JP3603528B2 - 色相調整方法及び色相調整装置 - Google Patents

色相調整方法及び色相調整装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、色信号をマトリクス変換処理することにより色相を調整する色相調整方法等に関する。
【0002】
【従来の技術】
カメラ装置等で用いられているプロセス処理部では、例えば3原色の色信号にマトリクス変換を施して、色相の調整が行われている。ここで、3原色の色信号R,G,Bと、マトリクス変換された色信号R’,G’,B’と、マトリクスXとを以下のようにおくと、
【0003】
【数1】
Figure 0003603528
【0004】
【数2】
Figure 0003603528
【0005】
【数3】
Figure 0003603528
【0006】
マトリクス変換は、次の式で表される。
【0007】
Q=X・P
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記マトリクスXには可変であるマトリクス係数がs,t,u,v,w,xの6つあり、各色信号はそれぞれ相関関係があるため、1つのマトリクス係数を変更すると他のマトリクス係数までも変更されてしまう。したがって、ユーザは、色相の調整を行うたびに6つのマトリクス係数を入力しなければならず、甚だ不便であった。
【0009】
本発明は、このような実情を鑑みてなされたものであり、色相の調整を簡単かつ容易に行うことができる色相調整方法及び色相調整装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、3原色信号で表されるカラー画像信号の色相を調整する色相調整方法において、中心マトリクスXを決定し、マトリクス係数の可変範囲の中心となる中心マトリクス係数を入力するステップと、上記中心マトリクス係数を記憶するステップと、第1のマトリクスAを決定し、マトリクス係数の一端となる第1のマトリクス係数を入力するステップと、上記第1のマトリクス係数を記憶するステップと、上記中心マトリクスを調整するためのパラメータaを入力するステップと、上記パラメータaを記憶するステップと、記憶した中心マトリクス係数、第1のマトリクス係数及びパラメータaに基づいて、第2のマトリクスBをB=2・X−Aとし、
X’={a・A+(1−a)B}/2
によりX’を演算するステップと、X’を上記3原色信号で表されるカラー画像信号の色相を変換するマトリクス手段の係数として設定するステップとを有することを特徴とする。
【0011】
本発明に係る色相調整方法における上記中心マトリクス係数を入力するステップは、上記中心マトリクス係数の入力を促す情報を表示手段に表示するステップを含むようにすることができる。
【0012】
また、本発明に係る色相調整方法における上記パラメータaを入力するステップは、上記パラメータaの入力を促す情報を表示手段に表示するステップを含むようにすることができる。
【0013】
本発明は、3原色信号で表されるカラー画像信号の色相を調整する色相調整装置において、中心マトリクスXを決定し、マトリクス係数の可変範囲の中心となる中心マトリクス係数を入力する中心マトリクス係数入力手段と、上記中心マトリクス係数を記憶する中心マトリクス係数記憶手段と、第1のマトリクスAを決定し、マトリクス係数の一端となる第1のマトリクス係数を入力する第1のマトリクス係数入力手段と、上記第1のマトリクス係数を記憶する第1のマトリクス係数記憶手段と、上記中心マトリクスを調整するためのパラメータaを入力するパラメータ入力手段と、上記パラメータaを記憶するパラメータ記憶手段と、記憶した中心マトリクス係数、第1のマトリクス係数及びパラメータaに基づいて、第2のマトリクスBをB=2・X−Aとし、
X’={a・A+(1−a)B}/2
によりX’を演算する演算手段と、上記3原色信号で表されるカラー画像信号の色相を変換するマトリクス手段と、X’を上記マトリクス手段の係数として設定する設定手段とを備えることを特徴とする。
【0014】
また、本発明は、3原色信号で表されるカラー画像信号の色相を調整する色相調整方法において、第1のマトリクスAを決定し、マトリクス係数の一端となる第1のマトリクス係数を入力するステップと、上記第1のマトリクス係数を記憶するステップと、第2のマトリクスBを決定し、マトリクス係数の他端となる第2のマトリクス係数を入力するステップと、上記第2のマトリクス係数を記憶するステップと、上記第1のマトリクスAのマトリクス係数と上記第2のマトリクスBのマトリクス係数との間でマトリクス係数を調整するためのパラメータaを入力するステップと、上記パラメータaを記憶するステップと、記憶した第1のマトリクス係数、第2のマトリクス係数及びパラメータaに基づいて、
