JP4790248B2 - 観察装置および蛍光観察装置 - Google Patents
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Description
本発明は、励起光または照明光をステージに載置された試料に照射する光源と、ステージに対向配置され、試料からの蛍光または反射光を集光する倍率の異なる複数の対物レンズと、各対物レンズと組み合わせて使用され、各対物レンズの試料上の像を結像させる倍率の異なる複数の結像レンズと、各結像レンズにより結像された試料上の像を撮像する撮像手段と、各対物レンズを切り替えて光軸上に配置する対物レンズ切替機構と、各結像レンズを切り替えて前記光軸上に配置する結像レンズ切替機構と、高倍率の前記対物レンズおよび高倍率の前記結像レンズが組み合わせられて前記光軸上に配置されたときに、前記光源からの励起光または照明光を前記試料の上方から前記光軸に沿って照射する落射同軸照明に切り替え、低倍率の前記対物レンズおよび低倍率の前記結像レンズが組み合わせられて前記光軸上に配置されたときに、前記光源からの励起光または照明光を前記光軸に対して傾斜する方向から前記試料に照射する偏射照明に切り替える照明切替手段とを備える観察装置を提供する。
そして、高倍率の前記対物レンズおよび高倍率の前記結像レンズが組み合わせられて前記光軸上に配置されたときに照明切替手段が落射同軸照明に切り替えることで、高精細な高倍率の観察を行うことができ、低倍率の前記対物レンズおよび低倍率の前記結像レンズが組み合わせられて前記光軸上に配置されたときに照明切替手段が偏射照明に切り替えることで、照明光の経路を試料から戻る戻り光の経路から分離して、低倍率の観察を行うことができる。この場合には、照明光を対物レンズに通過させずに済み、対物レンズにおける自家蛍光の発生を低減することができ、その結果、コントラストのよい画像を取得することができる。
このようにすることで、照明光の経路を試料から戻る戻り光の経路から分離することができる。したがって、照明光を対物レンズに通過させずに済み、対物レンズにおける自家蛍光の発生を低減することができ、その結果、コントラストのよい画像を取得することができる。また、例えば、照明光が励起光で戻り光が蛍光の場合、励起光と蛍光とを分離するダイクロイックミラーが小さくて済み、安価な照明システムを提供することができる。
このようにすることで、観察方法に合わせて、同軸照明と偏射照明とを自由に切り替え可能な照明システムを提供することができる。
このようにすることで、各対物レンズの観察範囲を無駄なく照明することができ、効率のよい照明システムを実現することができる。
このようにすることで、試料にできる影の発生を低減でき、コントラストのよい観察像を取得可能な照明システムを実現することができる。
また、上記発明においては、低倍率の対物レンズと低倍率の結像レンズとが選択されたときに、前記ズーム機構が、前記光軸上から取り外し可能に設けられていることが好ましい。
組み合わせる結像レンズと対物レンズ、あるいはズーム機構の個体差により、結像レンズによる結像位置が変動した場合に、同焦調整機構の作動により、これを補正して、さらに鮮明な画像を得ることができる。
結像レンズと対物レンズとは、その後ろ側焦点位置を略一致させた位置関係、すなわち、テレセントリックな位置関係にすることにより、収差等の光学性能を向上することができる。本発明のように、倍率の異なる結像レンズを、上記位置関係を維持したまま切り替えると、焦点距離の相違により高倍率の場合に光路長が長くなる。そこで、光路迂回手段を作動させて、高倍率の結像レンズから撮像手段の像位置までの直線距離を低倍率の結像レンズのそれに一致させることにより、撮像手段を移動させることなく、すべての倍率において鮮明な画像を得ることができる。
また、上記発明においては、前記光路迂回手段に、その光軸の傾斜角度を調整可能な角度調整手段が設けられていることが好ましい。
