JP2002055492A - 静電荷像現像用カラートナー - Google Patents

静電荷像現像用カラートナー

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JP2002055492A
JP2002055492A JP2000241104A JP2000241104A JP2002055492A JP 2002055492 A JP2002055492 A JP 2002055492A JP 2000241104 A JP2000241104 A JP 2000241104A JP 2000241104 A JP2000241104 A JP 2000241104A JP 2002055492 A JP2002055492 A JP 2002055492A
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resin
toner
fixing
temperature
acid
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JP2000241104A
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Megumi Aoki
めぐみ 青木
Masatake Inoue
雅偉 井上
Yoshihiro Mikuriya
義博 御厨
Masayuki Haki
雅之 葉木
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オイル塗布量が低減された定着器に適用して
も、低温オフセットおよび高温オフセットを有効に防止
する、光沢性および定着効率に優れた静電荷像現像用カ
ラートナーを提供すること。 【解決手段】 少なくとも結着樹脂および着色剤からな
り、貯蔵弾性率(G')と損失弾性率(G'')をtanδ=
G''/G'で表したとき、100〜140℃におけるδが50〜75°
であり、140℃におけるδ(δ140)の100℃におけるδ
(δ100)に対する比率(δ140100)が0.6〜1.2であ
ることを特徴とする静電荷像現像用カラートナー。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は静電荷像現像用カラ
ートナーに関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真プロセスにおいては、光導電性
物質を利用した感光体上に種々の手段により静電的に潜
像を形成し、この潜像をトナーを用いて現像し、感光体
上のトナー像を中間転写体を介して又は介さずに、紙等
の被転写体に転写した後、この転写画像を紙などの被転
写体に定着する、という複数の工程を経て、定着画像を
形成するのが一般的である。近年、情報化社会における
機器の発達や通信網の充実により、電子写真プロセスは
複写機のみならず、プリンターにも広く利用されるよう
になり、利用する装置の小型化、軽量化そして高速化、
高信頼性がますます厳しく要求されてきている。
【0003】特にカラー電子写真の場合、形成される画
像が高画質で高発色であることが要求される。高画質で
高発色の画像を得るためには、透光性、光沢等の観点か
ら、トナーが十分に融解し定着後における画像の表面が
平滑でなくてはならない。このため、電子写真プロセス
における定着工程が特に重要となる。
【0004】従来から定着方法として汎用されている接
触型定着方法としては、定着時に熱及び圧力を使用する
方法(以下「加熱圧着方法」という)が一般的である。
この加熱圧着方法の場合、定着部材の表面と被転写体上
のトナー像とが加圧下で接触するため、熱効率が極めて
良好であり迅速に定着を行うことができ、特に高速電子
写真複写機において非常に有効であることが知られてい
る。しかしながら、上記加熱圧着方法の場合、トナー画
像は加熱され溶融された状態で定着部材の表面と加圧接
触するため、トナー像の一部が前記定着部材の表面に付
着し、被転写体における画像部でない部分に転移する現
象(高温オフセット)が起こって問題となっていた。特
に、カラートナー定着では、複数色のトナーを溶融混色
する必要性から、白黒トナー定着と比較して、トナーに
十分な熱と圧力とを加え、より流動させねばならず、溶
融状態の、しかも複数色重ねた分厚いトナー層を高温オ
フセットを起こすことなく離型することが必要であるの
で、カラートナー定着でのトナー画像の定着部材からの
離型は白黒トナー定着での離型よりも困難であった。
【0005】そこで、定着部材の表面にトナーを付着さ
せないための簡便な方法として、定着部材表面にオフセ
ット防止用液体としてシリコーンオイル等を被覆するこ
とが行われている。しかしながら、カラー画像の形成に
際して、オイルのみによって高温オフセットを防止する
には比較的多量のオイルが必要であるため、定着後の被
転写体及び画像へのオイルの付着が問題となっていた。
またオイルを用いる場合には、定着装置にオイル等を貯
蔵するためのタンクが必要であり、装置の小型化が困難
で、オイルの補充も煩雑であり低コスト化を制約する等
の問題があった。
【0006】また、特開昭56-158340号公報等には、低
分子量成分と高分子量成分を含む、分子量分布を広くし
