JP2002033804A - 携帯無線装置 - Google Patents

携帯無線装置

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JP2002033804A
JP2002033804A JP2000214633A JP2000214633A JP2002033804A JP 2002033804 A JP2002033804 A JP 2002033804A JP 2000214633 A JP2000214633 A JP 2000214633A JP 2000214633 A JP2000214633 A JP 2000214633A JP 2002033804 A JP2002033804 A JP 2002033804A
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antenna
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Tsukasa Takahashi
司 高橋
Masayoshi Hirai
昌義 平井
Kenichi Yamada
賢一 山田
Kazuhiko Ota
一彦 太田
Yoshio Koyanagi
芳雄 小柳
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/12Supports; Mounting means
    • H01Q1/22Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles
    • H01Q1/24Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set
    • H01Q1/241Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM
    • H01Q1/242Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for hand-held use
    • H01Q1/245Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for hand-held use with means for shaping the antenna pattern, e.g. in order to protect user against rf exposure
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/02Constructional features of telephone sets
    • H04M1/0202Portable telephone sets, e.g. cordless phones, mobile phones or bar type handsets
    • H04M1/0206Portable telephones comprising a plurality of mechanically joined movable body parts, e.g. hinged housings
    • H04M1/0208Portable telephones comprising a plurality of mechanically joined movable body parts, e.g. hinged housings characterized by the relative motions of the body parts
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アンテナを備えた携帯無線装置の実使用時の
アンテナ特性を改善する。 【解決手段】 携帯電話装置10の本体筐体20と蓋筐
体30とは、ヒンジ部40によって、回動可能に結合さ
れている。また、本体筐体20は樹脂材料や、金属又は
金属を含む材料等であり、蓋筐体30は金属材料であ
る。更に、携帯電話装置10の使用時において、蓋筐体
30は、アンテナ50の側面に位置するので、蓋筐体3
0に電流が流れやすくなり、そして、本体筐体20に流
れる電流が低下して、本体筐体20を手で持った場合に
おける電流分布の乱れが少なくなり、アンテナ利得の劣
化を低減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アンテナを備えた
携帯無線装置についての技術に関する。
【0002】
【従来の技術】アンテナを備えた携帯無線装置は、アン
テナからの電磁波を輻射することによって無線通信(送
受信)を行っており、アンテナの輻射特性によってアン
