JP2002056676A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2002056676A JP2000245263A JP2000245263A JP2002056676A JP 2002056676 A JP2002056676 A JP 2002056676A JP 2000245263 A JP2000245263 A JP 2000245263A JP 2000245263 A JP2000245263 A JP 2000245263A JP 2002056676 A JP2002056676 A JP 2002056676A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動作の高速化と多機能化を実現し、3D画像
生成に好適な半導体記憶装置を提供する。 【解決手段】 データ読み出し動作において同期信号に
同期してデータ端子に読み出しデータを出力し、データ
書込み動作において同期信号に同期して上記データ端子
を介して書き込みデータを入力し、かかる読み出しデー
クの上記データ端子への出力動作が行われるべき第1期
間内において、上記データ端子を介しての書き込みデー
タの入力動作を許容するとともに、書き込み動作の指示
がされてから書き込みデータの入力が開始されるまでの
第2期間と、書き込みデータの入力が行われる第3期間
とを設け、上記読み出しデータの上記データ端子への出
力を上記第2期間内に許容させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体記憶装置
に関し、主に3Dグラフィック用途の高速なプリフェッ
チ型DRAM(ダイナミック・ランダム・アクセス・メ
モリ)に利用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体記憶装置は、使用される電子シス
テムの技術進歩に伴う高速化に従って益々高速動作をす
ることが求められている。いわゆるSDRAM(Synchr
onousDRAM)のような同期式半導体記憶装置は、そ
の内部回路の一連の動作のための期間にかかわらずに、
比較的短いサイクル時間での動作が可能とされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】半導体記憶装置に対し
て連続した読み出し動作又は書き込み動作を行わせる場
合、これらの動作は、半導体記憶装置を構成する内部回
路のパイプライン動作によるような動作並列化によって
高速化が可能となる。これに対して、半導体記憶装置に
対し、読み出し動作と書き込み動作とを交互に切れ目な
く行わせようとする場合には、動作速度が比較的大きく
制限されてしまうという問題が生じる。
【0004】すなわち、上記のような交互動作を行わせ
ようとする場合、読み出しのために半導体記憶装置の内
部動作の完了後に読み出しデータの外部への転送が行わ
れ、書き込みのために内部動作に先立って外部からの書
き込みデータの転送が行われている必要があることか
ら、読み出しのための内部動作と書き込みのための内部
動作とを切れ目なく連続的に行わせようとすると、外部
へのデータ出力と外部からのデータ入力とのタイミング
が重なってしまうからである。このようなデータ出力と
データ入力のタイミングの重なり合いは、半導体記憶装
置がデータ入出力共通端子を持つ場合、言い換えると半
導体記憶装置が双方向バス対応の場合許容されない。
【0005】そのために、上記のような読み出し動作と
書き込み動作とを交互に行わせるような場合には、読み
出しデータの転送タイミングと書き込みデータの転送タ
イミングとの重なり合いを避けるよう、内部動作に待ち
時間を設定する必要が生じる。この結果として、上述の
ような動作速度ないしはスループットが大きく制限され
てしま。
【0006】3Dグラフィックスの分野では、高速な半
導体記憶装置が望まれる。この分野では、画像の高精細
化が進み、1枚の画像が非常に多数の1から5ピクセル
程度の非常に少数のピクセルからなるポリゴンで構成さ
れるようになってきている。こうした面像を生成する為
には、多くの場合Zバッファ法が用いられる。Zバッフ
ァ法は、画像バッファ上の各ピクセルに奥行きデータで
あるZ値を付加し、ピクセル書き込み時にすでに書かれ
たZ値と比較し、より手前にあるピクセルのみを書き足
す事で、重なっている物体の視点から見える面のみを画
像バッファ上に生成していく手法である。
【0007】上記Zバッファ法を使用する場合は、最初
のピクセルを書き込む以前に、少なくとも全てのZバッ
ファを「最も遠くを表す値」で初期化する必要がある。
そうしないと間違ったZ値により本来書かれなければな
らないピクセルが書き込まれないといった不都合が起こ
る。また、ピクセルデータも、「最も遠くの色」つまり
背景色で塗りつぶす必要がある。それは、画面のすべて
がポリゴンで覆われているとは限らないので、画像生成
時に書き込みが行われなかったピクセルの値が不定にな
る事を防ぐ為である。
【0008】また、Zバッファ法3Dグラフィックシス
テムにおいて、画像データとZデータを半導体記憶装置
の交互のアドレスに記憶しているような場合、連続した
データしかアクセスできないときには、Zバッファのデ
ータを必要としないスクリーンリフレッシュのようなア
クセスにおいても、無駄なZバッファのデータのアクセ
スが生じ、実効的な転送効率が低下する。これは高速処
理が必要な3Dグラフィックシステムでは問題となって
くる。本願発明者においては、このような画像生成に向
けた実際のシステムに則したメモリ機能を開発するに至
った。
【0009】本願発明者は、本発明を成した後の調査に
よって、特開11−45567号公報(以下、先行技術
という)があることを知った。かかる先行技術は、SD
RAM(Synchronous DRAM)では、リード動作のレ
イテンシイとライト動作のレイテンシイに差があり、リ
ード動作の後にライト動作を行うようにすると、リード
データが出力されるまでライトコマンドの入力ができ
ず、データ入出力端子の実効的なバンド幅の低下が起き
てしまうとしている。このようなバンド幅低下の問題を
解決するために、ライトコマンドの直前のコマンドがリ
ードコマンドの場合、クロック信号で読み出し途中のデ
ータアンプの出力信号を退避レジスタに格納してDRA
Mセルのリード動作を中断して、ライトデータを入力し
て書き込みを行い、その書き込み終了後に上記退避レジ
スタに退避したデータをデータアウトラッチに出力して
リード動作を再開するようにするものである。しかしな
がら、この先行技術は、後に説明するような本願発明に
係る高速画像処理等に向けた実際のシステムに則したバ
ス制御に関しての配慮は何ら開示されていない。
【0010】上記のような先行技術では、データアン
プ、退避レジスタ及びデータアウトラッチの3種類の記
憶手段により未出力のリードデータを保持させておき、
リード動作の再開によって上記退避レジスタに保持され
たリードデータを出力させる。この場合、リード動作の
再開にはリードコマンドの入力が必要とされ、かかるリ
ードコマンドに対応したリードデータも、上記再開され
たリードデータの後に出力される。したがって、未出力
のリードデータのみを出力させたいときにも、リードコ
マンドをいわばダミーのコマンドとして入力しなければ
ならず、そのようにすると複数クロック遅れてそれに対
応した不要なリードデータが出力されてしまい、かかる
不要なデータ出力のためにバスが占有されてしまう。
【0011】また、上記先行技術のデータ入出力動作に
従えば、リードデータを出力させた直後のクロックによ
りライトデータを入力する構成を採るものである。バス
上でのデータ転送には信号遅延が生じるものであるの
で、上記先行技術に示された第2図、第3図等のタイミ
ング図に示されているようにメモリ回路側において、デ
ータ出力が行われる次のクロックでライトデータが入力
されるということは、バス上において上記リードデータ
とライトデータの競合が避けられず、リードデータある
いはライトデータの双方に上記競合による信号エラーの
生じる可能性が極めて高くなるものである。
【0012】この発明の目的は、動作の高速化と多機能
化を実現した半導体記憶装置を提供することにある。こ
の発明の他の目的は、3D画像生成に好適な半導体記憶
装置を提供することにある。この発明の更に他の目的
は、動作の高速化に加えて使い勝手の改善を図った半導
体記憶装置を提供することにある。この発明の前記なら
びにそのほかの目的と新規な特徴は、本明細書の記述お
よび添付図面から明らかになるであろう。
【0013】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記の通りである。データ読み出し動作において同期信号
に同期してデータ端子に読み出しデータを出力し、デー
タ書込み動作において同期信号に同期して上記データ端
子を介して書き込みデータを入力し、かかる読み出しデ
ークの上記データ端子への出力動作が行われるべき第1
期間内において、上記データ端子を介しての書き込みデ
ータの入力動作を許容するとともに、書き込み動作の指
示がされてから書き込みデータの入力が開始されるまで
の第2期間と、書き込みデータの入力が行われる第3期
間とを設け、上記読み出しデータの上記データ端子への
出力を上記第2期間内に許容させる。
【0014】本願において開示される発明のうち他の代
表的なものの概要を簡単に説明すれば、下記の通りであ
る。クロック信号に同期して読み出し及び書き込みのデ
ータ転送を行う双方向インターフェースと、それぞれバ
ンクを構成して独立に動作可能にされた複数のメモリマ
ットと、第1の読み出し命令もしくは書き込み命令に従
う動作の後に、上記書き込み命令もしくは読み出し命令
で指定されたバンク中の読み出しもしくは書き込みが実
行されたメモリマット中のワードラインを立ち下げ、セ
ンスアンプ群をプリチャージする一連の動作を自動的に
行う機構とを備え、上記読み出しもしくは書き込み命令
の直後に同―のバンクに対して第2の読み出し又は書き
込み命令が発せられた場合、上記自動的に行われるワー
ドラインの立ち上げから始まる一連の動作を、上記直後
に発行された第2の読み出し又は書き込み命令の終了ま
で延長させる。
【0015】本願において開示される発明のうち他の代
表的なものの概要を簡単に説明すれば、下記の通りであ
る。クロック信号に同期して読み出し及び書き込みデー
タ転送が行われる同期双方向インターフェースと、バン
クを構成する独立に動作可能な複数のメモリブロック
と、命令中のバンクアドレス部で指定されたバンク中の
ロウアドレス部で指定されたアドレスのワードラインを
立ち上げ複数の記憶セルの内容を対応したセンスアンプ
群上に読み出す機構と、上記センスアンプ群中の、命令
中のカラムアドレス部で指定された一部又は全部のビッ
トを内部のデータラッチから書き込む機構と、読み出し
又は書き込み命令の終了後、書き込み又は読み出し命令
で指定されたバンク中の読み出し又は書き込みが実行さ
れたメモリマット中のワードラインを立ち下げセンスア
ンプ群をプリチャージする機構とを備える。
【0016】データを内部のデータラッチにセットし、
内部のデータラッチから複数のセンスアンプ群へ書き込
む第1の命令と、センスアンプをプリチャージせずに現
在立ち上がつているワードラインを立ち下げ、引き続き
指定のワードラインを立ち上げる第2の命令と、第1又
は第2の命令の直後に第2の命令が引き読かない場合、
ワードラインを立ち下げ、センスアンプをプリチヤージ
するという通常の動作を起動させる。
【0017】本願において開示される発明のうち他の代
表的なものの概要を簡単に説明すれば、下記の通りであ
る。データ読み出し動作、データ書き込み動作が、コマ
ンドによって指示される半導体記憶装置において、アド
レス情報に従ったメモリアドレスからのデータ読み出し
を実行せしめる第1読み出しコマンドと、上記第1のコ
マンドのためのコマンドコードと異なるコマンドコード
を持つようにされ、読み出し開始アドレスから順次飛び
飛びのメモリアドレスからのデータ読み出しを実行せし
める第2読み出しコマンドとに応答可能とする。
【0018】本願において開示される発明のうち他の代
表的なものの概要を簡単に説明すれば、下記の通りであ
る。複数のメモリバンクと、複数のメモリバンクに共通
にされクロック信号に同期しての読み出しデータの出
力、書き込みデータの入力を行う同期双方向インクーフ
ェースとを備え、メモリバンク指定を伴っての読み出し
動作の指示、書き込み動作の指示が可能とされ、1つの
読み出し動作が指示されたとき、かかる動作が指示され
たタイミングから、上記クロック信号によって設定され
る単位期間の複数倍の期間である第1期間を経過した後
に指定のメモリバンクからの読み出しデータを上記同期
双方向インターフェースを介して出力し、1つの書き込
み動作が指示されたとき、かかる書き込み動作が指示さ
れたタイミングから上記クロック信号によって設定され
る単位期間の複数倍の期間である第2期間を経過した後
に上記同期双方向インターフェースを介して指定のメモ
リバンクに対する書き込データの取り込みを行う。
【0019】先行する動作指示に対応する第1もしくは
第2期間に係わりなく上記クロック信号によって設定さ
れる単位期間毎での順次の複数の読み出し動作の指示、
もしくは複数の書き込み動作の指示に応答可能とし、先
行する読み出し動作の終了の前に書き込み動作が指示さ
れた場合、かかる書き込み動作の指示に対応する第2期
間まで上記同期双方向インターフェ―スを介しての読み
出しデータの出力を許容し、次いで上記第2期間経過の
後、上記同期双方向インターフェースを介しての書き込
みデータの取り込みを行うようにする。
【0020】本願において開示される発明のうち他の代
表的なものの概要を簡単に説明すれば、下記の通りであ
る。外部からの動作指示コマンドによってその内部動作
が指示される半導体記憶装置において、第1コマンドコ
ードを採り、同期信号によって決められる第1単位期間
を周期としてメモリブロックを構成する複数のメモリセ
ルの内容をクリアレベルにせしめる第1コマンドと、上
記第1コマンドコードと異なるコードからなる第2コマ
ンドコードを採り、上記同期信号によって決められる第
2単位期間を周期として、被転写データ領域からのデー
タをメモリブロックのアドレス付けされたメモリセルに
書き込みせしめる第2コマンドとに応答可能とする。
【0021】
【発明の実施の形態】図1には、この発明に係る半導体
記憶装置の一実施例の概略構成図が示されている。この
実施例では、それぞれが独立に動作可能にされた8個の
メモリバンク(Bank)を持つようにされる。これら
のメモリバンク(Bank)は、特に制限されないが、
それぞれが約8Mビット(8Mbit)のような記憶容
量を持つようにされたメモリブロックから構成される。
【0022】この実施例の半導体記憶装置は、同図に例
示的に示されているような76本の外部端子を持つよう
にされる。端子CSbは、チップセレクト用端子であ
り、そこに供給されるチップセレクト信号がロウレベル
であるときチップ選択状態にされる。端子Resetb
は、リセット用端子であり、それがロウレベルにされる
と、デバイスはリセット状態となり、出力端子は出力ハ
イインピーダンスとされる。端子Clockは、クロッ
ク用端子であり、相補のクロック信号が入力されるため
2本設けられる。
【0023】端子Commandは、コマンド(命令)
とアドレス信号との組み合わせによる12本からなり、
後述するような階層及びパケット構成とされて、この実
施例のように約64Mビットのような記憶容量を持つも
のの他、48Mビットのような記憶容量、あるいは32
Mビットのような記憶容量を持つ場合、あるいは通常の
動作の他テストモードの設定も適用可能となるように工
夫されている。
【0024】端子VDDとVSSは、内部回路用の電源
供給端子であり、それぞれが2本ずつ設けられる。端子
VDDQとVSSQは、出力回路用の電源端子であり、
出力回路の電源端子を独立させることにより、出力回路
動作時に電源端子VDDQとVSSQに発生するノイズ
が内部で他の内部回路に直接伝わるのを防止するもので
ある。上記端子VDDQとVSSQは、8本ずつ設けら
れ、入出力端子IOに対応された32個の出力回路が4
個ずつ8分割されて、上記2対のVDDQとVSSQが
それぞれに割り当てられる。
【0025】端子IOは、入出力端子であり、32ビッ
トの単位でのデータの入力あるいは出力を行うために用
いられる。端子QSは、上記端子IOから入出力される
データに同期したクロック信号であり、相補のクロック
信号の入出力のために2本設けられる。端子Mask
は、バイト(8ビット)単位でのライトマスク指示する
ための端子であり、上記IO端子から入力される32ビ
ットの入力データが8ビットずつ4組に分けられ、それ
ぞれの組に対して上記4本のマスク端子が対応されて、
バイト単位でのライトマスクを実現する。端子Verf
は、上記のような各端子に対応された入力信号の参照電
圧を入力するためのものであり、2本設けられる。
【0026】図2には、この発明に係る半導体記憶装置
の一実施例のピン配置図が示されている。この実施例の
半導体記憶装置は、前記のように76本の端子が設けら
れるものであるので、特に制限されないが、80ピンの
CSPパッケージに搭載される。パッケージの裏面に
は、10×8列=80個がABSD列とHIJK列との
2組に40ピンずつに分かれて設けられる。特に制限さ
れないが、入出力端子IOは、DQ1〜DQ31とDQ
0〜DQ30のように奇数と偶数とに分けられてそれぞ
れの組に割り当てられる。メモリチップは上記パッケー
ジの裏面中央部に対応された位置に入出力部等の周辺回
路が構成されて、かかる周辺回路を中心にして上記8個
のメモリバンクが4個ずつ2組に分かれて設けられる。
【0027】図3には、この発明に係る半導体記憶装置
の一実施例の全体ブロック図が示されている。この実施
例における半導体記憶装置は、特に制限されないが、D
DR−SDRAM(Double Data Rate Synchronous Dyn
