JPH0958902A - エアーを利用するシート給紙装置 - Google Patents

エアーを利用するシート給紙装置

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JPH0958902A
JPH0958902A JP22038695A JP22038695A JPH0958902A JP H0958902 A JPH0958902 A JP H0958902A JP 22038695 A JP22038695 A JP 22038695A JP 22038695 A JP22038695 A JP 22038695A JP H0958902 A JPH0958902 A JP H0958902A
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JP
Japan
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sheet
suction
air
thickness
sheet feeding
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Pending
Application number
JP22038695A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Wakamoto
宏治 若本
Hiroshi Kataoka
片岡  浩
Junya Masuda
潤也 増田
Koichi Yamauchi
浩一 山内
Kazuyuki Ogida
和幸 扇田
Tsuyoshi Iwamoto
強志 岩本
Masahito Kanazawa
将人 金澤
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】原稿や用紙等のシートをエアーを利用して給紙
する場合においては、シートの厚さに応じてシートの給
紙が安定しなくなる。 【構成】載置トレイ151上のシートPを昇降機構を介
して上昇して最適給紙の基準位置が検出センサ43にて
検出されると停止させ、この位置から、一定距離降下さ
せて載置トレイ151を停止させる。この状態で、給紙
ベルト152の吸引手段154を動作させ、最上部シー
トPの吸着状態を吸着検出センサ50にて検出し、検出
できなければ載置トレイ151を徐々に上昇させる。こ
の上昇状況に応じてシート吸着が上記吸着検出センサ5
0にて検出された時点での載置トレイ151、つまり最
上部シートPの位置に応じてシートの厚さ判別する構成
であって、この検出した厚さに応じてエアー量の制御ま
たは給紙ベルトの搬送制御を行うことで、シート厚さに
応じて左右されることのない、安定給紙を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定の大きさにカット
された積載シートを所定位置へと送り出すシート給紙装
置であって、特にエアーを利用することでシートを給送
してなるシート給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像記録装置によれば、シート状
の記録用紙を記録位置に搬送し、該用紙上に記録像を形
成した後に、装置外に排出している。例えば、原稿の画
像をそのまま記録媒体上に形成し、該記録媒体上の画像
をシート状の搬送されてくる用紙に転写し、該転写後の
用紙を定着工程を経て装置外へ排出する複写装置等があ
る。
【0003】上記複写装置は、原稿を所定の位置、つま
り露光位置に載置し、該露光位置の原稿画像を記録媒体
である感光体上に投影している。この場合、露光位置に
シート原稿を手動操作にて載置する手間を省くために、
シート原稿を原稿載置トレイに積載し、該原稿トレイ上
のシート原稿を上記露光位置へと自動的に搬送する原稿
自動搬送装置を備えた複写装置がある。
【0004】上記原稿自動搬送装置のなかにも、露光位
置のシート原稿の画像露光が終了すれば、該露光位置よ
り給送し、再度露光位置へと再搬送し画像形成を行うた
めに上記原稿載置トレイ上に戻すものがある。このよう
にシート原稿を原稿載置トレイから露光位置へ、そして
露光位置から原稿載置トレイへと戻す循環式原稿搬送装
置(Recirculating Document Handler; 以下、RDHと
呼ぶ)なるものもある。
【0005】また、シート原稿だけでなく、カットシー
トの両面に画像を形成する両面記録(複写)またはシー
トの同一面に画像を重ねて形成する合成記録等を行う記
録(又は複写)装置がある。この両面及び合成機能を備
えた複写装置では、一方の面に原稿画像を形成した用紙
を装置外に排出する前に、一時中間トレイに排出して貯
蔵し、該中間トレイ内の用紙を再度上記複写装置の画像
形成位置へと搬送して、反対面又は同一面に画像を形成
している。
【0006】上述のようにシートを目的の位置に送り込
むために、各種トレイに積載されたシートを、該位置か
ら送り出すためのに給紙装置が備えられている。つま
り、RDHにおいては積載されたシート原稿の送り込み
や、シート用紙においては中間トレイだけでなく、画像
を記録するために積載されたシート用紙を送り込みのた
めに給紙装置が、積載されるトレイに対応してそれぞれ
独立して設けられている。
【0007】この給紙装置の一例としては、エアーを利
用してシートの1枚給紙をより確実にするものが提案さ
れ、実施に供されている。この場合、シートの厚さに応
じてそのエアーの流量を調整することが重要となる。つ
まり、シートの厚さが厚いとエアー量を多くすることで
1枚給紙をより確実に行え、またシートが薄い場合に
は、エアー量が多いとシートが1枚でなく複数枚同時に
吸着され、重送させることがある。
【0008】そこで、特開平6−40604号公報に
は、エアーを利用してシートを吸着し、この吸着シート
を給紙するものにおいて、給紙された枚数と、この給紙
枚数に応じたシート位置の低減量から、実際のシートの
厚さを算出し、該シート厚さが一定量を越えると重送と
して検出する点が明記されている。また、この公報に
は、シートを吸着する時間に応じてシート厚さを検出
し、この厚さが一定量を越えると重送であることを検出
している。
【0009】以上のように、従来ではシート厚さを検出
する手段が備えられ、これに応じてシートの重送を検出
し、1枚給紙を確実にするようにしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上の特開平6−40
604号公報記載のシート給紙装置においては、エアー
を利用してシート給紙を行い、この時の給紙においてシ
ート厚さを検出し、この厚さに基づいて重送検出を可能