た樹脂とワックスの効果によって優れたオイルレス定着
適性を発揮する白黒トナーが開示されている。この技術
は高分子量成分によるゴム弾性によって被転写体上のト
ナー像を被転写体上に留めさせて高温オフセットを防止
するようになっている。しかしながら、この技術をカラ
ー画像の定着に適用すると、得られる定着画像の光沢度
が低くなり、カラー画像の発色性が低下して問題となっ
ていた。また、カラー画像は3〜4のトナー層を重ね合
わせることがあるため、上記高温オフセットの問題を完
全に解決することはできなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みなされたものであって、オイル塗布量が低減された定
着器に適用しても、低温オフセットおよび高温オフセッ
トを有効に防止する、光沢性および定着効率に優れた静
電荷像現像用カラートナーを提供することを目的とす
る。
【0008】本発明は、低温オフセットおよび高温オフ
セットのいずれも発生しない定着温度幅を比較的広く、
かつ比較的低い温度レベルで有する、光沢性および定着
効率に優れた静電荷像現像用カラートナーを提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも結
着樹脂および着色剤からなり、貯蔵弾性率(G')と損失
弾性率(G'')をtanδ=G''/G'で表したとき、100〜140
℃におけるδが50〜75°であり、140℃におけるδ(δ
140)の100℃におけるδ(δ100)に対する比率(δ140
100)が0.6〜1.2であることを特徴とする静電荷像現
像用カラートナーに関する。
【0010】本発明の発明者等は100〜140℃におけるト
ナー粘弾性に着目し、当該粘弾性を上記範囲内に制御す
ることにより、トナーに、高温時において適度な弾性と
粘性をもたせ、それを維持させることができ、適度なオ
フセット性が得られることを見い出した。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明のカラートナーは100〜140
℃において特定の粘弾性を示す。本発明において規定さ
れるトナーの粘弾性を、図1を用いて詳しく説明する。
【0012】図1は本発明のトナーの一例の粘弾性を表
すグラフである。縦軸のδ(°)は、貯蔵弾性率(G')
と損失弾性率(G'')をtanδ=G''/G'で表したときのδ
であって、温度(横軸)が上昇するにつれて変動するこ
とがわかる。本発明においては、100〜140℃の温度範囲
におけるδを規定する。すなわちδは100〜140℃におい
て50〜75°、好ましくは55〜65°の範囲内にあり、かつ
140℃におけるδ(δ1 40)の100℃におけるδ(δ100
に対する比率(δ140100)は0.6〜1.2、好ましくは
0.8〜1.1、より好ましくは0.9〜1.1である。最も好まし
くは100〜140℃におけるδは上記範囲内で一定である。
【0013】tanδは物質の挙動特性を示す値であり、
δが小さいほど、tanδも小さく、当該トナーは弾性成
分として挙動する傾向が強く、一方でδが大きいほど、
tanδも大きく、当該トナーは粘性成分として挙動する
傾向が強いことを示している。本明細書中、δは粘弾性
測定装置(レオメーター(応力制御型);レオロジカ社
製)によって以下の条件下で測定された値を用いてい
る。 ・測定治具;直径20mmパラレルプレート ・測定周波数;O.1Hz ・測定歪;Max5% ・測定温度;60〜180℃ ・測定昇温速度;2℃/min. ・Gap;1mm
【0014】100〜140℃においてδが50°未満となる
と、トナーの粘性が低いために定着不良を起こし、低温
オフセットが発生し易い。そのため、定着温度を比較的
高く設定する必要が生じ、定着に比較的大きなエネルギ
ーを必要とするために、ランニングコストが悪化する。
一方、100〜140℃においてδが75°を越えると、トナー
の弾性が低いため高温オフセットが発生し易くなって、
定着温度幅が狭まる。また、δ140/δ100が0.6未満の
ときは、定着温度域で弾性成分が急激に増加するため、
定着不良を起こし、低温オフセットが発生し易い。一
方、δ140/δ100が1.2を越えるときは、反対に粘性成
分が急激に増加するために高温オフセットの発生が顕著
になる。
【0015】本発明においては高温オフセットのさらな
る防止の観点から、トナーの120℃における貯蔵弾性率
(G'120)は1.0×103Pa以上、好ましくは1.0×103〜1.0
×10 5Pa、より好ましくは1.0×103〜1.0×104Paである
ことが好ましい。貯蔵弾性率(G')は上記の粘弾性と同
時に求めることができ、すなわち上記粘弾性の測定方法
と同様の方法で測定され得る。
【0016】本発明のトナーは上記のような粘弾性が得
られれば、いかなるトナー成分からなっていてよく、ま
た公知のいかなる方法によって製造されてよい。
【0017】本発明のトナーは少なくとも結着樹脂およ
び着色剤を含んでなり、所望により荷電制御剤、離型
剤、磁性粒子、無機微粒子、有機微粒子、粉砕助剤、ワ
ックス分散剤を含む。
【0018】本発明のトナーに使用される結着樹脂は、
特に制限されず、トナーの分野で公知の合成樹脂又は天
然樹脂を用いることができる。その具体例として、例え
ば、ポリエステル系樹脂、スチレン系樹脂、アクリル系
