JP2002037483A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002037483A
JP2002037483A JP2000221272A JP2000221272A JP2002037483A JP 2002037483 A JP2002037483 A JP 2002037483A JP 2000221272 A JP2000221272 A JP 2000221272A JP 2000221272 A JP2000221272 A JP 2000221272A JP 2002037483 A JP2002037483 A JP 2002037483A
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forming apparatus
detecting
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Hiroyuki Saito
斎藤  弘幸
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シート搬送回転体対への印字用紙噛み込み性
能を向上させる。 【解決手段】インクジェット記録装置120は、シート
が搬送されるシート搬送経路を具備し、一方の回転体1
09が他方の回転体108よりもシート搬送方向の下流
側に位置するシート搬送回転体対109,108によっ
てシートS1を、シート搬送回転体対の下流側に配設さ
れたシート支持体111に押し付けてシート支持体を案
内にして搬送しながら、シートに画像形成手段101に
よって画像を形成するようになっており、シート回転体
対のシート搬送方向の上流側に位置し給紙搬送経路下側
に位置するシート案内手段209を有し、このシート案
内手段が一方の回転体と他方の回転体との共通接線Nに
ほぼ沿ってシートを案内支持するシート案内部Aaを有
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートに画像を形
成する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置の一例であるインクジェッ
ト記録装置は、シート(以下、「印字用紙」という)に
記録ヘッドからインクを吐出するため、印字用紙が膨張
して、記録ヘッドと膨張した印字用紙とが接触するおそ
れがある。このため、接触しないように様々な対策が取
られている。その中でも代表的な対策として、搬送ロー
ラをピンチローラの真上に当接させずに、ピンチローラ
の真上から印字用紙搬送方向の下流側にすこしずれた位
置に当接(オフセット当接)させる構成がある。
【0003】この構成は、図10に示すようにピンチロ
ーラ1101の中心O2の位置を、搬送ローラ1102
の中心O1を通る印字搬送方向に対して垂直な中心線Z
1に対し、印字用紙の搬送方向の下流側に角度θだけ傾
いた傾斜線Z2上に位置させることにより、印字用紙S
をプラテン1104上に所定の間隔で配設されたリブ1
104aに押し付けるようになっている。このことによ
り、膨潤した印字用紙はリブ1104aに支えられてい
ない部分が、リブ1104aより下方に伸びるため、記
録ヘッドに膨潤した印字用紙が衝突することを防止する
ことができる(以下、この対策手段を「コックリング制
御」と呼ぶ)。
【0004】上記理由により、ピンチローラが搬送ロー
ラに対してオフセットされて、ピンチローラと搬送ロー
ラとのニップPが、水平方向から傾いた方向へと移動し
た位置にある。
【0005】コックリング制御を行っていなかった搬送
形態では、ピンチローラは、搬送ローラ搬送方向に対し
て垂直な中心線上に位置していたため、主に、印字用紙
搬送方向から印字用紙を突入させていた。
【0006】しかし、従来のインクジェット記録装置
は、図11に示すように、印字用紙供給部1206が印
字用紙搬送方向後方に位置し、給紙から排紙にかけて印
字用紙を反転させない用紙搬送経路を有する構成では、
ピンチローラ1205の位置が印字用紙搬送方向にずれ
た状態においても、記録ヘッド1207近傍のスペース
の確保といった単なる設計上の理由や、インクジェット
記録装置市場でますます要求が高まる高画質化に対応し
て、プラテン1202のリブ1202aに印字用紙Sを
押し付けたことによって、その反力で通紙ガイド120
4に印字用紙が押し付けられることで発生する印字用紙
Sの腰の強弱による搬送抵抗の低減を図り搬送性の安定
を優先する構成になっていた。
【0007】このため、従来のインクジェット記録装置
は、給紙搬送経路1209の上方を形成するピンチロー
ラホルダ1208や給紙搬送経路1209の下方を形成
する通紙ガイド1204の傾き角度を制限し、水平方向
もしくは搬送ローラ1203とピンチローラ1205と
の共通接線(ニップ接線)N方向に微少量傾いた角度か
ら印字用紙Sをピンチローラ1205と搬送ローラ12
03のニップP近傍部へ突入させることが多かった。な
お、印字搬送方向とは、プラテン1104の水平な上面
に沿った方向である。また、印字用紙搬送方向とは、共
通接線Nに沿った方向である。
【0008】なお、印字用紙(シート)には、普通紙、