X’={a・A+(1−a)B}/2
によりX’を演算するステップと、X’を上記3原色信号で表されるカラー画像信号の色相を変換するマトリクス手段の係数として設定するステップとを有することを特徴とする。
【0015】
本発明に係る色相調整方法における上記第1のマトリクス係数を入力するステップは、上記第1のマトリクス係数の入力を促す情報を表示手段に表示するステップを含むようにすることができる。
【0016】
また、本発明に係る色相調整方法における上記パラメータaを入力するステップは、上記パラメータaの入力を促す情報を表示手段に表示するステップを含むようにすることができる。
【0017】
本発明は、3原色信号で表されるカラー画像信号の色相を調整する色相調整装置において、第1のマトリクスAを決定し、マトリクス係数の一端となる第1のマトリクス係数を入力する第1のマトリクス係数入力手段と、上記第1のマトリクス係数を記憶する第1のマトリクス係数記憶手段と、第2のマトリクスBを決定し、マトリクス係数の他端となる第2のマトリクス係数を入力する第2のマトリクス係数入力手段と、上記第2のマトリクス係数を記憶する第2のマトリクス係数記憶手段と、上記第1のマトリクスAのマトリクス係数と上記第2のマトリクスBのマトリクス係数との間でマトリクス係数を調整するためのパラメータaを入力するパラメータ入力手段と、上記パラメータaを記憶するパラメータ記憶手段と、記憶した第1のマトリクス係数、第2のマトリクス係数及びパラメータaに基づいて、X’={a・A+(1−a)B}/2
によりX’を演算する演算手段と、X’を上記3原色信号で表されるカラー画像信号の色相を変換するマトリクス手段と、X’を上記マトリクス手段の係数として設定する設定手段とを備えることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0019】
本発明を適用したカメラ装置は、被写体の撮像光に応じて得られた色信号に6つのマトリクス係数を掛け合わせる際に、これら6つのマトリクス係数を1つのパラメータによって調整することにより、色相の微調整を容易に行うものである。
【0020】
上記カメラ装置は、例えば図1に示すように、被写体の撮像光を集光する撮像レンズ1と、上記撮像光に応じた撮像信号を出力するCCDイメージセンサ2と、CCDイメージセンサ2からの撮像信号を増幅して、サンプルホールド,利得調整等を行うビデオアンプ3と、ビデオアンプ3からの撮像信号をディジタル化して撮像データを出力するA/Dコンバータ4と、A/Dコンバータ4からの撮像データにいわゆるカメラプロセスを行うプロセス回路5と、プロセス回路5からの撮像データから標準テレビジョン方式の映像データを生成し、D/Aコンバータ7を介して出力するエンコーダ6とを備える。
【0021】
そして、CCDイメージセンサ2は、撮像レンズ1を介して被写体からの撮像光を受光し、この撮像光に応じた撮像信号をビデオアンプ3,A/Dコンバータ4を介して、プロセス回路5に供給する。ここで、上記撮像信号は3原色の色信号R(赤),G(緑),B(青)で構成されており、プロセス回路5は、各色信号R,G,Bにそれぞれガンマ補正,ペデスタルクランプ,プランキング挿入等のカメラプロセスを施す。カメラプロセスされた色信号は、エンコーダ9で例えばNTSC方式の映像信号に変換されて、D/Aコンバータ7を介して出力される。
【0022】
また、上記カメラ装置は、同期パルスを発生する同期信号発生回路8と、同期信号発生回路8からの同期パルスに基づいて水平同期信号及び垂直同期信号を生成するタイミングジェネレータ9と、タイミングジェネレータ9からの同期信号に基づいてCCDイメージセンサ2を駆動するドライバ10とを備える。そして、プロセス回路5及びエンコーダ6は、同期信号発生回路8からの同期パルスに応じて動作するようになっている。
【0023】
また、上記カメラ装置は、6つのマトリクス係数の入力等の操作が行われる操作部11と、マトリクス演算等のプログラムが予め記憶されているROM(Read Only Memory)12と、入力されたマトリクス係数等が一時記憶されるRAM(Random Access Memory)13と、マトリクス係数の入力指示を促すためのキャラクタ等を生成するキャラクタジェネレータ14と、生成されたキャラクタとエンコーダからの映像データを合成する映像合成回路15と、映像合成回路15からの映像データがD/Aコンバータ16を介して供給されることにより撮影されている映像とキャラクタとが映し出されるビューファインダ17と、このカメラ装置全体を制御するCPU(Central Processing Unit)18を備える。
