JP2002066810A - 溝入れ用スローアウェイチップ - Google Patents

溝入れ用スローアウェイチップ

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JP2002066810A
JP2002066810A JP2000261741A JP2000261741A JP2002066810A JP 2002066810 A JP2002066810 A JP 2002066810A JP 2000261741 A JP2000261741 A JP 2000261741A JP 2000261741 A JP2000261741 A JP 2000261741A JP 2002066810 A JP2002066810 A JP 2002066810A
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cutting edge
sensor line
chip
throw
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Hideaki Kataoka
英明 片岡
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Kyocera Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 センサラインと外部回路との電気的接続が確
実に行え、しかも切削加工に支障なく接続を達成するこ
とのできる損耗センサ付き溝入れスローアウェイチップ
を提供する。 【解決手段】 すくい面2と前逃げ面3との稜線部に前
切刃5が、すくい面2と横逃げ面4との稜線部に横切刃
6が形成されてなる溝入れ用スローアウェイチップ1で
あって、前逃げ面3から横逃げ面4にかけて、前切刃5
と横切刃6に沿って延びる導電性のセンサライン12が
チップ本体に対して電気的に絶縁状態で設けられ、チッ
プ本体の上面側および/または底面側には、所定の回路
と電気的に接続可能な対をなす2つの接触領域が、チッ
プ本体に対して電気的に絶縁状態で設けられ、2つの接
触領域とセンサラインの一端および他端とをそれぞれ接
続する2本の接続ライン15、16が、チップ本体の表
面に、チップ本体に対して電気的に絶縁状態で設けられ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は溝入れ加工に使用す
るスローアウェイチップに関し、特に切刃の摩耗を検知
するセンサラインを設けた溝入れ用スローアウェイチッ
プに関する。
【0002】
【従来の技術】ホルダー等に装着され、切削刃として機
能するスローアウェイチップが公知である。スローアウ
ェイチップは、刃先が摩耗したときに再研磨せずに取り
換える使い捨てのチップである。スローアウェイチップ
は、通常は、四角形や三角形を基本とする略平板状の母
材の各コーナ部分に切刃稜が形成されている。そしてい
ずれかのコーナ部分の切刃稜が摩耗すると、他のコーナ
部分の切刃稜を使用する。そしてすべてのコーナ部分の
切刃稜が摩耗したときに取り換えられる。
【0003】ところで、スローアウェイチップの切刃稜
がどの程度摩耗したかを調べることは容易なことではな
い。特に、切削加工中に、切削加工を中断することな
く、切刃稜の摩耗量を検出することは作業環境上大変難
しい。
【0004】従来の切刃稜の摩耗量検知方法としては、
(1)切削加工を中断し、スローアウェイチップをホル
ダー等から取り外し、工具顕微鏡等で切刃稜を観察する
というやり方、(2)切刃稜の摩耗に付随して起こる現
象、たとえば切削力の低下や振動の増加、異音の発生等
を、工作機械上の加工部近傍に設置したセンサで検出
し、その検出信号に基づいて切刃稜の摩耗量を推定する
やり方、等があった。
【0005】しかしながら、上記(1)のやり方は、切
削加工を中断して行わなければならず、しかも切刃稜の
摩耗量を定量的に検出できず、精度が良くないという課
題があった。
【0006】また、上記(2)のやり方は、複雑な検出
装置を必要とし、しかも、摩耗量の検出感度が悪く、信
頼性に欠けるという課題があった。
【0007】これら課題を解決する提案が、実開平3−
120323号公報に記載されている。この公報には、
スローアウェイチップの逃げ面に、切刃稜に沿って導電
