JP2002020535A - ハロゲン含有プラスチックの処理方法及びこれを用いた処理装置 - Google Patents

ハロゲン含有プラスチックの処理方法及びこれを用いた処理装置

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JP2002020535A
JP2002020535A JP2000209879A JP2000209879A JP2002020535A JP 2002020535 A JP2002020535 A JP 2002020535A JP 2000209879 A JP2000209879 A JP 2000209879A JP 2000209879 A JP2000209879 A JP 2000209879A JP 2002020535 A JP2002020535 A JP 2002020535A
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plastic
containing plastic
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JP2000209879A
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Keiji Morimoto
圭司 森本
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Kubota Corp
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    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
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    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Solid Fuels And Fuel-Associated Substances (AREA)
  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
  • Separation Of Solids By Using Liquids Or Pneumatic Power (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハロゲン含有プラスチックの脱ハロゲン化を
促進して、ハロゲン残留率の低い脱ハロゲン残渣を提供
可能なハロゲン含有プラスチックの処理方法を提供す
る。 【解決手段】 ハロゲン含有プラスチックを熱分解し
て、前記ハロゲン含有プラスチックからハロゲン化合物
を脱離させるハロゲン含有プラスチックの処理方法にお
いて、前記ハロゲン含有プラスチックと、熱分解時に前
記ハロゲン含有プラスチックに対して水素を供与可能な
水素供与性プラスチックからなる混合物を、加熱により
熱分解するハロゲン含有プラスチックの処理方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハロゲン含有プラ
スチックの処理方法、及びこの方法を用いたハロゲン含
有プラスチック処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般家庭等から排出される廃棄物
(一般廃棄物)及び産業廃棄物には、プラスチック(プ
ラスチック廃棄物)が含まれることが多かった。このプ
ラスチック廃棄物は、嵩高いので埋め立て処理に不向き
であり、また、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリ塩化ビ
ニリデン(PVDC)等のハロゲン含有プラスチック
を、生ゴミ等を焼却するための一般的な焼却設備を用い
