JP2002029369A - 車両用フード装置 - Google Patents

車両用フード装置

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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 車両10に当接物Mが当たると、ガス発
生器44でピストンピン43を高速で上昇させ、車両用
フード21をアクチュエータ40で所定量持上げる。こ
の直後に、シリンダ部42へロック片46を突出させて
ピストンピン43の下降を防止し、車両用フード21が
下がらぬようにする。一定時間経過後には制御部24か
らの情報でロック解除手段48を作動させ、このロック
解除手段48でロック作用を解除することで車両用フー
ド21を下げるようにした。 【効果】 良好な視界の確保することのできる車両用フ
ード装置を実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用フード装置の
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用フード装置として、特開平9−3
15266号公報「車両用フード装置」が知られてい
る。上記技術は、同公報の図1によれば、フロントバン
パ14(符号は公報に使用の符号を用いた)取付けた歩
行者衝突検知センサ15で障害物を検知したことを制御
装置17に伝え、この制御装置17からの情報でフード
持上げ保持機構16でフード13を持上げ、その位置で
フード13を保持するようにした車両用フード装置11
であって、同公報の図4に示されるように、フード持上
げ保持機構16(以下、アクチュエータ」と呼ぶ)のロ
ッド29にフック30を設け、このフック30を車体1
2側に係止することでフード12を保持するようにした
ものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、車両用フード
装置は、アクチュエータでフード13を持上げ、その位
置でフード13を保持するようにしたものなので、持上
がったフード13が運転者の視界の妨げになることがあ
る。このような場合には、運転者の視界を遮る状態を、
速やかに解除することが好ましい。
【0004】そこで、本発明の目的は、車両に当接物が
当たったときに、持上げた車両用フードで運転者の視界
を遮る状態を速やかに解除できる車両用フード装置を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、車両に当接物が当たったときに、車両用
フードを所定量持上げるアクチュエータを備える車両用
フード装置において、アクチュエータは、アクチュエー
タブロックと、このアクチュエータブロックに開けたシ
リンダ部と、このシリンダ部の一端から挿入するピスト
ンピンと、このピストンピンを高速で上昇させるために
シリンダ部の他端に配置したガス発生器と、上昇したピ
ストンピンがシリンダ部から抜けぬようにシリンダ部の
一端に設けたピストン止め部材と、このピストン止め部
材の作用で止ったピストンピンが下降せぬようにシリン
ダ部へ突出可能に取付けたロック片と、このロック片を
シリンダ部へ弾性的に押出す弾発部材と、ロック片のロ
ック作用を解除するためにロック片を所定の位置に戻す
ロック解除手段と、このロック解除手段を一定時間後に
作動させる制御部と、からなり、ピストンピンが上昇し
て車両用フードを持上げた後にロック片のロック作用で
車両用フードが下がらぬようにし、且つ一定時間経過後
にはロック作用を解除することで車両用フードを下げる
ようにしたことを特徴とする。
【0006】シリンダ部へ突出可能にロック片を設け、
ロック片のロック作用を解除するためにロック片を所定
の位置に戻すロック解除手段を設け、このロック解除手
段を一定時間後に作動させる制御部を設ける。車両に当
接物が当たると、ガス発生器でピストンピンを高速で上
昇させ、車両用フードをアクチュエータで所定量持上げ
る。この直後に、シリンダ部へロック片を突出させてピ
ストンピンの下降を防止し、車両用フードが下がらぬよ
うにする。一定時間経過後には制御部からの情報でロッ
