JP2001354331A - シート分離装置およびシート給送装置 - Google Patents

シート分離装置およびシート給送装置

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JP2001354331A
JP2001354331A JP2000177884A JP2000177884A JP2001354331A JP 2001354331 A JP2001354331 A JP 2001354331A JP 2000177884 A JP2000177884 A JP 2000177884A JP 2000177884 A JP2000177884 A JP 2000177884A JP 2001354331 A JP2001354331 A JP 2001354331A
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sheet
sheet material
air
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feeding
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JP2000177884A
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Yasuhiro Takahashi
靖弘 高橋
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エアー吹き付けによる分離を行う際の吹き付
け流量を少なくしても確実にシート材同士の分離が行え
る構成を備えたシート分離装置およびシート材給送装置
をを提供する。 【解決手段】 複数のシート材Sを積載可能な載置台2
と、該載置台2上のシート材Sを繰り出すピックアップ
部材5とを備え、載置台2上のシート材Sを一枚毎に繰
り出し可能なシート分離装置において、上記載置台2に
おける上記シート材Sの繰り出し方向前方に配置されて
いるエアチャンバー4と、該エアチャンバー4に形成さ
れているエア吹き出し開口4Aから上記シート材Sの繰
り出し方向前端に向けて吹き出されるエアーの供給源7
とを備え、上記エア吹き出し開口4Aは、上記シート材
Sの積載方向に平行な長手方向を有する細長いスリット
で構成されて上記シート材Sの幅方向に沿って複数配置
され、上記シートSの繰り出し前に予め上記シート材S
の繰り出し方向前端に向けてエアーを吹き出し可能であ
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート分離装置お
よびシート給送装置に関し、さらに詳しくは、積載され
ているシート材の先端を分離して一枚毎に繰り出すため
の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】シート給送装置を用いる装置の一つに画
像形成装置がある。画像形成装置には、複写機やプリン
タ或いはファクシミリ装置が含まれる。
【0003】画像形成装が備えているシート給送装置
は、シート載置部材を備えている。シート載置部材上に
積載されて記録紙などのシート材は、画像形成部に向け
て繰り出される際に一枚毎に分離される。
【0004】シート材の分離装置には次のような構成が
ある。第1番目の構成は、カセットなどのシート収容部
に積載されているシートのうちで最上位に位置するシー
ト状用紙に対して吸引力を作用させて1枚のシート状用
紙を繰り出すようにした構成である(例えば、特公昭5
7−20218号公報)。上記公報に示されたシート紙
給送装置は、シート積載部の上方に位置して昇降可能な
バキュームケーシングを備え、このバキュームケーシン
グには最上位のシートに当接可能な給送ローラがバキュ
ームケーシングと共に移動することができる。
【0005】上記シート紙給送装置を用いてシート状用
紙を繰り出す際には、バキュームケーシングが下降して
給送ローラを最上位のシートに当接させる。バキューム
ケーシング内が負圧化されることにより給送ローラを含
むシート状用紙の繰り出し方向前方側において最上位の
シート状用紙が吸引される。この結果、給送ローラに密
