JPH06205042A - 電子メール通信システム - Google Patents

電子メール通信システム

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Publication number
JPH06205042A
JPH06205042A JP4360066A JP36006692A JPH06205042A JP H06205042 A JPH06205042 A JP H06205042A JP 4360066 A JP4360066 A JP 4360066A JP 36006692 A JP36006692 A JP 36006692A JP H06205042 A JPH06205042 A JP H06205042A
Authority
JP
Japan
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media
message
address
information
node
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Pending
Application number
JP4360066A
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English (en)
Inventor
Takeshi Shimizu
剛 清水
Osamu Nakamura
修 中村
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
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Publication of JPH06205042A publication Critical patent/JPH06205042A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 各種メディアが使用され、各ノードで機材構
成が異なっていても、或いは変更があっても、使用可能
なメディア、宛先変更等について送信者が注意を払う必
要が無いシステムを提供する。 【構成】 送信する際は、相手の仮想アドレス等をキー
にして管理手段21をアクセスし、宛先ノードNDが使
用可能なメディアの種類及びそのアドレス等を示す宛先
情報等を得る(メディアの種類:ビットマップ、グラフ
ィック、音声等。アドレス:電子メールアドレス、電話
番号等)。送信者がメディアを選択すると、送信者が任
意のメディアで作成しておいたマルチメディアメッセー
ジが変換手段7〜10でそのメディアに変換され相手方
に送信される。受信されたメッセージのメディア種別が
判別され、対応する変換手段を使用して、受信側ノード
で選択可能なメディアに変換され、表示等がされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子メール通信システム
に関し、特に文字、図形、ビットマップ、音声等、複数
のメディアを使用可能な電子メール通信システムに於
て、送信側と受信側で機材の機能に相違があり、使用可
能なメディアが一致していないシステムに適用して好適
な電子メール通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】電子メール通信システムでは、文字情報
の送受信だけではなく、図形情報、ビットマップ情報等
も一つのメッセージに混在させて送受信することが可能
である。例えば特開平3−129946号公報のシステ
ムでは、文字情報、図形情報、ビットマップ情報を送信
する場合、メッセージ構成情報をヘッダとし、メッセー
ジ内容は文字情報とその他の情報とに分割して送信され
る。受信側はこのメッセージ構成情報を参照して、メッ
セージ内容を再構成する。このように現在のシステムで
は、各種メディア(文字、図形、ビットマップ等)が混
在したメッセージの送受が可能であり、さらには、音声
情報も混在させることが可能になって来ている。しか
し、これら複数のメディア(以下「マルチメディア」と
称す)が混在したメッセージを電子メール通信システム
で送受信する場合、受信側機材の機能不足により、受信
した情報を再生出来ない場合がある。例えば、送信側が
ワークステーションで、ビットマップ表示装置とビット
マップ画像エディタを備えており、この上で、イラスト
(ビットマップ情報)と文字情報混在のメッセージが作
成され、送信されたとする。この場合、受信側がTTY
ターミナルであったとすると、ビットマップデータは再
生出来ず、イラストの部分は無意味な文字の羅列となり
メッセージとして機能しない。この問題の解決方法とし
て、例えば特開平4−170843号公報に示されたも
のがある。この公報記載の手段を用いれば、ワークステ
ーション上で作成された文字、図形、ビットマップ混在
