JP2001328926A - 染毛剤組成物 - Google Patents
染毛剤組成物Info
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Abstract
い、毛髪の仕上がりが良好な染毛剤組成物を提供する。 【解決手段】 アルカリ剤を含有し、該アルカリ剤が少
なくともアンモニア水及びアルカリ金属の炭酸塩とから
なり、28%アンモニア水と炭酸塩を0.5:1〜1
0:1の重量比で配合し、かつpHが9.5〜12に調
整されていることを特徴とする染毛剤組成物。
Description
れ、刺激臭が少なく、かつ毛髪の仕上がりの風合いが良
好な染毛剤組成物に関する。
させ、毛髪中で酸化重合を行わせることにより、色素を
生成させ、染着させるものである。一般にこのような染
毛剤は、パラフェニレンジアミン等の酸化染料中間体を
主成分とする第1剤と、過酸化水素等の酸化剤を主成分
とする第2剤とから構成される。上記両剤は染毛にあた
って、混合されて使用される。また、第1剤中に酸化染
料を配合しない組成物は毛髪脱色剤組成物である。
アルカリ性に調整されている。このアルカリ剤は、第
1,2剤の混合物を通常pH9〜10程度にすることに
より、毛髪を湿潤させ酸化染料中間体を毛髪中に浸透し
易くさせるとともに、第2剤の酸化剤から発生期の酸素
の放出を促進させるために不可欠のものである。この発
生期の酸素は酸化染料中間体を酸化させ着色物質を生じ
させると共に、メラニンを分解して毛髪を脱色する作用
を担う。即ち、このタイプの染毛剤は、白髪混じりの髪
の黒髪をブリーチしながら染めることにより、全体を希
望の色に染めることができるのである。
せる能力の他に、黒髪をブリーチする能力が必要不可欠
なのである。
ニアが用いられ、その他に、例えばモノエチルアミン、
ジエチルアミン、トリエチルアミンのようなアルキルア
ミン、あるいはモノエタノールアミンのようなアルカノ
ールアミンなどの有機アミン類、水酸化ナトリウム、水
酸化カリウムあるいは炭酸塩等が使用されている。
としてアンモニア水が汎用されているが、これは化学作
用的には好ましく、充分な染毛力やブリーチ力が得られ
る上、毛髪の風合いも良好であるが、従来の配合量では
刺激臭を伴うため使用者に不快感を与えることがあっ
た。また、一定量以上を配合しても刺激臭や頭皮への刺
激性が強くなるだけで、顕著な染毛力やブリーチ力の上
昇は見られない。アルキルアミン類やアルカノールアミ
ン類は刺激臭は少ないものの、染毛効果やブリーチ効果
を発揮させるためには多量に用いる必要があり、これら
のアルカリ剤を多量に用いると染毛処理時に頭皮に刺激
を与えたり、毛髪の仕上がりの風合いを損ねることがあ
った。その他のアルカリ剤では、酸化剤から発生期の酸
素を効果的に放出することができず、毛髪を充分に染色
あるいはブリーチすることができないものであった。
ンあるいは炭酸アンモニウムなどとの併用も検討されて
いる。アンモニアの刺激臭を充分に低下させた上で、充
分な染毛力やブリーチ力を得るには、これらモノエタノ
ールアミンあるいは炭酸アンモニウムは効果的である
が、毛髪にゴワツキを与え、仕上がりの風合いを悪くし
てしまうものであった。その影響は継続使用するに従い
顕著なものとなり、毛髪の仕上がりの風合いの改善が求
められていた。
的とするものであり、刺激臭が少なく、ブリーチ効果に
優れ、かつ毛髪の仕上がりが良好な染毛剤組成物を提供
するものである。
た結果、使用するアンモニア水の一部をアルカリ金属の
炭酸塩に置き換えることにより、アンモニアの刺激臭を
抑え、なおかつモノエタノールアミンや炭酸アンモニウ
ムなどの使用では達成できなかった、毛髪の仕上がりの
風合いも改善でき、しかも充分なブリーチ力を備えた染
毛剤組成物を得ることができることを見出した。
カリ剤を含有し、使用時に酸化剤を含有する第2剤と混
合する染毛剤組成物第1剤において、該アルカリ剤が少
なくともアンモニア水及びアルカリ金属の炭酸塩とから
なり、28%アンモニア水と炭酸塩を0.5:1〜1
0:1の重量比で配合し、かつpHが9.5〜12に調
整されていることを特徴とする染毛剤組成物にある。
配合量は、28%アンモニア水に換算して第1剤中、1