接した最上位のシート状用紙のみが給送ローラによって
繰り出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】分離されるシート材の
一つに、コート紙やアート紙がある。これらの紙は、表
面の平滑性が良く、通気性が少なく吸湿性があるため
に、高湿度環境下においてシート状用紙間での密着力が
高まる傾向がある。このため、普通紙などのシート材に
比べて分離が難しく、重送や連送が多発しやすい。
【0007】このような不具合をなくしてシート材料を
一枚ずつ給送するには、印刷機などで用いられているよ
うに、吸盤を用いたエアー給送方式を用いることが可能
である。しかし、この構成には、機械の大型化、コスト
の上昇、騒音や消費電力の増加を招く虞があり、一般の
オフィスで使用するには不適当である。さらに、吸盤に
作用させるエアーの供給制御が面倒なものとなる。
【0008】吸盤を用いた給送方式に代えてシート材の
端部に向けてエアーを吹き付ける方法がある。この方法
によれば、シート材が互いに吸着しない程度の圧力によ
ってエアーをシート材の先端に吹き付けてシート材の先
端を分離させて、所謂さばくことができる。しかし、エ
アーの吹き付け流量が少なく、吹き付け圧力が弱いとシ
ート材の先端が離して密着力を弱めることができない。
この結果、シート材同士の分離が行えなくなる。これと
は逆にエアーの吹き付け流量が多く、吹き付け圧力が強
い場合にはシート材が吹き飛ばされたり、或いは、一旦
分離されたシート材間にエアーが進入したときに発生す
る負圧によってシート材同士が吸着されて分離が行えな
くなる虞がある。加えて、吹き付け流量および吹き付け
圧力が共に大きいと、騒音の発生が顕著となる。
【0009】本発明の目的は、上記従来のシート分離装
置およびこれを用いるシート給送装置における問題に鑑
み、エアー吹き付けによる分離を行う際の吹き付け流量
を少なくしてもシート材同士の分離が確実に行えるとと
もに騒音を減少させることが可能な構成を備えたシート
分離装置およびシート材給送装置を提供することにあ
る。
【0010】本発明の別の目的は、効率よくシート材同
士の密着力を低減して分離が効率よく行える構成を備え
たシート分離装置およびシート給送装置を提供すること
にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
複数のシート材を積載可能な載置台と、該載置台上のシ
ート材を繰り出すピックアップ部材とを備え、載置台上
のシート材を一枚毎に繰り出し可能なシート分離装置に
おいて、上記載置台における上記シートの繰り出し方向
前方に配置されているエアチャンバーと、該エアチャン
バーに形成されているエア吹き出し開口から上記シート
材の繰り出し方向前端に向けて吹き出されるエアーの供
給源とを備え、上記エア吹き出し開口は、上記シート材
の積載方向に平行な長手方向を有する細長いスリットで
構成されて上記シート材の幅方向に沿って複数配置さ
れ、上記シートの繰り出し前に予め上記シート材の繰り
出し方向前端に向けてエアーを吹き出し可能であること
を特徴としている。
【0012】この発明では、シート材繰り出し方向前方
に配置されているエアチャンバーによりシート材の端縁
整合が行われると共に、エアチャンバーのエア吹き出し
開口がシート材の積載方向に平行な長手方向を有するス
リットを用いて複数設けているので、吹き出されるエア
が絞られてシート材の密着力を弱めるための圧力が確保
できる。しかも、シート材の密着力が繰り出し前から弱
められるので、ピックアップ部材によるシート材の繰り
出し時が開始されるときにはシート材同士が分離されて
いる。この発明によれば、エアチャンバーから吹き付け
られるエアがエア吹き出し開口により絞られて流速を高
められるので、シート材同士の密着力を弱めるためのエ
アの吹き付け量を多くしなくてもシート材同士を分離さ
せるに必要な圧力を確保することができる。この結果、
エア流量が多くなる場合に発生する騒音を低減させるこ
とが可能であると共に、シート材同士が分離されないま
ま送られる重送やシート材同士の一部が重なったまま送
られる連送が防止されて搬送不良をなくすことができ
る。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載のシ