普通紙の代用品である樹脂製の薄いもの、厚紙等があ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図12に示す
ように従来の構成では、搬送ローラ1003への印字用
紙の噛み込み性のマージンを確保しにくい構成であっ
た。
【0010】すなわち、図12(a)に示すように、印
字用紙を、ニップ接線N方向と異なる方向から突入させ
て、一度ピンチローラ1001に当てた後、図12
(b)(c)に示すように、変形させてニップPに突き
当てて、噛み込みを開始させるようになっている。この
とき、印字用紙突入方向から見たピンチローラ1001
で作られるニップPのクサビ状に形成された空間は、そ
の空間の先端角度が急峻なため、ニップPに印字用紙を
押し込む際の抵抗になっているとともに、クサビ斜面に
よる搬送ローラ1003への押し付け分力を減少させて
いた。このため、搬送ローラ1003による摩擦搬送力
が充分に得られず、ピンチローラ1001を上方へ持ち
上げて印字用紙をニップPに噛み込ませるには、より強
い力で印字用紙をニップPに押し込まなければならなか
った。
【0011】このように、従来のインクジェット記録装
置は、印字用紙をニップに噛み込ませるのに印字用紙を
大きな力で押し込まなければならないため、印字用紙供
給手段の印字用紙送り力が低下して噛み込みに必要な力
を下回ると、印字用紙の噛み込みが不可能となり、イン
クジェット記録装置としての機能を果たさなくなるおそ
れがあった。
【0012】(目的)本発明は、シート搬送回転体対へ
の印字用紙噛み込み性能を向上させた信頼性の高い画像
形成装置を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の画像形成装置は、シートが搬送されるシー
ト搬送経路を具備し、一方の回転体が他方の回転体より
もシート搬送方向の下流側に位置するシート搬送回転体
対によってシートを、前記シート搬送回転体対の前記下
流側に配設されたシート支持体に押し付けて前記シート
支持体を案内にして搬送しながら、当該シートに画像形
成手段によって画像を形成するようになっており、前記
シート回転体対のシート搬送方向の上流側に位置し前記
給紙搬送経路に位置するシート案内手段を有し、前記案
内手段が前記一方の回転体と前記他方の回転体との共通
接線にほぼ沿って前記シートを案内支持するシート案内
部を有している。
【0014】本発明の画像形成装置の前記シート案内手
段は、前記シート搬送回転体対によって前記シート支持
体に押し付けられた前記シートが反力によって前記シー
ト案内手段側で撓む前記シート搬送回転体対より上流側
部分を逃がすシート逃げ部を有している。
【0015】本発明の画像形成装置の前記シート逃げ部
は、前記シート案内部より前記下流側に位置している。
【0016】本発明の画像形成装置の前記シート逃げ部
の下流端部は、前記シート支持体にシートが接触する上
流端部と、前記シート搬送回転体対のニップとを結ぶ線
を境にして前記シート案内部と反対側に位置している。
【0017】本発明の画像形成装置の前記シート案内手
段は、前記シート搬送回転体対によって前記シート支持
体に押し付けられた前記シートが反力によって前記シー
ト案内手段側で撓む前記シート搬送回転体対より上流側
部分を逃がすシート逃げ部材を有している。
【0018】本発明の画像形成装置の前記シート逃げ部
材は、前記シート案内部より前記下流側に位置してい
る。
【0019】本発明の画像形成装置の前記シート逃げ部
材の上面は、前記搬送回転体対との共通接線に沿って形
成されている。
【0020】本発明の画像形成装置の前記シート逃げ部
材は、前記シートに押圧されて傾動可能な傾動部材であ
る。
【0021】本発明の画像形成装置の前記シート逃げ部
材は、前記シートに押圧されて弾性変形可能な弾性部材
である。
【0022】本発明の画像形成装置は、さらに、前記シ
ート案内手段によって案内されるシートの先端と後端を
検知するシート検知手段を備え、前記シートの先端を検
知する前記シート検知手段の先端検知部が前記シート案
内部の領域内に位置し、前記シートの後端を検知する前
記シート検知手段の後端検知部が前記シート案内部と前
記シート逃げ部との境目近傍に位置している。
【0023】本発明の画像形成装置は、さらに、前記シ
ート案内手段によって案内されるシートの先端を検知す
るシート検知手段を備え、前記シートの先端を検知する
前記シート検知手段の先端検知部が前記シート案内部の
領域内に位置している。
【0024】本発明の画像形成装置は、さらに、前記シ
ート案内手段によって案内されるシートの先端と後端を
検知するシート検知手段を備え、前記シートの先端を検
知する前記シート検知手段の先端検知部が前記シート案
内部の領域内に位置し、前記シートの後端を検知する前
記シート検知手段の後端検知部が前記シート案内部と前
記シート逃げ部材との境目近傍に位置している。
【0025】本発明の画像形成装置は、さらに、前記シ
ート案内手段にシートを供給するシート供給手段を備
え、前記シート供給手段のシート供給位置と、前記シー
ト搬送回転体対の一方の回転体と前記他方の回転体との