amic Random Access Memory)のようにクロックの両エ
ッジに同期してデータの入出力動作が行われる。この実
施例では、前記のように8つのメモリバンクに対応して
8つのメモリブロックが設けられる。1つのメモリブロ
ックは、特に制限されないが、8個のサブブロックから
構成され、同図にはそのうちの1つのサブブロックの概
略回路が例示的に示されている。
【0028】上記サブブロックは、DRAMマットを構
成し、特に制限されないが、一対の並行に延長されるビ
ット線BLとBLBとワード線WL0,WL2との交点
にアドレス選択MOSFETと記憶キャパシタからなる
ダイナミック型メモリセルが設けられる。上記ワード線
WL0,WL1等は行デコーダ・ワードドライバにより
1つが選択される。上記ビット線BLとBLNには、行
アクセスシーケンサから供給れるプリチャージ信号より
プリチャージとイコライズ動作を行うプリチャージ回
路、CMOSラッチ回路からなるセンスアンプと、行デ
コーダで形成された選択信号YSによりスイッチ制御さ
れるカラムスイッチMOSFET等が設けられる。上記
DRAMマットのセンスアンプは、メモリセルからのデ
ータ読出しによって夫々の相補データ線に現れる微小電
位差を検出して増幅する増幅回路である。
【0029】上記サブブロックのDRAMマットから
は、32ビット幅からなる入出力バスに対して、2倍の
64ビット幅のマットIOバスが設けられる。つまり、
上記列デコーダにより形成された選択信号YSにより、
64対のビット線が上記カラムスイッチMOSFETに
より選択されて、上記マットIOバスに接続される。上
記マットIOバスは、ワード順序補正マルチプレクサを
介して、64ビットに対応した64個のメインアンプ
と、64個のライトアンプにそれぞれ接続される。
【0030】これは、データバスの高速化が進み、半導
体記憶装置の内部動作に比べて何倍も高速な転送周期を
持つバスインターフェースが使用されるようになってき
たことに適合させるものである。こうした高速なバスイ
ンターフェースに対応する為に、内部的には入出力バス
のビット長の整数倍のデータを読み出しあるいは書き込
み、バスインターフェースとメモリブロックの間にシリ
アル・パラレル変換回路を設けて速度を変換する。この
ように内部的にバスのビット長の整数倍のデータを、事
前に読み出して置く場合を「プリフェツチ」とよび、事
前に内部のレジスタに貯えて置き一回の内部動作での書
き込む場合を「プリロード」と呼ぶ。この実施例では、
上記のように2倍のデータのプリフェッチを使用する事
により、バスインターフェースは内部動作に比べて2倍
の高速化が期待できる。
【0031】このような「プリフェツチ」と「プリロー
ド」を可能とするために、各メモリバンクにおいては、
メインアンプは、32ビットずつのデータをデータ出力
シフタに出力する。逆に、32ビットずつシリアルに入
力されたデータは、データ入力シフタによって64ビッ
トデータに変換される。上記データ出力シフタでのパラ
レル・シリアル変換動作のために、列READ(リー
ド)シーケンサと、スキップ制御回路からの制御信号が
伝えられる。上記データ入力シフタでのシリアル・パラ
レル変換動作のために、列WRITE(ライト)シーケ
ンサからの制御信号が伝えられる。
【0032】上記8個のメモリバンクにそれぞれ上記の
ようなデータ出力シフタ、データ入シフタが設けられて
いる。データ出力シフタは、上記列READシーケンサ
及びスキップ制御回路により選択されたメモリバンクの
対応された32ビットのデータが、上記列READシー
ケンサ及びスキップ制御回路の制御信号の論理信号を受
けて動作する3ST(ハイレベル、ロウレベル、ハイイ
ンピーダンスからなる3状態)出力ドライバを介して入
出力端子から出力される。また、上記入出力端子から入
力される32ビットの入力データは、列WRITE(ラ
イト)シーケンサからの制御信号により選択されたメモ
リバンクに対応したものに伝えられる。
【0033】この実施例の半導体記憶装置では、コマン
ドにより動作の指示が行われるが、従来のSDRAMの
コマンドやアドレス入力方式とは大きく異なる。つま
り、コマンドとアドレス情報とが1つのコマンドパケッ
トとして入力される。このため、内部回路にはコマンド
同期回路によりコマンドパケットをコマンド、行アドレ
ス、列アドレスのように振り分けて、それぞれコマンド
ラッチ、行アドレスラッチ及び列アドレスラッチに取り
込まれる。このようなコマンドパケットを採用すること
により、この実施例のように約64Mビットのような記
憶容量を持つものと、128Mビットや256Mビット
のように大きな記憶容量を持つもの相互に置き換えを容
易にするものである。もちろん、上記64Mビットより
も記憶容量の小さな半導体記憶装置でも置き換えが容易
になるものである。
【0034】コマンドラッチに取り込まれたコマンド
は、コマンドデコーダにより解読されて、リード動作を
制御する列READシーケンサ、ライト動作を制御する
列WRITEシーケンサ、及びバンク比較回路にコマン
ドに対応した動作実現するための制御信号を出力する。
【0035】行アクセスシーケンサは、バンク比較回路
からの信号と、列READシーケンサ、列WRITEシ
ーケンサからの信号とを受けて、上記メモリバンクのう
ちの選択されたメモリバンクの上記行デコーダ・ワード
ドライバが有効とする。このように動作が有効とされた
行デコーダ・ワードドライバは、上記行アドレスラッチ
に取り込まれたアドレス信号を解読して、メモリバンク
の中の1つのサブブロックのワード線を選択させる。上
記行アクセスシーケンサは、上記サブブロックでのワー
ド線の選択動作に対応して、相補ビット線BL,BLB
に読み出されたメモリセルからの微小信号を増幅するセ
ンスアンプを活性化させるタイミング信号を発生してS
Aドライバを駆動する。このようにして、メモリブロッ
クの行(ロウ)系のアドレス選択動作が行われる。
【0036】列アドレスラッチに取り込まれたアドレス
信号は、列アドレス補正回路を介して、メモリバンクの
行デコーダに伝えられる。この列アドレス補正回路は、
後述するような3D画像信号処理に向けた特殊な動作を
行うために設けられたものであり、ワード順序補正マル
チプレクサの制御を行うようにされる。
【0037】列アクセスシーケンサは、リード動作とラ
イト動作に対応して前記のような列READシーケンサ
と列WRITEシーケンサに分けられる。つまり、リー
ド動作では前記「プリフェッチ」によるパラレル・シリ
アル変換動作を制御するのに対して、ライト動作では
「プリロード」よるシリアル・パラレル変換動作を制御
するものであるので、それぞれの動作に合わせてシーケ
ンス制御を行うようにするものである。
【0038】この実施例で注目すべき特徴の1つとし
て、上記列WEITEシーケンサが列READシーケン
サの制御を行うことがある。この実施例の半導体記憶装
置は、リード動作とライト動作とはそれぞれのコマンド
に対応して独自に行われるものではなく、リード中にラ
イト動作を実現するためにライト系の信号でリード系の
制御を行うようにするものである。つまり、上記プリフ
ェッチでのリードの途中で、ライト動作が指示される
と、リード動作が中断されてライト動作が優先的に実効
される。そして、かかるライト動作が終了すると、上記
未出力のリードデータが自動的に出力される。
【0039】データの入出力動作に関して言えば、半導
体記憶装置の主要な動作は、内部的な読み出し及び書き
込みである。連続した読み出し又は書き込みの場合、こ
の二つの動作はパイプラインにより並列化が可能なの
で、半導体記憶装置の理論上のスループットは、内部的
な動作に必要な時間及びデータ入出力に必要な時間のど
ちらかより長い方の時間で律速される。しかし、読み出
しと書き込みを交互に切れ目無く行う場合、先行する読
み出しは内部動作の完了後に転送が行われ、引き続く書
き込みは内部動作に先立って転送が行われるので、連続
的に内部動作を行うとデータ出力のタイミングとデータ
入力のタイミングが重なってしまう結果となる。
【0040】双方向バスはデータ出力とデータ入力を同
時に行う事は出来ないので、読み出し動作に引き続く書
き込み動作では、タイミングの重なり合いを防止する為
に書き込み動作の開始を遅らせる必要が有る。このよう
に、従来の一般的な半導体記憶装置では、連続的に読み
出し又は書き込みをする場合に比べ、読み出しと書き込
みが交互に行われる場合は、転送タイミングの重なり合
いを防止する待ち時間の為、実効的なスループットが大
きく低下する結果となる。
【0041】そこで、ライトバッファに書き込みデータ
を一時貯えて、内部タイミングの空き時間に実際の書き
込み動作を行う様な機構も考えられるが、最大の効率を
得る為には、ライトバッファヘの書き込みと実際の書き
込みが常に同時に行われるよう制御する必要があるが、
常にそういったタイミングで次の書き込みデータが準備
出来るとは限らないので、やはり待ち時間が発生してし
まう。さらに、ライトバッファヘの書き込みの後、実際
の書き込みが行われる前に書き込んだアドレスに対する
読み出し動作を行つてしまうと、間違ったデータを読み
出してしまうので、データの整合性の管理も必要とな
る。そこで、この実施例では、前記のようなリードの途
中でライト動作を実施し、その後に再びリードを再開す
る機能が設けられる。
【0042】図4には、この発明に係る半導体記憶装置
の他の一実施例の全体ブロック図が示されている。この
実施例は、基本的構成は前記図3の実施例と同様である
が、カラム系選択回路としてバースト動作を実現するた
めのバーストカウンタ、及びアドレス退避レジスタが設
けられる。つまり、この実施例の半導体記憶装置では、
カラム系の選択動作として、バーストリードあるいはバ
ーストライト動作が設けられる。
【0043】このようなバースト動作は、公知のSDR
AM等でも有しており、列アドレスの先頭アドレスをバ
ーストカウンタにセットし、かかるバーストカウンタで
列アドレスを発生させて、カラム選択動作を順次切り換
えて最大で1本のワード線に接続されるメモリセルに対
して連続的にアクセスを行うようにするものである。こ
のようなバースト動作を付加した場合、バーストリード
中にライトコンマンドを入力すると、バーストカウンタ
にはライトコマンドに対応された列アドレスが入力され
るので上記リード中のアドレスが喪失してしまう。
【0044】そこで、ライトコマンドに対応して入力さ
れた列アドレスがバーストカウンタに取り込まれる前
に、リード途中のバーストカウンタのカウンタ値がアド
レス退避レジスタに退避させられる。上記アドレス退避
レジスタに退避されたカウンタ値は、上記ライト動作が
終了してリード動作か再開されるときに、上記バースト
カウンタに戻される。このようなバースト動作機能を除
けば、図4の実施例の各回路ブロックは、前記図3の実
施例と同様であるので、重複した説明を省略するもので
ある。
【0045】図5には、前記図3、図4のサブブロック
の一実施例の構成図が示されている。サブブロックは、
特に制限されないが、4つのメモリマットに分割され
る。つまり、サブブロックは、縦方向(ワード線方向)
に4つのメモリマットに分割される。メモリマットの上
下部には、サブワードドライバが配置され、メモリマッ
トの左右部にはセンスアンプが配置される。
【0046】上記4つのメモリマットからなるサブブロ
ックの下側は、メインワードドライバが設けられる。メ
インワードドライバは、同図の4つのメモリマットを貫
通させるように縦方向に延長されるメインワード線の選
択信号を形成する。上記メインワードドライバには、1
つのメインワード線に割り当てられる複数のサブワード
線の中の1つのサブワード線を選択するサブワード線選
択信号を形成するサブワード線選択ドライバが設けられ
る。また、特に制限されないが、上記4つのメモリマッ
トの中の1つのメモリマットを選択するマット信号を形
成するマット選択回路も設けられる。このマット選択回
路は、上記4つのメモリマットの中の1つのメモリマッ
トのサブワード線のみが選択されるようにするものであ
り、これに対応してセンスアンプも、選択されたメモリ
マットに対応したセンスアンプ列のみが一度に活性化さ
れる。
【0047】1つのメモリマットは、256対のビット
線が同図の横方向に延長される。上記256対のビット
線は、128対に分けられて上記左右に設けられた12
8個ずつのセンスアンプの入出力ノードに結合される。
特に制限されないが、互いに隣接するビット線に接続さ
れるセンスアンプを左右に振り分けて配置することによ
り、比較的大きな占有面積を必要とするセンスアンプを
2対のビット線ピッチに合わせて形成することができる
から、センスアンプ及びビット線を高い集積度をもって
配置させることができる。
【0048】上記1のメモリマットには、特に制限され
ないが、1024本のようなサブワード線が設けられ
る。サブワード線は、例えば2本ずつが対とされた隣接
するサブワード線を駆動するサブワードドライバが上下
に振り分けられて配置される。このようにサブワードド
ライバをメモリマットの上下に振り分けて配置すること
により、比較的大きな占有面積を必要とする2個のサブ
ワードドライバを4本のサブワード線ピッチに合わせて
形成することができるから、サブワードドライバ及びサ
ブワード線を高い集積度をもって配置させることができ
る。
【0049】あるいは、同図に点線でしめれたサブワー
ド線のように中央部で切断分離し、メモリマットの上下
に振り分けられて設けられたサブワードドライバにより
上記分割されたサブワード線をそれぞれで駆動するよう
にしてもよい。このようにした場合には、1本のサブワ
ード線に接続されるメモリセルの数が前記センスアンプ
の分割に対応して128個と少なくすることができるの
で、サブワード線の高速な選択動作が可能なる。
【0050】特に制限されないが、上記サブブロックの
左右に設けられたセンスアンプ列には、32対ずつのロ
ーカル入出力線が設けられる。例えば、メモリマットの
右側に設けられるセンスアンプ列では、上記のようにメ
モリマット単位でワード線選択を行う場合には、128
対の相補ビット線が32対ずつ4組に分けられて、4つ
のYS選択線により選択されて上記ローカル入出力線に
接続される。同様に32対のローカル入出力線とそれに
対応したYS選択線が左側のセンスアンプ列にも設られ
る。
【0051】上記8個のサブブロックに対してコモンI
O線が設けられる。コモンIO線は、前記「プリフェッ
チ」と「プリロード」に対応して64対の信号線(マッ
トIOバス)から構成される。上記各サブブロックのロ
ーカル入出力線と上記コモンIO(マットIOバス)と
は、サブブロック選択信号により選択されたものが相互
に接続される。
【0052】上記のような1つのメモリマットは、25
6対のビット線と1024本のサブワード線が設けられ
るから、約256Kビットのような記憶容量を持つよう
にされる。上記1つのサブブロックは、4個のメモリマ
ットで構成されるので、256K×4=1Mビットのよ
うな記憶容量を持つようにされる。1つのメモリバンク
は、前記のように8個のサブブロックで構成されるか
ら、約8Mビットのような記憶容量を持つものとされ
る。
【0053】1つのメモリバンクにおいて、1つのサブ
ブロックを選択して上記64ビットのようなデータの入
出力を行うものに代えて、前記のように8個のサブブロ
ックのサブワード線を同時に選択し、それぞれが8ビッ
トずつデータを入出力するようにするものであってもよ
い。この構成は、後述するような3D画像処理におい
て、効率的なデータの入出力を可能にするものである。
【0054】つまり、高速転送が必要な用途で多く使用
される従来のプリフェッチ・プリロードタイプの半導体
記憶装置では、シリアル・パラレルの変換を使用する事
により高速化が実現できる反面、実際の内部アクセスが
複数アドレス同時に行われる為、読み出し及び書き込み
の開始アドレスは、バイト単位でのデータを1ワードと
してみたとき、前記実施例では64ビットのプリフェッ
チやプリロードを行うので、例えば8倍のプリフェツチ
・プリロードと見做される。この場合は上記バイト単位
にアドレスを付したときには、0、8、16、24とい
うように同時にアクセスされるワード(バイト)数で割
り切れる位置に限られる。さらに同時にアクセスされる
複数のワードは、上記開始アドレスから連続した8アド
レスというように、固定的に割り付けられてしまう。
【0055】この実施例の半導体記憶装置では、0から
3までの任意の増分で指定された8つのバイト、すなわ
ち64ビットを一度にアクセスすることを可能とするた
めに、1つのバンクにおいて、8個のサブブロックを設
け、それぞれから8ビットずつ入出力させるようにする
ものである。このため、右側のセンスアンプ列におい
て、各センスアンプに対応した128対の相補ビット線
が4対ずつの32組に分けられて、32のYS選択線に
より選択されて上記ローカル入出力線に接続される。同
様に4対のローカル入出力線とそれに対応したYS選択
線が左側のセンスアンプ列にも設られる。このようなサ
ブブロックが8個設けられるから、1つのバンクでは6
4ビットの単位でのデータの入出力(リード/ライト)
が行われる。
【0056】図6には、この発明に係る半導体記憶装置
の一実施例の回路図が示されている。同図においては、
センスアンプ部を中心にして、アドレス入力からデータ
出力までの簡略化された回路図が例示的に示されてい
る。この実施例は、センスアンプを中心にして一対の相
補ビット線が折り返して平行に延長されるといういわゆ
る2交点方式に向けられいてる。同図においては、メモ
リマット15の一方に設けられるセンスアンプ16と、
センスアンプ列とサブワードドライバ列との交差エリア
18に設けられる回路が例示的に示され、他はブロック
図として示されている。
【0057】ダイナミック型メモリセルは、上記1つの
メモリマット15に設けられたサブワード線SWLと、
相補ビット線BL,BLBのうちの一方のビット線BL
との間に設けられた1つが代表として例示的に示されて