の文書をFAXへ送信し、代替とすることが出来る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし前述のように、
ノード(メール通信サイト)毎に使用可能な機材が異な
る場合、上記従来技術により変換自体は出来るとして
も、相手方の機材の構成の確認、それに適合するさせる
ための変換手段の選択等、変換に関する確認、判断それ
自体は、送信者自身が行なわなければならない。また、
受信者が配置転換等で移動した場合、単に宛名が変更に
なるばかりでなく、機材構成が変更され、それまで使用
していたメディアでは通信できなくなることがある。同
じ場所で機材構成が変更された場合も同様である。更に
打ち合せや出張などで一時的に場所を移動している人に
メールを送りたい場合、その移動先の機材構成の違い
で、いつもの方法では通信が出来なかったり、相手側の
機材構成が明確でなく、どのメディアが使えるかすぐに
は判らない、というようなこともある。
【0004】即ち上記従来技術は、送信側受信側双方
で、同一機材構成を持ち、各種メディアを用いたメッセ
ージを作成、送受信するか、若しくは、予め決められた
機材(上記例ではFAX)への出力のためのメディア変
換を行うことに関するものであった。このため上記のよ
うに、各種メディアが組み合わせて使用され、送信側、
受信側でそれらの構成が異なる場合に生ずる上記様々な
問題は、上記従来技術では解決することが出来なかっ
た。本発明の目的は、このような従来技術の欠点を解消
し、各種メディアが使用され、各々のノードで異なる機
材構成が異なっていても、メッセージ作成や送信にあた
り、送信者がいちいち相手側の環境(場所、機材を含め
た送信環境)を判断し、それに応じて使用する手段を変
更する、といった煩わしい操作が不要な、いわばユーザ
フレンドリな電子メール通信システムを提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため請求
項1の発明では、複数種類のメディアを1種類以上組み
合わせたメッセージをネットワークを介して通信する電
子メール通信システムに於て、前記ネットワークに接続
される各ノードについて、使用可能なメディアと、当該
メディアを受信再生する機材のアドレスとを含む宛先情
報を保持して管理する管理手段と、前記各ノードに設け
られ、複数種類のメディアを相互に変換する変換手段と
を具備し、送信側ノードは、前記管理手段に問い合せて
得られる宛先情報を参照し、宛先の使用可能なメディア
に前記変換手段によりメッセージを変換して対応するア
ドレスで送信する。また請求項2の発明では、複数種類
のメディアを1種類以上組み合わせたメッセージをネッ
トワークを介して通信する電子メール通信システムに於
て、前記ネットワークに接続される各ノードについて、
使用可能なメディアと、当該メディアを受信再生する機
材のアドレスとを含む宛先情報を保持して管理する管理
手段と、前記各ノードに設けられ、複数種類のメディア
を相互に変換する変換手段とを具備し、送信側ノード
は、前記管理手段に問い合せて得られる宛先情報を参照
し、宛先の使用可能なメディアに前記変換手段によりメ
ッセージを変換して対応するアドレスで送信し、受信側
ノードは、受信したメッセージを前記変換手段により選
択可能なメディアに変換して開示する。
【0006】
【作用】請求項1及び請求項2の発明では、送信をする
場合、送信側ノードは例えば操作者が指定した相手の仮
想アドレス等をキーにして管理手段をアクセスし、その
宛先情報、即ち、宛先ノードが使用可能な、メディアの
種類及びそのアドレスについての情報(電子メールアド
レス、電話番号等)を得る。この情報は例えばメニュー
の形で操作者に提示される。この一覧から操作者が所望
のメディアを選択すると、操作者が任意のメディアを使
用して作成したマルチメディアのメッセージが、該選択
された一種類のメディアまたはマルチメディアのメッセ
ージに変換され相手方ノードに送信される。請求項2の
発明では、受信側ノードは上記のようにして送信された
メッセージのメディア種別を判別する。そして対応する
変換手段を用い、受信側ノードで選択可能なメディアに
変換して操作者に提示する。また請求項1及び請求項2
の発明に於て、操作者のメッセージ受信環境が変化した
場合(例えばワークステーション環境からFAXしかな
い環境へと移動した場合)、宛先情報管理部に保持され
ている宛先情報を編集、更新するだけで、送信側ノード
からは、該新たな環境に即したメディアで該新たな場所
へメッセージが送信される。
【0007】
【実施例】以下本発明の詳細を図示実施例に基いて説明
する。図1に、本発明システムで使用されるノードの一
実施例NDの構成を示す。図において、1はメッセージ
作成部で、操作者はこれを使用して、文字、グラフィッ
ク、ビットマップ、音声などの情報が混在したマルチメ