て焼却すると、塩化水素等のハロゲン化合物が発生し
て、腐食による設備の劣化を引き起こすという問題点を
有していた。一方で、かかる問題を解決し、また資源を
有効に利用しようとする観点から、前記プラスチック廃
棄物を再生利用することが試みられている。例えば、前
記プラスチック廃棄物の再生方法としては、ポリエチレ
ンテレフタレート(PET)ボトルを分別回収して、こ
れを繊維製品として再生したり、前記プラスチック廃棄
物を加熱溶融してペレット等の形状に成形し、これをハ
イカロリー燃料(RPF)として、高炉・セメント炉の
燃料、還元剤等に利用したり、また、前記プラスチック
廃棄物を高温で熱分解して油化し、石油化学製品の原料
にしたり、溶融固化して溶融スラグとして利用すること
が試みられていた。
【0003】ここで、前記プラスチック廃棄物が前記ハ
ロゲン含有プラスチックを含有する場合には、その再生
過程及び使用時に前記ハロゲン化合物が周囲に漏出しな
いように、前記ハロゲン含有プラスチックから前記ハロ
ゲン化合物を除去する必要があり、従来のハロゲン含有
プラスチックの処理方法にあっては、前記ハロゲン含有
プラスチックを含有する前記プラスチック廃棄物を加熱
して熱分解し、前記ハロゲン化合物と前記ハロゲンの含
有量が低下した脱ハロゲン残渣とに分解していた。前記
脱ハロゲン残渣は、再生原料とし、前記ハロゲン化合物
は水溶液やアルカリ化合物と反応させて、溶液或いは塩
として捕捉して処分していた。あるいは、前記PVC、
PVDC等のハロゲン含有プラスチックは比重が大きい
ので、比重選別によって、ポリエチレン(PE)、ポリ
プロピレン(PP)などの、比重の小さい炭化水素系プ
ラスチックのみを集めて熱分解し、再生することが試み
られていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ハロゲン含有プラスチックの処理方法にあっては、前記
脱ハロゲン残渣に、前記ハロゲンが一定量残存すること
が知られており、脱ハロゲン化が不十分であるという問
題点があった。あるいは、比重の小さい炭化水素系プラ
スチックのみを再生するとすれば、前記比重の高いプラ
スチック廃棄物は廃棄(埋め立て)されるので、資源の
有効利用を図ることができないという問題点があった。
【0005】従って、本発明の目的は、上記欠点に鑑
み、前記ハロゲン含有プラスチックの脱ハロゲン化を促
進してハロゲン残留率の低い脱ハロゲン残渣を提供可能
なハロゲン含有プラスチックの処理方法及びこれを用い
たハロゲン含有プラスチック処理装置を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本発明のハロゲン含有プラスチックの処理方法の第1
特徴手段は、請求項1に記載されているように、前記ハ
ロゲン含有プラスチックを熱分解して、前記ハロゲン含
有プラスチックからハロゲン化合物を脱離させるハロゲ
ン含有プラスチックの処理方法において、前記ハロゲン
含有プラスチックと、熱分解時に前記ハロゲン含有プラ
スチックに対して水素を供与可能な水素供与性プラスチ
ックからなる混合物を、加熱により熱分解する点にあ
る。前記第1特徴手段において、請求項2に記載されて
いるように、前記水素供与性プラスチックが、低密度ポ
リエチレン、ポリプロピレン及びポリスチレンから選ば
れる少なくとも1種のプラスチックであることが好まし
い。また、この目的を達成するための本発明のハロゲン
含有プラスチックの処理方法の第2特徴手段は、請求項
3に記載されているように、ハロゲン含有プラスチック
を熱分解して、前記ハロゲン含有プラスチックからハロ
ゲン化合物を脱離させるハロゲン含有プラスチックの処
理方法において、実質的にポリエチレンテレフタレート
を含まず、且つハロゲン含有プラスチックを含むプラス
チック廃棄物を、密度が1.0g/cm3 以上の重質成
分と、密度が1.0g/cm3 未満の軽質成分とに分級
し、前記分級により得られた前記重質成分を加熱により