いる。ダイナミック型メモリセルは、アドレス選択MO
SFETQmと記憶キャパシタCsから構成される。ア
ドレス選択MOSFETQmのゲートは、サブワード線
SWLに接続され、このMOSFETQmのドレインが
ビット線BLに接続され、ソースに記憶キャパシタCs
が接続される。記憶キャパシタCsの他方の電極は共通
化されてプレート電圧VPLTが与えられる。
【0058】上記MOSFETQmの基板(チャンネ
ル)には負のバックバイアス電圧VBBが印加される。
特に制限されないが、上記バックバイアス電圧VBB
は、−1Vのような電圧に設定される。上記サブワード
線SWLの選択レベルは、上記ビット線のハイレベルに
対して上記アドレス選択MOSFETQmのしきい値電
圧分だけ高くされた高電圧VPPとされる。
【0059】センスアンプを内部降圧電圧VDLで動作
させるようにした場合、センスアンプにより増幅されて
ビット線に与えられるハイレベルは、上記内部電圧VD
Lレベルにされる。したがって、上記ワード線の選択レ
ベルに対応した高電圧VPPはVDL+Vth+αにされ
る。センスアンプの左側に設けられたサブアレイの一対
の相補ビット線BLとBLBは、同図に示すように平行
に配置される。かかる相補ビット線BLとBLBは、セ
ンスアンプの単位回路の入出力ノードと接続される。
【0060】センスアンプの単位回路は、ゲートとドレ
インとが交差接続されてラッチ形態にされたNチャンネ
ル型の増幅MOSFETQ5,Q6及びPチャンネル型
の増幅MOSFETMOSFETQ7,Q8からなるC
MOSラッチ回路で構成される。Nチャンネル型MOS
FETQ5とQ6のソースは、共通ソース線CSNに接
続される。Pチャンネル型MOSFETQ7とQ8のソ
ースは、共通ソース線CSPに接続される。上記共通ソ
ース線CSNとCSPには、それぞれパワースイッチM
OSFETQ14とQ15が接続される。
【0061】特に制限されないが、Nチャンネル型の増
幅MOSFETQ5とQ6のソースが接続された共通ソ
ース線CSNには、特に制限されないが、上記クロスエ
リア18に設けられたNチャンネル型のパワースイッチ
MOSFETQ14により接地電位に対応した動作電圧
が与えられる。同様に上記Pチャンネル型の増幅MOS
FETQ7とQ8のソースが接続された共通ソース線C
SPには、上記内部電圧VDLを供給するNチャンネル
型のパワーMOSFETQ15が設けられる。上記のパ
ワースイッチMOSFETは、各センスアンプの単位回
路に分散して設けるようにしてもよい。
【0062】上記Nチャンネル型のパワーMOSFET
Q14とQ15のゲートに供給されるセンスアンプ用活
性化信号SANとSAPは、センスアンプの活性時にハ
イレベルにされる同相の信号とされる。信号SAPのハ
イレベルは昇圧電圧VPPレベルの信号とされる。昇圧
電圧VPPは、VDLが1.8Vのとき、約3.6Vに
されるので、上記Nチャンネル型MOSFETQ15を
十分にオン状態にして共通ソース線CSPを内部電圧V
DLレベルにすることができる。
【0063】上記センスアンプの単位回路の入出力ノー
ドには、相補ビット線を短絡させるイコライズMOSF
ETQ11と、相補ビット線にハーフプリチャージ電圧
VBLRを供給するスイッチMOSFETQ9とQ10
からなるプリチャージ(イコライズ)回路が設けられ
る。これらのMOSFETQ9〜Q11のゲートは、共
通にプリチャージ信号PCBが供給される。特に制限さ
れないが、上記クロスエリア18には、IOスイッチ回
路IOSW(ローカル入出力線LIOとコモンIO(M
IO)を接続するスイッチMOSFETQ19,Q2
0)が置かれる。さらに、前記説明したようにセンスア
ンプのコモンソース線CSPとCSNのハーフプリチャ
ージ回路、ローカル入出力線LIOのハーフプリチャー
ジ回路等も設けられる。
【0064】スイッチMOSFETQ12とQ13は、
カラム(Y)スイッチ回路を構成するものであり、上記
選択信号YSが選択レベル(ハイレベル)にされるとオ
ン状態となり、上記センスアンプの単位回路の入出力ノ
ード(相補ビット線BL,BLB)とローカル入出力線
LIO1とLIO1B、LIO2,LIO2B等とを接
続させる。これにより、センスアンプの入出力ノード
は、上記選択されたサブワード線SWLに接続されたメ
モリセルの微小信号を増幅し、上記カラムスイッチ回路
(Q12とQ13)を通してローカル入出力線LIO
1,LIO1Bに伝える。上記ローカル入出力線LIO
1,LIO1Bは、上記センスアンプ列に沿って延長さ
れる。上記ローカル入出力線LIO1,LIO1Bは、
クロスエリア18に設けられたNチャンネル型MOSF
ETQ19とQ20からなるIOスイッチ回路を介して
メインアンプ61の入力端子に導かれるコモンIO(M
IO,MIOB)に接続される。
【0065】アドレス信号Aiは、前記のような行アド
レスラッチに対応したアドレスバッファ51に供給され
る。このアドレスバッファに取り込まれたXアドレス信
号は、前記行デコーダに対応したプリデコーダ52に供
給され、メインローデコーダ11とメインワードドライ
バ12を介してメインワード線MWLの選択信号が形成
される。上記アドレスバッファ51は、外部端子から供
給されるアドレス信号Aiを受けるものであり、外部端
子から供給される電源電圧VDDにより動作させられ、
特に制限されないが、上記プリデコーダは、それを降圧
した降圧電圧VPERI(VDD)により動作させら
れ、上記メインワードドライバ12は、昇圧電圧VPP
により動作させられる。このメインワードドライバ12
として、上記プリデコード信号を受けるレベル変換機能
付論理回路が用いられる。カラムデコーダ(ドライバ)
53は、前記のような図示しない行アドレスラッチに対
応したアドレスバッファを介して入力されたY(カラ
ム)アドレス信号を解読するものであり、前記列デコー
ダに対応しており選択信号YSを形成する。
【0066】上記メインアンプ61は、降圧電圧VPE
RI(VDD)により動作させられ、かかるメインアン
プ61の出力信号は、同図では省略されているが、前記
データ出力シフタを介して外部端子から供給される電源
電圧VDDQ、VSSQで動作させられる出力バッファ
62に伝えられ、かかる出力バッファ62の出力信号D
out とされる。外部端子から入力された書き込み信号D
inは、入力バッファ63を通して取り込まれ、省略され
たデータ入力シフタを介して同図においてメインアンプ
61に含まれるライトアンプを通して上記MIOとMI
OBとLIOを通して選択されたメモリセルに一括して
書き込まれる。上記信号Dout とDinは、前記のような
双方向インターフェイスを介して入出力される。
【0067】特に制限されないが、上記外部端子から供
給される電源電圧VDDQ、VDDは、第1の形態では
3.3Vにされ、内部回路に供給される降圧電圧VPE
RI(VDD)は2.5Vに設定され、上記センスアン
プの動作電圧VDLは1.8Vとされる。そして、ワー
ド線の選択信号(昇圧電圧)は、3.6Vにされる。ビ
ット線のプリチャージ電圧VBLRは、VDL/2に対
応した0.9Vにされ、プレート電圧VPLTも0.9
Vにされる。そして、基板電圧VBBは−1.0Vにさ
れる。上記外部端子から供給される電源電圧VDDQ
は、第2の形態として2.5Vのような低電圧にされて
もよい。このように低い電源電圧VDDQのときには、
降圧電圧VPERI(VDD)と、降圧電圧VDLを
1.8V程度と同じくしてもよい。
【0068】あるいは、外部端子から供給される電源電
圧VDDQは3.3Vにされ、内部回路に供給される降
圧電圧VPERI(VDD)とセンスアンプの動作電圧
VDLとを同じく2.0V又は1.8Vのようにしても
よい。このように外部電源電圧VDDQ,VDDに対し
て内部電圧は、種々の実施形態を採ることができる。
【0069】図7には、この発明に係る半導体記憶装置
の動作の一例を説明するためのタイミング図が示されて
いる。同図においては、コマンドを入力してからリード
データが得られるまでの待ち時間(レイテンシイ)を利
用して、前記図3又は図4の実施例のように8つのメモ
リバンクのうち、バンク0(#0)ないしバンク3(#
3)の4つを用いてプリフェッチとプリロードを行うよ
うにするものである。
【0070】前記コマンドパケットからコマンド、行ア
ドレス及び列アドレスをラッチに取り込むまで1クロッ
ク(1CLK)を要し、それをデコードしてワード線の
選択動作、センスアンプでの増幅動作及びカラム選択、
シリアル・パラレル変換動作と出力動作と合計7クロッ
クを待って読み出しデータが出力される。このようにし
て、コマンド入力からデータ出力までが8CLKが費や
される。1クロックの周期は、4nsとするとコマンド
入力から32ns後にデータ出力が行われるものとな
る。1つのメモリバンクでは、4クロック後にはメモリ
マットの選択が終了しているので、次のコマンドの入力
が可能とされる。
【0071】したがって、同図の例ではバンク#0ない
し#3の4つを用いてアドレスA、B、C、Dの4つの
アドレスを指定して1回目のリードコマンドを入力した
後に、上記バンク#0ないし#3に対して再びアドレス
E、F、G、Hを指定してリードコマドを入力すると、
9クロック目からその立ち上がりと立ち下がりに同期し
て32ビットずつのデータが双方向バスDATAに順次
出力される。
【0072】この実施例においては、バンク#0のデー
タ出力中に、バンク#0ないし#3の4つを用いてそれ
ぞれアドレスとライトコマンドを入力すると、特別に設
定されたライトレイテンシイ(2CLK)後に双方向バ
スDATAから入力されたライトデータの取り込みが行
われる。通常、ライトコマンド入力からデータ入力を受
け付けるのは、前記のようなプリロードを行うものであ
るので、1クロックもあれば十分である。
【0073】しかしながら、この実施例では、前記のよ
うにデータ読み出しとデータ書き込みの間に優先順位が
付与されており、書き込みデータ入力は、読み出しデー
タ出力に対して常に優先権を持つにされる。従って、書
き込みデータの入力は常に内部動作から同一のタイミン
グで処理され、前記入力と同一タイミングの読み出しデ
ータの出力は、前記入力が完了するまで待たされる。こ
のような制御を実現するために、バスの切り替え待ち時
間の設定が行われる。つまり、上記読み出し中のバンク
#1のアドレスBに対応したデータの出力が終了させ
て、出力バッファをハイインピーダンス状態にして、一
旦双方向バスを開放させた後に、ホスト側からの書き込
みデータの入力を行うようにする。
【0074】このようなリードモードでの出力データと
ライトモードでの入力データとが教競合しないような切
り換え時間Δt1を確実に確保するために、ライトレイ
テンシイ(Write Latency)に1CLK分だけ余分に
設けられて、前記のように2CLKとされる。これによ
り、双方向バスDATAには、リードデータの後にライ
トデータが上記4バンクに対応して32ビット×8の入
力が行われる。そして、このような書き込み動作が終了
すると、上記中断されたリードデータが自動的に出力さ
れる。
【0075】上記のような中断されたリードデータ(S
uspended READ Data) の出力動作においても、入力デー
タと中断された出力データと入力データとが双方向バス
DATA上で教競合しないような切り換え時間Δt2を
確実に確保するようタイミング設定が行われて出力され
る。なお、引き続いてのリードデータを得る場合には、
上記ライトコマンドの数及び上記ライト動作の後の中断
されたリードデータの最終出力データHから逆算して、
8クロック分前にバンク#0ないし#3の4つを用いて
アドレスI、J、K、Lの4つのアドレスを指定して3
回目のリードコマンドを入力すればよい。
【0076】上記Δt1やΔt2を設定するためのタイ
ミング規定期間は、読み出しデータの直後に何の分離時
間もないタイミングで書き込みデータ入力を行うように
したり、逆に読み出しデータ入力終了直後のタイミング
から読み出しデータを出力すると、メモリ自身あるいは
メモリコントローラ等が誤った信号の取り込みを行うこ
とを防止するために設けられる。メモリはそれ自身で独
自に動作するのではなく、メモリコントローラやCPU
等との間でデータの授受を行うものであるので、その設
定にはメモリとの間でデータの入出力を行う他の回路と
の関係で設定されるものである。
【0077】したがって、この発明に係る半導体記憶装
置との間でデータの入出力を行う装置及びそれらを接続
する双方向バスに応じて、上記Δt1及びΔt2を確保
するようタイミング規定期間を設定する必要がある。そ
こで、この実施例では、クロック信号の半周期刻みで前
記ライトレイテンシイを設定することが可能とされる。
つまり、前記ライトレイテンシイを設定するためのレジ
スタが設けられ、そこに設定された情報ビットによっ
て、前記2CLKの他に2.5CLK、3CLK等種々
の設定が可能にされる。また、かかる割り込みによるラ
イト動作が終了した後に、読み出し中断された残りデー
タの出力タイミングも、上記同様なレジスタへの情報ビ
ットの設定によりクロック信号の半周期刻みで設定でき
るようにされる。
【0078】クロックが非常に高速な場合、データ出力
からデータ入力に切り替える為にデータ出力バッファを
ターンオフする時間が無視できなくなる。本発明に係る
半導体記憶装置では、前記のようにデータ出力の中断動
作の開始からデータ入力の開始までの遅延時間を内部レ
ジスタにより任意に設定可能なので、クロック速度、出
力バッファのターンオフ時間及びバス長に応じた最適な
待ち時間を使用する事が出来る。例えば、データ出力の
中断はコマンドが入力された次のクロックの立ち上がり
エッジで開始される。内部レジスタに設定された遅延量
が0クロックであれば、データ出力の中断が開始された
時点からデータ入力が開始され、データ出力中断開始か
らデータ入力開始までの遅延最がセットされていれば、
遅延量に応じたクロック数が経過した後データの入力が
開始される。もちろん、データ転送にクロックの立ち上
がりと立ち下がりの両方のエッジを使用するDDRシス
テムの場合、データ出力の中断はコマンドが入力された
次のクロックの立ち下がりエッジから行っても良い。
【0079】上記のようにレジスタを用いた場合には、
それがシステムに搭載されたときの初期設定により行う
ようにしてもよいし、上記ライトコマンドの中に上記情
報ビットを含ませるようにしてもよい。この構成に代
え、外部端子から情報ビットを固定的に供給するもので
あってもよい。この場合には、外部端子数は増加するも
のの、メモリがシステムに搭載された時点で上記情報ビ
ットの設定がハードウェア的に行われるから、電源投入
直後の初期設定やコマンドの中に逐一情報ビットを挿入
させるという煩わしがなく使い勝手がよい。
【0080】この実施例では、上記タイミング規定期間
を設けることにより、ライト系回路からリード系回路に
対する割り込み制御により、バスの切り替え待ちを除
き、ほぼ連続したリードとライトの内部動作が矛盾無く
行える為、読み出しと書き込みが交互に行われる場合の
実効的スループットが飛躍的に向上させることができ
る。このような書き込みデータ入力の優先処理は、微視
的に見れば書き込み動作の直前の読み出し動作のデータ
出力待ち時間の増大につながるが、スループットを問題
にするアプリケーションの場合においては、データバス
にFIFOメモリ等のバッファを備えている場合がほと
んどで、微視的な出力待ち時間の増大がシステム全体の
性能に与える影響は小さいと考えられる。
【0081】特に制限されないが、この実施例では、リ
ードコマンドに対して、ライトコマンドの入力を半クロ
ック遅れて入力を可能とするように示されているが、ラ
イトコマンドもリードコマンドと同様にクロックCLK
の立ち上がりで入力するものであってもよい。これに対
応して、クロックCLKの立ち上がりと立ち下がりで3
2ビットずつデータを入力するものであってもよい。
【0082】図8には、この発明に係る半導体記憶装置
の動作の他の一例を説明するためのタイミング図が示さ
れている。同図においては、前記図4の実施例に示され
たバースト動作が利用される。バースト動作では、1つ
のコマンドにより1つのメモリバンクにおいて前記双方
向バスのビット幅に対応したワード長のデータ入力及び
データ出力の連続動作が可能とされる。
【0083】この実施例では、1つのコマンド1により
バースト長8を指定して、8クロック後に双方向バスか
ら8個のデータを連続して出力させる。このような連続
読み出しのための列アドレスは、前記バーストカウンタ
により発生させられる。この実施例では、上記コマンド
1に対応したバーストリード中にライト動作を指示する
コマンド2の入力が許可される。例えば、コマンド1に
より、双方向データバスに対して3ワード長のデータが
出力されるクロック信号CLK、つまり最初の読み出し
データが出力されてから1CLK遅れたクロックに同期
してコマンド2が入力されると、それより2CLK遅れ
て双方向データバスから書き込みデータの入力が行われ
る。
【0084】上記2CLKの期間を利用して、既にデー
タ出力シフタに伝えられている3番目と4番目のデータ
出力を行うとともに、バーストカウンタに保持された列
アドレスがアドレス退避レジスタに退避され、上記4番
目のデータを出力させた後に出力バッファを出力ハイイ
ンピーダンスとして、上記2CLK遅れて入力される書
き込みデータの伝送を可能にするものである。中断され
読み出しデータは、前記センスアンプに保持される。上
記コマンド2によりバースト長が8なら2ワードずつが
プリロードされ、2ワード単位での書き込みが4回連続
して行われる。
【0085】この書き込み動作の終了の後に前記同様に
設定されている時間Δt2の経過の後に、中断された読
み出しデータが出力される。つまり、上記コマンド2に
対応した内部動作2が終了した後に、前記アドレス退避
レジスタに退避された列アドレスがバーストカウンタに
セットされて、センスアンプに保持されていた読み出し
データを出力させる。
【0086】上記のコマンド2に対応した内部動作2を