ート分離装置において、上記エア吹き出し開口が長手方
向上端を上記載置台上に積載されたシート材の最上位の
シート材よりも高い位置に位置決めされ、長手方向下端
が上記載置台上に積載されたシート材のうちで最下位の
シート材よりも低い位置に位置決めされていることを特
徴としている。
【0014】この発明では、積載されているシート材の
積載方向最上位から最下位までを含む範囲でエア吹き出
し開口が対向する。この発明によれば、積載されている
全てのシート材に対してシート材同士の密着力を弱める
ことができる圧力のエアを吹き付けることができるの
で、スリット状のエア吹き出し開口という簡単な構成を
用いるだけでシート材同士の分離が可能になる。
【0015】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載のシート分離装置において、上記エア吹き出し開口
は、上記シート材の幅方向においてシート材の載置基準
位置での配置間隔が載置基準位置以外でのは位置間隔よ
りも小さくされていることを特徴としている。
【0016】この発明では、シート材の幅方向において
シート材の載置基準位置に集中してエア吹き出し開口が
配置され、シート材の前端に向けたエアの吹き出しが行
われる。この発明によれば、載置台上に載置されるシー
ト材の載置基準位置に集中してエア吹き出し開口が設け
られているので、サイズの違いに関係なく各サイズのシ
ート材が必ず配置される個所でシート材の先端を分離す
ることができる。この結果、載置基準位置がシート材の
幅方向中央である場合或いは幅方向一方側である場合の
いずれにおいても積載されたシート材の先端分離が可能
になる。
【0017】請求項4記載の発明は、請求項1記載のシ
ート分離装置において、上記エア吹き出し開口から吹き
出されるエアは、上記ピックアップ部材による上記シー
トの繰り出し前に上記シート材の繰り出し方向前端に向
けてエアを吹き出すタイミングが設定されていることを
特徴としている。
【0018】この発明では、ピックアップ部材がシート
材に接触する前にシート材同士の分離が行われる。この
発明によれば、ピックアップ部材が接触する前にシート
材同士の密着力が弱められて分離されているので、ピッ
クアップ部材が接触した際には分離されたシート材が繰
り出せる。
【0019】請求項5記載の発明は、請求項1記載のシ
ート分離装置において、上記ピックアップ部材の近傍に
は、上記載置台から繰り出されたシート材を挟んで対向
する一対のローラが設けられており、該一対のローラ
は、上記シート材を挟んで対抗する一で相対方向に移動
可能な回転方向が設定されていることを特徴としてい
る。
【0020】この発明では、ピックアップ部材の近傍に
位置する一対のローラがシート材を挟んでいる位置で相
対方向に回転できるので、重なっているシート材の一つ
は載置台側に戻されることができる。この発明によれ
ば、エア吹き出しにより分離されているはずのシート材
が仮に重送された場合でも、一対のローラにより分離さ
れるので、一枚毎のシート材の繰り出しが確実に行える
ことになる。
【0021】請求項6記載の発明は、請求項1記載のシ
ート分離装置において、上記ピックアップ部材は、上記
載置台上のシート材に対して接離可能に設けられている
ことを特徴としている。
【0022】この発明では、ピックアップ部材がシート
材に対して接離可能であるので、繰り出し時のみ、シー
ト材に接触させることができる。この発明によれば、シ
ート材同士の分離が完了した時点でシート材に対してピ
ックアップ部材を接触させることが可能であるので、分
離されたシート材のみを繰り出すことができる。
【0023】請求項7記載の発明は、請求項1記載のシ
ート分離装置において、上記ピックアップ部材は、上記
シート材の繰り出し方向前端部に接触して繰り出し方向
に上記シート材を繰り出した後には該シート材から離れ
る作動タイミングが設定されていることを特徴としてい
る。
【0024】この発明では、シート材の繰り出し後にシ
ート材からピックアップ部材が離れるので、分離した状
態のシート材が再度ピックアップの接触圧力によって密
着することがない。この発明によれば、分離されたシー
ト材がその下位に位置するシート材に押しつけられるこ
とがないので、密着力が再度高められることによる分離
