JP2002061665A - 車両用動力伝達軸 - Google Patents

車両用動力伝達軸

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JP2002061665A
JP2002061665A JP2000310060A JP2000310060A JP2002061665A JP 2002061665 A JP2002061665 A JP 2002061665A JP 2000310060 A JP2000310060 A JP 2000310060A JP 2000310060 A JP2000310060 A JP 2000310060A JP 2002061665 A JP2002061665 A JP 2002061665A
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shaft
transmission shaft
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英和 青木
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    • F16D3/78Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive with the coupling parts connected by one or more intermediate members shaped as an elastic disc or flat ring, arranged perpendicular to the axis of the coupling parts, different sets of spots of the disc or ring being attached to each coupling part, e.g. Hardy couplings
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F16D3/50Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive with the coupling parts connected by one or more intermediate members
    • F16D3/78Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive with the coupling parts connected by one or more intermediate members shaped as an elastic disc or flat ring, arranged perpendicular to the axis of the coupling parts, different sets of spots of the disc or ring being attached to each coupling part, e.g. Hardy couplings

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヨークの改良によって軽量化と製造コストの
低減を図る。 【解決手段】 出力軸20とシャフト本体21に夫々ヨ
ーク22,23を係合し、各ヨーク22,23の分岐ア
ーム22a,23aを環状プレート24に円周方向で交
互に結合する。シャフト本体21に結合される一方のヨ
ーク23をプレス成形された金属板によって構成する。
ヨーク23には、ボルト26を挿入する挿通孔29と有
底円筒壁31をプレス成形によって一体に形成する。ま
た、出力軸20に突設したロッド部34を有底円筒壁3
1内に挿入する。万一、環状プレート24を介したヨー
ク22,23相互の結合が外れたときには、有底円筒壁
31の開口部32をロッド部34で支持してシャフト本
体21の脱落を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プロペラシャフト
等の車両用動力伝達軸に関し、とりわけ、複数の軸要素
が、軸方向の振動吸収機能を備えた軸継手を介して連結
されて成る車両用動力伝達軸に関する。
【0002】
【従来の技術】車両のプロペラシャフト部分には軸方向
の振動が比較的頻繁に入力されるため、変速機側の出力
軸との連結部等にこの振動を吸収するため機能を備えた
軸継手が用いられている。この種の軸継手としては、ゴ