ニップとを結ぶシート搬送経路が直線状に形成されてい
る。
【0026】本発明の画像形成装置は、さらに、前記シ
ート案内手段にシートを供給するシート供給手段を備
え、前記シート供給手段のシート供給位置が前記共通接
線上もしくは前記共通接線を境にして前記シート案内手
段の反対側に位置している。
【0027】本発明の画像形成装置の前記シート供給手
段は、回転するシート供給回転体と、前記シート供給回
転体に前記シートを押圧する押圧部材とを有し、前記シ
ート供給回転体と前記シートとが互いに接触する位置が
前記シート供給位置である。
【0028】本発明の画像形成装置の前記シート供給手
段は、回転するシート供給回転体および前記シート供給
回転体に前記シートを押圧する押圧部材、ならびに前記
シート供給回転体によるシート供給動作終了後、前記シ
ート搬送回転体対によるシート搬送時に前記シート供給
回転体への前記シートの接触を防止するシート規制部材
を有し、前記シート規制部材と、前記押圧部材によって
付勢される前記シートとが互いに接触する位置が前記シ
ート供給位置である。
【0029】本発明の画像形成装置の前記シート供給手
段は、前記シートを狭持する重送防止回転体および前記
重送防止回転体に前記シートを圧接する重送防止部材を
有し、前記重送防止回転体が前記シート規制部材であ
る。
【0030】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)本実施形態
では脱着可能なインクタンク付き記録ヘッドを搭載した
シリアル式インクジェット記録装置(画像形成装置)1
20を例として述べる。図1は、インクジェット記録装
置120の全体斜視図である。記録ヘッド(画像形成手
段)101は4色のインクタンク107を有している。
キャリッジ102は記録ヘッド101を搭載している。
キャリッジ102の軸受け部には、主走査方向に摺動可
能な状態でガイドシャフト103が挿入されている。そ
のガイドシャフト103の両端は、シャーシ116に固
定されている。キャリッジ102は、キャリッジ102
に係合したベルト104を介して、駆動モータ105の
駆動が伝達され、主走査方向に往復移動可能になってい
る。
【0031】インクジョット記録装置120の動作を概
略説明する。印字待機中において印字用紙は、給紙ベー
ス106にスタックされている。印字用紙は、印字開始
時、給紙ローラ201(図2参照)によりインクジェッ
ト記録装置120の本体121内に供給されるようにな
っている。供給された印字用紙は、印字用紙搬送用モー
タ107の駆動により回転する搬送ローラ(他方の回転
体、シート搬送回転体)108と、ピンチローラばね1
10により搬送ローラ108に押圧されて従動回転する
ピンチローラ(一方の回転体、シート搬送回転体)10
9とにより適切な送り量だけ搬送される。キャリッジ1
02の走査中に記録ヘッド101が、プラテン111の
リブ上111aに押し付けられた印字用紙へインクを吐
出することで印字用紙に画像が形成される。画像形成終
了後、排紙手段により印字用紙が本体121外に排出さ
れて、インクジェット記録装置120の印字動作が完了
する。
【0032】図2に本発明の特徴を最も良く表す給紙搬
送経路(シート搬送経路)122の断面図を示す。ここ
では、印字用紙の供給手段として、デュプロ方式の分離
手段を例として述べる。給紙ローラ(シート供給回転
体、シート供給手段)201は印字用紙Sを送り出すよ
うになっている。圧板(押圧部材、シート供給手段)2
02は圧板ばね203により印字用紙Sを給紙ローラ2
01に押し付けるようになっている。分離板(重送防止
部材、シート供給手段)205は摩擦部材である分離パ
ッド(重送防止部材、シート供給手段)206を支持し
ている。押さえころ(重送防止回転体且つシート規制部
材、シート供給手段)207はばね208により分離パ
ッド206に押圧されて搬送中の印字用紙の重送を防止
するようになっている。この押さえころ207は搬送中
の印字用紙の重送を防ぐ目的以外に、摩擦係数の高い給
紙ローラ201が搬送中の印字用紙に接触するのを防止
して給紙搬送経路122上方の位置を規制している。
【0033】通紙ガイド(シート案内手段)209は給
紙ローラ201等により供給された印字用紙を搬送ロー
ラ108まで案内する給紙搬送経路122の下部を形成
している。ピンチローラホルダ210はピンチローラ1
09を支持するとともに、印字用紙を搬送ローラ108
まで案内し、給紙搬送経路122上部を形成している。
軸118を中心にして回転可能な印字用紙検知レバー
(シート検知手段)211は通過する印字用紙の先端の
位置と後端を検知するようになっている。排紙ローラ2
12は記録ヘッド101の対向部に設けられたプラテン
111上で画像形成された印字用紙を排出するようにな
っている。
【0034】ここで、ピンチローラ109は印字用紙の
コックリング制御の目的で、プラテン111のリブ11
1aに印字用紙を押し付けるため、ピンチローラ109
の中心O2の位置を、搬送ローラ108の中心O1を通
る印字搬送方向に垂直な中心線Z1に対し、印字用紙の
印字用紙搬送方向(シート搬送方向)の下流側に角度θ
だけ傾いた傾斜線Z2上に位置させてある。一般的に角