ク解除手段を作動させ、このロック解除手段でロック作
用を解除することで車両用フードを下げる。
【0007】アクチュエータに、ロック片のロック作用
を解除するロック解除手段を設けることで、アクチュエ
ータを作動させて車両用フードを持上げ、その位置で保
持し、所定の目的、例えば、当接物が車両用フードに当
たったときに、車両用フードを変形させ強固な車両用フ
ード内の構造物に達することを回避させるという目的を
達成させた後には、車両用フードを下げるようにして良
好な視界の確保を図る。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」、
「左」、「右」、「上」、「下」は運転者から見た方向
に従い、Frは前側、Rrは後側、Lは左側、Rは右側
を示す。また、図面は符号の向きに見るものとする。
【0009】図1は本発明に係る車両用フード装置を搭
載した車両の斜視図であり、10は車両、11は車体、
12はフロントバンパ、13はラジエータグリル、14
フロントフェンダ、15,15はフロントピラー、16
はフロントガラス、17はドア、18はルーフ、19は
前輪、20は車両用フード装置、40は車両用フード装
置20のアクチュエータを示す。車両用フード装置20
は、以下述べる通り、アクチュエータ40の取付け作業
でアクチュエータ40のロック状態にばらつきを発生さ
せることがなく、アクチュエータ40の組立性を改善し
た装置である。
【0010】図2は本発明に係る車両用フード装置の原
理図であり、車両用フード装置20は、車体11のフロ
ント部分を覆う車両用フード21と、この車両用フード
21を開閉する左・右のヒンジ22L,22R(22L
のみ示す)と、車両用フード21を持上げるアクチュエ
ータ40,40と、フロントバンパ12に当接物Mが当
たったことを検知する検知センサ23と、この検知セン
サ23からの情報に基づいてアクチュエータ40,40
を作動させ制御する制御部24からなる。なお、検知セ
ンサ23は、加速度センサなどが好適である。また、制
御部24は、一定時間経過後にアクチュエータ40,4
0を下げるために検知センサ23からの情報でスタート
するタイマ25を備える。
【0011】図3は図1の3−3線断面図であり、車両
用フード21の側面断面及びヒンジ22Lの側面を示
す。車両用フード21は、外装となるアウタパネル26
と、このアウタパネル26の下に重ねることで補強をす
るインナパネル27とからなる。ヒンジ22Lは、車体
11側に止めるヒンジベース31と、このヒンジベース
31にピン36aを介して一端を回転自在に取付ける第
1リンク32と、この第1リンク32の他端にピン36
bを介して一端を回転自在に取付ける第2リンク33
と、この第2リンク33の他端にピン36cを介して回
転自在に取付けるフード取付けステー34とからなる。
なお、37,37は車体11にヒンジベース31を取付
けるボルト、38,38はフード取付けステー34に車
両用フード21を取付けるボルトである。ヒンジ22R
(図1参照)は、車両10中心に関してヒンジ22Lに
対称形状であり、詳細な説明を省略する。
【0012】図4は図1の4−4線断面図であり、アク
チュエータ40の正面断面を示す。アクチュエータ40
は、車体11(図2参照)側に取付けるアクチュエータ
ブロック41と、このアクチュエータブロック41に開
けたシリンダ部42と、このシリンダ部42の一端42
aから挿入するピストンピン43と、このピストンピン
43を高速で上昇させるためにシリンダ部42の他端4
2bに配置したガス発生器44と、上昇したピストンピ
ン43がシリンダ部42から抜けぬようにシリンダ部4
2の一端42aに設けたピストン止め部材45と、この
ピストン止め部材45の作用で止ったピストンピン43
が下降せぬようにシリンダ部42へ突出可能に取付けた
ロック片46と、このロック片46をシリンダ部42へ
弾性的に押出す弾発部材としての圧縮ばね47と、ロッ
ク片46のロック作用を解除するためにロック片46を
所定の位置に戻すロック解除手段48とからなる。な
お、49は圧縮ばね47を受けるブッシュ、41aはア
