JP2002002605A - ストレッチフィルム包装機 - Google Patents

ストレッチフィルム包装機

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JP2002002605A
JP2002002605A JP2000192847A JP2000192847A JP2002002605A JP 2002002605 A JP2002002605 A JP 2002002605A JP 2000192847 A JP2000192847 A JP 2000192847A JP 2000192847 A JP2000192847 A JP 2000192847A JP 2002002605 A JP2002002605 A JP 2002002605A
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pressing member
stretch film
packaging machine
film packaging
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JP2000192847A
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Kazuo Koyama
一男 小山
Tsutomu Nobushige
労 信重
Toshiyuki Sakata
利行 坂田
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Ishida Co Ltd
Original Assignee
Ishida Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品を上方から押さえる押さえ部材を設けた
ストレッチフィルム包装機において、商品が押さえ部材
に衝突しないようにしたり、あるいは衝突することによ
る不具合を低減させる。 【解決手段】 商品Mの上方に上下動可能に設けた押さ
え部材50が前記商品Mの上面にフィルムFを介して接
触している状態で前記商品Mをプッシャーで押し出して
商品Mの包装を行うストレッチフィルム包装機におい
て、前記押さえ部材50の位置を変化させるために前記
押さえ部材50を移動させる駆動機構を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は包装ステーションに
張設したフィルムに向って下方から商品を押し上げた
後、フィルムを折り込んで商品を包装するストレッチフ
ィルム包装機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の包装機においては、
包装動作中に、つまり商品を押し上げた後、商品を排出
しながらシールするまでの間に、商品を上方から押さえ
る押さえ部材を設けている。この押さえ部材は、商品の
包装中やシール中に、商品が転倒したり、傾いたりする
のを防止する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、商品はリフタ
により高速度で包装ステーションに押し上げられるの
で、商品の内容物やトレーが前記押さえ部材に衝突す
る。そのため、内容物の盛り付け状態が乱れたり、ある
いは、内容物やトレーまたは商品自体が潰れる場合があ
った。
【0004】したがって、本発明の目的は、商品を上方
から押さえる押さえ部材を設けたストレッチフィルム包
装機において、商品が押さえ部材に衝突しないようにし
たり、あるいは、衝突することによる不具合を低減させ
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、包装ステーションに張設したフィルムの
下面に商品を押し上げ、前記フィルムの上方に上下動可
能に設けた押さえ部材が前記商品の上面に前記フィルム
を介して接触している状態で前記商品をプッシャーで押
し出して商品の包装を行うストレッチフィルム包装機に
おいて、前記押さえ部材の位置を変化させるために前記
押さえ部材を移動させる駆動機構を設けた。
【0006】本発明においては、駆動機構により押さえ
部材を上方または水平方向に移動させて、商品や内容物
が押さえ部材に衝突するのを防止したり、あるいは、衝
突時の衝撃を和らげる。
【0007】前記衝突を避けるには、商品が上昇端に近
づくと押さえ部材を上方に移動させて押さえ部材が商品
に近接した状態を保ったり、あるいは、予め、商品の高
さを知って押さえ部材の待機レベルを商品ごとに変え
て、衝突防止や衝撃緩衝を図る。
【0008】内容物に比べトレーが十分に丈夫な場合
は、押さえ部材がトレーの両端部に当接するように、商
品の押し上げ終了までに、押さえ部材を水平方向に予め
移動させてもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】第1実施形態:以下、本発明にか
かる第1実施形態を図面にしたがって説明する。なお、
以下の説明において、図1の商品MはトレーT上に載っ