結像レンズを異ならせる場合等に、レンズの個体差により上記光路長や光軸が変動することが考えられるため、光路長調整手段の作動により、光路長を基準となる結像レンズのそれと一致させ、あるいは角度調整手段の作動により、結像レンズの光軸が正確に撮像手段に向かうように角度を調整することができる。
対物同焦調整機構の作動により、対物レンズの前記結像レンズの結像位置と共役な位置を調整することにより、レンズの個体差を補正することができる。
倍率の異なる対物レンズは、焦点位置の相違によって光軸方向にずれた位置に配置される。高倍率側の対物レンズは試料に近接して配置することができるが低倍率側の対物レンズは試料から離れた配置される。対物レンズとズーム機構とを異なる軸線回りに回転させることにより、同時に使用されない低倍率側の対物レンズとズーム機構とを光軸方向に干渉する位置に設定することも可能となり、高さ方向にコンパクトに構成することが可能となる。
このようにすることで、2つ以上の支柱により支持された梁部材に撮像手段を安定して支持させることができ、撮像手段の振動を抑えて、観察精度を向上することができる。
このように構成することで、外部で組み立てた組立体の固定ブラケットを支柱に嵌合させて固定することにより、支柱に可動ブラケットを回転可能に支持させることができる。したがって組み立てが容易であり、製造、保守、調整等を容易に行うことができる。
このように構成することで、第2ベースに固定した支柱の間隔とは無関係に間隔部材の間隔寸法を決定することができる。その結果、間隔部材の間隔寸法を大きくしてステージ回りのスペースを確保することにより、試料を取り扱う際の操作性を向上することができる。
また、前記間隔部材を交換可能とすることにより、試料の大きさに合わせて、間隔部材を長さの異なるものに交換し、ステージ回りのスペースを確保することが可能となる。
このようにすることで、ステージ以外の場所においてトレー部材の上に試料を固定しておき、試料を固定したトレー部材をステージに固定することができる。ステージ回りのスペースは、対物レンズが近接しているため、比較的狭くなりがちであるので、実験小動物等の試料を生きたまま固定する作業を行うには操作性が悪い場合がある。そこで、このような作業を外部で行い、トレー部材をステージに取り付ける作業のみを対物レンズ下で行うことにより、容易に観察準備を行うことができる。
このようにすることで、試料の上方から照射する照明光のうち、試料を外れてトレー部材に当たる照明光が、トレー部材を透過しあるいはトレー部材において吸収されるので、迷光として対物レンズ側に戻るのを防止することができる。
このようにすることで、試料の種類や観察方法にあわせた撮像手段を選択して使用することができ、観察目的に適した画像を得ることができる。
撮像手段を光軸回りに回転させることにより、得られる画像の向きを任意に選択することができる。また、撮像手段をモニタに接続してリアルタイムに観察する場合には、モニタ上に映る画像の向きを任意に選択でき、見やすい方向からの観察を行うことが可能となる。
そして、高倍率の前記対物レンズおよび高倍率の前記結像レンズが組み合わせられて前記光軸上に配置されたときに照明切替手段が落射同軸照明に切り替えることで、高精細な高倍率の観察を行うことができ、低倍率の前記対物レンズおよび低倍率の前記結像レンズが組み合わせられて前記光軸上に配置されたときに照明切替手段が偏射照明に切り替えることで、照明光の経路を試料から戻る戻り光の経路から分離して、低倍率の観察を行うことができる。この場合には、照明光を対物レンズに通過させずに済み、対物レンズにおける自家蛍光の発生を低減することができ、その結果、コントラストのよい画像を取得することができる。
本実施形態に係る顕微鏡観察装置1は、図1に示されるように、マウス等の実験小動物その他の試料Aに照射する光を発生する光源2と、試料Aを載せるステージ3と、試料Aからの戻り光を拡大する対物レンズユニット4a〜4dと、対物レンズユニット4a〜4dにより拡大された試料A上の像を拡大して結像させる結像レンズユニット5a,5bと、結像レンズユニット5a,5bにより結像された試料A上の像を撮像するカメラ(撮像手段)6とを備えている。