ディアメッセージを作成する。2は宛先指定部で、これ
により該メッセージを送付する宛先(仮想アドレス)を
指定する。3はメッセージ情報保持部で、これらメッセ
ージ作成部1、宛先指定部2で作成、或いは指定された
メッセージ情報を保持する。保持されたメッセージ情報
は、操作者の指示があれば、主制御部5を経由して表示
制御部11に渡され、文字、グラフィック、ビットマッ
プ情報として表示装置12に表示される。また音声のメ
ッセージ内容については、デジタル音声処理部10に渡
されスピーカ13へ出力される。
【0008】4は変換種別選択部で、メッセージ送受信
時に変換メディアを指定するのに使用される。先ずメッ
セージ送信の場合、この変換種別選択部4が操作者によ
って操作され、相手方が再生可能なメディア種別が選択
される。主制御部5は、この選択に応じてメッセージ情
報保持部3内のメッセージを各メディア対応の変換処理
部7〜10に供給し、その変換を指示する。変換後のメ
ディアは送受信バッファ6に蓄積される。14は通信制
御部で、送受信バッファ6の保持内容、即ち操作者が選
択したメディアへ変換されたメッセージ内容を、実際の
送受信アドレスへ、夫々のメディアに応じた手順で送信
する。即ちイメージ情報の場合はFAXアダプタ16に
より送信する。また文字、グラフィック、ビットマッ
プ、音声の場合は、モデム15、ネットワーク制御部1
7を介して送信する。なお「実際の送受信アドレス」と
はローカルエリアネットワークのメールアドレスや、電
話番号、TELEXの番号などをいい、宛先情報管理部
21をアクセスすることにより取得される。またメッセ
ージ受信の場合、外部からのメッセージは送信の場合と
逆の流れで、送受信バッファ6に蓄積される。主制御部
5は、このメッセージのメディア種別を判別し、当該受
信側ノードで変換可能なメディアへの変換を実行後、そ
の内容をメッセージ情報保持部3へ格納する。
【0009】各処理部7〜10は、送信側と受信側のシ
ステムの性能及び機能の相違を吸収する為、夫々以下の
ようなメディアの相互変換を行なう。即ち文字処理部7
は文字コードを対応する文字パターンデータに変換し、
またビットマップ中の文字を認識して文字コードに変換
する。ラスタイメージ処理部8はグラフィック(ベクト
ル情報)をベクトルラスタ変換によりビットマップへ変
換する。またビットマップをラスタベクトル変換により
グラフィックへ変換する。ビットマップ処理部9は、前
記双方の性能及び機能の相違を吸収する為の画像処理、
例えば動画を静止画(ビットマップ)に変換し、また静
止画を動画に変換する。そしてデジタル音声処理部10
は、文字コードをデジタル音声データに変換し、デジタ
ル音声データを文字コードに変換する。18は宛先情報
問い合わせ部、19は宛先情報編集部で、これらは各
々、宛先情報入出力部20を介して、宛先情報管理部2
1をアクセスし、そこに保持されている宛先情報の内容
の読み出し、更新を実行する。電子メール通信システム
内の宛先情報はこの宛先情報管理部21により一括管理
されている。
【0010】図2に宛先情報管理部21の内容例を示
す。図に於て22は仮想アドレスエントリであって、シ
ステムの利用者として登録されている操作者の仮想アド
レス(システム上の名称:此処では利用者の氏名)をテ
ーブル形式で表わしている。23〜25は宛先情報の一
例であって、仮想アドレスエントリのポインタ(不図
示)で示されるアドレスに格納されており、各仮想アド
レス(操作者)が現在使用するノードに於て、使用可能
なメディア群(機器構成)と、その実アドレス(電子メ
ールアドレス、電話番号等)を保持している。宛先情報
管理部21は、本実施例ノードNDが接続される電子メ
ール通信システムにおいて、唯一存在するように設置さ
れることが望ましい。この為、例えばネットワーク上の
サーバ上などにこの宛先情報管理部21を実現等すると
よい。このように唯一存在するようにすると、各操作者
に一貫した宛先情報を提供することが出来、情報の加除
訂正も容易になる。尤も宛先情報管理部21を複数個に
し、夫々がノードを半分づつ分担する形で、夫々の宛先
情報を保持する、というようにしても良い。
【0011】以下、本実施例ノードNDによるメッセー
ジ通信の処理手順例を説明する。図3にメッセージ送信
時の処理手順例を示す。ここでは、文字と図形の二つの
メディアで構成されるメッセージを作成し、それを図2
の仮想アドレスエントリ22に示される“富士太郎”宛
に送付する場合を例にする。まず操作者は、メッセージ
作成部1が提供する各種エディタを使用して、送信する
メッセージを作成する(ステップ101)。次に宛先指
定部2が提供する操作者インタフェースを用いてメッセ
ージの宛先を指定する。(ステップ102) これは仮想アドレス一覧のメニューを選択すること等に
よって実施される。宛先が決定したら、操作者は、メッ
