JP2006050056A - 折り畳み式携帯無線機 - Google Patents

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善宏 金崎
Takeya Nagano
健也 長野
Akitaka Takeuchi
昭孝 竹内
Yutaka Saito
裕 斎藤
Nozomi Kokubu
望 国府
Kota Aoki
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Abstract

【課題】様々な使用状態においてアンテナ利得の高い折り畳み式携帯無線機を提供する。
【解決手段】上ケース12に係合された金属フレーム1と、金属ヒンジ3を電気的に接続し、金属ヒンジ3と絶縁ヒンジ4で導電性のヒンジ軸5を挟み、取付ネジ8にてヒンジ軸5を下ケース13に固定して、上ケース12と下ケース13を開閉可能に連結する。絶縁ヒンジ4は、通話状態において、使用者側に位置するよう配置する。金属ヒンジ3とヒンジ軸5はその間の接触点において電気的に導通するように構成され、ヒンジ軸5は給電部7を介して下ケース内部の回路基板11上の整合回路9に接続する。
【選択図】図1

Description

本発明は、折り畳み式携帯無線機に関するものである。
折り畳み式携帯電話機は、一般的に、第一筐体と第二筐体をヒンジ部で互いに回動可能となるよう連結され、開閉自在な機構を有する。この折り畳み式携帯電話機は、第一筐体に大型の表示画面を備えることが可能となるため、開いた状態では大きな画面を閲覧し、閉じた状態ではコンパクトな形状で携帯できるという利点がある。
従来の折り畳み式携帯無線機に内蔵されるアンテナは、第一筐体の一部を構成する導体をアンテナ素子として用い、ヒンジ部を通る給電線やフレキシブルプリント基板の導体パターンを介してアンテナ素子に給電する構成が知られている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
また、他の従来の内蔵アンテナの構成を図6に示す。図6(a)は従来の折り畳み式携帯無線機の正面図を示し、図6(b)は側面図を示す。図6において、上ケース12の一部を構成する金属フレーム1を金属製のヒンジ部2および給電金具7を介して整合回路9および無線回路10から給電することで、下ケース13に内蔵した回路基板11の接地電位となる導体パターンであるグランドパターンを第二アンテナとし、金属フレーム1を第一アンテナとすることで、ダイポールアンテナとして動作させる構成が知られている。
特開2001−156898号公報(第4頁、図1) 特開2002−335180号公報(第3頁、第4頁、図1〜図4)
しかしながら、上記従来の折り畳み式携帯無線機では、給電金具を用いて上筐体のアンテナ素子に給電しており、他の従来の折り畳み式携帯無線機においても給電線やフレキシブルプリント基板上の導体パターンを用いて給電している。このため、給電系にアンテナ電流が集中し、アンテナ性能が劣化するという課題があった。
また、上記従来の折り畳み式携帯無線機において、金属製のヒンジ部2を介して金属フレーム1に給電すると、通話状態において金属製のヒンジ部2と使用者の頭部が近接するため、アンテナの放射効率が低下し、アンテナ利得が低下するという課題があった。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、折り畳み式携帯無線機の開いた状態、閉じた状態、開いて通話する状態のいずれの状態においても、アンテナ性能が高い折り畳み式携帯無線機を提供することを目的とする。
