JP2001337510A - 光書込装置及び画像形成装置 - Google Patents

光書込装置及び画像形成装置

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JP2001337510A
JP2001337510A JP2000158719A JP2000158719A JP2001337510A JP 2001337510 A JP2001337510 A JP 2001337510A JP 2000158719 A JP2000158719 A JP 2000158719A JP 2000158719 A JP2000158719 A JP 2000158719A JP 2001337510 A JP2001337510 A JP 2001337510A
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Japan
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photoconductors
optical writing
intermediate transfer
transfer belt
image forming
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JP2000158719A
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English (en)
Inventor
Yuichi Aoyama
祐一 青山
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ビームの光路上の最下流側に位置する最終
反射部材と、該光ビームによる書込対象である感光体上
の光書込位置との距離が複数の感光体間で異なるように
配置される場合に、部品コストをかけずに焦点を調節す
ることである。 【解決手段】 4つの光源からの光ビームを1つのポリ
ゴンミラーで走査し、反射ミラーで屈折させて各感光体
ドラム1上に案内し光書き込みを行う。このプリンタ
は、黒色用感光体ドラム1Bkとカラー用感光体ドラム
1Y,1M,1Cとの間で、その光書込位置と最終反射
ミラー26との距離が異なっている。黒色用感光体ドラ
ムへの光路上にある反射ミラー24Bk,25Bkは、
その光路長が上記距離の差分だけ短くなるように配置さ
れている。これにより、上記光源から上記光書込位置ま
での光路長がすべての感光体ドラムについて同一とな
る。よって、焦点距離に関係するf/θレンズ等の部材
を全ての感光体ドラムについて同一のものを使用するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンタ等の画像形成装置に用いられる光書込装
置及び該光書込装置を有する画像形成装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】この種の画像形成装置としては、複数の
支持ローラに支持された中間転写ベルトと、該中間転写
ベルトに接触して対向するように並設された複数の感光
体とを備えたタンデム型のカラー画像形成装置が知られ
ている(例えば、実開昭59−192159号公報、特
開平8−160839号公報参照)。この画像形成装置
では、各感光体上に形成された各色の顕像が中間転写ベ
ルトに重ね合わせて1次転写され、該中間転写ベルト上
の顕像が転写材に一括して2次転写されることにより、
該転写材上にカラー画像を形成することができる。この
種のカラー画像形成装置には、単色で画像形成するよう
に1つの感光体を用いる単色モードと、複数色でカラー
画像を形成するように複数の感光体を用いる複数色モー
ドとを選択的に実行し得るように構成したものがある。
【0003】単色モードと複数色モードとを選択的に実
行し得るように構成したタンデム型のカラー画像形成装
置では、従来、単色モードを実行するときに、画像形成
に用いない感光体と中間転写ベルトとが接触又は近接し
ていたので、該感光体は該中間転写ベルトによる摺擦を
受け続け、該感光体の寿命が短くなりやすいという不具
合があった。また、単色モード時に画像形成に用いない
感光体上に現像器内の現像剤が付着していると、現像剤
が該感光体上に付着し、その現像剤が該中間転写ベルト
により飛ばされて装置内に飛散してしまうおそれがある
という不具合もある。更に、感光体上の1次転写残現像
剤を回収して再利用する構成をもつものにおいては、上
記のようにして画像形成に用いない感光体上に付着した
現像剤が、該中間転写ベルト表面に付着してしまい、現
像剤を無駄に消費してしまうおそれもあるという不具合
もあった。
【0004】そこで、本出願人は、特願2000−11
4451号において、単色モード時に画像形成に用いな
い感光体と中間転写ベルトとを離間させる離間手段を有
する画像形成装置を提案した。図6は、この画像形成装
置の一例を示す概略構成図である。この画像形成装置
は、中間転写ベルト11を張架する複数のローラ12,
