JP2002026526A - 配線基板及び基板搭載用配線基板 - Google Patents

配線基板及び基板搭載用配線基板

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JP2002026526A
JP2002026526A JP2000199148A JP2000199148A JP2002026526A JP 2002026526 A JP2002026526 A JP 2002026526A JP 2000199148 A JP2000199148 A JP 2000199148A JP 2000199148 A JP2000199148 A JP 2000199148A JP 2002026526 A JP2002026526 A JP 2002026526A
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JP
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substrate
wiring board
capacitor
plane
surface side
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Application number
JP2000199148A
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English (en)
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Kazuro Tokushige
和朗 徳重
Masahito Morita
雅仁 森田
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Niterra Co Ltd
Original Assignee
NGK Spark Plug Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一方の面にICチップを搭載することが可能
で、コンデンサを備える配線基板であって、他方の面の
略全面に接続端子を形成することができ、また、その設
計及び製造が容易な配線基板を提供すること。 【解決手段】 配線基板1は、ICチップ91を搭載す
ることが可能な第1基板主平面12と、第1基板裏平面
13とを有する略板形状をなす第1配線基板11を備え
る。そして、第1基板裏平面12には、コンデンサ3が
接続し、また、第1基板裏平面12には、第2基板主平
面52と第2基板裏平面53とを有する第2配線基板5
1も接続している。コンデンサ3は、第2配線基板51
に凹設された凹部65内に収容されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICチップを搭載
することが可能な配線基板、及びICチップを搭載する
ことが可能な被搭載配線基板に接続させる基板搭載用配
線基板に関し、特に、ICチップを搭載可能で、しか
も、コンデンサを有する配線基板、及びコンデンサを接
続したコンデンサ接続被搭配線基板と接続可能な基板搭
載用配線基板に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ICチップを外部に搭載する
ことが可能で、しかも、コンデンサを有する配線基板と
して、いくつかの形態が知られている。例えば、図8及
び図9にそれぞれ示す配線基板が挙げられる。図8に示
す従来形態1の配線基板201は、複数の絶縁層205
が積層されたものであり、主平面202と裏平面203
を有する略板形状をなす。主平面202の略中央には、
図中に破線で示すICチップ250を接続するための主
面側端子207が、平面視略矩形状に多数配置されてい
る。また、主平面202のうち、これら主面側端子20
7の周囲を取り囲む領域内の一部には、コンデンサ用端
子209が複数配置され、これらの端子にコンデンサ2
11が接続している。一方、裏平面203には、その略
全面に裏面側端子213が多数配置されている。主面側
端子207、裏面側端子213及びコンデンサ用端子2
09は、配線基板201内に形成された配線215やビ
ア導体217等を介して接続している。
【0003】図9に示す従来形態2の配線基板301
は、従来形態1の配線基板201と同様に、複数の絶縁
層305からなり、主平面302の略中央には、ICチ
ップ350を接続するための主面側端子307が多数配
置されている。一方、裏平面303の略中央には、凹部
319が形成され、この凹部319の底面にコンデンサ
用端子309が複数配置されている。そして、コンデン
サ311が、これら端子と接続し、凹部319内に収容
されている。また、裏平面303のうち、凹部319を
周囲を取り囲む平面視略口字状の領域には、裏面側端子
313が多数配置されている。主面側端子307、裏面
側端子313及びコンデンサ用端子309は、従来形態
