JP2002085784A - 遊技システム及び遊技景品供給システム - Google Patents

遊技システム及び遊技景品供給システム

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JP2002085784A
JP2002085784A JP2000284168A JP2000284168A JP2002085784A JP 2002085784 A JP2002085784 A JP 2002085784A JP 2000284168 A JP2000284168 A JP 2000284168A JP 2000284168 A JP2000284168 A JP 2000284168A JP 2002085784 A JP2002085784 A JP 2002085784A
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JP2000284168A
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English (en)
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Satoshi Niibe
敏 新部
Tomoaki Eguchi
智明 江口
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Heiwa Corp
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Heiwa Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の遊技システムでは、遊技機毎に、カメ
ラ,画像処理装置等を設けなくてはならず、遊技機のコ
ストが高くなってしまう。 【解決手段】 表示手段21の表示部21aに表示され
る図柄を制御する図柄表示制御手段とを有する遊技機2
0と、遊技ホール内の複数の遊技機とデータ通信を行な
うホールコンピュータ30とを備え、上記ホールコンピ
ュータ30には、遊技者の識別データと対応付けて任意
の画像が入力され、上記各遊技機は、上記遊技者の識別
データを入力する識別データ入力手段25と、上記遊技
者の識別データに対応付けられた画像を上記ホールコン
ピュータから取り込み、上記表示部に表示される既存の
図柄の内の特定の図柄を上記画像に置き換えて表示する
よう上記図柄表示制御手段を制御する制御手段24とを
備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、遊技機の表示部
に表示される既存の図柄の内の特定の図柄に置き換えて
任意の画像を表示可能とした遊技システム及び景品を遊
技者等に遊技ホール外で引渡し可能とした遊技景品供給
システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ機やスロット機等の遊技
機は表示手段を備え、この表示手段の表示部には例えば
3列×3行の図柄(番号やキャラクタ等)が表示され、
特定の図柄が所定の3箇所に揃うと遊技者に有利なゲー
ム状態に移行する。しかし、上記図柄の種類は遊技機に
組み込まれた固定のものであり退屈なものであった。そ
こで、特開平8−229203号公報、特開平9−15
5032号公報、特開平9−168647号公報等で
は、遊技機にCCDカメラなどを設け、このCCDカメ
ラで遊技者の顔を撮影して取り込み、この撮影された遊
技者の顔写真画像を特定の図柄に代えて表示するように
し、遊技の興趣を高めるにした技術が提案されている。
【0003】また、特開平11−57178号公報で
は、景品を遊技ホール内で引渡さないで、遊技ホール外
の店舗で遊技者等に引渡すようにした遊技景品供給シス
テムが提案されている。これは、インターネット等の公
衆回線通信ネットワークを介してセンター側端末部から
景品の引渡しに関する情報を店舗に送信し、店舗ではこ
の情報に基づいて、景品を受取りにきた遊技者等に渡す
ものである。この遊技景品供給システムによれば、遊技
ホール側に多量の在庫を抱えないので、遊技ホール側の
スペースを広く使うことができ、しかも、遊技ホール以
外の店舗での景品(商品)の販売に寄与するので、遊技
ホール近隣の商店街の商取引きの活性化を図ることがで
きる。しかも、この遊技景品供給システムでは、景品と
して、タバコとかチョコレート等の動産に限らず、レス
トランで料理を提供する等、種々のサービスを提供する
ことも可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記遊技機で
は、遊技機毎に、カメラ,画像処理装置等を設けなくて
はならず、遊技機のコストが高くなってしまうという課
題があった。また、プレー開始の際やリーチ状態の際や
大当たりの際に撮影した顔写真画像あるいはこの画像を
加工した画像しか表示することができないので、例え
ば、その時々の遊技者の気分に合った画像を表示させる
ようなことはできないといった課題があった。また、上
記遊技景品供給システムでは、店舗にて景品を受け取る
者が遊技者本人か否かを正確に判断することができない
という課題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の遊技システム
は、表示手段とこの表示手段の表示部に表示される図柄
を制御する図柄表示制御手段とを有する遊技機と、遊技
ホール内の複数の遊技機とデータ通信を行なうホールコ
ンピュータとを備え、上記ホールコンピュータには、遊
技者の識別データと対応付けて任意の画像が入力され、
上記各遊技機は、上記遊技者の識別データを入力する識
