JP2002070910A - エアダンパー - Google Patents

エアダンパー

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JP2002070910A JP2000255858A JP2000255858A JP2002070910A JP 2002070910 A JP2002070910 A JP 2002070910A JP 2000255858 A JP2000255858 A JP 2000255858A JP 2000255858 A JP2000255858 A JP 2000255858A JP 2002070910 A JP2002070910 A JP 2002070910A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリンダー内に塵埃が入り込みにくいエアダ
ンパーの提供。 【解決手段】 筒状のシリンダー1と、該シリンダー内
をシール状態を保って移動するピストン2と、該ピスト
ンに連設されてシリンダーの一端開口部1aを出没する
ピストンロッド3とを備え、シリンダーとピストンロッ
ドのいずれか一方は支持構造体側に固定されて、該支持
構造体に対して相対的に移動する移動体の移動をコント
ロールするエアダンパーにおいて、ピストンロッドを一
部が開口3aして残りが連続する周壁3bを有する断面
形状に成形して、該ピストンロッドの開口を鉛直下方か
ら水平方向の範囲内に位置させることにより、少なくと
も、ピストンロッドの一部開口が塵埃の入り込みにくい
方向に向けて位置しているので、従来の如く、その作動
中に、塵埃がピストンロッドを介してシリンダーの内部
に容易に入り込んでしまう恐れがなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、自動車の
グローブボックス等で使用されるシリンダー型のエアダ
ンパーの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種エアダンパーとして、特開
2000−65116号公報に示すものが存する。該従
来のエアダンパーは、具体的には図示しないが、両端部
が開口した筒状のシリンダーと、該シリンダー内をシー
ル状態を保って移動するピストンと、該ピストンに連設
されてシリンダーの一端開口部を出没するピストンロッ
ドと、シリンダーの他端開口部を移動可能に閉塞するキ
ャップとを備え、シリンダーの他端開口部の内径側に円
環状のシール面を形成し、キャップの基板に半径方向に
張り出す円環状のシールフランジを形成する構成となっ
ている。尚、上記したピストンロッドは、断面十文字形
状に成形されている。
【0003】そこで、実際に、自動車のグローブボック
スで使用する場合には、シリンダーをその取付片を介し
てインストルメントパネル側に回動可能に固定し、ピス
トンロッドをその先端部の取付孔を介してグローブボッ
クス側に固定して、グローブボックスを開方向へ移動す
ると、ピストンロッドがシリンダーの一端開口部から徐
々に引き出されて、ピストンがシリンダー内を同方向に
移動することとなるが、この時点では、シリンダー内で
の圧力変動により、キャップの基板を移動させて、その
シールフランジをシリンダー側のシール面に密着させる
ので、空気はキャップの基板に開設されているオリフィ
スのみを通過してシリンダー内に流入して、これによ
り、ダンパー効果を得て、グローブボックスがゆっくり
と開放状態に移動することが保障できる。
【0004】逆に、グローブボックスを閉方向へ移動さ
せると、ピストンロッドがシリンダー内に徐々に押し込
まれるので、ピストンもシリンダー内を同方向に移動す
ることとなるが、今度は、シリンダー内での圧力変動に
より、シリンダー内に蓄積された空気で、キャップの基
板が逆方向に移動して、そのシールフランジをシリンダ
ー側のシール面から離間させて、シリンダー内の空気を
外部に逃がすので、これにより、ピストンがシリンダー
内を速やかに移動して、グローブボックスの閉動作を助
長する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来のエアダ