クチュエータブロック41に開けた筒状部であって、ロ
ック片46、圧縮ばね47及びブッシュ49を一括して
収納する部分である。また、60は後述するロック機構
である。
【0013】アクチュエータブロック41は、車体11
(図1参照)に取付けるために、アルミニウム系合金又
は鉄系合金で形成するブロックであり、シリンダ部42
は、アクチュエータブロック41に形成する略円筒状の
部分である。ピストンピン43は、ピストンピン本体5
1の一端に車両用フード21に当接させるパッド52を
取付け、ピストンピン本体51の他端にシリンダ部42
に擦りながらスライドさせるピストン53を取付けたも
のである。53aはピストン53のテーパ部である。
【0014】ガス発生器44は、アクチュエータブロッ
ク41に蓋部材44aを備え、ガスを発生させるための
火薬(不図示)を備えたものである。ピストン止め部材
45は、ピストンピン43を案内すると共に、シリンダ
部42を密閉する部材ある。
【0015】図5は本発明に係る車両用フード装置のロ
ック解除手段及びロック機構の分解斜視図であり、ロッ
ク解除手段48は、ロック片46に一端を取付ける連結
ワイヤ56と、この連結ワイヤ56の他端に接続した解
除ユニット57とからなる。解除ユニット57は、制御
部24(図2参照)の指示で連結ワイヤ56を引くこと
のできるユニットであり、プランジャやシリンダ等のユ
ニットが好適である。
【0016】ロック機構60は、先に説明したように、
ピストンピン43(図4参照)が下降せぬようにシリン
ダ部42へ突出可能に取付けたロック片46と、このロ
ック片46をシリンダ部42へ弾性的に押出す圧縮ばね
47と、圧縮ばね47を受けるブッシュ49とから構成
するものであって、これらのロック片46、圧縮ばね4
7及びブッシュ49を一括してアクチュエータブロック
41(図4参照)の筒状部41aに収納するものであ
る。
【0017】ロック片46は、ピストンピン43(図4
参照)のピストン53を止めるロック部46aと、筒状
部41aににスライドさせる摺動部46bと、圧縮ばね
47を掛けるばね掛け部46cと、連結ワイヤ56を接
続する接続部46dとから構成したものである。圧縮ば
ね47は、ロック片46を支持すると共にシリンダ部4
2にロック片46を突出させるための部材である。ブッ
シュ49は、筒状部41aへ圧入する圧入部49aと、
圧縮ばね47を掛けるばね掛け部49bと、連結ワイヤ
56を貫通する貫通孔49cとを備える。
【0018】ここで、図4に戻り車両用フード装置20
の特徴を整理すると、車両用フード装置20は、車両1
0(図2参照)に当接物Mが当たったときに、車両用フ
ード21を所定量持上げるアクチュエータ40を備える
車両用フード装置において、車体11(図2参照)側に
取付けるアクチュエータブロック41と、このアクチュ
エータブロック41に開けたシリンダ部42と、このシ
リンダ部42の一端42aから挿入するピストンピン4
3と、このピストンピン43を高速で上昇させるために
シリンダ部42の他端42bに配置したガス発生器44
と、上昇したピストンピン43がシリンダ部42から抜
けぬようにシリンダ部42の一端42aに設けたピスト
ン止め部材45と、このピストン止め部材45の作用で
止ったピストンピン43が下降せぬようにシリンダ部4
2へ突出可能に取付けたロック片46と、このロック片
46をシリンダ部42へ弾性的に押出す圧縮ばね47
と、ロック片46のロック作用を解除するためにロック
片46を所定の位置に戻すロック解除手段48と、この
ロック解除手段48を一定時間後に作動させる制御部2
4(図2参照)と、から構成したものであり、ピストン
ピン43が上昇して車両用フード21を持上げた後にロ
ック片46のロック作用で車両用フード21が下がらぬ
ようにし、且つ一定時間経過後にはロック作用を解除す
ることで車両用フード21を下げるようにしたものと言
える。
【0019】すなわち、車両用フード装置20は、シリ
ンダ部42へ突出可能にロック片46を設け、ロック片
46のロック作用を解除するためにロック片46を所定
の位置に戻すロック解除手段48を設け、このロック解
除手段48を一定時間後に作動させる制御部24(図2
