JP2001523640A - ハイポコレステロール製剤の製造における選択されたフィトステノールエステルの使用 - Google Patents
ハイポコレステロール製剤の製造における選択されたフィトステノールエステルの使用Info
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Abstract
(57)【要約】
本発明によれば、共役脂肪酸とのフィトステノールエステルを、コレステロール低下剤の製造に用いる。このエステルは、匹敵する従来技術よりも著しく活性が高い。ゼラチン中にカプセル化した場合、この製剤は、高投与量で問題なく経口的に投与することもできる。
Description
【0001】 (技術分野) 本発明は、フィトステノールエステルを、場合により選択された薬効増強剤と
ともに、温血動物の血清中のコレステロール値を低下させる製剤を製造するため
に使用することに関する。
ともに、温血動物の血清中のコレステロール値を低下させる製剤を製造するため
に使用することに関する。
【0002】 (背景技術) ハイポコレステロール活性剤は、血液中でのコレステロールの生成を阻害また
は低下させることなく、温血動物の血清中のコレステロール値を低下することが
できる製剤を意味するものと理解されている。フィトステロール、すなわち植物
ステノールおよびそれらと脂肪酸とのエステルは、Petersonらにより、この目的
のために提案されている(J.Nutrit.50,191(1953))。米国特許 第3089939号および第3203862号、並びにDE−A−203506
9(Procter & Gamble)も同じ方向に向けられている。
は低下させることなく、温血動物の血清中のコレステロール値を低下することが
できる製剤を意味するものと理解されている。フィトステロール、すなわち植物
ステノールおよびそれらと脂肪酸とのエステルは、Petersonらにより、この目的
のために提案されている(J.Nutrit.50,191(1953))。米国特許 第3089939号および第3203862号、並びにDE−A−203506
9(Procter & Gamble)も同じ方向に向けられている。
【0003】 活性剤は、通例、料理用および食品用油に添加され、食品を介して摂取される
が、使用量は、食用油が濁るのを防止するため、または水を加えた時にステノー
ルが沈殿するのを防止するために、概して少なく、一般に0.5重量%未満であ
る。 食品分野、化粧品、医薬製剤および農産分野で使用するために、糖またはポリ
グリセロールエステル中の貯蔵安定ステノールエステルエマルジョンがEP−A
−0289636(Asahi)に提案されている。 マーガリン、バター、マヨネーズ、サラダドレッシング等に、血中のコレステ
ロール値を低下させるためのシトスタノールエステルを配合することは、EP−
B−0594612(Raision)に提案されている。
が、使用量は、食用油が濁るのを防止するため、または水を加えた時にステノー
ルが沈殿するのを防止するために、概して少なく、一般に0.5重量%未満であ
る。 食品分野、化粧品、医薬製剤および農産分野で使用するために、糖またはポリ
グリセロールエステル中の貯蔵安定ステノールエステルエマルジョンがEP−A
−0289636(Asahi)に提案されている。 マーガリン、バター、マヨネーズ、サラダドレッシング等に、血中のコレステ
ロール値を低下させるためのシトスタノールエステルを配合することは、EP−
B−0594612(Raision)に提案されている。
【0004】 しかし、フィトステノールエステルは、従来少量でしか食品に添加することが
できず、多量に添加すると、調製品の味および/または粘りを損なうことがある
という欠点があった。けれども、血中のコレステロール値に対する持続した効果
を得るには、フィトステノールエステルをより多量に摂取することが望ましい。
さらに、これら物質が血清中のコレステノール含量を低下させる速度は、改良に
値する。
できず、多量に添加すると、調製品の味および/または粘りを損なうことがある
という欠点があった。けれども、血中のコレステロール値に対する持続した効果
を得るには、フィトステノールエステルをより多量に摂取することが望ましい。
さらに、これら物質が血清中のコレステノール含量を低下させる速度は、改良に
値する。
【0005】 (発明が解決しようとする課題) そこで本発明の目的は、このような欠点を解消することである。
【0006】 (課題を解決するための手段) 本発明は、6〜24個の炭素原子および少なくとも2つの共役2重結合を有す
る脂肪酸とのフィトステノールのエステルを、所望によりトコフェロール、キト
サン、硫酸フィトステノールおよび(デオキシ)リボ核酸からなる群から選択さ
れる薬効増強剤と共に、ハイポコレステロール製剤の製造において使用すること
に関する。
る脂肪酸とのフィトステノールのエステルを、所望によりトコフェロール、キト
サン、硫酸フィトステノールおよび(デオキシ)リボ核酸からなる群から選択さ