樹脂、スチレン−アクリル系樹脂、シリコーン系樹脂、
エポキシ系樹脂、ジエン系樹脂、フェノール系樹脂、テ
ルペン系樹脂、クマリン系樹脂、アミド系樹脂、アミド
イミド系樹脂、ブチラール系樹脂、ウレタン系樹脂、エ
チレン−酢酸ビニル樹脂、石油樹脂、ポリカーボネート
樹脂、ポリエーテル樹脂、ポリアクリロニトリル樹脂、
ポリアクリレート樹脂等が挙げられ、単独でまたは組み
合わせて用いることができる。定着性の観点からはポリ
エステル系樹脂を用いることが好ましい。
【0019】上記いずれの結着樹脂を用いる場合におい
ても、架橋構造を有する樹脂と架橋構造を有しない樹脂
を組み合わせて用い、その配合量を調整することによ
り、トナーの粘弾性を制御することができる。すなわ
ち、架橋構造を有する樹脂の配合量を増大させると、一
般に100〜140℃におけるδは全体的に小さくなり、δ
140100は低下し、G'120は増大する。一方、架橋構造
を有する樹脂の配合量を減少させると、一般に100〜140
℃におけるδは全体的に大きくなり、δ140100は上
昇し、G'120は低下する。本発明において架橋構造を有
する樹脂の配合量は通常、結着樹脂全量の20〜80重量
%、好ましくは45〜65重量%が好適である。
【0020】架橋構造を有する樹脂とは、2以上の直鎖
状高分子が特定の原子(架橋点)間において化学的に連
結された3次元的網状構造を有する非線状の重合体を意
味する。そのような非線状樹脂は公知の架橋方法によっ
て製造されてよく、例えば、モノマーの重縮合反応にお
いて3価以上、すなわち反応性官能基の数が3以上のモ
ノマーを用いることによって得てもよいし、不飽和モノ
マーの付加重合において重合性二重結合を2以上有する
モノマーを用いることによって得てもよいし、または重
縮合と付加重合を同時に行う場合において、重縮合反応
に供され得る少なくとも1の官能基と付加重合反応に供
され得る少なくとも1の重合性二重結合を有するモノマ
ーを用いることによって得ても良い。
【0021】架橋構造を有しない樹脂とは、他の高分子
と連結されていない、線状の重合体を意味する。そのよ
うな線状樹脂は公知の重合方法によって製造されてよ
く、例えば、モノマーの重縮合反応において2価、すな
わち反応性官能基の数が2のモノマーを用いることによ
って得てもよいし、または不飽和モノマーの付加重合に
おいて重合性二重結合を1つしか有さないモノマーを用
いることによって得てもよい。
【0022】非線状樹脂は、耐熱性、弾性を上げる観点
から、ガラス転移点(Tg)が50〜70℃、好ましくは55〜
65℃、軟化点(Tm)が110〜150℃、好ましくは120〜140
℃であることが望ましい。また、線状樹脂は、耐熱性、
粘性を上げる観点から、Tgが50〜70℃、好ましくは55〜
65℃、Tmが80〜110℃、好ましくは90〜105℃であること
が望ましい。
【0023】本発明においては、非線状樹脂および線状
樹脂のTm、Mw、Mw/Mnを適宜、調整することによって
も、前記トナーの粘弾性を制御できる。例えば、非線状
樹脂のTm、Mw、Mw/Mnを大きくすることによって、δ140
を低下させることができる。また、線状樹脂のTm、Mw、
Mw/Mnを小さくすることによって、δ100を上昇させるこ
とができる。また、線状樹脂のTm、Mw、Mw/Mnを大きく
することによって、δ100、δ140を低下させることがで
きる。また、非線状樹脂のTHF不溶分の量を増やすこと
により、当該樹脂のTm、Mw/Mn、Mwを上昇させることが
できる。
【0024】例えば、結着樹脂として、架橋構造を有す
るポリエステル樹脂(以下、非線状ポリエステル樹脂と
いう)と架橋構造を有しないポリエステル樹脂(以下、
線状ポリエステル樹脂という)を用いる場合、非線状ポ
リエステル樹脂は少なくとも3価以上のカルボン酸成分
および/またはアルコール成分を含む2価以上のカルボン
酸成分およびアルコール成分を、公知の方法によって重
合させること、詳しくは重合開始剤の存在下、窒素雰囲
気下にて撹拌しながら加熱することによって得ることが
できる。このとき、モノマー全量に対する3価以上のカ
ルボン酸成分および/またはアルコール成分の使用量
は、得られる非線状樹脂のTg、Tmが上記範囲内になれば
特に制限されないが、10〜60mol%好ましくは30〜45mol
%であることが望ましい。また、非線状ポリエステル樹
脂の酸価は、耐環境性の観点から、0〜35KOHmg/g、好ま
しくは0〜15KOHmg/gに調整されていることが好ましい。
【0025】線状ポリエステル樹脂は2価のカルボン酸
成分およびアルコール成分を公知の方法に従って重合さ
せることによって得ることができる。線状ポリエステル
樹脂の酸価は、耐環境性の観点から、0〜35KOHmg/g、好
ましくは0〜15KOHmg/gに調整されていることが好まし
い。
【0026】2価のアルコール成分としては、例えば、
1.4−シクロヘキサンジメタノール、ポリオキシプロピ
レン(2,2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ン、ポリオキシプロピレン(3,3)−2,2−ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)プロパン、ポリオキシプロピレン(6)−2.