対物レンズユニット4a〜4dは、このターレット13に、周方向に間隔をあけて固定されている。これらの対物レンズユニット4a〜4dは、図3〜図6に示されるように、相互に倍率の異なるものであって、例えば、焦点距離の短いものから順に、50mm、90mm、180mmおよび300mmの焦点距離を有している。操作者は、必要に応じてターレット13を回転させることにより、所望の焦点距離を有する対物レンズユニット4a〜4dを選択することができるようになっている。これらの図においては、レンズは省略して示している。
C<D<L−r1 …(1)
L−C<A<B<L−r2 …(2)
また、図13に示されるように、光路迂回手段として、2個以上のプリズム31,32を組み合わせて構成したものを採用し、プリズム31,32間の距離を矢印の方向に調整する調整機構(図示略)を設けることでプリズム31,32の個体差による光路長の変動を補正することにしてもよい。さらに、図14に示されるように、光路迂回手段として3個のプリズム31,33,34を使用し、迂回させた光路をカメラ6に向かう鉛直光路に戻すように偏向させる最後のプリズム34を水平軸線回りに回転させる回転機構(図示略)を設けることにより、上述した光軸Cの傾斜を補正することにしてもよい。このようにすることで、カメラ6に向かう最後の光路の傾斜のみを調節できるので、光路を複雑に変化させることなく、簡易に精度のよい補正を行うことが可能となる。
図3〜図5に示される対物レンズユニット4a〜4cの場合は、対物同焦機構35は、ターレット13に設けたネジ孔13aに締結されることにより固定され雌ネジ37aを有する固定ブラケット37と、対物レンズユニット4a〜4cに固定され前記雌ネジ37aに締結される雄ネジ38aを有する可動ブラケット38と、これらのブラケット37,38の相対変位を固定する止めネジ39とから構成されている。
まず、本実施形態に係る顕微鏡観察装置1を用いて、実験小動物等の試料Aを観察するには、顕微鏡観察装置1の外部においてトレー部材9に試料Aを固定し、試料Aが固定されたトレー部材9をステージ3に設けられた貫通孔3aに嵌合させて位置決めする。この場合に、第1ベース7aと第2ベース7bとの間に十分なスペースが確保されているので、トレー部材9の設置作業を容易に行うことができる。また、ステージ3の作動による試料Aの動作範囲も十分に確保されているので、観察者は、試料Aの観察位置を自由に変更して観察を行うことができる。
また、第2の支柱11に取り付けられている第1アーム14を回転させて低倍率の結像レンズユニット5aをカメラ6の光軸Cに一致する位置まで移動させる。これにより、低倍率での観察に適した対物レンズユニット4aと結像レンズユニット5aとの組合せが選択される。
これにより、高倍率の観察に適した対物レンズユニット4d、ズーム機構15および結像レンズユニット5bの組合せが構成される。
また、焦点距離の長い結像レンズユニット5a、すなわち、高倍率側の結像レンズユニット5aには光路迂回手段30が設けられているので、カメラ6の位置を変更することなく、低倍率から高倍率まで鮮明な画像を得ることができるとともに、試料Aからカメラ6までの直線距離を小さくすることができる。また、光路迂回手段30において同焦調整を行うことにより、結像レンズユニット5bを動かす必要がなく、簡易に調整できるという利点がある。
なお、この場合に、ズーム機構15のレンズを小さくすることによりズーム機構15を小型化することができる。
なお、支柱10,11は2本に限定されるものではなく、3本以上でもよい。
また、試料Aを直接ステージ3上に固定するのではなく、ステージ3に固定されるトレー部材9に試料Aを固定したので、試料Aの操作性がさらに良好である。さらに、トレー部材9を透明または黒色の材質により構成したので、試料Aから外れてトレー部材9に当たる光が、迷光となって対物レンズユニット4a〜4dに入射されてしまうことを防止できる。
