JP2002084214A - 無線通信端末装置及び干渉キャンセル方法 - Google Patents

無線通信端末装置及び干渉キャンセル方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 既知信号として共通ミッドアンブルを採
用し、基地局装置がMUDを備えた無線通信端末装置と
CDMA無線通信を行う無線システムに送信選択ダイバ
ーシチを適用すること。 【解決手段】 複数のアンテナブランチを備えて送信選
択ダイバーシチを行う基地局装置101から送信された
信号を受信し、シンボル電力算出ユニット150におい
て自装置に割り当てられたコード以外の全てのコードの
シンボル電力を前記アンテナブランチ毎について算出
し、コード数検出部208において受信信号に含まれる
既知信号を参照して干渉コード数をアンテナブランチ毎
に検出し、干渉コード選択部209において算出したシ
ンボル電力を参照して検出した干渉コード数分の干渉コ
ードをアンテナブランチ毎に選択し、選択した干渉局に
よる干渉をMUD210で干渉キャンセラ処理により除
去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CDMA方式を用
いた無線通信システムにおいて他局からの干渉の影響を
軽減する干渉キャンセラに関し、特にマルチユーザ型の
干渉キャンセラにに関する。
【0002】
【従来の技術】多数の通信装置が相互に通信を行うマル
チプルアクセス(多元接続)方式としてスペクトル拡散
通信を用いたCDMA(Code Division Multiple Acces
s:符号分割多元接続)方式がある。CDMA方式は、
TDMA(Time Division Multiple Access:符号分割
多元接続)方式やFDMA(Frequency Division Multi
ple Access:符号分割多元接続)方式と比較して高い周
波数効率が図れ、より多くのユーザを収容することがで
きるといった特徴を有する。
【0003】CDMA方式では、自セル内の他ユーザか
らの干渉によりチャネル容量の限界が決まる。したがっ
て、チャネル容量を増加させるためには、何らかの方法
で干渉を軽減する必要がある。干渉を軽減させる処理と
して干渉キャンセラ(IC:Interference Canceller)
が挙げられ、特にマルチユーザ型の干渉キャンセラ(M
UD:Multi User Detection)が代表的である。CDM
A方式では、自装置に割り当てられたコード以外の全て
のコード(以下、「干渉コード」という)は全て干渉原
因となるので、MUDはこの干渉コードによる干渉の影
響を軽減する処理を行う。すなわち、MUDは干渉コー
ドを用いて受信信号に相関処理を行い、次いで相関処理
結果にその干渉コードが乗算された信号のチャネル推定
値を複素乗算することにより干渉コード毎に復調データ
の複製(干渉レプリカ)を生成し、この干渉レプリカを
受信信号から差し引くことにより干渉コードの干渉の影
響を軽減する。
【0004】従来のCDMA方式では、チャネル推定等
に用いる既知信号としてミッドアンブルが採用されてい
る。ミッドアンブルは、所定のチップ周期で巡回する既
知のベーシックコードを所定のチップ単位ずつシフトさ
せて生成する。
【0005】図5に、既知信号としてミッドアンブルを
採用し、基地局装置(以下「BS」という)がMUDを
備えた無線通信端末装置(以下「MS」という)とCD
MA無線通信を行うCDMA無線システムについて示
す。BS11はMS21〜MS28とCDMA無線通信
を行う。MS21〜MS28はそれぞれMUD31〜M
UD38を備えている。図5に示すシステムでは、拡散
率16の拡散コード(拡散コード#1〜拡散コード#1
6)を用いているものとする。したがって、BS11に
は最大で16ユーザを収容することが可能である。
【0006】図6は、CDMA無線通信システムにおけ
るミッドアンブルの作成手順を示す模式図である。な
お、ここでは、8つの互いに異なるブロックを用いた場
合のミッドアンブルの作成手順について説明する。
【0007】図6に示すように、ミッドアンブルの各パ
ターン(以下「ミッドアンブルパターン」という。)
は、456(=8W)チップ周期で巡回するベーシック
コードを用いて以下に示す手順に従って作成される。な
お、このベーシックコードは、基地局及び通信端末装置
の双方にとって既知のものであり、A〜Hの8つの互い
に異なるブロックを含んでいる。ブロックA〜Hは、そ
れぞれ57(=W)チップ長である。
【0008】まず、第1ステップとして、上記ベーシッ
クコードの位相を基準時間から{W×(n−1)}チップ
だけ図中右方向にシフトさせる。ここで、nはベーシッ
クコードのシフト数(ミッドアンブルシフト)である。
図5に示すように、シフトするチップ数は、ミッドアン
ブルシフト1、ミッドアンブルシフト2、……、ミッド
アンブルシフト8の場合には、それぞれ0、W、……、
7Wとなる。
【0009】第2ステップとして、シフトさせた各ベー