熱分解する点にある。また、この目的を達成するための
本発明のハロゲン含有プラスチックの処理方法の第3特
徴手段は、請求項4に記載されているように、ハロゲン
含有プラスチックを熱分解して、前記ハロゲン含有プラ
スチックからハロゲン化合物を脱離させるハロゲン含有
プラスチックの処理方法において、ハロゲン含有プラス
チックを含むプラスチック廃棄物からポリエチレンテレ
フタレートを除去すると共に、前記ポリエチレンテレフ
タレートを除く画分を、密度が1.0g/cm3 以上の
重質成分と密度が1.0g/cm3 未満の軽質成分とに
分級し、前記重質成分を加熱により熱分解する点にあ
る。上記第2及び3特徴構成において、請求項5に記載
されているように、前記ハロゲン含有プラスチックを含
むプラスチック廃棄物を湿式比重選別して、前記重質成
分と前記軽質成分とに分級することが好ましい。また、
この目的を達成するための本発明のハロゲン含有プラス
チック処理装置の第1特徴構成は、請求項6に記載され
ているように、ハロゲン含有プラスチックを熱分解し
て、前記ハロゲン含有プラスチックからハロゲン化合物
を脱離させるハロゲン含有プラスチック処理装置におい
て、実質的にポリエチレンテレフタレートを含まず、且
つハロゲン含有プラスチックを含むプラスチック廃棄物
を、湿式比重選別によって、密度が1.0g/cm 3
上の重質成分と、密度が1.0g/cm3 未満の軽質成
分とに分級する分級手段と、前記分級手段により分級さ
れた前記重質成分を加熱する熱分解手段とを備えた点に
ある。また、この目的を達成するための本発明のハロゲ
ン含有プラスチック処理装置の第2特徴構成は、請求項
7に記載されているように、ハロゲン含有プラスチック
を熱分解して、前記ハロゲン含有プラスチックからハロ
ゲン化合物を脱離させるハロゲン含有プラスチック処理
装置において、ハロゲン含有プラスチックを含むプラス
チック廃棄物からポリエチレンテレフタレートを除去す
ると共に、湿式比重選別によって、密度が1.0g/c
3 以上の重質成分と、密度が1.0g/cm3 未満の
軽質成分とに分級する分級手段と、前記分級手段により
分級された前記重質成分を加熱する熱分解手段とを備え
た点にある。そして、これらの作用効果は、以下の通り
である。
【0007】前記ハロゲン含有プラスチックの脱ハロゲ
ン化は、主に、水素が前記ハロゲンと結合してハロゲン
化水素を形成して、前記ハロゲン含有プラスチックから
脱離することによって起こると考えられている。ここ
で、発明者は、前記脱ハロゲン化反応が進行すると、反
応系内の水素が消費されて水素不足となり、また前記脱
ハロゲン残渣の分子構造が安定することによって脱ハロ
ゲン化が阻害され、これによって、除去されるべきハロ
ゲンが前記脱ハロゲン残渣に残留するものと考えた。そ
こで、前記ハロゲン含有プラスチックを熱分解するとき
に、水素供与性を有する物質を共存させることによっ
て、水素不足を解消し、前記脱ハロゲン残渣のハロゲン
残留率を低減させることに想到した。ここで、資源の有
効利用などの観点から、前記水素供与性物質として種々
のプラスチック廃棄物を用い、これを前記ハロゲン含有
プラスチックと共存させて熱分解を行なった。この結
果、枝分かれ構造が多く、水素を多く含んでおり、ま
た、電子供与性の官能基でプラスチック鎖(主鎖、側
鎖)が置換されているプラスチックと、ハロゲン含有プ
ラスチックとを共存させて熱分解することによって、前
記脱ハロゲン残渣のハロゲン含有率が大幅に低下すると
いう新知見を見出し、更に研究を進めて本発明を完成す
るに至った。
【0008】つまり、請求項1に記載されているよう
に、ハロゲン含有プラスチックを熱分解して、前記ハロ
ゲン含有プラスチックからハロゲン化合物を脱離させる
ハロゲン含有プラスチックの処理方法において、ハロゲ
ン含有プラスチックと、熱分解時に前記ハロゲン含有プ
ラスチックに対して水素を供与可能な水素供与性プラス