考慮し、かつ、上記中断された読み出し動作の最後のデ
ータ出力に影響を与えないという条件で、コマンド3の
入力が許可され、それに対応した内部動作3が実効され
て、引き続きバーストリード動作が実効される。上記コ
マンド3の入力から双方向データバスに読み出しデータ
が出力されるまでには、前記のような8クロックのレイ
テンシイが設定されるものである。この内部動作の終了
タイミングの直後にコマンド4を入力しバース長4を指
定してライト動作を指示すると、それより2CLKの期
間に前記内部動作3により読み出し準備が行われた2ワ
ード分のデータが出力され、中断された読み出しデータ
に対応した列アドレスがアドレス退避レジスタに退避さ
れ、出力バッファが出力ハイインピーダンスとなり、双
方向データバスが開放されて4ワード分の書き込みデー
タが入力される。
【0087】この実施例においては、DDRモードでの
データ入出力を行うようにした場合、書き込みデータと
読み出しデータとが16クロック期間に16ワード分を
入出力させることができ、1ワード/1クロックのよう
な高速なデータ入出力動作を実現することができるもの
となる。このように、1つのメモリバンクに対して読み
出しと書き込み動作を交互に繰り返すようなメモリアク
セスにおいても、本願発明の適用によって高速なデータ
入出力が可能となるものである。
【0088】図9には、この発明に係る半導体記憶装置
の一実施例の画素マッピング図が示されている。前記の
ように8個の独立してアクセス可能なメモリバンク0な
いし7を用い、CRT表示装置のラスタ方向に対して、
同一バンクを4画素ずつ割り当て、ラスタと直角な方向
に対して4画素毎の繰り返しで、各画素毎に異なるバン
クを割り当てている。また、このメモリでは、1回のア
クセスに必要な時間が1クロックであり、同一バンクを
続けてアクセスする場合の待ち時間、言い換えればtR
Cは4クロックであり、さらに請求項22で特定された
ような連続的なバンクアクセスに対する高速化機能を備
えている。
【0089】つまり、それぞれバンクを構成して独立に
動作可能にされた複数のメモリマットと、第1の読み出
し命令もしくは書き込み命令に従う動作の後に、上記書
き込み命令もしくは読み出し命令で指定されたバンク中
の読み出しもしくは書き込みが実行されたメモリマット
中のワードラインを立ち下げ、センスアンプ群をプリチ
ャージする一連の動作を自動的に行う機構とを備え、上
記読み出しもしくは書き込み命令の直後に同―のバンク
に対して第2の読み出し又は書き込み命令が発せられた
場合、上記自動的に行われるワードラインの立ち上げか
ら始まる一連の動作を、上記直後に発行された第2の読
み出し又は書き込み命令の終了まで延長する機構を持つ
ようにされる。
【0090】また、第1の読み出しコマンドの直後に第
2の読み出しコマンドが同一のバンクに対して発行され
た場合、第2のコマンドのマット指定・ワード線指定に
かかるアドレスを無視し、第1の読み出しコマンドで活
性化されたセンスアンプ群から第2のコマンドのカラム
アドレス部で指定されたアドレスのデータを出力し、第
1の書き込みコマンドの直後に第2の書き込みコマンド
が同一のバンクに対して発行された場合、第2のコマン
ドのマット指定・ワード線指定にかかるアドレスを無視
し、第1の書き込みコマンドで活性化されたセンスアン
プ群から第2のコマンドのカラムアドレス部で指定され
たアドレスへ入力されたデータを書き込み可能なコマン
ド制御機構を持つようにされる。
【0091】画像処理用のメモリにおいて、図9の実施
例のようなマッピングを適用すれば、グラフィックの最
も基本的な描画動作である1画素幅の線分1本の描画に
対して、どのような角度であってもメモリ動作の待ち合
わせを起こさない連続的な動作が可能となる。
【0092】例えば、垂直線の描画に対しては、同一バ
ンクが現れるのは4画素、言い換えるば4クロック後で
ある。これはtRCと等しいので例えばバンク0に最初
にアクセスされてから次にアクセスされる迄には、バン
ク0はアクセス可能な状態となっている。
【0093】例えば、水平線の描画に対しては、同一バ
ンクが4画素連続するが、同一バンクの連続するアドレ
スのアクセスには、前記請求項22に特定されたような
高速化機構が有効なので、各画素は1クロックでアクセ
ス可能である。また、水平方向には同一バンクが4画素
ずつ配置されているので、水平方向には長い線分を描画
した場合に同一バンクが再びアクセスされるのは4画
素、言い換えれば4クロック後である。これはtRCと
等しいので例えばバンク0が最初にアクセスされてから
次にアクセスされる迄には、0バンクはアクセス可能な
状態となっている。
【0094】例えば、任意の斜めの線分に関しては、上
記2つの場合の混合と考えられる。したがって、全ての
方向の描画において、前記の請求項22に特定されたよ
うな高速化機能を使用する場合を除いて、同一バンクの
アクセスはtCR以上の間隔が保証できる。
【0095】この発明に係る半導体記憶装置において
は、内部をプリフェッチ・プリロードのワード(前記の
例では32ビット)の数倍の長ビット長(前記の例では
64ビット)を持つ大きなビット単位で構成するかわり
に、外部バスのビット長と同じか、プリロード・プリフ
ェッチのワード倍数未満の比較的小さな記憶回路ブロッ
クを複数個使用し同時に駆動する構成をとり、それら記
憶回路ブロックに与えるアドレスを下位3ビットとアク
セスモードにより必要に応じてインクリメントする回路
を備える。
【0096】例えば+2ずつ増加したアドレスを連続し
てアクセスする機能は、各記憶回路ブロックへのアドレ
スの割り付けを図10に示すよう、同一の記憶回路ブロ
ック(前記図5のサブブロック)内の隣り合うアドレス
で奇数と偶数が交互に配置されるようにマップされる。
例えば、サブブロック0では、00、09、16、25
のようなアドレス割り付けが行われ、サブブロック1で
は、01、08、17、24のようなアドレス割り付け
が行われる。
【0097】注目すべきは、8個のサブブロック0〜7
の対応するアドレス割り付けが、第1行目が00〜0
7、第2行目が08〜15、第3行目が16〜23、第
4行目が25〜31のようになっており、第2及び第4
行目のアドレス08〜15と25〜31が第1行目や第
3行目のように各サブブロック0〜7の順序に対応して
順序よく並ぶのではなく、上記の規則に従って隣接する
サブブロック間でアドレスの入れ換えが行われるもので
ある。このことは、後述する画像処理における高速で効
率的なデータの入出力を行う上で有効な効果を発揮す
る。
【0098】上記のようなサブブロックのアドレス割り
付けと、飛び飛びのアドレスを指定をレジスタにより設
定することの組み合わせにより、前記のような奇数及び
具数数バイトのデータを、奇数−偶数の順序又はその逆
に偶数−奇数の順序あるいは奇数のみあるいは偶数のみ
の連続アクセスの他に、種々の組み合わせを採るように
することができる。
【0099】図11には、この発明に係る半導体記憶装
置における1つのメモリバンクに対応した記憶回路ブロ
ック部の一実施例の構成図が示されている。記憶回路ブ
ロック部は、8個の8ビット単位でメモリアクセスされ
る前記図5に示したような記憶回路ブロック、すなわち
サブブロック0ないし7よりなっている。各サブブロッ
ク0〜7に供給されるアドレスは、下位3ビットを除く
外部アドレス、下位3ビットを除く外部アドレス+1、
下位3ビットを除く外部アドレス+2の3つのうちか
ら、下位3ビットのアドレスとアクセスモードフラグに
より選択される。上記下位3ビットのアドレスは、前記
図10に示したように00〜07等のように8個のサブ
ブロックを指定するアドレスであり、1バイト(8ビッ
ト)のデータに割り当てられるアドレスである。
【0100】上記サブブロック0〜7から出力されるデ
ータは、下位3ビットのアドレスの値及びアクセスモー
ドで64ビットバスに対するワードアドレスの下位/上
位の配置が変化する為、ワード順序補正マルチプレクサ
が設けられる。このワード順序補正マルチプレクサは、
64ビット内のワードアドレスの順序を補正している。
上記ワード順序補正マルチプレクサは、この実施例に於
いては独立した回路となっているが、前記図3又は図4
のシリアル・パラレル、パラレル・シリアル変換回路の
一部として構成しても良い。
【0101】図10は、前記のようにサブブロックの各
データに割り当てられたアドレスマッピング図である。
この実施例でのアドレッシングモードは、連続したアド
レスと開始アドレスから+2ずつ増加した、いわゆる奇
数及び偶数のアクセスの2種類とされる。この場合、各
サブブロック0〜7には同一のサブブロック内の隣り合
うアドレスで奇数と偶数が交互に配置されるようにマッ
プされる。この実施例では、各記憶回路ブロックは4ワ
ードずつを記憶するようになっているが、もちろん任意
の数の記憶が可能である。
【0102】連続アクセスモードで開始アドレス02と
した場合、図11の選択回路fにより、サブブロック2
〜7には下位3ビットを除く外部アドレスがそのまま入
力され、記憶ブロック0〜1には+1が入力される。ま
たワード順序補正マルチプレクサは出力がサブブロック
2〜7、1、0の順になるように切り替えられる。これ
により、図10のアドレスマッピング図に従えば、サブ
ブロック2から7において、02〜07の6バイトのデ
ータが出力され、サブブロック0と1は、アドレスが+
1にされており、09と08とが選択され、上記ワード
順序補正マルチプレクサによりサブブロック2〜7、
1、0の順になるので、データは02〜09のような8
バイト(64ビット)が選ばれて、データ出力シフタに
より02〜05と06〜09とがDDRモードでシリア
ルに出力される。
【0103】この実施例では、前記のように64ビット
の単位でプリフェッチを行うにも関わらず、従来のよう
に上記バイト単位にアドレスを付したときのように0、
8、16、24というように同時にアクセスされるワー
ド(バイト)数で割り切れる位置に固定的に限られるの
ではなく、任意のバイト単位に割り付けられたアドレス
から連続した8アドレスというように読み出すこと、あ
るいは書き込むことが可能とされる。
【0104】+1アクセスモードで開始アドレス05と
した場合、図11の選択回路fにより、サブブロック
5、7には下位3ビットを除く外部アドレスがそのまま
入力され、サブブロック0、2、4、6には+1が、
1、3には+2が入力される。またワード順序補正マル
チプレクサは出力がサブブロック5、7、0、2、4、
6、1、3からの出力データを順になるように切り替え
られる。つまり、サブブロック5と7から05と07が
出力され、サブブロック0、2、4、6からは09、1
1、13、15が出力され、サブブロック1、3からは
17と19が出力される。これを上記のようにワード順
序補正マルチプレクサによる並べ替えにより、05、0
7、09、11、13、15、17、19のデータが出
力される。このようにして、任意の開始アドレスから連
続した、またはひとつおきのアドレスの8ワードが64
ビットのデータバスに出力又はデータバスから入力され
る。
【0105】上記のような各データに割り当てられたア
ドレスマッピング図は、Zバッファ法3Dグラフィック
システムに好適なものとなる。つまり、偶数アドレス0
0、02、04、04のような4バイトに対してR、
G、Bの画像データを割り得て、01、03、05の3
バイトに対して奥行き座標Zを割り当て、07の1バイ
トには画素の透明度αを割り当てるようにして、画像デ
ータとZデータを交互のアドレスに記憶させる。なお、
00のバイトにR、02のバイトにG、04のバイトに
Bのカラー画素を割り当てたときには、06のバイトは
空き(必要なら輝度情報Y)とされる。
【0106】このようなアドレスマッピングを実施した
場合、従来のようなメモリ回路では連続したデータしか
アクセス出来ない為、Zバッファのデータを必要としな
いスクリーンリフレッシュのアクセスにおいても、無駄
なZバッファのデータをアクセスしてしまい、実効的な
転送効率が50%にも低下してしまう。これは高速処理
が必要な3Dグラフィックシステムでは致命的である。
この実施例では、+1アクセスモードを実施することに
より、画像データのみあるいはZαデータのみを任意の
アドレスから連続して入出力させることができる。これ
により、上記画像バッファの初期化に関しても、「最も
遠くを表すZ値」及び「背景色」がシステムにより異な
る場合でも高速に処理を行うようにすることができる。
【0107】後述するように、この実施例の半導体記憶
装置を4個並列接続して128ビットのデータバスによ
りシステムを構成した場合には、1回のアクセスにより
128ビットのデータの入出力が可能となる。この構成
では、表示画面上に横(ラスタ方向)に2個、縦に3個
並ぶような4ピクセル/ポリゴンのような高精細のグラ
フィクの処理において、上記横方向に2個の画素分の画
像データ及びZαを1回のアクセスで入出力することが
できるから高速グラフラフィック処理に好適なものとな
る。そして、+1アクセスモード、つまりはスキップア
クセスモードにより、Zαを除いた4画素分のデータを
1回に出力させることができる。
【0108】図12には、この発明に係る半導体記憶装
置の一実施例のコマンドの構成図が示されている。制御
端子は、前記のように12本が割り当てられる。かかる
制御端子に対して、クロックのエッジに同期して2組の
制御信号が入力されるという、いわゆるパケット構成が
採用される。つまり、クロックCLKの立ち上がり又は
立ち下がりのいずれか一方又は両方に同期して入力され
た第1信号(第1種信号)W0と、かかる第1信号W0
に引き続いて次のクロックの立ち下がり又は立ち上が
り、両方の場合には半周期遅れたエッジに同期して第2
信号(第2種信号)W1が入力される。かかる2つの信
号W0とW1によりメモリ動作を指定する1つのコマン
ドが構成されるという階層構造とされる。
【0109】このような階層構造を採ることの利点は、
高速なメモリ動作、あるいは一連のメモリ動作での早い
段階での信号を必要とするものと、低速なメモリ動作あ
るいは上記メモリ動作での遅い段階でもよい信号とを区
別することにより、それぞれの動作に見合った合理的な
信号入力を可能とするものである。この構成は、上記2
つの信号の組み合わせにより、多様な制御動作を指示を
1回でしかも少ない外部端子により入力させることがで
きる。
【0110】上記最初に入力される第1信号(又は第1
種信号)W0は、ビット0から2の3ビットを用いて8
通りのコマンド(Command) が割り当てられる。これら
のコマンドは、図示の通りあり、それぞれの動作を次に
説明する。 (1)NOPは、ノーオペレーションであり、なにも動
作を行わない。 (2)WRITEは、ライトモードであり、レイテンシ
ィは2、バースト長2(プリロード)の書き込み動作で
あり、次のリードモードに優先する。そして、直後に同
一バンクに対してアクセスが続くと、オートプリチャー
ジが中断される。
【0111】(3)READは、リードモードであり、
レイテンシィは8、バースト長2(プリフェッチ)の読
み出し動作であり、上記ライトモードと衝突すると出力
動作が中断され、ライト動作の終了の後に未出力データ
が自動的に出力される。同一バンクに対してアクセスが
続くと、上記ライトモードと同様にオートプリチャージ
が中断される。
【0112】(4)Skip READは、スキップリード
モードであり、前記奇数バイト又は偶数バイトの読み出
しのように1つ置きの読み出し動作であり、奇数か偶数
かはアドレスの最下位ビットで決定される。それ故、こ
の実施例の半導体記憶装置では、前記32ビット(4バ
イト)単位でのデータの入出力を行うのにも関わらず、
各バイトを指定する下位3ビットのアドレスも入力され
る。
【0113】(5)CLAR−Bは、クリア動作を実行
するものであり、次のCLAR−B発行のタイミングが
前記NOPならクリアシーケンスを終了する。 (6)CLAR−Aは、クリアデータをロードした後に
クリア動作を実行する。その他は、上記CLAR−Bと
同様である。
【0114】(7)REFRESHは、オートリフレッ
シュを起動するものであり、バンクを指定するモードと
バンクを指定しないモードとがあり、ロウアドレスの最
上位ビットにより切り換える。 (8)CONTROLは、コントロールモードであり、
第1信号W0の他の信号と組み合わせてセルフリフレ
ッシュの起動を行う(例えば、かかるセルフリフレッシ
ュの終了はチップセレクトCSのハイレベル/ロウレベ
ルにより行う)。DLLのオン/オフ制御、DLL
のリセット、テストモードの起動、リセット(電源
投入状態に戻る)が設けられる。上記のテストモード
は、第2信号W1の12ビットを用いて種々のテストモ
ードが指定される。
【0115】上記(1)〜(7)が高速動作のコマンド
とされ、いずれか1が指定されたときには、第1信号W
0のビット3から5までの3ビットがバンク指定用に用
いられ、残り6ビットと、次の信号W1の12ビットと
がアドレス信号として用いられる。この場合、早いタイ
ミングで入力される第1信号W0には、メインワード線
等を選択するために必要な上位アドレスが入力され、1
つのメインワード線に割り当てられた複数のサブワード
線等を選択するためのアドレス等のように遅いタイミン
グでもよいものは、第2信号W1に割り当てられ、カラ
ム系のアドレスは、この第2信号W1に全て割り当てら
れる。
【0116】図13には、この発明に係る半導体記憶装
置に設けられるコマンドデコーダの一実施例のブロック
図が示されている。前記3ビットからなるコマンドCM
Dは、第1段目のコマンドデコーダに取り込まれて、前
記(8)CONTROLを除いた(1)〜(7)の7種
の高速動作コマンドの解読を行う。上記コマンドデコー
ダから出力された残り1つのデコード信号(8)CON
TROLは、第1信号W1の3ビットのアドレス信号と
ともに、第2段目のデコーダに供給されて、低速動作の
コマンド、例えばリフレッシュ等の動作を指示する。
【0117】そして、かかる第2段目のデコーダにより