13,14,15,16,17により、各感光体ドラム
1Y,1M,1C,1Bkに対して中間転写ベルトが巻
き付くように中間転写ベルトを該各感光体ドラム側に押
圧する。この巻き付きにより、各感光体ドラム1Y,1
M,1C,1Bkと中間転写ベルト11とが接触する1
次転写部には、一定幅のニップ部が形成される。
【0005】この画像形成装置を用いて黒色のみの単色
モードで画像形成する場合には、黒色の画像データに基
づく潜像が形成される黒色用感光体ドラム1Bkのみ用
いるので、図示のように、他のカラー用感光体ドラム1
Y,1M,1Cに対する中間転写ベルト11の接触を離
間手段により解除して両者を離間させる。この離間手段
は、上記カラー用感光体ドラム1Y,1M,1Cに対す
る離間ローラ15a,15b,15c,15d及び1次
転写ローラ17Y,17M,17Cと、これらローラを
該カラー用感光体ドラムから離れるように移動させる図
示しない駆動機構とで構成されている。上記カラー用感
光体ドラム1Y,1M,1Cから中間転写ベルト11を
離間させる場合、上記駆動機構により、これらローラを
図中2点鎖線で示した位置から実線で示した位置にそれ
ぞれ移動させる。これにより、中間転写ベルト11は、
図に示すように、上記カラー用感光体ドラム1Y,1
M,1Cから離間する。尚、この離間により中間転写ベ
ルト11の張力が変化するが、この張力変化は、上記離
間動作と連動して移動する補助押圧ローラ18a,18
bを図中2点鎖線で示した位置から実線で示した位置に
移動させ、これらローラで中間転写ベルト11を裏面側
から押圧することにより抑制されている。
【0006】一般のタンデム型画像形成装置において
は、すべての感光体ドラムの中心が一平面上に位置する
ように、段差Aがなく配置されているが、図示の画像形
成装置では、黒色用感光体ドラム1Bkとカラー用感光
体ドラム1Y,1M,1Cとが段差Aをもって配置され
ている。具体的には、3つのカラー用感光体ドラム1
Y,1M,1Cの各中心を結ぶ第1の仮想線Cが、該第
1の仮想線と平行で黒色用感光体ドラム1Bの中心を通
る第2の仮想線Bよりも上記中間転写ベルトから離れた
位置を通るように配置されている。この配置により、中
間転写ベルト11をカラー用感光体ドラム1Y,1M,
1Cから離間させるときに、段差Aがないように配置さ
れたものに比べて、上記離間ローラ15a,15b,1
5c,15d及び1次転写ローラ17Y,17M,17
Cの移動距離が小さくても、十分に離間させることがで
きる。そのため、装置内に確保しなければならない離間
動作に必要なスペースが小さく、装置の小型化を図るこ
とができる。
【0007】ところで、このようなタンデム型画像形成
装置を用いて画像形成を行う場合、上記各感光体ドラム
1Y,1M,1C,1Bk上に、潜像形成手段としての
光書込装置120からの光ビームにより、それぞれ対応
した潜像を形成しなければならない。図示の画像形成装
置における光書込装置120は、各感光体ドラム1Y,
1M,1C,1Bkに対応する図示しない4つの光源か
ら発射された各光ビームを、偏向手段である単一の回転
多面鏡であるポリゴンミラー122で主走査するものを
用いている。この光書込装置120においては、各光源
から発射された光ビームを、ポリゴンモータ127によ
り回転駆動されるポリゴンミラー122により偏向し、
所定の反射ミラー124,125,126で屈折を繰り
返して感光体ドラムの光書込位置に照射する。この構成
によれば、各感光体ドラムに対する偏向手段を個々に備
えた光書込装置を設ける場合に比べてコストを抑えるこ
とができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記光書込装置120
は、段差Aを有しない一般のタンデム型画像形成装置に
使用されていたものであり、その光ビームの焦点が段差
Aを有しない各感光体ドラム1Y,1M,1C,1Bk
上の光書込位置D,D,D,DBkに合うように
構成されている。具体的には、光源からその光路上にお
ける最下流側に位置する最終反射ミラー126までの光
路長はすべて同じであり、かつ、段差Aのない各感光体
に対しては該最終反射ミラー126と光書込位置Dとの
距離も同じなので、光源から光書込位置までの全光路長
は全て同じとなっている。しかし、図示の画像形成装置
では、黒色用感光体ドラム1Bkとカラー用感光体ドラ
ム1Y,1M,1Cとが段差Aをもつように配置されて
いるので、該黒色用感光体ドラムと該カラー用感光体ド
ラムとで、最終反射ミラー126と光書込位置Dとの距
離が異なることになる。このため、上記光書込装置12
0をそのまま利用し、該光書込装置をカラー用感光体ド
ラム1Y,1M,1Cに焦点が合うように配置した場
合、光源から発射された光ビームが最終的に上記反射ミ
ラー126Bkに反射して黒色用感光体ドラム1Bk上
の光書込位置DBkに到達するまでの全光路長が、カラ
ー用感光体ドラム1Y,1M,1Cについての同様の光
路長よりも上記段差Aの分だけ長くなる。これにより、
カラー用感光体ドラム1Y,1M,1Cと同じ焦点距離
に設定されている黒色用感光体ドラム1Bkに照射され