1と同様に、配線315やビア導体317等を介して接
続している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来形態1の配線基板
201は、コンデンサ211を持っているので、コンデ
ンサがない配線基板と比べると、搭載するICチップ2
05にノイズが入るのを抑制する効果がある。しかしな
がら、ICチップ205の端子とコンデンサ211の端
子との距離、即ち、主面側端子207とコンデンサ用端
子209とを結ぶ配線215等の長さが、その構造上比
較的長くなる。このため、インダクタンスが大きくな
り、また、ノイズの抑制効果も良好とはいえない。
【0005】これに対し、従来形態2の配線基板301
は、ICチップ350を接続する主面側端子307とコ
ンデンサ端子309とが、主にビア導体317により、
配線基板301の厚さ方向に接続されているので、これ
らの端子間の距離が短い。従って、ICチップ305を
搭載したときに、ICチップ305の端子とコンデンサ
311の端子との距離が短くなり、インダクタンスを小
さく、また、ノイズの抑制効果を大きくすることができ
る。しかしながら、コンデンサ311を収容する凹部3
19が裏平面303に設けられているため、この部分に
は裏面側端子313を形成することができない。従っ
て、配線基板301の設計の自由度が小さい。
【0006】本発明はかかる現状に鑑みてなされたもの
であって、一方の面にICチップを搭載することが可能
で、しかも、コンデンサを有する配線基板であって、他
方の面の略全面に接続端子を形成することができ、ま
た、その設計及び製造が容易な配線基板、及び、このよ
うな配線基板を構成する基板搭載用配線基板を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】その解決
手段は、ICチップを外部に搭載することが可能で、コ
ンデンサを内部に収容する配線基板であって、第1基板
主平面と第1基板裏平面を有する略板形状をなす第1配
線基板と、上記第1基板裏平面に接続された上記コンデ
ンサと、第2基板主平面と第2基板裏平面を有し、上記
コンデンサを包囲し、上記第1基板裏平面に接続された
第2配線基板と、を備え、上記第1配線基板は、上記I
CチップのIC端子に対応して上記第1基板主平面に配
置された多数の第1基板主面側端子、上記第1基板裏平
面のうち、上記第1基板主面側端子が配置された領域を
厚さ方向に投影した投影領域内に配置された複数の第1
基板コンデンサ用端子、及び、上記第1基板裏平面のう
ち、上記第1基板コンデンサ用端子の周囲を取り囲む領
域に配置された多数の第1基板裏面側端子、を有し、上
記コンデンサは、一の面に複数のコンデンサ端子を有
し、これらのコンデンサ端子と上記第1基板コンデンサ
用端子とがそれぞれ接続されており、上記第2配線基板
は、上記第2基板主平面に凹設され、上記コンデンサを
収容する凹部、上記第1基板裏面側端子に対応して上記
第2基板主平面に配置され、これらの第1基板裏面側端
子とそれぞれ接続された多数の第2基板主面側端子、及
び、上記第2基板裏平面に配置された多数の第2基板裏
面側端子、を有する配線基板である。
【0008】本発明の配線基板は、第1基板裏平面のう
ちICチップ用の第1基板主面側端子が配置された領域
の投影領域内に、第1基板コンデンサ用端子が配置さ
れ、この端子にコンデンサが接続されている。即ち、I
Cチップを配線基板に搭載したときに、ICチップの直
下にコンデンサが位置することになる。このような形態
にすれば、ICチップのIC端子とコンデンサのコンデ
ンサ端子を、例えば厚さ方向に延びるビア導体により、
短い距離で電気的に接続することができる。従って、イ
ンダクタンスを小さくし、また、ノイズの抑制効果を大
きくすることができる。
【0009】また、この配線基板は、コンデンサと、コ
ンデンサを収容するキャビティを2分割する2つの配線
基板(第1配線基板及び第2配線基板)によって構成さ
れている。ところで、一体となった配線基板の内部にキ
ャビティを有し、このキャビティにコンデンサが収容さ
れたものも考えられる。しかし、このような配線基板
は、コンデンサを収容する比較的大きなキャビティを内
部に形成しなければならないため、その製造が困難であ
る。特に、配線基板がセラミック製の場合には、コンデ
ンサを収容した状態で焼成することが、コンデンサが高
温にさらされることを考慮すると、極めて困難である。
これに対し、本発明の配線基板は、第1配線基板にコン
デンサを接続し、これらに第2配線基板を接続すること
により製造することができるので、1つの配線基板内に
キャビティを形成し、これにコンデンサを収容するより
も製造が容易である。また、セラミック製の配線基板の
場合であっても、2つの配線基板を予め焼成しておき、
これらとコンデンサを接続すればよいので、特に製造面
で有利である。
【0010】また、本発明では、コンデンサは、第1配
線基板ではなく、第2配線基板に形成された凹部内に収
容されている。第1配線基板は、ICチップを搭載する
