JP2001358822A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2001358822A
JP2001358822A JP2001115056A JP2001115056A JP2001358822A JP 2001358822 A JP2001358822 A JP 2001358822A JP 2001115056 A JP2001115056 A JP 2001115056A JP 2001115056 A JP2001115056 A JP 2001115056A JP 2001358822 A JP2001358822 A JP 2001358822A
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transmission
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internet
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Satoshi Matsushita
聡 松下
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 公衆回線網とインターネットの両方のルート
でファクシミリ通信をすることのできるファクシミリ装
置において、より少ない操作によって宛先と送信経路を
指定することができ、利用者の操作を簡略化する。 【解決手段】 宛先情報登録用のワンタッチボタンの中
から1つを選択し、宛名、電話番号、電子メールアドレ
スを入力する(S10〜S40)。このとき、電話番号
が先に入力された場合は、当該相手先に対するファクシ
ミリ送信の通常ルートとして電話番号に優先順位が設定
され、電子メールアドレスが先に入力された場合は、逆
に、電子メールアドレスに優先順位が設定される(S5
0〜S80)。こうして個々のワンタッチボタンに対し
て、宛名と共に通常ファクシミリ時の送信経路の優先順
位を宛先毎に個別に登録でき、利用者はワンタッチボタ
ンを押下するだけで、宛先と同時に通常ファクシミリ時
のルートを選択することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、公衆回線網経由と
インターネット経由の両方によるファクシミリ送信が可
能なファクシミリ装置に関するものである(なお、以下
の詳細な説明及び図面においては、「ファクシミリ」の
ことを「ファックス」又は「FAX」と省略して表記す
る。)。
【0002】
【従来の技術】最近のインターネットの普及により、イ
ンターネット経由でファックス通信を行うことができる
インターネットファックス装置についていくつかの提案
がなされている(例えば、特開平8−242326号公
報、特開平9−149189号公報)。
【0003】中でも、例えば、特開平9−149189
号公報に記載されたインターネットファックス装置によ
れば、宛先として電話番号が指定された場合は公衆回線
網経由によるファックス送信を実行し、宛先として電子
メールアドレスが指定された場合はインターネット経由
によるファックス送信を実行することが可能になってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記特開平
9−149189号公報の図1及び図5に開示されてい
る宛先情報の記憶形式によると、宛名毎に電話番号又は
電子メールアドレスを登録する構成となっている。従っ
て、同一の宛先が公衆回線網とインターネットのいずれ
を経由してもファックス通信が可能な場合には、同一の
宛名について電話番号の登録と電子メールアドレスの登
録を別々に実施しなければならないという問題がある。
そこで、この問題を解決する一つの方法として、1つの
ワンタッチボタンに対して電話番号と電子メールアドレ
スの両方を登録できる様にしておく方法が考えられる。
【0005】しかしながら、今度は、ワンタッチボタン
で宛先を指定した後に、電話番号に対してファックス送
信するのか電子メールアドレスに対してファックス送信
するのかを選択する操作が必要になるという問題があ
る。例えば、ある宛先については、通常はインターネッ
ト経由でファックス送信し、重要書類に限って公衆回線
網経由でファックス送信するという場合にも、ファック
ス送信の都度、送信経路の選択をするのでは操作が煩雑