度θは約10度ないし約20度である。ピンチローラ1
09と搬送ローラ108とのニップPが、傾斜線Z2上
に位置することは勿論である。また、ピンチローラ10
9と搬送ローラ108との共通接線(ニップ接線)N
が、傾斜線Z2に対して直交していることも勿論であ
る。
【0035】通紙ガイド209には機能が分かれた2つ
のエリアが存在し、給紙搬送経路122の上流側に、ニ
ップ接線Nに沿って傾斜した印字用紙案内面(シート案
内部)Aaが形成されたエリア(シート案内部)Aと、
給紙搬送経路22の下流側にニップ接線Nより下方に給
紙搬送経路122を逃がした傾斜した逃げ面(シート逃
げ部)Baが形成されたエリア(シート逃げ部)Bとを
有している。また、通紙ガイド209とピンチローラホ
ルダ210で形成される給紙搬送経路122は、ピンチ
ローラ109と搬送ローラ108のニップPから上流側
を見たとき、ニップ接線Nとほぼ一致して直線的に形成
されている。押さえころ207と印字用紙との接触部
(シート供給位置)Q2は、この給紙搬送経路122内
に位置し、ピンチローラ109と搬送ローラ108との
ニップ接線N方向に給紙搬送経路122の障害物によっ
て、覆い隠されるようなことがない位置にある。なお、
印字搬送方向とは、プラテン1104の水平な上面に沿
った方向である。また、印字用紙搬送方向とは、共通接
線Nに沿った方向である。
【0036】図3ないし図6に、印字用紙の供給開始か
ら印字用紙先端検知、印字用紙搬送、印字用紙後端検知
に至る印字用紙の流れを説明する動作説明用の図であ
り、印字用紙の流れに沿った本発明主要部の断面図であ
る。
【0037】図3において、印字用紙開始時に、給紙ロ
ーラ201の回転と同期して印字用紙Sを乗せた圧板2
02が上昇し、印字用紙Sの供給が開始される。供給が
開始された印字用紙S1が、複数枚重なっているとき、
分離パッド206の摩擦力により分離され、印字用紙S
1は1枚のみ供給される。このとき、押さえころ207
は供給動作に支障をきたさないように、分離パッド20
6から離れた位置に移動している。分離された印字用紙
S1は通紙ガイド209のエリアAに沿って給紙され
る。ここで、給紙ローラ201と印字用紙S1との当接
部(シート供給位置)Q1は、印字通紙ガイド209へ
円滑に印字用紙S1を案内するため、通紙ガイド209
のエリアAの延長線上、ここではピンチローラ109と
搬送ローラ108とのニップ接線N上に位置するか、ニ
ップ接線Nより上方に位置していることが好ましい。
【0038】その後、図4に示すように、印字用紙S1
は、自らの腰の強さ(印字用紙の弾性)により通紙ガイ
ド209のエリアB上を通紙ガイド209に接触するこ
となく、搬送ローラ108とピンチローラ109のニッ
プ接線Nに沿って供給搬送される。印字用紙S1は通紙
ガイド209のエリアAにより搬送ローラ108とピン
チローラ109のニップPにニップ接線Nに沿って突入
する。このとき、印字用紙S1は、ニップPの入り口の
クサビ部にスムーズに入り込み、図12に示したよう
な、印字用紙の変形やピンチローラ109を押し上げる
分力の低下を防ぐことができる。このため、搬送ローラ
108とピンチローラ109による噛み込み性能が飛躍
的に向上し、印字用紙を円滑に搬送して、信頼性の高い
インクジェット記録装置120を提供することができ
る。
【0039】また、図3において、印字用紙検知レバー
211の印字用紙先端検知部(先端検知部)211aは
通紙ガイド209のエリアA内に存在している。これ
は、通紙ガイド209のエリアAの案内によって印字用
紙の案内が安定した給紙搬送経路122内に印字用紙先
端検知位置を設けることで、印字用紙の先端を安定した
状態で検知することができる。
【0040】また、図4、図5に示すように、印字用紙
搬送中、印字用紙検知レバー211と印字用紙S1との
接触位置は通紙ガイド209のエリアAとエリアBの変
曲点Cとほぼ一致している。このことにより、エリアB
上の印字用紙通過時における印字用紙検知レバー211
の自重および印字用紙検知レバー211を戻す不図示の
ばねの力による印字用紙の軌道の変化を押さえることが
できる。ただし、印字用紙検知レバー211が印字用紙
後端検知機能を兼ねない場合、印字用紙搬送中における
印字用紙検知レバー211の印字用紙S1との接触位置
は通紙ガイド209のエリアA内であっても構わない。
【0041】図5に示すように、給紙が終了し、搬送ロ
ーラ108とピンチローラ109とで搬送される印字用
紙S1は、ニップ接線Nに沿って進もうとするが、プラ
テン111のリブ111aに当接することにより、進行
方向を変えられる。このとき発生するプラテン111の
リブ111aからの反力によりコックリング制御を行う
が、同時に、ピンチローラ109を支点とした反力によ
り、通紙ガイド209のエリアBにおいて印字用紙S1
がニップ接線Nより下方に印字用紙が湾曲する。そこ
で、印字用紙S1の湾曲部を逃がす逃げ部であるエリア
Bを設けることにより、搬送中の印字用紙S1のコシに
よる搬送抵抗の低減を図ることができる。
【0042】本実施の形態では、図2ないし図4におい
て、通紙ガイド209のエリアBの上部を直線的な逃げ
面Baで示してあるが、印字用紙S1の湾曲部の逃げる
