JP2001331052A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001331052A
JP2001331052A JP2000152181A JP2000152181A JP2001331052A JP 2001331052 A JP2001331052 A JP 2001331052A JP 2000152181 A JP2000152181 A JP 2000152181A JP 2000152181 A JP2000152181 A JP 2000152181A JP 2001331052 A JP2001331052 A JP 2001331052A
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Tetsuro Sasamoto
哲朗 笹本
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表面に画像が形成された記録材を、加熱され
た定着ローラと、該定着ローラの周面に記録材の搬送方
向に沿って配列された複数の加圧ローラとの間に通過さ
せ、記録材上の画像に熱と圧力を加えてその画像を記録
材上に定着する画像形成装置において、互いに隣り合う
加圧ローラの間から記録材が抜け出たとき、その記録材
が詰って搬送トラブルを起こす不具合を阻止する。 【解決手段】 加圧ローラ27Bとその隣りの加圧ロー
ラ27Cとの間から抜け出た異常記録材PAを受ける異
常記録材受け36を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱される定着部
材と、該定着部材に対して圧接し、かつ記録材の搬送方
向に沿って配列された複数の加圧部材とを有する定着装
置と、記録材に画像を形成する作像手段とを具備し、該
作像手段により形成された記録材上の画像が前記定着部
材に接触するように、定着部材と複数の加圧部材との間
に記録材を通過させて該画像を記録材上に定着する画像
形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ、ファクシミリ或いは
これらの少なくとも2つの機能を備えた複合機などとし
て構成される上記形式の画像形成装置においては、その
定着装置が、複数の加圧部材を有し、その定着部材と複
数の加圧部材の間に記録材を通過させて記録材上の画像
を定着するので、高速で定着を行う場合でも、記録材上
のトナーに充分な量の熱を与え、そのトナー像を確実に
定着することが可能である。
【0003】ところが、この形式の画像形成装置におい
ては、加圧部材が複数存在するので、互いに隣り合う加
圧部材の間から記録材が抜け出てしまい、その記録材が
ジャムを起こすおそれがある。このように記録材が画像
形成装置本体内で詰った場合、この記録材を除去する必
要があるが、かかるジャム処理は大変面倒な作業であ
り、専門のサービスマンでなければ、その記録材を除去
できなくなることもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した新
規な認識に基づきなされたものであって、その目的とす
るところは、互いに隣り合う加圧部材の間から記録材か
ら抜けてしまったときも、その記録材が詰ってしまう不
具合を防止できる冒頭に記載した形式の画像形成装置を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、冒頭に記載した形式の画像形成装置におい
て、互いに隣り合う加圧部材の間から抜け出た異常記録
材を受ける異常記録材受けを設けたことを特徴とする画
像形成装置を提案する(請求項1)。
【0006】その際、異常記録材の発生を検知する異常
検知手段を設けると有利である(請求項2)。
【0007】また、上記請求項1又は2に記載の画像形
成装置において、異常記録材が、一連のプリント動作開
始後の何枚目の記録材であるかを記憶する手段と、異常
記録材の発生、及び該異常記録材が、一連のプリント動
作開始後の何枚目の記録材であるかを表示する表示手段
とを設けると有利である(請求項3)。
【0008】また、上記請求項1乃至3のいずれかに記
載の画像形成装置において、記録材を1枚ずつ送り出す
記録材給送装置と、異常記録材が発生したとき、記録材
給送装置から既に送り出されている記録材であって、異
常記録材よりも記録材搬送方向上流側の記録材に対して
画像を形成するプリント処理をなし、その後、プリント
動作を停止させる制御手段とを具備すると有利である
(請求項4)。
【0009】さらに、上記請求項1乃至4のいずれかに
記載の画像形成装置において、異常記録材が発生したと
き、オペレータに対し、その異常記録材に形成されるべ
き画像を他の記録材に形成すべきことを要求する表示を
なす表示手段を設けると有利である(請求項5)。
【0010】また、上記請求項1乃至5のいずれかに記
載の画像形成装置において、記録材を1枚ずつ送り出す
記録材給送装置と、前記定着装置により正常に画像を定
着された正常記録材を受ける第1及び第2の正常記録材
受けと、正常記録材が第1の正常記録材受けに排出され
