JP2001327076A - 電気料金管理装置およびその記録媒体 - Google Patents

電気料金管理装置およびその記録媒体

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JP2001327076A JP2000393829A JP2000393829A JP2001327076A JP 2001327076 A JP2001327076 A JP 2001327076A JP 2000393829 A JP2000393829 A JP 2000393829A JP 2000393829 A JP2000393829 A JP 2000393829A JP 2001327076 A JP2001327076 A JP 2001327076A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 施設内における電気料金、または、全電力負
荷の使用電力量あるいはCO2に対する目標値を1ヶ
月、あるいは1年単位といった所定期間で設定し、この
目標値に基づいて電力負荷における使用電力量や最大電
力を制御することによって電気料金の管理を行うことが
できる電気料金管理装置を提供すること。 【解決手段】 サンプルデータ蓄積部2に蓄積された、
電力負荷における使用電力量のサンプルデータに基づい
て、負荷パターン認識部3で乖離率が算出されると共
に、調整電力量演算部5および目標係数演算部7で調整
電力量と目標係数が算出される。また、デマンド時限目
標値演算部8は、乖離率、調整電力量、目標係数に基づ
いてデマンド時限毎に電力負荷で使用される電力量の目
標値を算出する。そして、この目標値に基づいてデマン
ド制御部9および負荷制御部10により、電力負荷の使
用電力量が制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力の使用量に応
じて課金される電気料金を管理する電気料金管理装置お
よびその記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従
来、電力需要家の電力利用を管理する方法として、電力
需要のピークを抑制するデマンドコントローラがよく知
られている。デマンドコントローラとは、電力需要家が
使用する所定時間毎の平均使用電力の最大値に目標値を
定めて、その目標を超過しないように負荷を管理または
制御することを目的としたものであり、一般に30分間
の平均使用電力を目標値と定めている。従って、ほとん
どの建物において、デマンドコントローラから警報通知
または電力制御が行われる時期は夏季に集中している。
このため、ユーザが電力量またはCO2排出量の削減を
目的としてデマンドコントローラを設置する場合、年間
を通じた電力(またはCO2)の削減量が少なく、目的
の達成という点で満足度が低いのが実状である。
【0003】また、ほとんどの電力需要家は、電力会社
から検針票または請求書が送付されることによって初め
て電気料金を知ることになる。このため、電気料金を節
約するために、照明をこまめに消灯したり、夏季に空調
の設定温度を高めにしても、その行動によってどれだけ
電気料金が削減されたかを事前に知ることはできなかっ
た。また、電気料金を算出する基となる電力量をデマン
ドコントローラによって制御した場合、上述した状況か
ら削減目標を設定しにくいのが実状である。
【0004】従来の需要電力予測装置の中には、例えば
特開平4−372046号のように、電気料金を算出す
る基となる電力量を制御するために、不連続性影響要因
を考慮したニューラルネットワークを利用する需要電力
予測装置が示されている。しかし、需要電力を予測する
のみで、電気料金を削減するための手法について何ら示
されていない。
【0005】さらに、現在省エネ化を総合的に提案する
企業の中には、1つの建物内において省エネ化を行う方
法として、照明および動力負荷を個々に高効率機器に交
換したり、使用する電力量を自動制御化することを提案
しているものがある。このような企業が実際に上述した
ような工事を行った場合、当該企業は各工事箇所毎に工
事前後の電力量をそれぞれ測定して省エネ効果を証明す
る必要がある。しかしながら、負荷の稼働状況が工事前
後で異なる場合、正確な省エネ効果を証明するのは容易
ではなく、長期間の測定が必要になると共に、そのため
の費用も増大する。このため、省エネ化によって削減さ
れる金額に対する省エネ化費用の回収年数が長くなり、
ユーザによる投資が伸び悩んでいる。
【0006】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
ものであり、ある施設内における電気料金、または、全
電力負荷の使用電力量あるいはCO2に対する目標値を
1ヶ月、あるいは1年単位といった所定期間で設定し、
この目標値に基づいて電力負荷における使用電力量や最
大電力を制御することによって電気料金の管理を行うこ
とができる電気料金管理装置およびその記録媒体を提供
することを目的とする。
【0007】また、上述した使用電力量に対する目標値
をCO2 排出量で設定できると共に、電力使用状況に
応じた月末時点における使用電力量およびCO2 排出
量の予測値を表示することで、電力需要家の省エネ意識
を高めることができ、かつ、構造を簡素化することがで
き低コストな電気料金管理装置およびその記録媒体を提
供することを目的とする。
【0008】さらには、複数の施設内に設置された電力
負荷によって使用される電力量に課金される電気料金を
遠隔操作することにより一元管理することができる電気
料金管理装置およびその記録媒体を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、電力負荷により所定期間に使用される電
力量の目標値を設定する設定手段と、前記電力負荷によ
って前記所定期間を細分化した単位時間に使用された電
力量の値を蓄積する使用電力量蓄積手段と、前記所定期
間に使用される電力量の目標値、各単位時間の使用電力
量に基づいて各単位時間の使用電力量の目標値を算出す
る単位時間目標値演算手段と、該算出された各単位時間
の使用電力量の目標値に基づいて、前記電力負荷の使用
電力量を制御する負荷制御手段とを具備する電気料金管
理装置を提供する。ここで、''所定期間''は、電気料金
の請求期間の単位と一致させることが好ましく、例えば
月初から月末とする。また、''単位時間''は、電力量を
調整する所定時間単位であり、電気料金の基本料金を決
定するための最大電力を定める時限(デマンド時限)に
一致させることが好ましい。
【0010】また、本発明は、上記電気料金管理装置に
おいて、前記所定期間に使用される電力量の目標値と、
前記各所定期間に使用された電力量の値とに基づいて、
各単位時間の平均使用電力量に対する各単位時間におけ
る目標電力量の比率である乖離率を算出する乖離率算出
手段を具備してなり、前記単位時間目標値演算手段は、
前記乖離率をも考慮して各単位時間の使用電力量の目標
値を算出することを特徴としている。
【0011】また、本発明は、上記電気料金管理装置に
おいて、前記各単位時間に使用された電力量の値に基づ
いて、前記電力負荷により前記所定期間に使用される電
力量を予測する使用電力量予測手段と、前記予測された
使用電力量と前記所定期間に使用される電力量の目標値
との差、および電力制御可能な残り期間に基づき調整電
力量を算出する調整電力量算出手段を具備してなり、前
記単位時間目標値演算手段は、前記調整電力量をも考慮
して各単位時間の使用電力量の目標値を算出することを
特徴としている。