チックからなる混合物を加熱して、前記ハロゲン含有プ
ラスチックを熱分解すると、前記ハロゲン含有プラスチ
ックに対して前記水素供与性プラスチックが水素を供与
することによって、前記ハロゲン含有プラスチックに含
まれるハロゲンを高い比率でハロゲン化合物として脱離
させることが可能となると推測される。そして、前記ハ
ロゲン化合物が脱離することによって得られる脱ハロゲ
ン残渣を回収すれば、ハロゲン含有量が非常に低い(高
品質な)油化原料、高カロリー燃料等として利用するこ
とができる。
【0009】ここで、請求項2に記載されているよう
に、前記水素供与性プラスチックが、低密度ポリエチレ
ン、ポリプロピレン及びポリスチレンから選ばれる少な
くとも1種のプラスチックであると、炭化水素系プラス
チックであるので、熱分解産物が炭化水素等となり後処
理が容易であり、油化等の再生原料にも適しているので
好ましい。なお、低密度ポリエチレン、ポリプロピレン
又はポリスチレンの供給源としては、例えば、これらの
少なくとも1種を含む産業廃棄物を用いれば、組成が明
らかであり、また不純物の混入が少ないので好適であ
る。
【0010】また、近頃、ポリエチレンテレフタレート
(PET)製の飲料ボトルを分別回収することによっ
て、ポリエチレンテレフタレートの含有量が他種のプラ
スチックと比較して大幅に減少し(実質的にポリエチレ
ンテレフタレートを含まない)、且つハロゲン含有プラ
スチックを含むプラスチック廃棄物が、家庭ゴミ等の一
般廃棄物から得られるので、請求項3に記載されている
ように、これを、密度が1.0g/cm3 以上の重質成
分と、密度が1.0g/cm3 未満の軽質成分とに分級
すると、前記重質成分の構成成分は、主として前記ハロ
ゲン含有プラスチックであるポリ塩化ビニル(PVC)
と前記水素供与性プラスチックであるポリスチレンとな
る。従って、ハロゲン含有プラスチックを熱分解して、
前記ハロゲン含有プラスチックからハロゲン化合物を脱
離させるハロゲン含有プラスチックの処理方法におい
て、上述の如く分級して得られた前記重質成分を加熱し
て熱分解すると、前記ポリ塩化ビニルと前記ポリスチレ
ンとの相互作用により、前記ポリ塩化ビニルからハロゲ
ン化合物(主に塩化水素)が脱離し易くなり、脱ハロゲ
ン化(脱塩素化)が促進され、ハロゲン(塩素)残存率
の低い良質の脱ハロゲン残渣を得ることができる。
【0011】ところで、前記ポリエチレンテレフタレー
トは、比重が1.0以上の前記重質成分に分級されるプ
ラスチックであって、水素含有率の低い直鎖構造を有
し、かつそれ自身が電子吸引性を有するものである。発
明者は、鋭意研究の結果、前記ハロゲン含有プラスチッ
クのみを脱ハロゲン化した場合と、後述する実施例にあ
るように、前記ポリエチレンテレフタレートをハロゲン
含有プラスチックと共に熱分解した場合とで、ハロゲン
残留率に大差がないことを明らかにした。従って、前記
ポリエチレンテレフタレートは、前記脱ハロゲン残渣の
ハロゲン残留率の低減にほとんど寄与しないと考えた。
また、前記ポリエチレンテレフタレートを含む廃プラス
チックを再生しようとすると、ハンドリング上の問題が
生じる虞れがあることが知られている。そこで、請求項
4に記載されているように、ハロゲン含有プラスチック
を熱分解して、前記ハロゲン含有プラスチックからハロ
ゲン化合物を脱離させるハロゲン含有プラスチックの処
理方法において、前記プラスチック廃棄物から、前記ポ
リエチレンテレフタレートを除去すると共に、密度が
1.0g/cm3 以上の重質成分と密度が1.0g/c
3 未満の軽質成分とに分級することによって、前記重
質成分の構成成分を、主として前記ハロゲン含有プラス
チックであるポリ塩化ビニルと前記水素供与性プラスチ
ックであるポリスチレンとする。そして、このように分
級して得られた前記重質成分を加熱すると、前記ポリ塩
化ビニルと前記ポリスチレンとの相互作用により、前記
ポリ塩化ビニルからハロゲン化合物(主に塩化水素)が