になるという問題がある。
【0006】そこで、本発明では、公衆回線網とインタ
ーネットの両方のルートでファックス通信をすることの
できるファックス装置において、より少ない操作によっ
て宛先と送信経路を指定することができる様にすること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めになされた本発明のファックス装置は、宛先として電
話番号が指定されたときに公衆回線網経由でファクシミ
リ送信を実行する公衆回線ファクシミリ送信手段と、宛
先として電子メールアドレスが指定されたときにインタ
ーネット経由で送信を実行するインターネット送信手段
と、複数の宛先について、同一の宛先に対する電話番号
と電子メールアドレスとを登録可能な宛先登録手段と、
該宛先登録手段に登録されている前記複数の宛先の中か
ら所望の宛先を選択する宛先選択手段と、該宛先選択手
段によって選択された宛先に対する前記電話番号及び電
子メールアドレスの中いずれか一方を選択指定する選択
指定手段と、該選択指定手段の選択指定結果に従って、
前記公衆回線ファクシミリ送信手段と前記インターネッ
ト送信手段のいずれによって送信を行うかを決定する送
信経路決定手段とを備えたファクシミリ装置であって、
前記宛先登録手段は、宛先を登録するための複数のワン
タッチボタンを備え、各ワンタッチボタン毎に電話番号
及び電子メールアドレスを登録する手段として構成され
るとともに、前記宛先選択手段は、前記複数のワンタッ
チボタンのいずれかを押下することによって宛先の選択
を実行する手段として構成され、前記選択指定手段は、
前記宛先選択に際してワンタッチボタンを押下する回数
によって前記電話番号及び電子メールアドレスの中いず
れか一方の選択指定を行う手段として構成されることを
特徴とする。
【0008】この発明のファックス装置によれば、ワン
タッチボタンの押下によって宛先の選択ができ、さら
に、このときにワンタッチボタンを押下する回数によっ
て電話番号及び電子メールアドレスの中いずれか一方の
選択を行うことができる。例えば、ワンタッチボタンを
1回押下すると、宛先の電話番号及び電子メールアドレ
スの中、予め定められた使用頻度の高い方を選択するよ
うにしたり、前回の操作によって選択された送信経路の
指定が行われる様に構成したりすれば、最小限の操作で
使用頻度の高い送信経路が選択でき、また、その状態に
おいてもう1回ワンタッチボタンを押下するとその送信
経路が切り替わる様に構成してやれば、それ以外の送信
経路の選択も簡単且つ迅速に選択することができる。従
って、ファックス送信に際しての宛先の選択と、その宛
先の電話番号及び電子メールアドレスの中のいずれか一
方の選択とが、ワンタッチボタンの押下という簡単な操
作だけで実現される。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施の形態につ
いて図面に従って説明する。
【0010】まず、本実施の形態において想定している
ファックス通信システムの全体構成について説明する。
本実施の形態におけるインターネットファックス装置1
は、図1に示す様に、ローカルエリアネットワーク(L
AN)2を介して、社内のパーソナルコンピュータ(P
C)3、プリンタ4、メールサーバ5及びネットワーク
ルータ6と接続されている。また、本実施の形態におい
ては、上記インターネットファックス装置1との間でフ
ァックス通信が可能な装置として、同様のインターネッ
トファックス装置11が想定されている。この相手側の
インターネットファックス装置11は、インターネット
ファックス装置1と同様に、LAN12を介して、社内
のPC13、プリンタ14、メールサーバ15及びネッ
トワークルータ16と接続されると共に、公衆回線網3
2を経由してファックス送受信が可能な構成となってい
る。そして、インターネットファックス装置1とインタ
ーネットファックス装置11とは、それぞれのLAN
2,12に接続されたネットワークルータ6,16を介
してインターネット31経由でファックス送受信が可能
な構成となっている。
【0011】次に、インターネットファックス装置1自
体の構成について図2のブロック図で説明する。このイ
ンターネットファックス装置1は、主要な構成要素とし
て、CPU41、ROM43、RAM45、スキャナ4
7、符号器49、プリンタ51、復号器53、操作パネ
ル55、LCD57、モデム59、回線制御部61、P
