JP2001340674A - オーバーロックミシン - Google Patents

オーバーロックミシン

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JP2001340674A
JP2001340674A JP2000163104A JP2000163104A JP2001340674A JP 2001340674 A JP2001340674 A JP 2001340674A JP 2000163104 A JP2000163104 A JP 2000163104A JP 2000163104 A JP2000163104 A JP 2000163104A JP 2001340674 A JP2001340674 A JP 2001340674A
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Japan
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sewing machine
overlock
lower knife
needle
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JP2000163104A
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Suehiko Murata
季彦 村田
Moriya Ochi
守也 越智
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Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 布縁とかがり糸との間に隙間が生じたり布縁
が横縮みせずに、かがり幅の変更ができる。 【解決手段】 ミシンフレーム1に設けられた移動調節
機構14によって針30の上下動方向および布送り方向
と直交する水平方向に調節移動可能な下メス取付台4が
設けられ、下メス取付台4には、被縫製物の不揃いな布
縁を切断する下メス20と、布送り方向に摺動可能で、
前端部に先端爪部17aを有する移動爪17、27と、
移動爪17、27を布送り方向の任意の位置で固定する
位置固定手段16a、17c、21、21cが備えられ
ていることを特徴とするオーバーロックミシン。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はオーバーロックミシ
ンに関する。
【0002】
【従来の技術】オーバーロックミシンは、上糸を有して
上下動する針と、先端部の糸穴に挿通した上ルーパ糸を
有し被縫製物の布送り方向と交差状に作動する上ルーパ
と、下ルーパ糸を有する下ルーパとが協動して縁かがり
縫いを行う。この種のオーバーロックミシンの縫い目に
は、上メスと下メスとで切断した布端を平坦としたまま
で縁かがりする縁かがり縫いと、切断した布端を巻き込
みながら縁かがりする巻き縫いなどの細幅の縁かがり縫
いの2通りがある。
【0003】従来、縁かがりミシンでは、縁かがり縫い
のかがり幅は針板側にある爪の幅によって影響されるた
め、かがり幅を変えるには所望のかがり幅に適した幅の
爪を持つ針板に交換する煩わしい作業を伴っていた。
【0004】従来技術として、実開平7−37050号
公報には、針板の針落ち部の布縁側に巻き縫い等の細幅
の縁かがりをする固定爪を持ち、針の上下動方向および
布送り方向と直交する水平方向に移動可能な下メス取付
台に、布送り方向に移動可能に取り付けられた移動爪を
有し、この移動爪を布送り方向手前に移動させ巻き縫い
を行い、前進させ縁かがり縫いを行い、かがり幅を下メ
ス台と一体的に動く移動爪の水平方向の移動により変化
させるオーバロックミシンの巻き縫い切替え装置が開示
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術において、縁かがり縫いのかがり幅の変更は、下メス
台を布送り方向と直交する水平方向に移動調節させ、こ
れにより移動爪および下メスが一体的に水平方向に移動
し、下メスと移動爪との相対位置は実質的に変動するこ
となく、被縫製物の切断位置を調節して、かがり幅を適
正に設定することができる、と記載されているが、布の
種類により切断時の伸縮等が生じ、切断した布縁とかが