【0012】また、本発明は、上記電気料金管理装置に
おける前記設定手段において、さらに施設の環境条件を
加味した係数が設定され、前記単位時間目標値演算手段
は、前記所定期間に使用される電力量の目標値、各単位
時間の使用電力量、さらに、前記施設の環境条件を加味
した係数に基づいて、各単位時間の使用電力量の目標値
を算出し、前記電気料金管理装置は、該算出された各単
位時間の使用電力量の目標値に基づいて、前記電力負荷
の使用電力量を制御する負荷制御手段をさらに具備する
ことを特徴としている。ここで、''施設の環境上条件を
加味した係数''としては、例えば、屋外気温、屋内気
温、湿度、入退出社数などの使用電力量の増減に影響を
与える条件を表す係数とする。
【0013】また、本発明は、上記電気料金管理装置に
おいて、前記施設の環境条件を加味した係数の上下限値
および該上下限値に対応する前記設置場所における状況
とからなる制限条件を設定する制限条件設定手段と、前
記制限条件に基づいて、前記電力負荷の設置場所におい
て環境状況を検知する検知手段により検知された環境状
況に応じた前記施設の環境条件を加味した係数として設
定されることを特徴としている。なお、本発明の電気料
金管理装置が前記電力負荷の設置場所において施設稼働
状況を検知する検知手段をさらに備えてもよい。
【0014】また、本発明は、上記電気料金管理装置に
おいて、前記電力負荷のうち、特定の電力負荷に供給さ
れる電力を遮断することができる割合を表す遮断率を設
定する特定電力負荷設定手段と、前記特定の電力負荷に
よって各時間単位に使用された電力量の値を蓄積する特
定電力負荷使用電力量蓄積手段と、前記特定電力負荷使
用電力量蓄積手段に蓄積された電力量の値を用いて前記
特定の電力負荷により前記所定期間に使用される電力量
を予測し、該予測した使用電力量と前記遮断率に基づい
て、現時点から前記所定期間終了の間に前記特定の電力
負荷に供給される電力を遮断することができる遮断可能
電力量を算出すると共に、該遮断可能電力量を利用して
電力調整が限界に達したか否か判断し、限界に達したと
判断した場合に警報を発生する遮断可能電力演算手段と
を具備することを特徴としている。
【0015】また、本発明は、上記電気料金管理装置に
おいて、前記目標値として長期の電気料金が設定された
場合、該電気料金を前記所定期間で割り振り、該割り振
られた各所定期間の電気料金の目標値を電力量に換算し
た後、該換算した電力量に基づいて前記電力負荷の使用
電力量を制御することを特徴としている。
【0016】また、本発明は、前述の電気料金管理装置
を複数管理する監視装置であって、複数の電気料金管理
装置で設定される各目標値を統括した所定期間の目標値
を設定し、予め設定された分配率に従って、各電気料金
管理装置に所定期間の目標値を振り分ける手段と、該複
数の電気料金管理装置が予測した各予測電力量と、該複
数の電気料金管理装置が演算した各遮断可能電力量と、
該所定期間の各目標値とに基づいて、前記分配率を変化
させる手段とを備えた監視装置である。
【0017】また、本発明は、前述の電気料金管理装置
と、該複数の電気料金管理装置を管理する複数の監視装
置と、該複数の監視装置を統括管理する統括監視装置と
を備えた電気料金管理システムであって、前記監視装置
が、監視対象となる複数の電気料金管理装置で設定され
る各目標値を統括した所定期間の目標値であって前記統
括監視装置より振分けられた所定期間の目標値を設定
し、予め設定された分配率に従って、各電気料金管理装
置に所定期間の目標値を振り分ける手段と、前記監視対
象となる複数の電気料金管理装置が予測した各予測電力
量と、該複数の電気料金管理装置が演算した各遮断可能
電力量と、該所定期間の各目標値とに基づいて、前記分
配率を変化させる手段とを備え、前記統括監視装置が、
前記複数の監視装置で設定される各目標値を統括した所
定期間の目標値を設定し、予め設定された分配率に従っ
て、各監視装置に所定期間の目標値を振り分ける手段
と、前記複数の監視装置から送られる予測電力量と各遮
断可能電力量と、前記複数の監視装置で設定される各目
標値を統括した所定期間の各目標値とに基づいて、各監
視装置に対する前記分配率を変化させる手段とを備え、
前記複数の電気料金管理装置と前記複数の監視装置と前
記統括監視装置とを通信可能に接続した電気料金管理シ
ステムである。
【0018】また、本発明は、電力負荷により所定期間
に使用される電力量に応じた電気料金を管理する電気料
金管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
な記録媒体であって、前記電力負荷によって各時間単位
に使用された電力量の値を蓄積するステップと、設定さ
れた所定期間に使用される電力量の目標値、施設の環境
条件を加味した係数、および、各時間単位の使用電力量
に基づいて、各時間単位の使用電力量の目標値を算出す
るステップと、該算出された各時間単位の使用電力量の
目標値に基づいて、前記電力負荷の使用電力量を制御す
るステップとを有する電気料金管理プログラムを記録し
たことを特徴としている。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る電気料金管理装置の一実施形態について説明する。図
1は本実施形態における電気料金管理装置の構成を示す
図である。この図において、1は設定入力記憶部であ
り、ユーザによって以下に示す各種パラメータが設定・
記憶される。なお、本実施の形態を含む以下の実施の形
態において、電気料金の請求期間となる所定期間は月初
から月末の1ヶ月であり、この所定期間を細分化した単
位時間をデマンド時限として説明する。なお、デマンド
時限については別途説明を行う。
【0020】(1)月間目標電力量:月初から月末まで
に使用する電力量(Kwh)の目標値。工場、ビルディ
ング、一般家屋等の、ある施設内に設置された全電力負
荷が設定される。月間目標電力量は、所定期間における
目標値となる電力量、電気料金、二酸化炭素量(二酸化
炭素排出量)のいずれかの値から換算/演算され、設定
入力記憶部1に設定・記憶される。なお、当月1ヶ月の
目標値として電力量が設定された場合、設定された電力
量はそのまま月間目標電力量となる。また、当月1ヶ月
の目標値として電気料金が設定された場合、設定された
電気料金を電力量に換算してから、後述する電気料金管
理処理を行う。設定入力記憶部1は、電力量への換算の
ために、予め設定・記憶した1ヶ月間の基本料金デー
タ、1ヶ月の電力使用量に応じて定まる料金テーブルを
用いて、入力された電気料金を月間目標電力量に換算
し、設定・記憶する。以下に月間電気料金目標金額から
月間目標電力量に換算する一例を示す。基本料金が、下
記の式、 基本料金=基本料金単価×力率割引×最大電力 に示すように電力供給元との契約により、基本料金単
価、力率割引、後述する最大電力により定まる場合、上
記式で求められる基本料金が基本料金データとして予め
設定・記憶される。また、当月1ヶ月の目標値として設
定された目標値電気料金から月間目標電力量への換算
は、1(Kwh)当り使用料単価が一律の場合、 月間目標電力量=(目標電気料金−基本料金)/使用料
金単価 となる。なお、月間電気料金目標金額から月間電力量へ
の換算は、電力供給元との契約により定まり、例えば使
用量単価が一律でなく季節や時間帯により変わることも
ある。よって、実際の電気料金から月間目標電力量への
換算は契約内容に応じた換算が行われる。また、当月1
ヶ月の目標値として二酸化炭素量(t)が設定された場
合、例えば、Kwh×0.12=1tという式を用いて
電力量に換算してから、後述する電気料金管理処理を行