れる薬効増強剤と共に、ハイポコレステロール製剤の製造において使用すること
に関する。
【0007】 驚くべきことに、共役脂肪酸に基づくフィトステノールエステルは、血液中の
コレステロール値の減少に関し、飽和脂肪酸、モノ不飽和脂肪酸または2以上の
非共役2重結合を有するポリ不飽和脂肪酸から得られる対応するフィトステノー
ルエステルよりも、著しく高い活性を有していることが見出された。 本発明により使用するフィトステノールエステル(成分(a))を、単独では
あるにしてもほとんどわずかなハイポコレステロール活性しか有していないキト
サン、硫酸フィトステノールおよび(デオキシ)リボ核酸からなる群から選択さ
れる薬効増強剤(成分(b))と組み合わせることにより、血清中のコレステロ
ール値の減少を促進することができる。更に、フィトステノールエステルおよび
活性成分混合物をゼラチン中にカプセル化すると、問題なく経口的に摂取できる
。
コレステロール値の減少に関し、飽和脂肪酸、モノ不飽和脂肪酸または2以上の
非共役2重結合を有するポリ不飽和脂肪酸から得られる対応するフィトステノー
ルエステルよりも、著しく高い活性を有していることが見出された。 本発明により使用するフィトステノールエステル(成分(a))を、単独では
あるにしてもほとんどわずかなハイポコレステロール活性しか有していないキト
サン、硫酸フィトステノールおよび(デオキシ)リボ核酸からなる群から選択さ
れる薬効増強剤(成分(b))と組み合わせることにより、血清中のコレステロ
ール値の減少を促進することができる。更に、フィトステノールエステルおよび
活性成分混合物をゼラチン中にカプセル化すると、問題なく経口的に摂取できる
。
【0008】 (発明の実施の形態) フィトステノールエステル フィトステノール(フィトステロールと同義語)は、C−3にのみ水酸基を有
し、他には官能基を持たない植物ステロイドを意味すると理解される。一般に、
フィトステノールは、27〜30個の炭素原子および5/6、場合により7/8
、8/9または他の位置に2重結合を持つ。不飽和ステノールは、水添されて対
応する飽和スタノールを与えるが、これは、本発明により同様に使用される。 共役2重結合を有する不飽和カルボン酸、好ましくは共役リノール酸(CLA
)または共役魚油脂肪酸によるステノールまたはスタノールのエステル化によっ
て、成分(a)として使用される物質が得られる。 エステルのフィトステノール成分は、エルゴステノール、カンペステノール、
スティグマステノール、ブラッシカステノール、および好ましくはシトステノー
ルまたはシトスタノールであり、特にβ−シトステノールまたはβ−シトスタノ
ールである。
し、他には官能基を持たない植物ステロイドを意味すると理解される。一般に、
フィトステノールは、27〜30個の炭素原子および5/6、場合により7/8
、8/9または他の位置に2重結合を持つ。不飽和ステノールは、水添されて対
応する飽和スタノールを与えるが、これは、本発明により同様に使用される。 共役2重結合を有する不飽和カルボン酸、好ましくは共役リノール酸(CLA
)または共役魚油脂肪酸によるステノールまたはスタノールのエステル化によっ
て、成分(a)として使用される物質が得られる。 エステルのフィトステノール成分は、エルゴステノール、カンペステノール、
スティグマステノール、ブラッシカステノール、および好ましくはシトステノー
ルまたはシトスタノールであり、特にβ−シトステノールまたはβ−シトスタノ
ールである。
【0009】 エステルの調製は、既知の方法、例えば、脂肪酸によるステノールの直接エス
テル化およびその後のエステルの水素化、脂肪酸によるスタノールの直接エステ
ル化、または好ましくは共役脂肪酸メチルエステルとのステノール若しくはスタ
ノールのエステル交換および必要なら水素化により行なうことができる。適当な
触媒(例えば、ナトリウムエチラート、または特に酵素)の存在下での脂肪酸低
級アルキルエステルまたはトリグリセリドとのステノール/スタノールのエステ
ル交換による一般的な製造方法は、EP−A−0195311(Yoshikawa)に 記載されている。
テル化およびその後のエステルの水素化、脂肪酸によるスタノールの直接エステ
ル化、または好ましくは共役脂肪酸メチルエステルとのステノール若しくはスタ
ノールのエステル交換および必要なら水素化により行なうことができる。適当な
触媒(例えば、ナトリウムエチラート、または特に酵素)の存在下での脂肪酸低
級アルキルエステルまたはトリグリセリドとのステノール/スタノールのエステ
ル交換による一般的な製造方法は、EP−A−0195311(Yoshikawa)に 記載されている。
【0010】 本発明によれば、フィトステノールエステルの脂肪酸成分は、少量(50モル
%未満)の飽和、モノ不飽和または多飽和非共役脂肪酸を含んでいてもよい。す
なわち、エステルの製造には、純水な共役リノール酸に替えて、共役リノール酸
割合が高い工業用脂肪酸混合物、例えばSelin(登録商標)(Gruenau)として市
