JP2002072731A - 定着装置および画像形成装置 - Google Patents

定着装置および画像形成装置

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JP2002072731A
JP2002072731A JP2000258783A JP2000258783A JP2002072731A JP 2002072731 A JP2002072731 A JP 2002072731A JP 2000258783 A JP2000258783 A JP 2000258783A JP 2000258783 A JP2000258783 A JP 2000258783A JP 2002072731 A JP2002072731 A JP 2002072731A
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JP
Japan
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roller
heating
belt
light
fixing
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JP2000258783A
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Tomoaki Hattori
智章 服部
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 すばやく定着温度に到達することができ、ウ
オームアップの時間の短い定着装置、および、その定着
装置を備え、クイックスタートすることのできる画像形
成装置を提供する。 【解決手段】 加熱ローラ38と、加熱ローラ38に巻
回される加熱ベルト39と、加熱ローラ38と加熱ベル
ト39を挟んで対向配置される押圧ローラ40とを備え
て、ハロゲンランプ41を加熱ベルト39の内側に配置
するとともに、加熱ローラ38の表面および加熱ベルト
39の内側面を、ブラスト処理をした後、黒色に塗装す
る。それによって、ハロゲンランプ41から照射された
光を、加熱ベルト39の内側面および加熱ローラ38の
表面において効率よく吸収して、すばやく定着温度に到
達させて、ウオームアップの短い、迅速な定着動作を確
保し、電源投入時からクイックスタートして、迅速な画
像形成を達成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、用紙上のトナーを
定着させるための定着装置、および、その定着装置を備
えるレーザプリンタなどの画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザプリンタなどの画像形成装置は、
通常、プロセス装置および定着装置を備えており、給紙
ローラによって給紙された用紙に、プロセス装置におい
て、感光ドラム上に形成される静電潜像がトナーによっ
て現像された可視像を転写して、次いで、定着装置にお
いて、用紙に転写されたトナーを加熱定着することによ
って、所定の画像を形成するようにしている。
【0003】このような画像形成装置に用いられる定着
装置は、たとえば、モノクロ画像を定着させるもので
は、ハロゲンランプなどの光源を内装する金属製の加熱
ローラと、その加熱ローラに対向配置されるゴム製の押
圧ローラとを備えており、用紙を加熱ローラと押圧ロー
ラとの間に通過させる間に、熱定着させるようにしてい
る。
【0004】また、カラー画像を定着させる場合には、
用紙上に形成されるトナー層が厚くなるため、金属製の
加熱ローラで押圧すると画像のつぶれを生じることがあ
るので、そのような金属製の加熱ローラに代えて、たと
えば、ゴム製の加熱ローラや加熱ベルトなどを、ハロゲ
ンランプなどの光源によって加熱するように構成された
ものが、種々提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した定着
装置では、光源によって加熱ローラを加熱するので、そ
の加熱ローラを所定の定着温度に到達させるまでのウオ
ームアップの時間がかかるという不具合を有する。とり
わけ、カラー画像を形成する場合には、ゴム製の加熱ロ
ーラや加熱ベルトなどを加熱するので、金属製の加熱ロ
ーラに比べて定着温度に到達させるまでの時間が長くか
かり、ウオームアップにその分時間を要して、画像形成
装置をクイックスタートすることができないという不具
合がある。
【0006】本発明は、上記した不具合を解決するため
になされたものであり、その目的とするところは、すば
やく定着温度に到達することができ、ウオームアップの
時間の短い定着装置、および、その定着装置を備え、ク
イックスタートすることのできる画像形成装置を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、加熱ローラと、前記加熱