ム弾性体を用いたものが従来より知られている(例え
ば、実開昭63-178632号公報参照)。
【0003】この軸継手は、図10,図11に示すよう
に、ゴム弾性体から成る略円環状の継手本体部1に周方
向等間隔に複数のブッシュ2が設けられ、隣接するブッ
シュ2,2相互が剛性の高い補強線材8によって連結さ
れている。一方の軸要素3と他方の軸要素4の各端部に
は、複数の分岐アーム(結合部)5a,6aを有する鍛
造によるヨーク5,6が夫々取付けられ、この両ヨーク
5,6の分岐アーム5a,6aが本体部1のブッシュ2
に円周方向で交互にボルト12(締結手段)によって結
合されている。そして、一方の軸要素3の先端部は継手
本体部1を貫通して突出し、他方の軸要素にゴムブッシ
ュ7を介してセンタリングされている。
【0004】この軸継手の場合、隣接するブッシュ2が
補強線材8によって結合されているため、両軸3,4間
の軸方向の相対変位は弾性的に許容し、回転方向の動力
は補強線材8の張力によって剛的に伝達することができ
る。
【0005】また、従来、これとは別に構造の簡素化や
小型化の要望から、金属プレート等を用いた軸継手も開
発されている(例えば、実開昭60−189620号公
報参照)。
【0006】この軸継手は、図12に示すように、継手
本体部である金属製の環状プレート9に円周方向に等間
隔にボルト(締結手段)の挿通孔10…が設けられ、こ
れらの挿通孔10…に、一方の軸要素の結合部と他方の
軸要素の結合部(図示は省略してあるが、図10,図1
1の分岐アーム5a,6aに相当。)が円周方向で交互
になるように結合されている。そして、環状プレート9
は剛性の高い金属によって一定の肉厚の円環状に形成さ
れている。尚、同図中11は、ボルト締結時に用いられ
るワッシャである。
【0007】したがって、今、環状プレート9上の隣接
する挿通孔10,10間の領域を連結アーム部9aと呼
ぶとすると、各連結アーム部9aは、軸方向の振動入力
に対し曲げ方向に弾性変形してその振動を吸収すること
ができ、回動方向の入力に対しては変形を生じることな
くトルクを剛的に伝達することができる。また、この軸
継手の場合、一方の軸要素と他方の軸要素は剛性の高い
の環状プレート9を介してセンタリングされるため、特
別なセンタリング機構を設ける必要もない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の動力伝
達軸においては、継手本体部にゴム弾性体と環状プレー
トのいずれを用いる場合にも、軸要素と継手本体部を結
合するためのヨークが、重量が重く煩雑な後加工を要す
る鍛造によって形成されているため、このことが軸全体
の重量化やコストの高騰を招く原因となっている。
【0009】そこで本発明は、ヨーク部分を改良するこ
とにより、軽量化と製造コストの低減を図ることのでき
る車両用動力伝達軸を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ための手段として、請求項1に記載の発明は、周域に複
数の結合部を有するヨークが、互いに突き合わされる軸
要素の各端部に係合されると共に、この両ヨーク間に、
回転方向の剛性が高く軸方向に弾性を有する継手本体部
が配置され、両ヨークの結合部が円周方向で交互になる
ように締結手段を介して継手本体部に結合された車両用
動力伝達軸において、前記軸要素に固定される少なくと
も一方のヨークを、プレス成形された金属板によって構
成するようにした。したがって、少なくとも一方のヨー
クは軽量化され、製造も容易になる。
【0011】請求項2に記載の発明は、前記締結手段の
軸が挿入される挿通孔を、前記金属板から成るヨークに
プレス成形によって形成するようにした。したがって、
この発明の場合、ヨークのプレス成形時に外形と共に挿
通孔を一度に成形することができる。
【0012】請求項3に記載の発明は、前記継手本体部
を回転方向の剛性の高い環状プレートによって構成し、
前記金属板から成るヨークの中心部に略円形の開口部を
設ける一方で、他方のヨークに係合される軸要素の先端
に、環状プレートを貫通して前記開口部に遊挿されるロ
ッド部を突設し、このロッド部の挿入代を両軸要素の軸
方向の最大変位量以上に大きく設定するようにした。こ
の発明の場合、万一、環状プレートを介したヨーク相互
の係合が外れることがあっても、ヨークの開口部が他方
の軸要素のロッド部によって支持される。
【0013】請求項4に記載の発明は、前記金属板から
成るヨークの開口部を、そのヨークの固定される軸要素
方向に窪む有底円筒壁によって閉塞するようにした。こ
の発明の場合、ヨークの開口部を通した軸要素内部への