【0024】
CPU18は、マトリクス係数を調整するモードにおいて、キャラクタジェネレータ14に所定のキャラクタを発生させ、映像合成回路15,D/Aコンバータ16を介して、このキャラクタをビューファインダ17に表示させるようになっている。
【0025】
ここで、プロセス回路5は、例えば図2に示すように、供給された色信号R,G,Bをマトリクス変換して色信号R’,G’,B’を出力するマトリクス回路20と、マトリクス回路20からの色信号R’,G’,B’にそれぞれガンマ補正を施すガンマ補正回路33R,33G,33Bと、ガンマ補正回路33R,33G,33Bからの色信号R’,G’,B’の黒レベルをクランプしてペデスタル値を付加するペデスタル回路34R,34G,34Bを備える。
【0026】
マトリクス回路20は、具体的には図2に示すように、各色信号R,G,Bが供給されており、色信号Rにマトリクス係数wを乗算する乗算回路21と、色信号Gにマトリクス係数xを乗算する乗算回路22と、色信号Rにマトリクス係数uを乗算する乗算回路23と、色信号Bにマトリクス係数vを乗算する乗算回路24と、色信号Gにマトリクス係数sを乗算する乗算回路25と、色信号Bにマトリクス係数tを乗算する乗算回路26とを備える。これら乗算回路21〜26は、CPU18の制御に基づいて、マトリクス係数の設定が変えられるようになっている。
【0027】
また、マトリクス回路20は、乗算回路21,22からの色信号を加算する加算回路27と、乗算回路23,24からの色信号を加算する加算回路28と、乗算回路25,26からの色信号を加算する加算回路29と、色信号Rと加算回路29からの色信号を加算する加算回路30と、色信号Gと加算回路28からの色信号を加算する加算回路31と、色信号Bと加算回路27からの色信号を加算する加算回路32とを備える。
【0028】
ここで、色信号R,G,BからなるベクトルをP、色信号R’,G’,B’からなるベクトルをQ、中心マトリクスをXとすると、
【0029】
【数4】
Figure 0003603528
【0030】
【数5】
Figure 0003603528
【0031】
【数6】
Figure 0003603528
【0032】
色信号R,G,Bとマトリクス変換された色信号R’,G’,B’との関係は、式(1)で表される。
【0033】
Q=X・P ・・・ (1)
そして、以上のように構成されたカメラ装置は、操作部11の操作に基づいて第1のマトリクス調整モードと第2のマトリクス調整モードに設定されるようになっている。
【0034】
第1のマトリクス調整モードでは、操作者は、実際に設定されるマトリクス係数を入力する代わりに、後述する微調整におけるマトリクス係数の可変範囲の中心値となる中心マトリクス係数s,t,u,v,w,xと、マトリクス係数s1,t1,u1,v1,w1,x1を入力する。なお、中心マトリクス係数s,t,u,v,w,xを決定することにより中心マトリクスXが決定され、マトリクス係数s1,t1,u1,v1,w1,x1を入力することによりマトリクスAが決定される。
【0035】
そして、実際に設定されるマトリクス係数は、図3に示すように、中心マトリクスXを中心として対称な位置になるマトリクスBと、マトリクスAとの間で調整可能である。
【0036】
そして、上記カメラ装置は、図3に示すように、式(1)のマトリクスXにマトリクスA,Bを代入することにより得られるQ1及びQ2に対して、経路Q1〜Q2の任意の点Qを1つのパラメータを用いて動かすことができ、これにより色相の微調整を行うことができる。
【0037】
具体的には図4に示すように、CPU18は、第1のマトリクス調整モードに設定されるとステップS1に進み、キャラクタジェネレータ14に中心マトリクスXの入力を促すキャラクタを発生させ、エンコーダ6から出力される映像データと共にこのキャラクタをビューファインダ17に供給して、ステップS2に進む。このとき、ビューファインダ17には、例えば被写体像とその隅に「中心マトリクスX?」が映し出される。
【0038】