るか、又は第2の正常記録材受けに排出されるかを切り
換える切換手段と、正常なプリント動作が行われている
とき、正常記録材が第1の正常記録材受けに排出され、
異常記録材が発生したときは、記録材給送装置から既に
送り出されている記録材であって、異常記録材よりも記
録材搬送方向上流側の正常記録材が第2の正常記録材受
けに排出されるように前記切換手段を制御すると共に、
その異常記録材に形成されるべき画像が形成され、かつ
該画像を正常に定着された正常記録材が第1の正常記録
材受けに排出されるように前記切換手段を制御する制御
手段を具備すると有利である(請求項6)。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例を図面
に従って詳細に説明する。
【0012】図1は、画像形成装置の一例を示す概略断
面図であり、図2はその一部を拡大して示すと共に、そ
の制御装置を示した図である。ここに示した画像形成装
置は、画像形成装置本体1と、これに接続された画像作
成機器2とを有している。本例の画像形成装置では、画
像作成機器2としてパーソナルコンピュータが用いられ
ているが、ワードプロセッサなどが用いられることもあ
る。画像形成装置本体1は、記録材に画像を形成する作
像手段3と、この作像手段により形成された記録材上の
画像を定着する定着装置4を有している。先ず、作像手
段3の構成と作用を明らかにする。
【0013】図1に例示した作像手段3は、無端状の中
間転写ベルト20により構成された中間転写体を有し、
この中間転写ベルト20は、複数のローラ21,22に
巻き掛けられ、プリント動作の開始に伴って矢印A方向
に駆動される。中間転写ベルト20には、少なくとも1
つの作像ユニット、図の例では第1乃至第4の4つの作
像ユニット5Y,5M,5C,5BKが対向配置され、
これらの作像ユニットによって中間転写ベルト20の表
面に互いに色の異なる画像が順次重ね合された状態で形
成される。第1乃至第4の作像ユニット5Y,5M,5
C,5BKの構成と作用は、これらの作像ユニットによ
り形成される画像の色が異なるだけで、実質的に同一で
あるため、以下に第1の作像ユニット5Yについてだけ
説明する。
【0014】第1の作像ユニット5Yは、像担持体の一
例であるドラム状の感光体6Yを有し、この感光体6Y
は、プリント動作時に図1における時計方向に回転駆動
され、その表面が帯電装置の一例である帯電ローラ7Y
によって所定の極性に一様に帯電される。ここでは感光
体6Yがプラス極性に帯電されるものとするが、マイナ
ス極性に帯電するように構成することもできる。帯電後
の感光体の表面電位は、例えば+900Vである。
【0015】上述のように帯電された感光体6Yの表面
に、図示していない像露光装置、本例では光書き込みユ
ニットから出射する光変調されたレーザ光Lが照射さ
れ、これによって感光体表面に画信号に対応した静電潜
像が形成される。この例では、レーザ光Lを照射された
感光体表面部分の表面電位の絶対値が低下し、ここが静
電潜像(画像部)を構成し、レーザ光Lを照射されず、
実質的に表面電位の絶対値が低下しない感光体表面部分
が地肌部(非画像部)となる。静電潜像の表面電位は、
例えば+100Vとなり、地肌部の表面電位はほぼ+9
00Vのままである。
【0016】上記静電潜像は、現像装置8Yによって可
視像化される。ここに例示した現像装置8Yは、液体現
像剤DYを収容した現像剤ケース9Yと、感光体表面に
当接しながら図1における反時計方向に回転駆動される
現像ローラ10Yと、この現像ローラ10Yに当接しな
がら反時計方向に回転し、当該現像ローラ10Yに液体
現像剤DYを塗布して供給する塗布ローラ11Yとを有
している。
【0017】液体現像剤DYは、着色微粒子とキャリア
液とを有し、第1の作像ユニット5Yにおける着色微粒
子は黄色に着色されている。着色微粒子は、例えば、着
色顔料の混練された熱可塑性樹脂より成る微粒子(トナ
ー粒子)より成り、その平均粒径は、例えば0.1μm
乃至10μm、好ましくは0.7μm乃至3μm程度で
ある。またキャリア液は、例えば不揮発性のジメチルシ
ロキサンより成るが、揮発性のキャリア液を用いること
もできる。着色微粒子は、少なくとも一時的に電荷を保
持できる性質を有し、キャリア液中にて、そのまわりの
キャリア液ないしはキャリア液に混入された添加剤との
電荷の授受により、所定の極性、本例ではプラス極性に
帯電している。
【0018】上述の液体現像剤DYは、回転する塗布ロ
ーラ11Yによって現像ローラ10Yの周面に薄層状態
に塗布され、その塗布された液体現像剤が、現像ローラ
10Yと感光体6Yとのニップ部にて感光体表面に接触
する。このとき、現像ローラ10Yには、感光体上の静
電潜像と地肌部との間のバイアス電圧(例えば+650
V)が印加されており、これによって感光体表面の静電
潜像には、着色微粒子の含有率の高い液体現像剤が付着
し、地肌部には、着色微粒子の含有率がほぼゼロの液体
現像剤、すなわち着色微粒子がほとんど又は全く含まれ
ていないキャリア液が付着する。このようにして、感光
体6Y上には、着色微粒子より成る黄色の画像、すなわ