ローラに巻回される加熱ベルトと、前記加熱ローラと前
記加熱ベルトを挟んで対向配置される押圧ローラとを備
え、記録媒体上に形成される現像剤を定着させるための
定着装置において、前記加熱ベルトに対して、前記加熱
ローラ側には、前記加熱ベルトおよび前記加熱ローラに
光を照射するための光源が設けられるとともに、前記加
熱ベルトおよび前記加熱ローラの少なくとも一方には、
その光源から照射される光を受ける面において、その光
を吸収するための光吸収処理がなされていることを特徴
としている。
【0008】このような構成によると、光源から照射さ
れた光は、加熱ベルトおよび加熱ローラに照射される。
そして、加熱ベルトおよび加熱ローラの少なくとも一方
の、光源から照射される光を受ける面には、その光を吸
収するための光吸収処理がなされているので、照射され
た光は、その面において効率よく吸収される。そのた
め、すばやく定着温度に到達することができ、ウオーム
アップの短い、迅速な定着動作を確保することができ
る。
【0009】また、少なくとも、光源から照射される光
を受ける面に、そのような光吸収処理がなされていれば
よいので、加熱ベルトにあっては、その反対側の面、す
なわち、押圧ローラに対向して記録媒体と接触する側の
面に、そのような光吸収処理をしなくてもよく、そのた
め、記録媒体上の現像剤の定着性に影響を与えることも
なく、現像剤の良好な定着を達成することができる。
【0010】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、前記加熱ベルトおよび前記加熱
ローラにおける前記光源からの光を受ける面が、光吸収
材料によって形成する処理、塗装処理、ブラスト処理、
化学処理から選択される少なくとも1つの光吸収処理が
なされていることを特徴としている。
【0011】このような各種の処理によって光吸収処理
がなされると、光源から照射される光を、確実かつ効率
的に吸収することができる。そのため、ウオームアップ
の短い、迅速な定着動作を確実に達成することができ
る。
【0012】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、前記加熱ベルトにおける前記光
源から光を受ける面が、その加熱ベルトにおける光源か
ら光を受けない面に対して、表面粗さがより大きくなる
ように形成されていることを特徴としている。
【0013】このような構成によると、光源から照射さ
れた光は、加熱ベルトにおける光を受ける面において受
光される。そして、その受光面は、表面粗さが、その受
光面と反対側の面に対して大きくなるように形成されて
いるので、より表面積が大きく、照射された光は、その
受光面において効率よく吸収される。そのため、すばや
く定着温度に到達することができ、ウオームアップの短
い、迅速な定着動作を、より一層、確保することができ
る。また、加熱ベルトにおける受光面と反対側の面、す
なわち、押圧ローラに対向して記録媒体と接触する面
は、受光しないので、表面粗さを大きくする必要はな
く、現像剤の定着性を優先的に考慮して、表面粗さを決
定すればよいため、記録媒体上の現像剤の定着性により
影響を与えることが少なく、現像剤の良好な定着を達成
することができる。
【0014】さらに、加熱ベルトにおける受光面は、加
熱ローラと対向接触するので、その表面の表面粗さが大
きいと、加熱ローラとの間の摩擦抵抗が大きくなって、
加熱ベルトと加熱ローラとの間のスリップが防止され、
加熱ローラから加熱ベルトへの確実な駆動の伝達を確保
することができる。
【0015】また、請求項4に記載の発明は、画像形成
装置であって、請求項1ないし3のいずれかに記載の定
着装置を備えていることを特徴としている。
【0016】このような定着装置を備えると、ウオーム
アップの短い、迅速な定着動作を確保することができる
ので、電源投入時からクイックスタートして、迅速な画
像形成を達成することができる。
【0017】また、請求項5に記載の発明は、請求項4
に記載の発明において、カラー画像を形成可能に構成さ
れていることを特徴としている。
【0018】カラー画像を形成する場合には、記録媒体
上に形成される現像剤層が厚くなるので、現像剤の接触
面を金属製の加熱ローラで押圧すると画像のつぶれを生
じることがある。そのため、現像剤の接触面をゴム製の
加熱ローラの内部から加熱することが好ましいが、現像
剤の接触面をそのようなゴム製の加熱ローラの内部から
加熱すると、金属製の加熱ローラに比べて、ゴムの熱伝
導速度が金属に比べ遅いため、定着温度に到達させるま
での時間が長くかかるという不具合を生じる。
【0019】しかし、本発明の画像形成装置では、ウオ
ームアップの短い、迅速な定着動作を確保し得る定着装
置を備えているので、加熱ローラおよび加熱ベルトとし
てゴム製のものを用いて、つぶれの少ない良好なカラー
画像を形成することができながら、電源投入時からクイ
ックスタートして、迅速な画像形成を実現することがで