膜でセンサラインを設けることが開示されている。セン
サラインの幅は、摩耗許容幅に対応させることも開示さ
れている。従って、この公報に開示のスローアウェイチ
ップによれば、切刃稜の摩耗に伴いセンサラインも摩耗
し、センサラインが途切れたときに切刃稜が寿命に達し
たと判別することができる。
【0008】また、特開平9−38846号公報には、
スローアウェイチップではない通常の切削工具におい
て、その逃げ面に薄膜回路を設け、逃げ面の摩耗に伴っ
て薄膜回路が摩耗することに伴い電気抵抗が変化するこ
とを検知して、切削工具の寿命を自動的に判定する方法
が提案されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】逃げ面の切刃稜に沿っ
て導電性膜のセンサラインを形成し、そのラインの抵抗
値の変化を検出するというやり方は、切刃稜の摩耗を検
知するやり方として好ましい。
【0010】ところが、このやり方をスローアウェイチ
ップに採用しようとした場合、切刃稜に沿ってセンサラ
インを設けても、そのセンサラインを外部の検知回路等
に接続するのが実際上困難であるという課題に遭遇す
る。
【0011】より具体的に説明すると、スローアウェイ
チップは前述したように使い捨てのチップであり、その
大きさは1cm3にも満たない小さなものである。当該
チップは、切削液(水や油)および切り屑に晒されなが
ら切削加工を行う。このような環境下で、小さな溝入れ
スローアウェイチップに形成されたセンサラインを外部
の検知回路等に支障なく接続するという技術は実現され
ていなかった。
【0012】また、溝加工用のスローアウェイチップで
は、刃先の溝幅全体が被削材に転写されるため、切削加
工を行うとチップのコーナー部で摩耗が進行するが、コ
ーナー部が摩耗すると溝幅が小さくなり、場合によって
は溝幅の公差を外れてしまう。そのため、溝幅を定期的
にゲージで管理する必要があり、作業が煩雑になる。
【0013】さらに、溝加工は刃先の前切刃の全周が被
削材に当たり、切り屑の噛み込みによってマイクロチッ
ピングが生じやすいが、前切刃にマイクロチッピングが
生じると溝底面の面粗さが荒れてしまうという問題があ
った。
【0014】本願はかかる課題を解決し、実用的な実装
を行うことのできる損耗センサ付き溝入れスローアウェ
イチップを提供するものである。
【0015】本願発明の主たる目的は、ホルダー等に装
着された際に、溝入れスローアウェイチップに形成され
たセンサラインと外部回路との電気的接続が確実に行
え、しかも切削加工に支障なく接続を達成することので
きる損耗センサ付き溝入れ用スローアウェイチップを提
供することである。
【0016】この出願の他の目的は、スローアウェイチ
ップに備えられたセンサラインと外部回路との接続部分
を保護することのできる溝入れ用スローアウェイチップ
を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明では、チップ本体の少なくとも
一端部の上面側にすくい面が、端面側に前逃げ面が、お
よび側面側に横逃げ面が形成され、このすくい面と前逃
げ面との稜線部に前切刃が、すくい面と横逃げ面との稜
線部に横切刃が形成されてなる溝入れ用スローアウェイ
チップであって、前記前逃げ面から横逃げ面にかけて、
前記前切刃と横切刃に沿って延びる導電性のセンサライ
ンが前記チップ本体に対して電気的に絶縁状態で設けら
れ、前記チップ本体の上面側および/または底面側に
は、所定の回路と電気的に接続可能な対をなす2つの接
触領域が、前記チップ本体に対して電気的に絶縁状態で
設けられ、前記2つの接触領域とセンサラインの一端お
よび他端とをそれぞれ接続する2本の接続ラインが、前
記チップ本体の表面に、チップ本体に対して電気的に絶
縁状態で設けられていることを特徴とする。
【0018】また、請求項2に係る発明では、全体とし
て略板状を呈するチップ本体の外周面に、周方向に隣接
して形成されるすくい面と逃げ面との対が1組又は前記
周方向に沿って複数組形成され、前記対をなすすくい面
と逃げ面との交差位置にそれぞれ厚さ方向の切刃が形成
された溝入れ用スローアウェイチップにおいて、前記逃
げ面に前記切刃に沿って延びる導電性のセンサラインが
前記チップ本体に対して電気的に絶縁状態で設けられ、
前記チップ本体の上面側および/または周面側には、所
定の回路と電気的に接続可能な対をなす2つの接触領域