ので、それに関連して配線等の引き回しが複雑となるた
め、コンデンサを収容するような大きな凹部を形成する
のが、その設計上難しい。これに対し、第2配線基板
は、第1配線基板ほど配線等の引き回しが複雑にならな
いので、大きな凹部を形成することも比較的容易であ
る。従って、コンデンサを第2配線基板側に収容するこ
とで、第1配線基板の設計、ひいては配線基板全体の設
計が容易となる。また、配線等の引き回しが複雑な第1
配線基板に、コンデンサ用の大きな凹部を形成するの
は、その製造上も困難であるが、本発明のように、第2
配線基板にコンデンサ用の凹部を形成するのは比較的容
易である。
【0011】さらに、上記の配線基板であって、前記多
数の第2基板裏面側端子のうち少なくともいずれかは、
前記第2基板裏平面のうち、前記凹部を厚さ方向に投影
した投影領域内に配置され、かつ、前記第2基板主面側
端子のいずれかと導通している配線基板とすると良い。
【0012】本発明では、第2基板裏面側端子が、コン
デンサが収容されている凹部の直下にも形成され、しか
も、第2基板主面側端子と導通している。このような配
線基板は、マザーボードなど他の基板等に接続したとき
に、コンデンサの直下に位置する第2基板裏面側端子
も、他の基板等に接続させることができ、さらには、電
気的に利用することができる。
【0013】さらに、上記の配線基板であって、前記第
2配線基板は、前記凹部の底面と前記第2基板裏平面と
の間に、少なくとも1層の略平板状のプレーン導体層を
有し、このプレーン導体層が、前記第2基板主面側端子
のいずれかと導通し、かつ、前記凹部の投影領域内に配
置された第2基板裏面側端子のいずれかとも導通してい
る配線基板とすると良い。
【0014】本発明の配線基板においては、第2配線基
板が、コンデンサが収容されている凹部と第2基板裏平
面との間にプレーン導体層を有する。そして、プレーン
導体層は、第2基板主面側端子にも、凹部の直下に配置
された第2基板裏面側端子にも導通している。このよう
な配線基板は、例えば、第2基板主面側端子とプレーン
導体層とをビア導体で厚さ方向に接続し、同様に、プレ
ーン導体層と凹部の直下に形成された第2基板裏面側端
子とをビア導体で厚さ方向に接続するだけで、これらの
端子同士を容易に電気的に接続することができる。
【0015】また、他の解決手段は、外部にICチップ
を搭載することが可能で、一の平面にコンデンサが接続
され、上記一の平面のうち、上記コンデンサの周囲を取
り囲む領域に多数の端子が配置されたコンデンサ接続配
線基板に接続するための基板搭載用配線基板であって、
主平面と裏平面を有する略板形状をなし、上記コンデン
サを収容するため、上記主平面に凹設された凹部と、上
記端子に対応して上記主平面に配置された多数の主面側
端子と、上記裏平面に配置された多数の裏面側端子と、
を有する基板搭載用配線基板である。
【0016】本発明の基板搭載用配線基板を、コンデン
サ接続配線基板に接続すれば、コンデンサが内部に収容
された配線基板となる。即ち、予めコンデンサが接続さ
れたコンデンサ接続配線基板に、基板搭載用配線基板を
接続するだけで、コンデンサを内部に収容する配線基板
を製造することができるので、1つの配線基板内部にキ
ャビティを形成し、これにコンデンサを収容するよりも
製造が容易である。また、コンデンサを収容する凹部
が、ICチップを搭載するコンデンサ接続基板ではな
く、基板搭載用配線基板に形成されている。コンデンサ
接続配線基板は、ICチップを搭載するため、配線等の
引き回しが複雑になるのに対して、基板接続用配線基板
は、配線等の引き回しがそれほど複雑ではないので、こ
れにコンデンサ用の凹部を形成するのは比較的容易であ
る。従って、その設計が比較的容易である。さらに、配
線等の引き回しが複雑でない基板搭載用配線基板は、コ
ンデンサを収容するための大きな凹部を形成しても、そ
の製造も比較的容易である。
【0017】さらに、上記の基板搭載用配線基板であっ
て、前記多数の裏面側端子のうち少なくともいずれか
は、前記裏平面のうち、前記凹部を厚さ方向に投影した
投影領域内に配置され、かつ、前記主面側端子と導通し
ている基板搭載用配線基板とすると良い。
【0018】本発明では、裏面側端子が、コンデンサが
収容される凹部の直下にも形成され、しかも、主面側端
子と導通している。このようなものは、マザーボードな
ど他の基板等に接続したときに、凹部の直下に位置する
裏面側端子も、他の基板等に接続させることができ、さ
らには、電気的に利用することができる。
【0019】さらに、上記の基板搭載用配線基板であっ
て、前記凹部の底面と前記裏平面との間に、少なくとも
1層の略平板状のプレーン導体層を有し、このプレーン
導体層が、前記主面側端子のいずれかと導通し、かつ、
前記凹部の投影領域内に配置された裏面側端子のいずれ
かとも導通している基板搭載用配線基板とすると良い。
【0020】本発明では、コンデンサが収容される凹部
と裏平面との間にプレーン導体層を有する。そして、プ
