JP2002031759A - 顕微鏡 - Google Patents

顕微鏡

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JP2002031759A JP2000216192A JP2000216192A JP2002031759A JP 2002031759 A JP2002031759 A JP 2002031759A JP 2000216192 A JP2000216192 A JP 2000216192A JP 2000216192 A JP2000216192 A JP 2000216192A JP 2002031759 A JP2002031759 A JP 2002031759A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 対物レンズとステージとの間の距離調整と対
物レンズの高さ位置を基準にしたフォーカスを可能にし
た対物レンズ上下動式の顕微鏡を提供する。 【解決手段】ベース部1aに対して直立して形成された
胴部1bを有するフレーム1のベース部1aに標本6を
載置するステージ303を有するステージ受け部3と、
フレーム1の胴部b上部に設けられた落射投光管18
と、対物レンズ11を有するレボルバ保持部901とフ
レーム1の胴部1bに沿って上下動可能に設けられる摺
動部901とを有する対物アーム9とを具備し、フレー
ム1の胴部1bと落射投光管18との間および対物アー
ム9の保持部と摺動部との間にアダプタを介在させるこ
とで、落射投光管18の高さ位置および対物アーム9の
上下方向の長さに応じた対物レンズ11の高さ位置を調
整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、対物レンズを上下
動してフォーカスを行う対物レンズ上下動式の顕微鏡に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、顕微鏡として、鏡基の胴部に対し
て試料ステージを固定するとともに、対物レンズを取り
付けたレボルバを光軸方向に移動自在にし、焦準ハンド
ルとレボルバとを焦準機構を介して連結させ、焦準ハン
ドルを回転させることで、対物レンズを光軸方向に上下
動させてフォーカスを行う対物レンズ上下動式のものが
知られている。
【0003】一方、顕微鏡により観察する試料の種類は
多様化しており、細胞のような極めて薄い試料から小動
物の脳のように十分な厚みのある試料まで幅広く観察で
きることが望まれている。
【0004】このような要望に対し、特開平6−512
05号公報に開示されるように、対物レンズを固定した
投光管部と鏡柱との間に鏡柱アダプタを設けて、投光管
部の高さ方向の位置を変更し、対物レンズとステージと
の間の距離を調整できるようにしたものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
構成のものは、レボルバが投光管部に固定された対物レ
ンズ固定式のものであるため、鏡柱アダプタを使用して
レボルバの高さ位置を変更して対物レンズとステージと
の間の距離を調整した状態では、対物レンズを上下動さ
せてフォーカスを行うことができないという問題があっ
た。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、対物レンズとステージとの間の距離調整と、対物レ
ンズの高さ位置を基準にしたフォーカスを行うことがで
きる対物レンズ上下動式の顕微鏡を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ベース部に対して直立して形成された胴部を有するフレ
ームと、標本を載置するステージを有するとともに、前
記フレームのベース部に設けられたステージ受け部と、
前記フレームの胴部上部に設けられ、少なくとも落射照
明用光源を有する落射投光管と、対物レンズを有する保
持部と前記フレームの胴部に沿って上下動可能に設けら
れる摺動部を有し、該摺動部の前記胴部に沿った上下動
により前記対物レンズによるフォーカスを可能にした対
物アームとを具備し、前記フレームの胴部と前記落射投
光管との間および前記対物アームの保持部と摺動部との
間にアダプタを介在可能とし、前記落射投光管の高さ位
置および前記対物アームの上下方向の長さに応じた前記
対物レンズの高さ位置を調整可能にしたことを特徴とし
ている。