にしている。しかしながら、エアーによる1枚給紙をよ
り確実に行うために、シート厚さに応じた制御を行うこ
とについて開示されたいない。
【0011】特に、シートの厚さを検出したとしても、
その給紙されるシートが重送状態か否かを判定し、重送
であればシートの給紙を停止させると同時に画像形成装
置の動作をも停止させている。そのため、1枚給紙を確
実に行う制御を行う考えはない。
【0012】また、従来のシート厚さ検出においては、
給紙された後のシート枚数により厚さを検出しているた
め、一定枚数の給紙を行うまでの厚さ検出を不可能にし
ている。そのため、給紙される前のシート厚さ検出を行
えないため、検出した厚さに応じた給紙制御を行う考え
はない。
【0013】そこで、上記公報においては、エアーを吸
引を行い、最上部のシートの吸着時間を測定し、その吸
着シートの厚さを判定しているが、エアーの吸引量やシ
ートの位置に応じて吸着時間が異なってくる。そのた
め、シートの厚さ検出が不正確になる。特に給紙される
シートは一定の高さに維持されるものの、1枚給紙され
る毎に、その位置に上昇させることはなく、一定量の低
減後に上昇制御されるのが一般的である。そのため、シ
ートの高さが一定になっておらず、シートの吸着時間が
その都度変化することにもなる。しかも、シートの厚さ
検出のために、時間計測を行う手段を別途設ける必要が
ある。
【0014】本発明は、上述の点に鑑み、シートの厚さ
検出をより確実に行えるシート給紙装置を提供するもの
である。また、本発明はシートをエアーを利用して給紙
する装置と共に従来備えられている部品等をそのまま利
用することでシート厚さを検出できる装置を提供する。
【0015】また本発明の目的は、検出したシート厚さ
に応じてエアーの流量又は給紙制御等を行うことで、1
枚給紙をより確実に行うことにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明のシート給紙装置
は、載置トレイ上の最上部シートを給紙するための給紙
手段と、該給紙手段に最上部シートをエアー吸引により
吸着させる吸引手段と、給紙されるシート先端へとエア
ーを吹き付け浮揚及び分離させるエアー吐出手段と、前
記給紙手段を駆動し該給紙手段に吸着したシートを給送
するための駆動手段と、を備えたシート給紙装置におい
て、シートの厚さを検出するために、前記載置トレイを
上下移動可能に設け、該載置トレイを昇降させる昇降制
御手段と、前記載置トレイを上昇させた時に載置トレイ
上の最上部のシートが給紙基準位置に達した状態を検出
する位置検出センサと、前記位置検出センサの基準位置
検出に応答して前記載置トレイを一定距離下降させ、該
下降位置において上記吸引手段を動作させ最上部の吸着
を行わせる制御手段と、前記シートが上記給紙ベルトに
吸着される状態を検出する吸着検出センサと、前記吸着
検出センサの吸着検出に応答して前記載置トレイ上の最
上部シートの位置に応じてシートの厚さを判別するシー
ト厚判別手段と、を備えたことを特徴とする。
【0017】以上の構成において、最上部シートが吸着
された時点での最上部のシートの位置に応じてシート厚
さを検出するものであれるから、特別な手段を付加する
ことなく、シート給紙を行う前に事前に載置トレイの昇
降制御を行うことで簡単に検出できる。
【0018】また、本発明の他の給紙装置は、載置トレ
イ上の最上部シートを給紙するための給紙手段と、該給
紙手段に最上部シートをエアー吸引により吸着させる吸
引手段と、給紙されるシート先端へとエアーを吹き付け
浮揚及び分離させるエアー吐出手段と、前記給紙手段を
駆動し該給紙手段に吸着したシートを給送するための駆
動手段と、を備えたシート給紙装置において、シートの
厚さ検出を行うべく、前記載置トレイを上下移動可能に
設け、該載置トレイを昇降させる昇降制御手段と、前記
載置トレイを上昇させた時に載置トレイ上の最上部のシ
ートが給紙基準位置に達した状態を検出する位置検出セ
ンサと、前記位置検出センサの基準位置検出に応答し
て、上記浮揚させるエアー吐出手段を動作させる制御手
段と、前記シートの浮揚位置を検出する浮揚位置検出セ
ンサと、前記浮揚位置検出センサからの出力に応じてシ
ートの厚さを判別するシート厚判別手段と、を備えたこ
とを特徴とする。
【0019】このシート給紙装置においても、給紙前に
シートの厚さを載置トレイを最上部シート位置が基準位
置の状態で検出できる。この場合、特に最上部シートの
浮揚位置を検出するセンサを設け、該センサからの出力
に応じてシート圧を検出できる。
【0020】そこで、上記シート給紙装置において、そ
の厚さ検出に応じてエアーの吸引量又はエアーの吐出量
を制御することで、シート厚さに関係無くシートを一定
位置に浮揚させることもでき、また吸引を確実に行える
ため、1まい給紙や確実な給紙を行え、安定した給紙が
可能になる。
【0021】また、シートを吸引した状態で給紙手段を
加速度を制御すれば、シートの厚さに左右されずにシー
トをスリップさせることなく吸着させた状態で給紙でき
るため安定給紙が可能になる。
【0022】さらに、シートの厚さ検出するために、シ
ートの浮揚位置を検出するセンサとしては光学式センサ
を利用すれば、その出力がシートの存在位置にて変化す
るため、シート厚さ検出だけでなく、最上部シートの最
適給紙の基準位置を検出するセンサで兼用できる。
【0023】
【実施の形態】以下に図面に従って、本発明によるシー
ト状態の用紙の給紙装置の構成を説明する。また、以下
の実施例においては、記録装置として複写装置を例に説
明するが、このような装置に限定されるものではない。
つまり、カットシート状の用紙又は原稿をトレイまたは
給紙カセット上に積載し、該積載された最上部のシート
を給紙する装置全てに適用できる。
【0024】図1は本発明のシート給紙装置を適用して
なる複写装置の一例を示す概略断面、図2は本発明にお
けるシート給紙装置の一例を示す断面図、図3はその上
面図である。
【0025】図1において、複写装置は複写装置本体1
と、原稿の処理部、つまり原稿露光位置へと原稿を順次
搬送し、処理後にもとの位置に戻すための原稿送り装置
であるRDH30とから構成される。
【0026】複写装置本体1には、上部に画像形成にか
かる原稿画像を露光するための光学系2が配置されてい
る。この光学系2は、ハロゲンランプ等からなるコピー
ランプ3と、複数枚のミラー4〜7と、ズームレンズ8
とを有している。
【0027】上記光学系2の下方には、ドラム形状に形
成された記録媒体である表面に光導電層を有する感光体
9が回転自在に配置されている。この感光体9の周囲に
は画像を形成するための各種の装置が配置されている。
例えば帯電器10、現像部11、転写器12、クリーニ
