JP2002079680A - 記録ヘッド及びインクジェット記録装置 - Google Patents

記録ヘッド及びインクジェット記録装置

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JP2002079680A
JP2002079680A JP2000267912A JP2000267912A JP2002079680A JP 2002079680 A JP2002079680 A JP 2002079680A JP 2000267912 A JP2000267912 A JP 2000267912A JP 2000267912 A JP2000267912 A JP 2000267912A JP 2002079680 A JP2002079680 A JP 2002079680A
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wiper blade
ink
wiping
recording head
flank
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Takuma Nakamura
琢磨 中村
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ノズル面のインクを短時間で効率良く除去して
装置全体のスループットを向上する。 【解決手段】ワイパーブレード14をワイピングしなが
ら残インクを拭き取られるノズル面31のワイパーブレ
ード14で拭き取るときの下流側の端部に、ノズル面3
1と直交する高さ方向が次第に小さくなるように形成さ
れた逃げ面32を設け、ノズル面31に残量したインク
をワイピングしながら拭き取ったワイパーブレード14
の撓み量を緩やかに小さくして、インクを拭き取ったワ
イパーブレード14の撓みが急激に戻るときの反動でワ
イパーブレード14の先端部に付着した残インク25が
弾き飛ばされ、記録装置内をインクにより汚染すること
を防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】この発明は、インク等の液体を噴射させて
記録紙に印刷する記録ヘッド及びインクジェット記録装
置、特にノズルに付着した液体を除去するノズルクリー
ナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンタには、インクを
噴射する記録ヘッドの性能を維持する機構が不可欠であ
る。この主な機能はインクを噴射するノズルの乾燥防止
のためのキャップ機能と、インクを記録ヘッド内に充填
するためのポンプ機能と、記録ヘッドのノズル列面を清
掃するノズルクリーナ機能等である。特にノズルクリー
ナ機能は、ノズル面にインク滴が残っていたり、ゴミ等
が付着していたりすると、噴射するインク滴が曲がった
り、ノズルからインクの噴射ができなくなったりして、
画像品質や画像形成に重大な影響を及ぼす。
【0003】また、近年は画像形成の高速化が進み、記
録ヘッドのノズル数を増やすことにより1スキャンでよ
り多くのインク滴を飛ばしてスループットを上げる改善
が行なわれている。このためノズル面により多くのイン
ク滴が残るようになり、このノズル面に残ったインク滴
をワイパーブレードで拭き取るようにしている。このよ
うにノズル面をワイパーブレードで拭き取るときに、ワ
イパーブレードがノズル面を吹き終わって記録ヘッドか
ら離れる瞬間に、ワイパーブレードの弾性反動で拭き取
られてワイパーブレードに付着したインクが弾き飛ばさ
れ、プリンタ本体内をインクにより汚染したり印字品質
へ悪影響を与えてしまう。
【0004】このワイパーブレードに付着したインクを
弾き飛ばすことを防止するため、例えば特開平6−2108
63号公報や特開平7−205437号公報に示すように、ワイ
パーブレードを記録ヘッドのノズル面と直交する方向に
移動可能とし、ワイパーブレードでノズル面を拭き終わ
ったところでワイピング動作を停止し、ワイパーブレー
ドをノズル面から離れる方向に移動して、ワイパーブレ
ードの彎曲を解消しながら弾性力によるワイパーブレー
ド先端の反動を吸収させてワイパーブレードに付着した
インクが飛び散ることを防いでいる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら記録ヘッ
ドのノズル面のワイピング動作はかなり頻繁に行われる
作業であり、記録ヘッドのノズル面をワイパーブレード
で拭き取るたびに、ワイピング動作を停止してワイパー
ブレードを記録ヘッドのノズル面と直交する方向に移動
していると、複数の記録ヘッドを有する場合、ワイピン
グ処理に多くの時間を要し、プリンタ装置全体のスルー
プットが落ちるという短所がある。
【0006】この発明はかかる短所を改善し、ノズル面
のインクを短時間で効率良く除去して装置全体のスルー
プットを向上することができる記録ヘッド及びインクジ