上記のテストモードが指示されたときには、第2信号
W1を受ける第3段目のデコーダにより多数のテストモ
ード等のように低速動作でも十分な内部動作が指示され
る。
【0118】上記のような階層構造を持つパケット構成
のコマンドにおいては、前記(1)〜(8)のようなメ
モリ動作を指定する3ビットからなるコントロールコマ
ンドに対して、残りの21ビットの信号は、かかるコマ
ンドの結果に応じてバンク指定やアドレス信号に用いら
れたり、あるいはリフレッシュやテスト用に使い分けが
行われている。それ故、これらの信号は付加コマンド、
あいは付加ビットと呼ぶこともできる。つまり、この実
施例のコマンド構成は、メモリ本来動作のためのコマン
ドで利用される何らかの情報信号との組み合わせにより
構成される。したがって、上記第1信号あるいは第1種
信号W0は、主動作制御用信号を含み、第2信号あるい
は第2種信号W1は、上記第1信号あるいは第1種信号
W0に従属して意味を持つものであり、付加ビット、付
加情報あるいは詳細動作信号としての役割を持つように
される。
【0119】
【0120】さらに、高速な半導体記憶装置の主要な用
途の一つである3Dグラフィツクスの分野では画像の高
精細化が進み、1枚の画像が非常に多数の1から5ピク
セル程度の非常に少数のピクセルからなるポリゴンで構
成されるようになってきている。こうした面像を生成す
る為には、多くの場合Zバッファ法が用いられる。Zバ
ッファ法は、画像バッファ上の各ピクセルに奥行きデー
タであるZ値を付加し、ピクセル書き込み時にすでに書
かれたZ値と比較し、より手前にあるピクセルのみを書
き足す事で、重なっている物体の視点から見える面のみ
を画像バッファ上に生成していく手法である。
【0121】Zバッファ法を使用する場合は、最初のピ
クセルを書き込む以前に、少なくとも全てのZバッファ
を「最も遠くを表す値」で初期化する必要がある。そう
しないと間違ったZ値により本来書かれなければならな
いピクセルが書き込まれないといった不都合が起こる。
また、ピクセルデータも、「最も遠くの色」つまり背景
色で塗りつぶす必要がある。それは、画面のすべてがポ
リゴンで覆われているとは限らないので、画像生成時に
書き込みが行われなかったピクセルの値が不定になる事
を防ぐ為である。こうして生成した画像を表示する為に
は、通常CRTが用いられる。CRTは現在でも最も高
精細な表示が可能な装量であるが、画像の記憶機能を持
たない為、周期的な表示の為の画像バッファの読み出し
が必要である。
【0122】近年の高精細な3D画像の生成は、画像バ
ッファをランダムに近い形で使用する為、アクセス直後
に自動的にプリチャージを行う、いわゆるオートプリチ
ャージ機能が多用される。しかし、このオートプリチャ
ージ機能では、第1のアクセス開始直後に同じページ
(ワード線)内にアクセスが発生した場合でもオートプ
リチャージの実行してしまうため逆にメモリアクセスに
待ち時間を生じてしまう。上記画像バッファの初期化に
関しても、「最も遠くを表すZ値」及び「背景色」がシ
ステムにより異なる為メモリー組み込みのゼロクリア等
が使用できず、通常の書き込みか、ブロックライトを使
用して8アドレス同時に書き込む以外方法が無く、バッ
ファの初期化のみに長い時間を要していた。
【0123】図14には、この発明に係る半導体記憶装
置に設けられるクリア機能を説明するための一実施例の
タイミング図が示されている。前記(6)CLEAR−
Aにより、クリアデータを入力する。1CLK遅れた次
のコマンド入力タイミングでCLEAR−Aを指定して
クリアデータを入力する。つまり、前記各CLEAR−
Aのコマンド入力から2クロック遅れてクリアデータが
32(4バイト)ビットずつ64(8バイト)入力さ
れ、センスアンプに書き込まれる。この実施例では2回
続けてCLEAR−Aを入力することにより、合計16
バイトの前記「最も遠くを表すZ値」及び「背景色」に
対応したゼロクリアを入力する。上記のように同一バン
クで同一ページ(ワード線)に対して、CLEAR−A
のコマンドを入力すると、前記オートプリチャージ機能
が停止されてワード線が選択されたままとなり、上記ク
ロックCLKに同期したクリアデータのロードを高速に
行うようにすることができる。
【0124】上記最後のCLEAR−Aコマンドの入力
から2CLKのライトレイテンティの後にCLEAR−
A又はCLEAR−Bのコマンドが入力されなければ、
クリア動作は終了し、書き込み動作後のイコライズ(オ
ートプリチャージ)が自動的に行われる。この実施例の
ようにCLEAR−Bのコマンドが入力されると、セン
スアンプは動作状態のままで、ワード線のみがCLEA
R−Bに指定されたアドレスにより選択される。それに
より、ワード線単位でのクリアデータの複写(コピー)
を実施することができる。上記のワード線の選択動作に
要するクロックサイクル、この実施例では4CLK後に
CLEAR−Bのコマンドがコマンドが入力されなけれ
ばクリア動作は終了するが、同図のように次のCLEA
R−Bのコマンドが入力されると、前記同様にセンスア
ンプは動作状態のままで、他のワード線が選択されてク
リアデータの前記のような複写ないし転写が実施され
る。
【0125】これにより、1ワード線(サブワード線)
分のクリアデータをCLEAR−Aのコマンドでロード
し、CLEAR−Bのコマンドを繰り返すことにより1
つのメモリマットに対する「最も遠くを表すZ値」及び
「背景色」がシステムにより異なる場合でも、そのシス
テムに適合させて画像バッファの初期化を短時間で実施
することができるものとなる。
【0126】図15には、この発明に係る半導体記憶装
置を用いたシステム構成図が示されている。同図におい
て、コントローラ(Controller)は、中央処理装置CP
Uあるいは画像プロセッサ、又はこれらを組み合わせた
マルチプロセッサでありホストを構成する。半導体メモ
リ(HyPerr DDR)は、この発明に係る半導体
記憶装置であり、前記実施例のようにDDRモードで3
2ビット単位でのデータの入出力が可能とされる。
【0127】(a)のシステムでは、1つのコントロー
ラと1つのメモリとが32ビットからなる双方向バス及
び制御線・ディファレンシャルクロック(システムクロ
ック)・コマンドパッケト等を伝送するバスとにより接
続される。前記のように84Mビット(8Mバイト)の
記憶容量を持つ場合、250MHzのクロックで動作さ
せると、記憶容量が8MBで2GB(ギガビット)/s
(秒)のデータ転送が可能とされる。
【0128】(b)のシステムでは、上記メモリ(Hy
Per DDR)を2個並列に接続して、64ビットの
双方向バスが用いられる。これにより、記憶容量が16
MBのように増大し、転送速度を4GB/sまで高める
ことができる。
【0129】(c)のシステムでは、上記メモリ(Hy
Per DDR)を4個並列に接続して、128ビット
の双方向バスが用いられる。これにより、記憶容量が3
2MBのように増大し、転送速度を8GB/sまで高め
ることができる。
【0130】(d)のシステムでは、上記メモリ(Hy
Per DDR)を4個並列にし、それを2組組み合わ
せて64MBのような記憶容量の増大を図りつつ、12
8ビットの双方向バスが用いられる。これにより、転送
速度を8GB/sまで高めることができる。
【0131】上記の実施例から得られる作用効果は、下
記の通りである。 (1) データ読み出し動作において同期信号に同期し
てデータ端子に読み出しデータを出力し、データ書込み
動作において同期信号に同期して上記データ端子を介し
て書き込みデータを入力するとともに、読み出しデーク
の上記データ端子への出力動作が行われるべき第1期間
内において、上記データ端子を介しての書き込みデータ
の入力動作を許容する入出力動作を可能とし、書き込み
動作の指示がされてから書き込みデータの入力が開始さ
れるまでの第2期間と、書き込みデータの入力が行われ
る第3期間を設け、上記読み出しデータの上記データ端
子への出力が、上記第2期間内に許容させることによ
り、動作の高速化と3D画像成形に好適な半導体記憶装
置を得ることができるという効果が得られる。
【0132】(2) 上記読み出しデータを上記同期信
号によって決められるタイミング毎に順次に出力される
べき複数ビットとし、かつ上記第2期間内で上記データ
端子への出力が未終了であったビットがあったとき、上
記複数ビットの読み出しデータの内の上記出力未終了の
データを上記第3期間の後の第4期間に上記データ端子
に出力することにより、動作の高速化と使い勝手を改善
した半導体記憶装置を得ることができるという効果が得
られる。
【0133】(3) 上記第2期間における最後の読み
出しデータの出力終了タイミングと上記第3期間におけ
る書き込みデータの入力タイミングとの問に、上記同期
信号によって規定される単位期間をもつクイミング規定
期間を設定することにより、それが接続されるバス構成
あるいはホスト側の制御に合わせて確実にしかも最適な
タイミングでデータ入出力の切り換えを実現することが
できるという効果が得られる。
【0134】(4) 上記第3期間における最後の書き
込みデータの入力タイミングと、上記第4期間における
最初の読み出しデータの出力タイミングとの間に、上記
同期信号によって規定される単位期間をもつタイミング
規定期間を設定することにより、それが接続されるバス
構成あるいはホスト側の制御に合わせて確実にしかも最
適なタイミングでのデータ入出力の切り換えを実現する
ことができるという効果が得られる。
【0135】(5) 上記第2期間を、上記同期信号の
期間によってその時間長を設定することにより、内部動
作あるいはそれが接続されるバス構成あるいはホスト側
の制御に合わせて確実にしかも最適なタイミングでのデ
ータ入出力の切り換えを実現することができるという効
果が得られる。
【0136】(6)上記第2期間を、上記同期信号の複
数個の期間によつてその時間長を設定することにより、
内部動作あるいはそれが接続されるバス構成あるいはホ
スト側の制御に合わせて確実にしかも最適なタイミング
でのデータ入出力の切り換えを実現することができると
いう効果が得られる。
【0137】(7) 上記同期信号、クロック信号とす
ることにより簡単な構成でしかも確実な時間設定を行う
ようにすることができるという効果が得られる。
【0138】(8) 上記第2期間を、上記クロック信
号に対応される単位周期の数を規定する制御データによ
って設定し、上記単位周期の整数倍の周期とすることに
より、簡単でしかも柔軟に内部動作あるいはそれが接続
されるバス構成あるいはホスト側の制御に合わせて確実
にしかも最適なタイミングでのデータ入出力の切り換え
を実現することができるという効果が得られる。
【0139】(9) 上記クロック信号の数を規定する
制御データを、内部レジスタに設定することより、ソフ
トウェアによるシテスムに合わせて柔軟にそれが接続さ
れるバス構成あるいはホスト側の制御に合わせて確実に
しかも最適なタイミングでのデータ入出力の切り換えを
実現することができるという効果が得られる。
【0140】(10) 上記制御データを、上記クロッ
ク信号の半クロックサイクル単位刻みと対応させること
により、DDRモードに適合し、しかもより合理的な時
間設定が可能になるという効果が得られる。
【0141】(11) 読み出し動作及び書き込み動作
におけるデータ転送をクロック信号に同期して行う同期
双方向インターフェースを備え、読み出し動作での読み
出しデータが上記インターフェ−スを介して出力される
べきクロック信号期間内において書き込み動作の受付を
可能とし、上記読み出しデータが出力されるべきクロッ
ク信号期間内に書き込み動作が指示された場合、上記書
き込みデータの入力が開始される以前に上記読み出しデ
ータの出力動作を一時中断し、次いで、書き込みデータ
の入力を行い、かつ上記書き込みデータの入力終了の後
に上記中断された読み出しデータの出力動作を再開する
という機能により、動作の高速化と3D画像成形に好適
な半導体記憶装置を得ることができるという効果が得ら
れる。
【0142】(12) 遅延量に応じた値が設定される
内部レジスタを更に設け、書き込み動作が指示されてか
ら上記インターフェースを介する書き込みデータの入力
動作が開始されるまでのタイミング設定を上記内部レジ
スクの値に基づいて制御することにより、メモリ回路自
身及びそれが接続されるバス構成あるいはホスト側の制
御に合わせて確実にしかも最適なタイミングでのデータ
入出力の切り換えを実現することができるという効果が
得られる。
【0143】(13) 上記タイミング設定は、半クロ
ックサイクル単位に対応される任意値をとるようにする
ことにより、DDRモードに適合し、しかもより合理的
な時間設定が可能になるという効果が得られる。
【0144】(14) 上記読み出しデータを、クロッ
ク信号によって規定される複数タイミングにそれぞれ同
期して順次に出力されるべきブロック単位のデータと
し、上記読み出しデータの出力動作の一時中断では、上
記ブロック単位のデータの読み出しが開始されてから終
了するまでの所望タイミングで可能とし、上記書き込み
データの入力動作に伴つて中断されていた読み出しデー
タの出力動作の再開を、上記ブロック単位のデータの残
りの読み出しデータに対して行われるようにすることに
より、動作の高速化と使い勝手のよい3D画像成形等に
好適な半導体記憶装置を得ることができるという効果が
得られる。
【0145】(15) クロック信号に同期して読み出
し及び書き込みのデータ転送が行われる双が向インター
フェースを備え、一回の読み出し命令に応じて、上記双
方向インターフェースによって転送される読み出しデー
タの単位ビット長の複数倍のビット長である長ビット長
のデータを内部的に読み出し、上記双方向インターフェ
―スを介して、長ビット長の読み出しデータを上記単位
ビット長毎をもって逐次に出力し、一回の書き込み命令
で、上記双向インターフェースを介して、単位ビット長
の複数倍の長ビット長の書き込みデータのデータ入力を
行い、上記長ビット長の書き込みデータを内部に書き込
むところの読み出し書き込み機構を持つとともに、上記
単位ビット長の読み出しデータを、第1アドレスをもっ
てアドレス付けされてなり、一回の読み出し命令で所望
の第1アドレスからそれぞれ離散的アドレス値をもたら
すところの所定のアドレス更新単位ずつをもって更新さ
れる値の所望の範囲までの読み出しデータを単位ビット
長ごとに直列的に出力する機能を持たせることにより、
動作の高速化と使い勝手のよい3D画像成形等に好適な
半導体記憶装置を得ることができるという効果が得られ
る。
【0146】(16) 上記アドレス更新値を2とする
ことにより、DDRモードに好適でしかもZバッファ法
3Dグラフィックデータ処理に好適な半導体記憶装置を
得ることができるという効果が得られる。
【0147】(17) 上記アドレス更新値を指示する
データが設定される内部レジスタを設け、上記内部レジ
スタのデータに基づいて上記アドレス更新値を制御する
ことにより、ソフトウェアによる多様なデータ出力動作
を実現できるという効果が得られる。
【0148】(18) 連続したアドレスに対する書き
込み、読み出し動作と、任意のアドレス偏移値ずつのア
ドレスに対する書き込み、読み出し動作が、それぞれコ
マンドによって指示されるようにすることによって、Z
バッファ法3Dグラフィックデータ処理に好適な半導体
記憶装置を得ることができるという効果が得られる。
【0149】(19) 上記連続したアドレスに対する
書き込み、読み出し動作を指示するコマンドと、上記任
意のアドレス更新値ずつのアドレス偏移のアドレスに対
する書き込み、読み出し動作を指示するコマンドとを互
いに別個のコマンドコードで構成することにより、Zバ
ッファ法3Dグラフィックデータ処理に好適で使い勝手
のよい半導体記憶装置を得ることができるという効果が
得られる。
【0150】(20) モードレジスタを更に設け、上
記モードレジスタにアドレス更新値を指示するデータを
設定し、上記アドレス更新値を指示するデータによって
上記連続したアドレスに対する書き込み、読み出し動作
のためのアドレス更新と上記任意のアドレス更新値ずつ
のアドレス偏移のアドレスに対する書き込み、読み出し
動作のためのアドレス更新を制御することにより、Zバ
ッファ法3Dグラフィックデータ処理に好適で使い勝手
のよい半導体記憶装置を得ることができるという効果が
得られる。
【0151】(21) クロック信号に同期して読み出
し及び書き込みのデータ転送を行う双方向インターフェ
ースと、バンクを構成して独立に動作可能にされた複数
のメモリマットと、第1の読み出し命令もしくは書き込
み命令に従う動作の後に、上記書き込み命令もしくは読
み出し命令で指定されたバンク中の読み出しもしくは書
き込みが実行されたメモリマット中のワードラインを立
ち下げ、センスアンプ群をプリチャージする一連の動作
を自動的に行う機構とを備え、上記読み出しもしくは書
き込み命令の直後に同―のバンクに対して第2の読み出
し又は書き込み命令が発せられた場合、上記自動的に行
われるワードラインの立ち上げから始まる一連の動作
を、上記直後に発行された第2の読み出し又は書き込み
命令の終了まで延長する機構を持たせることにより、Z
バッファ法3Dグラフィックデータ処理に好適で使い勝
手のよい半導体記憶装置を得ることができるという効果
が得られる。
【0152】(22) 上記において、第1の読み出し
コマンドの直後に第2の読み出しコマンドが同一のバン
クに対して発行された場合、第2のコマンドのマット指
定・ワード線指定にかかるアドレスを無視し、第1の読
み出しコマンドで活性化されたセンスアンプ群から第2
のコマンドのカラムアドレス部で指定されたアドレスの
データを出力し、第1の書き込みコマンドの直後に第2
の書き込みコマンドが同一のバンクに対して発行された
場合、第2のコマンドのマット指定・ワード線指定にか
かるアドレスを無視し、第1の書き込みコマンドで活性
化されたセンスアンプ群から第2のコマンドのカラムア
ドレス部で指定されたアドレスへ入力されたデータを書
き込み可能なコマンド制御機構を設けることにより、同