ステップS2において、CPU18は、予め設定されたプリセット値を選択する指示が入力されたか否かを判断し、入力された場合には、プリセット値でなるマトリクス係数をセット、すなわちRAM13に記憶し、ステップS4に進む。なお、このプリセット値はROM12やRAM13に予め記憶されている。ステップS2において入力されていない場合には、ステップS3に進み、マトリクスXの係数を入力されたか否かを判断する。入力された場合には、ステップS4に進み、入力されていない場合には、ステップS2に戻りこの処理を繰り返す。
【0039】
ステップS4において、CPU18は、キャラクタジェネレータ14にオフセットマトリクスAの入力を促すキャラクタを発生させ、エンコーダ6から出力される映像データと共にこのキャラクタをビューファインダ17に供給して、ステップS5に進む。このとき、ビューファインダ17には、例えば被写体像とその隅に「オフセットマトリクスA?」が映し出される。
【0040】
ステップS5において、CPU18は、オフセットマトリクスAの入力待ちの状態となり、オフセットマトリクスAが入力されるとそのマトリクス係数をRAM13に記憶し、ステップS6に進む。
【0041】
ステップS6において、CPU18は、RAM13から中心マトリクスXのマトリクス係数とオフセットマトリクスAのマトリクス係数を読み出して、中心マトリクスXに対してオフセットマトリクスAと対になるオフセットマトリクスBを演算して、ステップS7に進む。
【0042】
ここで、オフセットマトリクスA,Bを
【0043】
【数7】
Figure 0003603528
【0044】
【数8】
Figure 0003603528
【0045】
とすると、中心マトリクスXとオフセットマトリクスA,Bとは以下の関係になっている。
【0046】
X=(A+B)/2
すなわち、マトリクスX,オフセットマトリクスA,Bにおける各マトリクス係数例えばs,s1,s2は、
【0047】
【数9】
Figure 0003603528
【0048】
の関係になっている。なお、他のマトリクス係数t,u,v,w,x等も同様の関係になっている。
【0049】
したがって、CPU18は、式(2)によってオフセットマトリクスBを算出する。
【0050】
B=2・X−A ・・・ (2)
すなわち、CPU18は、オフセットマトリクスBのマトリクス係数については、以下の式で算出する。
【0051】
z2=2・z−z1
ただし、z=s,t,u,v,w,x
ステップS7において、CPU18は、キャラクタジェネレータ14にパラメータaの入力を促すキャラクタを発生させ、エンコーダ6から出力される映像データと共にこのキャラクタをビューファインダ17に供給して、ステップS8に進む。このとき、ビューファインダ17には、例えば被写体像とその隅に「パラメータa?」が映し出される。
【0052】
ステップS8において、CPU18は、パラメータaが入力されたか又はマトリクス係数の設定を指示する入力がなされたか判断し、パラメータaが入力されたときはその値aをRAM13に記憶してステップS9に進み、マトリクス係数の設定を指示する入力がなされたときは、ステップS11に進む。
【0053】
ステップS9において、CPU18は、RAM13からオフセットマトリクスA,Bのマトリクス係数及びパラメータaを読み出し、オフセットマトリクスA,B及びパラメータaに基づいてマトリクスX’を算出する。そして、CPU18は、マトリクスX’のマトリクス係数をRAM13に記憶して、ステップS10に進む。
【0054】
ここで、CPU18は、式(3)によって、マトリクスX’を算出する。
【0055】
X’={a・A+(1−a)B}/2 ・・・ (3)
すなわち、CPU18は、マトリクスX’のマトリクス係数例えばsを以下の式を用いて算出する。なお、他のマトリクス係数t,u,v,w,xも同様に算出される。
【0056】
【数10】
Figure 0003603528
【0057】
ステップS10において、CPU18は、マトリクス回路20内の各乗算回路21〜26のマトリクス係数として、マトリクスX’のマトリクス係数を設定する。そして、ステップS11において、CPU18は、マトリクス回路20内の各乗算回路21〜26のマトリクス係数として、マトリクスXのマトリクス係数を設定する。
【0058】
なお、上述の例では、ステップS6において、マトリクスBを演算して求めているが、(2)式より明らかなようにBはX及びAを変数として表せるので、ステップS6において、マトリクスBを演算して求めても、式(3)によりX’を求めることができる。
【0059】
ここで、具体的な例を挙げて説明する。色信号R,G,Bは、プロセス回路5に供給されると、マトリクス回路20において、設定されたマトリクス係数でマトリクス変換が行われ、ガンマ補正回路33,ペデスタル回路34を介して、出力される。