不良をなくすことができる。
【0025】請求項8記載の発明は、請求項4または7
記載のシート分離装置において、上記エア吹き出し開口
から吹き出されるエアは、上記ピックアップ部材が上記
シート材に接触する前およびシート材を繰り出した後に
上記ピックアップ部材が上記シート材から離れた後にそ
れぞれ吹き出しを開始するタイミングが設定されている
ことを特徴としている。
【0026】この発明では、ピックアップ部材が接触す
る前にエアがシート材に対して吹き付けられるだけでな
く、ピックアップ部材がシート材から離れた後に再度エ
アがシート材に対して吹き付けられる。この発明によれ
ば、繰り出されるシート材はシート材同士の密着力が弱
められたままで移動することができるので、他のシート
材との再密着が阻止されて分離性が高められる。
【0027】請求項9記載の発明は、請求項1乃至8記
載のシート分離装置を用いることを特徴としている。
【0028】この発明では、シート材の分離がエアの吹
き付け量を少なくした状態で確実に行える。この発明に
よれば、エアの吹き付け時に発生する騒音が低減される
と共にシート材同士の分離が確実に行えるので、シート
の分離不良を解消してシート材の搬送不良が防止でき
る。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図示実施例により本発明の
実施の形態を説明する。図1は、本発明実施例によるシ
ート分離装置が適用されるシート給送装置の要部構成を
説明するための模式図であり、同図において、シート給
送装置により繰り出されるシート材としては、画像形成
装置に用いられる記録紙が対象となっている。
【0030】シート分離装置1は、記録紙Sを積載可能
な載置台2を備えている。載置台2は記録紙Sの長手方
向に平行する一部が可動部2Aとされており、可動部2
Aは、支軸2Bを支点として記録紙Sの繰り出し方向
(図示矢印方向)前方側が垂直方向で揺動できる。可動
部2Aには、揺動させるための揺動機構が設けられてお
り、揺動機構には、可動部2Aの底面に固定されている
セクタギヤ2Cとこれと互いに噛み合うピニオン2Dと
が備えられている。
【0031】ピニオン2Dと揺動駆動モータ3とは互い
に連動することができ、揺動用駆動モータ3の回転方向
に応じて回転したときに、互いに噛み合っているセクタ
ギヤ2Cを揺動させて可動部2Aを垂直方向で揺動させ
ることができる。載置台2の揺動制御に関しては後で説
明する。載置台2には、記録紙Sの繰り出し方向後端を
整合させるエンドプレートEPと、繰り出し方向と直角
な方向に相当する記録紙Sの幅方向両端を整合させるサ
イドプレートSPがそれぞれ設けられている。
【0032】載置台2から繰り出される記録紙Sの繰り
出し方向前方には、記録紙Sの繰り出し方向前端を整合
するための壁面を備えたエアチャンバー4と、記録紙S
を繰り出すためのピックアップ部材5と、分離ローラ群
6とが配置されている。エアチャンバー4は、内部にエ
ア流路となる空間が設けられている筐体であり、記録紙
Sの繰り出し方向前端を整合する壁面には、繰り出し方
向と直角な方向に相当する記録紙Sの幅方向に沿って複
数のエア吹き出し開口4Aが設けられている。エアチャ
ンバー4の上面には、後述する分離ローラ群6に向けて
記録紙Sをガイドするガイド面4Bが設けられている。
【0033】エア吹き出し開口4Aは、図2、図3にそ
れぞれ示すように、記録紙Sの積載方向に平行する長手
方向を有したスリットで構成されている。エア吹き出し
開口4Aは、スリットの上端部が、積載される記録紙S
の最上位のシート材よりも高い位置に位置決めされ、ス
リットの下端部が記録紙Sの最下位のシート材よりも低
い位置に位置決めされた長手方向の長さaを持ち、記録
紙Sの幅方向に沿った長さbは長手方向の長さaよりも
短い。これにより、エア吹き出し開口4Aは、積載され
ている記録紙Sの積載高さ全域と対向してエアを吹き出
すことができる。しかも、エア吹き出し開口4Aは、エ
アチャンバー4の壁面において複数配列されたスリット
であるので、エアチャンバー4内のエアを絞りながら吹
き付けることができる。この結果、エア吹き出し開口4
Aから吹き付けられるエアは、エアチャンバー4内に導
入された際の圧力よりも高められて吹き出される。