別データ入力手段と、上記遊技者の識別データに対応付
けられた画像を上記ホールコンピュータから取り込み、
上記表示部に表示される既存の図柄の内の特定の図柄を
上記画像に置き換えて表示するよう上記図柄表示制御手
段を制御する制御手段とを備えたものとした。また、上
記ホールコンピュータには、遊技者の識別データに対応
付けて複数の任意の画像が入力され、上記制御手段は、
上記複数の任意の画像を上記ホールコンピュータから取
り込むものとした。また、上記遊技機は、上記特定の図
柄と置き換えて表示したい画像を上記複数の画像の内か
ら選択するための画像選択手段や、上記画像に置き換え
られる特定の図柄を選択するための置換図柄選択手段を
備えるものとした。また、上記ホールコンピュータは、
上記遊技者が所有する端末から通信ネットワークを介し
て送られてくる上記識別データ及び画像を入力するもの
とした。尚、上記画像は、例えば遊技者の顔写真画像と
した。また、本発明による遊技景品供給システムは、獲
得した遊技点数のうちの所定個数を景品交換数として設
定可能としたホール端末部と、遊技ホール内の複数の遊
技機とデータ通信を行なうホールコンピュータあるいは
複数の上記ホールコンピュータを管理するセンター側端
末部を介して景品供給側の端末部に上記景品交換数に対
応するデータを送信する遊技景品供給システムにおい
て、上記各ホールコンピュータあるいはセンター側端末
部に、遊技者の顔写真画像データを遊技者の識別データ
に対応付けて登録する顔写真登録エリアを設け、景品供
給側の端末部より上記顔写真をアクセスして表示可能と
した。また、上記顔写真登録エリアに登録される顔写真
画像データは、上記遊技者が所有する端末から通信ネッ
トワークを介して送られてくるデータとした。また、上
記端末は、例えば、インターネット対応型の携帯電話を
用いるようにした。
【0006】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、本発明の遊
技システムの実施の形態について図1に基づいて説明す
る。図1は本実施の形態による遊技システムのブロック
図であり、20は遊技機としてのパチンコ機、30はホ
ールコンピュータであり、これは通信線31を介してホ
ール内の複数のパチンコ機20,20…とデータ通信を
行なうとともに、任意の画像を遊技者の識別(以下、
「ID」と略す)データに対応付けて管理,記憶するも
のである。
【0007】上記パチンコ機20は、表示手段21と、
この表示手段21の表示部21aに表示される図柄を所
定のプログラム22に従って制御する制御部23と、遊
技者のIDデータに対応して管理,記憶された画像を上
記ホールコンピュータ30から取り込み、この画像を、
上記表示部21aに表示される既存の図柄の内の特定の
図柄に置き換えて表示するよう上記プログラム22を制
御する制御手段24と、識別データ入力手段25と、画
像選択手段と、置換図柄選択手段とを有する。尚、図1
では、プログラム22と制御部23と制御手段24とを
別々に構成しているが、これらの機能は、例えばマイク
ロコンピュータで実現できる。
【0008】上記パチンコ機20は、パチンコ玉を盤面
に発射する玉発射操作部、複数の入賞口、風車、複数の
釘、大入賞口等を備えているが、本願とは直接関係しな
いので、説明は省略する。
【0009】上記表示手段21は、液晶表示装置等より
構成され、上記プログラム22と制御部23とで構成さ
れた図柄表示制御手段によって、例えば表示部21aに
おける3列の列毎に、停止表示する図柄が制御されるも
のである。即ち、上記図柄表示制御手段は、パチンコ玉
が特定の入賞口に入った時に、見かけ上、表示部21a
の列毎に、パチンコ機20の上下方向に図柄が移動する
ように制御する。そして、設定された確率で、特定の図
柄が所定の3箇所に停止して揃う大当たりや、特定の図
柄が所定の2箇所に停止して揃ういわゆるリーチ状態等
の発生等を制御しているものである。
【0010】上記ホールコンピュータ30は、公衆回線
通信ネットワークとしてのインターネット32を介し
て、同じ経営列の他のホールのホールコンピュータや、
これら複数のホールを経営する本店あるいは支店のコン
ピュータや、実施の形態2で説明するセンター側端末部
(コンピュータ)との通信が可能である。
【0011】遊技者は、所有するパーソナルコンピュー
タ33やカメラ34a付きインターネット対応型の携帯
電話34等の端末により、自己のIDデータとともに自
分の顔写真画像や任意のお気に入り画像を、インターネ
ット32を介して上記ホールコンピュータ30に送信す
ることにより、IDデータに対応付けて複数の画像を登
録することができる。32aは携帯電話の基地局であ
る。
【0012】また、遊技ホール内の所定の場所に画像登
録所35を設け、この画像登録所35に、遊技者の顔写
真を撮影するカメラ35aや、任意の画像を取り込むス
キャナ35b等を設置しておき、この画像登録所35に
遊技者が出向いてカメラ35aで撮影した顔写真画像や
スキャナ35bで取り込んだ任意の画像等を、画像登録
所35に設置されたコンピュータ等を用いて遊技者のI
Dデータとともにホールコンピュータ30に送信するこ
とにより、IDデータに対応付けて複数の画像を登録す
ることができる。
【0013】即ち、上記ホールコンピュータ30は、入
力した画像を遊技者のIDデータに対応付けて管理する
画像記憶管理手段30aを備える。
【0014】本実施の形態1では、遊技者はホール会員
登録手続きをして、ID番号をもらう。即ち、ID番号
データが記憶,表示されたIDカードを受け取る。そし
て、遊技者は、所有するパーソナルコンピュータ33や
カメラ34a付きインターネット対応型携帯電話34等
の端末を使用し、インターネット32を利用して、ホー