脱離し易くなり、脱ハロゲン化(脱塩素化)が促進され
る。このようにして得られた脱ハロゲン残渣は、ハロゲ
ン(塩素)残存率が低く、良質なリサイクル原料とな
る。
【0012】更に、請求項5に記載されているように、
前記ハロゲン含有プラスチックを含むプラスチック廃棄
物を、前記重質成分と前記軽質成分とに分級するに、湿
式比重選別を採用すると、乾式比重選別と比較して、比
重の差で明確に分級可能であり、また、水を用いれば
1.0g/cm3 を境界として分級することが容易であ
るので好ましい。
【0013】そして、ハロゲン含有プラスチックを熱分
解して、前記ハロゲン含有プラスチックからハロゲン化
合物を脱離させるハロゲン含有プラスチック処理装置
が、請求項6に記載したような装置構成をとると、前記
分級手段が、前記ポリエチレンテレフタレートを分別回
収することによって実質的にポリエチレンテレフタレー
トを含まないようなプラスチック廃棄物を、湿式比重選
別により、密度が1.0g/cm3 以上の重質成分と、
密度が1.0g/cm3 未満の軽質成分とに分級するこ
とによって、主として前記ハロゲン含有プラスチックで
あるポリ塩化ビニルと前記水素供与性プラスチックであ
るポリスチレンを、前記重質成分として回収可能とな
る。そして、前記熱分解手段が、前記分級手段により分
級された前記重質成分を加熱して熱分解するので、前記
ポリ塩化ビニルと前記ポリスチレンとの相互作用によ
り、前記ハロゲン含有プラスチックからハロゲン化合物
を高効率で脱離させることが可能となり、ハロゲン(塩
素)残存率の低い良質の脱ハロゲン残渣を得ることがで
きる。
【0014】また、請求項7に記載されているように、
前記分級手段が、ハロゲン含有プラスチックを含むプラ
スチック廃棄物からポリエチレンテレフタレートを除去
することによって、後の熱分解の際に前記ハロゲン含有
プラスチックからの脱ハロゲン化を抑制するポリエチレ
ンテレフタレートの混入を防ぐとができ、湿式比重選別
によって、密度が1.0g/cm3 以上の重質成分と、
密度が1.0g/cm 3 未満の軽質成分とに容易に分級
することができる。この分級によって、前記重質成分側
には、前記ハロゲン含有プラスチックと、その脱ハロゲ
ン化を促進するポリスチレンが含まれることになる。そ
して、前記熱分解手段が、前記分級手段により分級され
た前記重質成分を加熱すると、前記重質成分に含まれる
プラスチックの相互作用によって、前記ハロゲン含有プ
ラスチックからのハロゲン化合物の脱離が促進されて、
前記脱ハロゲン残渣のハロゲン残存率を低減することが
できるので、良質の前記油化原料、前記高カロリー燃料
等を提供することができる。
【0015】なお、前記分級においては、前記ポリエチ
レンテレフタレートの除去を、重質・軽質成分の分級に
先立って行なっても良く、重質・軽質成分の分級を行な
ってから、前記重質成分に含まれる前記ポリエチレンテ
レフタレートを除去しても良い。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。先ず、家庭ゴミ由来のプラスチッ
ク廃棄物のように、PETボトルを分別回収することに
よって、ポリエチレンテレフタレートの含有量が他種の
プラスチックと比較して大幅に減少したプラスチック廃
棄物(実質的にポリエチレンテレフタレートを含まない
プラスチック廃棄物。前記ポリエチレンテレフタレート
含有率が、約10%以下であることが好ましい。)を処
理するためのハロゲン含有プラスチック処理装置につい
て説明する。図1に示すように、ストックヤード1に搬
入された前記プラスチック廃棄物は、数個の容器単位で
袋詰めされていることが多いので、これを破袋機2に投
入して破袋する。そして、磁選機を備えたシュレッダ
(破砕機)3で鉄片等の磁性を有する金属を分別除去し
て、細破砕する(例えば15mm程度の破砕片が得られ
る)。これにより得られた破砕片は、空気輸送装置4に