異物の侵入は有底円筒壁によって阻止される。
【0014】請求項5に記載の発明は、前記有底円筒壁
をプレス成形によってヨークと一体に形成するようにし
た。この発明においては、ヨークのプレス成形時に外形
や挿通孔の加工と併せて有底円筒壁を一度に形成するこ
とができる。
【0015】請求項6に記載の発明は、前記有底円筒壁
をヨークと別体に形成し、この有底円筒壁を前記ヨーク
の開口部に固定するようにした。この発明の場合、有底
円筒壁のみを肉薄に形成したり、精密な形状に容易に加
工することができる。
【0016】請求項7に記載の発明は、前記有底円筒壁
とロッド部の外周面の間に隙間を設けるようにした。し
たがって、この発明の場合、軸方向の振動入力時にはロ
ッド部と有底円筒壁が非接触で変位する。
【0017】請求項8に記載の発明は、前記有底円筒壁
の内周面を、開口部側に向かってテーパ状に拡開するよ
うにした。したがって、有底円筒壁内に泥等の異物が侵
入した場合であっても、有底円筒壁の内周面のテーパに
沿ってその異物を自然に排出することができる。
【0018】請求項9に記載の発明は、プレス成形され
たヨークの、軸要素との結合部と、継手本体部との結合
部とを軸線に直交するほぼ同一平面上に形成するように
した。この発明の場合、ヨーク上のトルクの入力部と出
力部が軸線に直交するほぼ同一平面上に位置されること
となるため、入力トルクはヨークに捩りを生じさせるこ
となく出力側に確実に伝達される。
【0019】請求項10に記載の発明は、プレス成形さ
れたヨークに結合される軸要素の端部に、同軸要素の一
般部よりも外径の大きい拡径部を形成するようにした。
この発明の場合、軸要素全体の外径を大きくすることな
く、軸要素の端部を広い接触面積でもってヨークに結合
することが可能となる。
【0020】請求項11に記載の発明は、拡径部を段階
的に外径が増大するように複数段に形成するようにし
た。この発明においては、軸要素の端部を拡径するにあ
たって軸要素の一部だけに極端に肉厚が薄い部分ができ
にくくなる。
【0021】請求項12に記載の発明は、プレス成形さ
れたヨークに結合される軸要素の一般部と拡径部の間
に、断面円弧状の膨出部を環状に形成するようにした。
この発明の場合、軸要素に軸方向の大きな衝撃荷重が入
力されると、軸要素の一般部が拡径部内に入り込むよう
にして膨出部が潰れ変形し、このときに入力された衝撃
が吸収される。
【0022】請求項13に記載の発明は、プレス成形さ
れるヨークの、軸要素との結合部よりも径方向外側位置
に補強リブを一体成形するようにした。この発明の場
合、補強リブは軸要素との結合部に跨らずにヨークに形
成される。
【0023】請求項14に記載の発明は、補強リブをヨ
ーク上の挿通孔から外れた位置に形成するようにした。
この発明の場合、補強リブはヨークの挿通孔に跨らずに
形成される。
【0024】請求項15に記載の発明は、補強リブの外
側をさらに同リブに沿わせて屈曲させるようにした。こ
の発明の場合、補強リブの外側に同リブに沿って第2の
リブが形成されることとなるため、ヨークの剛性はこれ
らのリブによってより高められる。
【0025】請求項16に記載の発明は、補強リブを、
ヨークの継手本体部とは反対側の軸要素側に屈曲させて
形成するようにした。この発明の場合、補強リブの屈曲
部が同リブの一般部に対して継手本体部から離反する側
に位置されることとなるため、継手本体部の撓み変形時
等に補強リブが継手本体部に当接しなくなる。
【0026】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。まず、図1〜図3に示す第1の実施
形態について説明する。
【0027】図1は、車両のプロペラシャフト部分に適
用した本発明にかかる動力伝達軸の断面を示すものであ
り、20は、変速機側の出力軸、21は、プロペラシャ
フトのシャフト本体である。尚、この実施形態において
は、この出力軸20とシャフト本体21が本発明におけ
る一方の軸要素と他方の軸要素を構成している。
【0028】出力軸20側の端部には鍛造製のヨーク2
2が結合され、シャフト本体21側の端部には金属板を
プレス成形して成るヨーク23が溶接固定されている。
これらのヨーク22,23はいずれも三叉状に等間隔に
分岐した分岐アーム22a,23aを有し、これらの各
分岐アーム22a,23aの先端が結合部とされてい
る。そして、両ヨーク22,23の間には重合した複数
枚の金属製の環状プレート24…が配置され、両ヨーク
22,23がこれらの環状プレート24…を介して連結
されている。この実施形態においては、環状プレート2