ング部13及び除電器14等が配置されている。
【0028】画像形成に際しては、まず帯電器10にて
感光体9表面を均一に所定の電位に帯電し、次に上記光
学系2にて原稿を照射することでその反射光をミラー及
びレンズを介して感光体9表面に投影する。これによ
り、感光体9上に原稿の画像に応じた静電潜像が形成さ
れ、該潜像を可視像化するために現像部11にてトナー
付着され、トナー像が形成される。該トナー像は複数の
ローラ方式のシート給紙装置15a又はエアー方式の給
紙装置15の中から選択された一つの給紙装置より、給
紙されたシートに転写される。そのために、感光体9の
回転と同期させて給送を開始するレジストローラ16を
介して転写器12が配置された転写位置へ、適宜送り込
まれてくるシートの表面上に、転写器12の作用により
上記感光体9に形成されたトナー像が静電転写される。
【0029】その後に、シート用紙は感光体9より剥離
され、吸引搬送手段17を介して定着部18へと送り込
まれる。該定着部18は、例えば上部のトナー像と接す
る側が少なくとも加熱源にて一定温度に加熱された熱ロ
ーラと、該熱ローラに適度の圧力で加圧される加圧ロー
ラとから構成されており、シート用紙上のトナー像を加
熱定着する。この定着された画像形成済みのシート用紙
は、複写装置本体1の排出口19に対応して連接された
用紙を頁順に揃えるためのソータ20へと排出する他
に、画像を形成してなる用紙の反対面または同一面に再
度画像を形成するために複写装置本体1の下部に設けら
れた中間トレイ21へと搬送するための搬送手段22へ
と送られる。この搬送手段22にて搬送されたシート用
紙は、スイッチバック搬送部23を経由、またはそのま
ま搬送部24を経由して中間トレイ21へと搬出され
る。つまり、スイッチバック搬送部23を経由すること
でシート用紙の先端と後端の送り方向が逆転し表裏を反
転された状態で上記搬送部24を介して中間トレイ21
へと搬出されるが、そのまま搬送部24を経由すれば、
シート用紙の表裏が反転することなく中間トレイ21へ
と搬出される。
【0030】上記中間トレイ21には用紙を載置すため
の載置台25、該載置台25上のシート用紙を給紙する
エアーを利用して吸引い給紙する給紙手段27を備え、
給紙されたシート用紙は、上述したレジストローラ16
へと送り込む搬送ローラ27がシート搬送路の下流側に
配置されている。
【0031】中間トレイ21に収容されたシート用紙
は、給紙手段(給紙ベルト)27の作用により、例えば
最下部のものより順次1枚給紙され、搬送ローラ27及
び各種搬送手段介して上述した画像形成部におけるレジ
ストローラ16へと送り込まれる。
【0032】一方、光学系2は、原稿の画像を感光体9
に投影するために、RDH30の他に、透明ガラス板か
らなる原稿台29上に載置された、原稿を光学的に走査
する。そのため、ランプ3及びミラー4からなる第1ミ
ラーベーズ(図示せず)及びミラー4及び5からなる第
2ミラーベース(図示せず)を矢印A方向に移動させ、
原稿台29上の原稿を光学的に走査し、回転する感光体
9上に順次投影する。
【0033】また、光学系2は上記原稿台29上の画像
露光を行う以外に、上述のRDH30による原稿の搬送
に応じて画像露光するための第1露光部31及び第2露
光部32の位置に移動可能にである。つまり、RDH3
0にてシート原稿を搬送する途中に透明板で構成される
第1露光部31及び第2露光部32が順に並設されてい
る。該第1露光部31及び第2露光部32に対応する位
置に、光学系2が選択固定される。そのために、第1ミ
ラーベース及び第2ミラーベースを図示の位置に固定す
ることで、第1露光部31上を搬送される原稿の画像を
感光体9表面に投影する。また、光学系2の第1ミラー
ベース及び第2ミラーベースを第2露光部32へ移動さ
せ、その位置に固定することで、第2露光部37に搬送
されるシート原稿の反対面の画像を感光体9上に投影す
ることができる。
【0034】本発明によるシート給紙装置は、シート用
紙をレジストローラ16の位置へと送り出すための給紙
装置15、中間トレイ21に収容された複写済みのシー
ト用紙を給紙する給紙装置、およびRDHにおけるシー
ト原稿を積載した位置から搬送経路へと送り出すための
給紙装置であり、エアーを利用して給紙を行うシート給
紙装置の詳細を図2及び図3に示している。以下に複写
装置におけるシート上に画像を形成するために画像形成
位置へと送り込むシート給紙装置15を代表して、その
構造を説明する。
【0035】シート給紙装置15は、複写装置に対して
引き出し可能(シートの給紙方向と反対方向に引き出し
可能)に設けられているシート収納部150内に位置し
てなる載置トレイ151に積載されるシートPに対応し
て、吸引手段が備えられた給紙手段である給紙ベルト1
52が配置されている。この給紙ベルト152は、その
駆動ローラ及び従動ローラ152a,152b間に張架
されており、駆動ローラ152aの軸に直結された図3
に示す駆動モータ又は駆動モータからの回転力を伝達す
るクラッチ153を介して駆動され、吸着したシートを
目的の位置へと給紙することができる。
【0036】上記給紙ベルト152は、図3に示すよう
に複数に分割されており、エアーの吸引によりシートを
吸着するために多数の開口152cが形成されている。
そして、該給紙ベルト152内にはエアーの吸引を行う
吸引手段154を構成する吸引部155が設けられてい
る。
【0037】吸引手段154は、図4に示すように吸引
用のファン156にて吸引する流路を構成する吸引ダク
ト157内に吸引力を調整する開閉弁158を設け、該
吸引ダクト157に上記吸引部155が連結されてい
る。この吸引部155には、それぞれ上述した各給紙ベ
ルト152に対応して形成された吸引開口155aが形
成されており、給紙ベルト152の開口152cを介し
てエアー吸引を行うことで、シートを給紙ベルト152
へと吸着するようにしている 上記エアーの吸引手段154に対して、積載されたシー
トにエアー吹き付け、シートを浮揚させるエアー吐出手
段160が設けられている。この吐出手段160は、吐
出部161を積載されるシートの給紙方向前面に対向す
るようにして配置しており、この吐出部161に、エア
ーを吐出する2種類のノズルが設けられている。一つの
ノズル162は、積載されたシート、特に最上部シート
と下部のシートとを分離し浮揚させるために積載された
シート方向に吹き出す形状に形成されており、もう一つ
のノズル163は、吸引された複数枚シートを分離する
ために給紙ベルト152側のシート先端方向にエアーを
吹き付ける形状に形成されている。
【0038】上記吐出部161は、吐出用のファン16
4にて吹き出すエアーの流路を構成する吐出ダクト16
