
    線および走査線に接続された前記薄膜トランジスタのゲ
    ート電極の下層には少なくとも半導体膜およびゲート絶
    縁膜が積層されており、少なくとも前記走査線、前記ゲ
    ート電極、前記半導体膜および前記ゲート絶縁膜の側面
    に絶縁体からなる側壁保護膜を具備することを特徴とす
    る液晶表示装置。
  13. 【請求項13】前記ゲート絶縁膜の下層には少なくとも
    前記半導体膜が積層されていることを特徴とする請求項
    11または12に記載の液晶表示装置。
  14. 【請求項14】画素に少なくともスイッチング用の薄膜
    トランジスタと、電流駆動用の薄膜トランジスタとを具
    備したエレクトロルミネッセンス表示装置において、少
    なくとも走査線および走査線に接続された前記薄膜トラ
    ンジスタのゲート電極の下層には少なくとも半導体膜お
    よびゲート絶縁膜が積層されていることを特徴とするエ
    レクトロルミネッセンス表示装置。
  15. 【請求項15】画素に少なくともスイッチング用の薄膜
    トランジスタと、電流駆動用の薄膜トランジスタとを具
    備したエレクトロルミネッセンス表示装置において、少
    なくとも走査線および走査線に接続された前記薄膜トラ
    ンジスタのゲート電極の下層には少なくとも半導体膜お
    よびゲート絶縁膜が積層されており、少なくとも前記走
    査線、前記ゲート電極、前記半導体膜および前記ゲート
    絶縁膜の側面に絶縁体からなる側壁保護膜を具備するこ
    とを特徴とするエレクトロルミネッセンス表示装置。
  16. 【請求項16】絶縁体上に形成された、半導体膜とゲー
    ト絶縁膜とゲート電極とソース電極およびドレイン電極
    を具備する薄膜トランジスタにおいて、ソース電極およ
    びドレイン電極が少なくとも透光性を有する導電材料か
    らなり、その一部が金属膜との積層構造であることを特
    徴とする薄膜トランジスタ。
  17. 【請求項17】少なくとも前記透光性を有する導電材料
    からなる前記ソース電極およびドレイン電極が前記半導
    体膜と金属シリサイド層を介して接続されることを特徴
    とする請求項16に記載の薄膜トランジスタ。
  18. 【請求項18】前記ゲート電極の下層には少なくとも前
    記半導体膜および前記ゲート絶縁膜が積層されており、
    前記ゲート絶縁膜の下層には少なくとも前記半導体膜が
    積層されていることを特徴とする請求項16または17
    に記載の薄膜トランジスタ。
  19. 【請求項19】前記透光性を有する導電材料がITO膜
    であることを特徴とする請求項16または17に記載の
    薄膜トランジスタ。
  20. 【請求項20】前記金属シリサイド層がTi、Mo、
    W、Ta、NiおよびCrのいずれかの金属と前記半導
    体膜の反応生成物であることを特徴とする請求項17に
    記載の薄膜トランジスタ。
  21. 【請求項21】少なくともゲート電極、ゲート絶縁膜、
    少なくともチャネル領域とソース/ドレイン領域を具備
    する半導体膜、層間絶縁膜および、前記ソース/ドレイ
    ン領域に接続されたソース電極およびドレイン電極を具
    備する薄膜トランジスタの製造方法において、透光性を
    有する基板上に形成された前記半導体膜のソース/ドレ
    イン領域へのコンタクトホールを形成する工程と、前記
    コンタクトホールが形成された前記基板上に少なくとも
    透光性を有する導電膜と金属膜を積層する工程と、前記
    金属膜上に第1のレジストパターンを形成する工程と、
    前記第1のレジストパターンをマスクとして少なくとも
    前記金属膜および前記透光性を有する導電膜をエッチン
    グする工程と、前記第1のレジストパターンを加工して
    第2のレジストパターンを形成する工程と、前記第2のレ
    ジストパターンをマスクとして少なくとも前記金属膜を
    エッチングする工程と、を具備することを特徴とする薄
    膜トランジスタの製造方法。
  22. 【請求項22】少なくともゲート電極、ゲート絶縁膜、
    少なくともチャネル領域とソース/ドレイン領域を具備
    する半導体膜、層間絶縁膜および、前記ソース/ドレイ
    ン領域に接続されたソース電極およびドレイン電極を具
    備する薄膜トランジスタの製造方法において、透光性を
    有する基板上に形成された前記半導体膜のソース/ドレ
    イン領域へのコンタクトホールを形成する工程と、前記
    ソース/ドレイン領域の少なくとも一部に金属シリサイ
    ド層を形成する工程と、前記コンタクトホールが形成さ
    れた前記基板上に少なくとも透光性を有する導電膜を形
    成する工程と、を具備することを特徴とする薄膜トラン
    ジスタの製造方法。
  23. 【請求項23】少なくともゲート電極、ゲート絶縁膜、
    少なくともチャネル領域とソース/ドレイン領域を具備
    する半導体膜、層間絶縁膜および、前記ソース/ドレイ
    ン領域に接続されたソース電極およびドレイン電極を具