本発明の折り畳み式携帯無線機は、少なくとも受話部を有し導電性材料から構成される第一筐体と、第二筐体と、導電性金属ヒンジ部と絶縁ヒンジ部を組み合わせて構成されたヒンジ部と、第一筐体内部に設けられ導電性金属ヒンジ部と電気的に接続する板状導体の第一アンテナ素子と、第二筐体内に備えられた回路基板と、回路基板上に備えられた第二アンテナ素子および無線回路部と、無線回路のアンテナ給電部と導電性金属ヒンジ部とを電気的に接続する給電端子を備え、第一筐体が開いた状態において、絶縁ヒンジ部が受話部の開口部を有する面に位置するよう構成し、第一アンテナ素子と導電性金属ヒンジ部を上側アンテナとし、第二アンテナ素子を下側アンテナとして、ダイポールアンテナとして
動作するようにしている。
この構成により、第一アンテナ素子および導電性金属ヒンジ部と回路基板上に備えられた第二アンテナ素子がダイポールアンテナとして動作する際に、導体性金属ヒンジ部がアンテナ電流経路となるので、導体パターンをアンテナ電流経路とする場合と比較すると、インピーダンスが低くなり、さらに、アンテナ電流が広範囲に分布するので、アンテナ性能を高くすることができる。また、ヒンジ部を構成する金属部品である導電性金属ヒンジ部を給電経路としているので、ヒンジ内部に給電経路のための板金や給電線を配置するような複雑な構造をとることなく、簡単なヒンジ部の構成で高いアンテナ性能を確保することができる。さらに、筐体を開いて通話を行う状態において、絶縁ヒンジ部が受話部の開口部を有する面と同じ側に配置するので、通話状態において、導電性金属ヒンジ部と使用者の頭部との距離が大きくなるので、人体近接によるアンテナ利得の低下を軽減できる。
また、本発明の折り畳み式携帯無線機は、少なくとも受話部を有し絶縁材料から構成される第一筐体と、第二筐体と、導電性金属ヒンジ部と絶縁ヒンジ部を組み合わせて構成されたヒンジ部と、第一筐体内部に設けられ導電性金属ヒンジ部と電気的に接続する板状導体の第一アンテナ素子と、第二筐体内に備えられた回路基板と、回路基板上に備えられた第二アンテナ素子および無線回路部と、無線回路のアンテナ給電部と導電性金属ヒンジ部とを電気的に接続する給電端子を備え、第一筐体が開いた状態において、絶縁ヒンジ部が受話部の開口部を有する面に位置するよう構成し、第一アンテナ素子と導電性金属ヒンジ部を上側アンテナとし、第二アンテナ素子を下側アンテナとして、ダイポールアンテナとして動作するようにしている。
この構成により、第一アンテナ素子および導電性金属ヒンジ部と回路基板上に備えられた第二アンテナ素子がダイポールアンテナとして動作する際に、導体性金属ヒンジ部がアンテナ電流経路となるので、導体パターンをアンテナ電流経路とする場合と比較すると、インピーダンスが低くなり、さらに、アンテナ電流が広範囲に分布するので、アンテナ性能を高くすることができる。また、ヒンジ部を構成する金属部品である導電性金属ヒンジ部を給電経路としているので、ヒンジ内部に給電経路のための板金や給電線を配置するような複雑な構造をとることなく、簡単なヒンジ部の構成で高いアンテナ性能を確保することができる。さらに、筐体を開いて通話を行う状態において、絶縁ヒンジ部が受話部の開口部を有する面と同じ側に配置するので、通話状態において、導電性金属ヒンジ部と使用者の頭部との距離が大きくなるので、人体近接によるアンテナ利得の低下を軽減できる。
また、本発明の折り畳み式携帯無線機は、回路基板にグランドパターンを備え回路基板のグランドパターンを第二アンテナ素子として構成している。
この構成により、高いアンテナ性能を確保するとともに、携帯無線機の薄型化が容易となる。
また、本発明の折り畳み式携帯無線機は、導電性金属ヒンジ部と絶縁ヒンジ部の径部断面形状が略対称となるよう構成している。
この構成により、第一アンテナ素子への給電経路である導電性金属ヒンジ部の体積を確保することができるので、給電系への電流が分散し、ダイポールアンテナの性能を高くすることができる。また、絶縁ヒンジ部の体積を確保することにより、導電性金属ヒンジ部と使用者の頭部との距離を大きくすることができるので、通話状態のアンテナ利得を高くすることができる。筐体を閉じた状態においても、導電性金属ヒンジ部と副アンテナ素子との距離を大きくすることができるため、アンテナ利得を高くすることができる。