5に連結されており、この吐出ダクト165内には、エ
アーの吐出量を調整する開閉弁166が設けられてい
る。また、ノズル163側には吸引された後のシートを
分離させるために、エアーの吐出制御を行うための開閉
弁167が設けられている。
【0039】以上のような構成の給紙装置15によれ
ば、給紙指令に応答して、まず吐出手段160が動作
し、積載されている最上部のシートを浮揚させる。その
ために、吐出用ファン164が駆動され同時に開閉弁1
66を開き、ノズル162よりエアーを吹き出し、最上
部シートを浮揚させる。そして、上記吐出動作と同時又
は最上部シートの浮揚の後に給紙ベルト152側の吸引
手段154を動作させる。これは、吸引ファン156を
駆動することで吸引部155の吸引開口155aを介し
てエアーが吸引し、、浮揚した最上部シートが給紙ベル
ト152へと吸着させる。
【0040】この吸引動作と同時、または上記浮揚動作
と同時にに、吸引される複数枚のシート給紙を防止する
ために、吸引されたシート先端部へとエアーを吹き付け
るために開閉弁167を開き、ノズル163よりエアー
を吐出させる。これにより、複数枚吸引されたシートの
最上部以外のものが分離され、最上部のシートのみ給紙
ベルト152に吸引される。その後に、給紙ベルト15
2を駆動するために、駆動ローラ152bが回転するこ
とで、シート給紙が行われる。
【0041】ここで、本発明のシート給紙装置において
は、給紙するシートの厚さを検出する点にある。そのシ
ートの厚さを検出するための構成について以下に説明す
る。図6に示すように、載置トレイ151が上下移動可
能に設けられており、その上下移動を行うために昇降機
構を構成するワイヤ40が載置トレイ151の両側分に
適宜張架されている。ワイヤ40は駆動プーリ41と4
つの従動プーリ41a〜41dに架け渡されており、上
記載置トレイ151に符号42で示す2カ所の固定部に
て固定されている。そのため、駆動プーリ41が図中、
時計方向に回転駆動されると、載置トレイ151が下降
され、反時計方向に回転駆動されると上昇させることに
なる。
【0042】上記載置トレイ151が上下移動するシー
ト収容部には、載置トレイ151の下限位置を検出する
位置検出センサ43が下部に設けられている。つまり、
位置検出センサ43は、マイクロスイッチからなり、そ
のアクチュエータが載置トレイ151に積載された最上
部シートPと当接し移動することで、その位置を検出
し、最上部シートPを給紙可能な最適値である基準位置
に保持せるために設けられている。
【0043】また、位置検出センサ43と同様に、上記
載置トレイ151の上限を検出する上限検出センサ44
がシート収容部150の上部に配置されている。この上
限検出センサ44は、最上部シートPが基準位置を越
え、それ以上の上昇を阻止するために設けられたもの
で、その検出において、強制的に上昇動作を停止させる
検出信号を出力する。
【0044】そして、載置トレイ151上に積載される
最上部シートPの位置を検出するための下限検出センサ
45が、収容部150の底部、適所に配置されている。
この下限検出センサ43は、載置トレイ151にシート
を積載する時に、該載置トレイ151を下限位置へと移
動させる時に利用され、載置トレイ151を検出する
(ON)すると、載置トレイ151の降下を停止させ
る。
【0045】載置トレイ151を上記ワイヤ40を介し
て昇降させるために、駆動プーリ41には、昇降用モー
タ46の回転軸が直結または適宜減速機構等を介して連
結されている。そして、昇降用モータ43の回転軸に
は、スリット円板47が固定されており、モータの回転
数(回転位置)をスリット数をカウントすることで把握
するために、スリット検出用の光学センサ48が設けら
ている。従って、昇降される載置トレイ151は、上記
モータ46の回転位置をスリット数をカウントすること
で確認することができる。
【0046】上記昇降機構の制御としては、シートの補
充等を行うために、載置トレイ151を引き出せば、そ
の引き出しを検出(図示せず)すれば、昇降機構である
昇降用モータ46が、図6において時計方向に回転駆動
される。これにより載置トレイ151が降下し、下限検
出センサ43が下限位置を検出(ON)することで、上
記モータの回転が停止され、その位置で載置トレイ15
1が停止する。この状態で、シートの補充や交換等を行
える。
【0047】上述の補充等が完了すれば、載置トレイ1
51を挿入状態を検出すると、その検出信号に応答し
て、載置トレイ151を上昇させるために、昇降用モー
タ46が反時計方向に回転駆動される。これにより載置
トレイ151が上昇し、載置された最上部のシートが位
置検出センサ43にて検出(ON)されると、上昇動作
を停止させるためにモータ46の動作を停止させる。こ
れにより、載置された最上部のシートが給紙可能な基準
位置に保持される。この動作完了により、給紙動作の準
備が完了する。なお、位置検出センサ43が上記位置を
検出したいる状態で、さらに上昇駆動指令がある場合、
上限検出センサ44がそれを検出し、それ以上の上昇を
阻止するために、動作し、モータ46の回転を停止させ
る。
【0048】また、本発明においては、厚さ検出を行う
ために、給紙ベルト152に吸着されるシートPを検出
する吸着検出センサ50を図4及び図5に示す位置に配
置されている。つまり、給紙されるシート先端近傍であ
って、分割された給紙ベルト152に間に配置されてい
る。この吸着検出センサ50は、光学センサであり、発
光素子からの光をシートPに照射し、その反射光を受光
素子に受光させる構成であって、シートPがセンサ50
に近づくに従って、その出力が大きくなる。吸着検出セ
ンサ50は、従前より備えられており、シートの吸着状
態を検出すると、給紙ベルト152の走行駆動が開始さ
れる。
【0049】(第1の実施の形態)次に、本発明による
シート厚さを検出する制御動作を図7のフローチャート
に従って説明する。
【0050】まず、積載されたシートPの厚さを検出す
るために、載置トレイ151へとシートの補充を行うた
めの上述した動作が実行される。これにより、給紙開始
前に事前に、シートPの厚さ検出動作が実行される。
【0051】そのため、載置トレイ151の上昇が可能
か否かがステップS1にてチェックされる。これは、載
置トレイ151の引き出し後に、シートの補充を行い、
載置トレイ151を挿入する動作を検出する検出手段
(図示せず)からの信号を入力を受けることで、ステッ
プS2へと進み載置トレイ151を上昇させる動作を開
始させる。これは、先に説明したように昇降用モータ4
6を反時計方向に回転駆動させることで実行される。
【0052】ここで、複写装置1の電源投入時等におい
