JP2002016656A - 通信方法および通信システム - Google Patents

通信方法および通信システム

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JP2002016656A JP2000196601A JP2000196601A JP2002016656A JP 2002016656 A JP2002016656 A JP 2002016656A JP 2000196601 A JP2000196601 A JP 2000196601A JP 2000196601 A JP2000196601 A JP 2000196601A JP 2002016656 A JP2002016656 A JP 2002016656A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信側の環境に適応させるための通信情報の
変換処理に関する送信者の負担を軽減することができる
通信方法および通信システムを提供する。 【解決手段】 この通信方法によれば、送信される通信
情報が受信側の環境に適応していない場合には、送信側
システム7の情報処理部23の変換処理部33によっ
て、適応条件リストに基づいて、通信情報のフォーマッ
ト変換等の変換が行われる。また、送信側システム7の
記憶装置21には、受信側の環境の種類にそれぞれ適応
された複数の適応端末別コンテンツ群が用意されてお
り、送信相手の受信環境の種類が送信者によって特定さ
れると、制御部27によって、その受信側の環境に対応
する適応端末別コンテンツ群が複数の適応端末別コンテ
ンツ群から選択される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子メール等の通
信情報を伝達するための通信方法および通信システムに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、通信方法として、インターネ
ット等の通信回線等あるいは記録媒体を介して通信情報
を送信側システムから受信側システムに伝達する方法が
用いられている。伝達される通信情報としては、電子メ
ール、あるいはその電子メールに添付される画像や音声
等のデータファイルなどがあり、受信側システムで受信
された通信情報は、表示部や音声出力部等を介して再生
されるようになっている。また、受信側システムとして
用いられる情報端末には、パソコンや携帯電話機など種
々のものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】<第1の課題>このよ
うな通信方法においては、受信側システムの通信情報の
受信および再生のための環境には、種々のものがある。
例えば、画像情報や音声情報には種々のフォーマットが
存在し、受信側システムの再生環境によっては、採用し
ているデータフォーマットの相違により、受信した画像
情報や音声情報を再生できない場合がある。
【0004】また、受信側の環境の能力にも種々のレベ
ルのものがあり、受信側で受信再生可能な情報の品質や
情報量も異なっている。例えば、受信側によって、再生
可能な画像の解像度(サイズ)、色数、動画の単位時間
当たりのフレーム数(コマ数)、音声のサンプリング周
波数、MIDI楽曲の再生和音(ボイス)数などが大き
く異なっている。また、通信媒体として用いられる伝送
路や記録媒体に対するコストの多寡ばらつき(低速通信
回線に大容量のデータを送付するとコスト高となり、ま
た大容量の通信情報は受信側システムの記憶装置に保存
する場合にもコスト高となる)などの問題がある。
【0005】<第2の課題>通信情報の作成に用いられ
る画像や音声等のコンテンツは、送信者が録画や録音な
どの方法で作成したものである場合と、一般に流通する
(あるいは市販されている)他者の作成した画像(ビデ
オクリップ)、音声(音楽)、MIDI情報などである
場合とがある。
【0006】後者の場合、流通しているコンテンツは膨
大な数量であり、またそのフォーマット、品質および情
報容量も多岐に及んでおり、そのような膨大なコンテン
ツのうちから相手側の受信再生環境に適応するコンテン
ツをいかに選択するは、専門知識も必要であり、問題で
ある。特に、特に携帯電話機などの小型携帯端末でその
コンテンツの選択処理を行う場合、操作できるボタンや
キーなどの数も少なく、非常に不便である。
【0007】<第3の課題>また、伝達対象の通信情報
は、その使用目的(年賀状、暑中見舞、誕生日祝、冠婚
葬祭など)に応じて、画像、音声、文章等の情報形態の
異なるコンテンツを組み合わせて作成する必要がある場
合があるのであるが、膨大な組み合わせの数のうちから
使用目的に合致したコンテンツの適切な組み合わせを選
択するのは困難な場合が多い。
【0008】<第4の課題>さらに、通信情報として文
字だけの電子メールが送信される場合に比して、画像ま
たは音声を含む電子メールが送信される場合は、電子メ
ールの情報容量が大きくなりやすいため、受信等の際の
受信側の受信側システムの占有時間が大きくなる、ある
いは受信した電子メールを記憶する際に大きな記憶容量
が必要となるなどの多くの負担を受信側システムに強い
ることとなる。
【0009】また、通信情報の内容が画像や音声といっ
たメッセージ性の強いものである場合には、ときに(善
意にせよ悪意にせよ)受信者を不快にする場合がある。
さらに、見知らぬ相手あるいは好まざる相手からの悪意
を持った電子メール(コンピュータウィルス添付の電子
メールや脅迫的な内容の電子メールなど)の受信を強い
られる場合もあり、受信者側においてこのようなケース
における受信拒否の手段を設けておく必要がある。
【0010】<第5の課題>さらに、受信者が使用して
いる受信側システムに付与さている通信アドレスを送信
者側において管理する方法として、アドレスリストを用
いる方法がある。この点に関し、従来の通信方法に用い
られるアドレスリストでは、一人の受信者に割り当てら
れた受信者識別情報に、その受信者が使用する受信側シ
ステムに付与されている1つの通信アドレスが対応付け
て登録可能となっている。
【0011】しかしながら、現実には、一人の受信者
が、互いに異なる通信アドレスが付与された複数の受信
側システムを使用している場合があるが、このような場
合、その受信者が使用している複数の通信アドレスを従
来のアドレスリストを用いて管理しようとした場合に
は、各通信アドレスごとに受信者識別情報を設ける必要
がある。このため、従来の通信システムでは、アドレス
リストが煩雑化するとともに、受信者の所望とする通信
アドレスを迅速に特定することができない。
【0012】<発明の目的>そこで、前記問題点に鑑
み、本発明の第1の目的は、受信側の環境に適応させる
ための通信情報の変換処理に関する送信者の負担を軽減
することができる通信方法および通信システムを提供す
ることである。
【0013】また、本発明の第2の目的は、通信情報作
成の時における受信側の環境に適応するコンテンツを選
択する送信者の作業を不要することができる通信方法お
よび通信システムを提供するである。
【0014】さらに、本発明の第3の目的は、通信情報
の使用目的に応じて通信情報の作成に用いるコンテンツ
を容易に選択できる通信方法および通信システムを提供
することである。
【0015】また、本発明の第4の目的は、受信者側で
その受信側システムへの通信情報の受信の要否を選択す
ることができる通信方法および通信システムを提供する
ことである。
【0016】さらに、本発明の第5の目的は、受信者側
でその受信側システムへの通信情報の受信の要否を、通
信情報の内容に応じて選択することができる通信方法お
よび通信システムを提供することである。
【0017】また、本発明の第6の目的は、アドレスリ
ストを簡単化し、受信者の所望とする通信アドレスを迅
速に特定することができる通信方法および通信システム
を提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の技術的手段は、通信媒体として伝送路または記録媒体
を用いて通信情報を送信者の送信側システムから受信者
の受信側システムに伝達する通信方法であって、前記通
信情報の伝達の際に、伝達対象の前記通信情報が、前記
受信側システムまたは前記通信媒体の少なくとも一方に
より規定される受信側の環境に適応していない場合に
は、前記送信側システム、前記受信側システム、または
前記通信媒体として前記伝送路が用いられる場合には前
記伝送路中に介設される基地局に、前記通信情報を前記
受信側の環境に適応するように変換させることを特徴と
する。
【0019】好ましくは、前記送信側システム、前記受
信側システム、または前記通信媒体として前記伝送路が
用いられる場合には前記伝送路中に介設される前記基地
局には、前記受信側の環境の種類と、その受信側の環境
の各種類にそれぞれ適応する前記通信情報の複数種類の
適応条件とが対応付けられた適応条件リストが設けられ
ており、前記通信情報を伝達すべき前記受信側システム
が前記送信者によって特定されると、前記送信側システ
ム、前記受信側システム、または前記通信媒体として前
記伝送路が用いられる場合には前記伝送路中に介設され
る前記基地局に、前記適応条件リストを用いて、特定さ
れた前記受信側システムの前記環境の種別に対応する前
記適応条件を前記複数種類の適応条件のうちから選択さ
せ、その選択した適用条件に基づいて前記通信情報の変
換を行わせるのがよい。
【0020】また、好ましくは、前記送信側システム、
または前記通信媒体として前記伝送路が用いられる場合
には前記伝送路中に介設される前記基地局には、前記通
信情報の作成に用いられる複数のコンテンツが設けら
れ、その各コンテンツが前記受信側の環境の複数の種類
のうちのいずれかの種類に適応しており、前記送信側シ
ステムを介して前記送信者により前記通信情報の伝達対
象の前記受信側システムが特定されると、前記送信側シ
ステムまたは前記基地局に、前記複数のコンテンツのう
ちから特定された前記受信側システムに対応する前記受
信側の環境の種類に適応するコンテンツを選出させるの
がよい。
【0021】さらに、好ましくは、前記送信側システ
ム、前記受信側システムまたは前記通信媒体として前記
伝送路が用いられる場合には前記伝送路中に介設される
前記基地局には、包含するコンテンツの実質的な内容の
相違に基づいて分類された前記通信情報の作成に使用可
能な複数の種類別コンテンツ群が設けられ、前記各種類
別コンテンツ群には、前記受信側の環境の各種類にそれ
ぞれ適応された互いに適応形態の異なる複数のコンテン
ツが含まれており、前記送信側システムを介して前記送
信者により前記複数の種類別コンテンツ群のうちから使
用される前記種類別コンテンツ群が特定されるとともに
前記通信情報の伝達対象の前記受信側システムが特定さ
れると、前記送信側システムまたは前記基地局に、特定
された前記種類別コンテンツ群の前記複数のコンテンツ
のうちから、特定された前記受信側システムに対応する
前記受信側の環境の種類に適応するコンテンツを選出さ
せるのがよい。
【0022】また、好ましくは、前記送信側システム、
または前記通信媒体として前記伝送路が用いられる場合
には前記基地局には、情報形態の相違に基づいて分類さ
れた複数の形態別コンテンツ群が階層的に設けられてお
り、前記各形態別コンテンツ群には、前記通信情報の作
成に利用可能な互いに内容の異なる複数のコンテンツが