また、本発明の折り畳み式携帯無線機は、ヒンジ部の回動軸を径部断面から見た場合において、導電性金属ヒンジ部と絶縁ヒンジ部は、それぞれ略半円状であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の折り畳み式携帯無線機。
この構成により、筐体を側面から見た場合において、導電性金属ヒンジ部と絶縁ヒンジ部を組み合わせた断面が円形となり、ヒンジ部の操作性が向上する。
また、本発明の折り畳み式携帯無線機は、無線回路部の給電部と電気的に接続する副アンテナ素子と、第二筐体内部の回路基板上に設けられ、第一アンテナ素子および副アンテナ素子のいずれか一方を選択して無線回路部の給電部と電気的に接続する切替え手段とを備えている。
この構成により、第一アンテナ素子と副アンテナ素子を切替選択することができるので、筐体を開いた状態、閉じた状態など、傾けた状態など、様々な状態において、高いアンテナ性能を確保することができる。
また、本発明の折り畳み式携帯無線機は、第一筐体と第二筐体を閉じた状態において、導電性金属ヒンジ部と副アンテナ素子との間に絶縁ヒンジ部が配置するよう構成している。
この構成により、筐体を閉じた状態において、導電性金属ヒンジ部と副アンテナ素子との距離を大きくすることができるので、アンテナ利得を高くすることができる。
また、本発明の折り畳み式携帯無線機は、筐体を開いて通話を行う状態において、使用者の頭部に近接する面に対して絶縁ヒンジ部を挟んで反対側の面に副アンテナ素子を配置するよう構成している。
この構成により、筐体を閉いた状態において、導電性金属ヒンジ部と副アンテナ素子との距離を大きくすることができるので、アンテナ利得を高くすることができる。
また、本発明の折り畳み式携帯無線機は、第一筐体と第二筐体の開閉状態を検出する開閉状態検出手段を備え、開閉状態検出手段の検出結果に応じて、第一アンテナ素子と副アンテナ素子のいずれか一方を選択するよう構成している。
この構成により、使用状態に応じて最適なアンテナを選択することができるので、筐体を開いて通話する状態、閉じた状態のいずれの状態においても、高いアンテナ性能を得ることができる。
また、本発明の折り畳み式携帯無線機は、無線回路部の通信品質または受信レベルを検出する通信状態検出手段を備え、通信状態検出手段の検出結果に応じて、第一アンテナ素子と副アンテナ素子のいずれか一方を選択して切替える制御手段を備えている。
この構成により、様々な使用状態において、常に最良のアンテナを選択することができるので、筐体を開いた状態、閉じた状態、通話状態のいずれの状態においても、アンテナ性能を高くすることができる。
本発明の折り畳み式携帯無線機によれば、導電性金属ヒンジと絶縁ヒンジを組み合わせたヒンジ部を備え、導電性金属ヒンジをダイポールアンテナの一部とすることにより、通話状態において高いアンテナ利得が得られる。また、閉じた状態においても、副アンテナ
が導電性金属ヒンジ部との距離を確保できる構成となるため、アンテナ利得を高くすることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
本発明の第1の実施の形態に係る折り畳み式携帯無線機の概略構成図を図1と図2に示す。図1(a)は本発明の第1の実施の形態に係る折り畳み式携帯無線機の背面図であり、図1(b)は側面図である。図2は本発明に係る第1の実施の形態の折り畳み式携帯無線機を閉じた状態の側面図である。
図1において、第一筐体は上ケース12と、上ケース12に装着される第一アンテナ素子である金属フレーム1と、通話相手からの音声を出力するレシーバを含む受話部22を備え、第二筐体は下ケース13と、使用者の音声を取得するマイクロフォンを含む送話部23を備え、上ケース12、下ケース13は、それぞれヒンジ部2によって、回動可能に接続している。この構成により、折り畳み型構造を形成し、ヒンジ部2を中心として回動することにより、開いた状態と閉じた状態を取り得る。開いて通話する状態において、上ケース12の内部に設けられた受話部22の開口部である音孔は、使用者側に向くよう構成している。