レーン導体層は、主面側端子にも、凹部の直下に配置さ
れた裏面側端子にも導通している。このような配線基板
は、例えば、主面側端子とプレーン導体層とをビア導体
で厚さ方向に接続し、同様に、プレーン導体層と凹部の
直下に形成された裏面側端子とをビア導体で厚さ方向に
接続するだけで、これらの端子同士を容易に電気的に接
続することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】(実施形態)以下、本発明の実施
の形態を、図面を参照しつつ説明する。本実施形態の配
線基板1及び基板搭載用配線基板(第2配線基板)51
について、図1に断面図を示す。この配線基板1は、図
中に破線で示すICチップ91を搭載することが可能な
第1基板主平面12と、第1基板裏平面13とを有する
略板形状をなす第1配線基板11を備える(図中上
部)。この第1配線基板11の第1基板裏平面13に
は、コンデンサ3が接続されている。また、第1基板裏
平面13には、第2基板主平面52と第2基板裏平面5
3とを有し、コンデンサ3を包囲する第2配線基板51
が接続されている。
【0022】このうち第1配線基板11は、第1基板主
平面12をなす第1樹脂絶縁層15、第2樹脂絶縁層1
6、及び、第2基板裏平面13をなす第3樹脂絶縁層1
7が積層されたものである。第1樹脂絶縁層15と第2
樹脂絶縁層16の層間には、配線層等の第1導体層19
が形成され、また、第2樹脂絶縁層16と第3樹脂絶縁
層17の層間にも、配線層等の第2導体層20が形成さ
れている。また、第1樹脂絶縁層15には、この絶縁層
を貫通し、第1導体層19と接続する多数の第1ビア導
体23が形成されている。また、第2樹脂絶縁層16に
は、この絶縁層を貫通し、第1導体層19及び第2導体
層20と接続する多数の第2ビア導体24が形成されて
いる。また、第3樹脂絶縁層17には、この絶縁層を貫
通し、第2導体層20と接続する多数の第3ビア導体2
5が形成されている。
【0023】第1基板主平面12には、ICチップ91
のIC端子93に対応した第1基板主面側端子27が、
平面視略矩形状に多数配置されている。一方、第1基板
裏平面13のうち、第1基板主面側端子27が配置され
た領域を厚さ方向に投影した投影領域の略中央には、複
数の第1基板コンデンサ用端子29が形成されている。
また、第1基板裏平面13のうち、第1基板コンデンサ
用端子29を周囲を取り囲む略口字状の領域には、多数
の第1基板裏面側端子31が形成されている。
【0024】第1基板主面側端子27と第1基板コンデ
ンサ用端子29とは、第1ビア導体23、第1導体層1
9、第2ビア導体24、第2導体層20、及び第3ビア
導体25を介して、ほぼ厚さ方向に電気的に接続してい
る。また、第1基板主面側端子27と第1基板裏面側端
子31は、第1ビア導体23、第1導体層19、第2ビ
ア導体24、第2導体層20、及び第3ビア導体25を
介して電気的に接続している。これら第1基板主面側端
子27と第1基板裏面側端子31の間の引き回しは、第
1基板主面側端子27と第1基板コンデンサ用端子29
の間の引き回しと比べ、複雑になっている。
【0025】配線基板1のうちコンデンサ3は、略直方
体形状をなし、その主面5に、第1基板コンデンサ用端
子29と対応した複数のコンデンサ端子7を有してい
る。これらのコンデンサ端子7は、ハンダにより、第1
基板コンデンサ用端子29とそれぞれ接続されている。
【0026】配線基板1のうち第2配線基板(基板搭載
用配線基板)51は、第2基板主平面52をなす第4樹
脂絶縁層55、第5樹脂絶縁層56、及び、第2基板裏
平面53をなす第6樹脂絶縁層57が積層されたもので
ある。第4樹脂絶縁層55と第5樹脂絶縁層56との層
間には、配線等の第3導体層59が形成され、また、第
5樹脂絶縁層56第6樹脂絶縁層57との層間にも、配
線等の第4導体層60が形成されている。また、第4樹
脂絶縁層55には、この絶縁層を貫通し、第3導体層5
9と接続する多数の第4ビア導体61が形成されてい
る。また、第5樹脂絶縁層には、この絶縁層を貫通し、
第3導体層59及び第4導体層60と接続する多数の第
5ビア導体62が形成されている。また、第6樹脂絶縁
層57には、この絶縁層を貫通し、第4導体層60と接
続する多数の第6ビア導体63が形成されている。な
お、第5ビア導体62は、いずれも、第4ビア導体61
及び第6ビア導体63と略同軸で、これらと厚さ方向に
接続されている。
【0027】第2基板主平面52の略中央には、コンデ
ンサ3を収容する凹部65が形成されている。また、第
2基板主平面52には、第1基板裏面側端子31に対応
した第2基板主面側端子67が、平面視略口字状に多数
配置されている。これら第2基板主面側端子67は、ハ
ンダにより、第1基板裏面側端子31とそれぞれ接続さ
れている。一方、第2基板裏平面53の略全面には、多
数の第2基板裏面側端子69が形成されている。第2基
板主面側端子67と第2基板裏面側端子69とは、第4
ビア導体61、第3導体層59、第5ビア導体62、第