ンパーにあっては、単に、シリンダー内での圧力変動に
より、キャップ側のシールフランジをシリンダー側のシ
ール面に接離させるだけで、ワンウエイ方式のエアダン
パーを即座に提供できる利点を有するが、反面、グロー
ブボックス側にその先端部が固定されるピストンロッド
は、断面十文字形状に成形されている関係で、特に、ピ
ストンロッドの鉛直上方に空気中の塵埃が溜まって、そ
の作動中に、塵埃がシリンダーの内部に容易に入り込ん
でしまう恐れを十分に有していた。この為、シリンダー
内に塵埃が一旦入り込んでしまうと、シリンダーとピス
トンのシール部が磨耗・損傷して、シール不良を引き起
こしたり、或いは、摺動抵抗が徒に高くなる問題点が招
来される。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、斯かる従来エ
アダンパーの課題を有効に解決するために開発されたも
ので、請求項1記載の発明は、筒状のシリンダーと、該
シリンダー内をシール状態を保って移動するピストン
と、該ピストンに連設されてシリンダーの一端開口部を
出没するピストンロッドとを備え、シリンダーとピスト
ンロッドのいずれか一方は支持構造体側に固定されて、
該支持構造体に対して相対的に移動する移動体の移動を
コントロールするエアダンパーにおいて、上記ピストン
ロッドを一部が開口して残りが連続する周壁を有する断
面形状に成形して、該ピストンロッドの開口を鉛直下方
から水平方向の範囲内に位置させる構成を採用した。
【0007】請求項2記載の発明は、筒状のシリンダー
と、該シリンダー内をシール状態を保って移動するピス
トンと、該ピストンに連設されてシリンダーの一端開口
部を出没するピストンロッドとを備え、シリンダーとピ
ストンロッドのいずれか一方は支持構造体側に固定され
て、該支持構造体に対して相対的に移動する移動体の移
動をコントロールするエアダンパーにおいて、上記ピス
トンロッドを一部が開口して残りが連続する周壁を有す
る断面形状に成形して、該ピストンロッドの開口を支持
構造体と移動体のうち接近する側に対面させる構成を採
用した。
【0008】請求項3記載の発明は、筒状のシリンダー
と、該シリンダー内をシール状態を保って移動するピス
トンと、該ピストンに連設されてシリンダーの一端開口
部を出没するピストンロッドとを備え、シリンダーとピ
ストンロッドのいずれか一方は支持構造体側に固定され
て、該支持構造体に対して相対的に移動する移動体の移
動をコントロールするエアダンパーにおいて、上記ピス
トンロッドを一部が開口して残りが連続する周壁を有す
る断面形状に成形して、該ピストンロッドの開口を支持
構造体と移動体のうちピストンロッドが固定される側に
対面させる構成を採用した。
【0009】請求項4記載の発明は、筒状のシリンダー
と、該シリンダー内をシール状態を保って移動するピス
トンと、該ピストンに連設されてシリンダーの一端開口
部を出没するピストンロッドとを備え、シリンダーとピ
ストンロッドのいずれか一方は支持構造体側に固定され
て、該支持構造体に対して相対的に移動する移動体の移
動をコントロールするエアダンパーにおいて、上記ピス
トンロッドを一部が開口して残りが連続する周壁を有す
る断面形状に成形する一方、シリンダーを自動車のイン
ストルメントパネル側に固定し、ピストンロッドをグロ
ーブボックス又はそのリッド側に固定して、ピストンロ
ッドの連続する周壁を鉛直上方に位置させ、同開口を鉛
直下方に位置させる構成を採用した。
【0010】請求項5記載の発明は、請求項1乃至請求
項4を前提として、ピストンロッドを出没させるシリン
ダーの一端開口部縁に、ピストンロッドの連続する周壁
と摺接する庇を、シリンダーの一端開口部縁のピストン
ロッドの開口が近接する側よりも突出する状態に設ける
構成を採用した。
【0011】請求項6記載の発明は、請求項1乃至請求
項4を前提として、ピストンロッドを出没させるシリン
ダーの一端開口部を逆U字形状に成形すると共に、ピス
トンロッドの断面形状を上記シリンダーの一端開口部と
相似する逆U字形状に成形して、上記シリンダーの一端
開口部の両側縁に一対の拡開部を設ける構成を採用し
た。
【0012】依って、請求項1乃至請求項4記載の発明
にあっては、少なくとも、ピストンロッドの一部開口が