図1(a)において、上ケース12の+X側の面、すなわち一般に表示部14を配置する面に、板状の金属フレーム1が装着される。一般に、金属フレーム1は、高い導電性を有する導電性材料で形成されており、かつ軽量で強度が高い金属、例えばマグネシウム合金が用いられる。これにより、薄型形状である第一筐体の強度を確保するとともに金属フレーム1が板状の第一アンテナ素子として動作する。一般に、金属フレーム1の長辺の長さL1は90mm程度で構成する。このように、上ケース12と、上ケース12に係合し固定された金属フレーム1から第一筐体が構成される。なお、第一アンテナ素子は、上ケースに装着される金属フレームに限定するものではなく、上ケース自体を構成する金属板や上ケース内に設けられた回路基板上のグランドパターンであってもよい。
ヒンジ部2は、導電性金属ヒンジ部である金属ヒンジ3と、絶縁ヒンジ部である絶縁ヒンジ4と、導電性材料で構成されるヒンジ軸5から構成している。金属ヒンジ3は導電性材料の金属、例えばマグネシウム合金で構成されている。絶縁ヒンジ4は、絶縁材料である例えばABS樹脂で構成される。金属ヒンジ3と絶縁ヒンジ4は、金属製かつ導電性の取付ネジ6によって金属フレーム1に取り付けられることにより、金属フレーム1と金属ヒンジ3が取付ネジ6を介して電気的に接続され、金属フレーム1と金属ヒンジ3と絶縁ヒンジ4が機械的に固定される。
なお、絶縁ヒンジ4は、筐体と同一材料で一体成型されたものを用いてもよい。
ヒンジ軸5は、金属ヒンジ3と絶縁ヒンジ4に挟まれて、ヒンジ部2を回転可能に支持している。ヒンジ軸5と金属ヒンジ3が接触する構造では、電気的(直流的)に接続する。なお、ヒンジ軸5と金属ヒンジ3は機械的に接触しない構成であってもよく、この場合、両者がきわめて近接(例えば、0.5mm以下の間隔)するように構成されると、電磁的な結合によりヒンジ軸5と金属ヒンジ3は高周波的に接続し、導通する。また、ヒンジ軸5は、両端を取付ネジ8によって下ケース13に取り付けられ、機械的に固定される。
給電金具7は、ヒンジ軸5の一方の端に取付ネジ8によって取り付けられ、ヒンジ軸5に接触することにより電気的に接続される。
以上のようにヒンジ部2を構成することにより、第一筐体は回動可能に支持され、金属フレーム1と給電金具7はヒンジ部2を介して電気的または電磁的に接続される。
給電金具7は、下ケース13の内部に配置された回路基板11上の整合回路9と、例えばバネ接触や半田付けで接続する。回路基板11は、携帯無線機の各種機能を実現する回路部品が実装されたプリント基板であり、そのほぼ全面にグランドパターンを形成している。
無線回路10は、回路基板11上に実装され、折り畳み式携帯無線機の送信および受信機能を有している。無線回路10の送受信の信号は整合回路9に接続する。
以上のように構成された折り畳み式携帯無線機において、第一アンテナ素子である金属フレーム1とヒンジ部2の一部である金属ヒンジ3は、長さL2(例えば、110mm)の上側アンテナ素子として動作する。また、長さがL3(例えば、90mm)である回路基板11上のグランドパターンが下側アンテナ素子として動作する。すなわち、筐体を開いた状態において、金属フレーム1と、金属ヒンジ3と、回路基板11上の第二アンテナ素子であるグランドパターンが、ダイポールアンテナとして動作する。
このとき、金属ヒンジ3はダイポールアンテナの一部として動作しているが、絶縁ヒンジ4にはアンテナ電流が流れないため、絶縁ヒンジ4はダイポールアンテナとして動作しない。
また、整合回路9では、ダイポールアンテナのインピーダンスを無線回路10の入力インピーダンス(一般には50Ω)に整合している。