が、前記チップ本体に対して電気的に絶縁状態で設けら
れ、前記2つの接触領域とセンサラインの一端および他
端とをそれぞれ接続する2本の接続ラインが、前記チッ
プ本体の表面に、チップ本体に対して電気的に絶縁状態
で設けられていることを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して発明の具体
的な実施形態を説明する。図1は請求項1に係る溝入れ
用スローアウェイチップを示す図であり、(a)は平面
視した状態を示す図、(b)は側面側から見た図、
(c)は底面から見た図、(d)は端面側から見た図で
ある。
【0020】チップ本体1は、全体として略角柱状をな
しており、一端部の上側にはすくい面2が形成されてい
る。また、一端部の端面側に前逃げ面3が、側端面側に
は横逃げ面4が形成され、このすくい面2と前逃げ面3
との稜線部に前切刃5が、すくい面と横逃げ面との稜線
部に横切刃6が形成される。また、チップ本体1の他の
端部側にも前切刃5と横切刃6が形成されている。
【0021】この溝入れ用スローアウェイチップでは、
チップ本体1がクランプ部材を介してホルダーに取付け
られる。
【0022】この溝入れ用スローアウェイチップは、平
面視および側面視したときに略左右対象となるように形
成されており、平面視した状態で180°回転させると
他の端部側の切刃5、6を切削に使用できる。この両端
部には、それぞれ前切刃5と横切刃6に沿って延びる導
電性膜のセンサライン12が設けられている。
【0023】このセンサライン12は、上辺と下辺とで
区画された所定幅を有する導電性膜から成り、逃げ面
3、4に設けられている。具体的には前逃げ面3と横逃
げ面4上に、前切刃5と横切刃6に沿って延びるように
形成されている。
【0024】センサライン12には、その上辺が前切刃
5と横切刃6に接しており、この切刃5、6に沿って延
びる幅Wの導電性膜のラインである。センサライン12
にはチップ本体1に対して電気的に絶縁状態で設けられ
ている。
【0025】センサライン12の幅Wは、切刃5、6の
寿命基準量(逃げ面3、4の摩耗限界)に一致されてい
る。通常、この種のスローアウェイチップ1の寿命基準
量は、0.05〜0.7mmの範囲内であるから、セン
サライン12の幅Wも、かかる寿命基準量と等しい値に
されている。
【0026】例えば、スローアウェイチップ1の逃げ面
3、4の摩耗が0.2mmで寿命となる場合には、セン
サライン12の幅Wも0.2mmとして作成される。切
刃5、6によって切削加工が行われると、加工時間の増
加とともに切刃5、6および逃げ面3、4の摩耗が進行
する。逃げ面3、4の摩耗が進行すると、それに応じて
センサライン12も摩耗する。そして逃げ面3、4の摩
耗幅が寿命基準量以上に達すると、この寿命基準量に一
致された幅Wを有するセンサライン12は摩耗により断
線する。センサライン12の両端の抵抗値は、後述する
ように外部回路により測定されているから、センサライ
ン12の抵抗値が無限大になった時点をもって、切刃
5、6の切刃稜が寿命に達したと判定することができ
る。
【0027】図1(a)に示すように、上面側の略中央
部には接触領域13が設けられ、裏面側の略中央部には
他の接触領域14が設けられている。2つの接触領域1
3、14は、導電性膜により形成されており、本体1に
対して絶縁状態で設けられている。接触領域13、14
は、例えばホルダーの外部に備えられる抵抗値の検知回
路と電気的に接続可能な領域である。後述するようにス
ローアウェイチップ1がホルダーに装着されたとき、ホ
ルダーに設けられた検知回路のプローブが、この接触領
域13、14に電気的に接続される。接触領域13、1
4は、検知回路のプローブ等が接触し易いようにできる
限り大きな領域とするのが好ましい。
【0028】本体1の横逃げ面4から上面側にわたっ
て、導電性膜により、母材1と絶縁状態で、接続ライン
15、16が設けられている。接続ライン15は、セン
サライン12の一端121と一方の接触領域13とを電
気的に接続するものであり、接続ライン16は、センサ
ライン12の他端122と他方の接触領域14とを電気
的に接続するものである。接続ライン15、16は、セ
ンサライン12の幅Wに比べて充分太いラインとされ、
接続ライン15、16の電気抵抗値が、センサライン1
2の電気抵抗値に比べて充分大きくされている。よっ