【0008】請求項2記載の発明は、ベース部に対して
直立して形成された胴部を有するフレームと、標本を載
置するステージとコンデンサレンズを保持可能なコンデ
ンサホルダおよびこれらステージとコンデンサホルダー
を前記フレームのベース部に固定するコンデンサホルダ
ー座を有するステージ受け部と、対物レンズを有すると
ともに、前記フレームの胴部に沿って上下動可能に設け
られ、前記胴部に沿った上下動により前記対物レンズに
よるフォーカスを可能にした対物アームとを具備し、前
記ステージ受け部のコンデンサホルダーを外し前記ステ
ージを前記コンデンサホルダー座に直接固定可能にして
前記ステージの高さ位置を調整可能にしたことを特徴と
している。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、前記ステージは、支柱を介して前記フレー
ムのベース部に固定され、前記支柱は、ステージの高さ
位置に対応した長さに調整可能にしたことを特徴として
いる。
【0010】この結果、本発明によれば、対物アームの
上下方向の長さを変更することで、対物レンズのステー
ジ面からの高さ位置を高く設定でき、これに合わせて落
射投光管の高さ位置も変更できるので、ステージと対物
レンズとの距離を十分取ることができ、十分に厚みのあ
る標本についても顕微鏡観察を行うことができる。
【0011】また、本発明によれば、ステージの高さ位
置を低く設定することができ、対物レンズとの距離を十
分取ることができるので、厚みのある標本についても顕
微鏡観察を行うことができ、また、ステージの高さ位置
を低くして対物レンズ側の高さは変更ないので、標本観
察の際のアイポイントが変わらない状態にできる。
【0012】また、本発明によれば、ステージを支持す
る支柱をステージの高さ位置に関係なく共用できるの
で、経済的にも有利にできる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に従い説明する。
【0014】図1(a)(b)乃至図3(a)(b)
は、本発明が適用される対物レンズ上下動式の顕微鏡の
概略構成を示している。
【0015】1は顕微鏡フレームで、この顕微鏡フレー
ム1は、水平方向のベース部1aと、このベース部1a
に対し直立して形成された胴部1bからなるL字型形状
をなしている。
【0016】顕微鏡フレーム1の胴部1b下部の背面に
は、透過照明用光源用のランプハウス2が配置されてい
る。このランプハウス2は、透過照明用光源からの透過
照明光を発するもので、この透過照明光をベース部1a
内部で反射させ、ベース部1a上面の出射窓部1cより
後述する対物レンズ11の光軸に沿って上方に出射する
ようにしている。
【0017】顕微鏡フレーム1のベース部1aには、ス
テージ受け部3が設けられている。このステージ受け部
3は、ベース部1a上面に固定されたコンデンサホルダ
ー座301、コンデンサホルダー302およびステージ
303を有している。
【0018】コンデンサホルダー座301は、上面にコ
ンデンサホルダー302の固定用ねじ穴301aおよび
ステージ303の固定用ねじ穴301bを有している。
コンデンサホルダー302は、出射窓部1cより出射さ
れる透過照明光の光路上に配置されるコンデンサレンズ
4を保持するもので、コンデンサホルダー座301上の
固定用ねじ穴301aに対応する固定用穴部302aお
よびステージ303の固定用ねじ穴302bを有し、固
定用穴部302aを介してコンデンサホルダー座301
上の固定用ねじ穴301aにねじ5をねじ込むことで、
コンデンサホルダー座301上に固定されている。ステ
ージ303は、標本6を載置するもので、コンデンサホ
ルダー302の固定用ねじ穴302b(またはコンデン
サホルダー座301固定用ねじ穴301b)に対応する
固定用穴部303aを有し、固定用穴部303aを介し
てコンデンサホルダー302の固定用ねじ穴302bに
ねじ7をねじ込むことで、コンデンサホルダー302上
に固定されている。
【0019】この場合、図1に示すステージ受け部3
は、コンデンサホルダー座301上にコンデンサホルダ
ー302を介してステージ303を固定するようにして
いるが、図2に示すようにコンデンサホルダー302を
取り外してステージ303の固定用穴部303aを介し
てコンデンサホルダー座301の固定用ねじ穴301b
にねじ7をねじ込むことにより、ステージ303をコン
デンサホルダー座301上に直接固定することもでき