販されている脂肪酸混合物を用いることができる。同様に、フィトステノールエ
ステルを製造するために、高共役含量を有する対応する脂肪酸メチルエステルま
たはトリグリセリド(例えば、Selin(登録商標)CLA−TG)をエステル交 換することもできる。
%未満)の飽和、モノ不飽和または多飽和非共役脂肪酸を含んでいてもよい。す
なわち、エステルの製造には、純水な共役リノール酸に替えて、共役リノール酸
割合が高い工業用脂肪酸混合物、例えばSelin(登録商標)(Gruenau)として市
販されている脂肪酸混合物を用いることができる。同様に、フィトステノールエ
ステルを製造するために、高共役含量を有する対応する脂肪酸メチルエステルま
たはトリグリセリド(例えば、Selin(登録商標)CLA−TG)をエステル交 換することもできる。
【0011】 トコフェロール フィトステノールエステルのための薬効増強剤として適しているトコフェロー
ルは、2位が4,8,12−トリメチルトリデシル基により置換されたクロマン−
6−オール(3,4−ジヒドロ−2−H−1ペンゾピラン−6−オール)を意味 すると解され、式(II):
ルは、2位が4,8,12−トリメチルトリデシル基により置換されたクロマン−
6−オール(3,4−ジヒドロ−2−H−1ペンゾピラン−6−オール)を意味 すると解され、式(II):
【化1】 (式中、R2、R3およびR4は、互いに独立して、水素原子またはメチル基を表 す。) で示される。 トコフェロールは、バイオキノン、すなわちプレニル鎖がある程度飽和されて
いるポリプレニル化1,4−ベンゾ−またはナフト−キノンに属する。
いるポリプレニル化1,4−ベンゾ−またはナフト−キノンに属する。
【0012】 本発明において成分(b1)として使用可能なトコフェロールの代表例は、ユ
ビキノン、ボビキノン、ビタミンK類、および/またはメナキノン(2−メチル
−1,4−ナフトキノン)である。トコフェロールの場合、α、β、γ、δおよ びε−トコフェロールの間で、区別され、後者は元の不飽和プレニル側鎖を有し
得るが、α−トコフェロールおよび−ヒドロキノンではピラン環系は開いている
。好ましくは、成分(b)として、R2、R3およびR4がメチル基である式(II )のα−トコフェロール(ビタミンE)または、2〜22個の炭素原子を有する
カルボン酸とのα−トコフェロールのエステル、例えば酢酸α−トコフェロール
またはパルミチン酸α−トコフェロールが使用される。
ビキノン、ボビキノン、ビタミンK類、および/またはメナキノン(2−メチル
−1,4−ナフトキノン)である。トコフェロールの場合、α、β、γ、δおよ びε−トコフェロールの間で、区別され、後者は元の不飽和プレニル側鎖を有し
得るが、α−トコフェロールおよび−ヒドロキノンではピラン環系は開いている
。好ましくは、成分(b)として、R2、R3およびR4がメチル基である式(II )のα−トコフェロール(ビタミンE)または、2〜22個の炭素原子を有する
カルボン酸とのα−トコフェロールのエステル、例えば酢酸α−トコフェロール
またはパルミチン酸α−トコフェロールが使用される。
【0013】 キトサン フィトステノールエステルのための薬効増強剤(b2)として適しているキト
サンは、バイオポリマーであり、ヒドロコロイドに含まれる。化学的に考察する
と、キトサンは、(理想的には)下記式(III):
サンは、バイオポリマーであり、ヒドロコロイドに含まれる。化学的に考察する
と、キトサンは、(理想的には)下記式(III):
【化2】 で示されるモノマー単位を含む、異なる分子量の部分脱アセチル化キチンである
。
。
【0014】 生理学的pH領域では負に帯電している大部分のヒドロコロイドとは対照的に 、キトサンは、そのような条件では陽イオン性バイオポリマーである。正に帯電
したキトサンは、逆に帯電した表面と相互作用でき、従って、ヘアおよびボディ
ケア化粧品および医薬製剤において使用される(Ullmann's Encyclopedia of In
dustrial Chemistry, 第5版,A6巻、Weinheim, Verlag Chemie, 1986, 231−332頁)。この物質についての概説は、例えばB. Gessleinら、HAPPI
,27,57(1990)、O. Skaugrud, Drug Cosm. Ind. 148,24(1 991)およびE. Onsoyenら、Seifen-Oele-Fette-Wachse 117,633(1 991)に記載されている。キトサンを製造するには、キチン、好ましくは安価
な原料として大量に入手できる甲殻類の殻を出発物質として使用する。Hackmann
らにより最初に記載された方法では、まずキチンは、塩基の添加により脱タンパ
クされ、鉱酸の添加により脱ミネラルされ、最後に強塩基の添加により脱アセチ
ル化されるが、この方法は、分子量分布を広い範囲に広げることができる。好ま
しくは、約50000〜約250000ダルトンの平均分子量を有する低分子量
キトサンまたは約500000〜約2000000の平均分子量を有する高分子