【0060】
すなわち、上記カメラ装置は、色相の調整を行う際に、互いが関連して色相が変化する6つのマトリクス係数を全て入れ直すことなく、中心マトリクスX及びオフセットマトリクスAを設定し、パラメータaのみを変えることによって容易に色相を調整することができる。また、上記カメラ装置は、図3に示すように、オフセットマトリクスAを変えることにより、中心マトリクスXによって定められる基準点Q0を変えることなく、経路Q1〜Q2を変えて、色相の調整を行うことができる。
【0061】
次に、第2のマトリクス調整モードのときのカメラ装置の動作状態について説明する。
【0062】
上記カメラ装置は、第2のマトリクス調整モードにおいて、オフセットマトリクスA,Bが入力されると、中心マトリクスXを計算する。そして、上記カメラ装置は、図3に示すように、式(1)のマトリクスXにマトリクスA,Bを代入することにより得られるQ1及びQ2に対して、経路Q1〜Q2の任意の点Qを1つのパラメータを用いて動かすことができ、色相の微調整を行うことができる。
【0063】
具体的には図5に示すように、CPU18は、第2のマトリクス調整モードに設定されるとステップS101に進み、キャラクタジェネレータ14にオフセットマトリクスAの入力を促すキャラクタを発生させ、エンコーダ6から出力される映像データと共にこのキャラクタをビューファインダ17に供給して、ステップS102に進む。このとき、ビューファインダ17には、例えば被写体像とその隅に「オフセットマトリクスA?」が映し出される。
【0064】
ステップS102において、CPU18は、オフセットマトリクスAの入力待ちの状態となり、オフセットマトリクスAが入力されるとそのマトリクス係数をRAM13に記憶し、ステップS103に進む。
【0065】
ステップS103において、CPU18は、キャラクタジェネレータ14にオフセットマトリクスBの入力を促すキャラクタを発生させ、エンコーダ6から出力される映像データと共にこのキャラクタをビューファインダ17に供給して、ステップS104に進む。このとき、ビューファインダ17には、例えば被写体像と「オフセットマトリクスB?」が映し出される。
【0066】
ステップS104において、CPU18は、オフセットマトリクスBの入力待ちの状態となり、オフセットマトリクスBが入力されるとそのマトリクス係数をRAM13に記憶し、ステップS105に進む。
【0067】
ステップS105において、CPU18は、RAM13からオフセットマトリクスA,Bのマトリクス係数を読み出し、中心マトリクスXを算出する。すなわち、CPU18は、オフセットマトリクスA,Bに対して各マトリクス係数の和を2で割った値を、中心マトリクスXのマトリクス係数とする。すなわち、中心マトリクスXは、以下のように求められる。
【0068】
X=(A+B)/2
すなわち、各マトリクス係数は、以下のように求められる。
【0069】
z=(z1+z2)/2
ただし、z=s,t,u,v,w,x
そして、CPU18は、キャラクタジェネレータ14に上記マトリクス係数のキャラクタを発生させ、このキャラクタをビューファインダ17に表示させて、ステップS106に進む。
【0070】
ステップS106において、CPU18は、操作部11の図示しない確定ボタンが押されたか否かを判断し、押されたときはステップS107に進み、確定ボタンが押されずにリセットボタンが押されるとステップS101に戻って再びオフセットマトリクスAの入力待ちの状態となる。
【0071】
ステップS107において、CPU18は、キャラクタジェネレータ14にパラメータaの入力を促すキャラクタを発生させ、エンコーダ6から出力される映像データと共にこのキャラクタをビューファインダ17に供給して、ステップS108に進む。このとき、ビューファインダ17には、例えば被写体像とその隅に「パラメータa?」が映し出される。
【0072】
ステップS108において、CPU18は、パラメータaが入力されたか又はマトリクス係数の設定を指示する入力がなされたかを判断し、パラメータaが入力されたときは、そのパラメータaの値をRAM13に記憶し、ステップS109に進み、マトリクス係数の設定を指示する入力がなされたときは、ステップS112に進む。
【0073】
ステップS109において、CPU18は、RAM13からオフセットマトリクスA,Bのマトリクス係数及びパラメータaを読み出し、オフセットマトリクスA,B及びパラメータaに基づいてマトリクスX’を算出し、ステップS110に進む。ここで、CPU18は、マトリクスX’のマトリクス係数の算出はステップS9と同様に行う。
