JP2002044677A - カラー表示の色再現補正回路及びカラーディスプレイ - Google Patents

カラー表示の色再現補正回路及びカラーディスプレイ

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JP2002044677A
JP2002044677A JP2000229714A JP2000229714A JP2002044677A JP 2002044677 A JP2002044677 A JP 2002044677A JP 2000229714 A JP2000229714 A JP 2000229714A JP 2000229714 A JP2000229714 A JP 2000229714A JP 2002044677 A JP2002044677 A JP 2002044677A
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    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/64Circuits for processing colour signals
    • H04N9/73Colour balance circuits, e.g. white balance circuits or colour temperature control
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な回路構成で受像表示デバイスの色再現
範囲内のすべての色に対して精度よく色再現することを
可能にする色再現補正回路の実現。 【解決手段】 3原色光源の第1の組合せ用カラー入力
映像信号を、異なる色度の原色光源の第2の組合せを光
源とするカラーディスプレイで表示する時の色歪を補正
するカラー表示の色再現補正回路であって、カラー入力
映像信号の複数の色信号SG,SB,SRのうち少なくとも一部
の色信号をそれぞれ補正する色補正回路32G,32B,32R を
備え、各色補正回路は、該当する色信号に第1組の所定
係数KBG,KRG,KGB,KRB,KGR,KBRを乗算して混
色信号を出力する混色乗算回路36〜41と、混色信号を該
当する色信号以外の色信号に加える加算回路42とを備
え、混色により第2の組合せの原色光源を、色度座標上
で第1の組合せの原色光源に近づけるように第1組の所
定係数が決定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー表示の色補
正回路及びそのような色補正回路を備えるカラーディス
プレイに関し、特にCRTの螢光体とは異なる原色光源
が使用され、表示強度がデジタル制御されるので印加信
号強度と表示強度がリニア(線型)な関係にあるプラズ
マディスプレイパネル(PDP)やデジタル・マイクロ
ミラー・デバイス(DMD)などのデジタル表示デバイ
スで使用するのに適した色補正回路に関する。
【0002】
【従来の技術】現状で広く使用されているカラーテレビ
ジョン受信機はEBU(European Broadcasting Union)
が定めている三原色の螢光体を使用しており、その三原
色螢光体(赤、緑、青)のxy色度値がNTSC方式に
よって定められた螢光体(NTSC螢光体)のxy色度
値と異なっており、カラーテレビジョン受信機の色再現
領域がNTSC螢光体の色再現領域よりも狭いために、
NTSC方式のカラー映像信号をカラーテレビジョン受
信機で表示する場合、カラーテレビジョン受信機の色再
現特性に歪を生じることが知られている。この現象を図
1のUCS色度図で説明する。
【0003】図1は、現状のカラーテレビジョン受信機
の三原色螢光体(赤、緑、青)のxy色度値が、NTS
C螢光体のxy色度値と異なることによって生じる色再
現の歪を図示したものである。図において、参照番号1
はNTSC螢光体の作る色再現領域を、2は現状のカラ
ーテレビジョン受信機の作る色再現領域を表している。
図中の白丸印g,yg,s,r,c,p,bは、NTS
C螢光体の色再現領域1における緑色、黄緑色、肌色、
赤色、シアン色、ピンク色、青色を表しており、矢印の
先の黒点がこの色を表すNTSC信号を現状のカラーテ
レビジョン受信機で再現した時の色、すなわち色再現領
域2における再現色を表している。矢印は色再現領域1
における再現色が色再現領域2で歪を受けて再現色のU
CS色度図の位置が変化したことを示している。また、
二重丸yg,bは、再現色が歪を受けないことを表して
いる。
【0004】図示するように、NTSC螢光体の作る色