シックコードについて、あるブロックを基準として、こ
のブロックの先端部から456チップを残してこれ以外
の部分を削除する。なお、ここでは、一例としてブロッ
クAを基準とする。
【0010】第3ステップとして、456チップ長だけ
残された各コードを{W×(n−1)}チップだけ図中左
方向に巡回させる。例えば、ミッドアンブルシフト2の
場合は、456チップ長だけ残されたコードをWチップ
だけ図中左方向に巡回させて、ブロックBがコードの左
端に位置し、以下図中右方向にC、D、E、F、G、H
と続き、コードの末端(右端)にはブロックAが位置す
るようにする。
【0011】第4ステップとして、巡回後の各コードに
おける先端ブロックと同じブロックを末端に付加して全
体として512チップ長のコードとし、このコードを各
ミッドアンブルシフトのミッドアンブルパターンとす
る。例えば、ミッドアンブルシフト2の場合は、巡回後
の先頭ブロックBと同じブロックB′を末端に付加して
ミッドアンブルシフト2のミッドアンブルパターンとす
る。
【0012】ところで、上述したミッドアンブルは、下
り回線におけるミッドアンブルの伝送方式に着目して2
通りに分類される。1つは各拡散コード毎に異なるパタ
ーンのミッドアンブルを割り当てて送信する個別ミッド
アンブルであり、もう1つは全ての通信端末装置に同じ
(共通の)ミッドアンブルを報知する共通ミッドアンブ
ルである。
【0013】次に、図5に示す無線通信システムの動作
について、ミッドアンブルとして個別ミッドアンブルを
採用した場合と共通ミッドアンブルを採用した場合とに
分けて説明する。
【0014】まず、ミッドアンブルとして個別ミッドア
ンブルを採用した場合について説明する。この場合、ミ
ッドアンブルシフト1〜ミッドアンブルシフト8のミッ
ドアンブルはそれぞれ拡散コード#1〜拡散コード#8
と対応付けられており、この対応関係はBS及びMSの
双方にとって既知である。拡散コード#9〜拡散コード
#16については割り当てるべきミッドアンブルが存在
しないので使用することができない。BS11は、拡散
コードごとに割り当てられたミッドアンブルをデータ部
の間に設けられたミッドアンブル部に付加してMS21
〜28用の伝送信号を構成し、この伝送信号を多重して
MS21〜28にそれぞれ送信する。
【0015】MS21〜28は、BS11から送信され
た信号を受信し、受信信号に含まれているミッドアンブ
ルを参照して、受信信号にどの拡散コードを乗算した信
号が多重されているのかを判定し、判定結果を自装置に
備えられたMUD31〜38に通知する。MUD31〜
38は、判定結果からどの拡散コードが干渉コードとな
っているのかを知り、その干渉コードとなっている拡散
コードで受信信号に相関処理を行い、次いで相関処理結
果にチャネル推定値を複素乗算することにより干渉レプ
リカを生成し、この干渉レプリカを受信信号から差し引
く。CDMA方式においては、自装置に割り当てられた
拡散コード以外の拡散コードは干渉コードとなる。MU
D31〜38は全ての干渉コードについて干渉レプリカ
を受信信号から差し引く処理を行って所望の復調データ
を得る。
【0016】しかし、既知信号として個別ミッドアンブ
ルを採用した場合は、基地局に収容されるMSが増加す
るとミッドアンブル長が長くなり、伝送スロットに占め
るデータ部分の割合が少なくなることから、通信効率が
劣化するという問題がある。逆に通信効率を確保する
と、使用できるミッドアンブルのパターンが限られて、
セルに割り当てられたコードを有効に利用することがで
きないという問題がある。したがって、高速通信が要求
されるシステムでは、既知信号としては共通ミッドアン
ブルを採用することが要請される。
【0017】次いで、ミッドアンブルとして共通ミッド
アンブルを採用した場合について説明する。BS11
は、ミッドアンブルシフト1〜ミッドアンブルシフト8
のいずれかのミッドアンブルをデータ部の間に設けられ
たミッドアンブル部に付加して各MS21〜28に報知
する。共通ミッドアンブルにおいては、多重されるコー
ドの数がミッドアンブルシフトに対応付けられている。
この対応を図7に示す。この図に示す対応関係は、BS
及びMSの双方において既知である。図7は、共通ミッ
ドアンブルの基準時間からのシフト数と多重されたコー
ド数との対応を示す表である。
【0018】MS21〜28は、BS11から送信され
た信号を受信し、受信信号に含まれているミッドアンブ
ルシフトを検出し、検出したミッドアンブルシフトに対
応する送信側で多重されたコード数を図7に示すテーブ
ルを参照して検出する。一方、MS21〜28は、受信
信号に対して各MS21〜28に固有の拡散コードでそ
れぞれ相関処理を施しRAKE合成して、RAKE合成
結果を一定期間加算してシンボル電力を算出する。そし
て、シンボル電力の大きいほうから順に、検出したコー
ド数分のコードを干渉コードとして選択する。シンボル
電力は、BSの送信信号に多重されているコードについ
ては略1となり、多重されていないコードについては略
0となる。選択結果は自装置に備えられたMUD31〜