〜10重量%であるのが好ましく、1重量%未満では、
染着効果あるいはブリーチ効果が充分でなく、10重量
%を超えると、刺激臭が増加し始め、頭皮や毛髪が損傷
しやすくなる。
ウム、炭酸水素カリウム、炭酸ナトリウム及び炭酸水素
ナトリウムなどが挙げられ、これらから選ばれる1種ま
たは2種以上を選択して用いる。その配合量は、好まし
くは第1剤の0.1〜5重量%である。0.1重量%未
満では、一定のブリーチ力を備えた染毛剤組成物を得る
には、アンモニアの配合量を効果的に減少させることが
できず、5重量%を超えてもそれ以上の効果は期待でき
ない。
髪の仕上がりの風合いが優れた配合割合を検討したとこ
ろ、28%アンモニア水と炭酸塩を0.5:1〜10:
1の重量比で配合すると良好な結果を得られることを見
出した。この範囲を外れると刺激臭が強くなりすぎた
り、髪の風合いを損ねる原因になる。
プラスチック瓶、クリーム状であれば内面コートされた
アルミニウムチューブに充填されている。またエアゾー
ル状染毛剤は噴射ガスと共に内面コートされたアルミニ
ウムやブリキなど金属製の缶に充填される。しかし、従
来の染毛剤に比べ本発明のアンモニアと炭酸塩を併用し
た染毛剤は、理由はわからないが上記の通常の金属製の
チューブや缶の腐食を起こしやすく、容器の膨張や破裂
の原因となる可能性があることが分かった。このような
現象を解決すべく、アルカリ剤の配合比率を検討した結
果、上述のアンモニア刺激臭を抑え、かつ毛髪の仕上が
りの風合いが優れた効果も考慮すると、28%アンモニ
ア水と炭酸塩を1:1〜5:1の重量比で配合すると、
金属製のチューブや缶の腐食が比較的起き難いことを見
出した。しかしながら、本発明の染毛剤組成物を安定に
保存するためには、でき得ればガラス容器あるいはプラ
スチック容器に充填されることが好ましい。また、金属
製容器でもプラスチック製内袋を用いることにより充填
は可能である。
しては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレン
テレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリアク
リロニトリル、エチレン−ビニルアルコール共重合体、
エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマー樹脂、エ
ポキシフェノールおよび塩化ビニルの単層あるいはそれ
ら2種以上の積層からなる素材が挙げられる。この中で
も、染毛剤のバリヤー性能の点から、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチ
レンナフタレート、エチレン−ビニルアルコール共重合
体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマー樹脂
およびエポキシフェノールの単層あるいはそれら2種以
上の積層からなる素材が好ましい。
は、第1剤のpHが9.5〜12となるように調整され
るのが好ましい。このpHの範囲で、比較的少ないアン
モニア量で優れたブリーチ効果を得ることができる。
クリーム状、ゲル状及びエアゾールムース状など、一般
に知られているあらゆる剤型に適用することができる。
特に、本発明の優れたブリーチ効果は、エアゾールムー
ス状の染毛剤組成物で顕著である。従来のアンモニアを
アルカリ剤としたエアゾールムース状の染毛剤は、ムー
ス状に吐出すると薬剤の表面積が非常に大きくなり、噴
射ガスの影響も加わってアンモニアが揮散しやすい状態
になり、刺激臭は強くなり、またそれに伴いアルカリ量
が下がるために十分なブリーチ効果及び染毛効果が得に
くいものであった。一方、本発明は、従来よりもアンモ
ニア配合量が少ない上、不揮発性のアルカリ金属の炭酸
塩がブリーチ力をサポートするので、刺激臭が少なくか
つブリーチ力に優れた染毛剤を提供することができると
考えられる。
ミンや炭酸アンモニウムを併用する技術もあるが、モノ
エタノールアミンや炭酸アンモニウムが髪の仕上がりの
風合いを損ねてしまい、好ましいものではなかった。本
発明はこの課題も解決されており、良好な仕上がりを提
供できるものである。
用いられる成分を配合することができる。