2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ポリオキシ
エチレン(2,0)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プ
ロパン等のビスフェノールAアルキレンオキサイド付加
物、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリ
エチレングリコール、1.2−プロピレングリコール、1,3
−プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、ネオ
ペンチルグリコール、1,4−ブテンジオール、1,5−ペン
タンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ジプロピレン
グリコール、ポリエチレングリコール、ポリテトラメチ
レングリコール、ビスフェノールA、水素添加ビスフェ
ノールA等が挙げられる。
【0027】3価以上のアルコール成分としては、例え
ば、ソルビトール、1,2,3,6−ヘキサンテトロール、1.4
−ソルビタン、ペンタエリスリトール、ジペンタエリス
リトール、トリペンタエリスリトール、1,2,4−ブタン
トリオール、1,2,5−ペンタントリオール、グリセロー
ル、2−メチルプロパントリオール、2−メチル−1,2,4
−ブタントリオール、トリメチロールエタン、トリメチ
ロールプロパン、1,3,5−トリヒドロキシメチルベンゼ
ン等が挙げられる。
【0028】また、2価のカルボン酸成分としては、例
えば、マレイン酸、フマル酸、シトラコン酸、イタコン
酸、グルタコン酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタ
ル酸、シクロヘキサンジカルボン酸、コハク酸、アジピ
ン酸、セバチン酸、アゼライン酸、マロン酸、n−ドデ
セニルコハク酸、イソドデセニルコハク酸、n−ドデシ
ルコハク酸、イソドデシルコハク酸、n−オクテニルコ
ハク酸、イソオクテニルコハク酸、n−オクチルコハク
酸、およびイソオクチルコハク酸、ならびにこれらの酸
の無水物あるいは低級アルキルエステル等が挙げられ
る。
【0029】3価以上のカルボン酸成分としては、例え
ば、1,2,4−ベンゼントリカルボン酸(トリメリット
酸)、1,2,5−ベンゼントリカルボン酸、2,5,7−ナフタ
レントリカルボン酸、1,2,4−ナフタレントリカルボン
酸、1,2,4−ブタントリカルボン酸、1,2,5−ヘキサント
リカルボン酸、1,3−ジカルボキシル−2−メチル−2−
メチレンカルボキシプロパン、1,2,4−シクロヘキサン
トリカルボン酸、テトラ(メチレンカルボキシル)メタ
ン、1,2,7,8−オクタンテトラカルボン酸、ピロメリッ
ト酸、およびエンポール三量体酸、ならびにこれらの酸
の無水物あるいは低級アルキルエステル等が挙げられ
る。
【0030】着色剤としては、公知の顔料及び染料が使
用され得る。例えば、各種カーボンブラック、活性炭、
チタンブラック、アニリンブルー、カルコイルブルー、
クロムイエロー、ウルトラマリンブルー、デュポンオイ
ルレッド、キノリンイエロー、メチレンブルークロリ
ド、銅フタロシアニン、マラカイトグリーンオキサレー
ト、ランプブラック、ローズベンガル、C.I.ピグメント
・レッド48:1、C.I.ピグメント・レッド57:1、C.I.ピ
グメント・レッド122、C.I.ピグメント・レッド184、C.
I.ピグメント・イエロー12、C.I.ピグメント・イエロー
17、C.I.ピグメント・イエロー93、C.I.ピグメント・イ
エロー97、C.I.ピグメント・イエロー109、C.I.ピグメ
ント・イエロー110、C.I.ピグメントイエロー155、C.I.