本実施形態に係る顕微鏡観察装置60は、図16に示されるように、単一の支柱61にターレット13、アーム17および第2ターレット62が回転可能に取り付けられている点において第1の実施形態に係る顕微鏡観察装置1と相違している。
本実施形態の説明においても、上述した各実施形態に係る顕微鏡観察装置1,60と構成を共通とする箇所に同一符号を付して説明を簡略化する。
本実施形態に係る顕微鏡観察装置70は、ベース7に固定された単一の支柱61を有している点において第2の実施形態に係る顕微鏡観察装置60と同様である。
また、図中、符号75は、光源2、シャッタ73、フィルタターレット25,74、スイッチ48、ステージ3、ターレット13およびカメラ6を制御する制御装置を備えたコンピュータ、符号76はモニタである。
第1に、実験小動物等の試料Aに色素を注入し、または蛍光タンパクを注入または発現させた試料Aを作り(ステップS1)、作成された試料Aをステージ3上に載せる(ステップS2)。
次に、任意の倍率を選択し、倍率に応じたレンズ群71,72をカメラ6の光軸Cに一致させる。そして、倍率に応じて、低倍率の場合には第2の照明装置50により試料A全体に光を照射して明視野像を取得する(ステップS3)。この状態で、ステージ3を作動させて撮像したい位置に試料Aを移動させ、レンズ群71,72を調整して焦点を合わせる(ステップS4)。
なお、本実施形態の説明においても、上述した第1の実施形態に係る顕微鏡観察装置1と構成を共通とする箇所に同一符号を付して説明を簡略化する。
図19および図20に示すように、光軸C上に低倍率観察用の結像レンズユニット5aが配置された低倍観察系では、光源2から発せられた照明光は、光ファイバ46を介して照明装置16に導かれる。そして、照明装置16の前方には反射部材82が配置されているので、照明装置16から射出された照明光は、反射部材82で偏向されてリレー光学系84に向かう。そして、リレー光学系84において光束が調整され、反射部材88により偏向された照明光が試料Aに照射されることになる。
なお、本実施形態の説明においては、上述した第4の実施形態に係る顕微鏡観察装置80と構成を共通とする箇所に同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態に係る顕微鏡観察装置90を用いて高倍率の観察を行うには、ターレット13を回転させて対物レンズ4cおよびズーム機構15を光軸C上に配置するとともに、第1アーム14を回転させて結像レンズユニット5bを光軸C上に配置する。
この場合に、試料Aからの戻り光は対物レンズ4cによって集められ、ズーム機構15で拡大された後に、ターレット91のホルダ93の貫通孔93aおよびダイクロイックミラー47a〜47cを透過して、結像レンズユニット5bによりカメラ6に結像される。
この場合に、試料Aからの戻り光は対物レンズ4cによって集められ、ズーム機構15で拡大された後に、ターレット91の貫通孔92aを通過して結像レンズユニット5bによりカメラ6に結像される。
なお、本実施形態の説明においては、上述した第4の実施形態に係る顕微鏡観察装置80と構成を共通とする箇所に同一符号を付して説明を省略する。
この状態で、ハーフミラー106は、反射部材82により偏向された観察光が入射するように、反射部材82の鉛直下方に配置されている。また、ミラー107は、ハーフミラー106により偏向させられた照明光が入射するように水平方向に離れた位置に配置されている。
本実施形態に係る顕微鏡観察装置100を用いて、ズーム機構15が光軸C上に配されない低倍率の観察を行う場合には、ターレット13を回転させて対物レンズ4a,4b,4dのいずれかを選択的に光軸C上に配置する。このとき、各対物レンズ4a,4b,4dごとに備えられているリレー光学系101も設定される。
なお、本実施形態において光源2は1つでなく複数でもよい。その場合、各対物レンズ4a〜4dごとに少なくとも光源2の数以上のリレー光学系101が必要である。