選択可能に含まれており、互いに異なる前記各形態別コ
ンテンツ群の前記各コンテンツ同士は、前記通信情報の
予め設定された複数の使用目的にそれぞれ対応した複数
種類の関連付け態様で互いに関連付けられており、前記
各種類の関連付け態様は、互いに異なる前記各形態別コ
ンテンツ群の前記各コンテンツ同士を、上位階層の前記
形態別コンテンツ群から下位階層の前記形態別コンテン
ツ群側に向けて階層間ごとに、各コンテンツ同士の関連
性に基づいて関連付けているのがよい。
【0023】さらに、好ましくは、前記複数の形態別コ
ンテンツ群のうちの少なくとも一部の前記形態別コンテ
ンツ群の前記情報形態は、画像、音声または文字のうち
のいずれかであるのがよい。
【0024】また、好ましくは、前記通信媒体として前
記伝送路が用いられ、前記伝送路を介して前記通信情報
を前記送信側システムから前記受信側システムに伝送す
る際に、前記基地局に前記通信情報を一旦保持させる一
方、その基地局に報知情報を前記伝送路を介して前記受
信側システムに向けて送信させ、前記受信側システムか
ら前記伝送路を介して前記基地局に送信要求が与えられ
るのに応答して、前記基地局に、保持している前記通信
情報を前記受信側システムに向けて送信させるのがよ
い。
【0025】さらに、好ましくは、前記通信媒体として
は前記伝送路が用いられ、前記伝送路を介して前記通信
情報を前記受信側システムに伝送する際に、前記送信側
システムまたは前記基地局に、前記通信情報に含まれる
情報本体の内容を示す内容情報を前記受信側システムに
対して送信させ、前記送信側システムまたは前記基地局
に前記受信側システムから送信要求が与えられるのに応
答して、前記送信側システムまたは前記基地局に、前記
情報本体を前記受信側システムに向けて送信させるのが
よい。
【0026】また、好ましくは、前記通信媒体として前
記伝送路が用いられ、前記送信側システムまたは前記伝
送路中に介設される基地局には、アドレスリストが設け
られ、前記アドレスリストは、前記各受信者に割り当て
られた少なくとも1つの受信者識別情報と、その各受信
者識別情報につ別に対応付けられた少なくとも1つのア
ドレス群とを備え、前記各アドレス群は、そのアドレス
群が対応付けられた前記受信者識別情報に対応する前記
受信者が使用している複数の前記受信側システムの通信
アドレスを包含可能であるのがよい。
【0027】さらに、前記目的を達成するための技術的
手段は、通信媒体として伝送路または記録媒体を用いて
通信情報を送信者の送信側システムから受信者の受信側
システムに伝達する通信システムであって、前記通信情
報の伝達の際に伝達対象の前記通信情報が、前記受信側
システムまたは前記通信媒体の少なくとも一方により規
定される受信側の環境に適応していない場合には、前記
送信側システム、前記受信側システム、または前記通信
媒体として前記伝送路が用いられる場合には前記伝送路
中に介設される基地局が、前記通信情報を前記受信側の
環境に適応するように変換するのがよい。
【0028】また、好ましくは、前記送信側システム、
前記受信側システム、または前記通信媒体として前記伝
送路が用いられる場合には前記伝送路中に介設される前
記基地局には、前記受信側の環境の種類と、その受信側
の環境の各種類にそれぞれ適応する前記通信情報の複数
種類の適応条件とが対応付けられた適応条件リストが設
けられており、前記送信側システム、前記受信側システ
ム、または前記通信媒体として前記伝送路が用いられる
場合には前記伝送路中に介設される前記基地局は、前記
通信情報を伝達すべき前記受信側システムが前記送信者
によって特定されると、前記適応条件リストを用いて、
特定された前記受信側システムの前記環境の種別に対応
する前記適応条件を前記複数種類の適応条件のうちから
選択し、その選択した適用条件に基づいて前記通信情報
の変換を行うのがよい。
【0029】さらに、好ましくは、前記送信側システ
ム、または前記通信媒体として前記伝送路が用いられる
場合には前記伝送路中に介設される前記基地局には、前
記通信情報の作成に用いられる複数のコンテンツが設け
られ、その各コンテンツが前記受信側の環境の複数の種
類のうちのいずれかの種類に適応しており、前記送信側
システムを介して前記送信者により前記通信情報の伝達
対象の前記受信側システムが特定されると、前記送信側
システムまたは前記基地局が、前記複数のコンテンツの
うちから特定された前記受信側システムに対応する前記
受信側の環境の種類に適応するコンテンツを選出するの
がよい。
【0030】また、好ましくは、前記送信側システム、
前記受信側システムまたは前記通信媒体として前記伝送
路が用いられる場合には前記伝送路中に介設される前記
基地局には、包含するコンテンツの実質的な内容の相違
に基づいて分類された前記通信情報の作成に使用可能な
複数の種類別コンテンツ群が設けられ、前記各種類別コ
ンテンツ群には、前記受信側の環境の各種類にそれぞれ
適応された互いに適応形態の異なる複数のコンテンツが
含まれており、前記送信側システムを介して前記送信者
により前記複数の種類別コンテンツ群のうちから使用さ
れる前記種類別コンテンツ群が特定されるとともに前記
通信情報の伝達対象の前記受信側システムが特定される
と、前記送信側システムまたは前記基地局が、特定され
た前記種類別コンテンツ群の前記複数のコンテンツのう
ちから、特定された前記受信側システムに対応する前記
受信側の環境の種類に適応するコンテンツを選出するの
がよい。
【0031】さらに、好ましくは、前記送信側システ
ム、または前記通信媒体として前記伝送路が用いられる
場合には前記基地局には、情報形態の相違に基づいて分
類された複数の形態別コンテンツ群が階層的に設けられ
ており、前記各形態別コンテンツ群には、前記通信情報
の作成に利用可能な互いに内容の異なる複数のコンテン
ツが選択可能に含まれており、互いに異なる前記各形態
別コンテンツ群の前記各コンテンツ同士は、前記通信情
報の予め設定された複数の使用目的にそれぞれ対応した
複数種類の関連付け態様で互いに関連付けられており、
前記各種類の関連付け態様は、互いに異なる前記各形態
別コンテンツ群の前記各コンテンツ同士を、上位階層の
前記形態別コンテンツ群から下位階層の前記形態別コン
テンツ群側に向けて階層間ごとに、各コンテンツ同士の
関連性に基づいて関連付けているのがよい。
【0032】また、好ましくは、前記複数の形態別コン
テンツ群のうちの少なくとも一部の前記形態別コンテン
ツ群の前記情報形態は、画像、音声または文字のうちの
いずれかであるのがよい。
【0033】さらに、好ましくは、前記通信媒体として
前記伝送路が用いられ、前記基地局は、前記伝送路を介
して前記送信側システムから前記通信情報が伝送されて
くると、その通信情報を一旦保持する一方、報知情報を
前記伝送路を介して前記受信側システムに向けて送信
し、前記受信側システムから送信要求が前記伝送路を介
して与えられるのに応答して、保持している前記通信情
報を前記伝送路を介して前記受信側システムに向けて送
信するのがよい。
【0034】また、好ましくは、前記通信媒体としては
前記伝送路が用いられ、前記伝送路を介して前記通信情
報が前記受信側システムに伝送される際に、前記送信側
システムまたは前記基地局が、前記通信情報に含まれる
情報本体の内容を示す内容情報を前記受信側システムに
対して送信し、前記送信側システムまたは前記基地局に
前記受信側システムから送信要求が与えられるのに応答
して、前記送信側システムまたは前記基地局が、前記情
報本体を前記受信側システムに向けて送信するのがよ
い。
【0035】さらに、好ましくは、前記通信媒体として
前記伝送路が用いられ、前記送信側システムまたは前記
伝送路中に介設される基地局には、アドレスリストが設
けられ、前記アドレスリストは、前記各受信者に割り当
てられた少なくとも1つの受信者識別情報と、その各受
信者識別情報につ別に対応付けられた少なくとも1つの
アドレス群とを備え、前記各アドレス群は、そのアドレ
ス群が対応付けられた前記受信者識別情報に対応する前
記受信者が使用している複数の前記受信側システムの通
信アドレスを包含可能であるのがよい。
【0036】
【発明の実施の形態】<背景技術>まず、具体的な実施
形態の説明を行う前に、本発明が適用される背景技術に
ついて簡単に説明する。
【0037】図1ないし図3は、通信媒体として伝送路
を用いて通常情報が伝送される場合のシステム構成例を
例示的に示しており、図4は、通信媒体として記録媒体
を用いて通信情報が伝達される場合の代表的なシステム
構成例を例示的に示している。
【0038】図1は、通信情報が伝送路1中に介設され
た複数の基地局3,5を介して送信側システム7から受
信側システム9に伝送されるようなシステム構成を示し
ている。図2は、通信情報が伝送路1内に介設された1
つの基地局11を介して送信側システム7から受信側シ
ステム9に伝送されるようなシステム構成を示してい
る。図3は、伝送路1中に基地局が設けられおらず、通
信情報がこの伝送路1を介して送信側システム7から受
信側システム9に直接伝送されるようなシステム構成を
示している。
【0039】図4のシステム構成では、伝送路1を用い
ることなく、送信側システム7にて通信情報を書き込ん
だ記録媒体13を受信者宛に郵送等により移送し、受信
者の受信側システム9側でその記録媒体13から通信情
報を読み込むことにより、通信情報が送信側システム7
から受信側システム9に伝達されるようになっている。
【0040】なお、図1ないし図3の構成において、基
地局3,5,11としては、メールサーバ(ゲートウェ
イ)などの任意の情報処理装置が用いられる。ここで、
基地局3は送信側の基地局(例えば、送信者が契約等し
て使用するプロバイダのサーバ等)であり、基地局5は
受信側の基地局(例えば、受信者が契約等して使用する
プロバイダのサーバ等)である。図1および図2の構成
において、各基地局3,5,11には、一般には複数の
送信側システム7および受信側システム9が接続路1を
介して接続可能な状態となっている。
【0041】また、送信側システム7および受信側シス
テム9としては、PC(パソコン)、携帯電話機、家庭
用ゲーム機、STB(Set Top Box:TV付加型のイン
ターネット端末)、あるいは駅、街角および店頭等に設
置された情報端末(例えば、MMS(Multi Media Stat
ion)) などの任意の情報端末が用いられる。
【0042】また、接続路1としては、インターネッ
ト、携帯電話回線網、公衆電話回線網、ブロードバンド
等の高速大容量通信網などの任意の通信回線が用いられ
る。記録媒体13としては、フロッピディスク等のディ
スク型の記録媒体、半導体メモリ、あるいICカード等
のカード型記録媒体などが用いられる。
【0043】また、伝達される通信情報としては、電子
メールなどの任意の電子情報が考えられる。また、電子
メールには、画像情報ファイル、音声情報ファイルある
いはMIDI情報ファイルなどの各種の添付情報ファイ
ルが添付可能なものが多い。
【0044】図5は、一般的な音声画像付の電子メール
のデータ構成を示す図である。図5に示すように、この
電子メールは、宛先、件名、各種リンク情報およびその
他の情報を含んだヘッダ情報D1と、文字情報本文D
2、添付された音声情報D3および画像情報D4とを備
えている。
【0045】<第1実施形態>以下に、図6に基づい
て、本発明の第1実施形態に係る通信方法の説明を行