再現領域1と現状のカラーテレビジョン受信機の作る色
再現領域2には違いがある。この違いによるカラーテレ
ビジョン受信機の色再現特性の歪は、ほとんどの再現色
が黄緑色ygと青色bを結ぶ軸線16方向に移るように
生じ、このため、例えば緑色gや肌色sが黄緑色ygに
圧縮されるような色歪となる。このように、色再現歪は
不規則に生じるものではなく、ある色相を持った軸線
(図1では軸線16)を中心に、その両側からNTSC
螢光体による色再現位置よりこの軸線に近づく位置に再
現される歪が生じる。このようにして、カラーテレビジ
ョン受信機の色再現特性が悪化する。
【0005】このような問題を解決する従来技術の一例
が、特公昭57−23478号公報に記載されている。
以下、この公知文献に開示された従来技術を簡単に説明
する。上記のように、現状のカラーテレビジョン受信機
においては、ある軸線の方向に色再現歪が生じるもので
ある。そこで、この従来技術は、この軸線に対して両側
方向に色変化を拡大させることによって歪を補正し、色
再現特性を改善するものである。すなわち、図1におい
て、軸線16に対して逆方向に、すなわち矢印17、1
8で示す方向に色変化を拡大することにより、軸線16
への圧縮を補正して色再現歪を解消するものである。
【0006】このための方法を、図2で説明する。同図
では、横軸にカラーテレビジョン受信機における入力ク
ロマ信号の位相をとり、縦軸に補正されたクロマ信号の
位相をとっており、補正がなされない時にはこれらのク
ロマ信号の位相関係は破線で示すようになるが、上記従
来技術での補正によると、これらのクロマ信号の位相関
係は、実線で示すようになる。これにより、上記のよう
に、図1での矢印17、18で示す方向に色変化が生じ
ることになる。
【0007】図3は、直流制御式色相調整によって上記
のように色再現歪を補正する従来の色再現補正装置の一
例を示すブロック図である。図において、参照番号3は
帯域増幅器(アンプ)を、4は基準色搬送波発信器を、
5は移相器を、6は90°進相器(+90°)を、7は
色相調節器を、8はリミッタを、9、10は位相検波器
(P.D.)を、11はクリッパを、12は乗算器を、
13は色相調節用の直流電源を、14は加算器を、15
は色復調回路を示す。
【0008】図3において、受信されたカラー映像信号
のクロマ信号は、帯域増幅器3で帯域制限され、色復調
回路15で供給されると共に、リミタ8を介して2つの
位相検波器9、10に供給される。また、帯域増幅器3
より取り出されたバースト信号は基準色搬送波発信器4
に供給され、このバースト信号に位相同期した基準色搬
送波が得られる。この基準色搬送波は、移相器5で移相
された後、直接位相検波器9に、また90°進相器6で
進相されて位相検波器10に供給される。いま、移相器
5の特性を適当に選んで出力される基準色搬送波の位相
を黄緑色、すなわち入力クロマ信号のバースト信号の位
相に対して5°になるようにすると、位相検波器9は黄
緑色用位相検波器となり、位相検波器10は黄緑色信号
と直交する軸の位相検波器となる。黄緑色信号の位相を
基準位相としてこれに対するクロマ信号の位相をθとす
ると、位相検波器9の出力信号V1の電圧レベルは、位
相θに対して図4(a)に示す曲線V1のように変化
し、位相検波器10の出力信号V2の電圧レベルは、図
4(b)に示す曲線V2のように変化する。位相検波器
9の出力信号V1はクリッパ11で所定のクリップレベ
ルでクリップされ、位相θに対して図4(c)に示す曲
線V3の電圧特性の信号V3が得られる。これにより、
クリッパ11の出力信号は、黄緑色近傍に対して図1の
補正17、18を得るように適当に調整される。ここで
は、一例として−60〜+60°の範囲になるように、
クリッパ11のクリップレベルが選ばれている。クリッ
パ11の出力信号V3は位相検波器10の出力信号V2
と乗算器12で乗算される。これにより、乗算器12の
出力信号V4の電圧レベルは図4(d)に示す曲線V4
のようになる。乗算器12の出力信号(電圧)V4と直
流電源13からの直流電圧Vdとが加算回路14で加算
され、制御電圧として色相調節器7に供給される。
【0009】色相調節器7は、基準色搬送波発振器4か
らの基準色搬送波の位相を加算回路14からの制御電圧
に応じて変化させる。この位相変化は、例えば、色副搬
送波とこれを90°移相したものとを制御信号に応じた
比率で加算することによって行われる。色相調節器7に
よる色副搬送波の位相の変化は、加算回路14からの制
御電圧、すなわち、直流電源13の出力電圧Vdと乗算
器12の出力電圧V4とによって制御される。いま、直