テナの利得が変化する。携帯無線装置におけるアンテナ
の輻射特性は、アンテナ形状、アンテナ長さ、インピー
ダンス等によるアンテナ自体の特性や、携帯無線装置で
のアンテナの設置位置等によって変化する。ここで、ア
ンテナの設置位置についてみると、アンテナの設置位置
は、その周囲に可能な限り無線通信の障害となる物体の
少ない位置、例えば、携帯無線装置の上端部に位置して
いる場合が多い。このように設置位置を上端部にするこ
とによって、アンテナの輻射特性を良好にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記アンテナは、通常
λ/4のアンテナを使用しているため、筐体電流が多く
流れる。そして、携帯電話装置の使用時に、使用者の手
によって筐体を把持して使用する場合は、手の影響で筐
体の電流分布が乱れてしまい、アンテナ利得が、低下し
てしまう。
【0004】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
もので、アンテナを備えた携帯無線装置の実使用時のア
ンテナ特性を改善することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にアンテナを備えた携帯無線装置において、前記アンテ
ナと接続された第1の筐体と、前記携帯無線装置の使用
時において前記アンテナの側面に位置し、金属、又は、
金属を含む材料からなる第2の筐体とを有し、前記第1
の筐体と前記第2の筐体とは、互いに接続していること
を特徴とする。
【0006】この携帯無線装置によれば、携帯無線装置
の使用時において、アンテナの側面に金属材料からなる
第2の筐体があるので、従来、第1の筐体に流れていた
電流が、電磁結合により第2の筐体にも電流が流れるよ
うになる。上記の状態になると、従来は携帯無線装置の
筐体全てに流れていた電流が分散され、上記2つの筐体
の場合は、第2の筐体にも電流が流れ、結果、第1の筐
体に流れていた電流が少なくなる。よって、第1の筐体
を手で持った場合の電流分布の乱れが少なくなり、アン
テナ利得の劣化を低減することができる。
【0007】第2の携帯無線装置において、アンテナを
備えた携帯無線装置において、前記アンテナと接続され
た第1の筐体と、前記携帯無線装置の使用時において前
記アンテナと人体との間に介在し、金属、又は、金属を
含む材料からなる第2の筐体とを有し、前記第1の筐体
と前記第2の筐体とは、互いに接続していることを特徴
とする。
【0008】この携帯無線装置によれば、携帯無線装置
の使用時において、人体とアンテナとの間に、金属、又
は、金属を含む材料からなる第2の筐体を設ける事によ
り、従来、第1の筐体に流れていた電流が電磁結合によ
り、金属材料からなる第2の筐体にも流れる。よって、
第1の筐体に流れていた電流が少なくなるので、第1の
筐体を手で持った場合の電流分布の乱れが少なくなり、
アンテナ利得の劣化を低減できる。
【0009】第3の携帯無線装置において、前記第1の
筐体と前記第2の筐体とを互いに回動可能に接続するヒ
ンジ部を有し、前記携帯無線装置の使用時には、前記ヒ
ンジ部を中心として前記第1の筐体と前記第2の筐体と
が、180°未満の所定角度まで回動して保止すること
を特徴とする。
【0010】この携帯無線装置によれば、ヒンジ部を有
した折り畳み可能な携帯無線装置であっても、使用時に
は、第2の筐体がアンテナの近くになるので、第1の筐
体にのみに流れていた電流が、第2の筐体にも分布し、
第1の筐体を手で持った場合の電流分布の乱れが少なく
なり、アンテナ利得の劣化を低減できる。
【0011】第4の携帯無線装置において、前記第1の
筐体は、携帯無線装置の主要基板を収納した本体筐体で
あり、前記第2の筐体は、前記本体筐体に対する蓋筐体
であることを特徴とする。
【0012】この携帯無線装置によれば、使用時におい
て、本体筐体である第1の筐体を手によって把持して使
用しても、第1の筐体にのみに流れていた電流が、第2
の筐体にも分布しているので、第1の筐体の電流分布の
乱れが少なくなり、アンテナ利得の劣化を低減できる。
【0013】第5の携帯無線装置において、前記第2の
筐体は、音を出力する受話部を備えたことを特徴とす
る。
【0014】この携帯無線装置によれば、受話部を使用
者の耳に当て、第1の筐体を手に持って使用しても、第
1の筐体にのみに流れていた電流が、第2の筐体にも分
布しているので、第1の筐体の電流分布の乱れが少なく
なり、アンテナ利得の劣化を低減できる。
【0015】第6の携帯無線装置において、前記アンテ
ナは、引き出し可能であるホイップアンテナを含むこと
を特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の携帯無
線装置。
【0016】この携帯無線装置によれば、ホイップアン