て、センサラインの電気抵抗値の変化の検出には、接続
ライン15、16は影響を及ぼさない。
【0029】また、この溝入れ用スローアウェイチップ
1は左右逆にして使用することができるから、図1
(a)に示す上面に設けられた接触領域13と図1
(c)に示す裏面に設けられた接触領域14も、上面の
中心に対して180°回転しても接続可能な位置関係に
なっている。
【0030】図2は、図1に示す溝入れ用スローアウェ
イチップ1をホルダーに装着する様子を示す図解的な斜
視図である。
【0031】ホルダー20の先端にはチップ装着用のチ
ップ座21が形成されている。スローアウェイチップ1
はこのチップ座21に納められ、底面8が当接される。
チップ座21の近傍にはクランプ部材22を差し込んで
ねじ止めするクランプ部材取付穴23が設けられてい
る。チップ1を上方から押さえるようにクランプ部材2
2が取付穴23に差し込まれて、その中央に形成された
ねじ孔に螺合される。これによりスローアウェイチップ
1はホルダー20に装着される。
【0032】チップ座21とクランプ部材22には、装
着されたスローアウェイチップ1の接触領域13、14
と対向する位置に、一対のプローブ25、26が突設さ
れている。プローブ25、26はチップ1側へ弾力付勢
されていて、チップ座21およびクランプ部材22から
たとえば数mm突出している。スローアウェイチップ1
がチップ座21に装着されると、スローアウェイチップ
1の底面と上面によってプローブ25、26は押し込ま
れ、その先端はチップ座21およびクランプ部材22と
面一となる。このときプローブ25、26の先端はスロ
ーアウェイチップ1の上面と底面に設けられた接触領域
13、14とそれぞれ電気的に接触した状態となる。
【0033】プローブ25、26には、一点鎖線で示す
ように、ホルダー20内に敷設されたリード線28がつ
ながれていて、このリード線28はオーム計等の抵抗値
の検知回路29に接続されている。
【0034】よって、検知回路29により、チップ座2
1に装着されたスローアウェイチップ1の切削に使用す
る切刃9に設けられたセンサライン12の低抗値を測定
することができる。
【0035】図3および図4は接触領域13、14の他
の態様を示す図であり、図3および図4において、
(a)は上面側からみた図、(b)は側面側からみた
図、(c)は端面側からみた図、(d)は底面側からみ
た図である。
【0036】図3に示す溝入れ用スローアウェイチップ
1では、センサライン12の一端121と他端122に
接続された接触領域13、14は本体1の上面側に設け
られる。接触領域13、14と接続ライン15、16を
このように形成しても切刃9部分の摩耗を良好に検知で
きる。この場合、ホルダーのクランプ部材に二つのプロ
ーブを設ける。
【0037】図4に示す溝入れ用スローアウェイチップ
1では、センサライン12の一端121と他端122に
接続された接触領域13、14は本体1の底面側に設け
られる。接触領域13、14と接続ライン15、16を
このように形成しても切刃9部分の摩耗を良好に検知で
きる。この場合、ホルダーのチップ座に二つのプローブ
を設ける。
【0038】次に、この発明にかかるスローアウェイチ
ップの母材ならびにセンサライン、接触領域および接続
ライン等の材質や製造方法につき説明をする。
【0039】スローアウェイチップの母材としては、ア
ルミナ質焼結体、窒化珪素質焼結体、サーメット、超硬
合金、立方晶窒化ホウ素質焼結体(CBN/cubic
Boron Nitride)、ダイヤモンド焼結体
(PCD/Polycrystalline Diam
ond)等が使用できる。
【0040】アルミナ質焼結体としては、ZrO2を2
ないし30重量%、Fe、Ni、Coの酸化物のうち少
なくとも1種を0.01ないし5重量%、残部がAl2
3および不可避不純物からなるアルミナ質焼結体など
が使用できる。
【0041】窒化珪素質焼結体としては、窒化珪素を8
5〜96モル%、周期律表第3a族元素を酸化物換算で
1〜5モル%、不純物的酸素をSiO2換算で3〜10
モル%の割合で含有し、アルミニウム化合物の含有量が
酸化物(Al23)換算で1重量%以下のものなどがあ
る。
【0042】サーメットとしては、Tiを炭化物、窒化
物あるいは炭窒化物換算で50ないし80重量%、周期
律表第6a族元素を炭化物換算で10ないし40重量%
