JP2002002264A - 車両用空調装置のコンデンサ冷却構造 - Google Patents

車両用空調装置のコンデンサ冷却構造

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JP2002002264A
JP2002002264A JP2000185634A JP2000185634A JP2002002264A JP 2002002264 A JP2002002264 A JP 2002002264A JP 2000185634 A JP2000185634 A JP 2000185634A JP 2000185634 A JP2000185634 A JP 2000185634A JP 2002002264 A JP2002002264 A JP 2002002264A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】フアンの能力アップやコンデンサの大型化する
ことなくコンデンサの能力アップを可能にした車両用空
調装置のコンデンサ冷却構造を提供する。 【解決手段】キャブオーバ車の空調装置のコンデンサ4
をステップ3の裏のキャブ1床下に配置し、コンデンサ
3が配置されている近傍の遮蔽部に通気穴7を設け、ド
ア2を閉じた状態で通気穴7に対応するドア2の下部2
aにキャブ1の室内からのエアを排出するするエキスト
ラクタ6を設け、キャブ1の室内のエアをエキストラク
タ6および通気穴7を介してコンデンサ4に導くように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャブオーバ車に
おける空調装置のコンデンサ冷却構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、キャブオーバ車における空調装置
のコンデンサはキャブ床下のエンジン近傍に配置されて
おり、コンデンサ冷却用のフアンと車両走行風とによっ
て冷却している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のキャブオー
バ車におけるお空調装置の外気モードにおいて、特に車
両走行風がないアイドリング時には外気がコンデンサに
入らないため、フアンの能力アップやコンデンサの大型
化を実施しているが、その能力には限界があると共にコ
ストアップとなっている。また、エンジンからの熱風を
遮断するために熱風防止パッキン等を設定しているが、
これもコストアップとなっている。
【0004】本発明の目的は、フアンの能力アップやコ
ンデンサの大型化することなくコンデンサの能力アップ
を可能にした車両用空調装置のコンデンサ冷却構造を提
供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明は、キャブオーバ車において、空調装置のコ
ンデンサをステップ裏のキャブ床下に配置し、前記コン
デンサが配置されている近傍の遮蔽部に通気穴を設け、
ドアを閉じた状態で前記遮蔽部の通気穴に対応するドア
の下部にキャブ室内からのエアを排出するするエキスト
ラクタを設け、キャブ室内のエアを前記エキストラクタ
および通気穴を介してコンデンサに導くようにしたこと
を特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図1において、1はキャブオーバ車
のキャブ、2はドア、3はステップであり、2aは前記
ステップ3の直上のドア下部である。
【0007】本発明は図2で示すように、空調装置のコ
ンデンサ4をステップ3裏のキャブ床下に配置し、前記
コンデンサ4が配置されている近傍の遮蔽部に通気穴7
を設け、ドア2を閉じた状態で前記遮蔽部の通気穴7に
対応するドア2の下部2aにキャブ1の室内からのエア
を排出するするエキストラクタ6を設け、キャブ1の室
内のエアを前記エキストラクタ6および通気穴7を介し
てコンデンサ4に導くようにした構造である。
【0008】上記本発明の構造の詳細な実施形態を図3
及び図4によって説明する。フアン18を備えている空
調装置のコンデンサ4はシャシフレーム8に固定したブ
ラケット9によってステップ3裏のキャブ床下に配置す
る。前記通気穴7を設ける遮蔽部は、ステップ3の3方
を囲んでいる側壁3a及び前後壁3b、3cのうち側壁
3aが適当である。従って、ドア2の下部2aのエキス
トラクタ6はドア2を閉じた状態でフロアパネル11の
側方のサイドメンバ10にウェザストリップ12が当た
る部位より下方の位置で室内側に面したインナに設ける
ことにより前記側壁3aに対面して通気穴7と対応させ
ることができる。
【0009】また、前記キャブ1の室内Rのエアをエキ
ストラクタ6に導く手段はドア2を閉じた状態でフロア
パネル11の側方のサイドメンバ10にウェザストリッ
プ12が当たる部位より上方のドアインナにエア導入口
5を設け、ドアアウタとドアインナとの空間を介してエ
キストラクタ6に導くようする。前記キャブ1の室内R
のエアは図2で示すように、インストルメントに設けら
れているレジスタ19から吹き出す冷風を取り込むもの
である。
【0010】上記の構造による本発明は、空調装置を外
気モードで作動することによりレジスタ19から吹き出
す冷風がドア2に設けられているエア導入口5よりドア
アウタとドアインナとの空間に導入しドア2の下部2a
のエキストラクタ6から下方を除きドアパネルウェザス
トリップ12とステップ3の両側壁3b、3c及び奥壁
3aによって囲まれた空間20へ排出され、さらに、こ
の空間20へ排出された冷気は前記奥壁3aに開けられ
ている通気穴7から排出する。この通気穴7から排出し
た冷風はコンデンサ4の下流又は上流に設置されている
フアン9によって強制的にコンデンサ4に導きコンデン
サ4を効率良く冷却する。
【0011】キャブオーバ車の場合、キャブ1の床下に
設置されているコンデンサ4の周辺温度はエンジンから
の熱風により40〜50℃程度となっているため、コン
デンサ4の熱交換の妨げになることが多いが、前記エキ
ストラクタ6から導くキャブ1の室内Rの冷風は30℃
前後となっており、この冷風をコンデンサ4に導くこと
によりコンデンサ4の性能を向上する。特に空調装置の
外気モードにおいて、車両走行風がないアイドリング時
には効果を奏する。
【0012】[設計変更例]上記の構造でコンデンサ4
を有効に冷却することができるが、さらに冷風をエキス