【0074】
ステップS110において、CPU18は、マトリクスX’のマトリクス係数を算出したか否かを判断し、算出した場合にはステップS111に進み、算出してない場合にはステップS108に戻って再びパラメータaが入力されたか又はマトリクス係数の設定を指示する入力がなされたかを判断する。
【0075】
ステップS111において、CPU18は、マトリクス回路20内の各乗算回路21〜26のマトリクス係数として、マトリクスX’のマトリクス係数を設定する。また、ステップS112において、CPU18は、マトリクス回路20内の各乗算回路21〜26のマトリクス係数として、マトリクスXのマトリクス係数を設定する。そして、色信号R,G,Bは、プロセス回路5に供給されると、マトリクス回路20において、設定されたマトリクス係数でマトリクス変換が行われ、ガンマ補正回路33やペデスタル回路34を介して、出力される。
【0076】
すなわち、上記カメラ装置は、色相の調整を行う際に、互いが関連して色相が変化する6つのマトリクス係数を全て入れ直すことなく、中心マトリクスX及びオフセットマトリクスAを設定して、パラメータaのみを変えることによって容易に色相を調整することができる。また、上記カメラ装置は、中心マトリクスXに対して予め所定のオフセットを付加したオフセットマトリクスA,Bを入力することができるため、マトリクス係数の可変範囲を予め設定することができ、本来の目的を逸脱した色相調整を行うのを回避することができる。
【0077】
なお、本実施の形態では、操作部11からパラメータaを1つずつ入力していたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばダイヤルを回すことによってパラメータaの入力を連続的に行って、ビューファインダ17に映し出された映像を見ながら色相調整をするようにしてもよい。
【0078】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明では、色相の調整を行うたびに、マトリクスXの各成分を全て入れ直すことなく、予めマトリクスX及びオフセットマトリクスAを設定しておけば、パラメータaのみを変えることによって容易に色相を調整することができる。また、オフセットマトリクスAを変えることにより、マトリクス変換の基準を変えることなく、色相の調整の範囲をかえることができる。
【0079】
また、本発明に係る色相調整方法では、色相の調整を行うたびに、マトリクスXの各成分を全て入れ直すことなく、予めオフセットマトリクスA,Bを設定しておけば、パラメータaのみを変えることによって容易に色相を調整することができる。また、上記色相調整方法では、マトリクスXに対して予め所定のオフセットを付加したオフセットマトリクスA,Bを入力することができるため、マトリクス変換を行う範囲を予め設定することができ、本来の目的を逸脱した色相調整を行うのを回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したカメラ装置の概略的な構成を示すブロック図である。
【図2】上記カメラ装置のプロセス回路の具体的な構成を示すブロック図である。
【図3】上記カメラ装置による色相調整の概念を説明する図である。
【図4】上記カメラ装置の第1のマトリクス調整モードのときの動作を説明するフローチャートである。
【図5】上記カメラ装置の第2のマトリクス調整モードのときの動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
11 操作部、18 CPU、20 マトリクス回路

Claims (8)

  1. 3原色信号で表されるカラー画像信号の色相を調整する色相調整方法において、
    中心マトリクスXを決定し、マトリクス係数の可変範囲の中心となる中心マトリクス係数を入力するステップと、
    上記中心マトリクス係数を記憶するステップと、
    第1のマトリクスAを決定し、マトリクス係数の一端となる第1のマトリクス係数を入力するステップと、
    上記第1のマトリクス係数を記憶するステップと、
    上記中心マトリクスを調整するためのパラメータaを入力するステップと、
    上記パラメータaを記憶するステップと、
    記憶した中心マトリクス係数、第1のマトリクス係数及びパラメータaに基づいて、第2のマトリクスBをB=2・X−Aとし、
    X’={a・A+(1−a)B}/2
    によりX’を演算するステップと、