う。なお、本実施形態に係る通信方法は、少なくとも前
述の図1ないし図4のシステム構成に適用可能なもので
ある。
【0046】<第1の特徴点>本実施形態に係る通信方
法では、作成した通信情報を伝送路1を介して送信側シ
ステム7から伝送路1を介して特定の相手側の受信側シ
ステム9に向けて送信する際に(あるいは、伝達対象の
通信情報を記録媒体13に書き込む際に)、その通信情
報を、受信側の環境に適用するように送信側システム7
に変換させてから伝送路1に送信させる(あるいは、記
録媒体13に書き込ませる)ようになっている。
【0047】ここで、受信側の環境とは、相手側の受信
側システム9の受信、再生等の能力、伝送路1(特に、
基地局5,11と相手側の受信側システム9との間の伝
送路部分)の伝送コスト(例えば、一定容量の情報を伝
送するのに必要な時間や料金)あるいは記録媒体13の
記録コスト(一定容量の情報を記録するのに必要な記録
媒体の数量や費用等)によって規定される。
【0048】この受信側の環境が異なると、受信側シス
テム9で受信、再生等に適した、あるいは受信、再生等
が可能な通信情報のフォーマットや情報容量等が異なる
ため、受信側の環境の種類に応じて、通信情報のフォー
マットや情報容量等を変換する必要がある。
【0049】受信側の環境の種類によって変換の必要が
あるものとしては、例えば、画像情報のフォーマット、
画像の解像度(サイズ)、色数、動画の単位時間当たり
のフレーム数(フレームレート)、音声のトラック数、
MIDIトラック数などがある。
【0050】図6は、本実施形態に係る通信方法に用い
られる送信側システム7の要部の構成を示すブロック図
である。送信側システム7のハードディスク等によって
構成される記憶装置21には、通信情報の変換処理およ
びその変換処理の要否判断に用いられる適応条件リスト
が登録されている。
【0051】適応条件リストには、送信側システム7を
使用する送信者が、通信情報を伝達する可能性がある複
数種類の受信側の環境と、その各種類の受信側の環境に
それぞれ適応する通信情報の複数種類の適応条件とが対
応付けられて登録されている。
【0052】下記の表1は、適応条件リストの一例を部
分的に簡単に示すものである。この表1では、受信側シ
ステム9としてPC、携帯電話機、STBが用いられる
場合の3種類の受信側の環境が登録されているととも
に、その各種類の受信側の環境に適応した通信情報に含
まれる画像情報、音声情報等の適応条件が対応付けられ
て登録されている。
【0053】
【表1】
【0054】このような適応条件リストは、送信側シス
テム7の図示しない操作入力部を介した手入力により作
成される場合や、適応条件リストが記録された記録媒体
から読み込む場合、伝送路1を介して特定のデータベー
スや送信相手の各受信側システムから取得する場合など
がある。また、適応条件リストを作成には、各種類の端
末の端末名と、その各種類の端末の適応条件とが対応付
けられた互換表などを用いてもよく、送信相手の送信側
システムの適応条件が不明な場合には、その送信側シス
テムと類似する端末の適応条件を流用してもよい。
【0055】そして、例えば、送信すべき通信情報が作
成されて送信相手となる受信側システム9(あるいは受
信側システム9の種類)が特定されて送信指示が与えら
れると、これに応答して、送信側システム7の情報処理
部23の制御部27が、送信相手となる受信側システム
9(あるいは受信側システム9の種類)に対応する受信
側の環境の種類を特定し、通信情報がその特定された受
信側の環境の種類に適応しているか否かを、記憶装置2
1に記憶されている適応条件リストにおける対応する種
類の受信側の環境に対応する適応条件に基づいて判断す
る。この判断は、通信情報のフォーマットや容量等の条
件が、適応条件リストの対応する適応条件に適応してい
るか否かを判断することにより行われる。
【0056】通信情報が適応条件リストの対応する適応
条件に適応している場合には、制御部27の制御によ
り、通信情報が、必要に応じて圧縮処理された後、通信
部29を介して伝送路1に送り出される。あるいは、制
御部27の制御により、通信情報が書込・読取装置31
を介して通信用の記録媒体13に書き込まれる。
【0057】一方、通信情報が適応条件リストの対応す
る適応条件に適応していない場合には、制御部27が、
その通信情報を変換処理部33に変換させる。この際、
制御部27から変換処理部33には、通信情報に含まれ
る変換を行うべき情報(ここでは、制御部27によって
電子メールから分離された画像情報、音声情報あるいは
MIDI情報)と、その情報を適応させるべき適応条件
リスト中の対応する適応条件とが与えられ、変換処理部
33は、その与えられた適応条件に適応するように通信
情報中の変換を行うべき情報の変換を行う。変換後の通
信情報は、制御部27の制御により、通信部29を介し
て伝送路1に送り出される(あるいは、書込・読取装置
31を介して通信用の記録媒体13に書き込まれる)。
【0058】図7は、変換処理部33の構成を示すブロ
ック図である。変換処理部33は、画像情報の変換を行
う画像情報変換部41と、音声情報の変換を行う音声情
報変換部43と、MIDI情報の変換を行うMIDI情
報変換部45とを備えている。なお、変換対象となる画
像情報、音声情報およびMIDI情報は、電子メールの
添付ファイル等として通信情報に含まれるものである。
【0059】画像情報変換部41は、解像度変換部41
aと、フレームレート変換部41bと、色数変換部41
cと、フォーマット変換部41dと、圧縮処理部41e
とを備えている。
【0060】解像度変換部41aは、与えられた画像情
報の解像度を、与えらえた解像度に関する適応条件に適
応するように変換する。同様に、フレームレート変換部
41b、色数変換部41cおよびフォーマット変換部4
1dは、与えられた画像情報のフレームレート、色数お
よびフォーマットを、与えらえたフレームレート、色数
およびフォーマットに関する適応条件に適応するように
変換する。圧縮処理部41eは、各変換部41a〜41
dによる変換後の与えられた画像情報の容量が、与えら
れた情報容量に関する適応条件に適応するように圧縮率
を調節して、その変換後の画像情報を圧縮して制御部2
7に出力する。
【0061】音声情報変換部43aは、サンプリングレ
ート変換部43a、トラックダウン43b、間引き処理
部43c、フォーマット変換部43d、画像同期処理部
43eおよび圧縮処理部43fを備えている。
【0062】サンプリングレート変換部43aおよびフ
ォーマット変換部43dは、与えられた音声情報のサン
プリングレートおよびフォーマットを、与えらえたサン
プリングレートおよびフレームレートに関する適応条件
に適応するように変換する。トラックダウン部43b
は、与えられた音声情報のトラック数が与えらえたトラ
ック数に関する適応条件に適応するように、音声情報の
トラック数を必要に応じて削減するトラックダウン処理
を行う。
【0063】間引き処理部43cは、音声情報を種々の
方法で間引くことにより音声情報の容量を対応する適応
条件に適応するように変換する機能と、後述する画像同
期処理部43eの制御により、音声情報を間引くことに
より、音声情報の画像情報に対する同期を調節する機能
とを有している。
【0064】画像同期処理部43eは、変換により画像
情報と音声情報との同期が損なわれるのを防止するため
に設けられるものであり、変換により画像情報と音声情
報の同期が損なわれる(あるいは、損なわれた)場合に
は、同期の回復処理を行う。
【0065】この同期回復の方法としては、例えば、音
声情報が音楽であり、音楽の切り替わりに同期して画像
も切り替われるようになっている場合において、変換に
より同期が損なわれた場合には、画像の切り替えタイミ
ングを受信側システム9に認識させるためのフラグを、
音楽の切り替わりに対応するタイミングで画像情報中に
付与する方法がある。あるいは、画像情報変換部41の
フレームレート変換部41bによる画像情報(動画像)
のレート変換の度合いに対応させて、間引き処理部43
cの間引きの処理の度合いを制御することにより、画像
情報と音声情報との同期を保持する方法がある。
【0066】圧縮処理部43fは、変換部43a,43
dおよび間引き処理部43cによる処理が施された後の
与えられた音声情報の容量が、与えられた情報容量に関
する適応条件に適応するように圧縮率を調節して、その
処理後の音声情報を圧縮して制御部27に出力する。
【0067】MIDI情報変換部45は、チャンネル数
変換部45a、付加情報処理部45b、間引き処理部4
5cおよび画像同期処理部45dを備えている。
【0068】チャンネル数変換部45aは、与えられた
MIDI情報のチャンネル数が与えられたチャンネル数
に関する適応条件に適応するように、MIDI情報のチ
ャンネル数を必要に応じて削減する。付加情報処理部4
5bは、与えられたMIDI情報の付加情報を、その付
加情報に関する与えられた適応条件に適応するように変
換する。
【0069】間引き処理部45cは、MIDI情報を種
々の方法で間引くことによりMIDI情報の容量を対応
する適応条件に適応するように変換する機能と、後述す
る画像同期処理部45dの制御により、MIDI情報を
間引くことにより、MIDI情報の画像情報に対する同
期を調節する機能とを有している。
【0070】画像同期処理部45dは、変換により画像
情報とMIDIとの同期が損われるのを防止するために
設けられるものであり、変換により画像情報と音声情報
の同期が損なわれる(あるいは、損なわれた)場合に
は、同期の回復処理を行う。
【0071】この同期回復の方法としては、例えば、M
IDI楽曲の切り替わりに同期して画像も切り替われる
ようになっている場合において、変換により同期が損な
われた場合には、画像の切り替えタイミングを受信側シ
ステム9に認識させるためのフラグを、MIDI楽曲の
切り替わりに対応するタイミングで画像情報中に付与す
る方法がある。あるいは、画像情報変換部41のフレー
ムレート変換部41bによる画像情報(動画像)のレー
ト変換の度合いに対応させて、間引き処理部45cの間
引きの処理の度合いを制御することにより、画像情報と
MIDI情報との同期を保持する方法がある。
【0072】このように、MIDI情報変換部45の各
機能要素(45a〜45d)により処理されたMIDI
情報は、制御部27に送られる。
【0073】制御部27は、変換後の画像情報、音声情
報あるいはMIDI情報が変換処理部33から与えられ
ると、その与えられた画像情報、音声情報あるいはMI
DI情報を再合成して電子メールに添付し、通信部29
を介して伝送路1に送り出す(あるいは、書込・読取装
置31を介して通信用の記録媒体13に書き込む)。
【0074】なお、本実施形態では、送信時に既に記憶
装置21に登録されている適応情報リスト中の各種類の
受信側の環境に対応する適応条件に基づいて通信情報の
変換を行うようにしたが、送信処理の前に、伝送路1を
介して送信先の受信側システム9あるいは基地局3,
5,11のデータベースから、送信先の受信側の環境に
適応する適応条件情報を入手し、その入手した適応条件
情報に基づいて通信情報の変換を行うようにしてもよ
い。
【0075】また、電子メール中の文字情報(テキスト
情報)中に含まれる文字数を削減することにより、文字
情報の容量を適用条件に適応するように変換するように
してもよい。
【0076】また、本実施形態では、制御プログラムで