ル外からでも上記ホールコンピュータ30にID番号と
画像を送信することができる。あるいは画像登録所35
に出向いて、上記ホールコンピュータ30にID番号と
画像を受け付けてもらう。上記ホールコンピュータ30
は、遊技者のID番号を認識して、当該ID番号に対応
づけて当該画像を登録する(画像記憶管理手段30aに
記憶管理される)。従って、遊技者は、自分の顔写真画
像やお気に入りの任意の画像を予め複数登録しておくこ
とができる。遊技者は、パチンコ機20で遊技を開始す
る時に、IDカードをIDデータ入力手段25に差し込
む。これにより、制御手段24は、ホストコンピュータ
30に対して、当該ID番号に対応づけて記憶管理,即
ち登録されているすべての画像の送信を要求し、送られ
てくるすべての画像(顔写真画像やお気に入りの画像)
を取り込む。遊技者は、置換図柄選択ボタン26を押す
ことにより、制御手段24は、プログラム22中の置換
図柄選択ルーチンプログラムを起動し、既存の図柄を表
示部21aに順番に表示させる。そして、遊技者は、登
録した画像と置換したい図柄が表示部21aに表示され
た時に、置換図柄選択ボタン26を押すことで、置換図
柄を選択できる。例えば、大当たり図柄やボーナス図柄
を選択することにより、大当たり時やボーナス時やリー
チ時等に、大当たり図柄やボーナス図柄に置き換えて自
分の顔写真画像やお気に入りの画像を表示させることが
できるようになる。さらに、遊技者は、画像選択ボタン
27を押すことにより、制御手段24は、プログラム2
2中の画像選択ルーチンプログラムを起動させ、上記ホ
ストコンピュータ30から取り込んだ画像を1つづつ表
示部21aに表示する。そして、遊技者は、例えば、上
記のように選択した大当たり図柄に代えて表示したい画
像が表示部21aに表示された時に、画像選択ボタン2
7を押して、大当たり図柄に代えて表示したい画像を決
定する。以上により、制御手段24は、選択された図柄
に置き換えて、選択された画像を表示するようにプログ
ラム22に指示する。即ち、プログラム22中に予め画
像−図柄置換ルーチンプログラムを挿入しておき、これ
を起動させる。これにより、大当たり時やボーナス時や
リーチの時に既存の大当たり図柄等に代わって当該選択
された画像が表示される。
【0015】本実施の形態では、遊技者が、パーソナル
コンピュータ33や携帯電話34等の端末からインター
ネット32を利用して、あるいは画像登録所35から、
上記ホールコンピュータ30に任意の画像を登録するこ
とにより、遊技者が登録した任意の画像を、既存の例え
ば大当たり図柄等に置き換えて表示部31aに表示でき
るようにしたので、パチンコ機20(遊技機)毎にカメ
ラ、画像処理装置等を設けなくてもよく、パチンコ機2
0(遊技機)のコストを安くできて、かつ、複数の画像
を特定図柄に置き換えて表示させることが可能となるの
で、遊技の興趣を高めることができる。尚、特に、端末
を介して画像を登録するようにした場合は、ホールに出
向くことなく、いつでも好きな画像をホールコンピュー
タ30に登録できるので便利であり、また、登録処理に
従業員の労働力も要らなくなる。特に、カメラ34a付
き携帯電話34を用いて登録する場合は、ホールに向か
う途中等、どこからでも、いつでも好きな画像をホール
コンピュータ30に登録できるので非常に便利である。
【0016】また、遊技者は、複数のお気に入りの画像
を予めホールコンピュータに登録しておくことができ、
大当たり時等に表示部31aに表示させたい画像を選択
できるので、遊技者はその時の気分にあった画像を選択
することができる。例えば、気分のすぐれない時は楽し
い画像を、興奮している時は安らぐ画像などを表示させ
ることも可能となり、従って、さらに遊技の興趣を高め
ることができる。また、画像に置き換えられる図柄を選
択できるので、例えば、大当たり時とボーナス時に別々
の画像を表示させることも可能となり、さらに遊技の興
趣を高めることができる。
【0017】また、置換図柄選択ボタン26及び画像選
択ボタン27を操作することにより、置換図柄や画像を
変更できるので、退屈することもなくなる。
【0018】尚、IDデータ入力手段25にIDカード
が入力された時に起動信号を制御手段24に送ることに
より、置換図柄選択のために既存の図柄を表示部21a
に順番に表示させたり、ホストコンピュータ30から取
り込んだ画像を選択するために1つづつ表示部31aに
表示させるようにしてもよい。即ち、制御手段24は、
IDデータ入力手段25から起動信号を受けた時に、プ
ログラム22中の置換図柄選択ルーチンプログラムと画
像選択ルーチンプログラムを起動させるようにしてもよ
い。この場合、画像選択ボタンと置換図柄選択ボタンと
を別々に設ける必要がなく、選択決定ボタンを1つ設け
るだけでよくなり、ハードウエアを少なくできる。上記
置換図柄選択ルーチンプログラムと、このプログラムを
起動するための起動信号を制御手段24に送信し、かつ
置換図柄を決定するボタンとで、置換図柄選択手段を構
成し、また、同様に、画像選択ルーチンプログラムと、
このプログラムを起動するための起動信号を制御手段2
4に送信し、かつ画像を決定するボタンとにより画像選
択手段を構成する。また、置換図柄選択ボタン26か画
像選択ボタン27を押した時に、制御手段24がホール
コンピュータ30から画像を取り込むように構成しても
よい。
【0019】また、上記では、1人の遊技者が同時に複
数の画像を登録できるようにしたが、1つの画像のみを
登録できるようにしてもよい。この場合でも、遊技機の
コストを安くできて、かつ、例えば自分の顔写真画像を
大当たり図柄に代えて表示できるので、遊技の興趣を高
めることができるからである。
【0020】また、上記では、ホールコンピュータ30