ちトナー像が形成される。
【0019】また、感光体6Yには、中間転写ベルト2
0を介して一次転写装置の一例である一次転写ローラ1
4Yが対向配置され、この一次転写ローラ14Yは、中
間転写ベルト20を介して感光体6Yに当接しながら図
1における反時計方向に回転する。このとき、この一次
転写ローラ14Yには、感光体6Y上の画像を構成する
着色微粒子の帯電極性と逆極性、図の例ではマイナス極
性の電圧が印加され、これにより、矢印A方向に駆動さ
れる中間転写ベルト20の表面に感光体上の黄色の画像
が一次転写される。このとき、画像を構成する着色微粒
子と共に、キャリア液も、中間転写体表面に転移し、該
中間転写体上に電荷を保持した着色微粒子がキャリア液
と共に付着して画像を形成する。画像を一次転写したあ
との感光体表面は、図示していない除電ランプからの光
を照射されて除電され、その表面に残留する液体現像剤
(主にキャリア液)は、同じく図示していないクリーニ
ング部材、例えば感光体表面に圧接したクリーニングブ
レードによって感光体表面から除去される。
【0020】前述のように、第2乃至第4の作像ユニッ
ト5M,5C,5BKの構成と作用は、第1の作像ユニ
ット5Yと実質的に相違はなく、よって、第1の作像ユ
ニット5Yの各要素に対応する第2乃至第4の作像ユニ
ット5M,5C,5BKの構成要素に対し、第1の作像
ユニット5Yの各要素に付した符号のYの代りに、M,
C,BKを添えた符号を付し、その詳細な説明は省略す
る。第2の作像ユニット5Mの現像剤ケース9Mには、
マゼンタ色の着色微粒子とキャリア液とを有する液体現
像剤DMが収容され、同じく第3及び第4の作像ユニッ
トの現像剤ケース9C,9BKには、シアン色と黒色の
着色微粒子とキャリア液とを有する液体現像剤DC,D
BKがそれぞれ収容されている。
【0021】前述のように、第1の作像ユニット5Yに
より、中間転写ベルト20の表面には黄色の画像が一次
転写されるが、引き続きこの中間転写ベルト20の表面
には、その画像に重ね合された状態で、第2の作像ユニ
ット5Mによりマゼンタ色の画像が一次転写され、次い
でその上からシアン色の画像が、さらにその上から黒色
の画像がそれぞれ第3及び第4の作像ユニット5C,5
BKにより一次転写される。このようにして、中間転写
ベルト上には、トナー像より成る重ね合せ画像が形成さ
れる。この画像は、後述するように、二次転写装置の一
例である二次転写ローラ12によって記録材表面に二次
転写される。
【0022】以上が図1に示した作像手段3の構成と作
用であるが、かかる作像手段以外の作像手段を適宜採用
することもできる。例えば、1つの感光体上に順次異な
る色のトナー画像を形成し、その各画像を中間転写体上
に順次重ね合せて一次転写し、その重ね合せ画像を記録
材に転写する作像手段や、1つの感光体に単色の画像を
形成し、その画像を記録材に転写する形式の作像手段、
或いは感光紙より成る記録材に静電潜像を形成し、その
潜像を現像して記録材上にトナー画像を形成する作像手
段などを採用することもできる。また現像装置において
粉体状の現像剤を用い、粉体トナーより成るトナー像を
記録材上に形成する作像手段を用いることもできる。
【0023】一方、画像形成装置本体内の下方領域に
は、記録材を1枚ずつ送り出す記録材給送装置17が設
けられ、本例の記録材給送装置17は、記録材Pが収容
された給紙トレイ15と、その給紙トレイ15に積載さ
れた複数の記録材Pの最上位の記録材に当接する給紙ロ
ーラ16を有している。記録材としては、例えば、紙、
樹脂シート、樹脂フィルム又は布などの可撓性部材が用
いられる。
【0024】給紙ローラ16の回転によって最上位の記
録材Pが1枚ずつ矢印B方向に送り出される。送り出さ
れた記録材Pは、レジスト手段の一例を構成するレジス
トローラ対18の回転により、中間転写ベルト20上の
画像に整合できる所定のタイミングで、記録材に画像を
形成する画像形成部(図の例では中間転写ベルト20と
二次転写ローラ12との間の二次転写領域)に送り込ま
れる。このとき、二次転写ローラ12には、中間転写ベ
ルト20上の画像を形成するトナー粒子の帯電極性と逆
極性の転写電圧が印加され、これによって中間転写ベル
ト20上の画像が記録材表面に二次転写される。このよ
うにして記録材上に形成された画像は、キャリア液中で
少なくとも一時的に電荷を保持できる着色微粒子(本例
ではトナー粒子)が、キャリア液と共に記録材表面に付
着して顕像化されている。キャリア液に浸った状態の着
色微粒子は、そのまわりのキャリア液、或いはキャリア
液中の物質との電荷の授受により所定の極性に帯電して
いる。画像を二次転写したあとの中間転写ベルト表面に
付着する転写残トナーは、クリーニング装置のクリーニ
ング部材19によって掻き取り除去される。
【0025】画像を転写された記録材はさらに上方に搬
送され、定着装置4を通過するとき、その記録材上の画
像が記録材上に定着される。定着装置4を出た記録材
は、搬送ローラ23と排紙ローラ24とによって、トレ
イ状の正常記録材受け25上に矢印B1で示すように排
出され、ここにスタックされる。このようにして、1枚