る光ビームは、焦点が合わず、正確な光書き込みを行う
ことができない。したがって、黒色画像の画質の低下を
招くという問題があった。尚、逆に、上記光書込装置1
20を黒色用感光体ドラム1Bkに焦点が合うように配
置した場合、カラー用感光体ドラム1Y,1M,1Cの
光路長が黒色用感光体ドラム1Bkよりも上記段差Aの
分だけ短くなり、焦点が合わず、カラー画像の画質の低
下を招くことになる。上記問題は、光書込装置120の
最終反射ミラー126から各感光体ドラム上の光書込位
置までの距離が、複数の感光体ドラム間で異なるように
配置された画像形成装置において同様に発生する。
【0009】この問題を解決する方法としては、上記黒
色用感光体ドラム1Bkに光書込を行うための光源、シ
リンダレンズ、f/θレンズ等の焦点距離に関係する部
材を、その光路長に応じた部材に変更することが考えら
れる。しかし、この場合には、黒色用感光体ドラム1B
kに光書込を行うための部材として、カラー用感光体ド
ラム1Y,1M,1Cと異なるものを使用することにな
る。そのため、光書込装置を構成する部品の種類が多く
なり、全ての感光体ドラム1Y,1M,1C,1Bkに
対応する部材を同一のもので構成したものに比べて、部
品コストが高くなるという不具合がある。
【0010】本発明は、上記問題に鑑みなされたもので
あり、その目的とするところは、光書込装置の最終反射
部材から感光体上の光書込位置までの距離が感光体間で
異なる場合に、部品コストをかけずに焦点を調節し、正
確な光書き込みを行うことができる光書込装置及び画像
形成装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、複数の感光体のそれぞれに応じ
た画像データに基づいて、所定の光源から各感光体に向
けて発射された各光ビームを走査し、該各光ビームを反
射部材により屈折させて該各感光体上の光書込位置に案
内し、該各感光体表面に光書き込みを行うものであっ
て、上記光ビームの光路上の最下流側に位置する最終反
射部材と上記光書込位置との距離が上記複数の感光体間
で異なるように配置される光書込装置において、上記光
源から上記光書込位置までの光路長が、上記複数の感光
体の全てについて同一となるように、上記反射部材を配
置したことを特徴とするものである。
【0012】この光書込装置は、上記光ビームの光路上
の最下流側に位置する最終反射部材と、書込対象である
感光体上の光書込位置との距離が複数の感光体間で異な
るように配置されるものである。この光書込装置におい
ては、各感光体への光ビームの光路上に設けられた反射
部材の配置を変えるだけで、全ての感光体についての光
路長が同一にすることができるので、上記反射部材のほ
か、光源、シリンダレンズ、f/θレンズ等の焦点距離
に関係する部材について、全ての感光体に対して同一の
ものを使用することができる。
【0013】また、請求項2乃至6の発明は、複数の感
光体のそれぞれに応じた画像データに基づいて、所定の
光源から各感光体に向けて発射された各光ビームを走査
し、該各光ビームを反射部材により屈折させて該各感光
体上の光書込位置に案内し、該各感光体表面に光書き込
みを行う光書込装置を備え、上記光ビームの光路上の最
下流側に位置する最終反射部材と上記光書込位置との距
離が、上記複数の感光体間で異なるように、該複数の感
光体が配置された画像形成装置において、上記光書込装
置として、請求項1の光書込装置を用いたことを特徴と
するものである。
【0014】この画像形成装置においては、請求項1の
光書込装置を用いているため、上記反射部材のほか、光
源、シリンダレンズ、f/θレンズ等の焦点距離に関係
する部材について、全ての感光体に対して同一のものを
使用することができる。
【0015】また、請求項3の発明は、請求項2の画像
形成装置において、上記複数の感光体に接触又は近接し
て対向するように設けられ、複数の支持ローラに支持さ
れた中間転写ベルトと、該複数の感光体の一部に接触又
は近接した該中間転写ベルト部分を、該一部の感光体か
ら離間させる離間手段とを有し、上記一部の感光体の中
心を通る第1の仮想線が、該第1の仮想線と平行で他の
感光体の中心を通る第2の仮想線よりも上記中間転写ベ
ルトから離れた位置を通るように、該複数の感光体が配
置されていることを特徴とするものである。
【0016】この画像形成装置においては、上記離間手
段により、複数の感光体の一部に接触又は近接した中間
転写ベルト部分を、該一部の感光体から離間させること
ができるので、該一部の感光体を画像形成に用いない場
合には、該一部の感光体を中間転写ベルトから一時的に
離間させておくことができる。この離間により、感光体
と中間転写ベルトとの不要な接触又は近接を回避するこ
とができる。また、中間転写ベルトから離間可能な上記
一部の感光体の中心を通る第1の仮想線は、該第1の仮
想線と平行で他の各感光体の中心を通る第2の仮想線よ
りも上記中間転写ベルトから離れているので、中間転写
ベルトを該一部の感光体から離間させる上記離間手段に
よる離間動作は小さくて済む。
【0017】また、請求項4の発明は、請求項3の画像