Cインタフェース63、メール制御部65及びLAN制
御部67を備えている。そして、モデム59及び回線制
御部61を介して公衆回線網32と接続されると共に、
LAN制御部67を介してLAN2に接続されている。
【0012】CPU41は、本装置1の制御の中枢を司
っており、ROM43に記憶されている制御プログラム
に従ってファックス送受信、宛先登録、タイトル登録、
通信管理等の各種制御処理を実行する。ROM43に
は、CPU41の実行する制御処理用のプログラムや必
要なデータ等が予め記憶されている。RAM45は、図
3(A)に示す様に、ファックス送受信制御におけるワ
ークメモリ45aや、送受信データ記憶部45bとして
用いられる他、宛先情報記憶部45c、タイトル登録部
45d、通信結果記憶部45eとしても使用される。ス
キャナ47はファックス送信に当たって原稿を読み取る
ためのものである。符号器49は、スキャナ47によっ
て読み取られたイメージデータをファックスフォーマッ
トであるG3圧縮形式のイメージデータとするために符
号化処理を実行するものである。また、復号器53は、
逆に、ファックスフォーマットのイメージデータを復号
化するものである。プリンタ51は、復号器53によっ
て復号化されたイメージデータを記録紙に印刷出力する
ためのものである。操作パネル55は、宛先の登録、宛
先の指定、タイトルの入力や選択、通信管理レポートの
出力指令等といった各種処理の操作入力を行うためのも
のである。LCD57は、操作手順やエラーメッセージ
等の各種メッセージ等を表示するために設けられてい
る。また、LCD57は、宛先指定などや宛先情報の登
録等においては、ワンタッチボタンの表示を行うと共
に、タッチパネルとして機能し得るものである。
【0013】モデム59は、回線制御部61を介して公
衆回線網32との間でファックス送受信を行うためのも
のである。回線制御部61は、公衆回線網32に対する
ダイヤル信号の送出や、公衆回線網32からの呼出信号
に対する応答等の動作を行うものである。PCインタフ
ェース63は、PCと本装置1とを接続して使用すると
きに用いられるものである。
【0014】メール制御部65は、インターネット経由
による電子メールとしてファックス送信を行う場合に、
符号器49で符号化されたバイナリイメージデータをテ
キストコード化イメージデータに変換すると共に宛先の
メールアドレス等のヘッダ情報を付け加えることにより
ファックスフォーマットのイメージデータを電子メール
として送信可能な電子メールフォーマットのイメージデ
ータにフォーマット変換したり、逆にインターネット経
由で受信した電子メールフォーマットのイメージデータ
をファックスフォーマットのイメージデータに逆フォー
マット変換する処理を行う。このメール制御部65によ
ってファックスフォーマットのイメージデータに逆フォ
ーマット変換されたデータは復号器53によってプリン
タ51で出力可能なイメージデータに復号化されてから
記録紙に印刷出力される。LAN制御部67は、LAN
2との間で電子メールフォーマットのイメージデータを
用いてファックス送受信を実行する際の入出力を制御す
るためのものである。
【0015】本実施の形態においては、RAM45の宛
先情報記憶部45cには、図3(B)に示した様に、一
つの宛名に対して、電話番号とメールアドレスの両方を
併記した形で宛先情報を登録できる様に構成されてい
る。従って、相手先が公衆回線網32及びインターネッ
ト31の両方からファックス受信が可能な場合には、電
話番号とメールアドレスの両方を一つの宛名に対して併
記して登録することができる。
【0016】また本実施の形態においては、この宛先情
報記憶部45cに電話番号及びメールアドレスを登録す
る際に、上段に登録されている方を、通常のファックス
送信において優先することとしている。即ち、本実施の
形態においては、宛先情報を登録する際の電話番号と電
子メールアドレスの入力順番によって、通常ファックス
時の固有の優先順位を同時に登録する構成を採用してい
るのである。
【0017】次に、このインターネットファックス装置
1におけるファックス送受信を実行する上で主要な処理
の内容について説明する。
【0018】まず最初に、宛先情報の登録処理について
説明する。この処理は、操作パネル55を用いて宛先情
報登録処理が指示されたときに実行される。その概要