きる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の画像形成装置と
してのカラーレーザプリンタの一実施形態を示す要部側
断面図である。
【0021】図1において、このカラーレーザプリンタ
1は、本体ケーシング2内に、記録媒体としての用紙3
を給紙するための給紙ユニット4、用紙3に画像を形成
するための画像形成ユニット5、および、用紙3を排紙
するための排紙ユニット6などを備えている。
【0022】給紙ユニット4は、本体ケーシング2の上
方に配設され、用紙3を収容するための給紙トレイ7
と、給紙トレイ7に収容される用紙3を給紙するための
給紙ローラ8と、給紙ローラ8に対し用紙3の搬送方向
下流側に設けられるレジストローラ9とを備えている。
給紙トレイ7内には、その一端が給紙ローラ8に向けて
ばね10によって付勢されている用紙押圧板11が、揺
動可能に支持されている。用紙押圧板11上には、用紙
3が積載状にスタックされており、その最上位にある用
紙3が、給紙ローラ8の回転によって1枚毎に給紙さ
れ、この給紙ローラ8から搬送される用紙3を、1対の
レジストローラ9によって所定のレジスト後に、次に述
べる画像形成ユニット5に送るようにしている。
【0023】画像形成ユニット5は、スキャナユニット
12、現像ユニット13および定着装置としての定着ユ
ニット14を備えている。
【0024】スキャナユニット12は、本体ケーシング
2内の上部に設けられ、レーザ発光部(図示せず。)、
回転駆動されるポリゴンミラー15、レンズ16および
17、反射鏡18および19などを備えており、レーザ
発光部から発光される所定の画像データに基づくレーザ
ビームを、矢印で示すように、ポリゴンミラー15、レ
ンズ16、反射鏡18、レンズ17、反射鏡19の順に
通過あるいは反射させて、後述する感光ベルト20のエ
ンドレスベルト33の表面上に高速走査にて照射させて
いる。
【0025】現像ユニット13は、本体ケーシング2内
のスキャナユニット12の下方に配設され、感光ベルト
20、現像カートリッジ21、スコロトロン型帯電器2
2、中間転写ベルト23、転写ローラ24などを備えて
いる。
【0026】現像カートリッジ21は、イエロー、マゼ
ンタ、シアンおよびブラックの各色に対応して4つ設け
られており、感光ベルト20にそれぞれ対向させた状態
で、上下方向に互いに所定の間隔を隔てて並列状に配置
されている。
【0027】各現像カートリッジ21、すなわち、イエ
ロー現像カートリッジ21Y、マゼンタ現像カートリッ
ジ21M、シアン現像カートリッジ21Cおよびブラッ
ク現像カートリッジ21Kは、前後方向に延びる断面矩
形状に形成され、感光ベルト20に対して近い方から順
に、現像ローラ25、層厚規制ブレード26、供給ロー
ラ27およびトナー収容室28が備えられている。な
お、各現像カートリッジ21は、感光ベルト20と対向
する各現像ローラ25を、感光ベルト20の表面に選択
的に接触または離間させることができるように、水平方
向に移動可能に構成されている。
【0028】各トナー収容室28内には、各現像カート
リッジ28毎に、イエロー、マゼンタ、シアンおよびブ
ラックの各色を有する正帯電性の非磁性1成分のトナー
が収容されており、そのトナー収容室28内には、前後
方向に所定の間隔を隔てて配置される複数のアジテータ
29が設けられている。そして、各アジテータ29を回
転させることにより、トナー収容室28内のトナーを、
効率良く循環させて供給ローラ27に供給するようにし
ている。
【0029】トナー収容室28の側方には、供給ローラ
27が回転可能に配設されており、また、この供給ロー
ラ27に対向して、現像ローラ25が、回転可能に配設
されている。そして、これら供給ローラ27と現像ロー
ラ25とは、そのそれぞれがある程度圧縮されるような
状態で互いに当接されている。供給ローラ27は、金属
製のローラ軸に、導電性の発泡材料からなるローラが被
覆されている。また、現像ローラ25は、金属製のロー
ラ軸に、導電性のゴム材料からなるローラが被覆されて
いる。なお、現像ローラ25には、所定の現像バイアス
が印加されている。また、現像ローラ25の近傍には、
層厚規制ブレード26が、現像ローラ25上を押圧する
ような状態で設けられている。
【0030】そして、トナー収容室28から放出される
トナーは、供給ローラ27の回転により、現像ローラ2
5に供給され、この時、供給ローラ27と現像ローラ2
5との間で正に摩擦帯電され、さらに、現像ローラ25
上に供給されたトナーは、現像ローラ25の回転に伴っ
て、層厚規制ブレード26と現像ローラ25との間に進
入し、ここでさらに十分に摩擦帯電されて、一定の厚さ
の薄層として現像ローラ25上に担持される。
【0031】一方、感光ベルト20は、各現像カートリ
ッジ21の側方に配置され、最上位に位置するイエロー
現像カートリッジ92Yの現像ローラ21よりもやや上
方に設けられる第1ローラ30と、この第1ローラ30