形成装置において、上記他の感光体は、黒色の画像デー
タに基づく潜像が形成される感光体であることを特徴と
するものである。
【0018】この画像形成装置においては、黒色の画像
形成に用いる感光体は中間転写ベルトに常時接触させて
おき、離間動作をさせないようにすることができるた
め、最も使用頻度の高い黒色モードの画像形成時の動作
を効率よく行うことができる。また、黒色トナーが他色
トナーに混色した場合、該他色トナーに与える影響が非
常に大きいが、この画像形成装置においては、黒色モー
ド時に他色用の感光体を中間転写ベルトから離間させる
ので、黒色トナーが他色に混色するのを防ぎ、高画質維
持を長期的に維持することができる。尚、黒色用の感光
体と中間転写ベルトとの離間手段がないが、黒色モード
時に中間転写ベルト上に付着した微量の他色トナーによ
り、黒色画像が汚されても該他色トナーが画質に与える
影響は少なく、また、該黒色用感光体に付着して黒色ト
ナーと混色しても、その混色による影響も少ないので問
題とならない。
【0019】また、請求項5の発明は、請求項4の画像
形成装置において、上記他の感光体は、中間転写ベルト
の表面移動方向の最下流側に配置されていることを特徴
とするものである。
【0020】この画像形成装置においては、黒色用の感
光体が中間転写ベルトの表面移動方向の最下流側に配置
されているので、黒色モード時に、黒色トナーによるト
ナー像を担持した中間転写ベルトが他色用の感光体との
対向位置を通過することがない。したがって、中間転写
ベルトから離間した他色用の感光体上に中間転写ベルト
上の黒色トナーがこぼれて付着するような場合にも、混
色を効果的に防止することができる。
【0021】また、請求項6の発明は、請求項4の画像
形成装置において、上記他の感光体は、中間転写ベルト
の表面移動方向の最上流側に配置されていることを特徴
とするものである。
【0022】黒色トナーは、最も使用頻度が高く、他色
トナーに比べて多く消費されるので、そのトナーボトル
として他色トナーよりも多く収容できるものを用い、黒
色のトナーボトルの交換頻度を減らすことで、メンテナ
ンスの容易化を図るのが望ましい。しかし、中間転写ベ
ルトに接触又は近接して対向するように、上記複数の感
光体に併設されたタンデム型の画像形成装置において
は、感光体及びその周囲に配置された現像器等からなる
画像形成ユニットが互いに隣接して配置される。このた
め、黒色用の画像形成ユニットの両側に他色用の画像形
成ユニットが存在する場合には、該黒色用の画像形成ユ
ニットのサイズが制限され、大型のトナーボトルを使用
することが困難となる。また、黒色用の感光体を中間転
写ベルトの表面移動方向の最下流側に配置した場合に
は、一方の側は他色用の画像形成ユニットによりスペー
スが制限されるが他方の側のスペースを利用することが
可能である。しかし、この他方の側のスペースは、装置
構成上、転写材搬送経路により制限されることが多く、
装置構成を大幅に変更しなければ、大型のトナーボトル
を使用できない。そこで、本請求項の画像形成装置にお
いては、黒色用の感光体を中間転写ベルトの表面移動方
向の最上流側に配置している。この配置の場合、一方の
側は他色用の画像形成ユニットによりスペースが制限さ
れるが他方の側のスペースを利用することが比較的容易
であるため、大型のトナーボトルを簡単に使用すること
ができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、画像形成装置で
ある湿式の電子写真方式のフルカラープリンタ(以下、
「プリンタ」という。)に適用した一実施形態について
説明する。図2は、本実施形態のプリンタの全体構成の
概略正面図である。このプリンタは、パソコン等から画
像データを受け取って印刷処理を行うものである。図に
示すように、イエロー(以下、「Y」と省略する。)、
マゼンタ(以下、「M」と省略する。)、シアン(以
下、「C」と省略する。)、ブラック(以下、「Bk」
と省略する。)の各色用の4個の感光体ドラム1Y,1
M,1C,1Bkが並設されている。黒色用感光体ドラ
ム1Bkの回転軸は、他のカラー用感光体ドラム1Y,
1M,1Cの回転軸よりも図中上方に変移して位置決め
されている。具体的には、図6に示したものと同様に、
カラー用感光体ドラム1Y,1M,1Cの中心を通過す
る第1仮想線Cが、該第1の仮想線と平行で黒色用感光
体ドラム1Bの中心を通る第2の仮想線Bよりも上記中
間転写ベルトから離れた位置を通るように配置されてい
る。また、黒色用感光体ドラム1Bkは、中間転写ベル
トの表面移動方向最下流側に配置され、他のカラー用感
光体ドラム1Y,1M,1Cよりも2次転写位置に近接
している。
【0024】上記感光体ドラム1Y,1M,1C,1B
kの図中上方には、装置本体に対して着脱可能な中間転
写ユニット10が設けられている。この中間転写ユニッ
ト10は、回転可能な支持ローラを構成する複数のロー
ラ12,13,14,15,16,17に支持された無
端ベルト状の中間転写ベルト11を備えている。この中
間転写ベルト11は、離間ローラ15a,15b,15