機能を有していれば曲面であっても構わない。
【0043】ここで、通紙ガイド209のエリアBの後
端部(下流端部)209dの高さは、印字用紙の湾曲形
状から確実に逃がすため、少なくともプラテン111の
リブ111aへの印字用紙追突部(上流端部)111b
と、搬送ローラ108およびピンチローラ109のニッ
プP部とを結ぶ直線Mより下方(直線Mを境にして通紙
ガイド209のシート案内部Aaの反対側)に存在する
必要がある。しかし、この位置は下方向にカールした印
字用紙を供給する場合のガイド機能を維持するため、必
要以上に下げることは望ましくない。また、印字用紙の
湾曲を逃げる終点である通紙ガイドのエリアAとエリア
Bの変曲点Cの位置は通紙する印字用紙の設定に応じて
実験により求めることが好ましい。例えば、ピンチロー
ラ109の傾け角度θを約13°、ニップPからプラテ
ン111の印字用紙衝突部11bまでの距離を約8m
m、プラテン111への印字用紙突入角度を約5度(水
平方向に対して)として、厚さ約0.3mmまでの印字
用紙の搬送を想定したとき、ニップPから変曲点Cまで
の距離を約21mmにすることにより、印字用紙供給時
のニップ接線Nに沿った案内性能を確保しつつ、様々な
印字用紙の搬送量のばらつきを(搬送抵抗を)抑えるこ
とができた。しかし、各部品の設定寸法、適用印字用紙
など想定する条件により最適値が異なるため、この値に
限定されるわけではない。
【0044】また、通紙ガイド209とピンチローラホ
ルダ210とで形成される給紙搬送搬送経路122は、
ピンチローラ109と搬送ローラ108のニップPから
上流側を見て、ニップ接線Nにほぼ一致して形成されて
いる。押さえころ207の印字用紙に対する当接部Q2
は、この給紙搬送経路122内に位置し、かつ給紙搬送
経路122の障害物によって覆い隠されることのない位
置に位置していることから、印字用紙を搬送ローラ10
8により急激に搬送しても給紙搬送経路122に接触す
ることがない。このため、搬送抵抗の増加を抑えること
ができる。
【0045】次に、図6に示す印字用紙後端検知時にお
いて、印字用紙検知レバー211の印字用紙後端検知部
(後端検知部)211bは通紙ガイド209のエリアA
とエリアBの変曲点Cに位置している。また、印字用紙
検知レバー211の印字用紙後端検知部211bは、通
紙ガイド209の上部に印字用紙の印字用紙搬送方向に
沿って形成された溝112に進入している。ここで、印
字用紙S1が当接するポイントであるこの変曲点Cで印
字用紙後端を検知することで、検知精度を向上させるこ
とができる。印字用紙検知レバー211の印字用紙後端
検知部211aは、エリアB内で、かつプラテン111
への印字用紙追突部111bとニップPとを結ぶ直線M
より上方の範囲では検知精度がほとんど変わらない。し
かし、印字用紙後端検知部211aは、印字用紙供給時
のエリアAを利用したニップ接線Nに沿った印字用紙の
導入と両立させるためには、印字用紙供給時におけるエ
リアBでの印字用紙検知レバー211の自重や不図示の
ばねの弾力による外乱を防止するため、通紙ガイド20
9のエリアAとエリアBの変曲点Cに位置することが望
ましい。
【0046】なお、印字用紙検知レバー211の印字用
紙先端検知部211aで印字用紙の先端を検知し、印字
用紙後端検知部211bで印字用紙の後端を検知するの
は、印字用紙に対して記録ヘッド101で印字を開始す
る位置と印字を終了する位置を確認するためである。こ
のため、誤って、所定の長さより長さの短い印字用紙を
供給した場合、印字を停止させることができるようにな
っている。
【0047】(第2の実施の形態)図7に本発明の第2
の実施の形態のインクジェット記録装置220の特徴を
最も良く表す給紙搬送経路(シート搬送経路)222の
断面図を示す。なお、第1の実施の形態のインクジェッ
ト記録装置102と同一部分については同一符号を付し
てその部分の説明は省略する。
【0048】通紙ガイド209のエリアAは第1の実施
の形態と同様にピンチローラ109と搬送ローラ108
のニップ接線Nに沿って印字用紙S1を案内するように
なっている。エリアBは上下方向に弾性変形可能な可撓
性のある逃げ部材(シート逃げ部材、弾性部材)213
を有している。印字用紙供給時には、印字用紙S1の弾
性による通紙ガイド209ヘの押し付け力がほとんど無
いことから、この逃げ部材213はニップ接線Nにほぼ
一致したままの形状を維持し、搬送ローラ108の近傍
まで供給された印字用紙S1を案内して、ピンチローラ
109と搬送ローラ108とのニップPへ確実に案内す
ることができる。
【0049】図8に示すように、逃げ部材213は、搬
送途中や後端検知時に、印字用紙S1がプラテン111
のリブ111aに衝突することで発生する力を逃がす印
字用紙の湾曲部形成のため、湾曲部形成力(用紙の腰)
により押され変形して給紙搬送経路222を逃がす構成
としている。印字用紙の弾性(腰の強弱)によって発生
する搬送抵抗は、逃げ部材213の変形によって低減す
ることができる。印字用紙の質や厚さにより印字用紙の
弾性が異なるが、逃げ部材213は、可撓性の部材の変
形量によりその違いを吸収することができ、搬送抵抗の