て搬送されていくが、「商品M」とは、トレーT内の内
容物を指す場合と、内容物、トレーTおよびフィルムを
含んだ概念で用いる場合とがある。また、商品は必ずし
もトレー上に載っている必要はない。
【0010】基本構造:まず、本ストレッチフィルム包
装機を有する包装貼付システムの基本的な構造および動
作について説明する。図1に示すように、本包装貼付シ
ステムは、商品Mを正面側2aから搬入して正面側2a
に排出する前方排出型の包装貼付システムであって、正
面側2aにはコンベヤなどの供給装置20が設けてあ
る。
【0011】図2において、供給装置20上に商品Mが
載置されると、供給装置20は、商品Mの載ったトレー
Tをリフタ201上に供給する。リフタ201の各ポス
ト210は、包装機構200の包装ステーションSの直
下に配置されていると共に、昇降手段208により上下
昇降自在とされている。このリフタ201は、供給装置
20から商品Mが供給されると、上昇して商品Mを包装
ステーションSまで持ち上げる。
【0012】一方、包装動作に先立ち、前記包装ステー
ションSには、張設状態のフィルムFが移送機構20
2,202によって供給されている。このフィルムF
は、商品Mが押し上げられると、商品Mの上面に密着す
る。この状態で、フィルム折込み機構203は、図3の
一対の左右折込板204,204と、後折込板205
と、丸棒状の前折込部材206と、プッシャー207
(図2)によって、フィルムFの前後左右の各側縁部
を、トレーTの底面側に折り込んで商品Mを包装すると
共に、図2の熱溶着コンベヤ(熱溶着部)211上に包
装済の商品を搬送する。熱溶着コンベヤ211は、底面
に折り込まれたフィルムF同士を互いに溶着し、その
後、トレーTが排出台209上に排出される。
【0013】一方、前記包装ステーションSの上方に
は、商品の内容に応じたラベルLを発行するラベルプリ
ンタ12とラベル貼付機13が配設されている。ラベル
貼付機13は、商品Mが排出台209上に排出されるま
での間に、ラベルプリンタ12から発行されたラベルL
を商品Mの上面に貼付する。
【0014】つぎに、本発明の要部について説明する。
押さえ部材:図4(a)に示すように、前記包装ステー
ションSの上方には、商品Mの転倒や傾きを防止するた
めの押さえ部材50が設けられている。図4(b)に示
すように、該押さえ部材50は、排出方向MFを長手方
向とする一対の棒状ないしは板状の部材からなり、以下
に示す駆動機構によって上下方向に移動される。
【0015】前記駆動機構は、図4(a)に示す支持部
材52、リンク51,51およびサーボモータ53から
なる。リンク51,51は、その両端部がそれぞれ押さ
え部材50および支持部材52に回転自在に取り付けら
れており、支持部材52、リンク51,51および押さ
え部材50は平行運動機構を構成している。前記リンク
51は、支持部材52に固定されたサーボモータ53に
よって、支持部材52の支点を中心に回転し、押さえ部
材50をほぼ水平に保ったままの状態で上下方向に移動
させる。なお、支持部材52は包装貼付システムの本体
220に固定されている。
【0016】前記押さえ部材50には、商品Mと押さえ
部材50との相対位置を検出する、たとえば、光電検出
器からなる距離検出器54が設けられている。該距離検
出器54はローカル制御装置15に接続されており、該
ローカル制御装置15は、距離検出器54からの信号に
基づいて、商品Mと押さえ部材50との相対位置、つま
り、商品Mの上面から押さえ部材50の下面までの距離
Deを検出する。距離検出器54およびローカル制御装
置15は商品Mと押さえ部材50との相対位置を検出す
る相対位置検出手段を構成している。一方、ローカル制
御装置15には前記サーボモータ53が接続されてお
り、ローカル制御装置15は前記検出結果に応じてサー
ボモータ53を駆動させ、押さえ部材50を上下方向に
移動させる。
【0017】システムの動作:つぎに、本システムの動
作について説明する。前記供給装置20上に商品Mが載
置されると、供給装置20が商品Mを図5(a)に示す
リフタ201上に供給する。一方、前記押さえ部材50
は所定の下端位置Lhで待機している。該下端位置Lh
は、商品の高さに拘わらず一定の高さレベルに予め設定
されており、最も高さの低い商品の上昇端における上面
よりも下方に設定されている。前記供給後、リフタ20
1が上昇して商品Mを押し上げる。図5(b)に示すよ
うに、商品Mが上昇端に近づき、前記距離Deが設定値
(たとえば、2〜3mm程度)に達したのをローカル制御
装置15が検出すると、当該検出結果に基づいて、ロー
カル制御装置15が前記サーボモータ53を駆動し、押
さえ部材50が商品Mに近接した状態を保つように押さ
え部材50を上昇させる。
【0018】このように、商品Mの押し上げ時に、商品
Mの上昇に伴って押さえ部材50を上方に移動させるの
で、商品Mが押さえ部材50に衝突するのを防止し得
る。そのため、内容物の盛り付け状態が乱れたり、ある
いは、内容物やトレーTまたは商品M自体が潰れるのを
防止し得る。また、商品Mの上面に押さえ部材50が近