c,15dによりカラー用感光体ドラム1Y,1M,1
Cに一部巻き付いて接触し、固定ローラ16a,16b
により黒色用感光体ドラム1Bkに一部巻き付いて接触
している。
【0025】上記中間転写ベルト11を間に挟んで各感
光体ドラム1Y,1M,1C,1Bkに対向する位置に
は、それぞれ1次転写ローラ17Y,17M,17C,
17Bkが配置されている。これら1次転写ローラに
は、所定の1次転写バイアスが印加されている。また、
中間転写ベルト11から転写材としての転写紙Pに画像
を2次転写するように転写紙搬送経路に沿って設定され
た2次転写位置には、駆動ローラ12とガイドローラ1
3との間における中間転写ベルト11部分に圧接するよ
うに2次転写ローラ30が設けられている。この2次転
写ローラ30には、2次転写バイアスが印加されてい
る。
【0026】また、上記感光体ドラム1Y,1M,1
C,1Bkの周りには、各々、帯電器2Y,2M,2
C,2Bk、各色対応の湿式現像ユニット3Y,3M,
3C,3Bk等の湿式電子写真プロセス用部材がプロセ
ス順に配設されている。また、上記感光体ドラム1Y,
1M,1C,1Bkの下部には、潜像形成手段としての
光書込装置20が配置されており、これら感光体ドラム
と該光書込装置との間には各色対応の光ビームLB
LB,LB,LBBkが通過し得る光照射経路が設
けられている。また、各湿式現像ユニット3Y,3M,
3C,3Bkは、液体現像剤のトナー色が異なるのみ
で、全て同一形状に形成され、相互に入れ替えて装填可
能となっている。
【0027】また、上記光書込装置20の下部に設けら
れた給紙トレイ31から転写紙Pを上記2次転写位置に
向けて給紙搬送される給紙路P1が形成され、上記ガイ
ドローラ13の直前位置には給紙タイミングをとるため
のレジストローラ32が設けられている。一方、この2
次転写位置よりも転写紙搬送方向下流側には、搬送ベル
トユニット33、1次定着ユニット35、搬送ベルトユ
ニット36、2次定着ユニット37、排紙トレイ38等
が排紙路P2に沿って適宜配設されている。
【0028】また、上記プリンタには、上記カラー用感
光体ドラム1Y,1M,1Cから中間転写ベルト11を
離間させるための離間手段が設けられている。この離接
手段は、カラー用感光体ドラム1Y,1M,1Cに対す
る離間ローラ15a,15b,15c,15d及び1次
転写ローラ17Y,17M,17Cと、これらローラを
該カラー用感光体ドラムから離れるように移動させる図
示しない駆動機構とで構成されている。
【0029】また、中間転写ベルト11を張架するテン
ションローラ14は、中間転写ベルト11の寄り補正手
段として機能している。このテンションローラ14は、
図3に示すように、その軸の一端部14aが中間転写ユ
ニット10の筺体10aに固定され、他端部14bには
軸受を介して偏心カム14cが当接している。この偏心
カム14cを回転させることで、テンションローラ14
の軸の端部14bを図中矢印Gの方向に移動させ、中間
転写ベルト11の幅方向の寄りを補正できるようになっ
ている。尚、図3において、2点鎖線は、ベルト寄り補
正のためにテンションローラ14で移動させたときの端
縁を示している。
【0030】このテンションローラ14による中間転写
ベルト11の寄り補正は、該中間転写ベルトがカラー用
感光体ドラム1Y,1M,1Cと離間しているときにも
行われる。したがって、中間転写ベルト11とカラー用
感光体ドラム1Y,1M,1Cとの離間距離は、上記テ
ンションローラ14が寄り補正のために移動する最大移
動距離よりも長く保っておく方が好ましい。
【0031】次に、本実施形態に係るプリンタの画像形
成動作について説明する。上記プリンタでフルカラー画
像を形成する場合、まず、図2に示すように、感光体ド
ラム1Yを図中矢印の方向に回転駆動しながら帯電器2
Yで一様帯電した後、光書込装置20からの光ビームL
を照射して感光体ドラム1Y上にY静電潜像を形成
する。このY静電潜像は、湿式現像ユニット3Yにおけ
るY液体現像剤が付着した現像ローラに接触し、その液
体現像剤中のYトナーにより反転現像される。現像時に
は、現像ローラと感光体ドラム1Yとの間に所定の現像
バイアスが印加され、該現像ローラ上のYトナーはキャ
リア液中を移動して、該感光体ドラム上のY静電潜像部
分に静電的に吸着する。
【0032】このように現像されて形成されたYトナー
像は、上記感光体ドラム1Yの回転に伴い、該感光体ド
ラムと上記中間転写ベルト11とが接触する1次転写位
置に搬送される。この1次転写位置において、上記中間
転写ベルト11の裏面には、上記1次転写ローラ17Y
により所定のバイアス電圧が印加される。そして、この
バイアス印加によって発生した1次転写電界により、上
記感光体ドラム1Y上のYトナー像を中間転写ベルト1
1に引き寄せ、該中間転写ベルト上に1次転写する。以
下、同様にして、Mトナー像、Cトナー像、Bkトナー
像も、中間転写ベルト11上のYトナー像に順次重ね合
うように1次転写される。
【0033】このように、上記中間転写ベルト11上に