は、フェニレンジアミン類、アミノフェノール類、ジア
ミノピリジン類及びそれらの塩類等の1種又は2種以上
が挙げられる。塩類としては塩酸塩、硫酸塩、酢酸塩等
が挙げられる。これらの中でもp−フェニレンジアミ
ン、p−トルイレンジアミン、N,N−ビス(2−ヒド
ロキシエチル)−p−フェニレンジアミン、2−(2’
−ヒドロキシエチル)−p−フェニレンジアミン、N−
フェニル−p−フェニレンジアミン、4,4’−ジアミ
ノジフェニルアミン、2−クロロ−p−フェニレンジア
ミン、N,N−ジメチル−p−フェニレンジアミン、p
−アミノフェノール、o−アミノフェノール、p−メチ
ルアミノフェノール、2,6−ジクロロ−p−フェニレ
ンジアミン、p−アミノフェニルスルファミン酸、2,
5−ジアミノピリジン及びそれらの塩類が染毛力の点か
ら好ましい。その配合量は通常、第1剤の全重量に対し
0.01〜15重量%であり、好ましくは0.1〜10
重量%である。
ール、カテコール、m−アミノフェノール、m−フェニ
レンジアミン、2,4−ジアミノフェノール、1,2,
4−ベンゼントリオール、トルエン−3,4−ジアミ
ン、トルエン−2,4−ジアミン、ハイドロキノン、α
−ナフトール、2,6−ジアミノピリジン、3,3’−
イミノジフェノール、1,5−ジヒドロキシナフタレ
ン、5−アミノ−o−クレゾール、ジフェニルアミン、
フロログルシン、2,4−ジアミノフェノキシエタノー
ル、没食子酸、タンニン酸、没食子酸エチル、没食子酸
メチル、没食子酸プロピル、五倍子、1−メトキシ−2
−アミノ−4−(2−ヒドロキシエチル)アミノベンゼ
ン、5−(2−ヒドロキシエチルアミノ)−2−メチル
フェノール及びそれらの塩等を配合することができる。
この配合量は0.01〜10重量%であり、好ましくは
0.1〜5重量%である。その他、「医薬部外品原料規
格」(1991年6月発行、薬事日報社)に収載された
ものも適宜、用いることができる。
種々の色調を得ることができる。直接染料としては、タ
ール系色素や天然色素などの公知のものが使用でき、1
種又は2種以上を併用してもよい。その中でも、ニトロ
系染料、アゾ染料、ニトロソ染料、トリフェニルメタン
染料、キサンテン染料、キノリン染料、アントラキノン
染料、またはインジゴ染料が挙げられる。これらの配合
量は、通常0.01〜10重量%である。具体例として
は、ニトロ−p−フェニレンジアミン、p−ニトロ−o
−フェニレンジアミン、p−ニトロ−m−フェニレンジ
アミン、2−アミノ−4−ニトロフェノール、2−アミ
ノ−5−ニトロフェノール、ピクラミン酸、N1,N
4,N4−トリス(2−ヒドロキシエチル)−2−ニト
ロパラフェニレンジアミン(HC Blue#2)、4
−〔(2−ニトロフェニル)アミノ〕フェノール(HC
Orange#1)、N1−(2−ヒドロキシエチ
ル)−2−ニトロパラフェニレンジアミン(HC Re
d#3)、2,2’−〔(4−アミノ−3−ニトロフェ
ニル)イミノ〕ビスエタノール(HC Red#1
3)、N−(2−ヒドロキシエチル)−2−ニトロアニ
リン(HC Yellow#2)、2−〔〔2−(2−
ヒドロキシエトキシ)−4−ニトロフェニル〕アミノ〕
エタノール(HC Yellow#4)、N1−(2−
ヒドロキシエチル)−4−ニトロオルトフェニレンジア
ミン(HC Yellow#5)、それらの塩及び「医
薬品等で使用できるタール色素を定める省令」(昭和4
1年告示、厚生省)により定められた酸性染料で、赤色
2号、赤色3号、赤色102号、赤色104号の
(1)、赤色105号の(1)、赤色106号、赤色2
01号、赤色227号、赤色230号の(1)、赤色2
30号の(2)、赤色231号、赤色232号、赤色4
01号、赤色502号、赤色503号、赤色504号、
赤色506号、黄色4号、黄色5号、黄色202号の
(1)、黄色202号の(2)、黄色203号、黄色4
02号、黄色403号の(1)、黄色406号、黄色4
07号、橙色205号、橙色207号、橙色402号、
緑色3号、緑色204号、緑F205号、緑色401
号、緑色402号、褐色201号、紫色401号、青色
1号、青色2号、青色202号、青色203号、青色2
05号、黒色401号等が挙げられる。
の炭酸塩は必須であるが、本発明の効果を妨げない限り