う。
【0021】また、長期間、例えば当年、当年度、半
期、あるいは、4半期の使用電力量が目標値として設定
された場合、設定された長期間の使用電力量を各月の電
力量に振り分けてから、後述する電気料金管理処理を行
う。長期間の使用電力量を各月の電力量に振り分けるた
めに、設定入力記憶部1が行う処理の一例を以下に示
す。なお、ここでは、当年度の使用電力量が設定された
ものとする。設定入力記憶部1は、後述する設定値であ
る前年度各月電力量を用いて、前年度1ヶ月の平均電力
量を算出する。例えば、前年度の総使用電力量が12万
(Kwh)とすると、前年度1ヶ月の平均電力量は、1
万(Kwh)となる。次に、設定入力記憶部1は、前年
度1ヶ月の平均電力量と前年度各月の電力量との比 比(n)=前年度n月の電力量/前年度1ヶ月の平均電
力量 ここで、nは1〜12の整数を各月毎に求める。続い
て、設定入力記憶部1は、比(n)と設定された当年度
使用電力量を用いて、 当年n月の目標電力量=比(n)×当年1ヶ月の平均電
力量 により当年度の使用電力量を各月の電力量に振り分け
る。
【0022】また、長期間、例えば当年、当年度、半
期、あるいは、4半期の電気料金が目標値として設定さ
れた場合、設定された長期間の電気料金を長期間の使用
電力量に換算し、各月の電力量に振り分けてから、後述
する電気料金管理処理を行う。なお、このための処理
は、後述する設定値である前年度各月電力量、基本料金
データ、電力使用量に応じて定まる料金テーブルを用い
ることにより行うことができる。例えば、当年度(1年
間)の目標電気料金から長期間の目標電力量への換算
は、1(Kwh)当り使用料単価が一律の場合、 長期間の目標電力量=(長期間の目標電気料金−基本料
金×設定月数)/使用料金単価 となる。この長期間の目標電力量を前述のように前年度
各月電力量に応じて各月に振り分ける。また、前年度各
月電気料金に関する情報がある場合、設定された長期間
の電気料金を前年度各月電気料金の実績に応じて各月の
電力料金に振り分け、振り分けられた各月の電気料金を
その月の使用電力量に換算し、後述する電気料金管理処
理を行ってもよい。
【0023】また、長期間の二酸化炭素量が目標値とし
て設定された場合、同様に、設定された長期間の二酸化
炭素量を長期間の使用電力量に換算し、各月の電力量に
振り分けてから後述する電気料金管理処理を行う。ま
た、前年度各月の使用二酸化炭素量に関する情報がある
場合、設定された長期間の二酸化炭素量を前年度各月電
気料金の実績に応じて各月の二酸化炭素量に振り分けて
から、振り分けられた各月の二酸化炭素量をその月の使
用電力量に換算し、後述する電気料金管理処理を行って
もよい。
【0024】なお、電気料金管理と言う観点から、前述
の"月初"および"月末"は電気料金課金期間に一致させる
ことが好ましい。すなわち、"月初"は電気料金課金の初
日に当たる検針日の翌日とし、"月末"は検針日とするこ
とが好ましい。
【0025】(2)サンプルデータ蓄積期間:上述した
電力負荷で実際に使用される電力量の測定値(サンプル
データ)を保持する期間。ここでは7日間とする。 (3)最低電力、最大電力:最低電力は、上述した各サ
ンプルデータを電気料金管理処理に反映させるか否かを
判断するための値。設定された最低電力よりも低いサン
プルデータは、電気料金管理処理に反映されない。最大
電力は、電力供給元と契約により定められ電力値。ここ
で、最大電力は、後述するデマンド時限内において使用
される平均電力の最大値とする。
【0026】(4)目標係数:電力負荷の設置場所の状
況に応じて、すなわち、施設の環境条件を加味して、1
ヶ月間のうち所望する日または期間において、デマンド
時限目標値(後述する)を増減させるための係数。目標
係数の決定手段は、手動と自動がある。手動の場合、例
えば、管理対象の電力負荷が、1日目から10日目まで
は使用電力量が少なく、20日目から月末までは使用電
力量が多くなるといった傾向があった場合は、目標係数
の値を、1日目から10日目までは100%以下、11
日目から19日目までは100%、20日目から月末ま
では100%以上に設定するとよい。自動の場合の目標
係数は、(5)制限条件設定で決定される。また、"デマ
ンド時限"は、電力量を調整する所定時間単位である。
また、電気料金管理と言う観点から、"デマンド時限"
は、電気料金の基本料金を決定するための最大電力を定
める時限、例えば30分単位、に一致させることが好ま
しい。 (5)制限条件:上述した目標係数が自動で設定された
場合に設定される。目標係数の上下限値と、当該上限値
および下限値においてそれぞれ電力負荷の設置場所にお
ける状況を検知する手段から出力される値とによって設
定される。 (6)遮断率:設定された月間目標電力量に対し、現時
点からその月の月末までの間に特定の電力負荷に供給さ
れる電力を遮断することができる電力量(遮断可能電力
量)を算出する際に使用される率。月初から月末までの
1ヶ月間に該特定の電力負荷に供給される電力を遮断す
ることができる割合を表す。ここで、"特定の電力負荷"
とは、電力供給を遮断しても電気料金管理を行う施設で
影響のない電力負荷のことを言う。例えば、電気料金管
理装置が工場等に導入される場合、"特定の電力負荷"と
は生産に影響のない電力負荷、例えば空調機等のことを
言う。また、特定の電力負荷への電力の遮断は、特定の
電力負荷への電力のON/OFFのほか、供給電力の低
減を行ってもよい。 (7)制御時間帯:負荷パターン(後述する)を考慮し
た電気料金管理を行う時間帯。 (8)前年度各月電力量:前年度の各月において実際に
使用された電力量。
【0027】2はサンプルデータ蓄積部であり、図示せ
ぬ電力計によって計測された、ある施設内における全電
力負荷の使用電力値に基づいて、全電力負荷により所定
のデマンド時限(ここでは30分間とする)の間に使用
される電力量を、サンプルデータとして順次記録してい
く。また、記録した電力量を、設定入力記憶部1に入力
されたサンプルデータ蓄積期間の間、蓄積する。この蓄
積されたサンプルデータは、サンプルデータ蓄積期間経
過後、新しいデータが入力されると、最も古いものから
順次消去していく。なお、ここでの"デマンド時限"は、
電気料金の基本料金を決定するための最大電力を定める
時限に一致させているものとする。
【0028】3は負荷パターン認識部であり、以下に示
す(1)式に従って、サンプルデータ蓄積部2に蓄積さ
れている負荷全体の使用電力量のサンプルデータと、設
定入力記憶部1に入力された全電力負荷の月間目標電力
量とに基づいて、各デマンド時限の乖離率を算出する。 乖離率=同時刻サンフ゜ルテ゛ータ平均値/平均目標電力量 ……(1) (ただし、平均目標電力量=月間目標電力量/当月のデ
マンド時限数)
【0029】(1)式において、同時刻サンプルデータ
平均値とは、各デマンド時限のサンプルデータ蓄積期間
におけるサンプルデータの平均値である(図2参照)。
ここで、同時刻サンプルデータ平均値を求める際に、設
定入力記憶部1に入力された最低電力を下回るサンプル
データがあった場合、そのサンプルデータは同時刻サン
プルデータ平均値に反映されない。すなわち、例えば図
2に示すように、最低電力が60Kwhだった場合、
「9:00〜9:30」の同時刻サンプルデータ平均値
を求める場合、「2日前」のサンプルデータ(59Kw
h)を除外して平均値が算出される。
【0030】また、(1)式においてデマンド時限数と
は、当月におけるデマンド時限の数のことである。すな
わち、例えばデマンド時限が30分間であった場合、1
日当たりのデマンド時限数は24時間(=1440分)