量キトサンを用いる。対応する方法が、Makromol. Chem. 177,3589(1
976)またはFR−A−2701266から知られている。特に好ましいのは
、DE−A−4442987およびDE−A−19537001(Henkel)に開
示された、800000〜1200000ダルトンの平均分子量、5000mPas
未満のブルックフィールド粘度(グリコール酸中1重量%)、80〜88%の脱
アセチル化度および0.3重量%未満の灰分を有するキトサンを用いることであ
る。 典型的な陽イオン性バイオポリマーであるキトサンに加えて、本発明において
適しているのは、陰イオン性または非イオン性誘導化キトサン、例えばカルボキ
シル化、スクシニル化またはアルコキシル化生成物であり、これらは、例えばD
E−C−3713099(L'Oreal)およびDE−A−19604180(Henke
l)に記載されている。
したキトサンは、逆に帯電した表面と相互作用でき、従って、ヘアおよびボディ
ケア化粧品および医薬製剤において使用される(Ullmann's Encyclopedia of In
dustrial Chemistry, 第5版,A6巻、Weinheim, Verlag Chemie, 1986, 231−332頁)。この物質についての概説は、例えばB. Gessleinら、HAPPI
,27,57(1990)、O. Skaugrud, Drug Cosm. Ind. 148,24(1 991)およびE. Onsoyenら、Seifen-Oele-Fette-Wachse 117,633(1 991)に記載されている。キトサンを製造するには、キチン、好ましくは安価
な原料として大量に入手できる甲殻類の殻を出発物質として使用する。Hackmann
らにより最初に記載された方法では、まずキチンは、塩基の添加により脱タンパ
クされ、鉱酸の添加により脱ミネラルされ、最後に強塩基の添加により脱アセチ
ル化されるが、この方法は、分子量分布を広い範囲に広げることができる。好ま
しくは、約50000〜約250000ダルトンの平均分子量を有する低分子量
キトサンまたは約500000〜約2000000の平均分子量を有する高分子
量キトサンを用いる。対応する方法が、Makromol. Chem. 177,3589(1
976)またはFR−A−2701266から知られている。特に好ましいのは
、DE−A−4442987およびDE−A−19537001(Henkel)に開
示された、800000〜1200000ダルトンの平均分子量、5000mPas
未満のブルックフィールド粘度(グリコール酸中1重量%)、80〜88%の脱
アセチル化度および0.3重量%未満の灰分を有するキトサンを用いることであ
る。 典型的な陽イオン性バイオポリマーであるキトサンに加えて、本発明において
適しているのは、陰イオン性または非イオン性誘導化キトサン、例えばカルボキ
シル化、スクシニル化またはアルコキシル化生成物であり、これらは、例えばD
E−C−3713099(L'Oreal)およびDE−A−19604180(Henke
l)に記載されている。
【0015】 硫酸フィトステノール フィトステノールエステルの薬効増強剤(b3)として適している硫酸フィト
ステノールは、既知の化合物であり、例えば、ベンゼン中三酸化硫黄とピリジン
の複合体によりフィトステノールを硫酸化することにより調製することができる
(J. Am. Chem. Soc. 63,1259(1941))。代表的な例は、エルゴス
テノール、カンペステノール、スティグマステノールおよびシトステノールのス
ルフェートである。硫酸フィトステノールは、アルカリ金属および/またはアル
カリ土類金属塩、アンモニウム塩、アルキルアンモニウム塩、アルカノールアン
モニウム塩および/またはグルコアンモニウム塩として存在し得る。通常、硫酸
フィトステノールは、ナトリウム塩の形で使用される。
ステノールは、既知の化合物であり、例えば、ベンゼン中三酸化硫黄とピリジン
の複合体によりフィトステノールを硫酸化することにより調製することができる
(J. Am. Chem. Soc. 63,1259(1941))。代表的な例は、エルゴス
テノール、カンペステノール、スティグマステノールおよびシトステノールのス
ルフェートである。硫酸フィトステノールは、アルカリ金属および/またはアル
カリ土類金属塩、アンモニウム塩、アルキルアンモニウム塩、アルカノールアン
モニウム塩および/またはグルコアンモニウム塩として存在し得る。通常、硫酸
フィトステノールは、ナトリウム塩の形で使用される。
【0016】 (デオキシ)リボ核酸 フィトステノールエステルの薬効増強剤(b4)として適している (デオキシ
)リボ核酸(DNAまたはRNA)は、当量の核酸塩基(nucleobase)とペントー ス2−デオキシ−D−リボフラノースまたはD−リボフラノースから合成される
2'−デオキシ−β−D−リボヌクレオシドまたはD−リボヌクレオシドから誘 導される、高分子量の糸状ポリヌクレオチドを意味するものと解される。 核酸塩基として、DNAまたはRNAは、プリン誘導体アデニンおよびグアニ