動作する情報処理部23が、情報変換部41,43,4
5の各機能要素(41a〜41e,43a〜43f,4
5a〜45d)の機能を担っているが、各機能要素(4
1a〜41e,43a〜43f,45a〜45d)の機
能を担う回路を設けてもよい。
【0077】以上のように、この第1の特徴点によれ
ば、伝達対象の通信情報が、受信側の環境に適応してい
ない場合には、送信側システム7によって、通信情報が
受信側の環境に適応するように自動的に変換されて相手
側に送信される(あるいは記録媒体13に書き込まれ
る)ため、送信者がわざわざ通信情報の変換等を行う必
要がなく、受信側の環境に適応させるための通信情報の
変換処理に関する送信者の負担を軽減することができ
る。
【0078】<第2の特徴点>ところで、通信情報の作
成においては、予め作成しておいた、あるいは外部から
入手した複数のコンテンツ(サンプル)の中から選択し
たコンテンツを用いて通信情報を作成することがよくあ
る。例えば、暑中見舞として用いる通信情報と作成する
場合、文書情報を暑中見舞の定形文(コンテンツ)を用
いて作成し、暑中見舞にマッチする音楽や画像等のコン
テンツを選択して文書情報に添付して通信情報を作成す
る場合がある。
【0079】これに対応して、本実施形態では、送信側
システム7に備えられる記憶装置21には、対応する受
信側の環境の種類に応じて分類された複数の適応端末別
コンテンツ群51a〜51dが記録されている。記憶装
置21には、通信情報の送信対象となる各受信側システ
ム9の受信側の環境の種類と、その各種類の受信側の環
境にいずれのコンテンツ群51a〜51dが対応してい
るかを示す対応情報が記憶されている。
【0080】コンテンツ群51a〜51cには、受信側
システム9として、パソコン、携帯電話機あるいはST
Bが選択された際の各受信側の環境の種類に適応された
文字、音声、画像等の複数のコンテンツが選択可能に含
まれており、コンテンツ群51dには、変換することに
よりいずれの受信側の環境の各種類にも適応可能な文
字、音声、画像等の複数のコンテンツが選択可能に含ま
れている。
【0081】ここで、コンテンツ群51a〜51dは、
図8に示すように1階層に分類分けされて作成されても
よいし、受信側の環境の種類の分類分けに対応して、ツ
リー状に複数階層に分類分けされて作成されてもよい。
【0082】送信者による送信相手の特定は、例えば、
送信側システム7の図示しない表示部に表示される図9
に示すようなメニュー53を用いて行われる。メニュー
53には、送信相手となる予め登録された各受信側シス
テム9(あるいは受信側システム9の種類)を示す識別
情報53aが複数表示されている。各識別情報53a
は、受信側システム9のパソコンや携帯電話機等の種類
(機種名等)や表示色の相違などを用いて対応する受信
側システム9(あるいは受信側システム9の種類)を示
している。そして、例えば表示画面上においてカーソル
等によっていずれかの識別情報53aを特定することに
より、送信相手となる受信側システム9(あるいは受信
側システム9の種類)が特定される。なお、ここでは、
メニュー53内に各識別情報53aと、記憶装置21内
に設けられる各コンテンツ群51a〜51とは1対1に
対応している。
【0083】送信者により送信相手の受信側システム9
(あるいは受信側システム9の種類)が特定されると、
送信側システム7の情報処理部23の制御部27が、そ
の特定された受信側システム9(あるいは受信側システ
ム9の種類)に対応する受信側の環境を特定し、記憶装
置21に記憶された前記対応関係情報に基づいて、その
特定した受信側の環境に適応するコンテンツ群51a〜
51dを複数のコンテンツ群51a〜51dのうちから
選択し、その選択したコンテンツ群51a〜51dに含
まれるコンテンツを、受信側の環境に適応するものとし
て選択可能に送信者に提示する。なお、本実施形態で
は、メニュー53中の識別情報53aを選択することに
より受信側システム9の種類が特定されると、その識別
情報53aに対応するコンテンツ群51a〜51dが制
御部27によって選択され、これによて、特定された受
信側システム9の種類に対応するコンテンツ群51a〜
51dが選択される。
【0084】そして、このように抽出されたコンテンツ
のうちから送信者によって選択されたコンテンツが用い
られて通信情報が作成されると、その通信情報が、制御
部27によって通信部29および伝送路1を介して送信
相手の送信側システム9に送信される(あるいは、書込
・読取装置31を介して記録媒体13に書き込まれ
る)。
【0085】なお、コンテンツ群51dは、汎用コンテ
ンツが含まれているため、送信者によってコンテンツ群
51dが選択され、そのコンテンツ群51dに含まれる
コンテンツが用いられて通信情報が作成された場合に
は、記憶装置21に記憶された前記適応関係リストに基
づいて、その通信情報の送信前に、コンテンツ群51d
から選択されたコンテンツに対する前述の変換処理が行
われる。
【0086】以上のように、この第2の特徴点によれ
ば、送信者により通信情報の伝達対象の受信側システム
9が特定されると、送信側システム7によって、記憶装
置21に記憶されている複数のコンテンツ群51a〜5
1dのうちから特定された受信側システム9の受信側の
環境の種類に適応するコンテンツが選出されるようにな
っているため、送信者は、その選出されたコンテンツ群
51a〜51dのうちから所望とするコンテンツを選択
することにより受信側の環境に適応した通信情報を作成
することができ、その結果、通信情報作成の時における
受信側の環境に適応するコンテンツを選択する送信者の
作業を不要することができる。
【0087】なお、この特徴点では、記憶装置21に記
憶された複数のコンテンツが、受信側の環境の種類に応
じて設けられた適応端末別コンテンツ群51a〜51d
によって分類されたが、複数のコンテンツを、その実質
的な内容の相違に基づいて分類してもよい。
【0088】すなわち、この場合、その包含するコンテ
ンツの実質的な内容の相違に基づいて分類された複数の
種類別コンテンツ群が設けられ、各コンテンツの実質的
な内容に基づいて、各コンテンツがいずれかの種類別コ
ンテンツ群に分類される。これによって、各種類別コン
テンツ群には、実質的な内容が同じで、適応する受信側
の環境の種類が異なる複数のコンテンツが含まれること
となる。例えば、画像コンテンツの場合、画像の内容が
同じであり、解像度やフォーマットが異なっているコン
テンツは同一のコンテンツ群に分類されることとなる。
【0089】そして、この変形例では、送信者により複
数の種類別コンテンツ群のうちから使用される種類別コ
ンテンツ群が特定されるとともに通信情報の伝達対象の
受信側システムが特定されると、特定された種類別コン
テンツ群に含まれる複数のコンテンツのうちから、特定
された受信側システムに対応する受信側の環境の種類に
適応するコンテンツが制御部27によって選出されるよ
うになっている。
【0090】<第3の特徴点>送信側システム7に備え
られる記憶装置21に記憶された複数のコンテンツは、
図10に示すように、情報形態の相違(ここでは、画
像、音声、文字の別)に基づいて複数の形態別コンテン
ツ群55,57,59に分類されており、その複数の形
態別コンテンツ群55a〜55cは、階層構造を形成し
ている。これによって、各形態別コンテンツ群55,5
7,59には、通信情報の作成に使用可能な内容の異な
る複数のコンテンツ61,63,65が選択可能に含ま
れることとなる。ここでは、複数の画像コンテンツ61
を含むコンテンツ群55が上位階層となっており、複数
の音声コンテンツ63を含むコンテンツ群57が中位階
層となったおり、複数の文章コンテンツ65を含むコン
テンツ群59が下位階層となっている。
【0091】また、記憶装置21には、送信される通信
情報の複数の使用目的(あるいは内容、テーマ、シナリ
オ)67が、選択可能に記憶されている。
【0092】そして、互いに異なる各形態別コンテンツ
群55,57,59の前記各コンテンツ61,63,6
5同士は、予め登録された複数の使用目的67にそれぞ
れ対応した複数種類の関連付け態様A,Bにより、実線
矢印または鎖線矢印で示すように互いに関連付けられて
いる。各種類の関連付け態様A,Bは、互いに異なる各
形態別コンテンツ群55,57,59の各コンテンツ6
1,63,65同士を、上位階層の形態別コンテンツ群
55,57から下位階層の形態別コンテンツ群57,5
9側に向けて、ツリー状に分岐しつつあるいは分岐せず
に、対応する使用目的67に沿った各コンテンツ61,
63,65の関連性に基づいて関連付けている。また、
各種類の関連付け態様A,Bは、各使用目的67と、そ
の使用目的67に関連する最上位階層の各コンテンツ6
1との関連付けも行っている。
【0093】例えば、関連付け態様Aによって、使用目
的67aとコンテンツ61a〜63cが関連付けられて
いる。コンテンツ群55とコンテンツ群57との間で
は、コンテンツ61aとコンテンツ63a,63bと、
コンテンツ61bとコンテンツ63bと、コンテンツ6
1cとコンテンツ63cとがそれぞれ関連付けられてい
る。コンテンツ群57とコンテンツ群59との間では、
コンテンツ63aとコンテンツ65aと、コンテンツ6
3bとコンテンツ65a,65bと、コンテンツ63c
とコンテンツ65cとがそれぞれ関連付けられている。
【0094】すなわち、各使用目的67とコンテンツ群
55の各コンテンツ61との間、および各コンテンツ群
55,57,59間の関連付けは、可能な組み合わせの
うちから、使用目的67および各コンテンツ61,6
3,65の内容の関連性に基づいて選択されて行われて
いる。
【0095】そして、作成しようとしている通信情報の
使用目的67が、送信者によって予め登録された複数の
使用目的67のうちから選択されると、その選択された
使用目的67に対応する関連付け態様A,Bに基づい
て、制御部27によって、最上位階層のコンテンツ群5
5の複数のコンテンツ55のうちから、その使用目的6
7に関連する少なくとも1つのコンテンツ61が候補と
して選出される。このとき、例えば、使用目的67aが
送信者によって選択された場合には、コンテンツ61a
〜61cが制御部27によって候補として選出される。
【0096】続いて、コンテンツ群55のその候補して
選出されたコンテンツ61のうちから、通信情報の作成
に使用するコンテンツ61が送信者によって選択される
と、その選択されたコンテンツ61に関連する少なくと
も1つのコンテンツ63が、選択されている使用目的6
7に対応する関連付け態様A,Bに基づいて、制御部2
7によって、中位階層のコンテンツ群57の複数のコン
テンツ63のうちから選出される。このとき、例えば、
コンテンツ61aが送信者によって選択された場合に
は、コンテンツ63a,63bが制御部27によって候
補として選出される。
【0097】続いて、同様に、コンテンツ群57のその
候補して選出されたコンテンツ63のうちから、通信情
報の作成に使用するコンテンツ63が送信者によって選
択されると、その選択されたコンテンツ63に関連する
少なくとも1つのコンテンツ63が、選択されている使
用目的67に対応する関連付け態様A,Bに基づいて、
制御部27によって、下位階層のコンテンツ群59の複
数のコンテンツ65のうちから選出される。このとき、
例えば、コンテンツ63aが送信者によって選択された