【0034】エア吹き出し開口4Aは、記録紙Sの幅方
向に沿って並べられているが、幅方向において載置台2
に載置される記録紙Sの載置基準位置に集中して配置さ
れている。本実施例では、記録紙Sの幅方向において載
置基準位置が中央とされている場合を対象としており、
この場合には幅方向中央部に配置されたエア吹き出し開
口4Aの配置間隔Lがそれ以外の箇所に配置されている
エア吹き出し開口(便宜上、符号4A1で示す)の配置
間隔L1よりも小さくされて密に配列されている。換言
すれば、幅方向の所定長さあたりにおけるエア吹き出し
開口4Aの配置数が幅方向中央部において多くなってい
る。
【0035】エアチャンバー4はブロワ7に連通されて
おり、内部にはエア吹き出し開口4Aを開閉するための
シャッター(図示されず)が設けられている。シャッタ
ーは、後述する制御部により駆動される開閉駆動源(図
示されず)によって開閉時期が設定される。エア吹き出
し開口4Aが開放されるとブロワ7から供給されたエア
が記録紙Sの繰り出し方向前端に向けて吹き出される。
【0036】ピックアップ部材5は、本実施例の場合、
ゴムなどの高摩擦係数を有するローラが用いられ(以
下、便宜上、ピックアップローラが符号5で示され
る)、載置台2の近傍に配置されている揺動レバー8の
揺動端の一つに支持されている。
【0037】揺動レバー8は、L字状に折り曲げられた
レバーであり、折曲部を支点として揺動することができ
る。揺動レバー8の揺動端の一方には、ピックアップロ
ーラ5が支持され、揺動端の他方には相対方向に延長さ
れたスプリング9,10の一端が係止されている。スプ
リングの一方9は、ピックアップローラ5を記録紙Sに
接触させる習性を備え、スプリングの他方10は記録紙
Sからピックアップローラ5を離す習性を備えている。
スプリング同士の弾性力は、一方のスプリング9が他方
のスプリング10よりも強くされている。このため、通
常時には一方のスプリング9の弾性力によってピックア
ップローラ5が記録紙Sに接触する向き(図1におい
て、反時計方向)に揺動レバー8が揺動することができ
るが、本実施例では、むやみにピックアップローラ5が
記録紙Sに接触しないようになっている。記録紙Sに対
するピックアップローラ5の接触時期は、接離駆動用ソ
レノイド11によって設定される。
【0038】接離駆動用ソレノイド11は、揺動レバー
8の揺動端の他方近傍に配置され、通電されて励磁状態
の時にストッパとして用いられるアクチュエータにより
揺動端の他方の動きを制御する。接離駆動用ソレノイド
11が非励磁の時にはアクチュエータが揺動レバー8の
揺動端の他方に干渉してピックアップローラ5を記録紙
Sから離した状態に維持し、励磁されるとアクチュエー
タによる干渉状態が解除されてスプリング9の習性を利
用してピックアップローラ5が記録紙Sに接触する。
【0039】分離ローラ群6は、記録紙Sの搬送路を挟
んで対向する一対のローラ6A、6Bを備え、記録紙S
の搬送路に対向する周面が相対方向に移動する回転方向
が設定されている。本実施例では、記録紙Sの上面に対
向する一方のローラ6Aの回転軸が揺動レバー8の揺動
支点として用いられ、記録紙Sを繰り出せる方向に回転
する。記録紙Sの下面に対向する他方のローラ6Bは、
記録紙Sを載置台2に向けて戻すことができる方向に回
転する。一方のローラ6Aと記録紙Sとの間の摩擦力は
記録紙同士の摩擦力よりも大きく、さらに他方のローラ
6Bと記録紙Sとの間の摩擦力は記録紙同士より大きく
一方のローラ6後記録紙Sとの間の摩擦力よりも小さく
設定されている。これにより、仮に縦走された記録紙S
は、最上位の記録紙のみが繰り出され、下位の記録紙が
載置台2に向けて戻される。一方のローラ6Aはピック
アップローラ5を連動させる構成を備えており、図示し
ない給紙クラッチによって図示しない駆動モータからの
動力が接続されるようになっている。
【0040】載置台2の揺動制御、接離駆動用ソレノイ
ド11の励磁制御およびシャッターの開閉制御は、図4
に示す制御部12によって実行される。図4において制
御部12は、マイクロコンピュータを主要部として備
え、図示されないI/Oインターフェースを介して載置
台2の下降および上昇位置がそれぞれ検知される下限セ