ェット記録装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る記録ヘッ
ドは、ノズルからインクを吐出させて被記録材に文字や
画像を記録する記録ヘッドにおいて、拭き取り領域で搬
送ユニットにより搬送されているワイパーブレードをワ
イピングしながら残インクを拭き取られるノズル面のワ
イパーブレードで拭き取るときの下流側の端部に、ノズ
ル面と直交する高さ方向が次第に小さくなるように形成
された逃げ面を設けたことを特徴とする。
【0008】上記逃げ面はワイパーブレードが抜ける前
にワイピングにより生じたワイパーブレードの弾性によ
る変形がなくなるような形状にすると良い。
【0009】この発明に係るインクジェット記録装置は
上記記録ヘッドを有することを特徴とする。そして、記
録ヘッドのノズル面のインクを除去するときに、記録ヘ
ッドの逃げ面をワイパーブレードが通過する速度を、ワ
イパーブレードの長さと弾性力及び逃げ面の逃げ量に応
じてあらかじめ算出した移動速度にすることが望まし
い。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明の記録ヘッドは、インク
を吐出するノズルのノズル面に残留したインクをワイパ
ーブレードで拭き取るときの下流側の端部には、ノズル
面と直交する高さ方向が次第に小さくなるように形成さ
れた逃げ面を有する。この逃げ面は傾斜面や凹状の彎曲
面から形成され、逃げ面のワイピング方向の下流端は、
記録ヘッドのノズル面を清掃する領域でワイパーブレー
ドを移動するタイミングベルトからの距離がワイパーブ
レードの長さより大きくなるように形成されている。
【0011】この記録ヘッドのノズル面を清掃すると
き、タイミングベルトで移動するワイパーブレードの先
端部を撓ませてノズル面に圧接し、ノズル面に付着した
インクやゴミ等を拭き取り除去する。タイミングベルト
の移動によりワイパーブレードがワイピング方向の下流
側のノズル面31の端部の逃げ面に達すると、タイミン
グベルトと逃げ面との距離が大きくなるにしたがってワ
イパーブレードの撓み量が緩やかに小さくなり、さらに
ワイパーブレードが移動してタイミングベルトと逃げ面
との距離がワイパーブレードの長さと同じになると、ワ
イパーブレードの撓み量が「0」になり曲げ応力がなく
なり、ワイパーブレードが直立した自然状態に復帰し、
ワイパーブレードの撓みが急激に戻るときの反動でワイ
パーブレードの先端部に付着した残インクが弾き飛ばさ
れることを防ぐ。
【0012】
【実施例】図1はこの発明の一実施例の構成図である。
図に示すように、インクジェットプリンタ1はシアン
C,マゼンタM、イェローY,ブラックBkの各色のイ
ンクをそれぞれ収納した4個のインクカートリッジ2
と、複数のノズルを有し各インクカートリッジ2からイ
ンクが供給される4個の記録ヘッド3と、インクカート
リッジ2と記録ヘッド3を搭載したキャリッジ4と、記
録紙を収納した給紙トレイ5a,5bや手差しテーブル
6から記録紙を印字部7に搬送する搬送ローラ8と、印
字した記録紙を排紙トレイ9に排出する排出ローラ10
を有する。そしてホスト装置から送られる画像データを
記録紙に印字するときは、キャリッジ4をキャリッジガ
イドローラ11に倣って走査しながら、搬送ローラ8に
より印字部7に送られた記録紙に記録ヘッド3のノズル
から画像データに応じてインクを噴射して文字や画像を
記録する。
【0013】記録ヘッド3のノズル面31を清掃するノ
ズルクリーナ12は、図2の配置図に示すように、搬送
ユニット13とワイパーブレード14と掻き落しユニッ
ト15及び拭き取りユニット16を有する。搬送ユニッ
ト13は駆動ローラ17と従動ローラ18に巻き回され
たタイミングベルト19を有し、記録ヘッド3のノズル
面31を清掃する領域例えば記録ヘッド3を走査するキ
ャリッジのホームポジションの近傍の所定の位置で記録
ヘッド3のノズル面31と一定間隔をおいてノズル面3
1に対向するように配置されている。ワイパーブレード
14は弾性体例えばゴムからなり、搬送ユニット13の
タイミングベルト19に取り付けられ、タイミングベル
ト19により移動しながら先端をノズル面31に押圧
し、ノズル面31に付着したインクやゴミ等を拭き取
る。掻き落しユニット15はインク溜め20と、インク
溜め20の表面に設けられた叩き落し部21を有する。
この掻き落しユニット15はタイミングベルト19の移
動方向の記録ヘッド3より下流側に配置され、叩き落し
部21の表面がタイミングベルト19からワイパーブレ
ード14の長さより小さな一定間隔D1だけ隔てるよう
にしてある。叩き落し部21はワイパーブレード14の
厚さより大きい間隔をおいて配列された複数のバー22
を有する。バー22はABS樹脂やポリアミド樹脂,ポ
リカーボネート等の機械的強度のある合成樹脂で形成さ
れている。拭き取りユニット16はケース23内に収納
された拭き取り部材24を有し、掻き落しユニット15