4導体層60、及び第6ビア導体63を介して、電気的
に接続されている。これら第2基板主面側端子67と第
2基板裏面側端子69の間の引き回しは、上述した第1
基板主面側端子27と第1基板裏面側端子29の間の引
き回しに比べると、それほど複雑ではない。
【0028】このような配線基板1は、第1基板裏平面
13のうち、第1基板主面側端子27が配置された領域
の投影領域内に、第1基板コンデンサ用端子29が配置
され、これにコンデンサ3が接続されている。即ち、I
Cチップ91を配線基板1に搭載したときに、ICチッ
プ91の直下の略中央に、コンデンサ3が位置すること
になる。このため、ICチップ91のIC端子93とコ
ンデンサ3のコンデンサ端子7とを、およそ厚さ方向に
延びる第1,第2,第3ビア導体23,24,25等に
より、短い距離で電気的に接続することができる。従っ
て、インダクタンスを小さくし、また、ノイズの抑制効
果を大きくすることができる。
【0029】また、この配線基板1は、コンデンサ3
と、コンデンサ3を包囲する第1配線基板11及び第2
配線基板51によって構成されている。従って、第1配
線基板11及び第2配線基板51を製造しておき、第1
配線基板11にコンデンサ3を接続して、これらに第2
配線基板51を接続すれば、配線基板1を製造すること
ができるので、一体となった配線基板などに比して、そ
の製造が容易である。
【0030】また、この配線基板1では、コンデンサ3
が第2配線基板51に形成された凹部65内に収容され
ている。前述のように、第1配線基板11は、配線等の
引き回しが複雑であるため、コンデンサ3用の大きな凹
部65を形成するのが、その設計上難しい。これに対
し、第2配線基板51は、第1配線基板11ほど配線等
の引き回しが複雑ではないので、凹部65を形成するこ
とも比較的容易である。従って、コンデンサ3を第2配
線基板51側に収容することで、第1配線基板11の設
計、ひいては配線基板1全体の設計が容易となる。ま
た、配線等の引き回しが複雑な第1配線基板11に、コ
ンデンサ用の凹部65を形成するのは、その製造上も困
難であるが、第2配線基板51に凹部65を形成するの
は比較的容易である。
【0031】さらに、この配線基板1は、第2基板裏面
側端子69が、凹部65の直下にも形成され、しかも、
第2基板主面側端子67と導通している。従って、配線
基板1を、マザーボードに接続したときに、凹部65の
直下に位置する第2基板裏面側端子69もマザーボード
に接続させることができ、さらには、電気的に利用する
ことができる。
【0032】次いで、上記配線基板1、及び基板搭載用
配線基板51の製造方法について説明する。第1配線基
板11及び第2配線基板51をそれぞれ製造し、コンデ
ンサ3を用意する。第1配線基板11は、公知の手法に
より製作することができる。即ち、両面に銅箔が張られ
たコア基板(第2樹脂絶縁層)16を用意し、所定の位
置を穿孔する。そして、無電解メッキ及び電解メッキを
順に施して、両面の銅箔上にメッキ層を形成すると共
に、略筒状の第2ビア導体24を形成する。その後、第
2ビア導体24内を樹脂で充填する。その後、両面のメ
ッキ層上に所定パターンのエッチングレジスト層を形成
し、このレジスト層から露出するメッキ層及び銅箔をエ
ッチング除去して、所定パターンの第1導体層19及び
第2導体層20を形成する。
【0033】次に、コア基板16の両面に、感光性エポ
キシ樹脂等からなるシート状の未硬化樹脂を重ねて、加
熱処理して半硬化させる。その後、所定パターンのマス
クを用いて、半硬化樹脂絶縁層を露光・現像し、さら
に、半硬化樹脂絶縁層を加熱・硬化させて、第1樹脂絶
縁層15及び第3樹脂絶縁層17を形成する。その後、
無電解メッキ及び電解メッキを順に施し、第1ビア導体
23、第3ビア導体25を形成すると共に、第1樹脂絶
縁層15上及び第3樹脂絶縁層17上にそれぞれメッキ
層を形成する。その後、両面のメッキ層上に、所定パタ
ーンのエッチングレジスト層を形成し、このレジスト層
から露出するメッキ層をエッチング除去して、第1基板
主面側端子27、第1基板コンデンサ用端子29及び第
1基板裏面側端子31を形成する。さらに、この基板の
両面にソルダーレジスト層(図示しない)を形成すれ
ば、図1に示す第1配線基板11ができる。
【0034】一方、第2配線基板51は、以下に示す方
法で製造する。即ち、図2に示すように、両面に銅箔が
張られた第1の基板(第4樹脂絶縁層)55、及び、両
面に銅箔が張られた第2の基板(第6樹脂絶縁層)57
を用意し、第1の基板55には、コンデンサ用の凹部6
5に相当する穴71を開けておく。次に、第1の基板5
5に第4ビア導体61を形成するための穴72を穿孔
し、第2の基板57に第6ビア導体63を形成するため
の穴73を穿孔する。但し、後に第5ビア導体62と略
同軸となる第4ビア導体61用の穴及び第6ビア導体6
3用の穴は、この工程では形成しない。
【0035】次に、第1の基板55に、無電解メッキ及
び電解メッキを順に施して、両面の銅箔上にメッキ層7