なお、本実施形態の説明においては、上述した第4の実施形態に係る顕微鏡観察装置80と構成を共通とする箇所に同一符号を付して説明を省略する。
この場合、集光レンズ113,114は必ずしも全ての対物レンズ4a〜4dに固定しなくてもよい。
なお、第5の実施形態と第6の実施形態、または、第5の実施形態と第7の実施形態とを組合わせて実施してもよい。その場合、両者の効果を同時に得ることができる。
C 光軸
1、70,80,90,100,110 顕微鏡観察装置
2 光源(レーザ光源)
3,130,140,150,160 ステージ
4a〜4d 対物レンズ
5a,5b 結像レンズ
6 撮像手段
7a 第1ベース
7b 第2ベース(ベース)
8 間隔部材
9 トレー部材
10,11 支柱
12 上部プレート(梁部材)
13 ターレット(対物レンズ切替機構:可動ブラケット:レンズ群切替機構)
14 第1アーム(結像レンズ切替機構:可動ブラケット)
15 ズーム機構
17 第2アーム(可動ブラケット)
18 ブラケット(可動ブラケット)
19 固定ブラケット
20 ベアリング
21 組立体
30,31,32 プリズム(光路迂回手段)
35 対物同焦調整機構
36 結像同焦機構(同焦調整機構)
47,47a〜47c ダイクロイックミラー
71,72 レンズ群
70 蛍光顕微鏡観察装置
75 コンピュータ(処理手段)
82,116,117 反射部材
84,101 リレー光学系
91 ターレット(回転ターレット)
Claims (26)
- 励起光または照明光をステージに載置された試料に照射する光源と、
ステージに対向配置され、試料からの蛍光または反射光を集光する倍率の異なる複数の対物レンズと、
各対物レンズと組み合わせて使用され、各対物レンズの試料上の像を結像させる倍率の異なる複数の結像レンズと、
各結像レンズにより結像された試料上の像を撮像する撮像手段と、
各対物レンズを切り替えて光軸上に配置する対物レンズ切替機構と、
各結像レンズを切り替えて前記光軸上に配置する結像レンズ切替機構と、
高倍率の前記対物レンズおよび高倍率の前記結像レンズが組み合わせられて前記光軸上に配置されたときに、前記光源からの励起光または照明光を前記試料の上方から前記光軸に沿って照射する落射同軸照明に切り替え、低倍率の前記対物レンズおよび低倍率の前記結像レンズが組み合わせられて前記光軸上に配置されたときに、前記光源からの励起光または照明光を前記光軸に対して傾斜する方向から前記試料に照射する偏射照明に切り替える照明切替手段とを備える観察装置。 - 前記照明切替手段が、試料を照明する照明光をリレーするリレー光学系と、前記結像レンズに保持され、前記光源からの照明光を前記リレー光学系に向けて偏向する反射部材とを有する請求項1に記載の観察装置。
- 前記照明切替手段が、前記試料を照明する照明光をリレーするリレー光学系と、複数のダイクロイックミラーおよび光源からの照明光を前記リレー光学系に向けて偏向する反射部材を保持して選択的に光源に対向配置させる回転ターレットとを有する請求項1に記載の観察装置。
- 前記リレー光学系が、対物レンズまたは対物レンズ切替機構に保持されている請求項2または請求項3に記載の観察装置。
- 前記リレー光学系が、光源からの照明光を2以上に分割し、分割された2以上の照明光を標本に対して別々の方向から照射する請求項2から請求項4のいずれかに記載の観察装置。
- 高倍率の対物レンズと高倍率の結像レンズとが選択されたときに、これら高倍率の対物レンズと高倍率の結像レンズとの間の前記光軸上に挿入配置されるズーム機構を備える請求項1に記載の観察装置。
- 低倍率の対物レンズと低倍率の結像レンズとが選択されたときに、前記ズーム機構が、前記光軸上から取り外し可能に設けられている請求項6に記載の観察装置。
- 前記結像レンズの結像位置を調整する同焦調整機構を備える請求項1から請求項7のいずれかに記載の観察装置。
- 高倍率の結像レンズに、該結像レンズと前記撮像手段との間の光路を迂回させ、結像レンズから撮像手段の像位置までの直線距離を低倍率の結像レンズに一致させる光路迂回手段が設けられている請求項1から請求項8のいずれかに記載の観察装置。