なお、図1(a)において、ヒンジ部2の金属ヒンジ3と回路基板11上のグランドパターンとの間隔G2を極力離すように、例えば2mm以上離すように構成することが、アンテナ利得を確保するうえで望ましい。
図3は、本発明の第1の実施の形態に係る折り畳み式携帯無線機の通話状態を示す図である。図3は、折り畳み式携帯無線機の下ケース13を左手で保持して通話を行う状態を上面から見た図である。一般的に、通話状態においてヒンジ部2は、図3に示すように人体頭部15と密着する。ここで、ヒンジ部2が全て金属で構成された折り畳み式携帯無線機の場合には、通話状態において人体頭部15とヒンジ部2の金属部分との距離G1は0mmとなる。しかし、本実施の形態の折り畳み式携帯無線機では、金属ヒンジ3と人体頭部15との間に絶縁ヒンジ4を配置する構造であるため、距離G1は絶縁ヒンジ4の断面方向の距離だけ(例えば3mm程度)確保することができる。
この構成により、アンテナ電流が流れる金属ヒンジ3と人体頭部15の空間距離を大きくすることが可能となり、人体の影響によるアンテナ性能の劣化を軽減して、通話状態において高いアンテナ利得を確保することができる。例えば、2GHzで動作する本実施形態においてアンテナ素子を人体から2mm離すと、通話状態のアンテナ利得を1dB向上させることができる。
したがって、ヒンジ部2は、通話状態において導電性材料で構成された金属ヒンジ3と人体頭部15との距離G1が極力離れるように構成することが望ましい。本実施の形態においては、図3に示すように、通話状態においては、受話部22の開口部を有する面が使用者側となるので、絶縁ヒンジ4を人体頭部15に近接する側に配置され、金属ヒンジ4は人体頭部15とは反対側に配置される。
なお、受話部に骨伝導スピーカを搭載する場合、音を振動で伝えるため開口部は不要となるが、この場合においては、通話時に主として使用する形態で、人体頭部に近接する側に絶縁ヒンジ4を配置するよう構成する。
本発明では既に図1(b)および図2に示したように、絶縁ヒンジ4および金属ヒンジ3の断面形状をそれぞれ半円形状で構成している。この構成により、人体頭部15との距離G1を大きくすることができるうえ、開閉動作の操作性が向上する。また、このように金属ヒンジ3の大きさを確保することにより、アンテナ電流が流れる経路のインピーダンスを低くできるうえ、特定部分のアンテナ電流が人体の影響を受ける場合においても広範囲にアンテナ電流が分布するので、アンテナ全体の動作に及ぼす影響が小さくなり、通話状態において高いアンテナ性能を確保することができる。また、本発明の実施の形態では、無線部10からヒンジ部2を構成する金属ヒンジ部3に給電する構造としているので、ヒンジ部2の内部に給電のための給電金具を配置するような複雑な構造をとることなく、簡単なヒンジ部の構成により、高いアンテナ性能が得られる。
(実施の形態2)
図4は、本発明の第2の実施の形態に係る折り畳み式携帯無線機の概略構成を示す図である。図4において、図1と同一の構成要素については同一の符号を付して、説明を省略する。
図4において、上ケース12の背面側に金属フレーム17を配置し、表示部側を絶縁材料で構成する。この構成により、アンテナ電流が流れる金属フレーム17と人体頭部15との距離を大きくしている。そのため、通話状態において高いアンテナ利得を得ることができる。
なお、本実施の形態では、筐体の一部を構成する金属フレームを第一アンテナ素子として利用した構成について説明したが、上ケースの内部に板状の導体素子を配設し、第一アンテナとして用いてもよい。
(実施の形態3)
図5は本発明の第3の実施の形態に係る折り畳み式携帯無線機の概略構成を示す図である。図5(a)は本発明の第3の実施の形態に係る折り畳み式携帯無線機の背面図であり、図5(b)折り畳み式携帯無線機を閉じた状態の側面図である。