4…が軸方向の振動吸収機能を有する継手本体部を構成
している。
【0029】図2に示すように、各環状プレート24に
は6つの挿通孔25…が円周方向等間隔に形成されてお
り、出力軸20側とシャフト本体21側の各分岐アーム
22a,23aが、円周方向で交互になるように環状プ
レート24…の挿通孔25部分にボルト26及びナット
27(締結手段)によって締結されている。この各締結
にあたっては、両端の環状プレート24,24の外面側
に夫々ワッシャ28,28が重合配置され、この一対の
ワッシャ28,28で環状プレート24…を直接挟み込
むかたちとなっている。
【0030】環状プレート24はワッシャ28の重合さ
れる挿通孔25の周域部の径方向幅A’に対し、隣接す
る挿通孔25,25間の連結アーム部24aの径方向幅
Aが小さく設定されている。そして、この連結アーム部
24aの幅Aを小さく設定するに際しては、環状プレー
ト24の外周面はそのまま残し、内周面側を略円弧状に
切欠くようにしている。この切欠きは、隣接する挿通孔
25,25の中心を直線で結ぶ仮想線pよりも径方向外
側に設定され、切欠きの結果残った連結アーム部24a
は、その幅中心qが前記仮想線pの径方向外側に大きく
膨らむように、ほぼ全体が仮想線pの外側に形成されて
いる。
【0031】したがって、この実施形態の場合、各連結
アーム部24aは径方向幅Aが挿通孔25の周域部の幅
A’より小さく設定され、かつ、長さが仮想線pや挿通
孔25の中心を通るピッチ円の円弧に対して長く設定さ
れている。このため、前記環状プレート24にあって
は、これらによる相乗効果によって連結アーム部24a
の軸方向剛性を充分に低減し、軸方向の振動に対する吸
収性能を確実に高めることができる。
【0032】尚、連結アーム部24aの径方向幅Aを狭
め、長さを長くしたことによる環状プレート24の回動
方向の剛性低下は、環状プレート24の重合枚数を適宜
増加することによって補うことができる。
【0033】ここで、シャフト本体21に溶接される側
のヨーク23は、円板の周上の三ヶ所を等間隔に略三角
形状に切り落とした基本形状とされ、その切り落としの
結果周縁部に残った部分が前記分岐アーム23aとなっ
ており、この各分岐アーム23aの先端部にボルト26
の軸が挿入される挿通孔29が形成されている。そし
て、各分岐アーム23aの両側の側縁には、隣接する分
岐アーム23aに連続するように補強リブ30が屈曲形
成されている。この補強リブ30は、ヨーク23のシャ
フト本体21との溶接部よりも径方向外側に、挿通孔2
9に跨らないように形成されており、この補強リブ30
の屈曲は環状プレート24と反対側、つまり、シャフト
本体21側に向けて段差状に形成されている。
【0034】また、この実施形態においては、ヨーク2
3上における環状プレート24との結合基点(結合部)
となるボルト座面当接部23bは、ヨーク23とシャフ
ト本体21の溶接部wに対して軸線oに直交する同一平
面s上に位置されている。
【0035】また、ヨーク23の中心部には、シャフト
本体21の内部に向かって窪む有底円筒壁31が一体に
形成され、この有底円筒壁31の開口端が本発明におけ
る開口部32となっている。そして、この実施形態の場
合、開口部32の周縁はヨーク23の基面に対して他方
のヨーク22方向に部分的に膨出し、その膨出部分が開
口部32の補強リブ33となっている。また、有底円筒
壁31の内周面はその底部側から開口部32に向かって
緩やかなテーパ状に形成されている。
【0036】尚、ここで説明したヨーク23の外形や挿
通孔29、有底円筒壁31、補強リブ30,33等はプ
レス成形によって同時に形成されている。
【0037】一方、出力軸20の先端部には、取り付け
られるヨーク22よりも前方に突出するロッド部34が
一体に形成されている。このロッド部34は環状プレー
ト24の内側空間を貫通し、その先端部が前記ヨーク2
3の開口部32を通して有底円筒壁31に挿入されてい
る。そして、このロッド部34は、有底円筒壁31の内
周面(開口部32を含む)に対し隙間dをもって挿入さ
れ、その挿入代Lは出力軸20とシャフト本体21の軸
方向の最大変位量以上に大きく設定されている。
【0038】この動力伝達軸は以上のような構成である
ため、出力軸20の駆動トルクはヨーク22を介して環
状プレート24に伝達され、さらに環状プレート24か
らヨーク23を介してシャフト本体21に伝達される。
そして、このとき出力軸20とシャフト本体21の間の
軸方向の振動は環状プレート24の軸方向の弾性によっ
て吸収される。
【0039】シャフト本体21と環状プレート24を連
結するヨーク23は、挿通孔29と有底円筒壁31を含