の割合で含有するとともに(窒素/炭素+窒素)で表さ
れる原子比が0.4ないし0.6の範囲内にある硬質相
成分70ないし90重量%と、鉄族金属から成る結合相
成分10ないし30重量%とから成るTiCN基サーメ
ットなどある。
【0043】超硬合金としては、硬質相と結合相で構成
されるものなどがあり、硬質相は、炭化タングステン、
または炭化タングステンの5〜15重量%を周期律表第
4a、5a、6a族金属の炭化物、窒化物、炭窒化物で
置換したものなどからなり、結合相は、Co等の鉄族金
属を主成分とするもので、例えば全量中に5〜15重量
%の割合で含有される。
【0044】スローアウェイチップの切刃部分に形成さ
れるセンサライン12は、それ自体が所定の電気抵抗値
を有する。この電気低抗値の変化をオーム計で測定する
ことによって、スローアウェイチップの摩耗度合い、欠
損の発生の有無が検出できる。
【0045】センサライン12は、Ti、Zr、V、N
b、Ta、Cr、Mo、W等の4a、5a、6a族金
属、Co、Ni、Fe等の鉄族金属、あるいはAlなど
の金属材料やTiC、VC、NbC、TaC、Cr
32、Mo2C、WC、W2C、TiN、VN、NbN、
TaN、CrN、TiCN、VCN、NbCN、TaC
N、CrCN等の4a、5a、6a族金属の炭化物、窒
化物、炭窒化物、(Ti、Al)N等で形成される。
【0046】この中でも、TiNはスローアウェイチッ
プの母材に対する接合力が強いこと、被削材と反応せ
ず、センサライン12の電気抵抗値が常に所定値を示
し、スローアウェイチップの摩耗度合い、欠損の発生の
有無を正確に検出することができること、被削材の加工
表面に反応生成物による傷が形成されるのを有効に防止
できること、耐酸化性に優れ、酸化物生成によるセンサ
ライン12の電気抵抗値の変化がなく、スローアウェイ
チップの摩耗度合い、欠損の発生の有無を正確に検出す
ることができること、等の理由から好適に使用し得る。
【0047】このセンサライン12は、次のように作ら
れる。まず、CVD法やイオンプレーティング、スパッ
タリング、蒸着等のPVD法、めっき法等を採用するこ
とによってスローアウェイチップの母材のほぼ全面に所
定厚みに導電性膜が被着される。その後、レーザ加工に
よって、導電性膜が所定パターンに加工される。
【0048】導電性膜は、その厚みが0.05μm未満
の薄いものでは、母材表面への接合が弱くなるとともに
センサラインの電気抵抗値が高くなり、スローアウェイ
チップの摩耗度合いや欠損を正確に検出するのが困難と
なってしまう危険性がある。また20μmを超える導電
性膜を形成しようとすると、形成時に導電性膜の内部に
大きな応力が発生して残留し、該残留応力によって、導
電性膜の母材表面への接合が弱いものとなってしまう危
険性がある。
【0049】スローアウェイチップの母材表面に被着さ
れたTiNや(Ti、Al)N、(Ti、Al)CN等
の導電性膜は、レーザ加工等によって、センサライン、
接触領域、接続ライン等の所定パターンに加工される。
レーザ加工により所定パターンに加工する場合には、母
材表面に被着されたTiN等に対し、波長が1.06μ
mのYAGレーザを35kHz、10Aの出力で幅50
μm、描画スピード100〜300mm/sで照射走査
することによって、あるいはCO2レーザを20Wの出
力で照射面積径0.3mm、描画スピード0.3m/m
inで照射走査することによって行われる。
【0050】センサライン等は、スローアウェイチップ
の母材がアルミナ質焼結体、窒化珪素質焼結体、cBN
等の絶縁物で形成されている場合には、その表面に直接
形成される。また、母材が超硬合金やサーメット等の導
電物で形成されている場合は、アルミナ等の絶縁物から
なる中間層を間に挟んで形成される。
【0051】前記アルミナ等の絶縁物からなる中間層
は、センサライン等を電気的に独立させる作用をなす。
中間層は、CVD法等の方法を採用することによって、
母材表面とセンサライン等(導電性膜)との間に所定の
厚みに形成される。
【0052】中間層の具体的な形成方法は、中間層がア
ルミナからなる場合、スローアウェイチップの母材を、
温度が約1050℃、圧力が6.5kPaに設定されて
いる耐熱合金製反応容器内に配置する。次に、反応容器
内にH2を40〜50l/min、CO2を1〜3l/m
in、AlCl3を0.5〜2l/minを2時間流入
させ、Al23を生成するとともに、それを母材表面に