に画像を登録するようにしたが、後述する実施の形態2
の図2に示すような複数の同系列のホールを管理するセ
ンター側端末部(コンピュータ)1に同系列ホールの会
員の画像を一括集中させて登録しておき、各ホールコン
ピュータからアクセスがあった時にデータを送信するよ
うにしてもよい。
【0021】尚、上記では、パチンコ機20を例にして
説明したが、スロット機や他の遊技機にも同様に適用で
きることはいうまでもない。
【0022】実施の形態2.以下、本発明の実施の形態
2による遊技景品供給システムを説明する。図2は本実
施の形態2による遊技景品供給システムを示すブロック
図であり、同図において、1はセンター側端末部であ
り、これはセンター部2とかCPU2m,ROM2nあ
るいはプリンタ部あるいはモニタ部等を有し、これに
は、パチンコ遊技,スロット遊技等の遊技店としての遊
技ホールA,B,C・・・が例えばインターネットを構
成する公衆回線等の通信手段3を介して接続される。
【0023】上記遊技ホールA,B,C・・・には、複
数のパチンコ機,スロットマシン等の遊技機が設置され
るものであるが、本例ではパチンコ機が設置されるもの
として説明する。この遊技ホールA,B,C・・・に
は、上記通信手段3に接続されたホール端末部4が配置
される。また、上記センター側端末部1には、インター
ネット等の通信手段5を介して景品供給店舗側端末部6
が接続される。尚、各ホールは、実施の形態1で説明し
た遊技システムを備える。
【0024】上記ホール端末部4は図3に示すように、
カウンタ4iより成り、このカウンタ4iは、ドル箱と
称されるパチンコ玉箱4a内のパチンコ玉4bを投入す
る投入口4cと、表示手段4dと、IDカード読込み手
段4eと、発券手段4fと、データ入力手段4gと、ケ
ーシング4hとから成る。このカウンタ4i内には、C
PU,RAM,ROM等のコンピュータ構成要素が収納
され、このカウンタ4iは制御部4jを構成する実施の
形態1のホストコンピュータ30を介して上記通信手段
3に接続される。
【0025】上記投入口4cにパチンコ玉箱4aの中の
パチンコ玉4bが投入されると、このパチンコ玉4bは
ケーシング4hを介して図外のパチンコ玉循環機構側に
排出されるが、この排出過程で、パチンコ玉4bは一個
づつカウントされ、このカウント結果は、遊技者が獲得
した遊技点数として表示手段4dに表示され、この遊技
点数は図外の計数器に一時記憶される。尚、IDカード
読込み手段4eには、パチンコ玉4bを投入口4cに投
入する前に、遊技者毎にIDカードが差し込まれて読込
まれるので、上記遊技点数は、このIDカードで読込ま
れて割出された遊技者a,b,c・・・(図4参照)毎
に付与される。
【0026】データ入力手段4gからは、後述のメニュ
ーに基づいて景品を交換する店舗名イ,ロ・・・が入力
され、また、上記遊技点数の内から何個の玉を景品に交
換するかの景品交換数G及び交換景品名N,交換景品数
量Fが選択して入力される。この入力は、表示手段4d
に表示されるメニュー(図5参照)に従って実行され
る。尚、図5において、メニューは、店舗名選択メニュ
ー10と、景品交換数・景品名選択メニュー11とを少
なくとも備え、選択ボタン部10a,11aを選択した
り、数入力部11bに数字を入力することで、景品交換
データの入力が可能となっている。この入力手段4gに
より、例えば、「店舗(焼肉)イ」,景品交換数「1,
500」,「定食B」,数量「1」を入力することがで
きる。但し、ホール名については、ホール端末部4の設
置されているホール名が自動選択される。本例では、ホ
ールAのホール名が自動選択されることになる。
【0027】上記景品交換数・景品名選択メニュー11
の発券ボタン部11cをクリックすることで、図8に示
す如く、上記データ入力手段4gにより入力されて入力
完了となった遊技ホール名A,B・・・のいずれか,店
舗名イ,ロ・・・のいずれか,景品交換数G,交換景品
名N,交換景品数量F等の景品交換データが記入された
レシートRが発券手段4fから発行される。この場合、
このレシートRには、獲得残数Q,店舗の地図Mが表記
されている。また、送信ボタン部11dをクリックする
ことで、上記景品交換データは、センター側端末部1に
送信されて、センター部2で記憶された後、このセンタ
ー側端末部1から各景品供給店舗イ,ロ・・・のいずれ
かに送信される。
【0028】この例では、データ入力手段4gで選択さ
れた景品供給店舗イ側に送信される。このため、遊技者
は、上記レシートRを持参して選択した景品供給店舗イ
に景品の交換を申し込めばよい。店舗イ側では遊技者の
持参したレシートRの内容と、予め上記ホール端末部4
より、センター側端末部1を経由して送信されて、店舗
イに付設された景品供給店舗側端末部6の表示部6mに
表示される上記景品交換データの内容とを照合した上
で、レシートRの内容に合致する景品を遊技者に供給す
ればよい。そして、遊技者は、レシートRに表記された
獲得残数Qを見ることで、遊技ホールAであとどの程度
の遊技を行えるか知ることができる。また、地図Mを見
ることで、店舗イを容易に探すことができる。
【0029】尚、景品供給店舗側端末部6にはIDカー
ド読取り器6nが接続され、景品供給前にこのIDカー
ド読取り器6nで遊技者の所有するIDカードのID番
号が読取られて、遊技者のチェックが行われてから、景
品の供給が行われる。この場合、景品供給店舗側端末部
6には、遊技者の暗証番号も入力されて、遊技者自身の
チェックが行われるようになっており、不正チェックが
確実に行われるようになっている。
【0030】尚、本例では景品としては、タバコ,チョ
コレート等の動産に限らず、レストランでの料理の提
供,フィットネスクラブでの利用権等の提供,旅行券等