むすべての部分が金属板のプレス成形によって形成され
ているため、鍛造によって形成する場合に比較して、軽
量化を実現することができると共に、孔あけ加工等の煩
雑な後加工を必要としない分低コストでの製造が可能で
ある。
【0040】また、この動力伝達軸においては、ヨーク
23上の環状プレート24側の結合部(結合基点)であ
るボルト座面当接部23bと、シャフト本体21との溶
接部wは軸線oと直交する同一平面s上に配置されてい
るため、ボルト26を通して環状プレート24側からヨ
ーク23に伝達されたトルクはヨーク23に対して捩り
変形を及ぼすことなくシャフト本体21に確実に伝達さ
れる。したがって、ヨーク23は金属板をプレス成形し
た構造であるにも拘らず、不用の変形を来すことなく確
実なトルク伝達を実現することができ、しかも、常に捩
れが生じないことから経時使用に伴う劣化も生じにく
い。
【0041】さらに、ヨーク23は、隣接する分岐アー
ム23aの側縁部を連続して補強する補強リブ30が、
シャフト本体21との溶接部wよりも径方向外側で、か
つ、各分岐アーム23aの挿通孔29に跨らないように
形成されているため、この補強リブ30によってヨーク
23の全体の剛性を確実に高めることができると共に、
補強リブ30によるシャフト本体21に対する溶接強度
の低下や、ボルト26の結合強度の低下を来すことがな
い。そして、補強リブ30は挿通孔29に跨らないこと
から、リブ30による補強効果が挿通孔29によって阻
害されることもない。
【0042】また、ヨーク23の補強リブ30はシャフ
ト本体21側に屈曲させて形成されているため、振動や
衝撃の入力時等に環状プレート24が撓み変形した場合
であっても、補強リブ30が環状プレート24と接触す
る不具合は起こらない。したがって、この構造を採用し
た動力伝達軸においては、常時環状プレート24による
安定した振動吸収効果を得ることができると共に、構成
部品相互の必要外の接触による劣化も生じにくい。
【0043】また、この動力伝達軸の場合、ヨーク23
の開口部32に対し出力軸20側のロッド部34が出力
軸20とシャフト本体21の軸方向の最大変位量以上の
挿入代Lをもって挿入されているため、万一、ボルト2
6の破損等によってヨーク22,23相互の係合が外れ
た場合であっても、ヨーク23の開口部32がロッド部
34に支持されることにより、シャフト本体21の脱落
は確実に阻止される。
【0044】さらに、この動力伝達軸は、ヨーク23の
開口部32が有底円筒壁31によって塞がれるかたちと
なっているため、開口部32を通してシャフト本体21
の内部に泥等の異物が侵入することがない。
【0045】また、開口部32を含む有底円筒壁31の
内周面とロッド部34の間には隙間dが設定されている
ため、振動吸収時に出力軸20とシャフト本体21が軸
方向に相対変位するときには、ロッド部34と有底円筒
部31が非接触に維持され、両者の間に摺動抵抗が生じ
ることがない。したがって、出力軸20とシャフト本体
21が軸方向に相対変位するときにおける振動吸収性能
の低下は生じない。
【0046】さらにまた、車両の走行時等には有底円筒
壁31の内部に泥等の異物が侵入する可能性が考えられ
るが、有底円筒壁31に異物が入り込んだ場合にも、そ
の異物は有底円筒壁31の内周面のテーパに沿って自然
に排出される。したがって、異物の侵入による振動吸収
性能の低下や耐久性の低下も防止することができる。
【0047】つづいて、図4に示す本発明の第2の実施
形態について説明する。尚、以下で説明する実施形態に
ついては、図1〜図3に示した第1の実施形態と同一部
分に同一符号を付し、重複する部分は説明を省略するも
のとする。
【0048】この実施形態の動力伝達軸は、図1〜図3
に示したものと基本的な構成は同様であるが、有底円筒
壁131をヨーク123と別体に形成した点が大きく異
なっている。即ち、ヨーク123の中心部には、周縁部
が出力軸20側に筒状に屈曲された開口部132が設け
られており、有底円筒壁131はヨーク123よりも薄
肉の金属板からプレス成形によって形成されている。
【0049】有底円筒壁131は、図1〜図3に示した
ものと同様に、底部から開口端側に向かってテーパ状に
形成されているが、開口端には径方向外側に屈曲するフ
ランジ131aが設けられている。この有底円筒壁13
1はその底部側からヨーク123の開口部132に挿入
され、その外周面が開口部132の筒状部分に嵌合され
ると共に、フランジ131aが開口部132の屈曲端に
突き当てられた状態において溶接固定されている。尚、
単に開口部132に対し、外周面を圧入固定しても軸要