被着させることによって行われる。
【0053】また中間層は、その厚みが1μm未満で
は、母材とセンサライン等との間に電気的な短絡が発生
して、センサラインによりスローアウェイチップの摩耗
度合いや欠損の検出を正確に行うことができなくなる危
険性がある。また10μmを超える中間層を形成しよう
とすると、形成の際に中間層内部に応力が発生して残留
し、該残留応力によって中間層の母材に対する接合強度
が弱いものとなり、小さな外力印加によっても中間層が
母材表面より容易に剥離してしまう危険性がある。従っ
て、中間層は、その厚みを1μmないし10μmの範囲
としておくことが好ましい。
【0054】図5は請求項2に係る溝入れ用スローアウ
ェイチップの一実施形態を示す図であり、図5(a)は
平面視した状態を示す図、図5(b)は側面側からみた
図、図5(c)は底面側からみた図である。
【0055】略板状を呈するチップ本体1の外周面に、
周方向に隣接して形成されるすくい面2と逃げ面3との
対が周方向にそって3ヶ所形成され、この対をなすすく
い面2と逃げ面3との交差位置にそれぞれ厚さ方向の切
刃9が形成されている。
【0056】この溝入れ用スローアウェイチップでは、
切刃9が周方向に3ヶ所形成されており、平面視した状
態で120°回転させると他の角部の切刃9を切削に使
用できる。このため、周方向の3ヶ所には切刃9に沿っ
て延びる導電性膜のセンサライン12が設けられてい
る。
【0057】このセンサライン12は、上辺と下辺とで
区画された所定幅を有する導電性膜から成り、逃げ面3
に設けられている。
【0058】センサライン12は、その上辺が前切刃9
aと横切刃9bに接しており、切刃9に沿って延びる幅
Wの導電性膜のラインである。センサライン12には、
チップ本体1に対して電気的に絶縁状態で設けられてい
る。
【0059】センサライン12の幅Wは、切刃9の寿命
基準量(逃げ面3、4の摩耗限界)に一致されている。
通常、この種のスローアウェイチップ1の切刃9の寿命
基準量は、0.05〜0.7mmの範囲内であるから、
センサライン12の幅Wも、かかる寿命基準量と等しい
値にされている。
【0060】たとえば、スローアウェイチップ1の逃げ
面3、4の摩耗が0.2mmの寿命となる場合には、セ
ンサライン12の幅Wも0.2mmとして作成される。
切刃3、4によって切削加工が行われると、加工時間の
増加とともに切刃9および逃げ面3の摩耗が進行する。
逃げ面3の摩耗が進行すると、それに応じてセンサライ
ン12も摩耗する。そして、逃げ面3の摩耗幅が寿命基
準量以上に達すると、この寿命基準量に一致された幅W
を有するセンサライン12は摩耗により断線する。セン
サライン12の両端の抵抗値は、後述するように外部回
路により測定されているから、センサライン12の抵抗
値が無限大になった時点をもって、切刃部9が寿命に達
したと判定することができる。
【0061】図5(c)に示すように、底面6側の略中
央部には、対をなす6つの接触領域13、14が設けら
れている。6つの接触領域13、14は、導電性膜によ
り形成されており、本体1に対して絶縁状態で設けられ
ている。接触領域13、14は、例えばホルダーの外部
に備えられる抵抗値の検知回路と電気的に接続可能な領
域である。後述するようにスローアウェイチップ1がホ
ルダーに装着されたとき、ホルダーのチップポケットに
設けられた検知回路のプローブが、この接触領域13、
14に電気的に接続される。接触領域13、14は、検
知回路のプローブ等が接触し易いよう、できる限り大き
な領域とするのが好ましい。
【0062】周方向の逃げ面3、4から底面側6にわた
って、導電性膜に、母材2と絶縁状態で、接続ライン1
5、16が設けられている。接続ライン15は、センサ
ライン12の一端121と一方の接触領域13とを電気
的に接続するものであり、接続ライン16は、センサラ
イン12の他端122と他方の接触領域14とを電気的
に接続するものである。接続ライン15、16は、セン
サライン12の幅Wに比べて充分太いラインとされ、接
続ライン15、16の電気抵抗値が、センサライン12
の電気抵抗値に比べて充分大きくされている。よって、
センサラインの電気抵抗値の変化の検出には、接続ライ
ン15、16は影響を及ぼさない。
【0063】また、スローアウェイチップ1は120°
回転して使用することができるから、図5(c)に示す