よりタイミングベルト19の移動方向の下流側に連設さ
れ、拭き取り部24の表面がタイミングベルト19から
ワイパーブレード14の長さより小さな一定間隔D2だ
け隔てるようにしてある。このタイミングベルト19と
拭き取り部材24の表面との間隔D2はタイミングベル
ト19と叩き落し部21の表面との間隔D1より狭くな
っている。拭き取り部材24は耐薬品性や耐水性が強
く、経年変化に対しても強い発泡プラスチック等の多孔
質材料で形成されている。
【0014】記録ヘッド3のノズル面31のワイパーブ
レード14で拭き取るときの下流側の端部には、図3の
斜視図に示すように、ノズル面31と直交する高さ方向
が次第に小さくなるように形成された逃げ面32を有す
る。この逃げ面32は、図4(a),(b)の動作説明
図に示すように、傾斜面や凹状の彎曲面から形成され、
逃げ面32のワイピング方向の下流端は、記録ヘッド3
のノズル面31を清掃する領域でタイミングベルト19
からの距離がワイパーブレード14の長さより大きくな
るように形成されている。
【0015】上記のように構成したノズルクリーナ12
により記録ヘッド3のノズル面31を清掃するときは、
搬送ユニット13の駆動ローラ17を回転してタイミン
グベルト19を一定速度で移動しながらワイパーブレー
ド14を搬送する。このワイパーブレード14が記録ヘ
ッド3の位置に達して、ワイパーブレード14の先端が
ノズル面31に接触すると、図2に示すように、ワイパ
ーブレード14が撓んで先端がノズル面31に圧接さ
れ、ワイパーブレード14が移動するにしたがってノズ
ル面31に付着したインクやゴミ等を拭き取り除去す
る。タイミングベルト19の移動によりワイパーブレー
ド14がワイピング方向の下流側のノズル面31の端部
の逃げ面32に達すると、図4に示すように、タイミン
グベルト19と逃げ面32との距離が大きくなるにした
がってワイパーブレード14の撓み量が緩やかに小さく
なって曲げ応力が小さくなる。さらにワイパーブレード
14が移動してタイミングベルト19と逃げ面32との
距離がワイパーブレード14の長さと同じになると、ワ
イパーブレード14の撓み量が「0」になり曲げ応力が
なくなり、ワイパーブレード14が直立した自然状態に
復帰し、ワイパーブレード14の撓みが急激に戻るとき
の反動でワイパーブレード14の先端部に付着した残イ
ンク25が弾き飛ばされることを防ぐことができ、イン
クジェットプリンタ1内をインクにより汚染して形成す
る画像の品質を劣化させることを防ぐことができる。
【0016】このワイパーブレード14がタイミングベ
ルト19の移動により掻き落しユニット6に達すると、
図5(a)に示すように、ワイパーブレード14の先端
部が叩き落し部21の複数のバー22を通過する。この
複数のバー22をワイパーブレード14が通過するとき
に、叩き落し部21の表面がタイミングベルト19より
ワイパーブレード14の長さより小さな間隔D1だけ隔
てて設けられ、かつ複数のバー22がワイパーブレード
14の厚さより大きい間隔をおいて配列されているか
ら、各バー22間の隙間にワイパーブレード14の先端
部が入り込み、ワイパーブレード14が弾性力で反発し
て先端部に付着した残インク25等を振るい落す。この
ワイパーブレード14の弾性を利用したインク等の叩き
落しを各バー22を通過するたびに連続的に繰返し、ワ
イパーブレード14の先端部に付着したインク等をほと
んどインク溜め20に叩き落すことができる。また、ワ
イパーブレード14の先端部が突き当たるバー22をA
BS樹脂等の合成樹脂で形成しているから、ワイパーブ
レード14が複数のバー22を通過するときに、ワイパ
ーブレード14の先端部が摩耗することを抑制でき、ワ
イパーブレード14を長期間安定して使用することがで
きる。
【0017】タイミングベルト19の移動により掻き落
しユニット15を通過して先端部に付着した残インク2
5等をほとんど除去したワイパーブレード14は拭き取
りユニット24に達すると、図5(b)に示すように、
ワイパーブレード14の先端部が弾性力により拭き取り
部材24の表面に圧接されて、先端部に残留している微
量のインク等が拭き取り部材24により拭き取られる。
このワイパーブレード14の先端部に残留している微量
のインク等を拭き取るときに、タイミングベルト19と
拭き取り部材24の表面の間隔D2がタイミングベルト
19と叩き落し部21の表面との間隔D1より狭くなっ
ているから、ワイパーブレード14の先端部のインク等
の付着面を確実に拭き取り部材24の表面に圧接するこ
とができ、ワイパーブレード24の先端部に残留したイ
ンク等を確実に拭き取って除去することができる。この
インク等を拭き取る拭き取り部材24は発泡プラスチッ
ク等の多孔質材料で形成されているから、拭き取って表
面に付着した微量のインク等は多孔質部を通って内部に
吸収され、拭き取り部材24の表面を短時間で乾燥する
ことができる。
【0018】このようにして付着したインク等を確実に