/30分=48であるから、当月が31日間だったとす
ると、その月のデマンド時限数は48×31=1488
となる。
【0031】ここで、図2に平均目標電力量が100
(Kwh)だった場合の各デマンド時限における乖離率
を示す。このように、各デマンド時限の乖離率を求めて
いくことにより、管理対象となる電力負荷における1日
の使用電力量の推移(負荷パターン)を認識することが
できる。
【0032】4は使用電力予測演算部であり、サンプル
データ蓄積部2に蓄積されているサンプルデータに基づ
いて当月の月末時点における1ヶ月間の使用電力量を予
測する(以下、この予測電力量を月間予測電力量とい
う)。ここで、月間予測電力量の予測方法は、例えば最
小自乗法または移動平均法等の従来から用いられている
手法を用いるものとする。さらには、例えば特願平4−
372046等に示すニューラルネットワークを利用す
る手法を用いてもよい。ここでは、サンプルデータ蓄積
部2に蓄積されているサンプルデータの総計をサンプル
データ蓄積期間の日数(すなわち7)で割って1日当た
りの平均使用電力量を求め、その電力量に当月の全日数
をかけた値を月間予測電力量とする。なお、この予測演
算はデマンド時限毎に実行される。
【0033】また、使用電力予測演算部4により予測さ
れた当月の月末時点における1ヶ月間の使用電力量は、
図示せぬ表示装置に表示される。この時、当該予測使用
電力量をCO2 排出量に換算し、併せて表示するよう
にしても良い。
【0034】5は調整電力量演算部であり、設定入力記
憶部1に入力された全電力負荷の月間目標電力量と、使
用電力予測演算部4によって算出された月間予測電力量
とに基づいてデマンド時限当たりの調整電力量を算出す
る。具体的には以下に示す(2)式によって調整電力量
を算出する。 調整電力量=(月間予測電力量−月間目標電力量)/電力調整可能な残り期間 ……(2) ここで、"電力調整可能な期間"とは、現時点から当月末
日までにおいて、電力調整を行うことが可能な期間、時
間帯のことを言う。デマンド時限当たりの調整電力量
は、使用電力量の管理単位となる月における残り日数、
残りデマンド時限に応じて変わる。そこで、電力調整可
能な残り期間に応じてデマンド時限当たりの調整電力量
を算出することにより、適切な電力調整を行うことが可
能となる。電力調整可能な残り期間としては、例えば、
当月における残りの制御時間帯に含まれるデマンド時限
回数とする。また、別な例としては、 電力調整可能な残り期間=(過去の所定日数に於ける制
御時間帯内の最低電力以上のデマンド時限回数/過去の
所定日数)×残日数 とする。ここで、"残日数"とは、当日から月末までの日
数のことである。これにより、休日や休息時間帯といっ
た非稼動時間帯であって、電力量の制御が行われない時
間帯を除いた残りの制御時間帯に含まれるデマンド時限
回数を精度良く求めることができる。なお、前述の"デ
マンド時限回数"は、サンプルデータ蓄積部2に蓄積さ
れたデータを利用して求める。
【0035】6はセンサであり、電力負荷が設置された
場所の状況を検知する。ここではセンサ6として、気温
を感知する温度センサが使用されているものとする。ま
た、温度センサの他に、例えば人数を感知する人感セン
サ、駐車場の駐車台数を認識する入出庫管理装置、照度
センサ等を用いても良い。あるいは、人の退出を管理す
る装置や、売上を管理する装置など、設備の稼動状況を
直接的あるいは間接的に検知することが可能な装置であ
ればいずれでもよい。
【0036】7は目標係数演算部であり、設定入力記憶
部1に設定された目標係数、または、電力負荷の設置場
所の環境に応じて算出した目標係数を出力する。ここ
で、どちらの目標係数を出力するかは、ユーザによって
予め選択される。ユーザが、目標係数演算部7によって
算出された目標係数を選択した場合、目標係数演算部7
は、設定入力記憶部1に入力された制限条件に基づい
て、センサ6の測定値に応じた目標係数を出力する。こ
こでは、電力負荷の設置場所における状況を検知する手
段として温度センサを用いているので、制限条件のうち
上下限値に対応する値として、それぞれ気温が設定され
る。
【0037】そして例えば、制限条件として上限値が1
05%、下限値が95%、上限値の時の気温が30℃、
下限値の時の気温が35℃と設定された場合、図3に示
すように、目標係数演算部7は下限値から上限値までの
間における気温と目標係数との関係を、直線補間するな
どして適宜求める。そして、以後、求めた関係に従って
センサ6の測定値に応じた目標係数を出力する。
【0038】8はデマンド時限目標値演算部であり、負
荷パターン認識部3で求められた平均目標電力量および
乖離率と、調整電力量演算部5によって求められたデマ
ンド時限当たりの調整電力量と、目標係数演算部8から
出力された目標係数とに基づいて、デマンド時限毎に全
電力負荷における使用電力量の目標値(以下、デマンド
時限目標値という)を算出する。具体的には以下に示す
(4)式によってデマンド時限目標値を算出する。 デマンド時限目標値=平均目標電力量×乖離率×目標係数−調整電力量 ……(4) なお、デマンド時限目標値演算部8は、算出したデマン
ド時限目標値が設定入力記憶部1に記憶された最大電力
を越える場合、デマンド時限目標値を最大電力に置き換
えて出力する。
【0039】9は従来から使用されているデマンド制御
部であり、デマンド時限制御部9はデマンド時限目標値
演算部8によって算出されたデマンド時限目標値を利用
して負荷制御が必要か否かの判断を行い、必要な場合に
は制御指令を出力する。なお、制御指令として例えばそ
の超過分に応じた使用電力低減信号(電力負荷が使用す
る電力を低減させる信号)が出力される。
【0040】10は負荷制御部であり、デマンド制御部
9から使用電力低減信号が出力されると、その使用電力
低減信号に応じて図示せぬ電力負荷で使用される電力を
低減させる。なお、使用電力の低減方法は制御する電力
負荷の種類に応じて適宜決められる。例えば電力負荷が
電力の供給を停止されても問題ない場合は、供給電力を
遮断し、問題がある場合は、供給電力を低下させたり、
電力負荷で使用される電力量を低下(例えば空調機の場
合は風量を下げたり、照明の場合は照度を低下させたり
する等)させる。
【0041】ここで、負荷制御部10において、デマン
ド制御部9から出力される使用電力低減信号を、所定の
割合でON/OFFさせて上述した使用電力低減制御を
間欠的に行っても良い。さらに、使用電力低減信号をO
N/OFFさせる割合を、調整電力量演算部5で算出さ
れた調整電力量や目標係数演算部8から出力された目標
係数に応じて変化させても良い。
【0042】11はサンプルデータ蓄積部であり、前述
したサンプルデータ蓄積部2と同じものであるが、サン
プルデータ蓄積部11では、全電力負荷のうち予め定め
られた特定の電力負荷のサンプルデータを蓄積する。
【0043】12は遮断可能電力演算部であり、サンプ
ルデータ蓄積部11に蓄積されたサンプルデータと、設
定入力記憶部1に入力された遮断率とに基づいて遮断可
能電力量を算出する。この遮断可能電力量は、当日から
その月の月末までの間に特定の電力負荷において遮断可
能な電力量であり、具体的には以下に示す(5)式によ
って算出する。 遮断可能電力量 =(特定の電力負荷における月間予測電力量−特定の電力負荷における実使 用電力量)×遮断率 ……(5) ここで、"特定の電力負荷における月間予測電力量"の予
測方法は、サンプルデータ蓄積部11に蓄積されたサン
プルデータを利用して、例えば最小自乗法または移動平
均法等の従来から用いられている手法を用いて行うもの
とする。さらに、例えば特願平4−372046等に示