接した状態を保つので、商品Mの転倒を確実に防止する
ことができる。
【0019】その後、図5(c)に示すように、商品M
が上昇端に達し、押し上げが終了すると、押さえ部材5
0を下方に移動させ、図5(d)に示すように、商品M
の上端に接触させる。該接触後、押さえ部材50が商品
Mの上面に接触しながら、商品Mが排出プッシャー20
7(図2)により排出され、商品Mの底面に折り込まれ
たフィルムFが熱溶着コンベヤ211によって溶着され
る。
【0020】このように、商品Mの押し上げ終了後から
排出プッシャー207による排出までの間に、押さえ部
材50が商品Mの上方に接触するようにしたので、前記
押し出し時に商品Mが転倒するのを防止し得ると共に、
フィルムFの溶着状態が安定する。
【0021】第2実施形態:つぎに、第2実施形態につ
いて説明する。本第2実施形態では、前述の第1実施形
態とは異なり、距離検出器54を設けていない。図2の
前記供給装置20には、図6に示す高さ検出器8が設け
られている。該高さ検出器8は、図6(a)に示すよう
に、上下方向に並べた4組の投受光器(光電検出器)S
1〜S4および反射板80からなり、図6(b)の搬送
方向Xに商品Mが移動する間にトレーTを含む商品Mの
高さを検出する。各投受光器S1〜S4からの信号は、
ローカル制御装置15に出力される。ローカル制御装置
15は各投受光器S1〜S4の信号に応じて商品Mの高
さを検出する。高さ検出器8およびローカル制御装置1
5は商品Mの高さを検出する高さ検出手段を構成してい
る。ローカル制御装置15は前記検出結果に基づいて押
さえ部材50の待機レベルを算出すると共に、サーボモ
ータ53を駆動し、当該待機レベルに応じた後述する待
機位置に押さえ部材50を移動させる。
【0022】図7に示すように、前記押さえ部材50
は、下方にコイルスプリング55および接触板56を有
している。該接触板56は、リフタ201によって押し
上げられた商品Mと衝突した場合に、スプリング55の
収縮によって若干上昇し、該接触板56と商品Mとの衝
撃が緩和されるように設定されている。
【0023】つぎに、本第2実施形態におけるシステム
の動作について説明する。図2に示す前記供給装置20
上に商品Mが載置されると、商品Mは供給装置20で搬
送される間に前記高さ検出器8で高さが検出された後、
リフタ201上に供給される。ローカル制御装置15
は、前記高さ検出器8から出力された検出信号に基づい
て前記待機レベルを算出すると共に、図7(a)に示す
押さえ部材50を当該待機レベルに応じた待機位置P1
に移動させる。該待機位置P1は、商品Mが上昇端にお
いて、前記接触板56に若干(2〜3mm)当接する位置
に設定される。
【0024】前記移動後、図7(b)に示すように、リ
フタ201が上昇して該商品Mを押し上げ、図5(c)
に示すように、該商品Mが接触板56に当接すると前記
スプリング55が収縮し、該接触板56と商品Mとの当
接による衝撃が緩和される。
【0025】このように、接触板56を商品Mの上昇端
付近に移動させて予め待機させるので、商品Mが押さえ
部材50に衝突する際の衝撃が小さくなる。また、商品
Mが接触板56に当接した場合には、スプリング55に
よって接触板56と商品Mとの当接時の衝撃を和らげる
方向に接触板56が上昇するから、内容物やトレーまた
は商品が潰れるのを防止し得る。
【0026】前記商品Mの押し上げが終了すると、押さ
え部材50が下方に若干移動し、接触板56が商品Mの
上面に接触したまま、該商品Mが排出プッシャー207
(図2)により排出され、商品Mの底面に折り込まれた
フィルムFが熱溶着コンベヤ211(図2)によって溶
着される。
【0027】その他の構成および動作は、第1実施形態
と同様であり、同一部分または相当部分に同一符号を付
して、その詳しい説明および図示を省略する。なお、該
第2実施形態における高さ検出器8の代わりに、商品ご
とに商品の高さを記憶させ、当該商品の高さ情報に基づ
いて、前記待機位置P1を設定するようにしてもよい。
【0028】第3実施形態:つぎに、第3実施形態につ
いて説明する。本実施形態では、前述の第1および第2
実施形態とは異なり、距離検出器54や高さ検出器8を
設けていない。
【0029】機器構成:まず、機器構成について説明す
る。図8において、供給装置20は計量コンベヤ100
を備えている。該計量コンベヤ100に載せられたトレ
ーTや商品Mの重量は重量検出器101で検出され、計
量手段106を介してマイコン3に出力される。前記計
量コンベヤ100の上方には、CCDカメラ(撮像装
置)2が設けられている。前記CCDカメラ2は、上方
の所定の位置から所定の角度で供給装置20の所定の領
域に載せられたトレーTを撮像して、撮像情報をマイコ
ン3に出力する。
【0030】前記マイコン3には、図示しないインター
フェイスを介して、前記CCDカメラ2および計量手段
106の他にタッチスクリーン10、ストロークキー部
11、ラベルプリンタ12、計量包装値付制御器14お
よびローカル制御装置15などが接続されている。前記
マイコン3は、CPU4およびメモリ5を備えている。