ン、並びにピリミジンシトシンおよびチミンまたはウラシルを含むことができる
。核酸中、核酸塩基はリボースの炭素原子1にN−グリコシド的(glycosidical
ly)に結合され、個々の場合にアデノシン、グアノシン、シチジンおよびチミジ
ンが形成される。核酸中、ホスフェート基は、ホオスホジエステルブリッジによ
りそれぞれの場合にヌクレオシドの5'−ヒドロキシル基を次に続くヌクレオシ ドの3'−OH基に結合し、シングルストランドDNAまたはRNAを形成する 。
)リボ核酸(DNAまたはRNA)は、当量の核酸塩基(nucleobase)とペントー ス2−デオキシ−D−リボフラノースまたはD−リボフラノースから合成される
2'−デオキシ−β−D−リボヌクレオシドまたはD−リボヌクレオシドから誘 導される、高分子量の糸状ポリヌクレオチドを意味するものと解される。 核酸塩基として、DNAまたはRNAは、プリン誘導体アデニンおよびグアニ
ン、並びにピリミジンシトシンおよびチミンまたはウラシルを含むことができる
。核酸中、核酸塩基はリボースの炭素原子1にN−グリコシド的(glycosidical
ly)に結合され、個々の場合にアデノシン、グアノシン、シチジンおよびチミジ
ンが形成される。核酸中、ホスフェート基は、ホオスホジエステルブリッジによ
りそれぞれの場合にヌクレオシドの5'−ヒドロキシル基を次に続くヌクレオシ ドの3'−OH基に結合し、シングルストランドDNAまたはRNAを形成する 。
【0017】 長さ対直径の比が大きいので、DNAおよびRNA分子は、例えば抽出中に機
械的応力を受けて、ストランドの破壊を受けやすい。この理由から、核酸の分子
量は、103〜109ダルトンに達することがある。本発明では、濃縮DNAおよ
びRNA溶液を用いるが、これは、液晶挙動により特徴付けられる。好ましくは
、例えば魚類の***からの抽出により海産物から得られ、40,000〜1,00
0,000ダルトンの分子量を持つ、デオキシおよびリボ核酸が使用される。
械的応力を受けて、ストランドの破壊を受けやすい。この理由から、核酸の分子
量は、103〜109ダルトンに達することがある。本発明では、濃縮DNAおよ
びRNA溶液を用いるが、これは、液晶挙動により特徴付けられる。好ましくは
、例えば魚類の***からの抽出により海産物から得られ、40,000〜1,00
0,000ダルトンの分子量を持つ、デオキシおよびリボ核酸が使用される。
【0018】 産業上の利用可能性 本発明の活性剤混合物は、フィトステノールエステル(a)および薬効増強剤
(b)を99:1〜1:99の重量比、好ましくは90:10〜10:90の重
量比、特に75:25〜25:75の重量比、特に好ましくは60:40〜40
:60の重量比で含むことができ、確実にすべき唯一の事項は、本発明の使用に
おいて、血液中のコレステロール値を低下させるのに十分な量の成分(a)を投
与することである。本発明の特別な態様では、フィトステノールエステルは、単
独で、または薬効増強剤と共に、既知の方法によりゼラチン中にカプセル化され
、成分(a)および所望の成分(b)は、それぞれ、(ゼラチンカプセル重量に
基づき)0.1〜50、好ましくは1〜30、特に5〜25、特に好ましくは1
0〜15重量%の量で使用される。本発明の別の要旨は、フィトステノールをゼ
ラチン中にカプセル化することが、活性成分を経口的に投与するための有用な態
様であるという知見に関連している。
(b)を99:1〜1:99の重量比、好ましくは90:10〜10:90の重
量比、特に75:25〜25:75の重量比、特に好ましくは60:40〜40
:60の重量比で含むことができ、確実にすべき唯一の事項は、本発明の使用に
おいて、血液中のコレステロール値を低下させるのに十分な量の成分(a)を投
与することである。本発明の特別な態様では、フィトステノールエステルは、単
独で、または薬効増強剤と共に、既知の方法によりゼラチン中にカプセル化され
、成分(a)および所望の成分(b)は、それぞれ、(ゼラチンカプセル重量に
基づき)0.1〜50、好ましくは1〜30、特に5〜25、特に好ましくは1
0〜15重量%の量で使用される。本発明の別の要旨は、フィトステノールをゼ
ラチン中にカプセル化することが、活性成分を経口的に投与するための有用な態
様であるという知見に関連している。
【0019】 フィトステノールエステルの別の投与形は、座薬であり、これは、直腸または
膣を経由して投与でき、座薬担体として、ゼラチン、および所望によりグリセロ
ールまたは他の合成脂肪並びに/またはワックス、ポリエチレングリコール若し
くは天然成分、例えばココアバターを含む。加えて、フィトステノールエステル
は、通例の食品、例えばサラダオイル、ドレッシング、マヨネーズ、マーガリン
、バター、揚げ物用油、ココア製品、ソーセージなどの中に溶解または分散する
ことができる。
膣を経由して投与でき、座薬担体として、ゼラチン、および所望によりグリセロ