テナが引き出された状態であって、第1の筐体を手に持
って使用しても、第1の筐体にのみに流れていた電流
が、第2の筐体にも分布しているので、第1の筐体の電
流分布の乱れが少なくなり、アンテナ利得の劣化を低減
できる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、携帯電話装置全体の斜視
図、図2は、携帯電話装置の構成を模式的に示した断面
図、図3は、従来の携帯電話装置の筐体における電流分
布を示す電流分布図、図4は、本実施形態の携帯電話装
置の筐体における電流分布を示す電流分布図、図5は、
携帯電話装置のアンテナ利得の改善率を示す図である。
【0018】携帯無線装置の構成について、図1と図2
を参照して説明する。本実施例における携帯無線装置
は、受話ユニットのレシーバや送話ユニットのマイクを
備えた携帯電話装置10として説明する。携帯電話装置
10は、特許請求の範囲における第1の筐体である本体
筐体20と、第2の筐体である蓋筐体30と、これら筐
体を互いに回動可能に接続しているヒンジ部40からな
っている。
【0019】本体筐体20には、例えば、携帯電話装置
10の使用者から発せられた声を入力する送話ユニット
であるマイク22と、携帯電話装置10の電源オン/オ
フ用のスイッチや、英数字入力用のテンキーや、各種の
機能を選択、実行するためのファンクションキー等が含
まれる操作キー24がある。そして、本体筐体20の一
部として、アンテナ50が収納されるアンテナ収納部2
1が備わっている。また、本体筐体20内部には、各種
信号の処理を行うCPUや、各種情報を記憶するメモリ
等の電子部品28が実装されている主要基板26があ
る。
【0020】更に、アンテナ50の給電線52は、主要
基板26に接続されている。また、本体筐体20内に
は、例えば、図示しない電源バッテリ等の比較的重量の
あるユニットが収納されているので、携帯電話装置10
の重量重心が本体筐体20側にある。よって、携帯電話
装置10の使用時においては、使用者は、本体筐体20
を手によって把持する方が安定して、ヒンジ部40にも
無理な力が掛からない。
【0021】蓋筐体30は、金属、又は、金属を含む材
料、例えば、マグネシウムにより形成され、蓋筐体30
内には、携帯電話装置10の使用者が聞き取るための受
話ユニットであるレシーバ32と、携帯電話装置10の
表示部34と、これらレシーバ32と表示部34とが接
続されている副基板36が収納されている。また、副基
板36は、図示しないフレキシブル基板によって、主要
基板26と接続されており、互いの基板間において各種
電気信号の送受が行われる。また、フレキシブル基板
は、ヒンジ部40内部を通って互いの基板に接続されて
いる。
【0022】ヒンジ部40は、本体筐体20と蓋筐体3
0とを互いに回動可能に接続しており、携帯電話装置1
0の使用時においては、これら筐体を所定角度、例え
ば、図2で示したいように、180°よりも若干狭い所
定角度まで開いて保止することができる。図2は、使用
状態における携帯電話装置10の構成を模式的に示した
断面図である。
【0023】アンテナ50は、本実施形態においては、
伸長、収納可能なホイップアンテナであり、アンテナ収
納時は、アンテナ50は、先端部を残してアンテナ収納
部21に収納される。また、本実施形態においては、ア
ンテナ50の伸長時は、図2に示すように、アンテナ5
0と蓋筐体30の蓋逆面31とは、所定角度θ1の角度
がついている。以上が、携帯電話装置10の全構成であ
る。
【0024】次に、図3、図4を参照して、アンテナ5
00、50を有する携帯電話装置100、10の筐体に
おける電流分布の実験結果を説明する。図3、図4は、
携帯電話装置100、10の筐体の電流分布を示す電流
分布図である。同図は、使用時における携帯電話装置1
00、10を、人体と対向する面とは逆側で、本体筐体
200、20の垂直方向から見た時の図である。また、
各筐体に描かれている点線は、携帯電話装置100、1
0の筐体の電流の同一電流値を結んだ線(等電流線)で
あり、アンテナ500、50に近いほど電流値は高い。
また、各々の隣り合う等電流線の電流値の差の絶対値は
一定である。
【0025】図3(a)は、従来の携帯電話装置100
において、アンテナ500が収納されている場合の筐体
の電流分布を示し、図3(b)は、同じく従来の携帯電
話装置100において、アンテナ500が伸長された場
合の筐体の電流分布を示した図である。
【0026】図4(a)は、本実施形態の携帯電話装置
10において、アンテナ50がアンテナ収納部21に収
納されている場合の筐体の電流分布を示し、図4(b)
は、アンテナ50が伸長された場合の筐体の電流分布を
示した図である。図4(c)は、本実施形態の携帯電話
装置10において、アンテナ50がアンテナ収納部21