38に通知される。MUD31〜38は、個別ミッドア
ンブルの場合と同様に干渉レプリカを生成し、干渉レプ
リカを受信信号から差し引く処理を行って所望の復調デ
ータを得る。
【0019】ところで、近年、無線通信システムにおい
て、基地局装置に複数のアンテナブランチを備えて複数
のパスを確保するスペースダイバーシチが採用されてい
る。スペースダイバーシチの1つとして、伝播状態に応
じて最適なアンテナブランチを選択する選択ダイバーシ
チがある。以下、選択ダイバーシチを送信側に用いる技
術を送信選択ダイバーシチという。この送信選択ダイバ
ーシチは、複数の伝播路から最も伝播環境の良い伝播路
を選択して信号を伝送することができるので、フェージ
ングの影響を軽減することができる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、既知信
号として共通ミッドアンブルを採用し、BSがMUDを
備えたMSとCDMA無線通信を行う従来の無線システ
ムに送信選択ダイバーシチを適用すると、干渉コードが
どのアンテナブランチから送信されたのか不明であるた
め、その干渉コードが乗算された信号のチャネル推定値
を算出することができず、干渉レプリカを生成すること
ができないという問題がある。
【0021】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、既知信号として共通ミッドアンブルを採用し、B
SがMUDを備えたMSとCDMA無線通信を行う無線
システムに送信選択ダイバーシチを適用したCDMA無
線通信システム、及びこのCDMA無線通信システムに
用いることが可能な通信端末装置を提供することを目的
とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明の無線通信端末装
置は、複数のアンテナブランチを備えて送信選択ダイバ
ーシチを行う基地局装置と無線通信を行う無線通信端末
装置であって、自装置に割り当てられたコード以外の全
てのコードのシンボル電力を前記アンテナブランチ毎に
算出するシンボル電力算出手段と、受信信号に含まれる
共通既知信号を参照して干渉コード数をアンテナブラン
チ毎に検出する検出手段と、前記シンボル電力算出手段
において算出したシンボル電力を参照して前記検出手段
で検出した干渉コード数分の干渉コードをアンテナブラ
ンチ毎に選択する干渉コード選択手段と、前記干渉コー
ド選択手段において選択した干渉コードによる干渉を干
渉キャンセラ処理により除去する干渉キャンセラと、を
具備する構成を採る。
【0023】この構成によれば、自装置に割り当てられ
たコード以外の全てのコードについてアンテナブランチ
毎に算出したシンボル電力に基づいて干渉局をアンテナ
ブランチ毎に選択することにより、各干渉コードが乗算
された信号が送信されたアンテナブランチを特定するこ
とができる。これにより、各干渉コードが乗算された信
号のチャネル推定値を用いて干渉キャンセル処理を行う
ことができる。
【0024】本発明の無線通信端末装置は、上記無線通
信端末装置において、検出手段が、基準時間からのシフ
ト数とそれぞれのアンテナブランチの干渉局数とが対応
付けられた共通ミッドアンブルを参照して干渉局数をア
ンテナブランチ毎に検出する構成を採る。
【0025】この構成によれば、共通既知信号として共
通ミッドアンブルを用いても、送信選択ダイバーシチを
行う基地局装置とCDMA無線通信を行う場合に干渉キ
ャンセル処理を行うことができる。
【0026】本発明の無線通信端末装置は、上記無線通
信端末装置において、干渉コード選択手段は、自装置に
割り当てられたコード以外の全てのコードのシンボル電
力をアンテナブランチ毎に比較してシンボル電力が最も
大きいアンテナブランチを選択し、選択後のアンテナブ
ランチ毎にシンボル電力が大きい順に前記検出手段で検
出したそのアンテナブランチの干渉コード数分の干渉コ
ードを選択する構成を採る。
【0027】この構成によれば、自装置に割り当てられ
たコード以外の全てのコードのシンボル電力をアンテナ
ブランチ毎に算出し、算出したシンボル電力に基づいて
干渉コードをアンテナブランチ毎に選択することによ
り、各干渉コードが乗算された信号が送信されたアンテ
ナブランチを特定することができる。これにより、各干
渉コードが乗算された信号のチャネル推定値を用いて干
渉キャンセル処理を行うことができる。
【0028】本発明の無線通信端末装置は、上記無線通
信端末装置において、干渉キャンセラは、干渉局選択手
段において選択した干渉局に固有の拡散コードを用いて
受信信号に相関処理を行い、次いで、相関処理結果に対
してその干渉局宛ての信号が送信されたアンテナブラン
チのチャネル推定値を複素乗算して干渉レプリカを生成
する構成を採る。
【0029】この構成によれば、共通既知信号として共
通ミッドアンブルを用いた場合であっても干渉キャンセ
ル処理を行うことができる。
【0030】本発明の無線受信方法は、複数のアンテナ
ブランチを備えて送信選択ダイバーシチを行う基地局装
置から送信された信号を受信し、自装置に割り当てられ