ンサ13,上限センサ14,繰り出された記録紙Sが検
知される紙検知センサ15、さらには給紙開始指令を出
力するスタートスイッチ(図示されず)が入力側に接続
され、揺動駆動用モータ3,ブロワ7,接離駆動用ソレ
ノイド11が出力側に接続されている。制御部12の出
力側には、図示されないが、分離ローラ群6の回転駆動
用モータ、該回転駆動用モータから分離ローラ群6への
回転力伝達に用いられる給紙クラッチ(図示されず)お
よびエアチャンバー内に設けられているシャッターの開
閉駆動源も接続されている。
【0041】下限センサ13および上限センサ14はい
ずれも光学センサが用いられる。下限センサ13は載置
台2の底部に設けられているフィーラ2A1に対向し、
上限センサ14は揺動レバー8の揺動端の他方に設けら
れた遮光部材(図示されず)に対向してそれぞれ配置さ
れている。紙検知センサ15は、記録紙Sの繰り出し方
向において分離ローラ群6の前方に配置されている。
【0042】制御部12では、下限センサ13によって
検知される位置に下降している状態を初期態位とする載
置台2を対象として、スタートスイッチがオンされたと
きにブロワ7を作動させるとともに、エアチャンバー4
に設けられているシャッターの開閉時期を制御する。シ
ャッターが開放される時期は、ピックアップローラ5が
記録紙Sに接触する前と、記録紙Sの繰り出しが行われ
た後にピックアップローラ5が記録紙Sから離れるまで
の間の2回に設定されている。
【0043】制御部12は図5に示すタイミングチャー
トに基づいて動作する。図5において、シート給送開始
指令がスタートスイッチをオンされることにより出力さ
れると、ブロワ7が始動する。ブロワ7が始動される
と、ピックアップローラ5が載置台2上の記録紙Sに接
触するまでの間、エアチャンバ4のエア吹き出し開口4
Aが開放される(図5においてt1で示すタイミン
グ)。ブロワ7からのエアはエアチャンバ4内に導入さ
れ、エア吹き出し開口4Aを通るときに流路が絞られる
ことにより圧力が高められて記録紙Sの繰り出し方向前
端に吹き付けられる。
【0044】記録紙Sは、繰り出し方向前端がエアによ
り離れ、互いの密着力が弱められる。これにより、記録
紙Sに対して繰り出し前のプリさばきが実行される。特
に、エア吹き出し開口4Aが積載されている記録紙Sの
積載方向高さ全域を覆うことができるので、全ての記録
紙Sを対象としてプリさばきが行われる。勿論、最上位
の記録紙Sがその下位に位置する記録紙との間で密着力
を弱められる。さらに加えて、記録紙Sの幅方向中央部
にエア吹き出し開口4Aが集中しているので、サイズの
異なる記録紙S同士が幅方向中央部を基準として載置台
2に積載されている場合には、記録紙Sのサイズが異な
る場合でも記録紙Sの幅方向中央位置で集中してエアが
吹き出されるので、記録紙Sの密着力を効率よく弱める
ことができる。
【0045】載置台2は、予め下限センサ13によって
検知された位置に下降した状態が初期態位であり、この
状態からピックアップローラ5に接触する位置まで上昇
される。載置台2が初期態位にあるときに接離駆動用ソ
レノイド11がオンされると、揺動レバー8がスプリン
グ9の付勢によって、図1中、反時計方向に揺動し、ピ
ックアップローラ5が記録紙Sの最上位のものに接触す
る。
【0046】揺動レバー3が揺動したときにピックアッ
プローラ5が記録紙Sに接触すると、その時点から所定
時間(t3)経過した後、揺動駆動モータ3がオンして
載置台2が上昇される。記録紙Sに対するプリさばきは
揺動駆動モータ3がオンすると終了する。プリさばきの
終了時には、エアチャンバ4内のシャッターが閉じられ
る。
【0047】載置台2の上昇に伴い、記録紙Sの最上位
のものに接触しているピックアップローラ5が上昇し、
揺動レバー8も、図1において時計方向に揺動する。揺
動レバー8が揺動すると、その位置が上限センサ14に
よって検知される。上限センサ14がオンすると揺動駆
動モータ3が停止される。この結果、プリさばきされて
いる記録紙Sの前端はエアチャンバ4のガイド面4Bに
対向するように位置決めされる。
【0048】図5において、給紙クラッチがオンされた
時には、分離ローラ群6に設けられている一方のロー6
Aおよびピックアップローラ5が記録紙Sを繰り出せる