ピグメント・イエロー180、C.I.ピグメント・イエロー1
85、C.I.ソルベント・イエロー162、C.I.ピグメント・
ブルー15:1、C.I.ピグメント・ブルー15:3等を挙げる
ことができる。着色剤の添加量は結着樹脂100重量部に
対して2〜10重量部が好適である。
【0031】また、黒トナーにおいては、着色剤の一部
または全部を磁性体と置き換えることができる。このよ
うな磁性体としては、例えば、フェライト、マグネタイ
ト、鉄等、公知の磁性体微粒子が使用可能である。磁性
粒子の平均粒径は製造時における分散性を得る意味にお
いて、好ましくは1μm以下、特に0.5μm以下が好まし
い。非磁性トナーとしての特性を持たせつつ、飛散防止
等の観点で磁性粒子を添加する場合は、その添加量は結
着樹脂100重量部に対して0.5〜10重量部、好ましくは0.
5〜8重量部、より好ましくは1〜5重量部が望ましい。添
加量が10重量部を超えるとトナーに対する現像剤担持体
(マグネットローラ内蔵)の磁気的拘束力が強くなって現
像性が低下する。
【0032】本発明において着色剤は、結着樹脂中にお
ける分散性向上の観点から、使用される結着樹脂と予め
混合し、溶融混練して得られるマスターバッチとして使
用されることが好ましい。当該マスターバッチの添加量
はトナー中における結着樹脂と着色剤との割合が上記範
囲内となるように決定される。マスターバッチにおける
樹脂と顔料との割合は重量比で6:4〜7:3が好適であ
る。
【0033】荷電制御剤としては従来からトナーの荷電
制御剤として使用されている公知の材料が使用可能であ
るが、カラートナー用の荷電制御剤としては、カラート
ナーの色調、透光性に悪影響を及ぼさない無色、白色あ
るいは淡色の荷電制御剤を使用することが好ましい。そ
のような荷電制御剤として、例えばサリチル酸誘導体の
亜鉛やクロムの金属錯体、カリックスアレーン系化合
物、有機ホウ素化合物、含フッ素4級アンモニウム塩系
化合物等が好適に用いられる。上記サリチル酸金属錯体
としては例えば特開昭53−127726号公報、特開昭62−14
5255号公報等に記載のものが、カリックスアレーン系化
合物としては例えば特開平2−201378号公報等に記載の
ものが、有機ホウ素化合物としては例えば特開平2−221
967号公報に記載のものが使用可能である。
【0034】離型剤としては従来からトナーの離型剤と
して使用されている公知の材料が使用可能であり、例え
ば、ポリエチレンワックス、酸化型ポリエチレンワック
ス、ポリプロピレンワックス、酸化型ポリプロピレンワ
ックス、エステルワックス、カルナバワックス、サゾー
ルワックス、ライスワックス、キャンデリラワックス、
ホホバ油ワックス、蜜ろうワックス等が挙げられる。上
記離型剤の中でも、定着ローラとの離型性と爪跡、スミ
ヤ性等の観点から、融点が異なる2種類以上のワック
ス、特に融点が60〜120℃のワックスと融点が120〜150
℃のワックスを用いることが好ましく、より好ましくは
融点が130〜140℃のポリプロピレンワックスと融点が80
〜120℃の低融点ワックスを用いる。離型剤の添加量は
結着樹脂100重量部に対して2〜10重量部が好適であり、
2種以上の離型剤を用いる場合においては、それらの合
計量が上記範囲内になればよい。
【0035】本発明のトナーは、例えば、上記材料をヘ
ンシェルミキサー等の混合機によって混合し、二軸押出
混練機によって溶融混練した後、得られた混練物を粗粉
砕、微粉砕し、所望により分級し、さらには外添剤を添
加して得ることができる。トナーの体積平均粒径は5〜9
μmに制御されていることが好ましい。
【0036】外添剤を添加することにより、トナーの流
動性やクリーニング性を向上させることができる。外添
剤としては、従来からトナーの分野で外添剤として使用
されている材料であれば、特に限定されるものではな
く、例えば、シリカ微粒子やアルミナ微粒子、チタニア
微粒子等の無機酸化物微粒子や、ステアリン酸アルミニ
ウム微粒子、ステアリン酸亜鉛微粒子等の無機ステアリ
ン酸化合物微粒子、またチタン酸ストロンチウムやチタ
ン酸亜鉛等の無機チタン酸化合物微粒子を使用すること