たコード以外の全てのコードのシンボル電力を前記アン
テナブランチ毎に算出し、受信信号に含まれる共通既知
信号を参照して干渉コード数をアンテナブランチ毎に検
出し、算出したシンボル電力を参照して検出した干渉コ
ード数分の干渉コードをアンテナブランチ毎に選択し、
選択した干渉コードによる干渉を干渉キャンセラ処理に
より除去するようにした。
【0031】この方法によれば、自装置に割り当てられ
たコード以外の全てのコードについてアンテナブランチ
毎に算出したシンボル電力に基づいて干渉局をアンテナ
ブランチ毎に選択することにより、各干渉コードが乗算
された信号が送信されたアンテナブランチを特定するこ
とができる。これにより、各干渉コードが乗算された信
号のチャネル推定値を用いて干渉キャンセル処理を行う
ことができる。
【0032】本発明の干渉キャンセル方法は、複数のア
ンテナブランチを備えて送信選択ダイバーシチを行う基
地局装置から送信された信号を受信し、自装置に割り当
てられたコード以外の全てのコードのシンボル電力を前
記アンテナブランチについて算出し、受信信号に含まれ
る共通既知信号を参照して干渉コード数をアンテナブラ
ンチ毎に検出し、算出したシンボル電力を参照して検出
した干渉コード数分の干渉コードをアンテナブランチ毎
に選択し、選択した干渉コードを用いて受信信号に相関
処理を行い、相関処理結果に対してそのコードが送信さ
れたアンテナブランチのチャネル推定値を複素乗算して
干渉レプリカを生成し、生成した干渉レプリカを受信信
号より差し引くようにした。
【0033】この方法によれば、共通既知信号として共
通ミッドアンブルを用いた場合であっても干渉キャンセ
ル処理を行うことができる。
【0034】
【発明の実施の形態】本発明の骨子は、複数のアンテナ
ブランチを備えて送信選択ダイバーシチを行う基地局装
置とこの基地局装置と無線通信を行う無線通信端末装置
とを備えて構成されるセルラシステムにおいて、無線通
信端末装置は、自装置に割り当てられたコード以外の全
てのコードのシンボル電力をアンテナブランチ毎に算出
し、受信信号に含まれる共通ミッドアンブルを参照して
アンテナブランチ毎に検出した干渉局数分の干渉コード
を、算出したシンボル電力に基づいてアンテナブランチ
毎に選択し、選択した干渉コードによる干渉をMUDを
用いて軽減することである。MUDは各干渉コードを用
いて受信信号に相関処理を行い、次いで、相関処理結果
に対してその干渉コードが乗算された信号が送信された
アンテナブランチに対応する伝播路におけるチャネル推
定値を複素乗算することにより干渉コードの復調データ
の複製(干渉レプリカ)を生成し、この干渉レプリカを
受信信号から差し引くことにより干渉コードによる干渉
の影響を軽減する。
【0035】以下、本発明の一実施形態について添付図
面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施の形態
に係る無線通信システムを示すブロック図である。本実
施の形態は、セルラーシステムにおいて、送信選択ダイ
バーシチを行う基地局装置(以下「BS」という)とマ
ルチユーザ型干渉キャンセラ(MUD:Multi User Dete
ction)を備えた通信端末装置(以下「MS」という)
との間で既知信号として共通ミッドアンブルを採用して
CDMA方式で無線通信を行う例である。送信選択ダイ
バーシチは、基地局装置に複数のアンテナブランチを備
えて複数の伝播路を確保するスペースダイバーシチの1
つで、伝播状態に応じて最適なアンテナブランチを選択
する選択ダイバーシチを送信側に用いる技術である。ま
た、共通ミッドアンブルは、全ての通信端末装置に共通
のミッドアンブルである。共通ミッドアンブルは図6に
示すように構成され、基準時間からのシフト数とそれぞ
れのアンテナブランチで送信された信号に多重されてい
るコード数とが対応付けられている。
【0036】図1に示すように、BS101は、アンテ
ナブランチ102及びアンテナブランチ103とを備え
て構成され、MS111−1〜111−10を収容して
いる。図1に示すシステムでは、拡散率16の拡散コー
ド(拡散コード#1〜拡散コード#16)を用いている
ものとする。したがって、BS101には最大で16ユ
ーザを収容することが可能である。ここでは、拡散コー
ド#1はMS111−1に割り当てられ、その他の拡散
コード#2〜拡散コード#16は、MS111−2〜1
12−10のいずれかに割り当てられているものとす
る。BS101は、送信選択ダイバーシチで各MS毎に
最適なアンテナブランチを選択し、同じアンテナブラン
チが選択されたMS同士の信号を多重して送信する。本
実施の形態では、既知信号として共通ミッドアンブルを
採用する。BS101は、共通ミッドアンブルをデータ
部の間に設けられたミッドアンブル部に付加して各MS
111−1〜111−10用の伝送信号を構成し、この
伝送信号のそれぞれに互いに直交する拡散コードを乗算
して多重し、各MS111−1〜111−10に送信す
る。すなわち、BS101の送信信号には複数のコード