塵埃の入り込みにくい方向に向けて位置しているので、
従来の如く、その作動中に、塵埃がピストンロッドを介
してシリンダーの内部に容易に入り込んでしまう恐れが
なくなるので、シリンダーとピストンのシール部が磨耗
・損傷して、シール不良を引き起こしたり、摺動抵抗が
徒に高くなることは決してない。
【0013】請求項5記載の発明にあっては、庇の存在
で、シリンダーの一端開口部におけるピストンロッドの
出没が円滑に案内できると共に、ピストンロッドの引き
出し状態においてはシリンダーの一端開口部縁との当接
による荷重を低減できるので、ピストンロッドが折損す
る心配もない。請求項6記載の発明にあっては、シリン
ダーの一端開口部と、ピストンロッドの断面形状を共に
相似する逆U字形状に成形した関係で、両者の逆U字形
状の円弧部分によるガイドによってピストンロッドの安
定した摺動が保障される上に、拡開部の存在で、シリン
ダーの一端開口部の両側縁はピストンロッドの連続する
周壁には摺接しないので、ピストンロッドの摺動抵抗を
小さくすることが可能となる。
【0014】又、本発明の下で、シリンダーの一端開口
部縁に中心に向かって突出するストッパー片を形成し
て、ピストンロッドがシリンダー内に没する時には、当
該ストッパー片にピストンロッドの一部を当接させるよ
うに構成すれば、ピストンロッドの全没位置を規制する
ことができるので、シリンダーの他端開口部を閉塞する
キャップがピストンロッドによってシリンダーから外れ
ることを有効に防止できると共に、ストッパー片はピス
トンロッドの内部に入り込むので、見栄えも良好とな
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示する好適な実
施の形態に基づいて詳述すれば、該実施の形態に係るエ
アダンパーは、支持構造体たる自動車のインストルメン
トパネル側に回動可能に軸支される移動体たるグローブ
ボックス又はそのリッドの開閉動をコントロールするも
のとして開発されたもので、基本的には、従来と同様
に、図1に示す如く、両端部が開口した筒状のシリンダ
ー1と、該シリンダー1内をシール状態を保って移動す
るピストン2と、該ピストン2に連設されてシリンダー
1の一端開口部1aを出没するピストンロッド3と、シ
リンダー1の他端開口部1bを移動可能に閉塞するキャ
ップ4とを備えるものである。
【0016】そして、シリンダー1は、図2にも示す如
く、その一端開口部1a側に対しては、後述するピスト
ンロッド3の断面形状と相似する絞った逆U字形状とな
して、その上部縁にピストンロッド3の連続する周壁3
bと摺接する所定長さの庇5を外方に向けて突設すると
共に、下部縁にストッパー片6を中心に向けて突設し、
且つ、逆U字形状の両側縁に一対の拡開部7を設けて、
該各拡開部7の範囲内においてはピストンロッド3の連
続する周壁3bと摺接させない構成となしている。尚、
上記庇5の長さは、ピストンロッド3のシリンダー1内
に対する全没時に、後述するその先端部に設けられる取
付孔3cを塞がない長さΔ1に設定し、その分、シリン
ダー1の一端開口部1aの下縁部よりも外方へ突出さ
せ、その巾も上記取付孔3cを塞がない寸法とする。
【0017】ここで、上記シリンダー1の一端開口部1
aとピストンロッド3の形状について説明を加えると、
図示する如く、両者1a・3は互いに相似する逆U字形
状に成形されている関係で、ピストンロッド3の引出状
態にあっては、両者1a・3の逆U字形状の円弧部分が
摺接してガイドされるので、ピストン3の安定した移動
が保障されることとなる。又、シリンダー1の一端側開
口部1aの逆U字形状の両側縁に拡開部7を設けること
で、該各拡開部7の範囲内においてはピストンロッド3
の連続する周壁3bと摺接しないととなるので、ピスト
ンロッド3の摺動抵抗を小さくできる利点がある。
【0018】又、他端開口部1b側に対しては、その内
径側に円環状のシール面8を形成すると共に、該シール
面8の周縁に一般面よりも若干大径となって外方に延び
る延長筒9を連続して形成して、該延長筒9に複数の係
止孔10と切欠部11とを一定の間隔をおいて交互に形
成する構成となっている。
【0019】ピストン2は、図3にも示す如く、ピスト