ができる。これらの微粒子は、耐環境性や耐熱保管性の
観点からシランカップリング剤、チタンカップリング
剤、高級脂肪酸、シリコーンオイル等で表面処理して用
いることが望ましく、添加量はトナー100重量部に対し
て0.05〜5重量部、好ましくは0.1〜3重量部用いること
が望ましい。外添剤は2種以上組み合わせて使用されて
よく、その場合においては、それらの合計量が上記範囲
内であればよい。
【0037】以上のような本発明のトナーは、オイル塗
布量が8×10-4mg/cm2以下に低減された定着器、好まし
くはオイルレス定着器に適用されても、低温オフセット
および高温オフセットを有効に防止でき、かつ良好な定
着効率(ランニングコスト)で光沢性に優れた画像を提
供することができる。従って、本発明のトナーは小型で
安価な複写機あるいはプリンターを設計する際に有利で
ある。
【0038】本発明のトナーが有効に適用され得る上記
定着器は定着時に熱及び圧力を使用する公知の加熱圧着
方法を採用したものであり、オイルの塗布量は、以下の
ようにして測定される。即ち、表面にオイルを塗布した
定着部材に、一般の複写機で使用される普通紙(代表的
には、ミノルタ社製複写用紙、商品名「CFペーパー」)
を通過させると普通紙上にオイルが付着する。この普通
紙上のオイルをソックスレー抽出器を用いて抽出する。
溶媒にはヘキサンを用いる。このヘキサン中に含まれる
オイルを、原子吸光分析装置にて定量することで、普通
紙に付着したオイルの量を定量することができ、当該値
を普通紙の面積で除することによってオイル塗布量を求
めることができる。このようにして得られるオイル塗布
量が8×10-4mg/cm2を越えると、定着後に画像表面に残
存するオイルのために画質が低下し、特にOHPのような
透過光を利用する場合にはOHP透光性が顕著に悪化し、
被転写体へオイルが付着してベタ付きが発生するなどの
問題が生じる。さらに、オイルの塗布量が多くなればオ
イルを貯蔵しておくタンクの容量も大きくなり定着器が
大型化するという問題もある。
【0039】定着部材に塗布されるオイルとしては特に
制限されないが、耐熱性オイル、例えば、ジメチルシリ
コーンオイル、フッ素オイル、フロロシリコーンオイル
やアミノ変性シリコーンオイル等の変性オイルなどのオ
フセット防止用オイルが挙げられる。また、本発明のト
ナーを用いた場合には、オイルの塗布量が上述のように
極めて少量でよいので、高価なフッ素オイル、フロロシ
リコーンオイルなども使用され得る。
【0040】また、本発明のトナーは、比較的広い定着
温度幅(低温オフセットおよび高温オフセットのいずれ
も発生しない定着温度域)を比較的低い温度レベルで有
する。詳しくは、本発明のトナーの上記定着温度幅は40
℃以上、好ましくは50℃以上であり、その温度レベル、
特に定着温度幅の下限値は、オイルレス定着器に適用す
る場合で135℃以下、好ましくは130℃以下であり、オイ
ル塗布量が8.0×10-4mg/cm2の定着器に適用する場合で1
20℃以下、好ましくは115℃以下、より好ましくは110℃
以下である。定着温度幅が高すぎると、特に、画像形成
を2回以上連続的に行った場合、定着時における被転写
体と定着部材との接触の繰り返しによって定着部材の温
度(定着温度)が低下するために、2回目以降の画像形
成において定着が十分に行われず、複写画像が容易に剥
離するという現象(低温オフセット)が生じ易い。定着
温度幅が比較的高い温度レベルにあると、定着に比較的
大きなエネルギーを必要とするために、ランニングコス
トが悪化する。以下、本発明を実施例によりさらに詳し
く説明するが、これに限定されるものではない。
【0041】
【実施例】(樹脂の製造)温度計、撹拌器、流下式コン
デンサーおよび窒素導入管を取り付けたガラス製4つ口
フラスコに、表1に記載のモノマーを表記のモル比に調
整して入れた。これをマントルヒーター中で窒素雰囲気
下にて、220℃で撹拌しつつ反応させた。実施例および
比較例で2種以上の樹脂を使用する場合は、それらの樹
脂を予めヘンシェルミキサーにてドライブレンドして使
用した。
【0042】
【表1】
【0043】(顔料マスターバッチ)各実施例および比