流電源13の出力電圧Vdを縦軸にとり、基準色搬送波
発振器4からの基準色搬送波に対する色相調節器7の出
力色副搬送波の位相Δθを横軸にとると、この位相Δθ
は直流電源13の出力電圧Vdに対し、図4(e)に示
すようになる。色相調節器7の制御電圧は直流電源13
の出力直流電圧Vdに図4(d)に示した特性を持つ乗
算器12の出力電圧V4を加えたものであるから、い
ま、図4(d)において、乗算器12の出力電圧V4が
−e〜+eの範囲で変化するとすると、図4(e)にお
いて、加算回路14の出力電圧は直流電源13からの所
定の直流電圧Vdを中心に±eの範囲で変化するから、
クロマ信号の位相が−60°〜+60°の範囲外では、
直流電圧Vdに対して位相ΔθがΔθ0となるが、この
−60°〜+60°の範囲内では、位相ΔθがΔθ1〜
Δθ2(Δθ1<Δθ0<Δθ2)の範囲で変化する。
そして、色相調節器7からの基準色搬送波を色復調回路
15に供給し、帯域増幅器3からのクロマ信号を復調す
ると、図2で説明したように、黄緑色近傍の色相変化が
拡大された特性の色信号が復調され、図1で説明したよ
うに、色再現歪の補正が行われる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来技術では、 1.特定色相に最適な復調軸を複数用い、これらの良い
色相範囲をそれぞれ選び出して複合し、色再現を補正す
るため、歪の少ない色再現改善を行うには多数の復調軸
復調軸を必要とする。そのため、色再現改善レベルと補
正回路の規模が比例するという問題があり、小規模な補
正回路では完全一致はほとんど不可能である。 2.また、異なるxy色度値が規定された複数の信号方
式に対応する場合、補正回路もそれに合わせて複数必要
となり、回路規模が増大する。 3.また、補正対象が色復調回路や色差信号であるため
に三原色入力信号(RGB信号)への対応が困難であ
る。 4.また、赤色〜マゼンタ〜シアンの色相を改善するた
めR−Yの復調利得を大きくしているので、赤色入力が
飽和し、赤潰れが発生する。
【0011】といった問題が発生していた。本発明は、
このような問題を解決するためのもので、簡単な回路構
成で受像表示デバイスの色再現範囲内のすべての色に対
して精度よく色再現することを可能にする色再現補正回
路及びカラーディスプレイを実現することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を実現するた
め、本発明の色再現補正回路は、受像表示デバイスの三
原色光源のxy色度を、信号方式で規定された三原色光
源のxy色度と等しくなるように三原色発光色度を補正
する。すなわち、各原色光源の発光を、該原色光源だけ
の発光でなく、該原色光源の発光量に特定係数を乗じた
発光量を、他色の原色光源の発光量に混合することで、
規定された原色色度と等しくする。これにより、 1.三原色が同一であるので、復調軸の変調などの信号
の補正は不要となり、且つ、受像表示デバイスの色再現
範囲内のすべての色に対して色再現歪が無くなる。 2.異なるxy色度値が規定された複数の信号方式に対
応する場合、上記の他の2色の発光比率(係数)を変更
するだけでよく、回路規模が増加しない。 3.信号の補正ではなく、三原色の発光色度を補正する
ため、入力信号の形態に制限はない。 4.復調軸の変調や利得操作は行われないため、入力飽
和による色潰れは発生ないない。
【0013】
【発明の実施の形態】まず、本発明の原理を図5を参照
して説明する。図5(a)は、入力カラー映像信号の規
格による色再現範囲より、カラー表示装置(カラーディ
スプレイ)の色再現範囲が狭い場合を説明する図であ
る。緑(G)信号を例として説明すると、入力カラー映
像信号のGO 信号をそのままカラーディスプレイに供給
して表示すると、カラーディスプレイの色再現範囲20
の最外のコーナーGに再現される。しかし、このGO
号は本来色再現範囲20の範囲外のG’の位置の色とし
て再現されるべきである。そこで、入力信号Gを(−K
GR)(ここではKGRは正)倍した入力信号Rの負の方向
成分(−KGRG)と、入力信号Gを(−KGB)(ここで
はKGBは正)倍した入力信号Bの負の方向成分(−KGB
G)とをベクトル加算してG’信号とし、GO 信号の色
度値に一致させる。このような補正を他の青信号
(B)、赤信号(R)についても行う。
【0014】図5(b)は、入力カラー映像信号の規格
による色再現範囲より、カラー表示装置(カラーディス
プレイ)の色再現範囲が広い場合を説明する図である。
この場合も緑(G)信号を例として説明すると、入力カ