が多重されている。
【0037】図3に示すように、共通ミッドアンブルの
シフト数(ミッドアンブルシフト)は多重されているコ
ードの数と対応付けられているので、各アンテナブラン
チから送信される信号には、そのアンテナブランチから
の送信信号に多重されているコード数に対応するシフト
数(ミッドアンブルシフト)のミッドアンブルが付加さ
れる。図3の表1はアンテナブランチ102から送信さ
れる信号に多重されているコードの数とミッドアンブル
のシフト数(ミッドアンブルシフト)との対応を示し、
表2はアンテナブランチ102から送信される信号に多
重されているコードの数とミッドアンブルのシフト数
(ミッドアンブルシフト)との対応を示している。この
表1及び表2は、BS101及び各MS111−1〜1
11−10において既知であるので、各MS111−1
〜111−10はミッドアンブルシフトを検出すること
により、受信信号に多重されているコード数の候補を知
ることができる。
【0038】なお、BS101にアンテナブランチが2
つ備えられた場合を示したが、アンテナブランチはいく
つであっても良い。また、BS101のセルに収容する
MSの数はシステムにおいて適宜変更可能である。さら
に、図1に示す無線通信システムに用いる拡散率も適宜
変更可能である。
【0039】MS111−1〜111−10はそれぞれ
MUDを備えている。MS111−1〜111−10
は、BS101から送信された信号を受信し、受信信号
に多重されているコードのうち自装置に割り当てられた
コード以外の全てのコードのシンボル電力をアンテナブ
ランチ毎に算出し、算出したシンボル電力及び受信信号
に含まれる共通ミッドアンブルを参照してアンテナブラ
ンチ毎に干渉となるコードを選択し、選択したコードに
よる干渉をMUDを用いて軽減する。
【0040】図2に、MS111−1の構成を示す。な
お、MS111−2〜111−10の構成もMS111
−1の構成と同様である。この図に示すように、MS1
11−1は、アンテナ201から受信した信号にダウン
コンバート、A/D変換等の所定の無線受信処理を施す
無線受信部202と、システムにおいて用いられる16
個の拡散コードのうち自装置に割り当てられたコード以
外の全てのコードのシンボル電力をBS101に備えら
れたアンテナブランチ102及び103のそれぞれにつ
いて算出するシンボル電力算出ユニット150と、シン
ボル電力をアンテナブランチ毎に比較して、比較結果が
最も大きいアンテナブランチを選択するアンテナブラン
チ選択部207と、ミッドアンブルシフトに対応するコ
ード数の候補を検出するコード数検出部208と、受信
信号に多重されているコードの中から干渉コードを選び
出す干渉コード選択部209と、受信信号から干渉レプ
リカを差し引いて干渉を軽減するMUD210と、を備
えて構成される。
【0041】シンボル電力算出ユニット150は、受信
信号に含まれるミッドアンブルの基準時間からのシフト
数(ミッドアンブルシフト)を測定するシフト数測定部
203と、受信信号に含まれるミッドアンブルを用いて
チャネル推定を行うチャネル推定部204と、それぞれ
のMS111−1〜111−10に固有の拡散コードで
相関処理を行う相関処理部205と、相関処理部205
における相関処理結果をRAKE合成し、そのRAKE
合成結果を所定期間にわたって加算してシンボル電力を
求めるRAKE合成部206と、を備えて構成される。
これらの相関処理部205からRAKE合成部206に
至る処理系統は、システムにおいて用いられる16個の
拡散コード全てについてシンボル電力を算出するため
に、この拡散率と同じ数だけ設けられている。すなわ
ち、本実施の形態においては16系統設けられている。
シンボル電力算出ユニット150は、基地局装置の送信
ダイバーシチに用いるアンテナブランチの数、すなわち
伝播路の数だけ設けられているので、MS111−1は
全てのアンテナブランチについて、システムにおいて用
いられる16個の拡散コード全てのコードのシンボル電
力を算出することができる。
【0042】次に、以上のように構成されたMSにおけ
る干渉除去動作について詳しく説明する。各MSにおけ
る動作は同じなので、ここではMS111−1の動作を
例に説明する。
【0043】まず、BS101より、各MS111−1
〜111−10宛ての信号が、送信選択ダイバーシチに
より同じアンテナブランチが選択された信号同士で多重
されて送信される。この送信信号には、多重されたコー
ド数に対応するシフト数(ミッドアンブルシフト)のミ
ッドアンブルが付加される。この対応関係は図3に示さ
れている。
【0044】MS111−1において、アンテナ201
から受信された受信信号は、無線受信部202で所定の
無線受信処理を施され、シフト数測定部203及び相関
処理部205に出力される。シフト数測定部203で
は、受信信号に含まれる共通ミッドアンブルのシフト数
(ミッドアンブルシフト)を測定する。チャネル推定部
204では、ミッドアンブルが参照されてチャネル推定
が行われ、チャネル推定値がRAKE合成部206に出