る。また、ステージ303は、コンデンサホルダー30
2への固定部と反対側の端部をベース部1a面に直立し
て設けられた支柱28により支持されている。この場
合、支柱28は、ねじ込み可能な2本の分割支柱28
a、28bにより構成されたもので、図2に示すように
ステージ303をコンデンサホルダー座301上に直接
固定する場合は、一方の分割支柱28bを切り離して、
この時のステージ303の高さに対応した長さの他方の
分割支柱28aによりステージ303を支持するように
なっている。
【0020】なお、ステージ303は、操作摘み8a、
8bを有し、これら操作摘み8a、8bを回転操作する
ことで、標本6をXY方向に移動できるようになってい
る。
【0021】顕微鏡フレーム1の胴部1bの正面には、
上下方向に沿って図示しないガイド部が形成され、この
ガイド部に沿って対物アーム9が上下動可能に設けられ
ている。この対物アーム9は、ガイド部に沿って上下動
される摺動部901とレボルバ保持部902を有してい
る。摺動部901は、図示しないガイド部にねじ10に
より取り付けられるもので、上方端部には、レボルバ保
持部902を連結固定するための固定用穴部901aを
有している。レボルバ保持部902は、顕微鏡フレーム
1のベース部1aと平行な水平部902aを有し、この
水平部902aに対物レンズ11を取り付けたレボルバ
12を保持している。この場合、水平部902aに対し
て着脱可能にしている。また、レボルバ保持部902
は、摺動部901の固定用穴部901aに対応する固定
用ねじ穴902bを有し、固定用穴部901aを介して
固定用ねじ穴902bにねじ13をねじ込むことで、摺
動部901に連結固定されている。
【0022】この場合、図1に示す対物アーム9は、摺
動部901に直接レボルバ保持部902を固定するよう
にしているが、図3に示すように摺動部901とレボル
バ保持部902の間にアダプタ14を介在させること
で、対物アーム9の上下方向の長さを変更して、対物レ
ンズ11のステージ303面からの高さ位置を調整する
ことができる。ここで、アダプタ14は、一方端部に摺
動部901の固定用穴部901aに対応する固定用ねじ
穴14aを有するとともに、他方端部にレボルバ保持部
902の固定用ねじ穴902bに対応する固定用穴部1
4bを有したもので、摺動部901の固定用穴部901
aを介して固定用ねじ穴14aにねじ15をねじ込み、
固定用穴部14bを介してレボルバ保持部902の固定
用ねじ穴902bにねじ16をねじ込むことで、摺動部
901とレボルバ保持部902の間に介在される。
【0023】なお、このようなアダプタ14を複数個使
用すれば、さらに対物アーム9の上下方向の長さを大き
くでき、対物レンズ11のステージ303面からの高さ
位置を調整できる。
【0024】一方、顕微鏡フレーム1の胴部1b上方に
は、胴部アダプタ17を介して落射投光管18が配置さ
れている。落射投光管18には、落射照明用光源用のラ
ンプハウス19、接眼レンズ20を有する接眼鏡筒21
およびキューブユニット22が設けられている。
【0025】ランプハウス19は、落射照明用光源から
の落射照明光を発するもので、この落射照明光をキュー
ブユニット22で反射させ、対物レンズ11の光軸に沿
って出射するようにしている。キューブユニット22
は、図示しない複数のキューブが収容され、これらキュ
ーブを検鏡法に応じて選択的に光路上に位置させること
ができるようになっている。接眼レンズ20は、ステー
ジ303上の標本像を目視観察するもので、ランプハウ
ス2の透過照明用光源を用いた透過観察では、コンデン
サレンズ4を通り標本6を透過された光が対物レンズ1
1、キューブユニット22を介して入射され、また、ラ
ンプハウス19の落手照明用光源を用いた落射観察で
は、対物レンズ11を介して標本6に照射されるととも
に、反射された光が対物レンズ11、キューブユニット
22を介して入射されるようになっている。
【0026】胴部アダプタ17は、落射投光管18の高
さ位置を調整するもので、上下方向に貫通した穴部17
1を複数個有し、穴部171の上側開口部には、固定用
ねじ部171aを、下側開口部には、固定用穴部171
bをそれぞれ形成しており、この固定用穴部171bを
介して胴部1b上面のねじ穴にねじ23をねじ込むこと
で胴部1b上に固定され、また、落射投光管18側から
の長ねじ24を固定用ねじ部171aにねじ込みこと
で、落射投光管18にも固定されている。
【0027】この場合、図1では、顕微鏡フレーム1の