- 前記光路迂回手段に、その光路長を調整可能な光路長調整手段が設けられている請求項9に記載の観察装置。
- 前記光路迂回手段に、その光軸の傾斜角度を調整可能な角度調整手段が設けられている請求項9または請求項10に記載の観察装置。
- 前記対物レンズの前記結像レンズの結像位置と共役な位置を調整する対物同焦調整機構を備える請求項1から請求項11のいずれかに記載の観察装置。
- 前記対物レンズ、ズーム機構および結像レンズが、鉛直方向に沿って配置される同一の軸線回りに回転可能に取り付けられている請求項1から請求項12のいずれかに記載の観察装置。
- 前記対物レンズ、ズーム機構および結像レンズが、鉛直方向に沿って配置される2つ以上の軸線回りに回転可能に取り付けられ、
前記対物レンズと前記ズーム機構とが異なる軸線回りに回転可能に取り付けられている請求項1から請求項13のいずれかに記載の観察装置。 - 水平に設置されるベースと、
該ベースから鉛直方向に前記軸線に沿って延びる2つ以上の支柱と、
これらの支柱の上端に掛け渡される梁部材とを備え、
前記撮像手段が、前記梁部材に固定されている請求項14または請求項15に記載の観察装置。 - 前記光軸が、前記2つ以上の支柱の軸線を含む平面から離れた位置に配置されている請求項15に記載の観察装置。
- 前記対物レンズ、ズーム機構および結像レンズが、前記支柱に上方から嵌合されて支柱に固定される筒状の固定ブラケットと、これら対物レンズ、ズームレンズまたは結像レンズを固定する可動ブラケットと、該可動ブラケットを固定ブラケットに対して水平回転可能に組み付けるベアリングとからなる組立体により、支柱の軸線回りに回転可能に取り付けられている請求項13から請求項16のいずれかに記載の観察装置。
- 前記ベースが、前記ステージを固定する第1ベースと、該第1ベースの上方に間隔をあけて配置された第2ベースとを備え、これら第1ベースと第2ベースとが間隔部材によって固定されているとともに、該第2ベースに前記支柱が固定されている請求項13から請求項16のいずれかに記載の観察装置。
- 前記間隔部材が交換可能である請求項18に記載の観察装置。
- 前記ステージに、試料を固定したトレー部材を位置決め状態に固定可能である請求項1から請求項19のいずれかに記載の観察装置。
- 前記トレー部材が、透明または光を吸収する材質からなる請求項20に記載の観察装置。
- 前記撮像手段が交換可能に設けられている請求項1から請求項21のいずれかに記載の観察装置。
- 前記撮像手段が、前記光軸回りに回転可能に設けられている請求項1から請求項22のいずれかに記載の観察装置。
- ステージに載置された試料に励起光を照射するレーザ光源と、
ステージに対向配置され試料からの蛍光を拡大する、倍率の異なる複数の対物レンズと、
各対物レンズと組み合わせて使用され、各対物レンズにより拡大された試料からの蛍光を結像させる結像レンズとを含む複数のレンズ群と、
前記結像レンズにより結像された試料からの蛍光を撮像する撮像手段と、
前記レンズ群を切り替えるレンズ群切替機構と、
高倍率の前記対物レンズおよび高倍率の前記結像レンズが組み合わせられて前記光軸上に配置されたときに、前記光源からの励起光または照明光を前記試料の上方から前記光軸に沿って照射する落射同軸照明に切り替え、低倍率の前記対物レンズおよび低倍率の前記結像レンズが組み合わせられて前記光軸上に配置されたときに、前記光源からの励起光または照明光を前記光軸に対して傾斜する方向から前記試料に照射する偏射照明に切り替える照明切替手段とを備える蛍光観察装置。 - 撮像された蛍光にスペクトラルデコンボリューション処理を施す処理手段を備える請求項24に記載の蛍光観察装置。
- 前記処理手段が、スペクトラルブラインドデコンボリューション処理を施す請求項25に記載の蛍光観察装置。
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