底面に設けられた接触領域13、14も、底面の中心に
対して120°の回転対象の位置関係になっている。
【0064】図6に、図5に示すスローアウェイチップ
のホルダーへの取り付け方法を示す。ホルダー20の先
端にはチップ装着用のポケット21が形成されている。
スローアウェイチップ1はこのポケット21に納めら
れ、底面6がチップポケット21の側壁25に当接され
る。チップポケット21の近傍にはクランプ部材23を
差し込んでねじ止めするクランプ部材取付穴24が設け
られている。チップ1を上方から押さえるようにクラン
プ部材23が取付穴24に差し込まれて、その中央に形
成されたねじ孔に螺合される。これによりスローアウェ
イチップ1はホルダー20に装着される。
【0065】チップポケット21の側壁25には、装着
されたスローアウェイチップ1の接触領域13、14と
対向する位置に、一対のプローブ26、27が突設され
ている。プローブ26、27はチップ1側へ弾力付勢さ
れていて、側壁25からたとえば数mm突出している。
スローアウェイチップ1がポケット21に装着される
と、スローアウェイチップ1の底面6によってプローブ
26、27は押し込まれ、その先端は側壁25と面一と
なる。このときプローブ26、27の先端はスローアウ
ェイチップ1の底面6に設けられた接触領域13、14
とそれぞれ電気的に接触した状態となる。
【0066】プローブ26、27には、一点鎖線で示す
ように、ホルダー20内に敷設されたリード線28がつ
ながれていて、このリード線28はオーム計等の抵抗値
の検知回路29に接続されている。
【0067】よって、検知回路29により、ポケット2
1に装着されたスローアウェイチップ1の切削に使用す
る切刃9に設けられたセンサライン12の低抗値を測定
することができる。
【0068】なお、上記スローアウェイチップでは、接
触領域13、14のいずれか一方または双方をチップ本
体1の周面部分に形成してもよい。この場合、ホルダー
のプローブはチップポケットのV字状部に設ければよ
い。
【0069】
【発明の効果】以上のように、請求項1に係る溝入れ用
スローアウェイチップによれば、前逃げ面から横逃げ面
にかけて、前切刃と横切刃に沿って延びる導電性のセン
サラインがチップ本体に対して電気的に絶縁状態で設け
られ、チップ本体の上面側および/または底面側には、
所定の回路と電気的に接続可能な対をなす2つの接触領
域が、チップ本体に対して電気的に絶縁状態で設けら
れ、2つの接触領域とセンサラインの一端および他端と
をそれぞれ接続する2本の接続ラインが、チップ本体の
表面に、チップ本体に対して電気的に絶縁状態で設けら
れていることから、スローアウェイチップに設けられた
センサラインは当該スローアウェイチップが所定のホル
ダーに装着された際、ホルダーのチップ座に設けられた
プローブと接続させることができる。
【0070】チップ座に当接されたスローアウェイチッ
プの底面は、外部に露出しておらず、切削液(水や油)
や切り屑が直接当たることがない。従って、スローアウ
ェイチップの着座面に外部回路と電気的に接続可能な接
触領域を設けると、接触領域とチップ座に備えられたプ
ローブ先端との接触状態を、切削液や切り屑から保護す
ることができる。
【0071】また、スローアウェイチップの接続領域を
このチップの上面に設けると、スローアウェイチップの
接触領域と電気的に接続されるプローブ等をホルダー内
部に配置することができる。したがって、ホルダーに設
けられた電気的接続部もホルダーから露出しておらず、
切り屑や切削液により影響を受けることがない。
【0072】よってスローアウェイチップのセンサライ
ンを外部回路と良好に接続するための実装構造を実現す
ることができる。その結果、センサラインを利用してス
ローアウェイチップの寿命を正確に検知することができ
る。
【0073】特に、溝入れ用スローアウェイチップの刃
先間近にセンサラインを設けることにより、加工中に摩
耗による刃幅の減少をモニタリングできる。そのため、
センサラインの設定量を定めることにより、溝幅の公差
内での摩耗を検知することが可能になる。
【0074】また、溝入れ用スローアウェイチップで
は、前切刃のマイクロチッピングは溝底面を著しく荒く
するが、上述のようなセンサラインを設けることによ
り、マイクロチッピングの段階で検知可能となり、加工
を行いながら溝の仕上げ状態も検知できる。