の記録材に対するプリント動作を終えるが、記録材給送
装置17から引き続き記録材を給送し、その記録材に対
してプリント動作を行うときは、上述したプリント処理
が繰返し実行される。
【0026】定着装置は、定着部材と複数の加圧部材を
有し、本例の定着装置4においては、定着部材が定着ロ
ーラ26として構成され、加圧部材は加圧ローラ27
A,27B,27C,27Dとして構成されている。定
着ローラ26と加圧ローラは、定着装置4の図示してい
ない機枠に回転自在に支持され、定着ローラ26は図2
における反時計方向に回転駆動され、加圧ローラは時計
方向に回転する。図示した例では加圧ローラが定着ロー
ラ26の回転に従動して連れ回わりするように構成され
ている。また、図1及び図2に示した例では、加圧ロー
ラは4個設けられているが、その数は少なくとも2個で
あればよい。かかる加圧ローラ27A乃至27Dは定着
ローラ26の周面に圧接し、記録材の搬送方向に沿って
配列されている。
【0027】定着ローラ26と加圧ローラ27A乃至2
7Dの代りに、複数のローラに巻き掛けられて回転駆動
される定着ベルトより成る定着部材や、同様に複数のロ
ーラに巻き掛けられて回転する加圧ベルトより成る加圧
部材などを用いることもできる。
【0028】定着ローラ26の内部には、その定着ロー
ラ26を加熱する加熱手段の一例であるヒータ28が配
置され、また定着ローラ26の表面には、定着ローラ表
面の温度を検知する温度検知手段の一例であるサーミス
タ29が当接している。サーミスタ29の検知信号は制
御装置のCPU30に取り込まれ、その温度検知結果に
基づいてヒータ28への通電のオン,オフが制御され、
定着ローラ26が画像の定着に適した温度に保たれる。
【0029】図1に関連して先に説明したように、二次
転写領域を通過した記録材は、その表面に形成された画
像が定着ローラ26の表面に当接するように、矢印方向
に回転駆動される定着ローラ26と、定着ローラ26の
回転に従動して回転する加圧ローラ27A乃至27Dの
間に送り込まれ、定着ローラ26の回転によって搬送さ
れる。この定着が行われるとき、画像を構成する着色微
粒子とキャリア液に対して、定着ローラ26と加圧ロー
ラとにより圧力が加えられ、しかもその着色微粒子に対
して、ヒータ28により加熱された定着ローラ26から
熱が与えられ、その着色微粒子が加熱されて軟化、或い
は溶融した状態となり、これによって着色微粒子同士の
結合力、及び着色微粒子と記録材Pとの結合力が増大
し、着色微粒子が記録材表面に定着される。
【0030】上述のように定着装置は、加熱される定着
部材と、その定着部材に対して圧接し、かつ記録材の搬
送方向に沿って配列された複数の加圧部材とを有し、前
述のように作像手段により形成された記録材上の画像が
定着部材に接触するように、定着部材と複数の加圧部材
との間に記録材を通過させて該画像を記録材上に定着す
るように構成されている。
【0031】また図示した例では、定着部材と加圧部材
とに挟持された記録材表面上の着色微粒子が、記録材の
表面側へ凝集する向きの電界が形成されるように、定着
部材と加圧部材との間に電流を供給する給電手段が設け
られている。すなわち、加圧ローラ27A乃至27Dに
対して、図示していない電源によって、着色微粒子の帯
電極性と逆極性の電圧が印加され、これによって、アー
スされた定着ローラ26と、加圧ローラ27A乃至27
Dとの間に電流が供給される。この電流は、定着ローラ
26と加圧ローラ27A乃至27Dの間に介在する記録
材Pを通して流れ、このとき定着ローラ26と記録材P
の間に形成された電界の作用により、図3に模式的に示
すように、着色微粒子Tは記録材Pの表面S側に静電的
に凝集し、定着ローラ26の表面側にキャリア液LIが
残される。このように着色微粒子とキャリア液を分離し
てこれらを二層化する作用が促進され、かかる着色微粒
子に熱が与えられて当該着色微粒子が軟化又は溶融する
ので、着色微粒子を記録材表面に効率よく結合させ、そ
の定着性を高め、しかも着色微粒子が定着ローラ26の
表面に付着するオフセットを防止することができる。
【0032】上述のように、本例の定着装置4は、複数
の加圧ローラ27A乃至27Dを有し、かかる加圧ロー
ラと定着ローラ26の間を記録材を通過させるので、高
速で定着を行う場合でも、記録材上の画像、すなわちト
ナーに対して充分な量の熱を与え、その画像を確実に定
着することが可能である。その反面、互いに隣り合う加
圧ローラの間から記録材が抜け出してしまった場合、こ
れを放置すると、その記録材が画像形成装置本体内で詰
まるジャムが発生する。本例の画像形成装置は、かかる
不具合の発生を阻止すべく、次のように構成されてい
る。
【0033】図2には、加圧ローラ27Bと加圧ローラ
27Cの間から抜け出てしまった記録材に符号PAを付
して示してあるが、このように加圧ローラ間から抜け出
た記録材PAを異常記録材と称し、加圧ローラ間から抜
け出ることなく正常に定着装置4を通過する記録材を正
常記録材と称することにする。
【0034】ここで、図2に示すように、複数の加圧ロ
ーラ27A乃至27Dが定着ローラ26を向いた側と反