場合には、コンテンツ65aが制御部27によって候補
として選出される。
【0098】そして、コンテンツ群59のその候補して
選出されたコンテンツ65のうちから、通信情報の作成
に使用するコンテンツ65が送信者によって選択される
と、これによって、通信情報の作成に用いられる画像、
音声、文章のコンテンツ61,63,65の組み合わせ
が決定されることとなる。
【0099】以上のように、この第3の特徴点によれ
ば、膨大なコンテンツ61,63,65の組み合わせの
数のうちから、通信情報の作成に用いるコンテンツ6
1,63,65の組み合わせを通信情報の使用目的67
に応じて用意に選択することができる。
【0100】<第4の特徴点>受信側システム7に備え
られる記憶装置21には、送信相手の通信アドレス(例
えば、メールアドレス)が登録されたアドレスリスト7
1(図11参照)が登録されている。
【0101】このアドレスリスト71は、図11に示す
ように、各受信者に割り当てられた少なくとも1つ(図
11では3つ)の識別名(受信者識別情報)73と、そ
の各識別名73に対応付けられた少なくとも1つ(図1
1では3つ)のアドレス群75とを備えている。識別名
73とは、各受信者を識別するための識別情報であり、
受信者の氏名等によって構成されている。
【0102】各アドレス群75は、そのアドレス群75
が対応付けられた識別名73に対応する受信者が使用し
ている複数の受信側システム9の通信アドレス77を包
含可能となっている。
【0103】アドレスリスト71に含まれる複数の通信
アドレス77は、その通信アドレス77の属性、あるい
はその通信アドレス77が割り当てられた受信側システ
ム9の属性等に基づく複数の項目79に分類分けされて
いる。例えば、項目79aには、受信者が勤務先で使用
している通信アドレス77が登録され、項目79bに
は、受信者が携帯電話機で使用している通信アドレス7
7が登録され、項目79cには、受信者が自宅で使用し
ている通信アドレス77が登録され、項目79dには、
受信者が通信機能付きのカーナビゲーション装置等を用
いて車に乗っているときに使用している通信アドレス7
7が登録される。
【0104】また、送信側システム7の図示しない表示
部には、アドレスリスト71が表示可能となっており、
このアドレスリスト71を用いて、通信情報の送信先の
通信アドレス77を特定できるようになっている。
【0105】すなわち、前記表示部には、アドレスリス
ト71に含まれる複数の通信アドレス77が、図11に
示すように、縦横に配置された対応する識別名73およ
び項目79によって規定されるリスト71の各升目内に
表示されるようになっており、カーソル等を所望の升目
に移動させるなどして送信先の通信アドレス77を特定
できるようになっている。
【0106】以上のように、この第4の特徴点に係るア
ドレスリスト71によれば、各受信者が複数の通信アド
レス77を使用している場合には、各受信者を特定する
ための単一の各識別名73に複数の通信アドレス77を
対応付けることができ、その結果、アドレスリスト71
を簡単化し、受信者の所望とする通信アドレス77を迅
速に特定することができる。
【0107】なお、上述の第1ないし第3の特徴点に係
る送信側システム7の構成および機能を、基地局3,5
または11あるいは受信側システム9に設けてよい。ま
た、上述の第4の特徴点に係る送信側システム7の構成
および機能を、基地局3,5,11に設けてもよい。こ
のようにした場合、基地局3,5または11に設けられ
たこれにらの構成および機能は、送信側システム7およ
び伝送路1を介して送信者によって利用されることとな
る。
【0108】<第2実施形態>図12は、本発明の第2
実施形態に係る通信方法に用いられる基地局の要部の構
成を示すブロック図である。なお、本実施形態に係る通
信方法は、例えば図1または図2のシステム構成に適応
可能である。
【0109】本実施形態に係る通信方法では、通信情報
の作成のための処理の少なくとも一部を、基地局3,5
または11で行うようになっている。すなわち、基地局
3,5または11に備えられる記憶装置81には、図1
3に示すように、前述の第1実施形態の第2の特徴点と
同様な複数の適応端末別コンテンツ群83a〜83dが
設けられるとともに、コンテンツ利用履歴85が記憶さ
れるようになっている。
【0110】また、記憶装置81には、通信情報の送信
対象となる各受信側システム9の受信側の環境の種類
と、その各種類の受信側の環境にいずれのコンテンツ群
83a〜83dが対応しているかを示す対応情報が記憶
されている。さらに、記憶装置81には、前述の表1に
示す適応条件リストと同様な適応条件リストも記憶され
ている。
【0111】各コンテンツ群83a〜83dの特徴およ
びその各コンテンツ群83a〜83dが包含するコンテ
ンツの内容は、前述のコンテンツ群51a〜51dと同
様であるため、ここでは詳細な説明は省略する。コンテ
ンツ利用履歴情報85は、例えば、どのユーザ(送信
者)が記憶装置81に記憶されているどのコンテンツを
利用しかたを記録した情報であり、各ユーザに対する課
金や、各コンテンツの著作権管理や、人気コンテンツの
集計などのマーケティング情報として使用可能となって
いる。なお、コンテンツ利用履歴情報85の管理および
更新は、基地局3,5または11に備えられる情報処理
部87の制御部89によって行われる。
【0112】基地局3,5または11の記憶装置81の
コンテンツを利用する際には、送信側システム7および
伝送路1を介してコンテンツの利用を供給するためのリ
クエスト情報D5(図14)を、基地局3,5または1
1に送信することにより利用できるようになている。
【0113】そのリクエスト情報D4は、例えば、図1
4に示すような通信情報に含められて基地局3,5また
は11に送信される。このリクエスト情報D4は、画像
コンテンツと音声コンテンツの利用を要求するものであ
り、複数のコンテンツ群83a〜83dのうちのいずれ
のコンテンツ群83a〜83dを使用するのかを示すコ
ンテンツ群特定情報と、その特定されたコンテンツ群8
3a〜83dに含まれるいずれのコンテンツを利用する
のかを示すコンテンツ特定情報とが含まれている。な
お、図14の通信情報に含まれるヘッダ情報D1および
文字情報本文D2は、図5の通信情報に含まれるヘッダ
情報D1および文字情報本文D2と実質的に同一であ
る。
【0114】コンテンツ群特定情報としては、例えば、
送信相手の受信側システム9に対応する受信側の環境の
種類を示す情報が考えられる。この場合、受信側の環境
の種類を示す情報が伝送路1を介して基地局3,5また
は11に与えられると、情報処理部87の制御部89
が、記憶装置83に記憶された前記対応関係情報に基づ
いて、その特定された受信側の環境に適応するコンテン
ツ群83a〜83dを複数のコンテンツ群83a〜83
dのうちから選択するとともに、その選択したコンテン
ツ群83a〜83dのうちから、送信されてきたコンテ
ンツ特定情報に対応するコンテンツを選択して文字情報
本文D2に添付して、図5に示すような通信情報を完成
させ、通信部93および伝送路1を介して送信相手の受
信側システム9に送信する。
【0115】なお、コンテンツ群83dは、汎用コンテ
ンツが含まれているため、送信者によってコンテンツ群
83dが選択され、そのコンテンツ群83dに含まれる
コンテンツが用いられて通信情報が作成された場合に
は、記憶装置83に記憶された前記適応関係リストに基
づいて、その通信情報の送信前に、制御部89の指示に
よって行われる変換処理部91の変換処理によって、コ
ンテンツ群83dから選択されたコンテンツに対する前
述の変換処理が行われる。なお、変換処理部91の構
成、機能および変換処理の内容は、前述の変換処理部3
3と実質的に同様である。
【0116】以上のように、本実施形態に係る通信方法
によれば、通信情報作成際の送信者の負担を軽減できる
等の第1実施形態と同様な効果が得られるとともに、以
下のような効果も得られる。
【0117】すなわち、本実施形態に係る通信方法で
は、基地局3,5または11に複数のコンテンツが用意
されており、送信者が送信側システム7および伝送路1
を介して通信情報の作成に用いるコンテンツを指定する
と、そのコンテンツを用いて通信情報が基地局3,5ま
たは11にて作成、完成されて、受信側システム9に送
信されるようになっているため、画像や音声等の情報容
量の大きなコンテンツを送信側システム7に記憶してお
く(あるいは読み込む)必要がない。このため、情報処
理容量の乏しい携帯電話機などの簡易な携帯端末が送信
側システム7として用いられている場合にも、画像や音
声等の情報容量の大きなコンテンツを用いて作成した通
信情報を受信側システム9に送信することができる。
【0118】なお、本実施形態では、記憶装置81に記
憶された複数のコンテンツが、受信側の環境の種類に応
じて設けられた適応端末別コンテンツ群83a〜83d
によって分類されたが、複数のコンテンツを、その実質
的な内容の相違に基づいて分類してもよい。
【0119】すなわち、この場合、その包含するコンテ
ンツの実質的な内容の相違に基づいて分類された複数の
種類別コンテンツ群が設けられ、各コンテンツの実質的
な内容に基づいて、各コンテンツがいずれかの種類別コ
ンテンツ群に分類される。これによって、各種類別コン
テンツ群には、実質的な内容が同じで、適応する受信側
の環境の種類が異なる複数のコンテンツが含まれること
となる。例えば、画像コンテンツの場合、画像の内容が
同じであり、解像度やフォーマットが異なっているコン
テンツは同一のコンテンツ群に分類されることとなる。
【0120】この場合、各種類別コンテンツ群には、そ
の内包するコンテンツの内容を示すタイトル等の識別情
報が付与される。これに伴って、送信者は、基地局3,
5または11に送信するリクエスト情報D5に、利用を
希望する種類別コンテンツ群を示すタイトル等の識別情
報を含めることによって、所望とする種類別コンテンツ
群を特定することができる。この際、この識別情報が、
前述のコンテンツ群特定情報に対応している。また、記
憶装置81には、各種類別コンテンツ群に含まれる各コ
ンテンツが、いずれの種類の受信側の環境(あるいはい
ずれの種類の受信側システム9)に適応しているかを示
す適応関係情報が記憶される。
【0121】そして、この変形例では、送信側システム
7から基地局3,5または11に、リクエスト情報D5
に含まれる前記識別情報が伝送路1を介して基地局3,
5または11に与えられると、情報処理部87の制御部
89が、複数の種類別コンテンツ群のうちから、その識
別情報が示す種類別コンテンツ群を選択するとともに、
その選択した種類別コンテンツ群のうちから、前記対応
関係情報に基づいて、リクエスト情報D5に含まれる受
信側の環境の種類(あるいは受信側システム9の種類)
を示す情報に対応するコンテンツを選択して文字情報本
文D2に添付して、図5に示すような通信情報を完成さ
せ、通信部93および伝送路1を介して送信相手の受信
側システム9に送信する。
【0122】<第3実施形態>図15は、本発明の第3
実施形態に係る通信方法に用いられる基地局5または1
1の要部の構成を示すブロック図である。なお、本実施
形態に係る通信方法は、例えば、図1または図2に示す
システム構成に適応可能である。なお、本実施形態に係
る通信方法は、第1または第2実施形態に係る通信方法
と組み合わされて用いられる。