セージの送信を指示する。(ステップ103) これに応動して宛先情報問い合わせ部18は宛先情報入
出力部20を介してそれが接続されたローカルエリアネ
ットワーク、ワイドエリアネットワーク等の上に存在す
る宛先情報管理部21をアクセスし、操作者に指定され
た仮想アドレス“富士太郎”に関する宛先情報23を得
る。(ステップ104)。取得された宛先情報23は解
析され、該宛先の機器で再生可能なメディアの種類がメ
ニュー表示される(ステップ105)。
【0012】操作者は、表示されたメニューから変換メ
ディア種別を選択する(ステップ106)。主制御部5
がこの選択の内容に応じて各部7〜10に必要な変換を
指示する。例えばFAXを選択した場合、作成したメッ
セージの中の文字情報に関しては、文字情報処理部7に
対して文字コードからビットマップへの変換を指示す
る。またメッセージ中の図形情報に関しては、ラスタイ
メージ処理部8にグラフィックデータからビットマップ
への変換を指示する(ステップ107)。変換後のビッ
トマップ情報は送受信バッファ6に保持される。次に、
この変換過程に於てエラーがなかった場合(ステップ1
08「なし」)、図2宛先情報23の“富士太郎”のF
AXの電話番号が読み出される。これを実アドレスとし
て、通信制御部14がFAXアダプタ16を介して、前
記送信バッファ6の内容を送信する(ステップ11
1)。
【0013】またメディア種別としてボイスメールが選
択された場合、主制御部5は、メッセージ内の文字情報
について、文字コードに対応する音声デジタル信号への
変換をデジタル音声処理部10に指示する。該処理部1
0はこれに応動してその処理部10内に保持されている
辞書を参照しながら、当該文字コードに対応する音声デ
ジタル信号を生成する。変換された音声デジタル信号
は、送受信バッファ6に格納される。またメッセージ中
に図形情報が含まれている場合、これを音声デジタル情
報に変換することは出来ない。この場合はステップ10
8から109に進み、例えば“メッセージの図形部分が
変換できませんでした”などのエラーメッセージ表示が
行なわれ、変換するメディアの再選択が要求される(ス
テップ110)。新たなメディアが選択されれば、その
メディアへの変換が実行される(ステップ106,10
7)。再選択が放棄された場合、送受信バッファ6には
文字情報のみが格納される。なお操作者がその都度変換
メディア種別を選択しなくても、予めデフォルト値を持
ち、自動的に変換する、或いはこのメディアの場合はこ
れ、こちらのメディアならこれ、というように予め変換
すべきメディアを定めておき、これに従って自動的に変
換し送信する、というようなことも可能にしておくと使
い勝手が良い。
【0014】操作者が送信内容を確認し、送信を指示す
ると、通信制御部14が、図2の宛先情報23“富士太
郎”のボイスメールの電話番号を読み出し、これを実ア
ドレスとしてモデム15を介して送信バッファ6の内容
を送信する(ステップ111)。その他のメディアに関
する送信も同様で、通信制御部14は、モデム、ネット
ワーク制御部17を介して、ネットワーク上のアドレ
ス、或いは公衆回線上のメールシステムなどに対し、送
受信バッファ6に格納されているメディア変換後のメッ
セージを送信する(ステップ111)。次に文字、図形
を含むメッセージを図2の仮想アドレスエントリ22
“徳名気某(匿名希望)”あてに送信する例を考える。
宛先情報25に示されるとおり、操作者“徳名気某”は
電子テキストメールしか受信できない環境にいる。従っ
てこの“徳名気某”あてに作成したメッセージに図形情
報がある場合、その部分は先の例と同じく送信出来ない
ことになる。ステップ106において変換エラーメッセ
ージ表示等が行なわれ(ステップ109,110)、例
えば再選択が放棄されると、送受信バッファ6の文字情
報のみが、指定されたテキストメールアドレス "Tokume
i@FujiXerox"に対して送信される。
【0015】図4にメッセージ受信時の処理手順例を示
す。電話回線やネットワークを介し送信されてきたメッ
セージは、それらに対応したモデム15、FAXアダプ
タ16、又はネットワーク制御部17と、通信制御部を
介し、送受信バッファ6に格納される(ステップ20
1)。操作者が、アイコンの表示等によりそれらメッセ
ージの着信を認知し、そのメッセージの再生を指示した
とする。主制御部5はこれに応動して送受信バッファ6
の内容を確認し、メッセージのメディアの種別を判定す
る(ステップ202)。ところで請求項1の発明によれ
ば、送信の際に、受信側で再生可能なメディアが確認さ
れ、送信側でそのメディアに変換されたメッセージが送
信されて来る。従って受信側がFAXしか無いなど、単
一のメディアしか再生出来ない環境である場合は、この
ステップ202のように、受信したメッセージのメディ
ア種別をわざわざ判別する必要は無く、単に当該機材で
そのままメッセージを再生し、操作者に提示すれば良