前記CPU4は、画像処理手段40および演算部41を
備えている。一方、メモリ5は、商品情報記憶部70お
よびトレー情報記憶部71を備えている。
【0031】前記商品情報記憶部70には、図9(a)
の商品の呼出No. に対応して、商品ごとに、品名および
単価などの他に、使用する予定のトレーNo. と共に横移
動フラグなどが記憶されている。横移動フラグとして
は、商品の内容物が衝撃に弱く傷つき易いものである場
合に1を記憶させ、その他の場合には0を記憶させる。
一方、図9(b)の前記トレー情報記憶部71には、ト
レーごとに、トレーの幅、奥行および高さからなる商品
の大きさが記憶されている。
【0032】図8の前記画像処理手段40は、CCDカ
メラ2から入力された撮像情報からトレーTの平面的な
エッジTeの位置を検出し、更に、該エッジの位置か
ら、トレーTの幅および奥行を算出する。なお、トレー
Tの幅および奥行寸法の算出方法としては、たとえば、
特開平11-94535号、同11-337315 号および同11-245906
号などに開示された周知の方法がある。
【0033】図10に示す押さえ部材50は駆動機構に
よって、排出方向MFと交差する横方向Y1,Y2に移
動可能に設定されている。
【0034】つぎに、本第3実施形態におけるシステム
の動作について、前記第2実施形態と異なる部分を主に
説明する。オペレータが商品Mの呼出No. を設定する
と、当該商品Mの情報が商品情報記憶部70から読み出
される。一方、オペレータが商品Mを図8に示す計量コ
ンベヤ100上に載せると、当該商品Mの重量が計量さ
れると共に、前記CCDカメラ2によって検知された撮
像情報に基づいてトレーNo. が特定され、当該トレーN
o. に対応するトレーの大きさがトレー情報記憶部71
から読み出される。前記横移動フラグに1が記憶されて
いる場合、CPU4は当該商品Mの大きさ(トレーTの
幅、奥行および高さ)に応じて、図10に示す押さえ部
材50を横方向に移動させる。
【0035】このように、商品の内容物がトマトなどの
傷つき易いものである場合には、前記押さえ部材50が
横方向に移動して、商品Mの押し上げ時において、前記
押さえ部材50がトレーTの左右の端部に接触し、内容
物にはほとんど接触しないので、商品Mを傷つける心配
が少ない。
【0036】なお、その他の構成および動作は、第2実
施形態と同様であり、同一部分または相当部分に同一符
号を付して、その詳しい説明および図示を省略する。。
また、前記第1から第3実施形態において、図11
(a)に示すように、サーボモータ53の出力軸にトル
クリミッタ57を設けてもよい。このようにすれば、押
さえ部材50に所定値を越える押し上げ力が加わると、
トルクリミッタ57が押さえ部材50の上昇を許容する
ことで、押さえ部材50によって商品Mを傷つけるおそ
れが更に低減される。また、図11(b)に示すよう
に、サーボモータ53の出力をベルト(トルクリミッ
タ)58を介して前記リンク51に伝え、押さえ部材5
0に所定値を越える押し上げ力が加わると、当該ベルト
58が滑るようにしてもよい。
【0037】以上のとおり、図面を参照しながら好適な
実施形態を説明したが、当業者であれば、本明細書を見
て、自明な範囲で種々の変更および修正を容易に想定す
るであろう。たとえば、前述の各実施形態では、包装貼
付システムを例にとって説明したが、少なくともストレ
ッチフィルム包装機を有するシステムであれば、本発明
を適用することができる。したがって、そのような変更
および修正は、請求の範囲から定まる本発明の範囲内の
ものと解釈される。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
押さえ部材を移動させる駆動機構を設けて、押さえ部材
を移動させることで、商品が押さえ部材に不用意に衝突
するのを防止し得る。そのため、内容物の盛り付け状態
が乱れたり、あるいは、内容物やトレーまたは商品自体
が潰れるのを防止し得る。
【0039】さらに、上方に移動させた押さえ部材を、
商品の押し上げ終了後に、下方に移動させて商品の上面
に接触させるようにすれば、プッシャーの押し出し時に
商品が転倒するのを防止し得ると共に、フィルムの溶着
状態が安定する。
【0040】また、商品の押し上げ時に、商品の上昇に
伴って押さえ部材を上方に移動させるようにすれば、商
品が押さえ部材に衝突するのを防止し得ると共に、商品
の上面に押さえ部材が近接ないし接触した状態を保つこ
とができるから、商品の転倒を確実に防止することがで
きる。
【0041】また、トルクリミッタを設ければ、商品が
押さえ部材に衝突した際に確実に衝撃を緩衝することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる包装貼付システムの第1実施形
態を示す概略斜視図である。
【図2】同包装貼付システムを示す概略側面図である。
【図3】同包装機構を示す斜視図である。
【図4】押さえ部材および駆動機構を示す側面図および
平面図である。
【図5】押さえ部材の動作を示す概略断面図である。
【図6】第2実施例にかかる高さ検出器を示す斜視図お