ラー映像信号のGO 信号をそのままカラーディスプレイ
に供給して表示すると、カラーディスプレイの色再現範
囲20の最外のコーナーGに再現される。しかし、この
O 信号は本来色再現範囲20の範囲内のG’の位置の
色として再現されるべきである。そこで、入力信号Gを
GR(ここではKGRは正)倍した入力信号Rの正の方向
成分(KGRG)と、入力信号GをKGB(ここではKGB
正)倍した入力信号Bの正の方向成分(KGBG)とをベ
クトル加算してG’信号とし、GO 信号の色度値に一致
させる。このような補正を他の青信号(B)、赤信号
(R)についても行う。この補正は、元の入力カラー映
像信号の色を忠実に再現するが、色飽和度は低下し、鮮
やかさがなくなる。
【0015】図5(c)は、入力カラー映像信号の規格
による色再現範囲より、カラー表示装置(カラーディス
プレイ)の色再現範囲が広い場合の簡易な補正例を説明
する図である。この入力カラー映像信号のGO 信号は、
本来GO で示す位置に再現されるべきであるが、そのま
まカラーディスプレイで表示するとGの位置に再現され
る。そこで、白色の位置wとGO の位置を結ぶ直線が色
再現範囲20の最外辺に当たる位置をG’とし、入力信
号GをKGB(ここではKGBは正)倍した入力信号Bの正
の方向成分(KGBG)をベクトル加算して、信号がG’
の位置の色として再現されるようにする。この場合、
G’とGO の位置は一致しないが、色相は同じであり、
色飽和度は高いままで鮮やかさは維持される。このよう
な補正を、他の青信号(B)、赤信号(R)についても
行う。この補正であれば、各色補正回路で他の色信号を
1つだけ加算すればよく、1チャンネル分の加算回路を
設ければよいので、回路構成が簡単になる。
【0016】次に本発明をプラズマディスプレイでNT
SC標準方式の映像信号を再現する場合を例として説明
する。図6は、プラズマディスプレイの三原色螢光体
(緑色(G)、青色(B)、赤色(R))のxy色度値
がNTSC螢光体の色度値と異なることによって生じる
色再現の歪をUCS色度図で図示したものである。図6
において、参照番号21はNTSC螢光体の作る色再現
領域を示す破線であり、22は現状のプラズマディスプ
レイの作る色再現領域を示す実線である。図示のよう
に、プラズマディスプレイでの色再現領域22は、NT
SC螢光体による色再現領域21より広くなっている。
図中の白丸印g,y,s,r,c,m,b,wは、NT
SC螢光体の色再現領域21における緑色、黄色、肌
色、赤色、シアン色、マゼンタ、青色、白色を表してお
り、矢印の先の黒点がこの色を表すNTSC信号を現状
のプラズマディスプレイの色再現領域22における再現
色を表している。矢印は色再現領域21における再現色
が色再現領域22で歪を受けて再現色のUCS色度図の
位置が変化したことを示している。また、二重丸wは、
再現色が歪を受けないことを表している。
【0017】図6に示すように、NTSC螢光体の作る
色再現領域21と現状のプラズマディスプレイの作る色
再現領域22には違いがあるため、プラズマディスプレ
イによりNTSC螢光体を再現した場合、原色信号であ
る緑色g、赤色r、青色bは、それぞれG’→G、R’
→R、B’→Bに変換されて再現されるため、白色wを
中心に再現領域全域にわたり色再現歪が発生する。
【0018】従って、プラズマディスプレイでNTSC
信号の再現を改善するには、図6の各原色入力信号G、
B、Rに、それぞれG→G’、R→R’、B→B’方向
のベクトルを満足する補正信号を加算することにより実
現可能となる。図7は、本発明の第1実施例の色信号補
正回路の構成を示すブロック図である。この回路は、入
力カラー映像信号として、緑(G)信号SG、青(B)
信号SB及び赤(R)信号SRを受け、図5で説明した
ような色補正を行って、補正信号SG’、SB’及びS
R’を出力する。入力信号は後述するようなγ補正はさ
れていないものとする。
【0019】この回路は、次のような補正処理を行う。 SG’=SG+KBG・SB+KRG・SR SB’=SB+KGB・SG+KRB・SR SR’=SR+KGR・SG+KBR・SB 但し、 KBG:G信号に対するB信号の混合係数 KRG:G信号に対するR信号の混合係数 KGB:B信号に対するG信号の混合係数 KRB:B信号に対するR信号の混合係数 KGR:R信号に対するG信号の混合係数 KBR:R信号に対するB信号の混合係数 である。なお、混合係数は、正の場合も、負の場合もあ
るものとする。
【0020】上記のように図7の回路は図5で説明した
ような色補正を行う回路であり、例えば、図5(a)で