に収納されている場合の筐体の電流分布を示し、図4
(d)は、アンテナ50が伸長された場合の筐体の電流
分布を示した図である。尚、図4(c)、(d)におけ
るアンテナ50は、図4(d)でよく分かるように、携
帯電話装置10の使用時における携帯電話装置10の長
手方向、即ち本体筐体20や蓋筐体30の長辺とは、所
定角度θ2をなしている。
【0027】説明を図3(a)に説明を戻す。アンテナ
500はアンテナ収納部210に収納されている。本体
筐体200は、アンテナ500により電流が生じ、等電
流線200a、200b、200c、200d、200
eが生ずる。各々の電流値を、I(200a)、I(2
00b)、I(200c)、I(200d)、I(20
0e)とすると、電流値の大小関係は、電流値I(20
0a)を最大値として、この順に小さくなる。
【0028】よって、等電流線200aから、電流値の
低い方に電流が流れる。そして、携帯電話装置100の
使用時においては、使用者は本体筐体200を手によっ
て把持して使用するので、本体筐体200の電流分布が
乱れてアンテナ利得が劣化していた。
【0029】次に、図3(b)を説明するが、図3
(a)との違いは、アンテナ500が引き出されている
事である。アンテナ500が引き出されたことによっ
て、本体蓋筐体200における電流分布が若干変化する
が、図3(a)の場合と同様に、本体筐体200を手に
よって把持して使用した場合に、本体筐体200の電流
分布が乱れてアンテナ利得が劣化していた。
【0030】次に、図4(a)を参照して、本実施形態
における携帯電話装置10の筐体の電流分布を説明す
る。アンテナ50はアンテナ収納部21に収納されてい
る。蓋筐体30においてアンテナ50に近い等電流線か
ら30a、30b、30c、30d、30eとし、各々
の電流値を、I(30a)、I(30b)、I(30
c)、I(30d)、I(30e)とすると、電流値の
大小関係は、電流値I(30a)を最大値として、この
順に小さくなる。よって、アンテナ50によって発生し
た電流は、等電流線30aから30eに向かって電流が
流れる。
【0031】また、同図において、本体筐体20にもア
ンテナ50により電流が生じ、等電流線20a、20b
が生ずる。各々の電流値は、I(20a)、I(20
b)となり、電流値の大小関係は、電流値I(20a)
を最大値として、この順に小さくなる。よって、等電流
線20aから20cに向かって電流が流れるが、本体筐
体20における最大電流値I(20a)は、従来の携帯
電話装置100の本体筐体200における最大電流値I
(200a)より低い値であった。
【0032】これは、蓋筐体30は、マグネシウム等の
金属材料であるので、樹脂材料に比較して電流が流れや
すい。
【0033】次に、図4(b)を説明するが、図4
(a)との違いは、アンテナ50が引き出されている事
である。アンテナ50が引き出されたことによって、蓋
筐体30における電流分布が若干変化するが、図4
(a)の場合と同様に、本体筐体20における最大電流
値I(20a)は、従来の携帯電話装置100の本体筐
体200における最大電流値I(200a)より低い値
であった。
【0034】よって、本体筐体20に流れる電流が、従
来の本体筐体200に流れていた電流よりも少なくなる
ので、携帯電話装置10の使用時において、本体筐体2
0を手に持って使用しても、本体筐体20の電流分布の
乱れが少なくなり、アンテナ利得の劣化を低減すること
ができる。ここで、図5に、実験によって得られた携帯
電話装置10のアンテナ利得の改善率を示す。図5のア
ンテナ利得の改善率は、図3(a)、(b)に示した従
来の携帯電話装置100おけるアンテナ利得を基準とし
た場合に、図4(a)、(b)と図4(c)、(d)に
示した本実施形態の携帯電話装置10のアンテナ利得の
改善率を示している。尚、アンテナ収納時の比較は、図
3(a)と図4(a)、(c)との比較であり、アンテ
ナ伸長時の比較は、図3(b)と図4(b)、(d)と
の比較である。図5に示すように、アンテナ50を収納
した場合に、従来と図4(a)、(b)に示した携帯電
話装置10の比較においては、アンテナ利得が5〜11
(%)向上し、アンテナ50を伸長した場合は、アンテ
ナ利得は、1〜5(%)向上する結果を得た。
【0035】また、同図に示すように、アンテナ50を
収納した場合は、従来と図4(c)、(d)に示した携
帯電話装置10の比較においては、アンテナ利得が6〜
12(%)向上し、アンテナ50を伸長した場合は、ア
ンテナ利得は、1〜6(%)向上する結果を得た。
【0036】また、本実施形態では、アンテナ50は伸
長、収納可能なホイップアンテナとして説明したが、本
体筐体20に内蔵可能な逆Fアンテナであってもよい
し、ホイップアンテナと逆Fアンテナとを組み合わせた