り幅が一致せず、布縁とかがり糸との間に隙間Aが生じ
たり(図12)、かがった布縁が横縮みする(図13)
不具合がある。
【0006】また図12に示す隙間Aをなくすために縫
い糸の張力を強くするなどし、図13に示す布の横縮み
をなくすために縫い糸の張力を弱くするなどで対処して
いたが、糸締りむら、糸切れ、布縮みなどの新たな不具
合が生じている。
【0007】本発明は上記課題を解決したもので、布縁
とかがり糸との間に隙間が生じたり布縁が横縮みせずに
かがり幅の変更が容易にできるオーバーロックミシンを
提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために、本発明の請求項1において講じた技術的手段
(以下、第1の技術的手段と称する。)は、上糸を有し
て上下動する針と、先端部の糸穴に挿通した上ルーパ糸
を有し被縫製物の布送り方向と交差状に作動する上ルー
パと、下ルーパ糸を有する下ルーパとが協動して縁かが
り縫いを行うオーバーロックミシンにおいて、ミシンフ
レームに取り付けられた針板と、該針板の針落ち部の布
端側に位置し、布送り方向と平行に針板に設けられた固
定爪と、ミシンフレームに設けられた移動調節機構によ
って前記針の上下動方向および布送り方向と直交する水
平方向に調節移動可能な下メス取付台が設けられ、該下
メス取付台には、被縫製物の不揃いな布縁を切断する下
メスと、布送り方向に摺動可能で、前端部に先端爪部を
有する移動爪と、該移動爪を布送り方向の任意の位置で
固定する位置固定手段が備えられていることを特徴とす
るオーバーロックミシンである。
【0009】上記第1の技術的手段による効果は、以下
のようである。
【0010】すなわち、下メス取付台に移動爪が備えら
れ、下メスと移動爪との相対位置が実質的に変動するこ
となく被縫製物の切断位置を調節できるので、かがり幅
を設定でき、かつ移動爪を布送り方向の任意の位置で固
定することができるので、縁かがり縫いのかがり幅を適
正に微調整することができるので、布縁とかがり糸との
間に隙間が生じたり布縁が横縮みせずにかがり幅の変更
を容易に行うことができる。
【0011】上記技術的課題を解決するために、本発明
の請求項2において講じた技術的手段(以下、第2の技
術的手段と称する。)は、前記位置固定手段が、前記下
メス取付台に固定され前記移動爪側に付勢された位置決
め爪と、前記移動爪に設けられ前記位置決め爪と係合可
能な複数の溝部から構成されていることを特徴とする請
求項1記載のオーバーロックミシンである。
【0012】上記第2の技術的手段による効果は、以下
のようである。
【0013】すなわち、位置決め爪と溝部という簡単な
構造で、移動爪を布送り方向の任意の位置で固定できる
ので、かがり幅を適正に変更できるオーバーロックミシ
ンを低価格で製造できる。
【0014】上記技術的課題を解決するために、本発明
の請求項3において講じた技術的手段(以下、第3の技
術的手段と称する。)は、前記位置固定手段が、前記下
メス取付台に固定され前記移動爪側に付勢された凸部
と、前記移動爪に設けられ前記位置決め爪と係合可能な
複数の穴部から構成されていることを特徴とする請求項
1記載のオーバーロックミシンである。
【0015】上記第3の技術的手段による効果は、以下
のようである。
【0016】すなわち、請求項2と同様に、凸部と穴部
という簡単な構造で、移動爪を布送り方向の任意の位置
で固定できるので、かがり幅を適正に変更できるオーバ
ーロックミシンを低価格で製造できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例につい
て、図1〜7を用いて説明する。図1は第1実施例のオ
ーバーロックミシンの正面図である。図2は第1実施例
のかがり幅調節機構を示す正面図で、図3はそのE部の
部分拡大正面図である。図4は第1実施例のかがり幅調
節機構を示す平面図で、図5はその部分拡大平面図であ
る。図6は第1実施例のかがり幅調節機構を示す右側面
図であり、図7は第1実施例のかがり幅調節機構を示す
左側面図である。
【0018】ミシンフレーム1のベッド部1aには針板
2が取り付けられている。針板2上方のミシンフレーム
1のアーム部1bには、上糸を有して上下動する針30
が取り付けられている。
【0019】針板2には針30が上下動したとき、通過
可能な針落ち部2aが設けられているとともに、被縫製