    X’を上記3原色信号で表されるカラー画像信号の色相を変換するマトリクス手段の係数として設定するステップと
    を有することを特徴とする色相調整方法。
  2. 上記中心マトリクス係数を入力するステップは、上記中心マトリクス係数の入力を促す情報を表示手段に表示するステップを含むことを特徴とする請求項1記載の色相調整方法。
  3. 上記パラメータaを入力するステップは、上記パラメータaの入力を促す情報を表示手段に表示するステップを含むことを特徴とする請求項1記載の色相調整方法。
  4. 3原色信号で表されるカラー画像信号の色相を調整する色相調整装置において、
    中心マトリクスXを決定し、マトリクス係数の可変範囲の中心となる中心マトリクス係数を入力する中心マトリクス係数入力手段と、
    上記中心マトリクス係数を記憶する中心マトリクス係数記憶手段と、
    第1のマトリクスAを決定し、マトリクス係数の一端となる第1のマトリクス係数を入力する第1のマトリクス係数入力手段と、
    上記第1のマトリクス係数を記憶する第1のマトリクス係数記憶手段と、
    上記中心マトリクスを調整するためのパラメータaを入力するパラメータ入力手段と、
    上記パラメータaを記憶するパラメータ記憶手段と、
    記憶した中心マトリクス係数、第1のマトリクス係数及びパラメータaに基づいて、第2のマトリクスBをB=2・X−Aとし、
    X’={a・A+(1−a)B}/2
    によりX’を演算する演算手段と、
    上記3原色信号で表されるカラー画像信号の色相を変換するマトリクス手段と、
    X’を上記マトリクス手段の係数として設定する設定手段と
    を備えることを特徴とする色相調整装置。
  5. 3原色信号で表されるカラー画像信号の色相を調整する色相調整方法において、
    第1のマトリクスAを決定し、マトリクス係数の一端となる第1のマトリクス係数を入力するステップと、
    上記第1のマトリクス係数を記憶するステップと、
    第2のマトリクスBを決定し、マトリクス係数の他端となる第2のマトリクス係数を入力するステップと、
    上記第2のマトリクス係数を記憶するステップと、
    上記第1のマトリクスAのマトリクス係数と上記第2のマトリクスBのマトリクス係数との間でマトリクス係数を調整するためのパラメータaを入力するステップと、
    上記パラメータaを記憶するステップと、
    記憶した第1のマトリクス係数、第2のマトリクス係数及びパラメータaに基づいて、
    X’={a・A+(1−a)B}/2
    によりX’を演算するステップと、
    X’を上記3原色信号で表されるカラー画像信号の色相を変換するマトリクス手段の係数として設定するステップと
    を有することを特徴とする色相調整方法。
  6. 上記第1のマトリクス係数を入力するステップは、上記第1のマトリクス係数の入力を促す情報を表示手段に表示するステップを含むことを特徴とする請求項5記載の色相調整方法。
  7. 上記パラメータaを入力するステップは、上記パラメータaの入力を促す情報を表示手段に表示するステップを含むことを特徴とする請求項5記載の色相調整方法。
  8. 3原色信号で表されるカラー画像信号の色相を調整する色相調整装置において、
    第1のマトリクスAを決定し、マトリクス係数の一端となる第1のマトリクス係数を入力する第1のマトリクス係数入力手段と、
    上記第1のマトリクス係数を記憶する第1のマトリクス係数記憶手段と、
    第2のマトリクスBを決定し、マトリクス係数の他端となる第2のマトリクス係数を入力する第2のマトリクス係数入力手段と、
    上記第2のマトリクス係数を記憶する第2のマトリクス係数記憶手段と、
    上記第1のマトリクスAのマトリクス係数と上記第2のマトリクスBのマトリクス係数との間でマトリクス係数を調整するためのパラメータaを入力するパラメータ入力手段と、
    上記パラメータaを記憶するパラメータ記憶手段と、
    記憶した第1のマトリクス係数、第2のマトリクス係数及びパラメータaに基づいて、
    X’={a・A+(1−a)B}/2
    によりX’を演算する演算手段と、
    X’を上記3原色信号で表されるカラー画像信号の色相を変換するマトリクス手段と、
    X’を上記マトリクス手段の係数として設定する設定手段と
    を備えることを特徴とする色相調整装置。
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