い。
【0016】図4のフローでは受信側にも図1の各処理
部7〜10のような各種変換手段を幾つか備えている場
合を想定している。このような受信環境なら、送信者が
いわば勝手に選択したメディアに拘束される必要は無
く、例えば製品の流れを監視する部署などであったとし
たら、メッセージが耳で聞けるように、送られて来た例
えば文字コードのメッセージを音声情報に変換出来たら
都合が良い。請求項2の発明はこのような用途に適し、
図4のフローは、この請求項2の発明の受信側ノードの
処理の一実施例を表わしている。即ち、前述のステップ
202でメッセージの種別を判別したら、その種別のメ
ディアから変換可能なメディアの種別を判定し、メニュ
ーの形で表示装置12に表示する(ステップ203)。
操作者が変換種別選択部4を用い、このメニューの中か
ら所望のメディアを選択したとする(ステップ20
4)。主制御部5はこれに応動して、送受信バッファ6
に格納されているメッセージを操作者が指定したメディ
アに変換するよう、各処理部7〜10に命令する(ステ
ップ205)。
【0017】具体例を挙げる。例えばビットマップデー
タの内容が文字情報であり、編集、記憶を容易にする為
に、ビットマップデータの文字コードへの変換が指示さ
れたとする。主制御部5は文字処理部8に文字コードへ
の変換を指示する。また操作者が受信したビットマップ
データを利用する為にグラフィックデータへの変換を指
示したとする。主制御部5はラスタイメージ処理部8に
グラフィックデータへの変換を指示する。また前述のよ
うに、何かの動作をしながらメッセージの内容を聞くべ
く、文字コードで表わされたメッセージの音声情報への
変換が指示されたとする。主制御部5はデジタル音声処
理部10に対し音声情報への変換を指示する。なお送信
のときと同様、変換の際、変換不能な情報部分があった
ときは、その旨のメッセージが表示装置12に表示さ
れ、操作者に確認が求められる。変換されたメッセージ
は、そのメディアに対応した出力装置、例えば表示装置
12、スピーカ13等から出力される(ステップ20
5)。また送信のときと同様、操作者がその都度変換メ
ディア種別を選択しなくても、予めデフォルト値を持
ち、自動的に変換する、或いはこのメディアの場合はこ
れ、こちらのメディアならこれ、というように予め変換
すべきメディアを定めておき、これに従って自動的に変
換する、ということも可能にしておくと、使い勝手が良
い。
【0018】次に宛先情報23〜25等の変更手順を説
明する。図5にその一例を示す。例えば、今まで、テキ
スト、図形、ビットマップ混在可能なメールシステムの
アドレスでメッセージ受信を行なっていた操作者が、F
AXで受信をする環境に移動したとする。変更は、例え
ば以下の手順で行なう。操作者が、キー或いはマウスを
操作して情報の編集/更新を要求すると、主制御部5
は、宛先情報問い合わせ部18を介し、宛先情報管理部
21に対し、該宛先に関する情報を問い合わせてその内
容を取得する。(ステップ301) 取得された情報は表示制御部11に供給され、表示装置
12に表示される(ステップ302)。宛先情報23〜
25等には、その機器構成の領域に、FAX、電子テキ
ストメールなど、そのノードが再生可能なメディアの種
別が格納されており、その実アドレスには電話番号、ネ
ットワークアドレスなどの具体的なメールアドレスが保
持されている。操作者は、表示された内容を確認しなが
ら、新しい情報を宛先情報編集部19により入力する
(ステップ303)。ここではFAXに変るとした。機
器構成の領域の内容を「FAX」に、また実アドレスの
内容をそのFAXの電話番号に変更する。変更した情報
は宛先情報入出力部20を経由して、宛先情報管理部2
1へ格納される(ステップ304)。以上の操作で、操
作者の宛先情報が変更/更新された。
【0019】最後に請求項の構成と実施例の構成の対応
を説明する(同一名称を用いているものを除く)。宛先
情報23〜25に於て「機器構成」に格納されている情
報が「使用可能なメディアの情報」にあたる。宛先情報
23〜25の「実アドレス」に格納されている情報が受
信再生する機材のアドレスにあたる。宛先情報管理部2
1が管理手段にあたる。文字処理部7、ラスタイメージ
処理部8、ビットマップ処理部9、デジタル音声処理部
10が変換手段にあたる。なお実施例では各処理部7〜
10を備えたが、これに限定されるものではなく、これ
より多くても良いし、少なくても構わない。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように請求項1、及び請求
項2の発明では、ネットワークに接続される各ノードに
ついて、そこで使用可能なメディアとそれを受信再生す
る機材のアドレスとを含む宛先情報を管理手段で保持、
管理すると共に、複数種類のメディアを相互に変換する
変換手段を前記ノードに設置し、メッセージ送信の際、