【0123】本実施形態では、作成された通信情報が、
送信側システム7から基地局5または11に送信されて
くると、基地局5または11に備えられる情報処理部9
1が、その通信情報をその記憶装置93内に一旦保持す
る一方、通信情報の到着を示す報知情報を、その通信部
95および伝送路1を介して対応する受信側システム9
に送信する。この報知情報に、通信情報の到着を示す情
報だけでなく、到着した通信情報の種類(文字のみ、文
字と画像あるいは文字と画像と音声等)を示す情報や通
信情報の情報容量を示す情報を含めるようにしてもよ
い。そして、この報知情報によって、例えば、電子メー
ルやボイスメッセージなどにより、「画像音声メールが
到着しています、ダウンロードしますか?」などの連絡
が行われる。
【0124】ここで、記憶装置93には、基地局5また
は11を利用する各受信者のデータベースが設けられて
おり、各受信者宛で送られてきた通信情報は、その対応
する受信者のデータベース内に一旦記憶される。
【0125】そして、報知情報を送信した受信側システ
ム9から、通信情報の送信を要求する送信要求が伝送路
1を介して送信されてくると、それに応答して、情報処
理部91が、記憶装置93内に保持している通信情報を
読み出して、通信部95および伝送路1を介して対応す
る受信側システム9に送信する。送信された通信情報
は、受信側システムにて適宜再生される。
【0126】ここで、通信情報が基地局5または11か
ら受信側システム9に送信されると、記憶装置93内の
対応する通信情報は、原則として消去される。ただし、
受信者の希望により、ダウロード後も消去せずに通信情
報を記憶装置93内に保存するようにしてもよい。ある
いは、受信者が、通信情報の到着を示す報知情報を受信
側システム9で受信した際に、その通信情報の消去を指
示する消去指令を伝送路1を介して基地局5または11
に送信することにより、記憶装置93内の通信情報をダ
ウンロードせずに消去するようにしてもよい。あるい
は、報知情報の送信後、一定期間以上、送信要求が行わ
れない通信情報については、消去するようにしてもよ
い。
【0127】以上のように、本実施形態によれば、伝送
路1を介して通信情報が送信側システム7から受信側シ
ステム9に伝送される際に、通信情報が基地局5または
11に一旦保持される一方、報知情報が基地局5または
11から伝送路1を介して受信側システム9に向けて送
信され、受信側システム9から伝送路1を介して基地局
5または11に送信要求が与えられるのに応答して、基
地局5または11に保持している通信情報が受信側シス
テム9に向けて送信されるため、基地局5または11か
ら報知情報が送信されてきた際に、受信者が通信情報の
受信側システム9への受信の要否および受信側システム
9への受信タイミングを選択することができる。
【0128】その結果、受信者が、受信側システム9と
して使用している受信端末などの状況(例えば、受信端
末のメモリの容量や残量、使用している基地局5または
11との間の伝送路1の費用的、時間的な伝送コスト、
あるいは受信端末の通信情報の再生能力など)や、受信
者の都合(仕事中で手が放せない状況等)によっては、
通信情報を受信したく場合や、受信するが受信のタイミ
ングを選びたい場合や、その時点で使用している受信側
システム9ではなく他の受信側システム9で受信したい
場合があるのであるが、これらの受信者の要望の適切に
対応することができる。
【0129】<第4実施形態>図16は、本発明の第4
実施形態に係る通信方法に用いられる基地局5または1
1の要部の構成を示すブロック図である。なお、本実施
形態に係る通信方法は、例えば、図1または図2に示す
システム構成に適応可能である。
【0130】本実施形態では、図5に示すように、文字
情報本文D2に音声情報D3および/または画像情報D
4を添付されてなる通信情報が受信側システム9に送信
される場合には、まずはじめに、図17に示すように、
音声情報D3および/または画像情報D4の代わりに、
音声情報プル情報D6および/または画像情報プル情報
D7が、ヘッダ情報D1および文字情報本文D2に添付
されて受信側に送信される。なお、ここで、音声情報D
3および/または画像情報D4という記載の意味は、音
声情報D3および画像情報D4の両方、あるいは音声情
報D3または画像情報D4のいずれか一方という意味で
ある。ここで、受信側システム9に送信される通信情報
の情報本体には、文字情報本文D2、音声情報D3およ
び画像情報D4が相当している。
【0131】音声情報プル情報D6および画像情報プル
情報D7には、その音声情報プル情報D6および画像情
報プル情報D7が対応する音声情報D4および画像情報
D6の内容を示す内情情報と、その音声情報D4および
画像情報D6を基地局5または11の記憶装置101内
から伝送路1を介して受信側システム9にダウンロード
するために必要なプル情報とが含まれている。
【0132】ここで、例えば、基地局5または11に備
えられる記憶装置101内には、通信情報の送信者およ
び受信者が利用可能な音声および画像等の複数のコンテ
ンツが記憶されており、送信者が、受信側システム9に
送信すべきコンテンツを送信側システム7および伝送路
1を介して選択するようになっている。
【0133】好ましくは、前述の第2実施形態およびそ
の変形例のように、記憶装置101に記憶されている複
数のコンテンツを、複数の適応端末別コンテンツ群83
a〜83dまたは種類別コンテンツ群に分類しておき、
記憶装置101内の音声コンテンツまたは画像コンテン
ツの利用を希望する場合には、送信者に、図14に示す
ように、相手側に送信すべきヘッダ情報D1および文字
情報本文D2に、利用する音声コンテンツまたは画像コ
ンテンツを特定するための所定のリクエスト情報D5を
添付して、送信側システム7および伝送路1を介して基
地局5または11に送信させるようにするのがよい。
【0134】この場合、基地局5または11に備えられ
る情報処理部103は、伝送路1およびその通信部10
5を介して、リクエスト情報D5がヘッダ情報D1およ
び文字情報本文D2に添付されて送信されてくると、そ
のリクエスト情報D5によって特定されるコンテンツに
対応する音声情報プル情報D6および/または画像情報
プル情報D7を作成し、その音声情報プル情報D6およ
び/または画像情報プル情報D7を、ヘッダ情報D1お
よび文字情報本文D2に添付して通信部105および伝
送路1を介して、送信相手の受信側システム9に送信す
る。
【0135】受信側システム9では、ヘッダ情報D1お
よび文字情報本文D2に添付された音声情報プル情報D
6および/または画像情報プル情報D7を受信すると、
その音声情報プル情報D6および/または画像情報プル
情報D7に基づいて、その音声情報プル情報D6および
/または画像情報プル情報D7に対応する音声情報D3
および/または画像情報D4の内容等を示す内容情報が
表示部に表示されるなどして出力される。このとき、受
信側システム9で出力される内容情報としては、例え
ば、送信者から音声情報D3として音楽情報の送信の指
示が基地局5または11に与えられている場合に、その
音楽情報のタイトル等の内容を示す情報が考えられる。
【0136】そして、受信者は、その出力された内容情
報を参照して、所望とするタイミングで、受信側システ
ム9および伝送路1を介して基地局5または11に送信
要求を送信することにより、送信されてきた音声情報プ
ル情報D6および/または画像情報プル情報D7に対応
する音声情報D3および/または画像情報D4を基地局
5または11からダウンロードすることができる。この
とき、送信者から基地局5または11に送信指示が与え
れれている音声情報D3および/または画像情報D4が
複数ある場合には(例えば、複数曲の音楽情報の送信指
示が与えられている場合には)、複数の音声情報D3お
よび/または画像情報D4のうちからダウンロードを行
う音声情報D3および/または画像情報D4を、受信者
が選択できるようにしてもよい。
【0137】こらに対応して、情報処理部103は、受
信側システム9から伝送路1および通信部105を介し
て、音声情報D3および/または画像情報D4の送信要
求が送信されてくると、対応するコンテンツを記憶装置
101から読み出して、送信相手となる受信側システム
9の受信側の環境に適応するように必要に応じてフォー
マット変換、情報容量等の変換を、第1実施形態と同様
な手法により行ってから、通信部105および伝送路1
を介して対応する受信側システム9に送信する。このと
き、記憶装置101に記憶されている複数のコンテンツ
のうちからどのコンテンツを選択すれば受信側の環境に
適応するのか、あるいは、どのような変換処理を行えば
そのコンテンツ(音声情報D3または画像情報D4)が
受信側の環境に適応するのか等の情報処理部101によ
る判断は、リクエスト情報D5、対応関係情報および適
応条件リスト等に基づいて、前述の第2実施形態の場合
と同様にして行われる。
【0138】なお、ここでは、基地局5または11に受
信側の環境の種類を特定させるための情報は、リクエス
ト情報D5に含ませて送信側システム9から基地局5ま
たは11に与えるようにしたが、受信側システム9から
音声情報D3および/または画像情報D4の送信要求を
基地局5または11に送信する際に受信側システム9か
ら基地局5または11に与えるようにしてもよい。
【0139】以上のように、本実施形態に係る通信方法
によれば、通信情報作成際の送信者および送信側システ
ム7の負担を軽減できる等の第1および第2実施形態と
同様な効果が得られるとともに、以下のような効果も得
られる。
【0140】すなわち、本実施形態に係る通信方法で
は、伝送路1を介して通信情報を送信側システム7から
受信側システム9に伝送する際に、受信側システム9に
送信すべき通信情報に含まれる情報本体のうちの少なく
とも一部の情報(ここでは、音声情報D3および/また
は画像情報D4)を基地局5または11に保持してお
き、基地局5または11に、音声情報D3および/また
は画像情報D4の内容やそのダウンロードに必要な情報
を含む音声情報プル情報D6および/または画像情報プ
ル情報D7を、通信情報に含まれる情報本体のうちの他
の一部の情報(ここでは、文字情報本文D2等)ととも
に対応する受信側システム9に送信させ、基地局5また
は11にその受信側システム9から送信要求が与えられ
るのに応答して、基地局5または11に、音声情報D3
および/または画像情報D4を受信側システム9に向け
て送信させるようになっている。このため、受信者が、
基地局5または11から音声情報プル情報D6および/
または画像情報プル情報D7が送信されてきた際に、そ
の音声情報プル情報D6および/または画像情報プル情
報D7に基づいて音声情報D3および/または画像情報
D4の内容を確認した確認した上で、音声情報D3およ
び/または画像情報D4の受信側システム9への受信の
要否および受信側システム9への受信タイミングを選択
することができる。
【0141】さらに、本実施形態に係る通信方法では、
送信者が複数の受信者に一度に通信情報を送信する場合
において、以下のような利点がある。
【0142】すなわち、従来の通信方法では、同一の内
容の通信情報(特に、音声情報または画像情報)を複数
の送信相手に同時に送信しようとする場合において、各
送信相手の受信環境が互いに異なっている場合には、全
ての受信者が通信情報の受信および再生等を行えるよう