ンロッド3と一体に成形されて、シリンダー1の内径よ
りも若干小径な円盤部12に、シリンダー1の内径より
も若干大径な円環状のシール突起13をビード形態をも
って一体に形成すると共に、円盤部12の下面側を凹状
に肉抜きして、円環状のシール突起13のシリンダー1
内での撓みを積極的に促す構成となっている。
【0020】ピストンロッド3は、一部が開口3aして
残りが連続する周壁3bを有する断面逆U字形状に成形
されて、その内部に一定の間隔をおいて複数の補強リブ
壁14を介設すると共に、先端部に取付孔3cを形成す
る構成となっている。但し、各補強リブ壁14の高さ
は、上記したストッパー片6との干渉を避けるために、
ピストンロッド3の高さよりも小さく設定するものとす
る。又、本実施の形態にあっては、ピストンロッド3の
断面形状を逆U字形状となしているが、本発明は、これ
に限定されるものではなく、一部が開口3aして残りが
連続する周壁3bを有する断面形状であれば、逆V字形
状や逆コ字形状等に変更することも十分に可能である。
【0021】キャップ4は、図4にも示す如く、上記シ
リンダー1の延長筒9側に移動可能に取り付けられる円
盤状の基板15と、該円盤状基板15から延びて半径方
向に張り出す円環状のシールフランジ16とを有し、円
盤状基板15の略中央部にオリフィス17を開設すると
共に、円盤状基板15の周面に、上記係止孔10に係止
する係止片18と、切欠部11に係止する位置決め片1
9を形成して、シリンダー1内でのピストン2の移動に
伴う圧力変動で、シールフランジ16を上記シール面8
に接離させる構成となっている。
【0022】依って、斯かる構成のエアダンパーを組み
付ける場合には、単に、シリンダー1の内部にその他端
開口部1b側からピストンロッド3とピストン2を挿入
した後、各位置決め片19をシリンダー1の延長筒9に
形成された切欠部11にあてがいながら、キャップ4を
延長筒9内に押し込むと、今度は、キャップ4の各係止
片18が延長筒9に形成されている係止孔10に係止す
るので、これにより、図5に示す如く、ワンウエイ方式
のエアダンパーが簡単に組み付けられることとなる。
【0023】そこで、実際に、自動車のグローブボック
スで使用する場合には、具体的には図示しないが、シリ
ンダー1をその選択した1個の取付片1cを介してイン
ストルメントパネル側に回動可能に固定し、ピストンロ
ッド3をその先端部の取付孔3cを介してグローブボッ
クス側に回動可能に固定すれば良い訳であるが、この場
合には、逆U字形状を呈するピストンロッド3の連続す
る周壁3b側を鉛直上方に位置させて、その開口3a側
を鉛直下方に位置させるものとする。
【0024】そして、グローブボックスを開方向へ移動
させると、ピストンロッド3がシリンダー1の一端開口
部1aから徐々に引き出されて、ピストン2がシリンダ
ー1内を同方向に移動することとなるが、この時点で
は、図6に示す如く、シリンダー1内での圧力変動によ
り、キャップ4の円盤状基板15がその係止片18を延
長筒9の係止孔10の孔縁に当接するまで移動して、シ
ールフランジ16をシリンダー1のシール面8に完全に
密着させることとなるので、空気はオリフィス17のみ
を通過してシリンダー1内に流入して、これにより、ダ
ンパー効果を得て、グローブボックスはゆっくりと開放
状態に移動することが保障できる。
【0025】尚、この場合には、ピストンロッド3の連
続する周壁3bの上面側が上記した庇5に摺接しながら
移動することとなるので、ピストンロッド3の安定した
移動を保障できることは言うまでもないが、特に、庇5
の存在によって、引き出し状態におけるピストンロッド
3に加わる荷重をテコの原理を利用して低減できるの
で、ピストンロッド3の折損をも有効に防止できると共
に、塵埃が溜まり易いピストンロッド3の開口3a側が
鉛直下方に位置しているので、空気中の塵埃がピストン
ロッド3によりシリンダー1の内部に入り込むことを効
果的に防止できる。
【0026】又、シリンダー1の一端開口部1aの両側
縁には一対の拡開部7が形成されている関係で、この区
間では、ピストンロッド3の連続する周壁3bが一端開
口部1aの両側縁には摺接しないので、摺動抵抗を小さ