前記管理手段に問い合せて前記宛先情報を取得し、これ
に従って当該送信すべきメッセージのメディアを宛先ノ
ードで使用可能なメディアに変換し、対応するアドレス
で送信するようにした。従って従来の方法では、送信
者、受信者が同様な機器構成を持っていなければメッセ
ージの送信は不可能であったが、これら発明によれば、
双方の機器構成が異なる場合でも、テキスト、図形、ビ
ットマップ、音声などのマルチメディア情報を使用した
メッセージ交換が容易に出来、柔軟なメッセージ交換シ
ステムの構築が出来る。またメッセージ作成後相手の環
境に合わせたメディア変換を行なうので、メッセージ自
体は操作者の日頃使い慣れている環境で作成することが
出来る。
【0021】さらにシステム内で宛先情報を一括管理
し、その内容を随時変更/更新することが出来るので、
操作者の移動や、機器の変更により操作環境が変化した
場合でも、送信側は相手方の操作環境の変更にいちいち
注意を払う必要が無く、いままで通りの手順でメッセー
ジを送ることが出来る。また受信側も、新しい場所で、
新しい機器環境でいままでどおり他の人からのメッセー
ジを受信することが出来る。なお打ち合せ、出張等で受
信者が一時的に場所を移動している場合も、宛先情報を
一時的に変更することで、その出先で、その機器環境に
応じたメディアで自分宛のメッセージを受信することが
出来る。さらにノードに備えられた変換手段を活用する
ことで、外出時にメッセージを適当なメディアで受信す
ることも可能である。例えば、テキストメッセージとし
て発信されたメッセージをボイスメールシステムで操作
者が受信することも可能となる。また請求項2の発明に
よれば受信したメッセージを、更に受信側で使用可能な
メディアのなかから所望のものへと変換して表示/再生
し、保存することが出来る。従って、再利用を前提とし
たデータ蓄積をしたり、受信者の業務形態に適合した、
或いは受信者の好みに適合したメディアでメッセージを
再生することが可能となり、使い勝手の向上に役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ノードの一実施例を示す示すブロック図。
【図2】 宛先情報等の一例を示す線図。
【図3】 送信手順の一例を示すフローチャート。
【図4】 受信手順の一例を示すフローチャート。
【図5】 宛先情報の編集/更新手順の一例を示すフロ
ーチャート。
【符号の説明】
ND ノード 7〜10 変換手段 21 管理手段 23〜25 宛先情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/00 C 7046−5C

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類のメディアを1種類以上組み合
    わせたメッセージをネットワークを介して通信する電子
    メール通信システムに於て、 前記ネットワークに接続される各ノードについて、使用
    可能なメディアと、当該メディアを受信再生する機材の
    アドレスとを含む宛先情報を保持して管理する管理手段
    と、 前記各ノードに設けられ、複数種類のメディアを相互に
    変換する変換手段とを具備し、 送信側ノードは、前記管理手段に問い合せて得られる宛
    先情報を参照し、宛先の使用可能なメディアに前記変換
    手段によりメッセージを変換して対応するアドレスで送
    信することを特徴とする電子メール通信システム。
  2. 【請求項2】 複数種類のメディアを1種類以上組み合
    わせたメッセージをネットワークを介して通信する電子
    メール通信システムに於て、 前記ネットワークに接続される各ノードについて、使用
    可能なメディアと、当該メディアを受信再生する機材の
    アドレスとを含む宛先情報を保持して管理する管理手段
    と、 前記各ノードに設けられ、複数種類のメディアを相互に
    変換する変換手段とを具備し、 送信側ノードは、前記管理手段に問い合せて得られる宛
    先情報を参照し、宛先の使用可能なメディアに前記変換
    手段によりメッセージを変換して対応するアドレスで送
    信し、 受信側ノードは、受信したメッセージを前記変換手段に
    より選択可能なメディアに変換して開示することを特徴
    とする電子メール通信システム。
JP4360066A 1992-12-29 1992-12-29 電子メール通信システム Pending JPH06205042A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4360066A JPH06205042A (ja) 1992-12-29 1992-12-29 電子メール通信システム

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