ダイバーシチアンテナとしてもよい。
【発明の効果】
【0037】この携帯無線装置によれば、携帯無線装置
の使用時において、アンテナの側面に金属材料からなる
第2の筐体があるので、従来、第1の筐体に流れていた
電流が、電磁結合により第2の筐体にも電流が流れるよ
うになる。上記の状態になると、従来は携帯無線装置の
筐体全てに流れていた電流が分散され、上記2つの筐体
の場合は、第2の筐体にも電流が流れ、結果、第1の筐
体に流れていた電流が少なくなる。よって、第1の筐体
を手で持った場合の電流分布の乱れが少なくなり、アン
テナ利得の劣化を低減することができる。
【0038】
【図面の簡単な説明】
【図1】携帯電話装置全体の斜視図である。
【図2】携帯電話装置の構成を模式的に示した断面図で
ある。
【図3】従来の携帯電話装置の筐体における電流分布を
示す電流分布図であり、(a)は、アンテナが収納され
ている場合の筐体の電流分布を示し、(b)は、アンテ
ナが伸長された場合の筐体の電流分布を示した図であ
る。
【図4】本実施形態の携帯電話装置の筐体における電流
分布を示す電流分布図であり、(a)は、アンテナが収
納されている場合の筐体の電流分布を示し、(b)は、
アンテナが伸長された場合の筐体の電流分布を示し、
(c)は、角度のついたアンテナが収納されている場合
の筐体の電流分布を示し、(d)は、角度のついたアン
テナが伸長された場合の筐体の電流分布を示した図であ
る。
【図5】携帯電話装置のアンテナ利得の改善率を示す図
である。
【符号の説明】
10 携帯電話装置 20 本体筐体 21 アンテナ収納部 22 マイク 24 操作キー 26 主要基板 28 電子部品 30 蓋筐体 31 蓋逆面 32 レシーバ 34 表示部 36 副基板 40 ヒンジ部 50 アンテナ 52 給電線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 賢一 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 太田 一彦 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 小柳 芳雄 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 Fターム(参考) 5J047 AA03 AB06 FA09 FD01 5K011 AA01 AA06 JA01 KA13 5K023 AA07 BB06 BB28 DD08 EE01 HH05 LL05 LL06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナを備えた携帯無線装置におい
    て、 前記アンテナと接続された第1の筐体と、 前記携帯無線装置の使用時において前記アンテナの側面
    に位置し、金属、又は、金属を含む材料からなる第2の
    筐体とを有し、 前記第1の筐体と前記第2の筐体とは、互いに接続して
    いることを特徴とする携帯無線装置。
  2. 【請求項2】 アンテナを備えた携帯無線装置におい
    て、 前記アンテナと接続された第1の筐体と、 前記携帯無線装置の使用時において前記アンテナと人体
    との間に介在し、金属、又は、金属を含む材料からなる
    第2の筐体とを有し、 前記第1の筐体と前記第2の筐体とは、互いに接続して
    いることを特徴とする携帯無線装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の筐体と前記第2の筐体とを互
    いに回動可能に接続するヒンジ部を有し、 前記携帯無線装置の使用時には、前記ヒンジ部を中心と
    して前記第1の筐体と前記第2の筐体とが、180°未
    満の所定角度まで回動して保止することを特徴とする請
    求項1又は請求項2記載の携帯無線装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の筐体は、携帯無線装置の主要
    基板を収納した本体筐体であり、 前記第2の筐体は、前記本体筐体に対する蓋筐体である
    ことを特徴とする請求項3記載の携帯無線装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の筐体は、音を出力する受話部
    を備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項
    記載の携帯無線装置。
  6. 【請求項6】 前記アンテナは、引き出し可能であるホ
    イップアンテナを含むことを特徴とする請求項1〜5の
    いずれか1項記載の携帯無線装置。
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