の垂直方向下方で、最下位に位置するブラック現像カー
トリッジ21Kの現像ローラ25よりもやや下方に設け
られる第2ローラ31と、これら第1ローラ30および
第2ローラ31の途中であって、これら第1ローラ30
および第2ローラ31よりも前方側方に設けられる第3
ローラ32とを備えており、これら第1ローラ30、第
2ローラ31および第3ローラ32が、略三角形状に配
置されている。
【0032】また、第1ローラ30、第2ローラ31お
よび第3ローラ32の外周には、その表面に有機感光材
料などからなる正帯電性の感光層を有するエンドレスベ
ルト33が巻装されており、矢印方向(時計方向)に移
動可能とされている。このエンドレスベルト33は、第
1ローラ30と第2ローラ31との間において、上下方
向に並列に配置される各現像ローラ25に接触するよう
に、また、第2ローラ31と第3ローラ32との間にお
いて、後述する中間転写ベルト23の第2ローラ35
と、中間転写ベルト23のエンドレスベルト37を介し
て接触するように巻装されている。
【0033】また、スコロトロン型帯電器22は、感光
ベルト20の第1ローラ30と第3ローラ32との間の
エンドレスベルト33の上方に、所定間隔を隔てて配設
されている。このスコロトロン型帯電器22は、タング
ステンなどの帯電用ワイヤからコロナ放電を発生させる
正帯電用のスコロトロン型の帯電器であり、感光ベルト
20の表面を一様に正帯電させることができるように構
成されている。
【0034】そして、エンドレスベルト33の表面は、
スコロトロン型帯電器22により、第1ローラ30と第
3ローラ32との間において、一様に正帯電された後、
第1ローラ30上においてスキャナユニット12からの
レーザービームの高速走査により露光され、所定の画像
データに基づく静電潜像が形成される。次いで、静電潜
像が形成されたエンドレスベルト33上に、現像カート
リッジ21の現像ローラ25が接触することにより、エ
ンドレスベルト33上に可視像が形成される。すなわ
ち、静電潜像が形成されているエンドレスベルト33上
に、各現像ローラ25が接触すると、各現像ローラ25
上に担持されかつ正帯電されているトナーが、エンドレ
スベルト33上に形成される静電潜像、すなわち、一様
に正帯電されているエンドレスベルト33の表面のう
ち、レーザービームによって露光され電位が下がってい
る部分に、選択的に付着することによって可視像化さ
れ、これによって、各現像ローラ25における反転現像
が達成される。
【0035】中間転写ベルト23は、感光ベルト20の
側方に配置されており、用紙3の搬送経路に臨むよう
に、レジストローラ9に対して用紙3の搬送方向下流側
に設けられる第1ローラ34と、この第1ローラ34の
後方下側であって、感光ベルト20の第2ローラ31と
第3ローラ32との間のエンドレスベルト33に対向状
に設けられる第2ローラ35と、第2ローラ35から所
定間隔を隔てて前方下側に設けられる第3ローラ36と
を備えており、これら第1ローラ34、第2ローラ35
および第3ローラ36が、略三角形状に配置されてい
る。また、これら第1ローラ34、第2ローラ35およ
び第3ローラ36の外周には、エンドレスベルト37が
巻装されており、第2ローラ35上で感光ベルト20の
エンドレスベルト33と接触するような状態で、矢印方
向(反時計方向)に移動可能とされている。エンドレス
ベルト37の材質は、導電性のポリカーボネイトやポリ
イミドなどの樹脂が用いられる。そして、感光ベルト2
0のエンドレスベルト33上に形成された可視像は、中
間転写ベルト23の第2ローラ35上において、中間転
写ベルト23のエンドレスベルト37上に転写される。
【0036】そして、各色毎に、感光ベルト20のエン
ドレスベルト33上に可視像を形成し、それを、順次、
中間転写ベルト23のエンドレスベルト37上に重ねて
いくことによってカラー画像が形成される。すなわち、
まず、最上位に位置するイエロー現像カートリッジ21
Yの現像ローラ25のみを感光ベルト20のエンドレス
ベルト33に接触させると、そのイエローのトナーによ
ってエンドレスベルト33上に可視像が形成され、この
可視像が第2ローラ31と第3ローラ32との間を通過
する時に、中間転写ベルト23のエンドレスベルト37
上に転写される。その次に、二番目に位置するマゼンタ
現像カートリッジ21Mの現像ローラ25のみを感光ベ
ルト20のエンドレスベルト33に接触させると、その
マゼンタのトナーによってエンドレスベルト33上に可
視像が形成され、この可視像が第2ローラ31と第3ロ
ーラ32との間を通過する時に、既にイエローのトナー
画像が転写されている中間転写ベルト23のエンドレス
ベルト37上に重ねて転写される。その後、同様の操作
が、シアン現像カートリッジ21Cのシアンのトナー、
およびブラック現像カートリッジ21Kのブラックのト
ナーによって繰り返され、これによって、中間転写ベル
ト23のエンドレスベルト37上にカラー画像が形成さ
れる。