において、モノエタノールアミン、モノイソプロパノー
ルアミン及び2−アミノ−2−メチルプロパノールなど
のアルカノールアミン類、水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム等、通常用いられるアルカリ剤を必要に応じて配
合することができる。
に応じて、高級アルコールや非イオン界面活性剤、高級
脂肪酸、陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤、両
性界面活性剤及び溶剤を配合することができる。
ール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステ
アリルアルコール、セトステアリルアルコール、アラキ
ルアルコール、ベヘニルアルコール、オレイルアルコー
ル、リノレイルアルコール、リノレニルアルコール、ラ
ノリンアルコール等が挙げられる。
シエチレン(以下、POEと略す)ノニルフェニルエー
テル、POEオクチルフェニルエーテル、モノラウリン
酸POEソルビタン、モノオレイン酸POEソルビタ
ン、モノステアリン酸POEソルビタン、モノパルミチ
ン酸POEソルビタン、トリオレイン酸POEソルビタ
ン、モノステアリン酸POEグリセリン、モノイソステ
アリン酸POEグリセリン、モノオレイン酸POEグリ
セリン、モノミリスチン酸POEグリセリン、テトラオ
レイン酸POEソルビット、ヘキサステアリン酸POE
ソルビット、モノラウリン酸POEソルビット、POE
ソルビットミツロウ、POEヒマシ油、POE硬化ヒマ
シ油、モノオレイン酸ポリエチレングリコール、モノス
テアリン酸ポリエチレングリコール、モノイソステアリ
ン酸ポリエチレングリコール、モノラウリン酸ポリエチ
レングリコール、モノオレイン酸グリセリン、モノイソ
ステアリン酸グリセリン、モノオレイン酸ソルビタン、
セスキオレイン酸ソルビタン、トリオレイン酸ソルビタ
ン、モノイソステアリン酸ソルビタン、モノステアリン
酸ソルビタン、モノパルミチン酸ソルビタン、モノラウ
リン酸ソルビタン、POEラノリン、POEソルビトー
ルラノリン、水素添加大豆リン脂質、水素添加卵黄リン
脂質、ラウリン酸ジエタノールアミド、オレイン酸ジエ
タノールアミド、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、P
OEオレイン酸アミド、POEステアリン酸アミド、シ
ョ糖オレイン酸エステル、ショ糖ラウリン酸エステル、
ショ糖パルミチン酸エステル、ショ糖ステアリン酸エス
テル、ショ糖グリセリド脂肪酸エステル、オレイルジメ
チルアミンオキシド、ジメチルラウリルアミンオキシ
ド、アルキル(8〜16)グルコシド等が挙げられる。
チン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、イ
ソステアリン酸、ヒドロキシステアリン酸、オレイン
酸、ウンデシレン酸、アラキン酸、アラキドン酸、リノ
ール酸、リシノール酸、ラノリン脂肪酸等が挙げられ
る。
酸ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ラ
ウリル硫酸アンモニウム、セチル硫酸ナトリウム、ステ
アリル硫酸ナトリウム、POEラウリルエーテル硫酸ナ
トリウム、POEラウリルエーテル硫酸トリエタノール
アミン、POEラウリルエーテル硫酸アンモニウム、P
OEアルキルエーテル硫酸ナトリウム、POEアルキル
エーテル硫酸トリエタノールアミン、POEアルキルエ
ーテル硫酸ジエタノールアミン、POEアルキルエーテ
ル硫酸アンモニウム、硬化ヤシ油脂肪酸グリセリル硫酸
ナトリウム、高級脂肪酸アルキロールアミドの硫酸エス
テル塩、硫酸化油硫酸化ヒマシ油、POEラウリルエー
テルリン酸、POEオレイルエーテルリン酸、POEセ
チルエーテルリン酸、POEステアリルエーテルリン
酸、POEアルキルエーテルリン酸、POEアルキルフ
ェニルエーテルリン酸及びそれらの塩(ナトリウム塩、
トリエタノールアミン塩等)、α−オレフィンスルホン
酸塩、高級脂肪酸エステルのスルホン酸塩、高級脂肪酸
アミドのスルホン酸塩、ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナ
トリウム、ラウロイルメチルタウリンナトリウム、ステ
アロイルメチルタウリンナトリウム等のN−アシルスル
ホン酸塩、ドデシルベンゼンスルホン酸トリエタノール
アミン等のアルキルベンゼンスルホン酸塩、スルホコハ
ク酸ナトリウム、スルホコハク酸ラウリル二ナトリウ
ム、POEスルホコハク酸二ナトリウム、POEスルホ
コハク酸ラウリル二ナトリウム、スルホコハク酸POE
ラウロイルエタノールアミドエステル二ナトリウム、ウ
ンデシレノイルアミドエチルスルホコハク酸二ナトリウ
ム等のスルホコハク酸塩、ラウロイルサルコシンナトリ
ウ等のN−アシルサルコシン塩、N−ラウロイル−L−
グルタミン酸ナトリウム、N−ステアロイル−L−グル
タミン酸二ナトリウム、N−ミリストイル−L−グルタ
ミン酸ナトリウム等のN−アシルグルタミン酸塩、オレ
イン酸、ステアリン酸、ラウリン酸及びパルミチン酸等
のナトリウム塩、カリウム塩、トリエタノールアミン塩
あるいはアンモニウム塩等が挙げられる。
化アルキルトリメチルアンモニウム、塩化ラウリルトリ
メチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウ
ム、臭化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリ
ルトリメチルアンモニウム、臭化ステアリルトリメチル
アンモニウム、臭化ラウリルトリメチルアンモニウム、
塩化ジアルキルジメチルアンモニウム、塩化ジセチルジ
メチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモ
ニウム、塩化ジココイルジメチルアンモニウム、塩化ミ
リスチルジメチルベンジルアンモニウム、塩化ステアリ
ルジメチルベンジルアンモニウム、エチル硫酸ラノリン
脂肪酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム、エ
チル硫酸ラノリン脂肪酸アミノエチルトリエチルアンモ
ニウム、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノエチルジエチ
ルメチルアンモニウム、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミ
ノエチルトリメチルアンモニウム、エチル硫酸ラノリン
脂肪酸アミノプロピルトリエチルアンモニウム、メチル
硫酸ラノリン脂肪酸アミノエチルトリメチルアンモニウ
ム、メチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルエチルジ
メチルアンモニウム、エチル硫酸イソアルカン酸(14
〜20)アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム、
エチル硫酸イソアルカン酸(18〜22)アミノプロピ
ルエチルジメチルアンモニウム、エチル硫酸イソステア
リン酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム、エ
チル硫酸イソノナン酸アミノプロピルエチルジメチルア
ンモニウム等が挙げられる。
界面活性剤、アミノプロピオン酸型両性界面活性剤、ア
ミノ酢酸型界面活性剤、スルホベタイン型両性界面活性
剤等が挙げられる。具体例としては、2−アルキル−N
−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリ
ニウムベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイ
ン、ウンデシノイルカルボキシメトキシエチルカルボキ
シメチルイミダゾリニウムベタインナトリウム、ウンデ
シルヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインナトリ
ウム、ウンデシル−N−ヒドロキシエチル−N−カルボ
キシメチルイミダゾリニウムベタイン、塩酸アルキルジ
アミノエチルグリシン液、ステアリルジヒドロキシエチ
ルベタイン、ステアリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、