は、図4のフローチャートに示す通りである。本処理が
開始されると、宛名1〜宛名nのワンタッチボタンがL
CD57に表示される(S10)。このとき、LCD5
7に表示しきれないワンタッチボタンは操作パネル55
のスクロールキーなどによってスクロールアップ、スク
ロールダウンすることによって選択が可能となってい
る。
【0019】利用者は、LCD57に表示されたワンタ
ッチボタンの中から、これから宛先情報を登録しようと
するボタンを押下することによっていずれか一つを選択
する(S20)。そして、図3(B)の宛名1〜宛名n
に相当する欄に、人名や会社名などといった相手を特定
するための氏名又は名称を入力する(S30)。続い
て、当該氏名又は名称の相手先に関するファックス装置
の電話番号と電子メールアドレスの両方を入力する(S
40)。
【0020】このとき、電話番号が先に入力されたか電
子メールアドレスが先に入力されたかを判断し(S5
0)、電話番号が先に入力された場合には、当該相手先
に対するファックス送信の通常ルートとして電話番号に
優先順位が設定され(S60)、宛先情報記憶部45c
には図3(B)の宛名1〜宛名3の様に、電話番号が優
先順位の高い上段側に登録される(S70)。一方、電
子メールアドレスが先に入力された場合には、当該相手
先に対するファックス送信の通常ルートとして電子メー
ルアドレスに優先順位が設定され(S80)、宛先情報
記憶部45cには図3(B)の宛名4〜宛名6の様に、
電子メールアドレスの方が優先順位の高い上段側に登録
される(S90)。
【0021】次に、ファックス送信処理の内容について
説明する。この処理は、図5のフローチャートに示す手
順により構成されており、操作パネル55よりファック
ス送信が指示入力されると開始される。
【0022】まず最初に、ワンタッチボタンの一覧を表
示し(S110)、利用者による選択を待つ(S12
0)。利用者は、この一覧の中からいずれかのワンタッ
チボタンを押下することによって送信先の指定を行う。
なお、このとき、利用者は、これから送信しようとする
宛先のワンタッチボタンがLCD57に表示されていな
い場合は、スクロールキーの操作などによって所望の宛
先のワンタッチボタンが表示される状態になるように操
作パネル55を操作する。
【0023】こうしてワンタッチボタンによって宛先が
指定されたら、当該宛先についての登録内容をLCD5
7に表示する(S130)。このとき、電話番号が優先
される宛先の場合は、図6(A)に示す様に、宛名、電
話番号、電子メールアドレスの順番で登録内容が表示さ
れ、逆に、電子メールアドレスが優先される宛先の場合
は、図6(B)に示す様に、宛名、電子メールアドレ
ス、電話番号の順番で登録内容が表示される。この登録
内容の表示により、利用者は、選択した宛先が公衆回線
網経由を通常ルートとしているのかインターネットを通
常ルートとしているのかを容易に知ることができる。
【0024】こうして宛先の登録内容を表示した後、利
用者による送信開始ボタンの押下を待つ(S140)。
送信開始ボタンが押下される前に、利用者によってLC
D57に表示しているワンタッチボタンが再度押下され
た場合には(S150:YES)、現在のLCD57へ
の表示内容の内、電話番号と電子メールアドレスの表示
位置を入れ換える(S160)。具体的には、最初に図
6(A)の表示状態であったところを、ワンタッチボタ
ンの2回目の押下があったときは、図6(B)の表示状
態に切り換えるのである。
【0025】そして、送信開始ボタンが押下されたら
(S140:YES)、そのときの当該ワンタッチボタ
ンに対する登録内容の表示において、電話番号と電子メ
ールアドレスのいずれが先に表示されているかを判断す
る(S170)。電話番号が先に表示されている場合に
は、原稿セットを指示し(S180)、スキャナ47に
よって原稿を読み取り(S190)、この原稿から読み
取ったイメージデータを符号器49にてG3圧縮形式の
イメージデータに符号化し(S200)、モデム59及
び回線制御部61を介して受信者側のインターネットフ
ァックス装置11へと公衆回線網32を経由してファッ
クス送信を実行する(S210)。
【0026】一方、電子メールアドレスの方が先に表示
されている状態、即ち、電子メールアドレスが優先順位
の上位にある場合は、原稿セットを指示し(S22
0)、スキャナ47によって原稿を読み取り(S23
0)、この原稿から読み取ったイメージデータを符号器