【0037】転写ローラ24は、中間転写ベルト23の
上方であって、中間転写ベルト23の第1ローラ34と
用紙3を介して対向する位置に、回転可能に配設されて
いる。転写ローラ24は、金属製のローラ軸に、導電性
のゴム材料からなるローラが被覆されており、所定の転
写バイアスが印加されている。そして、中間転写ベルト
23上に形成されたカラー画像は、用紙3が中間転写ベ
ルト23のエンドレスベルト37と転写ローラ24との
間を通る間に用紙3に一括転写され、その後、転写され
た用紙3は、定着ユニット14に搬送される。
【0038】定着ユニット14は、中間転写ベルト23
に対して用紙3の搬送方向下流側に配置されており、後
で詳述するが、加熱ローラ38と、その加熱ローラ38
に巻回される加熱ベルト39と、加熱ローラ38と加熱
ベルト39を挟んで対向配置される押圧ローラ40と、
加熱ローラ38および加熱ベルト39を加熱するために
光を照射する光源としてのハロゲンランプ41と、反射
板42などを備えている。そして、現像ユニット13に
おいて用紙3上に転写されたカラー画像は、用紙3が加
熱ベルト39と押圧ローラ40との間を通過する間に熱
定着される。
【0039】排紙ユニット6は、定着ユニット14に対
して用紙3の搬送方向下流側に配置されており、排紙ロ
ーラ43と排紙トレイ44とを備えている。そして、定
着ユニット14によりカラー画像が熱定着された用紙3
は、1対の排紙ローラ43によって、排紙トレイ44上
に排紙される。
【0040】また、このカラーレーザプリンタ1には、
用紙3に転写した後に中間転写ベルト23のエンドレス
ベルト37上に残存するトナーを回収するための転写側
クリーナ48が設けられている。転写側クリーナ48
は、中間転写ベルト23の下方であって、第3ローラ3
6と対向するように配置され、上部に開口部が形成され
る回収ボックス49と、回収ボックス49の開口部に設
けられるクリーニングブレード50とを備えている。中
間転写ベルト23のエンドレスベルト37に残存するト
ナーは、クリーニングブレード50によって掻き取ら
れ、回収ボックス49内に回収される。
【0041】また、このカラーレーザプリンタ1には、
中間転写ベルト23のエンドレスベルト37に転写した
後に感光ベルト20のエンドレスベルト33上に残存す
るトナーを回収するための感光側クリーナ45が設けら
れている。感光側クリーナ45は、感光ベルト20の側
方であって、第3ローラ32と対向するように配置さ
れ、側部に開口部が形成される回収ボックス46と、回
収ボックス46の開口部に設けられるクリーニングブレ
ード47とを備えている。感光ベルト20のエンドレス
ベルト33に残存するトナーは、クリーニングブレード
47によって掻き取られ、回収ボックス46内に回収さ
れる。
【0042】そして、このカラーレーザプリンタ1で
は、図2に示すように、定着ユニット14が次のように
構成されている。すなわち、この定着ユニット14は、
上記したように、加熱ローラ38、加熱ベルト39、押
圧ローラ40、ハロゲンランプ41、反射板42を備え
ている。
【0043】加熱ローラ38は、金属製のローラ軸51
に、シリコンゴムやフッ素ゴムなどのゴム製のローラ5
2が被覆されている。カラー画像を形成する場合には、
用紙3上に形成されるトナー層が厚くなるので、金属製
の加熱ローラで押圧すると画像のつぶれを生じることが
ある。そのため、このように、ゴム製のローラ52を用
いれば、そのようなつぶれの少ない良好なカラー画像を
形成することができる。
【0044】また、加熱ローラ38は、ゴム製のローラ
52に、光吸収処理がなされている。光吸収処理として
は、ローラ52を着色する処理やローラ52の表面を粗
面化する処理などが用いられている。ローラ52を着色
すれば、その着色された波長において光をよく吸収する
ことができ、また、ローラ52の表面を粗面化すれば、
表面積を大きくすることができ、受光面において効率よ
く吸収することができる。また、ローラ52の表面を粗
面化すれば、加熱ベルト39との間の摩擦抵抗が大きく
なって、加熱ベルト39との間のスリップが防止され、
確実な駆動の伝達を確保することができる。
【0045】着色処理としては、ローラ52自体を光吸
収性材料によって形成するか、あるいは、ローラ52の
表面を塗装すればよい。ローラ52自体を光吸収性材料
によって形成する場合には、たとえば、シリコンゴムや
フッ素ゴムなどに、カーボンブラックなどの着色剤を配
合して成形すればよい。また、ローラ52の表面を塗装
する場合には、たとえば、ローラ52の表面を黒色など
で塗装すればよい。なお、ローラ52の表面に、カーボ
ンブラックなどの着色剤が配合されているコート層を形
成するようにしてもよい。
【0046】また、粗面化処理としては、ブラスト処理
するか、あるいは、化学処理すればよい。ブラスト処理
する場合には、たとえば、ローラ52の表面を、サンド
ブラストなどによって粗面化すればよい。また、化学処
理する場合には、たとえば、ローラ52の表面を、酸な