て、載置トレイ151が基準位置に存在している場合、
位置検出センサ43がそれを検出していると上昇動作を
行うことなく、一旦下降動作を実行させる。これによ
り、位置検出センサ43がOFFした時点で上昇可能な
信号が出力される。これを、確認することで次のステッ
プに移行する。
【0053】上述のように載置トレイ151を上昇され
ることで、最上部のシートPの位置が上昇し、基準位置
に達すると位置検出センサ43がそれを検出する。該位
置検出センサ43がONしたか否かをステップS3にて
チェックされ、最上部シートPが位置検出センサ43に
て検出された段階で、載置トレイ151の上昇を停止さ
せるために、モータ46の駆動が停止され、続いて載置
トレイ151を所定の位置まで下降制御を実行するため
に昇降用モータ46を時計方向に回転駆動(S4)させ
る。
【0054】上述の下降動作は最上部シートPが、給紙
可能な基準位置より決められた距離(L)だで下降させ
る。例えば、最上部シートPにて少なくとも位置検出セ
ンサ45がOFFする位置を越えて降下させる。この距
離(L)としては、例えば6mm程度降下させる。この
降下位置の確認は、上述したように昇降用モータ46に
設けたスリット円板47のスリットが光学センサ48に
て検出されるため、この検出されるスリット信号をカウ
ントする。そこで、載置トレイ151を昇降させる際
に、スリット信号として例えば10カウントすることで
1mm変化する場合であれば、スリット信号が60カウ
ントされると、一定距離L降下したことを確認できる。
このようにして、載置トレイ151を一定距離L降下さ
せることで、最上部シートPの位置も基準位置より一定
距離Lだけ降下した位置に保持される。
【0055】上述の確認が完了することで、載置トレイ
151の降下動作を停止させるために、昇降用モータ4
6の動作を停止(S6)させる。その後に、最上部のシ
ートPを吸引するために、吸引用ファン156を駆動さ
せ開閉弁を開いて吸引動作を開始させる。この場合、吐
出手段160の動作は停止させる。この吸引動作を開始
させてから、給紙ベルト152にシートが吸引(吸着)
されたか否かを吸着検出センサ50にて検出する。
【0056】吸着状態の確認は、吸着動作時間Tが予め
設定された吸着基準時間tに達するまで継続する。この
吸着基準時間tは、最上部シートPを給紙ベルト152
側に吸着される時間に設定されており、例えば100m
sec程度に設定されている。そして、もし吸着動作が
上記時間t内に確認されなければ(S9)、吸着動作を
停止させるために、上述した吸引用ファン156の駆動
を停止させ、開閉弁158をも同時に閉じる(S1
0)。そして、決められた条件で、上記載置トレイ15
1を上昇(S11)させる。この上昇の確認において
も、上述したように昇降用モータ46の回転数を確認す
るためのスリット円板47のスリット信号を、カウント
することで行う。例えば2mm程度上昇させるために、
スリット信号が20カウントされた条件で上昇動作を停
止(S6)させる。これにより、最上部シートPの位置
へ2mm上昇された位置で保持される。
【0057】上昇動作が完了するのを確認(S12)す
れば、ステップS6に戻り上述の動作を繰り返し行う。
この動作においてステップS8にて、シートPが給紙ベ
ルト152に吸着されたか否かの確認が行われる。ここ
で、シートPが上述した吸着動作を継続する基準時間t
内に検出されると、ステップS13にて位置検出センサ
43の動作状態を確認する。この時、位置検出センサ4
3がON、つまり所定の位置(例えば基準位置)まで最
上部シートPが上昇されているとONする。この検出状
態においてON状態であれば、最上部シートの吸着が困
難であったことから載置トレイ151がステップS6〜
S12を順次繰り返し徐々に上昇され、最上部シートP
の位置も徐々に上昇されたことになり、シートPが厚い
状態であることが判定(S14)できる。
【0058】一方、上記位置センサ43がONする前
に、吸着状態が吸着検出センサ50にて検出されている
と、シートPの吸着が簡単に行われたことであって、載
置トレイ151があまり上昇されていない位置、つまり
最上部シートPの位置が低いことから、薄いシートであ
るとことが判定できる(S15)。これは、ステップS
3にて、基準位置まで上昇された状態から、降下され、
最上部シートPの吸着状態を確認することであって、シ
ートが吸着される位置でもってシートPの厚さを検出す
ることである。これであれば、シートが薄い場合には、
基準位置よりさらに低い位置で吸着されることになり、
シートが厚い場合には、吸着動作が困難になるため、基
準位置またはさらに上昇させることによりシートの吸着
が可能になるため、厚さ検出としては有効な手段であ
る。
【0059】以上のように本発明によれば、上述のよう
にシートPを昇降させる機構及び、シート位置の検出を
行うセンサは従前より備えられたものであって、特別に
別途設けられたものではない。そして、シートを積載す
る載置トレイ151を基準位置より降下させ、この位置
から徐々に上昇させる段階での最上部シートPの位置を
把握した状態で、最上部シートPの吸着検出に応じてシ
ートの厚さを検出する点が非常に新しい。
【0060】ここで、上記位置検出センサ43の動作状
態によりシートの厚さを判断することなく、基準位置か
ら下降された吸引開始位置から徐々に上昇される過程
で、吸着された上昇位置でシートの厚さを判別できる。
例えば、載置トレイ151を2mm毎に上昇させる時
に、その2mm上昇させる毎に吸着動作を行わせている
ため、この時に吸着した時に厚さを判別することもでき
る。つまり、基準位置から6mm降下した状態でシート
の吸着を検出すれば、該シートPは極薄シート(例えば
60g/m2 より薄いシート)、さらに2mm上昇させ
た状態でシートの吸着を確認されると薄いシート(例え
ば60g/m2 程度のシート)、さらに2mm上昇させ
た段階で吸着されると、普通の厚さのシート(例えば7
0〜80g/m2 程度のシート)、そして基準位置で吸
着された場合には厚いシート(90g/m2 を越える厚
さのシート)、基準位置よりさらに2mm上昇させるこ
とで吸着が確認されると、極厚シート(複写装置に使用
可能な範囲のハガキ等の180〜200g/m2 程度の
シート)であることを判別することも可能となる。
【0061】ここで、ステップS8においてシートの吸
着が吸着検出センサ50にて検出されることなく、S1
2にて上昇させる動作を実行中に、上限検出センサ44
が動作すると、これ以上の上昇動作が不可能であるとし
て、シートPとしては極厚シート以上のものとして、例
えば取り扱い不能であるとして、シート厚さ検出を完了
し、該給紙装置15にセットされているシートはシよう