の各種チケットの提供等の役務、情報の提供等を含む種
々のサービスが含まれ、この景品は個別にそれぞれ本シ
ステムに加盟した景品供給店舗イ,ロ・・・で提供され
る。図4には、上記ホール端末部4より送信される景品
交換データを記憶するセンター部2のデータの記憶パタ
ーンの模式図を示し、センター部2は、加入ホール情報
記憶手段2a,遊技者情報記憶手段2b,店舗情報記憶
手段2cより成る。
【0031】加入ホール情報記憶手段2aには、各加入
ホールA,B・・・毎の記憶エリア2a1,2a2・・
・を有し、各記憶エリア2a1,2a2・・・は、各ホ
ール毎に割付けられたホール識別情報の記憶エリア6
a、各ホール毎の加入遊技者名の記憶エリア6b、各ホ
ール毎の設置台数の記憶エリア6c、各ホールのホール
面積の記憶エリア6d、パチンコ機台数の内分け記憶エ
リア6e、スロット機台数の内分け記憶エリア6f等、
各遊技ホールに関する情報を有する。
【0032】遊技者情報記憶手段2bには、ID番号が
発行された各加入遊技者a,b・・・毎の記憶エリア2
b1,2b2・・・を有し、各記憶エリア2b1,2b
2・・・は、ID番号記憶エリア7mを有し、また、各
ホールA,B・・・毎に設けられた選択店舗(イ,ロ・
・・のいずれか)の記憶エリア7a、獲得残数Qの記憶
エリア7b、景品交換数Gの記憶エリア7c、交換景品
名Nの記憶エリア7d、交換景品数量Fの記憶エリア7
e、各加入遊技者a等の顔写真登録エリア7jを有して
いる。
【0033】また、店舗情報記憶手段2cには、本シス
テムに加入した景品供給店舗イ,ロ・・・毎の記憶エリ
ア2c1,2c2・・・を有し、各記憶エリア2c1,
2c2・・・は、店舗名イ,ロ・・・の記憶エリア8
a、景品交換数Gの記憶エリア8bを有し、さらに、上
記各景品交換数Gの記憶エリア8b毎に割付けられた景
品名Nの記憶エリア8c、割引レートの記憶エリア8d
を有している。上記割引レートは、上記各種景品を景品
供給店舗側で、正価に対しどの程度割引いて遊技者に供
給できるかを示すレートである。これ等店舗情報記憶手
段2c内の各記憶エリアのデータは、図5(a),
(b)に示すメニューのデータ作成用として用いられ
る。従って、店舗情報記憶手段2cのデータで、図5
(a),(b)のメニューが作成され、このメニューで
選択されたデータが、遊技者情報記憶手段2bに入力し
て記憶される。
【0034】以上の構成によれば、例えば、遊技ホール
Aで遊技者aが遊技を完了すると、遊技ホールA内のホ
ール端末部4でパチンコ玉4bをカウントして、表示手
段4dにこのカウント値(遊技点数)を「本日の遊技点
数」として図5(a),(b)に示すメニューに表示す
る。この表示メニューの各データは、店舗情報記憶手段
2cより読出されるものである。この表示メニューを見
て、遊技者は上記遊技点数の範囲内で、どこの店舗で、
どの景品を何個、どの程度の景品交換数と交換するか等
の景品交換データを、表示手段4dに表示されたメニュ
ーを見ながらデータ入力手段4gより入力する。
【0035】表示手段4dに表示される上記メニューに
より遊技者aが、景品を交換すべき店舗名と景品交換数
を指定して、交換すべき景品名等を選択し、入力する。
例えば、遊技者aが焼肉の店舗イを指定して、景品交換
数1,500を指定選択することで、「定食B」の景品
交換データの入力が可能となり、これ等遊技者aのデー
タはセンター側端末部1に送信された後、遊技者情報記
憶手段2bの記憶エリア2b1に記憶される。但し、こ
のデータはホールAに割付けられた獲得残数Qの記憶エ
リア7b、景品交換数Gの記憶エリア7c、交換景品名
Nの記憶エリア7dに入力して記憶される。この場合、
「定食B」の個数も、景品交換数・景品名選択メニュー
11の数入力部11bで指定でき、この指定個数は、交
換景品数量Fの記憶エリア7eに入力して記憶される。
【0036】また、上記遊技者aの景品交換データは、
発券ボタン部11cを押すことで、発券手段4fよりプ
リントアウトして発券される。即ち、図8に示す如く、
発行された券には、遊技ホール名,店舗名,景品交換数
G,交換景品名N,交換景品数量F,地図M及び獲得残
数Qが表記される。このように、遊技ホールAで遊技を
行った遊技者aがパチンコ玉箱4aのパチンコ玉4bを
投入口4cに投入して、例えば、5,000の遊技点数
を得て、データ入力手段4gより上記景品交換データを
入力すると、加入ホール情報記憶手段2aに対し設けら
れた遊技者情報記憶手段2bの記憶エリア2b1におけ
るホールAに対し割付けられた選択店舗の記憶エリア7
a,交換景品名の記憶エリア7d,交換景品数量の記憶
エリア7e,景品交換数の記憶エリア7cに選択した店
舗名,景品名,交換景品数量,景品交換数が入力され
て、遊技者情報記憶手段2bの記憶エリア2b1に記
憶,保持される。
【0037】ここで、遊技点数5,000の内から、上
記景品交換数の記憶エリア7cに記憶された景品交換数
1,500が景品交換用として消費されるので、ホール
Aでの遊技点数の残数3,500(5,000−1,5
00)がCPUで演算して求められ、この結果が獲得残
数として獲得残数の記憶エリア7bに記憶,保持され
る。景品交換数1,500の景品を2個交換する場合、
遊技点数の残数2,000(5,000−3,000)
が獲得残数として獲得残数の記憶エリア7bに記憶さ
れ、交換景品数量の記憶エリア7eに景品「2」個分の
数量が記憶される。尚、遊技者aは、この獲得残数の記
憶エリア7bの獲得残数より、他の好みの店舗で好みの
景品を必要個数交換すべく、データ入力手段4gより入
力できる。
【0038】以上のように、データ入力手段4gより前
述した1,500の景品交換数を含む景品交換データが
入力されると、これは、表示手段4dに表示され、か