違いが生じにくいようにしている。
【0050】本実施の形態では、エリアB部が全体的に
変形できる弾性を有する逃げ部材213を使用したが、
簡易的な方法として、逃げ部材213の代わりに、エリ
アAとエリアB部の変曲部のみを可撓性もしくは回動可
能とする剛体で形成された逃げ部材をエリアBが有して
いても、ほぼ同様の作用、効果が得られる。
【0051】上述の第1、第2実施の形態において、通
紙ガイド209のエリアAの案内方向は、ピンチローラ
109と搬送ローラ108のニップ接線Nと一致してい
るが、印字用紙の斜行を防止するためのレジ取りを行う
場合、図9に示す様に、必ずしもニップ接線方向と完全
に一致させる必要がない。すなわち、給紙した印字用紙
をニップP近傍のピンチローラ109もしくは搬送ロー
ラ108に積極的に突き当てて印字用紙の先頭を滑らせ
る目的で、エリアAの印字用紙案内面Abを微少角θ1
(例えば約3度)傾けて、レジ取りと印字用紙の噛み込
み性の改善との両立を図ることができる。したがって、
特許請求の範囲の請求項1における、「共通接線にほぼ
沿って」の範囲には、エリアAの印字用紙案内面Abを
ニップ接線方向と一致させる場合のみならず、上記微少
角θ1傾けた場合も含むものである。
【0052】また、印字用紙検知レバーの印字用紙後端
検知部211bの位置を、通紙ガイド209に対する印
字用紙の摺擦により通紙ガイド209が摩耗することを
見込んで、通紙ガイド209の変曲点Cから微少量αず
らしても良い。したがって、特許請求の範囲の請求項1
2における、「前記シート案内部と前記シート逃げ部と
の境目近傍」の範囲には、印字用紙検知レバーの印字用
紙後端検知部211bの位置を変曲点Cに一致させてい
る場合のみならず、上記微少量αずらした位置も含むも
のである。さらに、レジ取りループ用の逃げ部119を
給紙手段の給紙ベース214に凹状に形成してもよい。
【0053】また、通紙ガイド209は必ずしも単体の
部品である必要がなく、給紙ベース106の一部であっ
ても、プラテン111の一部であってもよい。逆に、通
紙ガイド209は、変曲点Cで2つに分割されていても
よい。
【0054】また、本実施の形態では印字用紙の重送を
防止する分離手段としてデュプロ方式を例にして述べた
が、本発明はこの方式に限定するものではなく、爪分離
方式あるいはリタード分離法式など分離法式であっても
よく、デュプロ方式に限定されるものではない。
【0055】
【発明の効果】本発明の画像形成装置は、シートを、シ
ート案内手段によってシート回転体対の共通接線にほぼ
沿って案内するようになっているため、シートのシート
回転体対への噛み込み性を向上させて、シートを円滑に
搬送することができる。
【0056】本発明の画像形成装置は、シート案内手段
が、シート搬送回転体対によってシート支持体に押し付
けられたシートが反力によってシート案内手段側で撓む
シート搬送回転体対より上流側部分を逃がすシート逃げ
部材を有しているため、シート搬送回転体対へのシート
の噛み込み性向上と、搬送時の搬送抵抗の低減との両立
を可能とし、シートを円滑に搬送し、画像品質を向上さ
せることができる。
【0057】本発明の画像形成装置は、シート案内手段
によって案内されるシートの先端を検知するシート検知
手段の先端検知部が前記シート案内部の領域内に位置し
ていると、シートの搬送状態を安定した状態にしてシー
トを検知することができ、シートの先端を確実に検知す
ることができる。
【0058】本発明の画像形成装置は、シート案内手段
によって案内されるシートを検知するシート検知手段の
シート先端を検知する先端検知部がシート案内部の領域
内に位置し、シート後端を検知する後端検知部がシート
案内部とシート逃げ部材との境目近傍に位置している
と、シートの搬送状態を安定した状態にしてシートを検
知することができ、シートの先端と後端とを確実に検知
することができる。
【0059】本発明の画像形成装置は、シート供給手段
のシート供給位置と、シート搬送回転体対の一方の回転
体と他方の回転体とのニップとを結ぶシート搬送経路が
直線状に形成されているので、シート搬送回転体対によ
る印字用紙の引っ張り搬送力に対する搬送抵抗を低減し
て、シートを円滑に搬送して、シートに画像を確実に形
成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る画像形成装置であ
るインクジェット記録装置の全体斜視図である。
【図2】同インクジェット記録装置の搬送経路を示す断
面図である。
【図3】同インクジェット記録装置において、印字用紙
先端検知時の搬送経路を示す断面図である。
【図4】同インクジェット記録装置において、印字用紙
給紙時の搬送経路を示す断面図である。
【図5】同インクジェット記録装置において、印字用紙
搬送時の搬送経路を示す断面図である。
【図6】同インクジェット記録装置において、印字用紙
後端検知時の搬送経路を示す断面図である。
【図7】本発明の第2実施形態に係るインクジェット記
録装置において、印字用紙給紙時の搬送経路を示す断面
図である。
【図8】本発明の第2実施形態に係る印字用紙搬送時の
搬送経路を示す断面図である。
【図9】本発明のインクジェット記録装置において、レ