はG信号のみに着目したが、これはSB=0、SR=0
の場合に相当し、この場合は上記の式から SG’=SG+KBG・0+KRG・0=SG SB’=0+KGB・SG+KRB・0=KGBSG SR’=0+KGR・SG+KRG・0=KGKSG となり、図5(a)のような補正が行なわれる。
【0021】図7において、参照番号23と24は信号
SGにそれぞれ混合係数KGBとKGRを乗算する乗算器で
あり、25と26は信号SBにそれぞれ混合係数KBG
BRを乗算する乗算器であり、27と28は、信号SR
にそれぞれ混合係数KRGとK RBを乗算する乗算器であ
り、29は加算器である。この回路により、上記のよう
な演算処理が実現される。この色補正回路は、例えば、
デジタル・シグナル・プロセッサなどで実現される。
【0022】しかし、図7の色信号補正回路は、この補
正回路を使用する場合と使用しない場合でホワイトバラ
ンスが変化するという問題がある。すなわち、この色信
号補正回路を使用すると、入力カラー映像信号のホワイ
トバランスが維持できないという問題がある。また、入
力カラー映像信号SG、SB及びSRが一定以上の振幅
を有すると、補正信号がダイナミックレンジを越えてし
まうという問題が生じる。この場合、限界値を越えた分
についてはクリップ回路でクリップするなどの処理をす
るが、その場合には色再現歪が発生するという問題があ
る。
【0023】次に説明する第2実施例の色信号補正回路
では、このような問題点が改良される。なお、第2実施
例から第4実施例は、表示装置がプラズマディスプレイ
である場合の実施例であり、入力信号は後述するような
γ補正はされていないものとする。図8は、本発明の第
2実施例のプラズマディスプレイで使用する色信号補正
回路の構成を示すブロック図である。この色信号補正回
路は入力カラー映像信号SG,SB,SRに対して図6
で説明した補正を行い、補正信号SG’,SB’,S
R’を出力する。第2実施例の色信号補正回路は、次の
ような補正処理を行う。
【0024】 SG’=SG(1−KBG−KRG)+KBGSB+KRGSR SB’=SB(1−KGB−KRB)+KRBSR+KGBSG SR’=SR(1−KGR−KBR)+KBRSB+KGRSG KBG、KRG、KGB、KRB、KGR及びKBRは、それぞれ混
合係数を表す。この式で示した補正を行うことにより、
図6の色再現領域21内の白丸印で示したg,y,s,
r,c,m,b,wの各色は、色度図においてほぼ同じ
位置(原色の色)に再現され、再現性が改善される。ま
た、色再現領域21の外で色再現領域22内の範囲であ
る青色bについても、ほぼ同じ位置に再現される。この
ように、他の原色信号に補正入力信号である該当原色信
号を特定係数倍し、混合(加減算)することにより、す
べての色相の色再現が補正できる。
【0025】図8において、参照番号32G,32B,
32Rは各色信号を補正する色補正回路を示す。色補正
回路32G,32B,32Rはそれぞれ類似の構成を有
し、色補正回路32Gは、(1−KBG−KRG)を乗算す
る振幅補正用乗算器33と、該当色信号に混合係数KGB
とKGRをそれぞれ乗算する乗算器38、40と、2個の
加算器42とを有し、色補正回路32Bは、(1−KGB
−KRB)を乗算する振幅補正用乗算器34と、該当色信
号に混合係数KBGとKBRをそれぞれ乗算する乗算器3
6、41と、2個の加算器42とを有し、色補正回路3
2Rは、(1−K GR−KBR)を乗算する振幅補正用乗算
器35と、該当色信号に混合係数KRGとK RBをそれぞれ
乗算する乗算器37、39と、2個の加算器42とを有
する。この色補正回路も、デジタル・シグナル・プロセ
ッサなどで実現される。
【0026】第2実施例では、混合係数を乗算された他
の色信号を加算する場合に、該当する色信号を加算する
信号に対応する分だけ強度を減衰させている。これによ
り、第1実施例で問題となった入力カラー映像信号のホ
ワイトバランスが維持できないという問題が解決され
る。表示装置(ディスプレイ)では、実際に使用する人
が任意にホワイトバランスを調整する場合がある。ホワ
イトバランスを調整可能にするには、各色信号の強度を
独立に調整可能にするが、本発明のような色信号補正回
路を使用した状態で各色信号の強度を独立に調整可能に
すると問題を生じる。例えば、図9は、第2実施例の色
信号補正回路32G、32B、32Rの前段に、各色信
号の強度を調整する減衰回路(g,b,r(g,b,r
は0から1の間で少なくとも1つは1となる))44、
45、46を設け、入力カラー映像信号の各色信号の強
度を独立に調整可能にした構成を示す。この回路構成で