くして、支持剛性を向上できることとなる。特に、成形
時には、周壁3b上面の円弧部分は高精度が得られる
が、側面の直線部分はそれ程高精度が得られないので、
この側面の直線部分を摺接させないことは極めて合理的
な構造となる。
【0027】逆に、グローブボックスを閉方向へ移動さ
せると、これに応じて、ピストンロッド3がシリンダー
1内に徐々に押し込まれるので、ピストン2も同方向に
移動することとなるが、今度は、図7に示す如く、シリ
ンダー1内での圧力変動により、シリンダー1内に蓄積
された空気で、円盤状基板15に形成された係止片18
が延長筒9の係止孔10の反対側の孔縁に当接するま
で、キャップ4の円盤状基板15が延長筒9内で逆方向
に移動して、シールフランジ16をシール面8から離間
させて、シリンダー1内に蓄積された空気を外部に効率
良く逃がすので、ピストン2は何らの抵抗もなく元の位
置に復帰することが可能となって、これにより、グロー
ブボックスの閉動作が助長されることとなる。
【0028】しかも、この場合には、シリンダー1の一
端開口部1a側の下部縁にストッパー片6が形成されて
いる関係で、図8に示す如く、ピストンロッド3がシリ
ンダー1内に没する時には、当該ストッパー片6にピス
トンロッド3の逆U字形状の端縁が当接して、ピストン
ロッド3の全没位置を規制することができるので、シリ
ンダー1の他端開口部1bを閉塞するキャップ4がピス
トンロッド3によって外れることを有効に防止できると
共に、ストッパー片6はピストンロッド3の内部に入り
込むので、見栄えも良好となる。尚、ピストンロッド3
の各補強リブ壁14は、ピストンロッド3の高さよりも
小さく設定されて、ストッパー片6との間にΔ2だけ間
隔を空けているので、ストッパー片6と干渉する恐れは
ない。
【0029】又、ピストンロッド3を一部が開口3aし
て残りが連続する周壁3bを有する断面形状に成形した
ことは、補強リブ壁14の存在と相俟って、ピストンロ
ッド3自体の剛性が向上して、作動時の曲げや捻りの応
力に有効に対応することが可能となると共に、軽量化・
材料費のコストダウン・生産性の向上に加えて、外観上
の見栄えの向上にも役立つこととなる。
【0030】尚、上記した実施の形態にあっては、ピス
トンロッド3の連続する周壁3b側を鉛直上方に位置さ
せ、塵埃が溜まり易い同開口3a側を鉛直下方に位置さ
せた関係で、その作動中に、ピストンロッド3に塵埃が
溜まる心配がないので、シリンダー1内に塵埃が入り込
むことはないが、例えば、ピストンロッド3の開口3a
を鉛直下方から水平方向の範囲内においてグローブボッ
クスと近接する状態をもって対面させるように構成して
も、同様な効果が得られることとなる。
【0031】
【発明の効果】以上の如く、本発明は、上記構成の採用
により、少なくとも、ピストンロッドの一部開口が塵埃
の入り込みにくい方向に向けて位置しているので、従来
の如く、その作動中に、塵埃がピストンロッドを介して
シリンダーの内部に容易に入り込んでしまう恐れがなく
なるので、シリンダーとピストンのシール部が磨耗・損
傷して、シール不良を引き起こしたり、摺動抵抗が徒に
高くなることは決してない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るエアダンパーを分解
して示す斜視図である。
【図2】(A)はシリンダーの側面図、(B)は同断面
図である。
【図3】(A)はピストンとピストンロッドの断面図、
(B)は図3AのA−A線断面図、(C)は図3AのB
−B線断面図である。
【図4】キャップの断面図である。
【図5】エアダンパーを組み付けた状態を示す断面図で
ある。
【図6】オリフィスから空気をシリンダー内に流入させ
てダンパー効果を得る状態を説明する要部断面図であ
る。
【図7】シリンダー内に蓄積された空気を外部に逃がす
状態を説明する要部断面図である。
【図8】ピストンロッドの全没位置を規制した状態を説
明する要部断面図である。
【符号の説明】
1 シリンダー 1a 一端開口部 1b 他端開口部 1c 取付片 2 ピストン 3 ピストンロッド 3a 開口 3b 周壁 3c 取付孔 4 キャップ 5 庇 6 ストッパー片 7 拡開部 8 シール面 9 延長筒 10 係止孔 11 切欠部 12 円盤部 13 シール突起 14 補強リブ壁 15 基板 16 シールフランジ 17 オリフィス 18 係止片 19 位置決め片 Δ1 庇の長さ Δ2 補強リブ壁とストッパー片の間隔