ジ取り構成適用時の搬送経路を示す断面図である。
【図10】従来のインクジェット記録装置において、噛
み込みを示す概略図である。
【図11】従来のインクジェット記録装置において、コ
ックリング制御の構成を示す概略図である。
【図12】従来のインクジェット記録装置において、搬
送経路でのシート搬送状態を示す断面図である。 (a) 印字用紙をピンチローラと搬送ローラとのニッ
プ接線N方向と異なる方向から突入させた状体の図であ
る。 (b) 印字用紙の先端を変形させてピンチローラと搬
送ローラとのニップに突き当てた状体の図である。 (c) ピンチローラと搬送ローラとで印字用紙を搬送
している状態の図である。
【符号の説明】
S 印字用紙(シート) S1 給紙開始された印字用紙(シート) Aa 印字用紙案内面(シート案内部) Ba 逃げ面(シート逃げ部) A ピンチローラと搬送ローラとのニップ接線に沿
って印字用紙をガイドするエリア(シート案内部) B 印字用紙の湾曲部を逃がすエリア(シート逃げ
部) C 変曲点 P ニップ N ピンチローラと搬送ローラのニップ接線(共通
接線) θ 搬送ローラに対するピンチローラの傾き角度 Q1 給紙ローラと印字用紙との当接部(シート供
給位置) Q2 押圧ころと印字用紙との当接部(シート供給
位置) M 印字用紙追突部とニップとを結ぶ線 101 記録ヘッド(画像形成手段) 108 搬送ローラ(他方の回転体、シート搬送回
転対) 109 ピンチローラ(一方の回転体、シート搬送
回転対) 111 プラテン(シート支持体) 111a リブ 111b 印字用紙追突部(上流端部) 112 溝 116 シャーシ 117 インクタンク 118 軸 119 逃げ部 120,220 インクジェット記録装置(画像形
成装置) 121 インクジェット記録装置の本体 122,222 印字用紙搬送経路(シート搬送経
路) 201 給紙ローラ(シート供給回転体、シート供
給手段) 202 圧板(押圧部材、シート供給手段) 205 分離板(重送防止部材、シート供給手段) 206 分離パッド(重送防止部材、シート供給手
段) 207 押さえころ(重送防止回転体且つシート規
制部材、シート供給手段) 208 ばね 209 通紙ガイド(シート案内手段) 209d 後端部(下流端部) 210 ピンチローラホルダ 211 印字用紙検知レバー(シート検知手段) 211a 印字用紙先端検知部(先端検知部) 211b 印字用紙後端検知部(後端検知部) 213 逃げ部材(シート逃げ部材、弾性部材)

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートが搬送されるシート搬送経路を具
    備し、一方の回転体が他方の回転体よりもシート搬送方
    向の下流側に位置するシート搬送回転体対によってシー
    トを、前記シート搬送回転体対の前記下流側に配設され
    たシート支持体に押し付けて前記シート支持体を案内に
    して搬送しながら、当該シートに画像形成手段によって
    画像を形成する画像形成装置において、 前記シート回転体対のシート搬送方向の上流側に位置し
    前記給紙搬送経路に位置するシート案内手段を有し、前
    記案内手段が前記一方の回転体と前記他方の回転体との
    共通接線にほぼ沿って前記シートを案内支持するシート
    案内部を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記シート案内手段が、前記シート搬送
    回転体対によって前記シート支持体に押し付けられた前
    記シートが反力によって前記シート案内手段側で撓む前
    記シート搬送回転体対より上流側部分を逃がすシート逃
    げ部を有していることを特徴とする請求項1に記載の画
    像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記シート逃げ部が、前記シート案内部
    より前記下流側に位置していることを特徴とする請求項
    2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記シート逃げ部の下流端部が、前記シ
    ート支持体にシートが接触する上流端部と、前記シート
    搬送回転体対のニップとを結ぶ線を境にして前記シート
    案内部と反対側に位置していることを特徴とする請求項
    3に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記シート案内手段が、前記シート搬送
    回転体対によって前記シート支持体に押し付けられた前
    記シートが反力によって前記シート案内手段側で撓む前
    記シート搬送回転体対より上流側部分を逃がすシート逃
    げ部材を有していることを特徴とする請求項1に記載の
    画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記シート逃げ部材が、前記シート案内
    部より前記下流側に位置していることを特徴とする請求
    項5に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記シート逃げ部材の上面が、前記搬送