ールまたは他の合成脂肪並びに/またはワックス、ポリエチレングリコール若し
くは天然成分、例えばココアバターを含む。加えて、フィトステノールエステル
は、通例の食品、例えばサラダオイル、ドレッシング、マヨネーズ、マーガリン
、バター、揚げ物用油、ココア製品、ソーセージなどの中に溶解または分散する
ことができる。
【0020】 実施例1〜5および比較例C1〜C5 5重量%の種々のβ−シトステノールエステルおよび適当な場合にはビタミン
E、並びに0.5重量の放射標識コレステロールを含むゼラチンカプセル(重さ
約1.5g)を製造した。 コレステロール低下作用を調べるため、雄ラット(各個体約200g)を一夜
絶食させた。次の日、粉砕したゼラチンカプセルを、いくらかの塩水と共に胃チ
ューブを通して実験動物に投与した。3、6、12、24および48時間後、実
験動物から血液を採取し、放射性コレステロールの含有量を調べた。10匹の実
験動物について測定した平均値を結果として表1にまとめて示す。それぞれの場
合、放射線量の減少についての詳細は、20重量%のビタミンEおよび適当な量
の放射標識コレステロールを含むゼラチンカプセルを投与した実験動物の対照(
ブラインド)群に対して評価した。 混合物1〜5は本発明に従った例であり、混合物C1〜C5は比較である。
E、並びに0.5重量の放射標識コレステロールを含むゼラチンカプセル(重さ
約1.5g)を製造した。 コレステロール低下作用を調べるため、雄ラット(各個体約200g)を一夜
絶食させた。次の日、粉砕したゼラチンカプセルを、いくらかの塩水と共に胃チ
ューブを通して実験動物に投与した。3、6、12、24および48時間後、実
験動物から血液を採取し、放射性コレステロールの含有量を調べた。10匹の実
験動物について測定した平均値を結果として表1にまとめて示す。それぞれの場
合、放射線量の減少についての詳細は、20重量%のビタミンEおよび適当な量
の放射標識コレステロールを含むゼラチンカプセルを投与した実験動物の対照(
ブラインド)群に対して評価した。 混合物1〜5は本発明に従った例であり、混合物C1〜C5は比較である。
【0021】
【表1】 コレステロール低下作用(量のデータはゼラチンカプセルに対する重量%) 注*脂肪酸ベース:Selin(登録商標)CLA−TG(Gruenau/Illertissan)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),AU,BG,B R,BY,CA,CN,CZ,HU,ID,IS,JP ,KR,LT,LV,MX,NO,NZ,PL,RO, RU,SG,SI,TR,UA,US Fターム(参考) 4C086 AA01 AA02 DA11 MA02 MA05 MA37 NA05 ZC33 ZC61 ZC75
Claims (10)
- 【請求項1】 6〜24個の炭素原子および少なくとも2つの共役2重結合
を有する脂肪酸とのフィトステノールのエステルの、ハイポコレステロール製剤
の製造における使用。 - 【請求項2】 β−シトステノールまたはβ−シトスタノールのエステルを
用いる請求項1に記載の使用。 - 【請求項3】 β−シトステノールおよび/またはβ−シトスタノールの共
役リノール酸とのエステルを用いる請求項1または2に記載の使用。 - 【請求項4】 β−シトステノールおよび/またはβ−シトスタノールの共
役魚油脂肪酸とのエステルを用いる請求項1または2に記載の使用。 - 【請求項5】 フィトステノールエステルを、トコフェロール、キトサン、
フィトステノールエステルおよび(デオキシ)リボ核酸並びにこれらの混合物から
選択される薬効増強剤と共に用いる請求項1〜4のいずれかに記載の使用。 - 【請求項6】 用いる薬効増強剤がビタミンEである請求項1〜5のいずれ
かに記載の使用。 - 【請求項7】 用いる薬効増強剤が、50,000〜250,000および/
または500,000〜2,000,000の範囲の平均分子量を有するキトサン である請求項1〜6のいずれかに記載の使用。 - 【請求項8】 用いる薬効増強剤を、40,000〜1,000,000の範 囲にある分子量を有する海産物のデオキシリボ核酸である請求項1〜7のいずれ
かに記載の使用。 - 【請求項9】 成分(a)および所望により成分(b)が、ゼラチン中にカ
プセル化する請求項1〜8のいずれかに記載の使用。 - 【請求項10】 フィトステノールエステルは、ゼラチンカプセルの重量に
基づき、0.1〜50重量%の量でゼラチン中にカプセル化する請求9に記載の
使用。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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DE19750422A DE19750422C1 (de) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | Verwendung von ausgewählten Phytostenolestern zur Herstellung von hypocholesterinämischen Mitteln |