4を形成すると共に、略筒状の第4ビア導体61を形成
する。その後、第4ビア導体61内を樹脂で充填する。
その後、後に積層する側の面(図中下側の面)のメッキ
層74上に所定パターンのエッチングレジスト層を形成
し、このレジスト層から露出するメッキ層74及び銅箔
をエッチング除去して、図3に示すように、所定パター
ンの第3導体層59を形成する。なお、他方の面(図中
上側の面)のメッキ層74及び銅箔はエッチングしない
でそのままにしておく。
【0036】また同様に、第2の基板57に、無電解メ
ッキ及び電解メッキを順に施して、両面の銅箔上にメッ
キ層75を形成すると共に、略筒状の第6ビア導体63
を形成する。その後、第6ビア導体63内を樹脂で充填
する。その後、後に積層する側の面(図中上側の面)の
メッキ層75上に所定パターンのエッチングレジスト層
を形成し、このレジスト層から露出するメッキ層75及
び銅箔をエッチング除去して、図3に示すように、所定
パターンの第4導体層60を形成する。なお、他方の面
(図中下側の面)のメッキ層75及び銅箔はエッチング
しないでそのままにしておく。
【0037】次に、図4に示すように、プリプレグを介
して、第1の基板55及び第2の基板57を位置合わせ
をして積層する。そして、加熱してプリプレグを硬化さ
せ、第5樹脂絶縁層56として、第1の基板55と第2
の基板57を一体化させて、積層基板76とする。これ
により、コンデンサ3を収容するための凹部65も形成
される。次に、図5に示すように、第5ビア導体62と
これに同軸な第4ビア導体61及び第6ビア導体63を
形成するため、この積層基板76の上下面を貫通する穴
77を所定の位置に形成する。
【0038】次に、この積層基板76に、無電解メッキ
及び電解メッキを順に施して、上下両面のメッキ層7
4,75上にさらにメッキを施すと共に、略筒状の第5
ビア導体62と、これに略同軸な第4ビア導体61及び
第6ビア導体63を形成する。この際、凹部65内にメ
ッキ層が形成されないように、予め凹部65をマスキン
グしてから無電解メッキ及び電解メッキを行う。その
後、上記第5ビア導体62、第4ビア導体61、第6ビ
ア導体63を樹脂で充填する。その後、両面のメッキ層
上に所定パターンのエッチングレジスト層を形成し、こ
のレジスト層から露出するメッキ層及び銅箔をエッチン
グ除去して、図6に示すように、第2基板主面側端子6
7及び第2基板裏面側端子69を形成する。このように
して、第2配線基板51ができる。
【0039】第1配線基板11及び第2配線基板51を
製造したら、次に、第1配線基板11の第1基板コンデ
ンサ用端子29とコンデンサ3のコンデンサ端子7を、
ハンダで接続する。次に、第1配線基板11の第1基板
裏面側端子31と、第2配線基板51の第2基板主面側
端子67とを、ハンダで接続する。このようにして、配
線基板1が完成する。なお、第1基板主面側端子27
に、さらに、ICチップ91をハンダ接続するためのハ
ンダバンプを形成してもよい。
【0040】(変形形態)次いで、上記実施形態におけ
る変形形態について、図7を参照しつつ説明する。本変
形形態の配線基板101は、第1配線基板11が上記実
施形態の第1配線基板11と同様であるが、第2配線基
板(基板搭載用配線基板)151が上記実施形態の第2
配線基板51と異なる。従って、第2配線基板151を
中心に説明し、上記実施形態と同様な部分の説明は、省
略または簡略化する。
【0041】この第2配線基板(基板搭載用配線基板)
151は、第2基板主平面152をなす第4樹脂絶縁層
155、第5樹脂絶縁層156、及び、第2基板裏平面
153をなす第6樹脂絶縁層157の3層の絶縁層が積
層されたものである。第4樹脂絶縁層155と第5樹脂
絶縁層156との層間には、略平板状で複数の貫通孔を
有する第1プレーン導体層159が形成されている。ま
た、第5樹脂絶縁層156と第6樹脂絶縁層157との
層間にも、略平板状で複数の貫通孔を有する第2プレー
ン導体層160が形成されている。
【0042】また、第4樹脂絶縁層155には、この絶
縁層を貫通する多数の第4ビア導体161が形成されて
いる。一部の第4ビア導体161は、第1プレーン導体
層159と電気的に接続し、他の第4ビア導体161
は、第1プレーン導体層159の貫通孔171内に位置
して第1プレーン導体層159と絶縁しながら第2基板
裏平面153に向かって延びている。また、第5樹脂絶
縁層156にも、この絶縁層を貫通する多数の第5ビア
導体162が形成されている。この第5ビア導体162
の一部は、第1プレーン導体層159と電気的に接続す
る一方、第2プレーン導体層160の貫通孔172内に
位置して第2プレーン導体層160と絶縁しながら第2
基板裏平面153に向かって延びている。また、一部の
第5ビア導体162は、第1プレーン導体層159と絶
縁する第4ビア導体161と接続し、一方で、第2プレ
ーン導体層160と接続している。
【0043】さらに、第6樹脂絶縁層157にも、この