物を布送り方向(図4にX方向で示す)に送る図示しな
い送り歯が出没する送り歯用の長穴2bが設けられてい
る。先端部の糸穴に挿通した上ルーパ糸を有し被縫製物
の布送り方向と交差状に作動する上ルーパ31と、下ル
ーパ糸を有する下ルーパ32とが協動して縁かがり縫い
を行う。
【0020】3は固定爪であり、針状の先端を布送り方
向に向けて針板2の針落ち部2aに設けられている。固
定爪3は布送り方向と平行に延在し、その先端部3aは
針落ち部2aの布送り方向側の端に近接させて、その基
部3bは針落ち部2aの布送り方向側と反対の端にあた
る針板2に固着されて設けられている。
【0021】針板2の下方には下メス取付台4が配置さ
れる。下メス取付台4は針30の上下動方向および布送
り方向と直交する水平方向(BC方向)に調節移動可能
にミシンフレーム1に取り付けられている。すなわち、
下メス取付台4は、図2に示すように下メス取付台4に
固着されたスライド軸4aをミシンフレーム1の上部ガ
イド穴1cに挿入し、ミシンフレーム1に対して水平方
向(BC方向)移動自在に支持されているとともに、座
付きねじ5とミシンフレーム1との間に圧縮させて挿入
したコイルスプリング6によって左方向(C方向)に付
勢されている。
【0022】また下メス取付台4は、その下部に設けら
れたガイド穴4bでかがり幅調節軸7と嵌合され、水平
方向移動自在に支持されている。かがり幅調節軸7は、
ミシンフレーム1にセットねじ8にて固着された軸受9
に回転自在に支持され、カム固定ねじ12にてかがり幅
調節軸7に固着されたかがり幅調節カム13、止め輪1
0およびワッシャー11とによりスラスト止めされてい
る。かがり幅調節軸7のB方向の端部には、つまみ部7
aが設けられている。
【0023】かがり幅調節カム13には、C方向に付勢
された下メス取付台4の凸部4cに係合し、かがり幅調
節軸7の回動により下メス取付台4を水平方向に移動さ
せるカム13aを有している。
【0024】この下メス取付台4に設けられたスライド
軸4aと凸部4c、ミシンフレーム1に軸受9を介して
回転自在に支持されたかがり幅調節軸7などにより、下
メス取付台4を針30の上下動方向および布送り方向と
直交する水平方向(BC方向)に調節移動させる水平移
動機構14を構成している。
【0025】下メス取付台4の上部には案内壁4dが設
けられ、複数の取付ねじ15でL字状の移動爪取付板1
6が固着されている。これらの案内壁4d、移動爪取付
板16により移動爪17が布送り方向に進退自在に保持
されている。下メス取付台4には、案内壁4dと退避壁
4eの間に開口部4fを形成し、移動爪17の操作部1
7bを突出させ、操作部17bに操作つまみ18が固着
されている。
【0026】なお、図4、5において、移動爪17は実
線と二点鎖線で二重に図示されている。実線は移動爪1
7が最も前進した状態を示し、二点鎖線は移動爪17が
最も後退した状態を示している。
【0027】移動爪取付板16には弾性的に移動爪17
側に付勢された位置決め爪16aが設けられている。一
方、移動爪17には、その前進時に位置決め爪16aと
係合可能な複数の溝部である位置決め溝17cが設けら
れている。この位置決め爪16aと位置決め溝17cに
より、移動爪17を布送り方向の任意の位置で固定する
位置固定手段が構成されている。
【0028】また移動爪17には、その退避時に位置決
め爪16aと係合する位置決め溝17dが設けられてい
る。下メス取付台4の位置決め爪16aに対向する位置
には干渉防止の凹部4gが設けられている。
【0029】これらの構成により移動爪17は任意の位
置に係止できる。なお位置決め爪16aを複数設けるな
どによりさらに微調整を可能とするもできる。
【0030】移動爪17の前端部には、前方に水平に延
びる先端爪部17aを有し、先端爪部17aは、布送り
方向の前方に向けて次第に狭幅に形成されている。下メ
ス取付台4には、座付ねじ19によって下メス20が取
り付けられている。下メス20は、図外の上メスと協動
して被縫製物の不揃いな布縁を切断し、被縫製物の布縁
を揃える機能を有する。
【0031】次に作用について説明する。縁かがり縫い
と巻き縫いの切り替え操作は、操作つまみ18を把持
し、移動爪17の先端爪部17aを布送り方向に前進さ
せて縁かがり状態とし、後方に退避させて巻き縫い状態
とする。
【0032】縁かがり縫いのかがり幅の変更は、つまみ