一バンク内での高速動作を実現することができるという
効果が得られる。
【0153】(23) クロック信号に同期して読み出
し及び書き込みのデータ転送が行われる双方向インター
フェースと、バンクを構成する独立に動作可能な複数の
メモリブロックと、内部の読み出し又は書き込み動作の
周期より短い周期で連続してコマンドが入力可能なコマ
ンド回路とを備え、第1の読み出しコマンドの直後に第
2の読み出しコマンドが同一のバンクに対して発行され
た場合、第2のコマンドのアドレスに係かわらず自動的
に第1の読み出しコマンドに引き続くアドレスのデータ
を出力し、第1の書き込みコマンドの直後に第2の書き
込みコマンドが同―のバンクに対して発行された場合、
内部の書き込み動作を第2の書き込みコマンドのための
データの入力の完了まで延長し、第2のコマンドのアド
レスに係わらず自動的に第1の書き込みコマンドに引き
続くアドレスのデータとして書き込み可能なコマンド制
御機構と、上記制御を可能とするための通常のコマンド
の2倍のビット幅のデータを一度に読み出し又は書き込
み可能なマット機構を持たせることにより、Zバッファ
法3Dグラフィックデータ処理に好適で使い勝手のよい
半導体記憶装置を得ることができるという効果が得られ
る。
【0154】(24) クロック信号に同期して読み出
し及び書き込みデータ転送が行われる同期4方向インタ
ーフェースと、バンクを構成する独立に動作可能な複数
のメモリブロックと、命令中のバンクアドレス部で指定
されたバンク中のロウアドレス部で指定されたアドレス
のワードラインを立ち上げ複数の記憶セルの内容を対応
したセンスアンプ群上に読み出す機構と、上記センスア
ンプ群中の、命令中のカラムアドレス部で指定された一
部又は全部のビットを内部のデータラッチから書き込む
機構と、読み出し又は書き込み命令の終了後、書き込み
又は読み出し命令で指定されたバンク中の読み出し又は
書き込みが実行されたメモリマット中のワードラインを
立ち下げセンスアンプ群をプリチャージする機構とを備
え、データを内部のデータラッチにセットし、内部のデ
ータラッチから複数のセンスアンプ群へ書き込む第1の
命令と、センスアンプをプリチャージせずに現在立ち上
がつているワードラインを立ち下げ、引き続き指定のワ
ードラインを立ち上げる第2の命令と、第1又は第2の
命令の直後に第2の命令が引き読かない場合、ワードラ
インを立ち下げ、センスアンプをプリチヤージするとい
う通常の動作が起動させることにより、Zバッファ法3
Dグラフィックデータ処理に好適で使い勝手のよい半導
体記憶装置を得ることができるという効果が得られる。
【0155】(25) データ読み出し動作、データ書
き込み動作が、コマンドによって指示され、アドレス情
報に従ったメモリアドレスからのデータ読み出しを実行
せしめる第1読み出しコマンドと、上記第1のコマンド
のためのコマンドコードと異なるコマンドコードを持つ
ようにされ、読み出し開始アドレスから順次飛び飛びの
メモリアドレスからのデータ読み出しを実行せしめる第
2読み出しコマンドとに応答可能とすることにより、Z
バッファ法3Dグラフィックデータ処理に好適で使い勝
手のよい半導体記憶装置を得ることができるという効果
が得られる。
【0156】(26) 上記第1コマンドを、メモリブ
ロックの選択アドレスからのデータの読み出しを実行せ
しめるコマンドとし、上記第2コマンドを、同期信号に
同期して上記読み出し開始アドレスから上記順次飛び飛
びのメモリアドレスからの読み出しデータを読み出させ
るバースト読み出し動作を実行せしめるコマンドとする
ことにより、Zバッファ法3Dグラフィックデータ処理
に好適で使い勝手のよい半導体記憶装置を得ることがで
きるという効果が得られる。
【0157】(27) 上記第2読み出しコマンドは、
上記メモリブロックのカラムアドレスをアドレス情報に
よって上記読み出し開始アドレスを設定し、かつ同期信
号に応じて上記飛び飛びのメモリアドレスを形成せしめ
るようにすることにより、高速でZバッファ法3Dグラ
フィックデータ処理に好適で使い勝手のよい半導体記憶
装置を得ることができるという効果が得られる。
【0158】(28) 上記第2コマンドに従う飛び飛
びのメモリアドレスのアドレス間隔を、2とすることに
よりDDRモードに好適でZバッファ法3Dグラフィッ
クデータ処理に好適で使い勝手のよい半導体記憶装置を
得ることができるという効果が得られる。
【0159】(29) 複数のメモリバンクと、複数の
メモリバンクに共通にされクロック信号に同期しての読
み出しデータの出力、書き込みデータの入力を行う同期
双方向インクーフェースとを備え、メモリバンク指定を
伴っての読み出し動作の指示、書き込み動作の指示が可
能とされ、1つの読み出し動作が指示されたとき、かか
る動作が指示されたタイミングから、上記クロック信号
によって設定される単位期間の複数倍の期間である第1
期間を経過した後に指定のメモリバンクからの読み出し
データを上記同期双方向インターフェースを介して出力
し、1つの書き込み動作が指示されたとき、かかる書き
込み動作が指示されたタイミングから上記クロック信号
によって設定される単位期間の複数倍の期間である第2
期間を経過した後に上記同期双方向インターフェースを
介して指定のメモリバンクに対する書き込データの取り
込みを行うとともに、先行する動作指示に対応する第1
もしくは第2期間に係わりなく上記クロック信号によっ
て設定される単位期間毎での順次の複数の読み出し動作
の指示、もしくは複数の書き込み動作の指示に応答可能
にされてなり、先行する読み出し動作の終了の前に書き
込み動作が指示された場合、かかる書き込み動作の指示
に対応する第2期間まで上記同期双方向インターフェ―
スを介しての読み出しデータの出力が許容され、次いで
上記第2期間経過の後、上記同期双方向インターフェー
スを介しての書き込みデータの取り込みが行うようにす
ることにより、動作の高速化と3D画像成形に好適で使
い勝手のよい半導体記憶装置を得ることができるという
効果が得られる。
【0160】(30) 上記複数のメモリバンクのそれ
ぞれを1つのメモリブロックで構成することにより、メ
モリアクセスの制御を簡単で確実にすることができると
いう効果が得られる。
【0161】(31) 上記書き込み動作指示に従う書
き込みデータの取り込みが行われたとき、先行する読み
出し動作指示に対応されかつ上記同期双方向インターフ
ェースを介してまだ出力されていなかつた未読み出しの
読み出しデータが存在する場合、当該の未読み出しの読
み出しデータが、上記書き込みデータの取り込み終了の
後に上記同期双方向インターフェースを介して出力させ
ることにより、動作の高速化と3D画像成形に好適な半
導体記憶装置を得ることができるという効果が得られ
る。
【0162】(32) 上記書き込み動作指示に対応す
る上記同期双方向インターフェースを介する書き込みデ
ータの取り込み開始タイミングの直前の読み出しデータ
の出力終了タイミングと、該書き込みデータの取り込み
開始タイミングとの間に上記クロック信号によって設定
される単位期間からなるタイミング規定期間を設定する
ことにより、双方向バスの切り換えに際して出力データ
と入力データとの衝突をさせるべき確実な所望の動作を
実現することができるという効果が得られる。
【0163】(33) 上記書き込みデータの取り込み
終了のタイミングと、上記の未読み出しの読み出しデー
タの出力タイミングの問に上記クロック信号によって設
定される単位期間をもつタイミング規定期間が設定する
ことにより、双方向バスの切り換えに際して出力データ
と入力データとの衝突をさせるべき確実な所望の動作を
実現することができるという効果が得られる。
【0164】(34) 上記書き込み動作の指示の後に
後続の読み出し動作が指示された場合に、上記未読み出
しの読み出しデータの上記同期双方向インターフェース
を介する読み出し終了タイミングが、上記後続の読み出
し動作指示に対する第1期間によって規定されるタイミ
ングを超えるとき、上記後続の読み出し動作指示に対す
る読み出しデータが、上記未読み出しの読み出しデータ
の上記読み出し終了タイミングに続くタイミング設定期
間を伴うこと無く、上記同期双方向インターフェースを
介して出力せるようにすることによって、使い勝手のよ
い半導体記憶装置を得るようにすることができるという
効果が得られる。
【0165】(35) 外部からの動作指示コマンドに
よってその内部動作が指示され、第1コマンドコードを
採り、同期信号によって決められる第1単位期間を周期
としてメモリブロックを構成する複数のメモリセルの内
容をクリアレベルにせしめる第1コマンドと、上記第1
コマンドコードと異なるコードからなる第2コマンドコ
ードを採り、上記同期信号によって決められる第2単位
期間を周期として、被転写データ領域からのデータをメ
モリブロックのアドレス付けされたメモリセルに書き込
みせしめる第2コマンドとに応答可能とする機能を設け
ることにより、Zバッファ法3Dグラフィックデータ処
理に好適で使い勝手のよい半導体記憶装置を得ることが
できるという効果が得られる。
【0166】(36) 上記第2コマンドを、上記第2
単位期間を周期としての上記書き込みを複数回にわたっ
て、上記アドレスを更新しつつ、実行せしめるようする
ことにより、Zバッファ法3Dグラフィックデータ処理
に好適で初期設定等のように使い勝手のよい半導体記憶
装置を得ることができるという効果が得られる。
【0167】(37) 上記被転写データ領域を、上記
第2単位期間毎に順次に被転写単位データが設定される
複数の単位データ領域とすることにより、Zバッファ法
3Dグラフィックデータ処理に好適で画面の初期設定等
に使い勝手のよい半導体記憶装置を得ることができると
いう効果が得られる。
【0168】(38) 上記第2コマンドを、上記複数
の単位データ領域からの複数の被転写単位データ複合被
転写データとなし、該複合被転写データを、上記の互い
に異なるアドレスの複数のメモリセルに逐次に書き込み
せしめることにより、Zバッファ法3Dグラフィックデ
ータ処理に好適で高速な初期設定等に使い勝手のよい半
導体記憶装置を得ることができるという効果が得られ
る。
【0169】(39) 上記アドレスを、第1アドレス
と第2アドレスとの組み合わせとし、上記第2コマンド
を、第2単位期間を周期とする単位周期に、上記第lア
ドレスの範囲に有り、かつ複数の第2アドレスにある複
数のメモリセルに同時に被転写データを書き込みせしめ
る第1動作を含むものとすることにより、Zバッファ法
3Dグラフィックデータ処理に好適で高速なクリア動作
等使い勝手のよい半導体記憶装置を得ることができると
いう効果が得られる。
【0170】(40) 上記第2コマンドを、上記単位
周期毎に上記第1アドレスを更新する動作を実行せしめ
ながらの上記単位周期の動作を繰返し実行せしめること
により、Zバッファ法3Dグラフィックデータ処理に好
適で高速なクリア動作等使い勝手のよい半導体記憶装置
を得ることができるという効果が得られる。
【0171】(41) 上記第1コマンドを、メモリセ
ルをクリアレベルにせしめる上記動作と、かかる動作の
終了の後、メモリブロックのデータ線系構成をイコライ
ズ電位レベルに強制せしめるところのイコライズ動作を
実行せしめ、上記第2コマンドを、上記被転写データ領
域からのデータのメモリセルヘの書き込みせしめる上記
書き込み動作と、上記書き込み動作の終了の後、メモリ
ブロックのデータ線系構成をイコライズ電位レベルに強
制せしめるところのイコライズ動作を実行せしめるもの
とすることにより、Zバッファ法3Dグラフィックデー
タ処理に好適で高速なクリア動作等使い勝手のよい半導
体記憶装置を得ることができるという効果が得られる。
【0172】(42) 上記第1コマンドを、メモリセ
ルをクリアレベルにせしめる上記動作と、かかる動作の
終了の後、メモリブロックのデータ線系構成をイコライ
ズ電位レベルに強制せしめるところのイコライズ動作を
実行せしめ、上記第2コマンドを、上記第1アドレスの
上記更新と上記被転写データ領域からのデータのメモリ
セルへの書き込みとを繰り返しせしめる上記書き込み動
作と、上記書き込み動作の終了の後、メモリブロックの
データ線系構成をイコライズ電位レベルに強制せしめる
ところのイコライズ動作を実行せしめるものとすること
により、Zバッファ法3Dグラフィックデータ処理に好
適で高速なクリア動作等使い勝手のよい半導体記憶装置
を得ることができるという効果が得られる。
【0173】(43) 上記第1コマンド及び上記第2
コマンドを、上記第lコマンドもしくは第2コマンドに
よる回路動作の期間内に、後続の第1コマンドもしくは
第2コマンドが発せられていた場合に、上記イコライズ
動作を無効にせしめるようにすることによって、Zバッ
ファ法3Dグラフィックデータ処理に好適で高速なクリ
ア動作等使い勝手のよい半導体記憶装置を得ることがで
きるという効果が得られる。
【0174】(44) バンクアドレスによりアドレス
付けされた複数のメモリバンクを備え、上記第1コマン
ド及び第2コマンドを、バンクアドレスによって指示さ
れたメモリバンクに対して上記動作を実行せしめるよう
にすることにより、Zバッファ法3Dグラフィックデー
タ処理に好適で高速なクリア動作等使い勝手のよい半導
体記憶装置を得ることができるという効果が得られる。
【0175】(45) 複数のコマンドによってその内
部動作が制御され、上記複数のコマンドを、それぞれ複
数ビットのビットによって規定され、かつ第1種コマン
ドと、第2種コマンドとし、上記第1種コマンドを、そ
れ自体で単位の内部動作機能を規定し、上記第2種コマ
ンドを、付加コマンドとの組み合わせによって内部動作
機能を規定するものとすることにより、内部動作に対応
した合理的な動作制御を実現できるという効果が得られ
る。
【0176】(46) 上記第1種コマンドを、データ
書き込み動作制御、データ読み出し動作制御を含む記憶
装置の主動作制御用のコマンドとし、上記第2コマンド
を、テスト動作制御、リセット動作制御を含む記憶装置
の副動作制御用のコマンドとすることにより、メモリ動
作の種類に対応した好適な動作制御を実現できるという
効果が得られる。
【0177】(47) 第1の複数ビットによって規定
される第1動作制御コマンド、及び第2動作制御コマン
ドと、上記第l動作制御コマンドによって有意にされ、
かつ第2の複数ビットによって規定される第3動作制御
コマンドからる階層構造とすることにより、メモリ動作
に対応した好適な動作制御を実現できるという効果が得
られる。
【0178】(48) 上記第1動作制御コマンドを、
外部からのアドレス情報に必要とする動作制御のための
コマンドとし、上記第2動作制御コマンドを、外部から
の記憶アドレス情報を必要としない動作制御のためのコ
マンドとすることにより、第3動作制御コマンドに複数
通りの役割りを持たせることができ、少ない端子数で多
様なメモリ制御を実現できるという効果が得られる。
【0179】(49) 上記第2の複数ビットを、上記
第1の複数ビットと異なるビット位置のビットとするこ
とにより、かかる第2の複数ビットを第1ビットに従う
複数通りの役割を持たせることができるという効果が得
られる。
【0180】(50) 上記第1ないし第3動作制御コ
マンド、及び上記第1動作制御コマンドのための上記ア
ドレス情報はパケット構成とし、上記第1及び第2動作
制御コマンドのための第1の複数ビットが、パケット構
成における第l領域に位置し、上記第1動作制御コマン
ドのためのアドレス情報及び上記第3動作制御コマンド
のための上記第2の複数ビットを、パケット構成におけ
る第2領域に位置させることにより、制御端子を時分割
使用が可能となり、少ない端子数で内部回路動作に適合
した多種類のコマンド入力が可能になるという効果が得
られる。
【0181】(51) 上記第1の複数ビットを第1デ
コーダでデコードし、上記第2動作制御コマンドが指示
されたときに第1デコーダから出力されるデコード結果
によって動作が有効とされて上記第2の複数ビットを第
2デコーダでデコードすることにより、内部回路動作に
適合した多種類のコマンド入力が可能になるという効果
が得られる。
【0182】(52) 同期信号に同期して動作する同
期式半導体記憶装置に適用し、上記第2動作制御コマン
ドを、同期信号によって規定される第1期間に判定し、
上記第3動作制御コマンドを、上記同期信号によって規
定されかつ上記第1期間の後の期間である第2期間に判
定させることにより、少ない端子数で内部回路動作に適
合した多種類のコマンド入力が可能になるという効果が
得られる。
【0183】以上本発明者よりなされた発明を実施例に
基づき具体的に説明したが、本願発明は前記実施例に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種
々変更可能であることはいうまでもない。例えば、デー
タ読み出し中にデータ書き込みを指示したとき、データ
出力動作を終了させ、データ入力を開始するまでの時間
は、前記のようなクロックを用いるもの他、遅延回路等
を用いて出力バッファを出力ハイインピーダンス状態に
した信号を遅延させ、その信号によりデータ入力を許可
するようにしてもよい。そして、データ入力が終了し
て、中断された未読み出しのデータを出力させるため
に、出力バッファを再度活性化するタイミングも、上記
データ書き込み終了信号を遅延回路により遅延させた信
号で発生させるものであってもよい。
【0184】パッケージの構成、ピン配置あるいはバン
クの数やその記憶容量は、種々の実施形態を採ることが
できる。同様にメモリ回路の内部構成も、前記図3、図
4の実施例の他、種々の実施形態を採ることができる。
メモリマットの構成は、前記図5の実施例のように折り
返しビット線又は2交点ビット線の他、センスアンプを
中心にしてビット線を両側に延長させるというオープン
ビット線ないし1交点ビット線を採用するものであって
もよい。
【0185】この発明は、Zバッファ法3Dグラフィッ
クデータ処理に向けたものの他、高速でバイト単位での
データ入出力を効率よく行うことができる半導体記憶装