どを用いて粗面化すればよい。なお、ローラ52の粗面
化では、その表面の表面粗さRzを、0.1μm以上と
することが好ましい。
【0047】加熱ローラ38のローラ52は、これらの
光吸収処理が複合的に処理されていてもよく、より具体
的には、このローラ52は、その表面が、ブラスト処理
された後、黒色に塗装されている。
【0048】また、加熱ベルト39は、エンドレスの帯
状をなし、加熱ローラ38と、加熱ローラ38より下方
において、互い所定の間隔を隔てて回転自在に設けられ
る2つのガイドローラ53および54との外周に巻回さ
れており、加熱ローラ38の駆動により、これら加熱ロ
ーラ38および2つのガイドローラ53および54の周
りを矢印方向(反時計方向)に移動するように構成され
ている。これによって、加熱ベルト39は、その外側面
が、押圧ローラ40に対向して押圧され、用紙3の定着
時には用紙3上のトナーと接触し、その内側面が、加熱
ローラ38および2つのガイドローラ53および54と
接触するようになる。
【0049】この加熱ベルト39は、ポリイミドやPF
A(テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビ
ニルエーテルコポリマー)などのゴム材料からなり、加
熱ローラ38のローラ52と同じく、光吸収処理がなさ
れている。すなわち、この光吸収処理は、上記した加熱
ローラ38のローラ52の光吸収処理と同じく、加熱ベ
ルト39を着色する処理や加熱ベルト39の表面を粗面
化する処理などが用いられている。加熱ベルト39を着
色すれば、その着色された波長において光をよく吸収す
ることができ、また、加熱ベルト39の表面を粗面化す
れば、表面積を大きくすることができ、受光面において
効率よく吸収することができる。
【0050】着色処理としては、上記と同様に、たとえ
ば、ポリイミドやPFAなどに、カーボンブラックなど
の着色剤を配合して、加熱ベルト39自体を光吸収性材
料によって形成するか、あるいは、加熱ベルト39の表
面を黒色などで塗装すればよい。加熱ベルト39の材料
として、PFAが用いられている場合には、たとえば、
ナトリウムナフタレン処理などによっても着色すること
ができる。また、加熱ベルト39の表面を着色する場合
には、少なくとも、その内側面を着色すればよく、用紙
3と接触する外側面は、特に着色しなくてもよい。内側
面のみを着色するには、より具体的には、たとえば、内
側面のみに、カーボンブラックなどの着色剤が配合され
ているコート層や、ナトリウムナフタレン処理されてい
るコート層を形成するか、あるいは、加熱ベルト39の
内側面のみを黒色などで塗装すればよい。
【0051】また、粗面化処理としては、上記と同様
に、たとえば、サンドブラストなどによってブラスト処
理するか、あるいは、酸などを用いて化学処理すればよ
い。なお、加熱ベルト39の粗面化処理では、その内側
面のみを粗面化して、加熱ベルト39の外側面に対する
内側面の表面粗さがより大きくなるようにすればよい。
すなわち、加熱ベルト39の外側面を粗面化すると、用
紙3上のトナーと接触して定着する時に、定着性に影響
を与えて、定着不良を生じる場合がある。そのため、加
熱ベルト39の内側面のみを粗面化すれば、用紙3上の
トナーの定着性に影響を与えることなく、トナーの良好
な定着を確保しながら、内側面において光を効率よく吸
収することができる。また、内側面を粗面化すれば、加
熱ローラ38との間の摩擦抵抗が大きくなって、加熱ロ
ーラ38との間のスリップが防止され、確実な駆動の伝
達を確保することができる。なお、加熱ベルト39の粗
面化では、その表面の表面粗さRzを、0.1μm以上
とすることが好ましい。
【0052】また、加熱ベルト39は、これらの光吸収
処理が複合的に処理されていてもよく、より具体的に
は、この加熱ベルト39は、その内側面が、ブラスト処
理された後、黒色に塗装されている。
【0053】押圧ローラ40は、加熱ベルト39を挟ん
で対向配置され、用紙3の定着時には、用紙3における
トナー層が形成される反対側の面から用紙3を押圧する
ように構成されている。この押圧ローラ40は、アルミ
ニウム製の管部材55に、シリコンゴムやフッ素ゴムな
どのゴム製のローラ56が被覆されている。カラー画像
を形成する場合には、用紙3上に形成されるトナー層が
厚くなるので、トナーの接触面を金属製の押圧ローラで
押圧すると画像のつぶれを生じることがある。そのた
め、このように、ゴム製のローラ56を用いれば、その
ようなつぶれの少ない良好なカラー画像を形成すること
ができる。
【0054】ハロゲンランプ41は、加熱ローラ38お
よび2つのガイドローラ53および54に巻回される加
熱ベルト39の内側略中央に配置され、加熱ローラ38
および加熱ベルト39に内側から光を照射して、これら
を加熱するように構成されている。
【0055】また、反射板42は、このハロゲンランプ
41の周りにおいて、ハロゲンランプ41を覆うように