除去したワイパーブレード14を使用して記録ヘッド3
のノズル面31をクリーニングするから、記録ヘッド3
のノズル面31からインク等を確実に除去することがで
きるとともに各種の色が混色することを防止して安定し
た画像を形成することができる。
【0019】上記実施例はワイパーブレード14を記録
ヘッド3のノズル列に沿ってワイピングさせてノズル面
31をクリーニングする場合について説明したが、図6
に示すように、ノズル列と直交する方向にワイパーブレ
ード14をワイピングさせてノズル面31をクリーニン
グする場合にも同様に適用することができる。
【0020】また、ワイパーブレード14の長さと弾性
力から、ワイピングしているときの撓み量を戻すときに
ワイパーブレード14の撓みが急激に戻らないで残イン
ク25を弾き飛ばさない移動速度を逃げ面32の逃げ量
に応じてあらかじめ算出しておき、算出した移動速度に
よりノズル面31の残インク25を拭き取ったり、ノズ
ル面31の拭き取りが終わったときに、タイミングベル
ト19の移動速度を算出した移動速度に切り換えるよう
にすると、ワイパーブレード14に付着した残インク2
5を弾き飛ばすことを、より確実に防止することができ
る。
【0021】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、拭き取
り領域で搬送ユニットにより搬送されているワイパーブ
レードをワイピングしながら残インクを拭き取られるノ
ズル面のワイパーブレードで拭き取るときの下流側の端
部に、ノズル面と直交する高さ方向が次第に小さくなる
ように形成された逃げ面を設け、ノズル面に残量したイ
ンクをワイピングしながら拭き取ったワイパーブレード
の撓み量を緩やかに小さくして、インクを拭き取ったワ
イパーブレードの撓みが急激に戻るときの反動でワイパ
ーブレードの先端部に付着した残インクが弾き飛ばさ
れ、記録装置内をインクにより汚染することを防ぐこと
ができる。
【0022】また、記録ヘッドのノズル面の逃げ面をワ
イパーブレードが抜ける前にワイピングにより生じたワ
イパーブレードの弾性による変形がなくなるような形状
にすることにより、ワイパーブレードの弾性力による反
発を確実に防ぐことができる。
【0023】また、この記録ヘッドをインクジェット記
録装置に使用することにより、装置ないがインクに汚染
することを防いで高品質な画像等を安定して形成するこ
とができる。
【0024】さらに、記録ヘッドのノズル面のインクを
除去するときに、記録ヘッドの逃げ面をワイパーブレー
ドが通過する速度を、ワイパーブレードの長さと弾性力
及び逃げ面の逃げ量に応じてあらかじめ算出した移動速
度にすることにより、ワイパーブレードに付着した残イ
ンクを弾き飛ばすことを、より確実に防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例のインクジェットプリンタの
構成図である。
【図2】記録ヘッドとノズルクリーナの配置図である。
【図3】記録ヘッドの逃げ面を示す斜視図である。
【図4】上記実施例の動作を示す動作説明図である。
【図5】ワイパーブレードのクリーニング動作を示す工
程図である。
【図6】他の記録ヘッドの逃げ面を示す斜視図である。
【符号の説明】
1;インクジェットプリンタ、3;記録ヘッド、12;
ノズルクリーナ、13;搬送ユニット、14;ワイパー
ブレード、15;掻き落しユニット、16;拭き取りユ
ニット、19;タイミングベルト、31;ノズル面、3
2;逃げ面。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノズルからインクを吐出させて被記録材
    に文字や画像を記録する記録ヘッドにおいて、 拭き取り領域で搬送ユニットにより搬送されているワイ
    パーブレードをワイピングしながら残インクを拭き取ら
    れるノズル面のワイパーブレードで拭き取るときの下流
    側の端部に、ノズル面と直交する高さ方向が次第に小さ
    くなるように形成された逃げ面を設けたことを特徴とす
    る記録ヘッド。
  2. 【請求項2】 上記逃げ面はワイパーブレードが抜ける
    前にワイピングにより生じたワイパーブレードの弾性に
    よる変形がなくなるような形状にした請求項1記載の記
    録ヘッド。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2の記録ヘッドを有するこ
    とを特徴とするインクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 上記逃げ面をワイパーブレードが通過す
    るときに、ワイパーブレードの長さと弾性力及び逃げ面
    の逃げ量に応じてあらかじめ算出した移動速度でワイパ
    ーブレードを移動させる請求項3記載のインクジェット
    記録装置。
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