図5において、図1ないし図4と同一構成要素については同一の符号を付して、説明を省略する。本発明の第3の実施の形態に係る折り畳み式携帯無線機は、第二筐体内部に、副アンテナ素子16とその整合回路20、折り畳み式携帯無線機の開閉状態を検出するホール素子19と、開閉状態検出結果によって動作させるアンテナに無線回路の接続先を切替える高周波スイッチ18を備えている。
図5(a)に示すように、副アンテナ素子16は、例えば厚さ0.1mmの導電性材料でL字型に形成された板状導体であり、下ケース13内のヒンジ部側(+Z方向側)に配置する。図5(b)に示すように、副アンテナ素子16は、回路基板11に対して−X方向側に配置し、回路基板11上の整合回路20に例えばバネ接触や半田付けにより接続される。なお、副アンテナ素子16の形状は、L字型に形成された板状導体を限定するものではなく、導電性の筐体や導体パターンであってもよい。
整合回路20は、副アンテナ素子16のインピーダンスを無線回路10の入力インピーダンス(一般には50Ω)に整合する機能を果たしている。整合回路20または整合回路
9のいずれか一方と、無線回路部10は、高周波スイッチ18を介して電気的に接続される。高周波スイッチ18は、整合回路20または整合回路9のいずれか一方と、無線回路部10を高周波的に短絡し、他方と無線回路部10を高周波的に開放するよう制御する。高周波スイッチ18は、ホール素子19が携帯無線機の開閉状態を検出した結果によって制御される。ここで、上ケース12には永久磁石21が内蔵されており、携帯無線機の筐体を閉じた状態では、上ケースの永久磁石21と下ケースのホール素子19が近接するが、筐体を開いた場合には、永久磁石21とホール素子19との間隔が大きくなる。
例えば、携帯無線機が開いた状態においては、ホール素子19の近傍に磁界がないので、ホール素子はOFF状態になる。これを制御部(図示せず)にて検出し、高周波スイッチ18を整合回路9と無線回路部10を接続するように設定すると、携帯無線機を開いた状態において、金属フレーム1と、金属ヒンジ3と、回路基板11のグランドパターンがダイポールアンテナとして動作する。
一方、携帯無線機が閉じた状態では、ホール素子19と永久磁石が近接するので、ホール素子はON状態になる。これを制御部で検出し、高周波スイッチ18を整合回路20と無線回路部10を接続するように設定すると、携帯無線機を閉じた状態において、副アンテナ素子16は整合回路20から給電されて、副アンテナ素子16がモノポールアンテナとして動作する。
このとき、図5(b)において、副アンテナ素子16と金属ヒンジ3との間に絶縁ヒンジ4が配置される構造になるため、副アンテナ素子16とヒンジ部2の金属部分との距離G3を大きくすることができる。この構成により、副アンテナ素子16とヒンジ部2とが電気的に結合して放射抵抗が下がることを防ぎ、アンテナ性能の劣化を軽減できる。したがって、筐体を閉じて使用する待受状態においても高いアンテナ利得を確保することができる。具体的には、金属ヒンジ3と2GHzで動作する副アンテナ素子16の距離G3が10mm以下の場合において、距離G3が1mm大きくなると、アンテナ利得が0.5dB大きくなることが実験によって確認された。
以上のように構成された折り畳み式携帯無線機では、ヒンジ部2の構成要素の1つに絶縁ヒンジ4を用いることによって、筐体を開いた状態において、人体頭部15と金属ヒンジ3との距離G1を大きくすることができるため、通話状態において高いアンテナ利得を確保できる。また、筐体を閉じた状態では、副アンテナ素子16と金属ヒンジ3との距離G3を大きくすることができるため、高いアンテナ利得を確保することができる。
したがって、本発明の実施の形態によれば、開閉状態の検出結果に応じて適切なアンテナを選択し、両状態において、高いアンテナ性能が得られる。
なお、開閉状態を検出する手段はホール素子と永久磁石に限定するものではなく、例えば、携帯無線機の通話モードや待ち受けモード等の動作状態に連動した手段でもよい。