力される。相関処理部205では、システムにおいて用
いられる16個の拡散コードをそれぞれ乗算する相関処
理が行われて受信シンボルが得られる。RAKE合成部
206では、受信シンボルにチャネル推定値が複素乗算
されて同期検波が行われ、受信シンボルがRAKE合成
される。RAKE合成結果は所定期間にわたって加算さ
れてシンボル電力が得られる。シンボル電力は、乗算し
た拡散コードと受信信号の相関の高さを示す。シンボル
電力は正規化されており、BSの送信信号に多重されて
いるコードについては相関が高いので略1となり、多重
されていないコードについては相関が低いので略0とな
る。シンボル電力はそれぞれのアンテナブランチ選択部
207に出力される。
【0045】アンテナブランチ選択部207では、シス
テムにおいて用いられる16個の拡散コードについて各
アンテナブランチ毎に算出されたシンボル電力をコード
毎に比較して、シンボル電力の最も大きなアンテナブラ
ンチがそのコードを乗算した信号を送信したアンテナブ
ランチとして選択される。これにより、自装置に割り当
てられたコードを乗算した信号がどのアンテナブランチ
より送信されたのかを知ることができる。また、干渉と
なるコード(以下、「干渉コード」という)を乗算した
信号がどのアンテナブランチより送信されたのかについ
ても知ることができる。アンテナブランチの選択結果は
コード数検出部208に出力される。コード数検出部2
08では、図3に示す表を参照してシフト数測定部20
3において測定されたミッドアンブルのシフト数に対応
する多重されたコード数の候補が検出される。図3は、
共通ミッドアンブルの基準時間からのシフト数とそれぞ
れのアンテナブランチで送信された信号に多重されたコ
ード数との対応を示す表である。各アンテナブランチか
ら送信される信号に多重されたコードのうち、自装置に
割り当てられたコード以外の全てのコードが干渉の原因
となる。したがって、アンテナブランチ選択部207に
おいて自装置に割り当てられたコードを乗算した信号の
送信元として選択されたアンテナブランチより送信され
た信号に多重された干渉コード数は、多重された全コー
ド数より自装置に割り当てられたコード数を差し引いた
数となる。また、自装置に割り当てられたコードを乗算
した信号の送信元として選択されなかったアンテナブラ
ンチより送信された信号に多重された干渉コード数は、
多重された全コード数と同じである。
【0046】ここでは、アンテナブランチ102が自装
置に割り当てられたコードを乗算した信号の送信元とし
て選択されたものとする。したがって、アンテナブラン
チ102から送信された信号に多重された干渉コード数
は、アンテナブランチ102から送信された信号に多重
された全コード数より自局に割り当てられたコード数を
差し引いた数である。一方、アンテナブランチ103か
ら送信された信号のコード数はそのままである。
【0047】干渉局選択部209では、コード数検出部
208において選択された干渉コード数の候補を参照
し、システムにおいて用いられる16個の拡散コードに
ついて算出されたシンボル電力を比較して、システムに
おいて用いられる全ての拡散コードの中から干渉コード
を選択する。この選択は各アンテナブランチ毎に行われ
る。
【0048】以下においては、図4を参照して、アンテ
ナブランチ選択部207、コード数検出部208、及び
干渉コード選択部209における干渉コードの選択手順
について説明する。図4は各パス毎のシンボル電力の算
出結果を示す図である。ここでは、一例として、アンテ
ナブランチ102から送信された信号に含まれるミッド
アンブルのシフト数が0であり、アンテナブランチ10
2から送信された信号に含まれるミッドアンブルのシフ
ト数が5であるとする。図3に示す表1よりミッドアン
ブルのシフト数が0の場合には多重されたコード数は
1、5、9、又は13のいずれかであり、表2よりシフ
ト数が5の場合には多重されたコード数は2、6、1
0、又は14のいずれかである。
【0049】図4において、アンテナブランチ102と
アンテナブランチ103とのシンボル電力を比較する
と、拡散コード#1については、アンテナブランチ10
2のシンボル電力が最も大きいので、自装置に割り当て
られた拡散コードを乗算した信号はアンテナブランチ1
02より送信されたと判断する。自装置に割り当てられ
た拡散コードを乗算した信号がアンテナブランチ102
より送信され、自装置に割り当てられた拡散コードは1
つであることを考慮すると、アンテナブランチ102の
干渉コード数の候補は0、4、8、又は12のいずれか
であり、アンテナブランチ103の干渉コード数の候補
は2、6、10、又は14のいずれかである。
【0050】図4を参照するに、干渉コードのうち、拡
散コード#3、拡散コード#4、拡散コード#6、拡散
コード#10、拡散コード#11、拡散コード#12、
拡散コード#14、及び拡散コード#15についてはア
ンテナブランチ102のシンボル電力が大きくなってい
る。一方、拡散コード#2、拡散コード#5、拡散コー
ド#7、拡散コード#8、拡散コード#9、拡散コード