対側の部分には、上側ガイド部材31と下側ガイド部材
32が設けられ、これらのガイド部材31,32によっ
て、加圧ローラ間から抜け出た異常記録材が通る異常記
録材搬送路33が形成されている。この異常記録材搬送
路33の下流側端には一対の異常記録材搬送ローラ34
が設けられ、さらにそのローラの下流側には、異常記録
材の発生を検知する異常検知手段の一例である異常記録
材センサ35と、異常記録材を受けるトレイ状の異常記
録材受け36がそれぞれ設けられている。
【0035】図2に示したように異常記録材PAが発生
すると、その異常記録材PAは、異常記録材搬送路33
に送り込まれて矢印C方向に搬送され、さらに異常記録
材搬送ローラ34によって異常記録材受け36上に排出
される。記録材が他の加圧ローラ間から抜け出たとき
も、全く同様にしてその異常記録材は異常記録材受け3
6上に排出される。このように、互いに隣り合う加圧部
材の間から抜け出た異常記録材を受ける異常記録材受け
36を設けることにより、その異常記録材が画像形成装
置本体内で詰まることを阻止できる。
【0036】異常記録材PAの先端が異常記録材センサ
35により検知されると、その検知信号がCPU30に
取り込まれ、これによって異常記録材PAの発生に伴う
次のような制御を行い、異常記録材に対して適切な処置
を施すことができる。
【0037】図1に示した記録材給送装置17から記録
材Pを連続して1枚ずつ給送して一連のプリント動作を
終えるまでの動作をジョブと称することにすると、CP
U30は、そのジョブ開始から、正常記録材受け25に
正常に排出される正常記録材の枚数をカウントし、その
カウント結果をRAM37に残す機能を有している(定
着装置4に進入し、正常に排出される記録材のカウント
を1カウントとする)。正常記録材の検知は、それ自体
周知のように、定着装置4の入口側に設けられた入口セ
ンサ40と、定着装置4の出口側に設けられた排紙セン
サ41とで行われ、その検知信号に基づいて、正常記録
材の枚数をカウントする。
【0038】上述のように、正常記録材の枚数をカウン
トするので、異常記録材センサ35が異常記録材を検知
してCPU30が異常記録材PAの発生を認識すること
により、ジョブ開始から何枚目の記録材が加圧ローラ間
から抜けて異常記録材PAが発生したかを知ることがで
き、その情報がRAM37に記憶される。そして、その
結果を基にして、画像形成装置本体1の表示パネル38
よりなる表示手段に、異常記録材が発生した事実と、異
常記録材が一連のジョブ開始後、何枚目の記録材である
かを表示する。同時に、それまでに正常にプリントを終
了した正常記録材の枚数を表示する。
【0039】画像形成装置本体1の表示パネル38に上
記情報を表示する代りに、或いはこれと共に、画像作成
機器(本例ではパーソナルコンピュータ)2のディスプ
レイに上記各情報を表示することもできる。画像形成装
置本体1のCPU30からビデオI/Fを通し、画像形
成装置本体のコントローラ39を介して画像作成機器2
にデータを送り、その画像作成機器2のディスプレイに
上述の各情報を表示するのである。これにより、オペレ
ータは、机に居ながらにして、異常記録材の発生を知
り、しかもそれがジョブ開始後の何枚目の記録材である
かを知ることができ、さらにそれまでに処理された正常
記録材の枚数を知ることができる。
【0040】上述のように、本例の画像形成装置は、異
常記録材が、一連のプリント動作開始後の何枚目の記録
材であるかを記憶する手段と、異常記録材の発生、及び
その異常記録材が、一連のプリント動作開始後の何枚目
の記録材であるかを表示する表示手段とを具備してい
る。
【0041】異常記録材受け36に排出された異常記録
材PA上の画像は、通常、未定着であり、しかもその異
常記録材PAが汚れていたり、傷が付けられている可能
性もある。従ってこの異常記録材PAを正規のプリント
完了記録材として使用することはできない。オペレータ
は、上述のようにして異常記録材PAの発生を知ること
ができるので、異常記録材受け36に排出された異常記
録材PAを廃棄するなどの適切な処置を施すことができ
る。
【0042】その際、異常記録材PAが発生したとき、
画像形成装置本体1のプリント動作を停止させれば、異
常記録材PAの処理に対する煩しさを最小限に留めるこ
とができる。ところが、異常記録材PAの先端が異常記
録材センサ35によって検知された時点で、記録材の搬
送経路中に記録材が存在する場合、異常記録材PAの検
知と同時にプリント動作を停止させてしまうと、記録材
搬送経路中に存在する記録材も停止するので、プリント
動作を再開したときに、その記録材が搬送トラブルを起
こすおそれがある。
【0043】そこで、本例の画像形成装置においては、
異常記録材PAが異常記録材センサ35によって検知さ
れた時、既に記録材給送装置17から送り出されている
記録材に対しては所定のプリント処理を行い、異常記録
材PAの検知時に搬送経路中に存在していた全ての記録
材を画像形成装置本体外に排出させ、その後、プリント
動作を停止させるように構成されている。異常記録材P
Aの発生を認識したCPU30は、その時点で、異常記
録材PAよりも記録材搬送方向上流側の搬送経路中に存