よって乾式風力選別装置5に搬送されて、金属片、砂等
の比重の高い夾雑物が除去された後に、貯留ホッパ6に
一旦貯留される。前記貯留ホッパ6に貯留された破砕片
は、分級手段としての湿式比重選別機7に水と共に導入
されて、比重1.0g/cm3 未満のプラスチック廃棄
物を軽質成分として、また比重1.0g/cm3 以上の
プラスチック廃棄物を重質成分として分級する。この重
質成分には、主に、ポリ塩化ビニルとポリスチレンが含
まれる。ここで、前記湿式比重選別機7としては、従来
のハイドロサイクロンシステム、シンクフロートシステ
ム等を採用することも可能であるが、前記破砕片を水と
共に横軸の遠心分離室に注入して、遠心力を付加するこ
とにより比重差を増幅し、比重1.0g/cm3 より軽
いポリエチレン、ポリプロピレン等と、比重1.0g/
cm3 より重いポリスチレン、ポリ塩化ビニル等を高精
度で分別可能な湿式比重選別機(株式会社クボタ製「C
ENSOR」シリーズ)を用いることが好ましい。
【0017】続いて、前記重質成分は、熱分解手段たる
熱分解槽8に投入され、好ましくは、280〜400℃
で30分〜2時間脱ハロゲン処理が施される。前記熱分
解槽8は、公知の構成を採用可能であり、例えば、上部
に前記重質成分を投入するための投入口とハロゲン含有
ガスを排出するためのガス流出口とを形成し、コーン状
をなす底部に前記脱ハロゲン残渣を排出するための残渣
取出口を形成した密閉式の反応容器を、その外周部に覆
設した加熱手段(図示省略)で加熱して、前記重質成分
を熱分解可能に構成しても良い。前記熱分解槽8では、
前記加熱手段による加熱によって、前記ポリ塩化ビニル
と前記ポリスチレン並びに混在する電子供与性プラスチ
ックとの相互作用が生じ、脱ハロゲン化の進行が促進さ
れて、従来の脱ハロゲン残渣と比べてハロゲン残留率の
低い脱ハロゲン残渣が生成する。これを、前記残渣取出
口より回収すれば、油化原料、高カロリー燃料等として
利用可能な良質の再生原料が得られる。また、熱分解に
よって、前記ハロゲン含有プラスチックから脱離したハ
ロゲン含有ガス(塩化水素など)は、前記ガス流出口か
ら、消石灰、水酸化ナトリウム溶液等の吸収剤を収容し
たハロゲン含有ガス処理装置9に移送されて、ここで、
前記吸収剤と反応して、炭酸カルシウム、塩化ナトリウ
ム溶液等として固定される。
【0018】なお、前記プラスチック廃棄物が、ポリエ
チレンテレフタレートを含むものであれば、前記熱分解
槽8に前記重質成分を供給するまでの間に、公知の構成
により、前記ポリエチレンテレフタレートを除去すれば
よい。
【0019】また、産業廃棄物のように、その組成が明
らかで均質なプラスチック廃棄物を処理する場合、破
袋、分級等する必要がない場合もあり、上記ハロゲン含
有プラスチック処理装置の構成から、不必要な構成を除
外しても良い。例えば、低密度ポリエチレン、ポリプロ
ピレン及びポリスチレンから選ばれる少なくとも1種の
プラスチックと、ハロゲン含有プラスチックとを混合す
るための混合手段(ミキサ等)を設けて、前記混合手段
により混合されたプラスチック廃棄物の混合物を、前記
熱分解槽8に投入することも可能である。
【0020】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。 (実施例1)各種炭化水素系プラスチック(高密度ポリ
エチレン(HDPE)、低密度ポリエチレン (LDP
E)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(P
S)、ポリエチレンテレフタレート(PET))の何れ
かに、前記ハロゲン含有プラスチックであるポリ塩化ビ
ニルを、塩素含有率が3.5重量%となるように混合し
て、5種のプラスチック混合物を調製した(表1参
照)。また、ポリエチレンテレフタレートを分別してい
ない模擬プラスチック廃棄物 (従来例)として、下記
表2に示す組成のプラスチック混合物(塩素含有率3.