ステアリルジメチルベタインナトリウム液、ビス(ステ
アリル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリン)クロル酢
酸錯体、ヤシ油アルキル−N−カルボキシエチル−N−
ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインナトリウ
ム、ヤシ油アルキル−N−カルボキシエトキシエチル−
N−カルボキシエチルイミダゾリニウムジナトリウムヒ
ドロキシド、ヤシ油アルキル−N−カルボキシメトキシ
エチル−N−カルボキシエチルイミダゾリニウムジナト
リウムヒドロキシド、ヤシ油アルキル−N−カルボキシ
メトキシエチル−N−カルボキシエチルイミダゾリニウ
ムジナトリウムラウリル硫酸、ヤシ油アルキルベタイ
ン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ヤシ油脂肪
酸−N−カルボキシメトキシエチル−N−カルボキシエ
チルイミダゾリニウムベタインナトリウム、ラウリルア
ミノプロピオン酸トリエタノールアミン、β−ラウリル
アミノプロピオン酸ナトリウム、ラウリルN−カルボキ
シメトキシエチル−N−カルボキシメチルイミダゾリニ
ウムジナトリウムドデカノイルサルコシン、ラウリルジ
アミノエチルグリシンナトリウム、ラウリン酸アミドプ
ロピルベタイン液等が挙げられる。
ール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコー
ル、1,3−ブチレングリコール、イソプレングリコー
ル、へキシレングリコール、グリセリン、ジグリセリ
ン、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル等が挙げられる。
他に、通常化粧品分野で用いられる他の任意成分を本発
明の効果を妨げない範囲で加えることができる。このよ
うな任意成分としては、コラーゲン、ケラチン、エラス
チン、フィブロイン、コンキオリン、大豆蛋白、カゼイ
ン、ゼラチン等の蛋白質を酸、アルカリ、酵素等により
加水分解した加水分解物、及びこれらを4級化したカチ
オン変性蛋白質等のポリペプタイド;ピロリドンカルボ
ン酸ナトリウム、乳酸ナトリウム、ソルビトール、ヒア
ルロン酸、尿素等の保湿剤;ヒマシ油、カカオ脂、ミン
ク油、アボガド油、ホホバ油、マカデミアナッツ油、オ
リーブ油等の油脂類;ミツロウ、鯨ロウ、ラノリン、カ
ルナウバロウ、キャンデリラロウ等のロウ類;ミリスチ
ン酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、乳酸セチル、
オレイン酸オレイル、2−エチルヘキサン酸ヘキサデシ
ル、ミリスチン酸オクチルドデシル等の脂肪酸エステ
ル;ポリエーテル変性シリコーン、アルキル変性シリコ
ーン等のシリコーン誘導体;ベンジルアルコール、フェ
ネチルアルコール、ベンジルオキシエタノール、N−メ
チルピロリドン、N−エチルピロリドン、エチレンカー
ボネート、ポロピレンカーボネート等の染色助剤;流動
パラフィン、固形パラフィン、イソパラフィン、スクワ
ラン等の炭化水素類;パラベン等の防腐剤;エデト酸二
ナトリウム等のキレート剤;フェナセチン、8−オキシ
キノリン等の安定化剤;チオグリコール酸、亜硫酸塩、
アスコルビン酸等の酸化防止剤;その他、植物抽出物、
生薬抽出物、ビタミン類、色素、香料、顔料、紫外線吸
収剤等が挙げられる。
し、酸化剤を含有する第2剤と混合する。酸化剤には通
常過酸化水素を用い、第2剤中の配合量は1〜6重量%
が好ましい。2重量%より少ないと十分な染毛効果やブ
リーチ効果が得られず、6重量%より多くなると毛髪損
傷が懸念される。そして通常はこれら第2剤と重量比で
2:1〜1:2の割合で混合されるが、実使用上好まし
いのは1:1であり、混合物中の過酸化水素濃度は3重
量%未満であることが好ましい。
を配合しない場合は、脱色剤として用いることができ
る。
できる。
はこれらに限られるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲の種々の態様のものが含まれる。
剤組成物) 本発明の酸化染毛剤組成物第1剤の配合組成を下記に示