在する記録材に対して所定の画像を形成し、その画像を
定着装置4により定着し、次いでその記録材を排出し、
その後、プリント動作を停止するように制御するのであ
る。このように、本例の画像形成装置は、異常記録材が
発生したとき、記録材給送装置から既に送り出されてい
る記録材であって、異常記録材よりも記録材搬送方向上
流側の記録材に対して画像を形成するプリント処理をな
し、その後、プリント動作を停止させる制御手段を有し
ている。
【0044】また、本例の画像形成装置は、異常記録材
が発生したとき、オペレータに対し、その異常記録材に
形成されるべき画像を他の記録材に形成すべきことを要
求する表示をなす表示手段を有し、本例の画像形成装置
では、画像形成装置本体1の表示パネル38や画像作成
機器2のディスプレイがかかる表示手段を構成してい
る。例えば、画像形成機器2のディスプレイに、異常記
録材に形成すべき画像データを画像作成機器2から画像
形成装置本体側に再転送すべき要求を表示するのであ
る。オペレータは、その表示に従い、異常記録材に形成
されるべき画像のデータとプリントスタート信号を送信
する。これにより、画像形成装置本体1のプリント動作
が再開され、記録材給送装置17から新たに送り出され
た記録材上に、異常記録材に形成されるべき画像を形成
し、その画像の定着後、当該記録材を排出させることが
できる。
【0045】上述のように、異常記録材PAに形成すべ
きであった画像を別の記録材に形成して、これを排出さ
せることができるので、全てのページの正常記録材を得
ることができる。ところが、異常記録材発生時に、その
異常記録材PAよりも記録材搬送方向上流側の搬送経路
中に存する記録材を、図1に示した正常記録材受け25
に排出させたとすると、その正常記録材受け25上の正
常記録材のページ順が狂ってしまう不具合が発生する。
【0046】具体的に示すと、一連のプリント動作、す
なわちジョブの開始後、N枚目の記録材が加圧ローラの
間から抜け出てしまい、これが異常記録材PAとして異
常記録材受け36に排出された場合、その異常記録材P
Aに続く(N+1)枚目の記録材は、引き続き搬送され
てその表面に画像が形成される。その際、この(N+
1)枚目の記録材上の画像の定着後に、その記録材が正
常記録材受け25に排出されたとすると、この記録材
は、正常記録材受け25に既に排出されている1枚目か
ら(N−1)枚目までの記録材の上に載せられる。ここ
でプリント動作が停止される。
【0047】次いでN枚目の記録材に形成すべきであっ
た画像が、上述の(N+1)枚目の記録材の次に記録材
給送装置17から送り出された記録材上に形成され、そ
の画像が定着されるのであるが、この記録材がN枚目の
記録材として正常記録材受け25に排出されると、当該
記録材は正常記録材受け25上の(N+1)枚目の記録
材の上に載せられる。このため、本来のページ順は、…
(N−1)、(N)、(N+1)でなければならぬとこ
ろ、正常記録材受け25上の記録材のページ順は…(N
−1)、(N+1)、(N)となり、そのページ順に狂
いが生じる。
【0048】そこで、本例の画像形成装置においては、
図1に示すように、前述の正常記録材受け25の上方に
もう1つのトレイ状の正常記録材受け42が設けられ、
搬送ローラ43と、排紙ローラ44とによって、定着装
置4を通った正常記録材を、矢印B2で示すように、正
常記録材受け42に排出させることができるように構成
されている。前者の正常記録材受け25を第1の正常記
録材受け、後者の正常記録材受け42を第2の正常記録
材受けと称することにすると、本例の画像形成装置は、
定着装置4により正常に画像を定着された正常記録材を
受ける第1及び第2の正常記録材受け25,42を有し
ているのである。
【0049】また、定着装置4の記録材搬送方向下流側
の部位には、定着装置4を通った正常記録材が第1の正
常記録材受け25に排出されるか、又は第2の正常記録
材受け42に排出されるかを切り換える切換手段の一例
を構成する切換爪45揺動可能に支持されている。
【0050】正常なプリント動作が行われているとき、
切換爪45は図2に実線で示す第1の位置を占め、定着
装置4を出た正常記録材は、この切換爪45に案内され
て第1の正常記録材受け25上に排出される。これに対
し、異常記録材PAが発生し、その先端が異常記録材セ
ンサ35により検知され、CPU30が異常記録材PA
の発生を認識した時、CPU30は、即座に切換爪45
を駆動するためのステッピングモータ46にパルスを送
信する。これによりステッピングモータ46が作動し、
切換爪45は図2に破線で示した第2の位置に切り換え
られる。
【0051】異常記録材の発生が検知された時に、既に
記録材給送装置17から送り出されている記録材であっ
て、異常記録材PAよりも記録材搬送方向上流側の記録
材、先の例で言えば(N+1)枚目の記録材に対して、
前述のように画像が形成され、その画像が定着装置4に
より定着されるが、その定着装置4を出た(N+1)枚
目の記録材は、第2の位置に切り換えられた切換爪45
に案内されて第2の正常記録材受け42に排出される。
次いでプリント動作が停止する。