    備する薄膜トランジスタの製造方法において、絶縁基板
    上に、少なくとも半導体膜と絶縁膜とゲート電極からな
    る積層膜を形成する工程と、前記積層膜上に第1のレジ
    ストパターンを形成する工程と、前記第1のレジストパ
    ターンをマスクとして前記積層膜をエッチングする工程
    と、前記第1のレジストパターンを加工して第2のレジ
    ストパターンを形成する工程と、前記第2のレジストパ
    ターンをマスクとして少なくとも前記ゲート電極をエッ
    チングする工程と、を具備することを特徴とする請求項
    21または22に記載の薄膜トランジスタの製造方法。
  24. 【請求項24】前記透光性を有する導電膜がITO膜で
    あることを特徴とする請求項21または22に記載の薄
    膜トランジスタの製造方法。
  25. 【請求項25】前記金属シリサイド層がTi、Mo、
    W、Ta、NiおよびCrのいずれかの金属と前記半導
    体膜の反応生成物であることを特徴とする請求項22に
    記載の薄膜トランジスタの製造方法。
  26. 【請求項26】薄膜トランジスタによって少なくとも画
    素が駆動される液晶表示装置において、信号線および前
    記信号線に接続された前記薄膜トランジスタのソース電
    極が少なくとも一部に金属膜を積層した透光性を有する
    導電膜からなり、画素電極および前記画素電極に接続さ
    れた前記薄膜トランジスタのドレイン電極が、少なくと
    も透光性を有する導電膜からなることを特徴とする液晶
    表示装置。
  27. 【請求項27】前記画素電極が透光性を有する導電膜の
    みからなる透過型の表示装置であることを特徴とする請
    求項26に記載の液晶表示装置。
  28. 【請求項28】前記画素電極の少なくとも一部が透光性
    を有する導電膜と金属膜が積層された半透過型の表示装
    置であることを特徴とする請求項26に記載の液晶表示
    装置。
  29. 【請求項29】薄膜トランジスタによって少なくとも画
    素が駆動される液晶表示装置において、少なくとも走査
    線および走査線に接続された前記薄膜トランジスタのゲ
    ート電極の下層には少なくとも半導体膜およびゲート絶
    縁膜が積層されていることを特徴とする請求項26に記
    載の液晶表示装置。
  30. 【請求項30】少なくとも前記透光性を有する導電膜か
    らなる前記ソース電極およびドレイン電極が前記薄膜ト
    ランジスタを構成する半導体膜と金属シリサイド層を介
    して接続されることを特徴とする請求項26から28の
    いずれかに記載の液晶表示装置。
  31. 【請求項31】前記透光性を有する導電膜がITO膜で
    あることを特徴とする請求項26から請求項28および
    請求項30のいずれかに記載の液晶表示装置。
  32. 【請求項32】前記金属シリサイド層がTi、Mo、
    W、Ta、NiおよびCrのいずれかの金属と前記半導
    体膜の反応生成物であることを特徴とする請求項30に
    記載の液晶表示装置。
  33. 【請求項33】画素に少なくともスイッチング用の薄膜
    トランジスタと電流駆動用の薄膜トランジスタとを具備
    したエレクトロルミネッセンス表示装置において、信号
    線および前記信号線に接続された前記薄膜トランジスタ
    のソース電極が少なくとも一部に金属膜を積層した透光
    性を有する導電膜からなり、画素電極および前記画素電
    極に接続された前記薄膜トランジスタのドレイン電極
    が、少なくとも透光性を有する導電膜からなることを特
    徴とするエレクトロルミネッセンス表示装置。
  34. 【請求項34】少なくとも前記透光性を有する導電膜か
    らなる前記ソース電極およびドレイン電極が前記薄膜ト
    ランジスタを構成する半導体膜と金属シリサイド層を介
    して接続されることを特徴とする請求項33に記載のエ
    レクトロルミネッセンス表示装置。
  35. 【請求項35】画素に少なくともスイッチング用の薄膜
    トランジスタと電流駆動用の薄膜トランジスタとを具備
    したエレクトロルミネッセンス表示装置において、少な
    くとも走査線および走査線に接続された前記薄膜トラン
    ジスタのゲート電極の下層には少なくとも半導体膜およ
    びゲート絶縁膜が積層されており、前記ゲート絶縁膜の
    下層には少なくとも半導体膜が積層されていることを特
    徴とする請求項33に記載のエレクトロルミネッセンス
    表示装置。
  36. 【請求項36】前記透光性を有する導電膜がITO膜で
    あることを特徴とする請求項33または34に記載のエ
    レクトロルミネッセンス表示装置。
  37. 【請求項37】前記金属シリサイド層がTi、Mo、
    W、Ta、NiおよびCrのいずれかの金属と前記半導
    体膜の反応生成物であることを特徴とする請求項34に
    記載のエレクトロルミネッセンス表示装置。
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