較例で使用される結着樹脂とC.I.ピグメントブルー15−
3(東洋インキ製造社製)とを重量比(樹脂:顔料)7:3
の割合で加圧ニーダーに仕込み、120℃で1時間混練
し、冷却後、フェザーミルで粗粉砕して顔料マスターバ
ッチを得た。
【0044】(実施例1)顔料マスターバッチ10重量
部、結着樹脂(PES1:PES2=50:50)93重量部、高融点
ポリプリレンワックス(100−TS;三洋化成工業社製)2
重量部、低融点ポリエチレンワックス(800P;三井化学
社製)0.5重量部をヘンシェルミキサーで混合し、この混
合物を2軸押出混練機により混練した。次に、混練物を
冷却した後、フェザーミルで粗粉砕し、更に、ジェット
ミルで微粉砕し、これを分級して、平均粒径6μmのトナ
ー粒子を得た。トナー粒子100重量部に対してシリカ(H
2000;クラリアントジャパン社製)1.0重量部を添加
し、ヘンシェルミキサーにより混合してトナーを得た。
【0045】(実施例2〜3および比較例1〜7)表2に示
す結着樹脂を用いたこと、および当該結着樹脂を用いて
調製された顔料マスターバッチを用いたこと以外、実施
例1においてと同様にして、トナーを得た。
【0046】各実施例および比較例で得られたトナーの
粘弾性特性を、粘弾性測定装置(レオメーター(応力制
御型);レオロジカ製)を用いて測定した。なお、100
℃におけるδ100と140℃におけるδ140のいずれもが50
〜75°の範囲内であれば、100〜140℃の温度範囲にわた
ってδは50〜75°の範囲内にあると言える。
【0047】
【表2】
【0048】(評価)各トナーと後述のキャリアをトナ
ー混合比6重量%で混合して得られた現像剤を、以下の
システム構成のフルカラーコピー機(CF900;ミノルタ
社製)に搭載して評価した。 記録剤;CFペーパ トナー付着量;12g/m2 定着器;以下のシステム1またはシステム2のいずれかを
選択することができる。 ・システム1;オイル塗布量を0(なし)に調整したもの (定着部材表面にフッ素樹脂を含む接触型の熱定着器
(加熱圧着方法)) ・システム2;システム1の構成においてオイル塗布量を
8.0×10-4mg/cm2に調整したもの なお、上記トナー付着量はベタ画像を複写するときのト
ナー付着量を示し、未定着の状態でトナーをエアー吸引
し、吸引された画像面積と吸引されたトナー重量に基づ
いて算出された値である。
【0049】定着温度を振ってベタ画像を複写し、低温
オフセットおよび高温オフセットのいずれも発生しない
定着温度幅を求め、以下のランク付けに従って評価し
た。その下限温度も合わせて示す。 ◎;定着温度幅が50℃以上であった; ○;定着温度幅が40℃以上50℃未満であった(実用上問
題なし); ×;定着温度幅が40℃未満であった(実用上問題あ
り)。
【0050】なお、定着下限温度と定着上限温度は以下
に従って求めた。 ・定着下限温度 得られたベタ画像を真ん中から2つに折り曲げてその画
像の剥離性を目視にて評価した。画像が剥離した時の定
着温度と剥離しない下限の定着温度との間の温度を定着
下限温度とした。 ・定着上限温度 ベタ画像を複写した後、白紙(CFペーパ)を通紙し、白
紙上の高温オフセットを目視にて評価した。高温オフセ
ットが発生した時の定着温度と高温オフセットが発生し
ない上限の定着温度との間の温度を定着上限温度とし
た。
【0051】
【表3】
【0052】(コート型キャリア)攪拌器、コンデンサ
ー、温度計、窒素導入管、滴下装置を備えた容量500ml
のフラスコにメチルエチルケトンを100重量部仕込ん
だ。窒素雰囲気下80℃でメチルメタクリレート36.7重量
部、2−ヒドロキシエチルメタクリレート5.1重量部、3
−メタクリロキシプロピルトリス(トリメチルシロキシ)
シラン58.2重量部および1,1'−アゾビス(シクロヘキサ
ン−1−カルボニトリル)1重量部を、メチルエチルケト
ン100重量部に溶解させて得られた溶液を2時間にわた
り反応器中に滴下し5時間熟成させた。得られた樹脂に
対して、架橋剤としてイソホロンジイソシアネート/ト
リメチロールプロパンアダクト(IPDI/TMP系:NCO%=6.