【0052】ここで、前述のように、画像形成装置本体
1の表示パネル38や画像作成機器2のディスプレイよ
り成る表示手段に、異常記録材に形成されるべき画像を
他の記録材に形成するプリント動作を再開すべき表示が
なされ、オペレータは、その表示に従って、異常記録材
に形成されるべき画像、すなわちN枚目の記録材に記録
されるべき画像のデータとプリントスタート信号を画像
作成機器2から画像形成装置本体側に送信する。画像形
成装置本体側が、そのプリントスタート信号を、コント
ローラ39からのビデオI/Fを通じて受け取ると、C
PU30は即座にステッピングモータ46にパルスを送
信する。これにより、切換爪45は図2に実線で示した
第1の位置に切り換えられ、プリント動作が開始され
る。これにより、記録材給送装置17から新たに給送さ
れた記録材上に、再度送信されたN枚目の記録材に形成
すべき画像が形成され、その画像が定着装置4により定
着され、次いでその記録材はN枚目の記録材として、第
1の正常記録材受け25に排出され、ここで再度、プリ
ント動作が停止する。
【0053】次いで、オペレータは、第2の正常記録材
受け42上に排出された記録材、すなわち(N+1)枚
目の記録材を、手操作で第1の正常記録材受け25上の
N枚目の記録材の上に移す。これにより、第1の正常記
録材受け25上には、1枚目の記録材から、(N+1)
枚目の記録材までがページ順を揃えた状態でスタックさ
れる。
【0054】引き続き、画像作成機器2のディスプレイ
ないしは画像形成装置本体1の表示パネル38の表示内
容に従って、画像作成機器2を通じて、次のページ分か
らの画像データを画像形成装置本体側に送信してプリン
ト動作を開始させ、(N+1)枚目に続く記録材に対し
て順次画像を形成し、その画像の定着後、その各正常記
録材を第1の正常記録材受け25に順次に排出させる。
このようにして、第1の正常記録材受け25上に完全に
ページ順の揃った記録材をスタックすることができる。
【0055】図2に示した例では、切換爪45をステッ
ピングモータ46よりなる駆動装置によって作動させた
が、ソレノイドや直流モータなどの駆動装置によって切
換爪45を作動させることもできる。
【0056】上述のように、本例の画像形成装置は、正
常なプリント動作が行われているとき、正常記録材が第
1の正常記録材受け25に排出され、異常記録材PAが
発生したときは、その検知時に記録材給送装置17から
既に送り出されている記録材Pであって、異常記録材P
Aよりも記録材搬送方向上流側の正常記録材Pが第2の
正常記録材受け42に排出されるように切換手段を制御
すると共に、その異常記録材PAに形成されるべき画像
が形成され、かつ該画像を正常に定着された正常記録材
が第1の正常記録材受け25に排出されるように切換手
段を制御する制御手段を具備している。
【0057】前述のように、異常記録材PAが発生する
と、オペレータは第2の正常記録材受け42から第1の
正常記録材受け25に記録材を移す必要があるが、この
操作を忘れてしまうことも考えられる。また異常記録材
のほかにも、記録材のジャムが発生することもあり得
る。このため、ジョブ終了後の記録材のページ順が狂っ
てしまうことも考えられる。そこで、図4に示すよう
に、各記録材Pの画像領域P1以外の領域P2に、各ジ
ョブ毎に、連続した通しページがプリントされるように
構成すると、後にオペレータが記録済みの記録材をチェ
ックする際、欠落しているページがあるか否か、また欠
落があるときは、何ページ目の記録材が欠落しているか
を容易に確認することができる。
【0058】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、加圧部材
間から記録材が抜け出てしまったときも、その異常記録
材を異常記録材受けで受けることができるので、当該異
常記録材が詰まる搬送トラブルの発生を防止することが
できる。
【0059】請求項2に係る発明によれば、異常記録材
の発生を知ることができ、これに対し適切に対処するこ
とが可能である。
【0060】請求項3に係る発明によれば、異常記録材
が発生したことと、それが何枚目の記録材であるかをオ
ペレータに確実に報せることができる。
【0061】請求項4に係る発明によれば、異常記録材
が発生したとき、画像形成装置のプリント動作が停止す
るので、その異常記録材に対する適切な処置を施すこと
ができ、しかもその異常記録材以外の記録材が搬送トラ
ブルを起こす不具合を防止できる。
【0062】請求項5に係る発明によれば、異常記録材
が発生したとき、その異常記録材に形成される画像を他
の記録材に形成することをオペレータに促すことがで
き、これにより異常記録材に形成されるべき画像が形成
された記録材が欠落する不具合を防止できる。
【0063】請求項6に係る発明によれば、異常記録材
が発生したときも、最終的に第1の正常記録材受けにス
タックされた記録材のページ順が狂う不具合を防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置本体の概略断面図である。
【図2】画像形成装置の一部と、その制御系を示す図で