DE19750422.1 | 1997-11-14 | ||
PCT/EP1998/007057 WO1999025361A1 (de) | 1997-11-14 | 1998-11-05 | Verwendung von ausgewählten phytostenolestern zur herstellung von hypocholesterinämischen mitteln |
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JP2000520794A Withdrawn JP2001523640A (ja) | 1997-11-14 | 1998-11-05 | ハイポコレステロール製剤の製造における選択されたフィトステノールエステルの使用 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012017468A (ja) * | 1998-05-06 | 2012-01-26 | Raisio Nutrition Ltd | フィトステロール組成物 |
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WO2001029060A2 (en) * | 1999-10-21 | 2001-04-26 | The Board Of Regents For Oklahoma State University | Sterol esters of conjugated linoleic acids and process for their production |
MXPA02007248A (es) | 2000-01-28 | 2002-12-09 | Procter & Gamble | Compuestos de arginina con sabor aceptable y usos de los mismos para la salud cardiovascular. |
MXPA02007247A (es) * | 2000-01-28 | 2002-12-16 | Procter & Gamble | Composiciones, paquetes y metodos para la salud cardiovascular.. |
KR20020081834A (ko) * | 2001-04-20 | 2002-10-30 | 주식회사 유엘바이오텍 | 식물성 스테롤의 유도체를 이용한 혈중 콜레스테롤저하제의 제조방법 및 이에 의해 제조된 혈중 콜레스테롤저하제 |
US8343753B2 (en) | 2007-11-01 | 2013-01-01 | Wake Forest University School Of Medicine | Compositions, methods, and kits for polyunsaturated fatty acids from microalgae |
CN110537631A (zh) * | 2019-08-19 | 2019-12-06 | 华南农业大学 | 一种母源性添加植物甾醇酯促进哺乳动物子代生长的方法 |
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US3089939A (en) * | 1960-04-06 | 1963-05-14 | Kamborian | Dip-type adhesive container |
US3865939A (en) * | 1973-02-23 | 1975-02-11 | Procter & Gamble | Edible oils having hypocholesterolemic properties |
ES414508A1 (es) * | 1973-05-08 | 1976-02-01 | Ferrer Labor | Procedimiento de fabricacion de un compuesto de accion hi- polipemiante. |
FR2597335B1 (fr) * | 1986-04-18 | 1990-08-24 | Oreal | Composition cosmetique permettant de lutter contre l'aspect gras des cheveux, et son utilisation. |
EP0594612B2 (en) * | 1991-05-03 | 2010-02-24 | Raisio Nutrition Ltd. | Process for the preparation of a substance comprising a beta-sitostanol fatty acid ester or a mixture thereof |