49にてG3圧縮形式のイメージデータに符号化する
(S240)。ここまでは公衆回線網経由の場合と同じ
であるが、このG3圧縮形式のイメージデータは、その
ままでは電子メールとしてインターネット31へと送信
することができない。そこで、続いて、このG3圧縮形
式のイメージデータがメール制御部65へ入力されて、
インターネット31へと送信可能なテキストコード化イ
メージデータへとフォーマット変換される(S25
0)。なお、このS230〜S250の処理に代えて、
スキャナ47で読み取ったデータを、直接インターネッ
トへ送信可能なフォーマットへ変換する様に構成してお
いてもよい。また、メール制御部65では、選択された
電子メールアドレス、発信元を表すデータ、受信者側で
印刷出力あるいはビューワ表示等を行うために必要な情
報などからなるヘッダ情報が作成される(S260)。
そして、このヘッダ情報を添付されたテキストコード化
イメージデータが、LAN制御部67に与えられ、LA
N2からメールサーバ5へ送り込まれた後にネットワー
クルータ6を介してインターネット31へと送信される
(S270)。
【0027】次に、宛先情報記憶部における登録内容の
内、優先順位の変更処理について説明する。この処理
は、操作パネル55により、優先順位変更処理を実行す
るための入力がなされると図7に示す手順によってその
処理が開始される。
【0028】まず、最初に、現在、宛先情報が登録され
ているワンタッチボタンの一覧をLCD57に表示し
(S310)、LCD57に表示されたワンタッチボタ
ンの中から、優先順位の変更を行うべきワンタッチボタ
ンが選択されるのを待つ(S20)。優先順位の変更を
行うべきワンタッチボタンが選択されたら(S320:
YES)、当該ワンタッチボタンに対する登録内容をL
CD57に表示する(S330)。そして、優先順位を
変更してよいか否かを問い合わせ(S340)、「YE
S」が入力されたら、当該ワンタッチボタンに登録され
ている電話番号と電子メールアドレスの優先順位を変更
して再登録を行う(S350)。なお、「NO」が入力
された場合は、優先順位の変更を行わずに本処理を抜け
る。
【0029】以上説明した様に、本実施の形態によれ
ば、ワンタッチボタンに宛先情報を登録する際に、電話
番号を先に入力するか電子メールアドレスを先に入力す
るかによって、当該ワンタッチボタンによって選択され
る宛先に対する通常時のファックス送信経路を、公衆回
線網とインターネットのいずれを優先するかを、各宛先
毎に個別に登録しておくことができる。従って、宛先情
報の登録に際して、各宛先毎に通常時の送信において優
先されるべきファックス送信経路を公衆回線網とインタ
ーネットのいずれかに登録しておくことができる。この
結果、ファックス送信時には、ワンタッチボタンを1回
押下して、送信開始を指令するだけの簡単な操作で、各
宛先毎に優先すべき送信経路を簡単に指定することがで
きる。
【0030】また、この様に通常のファックス送信時に
優先すべき送信経路を登録してあるものの、個々の送信
の際に、ワンタッチボタンを2回押下するという簡単な
操作で通常時とは逆のルートを用いてファックス送信を
行うことができる。従って、よく使うルートの選択を簡
単に行える様になると共に、通常とは逆のルートでのフ
ァックス送信を指定する場合の操作も簡単になる。
【0031】しかも、一旦登録した優先順位を後に変更
することもできるので、当初の事情が変化した様な場合
にも優先順位の変更を個々の宛先毎に簡単に実施するこ
とができる。
【0032】以上、本発明について一実施の形態を説明
したが、本発明はこの実施の形態に限られるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲内においてさらに種々の
形態を採用することができることはもちろんである。
【0033】例えば、ファックス送信の際に、ワンタッ
チボタンを2回押下して優先順位を変更する回数が所定
回数、例えば10回になった場合は、当該ワンタッチボ
タンについては自動的に優先順位の登録を変更するとい
った学習機能を持たせる様にしても構わない。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、公衆回線網とインター
ネットの両方のルートでファックス通信をすることので
きるファックス装置において、より少ない操作によって