は、ホワイトバランス調整時にも補正信号の色度は変動
しないが、色信号補正回路を使用する場合と使用しない
場合の間で切換る場合にホワイトバランスが変化すると
いう問題が生じる。また、図10は、第2実施例の色信
号補正回路32G、32B、32Rの後段に、各色信号
の強度を調整する減衰回路(g,b,r(g,b,rは
0から1の間で少なくとも1つは1となる))47、4
8、49を設け、補正されたカラー映像信号の各色信号
の強度を独立に調整可能にした構成を示す。この回路構
成では、色信号補正回路を使用する場合と使用しない場
合の間で切換えてもホワイトバランスは変化しないが、
ホワイトバランス調整時に補正信号の色度が変動すると
いう問題が生じる。そのため、ホワイトバランスを調整
する場合には、色信号補正回路の内部で調整可能にする
必要がある。第3実施例は、色信号補正回路の内部でホ
ワイトバランスを調整可能にした実施例である。
【0027】図11は、本発明の第3実施例のプラズマ
ディスプレイにおける色信号補正回路の構成を示すブロ
ック図である。第3実施例の色信号補正回路は、第2実
施例の色信号補正回路で、乗算器36〜41で混合係数
を乗算する前の各色信号に、0と1の間のg,b,r
(少なくとも1つは1となる)をそれぞれ乗算して減衰
する乗算器71、72、73を設け、振幅補正用乗算器
74、75、76をの乗算値をそれぞれ(g−bKBG
rKBG)、(b−gKGB−rKRB)、(r−gK GR−b
BR)とする。
【0028】これにより、色信号補正回路の内部でホワ
イトバランスが調整可能になり、色信号補正回路を使用
する場合と使用しない場合の間で切換えてもホワイトバ
ランスは変化せず、ホワイトバランスを変化させても補
正色度は変動しない。図12は、本発明の第4実施例の
プラズマディスプレイにおける色信号補正回路の構成を
示すブロック図である。この回路は、第1実施例から第
3実施例の色信号補正回路と同様の構成を有するが、複
数の異なる方式(対象とする刺激値(光源)の色度が異
なる信号)の入力カラー映像信号に対応できるように、
色補正回路の乗算器で乗算する混合係数の複数の異なる
組み合わせをメモリ80に記憶しておき、入力カラー映
像信号の方式に応じて選択可能としたものである。振幅
補正用乗算器の乗算値は、記憶されている混合係数から
演算する場合と、混合係数に対応してあらかじめ算出し
て記憶しておく場合の2つの方式があり得る。本実施例
の回路を使用すれば、色補正回路の演算値を切換可能に
すると共に、メモリを追加するだけで各種の方式に対応
できるカラーディスプレイが、容易に実現できる。
【0029】プラズマディスプレイは、発光強度がサス
テインパルス数で決定されるデジタル表示デバイスであ
り、印加信号振幅と発光強度が比例する。従って、第1
実施例から第4実施例は、入力信号振幅と発光強度が比
例することが条件の回路である。しかし、通常の映像信
号(NTSC映像信号)は、信号方式で規定されたγ補
正が施された信号である。そこで、プラズマディスプレ
イでは、入力された各原色信号に信号方式で規定された
γ補正の逆補正(逆γ補正)を行い、入力信号振幅を発
光強度に比例した信号に変換し、画像処理及び画像表示
を行っている。
【0030】図13は、本発明の第5実施例のプラズマ
ディスプレイにおける色信号補正回路の構成を示すブロ
ック図である。この回路は、第1実施例から第4実施例
の構成に加えて、逆γ補正器31G,31B,31Rに
より逆γ補正した後演算処理を行っている。これによ
り、線型(リニア)な信号に対して演算処理が行われる
ので、一次の乗算と加算だけで演算が行える。また、補
正演算後の信号は、そのまま表示用の信号として使用で
きる。
【0031】第5実施例は、補正後の信号をプラズマデ
ィスプレイのような信号振幅と発光強度が比例する(リ
ニアな)表示装置に出力する場合の実施例であるが、次
に説明する第6実施例は信号振幅と発光強度が比例しな
いブラウン管を表示装置として使用した場合の実施例で
ある。図14は、本発明の第6実施例の色信号補正回路
の構成を示すブロック図である。第6実施例の色信号補
正回路は、第5実施例の構成に加えて階調補正器50
G、50B、50Rを設けた構成を有する。ブラウン管
のような信号振幅と発光強度が比例しない表示装置を使
用し、入力カラー映像信号にブラウン管に対応したγ補
正がなされている場合でも、一旦逆γ補正を行って、逆
γ補正された各色信号に対して色再現歪を補正する処理
を行い、その後に表示装置に応じて各原色信号振幅と発
光強度が比例するように階調補正器で補正する。
【0032】また、補正信号がダイナミックレンジを越