ある。
【図3】画像の二次転写後に、キャリア液と着色微粒子
が分離する様子を模式的に示す説明図である。
【図4】記録材の正面図である。
【符号の説明】
3 作像手段 4 定着装置 17 記録材給送装置 25 第1の正常記録材受け 36 異常記録材受け 42 第2の正常記録材受け P 記録材 PA 異常記録材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/00 500 G03G 21/00 500 3F054 Fターム(参考) 2C059 BB11 BB13 BB18 2H027 DC14 EK09 EK10 EK15 EK17 GB07 GB09 2H033 AA20 AA37 BB30 CA06 CA22 CA38 CA57 2H072 AA02 AA16 AA17 AA22 AB20 EA01 EA04 EA14 FB01 3F048 AA01 AB01 BA14 BA28 BC03 BC04 BD01 DA08 EA09 EA12 EB37 EB40 3F054 AA01 AC01 BA02 BF02 BF08 BF22 CA08 CA37

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱される定着部材と、該定着部材に対
    して圧接し、かつ記録材の搬送方向に沿って配列された
    複数の加圧部材とを有する定着装置と、記録材に画像を
    形成する作像手段とを具備し、該作像手段により形成さ
    れた記録材上の画像が前記定着部材に接触するように、
    定着部材と複数の加圧部材との間に記録材を通過させて
    該画像を記録材上に定着する画像形成装置において、 互いに隣り合う加圧部材の間から抜け出た異常記録材を
    受ける異常記録材受けを設けたことを特徴とする画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】 異常記録材の発生を検知する異常検知手
    段を設けた請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 異常記録材が、一連のプリント動作開始
    後の何枚目の記録材であるかを記憶する手段と、異常記
    録材の発生、及び該異常記録材が、一連のプリント動作
    開始後の何枚目の記録材であるかを表示する表示手段と
    を設けた請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 記録材を1枚ずつ送り出す記録材給送装
    置と、異常記録材が発生したとき、記録材給送装置から
    既に送り出されている記録材であって、異常記録材より
    も記録材搬送方向上流側の記録材に対して画像を形成す
    るプリント処理をなし、その後、プリント動作を停止さ
    せる制御手段とを具備する請求項1乃至3のいずれかに
    記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 異常記録材が発生したとき、オペレータ
    に対し、その異常記録材に形成されるべき画像を他の記
    録材に形成すべきことを要求する表示をなす表示手段を
    設けた請求項1乃至4のいずれかに記載の画像形成装
    置。
  6. 【請求項6】 記録材を1枚ずつ送り出す記録材給送装
    置と、前記定着装置により正常に画像を定着された正常
    記録材を受ける第1及び第2の正常記録材受けと、正常
    記録材が第1の正常記録材受けに排出されるか、又は第
    2の正常記録材受けに排出されるかを切り換える切換手
    段と、正常なプリント動作が行われているとき、正常記
    録材が第1の正常記録材受けに排出され、異常記録材が
    発生したときは、記録材給送装置から既に送り出されて
    いる記録材であって、異常記録材よりも記録材搬送方向
    上流側の正常記録材が第2の正常記録材受けに排出され
    るように前記切換手段を制御すると共に、その異常記録
    材に形成されるべき画像が形成され、かつ該画像を正常
    に定着された正常記録材が第1の正常記録材受けに排出
    されるように前記切換手段を制御する制御手段を具備す
    る請求項1乃至5のいずれかに記載の画像形成装置。
JP2000152181A 2000-05-23 2000-05-23 画像形成装置 Pending JP2001331052A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007271729A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Canon Inc 画像形成装置及び方法
JP2009057208A (ja) * 2007-08-07 2009-03-19 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

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