4色重なり合ったトナー像は、該中間転写ベルトの回転
に伴い、上記2次転写ローラ30と対向する2次転写位
置に搬送される。また、この2次転写位置には、レジス
トローラ32により所定のタイミングで転写紙Pが搬送
される。そして、この2次転写位置において、2次転写
ローラ30により転写紙Pの裏面に所定のバイアス電圧
が印加され、該バイアス印加により発生した2次転写電
界及び2次転写位置での当接圧により、上記中間転写ベ
ルト11上のトナー像が転写紙P上に一括して2次転写
される。
【0034】この後、トナー像が2次転写された転写紙
Pは、分離装置34により中間転写ベルト11から分離
され、1次定着ユニット35及び2次定着ユニット37
で定着処理がなされた後に排紙トレイ38に排出され
る。尚、1次転写後の感光体ドラム1Y,1M,1C,
1Bkは、図示しない除電装置で残留電荷が除電され、
その表面を図示しないクリーニング装置によりクリーニ
ングし、残留現像剤が回収除去され、次の画像形成工程
に備える。
【0035】ここで、次の画像形成工程で黒色モードで
モノクロ画像を形成する場合には、上記離間手段によ
り、カラー用感光体ドラム1Y,1M,1Cから中間転
写ベルト11を離間させる離間動作を行う。図4(a)
及び(b)は、上記離間手段による離間動作を示す説明
図である。カラー画像を形成する場合、中間転写ベルト
11は、離間ローラ15a,15b,15c,15d及
び固定ローラ16a,16b並びに1次転写ローラ17
Y,17M,17C,17Bkにより、図4(a)に示
すように、全ての感光体ドラム1Y,1M,1C,1B
kに接触する位置に位置決めされる。一方、黒色のモノ
クロ画像を形成する場合、離間ローラ15a,15b,
15c,15d及び1次転写ローラ17Y,17M,1
7Cが上記駆動機構により移動し、中間転写ベルト11
は、図4(b)に示すように、黒色用感光体ドラム1B
kにのみ接触して、カラー用感光体ドラム1Y,1M,
1Cには接触しない離間位置に位置決めされる。
【0036】中間転写ベルト11を図4(a)に示す接
触位置から図4(b)に示す離間位置に移行させると、
カラー用感光体ドラム1Y,1M,1Cの接触により湾
曲していた部分が直線状になるため、モノクロ画像形成
時における該中間転写ベルトの張力は、カラー画像形成
時に比べて弱くなる。張力が弱くなると、中間転写ベル
ト11を張架する各ローラ表面との摩擦力が低下して滑
ってしまい、中間転写ベルト11を精度よく表面移動さ
せることができないおそれがある。本実施形態では、こ
の張力変化を抑制するため、上記離間動作と連動して移
動する補助押圧ローラ18a,18bが設けられてい
る。この補助押圧ローラ18a,18bは、離間ローラ
15a,15b,15c,15d及び1次転写ローラ1
7Y,17M,17Cが離間動作のため移動するのに連
動して、図4(a)に示す位置から図4(b)に示す位
置に移動する。この移動により、中間転写ベルト11
は、補助押圧ローラ18a,18bにより裏面側から押
圧されて押し出される。よって、カラー用感光体ドラム
1Y,1M,1Cとの離間により生じたベルト張力の低
下を抑制することができ、モノクロ画像形成時でもカラ
ー画像形成時と同様の張力を得ることができる。
【0037】また、本実施形態では、図6に示したもの
と同様に、黒色用感光体ドラム1Bkと他のカラー用感
光体ドラム1Y,1M,1Cとが、段差Aを有するよう
に配置されているため、中間転写ベルト11をカラー用
感光体ドラム1Y,1M,1Cから離間させるときに、
段差Aがないように配置されたものに比べて、離間ロー
ラローラ15a,15b,15c,15dの移動距離が
小さくても十分に離間させることができる。
【0038】次に、本発明の特徴部分である光書込装置
20の構成及び動作について説明する。図1は、本実施
形態における光書込装置20を示す概略構成図であり、
図5は、該光書込装置の構成を示す説明図である。この
光書込装置20は、光源としての半導体レーザ21、回
転多面鏡としてのポリゴンミラー22、f/θレンズ2
3、反射部材としての反射ミラー24,25,26等か
ら構成されている。この光書込装置20は、パソコンか
らの画像データに対応する光信号を半導体レーザ21か
ら発射し、ポリゴンミラー22の下方に設置されたポリ
ゴンモータ27により回転駆動される該ポリゴンミラー
22により、その光ビームLBが感光体ドラム1の主走
査方向に走査される。ポリゴンミラー22で偏向された
光ビームLBは、f/θレンズ23を通過し、複数の反
射ミラー24,25,26で屈折されて感光体ドラム1
表面の光書込位置まで案内される。
【0039】上記光書込装置20は、各感光体ドラム1
Y,1M,1C,1Bkに対応して4つの同じ半導体レ
ーザ21が設けられている。そして、各半導体レーザ2
1から発射された光ビームは、それぞれポリゴンミラー
22により偏向されて、各所定の光路を進行してそれぞ
れの感光体ドラム上の光書込位置に到達する。また、各
光路上に設けられたf/θレンズ23及び反射ミラー2
4,25,26等も、すべて同じものが使用されてい
る。