胴部1bと落射投光管18との間に1個の胴部アダプタ
17を介在させているが、図3に示すように複数個(図
示例では2個)の胴部アダプタ17を直列に介在させる
ことで、落射投光管18の高さ位置を変更することがで
きる。この場合、これら胴部アダプタ17のうち、下側
の胴部アダプタ17は、固定用穴部171bを介して胴
部1b上面のねじ穴にねじ25をねじ込むことで胴部1
b上に固定され、胴部アダプタ17同士は、上方に位置
する胴部アダプタ17の固定用穴部171bを介して下
方の胴部アダプタ17の固定用ねじ部171aにねじ2
6をねじ込むことで固定され、上側の胴部アダプタ17
は、落射投光管18側からの長ねじ24を固定用ねじ部
171aにねじ込むことで、落射投光管18に固定され
る。
【0028】なお、図面中27は、焦準ハンドルで、こ
の焦準ハンドル27を回転操作することで顕微鏡フレー
ム1の胴部1b内部に設けられた図示しない焦準機構を
介して対物アーム9が図示しないガイド部に沿って上下
動される。
【0029】このような構成において、まず、標本6と
して細胞のような極めて薄いものを顕微鏡観察をする場
合は、図1に示すように、顕微鏡フレーム1のベース部
1a上にコンデンサホルダー座301、コンデンサホル
ダー302およびステージ303を配置し、また、対物
アーム9は、摺動部901とレボルバ保持部902を直
接固定するとともに、顕微鏡フレーム1の胴部1bと落
射投光管18との間に1個の胴部アダプタ17を介在さ
せる。
【0030】この状態から、ステージ303上の標本像
を透過観察する場合、ランプハウス2の透過照明用光源
からの透過照明光は、ベース部1a内部で反射して、ベ
ース部1a上面の出射窓部1cより出射され、コンデン
サレンズ4を通り標本6を透過して対物レンズ11、キ
ューブユニット22を介して接眼レンズ20に入射さ
れ、標本観察が行われる。また、落射観察の場合は、ラ
ンプハウス19の落手照明用光源からの落射照明光は、
キューブユニット22で反射し、対物レンズ11を介し
て標本6に照射されるとともに、反射された光が対物レ
ンズ11、キューブユニット22を介して接眼レンズ2
0に入射され、標本観察が行われる。
【0031】この場合、焦準ハンドル27を回転操作し
て図示しない焦準機構を介して対物アーム9とともに対
物レンズ11をガイド部に沿って上下動させることによ
りフォーカスを行うことができる。
【0032】次に、標本6として厚みのあるものを顕微
鏡観察をする場合、図2に示すように、コンデンサホル
ダー302を取り外してステージ303をコンデンサホ
ルダー座301上に直接固定させる。この場合、支柱2
8の上部の分割支柱28bを切り離して、下部の分割支
柱28aのみによりステージ303を支持するようにな
る。
【0033】このようにすれば、ステージ303の高さ
位置を低く設定することができ、対物レンズ11との距
離を十分取ることができるので、厚みのある標本6につ
いても顕微鏡観察を行うことができる。この場合の顕微
鏡観察は、落射観察のみを行うことができ、また、焦準
ハンドル27を回転操作することにより対物レンズ11
を上下動可能にしたフォーカスを行うことができる。
【0034】また、ステージ303の高さ位置を低くし
て対物レンズ11側の高さは変更ないので、標本観察の
際のアイポイントが変わることがなく、楽な姿勢での顕
微鏡観察を実現できる。
【0035】次に、標本6として、厚みのあるものを顕
微鏡観察をする場合、図3に示すように摺動部901と
レボルバ保持部902の間にアダプタ14を介在させ
て、対物アーム9の上下方向の長さを変更して、対物レ
ンズ11のステージ303面からの高さ位置を調整し、
同時に、顕微鏡フレーム1の胴部1bと落射投光管18
との間に介在される胴部アダプタ17を複数個(図示例
では2個)にして、落射投光管18の高さ位置も変更す
る。
【0036】このようにすれば、対物アーム9の上下方
向の長さを変更することで、対物レンズ11のステージ
303面からの高さ位置を高く設定でき、これに合わせ
て落射投光管18の高さ位置も変更できる。また、焦準
ハンドル27を回転操作することにより対物レンズ11
は、この時の高さ位置を基準にして上下動可能にしたフ
ォーカスを行うことができる。つまり、このようにして
も、ステージ303と対物レンズ11との距離を十分取
ることができるので、小動物の脳のような十分に厚みの
ある標本6についても顕微鏡観察を行うことができる。