5重量%)を調製した。これら6種のプラスチック混合
物を、熱分解手段である熱分解槽にそれぞれ投入し、3
20℃で1時間加熱することによって熱分解し、脱ハロ
ゲン化を行なった。これによって得られた6種の脱塩素
残渣の塩素残留率を調べた結果を、表1に示す。また、
本実施例で用いた各種プラスチックの比重を表3に示
す。
【0021】
【表1】
【0022】
【表2】
【0023】
【表3】
【0024】表1に示すように、水素を比較的多く含む
電子供与性のプラスチックであって、枝分かれ構造を有
する低密度ポリエチレン、ポリプロピレン及びポリスチ
レンを、ポリ塩化ビニルと共存させた状態で加熱して脱
塩素化すると、従来の無選別のプラスチック混合物(模
擬プラスチック廃棄物)から得られた脱塩素残渣と比較
して、前記脱塩素残渣に残留する塩素の量が低減してい
ることがわかる。逆に、水素含有率が低く電子吸引性の
直鎖構造のプラスチックである前記高密度ポリエチレン
又はポリエチレンテレフタレートを、ポリ塩化ビニルと
共存させた状態で加熱して脱塩素化しても、ポリ塩化ビ
ニルからの脱塩素化反応を促進していないことがわか
る。従って、前記低密度ポリエチレン、ポリプロピレン
又はポリスチレンから選ばれる少なくとも1種のプラス
チックと、ハロゲン含有プラスチックとの混合物を加熱
により熱分解することによって、前記脱ハロゲン残渣の
ハロゲン残存率を低減することができる。また、前記ポ
リエチレンテレフタレートを除く一般廃棄物から、1.
0g/cm3 以上の重質成分を比重選別すれば、前記ポ
リ塩化ビニルとポリスチレンとの混合物に類似した組成
のプラスチック廃棄物の混合物が得られるので、これを
熱分解することによっても、ハロゲン残留率の低い良質
の脱ハロゲン残渣が得られる。
【0025】(実施例2)前記実施例1の結果、最も脱
ハロゲン化促進に効果的であって、また、一般ゴミの分
別などによって比較的容易に得ることが出来るポリ塩化
ビニルとポリスチレンの組み合わせに注目して、その混
合比と脱ハロゲン効果について検討した。表4に示すよ
うに、ポリ塩化ビニルとポリスチレンの混合比の異なる
5種のプラスチック混合物を、熱分解手段である熱分解
槽にそれぞれ投入し、320℃で1時間加熱することに
よって熱分解し、脱ハロゲン化を行なった。これによっ
て得られた6種の脱塩素残渣の塩素残留率を調べた。
【0026】
【表4】
【0027】概ね、全体に占めるポリ塩化ビニルの割合
が低下するほど、脱ハロゲン残渣に含まれる塩素の量は
低下し、ポリ塩化ビニル混合比が20、35%の場合、
残存塩素濃度が0.05%以下にまで低下した良質の脱
ハロゲン残渣が得られた。脱ハロゲン効率を、前記実施
例1の模擬プラスチック廃棄物を基準に評価すると、少
なくともポリ塩化ビニル混合比が35%以下であるポリ
塩化ビニル/ポリスチレン混合物を熱溶融する方法は、
従来法に比べて効果的であるといえる。
【0028】〔別実施形態〕以下に別実施形態を説明す
る。前記実施形態において、前記プラスチック廃棄物を
記重質成分と前記軽質成分とに分級する分級手段とし
て、湿式比重選別機を用いたが、乾式比重選別機により
分級することも可能である。また、種々のプラスチック
廃棄物の混合物である一般廃棄物を、比重選別により夫
々のプラスチック種ごとに分別し、この中から、ハロゲ
ン含有プラスチックと、低密度ポリエチレン、ポリプロ
ピレン及びポリスチレンから選ばれる少なくとも1種の
プラスチックとを得て、熱分解しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るハロゲン含有プラスチック処理装
置の概略図
【符号の説明】
3 シュレッダ 7 湿式比重選別機 8 熱分解槽 9 ハロゲン含有ガス処理装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // C07B 35/06 C07B 35/06 37/06 37/06 C07C 17/367 C07C 17/367 C08L 23:00 C08L 23:00 25:00 25:00 Fターム(参考) 4D071 AA42 AA53 CA05 DA15 4F301 AA12 AA15 AA16 CA09 CA23 CA24 CA26 CA34 CA61 CA71 4H006 AA05 AC26 EA22 4H015 AA02 AA17 AB01 BA12 BB03 CB01 4H029 CA01 CA12