【0040】ここで、本実施形態では、黒色用感光体ド
ラム1Bkと他のカラー用感光体ドラム1Y,1M,1
Cとが段差Aを有するように配置されているため、該黒
色用感光体ドラムと該カラー用感光体ドラムとでは、そ
の光書込位置と上記光書込装置20との距離が異なって
いる。したがって、上記光書込装置20内部における各
光ビームの光路長が同一であった従来の装置を用いた場
合には、各半導体レーザ21から各感光体ドラムまでの
光路長が、黒色用感光体ドラム1Bkとカラー用感光体
ドラム1Y,1M,1Cとで異なることになる。本実施
形態では、各光路上に設けられたf/θレンズ23及び
反射ミラー24,25,26等が同じものであるため、
カラー用感光体ドラム1Y,1M,1Cに焦点が合うよ
うに設定した場合、黒色用感光体ドラム1Bkに焦点が
合わず、正確な光書き込みを行うことができなくなる。
【0041】そこで、本実施形態では、黒色用感光体ド
ラム1Bkに対する光路長が、他のカラー用感光体ドラ
ム1Y,1M,1Cの光路長と同じになるように、該黒
色用感光体ドラムの光路上に設けられた反射ミラー24
Bk,25Bk,26Bkを配置している。具体的に
は、第1反射ミラー24Bk及び第2反射ミラー25B
kを従来の配置(図中破線)よりもポリゴンミラー22
に近づいた位置に配置している。これにより、上記光書
込装置20内部における黒色用感光体ドラム1Bkに対
する光路長は、他のカラー用感光体ドラム1Y,1M,
1Cの光路長よりも短くなる。この短くする距離は、上
記段差Aと同じ距離となるようにする。これにより、半
導体レーザ21から黒色用感光体ドラム1Bkまでの光
路長は、他のカラー用感光体ドラム1Y,1M,1Cの
光路長と同じになり、光路上に設けられたf/θレンズ
23等が同じものであるので、すべての感光体ドラム1
Y,1M,1C,1Bkについて焦点距離が同じにな
る。
【0042】以上、本実施形態よれば、黒色用感光体ド
ラム1Bkと他のカラー用感光体ドラム1Y,1M,1
Cとが段差を有するように配置されていても、焦点距離
に関係する半導体レーザ21、f/θレンズ23、反射
ミラー24,25,26等をすべての感光体ドラム1
Y,1M,1C,1Bkについて同じもので使用して、
焦点距離を合わせることができる。したがって、すべて
の感光体ドラム1Y,1M,1C,1Bkに対して正確
な光書き込みを行うことができる。
【0043】尚、本実施形態においては、黒色用感光体
ドラム1Bkが他のカラー用感光体ドラム1Y,1M,
1Cと段差を有するように配置されている場合について
説明したが、黒色用感光体ドラム1Bkではなく、他色
の感光体ドラムがあってもよい。また、本実施形態で
は、黒色用感光体ドラム1Bkのみが他のカラー用感光
体ドラム1Y,1M,1Cと段差を有するように配置さ
れている場合について説明したが、2以上の感光体ドラ
ムが他のカラー用感光体ドラムと段差を有するように配
置されているものについても、同様に適用することがで
きる。
【0044】また、本実施形態では、黒色用感光体ドラ
ム1Bkを中間転写ベルト11の表面移動方向最下流側
に配置した構成について説明したが、中間転写ベルト1
1の表面移動方向最上流側に配置した構成としてもよ
い。この場合には、他の装置部品によるスペースの制限
が少ないため、トナーボトルの大型化が容易になり、最
も使用頻度が高い黒色トナー用のトナーボトルを大型化
することが簡単にできる。
【0045】
【発明の効果】請求項1乃至6の発明によれば、光ビー
ムの光路上の最下流側に位置する最終反射部材と感光体
上の光書込位置との距離が複数の感光体間で異なる場合
に、反射部材の配置を変更するだけで、すべての光路長
を同一にすることができるので、該反射部材や焦点距離
に関係する部材について、全ての感光体に対し同一のも
のを使用することができ、部品コストをかけずに焦点を
調節し、正確な光書き込みを行うことができるという優
れた効果がある。
【0046】特に、請求項3の発明によれば、感光体と
中間転写ベルトとの不要な接触又は近接による感光体の
短寿命化、現像剤飛散及び現像剤の無駄な消費などの不
具合の発生を防止することができるという優れた効果が
ある。
【0047】また、請求項4の発明によれば、黒色用の
感光体は中間転写ベルトに常時接触させておくことがで
きるので、最も使用頻度の高い黒色用の感光体を用いた
画像形成工程を効率よく行うことができるという優れた
効果がある。また、混色の影響を受け易い黒色用以外の
感光体を中間転写ベルトから離間させることができるの
で、高品質なカラー画像を維持することができるという
優れた効果もある。
【0048】また、請求項5の発明によれば、黒色トナ
ーによる混色を効果的に防止することができるので、高
品質なカラー画像をより長く維持することができるとい
う優れた効果もある。
【0049】請求項6の発明によれば、使用頻度の高い
黒色トナーを収容するトナーボトルを装置構成に制限さ
れず比較的簡単に大型化することができるので、トナー
ボトルの交換頻度を減らし、メンテナンスを容易化する
ことができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係るプリンタの光書込装置を示す概
略構成図。
【図2】同プリンタの全体構成の概略正面図。
【図3】同プリンタの中間転写ベルトを張架するテンシ
ョンローラの概略構成を示す正面図。
【図4】(a)は、同中間転写ベルトがすべての感光体
ドラムに接触した接触位置にあるときの説明図。(b)
は、同中間転写ベルトがカラー用感光体ドラムから離間
した離間位置にあるときの説明図。
【図5】同光書込装置の概略構成を示す説明図。
【図6】従来のタンデム型画像形成装置の一例を示す概
略構成図。
【符号の説明】
1Y,M,C,Bk 感光体ドラム 2Y,M,C,Bk 帯電器 3Y,M,C,Bk 湿式現像ユニット 11 中間転写ベルト 14 テンションローラ 15a,15b,15c,15d 離間ローラ 17Y,M,C,Bk 1次転写ローラ 20 光書込装置 21 半導体レーザ 22 ポリゴンミラー 23 f/θレンズ 24Y,M,C,Bk 第1反射ミラー 25Y,M,C,Bk 第2反射ミラー 26Y,M,C,Bk 第3反射ミラー 30 2次転写ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/113 H04N 1/23 103C 5C074 1/23 103 1/29 J 1/29 1/04 104A Fターム(参考) 2H030 AA05 AB02 BB02 BB42 BB63 BB71 2H045 AA01 BA22 BA34 CB65 DA02 DA04 2H071 BA13 DA02 DA09 DA15 EA04 EA18 2H076 AB02 AB05 AB08 AB12 AB18 EA01 5C072 AA03 BA20 DA02 DA04 DA23 HA02 HA06 HA09 HA13 QA14 XA05 5C074 AA11 BB03 BB26 CC22 CC26 DD24 FF15 GG03 GG04 GG08 GG12 GG14 HH02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の感光体のそれぞれに応じた画像デー
    タに基づいて、所定の光源から各感光体に向けて発射さ
    れた各光ビームを走査し、該各光ビームを反射部材によ
    り屈折させて該各感光体上の光書込位置に案内し、該各
    感光体表面に光書き込みを行うものであって、上記光ビ
    ームの光路上の最下流側に位置する最終反射部材と上記
    光書込位置との距離が上記複数の感光体間で異なるよう
    に配置される光書込装置において、上記光源から上記光
    書込位置までの光路長が、上記複数の感光体の全てにつ
    いて同一となるように、上記反射部材を配置したことを
    特徴とする光書込装置。
  2. 【請求項2】複数の感光体のそれぞれに応じた画像デー
    タに基づいて、所定の光源から各感光体に向けて発射さ
    れた各光ビームを走査し、該各光ビームを反射部材によ
    り屈折させて該各感光体上の光書込位置に案内し、該各
    感光体表面に光書き込みを行う光書込装置を備え、上記
    光ビームの光路上の最下流側に位置する最終反射部材と
    上記光書込位置との距離が、上記複数の感光体間で異な
    るように、該複数の感光体が配置された画像形成装置に
    おいて、上記光書込装置として、請求項1の光書込装置
    を用いたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項2の画像形成装置において、上記複
    数の感光体に接触又は近接して対向するように設けら
    れ、複数の支持ローラに支持された中間転写ベルトと、
    該複数の感光体の一部に接触又は近接した該中間転写ベ
    ルト部分を、該一部の感光体から離間させる離間手段と
    を有し、上記一部の感光体の中心を通る第1の仮想線
    が、該第1の仮想線と平行で他の感光体の中心を通る第
    2の仮想線よりも上記中間転写ベルトから離れた位置を
    通るように、該複数の感光体が配置されていることを特
    徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】請求項3の画像形成装置において、上記他
    の感光体は、黒色の画像データに基づく潜像が形成され
    る感光体であることを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】請求項4の画像形成装置において、上記他
    の感光体は、中間転写ベルトの表面移動方向の最下流側
    に配置されていることを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】請求項4の画像形成装置において、上記他
    の感光体は、中間転写ベルトの表面移動方向の最上流側
    に配置されていることを特徴とする画像形成装置。
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