すニューラルネットワークを利用する手法を用いてもよ
い。また、サンプルデータ蓄積部11に蓄積されている
サンプルデータの総計をサンプルデータ蓄積期間の日数
で割って1日当たりの平均使用電力量を求め、その電力
量に当月の全日数をかけた値を月間予測電力量としても
よい。"特定の電力負荷における実使用電力量"は、月初
から当日までに特定の電力負荷で使用された実電力量で
ある。
【0044】また、遮断可能電力演算部12は、使用電
力予測演算部4で演算された全電力負荷の予測使用電力
量と、設定入力記憶部1に入力された全電力負荷の目標
電力量との差が、(5)式により算出した遮断可能電力
量を超えた場合、すなわち、以下に示す(6)式の関係
が成り立った場合、電力調整が限界に達したと判断し、
限界警報発生信号を出力する。 全電力負荷の予測電力量−全電力負荷の目標電力量>遮断可能電力量 ……( 6) あるいは、遮断可能電力演算部12は、調整電力量演算
部5で算出した調整電力量と、算出した遮断可能電力量
を用いて、(6')式の関係が成り立った場合、限界警
報発生信号を出力するようにしてもよい。 調整電力量>(遮断可能電力量/電力調整可能な残り期間)……(6') なお、"電力調整可能な残り期間"は、調整電力量演算部
5で説明した通りであり、同様にして電力調整可能な残
り期間を求める。
【0045】13は警報発生部であり、デマンド制御部
9から出力される警報発生信号、または、遮断可能電力
演算部12から出力される限界警報発生信号に応じて警
報を発生する。
【0046】このように、図1に示す電気料金管理装置
は、管理対象となる電力負荷の負荷パターンに応じた目
標値を算出し、この目標値に基づいて電力負荷で使用さ
れる電力量を制御し、かつ、警報を発生するので、1日
の時間推移に応じて変化する電力負荷の使用電力量に即
した電気料金管理を行うことができる。
【0047】一方、例えば一般家庭内における電力負荷
のように、一定の負荷パターンが得られにくい電力負荷
の電気料金管理を行う場合や、一定の負荷パターンを有
する電力負荷でも、負荷パターンに即した電気料金管理
が好ましくない時(例えば、通常は使用電力量が少ない
深夜に、何等かの事情で使用電力量が増加する場合な
ど)もある。この様な場合、図1に示す電気料金管理装
置は、デマンド時限目標値演算部8によって算出された
デマンド時限目標値に基づく電気料金管理を行わず、使
用電力予測演算部4により算出された月間予測電力量に
基づいて電気料金管理を行う。
【0048】上述した管理を行うのは、次に述べる〜
のいずれかに該当する場合である。 負荷パターンに基づく電気料金管理をしないことをユ
ーザから指定された時; ユーザにより制御時間帯が設定された場合において、
制御時間帯以外の時; サンプルデータの平均値が最低電力よりも低い値の
時;
【0049】上述したような場合、図1の電気料金管理
装置は、デマンド時限目標値演算部8およびデマンド制
御部9による負荷制御を行わず、使用電力予測演算部4
において、まず、算出した月間予測電力量に目標係数演
算部7から出力された目標係数を乗算する。そして、こ
の値と、設定入力記憶部1に設定された全電力負荷の月
間目標電力量とを比較して、上記月間目標電力量よりも
少なかった場合、警報発生部13へ警報発生信号を出力
する。
【0050】次に、図4および図5のフローチャートを
参照して上述した電気料金管理装置の動作について説明
する。ここで、図4はデマンド時限目標値演算部8によ
って算出されたデマンド時限目標値に基づいて行われる
電気料金管理の処理を示すフローチャートである。ま
た、図5は遮断可能電力演算部12によって算出された
遮断可能電力量に基づいて行われる電気料金管理の処理
を示すフローチャートである。なお、これらの処理は並
行して行われる。
【0051】まず、図4を参照してデマンド時限目標値
に基づく電気料金管理の処理について説明する。デマン
ド時限目標値に基づく電気料金管理の処理が開始される
と、まず、目標係数演算部7から、ユーザの選択に応じ
て、設定入力記憶部1に入力された目標係数、または、
入力された制限条件に基づいて算出された気温と目標係
数との関係に従って、センサ6の測定値に応じた目標係
数のいずれかが、デマンド時限目標値演算部8へ出力さ
れる(ステップSa1)。
【0052】また、使用電力演算部4において、サンプ
ルデータ蓄積部2のサンプルデータに基づいて月間予測
電力量が算出され、調整電力量演算部5へ出力される
(ステップSa2)。そして、使用電力予測演算部4と
デマンド時限目標値演算部8のそれぞれにおいて、電気
料金管理を行うに当たり負荷パターンを考慮すべきか否
かが判断される(ステップSa3)。
【0053】すなわち、使用電力予測演算部4とデマン
ド時限目標値演算部8は、ユーザから負荷パターンに
基づく電気料金管理を行うよう指定されているか、ユ
ーザにより制御時間帯が設定されており、かつ、現在の
時刻が制御時間帯内であるか、現在のデマンド時限に
おけるサンプルデータの平均値が最低電力以上か、を判
断し、いずれか1つでも該当する項目があった場合、判
断結果がYESとなって負荷パターンを考慮した電気料
金管理を行う。一方、〜のいずれの項目にも該当し
ない場合は、判断結果がNOとなって負荷パターンを考
慮しない電気料金管理を行う。ここでは、ステップSa
3における判断結果がYESになったものとして説明を
続ける。
【0054】ステップSa3における判断結果がYES
になると、まず、負荷パターン認識部3により、サンプ
ルデータ蓄積部2に蓄積されているサンプルデータと、
設定入力記憶部1に入力された全電力負荷の月間目標電
力量とに基づいて、現在のデマンド時限の乖離率が算出
される(ステップSa4)。次いで、調整電力量演算部
5において、設定入力記憶部1に設定された全電力負荷
の月間目標電力量と、使用電力予測演算部4によって算
出された月間予測電力量と、当月における電力調整可能
な残り期間に基づいて、調整電力量が算出される(ステ
ップSa5)。
【0055】さらに、デマンド時限目標値演算部8にお
いて、負荷パターン認識部3で求められた平均目標電力
量および乖離率と、調整電力量演算部5によって求めら
れた調整電力量と、目標係数演算部8から出力された目
標係数とに基づいて、現在のデマンド時限におけるデマ
ンド時限目標値が算出される(ステップSa6)。そし
て、デマンド制御部9において、上記デマンド時限目標
値を用いて電力負荷における使用電力の制御の必要性が
判断される(ステップSa7)。
【0056】電力負荷における使用電力の制御が必要と
判断された場合、ステップSa7の判断結果がYESと
なって、デマンド制御部9から、警報発生部13に対し
て警報発生信号が出力されるとともに、負荷制御部10
に対して制御指令が負荷制御部10へ出力される(ステ
ップSa8)。負荷制御部10は、デマンド制御部から
制御指令を受信すると、所定の電力制御方法にしたがっ
て、電力負荷で使用される電力を低減させるための信号
を電力負荷に対し出力する。そして、これらの処理が完
了すると、再びステップSa1へ戻り、次のデマンド時
限になると、目標係数演算部7から新たな目標係数が出
力される。
【0057】これにより、警報発生部13からは、ユー
ザに対して、予測使用電力量がデマンド時限目標値を超
えていることを示す警報が発せられる。また、負荷制御
部10において、予め割り当てられた電力負荷に供給さ
れる電力または使用される電力量が、使用電力低減信号
に応じて低減される。
【0058】また、ステップSa7において、予測使用
電力量がデマンド時限目標値以下である場合は、ステッ
プSa7の判断結果がNOとなってそのままステップS