素内部への異物の混入は防げる。
【0050】この動力伝達軸は、基本的には前述の実施
形態と同様の機能を備えるが、特に有底円筒壁131が
薄肉の金属板によって別体に形成されているため、全体
の軽量化を図ることができると共に、有底円筒壁131
の絞り加工が容易になるという利点がある。また、プレ
ス成形時にヨーク123の形状による制約を受けないた
め、精度の高い加工や成形を比較的容易に行うことがで
きるという利点もある。
【0051】以下、図5〜図9に示す本発明の第3〜第
6の実施形態について順次説明する。
【0052】図5,図6に示す第3の実施形態の動力伝
達軸は、基本的な構成は図4に示した第2の実施形態の
ものと同様であるが、ヨーク123の内周縁部に溶接固
定されるシャフト本体221の端部形状が第2の実施形
態のものと異なっている。
【0053】即ち、この実施形態におけるシャフト本体
221は、そのヨーク123側の端部に一般部221c
の外径d1りも外径d2の大きい(d2>d1)拡径部22
1dが形成されており、この拡径部221dの先端部分
がヨーク123のシャフト本体221側の平面に溶接固
定されている。そして、拡径部221dはシャフト本体
221を形成する管材の端部に対し、所謂口広げ等の塑
性加工を施すことによって形成されている。
【0054】尚、環状プレート224は、図6に示すよ
うに、仮想線pの径方向外側と内側に対を成す連結アー
ム部224a,224bが対称に設けらた形状である点
で、第1,第2の実施形態のものと異なっているが、環
状プレート224の基本機能は第1,第2の実施形態の
ものとほぼ同様となっている。
【0055】この実施形態の動力伝達軸は、シャフト本
体221の端部に設けられた拡径部221dでもってヨ
ーク123に溶接固定されているため、第1,第2の実
施形態のものに比較して、シャフト本体221とヨーク
123の溶接面積が大きく確保されることとなり、その
結果、ヨーク123とシャフト本体221の溶接強度が
高まる。また、シャフト本体221全体の径を大きくし
ても同様に溶接強度を高めることができるが、この実施
形態のようにシャフト本体221の端部のみを拡径した
場合には、同様の溶接強度を得つつも全体の軽量・コン
パクト化を図ることができる。
【0056】また、この実施形態においては、シャフト
本体221の端部に拡径部221dを一段に形成した
が、図7に示す第4の実施形態のように、外径が端部に
向かって段階的に増大するように二段(221d1,2
21d2)またはそれよりも多い段数に拡径部221d
を形成するようにしても良い。
【0057】このように拡径部221dを複数段に形成
した場合、図6に示すもののように、拡径部221dを
一段に形成したものに比較して、拡径部221dの付根
部分に局部的な薄肉領域ができにくくなるため、シャフ
ト本体221の強度上有利となる。
【0058】さらに、図8に示す第5の実施形態は、シ
ャフト本体321の端部に一般部321cよりも外径の
大きい拡径部321dが形成されると共に、一般部32
1cと拡径部321dの間に断面円弧状の膨出部321
eがシャフト本体321の外周に沿って環状に形成され
ている。この膨出部321eは、最大外径部分が拡径部
321dよりも大径に膨らんで形成されているものの、
一般部321cと拡径部321dに対しては滑らかに連
続している。
【0059】したがって、通常の使用状態においては、
膨出部321eはその形状を保持しているが、シャフト
本体321に軸方向から過大な衝撃荷重が入力される
と、図8中の鎖線で示すように、シャフト本体321の
一般部321cが拡径部321dの内側に入り込むよう
に膨出部321eが潰れ変形する。このため、過大な衝
撃荷重が入力されたときには、この膨出部321eの潰
れ変形によってその衝撃を効果的に吸収することができ
る。尚、この実施形態の場合にも拡径部321dでヨー
ク123に溶接されるため、勿論、溶接強度が高まると
いう基本的な効果は得ることができる。
【0060】また、図9に示す第6の実施形態は、ヨー
ク423の各分岐アーム423aの側縁に形成された各
補強リブ30の外側がさらに同リブ30に沿わせて軸方
向に折り曲げられたものであり、このリブ30の先端の
折り曲げにより補強リブ30と平行な第2のリブ40が
形成されている。
【0061】したがって、この実施形態の動力伝達軸に
おいては、金属板から成るヨーク423が実質的に二重
のリブ30,40によって補強されるため、ヨーク42
3の肉厚を増加させることなくヨーク423の剛性を高
めることができるという利点がある。