#13、及び拡散コード#16についてはアンテナブラ
ンチ103のシンボル電力が大きくなっている。この場
合、アンテナブランチ選択部207は、拡散コード#
3、拡散コード#4、拡散コード#6、拡散コード#1
0、拡散コード#11、拡散コード#12、拡散コード
#14、及び拡散コード#15を乗算した信号はアンテ
ナブランチ102から送信されたと判断する。すなわ
ち、これらの拡散コードについてはアンテナブランチ1
02が選択される。一方、拡散コード#2、拡散コード
#5、拡散コード#7、拡散コード#8、拡散コード#
9、拡散コード#13、及び拡散コード#16を乗算し
た信号はアンテナブランチ103から送信されたと判断
する。すなわち、これらの拡散コードについては、アン
テナブランチ103が選択される。
【0051】次いで、干渉局選択部209は、アンテナ
ブランチ102が選択された拡散コードのうち拡散コー
ド#3、拡散コード#6、拡散コード#11、及び拡散
コード#12のシンボル電力が1に近い値を取り、これ
以外の拡散コードは0に近い値を取っているので、干渉
局数の候補に4が含まれていることを考慮して、この4
つの拡散コード(拡散コード#3、拡散コード#6、拡
散コード#11、及び拡散コード#12)をアンテナブ
ランチ102から送信された信号に多重された干渉コー
ドとして選択する。図3を参照するに、干渉局数の候補
としては4の他に0、8、又は12があるが、アンテナ
ブランチ102が選択された8個の拡散コード、すなわ
ち拡散コード#3、拡散コード#4、拡散コード#6、
拡散コード#10、拡散コード#11、拡散コード#1
2、拡散コード#14、及び拡散コード#15のうち、
拡散コード#3、拡散コード#6、拡散コード#11、
拡散コード#12のシンボル電力は略1であり、これ以
外の拡散コード#4、拡散コード#10、拡散コード#
14、及び拡散コード#15のシンボル電力は略0であ
るので、干渉コード数としては候補の中から容易に4を
選択することができる。
【0052】一方、アンテナブランチ102が選択され
た拡散コードのうち、拡散コード#5、及び拡散コード
#16のシンボル電力が1に近い値を取り、これ以外の
拡散コードは0に近い値を取っているので、干渉コード
数の候補に2が含まれていることを考慮して、この2つ
の拡散コード(拡散コード#5、及び拡散コード#1
6)をアンテナブランチ103から送信された信号に多
重された干渉コードとして選択する。この場合も、干渉
コード数として2以外を選択する余地は無い。
【0053】なお、本実施の形態においては、BS10
1にアンテナブランチが2本備えられた場合について説
明したが、本発明はこれに限られず、アンテナブランチ
は3本以上備えられていても良い。アンテナブランチが
3本以上備えられている場合であっても、同様にして干
渉局を選択することができる。
【0054】このようにして選択された干渉局の情報は
MUD210に出力される。MUD210は、干渉コー
ド選択部209の出力によりシステムにおいて用いられ
る全コードのうちどのコードが干渉コードとなっている
かをアンテナブランチ毎に知ることができる。MUD2
10は干渉コードとして選択した拡散コードを用いて受
信信号に相関処理を行い、次いで、相関処理結果に対し
てその干渉コードを乗算した信号が送信されたアンテナ
ブランチに対応する伝搬路のチャネル推定値を複素乗算
することにより回線における歪みを補償して干渉局の復
調データの複製(干渉レプリカ)を生成し、この干渉レ
プリカを受信信号から差し引くことにより干渉の影響を
軽減する。
【0055】以上説明したように本実施の形態によれ
ば、MSは、自装置に割り当てられた拡散コード以外の
拡散コードのシンボル電力をアンテナブランチ毎に算出
し、算出したシンボル電力に基づいてアンテナブランチ
毎に干渉コードを選択することにより、各干渉コードを
乗算した信号が送信されたアンテナブランチに対応する
伝搬路を特定することができる。これにより、各干渉コ
ードが通った伝搬路のチャネル推定値を用いて干渉キャ
ンセル処理を行うことができる。
【0056】なお、本実施の形態においては、干渉キャ
ンセラとしてマルチユーザ型の干渉キャンセラ(MU
D)を用いる場合について説明したが、本発明はこれに
限られず、シングルユーザ型又はマルチユーザ型の干渉
キャンセラであっても良い。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、無
線通信端末装置は、自装置に割り当てられた拡散コード
以外の拡散コードについてアンテナブランチ毎に算出し
たシンボル電力に基づいて干渉コードをアンテナブラン
チ毎に選択することにより、各干渉コードを乗算した信
号が送信されたアンテナブランチに対応する伝搬路を特
定することができる。これにより、各干渉コードを乗算
した信号が送信されたアンテナブランチに対応する伝搬
路のチャネル推定値を用いて干渉キャンセル処理を行う
ことができる。したがって、共通既知信号として共通ミ
ッドアンブルを採用し、基地局装置がMUDを備えた無