つ、発券手段4fより発券され、さらに、インターネッ
ト等の通信手段3を介してセンター側端末部1のセンタ
ー部2に送信して記憶され、次に、センター部2から店
舗イの景品供給店舗側端末部6に送信される。遊技者a
は、レシートRに表示された店舗イに、地図Mを参照し
ながら出向いて、「定食B」の提供を申し込む。店舗イ
の景品供給店舗側端末部6では、予め受信しておいた景
品交換データを、図6に示す店舗メニュー20Aに表示
し、レシートRの内容と比較照合し、照合結果が合致し
ていれば、景品交換数1,500分の「定食B」のサー
ビスを供給する。そして、遊技者aはレシートRの獲得
残数Qに基づき、遊技ホールAであとどの程度の遊技が
行えるかを知ることができる。
【0039】尚、実施の形態1で説明したような手法に
よりホールコンピュータ30に登録された遊技者aの顔
写真画像データは、ホールコンピュータ30からセンタ
ー側端末部1に送られ、遊技者のIDデータに対応づけ
てセンター部2の顔写真登録エリア7jに登録される。
尚、実施の形態1で説明したような手法により、センタ
ー部2に対して直接に顔写真画像データを登録するよう
にしてもよい。特に、実施の形態1で説明したように、
遊技者が保有するパーソナルコンピュータ33や携帯電
話34等の端末を用いて画像を登録するようにした場合
は、ホールに出向くことなく、顔画像をホールコンピュ
ータ30に登録できるので便利であり、また、登録処理
に従業員の労働力も要らなくなる。よって、景品交換時
に店舗側では、景品供給店舗側端末部6により通信手段
3を介してセンター側端末部1のセンター部2をアクセ
スし、画像データを取り寄せて顔写真を景品供給店舗側
端末部6の表示部に表示する。店舗の担当者は遊技者の
顔写真とレシートRの持参者(実人)とを見比べて、同
一人か又は遊技者と別人ではないかかどうかを判別でき
る。このため、持参したレシートRを拾った者の景品交
換とか、レシートRを偽造した者の景品交換を排除でき
る。
【0040】図9のフローチャートにもとづきこのこと
を説明すると、ステップS1でフローをスタートし、ス
テップS2で遊技者が景品交換数Gを設定すると、ステ
ップS3で店舗に景品交換数G及び景品名Nを送信し終
わると、ステップS4で発券して、景品交換数G・景品
名N・獲得残数Q等をプリントアウトする。
【0041】本実施の形態では、センター部2の遊技者
情報記憶手段2b1に記憶された遊技ホールA毎の上記
景品交換データを店舗に送信する時に、CPUにより加
入ホール情報記憶手段2a内の記憶エリア2a1を構成
するホール識別情報の記憶エリア6aよりホールAを識
別するホール識別情報を読出して同時に景品供給店舗側
端末部6に送信するとともに遊技者名も送信する。景品
供給店舗側端末部6では、このホール識別情報により図
6の店舗メニュー20Aの遊技ホール名表示部20aに
遊技ホールAを表示するので、店舗イ側では、遊技ホー
ルAの遊技に基づく景品交換データが送信されてきたこ
とを判断できる。店舗メニュー20Aには、センター側
端末部1からの景品交換データの受信日,遊技者名,景
品交換数,景品名,景品数量,決済完了日等が表示され
る。
【0042】店舗イで「定食B」を提供して決済が完了
した後、領収書発行ボタン20bをクリックすれば、領
収書を発行でき、決済完了日入力部20dに決済日を入
力後に送信ボタン部20cをクリックすれば、決済完了
日をセンター側端末部1に送信できる。この送信に際
し、遊技者名及び遊技ホール名表示部20aに表示され
る遊技ホールAの識別情報を付加して送信する。センタ
ー側端末部1側では、遊技者aについて、遊技ホールA
での遊技結果に基づく景品交換の決済が完了したことを
判別して、記憶エリア2b1の決済完了日記憶エリア7
fに、決済完了日を記憶する。
【0043】尚、センター側端末部1で受信したホール
識別情報に基づき、遊技ホールAにこの決済完了日を送
信することで、遊技ホールA側に決済完了を報告でき
る。また、遊技者aが遊技ホールA内のホール端末部4
を用いて店舗ロ等の他の店舗を選択して、景品交換デー
タを入力した場合も同様に、このデータがインターネッ
ト等の通信手段5を介してセンター側端末部1に送信さ
れ、センター側端末部1のセンター部2に当該データが
履歴データとして記憶され、また、このデータはインタ
ーネット等の通信手段5を介して店舗ロに送信される。
これにより、遊技者aはレシートを持参して店舗ロで景
品を受けることができる。
【0044】決済が完了すると、決済完了日が店舗ロの
景品供給店舗側端末部6よりセンター側端末部1のセン
ター部2に入力して記憶される。従って、センター部2
には、景品交換データとともにその決済日が逐次履歴と
して記憶される。また、遊技ホールAにも決済の完了が
通信手段3を介して報告される。従って、センター部2
の履歴データを見ることで、どの遊技者がどのホールで
獲得した遊技点数に基づいて、どこの店舗で何個の景品
交換数で、どの景品名の景品(サービス)を何個受け
て、いつ決済が完了したのかを知ることができる。
【0045】このような情報をセンター部2にアクセス
して引出すことで、遊技ホール毎の景品交換状況を分析
して、以後のホール経営に役立てることができる。本実
施の形態では、図7のフローチャートで示す如く、ステ
ップS1でフローをスタートし、ステップS2で景品交
換データをセンター側端末部1より送信すると、ステッ
プS3でこの景品交換データを遊技ホール識別情報で識
別された店舗に送信し、ステップS4で景品の決済が完
了すると、ステップS5で決済完了日信号をセンター側
端末部へ送信するものである。本実施の形態では、送信
データに遊技ホール識別情報が付加されているので、常
に遊技者が行った遊技ホールを特定できる。