なお、ヒンジ部を導電性材料で構成した部分と絶縁材料で構成した部分に分割する構造は、上記の説明に限定するものではなく、第一筐体と第二筐体を開いて通話を行う状態においては、導電性材料の部分が絶縁材料の部分によって、使用者の頭部から離れる構造であり、かつ、上下筐体を閉じた状態においては、導電性材料の部分が第二筐体に内蔵される副アンテナ素子から離れるようになるような構造であればよい。したがって、ヒンジ部を構成する導電性材料の部分と絶縁材料の部分とがヒンジ部の径部断面について略対称形状であれば、導電性材料の部分と使用者の頭部、および導電性材料の部分と副アンテナ素子との距離がともに大きくなるので、高いアンテナ利得を確保するうえで望ましい。
以上の構成によって、第一筐体と第二筐体を開いて通話する状態では、ダイポールアン
テナの一部として動作する金属ヒンジ3と人体頭部15との距離が確保されるとともに、上下筐体を閉じた状態においては、金属ヒンジ3と副アンテナ素子16との距離が確保できるので、両状態において、アンテナ構造を複雑にすることなく、アンテナ利得を向上させることができる。
なお、本発明の実施の形態では、金属ヒンジ3および金属フレーム1と回路基板11から構成されるダイポールアンテナと、副アンテナ素子16のどちらか一方を選択する手段として、筐体の開閉状態の検出結果に応じて高周波スイッチ18を切替えているが、例えば、受信電界強度のレベル判定、ビット誤り率(BER)、信号対干渉非(SIR)などの通信品質を検出する手段を設け、その検出結果に応じて高周波スイッチ18を切替えて、より高い通信性能が得られるアンテナを選択する、ダイバーシチ動作を構成してもよい。
本発明に係る折り畳み式携帯無線機は、導電性金属ヒンジと絶縁ヒンジを組み合わせたヒンジ部を利用することにより、第一筐体と第二筐体を開いた状態、閉じた状態、さらに通話状態のいずれの状態においても高いアンテナ利得を確保することが可能である。したがって、簡単なヒンジ部の構造を利用することより、アンテナ利得が高く、薄型の折り畳み式携帯無線機として有用である。
(a)本発明の第1の実施の形態に係る折り畳み式携帯無線機の概略構成を示す背面図(b)本発明の第1の実施の形態に係る折り畳み式携帯無線機の概略構成を示す側面図 本発明の第1の実施の形態に係る折り畳み式携帯無線機の閉じた状態における概略構成を示す側面図 本発明の第1の実施の形態に係る折り畳み式携帯無線機の通話状態を示す概略構成図 本発明の第2の実施の形態に係る折り畳み式携帯無線機の概略構成を示す側面図 (a)本発明の第3の実施の形態に係る折り畳み式携帯無線機の概略構成を示す背面図(b)本発明の第3の実施の形態に係る折り畳み式携帯無線機の閉じた状態における概略構成を示す側面図 (a)従来の折り畳み式携帯無線機の概略構成を示す正面図(b)従来の折り畳み式携帯無線機の概略構成を示す側面図
符号の説明
1、17 金属フレーム
2 ヒンジ部
3 金属ヒンジ
4 絶縁ヒンジ
5 ヒンジ軸
6、8 取付ネジ
7 給電金具
9、20 整合回路
10 無線部
11 回路基板
12 上ケース
13 下ケース
14 表示部
15 人体頭部
16 副アンテナ素子
18 高周波スイッチ
19 ホール素子
21 永久磁石
22 受話部
23 送話部


Claims (10)

  1. 折り畳み式携帯無線機であって、
    少なくとも受話部を有し、導電性材料から構成される第一筐体と、
    第二筐体と、
    前記第一筐体および前記第二筐体を開閉自在に連結し、導電性金属ヒンジ部と絶縁ヒンジ部より組み合わされたヒンジ部と、
    前記第一筐体に設けられ、前記導電性金属ヒンジ部と電気的に接続する第一アンテナ素子と、
    前記第二筐体内部に備えられた回路基板と、前記回路基板上に設けられた第二アンテナ素子および無線回路部と、
    無線回路部のアンテナ給電部と前記導電性金属ヒンジ部とを電気的に接続する給電端子とを備え、