a1へ戻り、次のデマンド時限になると、目標係数演算
部7から新たな目標係数が出力される。
【0059】さて、ステップSa3において、前述した
〜のいずれの項目にも該当せず、判断結果がNOに
なると、使用電力予測演算部4において、ステップSa
2で算出された月間予測電力量に、目標係数演算部7か
ら出力された目標係数が乗算される(ステップSa1
0)。そして、使用電力予測演算部4において、月間予
測電力量と目標係数の乗算結果が、設定入力記憶部1に
入力された全電力負荷に対する月間目標電力量よりも小
さいか否かが判断される(ステップSa11)。
【0060】この時、月間予測電力量と目標係数の乗算
結果が月間目標電力量よりも小さければ、ステップSa
11の判断結果がYESとなり、使用電力予測演算部4
から警報発生部13に対して警報発生信号が出力され
る。これにより、警報発生部13から、ユーザに対し
て、予測使用電力量がデマンド時限目標値を超えている
ことを示す警報が発せられる(ステップSa12)。そ
して、再びステップSa1へ戻り、次のデマンド時限に
なると、目標係数演算部7から新たな目標係数が出力さ
れる。
【0061】一方、月間予測電力量と目標係数の乗算結
果が月間目標電力量以上である場合は、ステップSa1
1の判断結果がNOとなり、そのままステップSa1へ
戻り、次のデマンド時限になると、目標係数演算部7か
ら新たな目標係数が出力される。
【0062】次に、図5を参照して遮断可能電力量に基
づく電気料金管理の処理について説明する。まず、当該
処理が開始されると、遮断可能電力演算部12におい
て、サンプルデータ蓄積部11に蓄積されたサンプルデ
ータに基づいて、特定の電力負荷によってその月の月初
から月末までの間に使用される電力量が予測される(ス
テップSb1)。
【0063】さらに、遮断可能電力演算部12におい
て、予測した特定の電力負荷における使用電力量と、設
定入力記憶部1に設定された遮断率に基づいて、特定の
電力負荷での遮断可能電力量を算出する(ステップSb
2)。そして、遮断可能電力演算部12は、算出した遮
断可能電力量を用いて電力調整が限界に達したか否か、
すなわち、電力調整が不可能か否かを判断する(ステッ
プSb3)。この判断の一例としては、使用電力予測演
算部4で演算された全電力負荷の月間予測使用電力量
と、設定入力記憶部1に設定された全電力負荷の月間目
標電力量との差が、ステップSb1で算出された遮断可
能電力量を超えているか否により行う。
【0064】そして、電力調整が限界に達したと判断し
た場合、判断結果がYESとなって、遮断可能電力演算
部12から警報発生部13に対して限界警報発生信号が
出力される(ステップSb4)。これにより、目標係数
演算部7から新たな目標係数が出力される。そして、再
びステップSb1へ戻り、次のデマンド時限になると遮
断可能電力演算部12において新たな遮断可能電力量が
算出される。一方、予測使用電力量と月間目標電力量と
の差が遮断可能電力量を超えていなかった場合は、判断
結果がNOとなってそのままステップSb1へ戻る。
【0065】次に、図6を参照して、上述した電気料金
管理装置を利用し、遠隔地から複数の施設に設置された
電力負荷の電気料金管理を一括して行う総合電気料金管
理システムについて説明する。図6は、各地に複数の店
舗を置き、チェーン展開している企業において、各店舗
の電気料金を本社で一括して管理する場合における総合
電気料金管理システムの構成を示す図である。この図に
おいて、20〜26は図1に示す電気料金管理装置であ
り、店舗Aから店舗Fに各々設置され、各店舗の電気料
金を管理している。
【0066】30,31はそれぞれ地域統括部に設置さ
れた監視装置であり、それぞれ、各地域統括部が担当す
る地域内の店舗に設置された電気料金管理装置と、電話
回線または広域無線等の通信手段によって接続されてい
る。そして、後述する統括監視装置40から指定された
月間目標電力量を、予め設定されている分配率(以下、
店舗分配率という)に従って、各々担当する電気料金管
理装置に割り振る。これにより、各電気料金管理装置
は、監視装置から割り振られた月間目標電力量に基づい
て、各店舗の電気料金を管理する。
【0067】また、監視装置30,31は、それぞれ担
当する電気料金管理装置の使用電力予測演算部4におい
て算出された予測使用電力量と遮断可能電力演算部12
で演算された遮断可能電力量とをそれぞれ合計し、統括
監視装置40へ送信する。さらに、担当する電気料金管
理装置の遮断可能電力演算部12から限界警報信号が出
力された場合、その限界警報信号も統括監視装置40へ
送信する。
【0068】統括監視装置40には、ユーザによって傘
下にある店舗全体(ここでは店舗A〜店舗F)で1ヶ月
間に使用する電力量の目標値(以下、総合月間目標電力
量という)と、この総合月間目標電力量を地域統括部単
位で割り振るための分配率(以下、地域統括部分配率と
いう)が設定される。そして、設定された分配率に従っ
て、総合月間目標電力量を各監視装置30,31に割り
振る。
【0069】また、監視装置30または31のいずれか
一方から限界警報信号が送信されてきた場合、各監視装
置30,31から送られてきた予測使用電力量、遮断可
能電力量および設定された総合月間目標電力量に基づい
て、以下に示す(7)式の関係が成り立つ範囲で、限界
警報信号を送ってきた方の地域統括部に対する地域統括
部分配率を上げる。すなわち、電力使用量に余裕のある
地域統括部の地域統括部分配率を下げ、限界警報信号を
送ってきた方の地域統括部、すなわち電力使用量に余裕
のない地域統括部の地域統括部分配率を上げることで、
全体の電力使用量の調整を行う。 (監視装置30の予測使用電力量−遮断可能電力量)+(監視装置31の予測使 用電力量−遮断可能電力量)<総合月間目標電力量 ……(7)
【0070】なお、監視装置30,31のそれぞれにお
いても、上述した地域統括部分配率の調整法と同様の方
法で、店舗分配率の調整を行っている。
【0071】さらに、監視装置30,31の目標係数ま
たは遮断率を統括監視装置40で設定し、店舗休業日の
調整などの措置を行うことで、地域統括部分配率を調整
することができる。さらに、統括監視装置40において
も同様に、設定された長期の総合目標電力量、長期ある
いは当月の総合目標電気料金、または、長期あるいは当
月の総合目標二酸化炭素量から、過去の実績等を用い
て、総合月間目標電力量を算出/換算し、地域統括部分
配率、に基づき総合目標電力量を各地域統括部30,3
1に対し分配して、電気料金管理を行うようにしてもよ
い。上述した総合電気料金管理システムによれば、本社
において、長期あるいは当月の総合目標電力量、総合目
標電気料金、あるいは、総合目標二酸化炭素量と、地域
統括部分配率とを設定するだけで、店舗A〜Fにおいて
適切な電気料金管理を実行することができる。また、図
6の電気料金管理システムは、ネットワーク化により、
いくつかの店舗を統括する地域統括部毎に配下の電気料
金管理装置を統括する監視装置30,31をそれぞれ設
け、さらに、各地域統括部を統括する本社に配下の監視
装置30,31を統括する統括監視装置40を設けた多
段構成により複数の電気料金管理装置20〜25を統括
している。よって、電気料金管理システムは、複数の電
気料金管理装置20〜25を統括するための処理を各監
視装置40,30,31に分散することができる。よっ
て、各監視装置40,30,31の処理量の低減や、こ
れら装置用のプログラムの簡素化を容易に行うことがで
きる。
【0072】なお、本実施形態において、図1に示した
センサ6を除く構成、および、図6に示した管理装置3