配置され、その一方側が、加熱ベルト39が加熱ローラ
38に対して接触して巻回される部分に向けて開放され
ている。そのため、ハロゲンランプ41から照射される
光は、この反射板42によって反射され、より多くの光
が、加熱ベルト39と押圧ローラ40との接触部の直ぐ
上流における、加熱ベルト39および加熱ローラ38の
部位に向けて照射される。
【0056】そして、ハロゲンランプ41から照射され
た光は、加熱ベルト39の内側面および加熱ローラ38
の表面において受光されるが、加熱ベルト39の内側面
および加熱ローラ38の表面には、上記したように、そ
の光を吸収するための光吸収処理がなされているので、
照射された光は、各受光面において効率よく吸収され
る。そのため、加熱ベルト39および加熱ローラ38
は、そのハロゲンランプ41からの光によってすばやく
加熱され、迅速に定着温度に到達することができる。し
たがって、このような定着ユニット14を備えると、ウ
オームアップの短い、迅速な定着動作を確保することが
できるので、このカラーレーザプリンタ1では、電源投
入時からクイックスタートして、迅速な画像形成を達成
することができる。
【0057】とりわけ、このカラーレーザプリンタ1で
は、カラー画像を形成するために、用紙3上に形成され
るトナー層が厚くなるので、画像のつぶれを防止すべ
く、加熱ローラ38のローラ52、加熱ベルト39およ
び押圧ローラ40のローラ56をゴム製として構成して
いるが、加熱ローラ38のローラ52および加熱ベルト
39に、上記した光吸収処理を行なうことによって、こ
れらの光の吸収効率が高められているので、加熱により
温度上昇しにくいというゴム製の不具合が有効に解消さ
れている。したがって、このカラーレーザプリンタ1で
は、定着時において、つぶれの少ない良好なカラー画像
を形成することができながら、電源投入時からクイック
スタートして、迅速な画像形成を実現している。
【0058】また、この定着ユニット14では、ハロゲ
ンランプ41を、加熱ベルト39の内側に配置して、加
熱ベルト39の内側面のみを光吸収処理すればよいよう
に構成しているので、たとえば、用紙3上のトナーと接
触する加熱ベルト39の外側面を粗面化処理した場合に
生ずる定着不良などの不具合も、有効に解消されてい
る。
【0059】なお、上記の説明においては、加熱ローラ
38および加熱ベルト39を、光吸収材料によって形成
する処理、塗装処理、ブラスト処理、化学処理などの各
種の光吸収処理を行なうことによって、光の吸収効率を
高めるようにしているが、これらの処理は、加熱ローラ
38および加熱ベルト39の材質や、目的および用途に
よって、適宜選択すればよく、それらのうちの少なくと
も1つの光吸収処理がなされていればよい。また、上記
の説明では、加熱ローラ38および加熱ベルト39の両
方を光吸収処理したが、目的および用途によっては、そ
れらのいずれか一方のみを光吸収処理するようにしても
よい。
【0060】また、上記の説明では、このような定着ユ
ニット14を、カラーレーザプリンタ1に適用した例と
して説明したが、たとえば、このような定着ユニット1
4を、モノクロ画像を形成するレーザプリンタに適用し
てもよい。モノクロ画像を形成するレーザプリンタで
は、用紙3上に形成されるトナー層が薄く、画像のつぶ
れをあまり考慮しなくてもよいので、たとえば、加熱ロ
ーラ38として、より熱効率のよい金属製のものを用
い、その金属製の加熱ローラ38の表面に、上記した塗
装処理、ブラスト処理、化学処理などの各種の光吸収処
理を行なうようにしてもよい。
【0061】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1に記載の発
明によれば、加熱ベルトおよび加熱ローラの少なくとも
一方の、光源から照射される光を受ける面が、光源から
照射される光を効率よく吸収するので、ウオームアップ
の短い、迅速な定着動作を確保することができる。ま
た、加熱ベルトにあっては、押圧ローラに対向して記録
媒体と接触する側の面に、光吸収処理をしなくてもよい
ので、記録媒体上の現像剤の定着性に影響を与えること
もなく、現像剤の良好な定着を達成することができる。
【0062】請求項2に記載の発明によれば、各種の処
理によって、ウオームアップの短い、迅速な定着動作を
確実に達成することができる。
【0063】請求項3に記載の発明によれば、加熱ベル
トにおける光源からの光を受光する受光面の表面積がよ
り大きいので、照射される光を効率よく吸収して、ウオ
ームアップの短い、迅速な定着動作を、より一層、確保
することができる。また、受光面と反対側の面は、受光
しないので、表面粗さを大きくする必要はなく、現像剤
の定着性を優先的に考慮して、表面粗さを決定すればよ
いため、記録媒体上の現像剤の定着性により影響を与え
ることが少なく、現像剤の良好な定着を達成することが
できる。また、加熱ベルトにおける受光面の表面粗さが
大きいと、加熱ローラとの間の摩擦抵抗が大きくなっ