1%)をOH/NCOモル比率が1/1となるように調整した後メ
チルエチルケトンで希釈して固形比3重量%であるコート
樹脂溶液を調製した。コア材として焼成フェライト粉F
−300(体積平均粒径:50μm、パウダーテック社製)を用
い、上記コート樹脂溶液をコア材に対する被覆樹脂量が
1.5重量%になるようにスピラコーター(岡田精工社製)に
より塗布・乾燥した。得られたキャリアを熱風循環式オ
ーブン中にて160℃で1時間放置して焼成した。冷却後
フェライト粉バルクを目開き106μmと75μmのスクリー
ンメッシュを取り付けたフルイ振とう器を用いて解砕
し、コート型キャリアを得た。
【0053】(測定方法)本明細書中、樹脂のガラス転
移点(Tg)は以下の方法に従って得られた値を用いてい
る。示差走査熱量計(DSC-200:セイコー電子社製)を
用い、測定する試料10mgを精密に秤量して、これをアル
ミニウムパンに入れ、リファレンスとしてα−アルミナ
をアルミニウムパンに入れたものを用い、昇温速度30℃
/minで常温から200℃まで昇温させた後、これを冷却
し、昇温速度10℃/minで30℃〜120℃の間で測定を行な
い、この昇温過程で30℃〜90℃の範囲におけるメイン吸
熱ピークのショルダー値をTgとする。
【0054】また、樹脂の軟化点(Tm)は以下の方法に
従って得られた値を用いている。測定する試料1.0gを秤
量し、フローテスター(CFT-500:島津製作所社製)を
用い、h1.0mm×φ1.0mmのダイを使用し、昇温速度3.0℃
/min、予熱時間180秒、荷重30kg、測定温度範囲50〜160
℃の条件で測定を行ない、上記の試料が1/2流出したと
きの温度を樹脂軟化点(Tm)とする。
【0055】また、樹脂の数平均分子量(Mn)および重
量平均分子量(Mw)はゲルパーミエーションクロマトグ
ラフィー(GPC)(830-RI型:日本分光工業社製)を用
いて測定された値を用いている。詳しくは、カラムを40
℃に保ちながら、キャリア溶媒としてテトラヒドロフラ
ンを1ml/minで流し、測定する試料30mgをテトラヒドロ
フラン5mlに溶解し、この溶液100μlを上記のキャリア
溶媒と共に装置内に導入して、ポリスチレン換算により
求める。なお本明細書中、MnおよびMwは、樹脂のテトラ
ヒドロフランに可溶な成分を用いて測定された値であ
る。
【0056】また酸価は、10mgの試料をトルエン50mlに
溶解し、0.1%のブロムチモールブルーとフェノールレッ
ドの混合指示薬を用いて、予め標定されたN/10水酸化カ
リウム/アルコール溶液で滴定し、N/10水酸化カリウ
ム/アルコール溶液の消費量から算出した値である。
【0057】
【発明の効果】本発明のトナーは、オイル塗布量が低減
された定着器に適用しても、低温オフセットおよび高温
オフセットを有効に防止することができ、優れた定着効
率で光沢性のよい画像を提供できる。本発明のトナー
は、低温オフセットおよび高温オフセットのいずれも発
生しない定着温度幅を比較的広く、かつ比較的低い温度
レベルで有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のトナーの一例の粘弾性を表すグラフ
を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 御厨 義博 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 葉木 雅之 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 Fターム(参考) 2H005 AA01 AA21 CA17 CA21 DA04 DA06 EA07 EA10 FB01 2H033 AA02 AA09 AA10 AA11 BA46 BA58

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも結着樹脂および着色剤からな
    り、貯蔵弾性率(G')と損失弾性率(G'')をtanδ=
    G''/G'で表したとき、100〜140℃におけるδが50〜75°
    であり、140℃におけるδ(δ140)の100℃におけるδ
    (δ100)に対する比率(δ140100)が0.6〜1.2であ
    ることを特徴とする静電荷像現像用カラートナー。
  2. 【請求項2】 120℃における貯蔵弾性率(G'120)が1.
    0×103Pa以上である請求項1に記載の静電荷像現像用カ
    ラートナー。
  3. 【請求項3】 結着樹脂が架橋構造を有する樹脂を含
    み、該樹脂の含有量が結着樹脂全量の20〜80重量%であ
    る請求項1または2に記載の静電荷像現像用カラートナ
    ー。
  4. 【請求項4】 オイル塗布量が8×10-4mg/cm2以下の定
    着器に適した請求項1〜3いずれかに記載の静電荷像現
    像用カラートナー。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2005203721B2 (en) * 2004-09-21 2007-02-15 Fujifilm Business Innovation Corp. Electrostatic image developing toner, developer and method of producing the electrostatic image developing toner
JP2013088503A (ja) * 2011-10-14 2013-05-13 Kyocera Document Solutions Inc 静電荷像現像用トナー

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