不能であることをとユーザに報知することもできる。。
【0062】上記動作が完了することで、シート厚さの
検出を完了し、図には示していないが、給紙可能状態に
設定するために、昇降機構を動作させ最上部シートPを
基準位置に保持させる。これは、位置検出センサ43が
ONしていなければ、上昇動作を実行させ、ONした状
態で停止させ、この状態で待機させる。つまり、基準位
置に最上部シートPを保持する。
【0063】また、位置検出センサ43がON状態にあ
れば、基準位置を越えている場合があるため、一旦下降
させ位置検出センサ43がOFFした状態が確認される
と、上昇動作を実行させONした状態で停止させること
で、基準位置に最上部シートPを位置させることができ
る。
【0064】上述のようにシートPの厚さを給紙前に事
前に検出し、シートを基準位置に保持して給紙の待機を
行うことになる。そして、給紙指令があれば上記シート
給紙装置15において、検出した厚さに応じて給紙制御
を行う。例えば、検出したシートが厚い場合には、シー
トPを給紙ベルト152に吸着させる時間がかかるた
め、吸引力を高める制御を行うとよい。そのためには、
開閉弁158の開閉角を調整することでエアーの流量が
多くなるように制御できる。または、吸引用ファン15
6の回転速度を速めることでも、吸引のためのエアー流
量を多くできる。
【0065】また、給紙ベルト152への吸引力を調整
するだけでなく、シートを浮揚させための吐出力を調整
することができる。そのため、ノズル62側より吹き出
すエアー流量を多くするために開閉弁166の開閉角度
を調整するか、吐出用ファン164の回転速度を速め
る。これにより厚いシートにおいても薄いシート同様に
定常に浮揚させることができ、給紙ベルト152への吸
着動作を助長できる。さらに、積載されたシート束をエ
アーの吹き付けにより、捌く効果を高めることができ最
上部のみのシートPを給紙ベルト152に吸着させる効
果を高めることができる。そして、給紙ベルト152に
吸着されたシートを重送を阻止するためにノズル63よ
り吹き出すエアーの流量も増強すれば、給紙ベルト15
2に吸着された最上部のシートPをも含めて分離させる
ことにもなる。そのため、ノズル63側に設けた開閉弁
163の開閉角度を調整することで所定のエアー流量で
もってシート先端のエアーを吹き付け、複数シートの分
離を行うことができる。
【0066】上述の制御は、シートの厚さを事前に検出
するにより行うことができ、給紙ベルト152へのシー
トの吸着をより確実に行えると同時に、吸着させる時間
を短縮できる。また、シートの捌き効果を高めシートの
1枚給紙をより確実に行えることにもなる。
【0067】以上説明した実施形態によれば、昇降機構
及びシートの各種検出センサ等は従前に備わった部材で
あり、これらを有効に活用して事前に載置トレイ151
に積載されたシートPの厚さを検出できる。
【0068】そこで、載置トレイ151を給紙状態にあ
る基準位置より降下させて、徐々に上昇させる動作を実
行させることでシート厚さを検出している。そのため、
厚さ検出後に再度基準位置へと最上部シートをセットす
る必要がある。そのため、以下に示す実施形態において
はこれを解消できる。つまり、載置トレイ151を上昇
制御させることなく、事前に載置トレイ151を基準位
置にセットした状態で厚さ検出を可能にしている。
【0069】(第2の実施形態)次に本発明による上述
した実施形態の不都合を解消できるようにしたシート厚
さ検出装置の構成について説明する。
【0070】特に図4及び図5にシート厚さを検出する
ためにシートの吸着状態を検出する吸着検出センサ50
を兼用しており、該センサ50は先に説明したように給
紙方向の積載されたシート先端部分に対向して配置して
いる。
【0071】この吸着検出センサ50は通常給紙ベルト
152に吸着されるシートを検出するために設けら、こ
の吸着状態を確認することで給紙ベルト152の駆動ロ
ーラ152aを回転駆動させる信号を出力することで、
吸着されたシートPの給紙を行っている。
【0072】上記吸着検出センサ50は、特に給紙され
る側で、かつエアーの吐出を行うノズル163側に、給
紙ベルト152の間に配置されている。吸着検出センサ
50は、光学センサであって、発光素子及び受光素子を
併設しており、発光素子からの光が被測定物であるシー
トに照射され、その反射光が受光素子に受光されること
で、シートの存在を検出することができる。
【0073】また吸着検出センサ50は、給紙ベルト1
52に吸着した状態で最大の受光量となり、受光素子か
らの出力が最大となる。これを利用して、図5に示すよ
うに浮揚吐出ノズル162よりエアーを吹き付け、最上
部のシートPを浮揚させた状態での受光量に応じてシー
トPの厚さを把握できる。つまり、受光素子からの出力
値は、浮揚状態に比例する。
【0074】一方、シートPはその厚さが厚いほど重た
いため、一定量のエアーの吹き付け流量であれば、浮揚
する位置が低くなる。逆に、シートPが薄い又は浮揚位
置が高くなる。そのため図8に示すようにシートPの厚
さが薄いほど、吸着検出センサの出力は大きくなる。例
えば普通のシート厚(70〜80g/m2 程度)又は6
0g/m2 程度の厚さの薄いシートの場合に、受光素子
からの出力基準Vcを境に、薄い又は厚いシートである
ことは判別できる。なお、はがき等の極厚シートPであ
れば180〜200g/m2 程度であり、一定のエアー
流量による突き付けを行っても浮揚量は少なく、その出
力は非常に小さくなる。そのため上述したように単純に
厚いか薄いかを判別することなく、検出センサ50の出
力Vに応じたシートPの厚さを容易に把握できる。
【0075】つまり、60g/m2 より軽いシートPで
あれば、出力が大となり極薄のシートPであるとして判
別することができる。また上記基準Vc程度の出力が得
られる場合には、普通厚のシートPとして判別し、上記
基準Vcから極薄のシートPの厚さによる出力との間の
出力の場合は薄いシートPとして判別し、また上記基準
Vcを下回り、極厚のシートPまでの出力がえられた場
合には厚いシートPとして、5段回のシートPを容易に
判別することもできる。
【0076】上記載置トレイ151上に積載された最上
部シートPの浮揚状態を検出する際に、浮揚を行わせる
エアーの吐出量としては、シートPが浮揚した状態で安
定するエアー流量であることが最適である。つまり、浮
揚したシートPが暴れ、波打つと吸着検出センサ50の
出力が安定せず、誤検出することになる。そのため、通
常は吐出手段160より吐出される浮揚ノズル162か
らのエアー流量にて安定する状態で調整されている。つ
まり、ダクト165の開口部の形状や、吐出用ファン1
64の回転数等を調整することで、浮揚ノズル162か