部7aを把持してかがり幅調節軸17に固着されたかが
り幅調節カム13を正逆に回転させ、針30の上下動方
向および布送り方向と直交する水平方向に下メス取付台
4を調節移動させる。これにより移動爪17および下メ
ス20が一体的に水平方向に移動し、移動爪17と下メ
ス20との相対位置は実質的には変動することなく、針
板2の針落ち部2aと移動爪17の先端爪部17aとの
間隔が増減される。
【0033】更に移動爪17の布送り方向位置を、位置
決め爪16aと位置決め溝17cにて調節する。これに
より先端爪部17aは、布送り方向の前方に向けて次第
に狭幅に形成しているため、下メス20と移動爪17の
先端爪部17aとの相対位置が増減され、縁かがり縫い
のかがり幅を適正に微調整することができる。こうして
針板2を交換することなく、被縫製物の縁かがり縫いの
縫い目幅および下メス20による被縫製物の切断位置を
調節し、布種に対応してかがり幅を適正に設定できる。
【0034】図8はかがり幅調節機構の作用を説明する
部分平面図である。30a、30bは針30が針落ち部
2aを通過する針位置部である。17aは、布送り方
向に最も前進させた縁かがり状態の位置にある先端爪部
17aである。17aは、布送り方向に最も後退させ
た巻き縫い状態の位置にある先端爪部17aである。1
7a、17aは位置決め爪16aと位置決め溝17
cにて移動爪17の布送り方向位置を調節された位置に
ある先端爪部17aである。
【0035】先端爪部位置17a、17a、17a
では、それぞれかがり幅A1、A2、A3の縁かがり
縫いができる。こうして布種に対応してかがり幅を微調
整して適正に設定でき、布縁とかがり糸との間に隙間が
生じたり布縁が横縮みせずにかがり幅の変更が容易にで
きる。図11は従来の先端爪部17aを固定する位置を
説明する部分平面図である。先端爪部17aは、先端爪
部位置17aと17aで固定できるだけである。こ
のため先端爪部位置17aでしか縁かがり縫いができ
ないので、かがり幅を微調整して適正に調節することは
できない。
【0036】本発明の第2実施例を図9、10を用いて
説明する。図9は第2実施例のかがり幅調節機構を示す
平面図で、図10は第2実施例のかがり幅調節機構を示
すDD断面図である。第1実施例と同じ部位には同じ符
号を使用し、説明は省略する。
【0037】下メス取付台4の上部には段付かしめピン
22a、22bにより移動爪27が布送り方向に進退自
在に保持されている。すなわち、移動爪27には二つの
長穴23が設けられ、この長穴23を介して段付かしめ
ピン22a、22bを下メス取付台4にかしめ固定して
いる。移動爪27は長穴23の長手方向に進退可能であ
るとともに、二つの長穴23により進退方向がぶれるこ
とを防いでいる。
【0038】移動爪27の前端部には、前方に水平に延
びる先端爪部27aを有し、先端爪部27aは、布送り
方向の前方に向けて次第に狭幅に形成されている。移動
爪27の後端部には、布送り方向と直交する方向に下メ
ス取付台4から突出した操作部17bを有し、操作部2
7bに操作つまみ28が固着されている。
【0039】移動爪27の上部には、移動爪27側に突
出した凸部21aを有する位置決め部材21が設けられ
ている。位置決め部材21は板バネで、段付かしめピン
22bにより下メス取付台4に固定されている。位置決
め部材21の凸部21aが設けられた側と反対の端部に
切欠部21bが設けられている。この切欠部21bは、
下メス取付台4に設けられた退避壁24の突起部24a
と係合し、位置決め部材21の回転を防止している。
【0040】一方、移動爪27には、その前進時に位置
決め部材21の凸部21aと係合可能な複数の穴部であ
る位置決め穴27cが設けられている。この位置決め部
材21と位置決め穴27cにより、移動爪27を布送り
方向の任意の位置で固定する位置固定手段が構成されて
いる。これらの構成により移動爪27は任意の位置に係
止できる。
【0041】なお、第2実施例では、凸部21aは移動
爪27に貫通穴として設けられているが、溝のような形
状でも同様の効果を奏する。
【0042】
【発明の効果】以上のように、本発明は、上糸を有して
上下動する針と、先端部の糸穴に挿通した上ルーパ糸を
有し被縫製物の布送り方向と交差状に作動する上ルーパ
と、下ルーパ糸を有する下ルーパとが協動して縁かがり
縫いを行うオーバーロックミシンにおいて、ミシンフレ