    前記第一筐体を開いた状態において、前記絶縁ヒンジ部が受話部の開口部を有する面に位置するよう構成し、
    前記第一アンテナ素子と前記導電性金属ヒンジ部を上側アンテナとし、前記第二アンテナ素子を下側アンテナとして、ダイポールアンテナとして動作するよう構成したことを特徴とする折り畳み式携帯無線機。
  2. 折り畳み式携帯無線機であって、
    少なくとも受話部を有し、絶縁材料から構成される第一筐体と、
    第二筐体と、
    前記第一筐体および前記第二筐体を開閉自在に連結し、導電性金属ヒンジ部と絶縁ヒンジ部より組み合わされたヒンジ部と、
    前記第一筐体内部に設けられ、前記導電性金属ヒンジ部と電気的に接続する板状導体の第一アンテナ素子と、
    前記第二筐体内部に備えられた回路基板と、
    前記回路基板上に設けられた第二アンテナ素子および無線回路部と、
    無線回路部のアンテナ給電部と前記導電性金属ヒンジ部とを電気的に接続する給電端子とを備え、
    前記第一筐体を開いた状態において、前記絶縁ヒンジ部が受話部の開口部を有する面に位置するよう構成し、
    前記第一アンテナ素子と前記導電性金属ヒンジ部を上側アンテナとし、前記第二アンテナ素子を下側アンテナとして、ダイポールアンテナとして動作するよう構成したことを特徴とする折り畳み式携帯無線機。
  3. 前記回路基板にグランドパターンを備え、前期回路基板のグランドパターンを前記第二アンテナ素子としたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の折り畳み式携帯無線機。
  4. 前記導電性金属ヒンジ部と前記絶縁ヒンジ部の径部断面形状が略対称であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の折り畳み式携帯無線機。
  5. 前記ヒンジ部の回動軸の径部断面から見た場合において、前記導電性金属ヒンジ部と前記絶縁ヒンジ部は、それぞれ略半円状であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の折り畳み式携帯無線機。
  6. 前記無線回路部の給電部と電気的に接続する副アンテナ素子と、
    前記第二筐体内部の前記回路基板上に設けられ、前記第一アンテナ素子および前記副アンテナ素子のいずれか一方を選択して前記無線回路部の給電部と電気的に接続する切替え手
    段とを備えたことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の折り畳み式携帯無線機。
  7. 前記第一筐体と前記第二筐体を閉じた状態において、前記導電性金属ヒンジ部と前記副アンテナ素子との間に前記絶縁ヒンジ部を配置するように備えたことを特徴とする請求項6記載の折り畳み式携帯無線機。
  8. 前記第一筐体と前記第二筐体を開いた状態において、前記絶縁ヒンジ部を有する面と反対の面の筐体内部に、前記副アンテナ素子を配置することを特徴とする請求項6または請求項7記載の折り畳み式携帯無線機。
  9. 前記第一筐体と前記第二筐体の開閉状態を検出する開閉状態検出手段を備え、
    前記切替え手段は、前記開閉状態検出手段の検出結果に応じて、前記第一アンテナ素子と前記副アンテナ素子のいずれか一方を選択して切替えることを特徴とする請求項6から請求項8のいずれかに記載の折り畳み式携帯無線機。
  10. 無線回路部の通信品質または受信レベルを検出する通信状態検出手段を備え、
    前記切替え手段は、前記通信状態検出手段の検出結果に応じて、前記第一アンテナ素子と前記副アンテナ素子のいずれか一方を選択して切替える制御手段を備えたことを特徴とする請求項6から請求項9のいずれかに記載の折り畳み式携帯無線機。


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