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハロゲン含有プラスチックを熱分解し
    て、前記ハロゲン含有プラスチックからハロゲン化合物
    を脱離させるハロゲン含有プラスチックの処理方法にお
    いて、 前記ハロゲン含有プラスチックと、熱分解時に前記ハロ
    ゲン含有プラスチックに対して水素を供与可能な水素供
    与性プラスチックからなる混合物を、加熱により熱分解
    するハロゲン含有プラスチックの処理方法。
  2. 【請求項2】 前記水素供与性プラスチックが、低密度
    ポリエチレン、ポリプロピレン及びポリスチレンから選
    ばれる少なくとも1種のプラスチックである請求項1記
    載のハロゲン含有プラスチックの処理方法。
  3. 【請求項3】 ハロゲン含有プラスチックを熱分解し
    て、前記ハロゲン含有プラスチックからハロゲン化合物
    を脱離させるハロゲン含有プラスチックの処理方法にお
    いて、 実質的にポリエチレンテレフタレートを含まず、且つハ
    ロゲン含有プラスチックを含むプラスチック廃棄物を、
    密度が1.0g/cm3 以上の重質成分と、密度が1.
    0g/cm3 未満の軽質成分とに分級し、 前記分級により得られた前記重質成分を加熱により熱分
    解するハロゲン含有プラスチックの処理方法。
  4. 【請求項4】 ハロゲン含有プラスチックを熱分解し
    て、前記ハロゲン含有プラスチックからハロゲン化合物
    を脱離させるハロゲン含有プラスチックの処理方法にお
    いて、 ハロゲン含有プラスチックを含むプラスチック廃棄物か
    らポリエチレンテレフタレートを除去すると共に、前記
    ポリエチレンテレフタレートを除く画分を、密度が1.
    0g/cm3 以上の重質成分と密度が1.0g/cm3
    未満の軽質成分とに分級し、 前記重質成分を加熱により熱分解するハロゲン含有プラ
    スチックの処理方法。
  5. 【請求項5】 前記ハロゲン含有プラスチックを含むプ
    ラスチック廃棄物を湿式比重選別して、前記重質成分と
    前記軽質成分とに分級する請求項3または4に記載のハ
    ロゲン含有プラスチックの処理方法。
  6. 【請求項6】 ハロゲン含有プラスチックを熱分解し
    て、前記ハロゲン含有プラスチックからハロゲン化合物
    を脱離させるハロゲン含有プラスチック処理装置におい
    て、 実質的にポリエチレンテレフタレートを含まず、且つハ
    ロゲン含有プラスチックを含むプラスチック廃棄物を、
    湿式比重選別によって、密度が1.0g/cm 3 以上の
    重質成分と、密度が1.0g/cm3 未満の軽質成分と
    に分級する分級手段と、 前記分級手段により分級された前記重質成分を加熱する
    熱分解手段とを備えたハロゲン含有プラスチック処理装
    置。
  7. 【請求項7】 ハロゲン含有プラスチックを熱分解し
    て、前記ハロゲン含有プラスチックからハロゲン化合物
    を脱離させるハロゲン含有プラスチック処理装置におい
    て、 ハロゲン含有プラスチックを含むプラスチック廃棄物か
    らポリエチレンテレフタレートを除去すると共に、湿式
    比重選別によって、密度が1.0g/cm3 以上の重質
    成分と、密度が1.0g/cm3 未満の軽質成分とに分
    級する分級手段と、 前記分級手段により分級された前記重質成分を加熱する
    熱分解手段とを備えたハロゲン含有プラスチック処理装
    置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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