0,31および統括合管理装置40の機能を実現するた
めのプログラムを、コンピュータ読み取り可能な記録媒
体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムをコ
ンピュータシステムに読み込ませ、実行することによ
り、電気料金管理を行うようにしてもよい。
【0073】ここで、上記「コンピュータシステム」と
は、OSや周辺機器等のハードウェアを含み、さらにW
WWシステムを利用している場合であれば、ホームペー
ジ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。ま
た、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フ
ロッピー(登録商標)ディスク、光磁気ディスク、RO
M、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータに内蔵さ
れるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに
「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インタ
ーネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介
してプログラムを送信する場合のサーバやクライアント
となるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RA
M)のように、一定時間プログラムを保持しているもの
も含むものとする。
【0074】また、上記プログラムは、このプログラム
を記憶装置等に格納したコンピュータシステムから伝送
媒体を介して、もしくは、伝送媒体中の伝送波により他
のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、
プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット
等のネットワーク(通信網)や電話回線(通信線)のよ
うに、情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
【0075】また、上記プログラムは、前述した機能の
一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述
した機能をコンピュータシステムに既に記録されている
プログラムとの組み合わせで実現できるもの、すなわ
ち、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であって
も良い。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
施設内における電気料金、または、全電力負荷の使用電
力量あるいはCO2に対する目標値を1ヶ月、あるいは
1年単位といった所定期間で設定し、この目標値に基づ
いて電力負荷における使用電力量や最大電力を制御する
ことによって電気料金の管理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る電気料金管理装置の構成を示す
ブロック図である。
【図2】 同電気料金管理装置において算出される同時
刻サンプルデータ平均値および乖離率の一例を示す図で
ある。
【図3】 同電気料金管理装置において算出される目標
係数の一例を示す図である。
【図4】 同電気料金管理装置の動作を示すフローチャ
ートである。
【図5】 同電気料金管理装置の動作を示すフローチャ
ートである。
【図6】 同電気料金管理装置を利用した電気料金管理
システムの概略構成を示す図である。
【符号の説明】
1 設定入力記憶部 2,11 サンプルデータ蓄積部 3 負荷パターン認識部 4 使用電力予測演算部 5 調整電力量演算部 6 センサ 7 目標係数演算部 8 デマンド時限目標値演算部 9 デマンド制御部 10 負荷制御部 12 遮断可能電力演算部 13 警報発生部 30,31 監視装置 40 統括監視装置
【手続補正書】
【提出日】平成13年7月6日(2001.7.6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
請求項6】 前記目標値として長期の電気料金が設定
された場合、該電気料金を前記所定期間単位で各所定期
間に割り振り、該割り振られた各所定期間の電気料金の
目標値を電力量に換算した後、該換算した電力量に基づ
いて前記電力負荷の使用電力量を制御することを特徴と
する請求項1から請求項5のいずれかに記載の電気料金
管理装置。
請求項7請求項2記載の電気料金管理装置を複数
管理する監視装置であって、 複数の電気料金管理装置で設定される各目標値を統括し
た所定期間の目標値を設定し、予め設定された分配率に
従って、各電気料金管理装置に所定期間の目標値を振り
分ける手段と、 該複数の電気料金管理装置が予測した各予測電力量と、
該複数の電気料金管理装置が演算した各遮断可能電力量
と、該所定期間の各目標値とに基づいて、前記分配率を
変化させる手段とを備えたことを特徴とする監視装置。
請求項8請求項2記載の複数の電気料金管理装置
と、該複数の電気料金管理装置を管理する複数の監視装
置と、該複数の監視装置を統括管理する統括監視装置と
を備えた電気料金管理システムであって、 前記監視装置は、 監視対象となる複数の電気料金管理装置で設定される各
目標値を統括した所定期間の目標値であって前記統括監
視装置より振分けられた所定期間の目標値を設定し、予
め設定された分配率に従って、各電気料金管理装置に所
定期間の目標値を振り分ける手段と、 前記監視対象となる複数の電気料金管理装置が予測した
各予測電力量と、該複数の電気料金管理装置が演算した
各遮断可能電力量と、該所定期間の各目標値とに基づい
て、前記分配率を変化させる手段とを備え、 前記統括監視装置は、 前記複数の監視装置で設定される各目標値を統括した所
定期間の目標値を設定し、予め設定された分配率に従っ
て、各監視装置に所定期間の目標値を振り分ける手段
と、 前記複数の監視装置から送られる予測電力量と各遮断可
能電力量と、前記複数の監視装置で設定される各目標値
を統括した所定期間の各目標値とに基づいて、各監視装
置に対する前記分配率を変化させる手段とを備え、 前記複数の電気料金管理装置と前記複数の監視装置と前
記統括監視装置とを通信可能に接続することを特徴とす
る電気料金管理システム。
請求項9】 電力負荷により所定期間に使用される電
力量に応じた電気料金を管理する電気料金管理プログラ
ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であ
って、 前記電力負荷によって前記所定期間を細分化した単位時
間に使用された電力量の値を蓄積するステップと、前記所定期間に使用される電力量の目標値と、前記各単
位時間に使用された電力量の値とに基づいて、単位時間
の平均使用電力量に対する各単位時間における目標電力
量の比率である乖離率を算出するステップと、 予め 設定された前記所定期間に使用される電力量の目標
値、および、各単位時間の使用電力量、前記乖離率に
づいて、各単位時間の使用電力量の目標値を算出するス
テップと、 該算出された各単位時間の使用電力量の目標値に基づい
て、前記電力負荷の使用電力量を制御するステップとを
コンピュータに実行させる電気料金管理プログラムを記
録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力負荷により所定期間に使用される電