ームに取り付けられた針板と、該針板の針落ち部の布端
側に位置し、布送り方向と平行に針板に設けられた固定
爪と、ミシンフレームに設けられた移動調節機構によっ
て前記針の上下動方向および布送り方向と直交する水平
方向に調節移動可能な下メス取付台が設けられ、該下メ
ス取付台には、被縫製物の不揃いな布縁を切断する下メ
スと、布送り方向に摺動可能で、前端部に先端爪部を有
する移動爪と、該移動爪を布送り方向の任意の位置で固
定する位置固定手段が備えられていることを特徴とする
オーバーロックミシンであるので、布縁とかがり糸との
間に隙間が生じたり布縁が横縮みせずにかがり幅の変更
が容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のオーバーロックミシンの正面図
【図2】第1実施例のかがり幅調節機構を示す正面図
【図3】第1実施例のかがり幅調節機構のE部の部分拡
大正面図
【図4】第1実施例のかがり幅調節機構を示す平面図
【図5】第1実施例のかがり幅調節機構の部分拡大平面
【図6】第1実施例のかがり幅調節機構を示す右側面図
【図7】第1実施例のかがり幅調節機構を示す左側面図
【図8】かがり幅調節機構の作用を説明する部分平面図
【図9】第2実施例のかがり幅調節機構を示す平面図
【図10】第2実施例のかがり幅調節機構を示すDD断
面図
【図11】従来の先端爪部を固定する位置を説明する部
分平面図
【図12】従来技術の不具合(隙間)が生じた縁かがり
状態を説明する説明図。
【図13】従来技術の不具合(横縮み)が生じた縁かが
り状態を説明する説明図。
【符号の説明】
1…ミシンフレーム 2…針板 2a…針落ち部 3…固定爪 4…下メス取付台 14…水平移動機構(移動調節機構) 16a…位置決め爪(位置固定手段) 17…移動爪 17a…先端爪部 17c…位置決め溝(溝部)(位置固定手段) 20…下メス 21…位置決め部材(位置固定手段) 21a…凸部 27a…先端爪部 27c…位置決め穴(穴部)(位置固定手段) 30…針 31…上ルーパ 32…下ルーパ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上糸を有して上下動する針と、先端部の
    糸穴に挿通した上ルーパ糸を有し被縫製物の布送り方向
    と交差状に作動する上ルーパと、下ルーパ糸を有する下
    ルーパとが協動して縁かがり縫いを行うオーバーロック
    ミシンにおいて、ミシンフレームに取り付けられた針板
    と、該針板の針落ち部の布端側に位置し、布送り方向と
    平行に針板に設けられた固定爪と、ミシンフレームに設
    けられた移動調節機構によって前記針の上下動方向およ
    び布送り方向と直交する水平方向に調節移動可能な下メ
    ス取付台が設けられ、該下メス取付台には、被縫製物の
    不揃いな布縁を切断する下メスと、布送り方向に摺動可
    能で、前端部に先端爪部を有する移動爪と、該移動爪を
    布送り方向の任意の位置で固定する位置固定手段が備え
    られていることを特徴とするオーバーロックミシン。
  2. 【請求項2】 前記位置固定手段が、前記下メス取付台
    に固定され前記移動爪側に付勢された位置決め爪と、前
    記移動爪に設けられ前記位置決め爪と係合可能な複数の
    溝部から構成されていることを特徴とする請求項1記載
    のオーバーロックミシン。
  3. 【請求項3】 前記位置固定手段が、前記下メス取付台
    に固定され前記移動爪側に突出し前記移動爪側に付勢さ
    れた凸部を有する位置決め部材と、前記移動爪に設けら
    れ前記凸部と係合可能な複数の穴部から構成されている
    ことを特徴とする請求項1記載のオーバーロックミシ
    ン。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108118451A (zh) * 2016-11-29 2018-06-05 深圳市德业智能股份有限公司 一种缝纫设备

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108118451A (zh) * 2016-11-29 2018-06-05 深圳市德业智能股份有限公司 一种缝纫设备

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