す。そして実施例1〜2及び比較例1〜4のアルカリ剤
配合量を表1に示す。
お、第2剤組成は本実施例並びに比較例において共通で
ある。
し、噴射剤(LPG3.5)4部をポリエチレン製内袋
を有するエアゾール缶に充填し、エアゾールムース状酸
化染毛剤組成物を得た。
ル硫酸ナトリウム水溶液5ccを使用して洗浄し、温水
にて十分すすいだ。その後余分な水分をふき取った。実
施例1〜2および比較例1〜4の酸化染毛剤組成物第1
剤を第2剤と1:1で混合後、これらの毛束にハケにて
塗布し恒温槽(37℃)中に放置した。30分後に毛束
をシャンプーでよく洗浄し、タオルで水分を拭き取った
後に、ドライヤーにて乾燥した。
パネラー10名により肉眼で下記の基準で評価し、その
平均を総合評価とした。
立たない △…黒髪に明るさがなく、白髪は染まっているがやや目
立つ ×…黒髪に明るさがなく、白髪もほとんど染まらず目立
つ
を、各例5名の女性モデルに染毛し、染毛後の仕上がり
の毛髪の感触を、専門のパネラー10名により下記の基
準で評価し、その平均を総合評価とした。
感である ×…ゴワツキが大きく、仕上がり感の悪い感触である
無について聞き取り調査を行い、下記の基準で評価し
た。
剤を、内面樹脂コートおよびポリエチレン製内袋を有し
たアルミ製エアゾール缶に充填し、40℃、6ヶ月の加
速保存試験を行い、保存前後の容器内面の腐食性を比較
した。
ンモニア単独配合の比較例1と同様の良好な染毛効果を
示すと共に、アンモニアの配合量が少ないことにより刺
激臭も少ないものであった。また、毛髪の仕上がり感が
非常に良好であった。
て調製し、噴射剤(ジメチルエーテル:LPG(4.0
kg/cm2)=20:80)と93:7の割合でエア
ゾール缶に充填し、エアゾールムース状染毛剤第1剤を
得た。上述の第2剤を用い、1:1で混合して染毛した
ところ、実施例1と同様に良好な結果を得た。
剤と1:1で混合し、常法にて染毛した。
得られた。また、保存安定性も優れたものであった。
成物) 本発明の毛髪脱色剤組成物第1剤の配合組成を下記に示
す。そして実施例8〜9及び比較例5〜7のアルカリ剤
配合量を表3に示す。
(LPG3.5)4部をPET製エアゾール缶に充填
し、エアゾール状毛髪脱色剤組成物を得た。なお、第2
剤は上述のエアゾールタイプの第2剤組成物を用いた。
方法にて試験した。これら脱色処理毛の脱色具合を、専
門のパネラー10名により肉眼で下記の基準で評価し、
その平均を総合評価とした。
した。これらの試験の結果を表4に示す。
は、アンモニア単独使用の比較例4より少ないアンモニ
ア濃度で良好なブリーチ力を示すと同時に、刺激臭が極
めて低く、毛髪の仕上がり感が非常に良好であった。ま
た、保存安定性も良好であった。
組成物を用い、1:1で混合して、常法に従い毛髪をブ
リーチした。
と同様に良好なブリーチ力を示すと同時に、刺激臭が極
めて低く、毛髪の仕上がり感が非常に良好であった。
や毛髪の仕上がりの風合いに優れ、刺激臭が少なく、染
毛処理時に使用者に不快感を感じさることがない。
Claims (5)
- 【請求項1】 アルカリ剤を含有し、使用時に酸化剤を
含有する第2剤と混合する染毛剤組成物第1剤におい
て、該アルカリ剤が少なくともアンモニア水及びアルカ
リ金属の炭酸塩とからなり、28%アンモニア水と炭酸
塩を0.5:1〜10:1の重量比で配合し、かつpH
が9.5〜12に調整されていることを特徴とする染毛
剤組成物。 - 【請求項2】 アルカリ金属の炭酸塩が炭酸ナトリウム
及び/又は炭酸水素ナトリウムであることを特徴とする
請求項1記載の染毛剤組成物。 - 【請求項3】 酸化染料を配合することを特徴とする請
求項1又は2記載の染毛剤組成物。 - 【請求項4】 プラスチック容器に充填されていること
を特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の染毛
剤組成物。 - 【請求項5】 剤型がエアゾールムース状であることを
特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の染毛剤
組成物。
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