絶縁層を貫通する多数の第6ビア導体163が形成され
ている。この第6ビア導体163の一部は、第2プレー
ン導体層160と電気的に接続して第2基板裏面153
に向かって延びている。また、一部の第6ビア導体16
3は、第2プレーン導体層160と絶縁する第5ビア導
体162と接続して第2基板裏面153に向かって延び
ている。これらの引き回しは、第1配線基板11の第1
基板主面側端子27と第1基板裏面側端子29の間の引
き回しに比べて、それほど複雑ではない。
【0044】第2配線基板151のうち第2基板主平面
152の略中央には、上記実施形態と同様に、コンデン
サ3を収容する凹部165が形成されている。また、第
2基板主平面152には、第1基板裏面側端子31に対
応した第2基板主面側端子167が、平面視略口字状に
多数配置され、ハンダにより、第1基板裏面側端子31
とそれぞれ接続している。また、第2基板裏平面153
の略全面には、多数の第2基板裏面側端子169が形成
されている。
【0045】このような配線基板101も、コンデンサ
3と、コンデンサ3を包囲する第1配線基板11及び第
2配線基板151によって構成されているので、上記実
施形態と同様、その製造が容易である。また、この配線
基板101も、第1配線基板11ではなく、第2配線基
板151の凹部165内にコンデンサ3が収容されてい
る。第2配線基板151は、第1配線基板11ほど配線
等の引き回しが複雑でないので、コンデンサ3を第2配
線基板151側に収容することで、第1配線基板11の
設計、ひいては配線基板101全体の設計が容易とな
る。さらに、配線基板101の製造も比較的容易とな
る。また、この配線基板101は、第2基板裏面側端子
169が、凹部165の直下にも形成され、しかも、第
2基板主面側端子167と導通している。従って、凹部
165の直下に位置する第2基板裏面側端子169もマ
ザーボード等に接続させることができ、さらには、電気
的に利用することができる。
【0046】さらに、本変形形態では、第2配線基板
(基板搭載用配線基板)151が、コンデンサ3が収容
されている凹部165と第2基板裏平面153との間
に、第2プレーン電極層160を有する。そして、この
第2プレーン導体層160は、第2基板主面側端子16
7にも、凹部165の直下に配置された第2基板裏面側
端子169にも導通している。このため、第2基板主面
側端子167と第2プレーン導体層160とを第4,第
5ビア導体161,162で厚さ方向に接続し、第2プ
レーン導体層160と凹部165の直下に形成された第
2基板裏面側端子169とを、第6ビア導体163で厚
さ方向に接続するだけで、これらの端子同士を容易に電
気的に接続することができる。
【0047】なお、本変形形態の第2配線基板151
は、上記実施形態の第2配線基板51と同様にして製造
することができる。第2配線基板151製造後は、第1
配線基板11にコンデンサ3をハンダ接続し、さらに、
第2配線基板151をハンダ接続すれば、図7に示す配
線基板101ができる。
【0048】以上において、本発明を実施形態及び変形
形態に即して説明したが、本発明は上記実施形態等に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、
適宜変更して適用できることはいうまでもない。例え
ば、上記実施形態等では、樹脂製の配線基板1,101
について示したが、セラミック製の配線基板にも、本発
明を適用することができる。セラミック製の場合には、
コンデンサ3を収容した状態で焼成することができない
ため、一体型の配線基板を製造することは困難である
が、本発明を適用すれば、第1配線基板及び第2配線基
板を予めそれぞれ焼成しておき、これらとコンデンサ3
を接続すればよいので、製造面において特に有利であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る配線基板及び基板搭載用配線基
板の断面図である。
【図2】実施形態に係る基板搭載用配線基板の製造方法
を示す図であり、第1の基板及び第2の基板を穿孔した
様子を示す説明図である。
【図3】実施形態に係る基板搭載用配線基板の製造方法
を示す図であり、第4ビア導体、第6ビア導体、第3導
体層、第4導体層等を形成した様子を示す説明図であ
る。
【図4】実施形態に係る基板搭載用配線基板の製造方法
を示す図であり、プリプレグを介して第1の基板と第2
の基板を積層し、積層基板を形成した様子を示す説明図
である。
【図5】実施形態に係る基板搭載用配線基板の製造方法
を示す図であり、積層基板を穿孔した様子を示す説明図
である。
【図6】実施形態に係る基板搭載用配線基板の製造方法
を示す図であり、第4ビア導体、第5ビア導体、第6ビ
ア導体、第2基板主面側端子及び第2基板裏面側端子を
形成した様子を示す説明図である。
【図7】変形形態に係る配線基板及び基板搭載用配線基
板の断面図である。
【図8】従来形態1に係る配線基板の断面図である。
【図9】従来形態2に係る配線基板の断面図である。
【符号の説明】