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状のシリンダーと、該シリンダー内を
    シール状態を保って移動するピストンと、該ピストンに
    連設されてシリンダーの一端開口部を出没するピストン
    ロッドとを備え、シリンダーとピストンロッドのいずれ
    か一方は支持構造体側に固定されて、該支持構造体に対
    して相対的に移動する移動体の移動をコントロールする
    エアダンパーにおいて、上記ピストンロッドを一部が開
    口して残りが連続する周壁を有する断面形状に成形し
    て、該ピストンロッドの開口を鉛直下方から水平方向の
    範囲内に位置させたことを特徴とするエアダンパー。
  2. 【請求項2】 筒状のシリンダーと、該シリンダー内を
    シール状態を保って移動するピストンと、該ピストンに
    連設されてシリンダーの一端開口部を出没するピストン
    ロッドとを備え、シリンダーとピストンロッドのいずれ
    か一方は支持構造体側に固定されて、該支持構造体に対
    して相対的に移動する移動体の移動をコントロールする
    エアダンパーにおいて、上記ピストンロッドを一部が開
    口して残りが連続する周壁を有する断面形状に成形し
    て、該ピストンロッドの開口を支持構造体と移動体のう
    ち接近する側に対面させたことを特徴とするエアダンパ
    ー。
  3. 【請求項3】 筒状のシリンダーと、該シリンダー内を
    シール状態を保って移動するピストンと、該ピストンに
    連設されてシリンダーの一端開口部を出没するピストン
    ロッドとを備え、シリンダーとピストンロッドのいずれ
    か一方は支持構造体側に固定されて、該支持構造体に対
    して相対的に移動する移動体の移動をコントロールする
    エアダンパーにおいて、上記ピストンロッドを一部が開
    口して残りが連続する周壁を有する断面形状に成形し
    て、該ピストンロッドの開口を支持構造体と移動体のう
    ちピストンロッドが固定される側に対面させたことを特
    徴とするエアダンパー。
  4. 【請求項4】 筒状のシリンダーと、該シリンダー内を
    シール状態を保って移動するピストンと、該ピストンに
    連設されてシリンダーの一端開口部を出没するピストン
    ロッドとを備え、シリンダーとピストンロッドのいずれ
    か一方は支持構造体側に固定されて、該支持構造体に対
    して相対的に移動する移動体の移動をコントロールする
    エアダンパーにおいて、上記ピストンロッドを一部が開
    口して残りが連続する周壁を有する断面形状に成形する
    一方、シリンダーを自動車のインストルメントパネル側
    に固定し、ピストンロッドをグローブボックス又はその
    リッド側に固定して、ピストンロッドの連続する周壁を
    鉛直上方に位置させ、同開口を鉛直下方に位置させたこ
    とを特徴とするエアダンパー。
  5. 【請求項5】 ピストンロッドを出没させるシリンダー
    の一端開口部縁に、ピストンロッドの連続する周壁と摺
    接する庇を、シリンダーの一端開口部縁のピストンロッ
    ドの開口が近接する側よりも突出する状態に設けたこと
    を特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の
    エアダンパー。
  6. 【請求項6】 ピストンロッドを出没させるシリンダー
    の一端開口部逆U字形状に成形すると共に、ピストン
    ロッドの断面形状を上記シリンダーの一端開口部と相似
    する逆U字形状に成形して、上記シリンダーの一端開口
    部の両側縁に一対の拡開部を設けたことを特徴とする請
    求項1乃至請求項4のいずれかに記載のエアダンパー。
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