えてしまうという問題については、混合係数KXY(X,
YはG,B,R)が0≦KXY≦1であれば、補正出力と
補正前の入力の比が1を越えず、ダイナックレンジを越
えることはないが、−1≦K XY<0の場合にはダイナミ
ックレンジを越える場合がある。第7実施例では、この
問題が解決される。すなわち、第7実施例の回路は、ダ
イナミックレンジオーバ補正を可能にした回路である。
【0033】図15は、本発明の第7実施例のプラズマ
ディスプレイにおける色信号補正回路の構成を示すブロ
ック図である。第10実施例の色信号補正回路は、第2
実施例の各色補正回路32G、32B、32Rの前に減
衰回路(1/ATT)60G、60B、60Rを設けた
構成を有する。減衰回路(1/ATT)60G、60
B、60Rは、入力信号を1/ATTに減衰する回路で
あり、減衰回路60G、60B、60RのATTは、そ
れぞれ表1のような特性である。
【0034】
【数1】
【0035】例えば、数1の式において、KXY(X,Y は
G,B,R のいずれか)が−1≦KXY<0の場合にはKXY
絶対値を加算してATTの値を1より大きくして減衰が
行われ、0≦KXY≦1の場合にはゼロを加算するのでA
TTの値は1のままであり、増幅も減衰も行われない。
これにより、第7実施例では、−1≦KXY<0の場合に
も、補正後の信号がダイナミックレンジを越えることは
ない。
【0036】又、各入力カラー映像信号に最大振幅を印
加しても、色信号補正回路出力振幅の最大値に満たない
場合、減衰回路(1/ATT)に特定係数を更に乗算す
る事により、出力振幅補正が可能となる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
色再現の歪を生じているすべてのカラー表示装置(ディ
スプレイ)において、混合係数のみの変更で歪を低減す
ることが可能になる。また、原色信号系で補正を行うた
め、従来補正が不可能であった原色信号系信号への対応
が可能となる。また、従来方式は、複数の復調軸の選択
であったため、色再現領域全体での完全な補正は不可能
であったのに対し、本発明では再生カラーディスプレイ
の物理的色再現範囲内の全域で完全な補正が可能にな
る。
【0038】更に、従来方式は、利得を大きくした復調
軸を利用して色再現の改善を行っていたため、弊害とし
て色潰れが発生していた。これに対して、本発明は、入
力カラー映像信号で規定された本来の復調軸及び利得で
色復調を行い、色復調後の原色信号で色再現の改善を行
うため、色復調に伴う色潰れは発生しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】NTSC螢光体とEBU螢光体の差による色再
現の歪の発生を説明する図である。
【図2】従来例の補正によるクロマ信号変換特性を示す
図である。
【図3】従来例の色信号補正回路の構成を示すブロック
図である。
【図4】従来例の色信号補正回路での動作を説明するた
めの、各部の信号特性を示す図である。
【図5】本発明の原理を説明する図である。
【図6】プラズマディスプレイ螢光体とNTSC螢光体
の差と補正原理を説明する図である。
【図7】本発明の第1実施例の色信号補正回路の構成を
示すブロック図である。
【図8】本発明の第2実施例の色信号補正回路の構成を
示すブロック図である。
【図9】ホワイトバランスを調整するために、第2実施
例の色信号補正回路の前段に信号強度を調整する回路を
設けた場合の問題点を説明する図である。
【図10】ホワイトバランスを調整するために、第2実
施例の色信号補正回路の後段に信号強度を調整する回路
を設けた場合の問題点を説明する図である。
【図11】本発明の第3実施例の色信号補正回路の構成
を示すブロック図である。
【図12】本発明の第4実施例の色信号補正回路の構成
を示すブロック図である。
【図13】本発明の第5実施例の色信号補正回路の構成
を示すブロック図である。
【図14】本発明の第6実施例の色信号補正回路の構成
を示すブロック図である。
【図15】本発明の第7実施例の色信号補正回路の構成
を示すブロック図である。
【符号の説明】