【0062】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載の発明は、
軸要素に固定される少なくとも一方のヨークを、プレス
成形された金属板によって構成したため、少なくとも一
方のヨークを軽量化できると共に、製造も容易になる。
したがって、動力伝達軸全体の軽量化と製造コストの低
減を図ることができる。
【0063】請求項2に記載の発明は、ヨークのプレス
成形時に挿通孔を一度に成形することで効率の良い製造
を行うことができるため、製造コストの一層の低減を図
ることができる。
【0064】請求項3に記載の発明は、環状プレートを
介したヨーク相互の係合が外れたときであっても、ヨー
クの開口部が他方の軸要素のロッド部に支持されるた
め、軸要素の脱落を確実に防止することができる。
【0065】請求項4に記載の発明は、ヨークの開口部
を有底円筒壁によって閉塞して軸要素内部への異物の侵
入を阻止し、異物の侵入に伴う吸振性能の低下や耐久性
の低下を確実に防止することができる。
【0066】請求項5に記載の発明は、ヨークの一度の
プレス成形によって外形や挿通孔の加工と併せて有底円
筒壁を形成することができるため、さらに一層の製造コ
ストの低減を図ることができる。
【0067】請求項6に記載の発明は、有底円筒壁のみ
を肉薄に形成したり、精密な形状に容易に加工や成形を
することができるため、薄肉化による軽量化や性能の向
上を図ることができる。
【0068】請求項7に記載の発明は、軸方向の振動入
力時等にロッド部と有底円筒壁が摩擦接触することがな
いため、摩擦による異音の発生や吸振性能の低下、部材
摩耗等を未然に防止することができる。
【0069】請求項8に記載の発明は、有底円筒壁内に
泥等の異物が侵入した場合であっても、有底円筒壁の内
周面のテーパに沿ってその異物を自然に排出することが
できるため、異物の侵入による有底円筒壁とロッド部の
間の摩擦抵抗の増大を確実に防止することができる。
【0070】請求項9に記載の発明は、プレス成形され
たヨークのうちの軸要素側の結合部と継手本体部側の結
合部とが軸線と直交するほぼ同一平面上に位置されるた
め、入力トルクがヨークに対して捩り方向に作用しにく
くなり、経時使用によってもヨークに劣化が生じにくく
なる。したがって、動力伝達軸全体の耐久性が向上する
請求項10に記載の発明は、軸要素全体の外径を大きく
することなく、軸要素の端部を広い接触面積でもってヨ
ークに結合することができるため、軸要素の大幅な重量
増加を招くことなく、軸要素とヨークの接続強度を増す
ことができる。
【0071】請求項11に記載の発明は、軸要素に局部
的に肉厚の薄い部分を作ることなく軸要素の端部を大き
く拡径することができるため、強度的に強い軸要素を容
易に形成することができる。
【0072】請求項12に記載の発明は、軸方向の大き
な衝撃荷重が入力されたときに、軸要素の一般部が拡径
部に入り込むように膨出部が潰れ変形するため、入力さ
れた軸方向の衝撃荷重をこのときの潰れ変形によって効
果的に吸収することができる。
【0073】請求項13に記載の発明は、補強リブが軸
要素との結合部に跨らずにヨークに形成されることか
ら、ヨークと軸要素との結合強度の低下を招くことな
く、ヨークの回転方向の剛性を高めることができる。
【0074】請求項14に記載の発明は、補強リブがヨ
ークの挿通孔に跨らずに形成されることから、補強リブ
によるヨークの補強効果が挿通孔によって阻害されなく
なる。
【0075】請求項15に記載の発明は、補強リブの外
側に同リブに沿って第2のリブが形成されることとなる
ため、ヨークの肉厚を増加させることなく、ヨークの剛
性をより高めることができる。
【0076】請求項16に記載の発明は、継手本体部の
撓み変形時等に補強リブが継手本体部に接触するのを防
止し、継手本体部による振動吸収効果を常時安定して得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す断面図。
【図2】同実施形態を示す環状プレートの正面図。
【図3】同実施形態を示す図1のA矢視に対応するヨー
クの正面図。
【図4】本発明の第2の実施形態を示す断面図。
【図5】本発明の第3の実施形態を示す断面図。
【図6】同実施形態を示す図5のB矢視正面図。
【図7】本発明の第4の実施形態を示す断面図。
【図8】本発明の第5の実施形態を示す断面図。
【図9】本発明の第6の実施形態を示す断面図。
【図10】従来の技術を示す断面図。
【図11】同技術を示すC矢視図。
【図12】別の従来の技術を示す環状プレートの平面
図。
【符号の説明】