ら吐出した時のエアーにて、最上部のシートPが一定位
置へと浮揚され、その状態を維持するように吐出量が予
め調整されている。
【0077】一方、分離ノズル163や吸引部によるエ
アーの流れが存在すると、浮揚ノズル162からのエア
ーの吹き付けを行いシートPを浮揚させると、その浮揚
状態は安定しない。そのためにも、上記分離ノズル16
3のエアーの吐出を開閉弁163を閉じ、及び給紙ベル
ト152の吸引手段154の動作を停止させた状態で浮
揚状態を検出することが最適である。
【0078】しかも、浮揚ノズル162により最上部の
シートPを浮揚させた場合、特に先端部分でのシートP
の浮揚状態は、非常に安定するものの、後端部分でのシ
ートPの浮揚状態は安定せず、多少ばたついたり、波打
つこともある。そのためにも、吸着検出センサ50はシ
ートPの給紙先端部近傍に対向する位置に配置すること
が重要となる。
【0079】次に、図9に示すシートPの厚さ検出制御
について説明する。
【0080】まず、載置トレイ151にシートPの補充
や交換を行うために、載置トレイを外部に引き出す。こ
の引き出し方向は給紙方向と反対方向へと引き出す(S
20)。この状態で載置トレイ151に所望のサイズの
シートPを積載し、複写装置1本体へと挿入する。この
挿入状態は従来自明の装着検出スイットのON動作によ
り、挿入されたことを検出(S21)できる。この検出
後に、シートPを最適位置へと上昇(S22)させる。
そのためにも、昇降機構の昇降用モータ46を駆動し載
置トレイ151を上昇させる。この上昇において、シー
トPの最適給紙位置である基準位置まで上昇されると位
置検出センサ43が動作し、その状態で停止させる。
【0081】この制御フローチャートにおいては、吸着
検出センサ50を兼用し、該吸着兼用センサ50の出力
状態に応じて最適位置の最上部シートP位置での反射光
量を検出することで最適な基準位置にシートPを上昇さ
せている。そのため、載置トレイ151の上昇開始によ
り、吸着検出センサ50の出力を取り込む(S23)。
この出力が、最適基準位置での出力と一致するか否かを
比較(判別)し、もし最適基準位置でなければ、上昇動
作を継続する。この動作を繰り返し、最適基準位置に見
合った値(Vh)が、上記吸着検出センサ50から出力
された状態で、このステップを抜け、載置トレイ151
の上昇動作を停止させる。つまり、昇降用モータ46の
駆動を停止する。
【0082】上述の最適基準位置の制御が完了すれば、
シートPの厚さを検出するために、シートPを浮揚させ
る。そのためにも、吐出用ファン164を駆動し、特に
分離ノズル163の開閉弁167を閉じ、浮揚ノズル1
62よりエアーを吐出させる。このエアー吐出により積
載された最上部付近のシートPにエアーを吹き付け、該
シートPを浮揚(S26)させる。この動作の後に、浮
揚されるシートPの厚さを検出するために、吸着検出セ
ンサ50の出力状態(電圧値)を取り込む(S27)。
【0083】上記取り込んだ出力電圧(V)が、図8に
示すような基準出力Vcより大きいか否かを比較する。
この比較結果において、浮揚しているシートPからの反
射光に基づく吸着検出センサ50の出力電圧Vが、境界
基準電圧Vcより小さい場合には、浮揚位置が低く(吸
着検出センサより遠く)厚いシートPであることを判別
(S30)する。また、シートPが薄い場合には浮揚位
置が高く(吸着検出センサに近い)なり、その出力が基
準電圧Vc以上になる。そのため、薄いシートPである
こと判別(S29)し、この動作を停止する。この停止
とは、浮揚ノズル162からのエアーの吐出を停止する
ために、吐出用ファン164を停止させ、かつ開閉弁1
66を閉じる。なお、この弁166は閉じなくても開放
状態であってもよい。
【0084】以上のようにして、シートPの厚さを検出
できる。この厚さ検出においては、ステップS28に
て、第1の実施形態同様に、厚いか薄いかの2種類のシ
ートP厚を検出しているが、先に説明したように吸着検
出センサ50の出力電圧に応じて5種類の厚さ検出を行
うことも可能である。
【0085】また、この実施形態においては、シートP
の浮揚状態を検出し、この検出値に応じてシートP厚さ
を検出するため、第1の実施形態に明記したように載置
トレイ151を最上部シートPの最適基準位置へと戻す
必要はなく、シートPの厚さを検出を完了した状態で、
そのまま給紙状態の準備状態に設定できる利点がある。
【0086】このシートPの厚さ検出に応じて、該シー
ト給紙装置15が選択されれば、検出したシートPの厚
さに応じた制御を行うことができる。例えば、シートP
が厚いと判別された場合には、シートPの浮揚位置が低
いため、給紙ベルト152に吸着される場合の吸引力を
高める制御を行える。また、浮揚状態を一定の位置に保
持させるため、浮揚ノズル162からのエアーの吐出量
を高めるように制御することもできる。
【0087】さらに、載置トレイ151の位置を厚さに
応じて制御することもできる。つまりシートPが厚いと
判定された場合には、シートの浮揚位置が低いため、給
紙ベルト152へと吸着させる際の吸着時間が長くなる
か、吸着不能になるよを避けるためにも、基準位置より
の多少上昇させた位置まで上昇されて待機させることも
できる。これは、先に説明したように昇降用モータ46
の上昇駆動を行い、例えば2mm程度上昇させた位置を
厚いシートの場合の第2基準位置として定めることもで
きる。これであれば、厚いシートPにおいても十分に吸
着を行えるため、給紙不良が生じることなく給紙でき
る。
【0088】ここで、給紙時の状態を安定させるため
に、給紙ベルト152の駆動加速度を制御し、シートP
の厚さに関係なく安定給紙を可能にすることができる。
【0089】特にシートPが薄い場合には、給紙ベルト
152に吸着させる作用力が強く、給紙ベルト152が
駆動を開始してもシートPがベルト152上をスリップ
することなく、吸着された状態で給紙されることにな
る。しかしながら、シートPが厚い場合には、吸着の作
用力が弱く、シートPとベルト152との間でスリップ
することが考えられる。
【0090】そのため、図10に示すようにシートPの
厚さに応じて、給紙ベルト152の加速度を変化させ
る。つまり、シートPが厚い場合には、複写装置本体の
シートPの搬送速度までの立ち上げる時間を長くなるよ
うに徐々に加速制御する。またシートPが薄い場合に
は、搬送速度に達する時間が短くなるように加速度を早
くしている。これによれば、、シートPが厚い場合にお
いて、徐々に加速されるために、吸着シートPが給紙ベ
ルト152に追従した状態で給送されるため、以後は搬
送速度に達してもスリップする心配がなくなる。
【0091】上記搬送速度に立ち上げるための加速度と