て、加熱ベルトと加熱ローラとの間のスリップが防止さ
れ、加熱ローラから加熱ベルトへの確実な駆動の伝達を
確保することができる。
【0064】請求項4に記載の発明によれば、ウオーム
アップの短い、迅速な定着動作を確保することができる
ので、電源投入時からクイックスタートして、迅速な画
像形成を達成することができる。
【0065】請求項5に記載の発明によれば、ウオーム
アップの短い、迅速な定着動作を確保し得る定着装置を
備えているので、加熱ローラおよび加熱ベルトとしてゴ
ム製のものを用いて、つぶれの少ない良好なカラー画像
を形成することができながら、電源投入時からクイック
スタートして、迅速な画像形成を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置としてのカラーレーザプ
リンタの一実施形態を示す要部側断面図である。
【図2】図1に示すカラーレーザプリンタの定着ユニッ
トを拡大して示す要部側断面図である。
【符号の説明】
1 カラーレーザプリンタ 14 定着ユニット 38 加熱ローラ 39 加熱ベルト 40 押圧ローラ 41 ハロゲンランプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05B 3/00 335 H05B 3/00 335 345 345 Fターム(参考) 2H033 AA11 AA30 BA11 BB04 BB18 3J103 AA02 AA13 AA14 AA32 AA51 AA61 AA72 BA02 BA16 BA41 EA20 FA01 FA20 FA23 GA02 GA52 GA58 HA04 HA05 HA06 HA11 HA15 HA31 HA52 HA53 HA54 3K058 AA02 BA18 DA02 EA00 GA06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱ローラと、前記加熱ローラに巻回さ
    れる加熱ベルトと、前記加熱ローラと前記加熱ベルトを
    挟んで対向配置される押圧ローラとを備え、記録媒体上
    に形成される現像剤を定着させるための定着装置におい
    て、 前記加熱ベルトに対して、前記加熱ローラ側には、前記
    加熱ベルトおよび前記加熱ローラに光を照射するための
    光源が設けられるとともに、前記加熱ベルトおよび前記
    加熱ローラの少なくとも一方には、その光源から照射さ
    れる光を受ける面において、その光を吸収するための光
    吸収処理がなされていることを特徴とする、定着装置。
  2. 【請求項2】 前記加熱ベルトおよび前記加熱ローラに
    おける前記光源からの光を受ける面が、光吸収材料によ
    って形成する処理、塗装処理、ブラスト処理、化学処理
    から選択される少なくとも1つの光吸収処理がなされて
    いることを特徴とする、請求項1に記載の定着装置。
  3. 【請求項3】 前記加熱ベルトにおける前記光源から光
    を受ける面が、その加熱ベルトにおける光源から光を受
    けない面に対して、表面粗さがより大きくなるように形
    成されていることを特徴とする、請求項1に記載の定着
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の定
    着装置を備えていることを特徴とする、画像形成装置。
  5. 【請求項5】 カラー画像を形成可能に構成されている
    ことを特徴とする、請求項4に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7010255B2 (en) 2002-05-31 2006-03-07 Ricoh Company, Ltd. Fixing device having a heating member and image forming apparatus including the same
US20100098468A1 (en) * 2008-10-20 2010-04-22 Samsung Electronics Co., Ltd. Fusing device and image forming apparatus employing the same
US8938194B2 (en) 2011-11-15 2015-01-20 Canon Kabushiki Kaisha Image heating apparatus

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US8244166B2 (en) * 2008-10-20 2012-08-14 Samsung Electronics Co., Ltd. Fusing device and image forming apparatus employing the same
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