20…出力軸(軸要素) 21,221,321…シャフト本体(軸要素) 22,23,123,423…ヨーク 22a,23a,423a…分岐アーム(結合部) 24,224…環状プレート 26…ボルト(締結手段) 27…ナット(締結手段) 29…挿通孔 30…補強リブ 31…有底円筒壁 32,132…開口部 34…ロッド部 40…第2のリブ 221c,321c…一般部 221d,321d…拡径部 321e…膨出部 d…隙間 L…挿入代

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周域に複数の結合部を有するヨークが、
    互いに突き合わされる軸要素の各端部に係合されると共
    に、この両ヨーク間に、回転方向の剛性が高く軸方向に
    弾性を有する継手本体部が配置され、両ヨークの結合部
    が円周方向で交互になるように締結手段を介して継手本
    体部に結合された車両用動力伝達軸において、 前記軸要素に固定される少なくとも一方のヨークを、プ
    レス成形された金属板によって構成したことを特徴とす
    る車両用動力伝達軸。
  2. 【請求項2】 前記締結手段の軸が挿入される挿通孔
    を、前記金属板から成るヨークにプレス成形によって形
    成したことを特徴とする請求項1に記載の車両用動力伝
    達軸。
  3. 【請求項3】 前記継手本体部を回転方向の剛性の高い
    環状プレートによって構成し、前記金属板から成るヨー
    クの中心部に略円形の開口部を設ける一方で、他方のヨ
    ークに係合される軸要素の先端に、環状プレートを貫通
    して前記開口部に遊挿されるロッド部を突設し、このロ
    ッド部の挿入代を両軸要素の軸方向の最大変位量以上に
    大きく設定したことを特徴とする請求項1または2に記
    載の車両用動力伝達軸。
  4. 【請求項4】 前記金属板から成るヨークの開口部を、
    そのヨークの固定される軸要素方向に窪む有底円筒壁に
    よって閉塞したことを特徴とする請求項3に記載の車両
    用動力伝達軸。
  5. 【請求項5】 前記有底円筒壁をプレス成形によってヨ
    ークと一体に形成したことを特徴とする請求項4に記載
    の車両用動力伝達軸。
  6. 【請求項6】 前記有底円筒壁をヨークと別体に形成
    し、この有底円筒壁を前記ヨークの開口部に固定したこ
    とを特徴とする請求項4に記載の車両用動力伝達軸。
  7. 【請求項7】 前記有底円筒壁とロッド部の外周面の間
    に隙間を設けたことを特徴とする請求項4〜6のいずれ
    かに記載の車両用動力伝達軸。
  8. 【請求項8】 前記有底円筒壁の内周面を、開口部側に
    向かってテーパ状に拡開したことを特徴とする請求項4
    〜7のいずれかに記載の車両用動力伝達軸。
  9. 【請求項9】 プレス成形されたヨークの、軸要素との
    結合部と、継手本体部との結合部とを軸線に直交するほ
    ぼ同一平面上に形成したことを特徴とする請求項1〜8
    に記載の車両用動力伝達軸。
  10. 【請求項10】 プレス成形されたヨークに結合される
    軸要素の端部に、同軸要素の一般部よりも外径の大きい
    拡径部を形成したことを特徴とする請求項1〜9に記載
    の車両用動力伝達軸。
  11. 【請求項11】 前記拡径部を段階的に外径が増大する
    ように複数段に形成したことを特徴とする請求項10に
    記載の車両用動力伝達軸。
  12. 【請求項12】 プレス成形されたヨークに結合される
    軸要素の一般部と前記拡径部の間に、断面円弧状の膨出
    部を環状に形成したことを特徴とする請求項10に記載
    の車両用動力伝達軸。
  13. 【請求項13】 プレス成形されるヨークの、軸要素と
    の結合部よりも径方向外側位置に補強リブを一体成形し
    たことを特徴とする請求項1〜12に記載の車両用動力
    伝達軸。
  14. 【請求項14】 前記補強リブを、ヨーク上の前記挿通
    孔から外れた位置に形成したことを特徴とする請求項1
    3に記載の車両用動力伝達軸。
  15. 【請求項15】 前記補強リブの外側をさらに同リブに
    沿わせて屈曲させたことを特徴とする請求項14に記載
    の車両用動力伝達軸。
  16. 【請求項16】 前記補強リブを、ヨークの継手本体部
    とは反対側の軸要素側に屈曲させて形成したことを特徴
    とする請求項13〜15に記載の車両用動力伝達軸。
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