しては、給紙ベルト152による搬送後に複写装置本体
側に配置される搬送ローラ34にて食い込まれるまでの
間に、搬送速度と一致する速度まで加速させる。そのた
め、薄いシートPの場合には搬送速度に立ち上げる時間
が短くなり、厚いシートPの場合に長くなる。
【0092】以上の加速度の制御においては、第1の実
施形態による厚さ検出装置においても同様に実施できる
ことで、同様の効果を奏する。ここで、加速度を制御す
るためには、図3に示す駆動モータ53の定速度に立ち
あげるための切り換えを行うようにする。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の給紙装置
によれば、シートの厚さを上昇させる載置トレイの状態
に応じて判別できるため、従来備わっていた装置を利用
して簡単にシート厚さを検出できる。
【0094】また、載置トレイの上昇の度合いに応じて
シートの厚さを細かく検出することもできる。
【0095】しかも、シートの浮揚状態を検出すること
で載置トレイを最適基準位置にセットした状態で厚さ検
出を行えるため、より安定した厚さ検出を可能にできる
と共に、載置トレイの再セットを必要としなくなる。
【0096】また、浮揚状態の検出センサとしては、シ
ートの吸着状態を検出するセンサを兼用できる利点があ
り、さらに載置トレイの最適基準位置にセットさせるセ
ンサとしても兼用できる。
【0097】従って、検出したシート厚さに応じて給紙
動作を安定させるために、エアー流量の制御又は給紙制
御を行うことで給紙不良及び重送を阻止し、1枚給紙を
可能にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシート給紙装置を備えた複写創始の概
略構成を示した断面図である。
【図2】本発明によるシート給紙装置の一例を示す断面
図である。
【図3】図2におけるシート給紙装置の上から見た状態
を示す平面図である。
【図4】本発明によるエアーを利用してなるシート給紙
装置全体を示す断面図である。
【図5】図4における給紙ベルト位置の状態を示す正面
図である。
【図6】本発明によるシートを積載してなる載置トレイ
に昇降機構の詳細を示す模式図である。
【図7】本発明におけるシートの厚さ検出による制御動
作を示すフローチャート。
【図8】本発明におけるシートの厚さを検出する他の実
施形態を説明するための出力特性図である。
【図9】図8に示す特性を利用してなる本発明における
他の実施形態によるシートの厚さを検出する制御動作を
示すフローチャート。
【図10】シート厚さ検出に応じた給紙制御の一例を示
す図である。
【符号の説明】
15 給紙装置 151 載置トレイ 152 給紙ベルト 154 吸引手段 155 吸引部 156 吸引ファン 160 吐出手段 161 吐出部 162 浮揚(吐出)ノズル 163 分離(吐出)ノズル 160 吐出用ファン 40 ワイヤ(載置トレイ昇降用) 43 基準位置検出用の位置検出センサ 46 昇降用モータ 47 スリット円板 48 光学センサ 50 吸着検出センサ(光学式センサ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山内 浩一 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 扇田 和幸 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 岩本 強志 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 金澤 将人 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】載置トレイ上の最上部シートを給紙するた
    めの給紙手段と、該給紙手段に最上部シートをエアー吸
    引により吸着させる吸引手段と、給紙されるシート先端
    へとエアーを吹き付け浮揚及び分離させるエアー吐出手
    段と、前記給紙手段を駆動し該給紙手段に吸着したシー
    トを給送するための駆動手段と、を備えたシート給紙装
    置において、 前記載置トレイを上下移動可能に設け、該載置トレイを
    昇降させる昇降制御手段と、 前記載置トレイを上昇させた時に載置トレイ上の最上部
    のシートが給紙基準位置に達した状態を検出する位置検
    出センサと、 前記位置検出センサの基準位置検出に応答して前記載置
    トレイを一定距離下降させ、該下降位置において上記吸
    引手段を動作させ最上部の吸着を行わせる制御手段と、 前記シートが上記給紙ベルトに吸着される状態を検出す
    る吸着検出センサと、 前記吸着検出センサの吸着検出に応答して前記載置トレ
    イ上の最上部シートの位置に応じてシートの厚さを判別
    するシート厚判別手段と、を備えたシート厚さ検出装置
    を備えたエアーを利用するシート給紙装置。
  2. 【請求項2】載置トレイ上の最上部シートを給紙するた
    めの給紙手段と、該給紙手段に最上部シートをエアー吸
    引により吸着させる吸引手段と、給紙されるシート先端
    へとエアーを吹き付け浮揚及び分離させるエアー吐出手
    段と、前記給紙手段を駆動し該給紙手段に吸着したシー
    トを給送するための駆動手段と、を備えたシート給紙装
    置において、 前記載置トレイを上下移動可能に設け、該載置トレイを
    昇降させる昇降制御手段と、 前記載置トレイを上昇させた時に載置トレイ上の最上部
    のシートが給紙基準位置に達した状態を検出する位置検
    出センサと、 前記位置検出センサの基準位置検出に応答して、上記浮
    揚させるエアー吐出手段を動作させる制御手段と、 前記シートの浮揚位置を検出する浮揚位置検出センサ
    と、 前記浮揚位置検出センサからの出力に応じてシートの厚
    さを判別するシート厚判別手段と、を備えたシート厚さ
    検出装置を備えたエアーを利用するシート給紙装置。
  3. 【請求項3】検出したシートの厚さに応じてエアーの吸
    引量又は吐出量を制御してなる請求項1又は2記載のエ
    アーを利用するシート給紙装置。
  4. 【請求項4】検出したシートの厚さに応じて給紙ベルト
    の加速度を制御してなる請求項1又は2記載のエアーを
    利用するシート給紙装置。
  5. 【請求項5】シートの浮揚位置検出センサは、光学式の
    センサであって、最上部シートの基準位置検出センサを
    兼用してなる請求項2記載のエアーを利用するシート給
    紙装置。
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