置として広く利用できる。この発明に係る半導体記憶装
置は、1つの半導体集積回路装置で構成されるもの他、
システムLSIに搭載される内部メモリとしても利用で
きるものである。
【0186】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。 本願において開示される発明のうち
代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下記の通りで
ある。データ読み出し動作において同期信号に同期して
データ端子に読み出しデータを出力し、データ書込み動
作において同期信号に同期して上記データ端子を介して
書き込みデータを入力し、かかる読み出しデークの上記
データ端子への出力動作が行われるべき第1期間内にお
いて、上記データ端子を介しての書き込みデータの入力
動作を許容するとともに、書き込み動作の指示がされて
から書き込みデータの入力が開始されるまでの第2期間
と、書き込みデータの入力が行われる第3期間とを設
け、上記読み出しデータの上記データ端子への出力を上
記第2期間内に許容させることにより、動作の高速化と
3D画像成形に好適な半導体記憶装置を得ることができ
る。
【0187】クロック信号に同期して読み出し及び書き
込みのデータ転送を行う双方向インターフェースと、そ
れぞれバンクを構成して独立に動作可能にされた複数の
メモリマットと、第1の読み出し命令もしくは書き込み
命令に従う動作の後に、上記書き込み命令もしくは読み
出し命令で指定されたバンク中の読み出しもしくは書き
込みが実行されたメモリマット中のワードラインを立ち
下げ、センスアンプ群をプリチャージする一連の動作を
自動的に行う機構とを備え、上記読み出しもしくは書き
込み命令の直後に同―のバンクに対して第2の読み出し
又は書き込み命令が発せられた場合、上記自動的に行わ
れるワードラインの立ち上げから始まる一連の動作を、
上記直後に発行された第2の読み出し又は書き込み命令
の終了まで延長させることにより、Zバッファ法3Dグ
ラフィックデータ処理に好適で高速なクリア動作等使い
勝手のよい半導体記憶装置を得ることができる。
【0188】クロック信号に同期して読み出し及び書き
込みデータ転送が行われる同期双方向インターフェース
と、バンクを構成する独立に動作可能な複数のメモリブ
ロックと、命令中のバンクアドレス部で指定されたバン
ク中のロウアドレス部で指定されたアドレスのワードラ
インを立ち上げ複数の記憶セルの内容を対応したセンス
アンプ群上に読み出す機構と、上記センスアンプ群中
の、命令中のカラムアドレス部で指定された一部又は全
部のビットを内部のデータラッチから書き込む機構と、
読み出し又は書き込み命令の終了後、書き込み又は読み
出し命令で指定されたバンク中の読み出し又は書き込み
が実行されたメモリマット中のワードラインを立ち下げ
センスアンプ群をプリチャージする機構とを備え、デー
タを内部のデータラッチにセットし、内部のデータラッ
チから複数のセンスアンプ群へ書き込む第1の命令と、
センスアンプをプリチャージせずに現在立ち上がつてい
るワードラインを立ち下げ、引き続き指定のワードライ
ンを立ち上げる第2の命令と、第1又は第2の命令の直
後に第2の命令が引き読かない場合、ワードラインを立
ち下げ、センスアンプをプリチヤージするという通常の
動作を起動させることにより、Zバッファ法3Dグラフ
ィックデータ処理に好適で高速なクリア動作等使い勝手
のよい半導体記憶装置を得ることができる。
【0189】データ読み出し動作、データ書き込み動作
が、コマンドによって指示される半導体記憶装置におい
て、アドレス情報に従ったメモリアドレスからのデータ
読み出しを実行せしめる第1読み出しコマンドと、上記
第1のコマンドのためのコマンドコードと異なるコマン
ドコードを持つようにされ、読み出し開始アドレスから
順次飛び飛びのメモリアドレスからのデータ読み出しを
実行せしめる第2読み出しコマンドとに応答可能とする
ことにより、Zバッファ法3Dグラフィックデータ処理
に好適で高速なクリア動作等使い勝手のよい半導体記憶
装置を得ることができる。
【0190】複数のメモリバンクと、複数のメモリバン
クに共通にされクロック信号に同期しての読み出しデー
タの出力、書き込みデータの入力を行う同期双方向イン
クーフェースとを備え、メモリバンク指定を伴っての読
み出し動作の指示、書き込み動作の指示が可能とされ、
1つの読み出し動作が指示されたとき、かかる動作が指
示されたタイミングから、上記クロック信号によって設
定される単位期間の複数倍の期間である第1期間を経過
した後に指定のメモリバンクからの読み出しデータを上
記同期双方向インターフェースを介して出力し、1つの
書き込み動作が指示されたとき、かかる書き込み動作が
指示されたタイミングから上記クロック信号によって設
定される単位期間の複数倍の期間である第2期間を経過
した後に上記同期双方向インターフェースを介して指定
のメモリバンクに対する書き込データの取り込みを行
い、先行する動作指示に対応する第1もしくは第2期間
に係わりなく上記クロック信号によって設定される単位
期間毎での順次の複数の読み出し動作の指示、もしくは
複数の書き込み動作の指示に応答可能とし、先行する読
み出し動作の終了の前に書き込み動作が指示された場
合、かかる書き込み動作の指示に対応する第2期間まで
上記同期双方向インターフェ―スを介しての読み出しデ
ータの出力を許容し、次いで上記第2期間経過の後、上
記同期双方向インターフェースを介しての書き込みデー
タの取り込みを行うようにすることにより、動作の高速
化と3D画像成形に好適な半導体記憶装置を得ることが
できる。
【0191】外部からの動作指示コマンドによってその
内部動作が指示される半導体記憶装置において、第1コ
マンドコードを採り、同期信号によって決められる第1
単位期間を周期としてメモリブロックを構成する複数の
メモリセルの内容をクリアレベルにせしめる第1コマン
ドと、上記第1コマンドコードと異なるコードからなる
第2コマンドコードを採り、上記同期信号によって決め
られる第2単位期間を周期として、被転写データ領域か
らのデータをメモリブロックのアドレス付けされたメモ
リセルに書き込みせしめる第2コマンドとに応答可能と
することにより、少ない端子数で内部回路動作に適合し
た多種類のコマンド入力が可能になるという効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る半導体記憶装置の一実施例を示
す概略構成図である。
【図2】この発明に係る半導体記憶装置の一実施例を示
すピン配置図である。
【図3】この発明に係る半導体記憶装置の一実施例を示
す全体ブロック図である。
【図4】この発明に係る半導体記憶装置の他の一実施例
を示す全体ブロック図である。
【図5】図3、図4のサブブロックの一実施例を示す構
成図である。
【図6】この発明に係る半導体記憶装置の一実施例を示
す回路図である。
【図7】この発明に係る半導体記憶装置の動作の一例を
説明するためのタイミング図である。
【図8】この発明に係る半導体記憶装置の動作の他の一
例を説明するためのタイミング図である。
【図9】この発明に係る半導体記憶装置の一実施例の画
素マッピング図である。
【図10】この発明に係る半導体記憶装置における一実
施例のサブブロックの各データに割り当てられたアドレ
スマッピング図である。
【図11】この発明に係る半導体記憶装置における1つ
のメモリバンクに対応した記憶回路ブロック部の一実施
例を示す構成図である。
【図12】この発明に係る半導体記憶装置の一実施例を
示すコマンドの構成図である。
【図13】この発明に係る半導体記憶装置に設けられる
コマンドデコーダの一実施例を示すブロック図である。
【図14】この発明に係る半導体記憶装置に設けられる
クリア機能を説明するための一実施例を示すタイミング
図である。
【図15】この発明に係る半導体記憶装置を用いた一実
施例のシステム構成図である。
【符号の説明】
11…メインローデコーダ、12…メインワードドライ
バ、15…メモリマット、16…センスアンプ、17…
サブワードドライバ、18…交差エリア、51…アドレ
スバッファ、52…プリデコーダ、53…カラムデコー
ダ、61…メインアンプ、62…出力バッファ、63…
入力バッファ、a…外部アドレス、b…下位3ビット、
c…残りアドレス、d…+2回路、e…+1回路、f…
選択回路、g…サブブロック、h…ワード順序補正マル
チプレクサ、Controller …コントローラ(CPU)、
HyPer DDR…メモリ回路。

Claims (52)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ読み出し動作において同期信号に
    同期してデータ端子に読み出しデータを出力し、データ
    書込み動作において同期信号に同期して上記データ端子
    を介して書き込みデータを入力する半導体記憶装置であ
    って、 読み出しデータの上記データ端子への出力動作が行われ
    るべき第1期間内において、上記データ端子を介しての
    書き込みデータの入力動作を許容する入出力動作が可能
    にされてなり、 上記入出力動作は、書き込み動作の指示がされてから書
    き込みデータの入力が開始されるまでの第2期間と、書
    き込みデータの入力が行われる第3期間とを有し、上記
    読み出しデータの上記データ端子への出力が、上記第2
    期間内に許容されるようにされてなることを特徴とする
    半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記読み出しデータは上記同期信号によって決められる
    タイミング毎に順次に出力されるべき複数ビットからな
    り、かつ上記第2期間内で上記データ端子への出力が未
    終了であったビットがあったとき、上記複数ビットの読
    み出しデータの内の上記出力未終了のデータが上記第3
    期間の後の第4期間に上記データ端子に出力されるよう
    にされてなることを特徴とする半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、 上記第2期間における最後の読み出しデータの出力終了
    タイミングと上記第3期間における書き込みデータの入
    力タイミングとの問に、上記同期信号によって規定され
    る単位期間をもつクイミング規定期間が設定されるよう
    にされてなることを特徴とする半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 請求項2において、 上記第3期間における最後の書き込みデータの入力タイ
    ミングと、上記第4期間における最初の読み出しデータ
    の出力タイミングとの間に、上記同期信号によって規定
    される単位期間をもつタイミング規定期間が設定される
    ようにされてなることを特徴とする半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかにおいて、 上記第2期間は、上記同期信号の期間によってその時間
    長が設定されるものであることを特徴とする半導体記憶
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 上記第2期間は、上記同期信号の複数個の期間によつて
    その時間長が設定されるものであることを特徴とする半
    導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかにおいて、 上記同期信号、クロック信号であることを特徴とする半
    導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 上記第2期間は、上記クロック信号に対応される単位周
    期の数を規定する制御データによって設定されるもので
    あり、上記単位周期の整数倍の周期に設定されるもので
    あることを特徴とする半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】 請求項8において、 上記クロック信号の数を規定する制御データは、内部レ
    ジスタに設定されるものであることを特徴とする半導体
    記憶装置。
  10. 【請求項10】 請求項9において、 上記制御データは、上記クロック信号の半クロックサイ
    クル単位刻みと対応されるものであることを特徴とする
    半導体記憶装置。
  11. 【請求項11】 読み出し動作及び書き込み動作におけ
    るデータ転送をクロック信号に同期して行う同期双方向
    インターフェースを備えてなり、 読み出し動作での読み出しデータが上記インターフェ−
    スを介して出力されるべきクロック信号期間内において
    書き込み動作の受付が可能にされ、 上記読み出しデータが出力されるべきクロック信号期間
    内に書き込み動作が指示された場合、上記書き込みデー
    タの入力が開始される以前に上記読み出しデータの出力
    動作を一時中断し、次いで、書き込みデータの入力を行
    い、かつ上記書き込みデータの入力終了の後に上記中断
    された読み出しデータの出力動作を再開する機能を持つ
    ようにされてなることを特徴とする半導体記憶装置。
  12. 【請求項12】 請求項11において、 遅延量に応じた値が設定される内部レジスタを更に備
    え、 書き込み動作が指示されてから上記インターフェースを
    介する書き込みデータの入力動作が開始されるまでのタ
    イミング設定が、上記内部レジスクの値に基づいて制御
    されることを特徴とする半導体記憶装置。
  13. 【請求項13】 請求項12において、 上記タイミング設定は、半クロックサイクル単位に対応
    される任意値をとるようにされてなることを特徴とする
    半導体記憶装置。
  14. 【請求項14】 請求項11ないし12のいずれかにお
    いて、 上記読み出しデータは、クロック信号によって規定され
    る複数タイミングにそれぞれ同期して順次に出力される
    べきブロック単位のデータであり、 上記読み出しデータの出力動作の一時中断は、上記ブロ
    ック単位のデータの読み出しが開始されてから終了する
    までの所望タイミングで可能とされ、 上記書き込みデータの入力動作に伴つて中断されていた
    読み出しデータの出力動作の再開は、上記ブロック単位
    のデータの残りの読み出しデータに対して行われること
    を特徴とする半導体記憶装置。
  15. 【請求項15】 クロック信号に同期して読み出し及び
    書き込みのデータ転送が行われる双方向インターフェー
    スを備え、 一回の読み出し命令に応じて、上記双方向インターフェ
    ースによって転送される読み出しデータの単位ビット長
    の複数倍のビット長である長ビット長のデータを内部的
    に読み出し、 上記双方向インターフェ―スを介して、長ビット長の読
    み出しデータを上記単位ビット長毎をもって逐次に出力
    し、 一回の書き込み命令で、上記双向インターフェースを介
    して、単位ビット長の複数倍の長ビット長の書き込みデ
    ータのデータ入力を行い、 上記長ビット長の書き込みデータを内部に書き込むとこ
    ろの読み出し書き込み機構を持ってなる半導体記憶装置
    であって、 上記単位ビット長の読み出しデータは、第1アドレスを
    もってアドレス付けされてなり、一回の読み出し命令で
    所望の第1アドレスからそれぞれ離散的アドレス値をも
    たらすところの所定のアドレス更新単位ずつをもって更
    新される値の所望の範囲までの読み出しデータを単位ビ
    ット長ごとに直列的に出力する機能を持ってなることを
    特徴とする半導体記憶装置。
  16. 【請求項16】 請求項15において、 上記アドレス更新値が2であることを特徽とする半導体
    記憶装置。
  17. 【請求項17】 請求項15又は16のいずれかにおい
    て、 上記アドレス更新値を指示するデータが設定される内部
    レジスタが設けられ、 上記内部レジスタのデータに基づいて上記アドレス更新
    値が制御されるようにされてなることを特徴とする半導
    体記憶装置。
  18. 【請求項18】 請求項15ないし17のいずれかにお
    いて、 連続したアドレスに対する書き込み、読み出し動作と、
    任意のアドレス偏移値ずつのアドレスに対する書き込
    み、読み出し動作が、それぞれコマンドによって指示さ
    れるようにされてなることを特徴とする半導体記憶装
    置。
  19. 【請求項19】 請求項18において、 上記連続したアドレスに対する書き込み、読み出し動作
    を指示するコマンドと、 上記任意のアドレス更新値ずつのアドレス偏移のアドレ
    スに対する書き込み、読み出し動作を指示するコマンド
    が、互いに別個のコマンドコードから構成されてなるこ
    とを特徴とする半導体記憶装置。
  20. 【請求項20】 請求項15ないし19のいずれかにお
    いて、 モードレジスタを更に備えてなり、 上記モードレジスタにアドレス更新値を指示するデータ
    が設定され、 上記アドレス更新値を指示するデータによって上記連続
    したアドレスに対する書き込み、読み出し動作のための
    アドレス更新と上記任意のアドレス更新値ずつのアドレ
    ス偏移のアドレスに対する書き込み、読み出し動作のた
    めのアドレス更新が制御されるようにされてなることを
    特徴とする半導体記憶装置。
  21. 【請求項21】 クロック信号に同期して読み出し及び
    書き込みのデータ転送を行う双方向インターフェース
    と、 それぞれバンクを構成して独立に動作可能にされた複数
    のメモリマットと、 第1の読み出し命令もしくは書き込み命令に従う動作の