方向に回転される。この結果、繰り出し方向前端が互い
に離れて密着力が弱められている記録紙Sは、ピックア
ップローラ5の摩擦力を利用して最上位の記録紙Sが繰
り出される。繰り出された記録紙Sは、仮に重なってい
る場合には分離ローラ群6を通過する際に分離され、最
上位の記録紙Sのみが分離ローラ群6から繰り出され
る。この結果、確率的には少ないが、プリさばきによっ
て互いに分離されるはずの記録紙Sが重なっていても1
枚のみの繰り出しが可能となる。
【0049】載置台2の上昇と共に図1において時計方
向に揺動する揺動レバー8は、上限センサ14によって
揺動位置が検知される。上限センサ14がオンしている
時間が所定時間経過すると、揺動駆動モータ3が停止
し、その後、所定時間経過すると揺動駆動モータ3が今
までとは反対方向に逆転駆動される。揺動駆動モータ3
が逆転すると、載置台2が下降し始める。載置台2の下
降は下限センサ13がオンするまでの間継続される。
【0050】揺動駆動モータ3の逆転が停止されると、
再度、エアチャンバー4のシャッターが開放される。シ
ャッターは、1枚目の記録紙Sを繰り出し終わる時点を
含めて次の記録紙が繰り出されるために揺動駆動モータ
3が載置台2を上昇させる向きの回転を開始するまでの
間、継続される(図5においてt2で示すタイミン
グ)。この結果、2枚目の記録紙Sがピックアップロー
ラ5によって繰り出される前に2枚目の記録紙の先端が
プリさばきを行われ、他の記録紙Sとの間の密着力を弱
められる。以降、予め設定されている繰り出し枚数に対
応させて上述した動作が繰り返される。
【0051】本実施例によれば、ピックアップローラに
よる繰り出し前に記録紙同士の密着力を弱めるようにな
っているので、エアにより下位の記録紙上面から浮き上
がっている最上位の記録紙をピックアップローラ5の周
面に押しつけることができる。この結果、ピックアップ
ローラ5の摩擦力を利用した繰り出しが良好に行える。
さらに加えて、ピックアップローラ5を用いた記録紙S
の繰り出し動作前からエアの吹き出しが行われるので、
繰り出し動作が開始された際にエアの吹き出しを行う場
合と違って、集中的に強い圧力のエアを吹き付ける必要
がない。これにより、吹き付け量および吹き付け圧力を
多少低下させても記録紙同士の密着力を弱めることがで
きるので、騒音の発生を低減することが可能となる。
【0052】なお上記実施例では、エアチャンバー4の
エア吹き出し開口4Aの配列間隔を記録紙の幅方向中央
が多くなるようにしているが、異なるサイズ毎で記録紙
Sの繰り出し基準位置が幅方向一方側の場合には、エア
吹き出し開口5Aを繰り出し基準位置に集中させて配列
することも可能である。また、エア吹き出し開口4A
を、単なるスリットとするだけでなく、最上位の記録紙
Sが浮き上がりやすくなるような向きのノズル等のエア
指向部材を設けるようにしてもよい。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、吸引力を発生させる吸
引箱などの大がかりな設備を必要とすることがないの
で、設備から発生する騒音を低減させることができる。
しかも、エア吹き出し開口によってエアチャンバーから
吹き出されるエアが高圧となるので、繰り出し時に瞬間
的に大きな圧力を作用させる必要がない。これいより、
圧力およびエア供給量を少なくしてもシート材同士の密
着力を効率よく弱めることができる。
【0054】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるシート分離装置が適用さ
れるシート給送装置の要部構成を説明するための模式図
である。
【図2】図1に示した要部構成に用いられるエア吹き出
し開口の配列構成を説明するための模式図である。
【図3】図1に示した要部構成に用いられるエア吹き出
し開口の形状を説明するための正面図である。
【図4】図1に示したシート分離装置に用いられる制御
部の構成を説明するためのブロック図である。
【図5】図4に示した制御部で実行される動作を説明す
るためのタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 シート分離装置 2 載置台 3 揺動駆動モータ 4 エアチャンバー 4A エア吹き出し開口 4B ガイド面 5 ピックアップ部材であるローラ 6 分離ローラ群 7 ブロワ 8 揺動レバー 9,10 スプリング 11 接離駆動用ソレノイド 12 制御部 13 下限センサ 14 上限センサ 15 紙検知センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65H 3/52 330 B65H 3/52 330G

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のシート材を積載可能な載置台と、該
    載置台上のシート材を繰り出すピックアップ部材とを備
    え、載置台上のシート材を一枚毎に繰り出し可能なシー
    ト分離装置において、 上記載置台における上記シートの繰り出し方向前方に配
    置されているエアチャンバーと、該エアチャンバーに形
    成されているエア吹き出し開口から上記シート材の繰り
    出し方向前端に向けて吹き出されるエアーの供給源とを
    備え、 上記エア吹き出し開口は、上記シート材の積載方向に平
    行な長手方向を有する細長いスリットで構成されて上記
    シート材の幅方向に沿って複数配置され、上記シートの
    繰り出し前に予め上記シート材の繰り出し方向前端に向
    けてエアーを吹き出し可能であることを特徴とするシー
    ト分離装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のシート分離装置において、 上記エア吹き出し開口が長手方向上端を上記載置台上に
    積載されたシート材の最上位のシート材よりも高い位置
    に位置決めされ、長手方向下端が上記載置台上に積載さ
    れたシート材の内の最下位のシート材よりも低い位置に
    位置決めされていることを特徴とするシート分離装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のシート分離装置に
    おいて、 上記エア吹き出し開口は、上記シート材の幅方向におい
    てシート材の載置基準位置での配置間隔が載置基準位置
    以外でのは位置間隔よりも小さくされていることを特徴
    とするシート分離装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載のシート分離装置において、 上記エア吹き出し開口から吹き出されるエアは、上記ピ
    ックアップ部材による上記シートの繰り出し前に上記シ
    ート材の繰り出し方向前端に向けてエアを吹き出すタイ
    ミングが設定されていることを特徴とするシート分離装
    置。
  5. 【請求項5】請求項1記載のシート分離装置において、 上記ピックアップ部材の近傍には、上記載置台から繰り
    出されたシート材を挟んで対向する一対のローラが設け
    られており、該一対のローラは、上記シート材を挟んで
    対抗する一で相対方向に移動可能な回転方向が設定され
    ていることを特徴とするシート分離装置。
  6. 【請求項6】請求項1記載のシート分離装置において、 上記ピックアップ部材は、上記載置台上のシート材に対
    して接離可能に設けられていることを特徴とするシート
    分離装置。
  7. 【請求項7】請求項1記載のシート分離装置において、 上記ピックアップ部材は、上記シート材の繰り出し方向
    前端部に接触して繰り出し方向に上記シート材を繰り出
    した後には該シート材から離れる作動タイミングが設定
    されていることを特徴とするシート分離装置。
  8. 【請求項8】請求項4または7記載のシート分離装置に
    おいて、 上記エア吹き出し開口から吹き出されるエアは、上記ピ
    ックアップ部材が上記シート材に接触する前およびシー
    ト材を繰り出した後に上記ピックアップ部材が上記シー
    ト材から離れた後にそれぞれ吹き出しを開始するタイミ
    ングが設定されていることを特徴とするシート分離装
    置。
  9. 【請求項9】請求項1乃至8記載のシート分離装置を用
    いることを特徴とするシート給送装置。
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