EP0543417A1 (en) * | 1991-11-22 | 1993-05-26 | Lipogenics, Incorporated | Tocotrienols and tocotrienol-like compounds and methods for their use |
US5244887A (en) * | 1992-02-14 | 1993-09-14 | Straub Carl D | Stanols to reduce cholesterol absorption from foods and methods of preparation and use thereof |
JPH07330611A (ja) * | 1994-06-02 | 1995-12-19 | Yakult Honsha Co Ltd | ホスホリパーゼa2阻害剤及びコレステロール吸収阻害剤 |
DE4442987C2 (de) * | 1994-12-02 | 1997-04-17 | Henkel Kgaa | Kationische Chitinabbauprodukte |
US6139872A (en) * | 1996-08-14 | 2000-10-31 | Henkel Corporation | Method of producing a vitamin product |
NZ335974A (en) * | 1996-11-28 | 2000-06-23 | Henkel Kgaa | Hypocholesteremic agents containing tocopherols and phytostanol (phytosterols) |
CA2273341A1 (en) * | 1996-11-28 | 1998-06-04 | Henkel Kommanditgesellschaft Auf Aktien | Use of mixtures of active substances, containing phytostenols and/or phytostenol esters and potentiators, for the production of hypocholesterolemic preparations |
-
1997
- 1997-11-14 DE DE19750422A patent/DE19750422C1/de not_active Expired - Fee Related
-
1998
- 1998-11-05 CA CA002309325A patent/CA2309325A1/en not_active Abandoned
- 1998-11-05 ES ES98959847T patent/ES2227899T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1998-11-05 AU AU15602/99A patent/AU737048B2/en not_active Ceased
- 1998-11-05 KR KR1020007005180A patent/KR20010032058A/ko not_active Application Discontinuation
- 1998-11-05 DE DE59811806T patent/DE59811806D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1998-11-05 EP EP98959847A patent/EP1028732B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1998-11-05 WO PCT/EP1998/007057 patent/WO1999025361A1/de active IP Right Grant
- 1998-11-05 JP JP2000520794A patent/JP2001523640A/ja not_active Withdrawn
-
2005
- 2005-10-13 US US11/250,028 patent/US20060142255A1/en not_active Abandoned
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JP2012017468A (ja) * | 1998-05-06 | 2012-01-26 | Raisio Nutrition Ltd | フィトステロール組成物 |
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CA2309325A1 (en) | 1999-05-27 |
AU1560299A (en) | 1999-06-07 |
US20060142255A1 (en) | 2006-06-29 |
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