【0075】さらに、加工状態を直接監視しているた
め、測定器などが不要となり、特に溝底面などには非常
に有効な手段となる。
【0076】また、請求項2に係る溝入れ用スローアウ
ェイチップでも、請求項1に係る溝入れ用スローアウェ
イチップと同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に係るスローアウェイチップの一実施
形態を示す図であり、(a)はスローアウェイチップを
平面視した図であり、(b)は側面側から見た図、
(c)は底面側から見た図、(d)は端面側から見た図
である。
【図2】図1に示すスローアウェイチップをホルダーに
取り付ける状態を示す図である。
【図3】請求項1に係るスローアウェイチップの他の実
施形態を示す図であり、(a)はスローアウェイチップ
を平面視した図、(b)は側面側から見た図、(c)は
端面側から見た図である。
【図4】請求項1に係るスローアウェイチップのその他
の実施形態を示す図であり、(a)はスローアウェイチ
ップを平面視した図、(b)は側面側から見た図、
(c)は端面側から見た図、(d)は底面側から見た図
である。
【図5】請求項2に係るスローアウェイチップの一実施
形態を示す図であり、(a)はスローアウェイチップを
平面視した図、(b)は側面側から見た図、(c)は底
面側から見た図である。
【図6】図5に示すスローアウェイチップをホルダーに
取り付ける状態を示す図である。
【符号の説明】
1スローアウェイチップ 2すくい面 3、4逃げ面 5、6切刃 12センサライン 13、14接触領域 15、16接続ライン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チップ本体の少なくとも一端部の上面側
    にすくい面が、端面側に前逃げ面が、および側面側に横
    逃げ面が形成され、このすくい面と前逃げ面との稜線部
    に前切刃が、すくい面と横逃げ面との稜線部に横切刃が
    形成されてなる溝入れ用スローアウェイチップであっ
    て、前記前逃げ面から横逃げ面にかけて、前記前切刃と
    横切刃に沿って延びる導電性のセンサラインが前記チッ
    プ本体に対して電気的に絶縁状態で設けられ、前記チッ
    プ本体の上面側および/または底面側には、所定の回路
    と電気的に接続可能な対をなす2つの接触領域が、前記
    チップ本体に対して電気的に絶縁状態で設けられ、前記
    2つの接触領域とセンサラインの一端および他端とをそ
    れぞれ接続する2本の接続ラインが、前記チップ本体の
    表面に、チップ本体に対して電気的に絶縁状態で設けら
    れていることを特徴とする溝入れ用スローアウェイチッ
    プ。
  2. 【請求項2】 全体として略板状を呈するチップ本体の
    外周面に、周方向に隣接して形成されるすくい面と逃げ
    面との対が1組又は前記周方向に沿って複数組形成さ
    れ、前記対をなすすくい面と逃げ面との交差位置にそれ
    ぞれ厚さ方向の切刃が形成された溝入れ用スローアウェ
    イチップにおいて、前記逃げ面に前記切刃に沿って延び
    る導電性のセンサラインが前記チップ本体に対して電気
    的に絶縁状態で設けられ、前記チップ本体の上面側およ
    び/または周面側には、所定の回路と電気的に接続可能
    な対をなす2つの接触領域が、前記チップ本体に対して
    電気的に絶縁状態で設けられ、前記2つの接触領域とセ
    ンサラインの一端および他端とをそれぞれ接続する2本
    の接続ラインが、前記チップ本体の表面に、チップ本体
    に対して電気的に絶縁状態で設けられていることを特徴
    とする溝入れ用スローアウェイチップ。
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EP01120542A EP1186365B1 (en) 2000-08-30 2001-08-29 Throw-away tip with wear sensor
DE60138441T DE60138441D1 (de) 2000-08-30 2001-08-29 Wegwerfschneidplatte mit Verschleissfühler

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