にするためには、複数の送信相手のうちの受信環境のレ
ベルが最も低い送信相手の受信環境に通信情報を適応さ
せ、その通信情報を各送信相手に送信する必要があっ
た。しかし、この方法では、例えば、受信環境のレベル
が高く、大きなサイズの画像を受信および再生可能な送
信相手に対しても、よりレベルの低い受信環境の送信相
手に適応された小さなサイズの画像しか送信できないと
いう欠点がある。
【0143】これに対し、本実施形態に係る通信方法で
は、送信者が通信情報の複数相手への送信を基地局5ま
たは11に指示する際に、リクエスト情報D5により音
声情報D3および/または画像情報D4を構成するコン
テンツの内容を特定しておけば、その音声情報D3およ
び/または画像情報D4の各受信側システム9への送信
の際に、各受信側システム9の受信環境に適応するコン
テンツが選択されて(あるいは各受信側システム9の受
信環境に適応するようにコンテンツが変換されて)、相
手側の受信環境に適応された音声情報D3および/また
は画像情報D4が作成されて各受信側システム9に送信
されるようになっている。このため、送信者は、各送信
相手の受信環境に適応した通信情報を、各送信相手に手
間なく一度に送信することができる。
【0144】本実施形態の変形例として、本実施形態に
係る通信方法を図3のシステム構成に適用してもよい。
この場合、送信側システム7は、本実施形態に係る上述
の基地局5または11の機能が付与されており、伝送路
1を介して通信情報を受信側システム9に伝送する際
に、受信側システム9に送信すべき通信情報に含まれる
情報本体のうちの少なくとも一部の情報(ここでは、音
声情報D3および/または画像情報D4)を基地局5ま
たは11に保持しておき、音声情報D3および/または
画像情報D4の内容やそのダウンロードに必要な情報を
含む音声情報プル情報D6および/または画像情報プル
情報D7を、通信情報に含まれる情報本体のうちの他の
一部の情報(ここでは、文字情報本文D2等)とともに
対応する受信側システム9に送信し、その後、その受信
側システム9から送信要求が与えられるのに応答して、
音声情報D3および/または画像情報D4を受信側シス
テム9に向けて送信する。また、送信システム7は、基
地局5または11と同様に、各受信側の環境に適応した
音声情報D3および/または画像情報D4を作成する機
能も有している。
【0145】
【発明の効果】請求項1、2、10および11に記載の
発明によれば、伝達対象の通信情報が、受信側システム
または通信媒体の少なくとも一方により規定される受信
側の環境に適応していない場合には、送信側システム、
受信側システム、または通信媒体として前記伝送路が用
いられる場合には伝送路中に介設される基地局によっ
て、通信情報が受信側の環境に適応するように変換され
るため、受信側の環境に適応させるための通信情報の変
換処理に関する送信者の負担を軽減することができる。
【0146】請求項3および12に記載の発明によれ
ば、送信者により通信情報の伝達対象の受信側システム
が特定されると、送信側システムまたは基地局によっ
て、複数のコンテンツのうちから特定された受信側シス
テムの受信側の環境の種類に適応するコンテンツが選出
されるようになっているため、通信情報作成の時におけ
る受信側の環境に適応するコンテンツを選択する送信者
の作業を不要することができる。
【0147】請求項4および13に記載の発明によれ
ば、送信者により複数の種類別コンテンツ群のうちから
使用される種類別コンテンツ群が特定されるとともに通
信情報の伝達対象の受信側システムが特定されると、送
信側システムまたは基地局によって、特定された種類別
コンテンツ群の複数のコンテンツのうちから、特定され
た受信側システムに対応する受信側の環境の種類に適応
するコンテンツを選出させるため、通信情報作成の時に
おける受信側の環境に適応するコンテンツを選択する送
信者の作業を不要することができる。
【0148】請求項5、6、14および15に記載の発
明によれば、互いに異なる各形態別コンテンツ群の各コ
ンテンツ同士は、通信情報の予め設定された各使用目的
にそれぞれ対応する各種類の関連付け態様によって、上
位階層の形態別コンテンツ群から下位階層の形態別コン
テンツ群側に向けて階層間ごとに、各コンテンツ同士の
関連性に基づいて関連付けられているため、通信情報作
成の際に、その通信情報の使用目的に応じて、その使用
目的に対応する種類の関連付け態様を利用して、通信情
報の作成に用いる各形態別コンテンツ群のコンテンツを
上位階層の形態別コンテンツ群から下位階層の形態別コ
ンテンツ群へと順番に選択してゆくことができる。その
結果、膨大なコンテンツの組み合わせの数のうちから、
通信情報の作成に用いるコンテンツの組み合わせを通信
情報の使用目的に応じて用意に選択することができる。
【0149】請求項7および16に記載の発明によれ
ば、伝送路を介して通信情報が送信側システムから受信
側システムに伝送される際に、通信情報が基地局に一旦
保持される一方、報知情報が基地局から伝送路を介して
受信側システムに向けて送信され、受信側システムから
伝送路を介して基地局に送信要求が与えられるのに応答
して、基地局に保持している通信情報が受信側システム
に向けて送信されるため、基地局から報知情報が送信さ
れてきた際に、受信者が通信情報の受信側システムへの
受信の要否および受信側システムへの受信タイミングを
選択することができる。
【0150】請求項8および17に記載の発明によれ
ば、伝送路を介して通信情報を受信側システムに伝送す
る際に、送信側システムまたは基地局に、通信情報に含
まれる情報本体の内容を示す内容情報を受信側システム
に対して送信させ、送信側システムまたは基地局に受信
側システムから送信要求が与えられるのに応答して、送
信側システムまたは基地局に、情報本体を受信側システ
ムに向けて送信させるようになっているため、基地局か
ら内容情報が送信されてきた際に、その内容情報に基づ
いて通信情報の内容を確認した確認した上で、通信情報
の受信側システムへの受信の要否および受信側システム
への受信タイミングを選択することができる。
【0151】請求項9および18に記載の発明によれ
ば、送信側システムまたは伝送路中に介設される基地局
に設けられるアドレスリストは、各受信者に割り当てら
れた少なくとも1つの受信者識別情報と、その各受信者
識別情報につ別に対応付けられた少なくとも1つのアド
レス群とを備えており、各アドレス群は、そのアドレス
群が対応付けられた受信者識別情報に対応する受信者が
使用している複数の受信側システムの通信アドレスを包
含可能となっているため、各受信者が複数の通信アドレ
スを使用している場合には、単一の各受信者識別情報に
複数の通信アドレスを対応付けることができ、その結
果、アドレスリストを簡単化し、受信者の所望とする通
信アドレスを迅速に特定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】通信媒体として伝送路を用いて通常情報が伝送
される場合のシステム構成例を例示的に示す図である。
【図2】通信媒体として伝送路を用いて通常情報が伝送
される場合のシステム構成例を例示的に示す図である。
【図3】通信媒体として伝送路を用いて通常情報が伝送
される場合のシステム構成例を例示的に示す図である。
【図4】通信媒体として記録媒体を用いて通信情報が伝
達される場合の代表的なシステム構成例を例示的に示す
図である。
【図5】一般的な音声画像付の電子メールのデータ構成
を示す図である。
【図6】本発明の第1実施形態に係る通信方法に用いら
れる送信側システムの要部の構成を示すブロック図であ
る。
【図7】変換処理部の構成を示すブロック図である。
【図8】コンテンツ群の構成を示す図である。
【図9】送信相手の受信側システム(あるいはその種
類)を特定する際に使用されるメニューを示す図であ
る。
【図10】各形態別コンテンツ群の各コンテンツを関連
付ける関連付け態様を示す図である。
【図11】アドレスリストを示す図である。
【図12】本発明の第2実施形態に係る通信方法に用い
られる基地局の要部の構成を示すブロック図である。
【図13】記憶装置の主要な記憶内容を示す図である。
【図14】送信側システムから基地局に送信される通信
情報の内容を一例を示す図である。
【図15】本発明の第3実施形態に係る通信方法に用い
られる基地局の要部の構成を示すブロック図である。
【図16】本発明の第4実施形態に係る通信方法に用い
られる基地局の要部の構成を示すブロック図である。
【図17】基地局から受信側システムに送信される情報
の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 伝送路 3,5,11 基地局 7 送信側システム 9 受信側システム 13 記録媒体

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信媒体として伝送路または記録媒体を
    用いて通信情報を送信者の送信側システムから受信者の
    受信側システムに伝達する通信方法であって、 前記通信情報の伝達の際に、伝達対象の前記通信情報
    が、前記受信側システムまたは前記通信媒体の少なくと
    も一方により規定される受信側の環境に適応していない
    場合には、前記送信側システム、前記受信側システム、
    または前記通信媒体として前記伝送路が用いられる場合
    には前記伝送路中に介設される基地局に、前記通信情報
    を前記受信側の環境に適応するように変換させることを
    特徴とする通信方法。
  2. 【請求項2】 前記送信側システム、前記受信側システ
    ム、または前記通信媒体として前記伝送路が用いられる
    場合には前記伝送路中に介設される前記基地局には、前
    記受信側の環境の種類と、その受信側の環境の各種類に
    それぞれ適応する前記通信情報の複数種類の適応条件と
    が対応付けられた適応条件リストが設けられており、 前記通信情報を伝達すべき前記受信側システムが前記送
    信者によって特定されると、前記送信側システム、前記
    受信側システム、または前記通信媒体として前記伝送路
    が用いられる場合には前記伝送路中に介設される前記基
    地局に、前記適応条件リストを用いて、特定された前記
    受信側システムの前記環境の種別に対応する前記適応条
    件を前記複数種類の適応条件のうちから選択させ、その
    選択した適用条件に基づいて前記通信情報の変換を行わ
    せることを特徴とする請求項1に記載の通信方法。
  3. 【請求項3】 前記送信側システム、または前記通信媒
    体として前記伝送路が用いられる場合には前記伝送路中
    に介設される前記基地局には、前記通信情報の作成に用
    いられる複数のコンテンツが設けられ、その各コンテン
    ツが前記受信側の環境の複数の種類のうちのいずれかの
    種類に適応しており、 前記送信側システムを介して前記送信者により前記通信
    情報の伝達対象の前記受信側システムが特定されると、
    前記送信側システムまたは前記基地局に、前記複数のコ
    ンテンツのうちから特定された前記受信側システムに対
    応する前記受信側の環境の種類に適応するコンテンツを
    選出させることを特徴とする請求項1または2に記載の
    通信方法。
  4. 【請求項4】 前記送信側システム、前記受信側システ