トラクタ6からコンデンサ4に確実に導くために、図4
及び図5で例示するように、エキストラクタ6の下方に
通気穴7に向けて導風板13を付設することにより空間
20を密閉化し、通気穴7の出口側にコンデンサ4に向
けてダクト14を付設する。これにより、エキストラク
タ6から吹き出る冷風は周囲に散逸することなく確実に
コンデンサ4に導くことができコンデンサ4の冷却効果
が一層向上する。
【0013】さらに、図5で示すように前記ダクト14
にダンパ15を設定する。このダンパ15はレバー16
及びレバー16に連結したケーブル17によって車室内
にあるヒータコントロールの内外気切替えレバーと連動
させ、内気モードではエンジンルーム内の熱風がキャブ
1内に逆流することを防ぐようダンパ15をシャット
し、外気モード時のみダンパ15をオープンする。尚、
ダンパ15の開閉手段として前記ケーブル17での制御
の他にシリンダやソレノイド等のアクチュエータを用い
ることも可能である。
【0014】
【発明の効果】以上述べたように本発明によると、キャ
ブオーバ車におけるお空調装置においてフアンの能力ア
ップやコンデンサを大型化することなくコンデンサを強
制的に冷却することが可能となり、特に空調装置の外気
モード時で車両走行風がないアイドリング時のコンデン
サにとって厳しい環境でのコンデンサの性能を向上する
利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】キャブの斜視図
【図2】本発明の要部を示すキャブの斜視図
【図3】図2のA矢視拡大断面図
【図4】図2のA矢視拡大断面図
【符号の説明】
1 キャブ 2 ドア 2a ドアの下部 3 ステップ 4 コンデンサ 5 エア導入口 6 エキストラクタ 7 通気穴 8 シャシフレーム 9 ブラケット 10 サイドメンバ 11 フロアパネル 12 ウェザシトリップ 13 導風板 14 ダクト 15 ダンパ 18 フアン 19 レジスタ 20 空間
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年6月23日(2000.6.2
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のキャブオー
バ車における空調装置の外気モードにおいて、特に車両
走行風がないアイドリング時には外気がコンデンサに入
らないため、フアンの能力アップやコンデンサの大型化
を実施しているが、その能力には限界があると共にコス
トアップとなっている。また、エンジンからの熱風を遮
断するために熱風防止パッキン等を設定しているが、こ
れもコストアップとなっている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】[設計変更例]上記の構造でコンデンサ4
を有効に冷却することができるが、さらに冷風をエキス
トラクタ6からコンデンサ4に確実に導くために、図3
及び図4で例示するように、エキストラクタ6の下方に
通気穴7に向けて導風板13を付設することにより空間
20を密閉化し、通気穴7の出口側にコンデンサ4に向
けてダクト14を付設する。これにより、エキストラク
タ6から吹き出る冷風は周囲に散逸することなく確実に
コンデンサ4に導くことができコンデンサ4の冷却効果
が一層向上する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】さらに、図4で示すように前記ダクト14
にダンパ15を設定する。このダンパ15はレバー16
及びレバー16に連結したケーブル17によって車室内
にあるヒータコントロールの内外気切替えと連動させ、
内気モードではエンジンルーム内の熱風がキャブ1内に
逆流することを防ぐようダンパ15をシャットし、外気
モード時のみダンパ15をオープンする。尚、ダンパ1
5の開閉手段として前記ケーブル17での制御の他にシ
リンダやソレノイド等のアクチュエータを用いることも
可能である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】キャブの斜視図
【図2】本発明の要部を示すキャブの斜視図
【図3】図2のA矢視断面拡大図
【図4】図2の矢視断面拡大図
【符号の説明】 1 キャブ 2 ドア 2a ドアの下部 3 ステップ 4 コンデンサ 5 エア導入口 6 エキストラクタ 7 通気穴 8 シャシフレーム 9 ブラケット 10 サイドメンバ 11 フロアパネル 12 ウェザシトリップ 13 導風板 14 ダクト 15 ダンパ 18 フアン 19 レジスタ 20 空間

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャブオーバ車において、空調装置のコ
    ンデンサをステップ裏のキャブ床下に配置し、前記コン
    デンサが配置されている近傍の遮蔽部に通気穴を設け、
    ドアを閉じた状態で前記遮蔽部の通気穴に対応するドア
    の下部にキャブ室内からのエアを排出するするエキスト
    ラクタを設け、キャブ室内のエアを前記エキストラクタ
    および通気穴を介してコンデンサに導くようにしたこと
    を特徴とする車両用空調装置のコンデンサ冷却構造。
JP2000185634A 2000-06-21 2000-06-21 車両用空調装置のコンデンサ冷却構造 Expired - Fee Related JP3493388B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112004002342B4 (de) * 2003-12-05 2013-06-06 Showa Denko K.K. Fahrzeugklimatisierung mit einem Kältekreislauf mit überkritischem Kältemittel

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DE112004002342B4 (de) * 2003-12-05 2013-06-06 Showa Denko K.K. Fahrzeugklimatisierung mit einem Kältekreislauf mit überkritischem Kältemittel

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