1,101 配線基板 3 コンデンサ 7 コンデンサ端子 11 第1配線基板 12 第1基板主面 13 第1基板裏面 27 第1基板主面側端子 29 第1基板コンデンサ用端子 31 第1基板裏面側端子 51,151 第2配線基板(基板搭載用配線基板) 52,152 第2基板主面 53,153 第2基板裏面 67,167 第2基板主面側端子 69,169 第2基板裏面側端子 65,165 凹部 91 ICチップ 93 IC端子

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ICチップを外部に搭載することが可能
    で、コンデンサを内部に収容する配線基板であって、 第1基板主平面と第1基板裏平面を有する略板形状をな
    す第1配線基板と、 上記第1基板裏平面に接続された上記コンデンサと、 第2基板主平面と第2基板裏平面を有し、上記コンデン
    サを包囲し、上記第1基板裏平面に接続された第2配線
    基板と、を備え、上記第1配線基板は、 上記ICチップのIC端子に対応して上記第1基板主平
    面に配置された多数の第1基板主面側端子、 上記第1基板裏平面のうち、上記第1基板主面側端子が
    配置された領域を厚さ方向に投影した投影領域内に配置
    された複数の第1基板コンデンサ用端子、及び、 上記第1基板裏平面のうち、上記第1基板コンデンサ用
    端子の周囲を取り囲む領域に配置された多数の第1基板
    裏面側端子、 を有し、 上記コンデンサは、 一の面に複数のコンデンサ端子を有し、 これらのコンデンサ端子と上記第1基板コンデンサ用端
    子とがそれぞれ接続されており、 上記第2配線基板は、 上記第2基板主平面に凹設され、上記コンデンサを収容
    する凹部、 上記第1基板裏面側端子に対応して上記第2基板主平面
    に配置され、これらの第1基板裏面側端子とそれぞれ接
    続された多数の第2基板主面側端子、及び、 上記第2基板裏平面に配置された多数の第2基板裏面側
    端子、 を有する配線基板。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の配線基板であって、 前記多数の第2基板裏面側端子のうち少なくともいずれ
    かは、前記第2基板裏平面のうち、前記凹部を厚さ方向
    に投影した投影領域内に配置され、かつ、前記第2基板
    主面側端子のいずれかと導通している配線基板。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の配線基板であって、 前記第2配線基板は、 前記凹部の底面と前記第2基板裏平面との間に、少なく
    とも1層の略平板状のプレーン導体層を有し、 このプレーン導体層が、前記第2基板主面側端子のいず
    れかと導通し、かつ、前記凹部の投影領域内に配置され
    た第2基板裏面側端子のいずれかとも導通している配線
    基板。
  4. 【請求項4】外部にICチップを搭載することが可能
    で、 一の平面にコンデンサが接続され、 上記一の平面のうち、上記コンデンサの周囲を取り囲む
    領域に多数の端子が配置されたコンデンサ接続配線基板
    に接続するための基板搭載用配線基板であって、 主平面と裏平面を有する略板形状をなし、 上記コンデンサを収容するため、上記主平面に凹設され
    た凹部と、 上記端子に対応して上記主平面に配置された多数の主面
    側端子と、 上記裏平面に配置された多数の裏面側端子と、を有する
    基板搭載用配線基板。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の基板搭載用配線基板であ
    って、 前記多数の裏面側端子のうち少なくともいずれかは、前
    記裏平面のうち、前記凹部を厚さ方向に投影した投影領
    域内に配置され、かつ、前記主面側端子と導通している
    基板搭載用配線基板。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の基板搭載用配線基板であ
    って、 前記凹部の底面と前記裏平面との間に、少なくとも1層
    の略平板状のプレーン導体層を有し、 このプレーン導体層が、前記主面側端子のいずれかと導
    通し、かつ、前記凹部の投影領域内に配置された裏面側
    端子のいずれかとも導通している基板搭載用配線基板。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003060353A (ja) * 2001-08-09 2003-02-28 Murata Mfg Co Ltd 電子部品ユニットおよびその製造方法
JP2009212536A (ja) * 2009-06-22 2009-09-17 Kyocera Corp コンデンサ素子内蔵多層配線基板の製造方法

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