    回転体対との共通接線に沿って形成されていることを特
    徴とする請求項5または6に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記シート逃げ部材が、前記シートに押
    圧されて傾動可能な傾動部材であることを特徴とする
    5,6,7の内、いずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記シート逃げ部材が、前記シートに押
    圧されて弾性変形可能な弾性部材であることを特徴とす
    る5,6,7の内、いずれか1項に記載の画像形成装
    置。
  10. 【請求項10】 前記シート案内手段によって案内され
    るシートの先端と後端を検知するシート検知手段を備
    え、前記シートの先端を検知する前記シート検知手段の
    先端検知部が前記シート案内部の領域内に位置し、前記
    シートの後端を検知する前記シート検知手段の後端検知
    部が前記シート案内部と前記シート逃げ部との境目近傍
    に位置していることを特徴とする請求項2,3,4の
    内、いずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記シート案内手段によって案内され
    るシートの先端を検知するシート検知手段を備え、前記
    シートの先端を検知する前記シート検知手段の先端検知
    部が前記シート案内部の領域内に位置していることを特
    徴とする請求項5ないし9の内、いずれか1項に記載の
    画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記シート案内手段によって案内され
    るシートの先端と後端を検知するシート検知手段を備
    え、前記シートの先端を検知する前記シート検知手段の
    先端検知部が前記シート案内部の領域内に位置し、前記
    シートの後端を検知する前記シート検知手段の後端検知
    部が前記シート案内部と前記シート逃げ部材との境目近
    傍に位置していることを特徴とする請求項5ないし9の
    内、いずれか1項に記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記シート案内手段にシートを供給す
    るシート供給手段を備え、前記シート供給手段のシート
    供給位置と、前記シート搬送回転体対の一方の回転体と
    前記他方の回転体とのニップとを結ぶシート搬送経路が
    直線状に形成されていることを特徴とする請求項1ない
    し12の内、いずれか1項に記載の画像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記シート案内手段にシートを供給す
    るシート供給手段を備え、前記シート供給手段のシート
    供給位置が前記共通接線上もしくは前記共通接線を境に
    して前記シート案内手段の反対側に位置していることを
    特徴とする請求項1ないし13の内、いずれか1項に記
    載の画像形成装置。
  15. 【請求項15】 前記シート供給手段が、回転するシー
    ト供給回転体と、前記シート供給回転体に前記シートを
    押圧する押圧部材とを有し、前記シート供給回転体と前
    記シートとが互いに接触する位置が前記シート供給位置
    であることを特徴とする請求項14に記載の画像形成装
    置。
  16. 【請求項16】 前記シート供給手段が、回転するシー
    ト供給回転体および前記シート供給回転体に前記シート
    を押圧する押圧部材、ならびに前記シート供給回転体に
    よるシート供給動作終了後、前記シート搬送回転体対に
    よるシート搬送時に前記シート供給回転体への前記シー
    トの接触を防止するシート規制部材を有し、前記シート
    規制部材と、前記押圧部材によって付勢される前記シー
    トとが互いに接触する位置が前記シート供給位置である
    ことを特徴とする請求項14に記載の画像形成装置。
  17. 【請求項17】 前記シート供給手段が、前記シートを
    狭持する重送防止回転体および前記重送防止回転体に前
    記シートを圧接する重送防止部材を有し、前記重送防止
    回転体が前記シート規制部材であることを特徴とする請
    求項16に記載の画像形成装置
JP2000221272A 2000-07-21 2000-07-21 画像形成装置 Pending JP2002037483A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8517371B2 (en) 2010-12-28 2013-08-27 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Sheet feeding device with sheet detection unit

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