宛先と送信経路を指定することができ、利用者の操作を
簡略化するという効果を発揮することができる。
【0035】すなわち、ワンタッチボタンの押下という
簡単な操作で通常ルートによるファックス送信を指定す
ることができ、かつ、ワンタッチボタンの押下回数によ
ってファックス送信ルートの変更を行うことができ、利
用者の操作は極めて簡単なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態のインターネットファックスシステ
ム全体の概略構成を示すブロック図である。
【図2】実施の形態におけるインターネットファックス
装置の制御系統の概略構成を示すブロック図である。
【図3】実施の形態におけるRAMの主要な記憶内容を
示す模式図である。
【図4】実施の形態において実行される宛先情報登録処
理の内容を示すフローチャートである。
【図5】実施の形態において実行されるファックス送信
処理の内容を示すフローチャートである。
【図6】実施の形態におけるワンタッチボタン押下時の
登録内容の表示状態を示す模式図である。
【図7】実施の形態において実行される優先順位変更処
理の内容を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1,11・・・インターネットファックス装置、2,1
2・・・ローカルエリアネットワーク(LAN)、3,
13・・・パーソナルコンピュータ(PC)、4,14
・・・プリンタ、5,15・・・メールサーバ、6,1
6・・・ネットワークルータ、31・・・インターネッ
ト、32・・・公衆回線網、41・・・CPU、43・
・・ROM、45・・・RAM、45a・・・ワークメ
モリ、45b・・・送受信データ記憶部、45c・・・
宛先情報記憶部、47・・・スキャナ、49・・・符号
器、51・・・プリンタ、53・・・復号器、55・・
・操作パネル、57・・・LCD、59・・・モデム、
61・・・回線制御部、63・・・PCインタフェー
ス、65・・・メール制御部、67・・・LAN制御
部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/32 H04N 1/32 Z Fターム(参考) 5C062 AA02 AA05 AA14 AA29 AA30 AA35 AB41 AB43 AC05 AF02 AF03 AF05 BA00 BD00 5C075 AB90 BA08 BA09 CA90 CD07 CD09 5K036 AA15 BB01 DD11 5K101 KK01 LL01 LL02 NN03 NN21 QQ11

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 宛先として電話番号が指定されたときに
    公衆回線網経由でファクシミリ送信を実行する公衆回線
    ファクシミリ送信手段と、 宛先として電子メールアドレスが指定されたときにイン
    ターネット経由で送信を実行するインターネット送信手
    段と、 複数の宛先について、同一の宛先に対する電話番号と電
    子メールアドレスとを登録可能な宛先登録手段と、 該宛先登録手段に登録されている前記複数の宛先の中か
    ら所望の宛先を選択する宛先選択手段と、 該宛先選択手段によって選択された宛先に対する前記電
    話番号及び電子メールアドレスの中いずれか一方を選択
    指定する選択指定手段と、 該選択指定手段の選択指定結果に従って、前記公衆回線
    ファクシミリ送信手段と前記インターネット送信手段の
    いずれによって送信を行うかを決定する送信経路決定手
    段とを備えたファクシミリ装置であって、 前記宛先登録手段は、宛先を登録するための複数のワン
    タッチボタンを備え、各ワンタッチボタン毎に電話番号
    及び電子メールアドレスを登録する手段として構成され
    るとともに、 前記宛先選択手段は、前記複数のワンタッチボタンのい
    ずれかを押下することによって宛先の選択を実行する手
    段として構成され、 前記選択指定手段は、前記宛先選択に際してワンタッチ
    ボタンを押下する回数によって前記電話番号及び電子メ
    ールアドレスの中いずれか一方の選択指定を行う手段と
    して構成されることを特徴とするファクシミリ装置。
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