31G、31B、31R…逆γ補正器 32G、32B、32R…色補正回路 33〜35…振幅補正用乗算器 36〜41…混合係数乗算器 42…加算器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 9/12 (72)発明者 黄木 英明 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立画像情報システム内 (72)発明者 大高 広 神奈川県川崎市高津区坂戸3丁目2番1号 富士通日立プラズマディスプレイ株式会 社内 (72)発明者 上田 壽男 神奈川県川崎市高津区坂戸3丁目2番1号 富士通日立プラズマディスプレイ株式会 社内 Fターム(参考) 5C060 AA02 BA02 BC01 BE05 BE10 EA08 HB00 JA18 5C066 AA03 CA05 CA17 EB01 EC05 GA01 KE02 KE04 KM15 5C082 AA02 BA34 CA12 CA84 MM10

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3原色光源の第1の組合せで表示するた
    めのカラー入力映像信号を、前記第1の組合せと異なる
    色度の原色光源の第2の組合せを光源とするカラーディ
    スプレイで表示する時の色歪を補正するカラー表示の色
    再現補正回路であって、 前記カラー入力映像信号の複数の色信号のうち少なくと
    も一部の色信号をそれぞれ補正する色補正回路を備え、 該色補正回路は、 該当する色信号に第1組の所定係数を乗算して混色信号
    を出力する混色乗算回路と、 前記混色信号を該当する色信号以外の色信号に加える加
    算回路とを備え、 該当する色信号と該当する色信号以外の色信号による前
    記第2の組合せの原色光源の混色を、前記第2の組合せ
    の原色光源とし、これら混色光源を、色度座標上で前記
    第1の組合せの原色光源に近づけるように、前記第1組
    の所定係数が決定されることを特徴とするカラー表示の
    色補正回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のカラー表示の色補正回
    路であって、 前記色補正回路は、前記混色信号を加える該当する色信
    号以外の色信号から該混色信号に対応する分を減算する
    ように、前記該当する色信号以外の色信号に第2の所定
    係数を乗算する第2の乗算回路を更に備えるカラー表示
    の色補正回路。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のカラー表示の色補正回
    路であって、 前記色補正回路は、前記第1組の所定係数を乗算する前
    の該当する色信号を減衰する増幅回路を備え、 前記色補正回路内で、該増幅回路の減衰率に応じて、該
    当する色信号を減衰することが可能であるカラー表示の
    色補正回路。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のカラー表示の色補正回
    路であって、 前記色補正回路は、前記第1組の所定係数が負で、前記
    第2の所定係数が1以上になる時に、当該色補正回路の
    出力の前記該当する色信号以外の色信号に対する増幅率
    が1になるように、前記該当する色信号以外の色信号を
    減衰する減衰回路を更に備えるカラー表示の色補正回
    路。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載のカラー表示の色補正回
    路であって、 前記第1及び第2の所定係数の複数の組みを記憶して選
    択的に出力するメモリを備え、 前記減衰回路と前記乗算回路は、前記メモリから出力さ
    れた前記第1及び第2の所定係数に従って演算を行うカ
    ラー表示の色補正回路。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のカラー表示の色補正回
    路であって、 前記カラー入力映像信号は、γ補正された信号であり、 当該回路は、前記カラー入力映像信号を逆γ補正する逆
    γ補正器を備えるカラー表示の色補正回路。
  7. 【請求項7】 印加信号強度と表示強度が線型であるデ
    ジタル表示デバイスを備えるカラーディスプレイであっ
    て、 請求項1から6のいずれか1項に記載のカラー表示の色
    補正回路を備えることを特徴とするカラーディスプレ
    イ。
  8. 【請求項8】 印加信号強度と表示強度が非線型である
    表示デバイスを備えるカラーディスプレイであって、 請求項1から6のいずれか1項に記載のカラー表示の色
    補正回路と、 該色補正回路の出力を、前記表示デバイスの特性に応じ
    て補正する階調変換手段とを備えることを特徴とするカ
    ラーディスプレイ。
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