よび断面図である。
【図7】同押さえ部材の動作を示す概略断面図である。
【図8】第3実施形態にかかる包装貼付システムの概略
構成図である。
【図9】同記憶部の記憶内容を示す図表である。
【図10】同押さえ部材の動作を示す概略平面図であ
る。
【図11】変形例を示す押さえ部材および駆動機構を示
す概略側面図である。
【符号の説明】
8:高さ検出器 50:押さえ部材 54:距離検出器 57:トルクリミッタ 58:ベルト(トルクリミッタ) 71:トレー情報記憶部 207:排出プッシャー 211:熱溶着コンベヤ(熱溶着部) F:フィルム Lh:下端位置 M:商品 MF:排出方向 S:包装ステーション
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂田 利行 滋賀県栗太郡栗東町下鈎959番地の1 株 式会社イシダ滋賀事業所内 Fターム(参考) 3E051 AA08 AB05 BA12 CA08 CA09 CB05 DA10 EA05 EB03 EB08 EB10 FB02 FC02 HA02 HA08 HC03 HE01 KA03 KA07 KA08 KB01 LA02 LA03 LA04 LA08 LA09 LB03

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 包装ステーションに張設したフィルムの
    下面に商品を押し上げ、前記フィルムの上方に上下動可
    能に設けた押さえ部材が前記商品の上面に前記フィルム
    を介して接触している状態で前記商品をプッシャーで押
    し出して商品の包装を行うストレッチフィルム包装機に
    おいて、 前記押さえ部材の位置を変化させるために前記押さえ部
    材を移動させる駆動機構を設けたストレッチフィルム包
    装機。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記駆動機構により前記押さえ部材を上下方向に移動さ
    せるようにしたストレッチフィルム包装機。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記商品の押し上げ終了までに、前記押さえ部材を該押
    さえ部材の下端位置よりも上方の位置に移動させるよう
    にしたストレッチフィルム包装機。
  4. 【請求項4】 請求項2もしくは3において、 前記商品の押し上げ終了後、前記プッシャーによる商品
    の押し出しが終わるまでの間に前記押さえ部材が下方に
    移動して商品の上面に接触するようにしたストレッチフ
    ィルム包装機。
  5. 【請求項5】 請求項3において、 前記商品の押し上げ時に、前記商品の上昇に伴って前記
    駆動機構が前記押さえ部材を上方に移動させるようにし
    たストレッチフィルム包装機。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記押さえ部材の上方への移動により商品が前記押さえ
    部材に衝突しないようにしたストレッチフィルム包装
    機。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 前記商品と前記押さえ部材との相対位置を検出する検出
    手段を設け、該検出手段の検出結果に基づいて前記押さ
    え部材を前記駆動機構により駆動するストレッチフィル
    ム包装機。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれか1項におい
    て、 前記商品の高さを検出する検出手段を設け、該検出結果
    に応じて前記押さえ部材を移動させるようにしたストレ
    ッチフィルム包装機。
  9. 【請求項9】 請求項1において、 前記駆動機構により前記押さえ部材が前記商品の排出方
    向とは交差する横方向に移動するようにしたストレッチ
    フィルム包装機。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし9のいずれか1項にお
    いて、 前記商品の情報を商品ごとに記憶する記憶部を有し、前
    記商品の情報に応じて押さえ部材を移動させるようにし
    たストレッチフィルム包装機。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし10のいずれか1項に
    おいて、 前記押さえ部材が前記商品の上面に接触しながら、前記
    商品が排出される際に、前記商品の底面に折り込まれた
    フィルムが熱溶着部により溶着されるようにしたストレ
    ッチフィルム包装機。
  12. 【請求項12】 請求項1ないし11のいずれか1項に
    おいて、 前記押さえ部材に所定値を超える押上げ力が加わると、
    前記押さえ部材の上昇を許容するトルクリミッタを前記
    駆動機構に設けたストレッチフィルム包装機。
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