参照)を設ける。車両10(図2参照)に当接物Mが当
たると、ガス発生器44でピストンピン43を高速で上
昇させ、車両用フード21をアクチュエータ40で所定
量持上げる。この直後に、シリンダ部42へロック片4
6を突出させてピストンピン43の下降を防止し、車両
用フード21が下がらぬようにする。一定時間経過後に
は制御部24(図2参照)からの情報でロック解除手段
48を作動させ、このロック解除手段48でロック作用
を解除することで車両用フード21を下げるようにした
ものである。
【0020】アクチュエータ40に、ロック片46のロ
ック作用を解除するロック解除手段を設けることで、ア
クチュエータ40を作動させて車両用フード21を持上
げ、その位置で保持し、所定の目的、例えば、当接物M
が車両用フード21に当たったときに、車両用フード2
1を変形させ強固な車両用フード21内の構造物に達す
ることを回避させるという目的を達成させた後には、車
両用フード21を下げるようにした。この結果、良好な
視界の確保をすることができる。
【0021】以上に述べた車両用フード装置20の作用
を次に説明する。先ず、図6及び図7にアクチュエータ
40の動作順序を示す。図6(a),(b)は本発明に
係る車両用フード装置の第1作用説明図(前半)であ
る。(a)において、アクチュエータ40は、作動前の
状態にあり、ロッド43はシリンダ部42内に収納した
状態にあることを示す。また、ロック片46はシリンダ
部42に突出させた状態にあることを示す。
【0022】(b)において、当接物Mを検知センサ2
3で検知すると、ガス発生器44を作動させ、ロッド4
3を矢印の如く上昇させ車両用フード21を矢印の
如く持上げる。このとき、ピストン53のテーパ部53
aでロック片46を矢印の如く後退させる。すなわ
ち、ピストンピン43の上昇を妨げることはない。ま
た、図2に示すように、当接物Mを検知センサ23で検
知すると、同時に制御部24のタイマ25をスタートさ
せる。
【0023】図7(a),(b)は本発明に係る車両用
フード装置の第1作用説明図(後半)である。(a)に
おいて、ピストンピン43のピストン53がピストン止
め部材45に当たり、ピストンピン43は停止する。こ
のピストンピン43の停止位置では、すでに、ピストン
53の下端53bがロック片46の上に位置するので、
ロック片46は圧縮ばね47の弾発作用で矢印の如く
戻る。すなわち、ロック片46のロック部46aがピス
トン53の下端53bに突出しているので、ピストンピ
ン43はロック片46のロック作用でロックされ、車両
用フード21は下降することはなく、車両用フード21
はピストンピン43の停止位置で、持上がった状態を保
つ。
【0024】(b)において、制御部24(図2参照)
のタイマ25が設定時間を超えると、制御部24からの
情報でロック解除手段48の解除ユニット57を作動さ
せ、この解除ユニット57で連結ワイヤ56を矢印の
如く引き、ロック片46を後退させる。アクチュエータ
40のピストンピン43はロック状態を解除され、例え
ば、車両用フード21に載った場合の当接物M(図2参
照)や車両用フード21自体の自重でピストンピン43
を矢印の如く下降し、車両用フード21はもとの位置
に戻る。
【0025】アクチュエータ40に、ロック片46のロ
ック作用を解除するロック解除手段を設けることで、ア
クチュエータ40を作動させて車両用フード21を持上
げ、その位置で保持し、所定の目的、例えば、当接物M
(図2参照)が車両用フード21に当たったときに、車
両用フード21を変形させ強固な車両用フード21内の
構造物に達することを回避させるという目的を達成させ
た後には、車両用フード21を下げるようにした。この
結果、良好な視界の確保することのできる車両用フード
装置21を実現することができる。
【0026】図8は本発明に係る車両用フード装置の第
2作用説明図であり、車両用フード装置20の制御フロ
ー図の一例である(符号は図2参照)。なお、ST××
は制御フローのステップ番号を示す。 ST01:検知センサ23で当接物Mを検知したか。N
Oならばもとに戻り,YESならばST02に進む。 ST02:制御部24の情報でガス発生器44をONに