【0046】尚、本発明はパチンコ遊技機を遊技ホール
に設置した場合について説明したが、本発明は他の遊技
機、例えばスロットマシン等を設置した場合についても
適用できる。また、センターから店舗に対し、景品交換
数を送信するとして説明したが、店舗側では景品の引渡
しに際し、必ずしもこの景品交換数は必要とはしないの
で、交換景品名、交換景品数量のみを店舗に送信するよ
うにしてもよい。また、景品交換数のみをプリントアウ
トして発券するとともに、センターから特定の店舗に景
品交換数のみを送信するようにしてもよい。これによれ
ば、発券されたレシートを遊技者は当該店舗に持参し
て、景品交換数に含まれる範囲の景品を自由に選択して
受け取ることができる。
【0047】また、遊技者は、遊技終了後、パチンコ玉
等のチップをカウントして、遊技点数の中から景品交換
数を設定するとして説明したが、景品交換数を0に設定
して、景品交換をしない場合についても本発明を適用し
得る。この場合、カウント値(遊技点数)の全部が獲得
残数として蓄積されて、その中から後日景品交換数を設
定できる。また、遊技点数の全部を景品交換数に設定し
てもよいことはもちろんである。また、獲得残数が蓄積
されている状態で、遊技を続行し、さらに、遊技点数を
獲得した場合は、この遊技点数はカウンタでカウント後
に上記獲得点数に加算して累積されることになる。ま
た、店舗からは景品を直接渡すことなく、郵送,宅配等
の手段で遊技者宅に配送するようにしてもよい。また、
店舗としては無人の自動販売方式の景品引渡し機を用い
たものであってもよい。
【0048】また、センター側端末部1から景品供給店
舗側端末部6への景品交換データの送信は、景品供給店
舗側端末部6よりセンター側端末部1に景品交換データ
引出しのアクセスが有った時に限り送信するようにして
もよい。また、センター側端末部1側にはメールボック
スを用意し、特定のメールボックスに景品交換データを
収容した際、個人認証データを遊技ホール側に送信し
て、ホール側端末部より遊技者に個人認証票を発行する
ようにし、店舗側ではこの個人認証票をセンター側に照
会してメールボックスを検索することで、個人(遊技
者)を確認した後、景品を引渡すようにしてもよい。個
人の確認は、個人認証票とか、IDカード以外に指紋確
認等の方法を用いてもよい。
【0049】また、特定の遊技者のみ図5(a),
(b)に示すメニューのソフト及び通信接続ソフトを配
布して、当該遊技者が自宅等の自機端末等で景品等を選
択可能としてもよい。これによれば、在宅等でゆっくり
と景品選択が可能となる。また、図5(a),(b)に
示すメニューのソフト及び通信接続ソフトを景品供給店
舗側端末部6に設けて店舗側から景品を選択するように
してもよい。また、センター側端末部1は、遊技ホール
又は店舗のいずれかに配置しても、あるいは、機能を分
散配置してもよい。
【0050】また、センター側端末部1の機能を、各ホ
ールのホールコンピュータにそれぞれ分担させ、インタ
ーネット等を利用して各ホールのホールコンピュータ同
士が情報の交換をできるようにしてもよい。また、各ホ
ールの各ホールコンピュータ30を介して景品供給側の
店舗側端末部6に景品交換数に対応するデータを送信で
きるように構成し、店舗端末部6より各ホールコンピュ
ータ30に対して遊技者の顔写真をアクセスできるよう
に構成してもよい。このようにしても、店舗にて景品を
受け取る者が遊技者本人か否かを正確に判断することが
できるからである。
【0051】また、ホール端末部4はカウンタ4iの制
御部と、表示手段4dの制御部とを別体として構成して
もよい。また、景品交換データの入力は、図5(a),
(b)のメニューに直接タッチして入力するタッチパネ
ル方式を用いてもよい。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の遊技シス
テムによれば、遊技機にカメラ等の撮像手段を設けるこ
となく、遊技機の表示部に表示される既存の図柄の内の
特定の図柄を、遊技者の好みの画像に置き換えて表示で
きるように構成したので、遊技機のコストを安くでき
て、かつ、遊技の興趣を高めることができる。また、ホ
ールコンピュータには、遊技者が複数の任意の画像を入
力することができるので、表示可能な上記画像を選択す
ることが可能となる。また、遊技機は、特定の図柄と置
き換えて表示したい画像を上記複数の画像の内から選択
するための画像選択手段を備えるので、顔写真画像や好
みの画像を選択でき、その時々の気分にあった画像を表
示させることができるようになる。また、遊技機は、上
記画像に置き換えられる特定の図柄を選択するための置
換図柄選択手段を備え、いろいろなバリエーションを楽
しむことができるようになる。また、上記ホールコンピ
ュータは、上記遊技者が所有する端末から通信ネットワ
ークを介して送られてくる上記識別データ及び画像を入
力するので、ホールに出向くことなく、端末を用いてい
つでも好きな画像をホールコンピュータに登録できるの
で便利であり、また、登録処理に従業員の労働力も要ら
なくなる。特に、端末としてインターネット対応型の携
帯電話を用いて登録する場合は、ホールに向かう途中
等、どこからでも、いつでも好きな画像をホールコンピ
ュータに登録できるので非常に便利である。また、本発
明による遊技景品供給システムによれば、景品供給側の
端末部より遊技者の顔写真をアクセスできるように構成
したので、景品供給側にて景品を受け取る者が遊技者本
人か否かを正確に判断することができる。また、顔写真
画像データを、遊技者が所有する端末から通信ネットワ
ークを介して登録できるようにしたので、上記と同様、
便利であり、また、登録処理に従業員の労働力も要らな
くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係る遊技システムの
構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態2に係る遊技景品供給シ
ステムの構成を示すブロック図である。
【図3】 本発明の実施の形態2に係る遊技景品供給シ
ステムを構成するホール端末部の一例を示す図である。
【図4】 本発明の実施の形態2に係る遊技景品供給シ
ステムを構成するセンター部の記憶パターンの模式図で
ある。
【図5】 本発明の実施の形態2に係る遊技景品供給シ
ステムに用いられる表示メニューの一例を示す図であ
る。
【図6】 本発明の実施の形態2に係る遊技景品供給シ
ステムに用いられる店舗メニューの一例を示す図であ
る。
【図7】 本発明の実施の形態2に係る遊技景品供給シ
ステムを示すフローチャートである。
【図8】 発券手段のプリント結果を示す図である。
【図9】 本発明の実施の形態2に係る遊技景品供給シ
ステムを示すフローチャートである。
【符号の説明】
20 パチンコ機(遊技機)、21 表示手段、21a
表示部、22 プログラム、23 制御部、24 制
御手段、25 IDデータ入力手段、26 置換図柄選
択ボタン、27 画像選択ボタン、30 ホールコンピ
ュータ、32インターネット、33 パーソナルコンピ
ュータ、34 インターネット対応型携帯電話、1 セ
ンター側端末部、2 センター部、4 ホール端末部、
6 景品供給店舗側端末部。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 506 G06F 17/60 506 Fターム(参考) 2C088 BB07 BB28 BB32 BC80 CA02 CA21 CA35 5B049 BB11 BB61 CC03 CC05 CC08 CC16 CC36 DD00 DD01 EE01 EE07 EE28 FF02 FF03 FF04 GG04 GG07

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示手段とこの表示手段の表示部に表示
    される図柄を制御する図柄表示制御手段とを有する遊技
    機と、遊技ホール内の複数の遊技機とデータ通信を行な
    うホールコンピュータとを備え、 上記ホールコンピュータには、遊技者の識別データと対
    応付けて任意の画像が入力され、 上記各遊技機は、上記遊技者の識別データを入力する識
    別データ入力手段と、上記遊技者の識別データに対応付
    けられた画像を上記ホールコンピュータから取り込み、
    上記表示部に表示される既存の図柄の内の特定の図柄を
    上記画像に置き換えて表示するよう上記図柄表示制御手
    段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする遊技
    システム。
  2. 【請求項2】 上記ホールコンピュータには、遊技者の
    識別データに対応付けて複数の任意の画像が入力され、 上記制御手段は、上記複数の任意の画像を上記ホールコ
    ンピュータから取り込むことを特徴とする請求項1に記
    載の遊技システム。
  3. 【請求項3】 上記遊技機は、上記特定の図柄と置き換
    えて表示したい画像を上記複数の画像の内から選択する
    ための画像選択手段を備えることを特徴とする請求項2
    に記載の遊技システム。
  4. 【請求項4】 上記遊技機は、上記画像に置き換えられ
    る特定の図柄を選択するための置換図柄選択手段を備え
    ることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか
    に記載の遊技システム。
  5. 【請求項5】 上記ホールコンピュータは、上記遊技者
    が所有する端末から通信ネットワークを介して送られて
    くる上記識別データ及び画像を入力することを特徴とす
    る請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の遊技シス
    テム。
  6. 【請求項6】 上記画像は、遊技者の顔写真画像である
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに
    記載の遊技システム。
  7. 【請求項7】 獲得した遊技点数の内の所定個数を景品
    交換数として設定可能としたホール端末部と、遊技ホー
    ル内の複数の遊技機とデータ通信を行なうホールコンピ
    ュータあるいは複数の上記ホールコンピュータを管理す
    るセンター側端末部を介して景品供給側の端末部に上記
    景品交換数に対応するデータを送信する遊技景品供給シ
    ステムにおいて、 上記各ホールコンピュータあるいはセンター側端末部
    に、遊技者の顔写真画像データを遊技者の識別データに
    対応付けて登録する顔写真登録エリアを設け、景品供給
    側の端末部より上記顔写真をアクセスして表示可能とし
    たことを特徴とする遊技景品供給システム。
  8. 【請求項8】 上記顔写真登録エリアに登録される顔写
    真画像データは、上記遊技者が所有する端末から通信ネ
    ットワークを介して送られてくるデータであることを特
    徴とする請求項7に記載の遊技景品供給システム。
  9. 【請求項9】 上記端末は、インターネット対応型の携
    帯電話であることを特徴とする請求項5に記載の遊技シ
    ステム又は請求項8に記載の遊技景品供給システム。
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