    力量の目標値を設定する設定手段と、 前記電力負荷によって前記所定期間を細分化した単位時
    間に使用された電力量の値を蓄積する使用電力量蓄積手
    段と、 前記所定期間に使用される電力量の目標値、各単位時間
    の使用電力量に基づいて、各単位時間の使用電力量の目
    標値を算出する単位時間目標値演算手段と、 該算出された各単位時間の使用電力量の目標値に基づい
    て、前記電力負荷の使用電力量を制御する負荷制御手段
    とを具備することを特徴とする電気料金管理装置。
  2. 【請求項2】 前記所定期間に使用される電力量の目標
    値と、前記各単位時間に使用された電力量の値とに基づ
    いて、単位時間の平均使用電力量に対する各単位時間に
    おける目標電力量の比率である乖離率を算出する乖離率
    算出手段を具備してなり、 前記単位時間目標値演算手段は、前記乖離率をも考慮し
    て各単位時間の使用電力量の目標値を算出することを特
    徴とする請求項1記載の電気料金管理装置。
  3. 【請求項3】 前記各単位時間に使用された電力量の値
    に基づいて、前記電力負荷により前記所定期間に使用さ
    れる電力量を予測する使用電力量予測手段と、 前記予測された使用電力量と前記所定期間に使用される
    電力量の目標値との差、および電力制御可能な残り期間
    に基づき調整電力量を算出する調整電力量算出手段を具
    備してなり、 前記単位時間目標値演算手段は、前記調整電力量をも考
    慮して各単位時間の使用電力量の目標値を算出すること
    を特徴とする請求項1記載の電気料金管理装置。
  4. 【請求項4】 前記設定手段において、施設の環境条件
    を加味した係数がさらに設定され、前記単位時間目標値
    演算手段は、前記所定期間に使用される電力量の目標
    値、各単位時間の使用電力量、さらに、前記施設の環境
    条件を加味した係数に基づいて、各単位時間の使用電力
    量の目標値を算出し、 前記電気料金管理装置は、 該算出された各単位時間の使用電力量の目標値に基づい
    て、前記電力負荷の使用電力量を制御する負荷制御手段
    をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の電気
    料金管理装置。
  5. 【請求項5】 前記施設の環境条件を加味した係数の上
    下限値および該上下限値に対応する前記設置場所におけ
    る状況とからなる制限条件を設定する制限条件設定手段
    と、 前記制限条件に基づいて、前記電力負荷の設置場所にお
    いて状況を検知する検知手段により検知された状況に応
    じた前記施設の環境条件を加味した係数を算出する係数
    算出手段とを具備し、前記係数算出手段により算出され
    た係数が施設の環境条件を加味した係数として設定され
    ることを特徴とする請求項4記載の電気料金管理装置。
  6. 【請求項6】 前記電力負荷のうち、特定の電力負荷に
    より供給される電力を遮断することができる割合を表す
    遮断率を設定する特定電力負荷設定手段と、 前記特定の電力負荷によって各単位時間に使用された電
    力量の値を蓄積する特定電力負荷使用電力量蓄積手段
    と、 前記特定電力負荷使用電力量蓄積手段に蓄積された電力
    量の値を用いて前記特定の電力負荷により前記所定期間
    に使用される電力量を予測し、該予測した使用電力量と
    前記遮断率に基づいて、現時点から所定期間終了までの
    間に前記特定の電力負荷に供給される電力を遮断するこ
    とができる遮断可能電力量を算出すると共に、該遮断可
    能電力量を利用して電力調整が限界に達したか否か判断
    し、限界に達したと判断した場合に警報を発生する遮断
    可能電力演算手段とを具備することを特徴とする請求項
    1から5のうちいずれか1項に記載の電気料金管理装
    置。
  7. 【請求項7】 前記目標値として長期の電気料金が設定
    された場合、該電気料金を前記所定期間単位で各所定期
    間に割り振り、該割り振られた各所定期間の電気料金の
    目標値を電力量に換算した後、該換算した電力量に基づ
    いて前記電力負荷の使用電力量を制御することを特徴と
    する請求項1に記載の電気料金管理装置。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の電気料金管理装置を複数
    管理する監視装置であって、 複数の電気料金管理装置で設定される各目標値を統括し
    た所定期間の目標値を設定し、予め設定された分配率に
    従って、各電気料金管理装置に所定期間の目標値を振り
    分ける手段と、 該複数の電気料金管理装置が予測した各予測電力量と、
    該複数の電気料金管理装置が演算した各遮断可能電力量
    と、該所定期間の各目標値とに基づいて、前記分配率を
    変化させる手段とを備えたことを特徴とする監視装置。
  9. 【請求項9】 複数の請求項6記載の電気料金管理装置
    と、該複数の電気料金管理装置を管理する複数の監視装
    置と、該複数の監視装置を統括管理する統括監視装置と
    を備えた電気料金管理システムであって、 前記監視装置は、 監視対象となる複数の電気料金管理装置で設定される各
    目標値を統括した所定期間の目標値であって前記統括監
    視装置より振分けられた所定期間の目標値を設定し、予
    め設定された分配率に従って、各電気料金管理装置に所
    定期間の目標値を振り分ける手段と、 前記監視対象となる複数の電気料金管理装置が予測した
    各予測電力量と、該複数の電気料金管理装置が演算した
    各遮断可能電力量と、該所定期間の各目標値とに基づい
    て、前記分配率を変化させる手段とを備え、 前記統括監視装置は、 前記複数の監視装置で設定される各目標値を統括した所
    定期間の目標値を設定し、予め設定された分配率に従っ
    て、各監視装置に所定期間の目標値を振り分ける手段
    と、 前記複数の監視装置から送られる予測電力量と各遮断可
    能電力量と、前記複数の監視装置で設定される各目標値
    を統括した所定期間の各目標値とに基づいて、各監視装
    置に対する前記分配率を変化させる手段とを備え、 前記複数の電気料金管理装置と前記複数の監視装置と前
    記統括監視装置とを通信可能に接続することを特徴とす
    る電気料金管理システム。
  10. 【請求項10】 電力負荷により所定期間に使用される
    電力量に応じた電気料金を管理する電気料金管理プログ
    ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体で
    あって、 前記電力負荷によって前記所定期間を細分化した単位時
    間に使用された電力量の値を蓄積するステップと、 設定された前記所定期間に使用される電力量の目標値、
    施設の環境条件を加味した係数、および、各単位時間の
    使用電力量に基づいて、各単位時間の使用電力量の目標
    値を算出するステップと、 該算出された各単位時間の使用電力量の目標値に基づい
    て、前記電力負荷の使用電力量を制御するステップとを
    有する電気料金管理プログラムを記録したコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体。
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