    後に、上記書き込み命令もしくは読み出し命令で指定さ
    れたバンク中の読み出しもしくは書き込みが実行された
    メモリマット中のワードラインを立ち下げ、センスアン
    プ群をプリチャージする一連の動作を自動的に行う機構
    とを備え、 上記読み出しもしくは書き込み命令の直後に同―のバン
    クに対して第2の読み出し又は書き込み命令が発せられ
    た場合、上記自動的に行われるワードラインの立ち上げ
    から始まる一連の動作を、上記直後に発行された第2の
    読み出し又は書き込み命令の終了まで延長する機構を持
    つことを特徴とする半導体記憶装置。
  22. 【請求項22】 請求項21において、 第1の読み出しコマンドの直後に第2の読み出しコマン
    ドが同一のバンクに対して発行された場合、第2のコマ
    ンドのマット指定・ワード線指定にかかるアドレスを無
    視し、第1の読み出しコマンドで活性化されたセンスア
    ンプ群から第2のコマンドのカラムアドレス部で指定さ
    れたアドレスのデータを出力し、 第1の書き込みコマンドの直後に第2の書き込みコマン
    ドが同一のバンクに対して発行された場合、第2のコマ
    ンドのマット指定・ワード線指定にかかるアドレスを無
    視し、第1の書き込みコマンドで活性化されたセンスア
    ンプ群から第2のコマンドのカラムアドレス部で指定さ
    れたアドレスへ入力されたデータを書き込み可能なコマ
    ンド制御機構を持つことを特徴とする半導体記憶装置。
  23. 【請求項23】 クロック信号に同期して読み出し及び
    書き込みのデータ転送が行われる双方向インターフェー
    スと、 バンクを構成する独立に動作可能な複数のメモリブロッ
    クと、 内部の読み出し又は書き込み動作の周期より短い周期で
    連続してコマンドが入力可能なコマンド回路とを備えた
    半導体記憶装置であって、 第1の読み出しコマンドの直後に第2の読み出しコマン
    ドが同一のバンクに対して発行された場合、第2のコマ
    ンドのアドレスに係かわらず自動的に第1の読み出しコ
    マンドに引き続くアドレスのデータを出力し、 第1の書き込みコマンドの直後に第2の書き込みコマン
    ドが同―のバンクに対して発行された場合、内部の書き
    込み動作を第2の書き込みコマンドのためのデータの入
    力の完了まで延長し、第2のコマンドのアドレスに係わ
    らず自動的に第1の書き込みコマンドに引き続くアドレ
    スのデータとして書き込み可能なコマンド制御機構と、 上記制御を可能とするための通常のコマンドの2倍のビ
    ット幅のデータを一度に読み出し又は書き込み可能なマ
    ット機構を持つことを特徴とする半導体記憶装置。
  24. 【請求項24】 クロック信号に同期して読み出し及び
    書き込みデータ転送が行われる同期双方向インターフェ
    ースと、 バンクを構成する独立に動作可能な複数のメモリブロッ
    クと、 命令中のバンクアドレス部で指定されたバンク中のロウ
    アドレス部で指定されたアドレスのワードラインを立ち
    上げ複数の記憶セルの内容を対応したセンスアンプ群上
    に読み出す機構と、 上記センスアンプ群中の、命令中のカラムアドレス部で
    指定された一部又は全部のビットを内部のデータラッチ
    から書き込む機構と、 読み出し又は書き込み命令の終了後、書き込み又は読み
    出し命令で指定されたバンク中の読み出し又は書き込み
    が実行されたメモリマット中のワードラインを立ち下げ
    センスアンプ群をプリチャージする機構とを備えた半導
    体記憶装置であって、 データを内部のデータラッチにセットし、 内部のデータラッチから複数のセンスアンプ群へ書き込
    む第1の命令と、 センスアンプをプリチャージせずに現在立ち上がつてい
    るワードラインを立ち下げ、引き続き指定のワードライ
    ンを立ち上げる第2の命令と、 第1又は第2の命令の直後に第2の命令が引き読かない
    場合、ワードラインを立ち下げ、センスアンプをプリチ
    ヤージするという通常の動作が起動されることを特徴と
    する半導体記憶装置。
  25. 【請求項25】 データ読み出し動作、データ書き込み
    動作が、コマンドによって指示される半導体記憶装置で
    あって、 アドレス情報に従ったメモリアドレスからのデータ読み
    出しを実行せしめる第1読み出しコマンドと、 上記第1のコマンドのためのコマンドコードと異なるコ
    マンドコードを持つようにされ、読み出し開始アドレス
    から順次飛び飛びのメモリアドレスからのデータ読み出
    しを実行せしめる第2読み出しコマンドとに応答可能に
    されてなることを特徴とする半導体記憶装置。
  26. 【請求項26】 請求項25において、 上記第1コマンドは、メモリブロックの選択アドレスか
    らのデータの読み出しを実行せしめるコマンドであり上
    記第2コマンドは、同期信号に同期して上記読み出し開
    始アドレスから上記順次飛び飛びのメモリアドレスから
    の読み出しデータを読み出させるバースト読み出し動作
    を実行せしめるコマンドであることを特徴とする半導体
    記憶装置。
  27. 【請求項27】 請求項25又は26において、 上記第2読み出しコマンドは、上記メモリブロックのカ
    ラムアドレスをアドレス情報によって上記読み出し開始
    アドレスを設定し、かつ同期信号に応じて上記飛び飛び
    のメモリアドレスを形成せしめるものであることを特徴
    とする半導体記憶装置。
  28. 【請求項28】 請求項25ないし27のいずれかにお
    いて、 上記第2コマンドに従う飛び飛びのメモリアドレスのア
    ドレス間隔が、2とされてなることを特徴とする半導体
    記憶装置。
  29. 【請求項29】 複数のメモリバンクと、複数のメモリ
    バンクに共通にされクロック信号に同期しての読み出し
    データの出力、書き込みデータの入力を行う同期双方向
    インクーフェースとを備え、 メモリバンク指定を伴っての読み出し動作の指示、書き
    込み動作の指示が可能とされ、 1つの読み出し動作が指示されたとき、かかる動作が指
    示されたタイミングから、上記クロック信号によって設
    定される単位期間の複数倍の期間である第1期間を経過
    した後に指定のメモリバンクからの読み出しデータを上
    記同期双方向インターフェースを介して出力し、 1つの書き込み動作が指示されたとき、かかる書き込み
    動作が指示されたタイミングから上記クロック信号によ
    って設定される単位期間の複数倍の期間である第2期間
    を経過した後に上記同期双方向インターフェースを介し
    て指定のメモリバンクに対する書き込データの取り込み
    を行う半導体記憶装置であって、 先行する動作指示に対応する第1もしくは第2期間に係
    わりなく上記クロック信号によって設定される単位期間
    毎での順次の複数の読み出し動作の指示、もしくは複数
    の書き込み動作の指示に応答可能にされてなり、 先行する読み出し動作の終了の前に書き込み動作が指示
    された場合、かかる書き込み動作の指示に対応する第2
    期間まで上記同期双方向インターフェ―スを介しての読
    み出しデータの出力が許容され、次いで上記第2期間経
    過の後、上記同期双方向インターフェースを介しての書
    き込みデータの取り込みが行われるようにされてなるこ
    とを特徴とする半導体記憶装置。
  30. 【請求項30】 請求項29において、 上記複数のメモリバンクのそれぞれが、それぞれ1つの
    メモリブロックから構成されてなることを特徴とする半
    導体記憶装置。
  31. 【請求項31】 請求項29又は30において、 上記書き込み動作指示に従う書き込みデータの取り込み
    が行われたとき、先行する読み出し動作指示に対応され
    かつ上記同期双方向インターフェースを介してまだ出力
    されていなかつた未読み出しの読み出しデータが存在す
    る場合、当該の未読み出しの読み出しデータが、上記書
    き込みデータの取り込み終了の後に上記同期双方向イン
    ターフェースを介して出力されるようにされてなること
    を特徴とする半導体記憶装置。
  32. 【請求項32】 請求項29ないし31のいずれかにお
    いて、 上記書き込み動作指示に対応する上記同期双方向インタ
    ーフェースを介する書き込みデータの取り込み開始タイ
    ミングの直前の読み出しデータの出力終了タイミング
    と、該書き込みデータの取り込み開始タイミングとの間
    に上記クロック信号によって設定される単位期間からな
    るタイミング規定期間が設定されるようにされてなるこ
    とを特徴とする半導体記憶装置。
  33. 【請求項33】 請求項31において、 上記書き込みデータの取り込み終了のタイミングと、上
    記の未読み出しの読み出しデータの出力タイミングの問
    に上記クロック信号によって設定される単位期間をもつ
    タイミング規定期間が設定されるようにされてなること
    を特徴とする半導体記憶装置。
  34. 【請求項34】 請求項33において、 上記書き込み動作の指示の後に後続の読み出し動作が指
    示された場合であって、上記未読み出しの読み出しデー
    タの上記同期双方向インターフェースを介する読み出し
    終了タイミングが、上記後続の読み出し動作指示に対す
    る第1期間によって規定されるタイミングを超えると
    き、上記後続の読み出し動作指示に対する読み出しデー
    タが、上記未読み出しの読み出しデータの上記読み出し
    終了タイミングに続くタイミング設定期間を伴うこと無
    く、上記同期双方向インターフェースを介して出力され
    るようにされてなることを特徴とする半導体記憶装置。
  35. 【請求項35】 外部からの動作指示コマンドによって
    その内部動作が指示される半導体記憶装置であって、 第1コマンドコードを採り、同期信号によって決められ
    る第1単位期間を周期としてメモリブロックを構成する
    複数のメモリセルの内容をクリアレベルにせしめる第1
    コマンドと、 上記第1コマンドコードと異なるコードからなる第2コ
    マンドコードを採り、上記同期信号によって決められる
    第2単位期間を周期として、被転写データ領域からのデ
    ータをメモリブロックのアドレス付けされたメモリセル
    に書き込みせしめる第2コマンドと、 に応答可能にされてなることを特徴とする半導体記憶装
    置。
  36. 【請求項36】 請求項35において、 上記第2コマンドは、上記第2単位期間を周期としての
    上記書き込みを複数回にわたって、上記アドレスを更新
    しつつ、実行せしめるものであることを特徴とする半導
    体記憶装置。
  37. 【請求項37】 請求項35又は36において、 上記被転写データ領域は、上記第2単位期間毎に順次に
    被転写単位データが設定される複数の単位データ領域か
    らなることを特徴とする半導体記憶装置。
  38. 【請求項38】 請求項37において、 上記第2コマンドは、上記複数の単位データ領域からの
    複数の被転写単位データ複合被転写データとなし、該複
    合被転写データを、上記の互いに異なるアドレスの複数
    のメモリセルに逐次に書き込みせしめるものであること
    を特徴とする半導体記憶装置。
  39. 【請求項39】 請求項35ないし38のいずれかにお
    いて、 上記アドレスは、第1アドレスと第2アドレスとの組み
    合わせからなり、 上記第2コマンドは、第2単位期間を周期とする単位周
    期に、上記第lアドレスの範囲に有り、かつ複数の第2
    アドレスにある複数のメモリセルに同時に被転写データ
    を書き込みせしめる第1動作を含むものであることを特
    徴とする半導体記憶装置。
  40. 【請求項40】 請求項39において、 上記第2コマンドは、上記単位周期毎に上記第1アドレ
    スを更新する動作を実行せしめながらの上記単位周期の
    動作を繰返し実行せしめるものであることを特徴とする
    半導体記憶装置。
  41. 【請求項41】 請求項35ないし40のいずれかにお
    いて、 上記第1コマンドは、メモリセルをクリアレベルにせし
    める上記動作と、かかる動作の終了の後、メモリブロッ
    クのデータ線系構成をイコライズ電位レベルに強制せし
    めるところのイコライズ動作を実行せしめるものであ
    り、 上記第2コマンドは、上記被転写データ領域からのデー
    タのメモリセルヘの書き込みせしめる上記書き込み動作
    と、上記書き込み動作の終了の後、メモリブロックのデ
    ータ線系構成をイコライズ電位レベルに強制せしめると
    ころのイコライズ動作を実行せしめるものであることを
    特徴とする半導体記憶装置。
  42. 【請求項42】 請求項39において、 上記第1コマンドは、メモリセルをクリアレベルにせし
    める上記動作と、かかる動作の終了の後、メモリブロッ
    クのデータ線系構成をイコライズ電位レベルに強制せし
    めるところのイコライズ動作を実行せしめるものであ
    り、 上記第2コマンドは、上記第1アドレスの上記更新と上
    記被転写データ領域からのデータのメモリセルへの書き
    込みとを繰り返しせしめる上記書き込み動作と、上記書
    き込み動作の終了の後、メモリブロックのデータ線系構
    成をイコライズ電位レベルに強制せしめるところのイコ
    ライズ動作を実行せしめるものであることを特徴とする
    半導体記憶装置。
  43. 【請求項43】 請求項41又は42において、 上記第1コマンド及び上記第2コマンドは、上記第lコ
    マンドもしくは第2コマンドによる回路動作の期間内
    に、後続の第1コマンドもしくは第2コマンドが発せら
    れていた場合、上記イコライズ動作を無効にせしめるも
    のであることを特徴とする半導体記憶装置。
  44. 【請求項44】 請求項35ないし43のいずれかにお
    いて、 上記半導体記憶装置は、それぞれバンクアドレスにより
    アドレス付けされた複数のメモリバンクを備え、 上記第1コマンド及び第2コマンドは、バンクアドレス
    によって指示されたメモリバンクに対して上記動作を実
    行せしめるものであることを特徴とする半導体記憶装
    置。
  45. 【請求項45】 複数のコマンドによってその内部動作
    が制御される半導体記憶装置であって、 上記複数のコマンドは、それぞれ複数ビットのビットに
    よって規定され、かつ第1種コマンドと、第2種コマン
    ドからなり上記第1種コマンドは、それ自体で単位の内
    部動作機能を規定するものであり、 上記第2種コマンドは、付加コマンドとの組み合わせに
    よって内部動作機能を規定するものであることを特徴と
    する半導体記憶装置。
  46. 【請求項46】 請求項45において、 上記第1種コマンドは、データ書き込み動作制御、デー
    タ読み出し動作制御を含む記憶装置の主動作制御用のコ
    マンドであり、 上記第2コマンドは、テスト動作制御、リセット動作制
    御を含む記憶装置の副動作制御用のコマンドであること
    を特徴とする半導体記憶装置。
  47. 【請求項47】 第1の複数ビットによって規定される
    第1動作制御コマンド、及び第2動作制御コマンドと、 上記第l動作制御コマンドによって有意にされ、かつ第
    2の複数ビットによって規定される第3動作制御コアン
    ドと、 に応答可能にされてなることを特徴とする半導体記憶装
    置。
  48. 【請求項48】 請求項47において、 上記第1動作制御コマンドは、外部からのアドレス情報
    に必要とする動作制御のためのコマンドであり、 上記第2動作制御コマンドは、外部からの記憶アドレス
    情報を必要としない動作制御のためのコマンドである、 ことを特徴とする半導体記憶装置。
  49. 【請求項49】 請求項47又は48において、 上記第2の複数ビットは、上記第1の複数ビットと異な
    るビット位置のビットであることを特徴とする半導体記
    憶装置。
  50. 【請求項50】 請求項49において、 上記第1ないし第3動作制御コマンド、及び上記第1動
    作制御コマンドのための上記アドレス情報はパケット構
    成にされ、 上記第1及び第2動作制御コマンドのための第1の複数
    ビットが、パケット構成における第l領域に位置され、 上記第1動作制御コマンドのためのアドレス情報及び上
    記第3動作制御コマンドのための上記第2の複数ビット
    が、パケット構成における第2領域に位置されてなるこ
    とを特徴とする半導体記憶装置。
  51. 【請求項51】 請求項50において、 上記第1の複数ビットをデコードする第1デコーダと、 上記第2動作制御コマンドが指示されたときに第1デコ
    ーダから出力されるデコード結果によって動作が有効と
    されて上記第2の複数ビットをデコードする第2デコー
    ダとを備えてなる、 ことを特徴とする半導体記億装置。
  52. 【請求項52】 請求項51において、 上記半導体記憶装置は、同期信号に同期して動作する同
    期式半導体記憶装置であり、 上記第2動作制御コマンドは、同期信号によって規定さ
    れる第1期間に判定され、 上記第3動作制御コマンドは、上記同期信号によって規
    定されかつ上記第1期間の後の期間である第2期間に判
    定されるものであることを特徴とする半導体記憶装置。
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