してガスを発生させる。ガスが発生することでピストン
ピン43が上昇し、このピストンピン43が上昇後ピス
トンピン43をロック片46のロック作用でロックす
る。 ST03:制御部24のタイマ25をスタートさせる。
【0027】ST04:タイマ25の、タイマ25のカ
ウント時間をTcとするときに、カウント時間Tcは設
定時間Toを超えたか(Tc≧To)。YESならばS
T05に進み、NOならばもとに戻る。 ST05:制御部24からの情報でロック解除手段48
を作動させ、ロック片46を後退させる。ロック片46
を後退させると、当接物Mや車両用フード21の自重で
ピストンピン43が下降し、車両用フード21をもとの
位置に戻すことができる。
【0028】尚、実施の形態では図3に示すように、車
両用フード装置20は、2個のアクチュエータ40,4
0を配置した例を示したが、これに限るものではなく、
1個のアクチュエータを配置するものであってもよく、
又は3個以上のアクチュエータを配置するようにしたも
のであってもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1は、アクチュエータに、ロック片のロッ
ク作用を解除するロック解除手段を設けたので、アクチ
ュエータを作動させて車両用フードを持上げ、その位置
で保持し、所定の目的、例えば、当接物が車両用フード
に当たったときに、車両用フードを変形させ強固な車両
用フード内の構造物に達することを回避させるという目
的を達成させた後には、車両用フードを下げるようにす
ることができる。この結果、良好な視界の確保すること
のできる車両用フード装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用フード装置を搭載した車両
の斜視図
【図2】本発明に係る車両用フード装置の原理図
【図3】図1の3−3線断面図
【図4】図1の4−4線断面図
【図5】本発明に係る車両用フード装置のロック機構の
分解斜視図
【図6】本発明に係る車両用フード装置の第1作用説明
図(前半)
【図7】本発明に係る車両用フード装置の第1作用説明
図(後半)
【図8】本発明に係る車両用フード装置の第2作用説明
【符号の説明】
10…車両、20…車両用フード装置、21…車両用フ
ード、24…制御部、40…アクチュエータ、41…ア
クチュエータブロック、42…シリンダ部、42a…シ
リンダ部の一端、42b…シリンダ部の他端、43…ピ
ストンピン、44…ガス発生器、45…ピストン止め部
材、46…ロック片、47…弾発部材(圧縮ばね)、4
8…ロック解除手段、M…当接物。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に当接物が当たったときに、車両用
    フードを所定量持上げるアクチュエータを備える車両用
    フード装置において、 前記アクチュエータは、アクチュエータブロックと、こ
    のアクチュエータブロックに開けたシリンダ部と、この
    シリンダ部の一端から挿入するピストンピンと、このピ
    ストンピンを高速で上昇させるためにシリンダ部の他端
    に配置したガス発生器と、上昇したピストンピンがシリ
    ンダ部から抜けぬようにシリンダ部の一端に設けたピス
    トン止め部材と、このピストン止め部材の作用で止った
    ピストンピンが下降せぬようにシリンダ部へ突出可能に
    取付けたロック片と、このロック片をシリンダ部へ弾性
    的に押出す弾発部材と、前記ロック片のロック作用を解
    除するためにロック片を所定の位置に戻すロック解除手
    段と、このロック解除手段を一定時間後に作動させる制
    御部と、からなり、 ピストンピンが上昇して車両用フードを持上げた後にロ
    ック片のロック作用で車両用フードが下がらぬように
    し、且つ一定時間経過後にはロック作用を解除すること
    で車両用フードを下げるようにしたことを特徴とする車
    両用フード装置。
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