線通信端末装置とCDMA無線通信を行う無線システム
に、送信選択ダイバーシチを適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る無線通信システム
を示すブロック図
【図2】本発明の一実施の形態に係る無線通信端末装置
の構成を示すブロック図
【図3】共通ミッドアンブルの基準時間からのシフト数
とそれぞれのアンテナブランチの干渉局数との対応を示
す表
【図4】各パス毎のシンボル電力の算出結果を示す図
【図5】基地局装置がMUDを備えた無線通信端末装置
とCDMA無線通信を行う従来のCDMA無線システム
について示す図
【図6】CDMA無線通信システムにおけるミッドアン
ブルの作成手順を示す模式図
【図7】共通ミッドアンブルの基準時間からのシフト数
と多重されたコード数との対応を示す表
【符号の説明】
101 基地局装置 102、103 アンテナブランチ 111−1〜111−10 無線通信端末装置 203 シフト数測定部 204 チャネル推定部 205 相関処理部 206 RAKE合成部 207 アンテナブランチ選択部 208 コード数検出部 209 干渉コード選択部 210 MUD

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のアンテナブランチを備えて送信選
    択ダイバーシチを行う基地局装置と無線通信を行う無線
    通信端末装置であって、自装置に割り当てられたコード
    以外の全てのコードのシンボル電力を前記アンテナブラ
    ンチ毎に算出するシンボル電力算出手段と、受信信号に
    含まれる共通既知信号を参照して干渉コード数をアンテ
    ナブランチ毎に検出する検出手段と、前記シンボル電力
    算出手段において算出したシンボル電力を参照して前記
    検出手段で検出した干渉コード数分の干渉コードをアン
    テナブランチ毎に選択する干渉コード選択手段と、前記
    干渉コード選択手段において選択した干渉コードによる
    干渉を干渉キャンセラ処理により除去する干渉キャンセ
    ラと、を具備することを特徴とする無線通信端末装置。
  2. 【請求項2】 検出手段は、基準時間からのシフト数と
    それぞれのアンテナブランチの干渉コード数とが対応付
    けられた共通ミッドアンブルを参照して干渉コード数を
    アンテナブランチ毎に検出することを特徴とする請求項
    1記載の無線通信端末装置。
  3. 【請求項3】 干渉コード選択手段は、自装置に割り当
    てられたコード以外の全てのコードのシンボル電力をア
    ンテナブランチ毎に比較してシンボル電力が最も大きい
    アンテナブランチを選択し、選択後のアンテナブランチ
    毎にシンボル電力が大きい順に前記検出手段で検出した
    そのアンテナブランチの干渉コード数分の干渉コードを
    選択することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載
    の無線通信端末装置。
  4. 【請求項4】 干渉キャンセラは、干渉コード選択手段
    において選択した干渉コードを用いて受信信号に相関処
    理を行い、次いで、相関処理結果に対してその干渉コー
    ドが送信されたアンテナブランチのチャネル推定値を複
    素乗算して干渉レプリカを生成することを特徴とする請
    求項1から請求項3のいずれかに記載の無線通信端末装
    置。
  5. 【請求項5】 複数のアンテナブランチを備えて送信選
    択ダイバーシチを行う基地局装置から送信された信号を
    受信し、自装置に割り当てられたコード以外の全てのコ
    ードのシンボル電力を前記アンテナブランチ毎に算出
    し、受信信号に含まれる共通既知信号を参照して干渉コ
    ード数をアンテナブランチ毎に検出し、算出したシンボ
    ル電力を参照して検出した干渉コード数分の干渉コード
    をアンテナブランチ毎に選択し、選択した干渉コードに
    よる干渉を干渉キャンセラ処理により除去する無線受信
    方法。
  6. 【請求項6】 複数のアンテナブランチを備えて送信選
    択ダイバーシチを行う基地局装置から送信された信号を
    受信し、自装置に割り当てられたコード以外の全てのコ
    ードのシンボル電力を前記アンテナブランチについて算
    出し、受信信号に含まれる共通既知信号を参照して干渉
    コード数をアンテナブランチ毎に検出し、算出したシン
    ボル電力を参照して検出した干渉コード数分の干渉コー
    ドをアンテナブランチ毎に選択し、選択した干渉コード
    を用いて受信信号に相関処理を行い、相関処理結果に対
    してそのコードが送信されたアンテナブランチのチャネ
    ル推定値を複素乗算して干渉レプリカを生成し、生成し
    た干渉レプリカを受信信号より差し引く干渉キャンセル
    方法。
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