この場合の顕微鏡観察は、落射観察、透過観察ともに行
うことができる。
【0037】なお、上述では、ステージ303の高さ位
置を低く設定する場合と、対物アーム9の上下方向の長
さを変更して対物レンズ11のステージ303面からの
高さ位置を高く設定する場合を分けて説明したが、ステ
ージ303の高さ位置を低く設定すると同時に、対物ア
ーム9の上下方向の長さを変更して対物レンズ11のス
テージ303面からの高さ位置を高く設定するようにし
てもよい。こうすれば、さらにステージ303と対物レ
ンズ11との距離を十分大きく取ることが可能になる。
【0038】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、対物
レンズとステージとの間の距離を任意に調整できるとと
ともに、このときの対物レンズの高さ位置を基準にして
対物レンズを上下動するフォーカスを行うことができる
対物レンズ上下動式の顕微鏡を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の概略構成を示す図。
【図2】一実施の形態のステージ位置を低く設定する場
合の概略構成を示す図。
【図3】一実施の形態の対物レンズの位置を高く設定す
る場合の概略構成を示す図。
【符号の説明】
1…顕微鏡フレーム 1a…ベース部 1b…胴部 1c…出射窓部 2…ランプハウス 3…ステージ受け部 301…コンデンサホルダー座 301a、301b…固定用ねじ穴 302…コンデンサホルダー 302a…固定用穴部 302b…固定用ねじ穴 303…ステージ 303a…固定用穴部 4…コンデンサレンズ 5、7、10、13、15、16、23〜26…ねじ 6…標本 8a,8b…操作摘み 9…対物アーム 901…摺動部 901…レボルバ保持部 901a…固定用穴部 902…レボルバ保持部 902a…水平部 902b…固定用ねじ穴 11…対物レンズ 12…レボルバ 14…アダプタ 14a…固定用ねじ穴 14b…固定用穴部 17…胴部アダプタ 171…穴部 171a…固定用ねじ穴 171b…固定用穴部 18…落射投光管 19…ランプハウス 20…接眼レンズ 21…接眼鏡筒 22…キューブユニット 27…焦準ハンドル 28…支柱 28b…分割支柱 28a…分割支柱

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース部に対して直立して形成された胴
    部を有するフレームと、 標本を載置するステージを有するとともに、前記フレー
    ムのベース部に設けられたステージ受け部と、 前記フレームの胴部上部に設けられ、少なくとも落射照
    明用光源を有する落射投光管と、 対物レンズを有する保持部と前記フレームの胴部に沿っ
    て上下動可能に設けられる摺動部を有し、該摺動部の前
    記胴部に沿った上下動により前記対物レンズによるフォ
    ーカスを可能にした対物アームとを具備し、 前記フレームの胴部と前記落射投光管との間および前記
    対物アームの保持部と摺動部との間にアダプタを介在可
    能とし、前記落射投光管の高さ位置および前記対物アー
    ムの上下方向の長さに応じた前記対物レンズの高さ位置
    を調整可能にしたことを特徴とする顕微鏡。
  2. 【請求項2】 ベース部に対して直立して形成された胴
    部を有するフレームと、 標本を載置するステージとコンデンサレンズを保持可能
    なコンデンサホルダおよびこれらステージとコンデンサ
    ホルダーを前記フレームのベース部に固定するコンデン
    サホルダー座を有するステージ受け部と、 対物レンズを有するとともに、前記フレームの胴部に沿
    って上下動可能に設けられ、前記胴部に沿った上下動に
    より前記対物レンズによるフォーカスを可能にした対物
    アームとを具備し、 前記ステージ受け部のコンデンサホルダーを外し前記ス
    テージを前記コンデンサホルダー座に直接固定可能にし
    て前記ステージの高さ位置を調整可能にしたことを特徴
    とする顕微鏡。
  3. 【請求項3】 前記ステージは、支柱を介して前記フレ
    ームのベース部に固定され、前記支柱は、ステージの高
    さ位置に対応した長さに調整可能にしたことを特徴とす
    る請求項2記載の顕微鏡。
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