    ムまたは前記通信媒体として前記伝送路が用いられる場
    合には前記伝送路中に介設される前記基地局には、包含
    するコンテンツの実質的な内容の相違に基づいて分類さ
    れた前記通信情報の作成に使用可能な複数の種類別コン
    テンツ群が設けられ、前記各種類別コンテンツ群には、
    前記受信側の環境の各種類にそれぞれ適応された互いに
    適応形態の異なる複数のコンテンツが含まれており、 前記送信側システムを介して前記送信者により前記複数
    の種類別コンテンツ群のうちから使用される前記種類別
    コンテンツ群が特定されるとともに前記通信情報の伝達
    対象の前記受信側システムが特定されると、前記送信側
    システムまたは前記基地局に、特定された前記種類別コ
    ンテンツ群の前記複数のコンテンツのうちから、特定さ
    れた前記受信側システムに対応する前記受信側の環境の
    種類に適応するコンテンツを選出させることを特徴とす
    る請求項1または2に記載の通信方法。
  5. 【請求項5】 前記送信側システム、または前記通信媒
    体として前記伝送路が用いられる場合には前記基地局に
    は、情報形態の相違に基づいて分類された複数の形態別
    コンテンツ群が階層的に設けられており、 前記各形態別コンテンツ群には、前記通信情報の作成に
    利用可能な互いに内容の異なる複数のコンテンツが選択
    可能に含まれており、 互いに異なる前記各形態別コンテンツ群の前記各コンテ
    ンツ同士は、前記通信情報の予め設定された複数の使用
    目的にそれぞれ対応した複数種類の関連付け態様で互い
    に関連付けられており、 前記各種類の関連付け態様は、互いに異なる前記各形態
    別コンテンツ群の前記各コンテンツ同士を、上位階層の
    前記形態別コンテンツ群から下位階層の前記形態別コン
    テンツ群側に向けて階層間ごとに、各コンテンツ同士の
    関連性に基づいて関連付けていることを特徴とする請求
    項1または2に記載の通信方法。
  6. 【請求項6】 前記複数の形態別コンテンツ群のうちの
    少なくとも一部の前記形態別コンテンツ群の前記情報形
    態は、画像、音声または文字のうちのいずれかであるこ
    とを特徴とする請求項5に記載の通信方法。
  7. 【請求項7】 前記通信媒体として前記伝送路が用いら
    れ、 前記伝送路を介して前記通信情報を前記送信側システム
    から前記受信側システムに伝送する際に、前記基地局に
    前記通信情報を一旦保持させる一方、その基地局に報知
    情報を前記伝送路を介して前記受信側システムに向けて
    送信させ、 前記受信側システムから前記伝送路を介して前記基地局
    に送信要求が与えられるのに応答して、前記基地局に、
    保持している前記通信情報を前記受信側システムに向け
    て送信させるとを特徴とする請求項1または2に記載の
    通信方法。
  8. 【請求項8】 前記通信媒体としては前記伝送路が用い
    られ、 前記伝送路を介して前記通信情報を前記受信側システム
    に伝送する際に、前記送信側システムまたは前記基地局
    に、前記通信情報に含まれる情報本体の内容を示す内容
    情報を前記受信側システムに対して送信させ、 前記送信側システムまたは前記基地局に前記受信側シス
    テムから送信要求が与えられるのに応答して、前記送信
    側システムまたは前記基地局に、前記情報本体を前記受
    信側システムに向けて送信させることを特徴とする請求
    項1または2に記載の通信方法。
  9. 【請求項9】 前記通信媒体として前記伝送路が用いら
    れ、 前記送信側システムまたは前記伝送路中に介設される基
    地局には、アドレスリストが設けられ、 前記アドレスリストは、前記各受信者に割り当てられた
    少なくとも1つの受信者識別情報と、その各受信者識別
    情報につ別に対応付けられた少なくとも1つのアドレス
    群とを備え、 前記各アドレス群は、そのアドレス群が対応付けられた
    前記受信者識別情報に対応する前記受信者が使用してい
    る複数の前記受信側システムの通信アドレスを包含可能
    であることを特徴とする請求項1または2に記載の通信
    方法。
  10. 【請求項10】 通信媒体として伝送路または記録媒体
    を用いて通信情報を送信者の送信側システムから受信者
    の受信側システムに伝達する通信システムであって、 前記通信情報の伝達の際に伝達対象の前記通信情報が、
    前記受信側システムまたは前記通信媒体の少なくとも一
    方により規定される受信側の環境に適応していない場合
    には、前記送信側システム、前記受信側システム、また
    は前記通信媒体として前記伝送路が用いられる場合には
    前記伝送路中に介設される基地局が、前記通信情報を前
    記受信側の環境に適応するように変換することを特徴と
    する通信システム。
  11. 【請求項11】 前記送信側システム、前記受信側シス
    テム、または前記通信媒体として前記伝送路が用いられ
    る場合には前記伝送路中に介設される前記基地局には、
    前記受信側の環境の種類と、その受信側の環境の各種類
    にそれぞれ適応する前記通信情報の複数種類の適応条件
    とが対応付けられた適応条件リストが設けられており、 前記送信側システム、前記受信側システム、または前記
    通信媒体として前記伝送路が用いられる場合には前記伝
    送路中に介設される前記基地局は、前記通信情報を伝達
    すべき前記受信側システムが前記送信者によって特定さ
    れると、前記適応条件リストを用いて、特定された前記
    受信側システムの前記環境の種別に対応する前記適応条
    件を前記複数種類の適応条件のうちから選択し、その選
    択した適用条件に基づいて前記通信情報の変換を行うこ
    とを特徴とする請求項10に記載の通信システム。
  12. 【請求項12】 前記送信側システム、または前記通信
    媒体として前記伝送路が用いられる場合には前記伝送路
    中に介設される前記基地局には、前記通信情報の作成に
    用いられる複数のコンテンツが設けられ、その各コンテ
    ンツが前記受信側の環境の複数の種類のうちのいずれか
    の種類に適応しており、 前記送信側システムを介して前記送信者により前記通信
    情報の伝達対象の前記受信側システムが特定されると、
    前記送信側システムまたは前記基地局が、前記複数のコ
    ンテンツのうちから特定された前記受信側システムに対
    応する前記受信側の環境の種類に適応するコンテンツを
    選出することを特徴とする請求項10または11に記載
    の通信システム。
  13. 【請求項13】 前記送信側システム、前記受信側シス
    テムまたは前記通信媒体として前記伝送路が用いられる
    場合には前記伝送路中に介設される前記基地局には、包
    含するコンテンツの実質的な内容の相違に基づいて分類
    された前記通信情報の作成に使用可能な複数の種類別コ
    ンテンツ群が設けられ、前記各種類別コンテンツ群に
    は、前記受信側の環境の各種類にそれぞれ適応された互
    いに適応形態の異なる複数のコンテンツが含まれてお
    り、 前記送信側システムを介して前記送信者により前記複数
    の種類別コンテンツ群のうちから使用される前記種類別
    コンテンツ群が特定されるとともに前記通信情報の伝達
    対象の前記受信側システムが特定されると、前記送信側
    システムまたは前記基地局が、特定された前記種類別コ
    ンテンツ群の前記複数のコンテンツのうちから、特定さ
    れた前記受信側システムに対応する前記受信側の環境の
    種類に適応するコンテンツを選出することを特徴とする
    請求項10または11に記載の通信システム。
  14. 【請求項14】 前記送信側システム、または前記通信
    媒体として前記伝送路が用いられる場合には前記基地局
    には、情報形態の相違に基づいて分類された複数の形態
    別コンテンツ群が階層的に設けられており、 前記各形態別コンテンツ群には、前記通信情報の作成に
    利用可能な互いに内容の異なる複数のコンテンツが選択
    可能に含まれており、 互いに異なる前記各形態別コンテンツ群の前記各コンテ
    ンツ同士は、前記通信情報の予め設定された複数の使用
    目的にそれぞれ対応した複数種類の関連付け態様で互い
    に関連付けられており、 前記各種類の関連付け態様は、互いに異なる前記各形態
    別コンテンツ群の前記各コンテンツ同士を、上位階層の
    前記形態別コンテンツ群から下位階層の前記形態別コン
    テンツ群側に向けて階層間ごとに、各コンテンツ同士の
    関連性に基づいて関連付けていることを特徴とする請求
    項10または11に記載の通信システム。
  15. 【請求項15】 前記複数の形態別コンテンツ群のうち
    の少なくとも一部の前記形態別コンテンツ群の前記情報
    形態は、画像、音声または文字のうちのいずれかである
    ことを特徴とする請求項14に記載の通信システム。
  16. 【請求項16】 前記通信媒体として前記伝送路が用い
    られ、 前記基地局は、前記伝送路を介して前記送信側システム
    から前記通信情報が伝送されてくると、その通信情報を
    一旦保持する一方、報知情報を前記伝送路を介して前記
    受信側システムに向けて送信し、前記受信側システムか
    ら送信要求が前記伝送路を介して与えられるのに応答し
    て、保持している前記通信情報を前記伝送路を介して前
    記受信側システムに向けて送信することを特徴とする請
    求項10または11に記載の通信システム。
  17. 【請求項17】 前記通信媒体としては前記伝送路が用
    いられ、 前記伝送路を介して前記通信情報が前記受信側システム
    に伝送される際に、前記送信側システムまたは前記基地
    局が、前記通信情報に含まれる情報本体の内容を示す内
    容情報を前記受信側システムに対して送信し、 前記送信側システムまたは前記基地局に前記受信側シス
    テムから送信要求が与えられるのに応答して、前記送信
    側システムまたは前記基地局が、前記情報本体を前記受
    信側システムに向けて送信することを特徴とする請求項
    10または11に記載の通信システム。
  18. 【請求項18】 前記通信媒体として前記伝送路が用い
    られ、 前記送信側システムまたは前記伝送路中に介設される基
    地局には、アドレスリストが設けられ、 前記アドレスリストは、前記各受信者に割り当てられた
    少なくとも1つの受信者識別情報と、その各受信者識別
    情報につ別に対応付けられた少なくとも1つのアドレス
    群とを備え、 前記各アドレス群は、そのアドレス群が対応付けられた
    前記受信者識別情報に対応する前記受信者が使用してい
    る複数の前記受信側システムの通信アドレスを包含可能
    であることを特徴とする請求項10または11に記載の
    通信システム。
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